JP2005010452A - 光走査装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】風損と乱流の発生を抑制し、ハンチングを改善することができる光走査装置を提供する。
【解決手段】レーザーダイオード12から射出された光ビームの進行方向下流側にポリゴンミラー16が配設された収容壁18を設ける。収容壁18は、壁面26,27,28,29と結像素子32によって形成され、内部にポリゴンモータ22とモータ基板24が配設されている。ポリゴンミラー16の回転方向下流側の壁面28には、上り勾配の傾斜部38を設ける。収容壁18は、ポリゴンミラー16の回転方向に対して結像素子32側の上流側空間42より、結像素子32とは逆側の下流側空間44が大きくなるように形成されている。これにより、光ビーム入射口36から収容壁18内に入った空気はポリゴンミラー16の回転方向下流側に流れ、下流側空間44からスムーズに外部へ排出される。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、レーザー複写機、レーザープリンタ等に搭載され、感光体上に光ビームを走査露光する光走査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年のレーザー複写機、レーザープリンタは高画質化の一途をたどっており、これらに用いられるポリゴンモータも回転変動等を防止するなど回転性能(以下ハンチング)のより高性能化が求められている。
【0003】
ハンチングを改善するための手段としては、従来から回転位置を検出するために使用されているホール素子をポリゴンモータの回転数を検出する素子としても使用する方式(ホール素子駆動)がある。これに対し、通常FGパターンと呼ばれるくし歯電線を用いて1回転あたりの回転数の検出回数を増やし、検出する回転数の精度を上げている方式がある。この方式は、パターン数を増やせば増やすほどハンチングは良化するものの、モータ基板上にFGパターンを形成するためのスペースを確保する必要があり、結果的に基板面積が大きくなり、コストアップの要因となってしまう。また、場合によってはポリゴンモータに取り付けられるマグネットの径を大きくしなければならず、起動時間や電流等の性能が悪化してしまう。また、パターン数を増やすことにより回転数制御の基準となる基準クロックも大きな値としなければならず、電気ノイズ等により誤動作(回転不良)を起こしやすくなってしまう。
【0004】
また、別の方式としては、画像書き込み開始位置検出素子(SOSセンサ)を用いるものがある。この方式は、ポリゴンミラーが正多面体形状であることを利用して1回転あたりのポリゴン面数分の回転数情報を検出することができ、さらにホール素子で検出する場合の媒体である駆動用マグネットの着磁、磁界のバラツキ等、マグネットの製作上発生してしまうバラツキによる影響を受けないという点で非常に有効である。しかし、この方式では、モータ基板にSOSセンサからの信号を入力しなければならないという性質上、モータ基板の回路構成が複雑になり、コストアップの要因となってしまう(例えば特許文献1を参照)。
【0005】
以上のようにポリゴンモータでハンチングを向上させる手段はあるもののコストアップの要因となりうる方式が多く、コストの観点からホール素子駆動を採用しているものが多いのが現状である。
【0006】
これに対し、ポリゴンモータがポリゴンミラーを回転させることによって発生する風により、ポリゴンモータ自体が影響を受けることがわかっている。
【0007】
図13及び図14は、従来使用されている光走査装置を示す図である。
【0008】
この光走査装置100では、ポリゴンミラー102を回転駆動するポリゴンモータ104がハウジング106内に収容されている。このポリゴンモータ104の周囲には、ハウジング106を構成する側壁108,110,112と、発振器116から射出された光ビームを感光体130上に結像させる結像素子114とが設けられており、ポリゴンモータ104の周囲がほぼ囲まれた状態になっている。側壁108,110,112を含むハウジング106は、ポリゴンミラー102の周囲の空気流を小さくし、電流や騒音を低減するために、またハウジング106の材料費を不必要に高くしないために、なるべくポリゴンミラー102の近くになるようにその大きさが決定されている。特に、ポリゴンモータ104の回路基板132の大きさが決定されている場合、その大きさより若干大きくするのが一般的である(例えば特許文献2を参照)。
【0009】
このような構成の光走査装置100においては、ポリゴンミラー102の回転により、ポリゴンミラー102の半径方向の風(風損)と、図13に示すようにポリゴンミラー102の軸102a方向からポリゴンミラー102方向へ吸引される風とが発生する(例えば特許文献3の図1を参照)。
【0010】
上記2つの風は、一方がポリゴンミラー102の回転軸に対して垂直方向かつ回転方向であるのに対し、他方が回転軸方向であり、両者の方向が異なるため、さらに、ポリゴンミラー102の周囲の空間を規制する側壁108,110,112などによって、ポリゴンミラー102の周辺に乱流を発生させる。ポリゴンモータ104に使用される軸受はオイル動圧や動圧空気軸受が一般的であり、回転数が早い(目安として20000rpm以上)の場合はポリゴンモータ104の軸受自体の動圧が高く、安定化するために回転による乱流の影響は受けにくいが、回転数が低い場合はその影響が顕著にでてくる。すなわち、乱流によってポリゴンミラー102の周囲の風がスムーズに流れないと、ハンチングへの影響度が大きくなってしまう。
【0011】
このような欠点を回避するためには、ポリゴンミラー102の周囲に何も設けず、壁による乱流の発生を抑えるのが良いが、そうするとポリゴンミラー102の周囲のスペースが大きくなり(すなわち空気流が増加し)、その結果、風損が増加して温度上昇によって画質に悪影響を及ぼしたり、ハウジングを大きくしなければならず、コストアップの要因になる。また、光走査装置は通常ポリゴンミラーの近傍に結像光学素子(例としてfθレンズ)を備えなければならず、光走査装置を形成する点においてこの方法は現実的でない。
【0012】
このため、図15に示すように、ポリゴンミラー122の周囲を覆うカバー124と、カバー124の光ビーム通過用の開口部128付近に防音壁126とを設け、ポリゴンミラー122の周囲の空気流を減少させることにより、騒音、電流を低減するとともに、結果的にハンチングを低減させる装置が開示されている(例えば特許文献4を参照)。
【0013】
しかし、図15に示す装置では、ポリゴンミラー122の周囲をカバー124で覆うために発熱しやすく、ポリゴンミラー122の変形に伴う問題(すなわちジッタの悪化)が発生したり、ひいてはポリゴンモータの寿命の低下を引き起こす。また、光ビームを偏向するためにカバー124には開口部128が設けられているが、騒音等の理由によっては開口部128に透明ガラスを装着しなければならない場合もあり、コストアップの要因となる。
【0014】
【特許文献1】
特開昭61−013214号公報
【特許文献2】
特開平6−313854号公報
【特許文献3】
特許第3192271号公報
【特許文献4】
特開平6−175063号公報
【0015】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、風損と乱流の発生を抑制してハンチングを改善するとともに、ポリゴンミラーの発熱を防止することができる光走査装置を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明は、光ビームを偏向するポリゴンミラーと、前記ポリゴンミラーを回転駆動するポリゴンモータと、偏向された光ビームを感光体上に結像するための結像素子と、をハウジング内の所定位置に保持するとともに、前記ハウジングに設けられ、前記ポリゴンミラーを取り囲む収容壁と、前記収容壁を開口して形成された光ビーム入射口と、前記収容壁を開口して形成され、前記結像素子が配置された光ビーム出射口と、を有する光走査装置において、前記ポリゴンミラーと前記結像素子との間に形成される空間が、前記ポリゴンミラーを間において前記結像素子とは逆側の収容壁の壁面と前記ポリゴンミラーとの間に形成される空間より小さいことを特徴としている。
【0017】
請求項1に記載の光走査装置によれば、収容壁でポリゴンミラーを取り囲むことで、風損を抑えることができる。光ビーム入射口から入った空気は、空気流となってポリゴンミラーと結像素子との間の空間(上流側空間)から、結像素子とは逆側の収容壁の壁面とポリゴンミラーとの間の空間(下流側空間)に向かってポリゴンミラーの回転方向に連れ回されるが、上流側空間より下流側空間が大きいため、抵抗なく収容壁から上方へ抜け出すことができる。
【0018】
このため、ポリゴンミラーの上方から空気が入り難くなり、収容壁内で乱流が生じ難い。これにより、ハンチングを抑えることができる。また、上方が開放しているので熱を放出できる。
【0019】
ここで、結像素子とは逆側の収容壁は、換言すると、結像素子とポリゴンミラーを間において対向する収容壁のことをいう。
【0020】
請求項2に記載の発明に係る光走査装置は、請求項1に記載の構成において、前記ポリゴンミラーの回転軸から前記結像素子または結像素子側の壁面までの距離が、前記結像素子とは逆側の収容壁の壁面から前記ポリゴンミラーの回転軸までの距離より短いことを特徴としている。
【0021】
請求項2に記載の光走査装置によれば、例えば、収容壁を平面視にて矩形枠状とした場合、上記のような距離に設定することで、ポリゴンミラーと結像素子との間の空間(上流側空間)よりも、結像素子とは逆側の収容壁の壁面とポリゴンミラーとの間の空間(下流側空間)を大きくすることができる。
【0022】
請求項3に記載の発明に係る光走査装置は、請求項1又は請求項2に記載の構成において、前記結像素子とは逆側の収容壁の壁面に傾斜面を形成したことを特徴としている。
【0023】
請求項3に記載の光走査装置によれば、ポリゴンミラーの回転方向に流れる空気流を結像素子とは逆側の下流側空間で、傾斜面に沿って効率よく収容壁の上方へ逃すことができる。このため、収容壁内で乱流が生じ難くなり、ハンチングを抑えることができる。
【0024】
請求項4に記載の発明に係る光走査装置は、請求項3に記載の構成において、前記傾斜面は、上り勾配の面からなり、前記収容壁の壁面と平行となる前記ポリゴンミラーの外接円の接線からほぼ1mm離れた位置から傾斜していることを特徴としている。
【0025】
請求項4に記載の光走査装置によれば、収容壁内で傾斜面を上記のような位置に設定することによって、結像素子とは逆側の下流側空間へ流れてくる空気を効率よく収容壁の上方へ逃すことができる。このため、より確実にハンチングを抑えることができる。
【0026】
請求項5に記載の発明に係る光走査装置は、請求項2乃至請求項4に記載の構成において、前記ポリゴンモータを駆動するための回転基板を前記収容壁内に取り付けたとき、前記ポリゴンミラーの回転軸から前記結像素子側の壁面までの距離が、前記結像素子とは逆側の収容壁の壁面から前記ポリゴンミラーの回転軸までの距離よりも短くなるように、前記回転基板の大きさが決定されていることを特徴としている。
【0027】
請求項5に記載の光走査装置によれば、回転基板の大きさを上記のように予め決定しておくことにより、ポリゴンモータの回転軸から結像素子側の壁面までの距離が、結像素子とは逆側の収容壁からポリゴンモータの回転軸までの距離より短くなるように収容壁内に各部材を効率よく配置することができる。このため、装置の組み立てが容易となり、コストダウンに寄与できる。
【0028】
請求項6に記載の発明は、光ビームを偏向するポリゴンミラーと、前記ポリゴンミラーを回転駆動するポリゴンモータと、偏向された光ビームを感光体上に結像するための結像素子と、をハウジング内の所定位置に保持するとともに、前記ハウジングに設けられ、前記ポリゴンミラーを取り囲む収容壁と、前記収容壁を開口して形成された光ビーム入射口と、前記収容壁を開口して形成され、前記結像素子が配置された光ビーム出射口と、を有する光走査装置において、前記ポリゴンミラーの上部に、前記ポリゴンミラーの回転に伴う乱流を規制する規制部材を設けたことを特徴としている。
【0029】
請求項6に記載の光走査装置によれば、光ビーム入射口から入った空気は、収容壁内でポリゴンミラーの回転方向に流れるが、規制部材によってポリゴンミラーの上部から軸方向に吸引される風の流入を抑え、乱流の発生を抑制することができる。これにより、収容壁内でポリゴンミラーの軸方向高さ近傍に発生する空気流を回転方向に極力単一化することができ、空気の流れがスムーズになる。このため、ハンチングを抑えることができる。
【0030】
請求項7に記載の発明に係る光走査装置は、請求項6の構成において、前記ポリゴンミラーを間において前記結像素子と対向する収容壁側にある前記規制部材の端面は、前記ポリゴンミラーの外接円より内側にあることを特徴としている。
【0031】
請求項7に記載の光走査装置によれば、規制部材の端面は、結像素子と対向する収容壁側、すなわち収容壁内の空気流の方向であるポリゴンミラーの回転方向下流側がポリゴンミラーの外接円より内側となっている。このため、光ビーム入射口から収容壁内に入りポリゴンミラーの回転方向に流れる空気は、規制部材によって空気抜けが悪化することなくスムーズに収容壁の上方に排出される。これにより、ハンチングを改善することができる。
【0032】
請求項8に記載の発明に係る光走査装置は、請求項6又は請求項7の構成において、前記結像素子側にある前記規制部材の端面は、前記ポリゴンミラーの外接円より外側にあることを特徴としている。
【0033】
請求項8に記載の光走査装置によれば、結像素子側にある規制部材の端面がポリゴンミラーの外接円より外側にあるので、ポリゴンミラー上部から軸方向に吸引される風をより確実に抑えることができる。このため、ポリゴンミラーの軸方向高さ近傍に発生する空気流を回転方向に極力単一化することができ、空気の流れをよりスムーズにすることができる。
【0034】
請求項9に記載の発明に係る光走査装置は、請求項6乃至請求項8の構成において、前記規制部材の下面と前記ポリゴンミラーの上面との隙間が9mm以下であることを特徴としている。
【0035】
請求項9に記載の光走査装置によれば、規制部材の下面とポリゴンミラーの上面との隙間を9mm以下としたので、規制部材とポリゴンミラーとの間に存在する空気自体が少なくなる。すなわち、ポリゴンミラーの回転によってポリゴンミラー上面と規制部材との間に連れ回りの風(風摩擦)も発生するが、規制部材とポリゴンミラーとの間に存在する空気が少ないと風摩擦も小さくなり、空気流の乱れが少なくなる。このため、ハンチングを改善することができる。
【0036】
請求項10に記載の発明に係る光走査装置は、請求項6乃至請求項9の構成において、前記規制部材に、前記ポリゴンモータを外部と電気的に接続するコネクタの位置を規制する規制部を備えたことを特徴としている。
【0037】
請求項10に記載の光走査装置によれば、ハウジングの上部の規制部材に、コネクタの位置を規制する規制部が設けられているので、コネクタをハウジングに止める部材(例えばクランプなど)を新たに装着する必要がなく、コストダウンに寄与できる。
【0038】
請求項11に記載の発明に係る光走査装置は、請求項6乃至請求項10の構成において、前記規制部材は板材であり、前記板材から垂下する脚部が前記ポリゴンモータとともに前記ハウジングに共締め固定されていることを特徴としている。
【0039】
請求項11に記載の光走査装置によれば、規制部材の脚部がポリゴンモータとともに共締め固定されるので、ポリゴンモータとは別個に規制部材のみを収容壁にネジ等によって固定する場合に比べて、余計な工数が発生せず、コストダウンに寄与できる。
【0040】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る光走査装置の第1実施形態を図1から図4に基づいて説明する。
【0041】
図1〜図4に示すように光走査装置10には、ハウジング20に発光点(光ビームの射出点)である図示しないレーザーダイオード(以下LD)が装着された基板14が取り付けられている。またハウジング20内には、コリメータレンズ及びスリット(アパーチャー)12が設けられている。LDから射出された光ビームの進行方向下流側には、光ビームを偏向する正六角形状のポリゴンミラー16が収容壁18内に配設されている。この収容壁18は、ハウジング20内に壁面26,27,28,29を設けることで矩形枠状に構成されており、この収容壁18内には、ポリゴンミラー16を回転駆動するポリゴンモータ22が設けられている。このポリゴンモータ22のモータ基板24は、壁面26,27,28,29に囲まれネジ30によってハウジング20に固定されている。
【0042】
図4に示すようにLDは複数ビームを備えており、走査線数を増すことで同じプロセス速度、解像度ならポリゴンモータ22の回転数を半分以下にすることができる。これにより、騒音、電流、ひいては発熱を低減させることができる。
【0043】
さらにハウジング20内には、ポリゴンミラー16によって偏向された光ビームを感光体40に結像させるための結像素子(代表例としてfθレンズ)32,33と反射ミラー34とが配設され、感光体40までの光路長が決定されている。この結像素子32は、収容壁18の壁面26が切り欠かれた部分(光ビーム出射口)に搭載されており、これによりポリゴンミラー16は光ビーム入射口36を除き、壁面26,27,28,29及び結像素子32によって囲まれている。
【0044】
また、図2及び図3に示すように収容壁18内には、結像素子32と対向する壁面28とポリゴンミラー16との間に、収容壁18のモータ基板24の外側から上り勾配の傾斜面を有する傾斜部38が配設されている。具体的には、この傾斜部38は、壁面28と平行となるポリゴンミラー16の外接円の接線から壁面28方向12.5mmの位置から、壁面28に向かって斜めの壁として備えられている。この傾斜部38が設けられる位置は、本実施形態では12.5mmとなっているが、ポリゴンミラー16の外接円の接線により近づけることが好ましい。例えば、ほぼ1mm程度、実質的には2mm以上に設定することが好ましい。
【0045】
図1に示すように収容壁18は、光ビーム入射口36の側の空間、すなわち壁面26,27、結像素子32及びポリゴンミラー16で囲まれた上流側空間42に対して、結像素子32と対向する壁面28側の空間、すなわちポリゴンミラー16の回転方向(ここでは図1に示されるようにCCW)下流側の壁面27,28,29及びポリゴンミラー16で囲まれた下流側空間44が大きくなるように形成されている。言い換えれば、光ビームがポリゴンミラー16に入射する入射ポイントを基点として、その入射ポイント近傍の上流側空間42よりポリゴンミラー16の回転方向における下流側空間44が大きくなるように形成されている。具体的には、ここではポリゴンミラー16の外接円と壁面26との距離d1(ほぼ結像素子32までの距離)を12.5mm、ポリゴンミラー16の外接円と壁面28との距離d2を22.5mmに設定した。特に距離d1は、複写機やプリンタの要求仕様から光学設計上ほぼ決まってしまう値である。
【0046】
次に、上記光走査装置10の作用について説明する。
【0047】
図4に示すように、LDから射出された光ビームは、収容壁18内で回転駆動されるポリゴンミラー16で偏向され、結像素子32,33を透過して反射ミラー34で屈曲され、感光体40に照射されるようになっている。
【0048】
収容壁18内では、光ビーム入射口36から入った空気は、空気流となってポリゴンミラー16の回転方向(図1中の矢印方向)に流れ、回転方向下流側から収容壁18の上方へ排出される。その際、収容壁18内の空気は上流側空間42から下流側空間44に向かってポリゴンミラー16の回転方向に連れ回されるが、上流側空間42より下流側空間44が大きいため、抵抗なく収容壁18の上方へ抜け出すことができる。また、ポリゴンミラー16の周りが結像素子32及び壁面26,27,28,29で取り囲まれているので、風損を抑えることができる。
【0049】
このため、ポリゴンミラー16の上方から空気が入り難くなり、収容壁18内で乱流が生じ難い。これにより、ハンチングを抑えることができる。
【0050】
さらに、結像素子32と対向する壁面28とポリゴンミラー16との間に傾斜部38が設けられているので、ポリゴンミラー16の回転方向に発生する空気流を下流側空間44で、上り勾配の傾斜部38に沿って効率よく収容壁18の上方に逃がすことができる。このため、収容壁18内の空気抜けをスムーズにし、収容壁18内での乱流の発生を抑えることができ、ハンチングを改善することができる。
【0051】
実際に、上記の寸法を満足する光走査装置10を用い、従来収容壁18を構成するにあたって最低限必要な寸法d3(=12.5mm;図1を参照)に対して、以下の表のような条件設定を行い、ハンチング性能を調べた。
【0052】
条件として、1)回転数13000rpm、2)回転方向:ポリゴンミラー16上部からみてCCW、3)ポリゴンモータ22の軸受:オイル動圧、4)ポリゴンミラー16の仕様:外接円径φ40mm、6面に設定した。
【0053】
その結果、表1に示すように、本実施形態の光走査装置10は、0.002%p−pの改善効果を得ることができた。
【0054】
【表1】
Figure 2005010452
次に、本発明に係る光走査装置の第2実施形態を図5及び図6に基づいて説明する。
【0055】
なお、第1実施形態で説明した部材には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
【0056】
図5及び図6に示すように、本実施形態の光走査装置50は、収容壁18内のポリゴンミラー16の上部に板状の規制部材52が設けられている。この規制部材52は、壁面28と壁面26の側に間隔を空けて配置されており、収容壁18の上部に壁面29から壁面27の方向に架け渡されている。具体的には、図5に示すように規制部材52のプロセス方向(光ビームの偏向方向、すなわちスキャン方向と垂直の方向)の大きさを、ポリゴンモータ22の回転軸を中心とし中心振り分けで25mm(回転中心から左右に12.5mmの位置)となるように設定している。
【0057】
この光走査装置50では、ポリゴンモータ22の回転数が13000rpmと比較的低速な領域においてはポリゴンモータ22の軸受で発生させることのできる動圧が低いために軸剛性が不足し、外乱の影響を受けやすいが、規制部材52を設けることにより、ポリゴンミラー16の回転に伴い上部から軸方向へ吸引される風を極力抑えることができる。このため、収容壁18内のポリゴンミラー16の軸方向高さ近傍に発生する空気流を回転方向に極力単一化し、空気の流れをスムーズにすることができる。すなわち、規制部材52を設けることによって、ポリゴンミラー16の周辺の空気流はほとんどが光ビーム入射口36から入り、傾斜部38を備えたポリゴンミラー16の回転方向下流側に流れ、効率的に収容壁18の上方へ排出される。このため、ハンチングを改善することができる。
【0058】
実際に、上記の寸法を満足する光走査装置50を用い、規制部材52を設けない光走査装置とハンチングを比較した結果を表2に示す。なお、他の条件は第1実施形態と同一であるので、説明は省略する。
【0059】
【表2】
Figure 2005010452
表2に示すように、規制部材52を設けない場合は、第1実施形態の場合の実験結果であるため、その差分である0.0018%p−pが規制部材52による効果であり、第2実施形態だけでもハンチングが改善されていることがわかる。これにより、光走査装置には、第1実施形態と第2実施形態とを別個に適用することが可能であり、レーザー複写機、レーザープリンタに要求される性能に応じて適宜使用すべきものであることは明らかである。
【0060】
また、第2実施形態の光走査装置50では、規制部材52のプロセス方向の大きさが、ポリゴンモータ22の回転軸を中心とし中心振り分けで25mmとなるように設定したが、規制部材52の配設位置もハンチング性能に大きく関与する。図7に示すように、外接半径φ40のポリゴンミラー16の壁面28側に、ポリゴンミラー16の外接円より端面が外側にある規制部材54を設けると、空気抜けが途端に悪化し、ハンチングは悪化してしまう。
【0061】
具体的には、壁面28側にポリゴンミラー16の外接円よりも7.5mm大きい規制部材54を設けると(回転中心から27.5mmの長さの位置まで規制部材54の端面を延在させると)、ハンチングは0.0087%p−pになってしまうことがわかった。これは先に説明した回転中心振り分けで25mm幅の規制部材52を設けた光走査装置50の結果に対し、ハンチングが0.00181%p−p悪化してしまうことを示している。すなわち、光ビームがポリゴンミラー16に入射する入射ポイントを基点とし、入射ポイントよりポリゴンミラー16の回転方向下流側(結像素子32と対向する壁面28側)のポリゴンミラー16と壁面28との間に形成される空間(下流側空間)の上部には、ポリゴンミラー16の外接円以上に規制部材を延在させてはいけないことを示している。
【0062】
また逆に、図8に示すように、結像素子32側(上記入射ポイントの側)に端面を延在させた規制部材56を設けても良い。この規制部材56は、光ビーム入射口36からポリゴンミラー16方向に流入する風の割合を増加させるとともに、ポリゴンミラー16の上部から軸方向へ吸引される風を極力抑えることができる。このため、ポリゴンミラー16の軸方向高さ近傍に発生する空気流を単一化し、空気の流れをスムーズにすることができる。
【0063】
実際に上記条件、すなわち図8に示すように、結像素子32とポリゴンミラー16との間に形成される空間(上流側空間)の上部をすべて覆った規制部材56を用いて実験した結果、ハンチングは0.0061%p−pになり、図5に示す幅25mmの規制部材52を用いた場合に比べ、さらに0.0008%p−pの改善効果が得られることが確認された。
【0064】
また、理想的には図9に示すように、プロセス方向の幅がポリゴンミラー16の外接円径と略等しい規制部材58を設けることが望ましい。具体的には、規制部材58のプロセス方向の幅をポリゴンミラー16の外接円径と等しい40mmとするのが良い。
【0065】
実際に上記条件で実験を行ったところ、ハンチングは0.0049%p−pになり、図5に示す幅25mmの規制部材52を用いた場合に比べて0.002%p−pの改善効果が得られることが確認された。
【0066】
また、規制部材とポリゴンミラー上面の回転軸方向の距離もハンチングに関係する。
【0067】
図10は、プロセス方向の幅が25mmの規制部材52(図5参照)を用いた場合の規制部材下面とポリゴンミラー上面の回転軸方向の距離とハンチングとの関係を示したグラフである。
【0068】
図10に示されるように、規制部材52の下面とポリゴンミラー上面の回転軸方向の距離を極力小さくするほうが、ハンチングが改善されることがわかる。これは、ポリゴンミラー16の回転によってポリゴンミラー16上面と規制部材52との間には連れ回りの風(風摩擦)も発生するが、両者間の距離を小さくすることにより存在する空気自体が少なくなるため、風摩擦も小さくなり、その結果、外乱が小さくなることでハンチングが抑えられるためである。
【0069】
具体的な距離としては、最近のカラー化、高画質化を考え、A3用紙のスキャン方向幅297mmに対し、ビームスポットのずれが最大1ドットが限界と考え、
25.4(mm/inch)/1200(dpi)/297mm(A3サイズ)
*100=0.007%
以下になるように距離を設定するのが良い。
【0070】
したがって、図10に示すように、ポリゴンミラー上面と規制部材下面との距離を9mm以下に設定するのが好ましいことがわかる。
【0071】
以上説明したように、ポリゴンミラー16の周囲の空間を考慮し、図9に示すようにポリゴンミラー16の上部に規制部材58を設けることで、従来技術に対してハンチングをトータルで約半分にできることが確認された。
【0072】
以上が本発明の主たる実施形態であるが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、例えば規制部材は、プロセス方向に対し略垂直な形状(図5参照)をしていなくても良く、傾斜した形状など適宜な形状を設定することができる。
【0073】
また、予めポリゴンモータ22のモータ基板24の外形を壁面26、壁面28までの距離が異なるように設定し、ポリゴンミラー16と壁面28との距離を近づけることができない構造とすることもできる。このような構造により、収容壁18内に各部材を効率よく配置するこことが可能となる。このため、装置の組み立てが容易となり、コストダウンに寄与できる。
【0074】
次に、本発明に係る光走査装置の第3実施形態を図11に基づいて説明する。
【0075】
なお、第1実施形態で説明した部材には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
【0076】
この光走査装置では、規制部材58の縁部から壁面27に向かって板状の保護部材60が延設されている。この保護部材60は、ポリゴンモータを回転させるためのコネクタ64を上部から覆っており、コネクタ64が回転軸方向に突出しないように規制している。
【0077】
図4に示されるように光走査装置では、ポリゴンミラー16の上部を光ビームが通過する場合が多い。このような場合、コネクタ64が光ビームの光路を蹴らないようにする必要があるが、規制部材58から延設された保護部材64でコネクタ64が突出しないように規制することにより、簡単な構成で光ビームの光路を確保することができる。
【0078】
これにより、従来使用したコネクタをハウジングに留める部材(例えばクランプなど)を新たに装着する必要がなく、コストダウンに寄与できる。
【0079】
次に、本発明に係る光走査装置の第4実施形態を図12に基づいて説明する。
【0080】
なお、第1実施形態で説明した部材には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
【0081】
この光走査装置では、規制部材66の側部から収容壁18の下部へ垂下された脚部68がモータ基板24と当接するように設けられており、この脚部68がモータ基板24とともにネジ70によりハウジング20に共締めされている。なお、図示しないが、この脚部68は収容壁18の四隅でネジ70により共締めされている。これにより、規制部材のみをネジ等によって収容壁に固定する場合に比べて余計な工数が発生せず、コストダウンに寄与できる。
【0082】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係る光走査装置によれば、簡単な構成によりハンチングを改善することができ、高画質化に寄与できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る光走査装置を示す構成図である。
【図2】本発明の第1実施形態に係る光走査装置を示す斜視図である。
【図3】本発明の第1実施形態に係る光走査装置を示す断面図である。
【図4】本発明の第1実施形態に係る光走査装置の光ビームの光路を示す斜視図である。
【図5】本発明の第2実施形態に係る光走査装置を示す構成図である。
【図6】本発明の第2実施形態に係る光走査装置を示す斜視図である。
【図7】本発明の第2実施形態に係る光走査装置の規制部材の変形例を示す構成図である。
【図8】本発明の第2実施形態に係る光走査装置の規制部材の変形例を示す構成図である。
【図9】本発明の第2実施形態に係る光走査装置の規制部材の変形例を示す構成図である。
【図10】本発明の第2実施形態に係る光走査装置の規制部材下面からポリゴンミラー上面までの距離と、ハンチングとの関係を示すグラフである。
【図11】本発明の第3実施形態に係る光走査装置を示す構成図である。
【図12】本発明の第4実施形態に係る光走査装置を示す一部斜視図である。
【図13】従来の光走査装置を示す構成図である。
【図14】従来の光走査装置のハウジング内で発生する風の方向を示す図である。
【図15】従来の光走査装置を示す斜視図である。
【符号の説明】
10 光走査装置
16 ポリゴンミラー
18 収容壁
20 ハウジング
22 ポリゴンモータ
24 モータ基板
26 壁面(収容壁)
27 壁面(収容壁)
28 壁面(収容壁)
29 壁面(収容壁)
32 結像素子
36 光ビーム入射口
38 傾斜部(径斜面)
40 感光体
42 上流側空間
44 下流側空間
50 光走査装置
52 規制部材
54 規制部材
56 規制部材
58 規制部材
60 保護部材(規制部)
64 コネクタ
66 規制部材
68 脚部
70 ネジ

Claims (11)

  1. 光ビームを偏向するポリゴンミラーと、前記ポリゴンミラーを回転駆動するポリゴンモータと、偏向された光ビームを感光体上に結像するための結像素子と、をハウジング内の所定位置に保持するとともに、
    前記ハウジングに設けられ、前記ポリゴンミラーを取り囲む収容壁と、
    前記収容壁を開口して形成された光ビーム入射口と、
    前記収容壁を開口して形成され、前記結像素子が配置された光ビーム出射口と、を有する光走査装置において、
    前記ポリゴンミラーと前記結像素子との間に形成される空間が、前記ポリゴンミラーを間において前記結像素子とは逆側の収容壁の壁面と前記ポリゴンミラーとの間に形成される空間より小さいことを特徴とする光走査装置。
  2. 前記ポリゴンミラーの回転軸から前記結像素子または結像素子側の壁面までの距離が、前記結像素子とは逆側の収容壁の壁面から前記ポリゴンミラーの回転軸までの距離より短いことを特徴とする請求項1に記載の光走査装置。
  3. 前記結像素子とは逆側の収容壁の壁面に傾斜面を形成したことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の光走査装置。
  4. 前記傾斜面は、上り勾配の面からなり、前記収容壁の壁面と平行となる前記ポリゴンミラーの外接円の接線からほぼ1mm離れた位置から傾斜していることを特徴とする請求項3に記載の光走査装置。
  5. 前記ポリゴンモータを駆動するための回転基板を前記収容壁内に取り付けたとき、
    前記ポリゴンミラーの回転軸から前記結像素子側の壁面までの距離が、前記結像素子とは逆側の収容壁の壁面から前記ポリゴンミラーの回転軸までの距離よりも短くなるように、前記回転基板の大きさが決定されていることを特徴とする請求項2から請求項4までのいずれかに記載の光走査装置。
  6. 光ビームを偏向するポリゴンミラーと、前記ポリゴンミラーを回転駆動するポリゴンモータと、偏向された光ビームを感光体上に結像するための結像素子と、をハウジング内の所定位置に保持するとともに、
    前記ハウジングに設けられ、前記ポリゴンミラーを取り囲む収容壁と、
    前記収容壁を開口して形成された光ビーム入射口と、
    前記収容壁を開口して形成され、前記結像素子が配置された光ビーム出射口と、を有する光走査装置において、
    前記ポリゴンミラーの上部に、前記ポリゴンミラーの回転に伴う乱流を規制する規制部材を設けたことを特徴とする光走査装置。
  7. 前記ポリゴンミラーを間において前記結像素子と対向する収容壁側にある前記規制部材の端面は、前記ポリゴンミラーの外接円より内側にあることを特徴とする請求項6に記載の光走査装置。
  8. 前記結像素子側にある前記規制部材の端面は、前記ポリゴンミラーの外接円より外側にあることを特徴とする請求項6又は請求項7に記載の光走査装置。
  9. 前記規制部材の下面と前記ポリゴンミラーの上面との隙間が9mm以下であることを特徴とする請求項6から請求項8までのいずれかに記載の光走査装置。
  10. 前記規制部材に、前記ポリゴンモータを外部と電気的に接続するコネクタの位置を規制する規制部を備えたことを特徴とする請求項6から請求項9までのいずれかに記載の光走査装置。
  11. 前記規制部材は板材であり、前記板材から垂下する脚部が前記ポリゴンモータとともに前記ハウジングに共締め固定されていることを特徴とする請求項6から請求項10までのいずれかに記載の光走査装置。
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