JP2005008420A - 薬剤分包機の包装用紙装着機構 - Google Patents

薬剤分包機の包装用紙装着機構 Download PDF

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【課題】使用される分包機の給紙部における支持軸体の外径寸法や係合手段が異なっていてもロール紙を共通使用できるようにされた薬剤分包機の包装用紙装着機構を提供する。
【解決手段】薬剤分包機における給紙部の包装用紙支持軸上に位置する既存巻芯6に被嵌し得る内径の共通ロール紙5の芯管12内部に、前記既存巻芯6上に被嵌させてともに回転可能にする摩擦係合手段11を備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、主として病院・医院などで使用される薬剤分包機に装填して使用されるロール巻された包装用紙の給紙部に対する装着機構に関するもので、詳しくは寸法の異なる給紙部に対して、共通した包装用紙を装着使用できるようにする薬剤分包機の包装用紙装着機構に関するものである。
従来、病院・医院などにおいて患者への投薬を調剤包装する薬剤分包機に用いられている包装用紙は、所定の幅の連続用紙をロール巻(以下、単に「ロール紙」という。)されていて、これを薬剤分包機の給紙部における支持軸に装填して使用される。このロール紙は前記支持軸に対して装填するのを容易にするとともに、ロール状に所定量巻付ける際の作業を容易にするために芯管を備えている。また、この芯管の内径および長さ寸法は前記給紙部の支持軸に対して適合する寸法に整えられている。
前記ロール紙を薬剤分包機の給紙部における支持軸に装填して円滑に繰り出されるようにするため、前記支持軸上には半径方向に突設される係止ピンが設けられるとともに、芯管には切込みが設けられ、これら係止ピンと切込みとが係合するようにされている。このようなものの一例が特許文献1によって知られている。また、支持軸上に回転自在に支持される筒体の一端部に永久磁石を取付け、この永久磁石に吸着される強磁性板を端部に備える芯管を装填して、芯管側の強磁性板と筒体側の永久磁石との吸着力で支持軸上でロール紙を円滑に回転させて給紙できるようにするものが特許文献2によって提案されている。
実公昭56−44757号公報 実開昭59−116340号公報
ところで、通常、薬剤分包機の給紙部における支持構造については機械メーカーによって異なるが、前記ロール紙の幅寸法は、使用の目的が同一であることからほぼ一定の寸法にされている。そのために、例えば調剤量の多い病院などでは、複数の薬剤分包機が使用されていて、その包装用紙も当然多量に消費される。このようなことから、使用される薬剤分包機のメーカーが統一されていない場合、芯管の異なるロール紙を準備しておかねばならないことになる。
そして、使用されるロール紙の種類が偏って消費されると、使用に際して給紙部で合致しないものが生じることになり不都合である。このような事態を生じないようにするためには、常に必要以上の在庫を持たねばならなくなり、過剰な経費が必要になるという問題点がある。また、使用されているロール紙としては、一般にグラシン紙の片面にポリエチレン樹脂をラミネートしたものであるが、そのグラシン紙は乾燥し易くかつ粘りが少なくて破れ易い紙質であることから、長期の保管中に端部が破損して使用不能になるという問題点があり、多くの在庫を所有することは好ましくないという問題点がある。
本発明は、このような問題点を解消するためになされたもので、使用される薬剤分包機の給紙部における支持軸の外径寸法や係合手段が異なっていてもロール紙を共通使用することのできる薬剤分包機の包装用紙装着機構を提供することを目的とするものである。
前述された目的を達成するために、本発明による薬剤分包機の包装用紙装着機構は、
薬剤分包機における給紙部の包装用紙支持軸上に位置する既存巻芯に被嵌し得る内径のロール紙芯管内部もしくは端部に、前記既存巻芯上に被嵌させてともに回転可能にする摩擦係合手段を備え、
この摩擦係合手段を、前記ロール紙芯管とは別個のアタッチメントにして、その外周に前記ロール紙芯管内面に対する第1係止手段を備え、内周部に既存巻芯の外周面と接触して保持力を得る第2係止手段を複数備える構成とすることを特徴とするものである(第1発明)。
本発明において、前記第1係止手段は、前記ロール紙芯管側に突起部を形成して、その突起部と係合するように凹部を軸線方向に設けるようにされているのが好ましい(第2発明)。
また、前記第1係止手段は、円周面に形成されるロール紙芯管内面に対して、複数の係止部材を放射状に配して半径方向に突っ張らせるようにされているのが好ましい(第3発明)。
前記第3発明において、前記係止部材は、軸線方向に適宜長さでアタッチメント主体に取付けられる弾性体で、常時軸心から半径方向あるいは求心方向に弾性反力が作用するとともに、その作用面で摩擦力が高められるものであるのが良い(第4発明)。
本発明によれば、装着しようとするロール紙の芯管内径部と分包機給紙部の既存巻芯の外径との寸法差が大きい場合、芯管と巻芯との間に摩擦係合手段を介在させて、ロール紙芯管に対しては第1係止手段を接触させ、既存巻芯に対しては第2係止手段を作用させて、両者を相互に結合させるとともに回転軸心を整えて用紙の繰り出しを容易にすることができる。また、ロール紙芯管内部に予め摩擦係合手段のアタッチメントを嵌合装着しておいて、分包機給紙部の既存巻芯上にそのままロール紙を装填すると、アタッチメントの内周側に設けられる複数の第2係止手段がその既存巻芯の外周面に対して求心方向に作用して、その接触部における摩擦力で既存巻芯と結合され、同時に軸心が自動的に調整されて給紙部における支持軸上で回転できて用紙を正常に繰り出すことができる。こうして、ロール紙芯管内部もしくはロール紙芯管端部に設けた摩擦係合手段によって既存巻芯外径とロール紙芯管の内径部との寸法差を自動調節させることができ、寸法の異なる分包機給紙部の支持部に対応させて、共通で使用できる連続包装用紙を提供でき、経済性を高めることができる。
また、前記第2発明または第3発明の構成を採用することで、アタッチメントの外周部とロール紙芯管とは、ロール紙芯管側に突起部を備える場合は、その突起部に係合する係止部をアタッチメントに設けて、アタッチメントをロール紙の芯管内部に嵌め込む際に、両者を合致させることで係止できる。また、ロール紙芯管内周に突起などがない場合は、アタッチメントの外周に複数の係止部材を放射状に配して、装着時にそれら係止部材を突っ張らせて係止力が得られるようにすることができる。
さらに、第4発明の構成を採用すれば、既存巻芯に対してアタッチメントを介してロール紙を装填するとき軸線方向に嵌め合わせるときには比較的抵抗が少なくて、装填後幅方向に大きな抵抗力(摩擦力)が作用して、周方向への滑りが阻止されて給紙部支持軸(既存巻芯)に支持されて用紙の繰り出しが円滑に行われるという効果がある。
次に、本発明による薬剤分包機の包装用紙装着機構の具体的な実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。
図1に本発明の一実施形態に係る薬剤分包機の包装用紙装着機構の要部を表わす図が、図2に図1のA−A視断面図が、図3に係止バネの拡大断面図(a)および一部側面図(b)が、それぞれ示されている。
本実施形態において、薬剤分包機における連続包装用紙(ロール紙)の給紙部1には、ロール紙取付軸(支持軸)2が設けられ、この取付軸2に対してロール紙5を巻付けている芯管部分を被嵌させて装着できるようになっている。
本実施形態の包装用紙装着機構10は、前記薬剤分包機における給紙部1でのロール紙取付軸2の寸法が、その薬剤分包機のメーカーによってそれぞれ異なっているが使用されるロール紙5(連続包装用紙)の寸法(この場合幅寸法)については概ね同じ寸法になっていることに着目して、薬剤分包機の給紙部1における取付軸2の寸法の如何にかかわらず共通して使用できるようにする構成のものである。そのために、前記給紙部1における取付軸2には、それぞれの薬剤分包機特有のロール紙芯管をそのまま取付けておいて、その上に本実施形態の摩擦係合手段11を備える包装用紙装着機構10によってロール紙5(以下、「共通ロール紙5」という。)を装着して使用できるようにされている。
本実施形態の包装用紙装着機構10における摩擦係合手段11は、大別して既存の各種ロール紙における芯管(以下、既存の芯管を区別するために既存巻芯6という)の直径と共通ロール紙5の芯管12の内径との寸法差が大きい場合と、その寸法差が小さい場合とで異なり、前者の場合にはアタッチメントを用いる方式が採用され、後者の場合には直接的に機能する方式が採用される。
まず、アタッチメントを用いる場合について説明する。本実施形態の共通ロール紙5の芯管12は、内径寸法が既存巻芯6の直径より大きい寸法にされており、その内周面12aに突起条13が複数等分して軸線に沿い設けられている。そしてその芯管12内に既存巻芯6との寸法差を埋めて装着できるようにするアタッチメント15を着脱可能に付設される。
アタッチメント15には、その主体15aの外周面に前記芯管12の内周面12aに突設されている突起条13と係合する溝条16を対応する数等分して刻設されており、これら溝条16形成部間にそれぞれ係止用の板バネ17が軸線に沿って等分配置されている。その板バネ17は、図3に示されるように、両端部17a(図では片側のみ表わされている)を外向きに屈曲させて、アタッチメント15の主体15aに設けられた透かし穴18を通して外側にて支持され、芯管12の軸心方向に突出すようにされている。なお、前記透かし穴18は長穴にされて挿通する板バネ17の端部17aが軸方向に移動自在なようにされている。
前記板バネ17の中間部には巻芯6と接触する側にゴム質の材料にてなる弾性摩擦片19が一体に取付けられており、この弾性摩擦片19は板バネ17の幅方向に一部を延長させてリップ部19a,19aが形成されている。
このように構成される本実施形態の包装用紙装着機構10は、使用される対象の給紙部1におけるロール紙取付軸2にその機械特有の既存巻芯6を予め装着しておき、前記アタッチメント15を使用する共通ロール紙の芯管12内部に、その溝条16を突起条13に合わせて嵌め込み装着する。その後に、既存巻芯6に対して共通ロール紙5を取付けるようにする。
共通ロール紙5を既存巻芯6が取付けられているロール紙取付軸2に装填すると、内挿されているアタッチメント15付属の板バネ17が装着しようとする既存巻芯6の外周面に周囲から接触して、その既存巻芯6の外径に対応する寸法となるように外向きに押し戻される。すると、各板バネ17は、いずれも両端部でアタッチメント15の外周側に位置して移動自在にされているから、既存巻芯6の外面によって押されるにつれ、屈曲部17bの部分で弾性に抗して変形させられ半径方向に変位され、その反力で板バネ17のアタッチメント15内側に突出している部分が既存巻芯6の周面に強く押し付けられる。言い換えると、板バネ17が四方から既存巻芯6を押し付けて突っ張ることになる。この突っ張りによって装着部での軸径に対する寸法差が自動的にアジャストされる。なお、前記板バネ17の両端部17a,17aは共通ロール紙5の芯管12内周面12aによって押さえられ、板バネ17の弾発力が維持される。
したがって、既存巻芯6に対して装填される共通ロール紙5は、その軸心を取付軸2に対して同心に保持されることになる。そして、各板バネ17には、いずれも弾性摩擦片19が一体に取付けられており、この弾性摩擦片19は板バネ17の幅方向に一部を延長させてリップ部19a,19aを備えているので、前記のようにして突っ張り力が生じると、既存巻芯6の周面に沿うように張り出すことになって接触面での摩擦力が高められる。その結果、ロール紙が繰り出し方向に回転を開始すると、取付軸2に対して一体的に取付いている既存巻芯6とアタッチメント15が一体的になり、かつアタッチメント15と芯管12とが突起条13と溝条16の係合で一体化されているので、全体として取付軸2に支持されて回転され、円滑な給紙が行えるのである。
そして、既存巻芯6に対する共通ロール紙5の芯管12を装着する際には、アタッチメント15に付属する複数の板バネ17が幅の狭いものであるから、突っ張り力が大きく働いても、それに伴う軸線方向の摩擦力は円周方向に摩擦力に較べて著しく小さいので差込・引き抜き操作は無理なく行うことができる。
本実施形態の包装用紙装着機構10によれば、このようにして共通ロール紙5の芯管12と既存巻芯6との間に寸法差が大きくあっても、アタッチメント15を介在させて、その付属する板バネ17を利用した摩擦係合手段11によって自動的にアジャストさせて無理なく装着することができる。したがって、寸法差のある各種の薬剤分包機における給紙部に対して共通するロール紙を採用することができる。
また、前記アタッチメント15と共通ロール紙5の芯管12との係止構造について、前述のような突起条と溝条との係合構造ではその芯管12に特別な構造を必要とするので、芯管内面を通常の円周面にして、図4に示されるように、アタッチメント15Aに前述の溝条に代えて前記板バネ17と同様の板バネ17′を外向きにも複数等分して配設するようにしてもよい。こうすると、共通ロール紙5の芯管12内部にアタッチメント15Aを挿入すると、その外向き板バネ17′が前述の既存巻芯6に対する内向きの板バネ17と同様に作用して係止され、この状態で取付軸2上の既存巻芯6に対する装着ができる。
また、図示省略するが、前記板バネ17に代えて弾性を備える形状にされた樹脂製の弾性体をアタッチメントに複数箇所で組み込んで装着巻芯外径との寸法差に対応するとともに装着時の係止力を得るようにすることができる。
次に、図5にアタッチメントを用いない場合の共通ロール紙芯管に設けられた摩擦係合手段の実施形態を示す図が、縦断面図(a)およびB−B視断面図によって示されている。
この図5に示される摩擦係合手段11Aは、共通ロール紙5の芯管12Aの内周面12aに弾性材(例えばウレタン、発泡ポリウレタン、軟質ビニル、ゴムなど)による突起条20を複数軸線方向に付着配設されてなる。
このように構成される本実施形態の摩擦係合手段11Aによれば、共通ロール紙5の芯管12A内径Dと既存巻芯6の外径dの寸法差が少ない場合、その芯管12Aに付された弾性体にてなる突起条20の部分で両者間の寸法差を調節するとともに、その突起条20と既存巻芯6の周面との接触摩擦抵抗によって取付軸2側に共通ロール紙5を係合保持させて装着され、包装用紙の円滑な回転繰り出しが行えることになる。
この際、共通ロール紙5の装着時には、既存巻芯6に対して芯管12A側付設の突起条20が軸線方向に付されているので大きな抵抗を受けることなく装着できる。また、複数の突起条20を等分して配設しておくことにより、装着時に自動的に軸心を合致させることができる。そして、前記突起条20は、取付軸2上に固定されている既存巻芯6の周面に対して、その幅方向に広い範囲で接触当接しているので、大きな摩擦力が作用して既存巻芯6と芯管12Aが一体的に結合されてともに回転し、目的を達成できる。
なお、前記弾性体による突起条20は、例えば発泡された弾性体を用いることにより装着される共通ロール紙5の芯管12Aと既存巻芯6との寸法差が多種類あるとき、その多くに対応して装着寸法差を自動的に調節できる利点がある。しかも、このように共通ロール紙5の芯管12Aに摩擦係合手段11Aを設けておけば、別途アタッチメントなどを必要としないので、取扱いが便利である。また、このような簡単な構成とすることでコストアップを最小限にとどめ、経済性を高めることができるという効果が得られる。
なお、前記摩擦係合手段11Aにおける弾性体による突起条20は、螺旋状にして設けるようにしてもよい。こうすると、円周方向の摩擦抵抗を大きくすることができる。また、必要に応じて、前記弾性体を点在させて付着するようにしてもよい。
さらに、他の実施形態として、図6にロール紙芯管の端部に摩擦係合手段を設けられた実施形態を示す断面図が、図7に図6の要部拡大図として、係合面部に弾性体が付着される場合の図(a)と係合面部を傾斜面にされる場合の図(b)が、それぞれ示されている。
この実施形態の包装用紙装着機構10Bは、ロール紙芯管12Bに設けられる摩擦係合手段11Bとして、その芯管12Bの端部に複数箇所(本実施形態では4箇所)に軸心に向けて係止突片25が等分して突設され、既存巻芯6の端部の外側から係合して装着できるようにされたものである。
本実施形態の芯管12Bの外形については、前記係止突片25形成部を除いて前記実施形態のものと同一である。係止突片25は、対象とする既存巻芯6の端部6aにおける内周面より突き出る程度の寸法で軸心方向に突出させて設けられ、その軸線に沿った内側で切込み26が形成されて鉤型に形成され、その鉤型をした部分の外周方向を向いた面を係合面部27とされたものである。その係合面部27は、想定される既存巻芯6の端部6aの内端周部に接触できるように形成される。
前記係止突片25における係合面部27としては、例えば図7(a)に示されるようにゴム質の弾性材にてなる係止片28を切込み26の開口側からその内部奥まで上面を、開口側よりも内部奥が高くなるように傾斜させて鉤型部分の接着し、係合摩擦力を高めるようにするのがよい。このようにされた係止突片25を備える芯管12Bは既存巻芯6に被嵌装着する際、その端部に設けられる係止突片25の係合面部27が既存巻芯6の端部6a内側に挿入されるようにして当接させる。すると、複数の係止突片25の各係合面部27が一斉の既存巻芯6の端部6aに接触して、それら係合面部27に付された弾性材にてなる係止片28との接触で、静止する状態まで移動させることにより、弾性体にてなる係止片28によって強力に弾性保持され、軸心を一にすると同時に係合保持される。したがって、共通ロール紙5は既存巻芯6を介して支持軸体上で円滑に回転できて給紙できるのである。
前記係止突片25の係合面部27を前記のように切込み26の開口側に下がり勾配の傾斜面29とした場合(図7(b)参照)においては、複数等分して配設される各係止突片25を一斉に、前記のように弾性体を備えないがその傾斜面29と既存巻芯6の端部6aとの接触によって保持させて、同様に機能させることができる。この場合も、各係止突片25の傾斜面29における接触位置で芯管と既存巻芯の寸法差を調整できる。
これら芯管12Bの端部に複数の係止突片25を設ける形式においては、片持ち構造となるので、その安定性をより確実にするのに、芯管12Bの反対端部内周に前述の弾性体による突起条もしくは突起を適宜配分で設けておけば、有効である。
また、このような係止突片25を端部に設ける形式の場合、既存巻芯との嵌め合い部の寸法差が僅少で端部に切込みがある場合、その各係止突片25を既存巻芯の端部に設けられた切込みに嵌め合わすことで係合させることもできる。
本発明に係る薬剤分包機の包装用紙装着機構の要部を表わす図 図1のA−A視断面図 係止バネの拡大断面図(a)および一部側面図(b) 摩擦係合手段の他の実施形態を示す断面図 アタッチメントを用いない場合の共通ロール紙芯管に設けられた摩擦係合手段の実施形態を示す図で、縦断面図(a)およびB−B視断面図(b) ロール紙芯管の端部に摩擦係合手段を設けられた実施形態を示す断面図 図6の要部拡大図で、係合面部に弾性体が付着される場合の図(a)および係合面部を傾斜面にされる場合の図(b)
符号の説明
1 薬剤分包機の給紙部
2 ロール紙の取付軸
5 共通ロール紙
6 既存巻芯
10,10B 包装用紙装着機構
11,11A,11B 摩擦係合手段
12,12A,12B 芯管
12a 芯管の内周面
13 突起条
15 アタッチメント
16 溝条
17 板バネ
17a 板バネの端部
18 透かし穴
19 弾性摩擦片
19a リップ部
20 弾性体にてなる突起条
25 係止突片
26 切込み
27 係合面部
28 弾性体でなる係止片
29 傾斜面

Claims (4)

  1. 薬剤分包機における給紙部の包装用紙支持軸上に位置する既存巻芯に被嵌し得る内径のロール紙芯管内部もしくは端部に、前記既存巻芯上に被嵌させてともに回転可能にする摩擦係合手段を備え、
    この摩擦係合手段を、前記ロール紙芯管とは別個のアタッチメントにして、その外周に前記ロール紙芯管内面に対する第1係止手段を備え、内周部に既存巻芯の外周面と接触して保持力を得る第2係止手段を複数備える構成とすることを特徴とする薬剤分包機の包装用紙装着機構。
  2. 前記第1係止手段は、前記ロール紙芯管側に突起部を形成して、その突起部と係合するように凹部を軸線方向に設けるようにされている請求項1に記載の薬剤分包機の包装用紙装着機構。
  3. 前記第1係止手段は、円周面に形成されるロール紙芯管内面に対して、複数の係止部材を放射状に配して半径方向に突っ張らせるようにされている請求項1に記載の薬剤分包機の包装用紙装着機構。
  4. 前記係止部材は、軸線方向に適宜長さでアタッチメント主体に取付けられる弾性体で、常時軸心から半径方向あるいは求心方向に弾性反力が作用するとともに、その作用面で摩擦力が高められるものである請求項3に記載の薬剤分包機の包装用紙装着機構。
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