JP2005005250A - プラズマディスプレイパネルとその製造方法およびその保護層用材料 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】前面基板4上に形成した走査電極5および維持電極6を覆うように誘電体層9を形成し、その誘電体層9を覆うように保護層10を形成したプラズマディスプレイパネルであって、保護層10は炭素および珪素を含む。さらに、保護層10は、原子数が5×1018個/cm3〜2×1021個/cm3の珪素と、原子数が1×1018個/cm3〜2×1021個/cm3の炭素とを含む酸化マグネシウムである。
【選択図】図1
Description
図1は、本発明の第1の実施の形態における交流面放電型のPDPの一部を切り欠いて示す斜視図である。このPDPは、前面パネル1と背面パネル2とを対向配置してそれらの間に放電空間3を形成し、放電空間3にネオンおよびキセノン等からなる放電ガスを封入して構成されている。
蒸着時基板温度:200℃以上
蒸着時圧力:3.0×10-2Pa〜8.0×10-2Pa
ここで、保護層用材料としては、MgOの焼結体とSiの粉末およびCの粉末とを混合した蒸着材料を用意した。このとき、添加するSiの粉末およびCの粉末の濃度をそれぞれ変化させた複数種類の蒸着材料を用意した。そして、この複数種類の蒸着材料をそれぞれ用いて保護層10を蒸着した複数種類の基板を作製し、これら各基板を用いてそれぞれPDPを作製した。
蒸着源である蒸着材料の作成方法としては、MgOの結晶体あるいは焼結体に上記粉末を混合する方法や、あるいは母剤となるMgO粉末に、表2あるいは表3に記載した粉末を混合した後に焼結体とする方法がある。
加速電圧:10keV〜150keV
また、保護層の成膜後に元素を添加する他の方法として、C、Siを含むガス雰囲気中でのプラズマドープによる方法や、高純度のMgOを成膜した後にSi、Cを成膜し、熱拡散を行う方法を採用することが考えられる。
2 背面パネル
4 前面基板
5 走査電極
6 維持電極
9 誘電体層
10 保護層
Claims (10)
- 基板上に形成した走査電極および維持電極を覆うように誘電体層を形成し、前記誘電体層上に保護層を形成したプラズマディスプレイパネルであって、前記保護層は炭素および珪素を含むことを特徴とするプラズマディスプレイパネル。
- 保護層は、原子数が5×1018個/cm3〜2×1021個/cm3の珪素と、原子数が1×1018個/cm3〜2×1021個/cm3の炭素とを含む酸化マグネシウムであることを特徴とする請求項1に記載のプラズマディスプレイパネル。
- 炭素の原子数が珪素の原子数より多いことを特徴とする請求項2に記載のプラズマディスプレイパネル。
- 基板上に形成した走査電極および維持電極を覆うように誘電体層を形成し、前記誘電体層上に保護層を形成したプラズマディスプレイパネルの製造方法であって、前記保護層を形成する工程が炭素および珪素を含む保護層用材料を用いた成膜工程であることを特徴とするプラズマディスプレイパネルの製造方法。
- 保護層用材料は炭素および珪素を含む酸化マグネシウムであり、前記炭素の濃度範囲が5重量ppm〜1500重量ppm、前記珪素の濃度範囲が7重量ppm〜8000重量ppmであることを特徴とする請求項4に記載のプラズマディスプレイパネルの製造方法。
- 保護層用材料は炭化珪素を含む酸化マグネシウムであり、前記炭化珪素の濃度範囲が40重量ppm〜12000重量ppmであることを特徴とする請求項4に記載のプラズマディスプレイパネルの製造方法。
- 基板上に形成した走査電極および維持電極を覆うように誘電体層を形成し、前記誘電体層上に保護層を形成したプラズマディスプレイパネルの製造方法であって、前記誘電体層上に保護層を形成した後、前記保護層に炭素および珪素を添加することを特徴とするプラズマディスプレイパネルの製造方法。
- 基板上に形成した走査電極および維持電極を覆うように誘電体層を形成し、前記誘電体層上に保護層を形成するプラズマディスプレイパネルの保護層用材料であって、前記保護層用材料は炭素および珪素を含むことを特徴とするプラズマディスプレイパネルの保護層用材料。
- 保護層用材料は炭素および珪素を含む酸化マグネシウムであって、前記炭素の濃度範囲が5重量ppm〜1500重量ppmであり、前記珪素の濃度範囲が7重量ppm〜8000重量ppmであることを特徴とする請求項8に記載のプラズマディスプレイパネルの保護層用材料。
- 保護層用材料は炭化珪素を含む酸化マグネシウムであり、前記炭化珪素の濃度範囲が40重量ppm〜12000重量ppmであることを特徴とする請求項8に記載のプラズマディスプレイパネルの保護層用材料。
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