JP2005005852A - 画像合成方法および画像合成システム - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の分割画像を入力して画像を合成するための専用の処理手段を実装したパソコン等の機器が必要となり、ユーザーは画像入力デバイスと合成画像を生成する専用機器の両方がセットで持たなければ、所望の合成画像が得られないという問題があった。
【解決手段】複数の分割画像から画像を合成できる手段をもつ画像合成サーバーであり、画像(静止画または動画)を入力できて通信機能を備えたデバイスから通信網を経由して分割画像を前記サーバーに送信することで、前記サーバーで一枚の合成画像を生成することができ、その合成された画像はいつでもどこでも見ることは可能であり、また、必要に応じて印刷することも可能になる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像合成装置および画像合成方法に関わり、特に、ネットワーク経由で画像を合成する画像合成方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、分割された画像を合成する技術については、分割画像を合成する際に、合成すべき分割画像を大まかに重ね合わせて置くだけで、精度良く合成画像を作成する方法が知られている(例えば特許文献1を参照。)。図10は、この従来例における画像合成装置および画像合成方法のブロック図である。以下、図10を用いて説明する。
【0003】
図10において、2は分割画像入力部1によって入力された複数の分割画像を蓄積しておく分割画像蓄積部、3は分割画像の合成に必要な分割画像間の動きベクトル情報、拡大率、回転等の情報、各分割画像間の輝度補正情報等の合成情報を分割画像から抽出する合成情報抽出部、4は分割画像蓄積部2から複数の分割画像を読み込むとともに合成情報抽出部3から合成情報を読み込んで複数の分割画像を合成情報に基づいて合成する画像合成部、5は画像合成部4により合成された合成画像を蓄積する合成画像蓄積部、6は合成画像蓄積部5に蓄積された合成画像をプリンタやネットワークに出力する合成画像出力部であり、7は分割画像蓄積部2と合成情報抽出部3との間に介挿された比較範囲限定部である。
【0004】
合成情報抽出部3は、比較範囲限定部7によって限定された隣接分割画像の比較範囲においてその隣接分割画像の比較範囲においてその隣接分割画像から合成情報を抽出するように構成されている。比較範囲限定部7は、分割画像表示部8と分割画像移動部9と比較範囲抽出部10と合成画像表示部11と分割画像指定部12とから構成されている。
【0005】
分割画像表示部8は分割画像蓄積部2における複数の分割画像を縮小して表示するものであり、分割画像移動部9はその表示された縮小の分割画像を合成画像表示部11に移動してー定のオーバラップ領域を確保しながら隣接する縮小された分割画像を重ね合わせるものであり、比較範囲抽出部10は合成画像表示部11に表示された縮小の分割画像の表示位置から分割画像の参照ブロックと探索範囲を求めるものであり、合成画像表示部11は分割画像表示部8から移動された縮小の分割画像を表示するものであり、分割画像指定部12は画像合成が正常に合成されなかったときに再度の合成情報の抽出と画像合成とを行わせるために、その不正常な分割画像を指定するものである。比較範囲限定部7の機能は、マウス(あるいはキーボード)、CPU、ディスプレイ等で実現することができる。したがって、この画像合成装置は、パソコンを始めとするGUI(グラフィカル・ユーザー・インターフェース)を持つ各種情報処理機器で実現できることを意味している。
【0006】
以上のような構成により、分割画像蓄積手段における隣接分割画像同士を比較すべき範囲を狭く限定する比較範囲限定手段を備えるとともに、合成情報抽出手段は比較範囲限定手段による限定された画像比較範囲において隣接分割画像を比較して合成に必要な合成情報を抽出するように構成されている。
【0007】
そのため、ユーザーが合成しようとする分割画像を大まかに位置合わせすれば、あとは2つの隣接する分割画像の比較範囲を狭く限定した上で合成情報を抽出するので、合成情報をその狭い画像比較範囲で抽出するときの演算量を減少させることが出来、演算処理装置やメモリへの負担軽減とともに、処理時間を短縮できる。さらに、画像比較範囲が狭いのでパターンマッチングの際に複数の同じパターンが発生する確率が低くなり、マッチング精度を向上することができる。また、汎用のカメラに適用することが可能となる。
【0008】
【特許文献1】
特開平10−108003号公報
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の画像合成方法によれば、複数の分割画像を入力して画像を合成するための専用の処理手段を実装したパソコン等の機器が必要となり、ユーザーは画像入力デバイスと合成画像を生成する専用機器の両方をセットで持たなければ、所望の合成画像が得られないという課題を有している。また、画像入力デバイスのコストを低減することができても、画像合成するためには専用の機器が必要となるため全体のコストは低減できないという課題も有している。
【0010】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために、本発明の画像合成システムは、画像を入力できる通信デバイスと通信網を介して接続できる画像合成サーバーをシステムとして構成することで、画像入力デバイスで撮像した分割画像を前記画像合成サーバーに配信すれば、前記サーバーで画像合成処理が行われて、任意のネット機器でその合成画像を確認することができることを特徴としたものである。本発明によれば、画像入力デバイスで撮った画像を任意の時間に任意の場所で画像合成することができ、モバイル環境での画像合成ができる環境をユーザーに提供することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
請求項1に記載の発明は、有線または無線により情報の送受信を行う通信網において、画像入力デバイスにより予め定められた手順で複数の画像を撮影する撮影ステップと、前記ステップにより撮影された複数の画像を前記通信網に接続されたサーバー内の入力画像記憶手段に保存する画像保存ステップと、前記入力画像記憶手段に保存された前記複数の画像を合成して1枚の合成画像を生成する合成画像生成ステップと、前記合成画像を前記サーバー内の合成画像記憶手段に保存する合成画像保存ステップと、前記通信網に接続された端末装置からの送信要求を解析する送信要求解析ステップと、前記送信要求解析ステップの結果に応じて前記合成画像記憶手段に保存された合成画像を前記通信網を経由して前記端末装置に送信する合成画像送信ステップとからなる、画像合成方法である。
【0012】
請求項2に記載の発明は、前記端末装置を利用するユーザーに対し、前記合成画像を送信する毎に課金を行う課金ステップを含むことを特徴とする請求項1に記載された画像合成方法である。
【0013】
請求項3に記載の発明は、有線または無線により情報の送受信を行う通信網において、画像入力デバイスにより動画像を撮影する撮影ステップと、前記ステップにより撮影された動画像を前記通信網に接続されたサーバー内の入力画像記憶手段に保存する画像保存ステップと、前記入力画像記憶手段に保存された動画像から前記動画像を構成している複数のフレーム画像に変換するフレーム画像生成ステップと、前記複数のフレーム画像を合成して1枚の合成画像を生成する合成画像生成ステップと、前記合成画像を前記サーバー内の合成画像記憶手段に保存する合成画像保存ステップと、前記通信網に接続された端末装置からの送信要求を解析する送信要求解析ステップと、前記送信要求解析ステップの結果に応じて前記合成画像記憶手段に保存された合成画像を前記通信網を経由して前記端末装置に送信する合成画像送信ステップとからなる、画像合成方法である。
【0014】
請求項4に記載の発明は、前記端末装置を利用するユーザーに対し、前記合成画像を送信する毎に課金を行う課金ステップを含むことを特徴とする請求項3に記載された画像合成方法である。
【0015】
請求項5に記載の発明は、有線または無線により情報の送受信を行う通信網において、画像入力デバイスにより予め定められた手順で複数の画像を撮影する撮影ステップと、前記ステップにより撮影された複数の画像を前記通信網に接続されたサーバー内の入力画像記憶手段に保存する画像保存ステップと、前記入力画像記憶手段に保存された前記複数の画像を合成して1枚の合成画像を生成する合成画像生成ステップと、前記合成画像から文字を認識し文字データ記憶手段に前記文字を保存する文字認識ステップと、前記合成画像を前記サーバー内の合成画像記憶手段に保存する合成画像保存ステップと、前記通信網に接続された端末装置からの送信要求を解析する送信要求解析ステップと、前記送信要求解析ステップの結果に応じて前記合成画像記憶手段に保存された合成画像を前記通信網を経由して前記端末装置に送信する合成画像送信ステップとからなる、画像合成方法である。
【0016】
請求項6に記載の発明は、前記端末装置を利用するユーザーに対し、前記合成画像を送信する毎に課金を行う課金ステップを含むことを特徴とする請求項5に記載された画像合成方法である。
【0017】
請求項7に記載の発明は、有線または無線により情報の送受信を行う通信網において、画像入力デバイスにより動画像を撮影する撮影ステップと、前記ステップにより撮影された動画像を前記通信網に接続されたサーバー内の入力画像記憶手段に保存する画像保存ステップと、前記入力画像記憶手段に保存された動画像から前記動画像を構成している複数のフレーム画像に変換するフレーム画像生成ステップと、前記複数のフレーム画像を合成して1枚の合成画像を生成する合成画像生成ステップと、前記合成画像から文字を認識し文字データ記憶手段に前記文字を保存する文字認識ステップと、前記合成画像を前記サーバー内の合成画像記憶手段に保存する合成画像保存ステップと、前記通信網に接続された端末装置からの送信要求を解析する送信要求解析ステップと、前記送信要求解析ステップの結果に応じて前記合成画像記憶手段に保存された合成画像を前記通信網を経由して前記端末装置に送信する合成画像送信ステップとからなる、画像合成方法である。
【0018】
請求項8に記載の発明は、前記端末装置を利用するユーザーに対し、前記合成画像を送信する毎に課金を行う課金ステップを含むことを特徴とする請求項7に記載された画像合成方法である。
【0019】
請求項9に記載の発明は、有線または無線により情報を送受信できる通信網から配信された複数の画像データを記憶する入力画像記憶手段と、前記配信された画像の入力手段の特性情報を保持するデバイスプロファイルと、前記デバイスプロファイルの情報に基づいて前記入力画像記憶手段から読み出された複数の画像データを1枚の画像に合成する画像合成手段と、前記画像合成手段により合成された画像データを保持する合成画像記憶手段と前記通信網を経由して所定のユーザーインターフェースを提供するユーザーインターフェース手段と、前記ユーザーインターフェース手段を用いて、前記通信網に接続された端末装置に前記入力画像記憶手段および前記合成画像記憶手段の画像内容を送信するためのデバイス入出力制御手段を備えた画像合成サーバーを特徴とする画像合成システムである。
【0020】
請求項10に記載の発明は、前記画像合成サーバーは、前記端末装置を使用するユーザーに対して前記画像内容を送信する毎に課金処理を行う課金手段を持つことを特徴とする請求項9に記載された画像合成システムである。
【0021】
請求項11に記載の発明は、有線または無線により情報を送受信できる通信網から配信された動画像データを記憶する入力画像記憶手段と、前記配信された画像の入力手段の特性情報を保持するデバイスプロファイルと、前記デバイスプロファイルの情報に基づいて前記入力画像記憶手段から前記動画像データを読み出す動画像読み出し手段と、前記動画像読み出し手段から読み出された動画像データを構成している複数のフレーム画像に変換するフレーム画像生成手段と前記フレーム画像生成手段による複数のフレーム画像データを1枚の画像に合成する画像合成手段と、前記画像合成手段により合成された画像データを保持する合成画像記憶手段と、前記通信網を経由して所定のユーザーインターフェースを提供するユーザーインターフェース手段と、前記ユーザーインターフェース手段を用いて、前記通信網に接続された端末装置に前記入力画像記憶手段および前記合成画像記憶手段の画像内容を送信するためのデバイス入出力制御手段を備えた画像合成サーバーを特徴とする画像合成システムである。
【0022】
請求項12に記載の発明は、前記画像合成サーバーは、前記端末装置を使用するユーザーに対して前記画像内容を送信する毎に課金処理を行う課金手段を持つことを特徴とする請求項11に記載された画像合成システムである。
【0023】
請求項13に記載の発明は、有線または無線により情報を送受信できる通信網から配信された複数の画像データを記憶する入力画像記憶手段と、前記配信された画像の入力手段の特性情報を保持するデバイスプロファイルと、前記デバイスプロファイルの情報に基づいて前記入力画像記憶手段から読み出された複数の画像データを1枚の画像に合成する画像合成手段と、前記合成画像データから文字を認識し文字データ記憶手段に前記文字を保存する文字認識手段と、前記画像合成手段により合成された画像データを保持する合成画像記憶手段と、前記通信網を経由して所定のユーザーインターフェースを提供するユーザーインターフェース手段と、前記ユーザーインターフェース手段を用いて、前記通信網に接続された端末装置に前記入力画像記憶手段および前記合成画像記憶手段の画像内容を送信するためのデバイス入出力制御手段を備えた画像合成サーバーを特徴とする画像合成システムである。
【0024】
請求項14に記載の発明は、前記画像合成サーバーは、前記端末装置を使用するユーザーに対して前記画像内容を送信する毎に課金処理を行う課金手段を持つことを特徴とする請求項13に記載された画像合成システムである。
【0025】
請求項15に記載の発明は、有線または無線により情報を送受信できる通信網から配信された動画像データを記憶する入力画像記憶手段と、前記配信された画像の入力手段の特性情報を保持するデバイスプロファイルと、前記デバイスプロファイルの情報に基づいて前記入力画像記憶手段から前記動画像データを読み出す動画像読み出し手段と、前記動画像読み出し手段から読み出された動画像データを構成している複数のフレーム画像に変換するフレーム画像生成手段と前記フレーム画像生成手段による複数のフレーム画像データを1枚の画像に合成する画像合成手段と、前記合成画像データから文字を認識し文字データ記憶手段に前記文字を保存する文字認識手段と、前記画像合成手段により合成された画像データを保持する合成画像記憶手段と、前記通信網を経由して所定のユーザーインターフェースを提供するユーザーインターフェース手段と、前記ユーザーインターフェース手段を用いて、前記通信網に接続された端末装置に前記入力画像記憶手段および前記合成画像記憶手段の画像内容を送信するためのデバイス入出力制御手段を備えた画像合成サーバーを特徴とする画像合成システムである。
【0026】
請求項16に記載の発明は、前記画像合成サーバーはユーザーに対して課金処理を実行することができる課金手段を含むことを特徴とする請求項15に記載された画像合成システムである。
【0027】
(実施の形態1)
以下に、本発明の請求項1および請求項9に記載された発明の実施の形態について図1を用いて説明する。
【0028】
図1は画像合成システムの全体構成図を示すものである。図1において、100は画像入力通信デバイス、200は画像合成サーバー、400はインターネットまたは携帯電話網等を含むー般的な通信網、300は通信網400に接続してメールの送受信やブラウザによるアクセス等ができるネット接続機器である。画像入力通信デバイス100を構成するものとして、130はCCDやCMOSセンサーなどの撮像素子により画像を取り込むことができる画像入力手段、140は画像入力手段130で得られた入力画像データを保持する画像記憶手段、110は外部との通信を行うデバイス通信インターフェース、120は画像入力通信デバイス100の中で全体の制御を行う画像制御手段である。
【0029】
画像合成サーバー200を構成するものとして、210は通信網400と接続して外部との通信を行うサーバー通信インターフェース、220は通信網400を介して入力された入力画像を保持する入力画像記憶手段、230は入力画像記憶手段220の内容を読み込んで画像合成処理を実行する画像合成手段、235は画像合成手段230により得られた合成画像を保持する合成画像記憶手段、260は通信網400を介してデバイスとの情報交換を行うためにメールの送受信やホームベージを表示することを制御するデバイス入出力制御装置、270は画像合成システムを利用するユーザー情報を保持するユーザー情報記憶手段、280は画像合成システムが対応する入力デバイスの特性を記述したプロファイルを保持するデバイスプロファイル記憶手段、250は画像合成サーバーの中で全体の制御を行うサーバー制御手段である。
【0030】
以上のように構成された本実施例の動作について詳細に説明する。ここでは、画像入力通信デバイス100としてカメラ付き携帯電話を例にとり説明していくことにする。
【0031】
図2は撮像されるものをレポート用紙等の紙の媒体とした場合の画像分割の例を示すものである。図2において、1300は撮像されるレポート用紙の全体、1301は1回目に撮像すべく分割された分割画像、1302から1309までは2回目以降、順に撮像すべく分割された分割画像である。
【0032】
本発明の大きな処理の流れは下記の通りである。
(1)図2のようなレポート用紙の内容をカメラ付き携帯電話等で分割した状態で撮像する。
(2)撮像されたデータをサーバーに転送する。
(3)サーバーにて分割された画像データを合成してーつの画像とする。
(4)合成された画像データをサーバーで管理し、いつでも誰でも見られるようにする。閲覧したいユーザーはこのサーバーをアクセスすればいつでも見られる
上記の流れについて、図1および図2を用いて詳細に説明する。
(1)分割画像データの撮像
図2にあるレポート用紙1300の内容を画像として取り込むために、予め撮像のためのルールを決めておく。例えば、カメラ付き携帯電話でこの紙を撮像するために、次のルールを設定してあるとする。
a)紙の大きさに応じて分割する画像の枚数と撮像の順序を決めておく。 例えばA4サイズの紙サイズの場合には、図2のように9枚の分割画像を1301、1302、1303、・・・、1308、1309の順に 撮像するものとする。
b)後で画像合成をしていくために、それぞれの分割画像は重なりを待った形で撮像するものとする。例えば、紙の端は紙の切れ目がわかるようにここが移るように撮像する。また、1301、1302のように 隣あう分割画像は必ず重なりのある部分を持つものである。
c)紙とカメラ付き携帯電話の距離を決めておく。画像合成する際に上記 の条件を満たすことができるようにするための、目安の距離を設定しておいた方がよい。例えば、A4の紙サイズの場合は紙から1cmの距離で撮像する、など。
【0033】
上記のルールにしたがって、ユーザーは、図2に示す紙の内容を画像として取り込むことになる。このときの、画像入力通信デバイス100の中の動作としては、下記の通りである。
【0034】
画像入力手段130により画像を撮像し、得られた画像データはそのまま画像記憶手段140に取り込まれる。これらの操作は画像制御手段120の指示にしたがって動作するものである。この操作を、図2の場合であれば9回繰り返すことになる。画像記憶手段140には1301から1309までの9枚の取り込まれた画像が保存されていることになる。
【0035】
(2)画像の転送
カメラ付き携帯電話の場合、その中に保存されてある画像データをファイルとしてメールに添付して送信することができる機能を有している。本実施例においては、メール添付で画像を転送する機能を用いて画像合成サーバー200に画像を転送する方法について説明する。
【0036】
カメラ付き携帯電話においては、その機器特有の機能として、そのローカルメモリに保存されてある画像データをメール送信時に添付して送付することができる。そのときのメールの内容例を図3に示す。そのメールの送信先として、画像合成サーバー200のアドレス(register@gousei.com)を指定して、画像記憶手段140の中にある分割画像1301から1309のデータをメールに添付して順次画像合成サーバー200にメールにして送信する。画像記憶手段140の中にある画像データはデバイス通信I/F110を介して通信網400を経由して画像合成サーバー200にメールとして到着する。このときその分割画像が何枚目かわかるように図3に示すようにSubjectにこれを指定するか、本文中に記載するものとする。また、誰のデータか識別できるように本文中にIDの内容を記載しておく。このメールのSubjectならびに本文などの記載の方法については、画像合成サーバーとの間で決められるものである。本実施例の説明はーつの例にすぎず必ずしもこの書式でなければならないというものではない。
【0037】
画像合成サーバー200の動作としては次のようになる。
a)メールが到着したことをデバイス入出力制御手段260が認知したときに、メール本文中に記載されてあるID情報とユーザー情報記憶手段270に保存されているユーザーIDとの照合を行い、そのID合致した場合にサーバー制御手段250に対して添付された画像データの取り込みを指示する。
b)サーバー制御手段250においてメールの内容(Subjectならびに本文)を解釈して、誰(ID)のデータで何番目の分割画像であるかを認識する。そしてそこに添付されてある画像データを分割画像データとして、その何枚目かという情報(図3であれば1/9枚目から9/9枚目)と添付されてある画像データを入力画像記憶手段220に保存する 。
【0038】
(3)画像合成
前記(2)までの操作により、特定のID(MKE)に対して画像(Image)の9枚の分割画像データ(1301から1309)が入力画像記憶手段220に保持されていることになる。ここでは、その分割画像データを読み出して、一つの画像データを合成することになる。このときに、その操作をユーザーが確認しながらできるように、Webページなどを準備してユーザーと対話しながらその操作を指示して実行できる場合について説明する。Webページを操作するためには、図1においてはー般的なWebブラウザを搭載したネット接続機器300が必要となる。本実施例においては、画像入力とWebブラウザがー体となったカメラ付き携帯電話で説明しているので、図1においては画像入力通信デバイス100とネット接続機器300の両方の機能を有したものになっている。具体的に操作手順について説明する。
【0039】
図4は画像合成サーバー200のWebアクセスアドレス(例えば、http://www.gousei.com)をアクセスしたときに表示されるWebページの例である。このページの内容にしたがって画像を合成する方法について説明する。
ユーザーは予めメール等で分割画像データを送信したときのIDと対象となる分割画像データの名前を、図4のIDおよびImageのフイールドに記述する。ここでは次の3つの操作ができるものとする。
(3.1)分割画像を確認する。
(3.2)画像を合成する。
(3.3)合成画像を確認する。
【0040】
ユーザーはWebページの中で上記操作のーつを選択(具体的には、チェックボックスをチェック)して、OKボタンを押すことにより画像合成サーバー200においてその操作が実行される。デバイス入出力制御手段260が、ユーザーに対するWebページの表示およびWebページを介してのユーザーからの指示を解釈し、サーバー制御手段250に指示を出すものである。
前記のそれぞれの操作について、詳細に説明する。
【0041】
(3.1)分割画像を確認する。
合成すべき画像データが正しいかどうかを確認するためのものであり、この操作を実行した場合には、入力画像記憶手段220に保存されている分割画像データ(1301から1309)が表示される。表示の仕方としては端末の表示画面のサイズに合わせて、サムネール表示にしたり、一枚ずつ順次表示したりすることができる。図1においては、サーバー制御手段250の指示にしたがって、入力画像記憶手段220に含まれる分割画像データをサーバー通信I/F210から通信網400を介してネット接続機器300で表示されることになる。このとき、ユーザーが所望の分割画像データを確認することができなかった場合(例えばメールの遅延等により全ての分割画像データが画像合成サーバー200に届いていない場合)、次のステップに進むことなく、しばらく待って再度確認する必要がある。
【0042】
(3.2)画像を合成する。
予めデバイスプロファイル280の中には画像入力通信デバイス100の特徴となるパラメータ等を予め保持しておき、画像合成するときに必要となる情報をこの内容を引用して、画像合成を実行する。デバイスプロファイル280には例えば次の情報を保持しておく。
a)端末の機種ごとに入力される画像サイズ・色数。
b)合成された後の画像の大きさ(A4サイズ、名刺サイズ、等々)。
【0043】
ここでは、カメラ付き携帯電話で入力された分割画像データをA4サイズの紙の大きさに合成するものと想定してその動作について説明する。図4に示すように、ユーザーは合成すべき画像サイズを選択できるようにしている。この場合はA4サイズを指定している。指定されたサイズ情報とアクセスした端末の情報は、デバイス入出力制御手段260において認識され、デバイスプロファイル280からサイズ情報と端末の属性情報が読み出される。サーバー制御手段250において、デバイスプロファイル280から得られた情報を画像合成手段230に入力される。また、入力画像記憶手段220からは分割画像データ(1301から1309)が順次画像合成手段230に入力されて、プロファイルからの情報をもとに、A4の画像データを合成する。合成された画像データは合成画像記憶手段235に保持される。したがって理想的には図2の1300の画像が保持されることになる。
【0044】
(3.3)合成画像を確認する。
カメラ付き携帯電話のようなネット接続機器300から「合成画像を確認する」がWebページにおいてチェックされた場合には、デバイス入出力制御手段260においてこの内容を解釈して該当する合成画像を合成画像記憶手段235から読み出す。このとき、デバイスプロファイル280から該当するデバイスのプロファイル(表示画像サイズ、色数)も読み込み、得られた合成画像をネット接続機器のプロファイルに合うように画像変換をデバイス入出力制御手段において実行して変換後の画像データをサーバー通信I/F210を介してネット接続機器300に送信する。ネット接続機器300において得られた画像データを表示することになる。
【0045】
以上のようにして、画像入力通信デバイス100で撮像された分割画像を画像合成サーバー200に送信し、画像合成サーバー200において分割画像を合成してー枚の合成画像を作成し、ネット接続機器300においてこの画像を確認することができる。合成された画像データは常にサーバー200内の合成画像記憶手段235に保持されているため、インターネットのような通信網400に接続しているネット接続機器300であればいつでもどこでもこの合成画像を確認することができ、また、必要に応じて印刷することも可能である。この方法を用いれば、画像入力通信デバイスがあればその入力範囲を超えた画像サイズであっても複数の分割画像をサーバー200に送信することで、合成画像を取得することができるとともに、定型の紙サイズ(A4、名刺サイズ等)であれば正確に合成することが可能になる。
【0046】
なお、本実施例においては、1の紙の分割画像の数は9ということで説明したが、紙のサイズおよび画像入力通信デバイス100の画像取り込み性能によって分割する画像の数は変わる。例えば、名刺サイズくらいの大きさであれば、2枚の分割画像でも済むこともある。また、画像入力通信デバイス100からサーバー200への送信方法として、画像データを添付したメールによる方法について説明したが、必ずしもこの方法を用いることは強いるものではなく、例えば、FTPやHTTPなどのプロトコルを利用してサーバー200に送信することも問題ない。また、本実施例においては、画像入力通信デバイス100としてカメラ付き携帯電話を例にして説明したが、特にこれに限定することはなく、スキャナを接続したPCやPDAでも使用することは可能であり、ディジタルスチルカメラでも携帯電話等を経由することで通信手段を確保すれば同様の処理をすることは可能である。
【0047】
以上のように、本発明によれば、任意の入力デバイスにより得られた分割画像をサーバーに送信し、サーバーがその分割画像を合成してーつの合成画像を生成することが可能になるので、いつでもどこでも画像を合成することができ、かつどこでもその合成画像を確認または印刷することが可能になるので、極めてその効果は大きい。
【0048】
次に、本発明の請求項2および請求項10に記載された発明の実施の形態について図1を用いて説明する。本発明はこれまでに説明してきた画像合成システムに対して、課金処理を含むことが特徴になっている。図1においては、295が課金手段である。
【0049】
前記した方法により合成された合成画像データが合成画像記憶手段235に保存される。合成処理を実行するときには、ユーザーのIDが既に情報として入力されているため、ユーザー情報270から該当するIDのユーザーに対して課金手段295において課金処理が実行される。
【0050】
このような処理を実行することによって、本発明の画像合成システムを利用したユーザーに対して課金することができるため、本システムの管理者はユーザーから利用料金を徴収することが可能になる。
【0051】
(実施の形態2)
次に、本発明の請求項3および請求項11に記載された発明の実施の形態について、図5を用いて説明する。なお、前述した実施の形態と同じ構成については同じ符号を用い,説明を省略する。
本実施例は実施の形態1において説明した画像合成システムを用いて、動画として入力された画像ファイルから合成画像を生成するものである。
【0052】
図5は画像合成サーバー200の内部の構成を示すものであり、290は動画ファイルを伸張して静止画の複数フレームを生成するフレーム生成手段である。以下、動画ファイルから合成画像データを生成する方法にについて詳細に説明する。図6は図2と同じレポート用紙を動画で撮像する場合の様子を示した図である。動面で撮像する場合の一つのルールとして図2の矢印(AからEまで)の方向にそってレポート用紙を動画として撮像していくことにしておく。また、入力画像手段の性能によって撮像していく速度についても決めておく必要がある。早く操作しすぎるときれいな画像が撮像できない場合があるし、あまり遅すぎると画像データの情報量が多くなりすぎることが問題となる。動画を撮像してから合成画像データを生成するまでの流れについて、図1および図2を用いて説明する。このとき、撮像された動画データはファイルとして画像入力通信デバイスの中に管理されているものとする。
【0053】
(1)動画の撮像
画像入力手段130は動画が撮像できるものとして、ユーザーは図6の矢印の順にレポート用紙1300を撮像していく。最後(矢印E)まで撮像し終わったときには、画像入力手段130においてサポートしている動画の圧縮方式で圧縮された動画ファイルが画像記憶手段140に保持される。
【0054】
(2)動画ファイルの転送
画像記憶手段140に保持されている動画ファイルが通信網400を介して画像合成サーバー200内の入力画像記憶手段220に転送される。動画の転送の方法は、実施の形態1で説明したメールに画像データを添付する方法で画像合成サーバー200に送信してもよいし、FTPやHTTPのブロトコルにより送信することも可能である。
【0055】
(3)フレームデータの生成
フレーム生成手段290は、入力画像記憶手段220に保持されている動画ファイルを入力し、デバイスプロファイル280にある該当機器の画像圧縮方式に関する情報をサーバー制御手段250からフレーム生成手段290に入力され、前記動画ファイルを伸張し、静止画のフレームデータを生成する。このときのフレーム数は画像合成手段の性能から予め決めておき、決められたフレーム数の静止画データを生成することになる。
【0056】
(4)画像合成
画像合成手段290において、フレーム生成手段290で得られた静止画のフレームデータを入力して、一枚の画像を合成する。合成された画像データは合成画像記憶手段235に保存される。
以降は実施の形態1で説明した流れと同様である。
【0057】
以上のように、動画入力機器により撮像することで、ユーザーとしては何度も静止画を撮像する必要性がなくなり、使い勝手がよくなる。また、画像合成手段230にとっても連続した静止画データが得られるため、一枚の合成画像の合成がスムーズに実行される。
【0058】
次に、本発明の請求項4および請求項12に記載された発明の実施の形態について図5を用いて説明する。本発明はこれまでに説明してきた画像合成システムに対して、課金処理を含むことが特徴になっている。図5においては、295が課金手段である。
【0059】
前記した方法により合成された合成画像データが合成画像記憶手段235に保存される。合成処理を実行するときには、ユーザーのIDが既に情報として入力されているため、ユーザー情報270から該当するIDのユーザーに対して課金手段295において課金処理が実行される。
【0060】
このような処理を実行することによって、本発明の画像合成システムを利用したユーザーに対して課金することができるため、本システムの管理者はユーザーから利用料金を徴収することが可能になる。
【0061】
(実施の形態3)
次に、本発明の請求項5および請求項13に記載された発明の実施の形態について、図7を用いて説明する。なお、前述した実施の形態と同じ構成については同じ符号を用い,説明を省略する。
【0062】
本実施例は実施の形態1において説明した画像合成システムを用いて、合成された画像に含まれる文字を認識してデータベースとして記憶しておいて参照することを可能にするものである。この仕組みを実現するために、画像合成サーバー200に文字認識手段を導入する。
図7は画像合成サーバー200の内部の構成をしめすものであり、240は文字を認識する文字認識手段、245は文字データを保持しておく文字データ記憶手段である。
【0063】
本実施例では名刺を画像入力した場合の動作について説明する。図8は名刺を画像入力した場合の様子がわかる図である。実施の形態1で説明した方法により入力画像記憶手段には分割画像1311と1312が保存されている。画像合成手段230によりこれらの分割画像が合成され、1310に示す名刺の画像が合成画像記憶手段235に保持されているものである。このとき、この名刺には文字が記入されており、この文字の情報がユーザーにとって必要な情報がある場合にはこれを文字データとして保存しておくと非常に便利なものになる。本実施例では合成された画像からこの文字を認識させてデータとして保存するのが一つの特徴になる。このような文字を含む画像データが合成画像記憶手段235に保存されている状態からその後の動作について説明する。
【0064】
文字認識手段240が前記画像データを読み出してその画像に含まれる文字を認識して文字データとして文宇データ記憶手段245に保存される。この文字認識処理の誤りをより少なくするために、デバイスプロファイル280の中に画像データの種類として名刺であるという属性情報をサーバー制御手段250が文字認識手段240に入力することによって、文字認識手段240は名刺の中の文字の配置等の情報を得ることによってより正確に文字の認識を実行することができる。文字認識手段240はその文字を認識した後、その文字の意味を解釈して意味のある文字データとして文字データ記憶手段245に保存される。
【0065】
例えば図6の場合であれば、文字認識手段240は次の内容を文字データ記憶手段245に保存する。
・氏名:松下 合成
・会社名:松下寿電子工業(株)
・会社住所:愛媛県松山市
・役職:代表取締役 社長
・会社電話番号:089−999−9999
・会社Eメール: HYPERLINK “mailto:matsu@gousei.com”matsu@gousei.com
次にこの文字データをユーザーが参照する場合について説明する。この場合は名刺のデータを保存してあるので、この名刺データを参照するシステムの名称を仮に名刺管理システムとしておく。
【0066】
ネット接続機器300からWebアクセスにより名刺管理システムをWebページに表示させる。図9がこのときのWebページの内容を示している。このときデバイス入出力制御手段260は文字データ記憶手段245から氏名に対応するデータを読み出して、Webページに表示する。ユーザーがその中から一つの氏名を選択すると図9に示すようにその氏名に対応する詳細なデータが文字データ記憶手段245から読み出されて表示される。このとき、関連する画像データ(顔写真など)等があれば入力画像記憶手段220から該当する画像データを読み出してこのページに表示することも可能である。
【0067】
なお、本実施例においては、名刺の場合を例にして説明したが、本発明は名刺に限定することなく、レポート用紙やその他文字を含む文書の場合には全て適用することは可能である。例えばレポート用紙であればその内容をサーバーに保存することで、サーバーをアクセスできるグループの中でその情報を共有化することも可能になる。
【0068】
以上のように、合成された画像の文字を認識することで、ユーザーにとっては役に立つ情報がデータベースとしてサーバーに管理されることになるので、非常に便利になる。また、この情報はサーバーにあることからグループ間での共有化が図れ、いつでもどこでもこの内容を参照することができるので、新たな利便性が得られるという効果も得ることができる。
【0069】
次に、本発明の請求項6および請求項14に記載された発明の実施の形態について図7を用いて説明する。本発明はこれまでに説明してきた画像合成システムに対して、課金処理を含むことが特徴になっている。図1においては、295が課金手段である。
【0070】
前記した方法により合成された合成画像データが合成画像記憶手段235に保存される。合成処理を実行するときには、ユーザーのIDが既に情報として入力されているため、ユーザー情報270から該当するIDのユーザーに対して課金手段295において課金処理が実行される。
【0071】
このような処理を実行することによって、本発明の画像合成システムを利用したユーザーに対して課金することができるため、本システムの管理者はユーザーから利用料金を徴収することが可能になる。
【0072】
なお、合成画像記憶手段235の前段にフレーム生成手段290が挿入された場合(図5参照)においても、前記したシステムと同様に文字を認識することができるため、同様の効果が得られる。
【0073】
【発明の効果】
以上のように、本発明の画像合成方法および画像合成システムによれば、画像(静止画または動画)を入力できて通信機能を備えたデバイスから通信網を経由して分割画像を画像合成サーバーに送信することで、一枚の合成画像を生成することができ、その合成された画像はいつでもどこでも見ることは可能であり、また、必要に応じて印刷することも可能になる。また、入力デバイスに対しては新たな機能を追加することなく、合成画像を生成することができるので、ユーザーにとっては極めて使いやすいシステムである。さらに、文字認識手段を画像合成サーバー内に導入することで得られた合成画像から文字データベースをサーバー内に生成することができるので、グルーブウェアとしての使い方が可能になり、その利用範囲は極めて広くなり、ユーザーにとっては便利なものとなるので、画像合成システムとしては極めて有効なシステムである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における画像合成システムの全体構成図
【図2】本発明の実施の形態1における取り込みたいサイズのレポート用紙の分割画像の例を示す図
【図3】入力通信デバイスから画像合成サーバーへ送信するメールの内容例を示す図
【図4】画像合成システムを表示するためのWebページ例を示す図
【図5】本発明の実施の形態2における画像合成サーバーの内部構成図
【図6】本発明の実施の形態2における動画の撮像方向を示した図
【図7】本発明の実施の形態3における画像合成サーバーの内部構成図
【図8】名刺サイズの紙を撮像する場合の例を示す図
【図9】本発明の実施の形態3による名刺管理システムの表示例を示す図
【図10】従来のシステムの全体構成図
【符号の説明】
2 分割画像蓄積部
3 合成情報抽出部
4 画像合成部
5 合成画像蓄積部
7 比較範囲限定部
8 分割画像表示部
9 分割画像移動部
10 比較範囲抽出部
11 合成画像表示部
12 分割画像指定部
100 画像入力通信デバイス
110 デバイス通信I/F
120 画像制御手段
130 画像入力手段
140 画像記憶手段
200 画像合成サーバー
210 サーバー通信I/F
220 入力画像記憶手段
230 画像合成手段
235 合成画像記憶手段
240 文字認識手段
245 文字データ記憶手段
250 サーバー制御手段
260 デバイス入出力制御手段
270 ユーザー情報記憶手段
280 デバイスプロファイル
290 フレーム生成手段
295 課金手段
1300 レポート用紙
1301 分割画像
1302 分割画像
1303 分割画像
1304 分割画像
1305 分割画像
1306 分割画像
1307 分割画像
1308 分割画像
1309 分割画像
1310 名刺
1311 分割画像
1312 分割画像

Claims (16)

  1. 有線または無線により情報の送受信を行う通信網において、画像入力デバイスにより予め定められた手順で複数の画像を撮影する撮影ステップと、前記ステップにより撮影された複数の画像を前記通信網に接続されたサーバー内の入力画像記憶手段に保存する画像保存ステップと、前記入力画像記憶手段に保存された前記複数の画像を合成して1枚の合成画像を生成する合成画像生成ステップと、前記合成画像を前記サーバー内の合成画像記憶手段に保存する合成画像保存ステップと、前記通信網に接続された端末装置からの送信要求を解析する送信要求解析ステップと、前記送信要求解析ステップの結果に応じて前記合成画像記憶手段に保存された合成画像を前記通信網を経由して前記端末装置に送信する合成画像送信ステップとからなる、画像合成方法。
  2. 前記端末装置を利用するユーザーに対し、前記合成画像を送信する毎に課金を行う課金ステップを含むことを特徴とする請求項1に記載された画像合成方法。
  3. 有線または無線により情報の送受信を行う通信網において、画像入力デバイスにより動画像を撮影する撮影ステップと、前記ステップにより撮影された動画像を前記通信網に接続されたサーバー内の入力画像記憶手段に保存する画像保存ステップと、前記入力画像記憶手段に保存された動画像から前記動画像を構成している複数のフレーム画像に変換するフレーム画像生成ステップと、前記複数のフレーム画像を合成して1枚の合成画像を生成する合成画像生成ステップと、前記合成画像を前記サーバー内の合成画像記憶手段に保存する合成画像保存ステップと、前記通信網に接続された端末装置からの送信要求を解析する送信要求解析ステップと、前記送信要求解析ステップの結果に応じて前記合成画像記憶手段に保存された合成画像を前記通信網を経由して前記端末装置に送信する合成画像送信ステップとからなる、画像合成方法。
  4. 前記端末装置を利用するユーザーに対し、前記合成画像を送信する毎に課金を行う課金ステップを含むことを特徴とする請求項3に記載された画像合成方法。
  5. 有線または無線により情報の送受信を行う通信網において、画像入力デバイスにより予め定められた手順で複数の画像を撮影する撮影ステップと、前記ステップにより撮影された複数の画像を前記通信網に接続されたサーバー内の入力画像記憶手段に保存する画像保存ステップと、前記入力画像記憶手段に保存された前記複数の画像を合成して1枚の合成画像を生成する合成画像生成ステップと、前記合成画像から文字を認識し文字データ記憶手段に前記文字を保存する文字認識ステップと、前記合成画像を前記サーバー内の合成画像記憶手段に保存する合成画像保存ステップと、前記通信網に接続された端末装置からの送信要求を解析する送信要求解析ステップと、前記送信要求解析ステップの結果に応じて前記合成画像記憶手段に保存された合成画像を前記通信網を経由して前記端末装置に送信する合成画像送信ステップとからなる、画像合成方法。
  6. 前記端末装置を利用するユーザーに対し、前記合成画像を送信する毎に課金を行う課金ステップを含むことを特徴とする請求項5に記載された画像合成方法。
  7. 有線または無線により情報の送受信を行う通信網において、画像入力デバイスにより動画像を撮影する撮影ステップと、前記ステップにより撮影された動画像を前記通信網に接続されたサーバー内の入力画像記憶手段に保存する画像保存ステップと、前記入力画像記憶手段に保存された動画像から前記動画像を構成している複数のフレーム画像に変換するフレーム画像生成ステップと、前記複数のフレーム画像を合成して1枚の合成画像を生成する合成画像生成ステップと、前記合成画像から文字を認識し文字データ記憶手段に前記文字を保存する文字認識ステップと、前記合成画像を前記サーバー内の合成画像記憶手段に保存する合成画像保存ステップと、前記通信網に接続された端末装置からの送信要求を解析する送信要求解析ステップと、前記送信要求解析ステップの結果に応じて前記合成画像記憶手段に保存された合成画像を前記通信網を経由して前記端末装置に送信する合成画像送信ステップとからなる、画像合成方法。
  8. 前記端末装置を利用するユーザーに対し、前記合成画像を送信する毎に課金を行う課金ステップを含むことを特徴とする請求項7に記載された画像合成方法。
  9. 有線または無線により情報を送受信できる通信網から配信された複数の画像データを記憶する入力画像記憶手段と、前記配信された画像の入力手段の特性情報を保持するデバイスプロファイルと、前記デバイスプロファイルの情報に基づいて前記入力画像記憶手段から読み出された複数の画像データを1枚の画像に合成する画像合成手段と、前記画像合成手段により合成された画像データを保持する合成画像記憶手段と前記通信網を経由して所定のユーザーインターフェースを提供するユーザーインターフェース手段と、前記ユーザーインターフェース手段を用いて、前記通信網に接続された端末装置に前記入力画像記憶手段および前記合成画像記憶手段の画像内容を送信するためのデバイス入出力制御手段を備えた画像合成サーバーを特徴とする画像合成システム。
  10. 前記画像合成サーバーは、前記端末装置を使用するユーザーに対して前記画像内容を送信する毎に課金処理を行う課金手段を持つことを特徴とする請求項9に記載された画像合成システム。
  11. 有線または無線により情報を送受信できる通信網から配信された動画像データを記憶する入力画像記憶手段と、前記配信された画像の入力手段の特性情報を保持するデバイスプロファイルと、前記デバイスプロファイルの情報に基づいて前記入力画像記憶手段から前記動画像データを読み出す動画像読み出し手段と、前記動画像読み出し手段から読み出された動画像データを構成している複数のフレーム画像に変換するフレーム画像生成手段と前記フレーム画像生成手段による複数のフレーム画像データを1枚の画像に合成する画像合成手段と、前記画像合成手段により合成された画像データを保持する合成画像記憶手段と、前記通信網を経由して所定のユーザーインターフェースを提供するユーザーインターフェース手段と、前記ユーザーインターフェース手段を用いて、前記通信網に接続された端末装置に前記入力画像記憶手段および前記合成画像記憶手段の画像内容を送信するためのデバイス入出力制御手段を備えた画像合成サーバーを特徴とする画像合成システム。
  12. 前記画像合成サーバーは、前記端末装置を使用するユーザーに対して前記画像内容を送信する毎に課金処理を行う課金手段を持つことを特徴とする請求項11に記載された画像合成システム。
  13. 有線または無線により情報を送受信できる通信網から配信された複数の画像データを記憶する入力画像記憶手段と、前記配信された画像の入力手段の特性情報を保持するデバイスプロファイルと、前記デバイスプロファイルの情報に基づいて前記入力画像記憶手段から読み出された複数の画像データを1枚の画像に合成する画像合成手段と、前記合成画像データから文字を認識し文字データ記憶手段に前記文字を保存する文字認識手段と、前記画像合成手段により合成された画像データを保持する合成画像記憶手段と、前記通信網を経由して所定のユーザーインターフェースを提供するユーザーインターフェース手段と、前記ユーザーインターフェース手段を用いて、前記通信網に接続された端末装置に前記入力画像記憶手段および前記合成画像記憶手段の画像内容を送信するためのデバイス入出力制御手段を備えた画像合成サーバーを特徴とする画像合成システム。
  14. 前記画像合成サーバーは、前記端末装置を使用するユーザーに対して前記画像内容を送信する毎に課金処理を行う課金手段を持つことを特徴とする請求項13に記載された画像合成システム。
  15. 有線または無線により情報を送受信できる通信網から配信された動画像データを記憶する入力画像記憶手段と、前記配信された画像の入力手段の特性情報を保持するデバイスプロファイルと、前記デバイスプロファイルの情報に基づいて前記入力画像記憶手段から前記動画像データを読み出す動画像読み出し手段と、前記動画像読み出し手段から読み出された動画像データを構成している複数のフレーム画像に変換するフレーム画像生成手段と前記フレーム画像生成手段による複数のフレーム画像データを1枚の画像に合成する画像合成手段と、前記合成画像データから文字を認識し文字データ記憶手段に前記文字を保存する文字認識手段と、前記画像合成手段により合成された画像データを保持する合成画像記憶手段と、前記通信網を経由して所定のユーザーインターフェースを提供するユーザーインターフェース手段と、前記ユーザーインターフェース手段を用いて、前記通信網に接続された端末装置に前記入力画像記憶手段および前記合成画像記憶手段の画像内容を送信するためのデバイス入出力制御手段を備えた画像合成サーバーを特徴とする画像合成システム。
  16. 前記画像合成サーバーはユーザーに対して課金処理を実行することができる課金手段を含むことを特徴とする請求項15に記載された画像合成システム。
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