JP2005009122A - 護岸ブロックとその護岸ブロックを用いた護岸構造 - Google Patents

護岸ブロックとその護岸ブロックを用いた護岸構造 Download PDF

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Abstract

【課題】多種多様な河川の条件にあった質量の護岸ブロックを極めて効率的に提供でき、しかも、生態系にも配慮した護岸ブロックを提供すること。
【解決手段】植物や魚類などの生物が生息可能に多孔状に構成したセルブロック3と、セルブロック3が収納される収納部20を複数個設けた枠体2とを備え、セルブロック3と枠体2との総質量が所望した質量となるようにセルブロック3を収納部20に収納可能に護岸ブロック1を構成する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、護岸ブロックと、その護岸ブロックを用いた護岸構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、河川や海岸の法面を保護するために敷設される護岸ブロックがある。この護岸ブロックを用いて護岸を構築する場合、最も配慮しなければならないのが、護岸設置対象地区の最大流速に対する護岸ブロックの安定であり、ブロックの質量による処が大きい。
【0003】
すなわち、この種の護岸ブロックは、ブロックの形状・重量等の仕様が異なるものをいくつかラインナップしておき、護岸ブロック単体や、その構築体そのものが、洪水等によって押し流されたり崩壊しないように、現状で想定しうる最大流速に打ち勝つ所要の質量のブロックを選定している。
このように護岸ブロックは、流速などを含めて場所毎に環境が異なる敷設現場に応じて、最も適したとされる護岸ブロックを採用して敷設されている。
【0004】
ここで、先行技術として提案されている護岸ブロックを例示すると、ブロックの外形と相似又は類似の形状を有する大型の開口の表裏を貫通することにより枠状に形成された平面多角形状のブロック本体と、機能に応じて板状、中空状或いは塊状等の形態を具備し、開口へ嵌めることにより装飾、生物の保全、或いは敷設ブロック上へ進入した人のための設備等の諸機能をブロック本体に付与する目的で選択され、ブロック本体に組み合わされる複数種の中詰め部材とから構成された護岸ブロックがある(例えば、特許文献1参照)。
【0005】
【特許文献1】
特開平07−259050号公報 (第2頁、第1図)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した一般的な従来の護岸ブロックは、多種多様な河川に対応させるため、複数種の質量の異なる護岸ブロックを製造する必要があり、極めて不経済である。しかも、当然のことながら在庫管理も含めた品質管理に手間がかかるため、改善の余地があった。
【0007】
もっとも、この護岸ブロックを質量の異なる複数種を用意したとしても、経済的等の理由からラインナップ数には限界がある。必要質量が1平方メートル当たりの150キログラムと算定しても、そのラインナップが100キログラム毎だとすると、200キログラムの護岸ブロックを使用するしかなく、その結果、施工費に跳ね返り極めて不経済である。
【0008】
また、先行している従来の護岸ブロックは、上記した開口を、植生の改善或いは水性動植物の生活環境整備のために活用したり、別部材を開口に詰めて、階段或いは簡易なベンチとして利用したりと、多目的に応用可能な利便性に優れたものではあるが、その構築体そのものが、洪水等によって押し流されたり崩壊しないような配慮まではなされていない。
【0009】
また、その一方で、上記したように、昨今の河川整備は、単に機能を追求したものにとどまらず、多自然型工法といわれる自然に近い河川の復元が要求されるようになっている。
【0010】
そこで、本発明は、多種多様な河川の条件にあった質量の護岸ブロックを極めて効率的に提供することを目的とし、さらに他に目的とするところは、生態系にも配慮した護岸ブロックと、その護岸ブロックを用いた護岸構造を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明にかかる護岸ブロックとその護岸ブロックを用いた護岸構造は、下記の技術的手段を講じた。
すなわち、本発明にかかる護岸ブロックは、セルブロックと、前記セルブロックが収納される収納部を複数個設けた枠体とを備えてなり、所望した総質量となるように複数個の前記セルブロックを前記収納部に収納可能に構成したことにある。
【0012】
上記技術的手段によれば、護岸設置対象地区の最大流速に対しても安定する総質量となるようにセルブロックを収納部に収納して、夫々環境の異なる護岸設置対象地区の護岸施工に対応する。
この枠体とセルブロックの形状は、それぞれが互いに収納可能に係合する形状であれば、いずれでも良いものである(請求項1)。
【0013】
この前記の枠体の材質は、コンクリート、木材、鋼材、線材など、いずれの材質で構成しても良いものであるが、軽量でかつ高強度である強化プラスチックなどの合成樹脂部材が搬送や施工時の際の取り扱いが容易であることから、極めて好適である(請求項2)。
【0014】
また、護岸ブロックの他の態様として、セルブロックと、前記セルブロックのコーナー部をガイドする固定具とを備えてなり、敷設されるシート上に前記固定具が止着されて前記セルブロックを収納する収納部が形成されると共に、所望した総質量となるように複数個の前記セルブロックを前記収納部に収納可能に構成してもよい。
【0015】
上記技術的手段によれば、護岸設置対象地区の最大流速に対しても安定する総質量となるようにセルブロックを収納部に収納して、夫々環境の異なる護岸設置対象地区の護岸施工に対応する。
また、前記した枠体に替えてセルブロックのコーナー部をガイドする固定具にしたことにより、部材搬送の際の利便性が向上する(請求項3)。
【0016】
また、請求項1〜3のいずれかにおいて、前記したセルブロックを、異なる質量または/および形状・材質の部材で複数種用意して適宜選択可能に構成することが、総質量や形状、材質の変更可能な幅を大きくして、夫々環境の異なる護岸設置対象地区の護岸施工に対応する(請求項4)。
【0017】
また、請求項1〜4のいずれかにおいて、前記した収納部の深さ寸法を前記セルブロックの厚さ寸法より大きくして、前記収納部に前記セルブロックが複数段積層可能に構成したり(請求項5)、その逆に、前記した収納部の深さ寸法を前記セルブロックの厚さ寸法より小さくして、前記収納部に前記セルブロックが係止できるように構成しても良いものである。
【0018】
また、請求項1〜5のいずれかにおいて、前記したセルブロックは、水と接する構成面が水の流れを減勢する所要の形状に形成したことで、護岸近くの水の流速を減速する(請求項6)。
【0019】
また、請求項1〜6のいずれかにおいて、前記したセルブロックを、植物や魚類などの生物が生息可能に多孔状に構成することが、自然に近い河川の復元が可能となることから好適であり(請求項7)、さらに、その前記セルブロックを、コンクリート廃材や、現地発生土などの建設副産物を用いて、セメントや固定剤などでポーラス状に固化させることが極めて好適である(請求項8)。
【0020】
また、本発明にかかる護岸ブロックを用いた護岸構造は、請求項1〜8のいずれか護岸ブロックを用い、川下側に配設される前記護岸ブロックよりも川上側に配設される前記護岸ブロックの方が前記総質量が大きくなるように構築したことを特徴とする(請求項9)。
【0021】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1〜図11は、実施形態1を、図12及び図13は、実施形態2を夫々例示している。図中、符号1は、護岸ブロックを示す。
【0022】
(実施形態1)
実施形態1にかかる護岸ブロック1は、図1及び図2に示すように、枠体2と、セルブロック3とを備えて構成される。
【0023】
枠体2は、強化プラスチック等の合成樹脂部材からなり、矩形状の孔23を設けた底部22を有し板状部材21で3*3の正方行列状に枠組みして9つの収納部20が形成されると共に、隣接する一組の側壁下部(図1において右端と下端)から底部22を鍔状に延出させてなる。
【0024】
そして、この延出させた底部22内に、係合ピン24が所定間隔をおいて上方に向かって突設されると共に、この係合ピン24と係合関係となるように、その係合ピン24と対向した枠体2内縁部に係合孔25が設けられている。
【0025】
この枠体2の材質は、上述した強化プラスチック等の合成樹脂部材の他に、コンクリート、木材、鋼材、線材など、いずれでも良いものであるが、軽量であるうえに必要な強度を確保できることから、上述した強化プラスチック等の合成樹脂部材が好適である。
【0026】
また、本実施形態では収納部20を9つにしているが、これに限定されたものではなく、4個、16個等の正方行列状の他、長方形形状、あるいはハニカム状(後述するセルブロックもハニカム形状にする)等、任意である。
【0027】
セルブロック3は、一構成面に底側向かって漸次縮径する角錐状の凹部31が凹設され収納部20に収納可能に略矩形状に形成された所要質量のポーラスコンクリートからなる。
この凹部31は、水の流れを減勢するのに好適な形状であり、図1に示したように、その凹部31が外面となるようにして、枠体2の四隅と中央に形成された収納部20に収納されている。
【0028】
なお、図1に例示したセルブロック3の総数は5個であるが、当然のことながら、この数に限定されたものではなく、最大流速に基づいて算定された質量分の数のセルブロック3が収納される。
【0029】
たとえば、このセルブロック3単体の質量が20キログラムであったとすると、100キログラムに枠体2の質量をあわせた総質量が、護岸ブロック単体の質量となるが、図3に示したように、4個、6個、9個など、流速に打ち勝つ所要の質量となるようにセルブロック3の数を調整する。なお、必ずしもセルブロック3を対称配置しなくても良い。
【0030】
また、このセルブロック3の材質は、ポーラスコンクリートの他に、普通コンクリートを始めとした保形性を有するものであれば特に限定されないが、コンクリートの廃材のリサイクル材を活用し、ワラと発生土(建設副産物)・セメント・中性剤を混合して多孔状に固化したものや、発生土(建設副産物)・植物繊維(ワラやヤシ等の植物繊維)を混合し、固化剤にて多孔状に硬化させたもの等が、建設副産物を有効利用しつつ、植物や魚類などの生物が生息可能となるので好適である。なお、上述したものの他に、例えば、土の塊、鋳鉄、自然石で構成しても良いものである。
【0031】
さらに、セルブロック3は、上記したような同一の材質(同一質量)で構成されたもののみを、所望した位置の収納部20に収納して質量調整する必要性はなく、異なる質量のセルブロック3を、適宜、所望した位置の収納部20に収納させて偏重させた構成にしても良いものである。
【0032】
さらに図4に示したように、セルブロック3aの厚さを収納部20の深さより小さくしてセルブロック3aを形成し、収納部20にセルブロック3aが複数段積層して質量調整したり、その逆に、図5に示したように、セルブロック3bの厚さを収納部20の深さより大きくして、収納部20からセルブロック3bが突出するように収納して質量調整しても良い。
【0033】
また、図6に示したように、収納部20の深さより厚さを小さくした略矩形状の(図4においても下段に配置)セルブロック3cとしても良いもので、枠体2とセルブロック3cとで形成された凹部3dによって、水の流れを減勢するように形設しても良いものである。
【0034】
また、図7に示したように、収納部20の深さより大きくし、枠体2上面より上方を面取り形成させたセルブロック3eにして、隣接したセルブロック3e同士で凹部3fを形成して水の流れを減勢するように形設しても良い。
【0035】
さらに、段階的に厚さが変化するように収納部20にセルブロック3…を収納して水の流れを減勢するようにしても良いもので、例えば、図8に例示したように、コンクリートの廃材、ワラ、発生土等を用い、厚さを変えて固化させたセルブロック3gを数種用意し、上述したように、段階的に厚さが変化するように収納部20に収納しても良い。
【0036】
次に、以上のように構成された実施形態1にかかる護岸ブロック1を用いた護岸構造eを図9に基づいて説明する。
まず、施工面(法面)を整地し、法面の上下部、夫々にブロック留めa、bを埋設し、株護岸の安定・漏水防止・吸い出し防止のために、ジオテキスタイルや遮水シート、フェルト等のシートcを敷設する。
【0037】
続いて、ブロック留めa、b間に亘ったシートc上に、一の枠体2に突設された係合ピン24と隣接する他の枠体2の係合孔25とを嵌合させながら枠体2を設置し、現状で想定しうる最大流速に打ち勝つ所要の質量となるように、セルブロック3を収納部20に収納する。これを施工面全域に亘って行う。
【0038】
また、護岸ブロック1の施工現場が、図10に示したように、河川のコーナー部dである場合は、従来の護岸施工と同様に水の(流れによる)運動エネルギーの影響を受け受けやすいコーナー部d外側を施工するが、この場合、図11に示したように、コーナー部d川下側に配設される護岸ブロック1よりもコーナー部d川上側に配設される護岸ブロック1の方が総質量が大きくなるように、水の(流れによる)運動エネルギーの減勢具合を勘案して護岸構造eを構築することが、コストを低減しつつ効率の良い水の減勢ができるので好適である。
【0039】
なお、上述したような河川のコーナー部dでなく直線的な部分においても、川下側に配設される護岸ブロック1よりも川上側に配設される護岸ブロック1の方が総質量が大きくなるように構築しても良いものである。
【0040】
以上、実施形態1にかかる護岸ブロックを説明したが、本発明はそれに限定されるものではなく、たとえば、隣接する枠体同士を接続させるために係合ピン24と係合孔25とを設けているが、護岸ブロック1単体でも最大流速に打ち勝つ所要の質量を有しているために、必ずしもこの係合ピン24と係合孔25とを設ける必要はない。
【0041】
(実施形態2)
次に実施形態2にかかる護岸ブロック1’を図12及び図13に基づいて説明する。
なお、実施形態2にかかる護岸ブロック1’は、実施形態1で例示したセルブロック3と、ジオテキスタイルや遮水シート、フェルト等のシートcを用いて構成され、セルブロック3のコーナー部をガイドする固定具4のみ相違するため、実施形態1と共通する構成については同一符号を付けて説明は省略する。
【0042】
固定具4は、図12に示したように、強化プラスチック等の合成樹脂部材からなり、セルブロック3コーナー部下面を載承する底面を有すると共にセルブロック3のコーナー部壁面をガイドする平面視略+状に形成されてなる。
この固定具4の材質は、上述した強化プラスチック等の合成樹脂部材の他に、コンクリート、木材、鋼材など、いずれでも良いものであるが、軽量であるうえに必要な強度を確保できることから、上述した強化プラスチック等の合成樹脂部材が好適である。
【0043】
以上のように構成された実施形態2にかかる護岸ブロック1’は、図13に示したように、施工面(法面)に予め敷設されたシートc上に、セルブロック3のコーナー部をガイドするように所定間隔をおいて固定具4を止着させて収納部を形成すると共に、単位面積当たり所望した質量となるようにその収納部にセルブロック3を収納する。これを施工面全域に亘って行う。
【0044】
以上、本実施形態にかかる護岸ブロックとその護岸ブロックを用いた護岸構造を説明したが、上述した実施形態は、本発明の好適な実施形態の一例を示すものであり、本発明はそれに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内において、種々変形実施が可能である。
【0045】
【発明の効果】
本発明によれば、護岸ブロックを、枠体又は固定具とセルブロックとを備えて構成して、設置単位面積当たりのブロック質量が可変可能にしたから、多種多様な河川の条件にあった質量の護岸ブロックを極めて効率的に提供できる。
【0046】
また、セルブロックを、生物が生息可能に多孔状に構成したから、生態系に配慮した護岸ブロックが提供でき、さらに、建設副産物を用いて構成することで、環境にも配慮した護岸ブロックが提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1にかかる護岸ブロックの平面図である。
【図2】同、中央縦断面図である。
【図3】セルブロックの収納例を示す平面図である。
【図4】他の変形例を示す縦断面図その1である。
【図5】他の変形例を示す縦断面図その2である。
【図6】他の変形例を示す縦断面図その3である。
【図7】他の変形例を示す縦断面図その4である。
【図8】他の変形例を示す縦断面図その5である。
【図9】護岸ブロックを用いた護岸構造の施工例を示した説明図その1である。
【図10】護岸ブロックを用いた護岸構造の施工現場例を示した説明図である。
【図11】護岸ブロックを用いた護岸構造の施工例を示した説明図その2である。
【図12】実施形態2にかかる護岸ブロックの斜視図である。
【図13】同、平面図である。
【符号の説明】
1 護岸ブロック
2 枠体
20 収納部
3 セルブロック
4 固定具

Claims (9)

  1. セルブロックと、前記セルブロックが収納される収納部を複数個設けた枠体とを備えてなり、所望した総質量となるように複数個の前記セルブロックを前記収納部に収納可能に構成したことを特徴とする護岸ブロック。
  2. 前記枠体は、合成樹脂部材であることを特徴とする請求項1記載の護岸ブロック。
  3. セルブロックと、前記セルブロックのコーナー部をガイドする固定具とを備えてなり、施工面に敷設されるシート上に前記固定具が止着されて前記セルブロックを収納する収納部が形成されると共に、所望した総質量となるように複数個の前記セルブロックを前記収納部に収納可能に構成したことを特徴とする護岸ブロック。
  4. 前記セルブロックを、異なる質量または/および形状・材質の部材で複数種用意して、適宜選択可能に構成したことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の護岸ブロック。
  5. 前記収納部の深さ寸法を前記セルブロックの厚さ寸法より大きくして、前記収納部に前記セルブロックが複数段積層可能に構成したことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の護岸ブロック。
  6. 前記セルブロックは、水と接する構成面が水の流れを減勢する所要の形状に形成したことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに1項に記載の護岸ブロック。
  7. 前記セルブロックを、植物や魚類などの生物が生息可能に多孔状に構成したことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の護岸ブロック。
  8. 前記セルブロックを、建設副産物を用いて構成したことを特徴とする請求項7記載の護岸ブロック。
  9. 請求項1〜8のいずれかに記載の護岸ブロックを用いた護岸構造であって、川下側に配設される前記護岸ブロックよりも川上側に配設される前記護岸ブロックの方が前記総質量が大きくなるように構築したことを特徴とする護岸構造。
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