JP2005012620A - ネットワークシステム及びアドレス作成方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】モバイルIPv6を適用したネットワークシステム及びアドレス作成方法に関し、移動先のルータをホームエージェントとする。
【解決手段】ホームエージェント機能を有するアクセスルータAR2からの少なくともプリフイックス情報オプションを含むルータ広告を、モバイル端末MN1のホームアドレス受信手段により受信し、ホームアドレス作成手段5により、気付アドレスやホームアドレスやホームエージェントのアドレスを作成し、登録要求手段6によりアクセスルータAR2に登録要求し、アクセスルータAR2の登録手段8に登録して、このアクセスルータAR2をモバイル端末MN1のホームエージェントとする。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ネットワークを介して通信する端末を、移動先に於いても移動前と同様な条件で他の端末等との間で通信を可能とするモバイルIPv6を適用したネットワークシステム及び移動先に於いて必要とするアドレスをルータ広告を用いて作成するアドレス作成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
インターネットに接続する為のアクセスネットワークとして、ISDNやADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)に加えて、PDC(Personal Digital Cellular),PDC−P(Personal Digital Cellular−Packet),GSM(Global System for Mobile Communication),GPRS(General Packet Radio Service)等の第2世代ディジタルセルラーネットワークや、第3世代ディジタルセルラーシステムのIMT−2000や、小規模無線アクセス技術の無線LANを構成するBluetooth等の多様なアクセスネットワークが使用可能となっている。このようなインターネットと各種アクセスネットワークを接続して構成されるネットワーク上でシームレスな通信を行う為のキーテクノロジーの一つとしてモバイルIPv6(Mobile Inernet Protocol Version 6)が知られている。
【0003】
このモバイルIPv6は、IPネットワークに於いて、端末がネットワーク上の接続位置を変更しても、割当てられたアドレスを用いて通信を可能とするもので、IETF(Inernet Engineering Task Force)に於いて、インターネットドラフト(draft−ietf−mobileip−ipv6−18.txt)として開示されている。
【0004】
又モバイルIPv6は、IPネットワークに対して移動可能としたモバイル端末(Mobile Node)(以下MNと略称する)が、移動先に於いて使用する気付アドレス(Care−of Address)(以下CoAと略称する)を取得し、移動管理エージェントであるホームエージェント(Home Agent)(以下HAと略称する)へ登録メッセージ(Binding Update)(以下BUと略称する)を送信してCoAを登録する。HAは、このCoAとMNのホームアドレスとを対応付けて登録しておくことにより、MN宛のパケットを転送処理する。
【0005】
図13は、モバイルIPv6を適用した従来のネットワークシステムの概要を示すもので、モバイル端末MN10と、このモバイル端末10のホームリンクのアクセスルータであるホームエージェントHA20と、他のアクセスルータAR30と、ネットワーク40と、通信相手先ノードCN50とを含む構成を示し、HA20に接続してネットワーク40を介して通信を行っていたMN10を移動して、その移動先のアクセスルータAR(Access Router)30に接続し、ネットワーク40を介して他のAR30と接続している通信相手先ノードCN(Correspondent Node)50との間で通信する場合について示す。なお、HA20は、MN10のホームアドレスHoA(Home Address)とMN10の移動先を示す気付アドレスCoA(Care−of Address)とを対応して格納したバインディングキャッシュ(Binding Cache)を備えている。
【0006】
モバイルIPv6では、MNのホームアドレスやこのMNのホームエージェントのアドレスは予め決められている場合と、動的に割当てる場合とが知られており、図14は、従来例の動的に割当てる場合のシーケンスチャートを示し、モバイル端末MNと、アクセスルータARと、ドメイン名管理システムDNS(Domain Name System)と、ホームエージェントHAとについて示す。
【0007】
ARに接続してMNの電源オンPower onとし、ARからのルータ広告(Router Advertisement)を受信して気付アドレスCoAを作成する。そして、MNは、予め保有しているHAのホスト名に対するIPアドレスをDNSに対して問い合わせ(DNS query)を送出する。DNSは、MNに対してHAのエニーキャストアドレス(Anycast Address)の応答(DNS rsp)を送出する。MNは、HAエニーキャストアドレスによりICMP(Internet Control Massage Protocol)ホームエージェントアドレス要求(Home Agent Address Discovery Request)を送出する。
【0008】
ホームリンク上のHAの一つが、前述の要求を受信すると、ホームリンクにあるHAの優先度やIPアドレスを記載したHAリストを作成し、応答(HomeAgent Address Discovery Reply)によりHAリストを作成してMNに送出する。
【0009】
MNは、HAリスト中の優先度等を参照して、MNのホームエージェントとなるHAを選択し、そのHAにホームリンクのプリフィックス情報依頼(HomePrefix Soliditation)を送出する。このプリフィックス情報依頼に従ってHAからのホームプリフィックス広告(Home Prifix Advertisement)によりMNに通知する。
【0010】
MNは、ホームアドレス(Home Address)を作成して、HAに登録メッセージ(Binding Update)を送出する。HAは、登録を受付けると、MNに対して登録受付け(Binding Acknowledgement)を送出する。
【0011】
固定的又は動的な割当てにより、MNがホームアドレス(HoA)と、移動した時の気付アドレス(CoA)とを保有した状態に於いては、図13に示すバインディングキャッシュ(Binding Cache)に、MN10のCoAとHoAとを対応させて所定時間保持する。この場合、MN10のホームアドレスHoAを1234::5678、気付アドレスCoAをFEDC::3210として保持している場合を示している。そして、CN50が、MN10のHoAを宛先アドレスDAとし、ソースアドレスSAを自端末のアドレスCNとし、データDataを含むパケットを送出する。この場合、宛先アドレスDAは、MN10のHoA(1234::5678)とすることになる。
【0012】
HA20は、宛先アドレスDAがHoA(1234::5678)のCN50からのパケットをインタセプトし、バインディングキャッシュを参照してMN10に対するCoA(FEDC::3210)を取得し、ソースアドレス(SA)をHA20のアドレスとし、宛先アドレス(DA)をMN10のCoA(FEDC::3210)とし、CN50からのパケットをカプセル化して送出する。MN10は、このパケットを受信すると、デカプセル化して元のパケットに戻して処理する。
【0013】
一般に、IP上のアプリケーションは、パケットのソースアドレスと宛先アドレスとの組を用いてセッションを識別するものであり、従って、MN10のアプリケーションからみれば、パケットのソースアドレスとしてのCN50のアドレスと、宛先アドレスとしてのMN10のHoAは変化しない値であるから、MN10が移動してCoAが変わっても、MN10に対するHA20のバインディングキャッシュを参照することにより、MN10,CN50との間の通信を行うことが可能となる。
【0014】
又MNは、遠方に移動しても、その移動先からHAにCoAの登録を行うものであるが、このHAの代理機能を、移動先のARに持たせるシステムが知られている。この場合、MNを接続した時の直近のアクセスルータARにホームエージェントHAの代理機能を持たせるものであるが、MNのCoAと、NAI(Network Access Identifier)又はSIP URI−URL(Session Initiation Protocol−Uniform Resource Locator)の上位レイヤアドレスとを管理し、且つ代理HAはCNリストを保持し、このCNとMNとの間のパケット転送を行う手段を含むシステムである(例えば、特許文献1参照)。
【0015】
【特許文献1】
特開2002−271377号公報
【0016】
【発明が解決しようとする課題】
従来のモバイルIPv6は、MNを移動してネットワークに接続した時に、移動前と同様にパケットの送受信が可能となるが、図13に於いて、MN10がHA20から遠く離れた位置に移動した場合でも、登録メッセージ(Binding Update)等のモビリティメッセージは、HA20まで転送される為、遠距離の移動先に於ける位置登録に時間がかかる問題がある。又CN50からHA20を経由するMN10へのパケットは、総てHA20を経由することになるから、HA20が地理的に離れている場合、パケットの転送時間が大きくなる問題がある。
【0017】
又MN10のホームアドレスや、このMN10に対するHA20のアドレスを動的に割当てる従来の方式の場合は、ホームネットワークのアドレス体系を変更した場合、又はHAが故障して場合に、動的にMNのホームアドレスや、このMNに対するHAのアドレスを割当てることにより、通信を可能とすることができる。しかし、その際に割当てられるHAは、ホームリンクに存在する為、MNとHAとが離れている場合は、位置登録やパケットの転送に要する時間が長くなる問題がある。
【0018】
又前述の特許文献1に示されているようなシステムは、MNが第3世代の携帯電話であることを想定し、アクセスルータARでは、MNのホームアドレスを持たないものであり、又上位レイヤ(NAI又はSIP−URL)をハンドリングする必要がある。又MN−AR間のパケットの転送アドレスとしてNAIを用いるもので、その為に、大規模ネットワーク等に於いて、MNとARとを直接的に接続せずに、中継装置を介して接続する構成の場合、NAIを解釈できる特殊な中継装置が必要となる問題がある。或いは、MNとARとの間でNAIを見えないようにするトンネリング機能をMNとARとに設ける必要がある。又ARに於いて、配下の全MNに対する全通信相手先リストを保持し、MNに代わって相手先端末に位置登録を行う必要がある。
【0019】
本発明は、モバイル端末の移動先のルータをホームエージェントに設定して、位置登録やパケット転送の時間を短縮可能とし、その為のアドレス作成を容易にすることを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】
本発明のネットワークシステムを、図1を参照して説明すると、モバイルIPホームエージェント機能を有するルータ2と、移動可能で、移動先のルータ2に接続して通信相手先の端末の間で通信するモバイル端末1とを含むネットワークシステムに於いて、モバイル端末1は、ルータ2からの少なくともプリフィックス情報を含む広告メッセージを受信して、気付アドレスとホームアドレスとの作成及びホームエージェントのアドレスとを作成する手段(ホームアドレス作成手段5)と、この手段により作成したアドレスを基に、広告メッセージを送出したルータ2に登録要求する手段(登録要求手段6)とを含む構成を有し、ルータ2は、少なくともプリフィックス情報を含むルータ広告を有線又は無線の回線に送出する手段(ホームアドレス通知手段7)と、モバイル端末1からの登録要求に従って、このモバイル端末1のホームエージェントとなる登録手段(ホームエージェントの登録手段8)とを含む構成を有するものである。
【0021】
又ルータ2は、広告メッセージに、モバイル端末1のホームアドレスを作成する為のホームプリフィックス情報を追加して送出する手段を有する。又ルータ2は、広告メッセージに、ホームプリフィックス情報と、ホームエージェントのアドレス作成の為の情報とを追加して送出する手段を含むことができる。
【0022】
又本発明のアドレス作成方法は、モバイルIPホームエージェント機能を有するルータ2と、移動可能で、移動先のルータ2に接続して通信相手先の端末の間で通信するモバイル端末1とを含むネットワークシステムに於けるモバイル端末1を接続したルータ2をホームエージェントとする為のアドレス作成方法に於いて、モバイル端末1は、ホームエージェントとするルータ2からのプリフィックス情報オプションを含むルータ広告を受信して、プリフィックス情報オプションを基に少なくとも気付アドレスを作成し、前記プリフィックス情報オプション又は追加のオプションを基にホームアドレスを作成し、且つ前記プリフィックス情報オプションと追加のオプション又は追加のオプションにより前記ホームエージェントのアドレスを作成する過程を含むものである。
【0023】
又モバイル端末1が、前記ホームアドレス若しくはホームプリフィックス情報を保有していない時は、ルータ広告のプリフィックス情報オプションによるプリフィックス情報と、このモバイル端末1が保有するインタフェースIDとを結合して、このモバイル端末1のホームアドレスを作成し、このモバイル端末1がホームアドレスを保有し、気付アドレスを作成する時は、プリフィックス情報と、このモバイル端末1が保有するインタフェースIDとを結合して、このモバイル端末1の気付アドレスを作成する過程を含むことができる。
【0024】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の実施の形態の要部説明図であり、1はモバイル端末(MN;Mobile Node)、2はアクセスルータ(AR;Access Router)、3はネットワーク、4はホームアドレス受信手段、5はホームアドレス作成手段、6は登録要求手段、7はホームアドレス通知手段、8は登録手段を示す。
【0025】
ネットワーク3は図示を省略した複数のアクセスルータ(AR)を含むものであり、その中の一つのアクセスルータAR2を示し、このAR2の構成は、既に知られている構成を適用することができるものであるが、MN1に対するホームエージェントとなる為の登録手段8を含むものである。又AR2のホームアドレス通知手段7は、少なくともホームプリフィックス情報オプションを含むルータ広告を、MN1からの要求又は定期的に、有線又は無線の回線に送出する。このルータ広告は、モバイルIPv6として既に知られているが、オプションを更に追加することができる。
【0026】
MN1の構成についても、既に知られている構成を適用することができるものであるが、ホームアドレス作成手段5と、AR2をホームエージェントとする為の登録要求手段6を含むものである。有線又は無線の回線に接続したMN1は、ホームアドレス受信手段4によりAR2からのルータ広告を受信し、ホームアドレス作成手段5により、CoAとホームアドレスとHAアドレスとを作成し、登録要求手段6によりAR2に対して登録要求する。AR2は、ホームエージェントの登録手段8により登録要求受付けを行い、MN1に対して直近のAR2をホームエージェントとすることができる。従って、MN1は、移動先に於いても、距離が短い位置に新たなHAを構成することができるから、位置登録時間並びにMN1へのパケット転送時間を短縮することができる。又AR2は、配下となったMNの通信相手先のリストは保持していないものである。又AR2は、通常のアクセスルータと同様にIPレイヤについてのハンドリング機能を有するものである。
【0027】
図2は、位置登録シーケンス説明図であり、モバイル端末MNと、ホームエージェントとなるアクセスルータAR(HA)と、ドメイン名管理システムDNS(Domain Name System)とについて示し、MNが有線又は無線の回線を介してARに接続し、電源オン(Power on)とすることにより、ARからのルータ広告(Router Advertisement)を受信する。このルータ広告は、図1のAR2のホームアドレス通知手段7から有線又は無線の回線に送出するものである。
【0028】
MNは、ホームアドレス受信手段4により受信したアドレス情報を基にCoAを作成する。又ホームアドレスとHAアドレスとを作成する。そして、HAとなるARに対して、登録要求手段6から登録メッセージ(Binding Update)を送出して、登録手段8にCoAを登録する。そして、MNは、AR(HA)から登録受付け(Binding Acknowledgement)を受信する。従って、新規に又は移動先でMNを回線に接続して電源オンとし、要求又は定期的なARからのルータ広告を受信することにより、このARをホームエージェントとすることができる。
【0029】
図3は、アドレス作成及び位置登録の説明図であり、MNと、移動先の新AR(new AR)と移動前の旧AR(previous AR)とを示す。MNは、新ARからのルータ広告(Router Advertisement)を受信し、ホームアドレスを保有しているか否かを判定する。MNは、電源オン後に、何らかの理由によりホームアドレスを保有していない場合がある。例えば、ホームアドレスの有効時間が経過した場合等がある。
【0030】
このように、ホームアドレスを保有していない場合は、直近のルータからのルータ広告を受信して、プリフィックス情報オプションや更に追加したオプションを基にホームアドレスとHAのアドレスとを作成する。又ホームアドレスを保有している場合は、CoAを保有しているか否かを判定し、CoAを保有している場合は、プリフィックス情報が変化したか否か、即ち、MNが保有しているプリフィックス情報と、ルータ広告によるプリフィックス情報とが一致するか否かを判定し、変化していない場合は、現在のARに対しては移動していない場合であるから、MNは、ARに対して特に位置登録等の処理は行わない。
【0031】
又CoAを保有していない場合は、MNがホームリンクにいる状態から、又CoAを保有しているが、プリフィックス情報が変化した場合は、MNが或る外部リンクにいる状態から、他のAR配下に移動した場合に相当し、モバイルIPv6手順に従って、MNのCoAを作成し、旧ARに対して登録メッセージ(Binding Update)を送出して、CoAを登録する。そして、AR(HA)から登録受付け(Binding Acknowledgement)を受信する。この状態は、MNが或る外部リンクから別の外部リンクに移動した場合である。
【0032】
図4は、前述の実施の形態と異なる実施の形態のアドレス作成及び位置登録の説明図であり、MNと新AR(new AR)とHAとについて示し、MNが電源オンとし、新ARからのルータ広告(Router Advertisement)を受信し、ホームアドレスを保有しているか否かを判定し、ホームアドレスを何らかの理由で保有していない場合は、ルータ広告を基に、MNのホームアドレスと、HAのアドレスとを作成する。
【0033】
又ホームアドレスを保有している場合は、プリフィックス(Prifix)情報が変化したか否か、即ち、保有していたプリフィックス情報と受信したルータ広告に含まれているプリフィックス情報とが一致するか否かを判定する。一致する場合は、前のHA配下であるから、位置登録処理等は行わない。又プリフィックス情報が変化している場合、又はホームアドレス及びHAのアドレスを作成した場合は、通常のモバイルIPv6手順に従って、MNのCoAを作成し、HAアドレス(MNに対してホームエージェント機能を提供しているルータのアドレス)に対して登録メッセージ(Binding Update)を送出して、CoAを登録する。そして、AR(HA)から登録受付け(Binding Acknowledgement)を受信する。
【0034】
図5は、本発明の実施の形態の第1のアドレスの作成方法の説明図であり、ARは、定期的に又はMNからの要請メッセージによりルータ広告を有線又は無線の回線に送出する。このルータ広告は、ソースアドレスSAと宛先アドレスDAとプリフィックス情報(Prefix Information)オプションとを基本とし、これに、ホームプリフィックス情報(Home Prefix Information)オプションを追加したフォーマットの場合を示す。
【0035】
MNは、通常のモバイルIPv6と同様に、プリフィックス情報オプションからCoAを作成する。即ち、プリフィックス情報オプション中のプリフィックスの有効プリフィックス長分を取り出し、それにMNが予め保有しているインタフェースIDを結合してCoAを作成する。又ホームプリフィックス情報オプション中のプリフィックスのうち、有効プリフィックス長分を取り出し、それに、MNが予め保有しているインタフェースIDを結合して、ホームアドレス(Home Address)を作成する。又MNは、ホームプリフィックス情報オプション中のプリフィックス(アドレス)領域で示される値を、MNのホームエージェントのアドレス(HAアドレス)とする。
【0036】
図6は、ホームプリフィックス情報オプションのフォーマットの一例を示すもので、Typeは、他のオプションと区別してホームプリフィックス情報オプションであることを示す値、Lengthは、このオプションの長さ、Prefix Lengthは、Prefix(Address)フィールドで示されるIPアドレスのうち、プリフィックス部分の長さを示す。即ち、Prefix(Address)フィールド128ビットのうち、Prefix Lengthで示される先頭ビット群がプリフィックス部分を示す。図5に於いては、このプリフィックス部分と、MNが保有しているインタフェースIDとを結合してMNのホームアドレスを作成する。
【0037】
又Lifetimeは、Prefix(Address)のアドレス有効時間を示す。この有効時間だけ、MNはホームアドレスやHAアドレスを保有する。又Prefix(Address)は、HAのアドレスを示すもので、前述のPrefix Lengthで示される先頭ビット群を、MNのホームアドレスの先頭ビット群とする。
【0038】
図7は、本発明の実施の形態の第2のアドレス作成方法の説明図であり、ARは通常のルータ広告に、ホームプリフィックス情報(Home Prefix)オプションと、HAのアドレス(HA address)オプションとを追加して有線又は無線の回線に送出する場合を示す。MNに於けるCoA及びホームアドレスの作成は、図5に示す場合と同様に、プリフィックス情報オプションの中の有効プリフィックス長分を取り出して、それにMNが予め保有しているインタフェースIDと結合してCoAを作成する。
【0039】
又MNは、ホームプリフィックス情報オプション中の有効プリフィックス長分を取り出して、MNが保有しているインタフェースIDと結合し、ホームアドレス(Home Address)を作成する。又HAのアドレス(HA address)オプションに格納されているHAアドレス領域で示される値を、MNのホームエージェントのアドレス(HAアドレス)とする。
【0040】
図8は、前述のHAのアドレス(HA address)オプションのフォーマットの一例を示すもので、Typeは、このオプションを他のオプションと区別する為の値、Lengthは、このオプションのフィールドの長さ、HA Addressは、HAのアドレスを示す。
【0041】
図7に示すアドレス作成方法は、図5に示すアドレス作成方法に比較して、メッセージ長が長くなるが、MNのホームアドレスとHAのホームアドレスとを、別のプリフィックスを基に作成することができる。
【0042】
図9は、本発明の実施の形態の第3のアドレス作成方法の説明図であり、通常のルータ広告に、ホームプリフィックス情報(Prefix Information)オプションと、HAのインタフェースID(HA InterfaceID)オプションとを追加した場合を示す。MNのCoA及びホームアドレスは、図5及び図7に示す場合と同様にして作成する。
【0043】
HAアドレスは、ホームプリフィックス情報オプションの中に格納されているプリフィックスのうちの有効プリフィックス長分を取り出して、HAのインタフェースIDオプションに収容されているインタフェースIDと結合して、HAアドレスを作成する。
【0044】
図10は、本発明の実施の形態の第4のアドレス作成方法の説明図であり、通常のルータ広告に、HAのアドレス(HA address)オプションを追加して回線に送出する場合を示す。MNのCoA及びホームアドレスは、前述のように、プリフィックス情報オプション中に格納されているプリフィックスのうち、有効プリフィックス長分を取り出し、それにMNが予め保有しているインタフェースIDと結合することにより作成することができる。又HAのアドレスは、図7に示す場合と同様にして作成する。
【0045】
図11は、本発明の実施の形態の第5のアドレス作成方法の説明図であり、図10に示すHAのアドレス(HA address)オプションの代わりに、HAインタフェースIDオプションを追加したルータ広告の構成とした場合を示す。MNのCoAの作成又はホームアドレスは、プリフィックス情報オプションから作成する。HAアドレスは、プリフィックス情報オプションとHAのインタフェースIDオプションとから作成する。
【0046】
図12は、本発明の実施の形態の第6のアドレス作成方法の説明図であり、通常のプリフィックス情報オプションを含むルータ広告を用いた場合を示し、MNのCoA又はホームアドレスは、図11に示す場合と同様にして作成する。又HAのアドレスは、ルータ広告のソースアドレス(SA)とプリフィックス情報オプションとから作成する。即ち、プリフィックス情報オプションに格納されているプリフィックスのうち、有効プリフィックス長分を取り出し、それに、ソースアドレス(SA)領域に収容されているインタフェースID(ルータのインタフェースID)とを結合して作成する。
【0047】
ルータ広告のオプションとしては、前述の名称及びフォーマットに限定されるものではなく、種々付加変更することが可能である。又オプションを追加したルータ広告を送出するルータは、MNが接続されるルータのみとすることも可能である。又MNは、追加されたオプション構成に対応して、CoA,ホームアドレス,HAのアドレスの作成手段を備えることになる。このような手段はMNが保有するプロセッサの処理機能により容易に実現することができる。
【0048】
(付記1)モバイルIPホームエージェント機能を有するルータと、移動可能で、移動先の前記ルータに接続して通信相手先の端末の間で通信するモバイル端末とを含むネットワークシステムに於いて、前記モバイル端末は、前記ルータからの少なくともプリフィックス情報を含む広告メッセージを受信して、気付アドレスとホームアドレスとの作成及びホームエージェントのアドレスとを作成する手段と、該手段により作成したアドレスを基に前記広告メッセージを送出したルータに登録要求する手段とを含む構成を有し、前記ルータは、少なくともプリフィックス情報を含む前記広告メッセージを回線に送出する手段と、前記モバイル端末からの登録要求に従って該モバイル端末のホームエージェントとなる登録手段とを含む構成を有することを特徴とするネットワークシステム。
【0049】
(付記2)前記ルータは、前記広告メッセージに前記モバイル端末のホームアドレスを作成する為のホームプリフィックス情報を追加して送出する手段を有することを特徴とする前記付記1記載のネットワークシステム。
(付記3)前記ルータは、前記広告メッセージに前記ホームプリフィックス情報と、ホームエージェントのアドレス作成の為の情報とを追加して送出する手段を含むことを特徴とする付記1記載のネットワークシステム。
【0050】
(付記4)前記モバイル端末は、前記ルータからの広告メッセージを受信して気付アドレスとホームアドレスとの何れか又は両方とホームエージェントのアドレスとを作成するアドレス作成手段と、該アドレス作成手段により作成したアドレスを前記ルータに登録して該ルータをホームエージェントとする為の登録要求手段とを含むことを特徴とする付記1記載のネットワークシステム。
【0051】
(付記5)モバイルIPホームエージェント機能を有するルータと、移動可能で、移動先の前記ルータに接続して通信相手先の端末の間で通信するモバイル端末とを含むネットワークシステムに於ける前記モバイル端末を接続したルータをホームエージェントとする為のアドレス作成方法に於いて、前記モバイル端末は、前記ホームエージェントとするルータからのプリフィックス情報オプションを含むルータ広告を受信して、前記プリフィックス情報オプションを基に少なくとも気付アドレスを作成し、前記プリフィックス情報オプション又は追加のオプションを基にホームアドレスを作成し、且つ前記プリフィックス情報オプションと追加のオプション又は追加のオプションにより前記ホームエージェントのアドレスを作成する過程を含むことを特徴とするアドレス作成方法。
【0052】
(付記6)前記モバイル端末が、前記ルータからのルータ広告を受信し、該ルータ広告のプリフィックス情報と自端末が保有するインタフェースIDとを結合して、自端末のホームアドレスを作成する過程を含むことを特徴とする付記5記載のアドレス作成方法。
(付記7)前記モバイル端末が、前記ホームアドレス若しくはホームプリフィックス情報を保有していない時は、前記ルータ広告のプリフィックス情報オプションによるプリフィックス情報と該モバイル端末が保有するインタフェースIDとを結合して該モバイル端末のホームアドレスを作成し、該モバイル端末が前記ホームアドレスを保有し、気付アドレスを作成する時は、前記情報と該モバイル端末が保有するインタフェースIDとを結合して該モバイル端末の気付アドレスを作成する過程を含むことを特徴とする付記5記載のアドレス作成方法。
【0053】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明は、MNの近傍のARからのルータ広告を受信して、気付アドレスやホームアドレスやHAのアドレス等を作成し、そのARをホームエージェントHAとするもので、MNとHAとの距離が近いことにより、位置登録やパケットの伝送に要する時間が短縮される利点がある。又HAに於いては、IPレイヤのハンドリング機能を有するもので、MN,HA間は、IPアドレスを使用することから、通常のハブやレイヤスイッチ等を介して接続することも可能である。又従来例としての特許文献1のように、AR配下のMNについての全通信相手先リストをARに備える必要がないので、ARに於いて取り扱うメッセージを少なくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の要部説明図である。
【図2】位置登録シーケンス説明図である。
【図3】アドレス作成及び位置登録の説明図である。
【図4】アドレス作成及び位置登録の説明図である。
【図5】本発明の実施の形態の第1のアドレス作成方法の説明図である。
【図6】ホームプリフィックス情報オプションのフォーマットの説明図である。
【図7】本発明の実施の形態の第2のアドレス作成方法の説明図である。
【図8】HAアドレスのフォーマットの説明図である。
【図9】本発明の実施の形態の第3のアドレス作成方法の説明図である。
【図10】本発明の実施の形態の第4のアドレス作成方法の説明図である。
【図11】本発明の実施の形態の第5のアドレス作成方法の説明図である。
【図12】本発明の実施の形態の第6のアドレス作成方法の説明図である。
【図13】従来のネットワークシステムの説明図である。
【図14】従来のアドレス作成のシーケンスチャートである。
【符号の説明】
1 モバイル端末(MN)
2 アクセスルータ(AR)
3 ネットワーク
4 ホームアドレス受信手段
5 ホームアドレス作成手段
6 登録要求手段
7 ホームアドレス通知手段
8 ホームエージェントの登録手段

Claims (5)

  1. モバイルIPホームエージェント機能を有するルータと、移動可能で、移動先の前記ルータに接続して通信相手先の端末の間で通信するモバイル端末とを含むネットワークシステムに於いて、
    前記モバイル端末は、前記ルータからの少なくともプリフィックス情報を含む広告メッセージを受信して、気付アドレスとホームアドレスとの作成及びホームエージェントのアドレスとを作成する手段と、該手段により作成したアドレスを基に前記広告メッセージを送出したルータに登録要求する手段とを含む構成を有し、
    前記ルータは、少なくともプリフィックス情報オプションを含む前記広告メッセージを回線に送出する手段と、前記モバイル端末からの登録要求に従って該モバイル端末のホームエージェントとなる登録手段とを含む構成を有する
    ことを特徴とするネットワークシステム。
  2. 前記ルータは、前記広告メッセージに前記モバイル端末のホームアドレスを作成する為のホームプリフィックス情報を追加して送出する手段を有することを特徴とする前記請求項1記載のネットワークシステム。
  3. 前記ルータは、前記広告メッセージに前記ホームプリフィックス情報オプションと、ホームエージェントのアドレス作成の為の情報とを追加して送出する手段を含むことを特徴とする請求項1記載のネットワークシステム。
  4. モバイルIPホームエージェント機能を有するルータと、移動可能で、移動先の前記ルータに接続して通信相手先の端末の間で通信するモバイル端末とを含むネットワークシステムに於ける前記モバイル端末を接続したルータをホームエージェントとする為のアドレス作成方法に於いて、
    前記モバイル端末は、前記ホームエージェントとするルータからのプリフィックス情報オプションを含むルータ広告を受信して、前記プリフィックス情報オプションを基に少なくとも気付アドレスを作成し、前記プリフィックス情報オプション又は追加のオプションを基にホームアドレスを作成し、且つ前記プリフィックス情報オプションと追加のオプション又は追加のオプションにより前記ホームエージェントのアドレスを作成する過程を含む
    ことを特徴とするアドレス作成方法。
  5. 前記モバイル端末が、前記ホームアドレス若しくはホームプリフィックス情報を保有していない時は、前記ルータ広告のプリフィックス情報オプションによるプリフィックス情報と該モバイル端末が保有するインタフェースIDとを結合して該モバイル端末のホームアドレスを作成し、該モバイル端末が前記ホームアドレスを保有し、気付アドレスを作成する時は、前記プリフィックス情報と該モバイル端末が保有するインタフェースIDとを結合して該モバイル端末の気付アドレスを作成する過程を含むことを特徴とする請求項4記載のアドレス作成方法。
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