JP2005004875A - 光ディスク再生装置のチルト制御方法 - Google Patents

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幸二 塚越
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Abstract

【課題】光学式ピックアップによって信号の再生動作を行う光ディスク再生装置のチルト制御方法を提供する。
【解決手段】光学式ピックアップをディスクの内周側の所定の位置に移動させるとともにフォーカス制御動作を行い、フォーカスがとれた状態におけるフォーカス駆動電圧を測定するとともに得られた直流電圧をメモリー回路に記憶し、記憶された直流電圧に基づいて設定されるチルト制御信号をチルト調整用コイルに供給した状態でディスクに記録されている信号の再生動作を行い、再生動作状態において、エラー数が所定数に達したとき、再生動作を中断させるとともにフォーカス駆動電圧を測定し、得られた直流電圧に基づいてチルト調整を行った後中断位置から再生動作を再開させる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、光学式ピックアップより照射されるレーザーによってディスクに記録されている信号の再生動作を行うように構成された光ディスク再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
光学式ピックアップを用いてディスクに記録されている信号の読み出し動作を行うディスクプレーヤーが普及しているが、最近では、規定の記録線速度に対して、4倍、8倍、12倍及び16倍等の高速の線速度一定にてディスクを回転制御した状態で信号を再生することが出来るように構成された光ディスク再生装置が開発されている。
【0003】
光ディスク再生装置では、光学式ピックアップより照射されるレーザー光をディスク面の信号トラックに対して正確に照射する必要があり、フォーカス制御動作及びトラッキング制御動作が行われる。斯かるフォーカス制御動作は、対物レンズをディスク面方向へ変位させるフォーカシングコイルに駆動電流を供給することにより行われ、トラッキング制御動作は対物レンズをディスクの径方向へ変位させるトラッキングコイルに駆動電流を供給することにより行われる。
【0004】
最近では、ディスクに多くの信号を記録するために信号の高密度化が行われており、高密度化された信号の再生動作を正確に行うためには、レーザー光を最適な状態にてディスク面に照射する必要がある。斯かる動作を行うために、ディスクと対物レンズとの相対的な角度ズレを補正する動作、即ちチルト調整動作を行うことが出来るように構成された光学式ピックアップが開発されている(例えば、特許文献1参照。) 。
そして、ディスクに対するピックアップの傾きを検出し、その傾きを調整する技術が開発されている(例えば、特許文献2参照。)。
【0005】
【特許文献1】
特開2002−197698号公報
【特許文献2】
特開平11−283264号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
特許文献2に記載の技術は、光学式ピックアップをディスクの内周位置から外周位置に移動させることによってチルト制御動作を行うためのデータ、即ちディスクの傾きを示すデータを得るようにされている。斯かる構成によれば、ディスクの傾きに応じたチルト制御動作を行うことは出来るもののディスクに記録されている信号の再生動作を行う前にデータの測定動作を行うため、再生動作を開始する前に時間を要するという問題がある。
【0007】
前述した技術は、ディスクの傾き特性がディスクの内周側と外周側で大きく相違している場合には、各ディスクの傾きに適したチルト制御動作を行うことが出来るので有効であるが、全てのディスクの傾き特性が内周側と外周側で大きく相違することはなく、傾き特性が大きく相違していないディスクの場合には、データの測定動作が無駄となる。
【0008】
本発明は、チルト調整動作を行うことが出来る光学式ピックアップを使用し、光ディスク再生装置に適したチルト制御方法を提供しようとするものである。
【0009】
【作用】
本発明は、光学式ピックアップをディスクの内周側の所定の位置に移動させるとともにフォーカス制御動作を行い、フォーカスがとれた状態におけるフォーカス駆動電圧を測定するとともに得られた直流電圧をメモリー回路に記憶し、記憶された直流電圧に基づいて設定されるチルト制御信号をチルト調整用コイルに供給した状態でディスクに記録されている信号の再生動作を行い、再生動作状態において、エラー数が所定数に達したとき、再生動作を中断させるとともにフォーカス駆動電圧を測定し、得られた直流電圧に基づいてチルト調整を行った後中断位置から再生動作を再開させるように構成されている。
【0010】
【実施例】
図1は本発明のチルト制御方法を示すフローチャート、図2は本発明に係る光ディスク再生装置の一実施例を示すブロック回路である。
【0011】
図2において、1はスピンドルモーター(図示せず)によって回転駆動されるディスクであり、位置情報データがプリグルーブと呼ばれる溝やピットによって記録されており、この溝より得られるウォブル信号やピット信号に基づいて信号の再生動作が行われるように構成されている。2はディスク1に記録されている信号の再生動作を行う光学式ピックアップであり、ディスク1に光ビームを照射させるレーザーダイオード及び該レーザーダイオードより照射される光をモニターするモニター用ダイオードが組み込まれているとともにディスク1の信号面より反射される光ビームを受ける光検出器3が組み込まれている。
【0012】
また、前記光学式ピックアップ2には、対物レンズ(図示せず)をディスク面方向へ変位させるフォーカシングコイル4、対物レンズをディスク1の径方向へ変位させるトラッキングコイル5及び対物レンズのディスク1に対する角度を調整するチルト調整用コイル6が組み込まれている。
【0013】
7は前記光学式ピックアップ2に組み込まれている光検出器3から得られる信号に基づいて前記光学式ピックアップ2の光ビームをディスク1の信号面に合焦させるフォーカシング制御動作及び該光ビームを前記信号面の信号トラックに追従させるトラッキング制御動作を行うピックアップ制御回路であり、トラッキングエラー信号に基づくトラッキング制御信号及びフォーカスエラー信号に基づくフォーカシング制御信号を出力するように構成されている。
【0014】
8は前記ピックアップ制御回路7より出力されるトラッキング制御信号が入力されるトラッキングコイル駆動回路であり、前記光学式ピックアップ2に組み込まれているトラッキングコイル5に駆動信号を供給するように構成されている。9は前記ピックアップ制御回路7より出力されるフォーカシング制御信号が入力されるフォーカシングコイル駆動回路であり、前記光学式ピックアップ2に組み込まれているフォーカシングコイル4に駆動信号を供給するように構成されている。
【0015】
斯かる構成において、フォーカシングコイル駆動回路9よりフォーシングコイル4に供給される駆動信号は、直流信号に交流信号が重畳された信号となる。斯かる信号の中の直流成分は、対物レンズとディスク1との間の距離に応じて変化するものであり、この直流電圧の値を光ディスク再生装置の製造過程において設定される値と比較することによってディスクの傾きを判定することが出来る。
【0016】
10は前記光検出器3より得られる信号、即ちディスク1に記録されている信号に応じて読み出されるRF信号(高周波信号)が入力されるRF信号増幅回路であり、2値化した信号を出力するように構成されている。11は前記RF信号増幅回路10より出力される2値化信号が入力されるデジタル信号処理回路であり、再生信号のエラー訂正等の復調動作を行うように構成されている。12は前記デジタル信号処理回路11によって復調された信号が入力される信号再生回路であり、復調された信号がオーディオ信号である場合にはアナログ信号に変換して増幅器等に出力し、コンピューターソフトのようなデータ信号の場合には、デジタル信号のまま出力するように構成されている。
【0017】
13は前記デジタル信号処理回路11による復調動作等を信号の再生速度に応じて行ったり各種の制御動作を行うシステム制御回路、14はデジタル信号処理回路11によるエラー訂正処理動作に伴って検出されるエラー信号の数を検出するエラー数検出回路であり、その検出値はシステム制御回路13に入力されるように構成されている。15はディスク1に記録されている位置情報データに基づいてディスク上の位置を検出する位置検出回路であり、再生動作が行われているとき、その再生位置を示す情報が入力されるとともにその位置を記憶するように構成されている。
【0018】
斯かる構成において、システム制御回路13には、前記フォーカシングコイル駆動回路9からフォーカシングコイル4に供給されるフォーカス駆動信号が入力された状態にあり、駆動信号に含まれる直流電圧値を検出するように構成されている。16はシステム制御回路13によって検出された直流電圧値が前記位置検出回路15にて検出された位置情報とともに記憶されるメモリー回路であり、書き込み動作や読み出し動作が前記システム制御回路13によって制御されるように構成されている。また、光ディスク再生装置の製造出荷時に所定位置、例えばディスクに記録されている信号の位置を示すデータが記録されているリードインと呼ばれる位置にて計測された直流電圧値が前記システム制御回路13内に組み込まれている不揮発性メモリーに記憶されている。
【0019】
17は前記システム制御回路13から前記メモリー回路16に記憶されている直流電圧値に応じて出力される信号に基づいてチルト制御信号を出力するチルト制御回路であり、予め記憶されている直流電圧値に応じて設定されているチルト調整用の直流電圧を出力するように構成されている。
【0020】
18は前記チルト制御回路17より出力されるチルト制御信号を増幅する増幅回路、19は前記フォーカシングコイル駆動回路9より出力されるフォーカス駆動信号の中から直流信号をカットするコンデンサ、20は前記コンデンサ19を通過する交流信号が入力されるとともに該信号を増幅する増幅回路である。21は前記増幅回路18にて増幅されたチルト制御信号と前記増幅回路20にて増幅された交流信号とを加算する加算回路、22は前記加算回路21によって加算されたチルト調整用信号が入力されるチルトコイル駆動回路であり、前記光学式ピックアップ2に組み込まれているチルト調整用コイル6に駆動信号を供給するように接続されている。
【0021】
以上に説明したように本発明に係る光ディスク再生装置は構成されているが、次に本発明のチルト制御方法について図1に示すフローチャートを参照して説明する。
【0022】
再生動作を行うためにディスク1を光ディスク再生装置に組み込まれているターンテーブルに載置させると、光学式ピックアップ2をディスクの内周側の所定位置、例えばディスクに記録されている信号の位置を示すデータが記録されているリードインエリアに移動させる(ステップA)。所定の位置に光学式ピックアップ2が移動されるとピックアップ制御回路7によるフォーカス制御動作を行う(ステップB)。フォーカス制御動作により光学式ピックアップ2より照射されるレーザー光がディスク1の信号面に合焦されたか、即ちフォーカスがとれたか否かの判定が行われる(ステップC)。
【0023】
ステップCにおいて、フォーカスが取れなかった場合には、ディスク1の不良やディスク1が表裏反対に装着されたと判定し、ディスクエラー処理を行う(ステップD)。ステップCにおいて、フォーカスがとれたと判定された場合には、ディスク1をスピンドルモーターによって回転駆動するとともにフォーカシングコイル4に供給されているフォーカス駆動電圧から直流電圧を測定し、その電圧値をメモリー回路16に記憶させる(ステップE)。
【0024】
ステップEにおいて、フォーカス駆動電圧に含まれる直流電圧が測定されると、その測定値に応じた信号がシステム制御回路13よりチルト制御回路17に対して出力される。その結果、その信号に対応して前以って設定されているチルト制御信号がチルト制御回路17より出力される。前記チルト制御回路17から出力される直流信号は、増幅回路18に入力されて増幅された後加算回路21に入力される。一方、フォーカシングコイル駆動回路9より出力される駆動信号は、コンデンサ19を介して増幅回路20に入力されるが、該増幅回路20に入力される信号は直流信号をカットした交流信号、即ちディスク1の面ぶれに対して対物レンズを変位させる信号である。前記増幅回路20によって増幅された交流信号は、加算回路21に入力されるとともに前記増幅回路18より増幅された直流信号に加算された後チルトコイル駆動回路22に入力される。
【0025】
その結果、ディスク1上の内周位置にて設定された直流信号に交流信号が重畳された信号がチルトコイル駆動回路22より光学式ピックアップ2に組み込まれているチルト調整用コイル6に供給される。従って、チルト調整用コイル6による対物レンズの傾き調整が行われることになる。斯かる対物レンズの傾きを調整するためにチルト制御回路17より出力される直流信号の値は、光ディスク再生装置の製造出荷時に測定されて不揮発性メモリーに記憶されている直流電圧値とディスク1を使用して測定された直流電圧値の関係から設定されるが、斯かる設定動作は実験値に基づいて設定される。
【0026】
ステップEの動作が行われると、前述したチルト制御動作が行われて再生動作を行う(ステップF)。即ち、チルト制御回路17より出力されるチルト制御信号のレベルは固定された状態で再生動作が続けられることになる。ディスク1に記録されている信号は、ピックアップ制御回路7によるフォーカシング制御動作及びトラッキング制御動作、そしてチルト制御回路17によるチルト制御動作が行われている光学式ピックアップ2によって再生される。
【0027】
前記光学式ピックアップ2によって再生された信号は、RF信号増幅回路10に入力されて増幅されるとともに2値化されてデジタル信号処理回路11に対して出力される。前記デジタル信号処理回路11に入力された再生信号は、エラー訂正等の復調処理が行われて信号再生回路12に出力される。その結果、前記信号再生回路12による再生処理動作が行われてパーソナルコンピュータ等へ再生信号が出力される。
【0028】
前述したようにディスク1に記録されている信号の再生動作は行われるが、斯かる動作が行われている状態では、位置検出回路15による再生位置の検出動作及びエラー数検出回路14によるエラー数の検出動作が行われている。前記エラー検出回路14によるエラー数の検出動作は、前記デジタル信号処理回路11によるエラー訂正処理動作に伴って得られる信号をカウントすることによって行うことが出来る。斯かる状態において、エラー数検出回路14によって検出されるエラー数はシステム制御回路13に入力され、該システム制御回路13によってエラー数が所定数に達したか否かの判定を行う(ステップG)。この設定数は、デジタル信号処理回路11によるエラー訂正処理動作を正確に行うことが出来ない状況になる直前の値に設定されている。
【0029】
ステップGにおいて、エラー数が所定値に達しなければそのまま再生動作が続けられ、停止操作やディスク1に記録されている信号の最終位置まで再生動作が行われて光ディスク再生装置は停止状態に復帰せしめられる。ステップGにおいて、エラー数が所定数に達したと判定されると、再生動作を中断させるとともにその位置におけるフォーカス駆動電圧の直流電圧を測定し、その値をメモリー回路16に記憶する(ステップH)。斯かる中断動作が行われたとき、再生中断位置を示す位置情報は位置検出回路15によって検出されるとともにその位置情報が記憶されることになる。
【0030】
再生中断位置におけるフォーカス駆動電圧の直流電圧が測定されてその値がメモリー回路16に記憶されると、該メモリー回路16に記憶された直流電圧に基づく信号がチルト制御回路17に出力され、その信号に応じたチルト制御信号がチルト制御回路17から出力される。斯かるチルト制御信号がチルト制御回路17より出力されると、チルトコイル駆動回路22から光学式ピックアップ2に組み込まれているチルト調整用コイル6にチルト調整用の駆動信号が供給される。
【0031】
斯かる駆動信号がチルト調整用コイル6に供給されると、対物レンズの傾きをディスク1の信号面に対して最適な状態に調整する動作、即ちチルト調整動作が行われる。斯かる調整動作が行われると再生を中断させた位置に光学式ピックアップ2を移動させて再生動作を再開させる(ステップI)。斯かるチルト調整動作を行った後に再生動作を再開させるとディスク1からの信号の読み取り動作を正確に行うことが出来る状況になるので、エラー数検出回路14によって検出されるエラー数が少なくなる。このようにして、再生動作が開始されると、ステップGに戻り前述した動作が繰り返し行われることになる。
【0032】
前述したように本発明によれば、再生中にエラー数が増加した場合には、再生動作を中断させるとともにチルト調整を行った後に再生動作を再開させるようにしたので、ディスク1に記録されている信号の再生動作を支障なく行うことが出来る。
【0033】
また、本実施例では、再生動作中にエラー数が所定数に達したときにチルト調整動作を行うようにしたが、最初のエラー数が所定数に達したときに測定されて得られるフォーカス駆動電圧値と内周側の位置にて測定されたフォーカス駆動電圧値と差と内周側の所定位置とエラー数が所定数に達して再生動作が中断された位置までの距離との差から求められる関係式からディスク1の傾きを近似するようにし、その近似された値によってチルト制御回路17より出力されるチルト信号の値を変更補正すれば、最初の再生中断位置から外周側においてはチルト調整動作が再生位置に対応して行われるので、再度エラー数が所定値に達することはなく再生動作を続けることが出来る。
【0034】
そして、本実施例では、エラー数検出回路14を設け、検出されるエラー数が所定数に達したとき再生動作を中断させるようにしたが、即ちエラー数の増加によって光学式ピックアップ2のディスク1に対する傾きがずれたと判定するようにしたが、再生信号に含まれるジッターの量を検出するジッター量検出回路を設け、ジッター量が所定量に達したか否かを判定することによってチルト調整のための再生中断動作を行うようにすることも出来る。斯かるジッター量を検出する技術は、周知の技術を使用すれば良いのでその説明は省略する。
【0035】
また、本実施例では、内周側の所定の位置をディスクに記録されている信号の位置を示すデータが記録されている位置にしたが、その位置は自由に設定することは出来る。
【0036】
【発明の効果】
本発明は、光学式ピックアップをディスクの内周側の所定の位置に移動させるとともにフォーカス制御動作を行い、フォーカスがとれた状態におけるフォーカス駆動電圧を測定するとともに得られた直流電圧をメモリー回路に記憶し、記憶された直流電圧に基づいて設定されるチルト制御信号をチルト調整用コイルに供給した状態でディスクに記録されている信号の再生動作を行い、再生動作状態において、エラー数が所定数に達したとき、又はジッター量が所定量に達したとき再生動作を中断させるとともにフォーカス駆動電圧を測定し、得られた直流電圧に基づいてチルト調整を行った後中断位置から再生動作を再開させるようにしたので、即ちチルト調整のためのフォーカス電圧測定動作をディスクの内周側の位置にて行った後に再生動作を開始させるようにしたので、ディスクを装着後の再生動作を速やかに開始させることが出来る。
【0037】
また、本発明は、内周側の所定の位置にて得られた直流電圧と再生中断位置にて得られた直流電圧に基づいて再生中断位置とディスクの最外周位置との間のチルト制御信号を生成するようにしたので、ディスクに記録されている信号の再生動作を速やかに行うことが出来る。
【0038】
そして、本発明は、内周側の所定の位置をディスクに記録されている信号の位置を示すデータが記録されている位置に設定したので、ディスクに記録されている信号の再生動作を行う前に必ず読み出される信号の再生動作を行っている間にフォーカス駆動電圧の測定動作を行うことが出来るので、効率良く測定調整動作を行うことが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のチルト制御方法を示すフローチャートである。
【図2】本発明に係る光ディスク再生装置の一実施例を示すブロック回路図である。
【符号の説明】
1 ディスク
2 光学式ピックアップ
4 フォーカシングコイル
6 チルト調整用コイル
7 ピックアップ制御回路
9 フォーカシングコイル駆動回路
10 RF信号増幅回路
11 デジタル信号処理回路
13 システム制御回路
14 エラー数検出回路
15 位置検出回路
16 メモリー回路
17 チルト制御回路
22 チルトコイル駆動回路

Claims (4)

  1. 光学式ピックアップをディスクの内周側の所定の位置に移動させるとともにフォーカス制御動作を行い、フォーカスがとれた状態におけるフォーカス駆動電圧を測定するとともに得られた直流電圧をメモリー回路に記憶し、記憶された直流電圧に基づいて設定されるチルト制御信号をチルト調整用コイルに供給した状態でディスクに記録されている信号の再生動作を行い、再生動作状態において、エラー数が所定数に達したとき、再生動作を中断させるとともにフォーカス駆動電圧を測定し、得られた直流電圧に基づいてチルト調整を行った後中断位置から再生動作を再開させるようにしたことを特徴とする光ディスク再生装置のチルト制御方法。
  2. 光学式ピックアップをディスクの内周側の所定の位置に移動させるとともにフォーカス制御動作を行い、フォーカスがとれた状態におけるフォーカス駆動電圧を測定するとともに得られた直流電圧をメモリー回路に記憶し、記憶された直流電圧に基づいて設定されるチルト制御信号をチルト調整用コイルに供給した状態でディスクに記録されている信号の再生動作を行い、再生動作状態において、ジッター量が所定量に達したとき、再生動作を中断させるとともにフォーカス駆動電圧を測定し、得られた直流電圧に基づいてチルト調整を行った後中断位置から再生動作を再開させるようにしたことを特徴とする光ディスク再生装置のチルト制御方法。
  3. 内周側の所定の位置にて得られた直流電圧と再生中断位置にて得られた直流電圧に基づいて再生中断位置とディスクの最外周位置との間のチルト制御信号を生成するようにしたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のチルト制御方法。
  4. 内周側の所定の位置をディスクに記録されている信号の位置を示すデータが記録されている位置に設定したことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のチルト制御方法。
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