JP2005003571A - 多点式秤 - Google Patents
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Abstract
【課題】複数の荷重センサによりホイートストンブリッジ回路を形成した状態で、各荷重センサのばらつきの影響を補正する多点式秤を提供する。
【解決手段】複数の荷重センサからホイートストンブリッジ回路を構成した多点式秤において、基準出力信号を出力する基準出力手段と、前記ブリッジ回路の入力側と出力側の接続部を切り替える接続切替手段と、前記出力側接続部の一方と前記基準出力手段とを切り替える出力切替手段と、前記接続切替手段と前記出力切替手段とにより切り替えられた、前記各接続部毎の出力信号を検出する出力信号検出手段と、前記各接続部毎に出力信号と理想出力信号とを比較し、補正係数を算出する補正係数算出手段と、前記補正係数に基づき出力を補正する出力補正手段とを有することにより、ブリッジ回路の各出力補正が可能であり、抵抗値やスパンによる荷重センサの層別又は調整作業を省くことができ、生産効率を向上させることができる。
【選択図】 図1
【解決手段】複数の荷重センサからホイートストンブリッジ回路を構成した多点式秤において、基準出力信号を出力する基準出力手段と、前記ブリッジ回路の入力側と出力側の接続部を切り替える接続切替手段と、前記出力側接続部の一方と前記基準出力手段とを切り替える出力切替手段と、前記接続切替手段と前記出力切替手段とにより切り替えられた、前記各接続部毎の出力信号を検出する出力信号検出手段と、前記各接続部毎に出力信号と理想出力信号とを比較し、補正係数を算出する補正係数算出手段と、前記補正係数に基づき出力を補正する出力補正手段とを有することにより、ブリッジ回路の各出力補正が可能であり、抵抗値やスパンによる荷重センサの層別又は調整作業を省くことができ、生産効率を向上させることができる。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数の荷重センサで構成したホイートストンブリッジ回路の出力を補正する多点式秤に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、荷重センサを複数個用いて構成した多点式秤、例えば荷重センサを4個用いてホイートストンブリッジ回路を形成した4点式秤においては、各荷重センサに独立した荷重が加わるため、4個ともほぼ同程度の感度を持ったセンサを組み合わせなければ、直線性誤差や偏置誤差が顕著に表れるという問題を抱えていた。そこで、各荷重センサを抵抗値やスパン等により複数段階に層別し、ほぼ同程度の感度の荷重センサを4個組み合わせることによってホイートストンブリッジ回路を構成していた。
【0003】
また、各荷重センサ個々に出力を調整する調整用回路を組み込むことにより、荷重センサ間のばらつきを補正していた(例えば特許文献1参照。)。
【0004】
【特許文献1】
特開昭63−282616号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、荷重センサの抵抗値やスパンを1つ1つ測定して層別する作業は手間と時間を要するものであった。また、荷重センサの組合せが揃わなかった場合には在庫として残ってしまい生産効率の低下が懸念されていた。
【0006】
また、各荷重センサ個々に出力調整をするものに関しては、各荷重センサ毎に1つ1つ調整しなければならず、調整回路の構成も各荷重センサを独立に測定可能としなければならないため煩雑であった。
【0007】
本発明は上述の従来技術の問題点を解決し、複数の荷重センサによりホイートストンブリッジ回路を形成した状態において、各荷重センサのばらつきの影響を補正する多点式秤を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明は、複数の荷重センサから構成したホイートストンブリッジ回路の出力により重量を計測する多点式秤において、基準出力信号を出力する基準出力手段と、前記ホイートストンブリッジ回路の入力側接続部と出力側接続部とを切り替える接続切替手段と、前記出力側接続部の一方と前記基準出力手段とを切り替える出力切替手段と、前記接続切替手段と前記出力切替手段とにより切り替えられた、前記ホイートストンブリッジ回路の各接続部毎の出力信号を検出する出力信号検出手段と、前記各接続部の出力信号と理想出力信号とを比較し、各接続部毎の補正係数を算出する補正係数算出手段と、前記補正係数に基づいて前記ホイートストンブリッジ回路の出力を補正する出力補正手段とを有する多点式秤を提供する。
【0009】
また、前記接続切替手段と出力切替手段とは、マルチプレクサにより一括で切り替える。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明の多点式秤は、複数の荷重センサから構成したホイートストンブリッジ回路の出力により重量を計測する多点式秤において、基準出力信号を出力する基準出力手段と、前記ホイートストンブリッジ回路の入力側接続部と出力側接続部とを切り替える接続切替手段と、前記出力側接続部の一方と前記基準出力手段とを切り替える出力切替手段と、前記接続切替手段と前記出力切替手段とにより切り替えられた、前記ホイートストンブリッジ回路の各接続部毎の出力信号を検出する出力信号検出手段と、前記各接続部の出力信号と理想出力信号とを比較し、各接続部毎の補正係数を算出する補正係数算出手段と、前記補正係数に基づいて前記ホイートストンブリッジ回路の出力を補正する出力補正手段とを有することにより、ホイートストンブリッジ回路を構成した状態で各出力の補正が可能であり、抵抗値やスパンによる荷重センサの層別又は調整作業を省くことができ、生産効率を向上させることができる。
【0011】
また、前記接続切替手段と出力切替手段とは、マルチプレクサにより一括で切り替えることから、ホイートストンブリッジ回路に対する入出力及び基準出力手段の切り替えが瞬時に制御可能であり、煩わしい操作なしに、簡便に出力補正が可能である。
【0012】
【実施例】
本発明の実施例は、互いに逆の歪特性を示すセンサ部を1対有する荷重センサを4個用いてホイートストンブリッジ回路を形成した4点式秤を例とする。前記ホイートストンブリッジ回路の4つの接続部の各々において、マルチプレクサを用いて電源側と出力側との接続を選択的に切り替えることにより、予め設定してある基準電圧に対する前記各接続部の出力を検出し、それに基づいて各接続部の出力を補正する補正係数を算出し、この補正係数により重量測定時の出力を補正するものである。
【0013】
本実施例の構成を図1に示す機能構成ブロック図を用いて説明する。多点式秤はホイートストンブリッジ回路を形成する4つの荷重センサA、B、C及びDと回路基板1とから構成しており、前記荷重センサAはホイートストンブリッジ回路の1つの接続部である接続部A1と、互いに逆の歪特性を示すセンサ部A2及びA3とからなり、荷重センサB、C及びDも同様の構成である。
【0014】
前記回路基板1は、前記ホイートストンブリッジ回路の各接続部A1、B1、C1及びD1が、複数の接続を選択的に切り替えるマルチプレクサ2に接続されており、前記マルチプレクサ2は、ホイートストンブリッジ回路に電力を供給する電源3と出力を検出する出力演算部4とに接続され、各々制御部5に接続されている。また、抵抗部Mを備え、基準電圧を出力する基準電圧出力部8内の接続部M1がマルチプレクサ2に接続されており、前記基準電圧を供給する電源9が制御部5に接続して構成している。更に制御部5は、補正係数や荷重値の算出式などを記憶するメモリ部6と、調整及び測定ガイダンスや結果等を表示する表示部7に接続して構成している。
【0015】
ここでマルチプレクサ2は、各接続部A1、B1、C1及びD1に対する電源3及び出力演算部4の接続を切り替え、更に前記接続部各々と基準電圧出力部8の接続部M1とからの信号を出力演算部4に出力することにより、基準電圧に対する各接続部の出力値を得るものである。
【0016】
本発明の多点式秤の動作を図2乃至9を用いて詳述する。図2は、本実施例の動作を示すフローチャートであり、図3はマルチプレクサを用いた前記各接続部A1、B1、C1及びD1の出力検出手順を示すサブルーチンである。図4から図8はマルチプレクサにより切り替えられる荷重センサA、B、C及びDと基準電圧出力部8との接続状態を示す。図9は重量測定モード時の動作を示すサブルーチンである。
【0017】
まず図2に示すフローチャートにおいて、本多点式秤の電源をオンすると、ステップS1において、制御部5によりマルチプレクサ2を制御し図4に示す初期状態に設定される。すなわち、前記接続部A1及びC1を電源3に接続し、B1及びD1を出力演算部4に接続したホイートストンブリッジ回路を構成する。
【0018】
続くステップS2において、電源オン時の操作により、調整モードなのか測定モードなのかが制御部5により判断される。通常の電源オン操作であった場合測定モードであるとみなしNOに進み、ステップS3において、図9を用いて後述する測定モードによる重量測定がなされる。
【0019】
また、例えば電源スイッチを長押しして電源オンする等、予め設定してある特殊操作により電源がオンされた場合、調整モードであるとみなしYESに進み、ステップS4以降に示すホイートストンブリッジ回路の各接続部における出力調整がなされる。
【0020】
ステップS4において、前記初期状態のホイートストンブリッジ回路からの無負荷時の出力値が出力演算部4において安定しているかどうか制御部5により判断される。すなわち、出力値の変動幅が予め設定してある許容範囲内にあるかどうか判断され、安定していなければNOに進み安定するまで出力値の検出を続け、安定したらYESに進み、ステップS5において、図3を用いて後述するマルチプレクサを用いた前記各接続部A1、B1、C1及びD1毎の出力検出を行う。
【0021】
ステップS6において、無負荷時の前記各接続部A1、B1、C1及びD1における出力値を、各々の零点としてメモリ部6に記憶する。
【0022】
ステップS7において、再び制御部5によりマルチプレクサ2を制御し前記初期状態に設定する。ステップS8において予めスパン調整のために設定した荷重(以下、調整荷重と言う)を本多点式秤の中央に載置し、出力演算部4において出力を検出する。前記無負荷時の荷重検出時と同様に、前記調整荷重に対する荷重変動が予め設定された許容範囲内で安定しているかどうか制御部5により判断される。荷重が安定していなければNOに進み安定するまで出力の検出を続け、安定したらYESに進み、ステップS9において、再び図3を用いて後述するマルチプレクサを用いた前記各接続部A1、B1、C1及びD1の出力検出を行う。
【0023】
ステップS10において、調整荷重負荷時の前記各接続部A1、B1、C1及びD1における出力値を、各々の調整荷重値としてメモリ部6に記憶する。
【0024】
ステップS11において、各接続部A1、B1、C1及びD1各々の調整荷重負荷に対する出力の変動量(以下、調整時スパンと言う)を、各々Ka、Kb、Kc及びKdとして出力演算部4において算出する。すなわち、接続部A1において(調整時スパンKa)=(A1の調整荷重値)−(A1の零点)によって表され、各調整時スパンKb、Kc及びKdも同様に算出される。
【0025】
続くステップS12において、前記各調整時スパンに基づいて、各接続部A1、B1、C1及びD1における出力値を各々補正する補正係数Sa、Sb、Sc及びSdを次に示すように出力演算部4において算出し、各々メモリ部6に記憶する。すなわち補正係数の算出は、まず予めホイートストンブリッジ回路が前記初期状態のときの調整時スパンの理想値(以下、理想スパンと言う)を設定しておき、この理想スパンと各調整時スパンとの比から各接続部毎に算出される。すなわち、接続部A1において(補正係数Sa)=(理想スパン)/(調整時スパンKa)によって表され、各補正係数Sb、Sc及びSdも同様に算出される。
【0026】
各補正係数のメモリ部6への記憶が終了すると、予め設定してある一定時間後に自動で電源がオフされる。
【0027】
次に図3を用いて前述のマルチプレクサを用いた前記各接続部A1、B1、C1及びD1毎の出力検出を詳述する。前記初期状態において出力が安定したと判断されると、ステップS21において制御部5によりマルチプレクサ2を制御し接続を切り替える。前記初期状態においては出力側の接続部はB1及びD1であったが、図5に接続状態を示すように接続部D1を基準電圧出力部M1に切り替える。これにより、ステップS22において、出力演算部4に基準電圧と接続部B1からの信号が出力され、基準電圧に対する接続部B1の出力値が検出される。
【0028】
次にステップS23において、図6に接続状態を示すように、マルチプレクサ2により接続部B1を前記基準電圧出力部M1に切り替え、接続部D1を出力側に接続する。続くステップS24において、出力演算部4に基準電圧と接続部D1からの信号が出力され、基準電圧に対する接続部D1の出力値を検出する。
【0029】
ステップS25において、ホイートストンブリッジ回路に対する電源3と出力演算部4の接続位置を切り替え、接続部B1及びD1を電源3に、接続部A1及びC1を出力演算部4に接続する。更に、前述と同様にして、基準電圧出力部M1から出力される基準電圧に対し、接続部A1及びC1の各出力値を検出する。
【0030】
すなわち、ステップS26において、図7に接続状態を示すように、マルチプレクサ2により接続部C1を前記基準電圧出力部M1に切り替え、接続部A1を出力側に接続することにより、続くステップS27において、出力演算部4に基準電圧と接続部A1からの信号が出力され、基準電圧に対する接続部A1の出力値を検出する。
【0031】
また、ステップS28において、図8に接続状態を示すように、マルチプレクサ2により接続部A1を前記基準電圧出力部M1に切り替え、接続部C1を出力側に接続することにより、続くステップS29において、出力演算部4に基準電圧と接続部C1からの信号が出力され、基準電圧に対する接続部C1の出力値を検出する。
【0032】
各接続部A1、B1、C1及びD1の出力の検出が終わると図2のメインフローチャートに戻り、図2において前述したように無負荷時にはステップS4において零点の出力として、また調整荷重負荷時にはステップS8において調整荷重値として各々メモリ部6に記憶される。
【0033】
次に図9を用いて重量測定モード時の動作を説明する。ステップS51からステップS58までは、図2のステップS4からステップS11で示した調整時の動作と同様であり、ステップS52及びステップS56のマルチプレクサ2による各出力の検出に関しても、図3のサブルーチンを用いて示した動作と同様である。ただし、図9のステップS55における荷重検出は、図2のステップS8に示したような、予め重量が設定されてある調整荷重ではないため、予め設定した一定荷重以上の荷重が検出され、且つ値が安定しているかどうかが制御部5において判断される。
【0034】
ステップS58において、各接続部A1、B1、C1及びD1の各々における荷重負荷に対する出力の変動量(以下、荷重時スパンと言う)を、各々Xa、Xb、Xc及びXdとして出力演算部4において算出する。すなわち接続部A1において(荷重時スパンXa)=(A1の荷重値)−(A1の零点)によって表され、各荷重時スパンXb、Xc及びXdも同様に算出される。
【0035】
ステップS59において、図2のフローチャートにおいて前述した各接続部の補正係数Sa、Sb、Sc及びSdをメモリ部6より読み込む。続いて以下に示すように、前記各接続部における荷重時スパンを各々の補正係数により補正した補正値(以下、補正スパンと言う)として各々Ya、Yb、Yc及びYdとして、出力演算部4において算出する。すなわち、接続部A1において(補正スパンYa)=(補正係数Sa)×(荷重時スパンXa)より得られ、各補正スパンYb、Yc及びYdも同様に算出される。
【0036】
ステップS60において、前記各補正スパンに基づいて、荷重による全出力値を補正した補正出力値を出力演算部4において算出する。すなわち(補正出力値)=(Ya+Yb+Yc+Yd)/4によって、荷重センサのばらつきによらない前記ホイートストンブリッジ回路からの補正された出力が得られ、この補正出力を重量に換算することにより荷重値を算出する。
【0037】
ステップS61において、この算出結果を表示部7に表示し、予め設定された一定時間後に自動的に電源オフする。
【0038】
【発明の効果】
本発明の多点式秤は、複数の荷重センサから構成したホイートストンブリッジ回路の出力により重量を計測する多点式秤において、基準出力信号を出力する基準出力手段と、前記ホイートストンブリッジ回路の入力側接続部と出力側接続部とを切り替える接続切替手段と、前記出力側接続部の一方と前記基準出力手段とを切り替える出力切替手段と、前記接続切替手段と前記出力切替手段とにより切り替えられた、前記ホイートストンブリッジ回路の各接続部毎の出力信号を検出する出力信号検出手段と、前記各接続部の出力信号と理想出力信号とを比較し、各接続部毎の補正係数を算出する補正係数算出手段と、前記補正係数に基づいて前記ホイートストンブリッジ回路の出力を補正する出力補正手段とを有することにより、ホイートストンブリッジ回路を構成した状態で各出力の補正が可能であり、抵抗値やスパンによる荷重センサの層別又は調整作業を省くことができ、生産効率を向上させることができる。
【0039】
また、前記接続切替手段と出力切替手段とは、マルチプレクサにより一括で切り替えることから、ホイートストンブリッジ回路に対する入出力及び基準出力手段の切り替えが瞬時に制御可能であり、煩わしい操作なしに、簡便に出力補正が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の機能構成ブロック図である。
【図2】本発明の実施例の動作を示すメインフローチャートである。
【図3】マルチプレクサを用いた各接続部の出力検出の動作を示すサブルーチンである。
【図4】出力検出時の各荷重センサと基準電圧出力部との接続状態の一例である。
【図5】出力検出時の各荷重センサと基準電圧出力部との接続状態の一例である。
【図6】出力検出時の各荷重センサと基準電圧出力部との接続状態の一例である。
【図7】出力検出時の各荷重センサと基準電圧出力部との接続状態の一例である。
【図8】出力検出時の各荷重センサと基準電圧出力部との接続状態の一例である。
【図9】本発明の実施例の重量測定時の動作を示すサブルーチンである。
【符号の説明】
1 回路基板
2 マルチプレクサ
3 電源
4 出力演算部
5 制御部
6 メモリ部
7 表示部
8 基準電圧出力部
9 電源
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数の荷重センサで構成したホイートストンブリッジ回路の出力を補正する多点式秤に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、荷重センサを複数個用いて構成した多点式秤、例えば荷重センサを4個用いてホイートストンブリッジ回路を形成した4点式秤においては、各荷重センサに独立した荷重が加わるため、4個ともほぼ同程度の感度を持ったセンサを組み合わせなければ、直線性誤差や偏置誤差が顕著に表れるという問題を抱えていた。そこで、各荷重センサを抵抗値やスパン等により複数段階に層別し、ほぼ同程度の感度の荷重センサを4個組み合わせることによってホイートストンブリッジ回路を構成していた。
【0003】
また、各荷重センサ個々に出力を調整する調整用回路を組み込むことにより、荷重センサ間のばらつきを補正していた(例えば特許文献1参照。)。
【0004】
【特許文献1】
特開昭63−282616号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、荷重センサの抵抗値やスパンを1つ1つ測定して層別する作業は手間と時間を要するものであった。また、荷重センサの組合せが揃わなかった場合には在庫として残ってしまい生産効率の低下が懸念されていた。
【0006】
また、各荷重センサ個々に出力調整をするものに関しては、各荷重センサ毎に1つ1つ調整しなければならず、調整回路の構成も各荷重センサを独立に測定可能としなければならないため煩雑であった。
【0007】
本発明は上述の従来技術の問題点を解決し、複数の荷重センサによりホイートストンブリッジ回路を形成した状態において、各荷重センサのばらつきの影響を補正する多点式秤を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明は、複数の荷重センサから構成したホイートストンブリッジ回路の出力により重量を計測する多点式秤において、基準出力信号を出力する基準出力手段と、前記ホイートストンブリッジ回路の入力側接続部と出力側接続部とを切り替える接続切替手段と、前記出力側接続部の一方と前記基準出力手段とを切り替える出力切替手段と、前記接続切替手段と前記出力切替手段とにより切り替えられた、前記ホイートストンブリッジ回路の各接続部毎の出力信号を検出する出力信号検出手段と、前記各接続部の出力信号と理想出力信号とを比較し、各接続部毎の補正係数を算出する補正係数算出手段と、前記補正係数に基づいて前記ホイートストンブリッジ回路の出力を補正する出力補正手段とを有する多点式秤を提供する。
【0009】
また、前記接続切替手段と出力切替手段とは、マルチプレクサにより一括で切り替える。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明の多点式秤は、複数の荷重センサから構成したホイートストンブリッジ回路の出力により重量を計測する多点式秤において、基準出力信号を出力する基準出力手段と、前記ホイートストンブリッジ回路の入力側接続部と出力側接続部とを切り替える接続切替手段と、前記出力側接続部の一方と前記基準出力手段とを切り替える出力切替手段と、前記接続切替手段と前記出力切替手段とにより切り替えられた、前記ホイートストンブリッジ回路の各接続部毎の出力信号を検出する出力信号検出手段と、前記各接続部の出力信号と理想出力信号とを比較し、各接続部毎の補正係数を算出する補正係数算出手段と、前記補正係数に基づいて前記ホイートストンブリッジ回路の出力を補正する出力補正手段とを有することにより、ホイートストンブリッジ回路を構成した状態で各出力の補正が可能であり、抵抗値やスパンによる荷重センサの層別又は調整作業を省くことができ、生産効率を向上させることができる。
【0011】
また、前記接続切替手段と出力切替手段とは、マルチプレクサにより一括で切り替えることから、ホイートストンブリッジ回路に対する入出力及び基準出力手段の切り替えが瞬時に制御可能であり、煩わしい操作なしに、簡便に出力補正が可能である。
【0012】
【実施例】
本発明の実施例は、互いに逆の歪特性を示すセンサ部を1対有する荷重センサを4個用いてホイートストンブリッジ回路を形成した4点式秤を例とする。前記ホイートストンブリッジ回路の4つの接続部の各々において、マルチプレクサを用いて電源側と出力側との接続を選択的に切り替えることにより、予め設定してある基準電圧に対する前記各接続部の出力を検出し、それに基づいて各接続部の出力を補正する補正係数を算出し、この補正係数により重量測定時の出力を補正するものである。
【0013】
本実施例の構成を図1に示す機能構成ブロック図を用いて説明する。多点式秤はホイートストンブリッジ回路を形成する4つの荷重センサA、B、C及びDと回路基板1とから構成しており、前記荷重センサAはホイートストンブリッジ回路の1つの接続部である接続部A1と、互いに逆の歪特性を示すセンサ部A2及びA3とからなり、荷重センサB、C及びDも同様の構成である。
【0014】
前記回路基板1は、前記ホイートストンブリッジ回路の各接続部A1、B1、C1及びD1が、複数の接続を選択的に切り替えるマルチプレクサ2に接続されており、前記マルチプレクサ2は、ホイートストンブリッジ回路に電力を供給する電源3と出力を検出する出力演算部4とに接続され、各々制御部5に接続されている。また、抵抗部Mを備え、基準電圧を出力する基準電圧出力部8内の接続部M1がマルチプレクサ2に接続されており、前記基準電圧を供給する電源9が制御部5に接続して構成している。更に制御部5は、補正係数や荷重値の算出式などを記憶するメモリ部6と、調整及び測定ガイダンスや結果等を表示する表示部7に接続して構成している。
【0015】
ここでマルチプレクサ2は、各接続部A1、B1、C1及びD1に対する電源3及び出力演算部4の接続を切り替え、更に前記接続部各々と基準電圧出力部8の接続部M1とからの信号を出力演算部4に出力することにより、基準電圧に対する各接続部の出力値を得るものである。
【0016】
本発明の多点式秤の動作を図2乃至9を用いて詳述する。図2は、本実施例の動作を示すフローチャートであり、図3はマルチプレクサを用いた前記各接続部A1、B1、C1及びD1の出力検出手順を示すサブルーチンである。図4から図8はマルチプレクサにより切り替えられる荷重センサA、B、C及びDと基準電圧出力部8との接続状態を示す。図9は重量測定モード時の動作を示すサブルーチンである。
【0017】
まず図2に示すフローチャートにおいて、本多点式秤の電源をオンすると、ステップS1において、制御部5によりマルチプレクサ2を制御し図4に示す初期状態に設定される。すなわち、前記接続部A1及びC1を電源3に接続し、B1及びD1を出力演算部4に接続したホイートストンブリッジ回路を構成する。
【0018】
続くステップS2において、電源オン時の操作により、調整モードなのか測定モードなのかが制御部5により判断される。通常の電源オン操作であった場合測定モードであるとみなしNOに進み、ステップS3において、図9を用いて後述する測定モードによる重量測定がなされる。
【0019】
また、例えば電源スイッチを長押しして電源オンする等、予め設定してある特殊操作により電源がオンされた場合、調整モードであるとみなしYESに進み、ステップS4以降に示すホイートストンブリッジ回路の各接続部における出力調整がなされる。
【0020】
ステップS4において、前記初期状態のホイートストンブリッジ回路からの無負荷時の出力値が出力演算部4において安定しているかどうか制御部5により判断される。すなわち、出力値の変動幅が予め設定してある許容範囲内にあるかどうか判断され、安定していなければNOに進み安定するまで出力値の検出を続け、安定したらYESに進み、ステップS5において、図3を用いて後述するマルチプレクサを用いた前記各接続部A1、B1、C1及びD1毎の出力検出を行う。
【0021】
ステップS6において、無負荷時の前記各接続部A1、B1、C1及びD1における出力値を、各々の零点としてメモリ部6に記憶する。
【0022】
ステップS7において、再び制御部5によりマルチプレクサ2を制御し前記初期状態に設定する。ステップS8において予めスパン調整のために設定した荷重(以下、調整荷重と言う)を本多点式秤の中央に載置し、出力演算部4において出力を検出する。前記無負荷時の荷重検出時と同様に、前記調整荷重に対する荷重変動が予め設定された許容範囲内で安定しているかどうか制御部5により判断される。荷重が安定していなければNOに進み安定するまで出力の検出を続け、安定したらYESに進み、ステップS9において、再び図3を用いて後述するマルチプレクサを用いた前記各接続部A1、B1、C1及びD1の出力検出を行う。
【0023】
ステップS10において、調整荷重負荷時の前記各接続部A1、B1、C1及びD1における出力値を、各々の調整荷重値としてメモリ部6に記憶する。
【0024】
ステップS11において、各接続部A1、B1、C1及びD1各々の調整荷重負荷に対する出力の変動量(以下、調整時スパンと言う)を、各々Ka、Kb、Kc及びKdとして出力演算部4において算出する。すなわち、接続部A1において(調整時スパンKa)=(A1の調整荷重値)−(A1の零点)によって表され、各調整時スパンKb、Kc及びKdも同様に算出される。
【0025】
続くステップS12において、前記各調整時スパンに基づいて、各接続部A1、B1、C1及びD1における出力値を各々補正する補正係数Sa、Sb、Sc及びSdを次に示すように出力演算部4において算出し、各々メモリ部6に記憶する。すなわち補正係数の算出は、まず予めホイートストンブリッジ回路が前記初期状態のときの調整時スパンの理想値(以下、理想スパンと言う)を設定しておき、この理想スパンと各調整時スパンとの比から各接続部毎に算出される。すなわち、接続部A1において(補正係数Sa)=(理想スパン)/(調整時スパンKa)によって表され、各補正係数Sb、Sc及びSdも同様に算出される。
【0026】
各補正係数のメモリ部6への記憶が終了すると、予め設定してある一定時間後に自動で電源がオフされる。
【0027】
次に図3を用いて前述のマルチプレクサを用いた前記各接続部A1、B1、C1及びD1毎の出力検出を詳述する。前記初期状態において出力が安定したと判断されると、ステップS21において制御部5によりマルチプレクサ2を制御し接続を切り替える。前記初期状態においては出力側の接続部はB1及びD1であったが、図5に接続状態を示すように接続部D1を基準電圧出力部M1に切り替える。これにより、ステップS22において、出力演算部4に基準電圧と接続部B1からの信号が出力され、基準電圧に対する接続部B1の出力値が検出される。
【0028】
次にステップS23において、図6に接続状態を示すように、マルチプレクサ2により接続部B1を前記基準電圧出力部M1に切り替え、接続部D1を出力側に接続する。続くステップS24において、出力演算部4に基準電圧と接続部D1からの信号が出力され、基準電圧に対する接続部D1の出力値を検出する。
【0029】
ステップS25において、ホイートストンブリッジ回路に対する電源3と出力演算部4の接続位置を切り替え、接続部B1及びD1を電源3に、接続部A1及びC1を出力演算部4に接続する。更に、前述と同様にして、基準電圧出力部M1から出力される基準電圧に対し、接続部A1及びC1の各出力値を検出する。
【0030】
すなわち、ステップS26において、図7に接続状態を示すように、マルチプレクサ2により接続部C1を前記基準電圧出力部M1に切り替え、接続部A1を出力側に接続することにより、続くステップS27において、出力演算部4に基準電圧と接続部A1からの信号が出力され、基準電圧に対する接続部A1の出力値を検出する。
【0031】
また、ステップS28において、図8に接続状態を示すように、マルチプレクサ2により接続部A1を前記基準電圧出力部M1に切り替え、接続部C1を出力側に接続することにより、続くステップS29において、出力演算部4に基準電圧と接続部C1からの信号が出力され、基準電圧に対する接続部C1の出力値を検出する。
【0032】
各接続部A1、B1、C1及びD1の出力の検出が終わると図2のメインフローチャートに戻り、図2において前述したように無負荷時にはステップS4において零点の出力として、また調整荷重負荷時にはステップS8において調整荷重値として各々メモリ部6に記憶される。
【0033】
次に図9を用いて重量測定モード時の動作を説明する。ステップS51からステップS58までは、図2のステップS4からステップS11で示した調整時の動作と同様であり、ステップS52及びステップS56のマルチプレクサ2による各出力の検出に関しても、図3のサブルーチンを用いて示した動作と同様である。ただし、図9のステップS55における荷重検出は、図2のステップS8に示したような、予め重量が設定されてある調整荷重ではないため、予め設定した一定荷重以上の荷重が検出され、且つ値が安定しているかどうかが制御部5において判断される。
【0034】
ステップS58において、各接続部A1、B1、C1及びD1の各々における荷重負荷に対する出力の変動量(以下、荷重時スパンと言う)を、各々Xa、Xb、Xc及びXdとして出力演算部4において算出する。すなわち接続部A1において(荷重時スパンXa)=(A1の荷重値)−(A1の零点)によって表され、各荷重時スパンXb、Xc及びXdも同様に算出される。
【0035】
ステップS59において、図2のフローチャートにおいて前述した各接続部の補正係数Sa、Sb、Sc及びSdをメモリ部6より読み込む。続いて以下に示すように、前記各接続部における荷重時スパンを各々の補正係数により補正した補正値(以下、補正スパンと言う)として各々Ya、Yb、Yc及びYdとして、出力演算部4において算出する。すなわち、接続部A1において(補正スパンYa)=(補正係数Sa)×(荷重時スパンXa)より得られ、各補正スパンYb、Yc及びYdも同様に算出される。
【0036】
ステップS60において、前記各補正スパンに基づいて、荷重による全出力値を補正した補正出力値を出力演算部4において算出する。すなわち(補正出力値)=(Ya+Yb+Yc+Yd)/4によって、荷重センサのばらつきによらない前記ホイートストンブリッジ回路からの補正された出力が得られ、この補正出力を重量に換算することにより荷重値を算出する。
【0037】
ステップS61において、この算出結果を表示部7に表示し、予め設定された一定時間後に自動的に電源オフする。
【0038】
【発明の効果】
本発明の多点式秤は、複数の荷重センサから構成したホイートストンブリッジ回路の出力により重量を計測する多点式秤において、基準出力信号を出力する基準出力手段と、前記ホイートストンブリッジ回路の入力側接続部と出力側接続部とを切り替える接続切替手段と、前記出力側接続部の一方と前記基準出力手段とを切り替える出力切替手段と、前記接続切替手段と前記出力切替手段とにより切り替えられた、前記ホイートストンブリッジ回路の各接続部毎の出力信号を検出する出力信号検出手段と、前記各接続部の出力信号と理想出力信号とを比較し、各接続部毎の補正係数を算出する補正係数算出手段と、前記補正係数に基づいて前記ホイートストンブリッジ回路の出力を補正する出力補正手段とを有することにより、ホイートストンブリッジ回路を構成した状態で各出力の補正が可能であり、抵抗値やスパンによる荷重センサの層別又は調整作業を省くことができ、生産効率を向上させることができる。
【0039】
また、前記接続切替手段と出力切替手段とは、マルチプレクサにより一括で切り替えることから、ホイートストンブリッジ回路に対する入出力及び基準出力手段の切り替えが瞬時に制御可能であり、煩わしい操作なしに、簡便に出力補正が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の機能構成ブロック図である。
【図2】本発明の実施例の動作を示すメインフローチャートである。
【図3】マルチプレクサを用いた各接続部の出力検出の動作を示すサブルーチンである。
【図4】出力検出時の各荷重センサと基準電圧出力部との接続状態の一例である。
【図5】出力検出時の各荷重センサと基準電圧出力部との接続状態の一例である。
【図6】出力検出時の各荷重センサと基準電圧出力部との接続状態の一例である。
【図7】出力検出時の各荷重センサと基準電圧出力部との接続状態の一例である。
【図8】出力検出時の各荷重センサと基準電圧出力部との接続状態の一例である。
【図9】本発明の実施例の重量測定時の動作を示すサブルーチンである。
【符号の説明】
1 回路基板
2 マルチプレクサ
3 電源
4 出力演算部
5 制御部
6 メモリ部
7 表示部
8 基準電圧出力部
9 電源
Claims (2)
- 複数の荷重センサから構成したホイートストンブリッジ回路の出力により重量を計測する多点式秤において、
基準出力信号を出力する基準出力手段と、
前記ホイートストンブリッジ回路の入力側接続部と出力側接続部とを切り替える接続切替手段と、
前記出力側接続部の一方と前記基準出力手段とを切り替える出力切替手段と、
前記接続切替手段と前記出力切替手段とにより切り替えられた、前記ホイートストンブリッジ回路の各接続部毎の出力信号を検出する出力信号検出手段と、
前記各接続部の出力信号と理想出力信号とを比較し、各接続部毎の補正係数を算出する補正係数算出手段と、
前記補正係数に基づいて前記ホイートストンブリッジ回路の出力を補正する出力補正手段とを有することを特徴とする多点式秤。 - 前記接続切替手段と出力切替手段とは、マルチプレクサにより一括で切り替えることを特徴とする請求項1記載の多点式秤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003168823A JP2005003571A (ja) | 2003-06-13 | 2003-06-13 | 多点式秤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2003168823A JP2005003571A (ja) | 2003-06-13 | 2003-06-13 | 多点式秤 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2005003571A true JP2005003571A (ja) | 2005-01-06 |
Family
ID=34094145
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003168823A Pending JP2005003571A (ja) | 2003-06-13 | 2003-06-13 | 多点式秤 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2005003571A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2133671A2 (en) | 2008-06-09 | 2009-12-16 | Tanita Corporation | A multi-point type weighing equipment and a manufacturing method for the same |
-
2003
- 2003-06-13 JP JP2003168823A patent/JP2005003571A/ja active Pending
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EP2133671A2 (en) | 2008-06-09 | 2009-12-16 | Tanita Corporation | A multi-point type weighing equipment and a manufacturing method for the same |
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