JP2005009782A - 除菌機能付き温風暖房装置 - Google Patents

除菌機能付き温風暖房装置 Download PDF

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Tsutomu Muramatsu
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Yoshiei Kiryu
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Abstract

【課題】温風暖房を行いながら室内空気の除菌を確実に行うことが出来る除菌機能付き温風暖房装置を提供する。
【解決手段】バーナ部を有する温風の送風経路中に空気中の菌を捕集するフィルター42と、この捕集した菌を除菌する紫外線ランプ43とによる除菌手段39を備えたので、温風暖房と共に空気中の雑菌をフィルター42で捕集し、この雑菌を紫外線ランプ43の点灯で除菌するので、強力で確実な除菌が行え、快適な室内環境を得ることが出来るものであり、又除菌手段39は空気吸込口に設けられたファンガードの外方に空気の流通隙間を形成して備えれば、温風用の送風量が減少したり悪影響を与える心配がなく、温風用の送風は空気の流通隙間を介して供給されるので、常に安心して使用出来るものである。
【選択図】 図7

Description

【0001】
【産業上の利用分野】
この発明は紫外線ランプによる強力な除菌機能を付加した温風暖房装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来よりこの種のものでは、器具本体背面で温風放出用の送風ファンのファンガードに、光触媒フィルターを備えることで、温風暖房を行いながら室内空気の脱臭を行って、常に快適な室内環境を維持しょうとするものであった。(例えば、特許文献1参照。)
【0003】
【特許文献1】
特開平9−133409号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところでこの従来のものでは、光触媒フィルターによって室内空気の脱臭は行われても、室内空気中のカビや細菌の除去は行われず、温風暖房しながら良好な室内環境を得ることは出来ないものであった。
【0005】
【問題点を解決するための手段】
この発明はこの点に着目し上記欠点を解決する為、特にその構成を、バーナ部を有する温風の送風経路中に空気中の菌を捕集するフィルターと、この捕集した菌を除菌する紫外線ランプとによる除菌手段を備えたものである。
【0006】
これによれば、温風暖房と共に空気中の雑菌をフィルターで捕集し、この雑菌を紫外線ランプの点灯で除菌するので、強力で確実な除菌が行え、快適な室内環境を得ることが出来るものである。
【0007】
又請求項2によれば、除菌手段は空気吸込口に設けられたファンガードの外方に空気の流通隙間を形成して備えれば、温風用の送風量が減少したり悪影響を与える心配がなく、温風用の送風は空気の流通隙間を介して供給されるので、常に安心して使用出来るものである。
【0008】
又請求項3によれば、除菌手段は、少なくともフィルターと紫外線ランプとを一つのケース内に収納した除菌ユニットとし、ファンガード外方に取り外し容易ではないようにして取り付ければ、除菌ユニットはサービスマンだけしか取扱が出来ず、不用意に使用者が取り外して紫外線ランプで怪我をする心配がなく、極めて安全であり安心して使用出来るものである。
【0009】
又請求項4によれば、送風経路中にマイナスイオン発生手段を備えれば、除菌した空気にマイナスイオンを含ませて、良好な爽快感やリフレッシュ感を得ることが出来ると共に、菌へのマイナスイオンの付着によりフィルターへの捕集が良好となり、除菌能力の向上も計られるものである。
【0010】
又請求項5によれば、除菌手段は、紫外線ランプの光を遮断しながら空気を流通させる遮光手段を備えれば、室内空気の流通を計りながら、紫外線ランプの光の外への漏れを防止して安全性を確実に確保出来るものである。
【0011】
又請求項6によれば、フィルターを光再生脱臭フィルターで構成することで、紫外線ランプの光を受けて常に再生され、菌の捕集と共に空気中の脱臭が常に良好な状態で行われ、しかも定期的に直射日光に当てて再生するメンテナンスが不用となり、極めて使用勝手が良いものである。
【0012】
又請求項7によれば、紫外線ランプは所定時間の点灯と消灯を繰り返すように間欠制御することで、フィルターで捕集した菌の除菌には紫外線ランプの短時間の点灯で済むので、それ以外を消灯させておくことにより、無駄な電力の消費が抑えられると共に、紫外線ランプの寿命も延ばすことが出来、極めて経済的である。
【0013】
【発明の実施の形態】
次にこの発明に係る温風暖房装置を図面に示された一実施形態で説明する。
1は温風機器本体で、2は前面上部に備えられた操作部、3は温風を案内するルーバ4が取り付けられた温風吹出口、5は背面の空気吸込口6にファンガード7を介して取り付けられた送風ファン、8は前記空気吸込口6と温風吹出口3とを連通する送風経路、9は前記送風経路8内にバーナヘッド10を突出して設けられたバーナ部、11は前記バーナヘッド10を囲堯して燃焼空間を形成する燃焼筒、12は前記送風経路8内で前記燃焼筒11の真上に配設された遮熱板である。
【0014】
前記機器本体1の外装体は、前面を覆う前パネル13と、上面を覆う上面板14と、側面及び背面を覆う背面板15とを置き台16の上に固定して構成されている。
【0015】
次に17は灯油などの液体燃料を供給するカートリッジ式タンク、18はこのカートリッジ式タンク17からの燃料を一時的に溜め置く固定タンク、19は固定タンク18内の燃料量が所定量以下になるとオンするフロートスイッチ、20は固定タンク18内の燃料を送油管21及び送油ノズル22を介してバーナ部9へ圧送する電磁ポンプ、23は燃焼用空気を送風管24を介して送風する燃焼ファンである。
【0016】
25は液体燃料を気化する気化器、26は前記気化器25を燃料が気化可能な温度まで加熱する気化ヒータ、27は前記気化器25の温度を検知する気化温度センサ、28はバーナヘッド8の外周に設けられた炎孔網、29は燃焼熱を気化器25へ回収する熱回収リング、30は気化ガスにスパーク放電して点火する点火器、31は炎の状態を監視するフレームロッドである。
【0017】
32はマイナスイオン発生手段で、3本の放電針33を横に並設し温風吹出口3上部で温風の流れが殆どない場所に下向きに取り付けられた電極ユニット34と、該電極ユニット34に直流高電圧を供給することで放電針33先端よりマイナスイオンを発生させる電源ユニット35と、この電極ユニット34と電源ユニット35とを結ぶ高電圧コ−ド36とから構成されており、電源ユニット35はバ−ナ部9から離れ熱的影響を受けない操作部2の横に取り付けられている。
【0018】
37は前パネル13から突設し最上部のル−バ4まで延びて横に広がったカバ−体で、幼児等が指を入れて放電針33で怪我をしないように、指が入らないように密閉して電極ユニット34を隠蔽すると共に、正面には発生したマイナスイオンを温風の吸引力で室内に放出すかる為に横長のスリット38が形成されている。
【0019】
39は複数のパンチング穴40が形成されたファンガード7の外方に、5mm〜10mmの空気の流通隙間41を形成して備えられた除菌手段を構成する除菌ユニットで、フィルターを成す光再生脱臭フィルター42と、紫外線ランプ43と、この光再生脱臭フィルター42と紫外線ランプ43を収納するファンガード7側に下方に向かって開口した第1鎧戸面44を形成したランプホルダー45と、該ランプホルダー45を閉塞する下方に向かって開口した内側の第2鎧戸面46を形成した内蓋47と、該内蓋47と重合し下方に向かって開口した外側の第3鎧戸面48を形成した外蓋49と、これら全てを網状の通気部50に対向して収納すると共に紫外線ランプ43の制御用のランプ基板51もケース蓋52で収納するケース53とで形成されている。
【0020】
前記除菌ユニット39は、ケース53の両側方に形成されたビス穴54にファンガード7の内側から2本のビス55をねじ込んで取り付けられるものであり、これにより除菌ユニット39の取り外しは、ファンガード7を取り外さなければ行われず容易ではなく、使用者自身で簡単に取り外されず安全が計られるように、工夫されているものである。
【0021】
前記内蓋47と外蓋49とは、お互いの第2鎧戸面46と第3鎧戸面48を対向させることで、空気は流通させるが紫外線ランプ43の光は遮断して安全を確保する遮光手段56を構成しているものである。
【0022】
前記光再生脱臭フィルター42は、特殊紙をコルゲート加工したハニカム形状フィルターを、酸化チタン:アセトアルデヒド吸着剤:ゼオライト=8:3:37の配合液に浸して形成したもので、空気中のカビや細菌を捕集すると共に、これ自体では空気中のタバコ臭やペット臭等の室内の嫌な臭いを吸着して脱臭するが、紫外線ランプ43の光を受けて常に再生されて良好な状態で半永久的に使用されるものであり、除菌と脱臭とが1つの除菌ユニット39で同時に行われるものである。
【0023】
57は前パネル13のほぼ中央に備えられた機器本体1の作動状態をランプの発光色で表示するカラ−表示器で、機器本体1内に複数のランプを円状に配置したランプ部58を設け、通常運転時は緑色の点灯、セ−ブ運転時は青色の点灯、給油が必要な時には赤色の点滅等を行うものである。
59はマイナスイオンの発生状態を表示するイオン発生表示部で、マイナスイオンの発生時に点灯する青色ランプ60の青色を表示するものである。
【0024】
61はこの機器本体1の制御を行う制御装置であって、マイコン(図示せず)を中心に構成されており、入力側には各種のセンサ−等が接続すると共に、出力側には各種の駆動部品が接続し、この内電磁ポンプ20への駆動開始及び停止信号を発信すると同時に、マイナスイオン発生手段32の電源ユニット35にも駆動開始及び停止信号を発信するものであり、除菌ユニット39のランプ基板51も接続され点火の20秒後に通電が開始され、所定時間ここでは5分通電し10分通電停止を繰り返す間欠運転を行い、消費電力の削減と紫外線ランプ43の寿命を延ばすものである。62は前記操作部2に設けられた操作部基盤であり、操作部2に設けられた各種スイッチや表示ランプがこの操作部基盤62を介して前記制御装置61に接続されている。
【0025】
63は運転開始からの時間をカウントして所定時間(3時間)経過すると自動消火させる消し忘れタイマー手段で、通常運転モードを構成するものであり、64は予め設定されたタイマー時刻に機器の運転を開始させ、運転開始から所定時間(1時間)経過すると自動消火させるおはようタイマー手段で、65は残り燃料量が所定量以下になると前記電磁ポンプ20の駆動パルス数をカウント開始し、このカウントしたパルス数が所定値以上になると自動消火させる燃料切れ消火手段である。尚、この燃料切れ消火手段65は、残り燃料量が所定量以下になってから一定時間の経過で自動消火させるものや、残り燃料量が前記の所定量より少ない第2の所定量以下になったことをを第2のフロートスイッチにより検知して自動消火させるものでも良い。
【0026】
66は通常運転モード以外の運転モードを構成するセーブ運転手段で、サーミスタから成る室温センサ67により検出される室温と、アップスイッチ68とダウンスイッチ69から成る設定温度手段70によって任意に設定される設定温度とを比較して、室温が設定温度より3℃高くなると燃焼を自動的に消火させ、そして室温が設定温度より0.3℃以下に低下することで自動的に燃焼開始させ、燃料の無駄な消費を防止した省エネルギーの運転を可能としたものである。
【0027】
前記操作部2には機器の運転/停止を指示する運転スイッチ71と、前記消し忘れタイマー手段63のカウント時間をリセットして再度所定時間(3時間)のカウントを開始させる延長スイッチ72と、前記通常運転モードの消し忘れタイマー手段63の運転から、通常モード以外の運転モードであるセーブ運転手段66による運転に切替るセーブ運転スイッチ73と、前記おはようタイマー手段64を動作させるタイマースイッチ74と、押圧のON/OFFによりマイナスイオン発生手段32のマイナスイオンの発生動作を停止及び送風ファン5と共に運転開始させるイオン入/切スイッチ75と、セーブ運転中を表示するセーブ運転ランプ76と、タイマー運転中を表示するタイマーランプ77と、脱臭・除菌作動状態を表示する除菌ユニット39と同期して5分点灯で10分消灯の脱臭・除菌ランプ78、運転状態では室温と設定温度を表示し、運転停止状態では時刻を表示し各種エラ−も表示する液晶表示器79とが設けられている。80は表示切替スイッチである。
【0028】
次にこの発明一実施形態の作動について説明する。
今運転スイッチ71を押圧すれば、気化ヒ−タ26が通電されて気化器25の予熱が開始され、そしてこの気化器25が燃油の気化可能温度に達したことを気化温度センサ27が検知することで、制御装置61から電磁ポンプ20、燃焼ファン23、点火器30へそれぞれ駆動信号が出力されバ−ナ部9で予混合方式の燃焼が開始され、送風ファン5の駆動でこの燃焼熱が温風吹出口3から温風として放出され室内の暖房が行われる。
【0029】
又制御装置61から電磁ポンプ20への駆動信号と同時にマイナスイオン発生手段32にも該制御装置61から駆動信号が出力され、放電針33から約3,000〜5,000個/CCのマイナスイオンが発生し、このマイナスイオンはバ−ナ部9での燃焼で発生するマイナスイオンとプラスイオンのうちプラスイオンと温風吹出口3付近で結合し、室内のイオンバランスをマイナスイオンの方がプラスイオンより3,000〜7,000個/CC多くなる状態とするものである。
更に燃焼カロリ−でも相違するが、最高カロリ−が2,750キロカロリ−/hのもので、強火力では約4,000個/CCマイナスイオンを多くし、弱火力では約6,000個/CCマイナスイオンが多いものである。
【0030】
一方暖房運転の停止は、運転スイッチ71を再び押圧すれば、制御装置61によって気化ヒ−タ26、電磁ポンプ20、燃焼ファン23、送風ファン5等の駆動部品への通電を停止することで、バ−ナ部9の燃焼は消火され温風暖房も停止されるものであり、又この電磁ポンプ20の駆動停止と同期して制御装置61からの駆動停止信号でマイナスイオン発生手段32も駆動停止され、マイナスイオンの発生が停止されるものである。
【0031】
従って、従来より燃焼で発生するプラスイオンとマイナスイオンは同数でバランスが取れていたものであり、又人工的に発生させたイオン自体も数秒で消滅するので、環境や人への影響は何ら考えていなかったが、これをマイナスイオン発生手段32によって燃焼時に発生するプラスイオンを積極的に減らして、室内のイオンバランスをマイナスイオンが多い状態とすることで、滝の近くで感じるさわやかで爽快な感じが得られ、疲労回復に良くイライラ感を解消出来るようにしたものである。
又イオン入/切スイッチ75の操作で、マイナスイオンの単独使用或いは暖房運転時の停止も選択されて、使用者の自由度が増すものである。
【0032】
更に上記暖房運転時には、送風ファン5の駆動によって室内空気がファンガード7より機器本体1内に流入することで、除菌ユニット39にも室内空気が流入し、内方では点火から20秒後から紫外線ランプ43が5分点灯で10分消灯の間欠運転を繰り返しており、光再生脱臭フィルター42で捕集した空気中のカビや細菌を紫外線ランプ43点灯時の紫外線で除菌すると共に、光再生脱臭フィルター42自身の脱臭作用によって、空気中のタバコ臭やペット臭等の室内の嫌な臭いを吸着して脱臭し、温風暖房を行いながら室内の空気の除菌と脱臭を行い、空気を綺麗にして良好な室内環境を得ることが出来るものである。
【0033】
又長時間の使用で除菌ユニット39の通気部50にゴミやホコリが溜まり空気の流通が出来なくなった場合でも、除菌ユニット39とファンガード7との間には空気の流通隙間41が形成されているので、室内空気はこの流通隙間41から機器本体1内に流入するから、送風量が減少して温風暖房が出来なくなったり、機器本体1内の温度が異常上昇して焼損するなどの問題が発生する心配がなく、又定期的に通気部50の掃除をする等の頻雑さもなく、常に安心して使用出来るものである。
【0034】
更に送風経路8にマイナスイオン発生手段32を備えれば、除菌及び脱臭した綺麗な空気にマイナスイオンを含ませて、更に良好な爽快感やリフレッシュ感を得ることが出来ると共に、菌へのマイナスイオンの付着により光再生脱臭フィルター42への捕集が良好となり、除菌能力の向上も計られるものであり、又マイナスイオン発生手段32の単独運転時には、紫外線ランプ43にも通電されて除菌運転も連動して行われるものである。
一方除菌ユニット39内の紫外線ランプ43と通気部50との間には、内蓋47と外蓋49の2つの鎧戸面46、48を対向させた遮光手段56が備えられていることで、空気の流通は行いながら紫外線ランプ43の光が通気部50を介して外に漏れることを確実に防止して、安全を確保出来るものである。
【0035】
又光再生脱臭フィルター42は、空気中のタバコ臭やペット臭等の臭いの元を、フィルター42中のアセトアルデヒド吸着剤、ゼオライト成分が吸着して脱臭するものであり、そして紫外線ランプ43点灯による紫外線の照射を受けて、酸化チタン成分が吸着された臭気成分を溶解して吸着能力を再生させ、半永久的に使用出来るようにするものであり、メンテナンス不用の光再生脱臭フィルター42とすることが出来るものである。
【0036】
更に紫外線ランプ43は前記したように5分点灯し10分消灯の間欠運転を行うので、光再生脱臭フィルター42に捕集された細菌の除菌には3分程度の点灯で十分あり、連続点灯による無駄な電力消費を低減出来、紫外線ランプ43自体の寿命も延ばすことが出来、極めて経済的である。
【0037】
【発明の効果】
以上のようにこの発明によれば、温風暖房と共に空気中の雑菌をフィルターで捕集し、この雑菌を紫外線ランプの点灯で除菌するので、強力で確実な除菌が行え、快適な室内環境を得ることが出来るものである。
【0038】
又請求項2によれば、除菌手段は空気吸込口に設けられたファンガードの外方に空気の流通隙間を形成して備えれば、温風用の送風量が減少したり悪影響を与える心配がなく、温風用の送風は空気の流通隙間を介して供給されるので、常に安心して使用出来るものである。
【0039】
又請求項3によれば、除菌手段は、少なくともフィルターと紫外線ランプとを一つのケース内に収納した除菌ユニットとし、ファンガード外方に取り外し容易ではないようにして取り付ければ、除菌ユニットはサービスマンだけしか取扱が出来ず、不用意に使用者が取り外して紫外線ランプで怪我をする心配がなく、極めて安全であり安心して使用出来るものである。
【0040】
又請求項4によれば、送風経路中にマイナスイオン発生手段を備えれば、除菌した空気にマイナスイオンを含ませて、良好な爽快感やリフレッシュ感を得ることが出来ると共に、菌へのマイナスイオンの付着によりフィルターへの捕集が良好となり、除菌能力の向上も計られるものである。
【0041】
又請求項5によれば、除菌手段は、紫外線ランプの光を遮断しながら空気を流通させる遮光手段を備えれば、室内空気の流通を計りながら、紫外線ランプの光の外への漏れを防止して安全性を確実に確保出来るものである。
【0042】
又請求項6によれば、フィルターを光再生脱臭フィルターで構成することで、紫外線ランプの光を受けて常に再生され、菌の捕集と共に空気中の脱臭が常に良好な状態で行われ、しかも定期的に直射日光に当てて再生するメンテナンスが不用となり、極めて使用勝手が良いものである。
【0043】
又請求項7によれば、紫外線ランプは所定時間の点灯と消灯を繰り返すように間欠制御することで、フィルターで捕集した菌の除菌には紫外線ランプの短時間の点灯で済むので、それ以外を消灯させておくことにより、無駄な電力の消費が抑えられると共に、紫外線ランプの寿命も延ばすことが出来、極めて経済的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す温風暖房装置の斜視図。
【図2】同温風暖房装置の概略断面図。
【図3】同前パネルを取り外した状態の正面図。
【図4】同燃焼部の概略説明図。
【図5】同除菌ユニットを備えたファンガードの外側からの正面図。
【図6】同ファンガードの内側からの背面図。
【図7】同除菌ユニットの分解斜視図。
【図8】同遮光手段の断面図。
【図9】同電気回路のブロック図。
【符号の説明】
1 温風機器本体
3 温風吹出口
5 送風ファン
6 空気吸込口
7 ファンガード
8 送風経路
9 バ−ナ部
32 マイナスイオン発生手段
39 除菌ユニット(除菌手段)
41 流通隙間
42 光再生脱臭フィルター(フィルター)
43 紫外線ランプ
53 ケース
56 遮光手段

Claims (7)

  1. バーナ部を有する温風の送風経路中に空気中の菌を捕集するフィルターと、この捕集した菌を除菌する紫外線ランプとによる除菌手段を備えた事を特徴とする除菌機能付き温風暖房装置。
  2. 前記送風経路は、空気吸込口からバーナ部を経て温風吹出口までで形成され、除菌手段は空気吸込口に設けられたファンガードの外方に空気の流通隙間を形成して備えた事を特徴とする請求項1記載の除菌機能付き温風暖房装置。
  3. 前記除菌手段は、少なくともフィルターと紫外線ランプとを一つのケース内に収納した除菌ユニットとし、ファンガード外方に取り外し容易ではないようにして取り付けた事を特徴とする請求項1及び2記載の除菌機能付き温風暖房装置。
  4. 前記送風経路中には、マイナスイオン発生手段を備えた事を特徴とする請求項1から3記載の除菌機能付き温風暖房装置。
  5. 前記除菌手段は、紫外線ランプの光を遮断しながら空気を流通させる遮光手段を有した事を特徴とする請求項1から4記載の除菌機能付き温風暖房装置。
  6. 前記フィルターは、光再生脱臭フィルターで構成した事を特徴とする請求項1から5記載の除菌機能付き温風暖房装置。
  7. 前記紫外線ランプは、所定時間の点灯と消灯を繰り返すように間欠制御する事を特徴とする請求項1から6記載の除菌機能付き温風暖房装置。
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