JP2005012687A - 画像処理装置、デジタルカメラ、プリンタ、無線タグシール - Google Patents
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Abstract
【解決手段】デジタルカメラ100は、イメージセンサ120で撮像した画像データを可搬記録メディア200に記録する際、可搬記録メディア200に貼り付けられている無線タグシール300内の無線タグ310から画像処理パラメータ選択情報を読み出し、その情報に応じて画像データを画像処理する。したがって、撮影意図に合った無線タグシール300を可搬記録メディア200に貼り付けておくことにより、イメージセンサ120で撮像した画像データを可搬記録メディア200に記録する際の画像処理を、撮影意図を反映させつつ実施できる。可搬記録メディア200に貼り付けられている無線タグシール300の違いによって、表現される画像の色調が異なるので、可搬記録メディア200を使い分けによって、銀塩フィルムのような色調の違いによる画像表現を行うことができる。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、イメージセンサで被写体を撮像することにより得られた画像データを、撮影者の意図した画像表現を実現できるように処理する画像処理技術に属し、より詳細には、画像データを可搬記録媒体に記録するに際して処理する画像処理装置、可搬記録媒体から読み出された画像データをプリントするに際して処理する画像処理装置、等に関する。
【0002】
【従来の技術】
銀塩フィルムカメラ、デジタルカメラを問わず多くのカメラは、予め用意された複数種類の撮影モードの中から、撮影状況に合った撮影モードを選択して撮影を行えるようになっている。たとえば、夜間撮影モードではスローシンクロ、スポーツモードでは高速シャッタ優先、ポートレートモードでは絞り開放、といった具合に、その時々の状況に応じた最適な撮影条件で手軽に撮影を行うことができる。
【0003】
これらの撮影モードの選択は、カメラに搭載されている操作子(モード選択ボタンやダイヤルなど)をユーザが操作することによりなされるため、選択できる撮影モードの種類は、カメラに搭載されている操作子の数やその構造(ダイヤルの回転刻み数など)によって制約される。このため、従来のカメラでは、極限られた種類の撮影モードしか選択できなかった。
【0004】
この種の問題に対処すべく、銀塩フィルムカメラの分野においては、露出制御プログラムを選択するためのバーコードを、カメラのストラップやフィルムパッケージなどに印刷するとともに、カメラにバーコード読み取り機能を持たせておき、撮影状況に応じた露出制御プログラムのバーコードをカメラに読み取らせることにより、適正な露出制御プログラムを使用して撮影を行うことができるようにした技術が知られている。(特許文献1参照)
【0005】
この従来技術によれば、露出制御プログラムを選択するためのバーコードをカメラとは別の物に付したことにより、カメラに搭載されている操作子の数やその構造によって制約を受けることなく、多種類の撮影モードをカメラに持たせることができる。
また、フィルムパッケージに付されたバーコードをカメラに読み取らせることにより、フィルムの種類によって選択できるプログラムを限定するなどして、それぞれのフィルムの持つ特性を十分に発揮させることができる。
【0006】
【特許文献1】特開平5−188531号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
銀塩フィルムカメラは、被写体像を記録媒体であるフィルムに感光させることによって撮影画像を得るため、各種フィルムの特性の違いを利用して、色調の違いによる画像表現を行うことができる。
【0008】
これに対し、デジタルカメラでは、イメージセンサにより取り込んだ信号をデジタル処理する構成上、撮影により得られた画像データを記録する可搬記録メディアが異なっても、記録される画像データに差異は生じない。すなわち、可搬記録メディアの特性の違いを利用して、色調の違いによる画像表現を行うことはできない。したがって、デジタルカメラが有する撮影モードの違いだけでは表現しきれない色調で画像表現を行うためには、撮像後の画像データに画像処理を施して、色調・階調を調節する必要がある。
【0009】
この画像処理はパーソナルコンピュータ(以下、パソコンと記す)にインストールされた画像処理プログラムを使用して行われるため、パソコンや画像処理プログラムの操作に不慣れな人にとっては難しい。
【0010】
また、デジタルカメラに色調・階調を変化させるモードを設けた場合、可搬記録メディアには様々な色調・階調の画像データが混在して記録されることになるため、可搬記録メディアから画像データを読み出してプリント処理する際の色調整が難しくなる。
【0011】
また、撮像後の画像データに画像処理を施して、撮影意図に合うように色調・階調を調節したとしても、プリント処理する際にプリンタによって自動的に色調調整されてしまうことがあるため、プリント画像が意図するものと異なってしまうことがある。
【0012】
本発明は、このような従来の技術の問題点に鑑み創案されたものであり、その目的は、以下のとおりである。
第1の目的は、イメージセンサで被写体を撮像することにより得られた画像データを可搬記録メディアに記録する際の画像処理を、可搬記録メディアに取り付けられている無線タグに記録されている情報に基づいて、撮影意図などを反映させつつ実施することができる画像処理装置を提供することにある。
第2の目的は、可搬記録メディアから読み出された画像データをプリンタへ出力する際の画像処理または画像データに付加するガンマ補正用データの選択を、可搬記録メディアに取り付けられている無線タグに記録されている情報に基づいて、撮影意図などを反映させつつ実施することができる画像処理装置を提供することにある。
第3の目的は、イメージセンサで被写体を撮像することにより得られた画像データを可搬記録メディアに記録する際の画像処理を、可搬記録メディアに取り付けられている無線タグに記録されている情報に基づいて、撮影意図などを反映させつつ実施することができるデジタルカメラを提供することにある。
第4の目的は、可搬記録メディアから画像データを読み出してプリント処理する際の画像処理を、可搬記録メディアに取り付けられている無線タグに記録されている情報に基づいて、撮影意図などを反映させつつ実施することができるプリンタを提供することにある。
第5の目的は、画像処理パラメータ選択情報が記録されている無線タグを可搬記録メディアなどに容易に取り付けることができる無線タグシールを提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の画像処理装置は、イメージセンサで被写体を撮像することにより得られた画像データを画像処理して可搬記録メディアに記録する画像処理装置であって、前記可搬記録メディアに取り付けられている無線タグから画像処理パラメータ選択情報を読み出すタグ情報読出部と、前記タグ情報読出部により読み出した画像処理パラメータ選択情報に応じて前記画像データを画像処理する画像処理部と、を備えた。
【0014】
上記のように構成された画像処理装置は、イメージセンサで被写体を撮像することにより得られた画像データを可搬記録メディアに記録する際、可搬記録メディアに取り付けられている無線タグから画像処理パラメータ選択情報を読み出し、当該画像処理パラメータ選択情報に応じて画像データを画像処理する。
【0015】
したがって、この画像処理装置によれば、可搬記録メディアに取り付けられている無線タグに、撮影意図などに合わせた画像処理パラメータ選択情報を記録しておくことにより、イメージセンサで被写体を撮像することにより得られた画像データを可搬記録メディアに記録する際の画像処理を、撮影意図などを反映させつつ実施することができる。
【0016】
また、本発明の画像処理装置は、可搬記録メディアから読み出された画像データを画像処理し、または当該画像データ自体は変化させずにプリント処理時のガンマ補正用データを付加してプリンタへ出力する画像処理装置であって、前記可搬記録メディアに取り付けられている無線タグから画像処理パラメータ選択情報を読み出すタグ情報読出部と、前記タグ情報読出部により読み出した画像処理パラメータ選択情報に応じて前記画像データを処理、または当該画像処理パラメータ選択情報に応じた前記ガンマ補正用データを前記画像データに付加する画像処理部とを備えた。
【0017】
上記のように構成された画像処理装置は、可搬記録メディアから読み出された画像データをプリンタへ出力する際、可搬記録メディアに取り付けられている無線タグから画像処理パラメータ選択情報を読み出す。そして、読み出した画像処理パラメータ選択情報に応じて画像データを処理、または当該画像処理パラメータ選択情報に応じたガンマ補正用データを画像データに付加する。
【0018】
したがって、この画像処理装置によれば、可搬記録メディアに取り付けられている無線タグに、撮影意図などに合わせた画像処理パラメータ選択情報を記録しておくことにより、可搬記録メディアから読み出された画像データをプリンタへ出力する際の画像処理または画像データに付加するガンマ補正用データの選択を、撮影意図などを反映させつつ実施することができる。
【0019】
また、本発明のデジタルカメラは、イメージセンサで被写体を撮像し、得られた画像データを可搬記録メディアに記録するデジタルカメラであって、前記可搬記録メディアに取り付けられている無線タグから画像処理パラメータ選択情報を読み出すタグ情報読出部と、前記画像データを前記可搬記録メディアに記録するに際し、前記タグ情報読出部により読み出した画像処理パラメータ選択情報に応じて前記画像データを画像処理する画像処理部と、を備えた。
【0020】
上記のように構成されたデジタルカメラは、イメージセンサで被写体を撮像することにより得られた画像データを可搬記録メディアに記録する際、可搬記録メディアに取り付けられている無線タグから画像処理パラメータ選択情報を読み出し、当該画像処理パラメータ選択情報に応じて画像データを画像処理する。
【0021】
したがって、このデジタルカメラによれば、可搬記録メディアに取り付けられている無線タグに、撮影意図などに合わせた画像処理パラメータ選択情報を記録しておくことにより、イメージセンサで被写体を撮像することにより得られた画像データを可搬記録メディアに記録する際の画像処理を、撮影意図などを反映させつつ実施することができる。
【0022】
また、本発明のプリンタは、可搬メディアから画像データを読み出し、当該画像データをプリント処理するプリンタであって、前記可搬記録媒体に取り付けられている無線タグから画像処理パラメータ選択情報を読み出すタグ情報読出部と、前記タグ情報読出部により読み出した画像処理パラメータ選択情報に応じて、前記画像データを画像処理する画像処理部と、を備えた。
【0023】
上記のように構成されたプリンタは、可搬記録メディアから画像データを読み出してプリント処理する際、可搬記録メディアに取り付けられている無線タグから画像処理パラメータ選択情報を読み出す。そして、読み出した画像処理パラメータ選択情報に応じて画像データを画像処理する。
【0024】
したがって、このプリンタによれば、可搬記録メディアに取り付けられている無線タグに、撮影意図などに合わせた画像処理パラメータ選択情報を記録しておくことにより、可搬記録メディアから読み出された画像データをプリント処理する際の画像処理を、撮影意図などを反映させつつ実施することができる。
【0025】
また、本発明のプリンタにおいて、前記画像処理部は、前記可搬記録メディアに複数の無線タグが取り付けられている場合には、プリント処理対象画像に応じた無線タグから画像処理パラメータ選択情報を読み出し、その画像処理パラメータ選択情報に応じて画像データを画像処理することが望ましい。
【0026】
また、本発明の無線タグシールは、画像処理パラメータ選択情報が記録されている無線タグと、前記無線タグを保持して可搬記録メディアに貼り付けられる貼着体と、を備えた。
【0027】
この無線タグシールによれば、その貼着体を無線タグに貼り付けることにより、画像処理パラメータ選択情報が記録されている無線タグを可搬記録メディアなどに容易に取り付けることができる。
【0028】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について説明する。
【0029】
[第1の実施の形態]
図1は本発明のデジタルカメラの構成例を示すブロック図である。
デジタルカメラ100は、光学系110、イメージセンサ120、信号処理部130、システム制御部140、内部メモリ150、記録メディアインタフェース(I/F)部160、操作部170、表示部180、およびタグリーダ部190を備えている。
【0030】
光学系110は、レンズや絞りなどで構成され、これらを通して被写体像をイメージセンサ120の受光面に結像させる。
【0031】
イメージセンサ120は、その受光面に結像した被写体像に応じた画像信号を信号処理部130へ出力する。
【0032】
信号処理部130は、入力された画像信号にガンマ補正処理、白バランス調整処理などのアナログ信号処理を施した後、デジタル画像信号に変換する。そして、フィルタ処理などの所定のデジタル処理を施す。信号処理部130からの出力信号は、システム制御部140を介して内部メモリ150に蓄積される。
【0033】
内部メモリ150に蓄積された画像データは、システム制御部140によってJPEG方式などの所定の圧縮方式で圧縮された後、記録メディアI/F160に送られる。
【0034】
記録メディアI/F160は、システム制御部140から出力された画像データを可搬記録メディア200に記録する。可搬記録メディア200には、フラッシュメモリを搭載した小型メモリーカード等が用いられる。
【0035】
可搬記録メディア200の表面には、本発明にかかる無線タグシール300が貼り付けられている。無線タグシール300は、画像処理パラメータ選択情報が記録されている無線タグ310と、無線タグ310を保持して可搬記録メディア200に貼り付けられるシール紙(貼着体)320とからなる。
【0036】
操作部170には、レリーズスイッチやモード選択ボタンを含む各種操作子が設けられている。レリーズスイッチは、デジタルカメラ100に撮影開始を指示するための操作子であり、これを半押しすなわち途中まで押すと、図示しないAFセンサ部およびAEセンサ部による測定が行われ、得られた測定値に基づいて、光学系110のフォーカス制御や絞り制御が行われる。そして、深押し(全押し)した時点で撮影すなわち、イメージセンサ120および信号処理部130による撮像信号の取り込みが行われる。
【0037】
表示部180は、LCD(Liquid Crystal Display)などの表示デバイスを備え、撮影中の画像や再生画像を表示する。
【0038】
図2に示すように、可搬記録メディア200は、デジタルカメラ100の記録メディア挿入口101に挿入される。記録メディア挿入口101の奥に、タグリーダ部190が設けられている。タグリーダ部190は、アンテナ191と、送受信回路192とを備えている。アンテナ191は指向性を持っており、可搬記録メディア200に付随してデジタルカメラ100内に挿入された無線タグ310を検知できるようになっている。送受信回路192は、アンテナ191を使用して、可搬記録メディア200に貼り付けられている無線タグシール300内の無線タグ310と無線通信する。そして、無線タグ310を作動させるための電波を送信するとともに、無線タグ310から情報を受信して図1のシステム制御部140に出力する。
【0039】
システム制御部140は、図示しないEEPROM(Electrically Erasable Programmable Random Access Memory )、CPU(Central Processing Unit )、等を備えて構成され、CPUがEEPROMに格納されているプログラムを実行することにより、このデジタルカメラ100の各種機能を実現する。
【0040】
システム制御部140の制御下で、タグリーダ部190は、可搬記録メディア200に取り付けられている無線タグ310から画像処理パラメータ選択情報を読み出すタグ情報読出部として機能する。また、信号処理部130とシステム制御部140自身は、タグリーダ部190により読み出した画像処理パラメータ選択情報に応じて画像データを画像処理する画像処理部として機能する。画像処理パラメータ選択情報は、可搬記録メディア200に記録する画像データの階調・色調特性を調整するための情報であり、ガンマ補正用パラメータ値やホワイトバランス調整パラメータ値そのものであってもよいし、各種パラメータ値やその組み合わせパターンを指定するためのコードであってもよい。
【0041】
図3に示すように、無線タグシール300は、複数枚ずつ台紙350に貼り付けてユーザに提供される。図示の例では、1枚の台紙350に同じ種類の無線タグシール300が2枚ずつ4種類分、合計8枚貼り付けられている。各無線タグシール300のシール紙320の表面には、色調や撮影条件(撮影対象、撮影場所、撮影時間帯、等)を表現する図柄(写真を含む)および文字(「白黒」、「新緑」、「海」、「夕暮れ」)が印刷されており、無線タグ310には、印刷内容に対応した画像処理パラメータ選択情報が記録されている
【0042】
ユーザは、撮影意図に合う無線タグシール300を台紙350から剥がして、可搬記録メディア200に貼り付け、その可搬記録メディア200をデジタルカメラ100に装着して撮影を行う。
【0043】
つぎに、上記のように構成されたデジタルカメラ100の動作を、図4に示す流れ図に従って説明する。
【0044】
デジタルカメラ100は、操作部170のレリーズスイッチが半押しされると(S1でYes)、オートフォーカス制御、露出制御、フラッシュ発光準備などの撮影準備(S2)を実施する。撮影準備(S2)が完了したら、可搬記録メディア200に無線タグ310が取り付けられているか否かを確認する(S3)。
【0045】
無線タグ310が取り付けられていなければ(S3でNo)、予め標準値として設定された既定(デフォルト)のガンマ補正用パラメータ値およびホワイトバランス調整パラメータ値を選択する(S4)。
【0046】
無線タグ310が取り付けられていたならば(S3でYes)、その無線タグ310から画像処理パラメータ選択情報を読み出す(S5)。複数の無線タグ310の存在が確認された場合は(S6でYes)、ステップS4に進む。
【0047】
無線タグ310が1つだけの場合は(S6でNo)、ステップS5で読み出した画像処理パラメータ選択情報が、デジタルカメラ100に登録されている情報であるか否かを確認する(S7)。その結果、登録されていない情報であれば(S7でNo)、ステップS4に進み、登録されている情報であれば(S7でYes)、ステップS5で読み出した画像処理パラメータ選択情報に対応したガンマ補正用パラメータ値およびホワイトバランス調整パラメータ値を選択する(S8)。
【0048】
上記のようにして、ガンマ補正用パラメータ値およびホワイトバランス調整パラメータ値を選択した後、レリーズスイッチが深押しされたら(S9でYes)、撮影を実行する(S10)。そして、撮影により得られた画像データを、ステップS8で選択したガンマ補正用パラメータ値およびホワイトバランス調整パラメータ値を使用して画像処理した後(S11)、可搬記録メディア200に記録する(S12)。
【0049】
上記のように、この実施の形態のデジタルカメラ100は、イメージセンサ120で被写体を撮像することにより得られた画像データを可搬記録メディア200に記録する際、可搬記録メディア200に貼り付けられている無線タグシール300内の無線タグ310から画像処理パラメータ選択情報を読み出し、その画像処理パラメータ選択情報に応じて画像データを画像処理する。
【0050】
したがって、このデジタルカメラ100によれば、撮影意図などに合った無線タグシール300を可搬記録メディア200に貼り付けておくことにより、イメージセンサ120で被写体を撮像することにより得られた画像データを可搬記録メディア200に記録する際の画像処理を、撮影意図などを反映させつつ実施することができる。可搬記録メディア200に貼り付けられている無線タグシール300の違いによって、表現される画像の色調が異なるので、可搬記録メディア200を使い分けることによって、銀塩フィルムのような色調の違いによる画像表現を行うことができる。
【0051】
[第2の実施の形態]
図5は本発明のプリンタの構成例を示すブロック図である。
プリンタ400は、記録メディアインタフェース(I/F)部410、システム制御部420、内部メモリ430、プリンタ機構部440、操作部450、表示部460、およびタグリーダ部470を備えている。
【0052】
記録メディアI/F410は、可搬記録メディア200から画像データを読み出す。可搬記録メディア200の表面には、第1の実施の形態と同様、無線タグシール300が貼り付けられている。可搬記録メディア200から読み出された画像データは、システム制御部420で解凍された後、内部メモリ430上に展開される。
【0053】
システム制御部420は、複数種類のガンマ補正用パラメータ値(ガンマテーブル)を保持しており、いずれかのガンマ補正用パラメータ値を使用して、内部メモリ430上に展開された画像データに基づく制御信号を生成し、プリンタ機構部440に出力する。
【0054】
プリンタ機構部440は、システム制御部420からの制御信号に従って、記録紙P上にYMCKの4色のドットからなるカラー画像を出力する。
【0055】
操作部450には、スタートボタンや画像選択ボタンなどが設けられている。スタートボタンは、プリンタ400にプリント処理の開始を指示するための操作子である。画像選択ボタンは、可搬記録メディア200に記録されている画像の中からユーザが希望の画像を指定するための操作子である。
【0056】
表示部460は、LCDなどの表示デバイスからなり、プリンタ400の状態や各種メッセージを表示する。
【0057】
タグリーダ部470は、図2と同様に構成されている。
【0058】
システム制御部420は、図示しないEEPROM、CPU、等を備えて構成され、CPUがEEPROMに格納されているプログラムを実行することにより、このプリンタ400の各種機能を実現する。
【0059】
システム制御部420の制御下で、タグリーダ部470は、可搬記録メディア200に取り付けられている無線タグ310から画像処理パラメータ選択情報を読み出すタグ情報読出部として機能する。また、システム制御部420自身は、タグリーダ部470により読み出した画像処理パラメータ選択情報に応じて、画像データを画像処理する画像処理部として機能する。画像処理パラメータ選択情報は、プリンタ機構部440で記録紙501に記録する画像データの階調・色調特性を調整するための情報であり、ガンマ補正用パラメータ値そのものであってもよいし、各種パラメータ値やその組み合わせパターンを指定するためのコードであってもよい。
【0060】
つぎに、上記のように構成されたプリンタ400の動作を、図6に示す流れ図に従って説明する。
【0061】
プリンタ400は、操作部450によりプリント対象画像が選択され、スタートボタンが押圧されると(S21でYes)、インク残量や用紙チェック、可搬記録メディア200からの画像データ読み出しなどのプリント準備(S22)を実施する。プリント準備準備(S22)が完了したら、可搬記録メディア200に無線タグ310が取り付けられているか否かを確認する(S23)。
【0062】
無線タグ310が取り付けられていなければ(S23でNo)、予め標準値として設定された既定(デフォルト)のガンマ補正用パラメータ値を選択する(S24)。
【0063】
無線タグ310が取り付けられていたならば(S23でYes)、その無線タグ310から画像処理パラメータ選択情報を読み出す(S25)。複数の無線タグ310の存在が確認された場合は(S26でYes)、ステップS24に進む。
【0064】
無線タグ310が1つだけの場合は(S26でNo)、ステップS25で読み出した画像処理パラメータ選択情報が、プリンタ400に登録されている情報であるか否かを確認する(S27)。その結果、登録されていない情報であれば(S27でNo)、ステップS24に進み、登録されている情報であれば(S27でYes)、ステップS25で読み出した画像処理パラメータ選択情報に対応したガンマ補正用パラメータ値を選択する(S28)。
【0065】
上記のようにして選択したガンマ補正用パラメータ値を使用して、内部メモリ430上に展開された画像データに基づく制御信号を生成し(S29)、プリンタ機構部440に出力する。その結果、記録紙P上に画像がプリントされる(S30)。
【0066】
上記のように、この実施の形態のプリンタ400は、可搬記録メディア200から画像データを読み出してプリント処理する際、可搬記録メディア200に貼り付けられている無線タグシール300内の無線タグ310から画像処理パラメータ選択情報を読み出す。そして、読み出した画像処理パラメータ選択情報に応じて画像データを画像処理する。
【0067】
したがって、このプリンタ100によれば、撮影意図などに合った無線タグシール300を可搬記録メディア200に貼り付けておくことにより、可搬記録メディア200から読み出された画像データをプリント処理する際の制御信号の生成(画像処理)を、撮影意図などを反映させつつ実施することができる。
【0068】
たとえば、「新緑」の無線タグシール300を可搬記録メディア200に貼り付けておけば、その可搬記録メディア200から読み出された画像データに対しては、緑色を鮮やかに表現するようなガンマ補正用パラメータ値を自動的に割り当ててプリント処理がなされる。また、「夕暮れ」の無線タグシール300を可搬記録メディア200に貼り付けておけば、その可搬記録メディア200から読み出された画像データに対しては、赤い部分を強調するようなガンマ補正用パラメータ値を自動的に割り当ててプリント処理がなされる。また、「白黒」の場合は、その可搬記録メディア200から読み出された画像データに対しては、黒以外のインクを使用しないようにしてプリント処理がなされる。
【0069】
[第3の実施の形態]
図7は図5に示したプリンタ400の別の動作例を示す流れ図である。
プリンタ400は、操作部450によりプリント対象画像が選択され、スタートボタンが押圧されると(S31でYes)、インク残量や用紙チェック、可搬記録メディア200からの画像データ読み出しなどのプリント準備(S32)を実施する。プリント準備(S32)が完了したら、可搬記録メディア200に無線タグ310が取り付けられているか否かを確認する(S33)。
【0070】
無線タグ310が取り付けられていなければ(S33でNo)、予め標準値として設定された既定(デフォルト)のガンマ補正用パラメータ値を選択する(S34)。
【0071】
無線タグ310が取り付けられていたならば(S33でYes)、その無線タグ310から画像処理パラメータ選択情報を読み出し(S35)、それがプリンタ400に登録されている情報であるか否かを確認する(S36)。その結果、登録されていない情報であれば(S36でNo)、ステップS34に進み、登録されている情報であれば(S36でYes)、可搬記録メディア200に複数の無線タグ310が取り付けられているか否かを確認する(S37)。
【0072】
無線タグ310が1つだけの場合は(S37でNo)、ステップS35で読み出した画像処理パラメータ選択情報に対応したガンマ補正用パラメータ値を選択する(S38)。
【0073】
複数の無線タグ310の存在が確認された場合は(S36でYes)、プリント対象画像を解析し、その画像に何色の領域が多く含まれているかを調べ(S39)、最も多く含まれている領域の色に対応する無線タグ310に記録されている画像処理パラメータ選択情報に対応したガンマ補正用パラメータ値を選択する(S40)。
【0074】
上記のようにして選択したガンマ補正用パラメータ値を使用して、内部メモリ430上に展開された画像データに基づく制御信号を生成し(S41)、プリンタ機構部440に出力する。その結果、記録紙P上に画像がプリントされる(S42)。
【0075】
この実施の形態によれば、可搬記録メディア200に複数種類の無線タグシール300を貼り付けておくことにより、プリント対象画像に最も多く含まれている領域の色に対応するガンマ補正用パラメータ値が自動選択されてプリント処理がなされる。
【0076】
たとえば、「新緑」、「夕暮れ」および「白黒」の無線タグシール300が可搬記録メディア200に貼り付けられていて、プリント対象画像が緑色の領域を多く含んでいた場合、「新緑」の無線タグシール300の無線タグ310に記録されている画像処理パラメータ選択情報に対応したガンマ補正用パラメータ値を選択する。同様に、プリント対象画像が赤色の領域を多く含んでいた場合は「夕暮れ」の無線タグシール300の画像処理パラメータ選択情報に対応したガンマ補正用パラメータ値を選択し、全域にわたって色が薄い場合は「白黒」の無線タグシール300の画像処理パラメータ選択情報に対応したガンマ補正用パラメータ値を選択する。
【0077】
また、画像データに付属している情報(タグ情報)などに基づいて、撮影シーンを自動判別し、その結果に応じていずれかの無線タグ310に記録されている画像処理パラメータ選択情報に対応したガンマ補正用パラメータ値を選択してもよい。また、撮影シーンを判別し難い場合は、既定のガンマ補正用パラメータ値を選択するようにしてもよい。
【0078】
[第4の実施の形態]
図8は本発明の画像処理装置をプリンタ操作端末機に適用した場合のシステム構成例を示すブロック図である。
【0079】
図8に示すシステムは、相互に通信するプリンタ500とプリンタ操作端末機600とを備えて構成される。
プリンタ500は、通信部510、システム制御部520、内部メモリ530、およびプリンタ機構部540を備えている。
【0080】
通信部510は、プリンタ操作端末機600と通信する。そして、プリンタ操作端末機600からプリント処理対象画像の画像データとガンマ補正用パラメータ値とを受信する。通信部510により受信された画像データおよびガンマ補正用パラメータ値はシステム制御部520に送られる。
【0081】
システム制御部520は、通信部510から受け取った画像データを内部メモリ430上に展開するとともに、その画像データに付加されているガンマ補正用パラメータ値を使用して、内部メモリ430上に展開した画像データに基づく制御信号を生成し、プリンタ機構部530に出力する。
【0082】
プリンタ機構部540は、システム制御部520からの制御信号に従って、記録紙P上にYMCKの4色のドットからなるカラー画像を出力する。
【0083】
プリンタ操作端末機600は、記録メディアインタフェース(I/F)部610、システム制御部620、内部メモリ630、通信部640、操作部650、表示部660、およびタグリーダ部670を備えている。
【0084】
記録メディアI/F610は、可搬記録メディア200から画像データを読み出す。可搬記録メディア200の表面には、第1の実施の形態と同様、無線タグシール300が貼り付けられている。
可搬記録メディア200から読み出された画像データは、システム制御部620により解凍され、内部メモリ630上に展開された後、システム制御部620を経て通信部640に出力される。
【0085】
システム制御部620は、複数種類のガンマ補正用パラメータ値(ガンマテーブル)を保持している。そして、内部メモリ430上に展開した画像データを通信部640に出力する際、その画像データにいずれかのガンマ補正用パラメータ値を選択的に付加する。
【0086】
通信部640は、プリンタ500と通信する。そして、システム制御部620から受け取った画像データおよびガンマ補正用パラメータ値をプリンタ500に送信する。
【0087】
操作部650には、画像選択ボタンやスタートボタンなどが設けられている。画像選択ボタンは、可搬記録メディア200に記録されている画像の中からプリント処理対象画像を指定するための操作子である。スタートボタンは、プリンタ操作端末機600にプリント処理の開始を指示するための操作子である。スタートボタンが押圧されると、プリント要求コマンドと共にプリント処理対象画像の画像データおよびガンマ補正用パラメータ値がプリンタ500に送信される。
【0088】
表示部660は、LCDなどの表示デバイスからなり、プリンタ500の状態や各種メッセージを表示する。
【0089】
タグリーダ部670は、図2と同様に構成されている。
【0090】
システム制御部620は、図示しないEEPROM、CPU、等を備えて構成され、CPUがEEPROMに格納されているプログラムを実行することにより、このプリンタ操作端末機600の各種機能を実現する。
【0091】
システム制御部620の制御下で、タグリーダ部670は、可搬記録メディア200に取り付けられている無線タグ310から画像処理パラメータ選択情報を読み出すタグ情報読出部として機能する。また、システム制御部620自身は、タグリーダ部670により読み出した画像処理パラメータ選択情報に応じたガンマ補正用パラメータ値を画像データに付加する画像処理部として機能する。
【0092】
つぎに、上記のように構成されたプリンタ操作端末機600の動作を、図9に示す流れ図に従って説明する。
【0093】
プリンタ操作端末機600は、操作部650によりプリント対象画像が選択され、スタートボタンが押圧されると(S51でYes)、可搬記録メディア200からプリント対象画像の画像データを読み出し(S52)、内部メモリ630上に展開する(S53)。その後、可搬記録メディア200に無線タグ310が取り付けられているか否かを確認する(S54)。
【0094】
無線タグ310が取り付けられていなければ(S54でNo)、予め標準値として設定された既定(デフォルト)のガンマ補正用パラメータ値を選択する(S55)。
【0095】
無線タグ310が取り付けられていたならば(S54でYes)、その無線タグ310から画像処理パラメータ選択情報を読み出す(S56)。複数の無線タグ310の存在が確認された場合は(S57でYes)、ステップS54に進む。
【0096】
無線タグ310が1つだけの場合は(S57でNo)、ステップS55で読み出した画像処理パラメータ選択情報が、プリンタ操作端末機600に登録されている情報であるか否かを確認する(S58)。その結果、登録されていない情報であれば(S58でNo)、ステップS55に進み、登録されている情報であれば(S58でYes)、ステップS55で読み出した画像処理パラメタ選択情報に対応したガンマ補正用パラメータ値を選択する(S59)。
【0097】
上記のようにして選択したガンマ補正用パラメータ値を、内部メモリ430上に展開した画像データに付加して(S60)、プリント要求コマンドと共にプリンタ500に送信する(S61)。
【0098】
上記のように、この実施の形態のプリンタ操作端末機600は、可搬記録メディア200から読み出された画像データをプリンタ500へ送信(出力)する際、可搬記録メディア200に貼り付けられている無線タグシール300内の無線タグ310から画像処理パラメータ選択情報を読み出す。そして、読み出した画像処理パラメータ選択情報に応じたガンマ補正用パラメータ値を画像データに付加する。
【0099】
したがって、このプリンタ操作端末機600によれば、撮影意図などに合った無線タグシール300を可搬記録メディア200に貼り付けておくことにより、可搬記録メディア200から読み出された画像データに付加するガンマ補正用パラメータ値の選択を、撮影意図などを反映させつつ実施することができる。
【0100】
その結果、プリンタ500により、撮影意図などに合わせて色調・階調を調整した画像が記録紙P上にプリントされる。
【0101】
なお、上記の例では、プリンタ操作端末機600からプリンタ500へ画像データおよびガンマ補正用パラメータ値を受け渡す方法として通信を用いたが、可搬記録メディア200を介して受け渡すようにしてもよい。
【0102】
また、上記の例では、画像データ自体は加工せずにプリント処理時のガンマ補正用パラメータ値を付加した画像データをプリンタ500へ出力するようにしたが、無線タグ310から読み出した画像処理パラメータ選択情報に応じて画像データを処理し、それをプリンタ500へ出力するようにしてもよい。
【0103】
また、無線タグシール300を貼り付ける対象は可搬記録メディア200に限らず、カメラのストラップやフィルムパッケージなどでもよい。そして、可搬記録メディア200以外の物に貼り付けられた無線タグシール300の無線タグ310からも、画像処理パラメータ選択情報を読み取ることができるようにタグリーダ部191、470、670を構成してもよい。
【0104】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の画像処理装置によれば、イメージセンサで被写体を撮像することにより得られた画像データを可搬記録メディアに記録する際の画像処理を、可搬記録メディアに取り付けられている無線タグに記録されている情報に基づいて、撮影意図などを反映させつつ実施することができる。
【0105】
また、可搬記録メディアから読み出された画像データをプリンタへ出力する際の画像処理または画像データに付加するガンマ補正用データの選択を、可搬記録メディアに取り付けられている無線タグに記録されている情報に基づいて、撮影意図などを反映させつつ実施することができる。
【0106】
本発明のデジタルカメラによれば、イメージセンサで被写体を撮像することにより得られた画像データを可搬記録メディアに記録する際の画像処理を、可搬記録メディアに取り付けられている無線タグに記録されている情報に基づいて、撮影意図などを反映させつつ実施することができる。
【0107】
また、本発明のプリンタによれば、可搬記録メディアから画像データを読み出してプリント処理する際の画像処理を、可搬記録メディアに取り付けられている無線タグに記録されている情報に基づいて、撮影意図などを反映させつつ実施することができる。
【0108】
また、本発明の無線タグシールによれば、画像処理パラメータ選択情報が記録されている無線タグを可搬記録メディアなどに容易に取り付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のデジタルカメラの構成例を示すブロック図である。
【図2】タグリーダ部の構成例を示す図であり、(a)は概略平面図、(b)は概略側面図である。
【図3】無線タグシールの構成例を示す図であり、(a)は平面図、(b)は側断面図である。
【図4】図1のデジタルカメラの動作内容を例示した流れ図である。
【図5】本発明のプリンタの構成例を示すブロック図である。
【図6】図5のプリンタの動作内容を例示した流れ図である。
【図7】図5のプリンタの別の動作内容を例示した流れ図である。
【図8】本発明の画像処理装置をプリンタ操作端末機に適用した場合のシステム構成例を示すブロック図である。
【図9】図8のプリンタ操作端末機の動作内容を例示した流れ図である。
【符号の説明】
100:デジタルカメラ(画像処理装置)
101:記録メディア挿入口
120:イメージセンサ
130:信号処理部(画像処理部)
140:システム制御部(画像処理部)
160:記録メディアインタフェース部
190:タグリーダ部(タグ情報読出部)
191:アンテナ
192:送受信回路
200:可搬記録メディア
300:無線タグシール
310:無線タグ
320:シール紙(貼着体)
400:プリンタ
410:記録メディアインタフェース部
420:システム制御部(画像処理部)
440:プリンタ機構部
470:タグリーダ部(タグ情報読出部)
500:プリンタ
520:システム制御部(画像処理部)
540:プリンタ機構部
600:プリンタ操作端末機(画像処理装置)
610:記録メディアインタフェース部
670:タグリーダ部(タグ情報読出部)
Claims (5)
- 被写体を撮像することにより得られた画像データを画像処理して可搬記録メディアに記録する画像処理装置であって、
前記可搬記録メディアに取り付けられている無線タグから画像処理パラメータ選択情報を読み出すタグ情報読出部と、
前記タグ情報読出部により読み出した画像処理パラメータ選択情報に応じて前記画像データを画像処理する画像処理部と、を備えた画像処理装置。 - 可搬記録メディアから読み出された画像データを画像処理し、または当該画像データ自体は変化させずにプリント処理時のガンマ補正用データを付加してプリンタへ出力する画像処理装置であって、
前記可搬記録メディアに取り付けられている無線タグから画像処理パラメータ選択情報を読み出すタグ情報読出部と、
前記タグ情報読出部により読み出した画像処理パラメータ選択情報に応じて前記画像データを画像処理し、または当該画像処理パラメータ選択情報に応じた前記ガンマ補正用データを前記画像データに付加する画像処理部と、を備えた画像処理装置。 - イメージセンサで被写体を撮像し、得られた画像データを可搬記録メディアに記録するデジタルカメラであって、
前記可搬記録メディアに取り付けられている無線タグから画像処理パラメータ選択情報を読み出すタグ情報読出部と、
前記画像データを前記可搬記録メディアに記録するに際し、前記タグ情報読出部により読み出した画像処理パラメータ選択情報に応じて前記画像データを画像処理する画像処理部と、を備えたデジタルカメラ。 - 可搬メディアから画像データを読み出し、当該画像データをプリント処理するプリンタであって、
前記可搬記録媒体に取り付けられている無線タグから画像処理パラメータ選択情報を読み出すタグ情報読出部と、
前記タグ情報読出部により読み出した画像処理パラメータ選択情報に応じて、前記画像データを画像処理する画像処理部と、を備えたプリンタ。 - 画像処理パラメータ選択情報が記録されている無線タグと、
前記無線タグを保持して可搬記録メディアに貼り付けられる貼着体と、を備えた無線タグシール。
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