JP2005011677A - 流動物の通電加熱装置 - Google Patents

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弘 星野
Akihiro Maruta
秋弘 丸田
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Abstract

【課題】流動性の被加熱物を高いエネルギー効率で均一に加熱する。
【解決手段】この通電加熱装置は、スープなどの流動性を有する飲食物を被加熱物Fとして抵抗熱により加熱するために適用され、鉄心10には一次巻き線21が巻き付けられており、この一次巻き線21は交流電源に接続される。鉄心10にはさらに、加熱管30が巻き付けられており、この加熱管30には被加熱物Fである飲食物が供給される通電孔31が形成されており、通電孔31内に供給される被加熱物Fにより電気的な閉ループ回路が形成される。一次巻き線21に通電すると、これを流れる電流によって鉄心10に発生する磁界の電磁誘導作用により誘起される電流が被加熱物Fに流れて被加熱物Fは誘起電流により発熱して加熱される。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は主としてジュースやスープなどのような流動性を有する飲食物を被加熱物とし、被加熱物をこれに電流を流して抵抗熱により加熱するようにした流動物の通電加熱装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
ジュースやスープなどの液状の飲食物、シチューなどのように野菜や肉片などの固形物を含む液状ないし半固形状の食品などのように流動性を有する飲食物は、調理や殺菌のために加熱処理される。このような流動性の飲食物を加熱するために、特許文献1に開示されるように、絶縁性の筒体とリング電極とを交互に配置して形成される搬送パイプを有する通電加熱装置が開発されており、搬送パイプに飲食物を供給することにより連続的に飲食物が加熱される。
【0003】
【特許文献1】
特許第2793473号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来のように、対をなすリング電極に電力を供給し、リング電極間の筒体を流れる飲食物に電流を流して抵抗熱により飲食物を加熱するようにした通電加熱装置においては、リング電極の内側エッジ部の電流密度が内周面の電流密度よりも大きくなるので、搬送パイプ内の流路の電流密度は中心部よりも周辺部の方が大きくなる。このため、搬送パイプ内を流れる飲食物は径方向の位置によって加熱温度にバラツキが発生し、径方向全体を均一に加熱することができない。電極には高周波電流を供給しているので、従来の通電加熱装置においては、商用周波数の電流を高周波電流に変換するための変換器が設けられており、変換器と電極とを結ぶケーブルにより高周波電流を電極に供給するようにしているが、高周波電流の送電ロスは周波数の低い電流よりも大きいので、高周波電流を電極に供給する場合には、エネルギーロスが大きくなる。
【0005】
本発明の目的は、被加熱物を全体的に均一に加熱するようにした流動物の通電加熱装置を提供することにある。
【0006】
本発明の他の目的は、高いエネルギー効率で被加熱物を加熱することができる流動物の通電加熱装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の流動物の通電加熱装置は、流動性を有する被加熱物に通電して抵抗熱により被加熱物を加熱する流動物の通電加熱装置であって、鉄心に巻き付けられるとともに交流電源に接続される一次巻き線と、前記鉄心に巻き付けられるとともに被加熱物が供給される通電孔を備え、当該通電孔内に供給される被加熱物により電気的な閉ループ回路を形成する加熱管とを有し、前記一次巻き線を流れる電流によって前記鉄心に発生する磁界の電磁誘導作用により誘起される電流を被加熱物に流すことを特徴とする。
【0008】
本発明の流動物の通電加熱装置は、流動性を有する被加熱物に通電して抵抗熱により被加熱物を加熱する流動物の通電加熱装置であって、鉄心に巻き付けられるとともに交流電源に接続される一次巻き線と、前記鉄心に巻き付けられるとともに被加熱物が供給される通電孔を備える加熱管と、前記加熱管内に設けられ前記通電孔を物理的に閉じるとともに前記通電孔内に供給される被加熱物とにより電気的な閉ループ回路を形成する導電性の仕切り部材とを有し、前記一次巻き線を流れる電流によって前記鉄心に発生する磁界の電磁誘導作用により誘起される電流を被加熱物に前記仕切り部材を介して流すことを特徴とする。
【0009】
本発明の流動物の通電加熱装置は、流動性を有する被加熱物に通電して抵抗熱により被加熱物を加熱する流動物の通電加熱装置であって、鉄心に巻き付けられるとともに交流電源に接続される一次巻き線と、前記鉄心に巻き付けられるとともに被加熱物が供給される通電孔を備える加熱管と、前記加熱管内に設けられ前記通電孔を物理的に閉じる絶縁性の仕切り部材と、前記鉄心に巻き付けられるとともに前記仕切り部材の両側に前記通電孔に露出して設けられた端子を備え、前記通電孔内に注入された被加熱物とにより電気的な閉ループ回路を形成する二次巻き線とを有し、前記一次巻き線を流れる電流によって前記鉄心に発生する磁界の電磁誘導作用により誘起される電流を被加熱物に前記二次巻き線を介して流すことを特徴とする。
【0010】
本発明の流動物の通電加熱装置は、前記加熱管に、前記通電孔に連通する供給孔が設けられ被加熱物を前記通電孔内に供給する供給部と、前記通電孔に連通する排出孔が設けられ被加熱物を前記通電孔から排出する排出部とを設け、被加熱物を前記通電孔内に連続的に流しながら加熱することを特徴とする。また、前記加熱管は、前記鉄心にそれぞれ巻き付けられて螺旋状に連なった通電孔を形成する複数の巻き付け部を有することを特徴とする。
【0011】
本発明の流動物の通電加熱装置にあっては、鉄心に巻き付けられる加熱管の通電孔に導電性を有する被加熱物を供給するようにし、供給された被加熱物によって加熱管内に電気的な閉ループ回路を形成するようにしたので、一次巻き線に供給される電流によって鉄心には磁界が発生し、その磁界によって電気的な閉ループ回路内の被加熱物には電磁誘導作用によって電流が誘起される。この誘起電流によって被加熱物は抵抗熱が発生し、被加熱物は所望の温度に加熱される。このように、鉄心に発生した磁界によって直接被加熱物に電流を流して加熱するようにしたので、加熱管内の被加熱物を均一に加熱することができるとともにエネルギーロスを低減して高いエネルギー効率で被加熱物を加熱することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。それぞれ実施の形態を示す各々の図においては、共通する部材には同一の符号が付されている。図1は本発明の一実施の形態である流動物の通電加熱装置を示す一部切り欠き斜視図である。図1に示されるように、この通電加熱装置は鉄心10を有しており、この鉄心10は4つの鉄心脚11〜14を備え全体的に四角形となっている。
【0013】
鉄心脚11には、絶縁被覆により覆われた銅線からなる一次コイルつまり一次巻き線21が巻き付けられており、一次巻き線21はこれに交流電流を供給するための電源ユニット15に接続されている。したがって、一次巻き線21に電流を供給すると、鉄心10に磁界が発生して鉄心10内には閉じた磁路が形成される。
【0014】
鉄心脚12には合成樹脂などの絶縁材料からなる絶縁性の加熱管30が巻き付けられており、加熱管30の内部にはジュースやスープなどの流動性を有する飲食物つまり被加熱物Fが供給される通電孔31が形成されている。この加熱管30は鉄心脚12に1巻となって巻き付けられており、通電孔31はループ状に連なっている。加熱管30には通電孔31に連通する供給孔32を有する供給部33が加熱管30の下部に設けられており、被加熱物Fは供給部33から内側孔31aと外側孔31bとに分岐して連続的に通電孔31内に供給される。加熱管30には通電孔31に連通する排出孔34を有する排出部35が供給部33に対して反対側である上部に設けられており、被加熱物Fは排出部35から連続的に外部に排出される。
【0015】
導電性を有する被加熱物Fを供給部33から通電孔31内に供給して通電孔31内に被加熱物Fが満たされると、通電孔31内の被加熱物Fによって電気的な閉ループ回路が形成されることになる。これにより、鉄心10に発生した磁界の電磁誘導作用によって誘起された電流が被加熱物Fに流れ、被加熱物Fは抵抗熱により発熱して被加熱物Fは加熱される。
【0016】
このように、電磁誘導作用により被加熱物Fに電流を誘起させるようにしたので、被加熱物Fは通電孔31内の径方向いずれの部位においても同様の電流密度で電流が流れることになり、通電孔31内の径方向における被加熱物Fの温度バラツキが小さくなる。しかも、一次巻き線21への通電により鉄心10に磁界を発生させ、発生した磁界により被加熱物Fに直接電流を誘起させるようにしたので、エネルギーロスを低減することができ、効率的に被加熱物Fを加熱することができる。
【0017】
加熱温度は被加熱物Fの通電孔31内の流速、および一次巻き線21へ供給される電力などによって設定されることになり、内側孔31aと外側孔31bとのそれぞれを流れる被加熱物Fの加熱温度が同一となるように、内側孔31aと外側孔31bは同一の長さに設定されている。
【0018】
図1に示す通電加熱装置は、通電孔31内に流しながら被加熱物Fを連続的に加熱するようにしているが、通電孔31内に被加熱物Fを流すことなく、被加熱物Fを充満させた状態のもとで被加熱物Fに電流を誘起させるようにしても良い。その場合には、被加熱物Fはバッチ処理されることになり、図1に示される供給部33と排出部35の一方を使用して被加熱物Fの供給と排出とを行うことができる。
【0019】
電源ユニット15から一次巻き線21に供給される電力としては、商用電源を用いることができるとともに、これよりも周波数が大きい高周波電源や商用電源よりも周波数が低い低周波電源を用いることができる。商用電源を用いるようにすれば、周波数変換のための変換器が不要となり、低コストで通電加熱装置を製造することができる。
【0020】
加熱管30の断面形状としては、図1に示すような断面円形に限られることなく、楕円形、四角形、あるいは多角形など種々の断面形状とすることができる。加熱管30は合成樹脂、ゴム、陶磁器その他の絶縁材料により製造されており、加熱管30と鉄心10の少なくとも一方を分割形とすることにより加熱管30と鉄心10とを組み立てて通電加熱装置を製造することができる。たとえば、加熱管30を図1において上下或いは左右に2分割形に成形し、鉄心10を一体形とした場合には、鉄心10に加熱管30を組み付けることになり、加熱管30を一体形とし、鉄心10を分割形とした場合には、加熱管30に分割鉄心10を組み付けることになる。
【0021】
加熱管30としては、上述のように管全体を絶縁材料により製造することができるだけでなく、絶縁材料からなる絶縁板と金属あるいは半導電性の補強板とを組み合わせた構造としても良い。その場合には、加熱管30に実質的に絶縁性を持たせる構造として、被加熱物により形成される電気的な閉ループ回路に殆どの電流が流れるようにすることになる。
【0022】
図2は本発明の他の実施の形態である流動物の通電加熱装置を示す一部切り欠き斜視図であり、加熱管30内にはループ状に連なった通電孔31を物理的に閉じるように導電性の仕切り板36が固定されている。この仕切り板36は導電性を有するので、通電孔31内に被加熱物Fを充満させると、被加熱物Fと仕切り板36とにより電気的な閉ループ回路が形成され、誘起電流が被加熱物Fを流れることになる。
【0023】
加熱管30には仕切り板36の両側に対応させて2つの排出部35a,35bが設けられており、排出部35aは仕切り板36の一方側の内側孔31aに連通する排出孔34aを有し、排出部35bは仕切り板36の他方側の外側孔31bに連通する排出孔34bを有している。このように通電孔31を仕切り板36により物理的に2つの部分に分割したので、内側孔31aと外側孔31bのそれぞれを流れる被加熱物Fの流量を容易に同一に調整することができる。
【0024】
図2に示される通電加熱装置においては、仕切り板36の両側に対応させて2つの排出部35a,35bを設けているが、図2に示される加熱管30の上部を下部に反転させた構造として、仕切り板36の両側に対応させて2つの供給部を設けるようにしても良く、加熱管30の上下にそれぞれ仕切り板36を設けて供給部と排出部を2つずつ設けるようにしても良い。
【0025】
図3は、このように供給部と排出部を2つずつ設けた場合の加熱管30を示す断面図であり、加熱管30の下部には2つの供給部33a,33bが設けられており、それぞれには内側孔31a、外側孔31bに連通する供給孔32a,32bが設けられている。また、加熱管30の上部には2つの排出部35a,35bが設けられており、それぞれには内側孔31aと外側孔31bとに連通する排出孔34a,34bが設けられている。このように、2つの仕切り板36により通電孔31は内側孔31aと外側孔31bとに物理的に分離されてそれぞれを流れる被加熱物Fの流速が調整されることになるが、それぞれの導電性の仕切り板36により電気的には閉ループ回路が形成されることになる。
【0026】
図4は本発明の他の実施の形態である流動物の通電加熱装置を示す一部切り欠き斜視図であり、加熱管30内にはループ状に連なった通電孔31を物理的に閉じるように絶縁性の仕切り板37が設けられている。この仕切り板37の両面には電極38a,38bが取り付けられており、鉄心10の鉄心脚12に巻き付けられた二次巻き線22の両端部22a,22bが電極38a,38bに接続されている。電極38aは仕切り板37により仕切られる内側孔31aに露出し、電極38bは外側孔31bに露出しており、通電孔31内に被加熱物Fを充満させると、被加熱物Fと二次巻き線22とにより電気的な閉ループ回路が形成され、誘起電流が被加熱物Fを流れることになる。
【0027】
このように、通電孔31内の被加熱物Fは二次巻き線22を介して電気的な閉ループ回路を形成し、閉ループ回路内を流れる誘起電圧は閉ループ回路の巻数つまり巻き付け部の数に比例して高くなるので、誘起電圧を高めることができる。たとえば、二次巻き線22の巻数を4巻とすると、加熱管30の巻数が1巻なので、図1に示した通電加熱装置の5倍の電圧が閉ループ回路内に誘起される。したがって、被加熱物Fの電気抵抗が大きい場合には、誘起電圧を高めることによって被加熱物Fの供給電流を高めることができる。なお、二次巻き線22の巻数は被加熱物Fの電気抵抗に応じて任意に設定することができる。
【0028】
図2および図4に示す加熱管30は断面四角形の角管となっているが、図1に示すように断面円形の丸管としても良い。
【0029】
図4に示す通電加熱装置においても、図4に示される加熱管30の上部を下部に反転させた構造として、仕切り板37の両側に対応させて2つの供給部を設けるようにしても良く、加熱管30の上下にそれぞれ仕切り板37を設けて流入部と排出部を2つずつ設けるようにしても良い。
【0030】
図5はこのように供給部と排出部を2つずつ設けた場合の加熱管30を示す断面図であり、加熱管30の下部には2つの供給部33a,33bが設けられており、それぞれには内側孔31a、外側孔31bに連通する供給孔32a,32bが設けられている。また、加熱管30の上部には2つの排出部35a,35bが設けられており、それぞれには内側孔31aと外側孔31bとに連通する排出孔34a,34bが設けられている。供給部側の電極38a,38bは鉄心10のたとえば鉄心脚14に巻き付けられた二次巻き線22に接続され、排出部側の電極38a,38bは鉄心10の他のたとえば鉄心脚13に巻き付けられた二次巻き線23に接続されている。
【0031】
図6(A)〜図6(C)はそれぞれ本発明の他の実施の形態である通電加熱装置の一部を示す断面図であり、それぞれの通電加熱装置の加熱管30には供給部と排出部とが2つずつ設けられており、一方の供給部33aから導電管30内に流入した被加熱物Fは内側孔31aを通って一方の排出部35aから流出し、他方の供給部33bから導電管30内に流入した被加熱物Fは外側孔31bを通って他方の排出部35bから流出することになる。
【0032】
図6(A)に示す通電加熱装置においては、供給部33a,33bが導電性の仕切り板36により仕切られており、排出部35a,35bは絶縁性の仕切り板37により仕切られている。絶縁性の仕切り板37の両側に設けられた電極38a,38bは、図4に示す場合と同様に鉄心10に巻き付けられた二次巻き線22に接続されている。この場合には、通電孔31内の被加熱物Fは二次巻き線22と導電性の仕切り板36とを介して電気的な閉ループ回路を形成することになる。
【0033】
図6(B)に示す通電加熱装置においては、供給部33a,33bと排出部35a,35bの両方がそれぞれ絶縁性の仕切り板37により仕切られており、排出部側の仕切り板37の両側に設けられた電極38a,38bは、図4に示す場合と同様に鉄心10に巻き付けられた二次巻き線22に接続されている。これに対して、供給部側の仕切り板37の両側に設けられた電極38a,38bは、短絡線39を介して相互に接続されている。したがって、この場合には、通電孔31内の被加熱物Fは二次巻き線22と短絡線39とを介して電気的な閉ループ回路を形成することになる。
【0034】
図6(C)に示す通電加熱装置においては、内側孔31a内に露出して両方の絶縁性の仕切り板の一方側に設けられた電極38a,38aに二次巻き線22が接続され、外側孔31b内に露出して両方の仕切り板の他方側に設けられた電極38b,38bに他の二次巻き線23が接続されている。したがって、この場合には、並列となった2つの二次巻き線22,23を介して通電孔31内の被加熱物Fは電気的な閉ループ回路を形成することになる。
【0035】
図1〜図5に示される通電加熱装置においては、鉄心10に巻き付けられる加熱管30は1巻つまり巻き付け部は1つとなっている。加熱管30の通電孔31内を流れる誘起電圧は、前述のように、電気的な閉ループの巻数に比例して高くなるので、加熱管30自体の巻き付け部の数を複数とすると、誘起電圧を複数倍に設定することができる。
【0036】
図7は本発明の他の実施の形態である流動物の通電加熱装置を示す一部切り欠き斜視図であり、図8は図7における8−8線に沿う断面図である。鉄心脚12には加熱管30が5回巻き付けられ巻き付け部は5つとなって螺旋状に巻き付けられている。加熱管30の両端部は相互に連結されて加熱管30内の通電孔31はループ状に連なっている。したがって、通電孔31内に被加熱物Fを供給すると、供給された被加熱物Fによって電気的な閉ループ回路が形成されることになる。
【0037】
通電孔31内に被加熱物Fを供給するために、加熱管30の中央部には供給部33が設けられ、供給部33内の供給孔32は通電孔31に連通している。通電孔31内の被加熱物Fを排出するために、加熱管30の連結部には排出部35が設けられ、排出部35内の排出孔34は通電孔31に連通しており、供給部33から通電孔31内に流入した被加熱物Fは加熱管30の両端部に向けて分岐して流れて排出部35に向かうことになる。図7に示すように、加熱管30を鉄心10に複数回巻き付けて巻き付け部を複数とすることにより、図1に示した1回巻に比して巻数分だけ誘起電圧を高めることができる。
【0038】
図9は本発明の他の実施の形態である流動物の通電加熱装置を示す一部切り欠き斜視図であり、この通電加熱装置は図7に示した通電加熱装置と同様に加熱管30は鉄心脚12に5巻分だけ巻き付けられている。加熱管30内にはループ状に連なった通電孔31を物理的に閉じるように導電性の仕切り板36が設けられている。加熱管30には仕切り板36の一方側に対応させて供給部33が設けられ、他方側に対応させて排出部35が設けられており、仕切り板36により供給部33と排出部35へ直接被加熱物Fが流入することが防止される。したがって、通電孔31内に被加熱物Fを充満させると、被加熱物Fと導電性の仕切り板36とにより電気的な閉ループ回路が形成され、誘起電流が被加熱物Fを流れることになる。
【0039】
図9に示す通電加熱装置は、図7に示した場合と相違して仕切り板36の一方側に対応させて供給部33が設けられ、他方側に対応させて排出部35が設けられており、仕切り板36により螺旋状の通電孔31は上流側部と下流側部とに分割されている。
【0040】
図10は本発明の他の実施の形態である流動物の通電加熱装置を示す一部切り欠き斜視図であり、この通電加熱装置は図7に示した通電加熱装置と同様に加熱管30は鉄心脚12に5巻分巻き付けられている。加熱管30内にはループ状に連なった通電孔31を物理的に閉じるように絶縁性の仕切り板37が設けられている。加熱管30には仕切り板37の一方側に対応させて供給部33が設けられ、他方側に対応させて排出部35が設けられており、仕切り板37により供給部33と排出部35へ直接被加熱物Fが流入することが防止される。
【0041】
この仕切り板37の両面には電極38a,38bが取り付けられ、鉄心10の鉄心脚12に巻き付けられた二次巻き線22の両端部22a,22bが電極38a,38bに接続されている。一方の電極38aは仕切り板37により仕切られる下流側部に露出し、電極38bは上流側部に露出しており、通電孔31内に被加熱物Fを充満させると、被加熱物Fと二次巻き線22とにより電気的な閉ループ回路が形成され、誘起電流が被加熱物Fを流れることになる。
【0042】
図9および図10に示す加熱管30には仕切り板36,37の両側に対応させて供給部33と排出部35が設けられており、被加熱物Fは加熱管30の螺旋状部分の一方側から他方側に流れて加熱される。ただし、図7に示すように、加熱管30の中央部分に供給部33を設ける一方、図2および図4に示すように、仕切り板36,37の両側に対応させて2つの排出部35a,35bを設けるようにしても良い。
【0043】
本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。たとえば、一次巻き線21および二次巻き線22の巻数は図示された巻数に限定されることなく、任意の巻数とすることができる。また、この通電加熱装置は、被加熱物として上述したジュースなどの液状の飲食物以外に、カレールーなどのように肉片や野菜片などの固形物を含む飲食物や液状の薬剤を加熱するために通電加熱装置を使用することができる。
【0044】
【発明の効果】
本発明によれば、一次巻き線に供給される電流によって鉄心には発生した磁界によって電気的な閉ループ回路内の被加熱物には電磁誘導作用によって電流が誘起され、鉄心に発生した磁界によって直接被加熱物に電流を流して加熱するようにしたので、加熱管内の被加熱物を均一に加熱することができるとともにエネルギーロスを低減して高いエネルギー効率で被加熱物を加熱することができる。これにより、搬送管にリング電極を設けて被加熱物にリング電極から通電する場合に比して高いエネルギー効率で被加熱物を均一に加熱することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態である流動物の通電加熱装置を示す一部切り欠き斜視図である。
【図2】本発明の他の実施の形態である流動物の通電加熱装置を示す一部切り欠き斜視図である。
【図3】本発明の他の実施の形態である通電加熱装置の加熱管を示す断面図である。
【図4】本発明の他の実施の形態である流動物の通電加熱装置を示す一部切り欠き斜視図である。
【図5】本発明の他の実施の形態である通電加熱装置の加熱管を示す断面図である。
【図6】(A)〜(C)はそれぞれ本発明の他の実施の形態である通電加熱装置の一部を示す断面図である。
【図7】本発明の他の実施の形態である流動物の通電加熱装置を示す一部切り欠き斜視図である。
【図8】図7における8−8線に沿う断面図である。
【図9】本発明の他の実施の形態である流動物の通電加熱装置を示す一部切り欠き斜視図である。
【図10】本発明の他の実施の形態である流動物の通電加熱装置を示す一部切り欠き斜視図である。
【符号の説明】
10 鉄心
11〜14 鉄心脚
15 電源ユニット
21 一次巻き線
22 二次巻き線
22a,22b 両端部
23 二次巻き線
30 加熱管
31 通電孔
31a 内側孔
31b 外側孔
32,32a,32b 供給孔
33,33a,33b 供給部
34,34a,34b 排出孔
35,35a,35b 排出部
36 導電性の仕切り板
37 絶縁性の仕切り板
38a,38b 電極
39 短絡線
F 被加熱物

Claims (5)

  1. 流動性を有する被加熱物に通電して抵抗熱により被加熱物を加熱する流動物の通電加熱装置であって、
    鉄心に巻き付けられるとともに交流電源に接続される一次巻き線と、
    前記鉄心に巻き付けられるとともに被加熱物が供給される通電孔を備え、当該通電孔内に供給される被加熱物により電気的な閉ループ回路を形成する加熱管とを有し、
    前記一次巻き線を流れる電流によって前記鉄心に発生する磁界の電磁誘導作用により誘起される電流を被加熱物に流すことを特徴とする流動物の通電加熱装置。
  2. 流動性を有する被加熱物に通電して抵抗熱により被加熱物を加熱する流動物の通電加熱装置であって、
    鉄心に巻き付けられるとともに交流電源に接続される一次巻き線と、
    前記鉄心に巻き付けられるとともに被加熱物が供給される通電孔を備える加熱管と、
    前記加熱管内に設けられ前記通電孔を物理的に閉じるとともに前記通電孔内に供給される被加熱物とにより電気的な閉ループ回路を形成する導電性の仕切り部材とを有し、
    前記一次巻き線を流れる電流によって前記鉄心に発生する磁界の電磁誘導作用により誘起される電流を被加熱物に前記仕切り部材を介して流すことを特徴とする流動物の通電加熱装置。
  3. 流動性を有する被加熱物に通電して抵抗熱により被加熱物を加熱する流動物の通電加熱装置であって、
    鉄心に巻き付けられるとともに交流電源に接続される一次巻き線と、
    前記鉄心に巻き付けられるとともに被加熱物が供給される通電孔を備える加熱管と、
    前記加熱管内に設けられ前記通電孔を物理的に閉じる絶縁性の仕切り部材と、
    前記鉄心に巻き付けられるとともに前記仕切り部材の両側に前記通電孔に露出して設けられた端子を備え、前記通電孔内に注入された被加熱物とにより電気的な閉ループ回路を形成する二次巻き線とを有し、
    前記一次巻き線を流れる電流によって前記鉄心に発生する磁界の電磁誘導作用により誘起される電流を被加熱物に前記二次巻き線を介して流すことを特徴とする流動物の通電加熱装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の流動物の通電加熱装置において、前記加熱管は、前記通電孔に連通する供給孔が設けられ被加熱物を前記通電孔内に供給する供給部と、前記通電孔に連通する排出孔が設けられ被加熱物を前記通電孔から排出する排出部とを有し、被加熱物を前記通電孔内に連続的に流しながら加熱することを特徴とする流動物の通電加熱装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の流動物の通電加熱装置において、前記加熱管は、前記鉄心にそれぞれ巻き付けられて螺旋状に連なった通電孔を形成する複数の巻き付け部を有することを特徴とする流動物の通電加熱装置。
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