JP2005002341A5 - - Google Patents

Claims (8)

1. 硫黄含量が1.5％未満の燃料で作動するマリンディーゼルエンジン用マリンディーゼルシリンダ潤滑剤組成物であって、その組成物が、ASTM D2896により測定した場合、30より高く、70未満の全塩基価を有し、また、以下のもの：
   - 少なくとも40質量％の潤滑粘性オイル、及び、
   - 少なくとも一つの清浄剤であって、少なくとも二つの界面活性剤から製造され、その界面活性剤のうちの一つがサリチレートであるもの、
   を含むことを特徴とする、上記組成物。
2. 清浄剤が少なくとも5質量％のサリチレートを含む、請求項１に記載のマリンディーゼルシリンダ潤滑剤組成物。
3. 清浄剤が、少なくとも5質量％のフェナート及び所望により少なくとも5質量％のスルホネートをさらに含む、請求項１又は２に記載のマリンディーゼルシリンダ潤滑剤組成物。
4. 潤滑剤の塩基価が60未満である、請求項１〜３のいずれか１項に記載のマリンディーゼルシリンダ潤滑剤組成物。
5. 以下のもの：分散剤、耐磨耗剤、抗酸化剤、流動点降下剤、消泡剤及び乳化破壊剤の少なくとも一つをさらに含む、請求項１〜４のいずれか１項に記載のマリンディーゼルシリンダ潤滑剤組成物。
6. 硫黄含量が1.5％以下の燃料で作動するマリンディーゼルエンジンの操作方法であって、その方法が、請求項１〜５のいずれか１項に記載のマリンディーゼルシリンダ潤滑剤組成物を使用して、エンジンを潤滑にする工程を含む、上記方法。
7. 硫黄含量が1.5％以下の燃料で作動するマリンディーゼルシリンダエンジンにおいて堆積物を低減させるための、請求項１〜５のいずれか１項に記載のマリンディーゼル潤滑剤組成物の使用。
8. 硫黄含量が1.5％以下の燃料で作動し、250℃を超える温度で作動するマリンディーゼルエンジンにおいて潤滑性を提供するための、請求項１〜５のいずれか１項に記載のマリンディーゼルシリンダ潤滑剤組成物の使用。