JP7333062B2 - 巻回体 - Google Patents
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Description
図1に、薬剤包装装置1において薬剤の包装を行う部分である包装部2を概略的に示す。薬剤(図示しない)は、例えば錠剤または散剤である。この薬剤包装装置1で用いられる包材62は、帯状であり長尺のシートである。包材62の材質は、例えば紙または樹脂である。包材62は長手方向(図示した矢印Fの方向)に搬送される。包材62は芯体61の外周に巻回されてロール状の巻回体(包材ロール)6とされている。すなわち、巻回体6は、長尺シート状の包材62が巻回されて構成されている。巻回体6において、包材62は、幅方向(短手方向)中央で半折りされた状態で芯体61の外周に巻回されている。包材62は巻回体6から巻き出される。薬剤包装装置1は、巻回体6から巻き出された包材62を用いて薬剤を包装する。薬剤包装装置1における包装部2は、包材62の搬送方向の上流側から下流側に向かって、包材供給部3、包材搬送部4、包装体形成部5の順に位置している。これらについて以下説明する。なお都合上、包材供給部3に関しては後で説明する。
包材搬送部4は、包材62を長手方向に搬送し、搬送方向下流側の包装体形成部5に供給する。包材搬送部4は、主に、張力調整機構41と折り返しバー42を備えている。張力調整機構41は、軸間距離が変動する複数のローラ411~413の間に包材62を折り返すように架け渡すことにより、張力を調整する機構である。本実施形態の張力調整機構41は、例えば軸線の位置が不動である2本の固定ローラ411,412と、基台に対して軸線の位置が湾曲するように移動する1本のダンサローラ413が組み合わされている。折り返しバー42は、張力調整機構41から上方に搬送される包材62の搬送方向を斜め下方向に転換する。包材搬送部4には、例えば包材62の表面に薬剤の処方情報等を印刷する印刷部43を設けることができる。
包装体形成部5は、処方に応じて包材62に薬剤を供給し、包材62を接着することで1包ごとに包装する部分である。包装体形成部5は、主に、三角板51、ホッパ52、包材接着部53を備えている。三角板51は、折り返しバー42の搬送方向下流側に位置し、幅方向で半折りされた状態の包材62の一方側と他方側とを押し開くことで、長手方向視で断面V字状の形態にする部分である。ホッパ52は、包材62が三角板51により押し開かれた断面V字状の空間62Sに、上部521に比べて横断面積が縮小して形成された下部522の一部が挿入されている。ホッパ52の上方に設けられた薬剤供給機構(図示しない)により、処方に応じて供給された薬剤が、ホッパ52の内部を経由して包材62に供給される。包材接着部53は、包材62を熱溶着する等して、薬剤が供給された包材62を1包ずつ区画するように接着する部分である。包装体形成部5はこの他、例えば、包材接着部53により接着された包材62に切断を容易にするためのミシン目を形成するためのミシン目形成部(図示しない)を設けることができる。
包材供給部3は、包材62を包材搬送部4以降に送る部分である。包材供給部3には巻回体6が周方向に回転可能なように配置される。巻回体6が回転することで、包材62が巻回体6から長手方向に引き出される。
図2に示すように、巻回体6の芯体61は、径方向断面の形状が円形である筒状(円筒状)、または管状(円管状)である。芯体61は円筒状の内周部を備える。図1に示すように、芯体61の外周面に包材62が巻き重ねられる。芯体61の外径寸法は、軸方向において一定とされている。このため、芯体61の外周面に段差が現れないので、包材62を、折り目をつけることなく巻回させられる。芯体61は、包材供給部3における支持軸31の外周に対し、軸方向へ移動されることで脱着(装着及び取り外し)される。芯体61は、支持軸31の周方向に位置合わせされて、支持軸31の外周に装着される。芯体61は、一端部及び他端部を有する。一端部は、図2において支持軸31に近い部分であり、他端部は、図2において支持軸31から遠い部分である。芯体61は、正規の向き(装着方向)として一端部側から支持軸31に装着される。装着の際、芯体61は支持軸31の先端部から基端部に向かって軸方向に移動させられる。芯体61は、支持軸31への装着の際における方向(正規の装着方向)での基端部に切欠部611を備える。切欠部611は、芯体61を支持軸31に装着した際に、支持軸31から径外方向に突出する包材切れ検知ピン314に対応する位置に設けられている。切欠部611は、芯体61を径方向に貫通し、かつ、芯体61における基端に開口した空間を有する。この空間において包材切れ検知ピン314が支持軸31の軸方向に移動可能である。この移動は、巻回体6から包材62が引き出されて無くなった後になされる(図4は移動後の状態を示す)。ちなみに、この切欠部611は、巻回体6の方向を作業者が識別する際の、視覚または触覚による手掛かりとして用いることもできる。
芯体61は、例えば硬質樹脂から形成されている。このため、芯体61は包材62を使い切った後に再利用することで、多数回繰り返して使用することができる。これにより、例えば石油資源の節約に貢献できる。再利用は、薬剤包装装置1のユーザーから回収した使用済みの芯体61に対し、新たな包材62を巻回することによってなされる。再利用される芯体61への新たな包材62の巻回により、新たな巻回体6が製造されることになる。なお、回収を円滑に行うべく、ユーザーに対して引き渡す巻回体6のうち、芯体61の部分については貸与した形をとることにより、ユーザーが芯体61を返却するという形で芯体61の回収を促すことができる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変更を加えることができる。
2 包装部
3 包材供給部
31 支持軸
31A 支持軸本体
31B 装着補助部(装着補助具)
311 主軸部
312 基端軸部
313 引掛突起、第1突起部
317 ガイド用突起、第2突起部
4 包材搬送部
5 包装体形成部
6 巻回体
61 芯体
615 引掛凹部、第1凹部
616 ガイド用凹部、第2凹部
6161 位置決め部、案内部
6162 誘導部
617 内周面部
618 薄肉部
619 厚肉部
62 包材
Claims (1)
- 長尺のシートが巻回されて構成された巻回体であって、
前記巻回体は、支持軸によって支持可能であり、前記支持軸の先端側から基端側に向かって差し込まれることで前記支持軸に装着され、
前記支持軸は、
前記基端側に、周方向に間隔を空けて、径方向外方に突出した複数の引掛突起と、
前記先端側に、径方向外方に突出した、少なくとも1個のガイド用突起と、を備え、
前記巻回体は、
筒状に形成され、前記支持軸の外周に装着される芯体と、
前記芯体の外周に巻回された前記シートと、を備え、
前記芯体は、
軸方向一端側の内周に設けられ、前記支持軸への装着状態で前記引掛突起に嵌合することで、前記支持軸との間で回転力を伝達する引掛凹部と、
軸方向一端側の端部から軸方向他端側に向かうように内周に設けられ、前記支持軸の外径寸法よりも内径寸法が大きく、前記支持軸への装着を行う際に、前記ガイド用突起に係合することで前記支持軸に対する周方向の位置決めを行うガイド用凹部と、
前記ガイド用凹部に周方向で隣接する、前記ガイド用凹部よりも厚肉とされた内周面部と、を備え、
前記ガイド用凹部は、前記引掛凹部に比べて、前記内周面部の内周面に対する径方向外方への凹み量が小さい、巻回体。
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