JP2005003330A - 冷蔵庫 - Google Patents

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Yutaka Kakinuma
裕 柿沼
Seiki Nagao
清貴 長尾
Hitoshi Aoki
均史 青木
Toshihide Hasegawa
利英 長谷川
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Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

【課題】冷蔵室の前面開口部に形成するエアーカーテンを強力なものにする。
【解決手段】冷気吹出口7の部分に上面ダクト11を経由して後方から供給される冷気6を下方に吹出し可能にクロスフローファン12を設け、冷却器4により所定の温度に冷却され、送風ファン5により搬送される冷気6の一部が上面ダクト10に入り、クロスフローファン12により下方に吹出されて、冷蔵室2の前面開口部3に冷気のエアーカーテン8が幅方向に一様に形成されるようににした。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、主に家庭などにおいて使用される冷蔵庫(冷凍冷蔵庫を含む。)に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
この種の冷蔵庫においては、エアカーテン機能付きの家庭用冷蔵庫が周知である(例えば、特許文献1参照。)。
このエアカーテン付きれ冷蔵庫は、例えば図5に示したように、回動可能に取り付けられた扉1を開けたときに(但し、図5は閉扉状態)、冷蔵室2内の冷気が冷蔵室2の前面開口部3から庫外に漏出するの防止する目的で、冷蔵室2の背面側に設けた冷却器4により冷却され、送風ファン5により搬送される冷気6を冷蔵室2の上面部前部に下向きに開口した冷気吹出口7から吹出し、冷蔵室2の前面部に空気流の壁を形成し、冷蔵室2内と庫外とを遮断するようにしたものである。
【0003】
しかし、上記構成の家庭用冷蔵庫100Xにおいては、送風ファン5が循環搬送する冷気6の一部が、冷蔵室2の上面前部に設けた多数の小さなハニカム状の冷気吹出口7から吹出してエアカーテン8を形成し、送風ファン5が搬送する冷気6の残部は、冷蔵室2の背面側に設けた冷気吹出口9から冷蔵室2内に吹出して冷蔵室2を冷却するように構成されていたので、冷蔵室2の上面前部の冷気吹出口7から冷気6を吹出す力は必ずしも強いものではなかった。
【0004】
【特許文献1】
特開2002−98464(図2)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
このように、従来の冷蔵庫では、冷却時の冷気循環用の送風ファンと、エアカーテン形成用の送風ファンとは兼用されており、エアカーテンの吹き出し力を強めると、エアカーテン以外の場所においても、庫内冷気が循環して、反対に冷蔵庫内の冷気が外に漏れ出す恐れがあった。
このため、エアカーテン専用のファンを設けることが考えられるが、そのためには、強力で大きな(設置スペースが十分に必要な)ファンを設ける必要があった。
【0006】
本発明は、冷蔵室内と庫外とを効果的に遮断し得る十分に強いエアカーテンを形成し、且つ、エアカーテン形成のために設置したファンが高効率に冷気を吹き出し、且つ、このファンが庫内の使用領域をあまり減少させること無く取付けられ、且つ、エアカーテンの効率が良い冷蔵庫を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、冷却器で冷却され、送風ファンにより搬送される冷気が冷蔵室の上面部と背面部とに設けられた冷気吹出口から冷蔵室に循環供給される家庭用冷蔵庫において、冷蔵室上面部の前部側に形成された冷気吹出口に、送風ファンにより後方から循環供給される冷気を下方に吹出すファンを設けるようにした家庭用冷蔵庫であり、冷気を下方に吹出すファンがクロスフローファンである家庭用冷蔵庫を提供するものである。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を図1〜図4に基づいて詳細に説明する。
なお、説明を簡単にするため、これらの図面においても、前記図5において説明した部分と同様の機能を有する部分には同一の符号を付した。
【0009】
図1に例示した本発明の家庭用冷蔵庫100においては、下向き案内部7Aを備えて形成された冷気吹出口7の部分に、背面ダクト10および上面ダクト11を経由して後方から供給される冷気6を下方に偏向すると共に、加速して吹出し可能なクロスフローファン(横流ファン)12が設けられて、冷気6が0.8〜1.5m/秒程度の風速で吹出し可能に構成されている。
【0010】
この家庭用冷蔵庫100の冷却時、圧縮機が動作して冷媒が循環し、冷却器4で蒸発する。これにより、冷却器4周辺の空気は冷却される。そして、送風ファン5により、この冷気は、冷蔵室2内野菜室内を循環して、庫内を所定温度まで下げる。
このとき送風ファン5からの冷蔵室に流れ込み冷気の流れは、大きく2つに分かれる。一方は、上面ダクト11を介して停止中のクロスフローファン12に流れ込み、このクロスフローファン12を介して、冷蔵室2内に流れ込む。他方は、両サイドの背面ダクト10を介して、冷気吹出口9、・・・を介して、冷蔵室2内に流れ込む。
そして、所定の温度まで下がると、この冷却器4への冷媒の供給は停止され、送風ファン5も停止される。
この後、冷凍室も所定の温度まで下がると、圧縮機も停止される。
【0011】
次に、使用者が扉1を操作して、冷蔵室2の前面開口部3が開放されたときには、この扉開放を検知して、庫内灯(図示せず)を点灯するとともに、送風ファン5及びクロスフローファン12が起動する。
これにより、冷却器4の着霜により冷却された冷気は、送風ファン5により搬出される。この送風ファン5により送り出された冷気6の大部分は、クロスフローファン12により上面ダクト11側に引き込まれる。このため、背面ダクト10側には僅かしか流れない。
そして、この上面ダクト11の冷気は、クロスフローファン12により、下方に吹出されて、冷蔵室2の前面開口部3にエアーカーテン8が形成される。
【0012】
送風ファン5及びクロスフローファンの送風量(回転数)は、以下のように決められる。
送風ファン5の回転数は、冷却時には、冷気を冷気吹出口7及び冷気吹出口9から吹出すように設定される。
送風ファン5の回転数は、扉開時(エアカーテン形成時)には、クロスフローファンにより引き込まれる空気量に相当する冷気を送り出すように設定する。これにより、冷気吹出口9から冷気が吹出したり、逆流したりすることを防止できる。
【0013】
冷気6の流れを直角に変えて吹出す機能を持つクロスフローファン12は、図3に示したように冷蔵室2の前面開口部3の幅一杯に設けられているので、冷蔵室2の幅方向に一様な強さで冷気6は吹出される。
【0014】
換言すれば、冷蔵室2の前面開口部3に形成されるエアカーテン8は、幅方向に一様な強さに形成されるので、冷蔵室2内の冷気を閉じ込めておく作用は、前記図5に示した従来の家庭用冷蔵庫100Xより格段優れたものになった。
【0015】
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではないので、特許請求の範囲に記載の趣旨から逸脱しない範囲で各種の変形実施が可能である。
【0016】
例えば、クロスフローファン12は、扉1により冷蔵室2の前面開口部3が封止された後も所定時間、例えば30秒間は動作するように構成されても良い。
また、冷却運転時にクロスフローファン12を動作させるようにしてもよい。なお、この場合は、クロスフローファン12が運転しても冷気が冷蔵室内に一様に循環するようにダクト構造等を変更する必要がある。又は、冷蔵室の前面側を重点的に冷却するモードの場合のみ運転させるようにする必要がある。
【0017】
本発明ではクロスフローファンをエアカーテンの吹出口に配置している。周知の如く、クロスフローファンは、空気の吸い込み方向に対して90度の角度で最も効率良く吹出すファンであるため、エアカーテンの吹出口に設置するファンとしては、最適である。
【0018】
また、本発明は、最上段の冷蔵室の上面の前部にクロスフローファンを配置しているので、このファンを配置することにより、占有されるスペースは、冷蔵食品の保管には関係ないエリアとなる。したがって、このクロスフローファンを配置する為に、冷蔵室の有効スペースが小さくなることもない。
【0019】
また、本発明では、エアカーテン形成時に、クロスフローファン及び送風ファンの送風量がほぼ同じになるように設計している。これは、各ダクト構造、クロスフローファンの選択、送風ファンの選択、両ファンの回転数切替等のいくつかを意図的に設計することにより可能である。
そして、冷却運転時には、冷気を上面ダクトと背面ダクトの両方から吹出して、冷蔵室をすばやく冷却し、エアカーテン形成時には、主に上面ダクトから冷気を吹出すことにより、背面ダクトから吹出される空気によりエアカーテンの効果が低下するのを防止している。
【0020】
また、本発明では、エアカーテン形成時の冷気流は、クロスフローファン及び送風ファンの2つのファンにより形成されている。更に、その空気流の流れ方向を90度変えたい場所に、90度変えるために最適なクロスフローファンを配置している。したがって、低出力のファンでも実用上十分な空気流を形成することができる。
換言すれば、空気の吸い込み力の弱い小形で安価なクロスフローファンを採用した場合でも、送風ファンがクロスフローファンに冷気を供給するので、最適なエアカーテンが形成される。
【0021】
【発明の効果】
本発明によれば、効率の良いエアカーテン付きの冷蔵庫を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の家庭用冷蔵庫の構成を断面で示す説明図である。
【図2】本発明の家庭用冷蔵庫の構成を扉を外した状態で示す説明図である。
【図3】本発明の家庭用冷蔵庫の要部を示す説明図である。
【図4】本発明の家庭用冷蔵庫の要部を示す他の説明図である。
【図5】従来技術を示す説明図である。
【符号の説明】
1 回転式扉(スイングドア)
2 冷蔵室
3 前面開口部
4 冷却器
5 送風ファン
6 冷気
7 冷気吹出口
7A 下向き案内部
8 エアカーテン
9 冷気吹出口
10 背面ダクト
11 上面ダクト
12 クロスフローファン
100 家庭用冷蔵庫

Claims (4)

  1. 冷却器で冷却され、送風ファンにより搬送される冷気が冷蔵室の上面部と背面部とに設けられた冷気吹出口から冷蔵室に循環供給される冷蔵庫において、
    冷蔵室上面部の前部側に形成された冷気吹出口に、送風ファンにより後方から循環供給される冷気を下方に吹出すクロスフローファンが設けられたことを特徴とする冷蔵庫。
  2. 複数の冷却室を備える冷蔵庫において、
    最上段に配置された回転式扉(1)の冷蔵室(2)と、
    空気を冷却する冷却器(4)と、
    この冷蔵室(2)の上面に設けられ前記冷却器(5)からの冷気を案内する上面ダクト(11)と、
    この冷蔵室(2)の背面に設けられ前記冷却器(5)からの冷気を案内し、冷気吹出口(9)から前記冷蔵室(2)内に冷気を吹出す背面ダクト(10)と、
    前記上面ダクト(11)の前部側に設けられ、前記回転式扉(1)の開時に動作することにより、前記上面ダクト(11)からの冷気を下方に吹出してエアカーテンを形成し、冷却運転時には停止して前記上面ダクト(11)からの冷気を通過させるクロスフローファン(12)と、
    前記冷却器(5)の近傍に設けられ、前記回転式扉(1)の開時には前記クロスフローファン(12)が吸引する空気量と略同じ量の空気を送り出し、前記冷却運転時には前記上面ダクト(11)と前記背面ダクト(10)の両方に冷気を送り出す送風ファン(5)とを備えることを特徴とする冷蔵庫。
  3. 冷蔵庫において、
    回転式扉(1)の冷蔵室(2)と、
    空気を冷却する冷却器(4)と、
    この冷蔵室(2)の上面に設けられ前記冷却器(5)からの冷気を案内する上面ダクト(11)と、
    この冷蔵室(2)の背面に設けられ前記冷却器(5)からの冷気を案内し、冷気吹出口(9)から前記冷蔵室(2)内に冷気を吹出す背面ダクト(10)と、
    前記上面ダクト(11)の前部側に設けられ、前記回転式扉(1)の開時に動作することにより、前記上面ダクト(11)からの冷気を下方に吹出してエアカーテンを形成するクロスフローファン(12)と、
    前記冷却器(5)の近傍に設けられ、前記回転式扉(1)の開時には前記クロスフローファン(12)が吸引する空気量と略同じ量の空気を送り出し、前記冷却運転時には前記上面ダクト(11)と前記背面ダクト(10)の両方に冷気を送り出す送風ファン(5)とを備えることを特徴とする冷蔵庫。
  4. 複数の冷却室を備える冷蔵庫において、
    最上段に配置された回転式扉(1)の冷蔵室(2)と、
    空気を冷却する冷却器(4)と、
    この冷蔵室(2)の上面に設けられ前記冷却器(5)からの冷気を案内する上面ダクト(11)と、
    この冷蔵室(2)の背面に設けられ前記冷却器(5)からの冷気を案内し、冷気吹出口(9)から前記冷蔵室(2)内に冷気を吹出す背面ダクト(10)と、
    前記上面ダクト(11)の前部側に設けられ、前記回転式扉(1)の開時に動作することにより、前記上面ダクト(11)からの冷気を下方に吹出してエアカーテンを形成するクロスフローファン(12)と、
    前記冷却器(5)の近傍に設けられ、前記回転式扉(1)の開時には前記クロスフローファン(12)が吸引するための空気を前記上面ダクト(11)に送り出し、前記冷却運転時には前記上面ダクト(11)と前記背面ダクト(10)の両方に冷気を送り出す送風ファン(5)とを備えることを特徴とする冷蔵庫。
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