JP2005003756A - 画像情報検出用カセッテ - Google Patents

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Abstract

【課題】画像情報検出部をケース内に収容した画像情報検出用カセッテにおいて、このカセッテを使用しない場合の消費電力を低減する。
【解決手段】使用者が搬送のために画像情報検出用カセッテ1の取っ手を保持すると、取っ手保持検知部31から取っ手保持信号が出力される。走査・読出回路22から読出信号が出力されていず、外部のシステムコントローラからX線レディ信号が出力されていず、解除スイッチ32から解除信号が出力されていない場合、すなわち画像情報検出用カセッテ1を搬送中で、使用していない場合には、非使用状態判定部27は、カセッテ1は非使用状態であると判定する。制御部26は、低消費電力モードを設定し、電力供給抑制部25は、画像情報検出部12、読取光照射部13、検出部駆動部21、不揮発性メモリ24、X線ブザー34、およびマトリクス表示部36への電力供給を停止する。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像情報検出部と、該画像情報検出部を収容するケースとを備えてなる画像情報検出用カセッテに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
今日、医療診断等を目的とするX線撮影等において、画像情報を担持した記録光(X線等)の照射により発生した電荷を蓄積することにより画像情報を記録する画像情報検出部を有する画像情報検出装置が各種提案、実用化されている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
この装置において使用される画像情報検出部としては、種々のタイプのものが提案されているが、蓄積された電荷を外部に読み出す電荷読出プロセスの面から、検出部を読取光により走査して読み出す光走査読出方式のものと、検出部に組み込まれたTFT(薄膜トランジスタ)等を電気的に走査駆動して読み出す電気走査読出方式のものとが広く知られている。
【0004】
また、上記の画像情報検出装置をケースに収容した画像情報検出用カセッテも提案されている(例えば、特許文献2参照)。このような画像情報検出用カセッテは、取り扱い易く、また持ち運びが可能であるという利点がある。
【0005】
【特許文献1】
特開2000−105297号公報
【0006】
【特許文献2】
特開2000−217805号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のような画像情報検出用カセッテにおいては、例えばこのカセッテを搬送する場合等、このカセッテを使用しない場合であっても、通常使用時と同様の電力供給がなされていることが多く、このため、消費電力が多いという問題があった。例えば電源としてバッテリーを使用している場合であれば、バッテリーの使用時間が短くなってしまう、あるいはバッテリーの大型化を招くこととなる。
【0008】
本発明は、上記のような問題点に鑑み、消費電力を低減可能な画像情報検出用カセッテを提供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明の画像情報検出用カセッテは、画像情報を担持した記録光の照射により発生した電荷を蓄積することにより前記画像情報を記録する画像情報検出部と、該画像情報検出部に記録用の電界を付与する検出部駆動手段と、前記画像情報検出部に記録された前記画像情報に応じた画像信号を読み出す読出手段と、前記検出部駆動手段および前記読出手段に電力を供給する電力供給手段と、前記画像情報検出部、前記検出部駆動手段、前記読出手段、および前記電力供給手段を収容するケースとを有する画像情報検出用カセッテにおいて、
該画像情報検出用カセッテが非使用状態であると判定する非使用状態判定手段と、該非使用状態判定手段により、非使用状態であると判定された場合には、前記検出部駆動手段または前記読出手段への電力供給を抑制する電力供給抑制手段とを備えたことを特徴とするものである。
【0010】
なお、上記画像情報検出用カセッテにおいて、「記録光」とは、記録すべき画像情報を担持した電磁波を意味する。具体例としては、被写体の画像情報を担持する記録用の放射線や、該記録用の放射線をシンチレータ(蛍光体)に照射することにより、シンチレータ内で発生される光などを挙げることができる。
【0011】
なお、「画像信号を読み出す読出手段」は、光学的あるいは電気的に画像情報検出部を走査しつつ、画像情報を読み出すものを意味し、例えば読取光による光走査により画像情報を読み出す場合であれば、読取光による走査および画像信号の読み取りを行う手段であり、一方TFT等を電気的に走査駆動して画像情報を読み出す場合であれば、TFTの走査駆動および画像信号の読み取りを行う手段である。
【0012】
また、「電力供給手段」とは、例えばバッテリーを内蔵するカセッテであれば、バッテリーおよび電力供給用の配線を意味し、電力が外部電源から供給される場合には、電源端子および電力供給用の配線を意味している。
【0013】
さらに、「前記検出部駆動手段または前記読出手段への電力供給を抑制する電力供給抑制手段」とは、検出部駆動手段または読出手段に対して、各手段を構成する少なくとも一部の回路への電力供給を低減するあるいは停止することを意味している。なお、上記「一部の回路」として、電力消費量が相対的に多い回路や、電力供給量を定常量へ復帰した場合に、立ち上がりが早い回路等を選択してもよい。
【0014】
前記ケースに設けられ、搬送時に保持可能な取っ手と、該取っ手が保持されていることを検知する取っ手保持検知手段とを有する場合には、前記非使用状態判定手段は、前記取っ手保持検知手段による取っ手保持検知に基づいて、前記画像情報検出用カセッテが非使用状態であると判定するものを用いることができる。
【0015】
また、外部装置と接続可能な接続端子と、該接続端子が前記外部装置と接続されていないことを検知する非接続検知手段とを有する場合には、前記非使用状態判定手段としては、前記非接続検知手段による非接続検知に基づいて、前記画像情報検出用カセッテが非使用状態であると判定するものを用いることができる。
【0016】
なお、「接続端子」としては、種々の構成のものがあるが、例えばX線撮影システムへ本画像情報検出用カセッテを用いた場合であれば、X線照射装置からのX線照射タイミングを入力するための接続端子や、あるいはX線撮影システム全体を制御するシステムコントローラ等から操作データを入力するための接続端子、撮影条件あるいは画像情報読出条件等の種々の撮影データを入力する接続端子や、外部に設けられた電源から電力を供給するための接続端子等が挙げられる。
【0017】
さらに、外部装置との通信が可能な無線通信手段と、該無線通信手段の非通信状態を検知する非通信検知手段とを有する場合には、前記非使用状態判定手段として、前記非通信検知手段による非通信検知に基づいて、前記画像情報検出用カセッテが非使用状態であると判定するものを使用することができる。
【0018】
なお、「無線通信手段の非通信状態」とは、例えば外部装置に取り付けられた無線通信手段との距離が離れてしまったために通信が行えない状態や、あるいは外部装置に取り付けられた無線通信手段のスイッチが切られてしまったため通信が行えない場合等を意味している。
【0019】
また、直近の前記記録光の照射後の経過時間を計測し、該経過時間が所定時間を超えていることを検知する時間超過検知手段を有する場合であれば、前記非使用状態判定手段として、前記時間超過検知手段による時間超過検知に基づいて、前記画像情報検出用カセッテが非使用状態であると判定するものを用いることもできる。
【0020】
なお、上記画像情報検出用カセッテは、前記電力供給抑制手段が前記検出部駆動手段または前記読出手段への電力供給を抑制していることを表示する電力供給抑制表示手段を備えてもよい。
【0021】
【発明の効果】
本発明の画像情報検出用カセッテによれば、画像情報検出用カセッテが非使用状態であると判定する非使用状態判定手段と、該非使用状態判定手段により、非使用状態であると判定された場合には、前記検出部駆動手段または前記読出手段への電力供給を抑制する電力供給抑制手段とを備えることにより、画像情報検出用カセッテが非使用状態であると判定された場合には、自動的に電力供給が抑制されるため、消費電力を少なくすることができる。
【0022】
上記非使用状態判定手段が、ケースに設けられた取っ手が保持されている事を検知する取っ手保持検知手段による取っ手保持検知に基づいて、前記画像情報検出用カセッテが非使用状態であると判定するものであれば、画像情報検出用カセッテを搬送する際等に、使用者が取っ手を保持すれば、その保持動作に基づいて電力供給が抑制されるので、搬送時等の非使用時の消費電力を少なくすることができる。
【0023】
また、非使用状態判定手段が、接続端子が外部装置と接続されていないことを検知する非接続検知手段による非接続検知に基づいて、前記画像情報検出用カセッテが非使用状態であると判定するものであれば、使用者が外部装置と接続端子間の接続を外した場合等の非使用時の消費電力を少なくすることができる。
【0024】
さらに、非使用状態判定手段が、無線通信手段の非通信状態を検知する前記非通信検知手段による非通信検知に基づいて、前記画像情報検出用カセッテが非使用状態であると判定するものであれば、画像情報検出用カセッテに設けられた無線通信手段が非通信状態となった場合、すなわち外部装置に接続された無線通信手段から離れた場所まで搬送された場合や、あるいは外部装置に接続された無線通信手段がオフになった場合等の非使用時の消費電力を少なくすることができる。
【0025】
また、非使用状態判定手段が、直近の前記記録光の照射後の経過時間を計測し、該経過時間が所定時間を超えていることを検知する時間超過検知手段による時間超過検知に基づいて、前記画像情報検出用カセッテが非使用状態であると判定するものであれば、直前のX線照射後から、所定時間が経過しても次のX線照射が行われない場合、すなわち継続的にX線照射が行われない場合等の非使用時の消費電力を少なくすることができる。
【0026】
さらに、前記電力供給抑制手段が前記検出部駆動手段または前記読出手段への電力供給を抑制していることを表示する電力供給抑制表示手段を備えれば、使用者は電力供給が抑制されていることを容易に知ることができる。
【0027】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について詳細に説明する。図1は本発明の第1の実施形態である画像情報検出用カセッテ1の外観図であり、図2は画像情報検出用カセッテ1の要部構成図および回路ブロック図を示す図である。本画像情報検出用カセッテ1は、医療用のX線撮影に用いられるものであり、略直方体のケース10と、該ケース10にとりつけられた取っ手11と、該ケース10内に収容された画像情報検出部12と、読取光照射部13と、制御回路部20と、バッテリー30とを有している。
【0028】
画像情報検出部12は、被写体を透過した記録光であるX線の照射により発生した電荷を潜像電荷として蓄積することにより、X線に担持された被写体の画像情報を記録するものであり、X線を透過する第1の電極層、X線の照射を受けることにより導電性を呈する記録用光導電層、潜像電荷に対しては略絶縁体として作用し、かつ潜像電荷と逆極性の輸送電荷に対しては略導電体として作用する電荷輸送層、読取光の照射を受けることにより導電性を呈する読取用光導電層、および読取光を透過する第2の電極層をこの順に積層してなるものである。
【0029】
画像情報を記録する際には、第1の電極層と第2の電極層間に高電圧が印加され、電界が付与された状態で、第1の電極層側からX線が照射され、照射されたX線の線量に応じた量の電荷が記録用光導電層と電荷輸送層との略界面に形成される蓄電部に潜像電荷として蓄積される。また読出しの際には、読取光照射部13から射出される読取光で画像情報検出部12を走査することにより、画像情報検出部12に記録された画像情報が読み出される。
【0030】
制御回路部20は、画像情報を記録する際に、画像情報検出部12へ電界を付与する検出部駆動部21と、読出光照射部13により画像情報検出部12を光走査し、画像情報検出部12に記録された画像情報に応じた画像信号を読み出す走査・読出部22と、バッファメモリとして主に使用される揮発性メモリ23と、着脱可能な不揮発性メモリ24と、バッテリー30に接続され、後述する低消費モードが選択された場合には、各部位に供給する電力を抑制する電力供給抑制部25と、検出部駆動部21、走査・読出部22、揮発性メモリ23、不揮発性メモリ24および電力供給抑制部25と接続され、各部位の動作を制御する制御部26とを有している。なお、走査・読出部22および読取光照射部13は、本発明の読出手段として機能するものである。
【0031】
また、制御部26は、非使用状態判定部27を有し、取っ手11が保持された場合に、保持信号を制御部26の非使用状態判定部27へ出力する取っ手保持検知部31と、使用者により押圧された場合に解除信号を非使用状態判定部27へ出力する解除スイッチ32と、不図示のシステムコントローラに接続されたケーブルの接続端子9と接続可能な接続端子33と、X線が照射された際に警報音を発するX線ブザー34と、後述する低消費電力モードであることを表示する電力供給抑制表示手段としての低消費電力モード表示灯35と、必要な情報、例えばX線レディ状態であること等を表示するマトリクス表示部36と、必要に応じて読取光照射部13を固定する光照射部ロック機構37とに接続されている。なお、解除スイッチ32はランプとしての機能も有し、押圧された場合には点灯する。
【0032】
X線撮影の前には、撮影メニュー、ID情報、記録時に必要な印加電圧あるいは読出速度等の種々のデータがシステムコントローラから、接続端子9および接続端子33を介して、制御部26へ入力される。また、X線の照射準備が整った時からX線の照射後までの間はX線レディ信号が、X線の照射時にはX線照射信号がシステムコントローラから制御部26へ入力される。画像情報の読み出しを行っている最中には、走査・読出部22が、読出信号を非使用状態判定部27へ出力する。
【0033】
制御部26の非使用状態判定部27は、取っ手保持検知部31から入力される保持信号に加え、解除スイッチ32から入力される解除信号、接続端子33から入力されるX線レディ信号、走査・読出部22から入力される読出信号とに基づいて、画像情報検出用カセッテ1が非使用状態であるか使用状態であるかを判定する。
【0034】
制御部26は、非使用状態判定部27において、画像情報検出用カセッテ1が非使用状態であると判定された場合には、電力モードとして、一部の部位のみへ電力を供給し、他の部位への電力供給を停止する低消費電力モードを設定し、低電力消費モード信号を電力供給抑制部25を出力する。一方非使用状態判定部27において、画像情報検出用カセッテ1が使用状態であると判定された場合には、電力モードとして、必要な全ての部位へ電力を供給する通常電力モードを設定して、通常電力モード信号を電力供給抑制部25へ出力する。なお、制御部26は、カセッテ1全般の動作の制御も行う。
【0035】
電力供給用配線38は、電力供給抑制部25から、画像情報検出部12、読取光照射部13、検出部駆動部21、走査・読出部22、揮発性メモリ23、不揮発性メモリ24、制御部27、取っ手保持検知部31、解除スイッチ32、X線ブザー34、低消費電力モード表示灯35およびマトリクス表示部36へそれぞれ接続されている。通常電力モードにおいては、この電力供給用配線38を介してバッテリー30から各部位へ電力が供給されている。なお、図2において、図面の複雑化を防止するために、電力供給用配線38の配線状態の記載は省略している。なお、バッテリー30および電力供給用配線38は、本発明の電力供給手段として機能するものである。
【0036】
取っ手保持検知部31は、図3に示すように、取っ手11の保持部11aへ設けられ、通常は開状態に維持され、取っ手11を保持すると自動的に閉状態となるスイッチ311と、該スイッチ311が閉状態になると保持信号を出力する検知部312とから構成されている。
【0037】
以下本実施の形態における画像情報検出用カセッテ1における動作を説明する。まず、画像情報の記録および読み出し動作について説明を行う。X線撮影に先立ち、不図示のシステムコントローラから、撮影メニュー、ID情報、記録時に必要な印加電圧あるいは読出速度等の種々のデータが、制御部26へ入力される。制御部26は、これらの種々のデータを不揮発性メモリ24へ保存し、必要に応じて読み出して使用する。なお、このような種々のデータを、予め記憶させた着脱可能な不揮発性メモリ24を準備して、本画像情報検出用カセッテ1へ装着し、この不揮発性メモリ24から必要に応じてデータを読み出してもよい。また、不揮発性メモリ24には、撮影履歴のサムネール画像やエラーログ等を記憶させることもでき、カセッテ1が故障した場合等の故障解析に用いることができる。
【0038】
X線の照射準備が整った時からX線の照射後までの間は、X線レディ信号が、不図示のシステムコントローラから接続端子33を介して、制御部26へ入力される。さらに、X線の照射時には、X線照射信号が制御部26へ入力される。
【0039】
X線レディ信号が制御部26へ入力されると、制御部26は、検出部駆動部21を制御して、画像情報検出部12へ記録用の高電圧を印加する。また、マトリクス表示部36へX線レディ状態であることを表示する。
【0040】
次に、被写体を透過したX線が照射され、照射されたX線の線量に応じた量の電荷が画像情報検出部12へ、潜像電荷として蓄積される。なお、制御部26は、X線が照射される際には、X線ブザー34を作動させ、警報音を発して、X線の照射を報知する。
【0041】
読み出しの際には、制御部26は、走査・読出部22を制御して、読取光照射部13から射出される読取光で画像情報検出部12を走査することにより、画像情報検出部12に記録された画像情報を読み出し、まず揮発性メモリ23へ保存し、その後順次不揮発性メモリ24へ保存する。また、画像情報を読み出す場合や、画像情報へ画像処理を施す場合あるいは画像情報を転送する場合等、高速アクセスが必要な場合には、揮発性メモリ23をバッファメモリとして使用することができる。なお、電源として外部電源を用いる場合には、内蔵バッテリーを別個に備え、外部電源を取り外す場合等、必要な場合には、内蔵バッテリーにより揮発性メモリへ電力を供給することが望ましい。また、低線量撮影を行った場合など、低ノイズによる読み出しが望ましい場合には、内蔵バッテリーを使用することにより、外部電源から重畳されるノイズを除去することができる。
【0042】
例えば撮影線量に関する情報や撮影線量を推定できる情報(撮影する被写体の部位、撮影方法、撮影条件などに関する情報)を取得し、該情報から低線量撮影であるとみなすことができる場合に、内蔵バッテリーによる電力供給に切り換える形態が考えられる。この場合、前記形態は、前記情報に基づいて、撮影線量の値自体が低いか否かを判定し、撮影線量が低いと判定された時に、内蔵バッテリーによる電力供給に切り換えるものでもよく、あるいは予め前記情報と電力供給方式との対応関係を設定しておき、取得した情報と設定されている対応関係に基づいて、電力供給方式を切り換えるものでもよい。なお、どの程度の撮影線量を低線量とするかは、発生するノイズ量や、許容できるノイズの程度により適宜設定すればよい。
【0043】
次に、電力モードの設定動作について説明する。まず、図4に示すフローチャートを用いて、非使用状態判定部27における使用状態の判定動作について説明する。
【0044】
ステップ101で、取っ手保持検知部31から保持信号が入力されているか否かを判定する。入力されていなければステップ106へ進み、カセッテ1は使用状態であると判定する。入力されていればステップ102へ進む。ステップ102においては、走査・読出回路22から読出信号が入力されているか否かを判定する。読出信号が入力されていれば、ステップ106へ進む。読出信号が入力されていなければ、ステップ103へ進む。
【0045】
ステップ103では、外部のシステムコントローラからX線レディ信号が入力されているか否かを判定する。X線レディ信号が入力されていれば、ステップ106へ進む。X線レディ信号が入力されていなければ、ステップ104へ進む。
【0046】
ステップ104では、解除スイッチ32から解除信号が入力されているか否かを判定する。解除信号が入力されていれば、ステップ106へ進む。解除信号が入力されていなければ、ステップ105へ進む。
【0047】
ステップ105では、非使用状態判定部27は、カセッテ1は非使用状態であると判定し、判定結果を制御部26へ出力する。その後ステップ101へ戻る。
【0048】
ステップ106では、カセッテ1は使用状態であると判定し、判定結果を制御部26へ出力し、その後ステップ101へ戻る。
【0049】
上記の判定処理により、非使用状態判定部27において、カセッテ1は使用状態であると判定されると、制御部26は、通常電力モード信号を電力供給抑制部25へ供給し、また光照射部ロック機構37が作動している場合には、その作動を停止し、読取光照射部13の固定を解除する。電力供給抑制部25では、通常電力モード信号が入力されると、各部位へ電力を供給する。
【0050】
一方、非使用状態判定部27において、カセッテ1は非使用状態であると判定されると、制御部26は、低消費電力モード信号を電力供給抑制部25へ供給しする。低消費電力モード信号が入力されると、電力供給抑制部25では、画像情報検出部12、読取光照射部13、検出部駆動部21、不揮発性メモリ24、X線ブザー34、およびマトリクス表示部36への電力供給を停止し、走査・読出部22、揮発性メモリ23、制御部27、取っ手保持検知部31、解除スイッチ32、低消費電力モード表示灯35へ電力を供給する。また、制御部26は、低消費電力モード表示灯35を点灯させ、光照射部ロック機構37を作動させて、読取光照射部13を固定する。
【0051】
なお、走査・読出部22および制御部27への電力供給は、必ずしも通常と同様の電力供給を行う必要はなく、低消費電力モードを維持するために必要な回路のみへ電力を供給してもよいし、あるいは必要な回路に加えて、低消費電力モードが解除された場合に、直ちに通常電力モードへ移行するために動作させておくことが望ましい回路、例えば立ち上がりに時間がかかる回路等へ電力を供給し、他の回路への電力供給は停止してもよい。あるいは供給電圧を低下させてもよい。
【0052】
上記のような制御動作により、取っ手保持検知部31から取っ手保持信号が出力されていない場合には、ステップ101からステップ106へ進み、カセッテ1は使用状態であると判定され、電力モードとしては通常電力モードが設定される。
【0053】
また、取っ手保持検知部31から取っ手保持信号が出力されていても、画像情報を読み出し中であって、走査・読出回路22から読出信号が出力されている場合には、ステップ102からステップ106へ進むため、カセッテ1は使用状態であると判定され、通常電力モードが設定される。
【0054】
同様に、取っ手保持検知部31から取っ手保持信号が出力されていても、X線撮影準備中であって、外部のシステムコントローラからX線レディ信号が出力されていれば、ステップ103からステップ106へ進むため、カセッテ1は使用状態であると判定され、通常電力モードが設定される。取っ手11を保持した状態で、適切な位置へ画像情報検出用カセッテ1を固定して撮影を行う場合等に、上記のように取っ手保持信号とX線レディ信号とが同時に出力される場合がある。なお、前述したようにX線レディ信号が入力されている場合には、マトリクス表示部36にX線レディ状態であることが表示される。
【0055】
さらに、使用者が解除スイッチ32を押圧すれば、解除信号が非使用状態判定部27へ入力され、ステップ104からステップ106へ進むため、カセッテ1は使用状態であると判定され、通常電力モードへ設定される。なお、解除スイッチ32は押圧により点灯するため、取扱者は解除スイッチ32が押圧されていることを容易に認識することができる。
【0056】
一方、例えば通常の搬送時等に、取っ手保持検知部31から取っ手保持信号が出力され、走査・読出回路22から読出信号が出力されていず、外部のシステムコントローラからX線レディ信号が出力されていず、解除スイッチ32から解除信号が出力されていない場合、すなわち、画像情報検出用カセッテ1を使用していない場合には、ステップ101からステップ102、ステップ103、ステップ104およびステップ105へ進むため、カセッテ1は非使用状態であると判定され、電力モードとしては、低消費電力モードが設定される。このため、消費電力が少なくなる。
【0057】
以上の説明で明かなように、本実施の形態における画像情報検出用カセッテ1においては、ケース10に設けられた取っ手11が保持されている事を検知する取っ手保持検知部31による取っ手保持検知に基づいて、画像情報検出用カセッテ1が非使用状態であると判定され、自動的に電力供給が抑制される低電力消費モードが設定されるので、搬送時等の非使用時の消費電力を少なくすることができる。また、画像情報の読み出し中や、記録光(X線)の照射準備中あるいは使用者が解除スイッチ32を押圧した際等には、画像情報検出用カセッテ1は使用中であると判定され、通常の電力供給が行われる通常電力モードが設定される。このため、画像情報の読み出し中や、取っ手11を保持した状態でX線撮影を行う際等に、低消費電力モードが設定されてしまうことを防止でき、画像情報検出用カセッテ1の利便性を向上させることができる。
【0058】
なお、本実施の形態においては、取っ手保持検知手段として、取っ手検知部31を用いたがこれに限定されるものではなく、種々の構成を有する取っ手保持検知部を用いることができる。例えば図5の(A)に示すように、取っ手11の保持部11aに設けられた感熱器801と、該感熱器801の検知結果に基づいて保持信号を出力する検知部802とからなる取っ手保持検知部80や、感熱器の代わりに赤外線検出器を用いた取っ手保持検知部を用いることもできる。取っ手11が保持されて、感熱器801の温度が上昇した場合に、取っ手保持検知部80から保持信号が出力される。また図5の(B)に示すように、取っ手11の保持部11aに設けられた分割電極811と、該分割電極811の導通状態に基づいて保持信号を出力する検知部812を備えた取っ手保持検知部81等を用いることができる。取っ手11が保持されて、分割電極間811が電気的に接続された場合に、取っ手保持検知部81から保持信号が出力される。また、図6の(A)に示すように、取っ手11の保持部11aに設けられた静電容量検出器821と、該静電容量検出器821の検知結果に基づいて保持信号を出力する検知部822とからなる取っ手保持検知部82を使用することもできる。上記静電容量検出器821は、図6の(B)に示すように、保持部11aに設けられた誘電体層823および該誘電体層823の静電容量を読み出すトランジスタ824とから構成され、誘電体層823の静電容量の変動を検出するものである。取っ手11が保持されて、上記誘電体層823の静電容量に変動が生じた場合に、取っ手保持検知部82から保持信号が出力される。さらに、図7の(A)に示すように、取っ手11の一方の柄11bの部分に赤外LED831を設け、他方の柄11cの部分に、フォトコンダクタ832を設け、検知部833により、赤外LED831から射出される赤外線が遮断されたこと検知して、保持信号を出力する取っ手保持検知部83や、図7の(B)に示すように、取っ手11の柄11bおよび11cをケース10の中に数ミリ差し込んだ状態で付勢し、取っ手11を保持して持ち上げた場合に、上記付勢力に反して、閉状態となるスイッチ841を柄11bの基部近傍に設け、検知部842により、該スイッチ841が閉状態となったことを検知する取っ手保持検知部84等を用いることもできる。使用者が取っ手11を保持してカセッテ1を持ち上げると、スイッチ841が閉状態となり、取っ手保持検知部84から保持信号が出力される。
【0059】
次に、図8を参照して本発明の第2の実施形態である画像情報検出用カセッテ2について説明する。図8においては、図2中の要素と同等の要素には同番号を付してあり、それらについての説明は特に必要の無い限り省略する。また、第2の実施の形態の外観は第1の実施形態とほぼ同様であるため、外観図は省略する。
【0060】
図8は画像情報検出用カセッテ2の要部構成図および回路ブロック図を示す図である。制御回路部40は、検出部駆動部21と、走査・読出部22と、揮発性メモリ23と、着脱可能な不揮発性メモリ24と、低消費電力モードが選択された場合には、各部位に供給する電力を抑制する電力供給抑制部41と、検出部駆動部21、走査・読出部22、揮発性メモリ23、不揮発性メモリ24および電力供給抑制部41とに接続され、各部位の動作を制御する制御部42とを有している。
【0061】
また、制御部42は、非使用状態判定部43を有し、解除スイッチ32と、接続端子33と、X線ブザー34と、低消費電力モード表示灯35と、マトリクス表示部36と、光照射部ロック機構37と、接続端子33に接続端子9が接続されていない場合に非接続信号を出力する非接続検知部44とに接続されている。
【0062】
X線撮影の前には、撮影メニュー、ID情報、記録時に必要な印加電圧あるいは読出速度等の種々のデータがシステムコントローラから、接続端子9および接続端子33を介して、制御部42へ入力される。X線の照射準備が整った時からX線の照射後までの間は、システムコントローラからX線レディ信号が制御部42および非使用状態判定部43へ入力される。また、X線の照射時には、システムコントローラからX線照射信号が制御部42へ入力される。画像信号の読み出しを行っている最中には、走査・読出部22が、読出信号を非使用状態判定部43へ出力する。
【0063】
制御部42の非使用状態判定部43は、非接続検知部44から入力される非接続信号に加え、解除スイッチ32から入力される解除信号と、走査・読出部22から入力される読出信号とに基づいて、画像情報検出用カセッテ2が非使用状態であるか使用状態であるかを判定する。
【0064】
制御部42は、非使用状態判定部43において、画像情報検出用カセッテ2が使用状態であると判定された場合には、電力の供給モードとして、各部位へ電力を供給している通常電力モードを設定し、画像情報検出用カセッテ2が非使用状態であると判定された場合には、電力の供給モードとして、一部の部位のみへ電力を供給し、他の部位への電力供給を停止する低消費電力モードを設定する。また、カセッテ2の動作全般を制御する。
【0065】
電力供給用配線45は、電力供給抑制部41から、画像情報検出部12、読取光照射部13、検出部駆動部21、走査・読出部22、揮発性メモリ23、不揮発性メモリ24、制御部42、解除スイッチ32、X線ブザー34、低消費電力モード表示灯35、マトリクス表示部36および非接続検知部44へそれぞれ接続されている。通常電力モードにおいては、電力供給用配線45を介してバッテリー30から各部位へ電力が供給されている。なお、図8において、図面の複雑化を防止するために、電力供給用配線45の配線状態の記載は省略している。なお、バッテリー30および電力供給用配線45は、本発明の電力供給手段として機能する。
【0066】
以下、本実施の形態における画像情報検出用カセッテ2における動作を説明する。画像情報の記録および読出動作は第1の実施の形態とほぼ同様であるため、説明を省略し、電力モードの設定動作について説明する。まず、非使用状態判定部43における使用状態の判定動作について、図9に示すフローチャートを用いて説明する。
【0067】
ステップ201では、非接続検知部44から非接続信号が入力されているか否かを判定する。入力されていなければステップ205へ進み、カセッテ2は使用状態であると判定する。入力されていればステップ202へ進む。ステップ202においては、走査・読出回路22から読出信号が入力されているか否かを判定する。読出信号が入力されていれば、ステップ205へ進む。読出信号が入力されていなければ、ステップ203へ進む。
【0068】
ステップ203では、解除スイッチ32から解除信号が入力されているか否かを判定する。解除信号が入力されていれば、ステップ205へ進む。解除信号が入力されていなければ、ステップ204へ進む。
【0069】
ステップ204では、カセッテ2は非使用状態であると判定し、その後ステップ201へ戻る。
【0070】
ステップ205では、カセッテ2は使用状態であると判定し、その後ステップ201へ戻る。
【0071】
上述の判定処理により、非使用状態判定部43において、カセッテ2は使用状態であると判定されると、制御部42は、通常電力モード信号を電力供給抑制部41へ供給する。電力供給抑制部41では、通常電力モード信号を受けて、各部位へ電力を供給する。なお、光照射部ロック機構37が作動している場合には、その作動を停止し、読取光照射部13の固定を解除する。
【0072】
非使用状態判定部43において、カセッテ2は非使用状態であると判定されると、制御部42は、低消費電力モード信号を電力供給抑制部41へ供給する。電力供給抑制部41では、低消費電力モード信号を受けて、画像情報検出部12、読取光照射部13、検出部駆動部21、不揮発性メモリ24、X線ブザー34、およびマトリクス表示部36への電力供給を停止し、走査・読出部22、揮発性メモリ23、制御部42、非接続検知部44、解除スイッチ32、低消費電力モード表示灯35へ電力を供給する。また、制御部42は、低消費電力モード表示灯35を点灯させ、光照射部ロック機構37を作動させて、読取光照射部13を固定する。
【0073】
なお、走査・読出部22および制御部42への電力供給は、必ずしも通常と同様に電力供給を行う必要はなく、電力供給が必要な回路あるいは望ましい回路のみへ電力を供給し、他の回路への電力供給は停止してもよい。
【0074】
上記のような制御動作により、接続端子33に接続端子9が接続され、非接続検知部43から非接続信号が出力されていない場合には、ステップ201からステップ205へ進み、カセッテ2は使用状態であると判定され、電力モードとしては通常電力モードが設定される。
【0075】
また、接続端子33から接続端子9がはずされ、非接続検知部43から非接続信号が出力されていても、画像情報を読み出し中であって、走査・読出回路22から読出信号が出力されている場合には、ステップ202からステップ205へ進むため、カセッテ2は使用状態であると判定され、電力モードとしては通常電力モードが設定される。
【0076】
さらに、接続端子9が接続端子33から外されている場合であっても、使用者が解除スイッチ32を押圧すれば、解除信号が非使用状態判定部43へ入力され、ステップ203からステップ205へ進むため、カセッテ2は使用状態であると判定され、電力モードとしては通常電力モードが設定される。
【0077】
一方、接続端子33から接続端子9が外されて、非接続検知部44から非接続検知信号が出力され、走査・読出回路22から読出信号が出力されていず、解除スイッチ32から解除信号が出力されていない場合、すなわち、画像情報検出用カセッテ2を使用していない場合には、ステップ201から順次ステップ202、ステップ203およびステップ204へと進み、カセッテ2は非使用状態であると判定され、電力モードとしては、低消費電力モードが設定される。このため、消費電力は少なくなる。
【0078】
以上の説明で明かなように、本実施の形態における画像情報検出用カセッテ2においては、接続端子33から接続端子9が外されていることを検知する非接続検知部44による非接続検知に基づいて、画像情報検出用カセッテ2が非使用状態であると判定され、自動的に電力供給が抑制される低電力消費モードが設定されるので、接続端子9が外された搬送時等の非使用時の消費電力を少なくすることができる。また、画像情報の読み出し中や、使用者が解除スイッチ32を押圧した際等には、画像情報検出用カセッテ2は使用中であると判定され、通常の電力供給が行われる通常電力モードが設定される。このため、画像情報の読み出し中や、使用者が低消費電力モードを望まない場合に、低消費電力モードが設定されてしまうことが防止され、画像情報検出用カセッテ2の利便性を向上させることができる。
【0079】
なお、本実施の形態においては、X線照射部および画像情報検出用カセッテ2を制御するシステムコントローラに接続されている接続端子9がカセッテ2の接続端子33に接続されているか否かを検知して、その検知結果に基づいて電力モードを設定したが、接続端子の種類は、接続端子33および接続端子9に限定されるものではなく、通常、カセッテを使用する場合には接続され、使用しない場合には外される接続端子であればいかなる接続端子であってもよい。例えばX線照射装置に接続され、X線照射信号を受ける接続端子や、外部に設けられた電源からの電力供給を受ける端子などあってもよい。なお、外部からの電源供給を受ける端子を用いた場合には、この端子を外した場合に電力を供給する内蔵バッテリも備えることが好ましい。
【0080】
次に、図10を参照して本発明の第3の実施形態である画像情報検出用カセッテ3について説明する。図10においては、図2中の要素と同等の要素には同番号を付してあり、それらについての説明は特に必要の無い限り省略する。また、また、第3の実施の形態の外観は第1の実施形態とほぼ同様であるため、外観図は省略する。
【0081】
図10は画像情報検出用カセッテ3の要部構成図および回路ブロック図を示す図である。制御回路部50は、検出部駆動部21と、走査・読出部22と、揮発性メモリ23と、着脱可能な不揮発性メモリ24と、低消費電力モードが選択された場合には、各部位に供給する電力を抑制する電力供給抑制部51と、検出部駆動部21、走査・読出部22、揮発性メモリ23、不揮発性メモリ24および電力供給抑制部51とに接続され、各部位の動作を制御する制御部52とを有している。
【0082】
また、制御部52は、非使用状態判定部53を有し、解除スイッチ32と、不図示のシステムコントローラに接続された無線通信部8と種々のデータの送受信を行う無線通信部54と、X線ブザー34と、低消費電力モード表示灯35と、マトリクス表示部36と、光照射部ロック機構37と、無線通信部54が無線通信部8と通信可能であるか否かを検知し、通信可能でない場合には非通信信号を出力する非通信検知部55とに接続されている。
【0083】
X線撮影の前には、撮影メニュー、ID情報、記録時に必要な印加電圧あるいは読出速度等の種々のデータがシステムコントローラの無線通信部8から、無線通信部54を介して、制御部52へ入力される。X線の照射準備が整った時からX線の照射後までの間は、無線通信部54を介してX線レディ信号が制御部52および非使用状態判定部53へ入力される。また、X線の照射時には、無線通信部54を介してX線照射信号が制御部52へ入力される。画像信号の読み出しを行っている最中には、走査・読出部22が、読出信号を非使用状態判定部53へ出力する。
【0084】
制御部52の非使用状態判定部53は、非通信検知部55から入力される非通信信号に加え、解除スイッチ32から入力される解除信号、走査・読出部22から入力される読出信号とに基づいて、画像情報検出用カセッテ3が非使用状態であるか使用状態であるかを判定するものである。
【0085】
制御部52は、非使用状態判定部53において、画像情報検出用カセッテ3が使用状態であると判定された場合には、電力の供給モードとして、各部位へ電力を供給している通常電力モードを設定し、画像情報検出用カセッテ3が非使用状態であると判定された場合には、電力の供給モードとして、一部の部位のみへ電力を供給し、他の部位への電力供給を停止する低消費電力モードを設定する。また、カセッテ3の動作全般を制御する。
【0086】
なお、電力供給は、電力供給用配線56を介して行われ、バッテリー30および電力供給用配線56は、本発明の電力供給手段として機能するものである。
【0087】
以下、第2の実施の形態における非接続検知部44の代わりに非通信検知部55が使用され、非接続信号の代わりに非通信信号が使用されることを除くと、第2の実施の形態と同様であるため、動作に関する詳細な説明は省略する。
【0088】
本実施の形態においては、無線通信部54と無線通信部8の間の無線通信が可能な場合には、カセッテ3は使用状態であると判定され、電力モードとしては通常電力モードが設定される。
【0089】
また、画像情報検出用カセッテ3が、無線通信部8から離れた場所へ搬送された場合や、あるいは無線通信部8のスイッチが切られた場合等には、通信が不可能となり、非通信検知部55から非接続信号が出力されるが、画像情報を読み出し中であって、走査・読出回路22から読出信号が出力されている場合には、カセッテ3は使用状態であると判定され、電力モードとしては通常電力モードが設定される。
【0090】
さらに、無線通信が不可能な場合であっても、画像情報検出用カセッテ3を使用したい場合には、使用者が解除スイッチ32を押圧すれば、解除信号が非使用状態判定部53へ入力され、カセッテ3は使用状態であると判定され、電力モードとしては通常電力モードが設定される。
【0091】
一方、通信が不可能となって、非通信検知部55から非通信信号が出力され、走査・読出回路22から読出信号が出力されていず、解除スイッチ32から解除信号が出力されていない場合、すなわち、画像情報検出用カセッテ3を使用していない場合には、カセッテ3は非使用状態であると判定され、電力モードとしては、低消費電力モードが設定される。このため、消費電力が少なくなる。
【0092】
以上の説明で明かなように、本実施の形態における画像情報検出用カセッテ3においては、無線通信部54が無線通信部8と通信不可能であることを検知する非通信検知部54による非通信検知に基づいて、画像情報検出用カセッテ3が非使用状態であると判定され、自動的に電力供給が抑制される低電力消費モードが設定されるので、無線通信が不可能となる距離に搬送された場合等の非使用時の消費電力を少なくすることができる。また、画像情報の読み出し中や、使用者が解除スイッチ32を押圧した際等には、画像情報検出用カセッテ3は使用中であると判定され、通常の電力供給が行われる通常電力モードが設定される。このため、画像情報の読み出し中や、使用者が低消費電力モードを望まない場合に、低消費電力モードが設定されてしまうことを防止でき、画像情報検出用カセッテ3の利便性を向上させることができる。
【0093】
次に、図11を参照して本発明の第4の実施形態である画像情報検出用カセッテ4について説明する。図11においては、図2中の要素と同等の要素には同番号を付してあり、それらについての説明は特に必要の無い限り省略する。なお、第4の実施の形態の外観は第1の実施形態とほぼ同様であるため、外観図は省略する。図11は画像情報検出用カセッテ4の要部構成図および回路ブロック図を示す図である。制御回路部60は、検出部駆動部21と、走査・読出部22と、揮発性メモリ23と、着脱可能な不揮発性メモリ24と、低消費電力モードが選択された場合には、各部位に供給する電力を抑制する電力供給抑制部61と、検出部駆動部21、走査・読出部22、揮発性メモリ23、不揮発性メモリ24および電力供給抑制部61とに接続され、各部位の動作を制御する制御部62とを有している。
【0094】
また、制御部62は、解除スイッチ32と、接続端子33と、X線ブザー34と、低消費電力モード表示灯35と、マトリクス表示部36と、光照射部ロック機構37とに接続され、また非使用状態判定部63と、直近のX線照射からの経過時間を計測し、この経過時間が予め設定されている所定時間を越えている場合に時間超過検知信号を非使用状態判定部63へ出力する時間超過検知部64とに接続されている。
【0095】
X線撮影の前には、撮影メニュー、ID情報、記録時に必要な印加電圧あるいは読出速度等の種々のデータがシステムコントローラから、接続端子9および接続端子33を介して、制御部62へ入力される。X線の照射準備が整った時からX線の照射後までの間は、システムコントローラからX線レディ信号が制御部62および非使用状態判定部63へ入力される。また、X線の照射時には、システムコントローラからX線照射信号が制御部62へ入力される。
【0096】
制御部62の非使用状態判定部63は、時間超過検知部64から入力される時間超過信号に加え、解除スイッチ32から入力される解除信号および接続端子33から入力されるX線レディ信号に基づいて、画像情報検出用カセッテ4が非使用状態であるか否かを判定するものである。
【0097】
制御部62は、非使用状態判定部56において、画像情報検出用カセッテ4が、使用状態であると判定された場合には、電力の供給モードとして、各部位へ電力を供給している通常電力モードを設定し、画像情報検出用カセッテ4が非使用状態であると判定された場合には、電力の供給モードとして、一部の部位のみへ電力を供給し、他の部位への電力供給を停止する低消費電力モードを設定する。また、カセッテ4の動作全般を制御する。
【0098】
電力供給用配線65は、電力供給抑制部61を介して、画像情報検出部12、読取光照射部13、検出部駆動部21、走査・読出部22、揮発性メモリ23、不揮発性メモリ24、制御部27、解除スイッチ32、X線ブザー34、低消費電力モード表示灯35およびマトリクス表示部36へ接続され、通常電力モードにおいては、バッテリー30から電力供給用配線65を介して各部位へ電力が供給されている。なお、図11においては、図面の複雑化を防止するために、電力供給用配線65の配線状態の記載は省略している。なお、バッテリー30および電力供給用配線65は、本発明の電力供給手段として機能するものである。
【0099】
以下本実施の形態における画像情報検出用カセッテ4における動作を説明する。画像情報の記録および読出動作は第1の実施の形態とほぼ同様であるため、説明を省略し、電力モードの設定動作について説明する。まず、非使用状態判定部63における使用状態の判定動作について、図12に示すフローチャートを用いて説明する。
【0100】
なお、時間超過検知部64においては、所定時間としては、通常のX線撮影を継続的に行っている場合には、1回のX線照射から次のX線照射までの経過時間がこの所定時間を超えることがない時間が予め設定されている。また画像情報の読み出しもこの所定時間内には終了する。
【0101】
ステップ301では、時間超過検知部64から時間超過信号が入力されているか否かを判定する。入力されていなければステップ305へ進み、カセッテ4は使用状態であると判定する。入力されていればステップ302へ進む。ステップ302においては、システムコントローラからX線レディ信号が入力されているか否かを判定する。X線レディ信号が入力されていれば、ステップ305へ進む。X線レディ信号が入力されていなければ、ステップ303へ進む。
【0102】
ステップ303では、解除スイッチ32から解除信号が入力されているか否かを判定する。解除信号が入力されていれば、ステップ305へ進む。解除信号が入力されていなければステップ304へ進む。
【0103】
ステップ304では、非使用状態判定部63は、カセッテ4は非使用状態であると判定し、判定結果を制御部62へ出力する。その後ステップ301へ戻る。
【0104】
ステップ305では、カセッテ4が使用状態であると判定し、判定結果を制御部62へ出力し、その後ステップ301へ戻る。
【0105】
上記の判定処理により、非使用状態判定部63において、カセッテ4は使用状態であると判定されると、制御部62は、通常電力モード信号を電力供給抑制部61へ供給する。電力供給抑制部61では、各部位へ電力を供給する。なお、光照射部ロック機構37が作動している場合には、その作動を停止し、読取光照射部13の固定を解除する。
【0106】
非使用状態判定部63において、カセッテ4は非使用状態であると判定されると、制御部62は、低消費電力モード信号を電力供給抑制部61へ供給する。電力供給抑制部61では、画像情報検出部12、読取光照射部13、検出部駆動部21、不揮発性メモリ24、X線ブザー34、およびマトリクス表示部36への電力供給を停止し、走査・読出部22、揮発性メモリ23、制御部62、解除スイッチ32、低消費電力モード表示灯35へ電力を供給する。また、制御部62は、低消費電力モード表示灯35を点灯させ、光照射部ロック機構37を作動させて、読取光照射部13を固定する。
【0107】
なお、走査・読出部22および制御部62への電力供給は、必ずしも通常と同様の電力供給である必要はなく、低消費電力モードを維持するために電力供給が必要な回路のみ、あるいは必要な回路に加え、電力を供給することが望ましい回路へ電力を供給し、他の回路への電力供給は停止してもよい。
【0108】
上記のような制御動作により、直前のX線照射から経過時間が所定時間を超過していない場合は、カセッテ4は使用状態であると判定され、電力モードとしては通常電力モードが設定される。
【0109】
また、直前のX線照射から経過時間が所定時間を超過し、時間超過検知部63から時間超過信号が出力されていても、X線レディ信号が入力されている場合や、使用者が解除スイッチ32を押圧した場合等には、ステップ305へ進むため、カセッテ4は使用状態であると判定され、電力モードとしては通常電力モードが設定される。
【0110】
一方、直前の読み出し動作終了後からの経過時間が、所定時間を超過して、時間超過検知部64から時間超過信号が出力され、システムコントローラからX線レディ信号が出力されていず、解除スイッチ32から解除信号が出力されていない場合、すなわち、画像情報検出用カセッテ4を使用していない場合には、ステップ301から順次ステップ302、ステップ303およびステップ304へと進むため、カセッテ4は非使用状態であると判定され、電力モードとしては、低消費電力モードが設定される。このため、消費電力が少なくなる。
【0111】
以上の説明で明かなように、本実施の形態における画像情報検出用カセッテ4においては、直前のX線照射からの経過時間が所定時間を超えていることを検知する時間超過検知部64による時間超過検知に基づいて、画像情報検出用カセッテ4が非使用状態であると判定され、自動的に電力供給が抑制される低電力消費モードが設定されるので、長時間カセッテ4を使用しない場合等の消費電力を少なくすることができる。また、X線レディ信号が入力された場合や、使用者が解除スイッチ32を押圧した際等には、画像情報検出用カセッテ4は使用中であると判定され、通常の電力供給が行われる通常電力モードが設定される。このため、X線レディ信号が入力された場合や、使用者が低消費電力モードを望まない場合に、低消費電力モードが設定されてしまうことを防止でき、画像情報検出用カセッテ4の利便性を向上させることができる。
【0112】
なお、各実施の形態においては、低消費電力モードが設定された際には、走査・読出部22への電力供給は維持したが、走査・読出部への電力供給も停止してもよい。また、検出部駆動部21への電力供給は停止したが、走査・読出部22への電力供給を低減または停止する場合には、検出部駆動部21への電力供給を維持してもよい。すなわち、走査・読出部22または検出部駆動部21への電力供給の少なくとも一部を低減あるいは停止して、電力消費量を少なくすればよい。また、低消費電力モードの際には、低消費電力モード表示灯35が点灯されるため、使用者は電力モードが、電力供給が抑制されている低消費電力モードであることを容易に知ることができる。また、光照射部ロック機構37により読取光照射部13が固定されるため、搬送時などに読取光照射部13が振動して破損する虞が低減する。なお、カセッテの電源をオフにする際にも、同様に光照射部ロック機構37により読取光照射部13を固定することが望ましい。
【0113】
また、電力供給抑制部は、独立した一つのブロックとして設けられたが、これに限定されるものではなく、例えば制御部内に設けられているものであってもよいし、各部位にばらばらに組み込まれているものであってもよい。すなわち、所望の部位へ供給する電力を抑制するものであれば、その形態はいかなる形態であってもよい。また、本発明の各実施形態を適宜組み合わせて実施してもよい。
【0114】
なお、各実施の形態においては、画像情報検出部として直接変換・光読み出し方式の画像情報検出部12を用いたが、これに限定されるものではなく、記録光が照射されることにより蛍光体から発せられた蛍光を記録用光電層に照射し、該照射された蛍光を光電変換して得た信号電荷を蓄積する間接変換方式の画像情報検出部も利用することができる。また、記録光の照射により導電性を呈する光導電層において発生した電荷をTFTを走査駆動させることにより読み出す方式の画像情報検出部等も利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態である画像情報検出用カセッテの外観図
【図2】図1に示す画像情報検出用カセッテの要部構成図および回路ブロック図
【図3】取っ手保持検知部の説明図
【図4】図1に示す画像情報検出用カセッテの動作の流れを示すフローチャート
【図5】取っ手保持検知部の説明図
【図6】取っ手保持検知部の説明図
【図7】取っ手保持検知部の説明図
【図8】本発明の第2の実施形態である画像情報検出用カセッテの要部構成図および回路ブロック図
【図9】図8に示す画像情報検出用カセッテの動作の流れを示すフローチャート図
【図10】本発明の第3の実施形態である画像情報検出用カセッテの要部構成図および回路ブロック図
【図11】本発明の第3の実施形態である画像情報検出用カセッテの要部構成図および回路ブロック図
【図12】図11に示す画像情報検出用カセッテの動作の流れを示すフローチャート図
【符号の説明】
1 画像情報検出用カセッテ
10 ケース
11 取っ手
12 画像情報検出部
13 読取光照射部
20、40、50、60 制御回路部
21 検出部駆動部
22 走査・読出部
23 揮発性メモリ
24 不揮発性メモリ
25、41、51、61 電力供給抑制部
26 制御部
27、43、53、63 非使用状態判定部
30 バッテリー
31、80、81、82、83、84 取っ手保持検知部
32 解除スイッチ
33 接続端子
34 X線ブザー
35 低消費電力モード表示灯
36 マトリクス表示部
37 光照射部ロック機構
38、45、56、65 電力供給用配線
44 非接続検知部
54 無線通信部
55 非通信検知部
64 時間超過検知部

Claims (6)

  1. 画像情報を担持した記録光の照射により発生した電荷を蓄積することにより前記画像情報を記録する画像情報検出部と、該画像情報検出部に記録用の電界を付与する検出部駆動手段と、前記画像情報検出部に記録された前記画像情報に応じた画像信号を読み出す読出手段と、前記検出部駆動手段および前記読出手段に電力を供給する電力供給手段と、前記画像情報検出部、前記検出部駆動手段、前記読出手段、および前記電力供給手段を収容するケースとを有する画像情報検出用カセッテにおいて、
    該画像情報検出用カセッテが非使用状態であると判定する非使用状態判定手段と、
    該非使用状態判定手段により、非使用状態であると判定された場合には、前記検出部駆動手段または前記読出手段への電力供給を抑制する電力供給抑制手段とを備えたことを特徴とする画像情報検出用カセッテ。
  2. 前記ケースに設けられ、搬送時に保持可能な取っ手と、
    該取っ手が保持されていることを検知する取っ手保持検知手段とを有し、
    前記非使用状態判定手段が、前記取っ手保持検知手段による取っ手保持検知に基づいて、前記画像情報検出用カセッテが非使用状態であると判定するものであることを特徴とする請求項1記載の画像情報検出用カセッテ。
  3. 外部装置と接続可能な接続端子と、
    該接続端子が前記外部装置と接続されていないことを検知する非接続検知手段とを有し、
    前記非使用状態判定手段が、前記非接続検知手段による非接続検知に基づいて、前記画像情報検出用カセッテが非使用状態であると判定するものであることを特徴とする請求項1記載の画像情報検出用カセッテ。
  4. 外部装置との通信が可能な無線通信手段と、
    該無線通信手段の非通信状態を検知する非通信検知手段とを有し、
    前記非使用状態判定手段が、前記非通信検知手段による非通信検知に基づいて、前記画像情報検出用カセッテが非使用状態であると判定するものであることを特徴とする請求項1記載の画像情報検出用カセッテ。
  5. 直近の前記記録光の照射後の経過時間を計測し、該経過時間が所定時間を超えていることを検知する時間超過検知手段を有し、
    前記非使用状態判定手段が、前記時間超過検知手段による時間超過検知に基づいて、前記画像情報検出用カセッテが非使用状態であると判定するものであることを特徴とする請求項1記載の画像情報検出用カセッテ。
  6. 前記電力供給抑制手段が前記検出部駆動手段または前記読出手段への電力供給を抑制していることを表示する電力供給抑制表示手段を備えたことを特徴とする請求項1から5いずれか1項記載の画像情報検出用カセッテ。
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