JP2005003522A - 出力接点装置の診断回路 - Google Patents

出力接点装置の診断回路 Download PDF

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Abstract

【課題】本発明はスイッチ等の出力接点装置の診断回路に関し、特に出力受信装置の不感期間に関係なく、出力接点の異常を検知できる出力接点装置の診断回路を提供するものである。
【解決手段】第1、第2のスイッチを設け、出力指令手段から出力される出力接点指令1(制御信号1)によって第1のスイッチをオン、又はオフに設定し、出力接点指令2(制御信号2)によって第2のスイッチをオフ、又はオンに設定する。第1及び第2のスイッチを切り換えることによって出力受信手段に情報を受信させる。特に第1、又は第2のスイッチの切り換え異常を検出する為、オフにしたスイッチから供給される信号のレベルを比較手段に読み出し、出力指令手段の指令信号と比較することによって接点異常を診断する。この間、第1及び第2のスイッチの何れかは出力受信手段にオン信号を供給する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はスイッチ等の出力接点装置の診断回路に関する。
【0002】
【従来の技術】
今日、プラントや工場内の機器、装置等において、各種情報を取得し制御を行う計装制御システムが構築されている。このようなシステムでは信号を受信する際切換装置が使用されている。例えば、リレー等の接点スイッチやトランジスタ等の無接点スイッチが使用される。しかし、これらのスイッチでは溶着等により切り換え不良を起こす場合があり、受信エラーの原因になる。
【0003】
そこで従来、図8に示す診断回路を使用し、切換装置の接点不良を検出している。この回路は、同図aに示す指令信号を出力指令部1が出力接点(切換手段)2に出力し、出力接点2をオン、オフ駆動して出力端子3から出力受信装置4に信号を供給している。この回路において、出力接点2の異常を検出する為、出力接点2のオン側端子に分割抵抗R1、R2を接続し、分割抵抗R1、R2の接続点5の電圧レベルを読み取って判断している。例えば、接続点5の電圧レベルを接点状態読み返し部6で検出し、比較部7に出力し、出力指令部1から出力される指令信号と比較して、出力接点2の異常検出を行っている。
【0004】
一方、出力受信装置4はノイズ等による微少信号を排除する為、フィルタ機能を備えており、例えば所定の不感期間をもつ。この為、出力接点2の異常を検知する際、この不感期間を利用して行い、出力受信装置4の信号受信機能に影響を与えないように配慮している。この為、上記出力接点2の異常検出は、不感期間にオン−オフ−オンの信号を出力し、分割抵抗R1、R2の接続点5の電圧レベルを出力指令部1から出力される指令信号と比較して行っている。
【0005】
また、特許文献1にはマイクロプロセッサの制御によってメモリへのアクセス制御を行うシステムが開示され、メモリに供給される制御信号とアドレス信号とがアクセス要求信号に対応したものであるか否かをチェックし、対応していない場合にはエラー信号を出力するシステムが開示されている。
【0006】
【特許文献1】特開平06−266583号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の回路では、出力受信装置が不感期間にオン−オフ−オンの信号(診断信号)を出力し、出力接点の異常を判断する為、接続できる出力受信装置は上記診断信号の出力期間より長い不感期間を有する装置に限定される。したがって、不感期間が短い出力受信装置を使用する場合、上記出力接点の異常検出は困難となる。
【0008】
一方、特許文献1に開示する発明では、信号のチェック機能は有するが、上記出力受信装置に対応するメモリの不感期間を考慮する発明ではない。
そこで、本発明は出力受信装置の不感期間の長短に関係なく、出力接点の異常を検知できる出力接点装置の診断回路を提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、
指令信号によりオン・オフされ、オン・オフに応じて異なるレベルの信号を供給する第1及び第2の切換手段と、
該第1または第2の切換手段を介して信号が供給される出力受信手段と、
前記第1または第2の切換手段に対してオフにする指令信号を与えたときに、指令信号を与えた切換手段から供給される信号のレベルを検出し、検出した信号レベルとオフにする指令信号とを比較する比較手段と、
該比較手段による比較の結果、切り換え異常であると判断すると、異常報知を行う報知手段と、
を備えることを特徴とする出力接点装置の診断回路である。
【0010】
ここで、上記出力受信手段は、例えば計装制御システムに使用され、プラントや工場内の機器、装置等から出力される信号を受信する。また、切換手段は、例えば、リレー等の接点スイッチである。
【0011】
このように構成することにより、出力接点に切り換え異常が発生すると、比較手段に供給される信号から切り換え異常が検出され、異常報知手段から報知信号が出力されることによって出力接点の異常検知を行うことができる。
【0012】
請求項2の記載は、前記請求項1記載の発明において、前記第1及び第2の切換手段は、例えばトランジスタである。
本例は、切換手段として無接点スイッチであるトランジスタを対象とするものであり、トランジスタとして、例えばバイポーラトランジスタ、電界効果形トランジスタ等が異常検出の対象となる。
【0013】
請求項3の記載は、前記請求項1、又は2の記載において、前記オフにする指令信号を与えた切換手段から供給される信号を読み返す読返手段を有し、該読返手段の出力を前記比較手段に供給する構成である。
【0014】
請求項4の記載は、前記請求項1、2、又は3の記載において、前記第1及び第2の切換手段への指令信号の出力は一定周期で行い、一方の指令信号がオン制御信号であるとき、他方の指令信号がオフ制御信号であり、オン制御信号の時間がオフ制御信号の時間よりも長い構成である。
【0015】
このように構成することにより、第1、又は第2の切換手段の何れか一方はオン状態に設定され、出力接点の診断時、出力受信装置は必ず何れかのオン側端子に接続されている。したがって、出力受信装置の不感期間に影響されることなく、出力接点装置の診断を行うことができる。
【0016】
請求項5の記載は、前記請求項1、2、3、又は4の記載において、前記指令信号の出力は出力指令手段が行い、前記第1の切換手段にオン制御信号を出力する時、前記第2の切換手段にオフ制御信号を出力し、前記第1の切換手段にオフ制御信号を出力する時、前記第2の切換手段にオン制御信号を出力する構成である。
【0017】
請求項6の記載は、前記請求項1、2、3、4、又は5の記載において、前記第1の切換手段にオフ制御信号を出力した時、前記第1の切換手段から供給される信号のレベルをオフ制御信号と比較した結果、切り換え異常であると判断すると、前記異常報知を行う構成である。
【0018】
この場合、第1の切換手段は、通常オフ制御信号によりオフ状態に設定される。しかし、この時第1の切換手段に切り換え異常があると、第1の切換手段が供給する信号のレベルに変化が生じず、異常信号を出力して切換手段の異常を報知する。
【0019】
請求項7の記載は、前記請求項1、2、3、4、又は5の記載において、前記第2の切換手段にオフ制御信号を出力した時、前記第2の切換手段から供給される信号のレベルをオフ制御信号と比較した結果、切り換え異常であると判断すると、前記異常報知を行う構成である。
【0020】
この場合も、第2の切換手段は、通常オフ制御信号によりオフ状態に設定される。しかし、この時第2の切換手段に切り換え異常があると、第2の切換手段が供給する信号のレベルに変化が生じず、異常信号を出力して切換手段の異常を報知する。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の出力接点装置の診断回路について、図面を参照しながら実施形態を詳述する。
【0022】
<第1の実施形態>
図1は本実施形態の診断回路の回路図である。
同図において、本例の診断回路は第1、第2のスイッチ(出力接点)10、11の切り換え異常を検出する回路であり、第1、第2のスイッチ10、11はそれぞれ共通端子と、オン側端子、オフ側端子で構成されている。共通端子にはハイレベル電圧が印加されている。また、第1、第2のスイッチ10、11には出力指令手段12から出力接点指令1及び2(指令信号1、及び2)が出力され、出力接点指令1(指令信号1)は第1のスイッチ10に供給され、出力接点指令2(指令信号2)は第2のスイッチ11に供給される。
【0023】
図2は上記出力接点指令1(指令信号1)、及び出力接点指令2(指令信号2)のタイムチャートを示す。同図に示すように、出力接点指令1(指令信号1)と出力接点指令2(指令信号2)の関係は、一方がオン制御信号を出力する間、他方はオフ制御信号を第1、第2のスイッチ10、11に出力する。但し、出力接点指令1(指令信号1)のオフ制御信号の出力時間に比べて、出力接点指令2(指令信号2)のオン制御信号の出力時間が長く設定されている。
【0024】
一方、第1、第2のスイッチ10、11のオン側端子は出力端子13を介して出力受信手段14に接続され、第1、又は第2のスイッチがオン状態の時、この第1、又は第2のスイッチを介してハイ信号を出力受信手段14に供給する。
【0025】
また、第1のスイッチ10のオフ側端子は分割抵抗R3、R4に接続され、分割抵抗R3、R4の接続点bの電圧値が読返手段15によって読み取られる。同様に、第2のスイッチ11のオフ側端子は分割抵抗R5、R6に接続され、分割抵抗R5、R6の接続点cの電圧値が読返手段15によって読み取られる。
【0026】
読返手段15では、上記接続点b、及び接続点cのデータ(電圧値)を読み出し、自己診断部16の比較手段16aに出力する。比較手段16aは出力指令手段12から出力した出力接点指令1(指令信号1)又は出力接点指令2(指令信号2)と、読返手段15から供給されたデータを比較し、第1、第2のスイッチ10、11の異常検出を行う。そして、異常であると判断する時、報知手段16bから異常通知を行う。
【0027】
上記構成において、先ず第1、第2のスイッチ10、11が正常な場合の処理について説明する。図3に示すタイムチャートは第1、第2のスイッチが正常な場合であり、先ず(a)に示すタイミングで出力接点指令1(指令信号1)としてオン制御信号を出力し、出力接点指令2(指令信号2)としてオフ制御信号を出力する。したがって、この時第1のスイッチ10はオン状態に設定され、ハイ信号が第1のスイッチ10を介して出力指令手段14に供給される。
【0028】
また、このタイミングで比較手段16aは出力指令手段12から供給される信号と、読返手段15から供給される電圧レベルを比較し、異常検出処理を行う。この場合、出力指令手段12から供給される信号はオフ制御信号であり、読返手段15から供給される電圧レベルはハイレベル(Hレベル)であり、比較手段16aは正常状態であると判断する。すなわち、第2のスイッチ11は正常であり、出力指令手段12から出力されるオフ制御信号によって共通端子はオフ側端子に接続されており、Hレベルの信号が読返手段15から供給され、第2のスイッチ11は正常であると判断する。
【0029】
次に、出力指令手段12は、図3の(b)に示すタイミングにおいて、オフ制御信号を出力接点指令1(指令信号1)として出力し、オン制御信号を出力接点指令2(指令信号2)として出力する。この場合、第1のスイッチ10が正常に駆動すれば、第1のスイッチ10のオフ側端子はHレベルに設定されており、出力指令手段12から出力するオフ制御信号と比較する。すなわち、第1のスイッチ10が正常であれば、出力指令手段12から出力されるオフ制御信号によって共通端子はオフ側端子に接続されており、Hレベルの信号が読返手段15から供給され、比較手段16aは両信号を比較する。
【0030】
尚、このタイミングにおいて、第2のスイッチ11はオン状態に設定され、ハイ信号は第2のスイッチ11を介して出力指令手段14に供給され続ける。
次に、(c)のタイミングにおいて、前述の(a)のタイミングと同じ処理を行い、出力接点指令1(指令信号1)としてオン制御信号を出力し、出力接点指令2(指令信号2)としてオフ制御信号を出力し、比較手段16aにおいて供給される信号を比較する。さらに、(d)のタイミングにおいて、前述の(b)のタイミングと同じ処理を行い、出力接点指令1(指令信号1)としてオフ制御信号を出力し、出力接点指令2(指令信号2)としてオン制御信号を出力し、比較部16において供給される信号を比較する。さらに、同図の(e)のタイミングにおいても同様である。
【0031】
上記処理において、比較手段16aは全て正常動作であると判断し、異常を報知する信号を出力しない。
次に、第1のスイッチ10が異常な場合について説明する。図4は上記処理を説明するタイムチャートである。
【0032】
先ず、前述と同様(a)に示すタイミングで出力接点指令1(指令信号1)としてオン制御信号を出力し、出力接点指令2(指令信号2)としてオフ制御信号を出力し、異常検出処理を行う。
【0033】
次に、(b)に示すタイミングで、オフ制御信号を出力接点指令1(指令信号1)として出力し、オン制御信号を出力接点指令2(指令信号2)として出力し、異常検出処理を行う。さらに、(c)のタイミングにおいて、(a)のタイミングと同じ処理を行い、異常検出処理を行う。
【0034】
次に、(d)のタイミングにおいて、前述の(b)のタイミングと同じ処理を行い、出力接点指令1(指令信号1)としてオフ制御信号を出力し、出力接点指令2(指令信号2)としてオン制御信号を出力し、比較手段16aにおいて信号比較を行う。ここで、例えば第1のスイッチ10に異常が発生し、オフすべき第1のスイッチ10が切り換わらず、オン状態のままであるとする。この場合、比較手段16aには出力指令手段12からオフ制御信号が供給され、読返手段15からローレベル(Lレベル)の信号が供給されるので第1のスイッチ10が切り換え不良であると判断する。
【0035】
したがって、この場合報知手段16bは報知信号を出力し、第1のスイッチ10に切り換え異常が発生したことを報知する。尚、報知の方法は、異常信号の出力、又は警報音の出力の何れであってもよい。
【0036】
次に、第2のスイッチ11が異常な場合について説明する。図5はこの処理を説明するタイムチャートである。
先ず、前述と同様(a)に示すタイミングで出力接点指令1(指令信号1)としてオン制御信号を出力し、出力接点指令2(指令信号2)としてオフ制御信号を出力し、異常検出処理を行う。次に、(b)に示すタイミングで、オフ制御信号を出力接点指令1(指令信号1)として出力し、オン制御信号を出力接点指令2(指令信号2)として出力し、異常検出処理を行い、更に(c)、(d)のタイミングにおいて、異常検出処理を行う。
【0037】
次に、(e)のタイミングにおいて、出力接点指令1(指令信号1)としてオン制御信号を出力し、出力接点指令2(制御信号2)としてオフ制御信号を出力し、比較手段16aにおいて検出された信号を判断する。ここで、例えば第2のスイッチ11に異常が発生し、オフすべき第2のスイッチ11が切り替わらず、オン状態のままであるとする。この場合、比較手段16aは出力指令手段12からオフ制御信号が供給されており、一方読返手段15からLレベルの信号が供給されるので第2のスイッチ11が切り換え不良であると判断する。
【0038】
したがって、この場合にも報知手段16bは報知信号を出力し、第2のスイッチ11に切り換え異常が発生したことを報知する。尚、報知の方法は、前述と同様、異常信号の出力、又は警報音の出力の何れであってもよい。
【0039】
以上のように、本例によれば第1、第2のスイッチ10、11の切り換え異常を、出力受信手段14に影響させることなく検出することができる。したがって、出力受信手段14の不感期間の長短等を考慮することなく第1、第2のスイッチ10、11の異常診断を行うことができる。
【0040】
<第2の実施形態>
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。
図6は本例の診断回路の回路図である。尚、本例は前述の第1の実施形態に比べ、第1、第2のスイッチ10、11をトランジスタに入れ替えた構成であり、更にダイオードD1、D2が配設されていることを除いて、前述の図1と同じ構成である。
【0041】
同図において、トランジスタ18は前述の第1のスイッチ10に対応し、第1の切換手段を構成する。また、トランジスタ19は前述の第2のスイッチ11に対応し、第2の切換手段を構成する。また、トランジスタ18のコレクタ(C)は電源(Hレベルの電圧出力)に接続され、エミッタ(E)には前述の分割抵抗R3、R4が接続されると共に、ダイオードD1を介して出力受信手段14に接続されている。また、トランジスタ19についても同様であり、コレクタ(C)には電源が接続され、エミッタ(E)には分割抵抗R5、R6が接続されると共に、ダイオードD2を介して出力受信手段14に接続されている。また、トランジスタ18のベース(B)には、出力指令手段12から出力接点指令1(指令信号1)が供給され、トランジスタ19のベース(B)には、出力指令手段12から出力接点指令2(指令信号2)が供給される。
【0042】
図7は出力指令手段12から出力される出力接点指令1(指令信号1)、及び出力接点指令2(指令信号2)のタイムチャートを示す。同図に示す出力接点指令1(指令信号1)及び出力接点指令2(指令信号2)は前述の第1の実施形態で使用した信号と同じである。しかし、第1、第2の切換回路がトランジスタ18、19で構成されているので、読返手段15で検出する信号は前述の実施形態に対して逆の論理となる。
【0043】
例えば、出力接点指令1(指令信号1)にオフ制御信号(ロー信号)を出力すると、トランジスタ18はオフし、読返手段15からLレベルの信号が比較手段16aに供給される。一方、オン制御信号(ハイ信号)を出力すると、トランジスタ18はオンし、読返手段15からHレベルの信号が比較手段16aに供給される。尚、トランジスタ19についても同様である。
【0044】
したがって、前述の実施形態と同様にして、例えばトランジスタ18(第1のスイッチ)に異常が発生し、オフすべきトランジスタ18がオンのままであれば、比較手段16aは読返手段15からHレベルの信号が供給され、トランジスタ18に切り換え異常が発生したことを知ることができる。
【0045】
また、同様に例えばトランジスタ19に異常が発生し、オフすべきトランジスタ19がオン状態のままであれば、比較手段16aは読返手段15からHレベルの信号が供給され、トランジスタ19の異常を知ることができる。
【0046】
尚、上記第1、第2の切換手段としてトランジスタ18、19を使用して説明したが、バイポーラトランジスタに限らず、電界効果形トランジスタ等の無接点スイッチを使用する構成としてもよい。
【0047】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば出力受信手段に影響を与えることなく、切換装置の異常検出処理を行うことができる。したがって、出力受信手段の不感期間に関係なく診断回路を構成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態の出力接点装置の診断回路の回路図である。
【図2】出力接点指令1(制御信号1)、及び出力接点指令2(制御信号2)のタイムチャートである。
【図3】第1、第2のスイッチが正常時の場合のタイムチャートである。
【図4】第1のスイッチが異常な場合の処理を説明するタイムチャートである。
【図5】第2のスイッチが異常な場合の処理を説明するタイムチャートである。
【図6】第2の実施形態の出力接点装置の診断回路の回路図である。
【図7】出力接点指令1(制御信号1)、及び出力接点指令2(制御信号2)のタイムチャートである。
【図8】従来の切換装置の異常検出回路の回路図である。
【符号の説明】
10 第1のスイッチ
11 第2のスイッチ
12 出力指令手段
13 出力端子
14 出力受信手段
15 読返手段
16 自己診断部
16a 比較手段
16b 報知手段
18、19 トランジスタ

Claims (7)

  1. 指令信号によりオン・オフされ、オン・オフに応じて異なるレベルの信号を供給する第1及び第2の切換手段と、
    該第1または第2の切換手段を介して信号が供給される出力受信手段と、
    前記第1または第2の切換手段に対してオフにする指令信号を与えたときに、指令信号を与えた切換手段から供給される信号のレベルを検出し、検出した信号レベルとオフにする指令信号とを比較する比較手段と、
    該比較手段による比較の結果、切り換え異常であると判断すると、異常報知を行う報知手段と、
    を備えることを特徴とする出力接点装置の診断回路。
  2. 前記第1及び第2の切換手段は、トランジスタであることを特徴とする請求項1記載の出力接点装置の診断回路。
  3. 前記オフにする指令信号を与えた切換手段から供給される信号を読み返す読返手段を有し、該読返手段の出力を前記比較手段に供給することを特徴とする請求項1、又は2記載の出力接点装置の診断回路。
  4. 前記第1及び第2の切換手段への指令信号の出力は一定周期で行い、一方の指令信号がオン制御信号であるとき、他方の指令信号がオフ制御信号であり、オン制御信号の時間がオフ制御信号の時間よりも長いことを特徴とする請求項1、2、又は3記載の出力接点装置の診断回路。
  5. 前記指令信号の出力は出力指令手段が行い、前記第1の切換手段にオン制御信号を出力する時、前記第2の切換手段にオフ制御信号を出力し、前記第1の切換手段にオフ制御信号を出力する時、前記第2の切換手段にオン制御信号を出力することを特徴とする請求項1、2、3、又は4記載の出力接点装置の診断回路。
  6. 前記第1の切換手段にオフ制御信号を出力した時、前記第1の切換手段から供給される信号のレベルをオフ制御信号と比較した結果、切り換え異常であると判断すると、前記異常報知を行うことを特徴とする請求項1、2、3、4、又は5記載の出力接点装置の診断回路。
  7. 前記第2の切換手段にオフ制御信号を出力した時、前記第2の切換手段から供給される信号のレベルをオフ制御信号と比較した結果、切り換え異常であると判断すると、前記異常報知を行うことを特徴とする請求項1、2、3、4、又は5記載の出力接点装置の診断回路。
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