JP2005002030A

JP2005002030A - Foamy aerosol cosmetic

Info

Publication number: JP2005002030A
Application number: JP2003166195A
Authority: JP
Inventors: Takashi Iida; 隆飯田
Original assignee: Pola Chemical Industries Inc
Current assignee: Pola Chemical Industries Inc
Priority date: 2003-06-11
Filing date: 2003-06-11
Publication date: 2005-01-06

Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To provide an aerosol skin care preparation for external use, which is used for developing a skin care preparation for external use to be applied and allowed to stand by making the best use of merits of foam such as sealability, a little change in spread with time and improvement in percutaneous absorption of active ingredient, has extremely low development of irritation in a state of application and allowing to stand and is foamable even in a system having a high polyhydric alcohol content. <P>SOLUTION: The foamy aerosol skin care preparation for external use comprises a polyoxyethylene adduct to a triterpene. Phytosterol and phytostanol are preferably cited as the triterpene. <P>COPYRIGHT: (C)2005,JPO&NCIPI

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、皮膚外用剤に関し、更に詳細には、エアゾール剤形の化粧料に好適な皮膚外用剤に関する。
【０００２】
【従来の技術】
「泡沫」の特性として、泡沫を形成することにより、表面積が通常の液体或いは固体の状態と異なり、界面活性成分が配向した表面積が、著しく増大することが挙げられる。又、この結果、密閉性も著しく向上する。加えて、のびの経時変化も少ない為、心地よさの継続するマッサージ料が提供できる。この様な性質故、パックに適用すれば接触面積の大きさと密閉性により、有効成分の経皮吸収性を向上することが出来るし、洗浄料に適用すれば、最小限の界面活性剤で汚れを落とすことが出来る。この様な観点から、泡沫状の化粧料は、パック化粧料や洗浄料に用いられているが、その泡沫形成のメカニズムは、液化したガス成分を充分に細かく乳化組成物中に加圧状態で、乳化分散させ、吐出とともに気化、膨張させて泡沫を形成させることによる。この為、吐出される組成物に於いては細かく液化ガス成分を乳化分散させうる特性と、気化、膨張したガス成分が組成物より、散逸しないように泡沫を形成しやすくする性質を付与する要件が存する。かかる要件の多くの部分を担う成分としては、界面活性剤が挙げられる。かかる、界面活性剤としては、例えば、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油などの非イオン界面活性剤類（例えば、特許文献１、特許文献２を参照）や脂肪酸石鹸などのアニオン界面活性剤（例えば、特許文献３、特許文献４を参照）が使用されている。しかしながら、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油の系においては、多価アルコール類の含有量が増えると発泡性が著しく損なわれる場合が存し、アニオン界面活性剤においては、拭き取り或いは洗い流しを行わない使用形態では、刺激を発現しやすい欠点が存した。泡の持つ、密閉性、のびの経時変化の少なさ、有効成分の経皮吸収性の向上と言った、泡の持つ長所を生かして、塗りっぱなしの出来る皮膚外用剤の開発の為、塗りっぱなしの形態で、刺激発現が極めて低く、多価アルコールの含有量が多い系でも発泡しうるエアゾール化粧料等のエアゾール皮膚外用剤の開発が望まれていた。
【０００３】
一方、トリテルペンにポリオキシエチレンが付加した形態の界面活性剤としては、フィトステロールなどのステロールにポリオキシエチレンが付加したものが知られており、かかる界面活性剤は、エアゾール化粧料に於いては、霧状エアゾール化粧料の噴出後泡形成をしない乳化、分散剤としての使用が知られている。（例えば、特許文献５を参照）しかしながら、泡沫形成のエアゾールにおいて、強固な泡沫を形成させる目的で含有された例はなく、従って、フォーム状のエアゾール化粧料であって、トリテルペンのポリオキシエチレンの付加物を含有すエアゾール皮膚外用剤は、全く知られていなかったと言える。
【０００４】
【特許文献１】
特開２０００−３５１７２５号公報
【特許文献２】
特開２００３−１２５５９号公報
【特許文献３】
特開２００２−１８７８２７号公報
【特許文献４】
特開平９−１６５３１４号公報
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、この様な状況下為されたものであり、泡の持つ、密閉性、のびの経時変化の少なさ、有効成分の経皮吸収性の向上と言った、泡の持つ長所を生かして、塗りっぱなしの出来る皮膚外用剤の開発の為、塗りっぱなしの形態で、刺激発現が極めて低く、多価アルコールの含有量が多い系でも発泡しうるエアゾール皮膚外用剤を提供することを課題とする。
【０００６】
【課題の解決手段】
かかる状況に鑑みて、本発明者らは泡の持つ、密閉性、のびの経時変化の少なさ、有効成分の経皮吸収性の向上と言った、泡の持つ長所を生かして、塗りっぱなしの出来る皮膚外用剤の開発の為、塗りっぱなしの形態で、刺激発現が極めて低く、多価アルコールの含有量が多い系でも発泡しうるエアゾール皮膚外用剤の剤形を求めて、鋭意研究努力を重ねた結果、泡沫形成のエアゾールにおいて、強固な泡沫を形成させる目的で含有された例はなく、従って、フォーム状のエアゾール化粧料であって、トリテルペンのポリオキシエチレンの付加物を含有すエアゾール皮膚外用剤がその様な特性を有していることを見出し、発明を完成させるに至った。即ち、本発明は以下に示す技術に関するものである。
（１）フォーム状のエアゾール皮膚外用剤に於いて、トリテルペンのポリオキシエチレンの付加物を含有することを特徴とする、エアゾール皮膚外用剤。
（２）トリテルペンがフィトスタノールであることを特徴とする、請求項１に記載のエアゾール皮膚外用剤。
（３）噴出用の成分が、プロパンとイソブタンを３：１〜１：３で混合したものであることを特徴とする、（１）又は（２）に記載のエアゾール皮膚外用剤。
（４）更に、炭素数１２〜２６の飽和直鎖アルコール及び／又は炭素数１２〜２６の飽和直鎖アルコールのグリセリルエーテルを含有することを特徴とする、（１）〜（３）何れか１項に記載のエアゾール皮膚外用剤。
（５）更に、１気圧２５℃で液状のポリエチレングリコール及びグリセリンから選択される１種乃至は２種以上を５０〜９４重量％含有することを特徴とする、（１）〜（４）何れか１項に記載のエアゾール皮膚外用剤。
（６）化粧料であることを特徴とする、（１）〜（５）何れか１項に記載のエアゾール皮膚外用剤。
（７）塗布後、拭き取ったり、洗い流したりしない、塗りっぱなし形態の使用に供されることを特徴とする、（１）〜（６）何れか１項に記載の皮膚外用剤。
【０００７】
【発明の実施の形態】
本発明の皮膚外用剤は、フォーム状（泡沫を形成する）のエアゾール製剤であって、トリテルペンのポリオキシエチレンの付加物を含有することを特徴とする。かかるトリテルペンのポリオキシエチレンの付加物を構成するトリテルペンとしては、コレステロール骨格、ベツリン、アジアオール等のテルペノール骨格、カンペステロール、シトステロール、スチグマスタノール、スチグマステロール等のフィトステロール或いはフィトスタノール骨格が好適に例示出来、これらの中では、フィトステロール或いはフィトスタノール骨格が特に好ましい。これにポリオキシエチレンを付加する方法は、常法に従えば良く、触媒存在下常圧乃至は高圧下で該トリテルペンにエチレンオキシドガスを作用させればよい。又、この様な非イオン界面活性剤は既に市販されているものが存し、かかる市販品を購入して利用することも出来る。この様な市販品としては、例えば、日光ケミカルズ株式会社より販売されている、ニッコールＢＰＳシリーズ（ポリオキシエチレンフィトステロールエーテル）或いはニッコールＢＰＳＨシリーズ（ポリオキシエチレンフィトスタノールエーテル）等が好ましく例示出来る。かかるトリテルペンのポリオキシエチレンの付加物における、ポリオキシエチレンの好ましい平均付加量は１０〜３０である。特に好ましい例としては、ニッコールＢＰＳＨ−１５（ポリオキシエチレン（２５）フィトスタノール）が例示出来る。かかる成分は、霧状エアゾール化粧料に於いては発泡を抑制する効果を奏するが、泡沫状化粧料に於いては、驚くべきことに、多価アルコール等の発泡阻害成分が大量に存する系に多いても発泡性を維持し、塗りっぱなしの使用形態に於いても刺激発現が極めて低い特性を有する。本発明の皮膚外用剤においては、かかるテルペンのポリオキシエチレン付加物は、唯一種を含有することも出来るし、二種以上を組み合わせて含有させることも出来る。本発明の皮膚外用剤に於ける、トリテルペンのポリオキシエチレン付加物の好ましい含有量は、皮膚外用剤全量に対して、総量で、０．１〜１０重量％であり、更に好ましくは、０．５〜５重量％である。これは、多すぎても、少なすぎても発泡性を損なう場合が存するからである。
【０００８】
本発明の化粧料は、泡沫状皮膚外用剤である為、前記の成分以外に気化成分を含有することを特徴とする。前記気化成分として、例えば、ジメチルエーテル、フロンなどのフッ化炭化水素類、プロパン、ノルマルブタン、イソブタン等の液化天然ガス等が好ましく例示でき、プロパンとイソブタンを３：１〜１：３で混合したものが、気化成分に由来する一過性の刺激性を発現しにくいので好ましい。かかる気化成分の好ましい含有量は、２〜１５重量％であり、更に好ましくは４〜１３重量％である。これは、かかるガス成分が少なすぎると、１０℃以下の低温域において、吐出、発泡の特性が損なわれる場合が存するからである。
【０００９】
本発明の皮膚外用剤は、前記の必須成分以外に、通常化粧料等の皮膚外用剤で使用される任意成分を含有することが出来る。かかる任意成分としては、例えば、スクワラン、流動パラフィン、軽質流動イソパラフィン、重質流動イソパラフィン、マイクロクリスタリンワックス、固形パラフィンなどの炭化水素類、ジメチコン、フェメチコン、シクロメチコン、アモジメチコン、ポリエーテル変性シリコーンなどのシリコーン類、ホホバ油、カルナウバワックス、モクロウ、ミツロウ、ゲイロウ、オレイン酸オクチルドデシル、イソプロピルミリステート、ネオペンチルグリコールジイソステアレート、リンゴ酸ジイソステアレートなどのエステル類、ステアリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、イソステアリン酸、イソパルミチン酸、ベヘン酸、オレイン酸などの脂肪酸類、ベヘニルアルコール、セタノール、オレイルアルコール、オクタデシルアルコールなどの高級アルコール類、ヒマシ油、椰子油、水添椰子油、椿油、小麦胚芽油、イソステアリン酸トリグリセライド、イソオクタン酸トリグリセライド、オリーブオイル等のトリグリセライド類、グリセリン、ポリエチレングリコール、１，３−ブタンジオール、ジグリセリン、ジプロピレングリコール、ポリエチレングリコール、１，２−ペンタンジオール、１，２−ヘキシレングリコール、イソプレングリコールなどの多価アルコール、脂肪酸ポリグリセリンエステル、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンアルキルエーテル（但し、トリテルペンのポリオキシエチレン付加物は除く）、ソルビタンセスキオレート、ソルビタンモノオレート、ソルビタントリオレート、ソルビタンセスキステアレート、ソルビタンモノステアレート等の必須成分に分類されない非イオン界面活性剤、ソジウムラウリルステアレート、ポリオキシエチレンアルキル硫酸塩、スルホコハク酸エステル塩などのアニオン界面活性剤、４級アルキルアンモニウム塩等のカチオン界面活性剤類、アルキルベタイン等の両性界面活性剤類、結晶セルロースや架橋型メチルポリシロキサン、ポリエチレン粉末、アクリル樹脂粉体等の有機粉体類、タルク、マイカ、セリサイト、炭酸マグネシウム、炭酸カルシウム、二酸化チタン、酸化鉄、紺青、群青、チタンマイカ、チタンセリサイト、シリカ等の表面処理されていても良い粉体類、アクリル酸・メタクリル酸アルキルコポリマー及び／又はその塩、カルボキシビニルポリマー及び／又はその塩、キサンタンガムやヒドロキシプロピルセルロースなどの増粘剤、レチノール、レチノイン酸、トコフェロール、リボフラビン、ピリドキシン、アスコルビン酸、アスコルビン酸リン酸エステル塩などのビタミンやグリチルリチン酸塩、グリチルレチン、ウルソール酸、オレアノール酸などのテルペン類、エストラジオール、エチニルエストラジオール、エストリオールなどのステロイド類などの有効成分、フェノキシエタノール、パラベン類、ヒビテングルコネート、塩化ベンザルコニウム等の防腐剤、ジメチルアミノ安息香酸エステル類、桂皮酸エステル類、ベンゾフェノン類などの紫外線吸収剤などが好ましく例示できる。又、医薬品であれば、抗炎症剤、鎮痛剤、抗真菌剤、殺菌剤、抗生物質、ステロイド剤等の有効成分を含有することも出来る。これらの内で、特に好ましいものとしては、炭素数１２〜２６の飽和直鎖アルコール及び／又は炭素数１２〜２６の飽和直鎖アルコールのグリセリルエーテルが例示出来る。炭素数１２〜２６の飽和直鎖アルコールとしてはセタノール、ステアリルアルコール及びベヘニルアルコールか選択される１種乃至は２種以上が好ましく例示出来、炭素数１２〜２６の飽和直鎖アルコールのグリセリルエーテルとしては、バチルアルコールが好ましく例示出来る。これらの好ましい含有量は、０．０５〜２重量％である。
【００１０】
本発明の皮膚外用剤では、多価アルコールの含有量が多い系でも発泡する特性が存する為、多価アルコールを多量に含有する系への適用も好ましい。この様な系では、多価アルコールとして、１気圧２５℃で液状のポリエチレングリコール及びグリセリンから選択される１種乃至は２種以上を用いることにより、使用時に、かかる多価アルコールが発する水和熱によって、温感を呈する為、温感化粧料として使用することが出来る。この様な場合に於ける、１気圧２５℃で液状のポリエチレングリコールとしては、例えば、平均分子量が、２００〜１０００のものが好ましく例示できる。特に、平均分子量４００前後のものが溶媒和で産する熱量が大きいので好ましい。かかる、１気圧２５℃で液状のポリエチレングリコール及びグリセリンから選択される１種乃至は２種以上の組合せとしては、グリセリンを単独で使用することが特に好ましい。かかる多価アルコールから選択される１種乃至は２種以上好ましい含有量は５０〜９４重量％であり、より好ましくは、５５〜８０重量％である。ここで、本発明の皮膚外用剤としては、実質的に水を含有しない形態、言い換えれば、実質的な非水製剤であることが好ましい。実質的とは、本発明ではキャリーオーバー程度は認めるが、積極的には水を配合しないの意味である。この様な実質的な非水製剤形態を取ることにより、冷感抑制、温感維持効果をより向上することが出来るからである。本発明の泡沫状皮膚外用剤は、かかる必須成分と任意成分とを常法に従って処理することにより、製造することが出来る。本発明の泡沫状皮膚外用剤は、皮膚外用医薬、化粧料、殺菌消毒剤など、皮膚外用に適用されるものであれば特段の限定無く適用することが出来る。特に好ましいものは、化粧料である。かかる化粧料としては、通常泡沫状化粧料が適用される範囲のものであれば、その種類を問わず、適用することが出来る。即ち、パック化粧料に適用すれば、化粧料を延展、塗布する経過に於いて、使用者に組成物の冷感を感じさせず、使用時に心地よさが満喫できるパック化粧料を提供することが出来るし、クレンジング化粧料に適用すれば、滑らかに、少量の界面活性剤で汚れを落とすことの出来る性質を有し、マッサージ化粧料に適用すれば、化粧料を塗布した瞬間に冷感を感じ、心地よさが阻害されることを抑制した、マッサージ時に摩擦係数が変化せず、結果、マッサージを受けるものが、非常に卓越した心地よさを実感できるマッサージ料を具現化できる。特に好ましい適用はマッサージ料である。特に、本発明の皮膚外用剤の特性としては、塗りっぱなし可能の使用形態が存するので、マッサージ後、塗りっぱなして、保護化粧料として使用する形態の化粧料が取り分け好ましい。
【００１１】
【実施例】
以下に、実施例を挙げて、本発明について更に詳細に説明を加えるが、本発明が、かかる実施例にのみ、限定されないことは言うまでもない。
【００１２】
＜実施例１＞
以下に示す処方に従って、本発明の化粧料を作成した。即ち、イの成分を８０℃に加熱し、攪拌、可溶化し、攪拌冷却した後、ロの成分とともにエアゾル缶に充填、密閉し本発明の泡沫状皮膚外用剤１（化粧料）を得た。又、このもののＰＯＥ（２５）フィトスタノールエーテルをＰＯＥ（６０）硬化ヒマシ油に置換した比較例１、ステアリン酸トリエタノールアミン石鹸に置換した比較例２も作成した。これらの発泡性、肌に塗布して３０分静置したときの刺激感の有無を、専門パネラーにより判定した。結果を表１に示す。これより、本発明の皮膚外用剤は優れた発泡性と安全性を有していることがわかる。又、これらは何れも塗布時に温感を感じた。
イ
グリセリン６５．５重量部
ＰＯＥ（２５）フィトスタノールエーテル＊４．８重量部
セタノール０．１重量部
水添ヤシ油１重量部
流動パラフィン２０重量部
トリメチルグリシン０．１重量部
タルク０．２重量部
中空アクリル樹脂０．２重量部
パルミチン酸セチル１重量部
ステアリン酸０．１重量部
ロ
イソブタン１０．５重量部
プロパン１０．５重量部
＊ＰＯＥ（２５）はポリオキシエチレンが平均２５モル付加していることを表す。日光ケミカル株式会社販売の「ニッコールＢＰＳＨ−２５」を使用。
【００１３】
【表１】

【００１４】
＜実施例２＞
泡状皮膚外用剤１を用いて、無作為に集めたパネラー１０名を使用し、「マッサージ後塗りっぱなして、皮膚保護料として使用する形態」での適性の調査を行った。調査は、アンケートにより「質問１：マッサージ後塗りっぱなして、皮膚保護料として使用する形態での使用は可能であったか」と「質問２：マッサージ後塗りっぱなして、皮膚保護料として使用する形態は使用形態として好ましいと思うか」との質問に答えてもらう形で行った。結果を表２に示す。これより、本発明の皮膚外用剤である泡状皮膚外用剤１（化粧料）はマッサージ後塗りっぱなして、皮膚保護料として使用する形態で使用が可能であり、この様な使用形態が好ましく判断されていることが判った。
【００１５】
【表２】

【００１６】
＜実施例３＞
皮膚外用剤１のＰＯＥ（２５）フィトスタノールエーテルをＰＯＥ（１０）フィトステロールエーテル（「ニッコールＢＰＳ−１０」）に置換して、皮膚外用剤２を作成し、実施例１と同様に検討を行った。発泡性は細かくきれいな泡を吐出し、３０分塗りっぱなしの状況でも全く刺激を感じなかった。
イ
グリセリン６５．５重量部
ＰＯＥ（１０）フィトステロールエーテル４．８重量部
セタノール０．１重量部
水添ヤシ油１重量部
流動パラフィン２０重量部
トリメチルグリシン０．１重量部
タルク０．２重量部
中空アクリル樹脂０．２重量部
パルミチン酸セチル１重量部
ステアリン酸０．１重量部
ロ
イソブタン１０．５重量部
プロパン１０．５重量部
【００１７】
＜実施例４＞
皮膚外用剤１のＰＯＥ（２５）フィトスタノールエーテルをＰＯＥ（１５）フィトステロールエーテル（「ニッコールＢＰＳ−１５」）に置換して皮膚外用剤３を作成し、実施例１と同様に検討を行った。発泡性は細かくきれいな泡を吐出し、３０分塗りっぱなしの状況でも全く刺激を感じなかった。
イ
グリセリン６５．５重量部
ＰＯＥ（１５）フィトステロールエーテル４．８重量部
セタノール０．１重量部
水添ヤシ油１重量部
流動パラフィン２０重量部
トリメチルグリシン０．１重量部
タルク０．２重量部
中空アクリル樹脂０．２重量部
パルミチン酸セチル１重量部
ステアリン酸０．１重量部
ロ
イソブタン１０．５重量部
プロパン１０．５重量部
【００１８】
＜実施例５＞
皮膚外用剤１の剤形を用いて、非ステロイド抗炎症剤を含有する皮膚外用医薬（皮膚外用剤４）を作成し、実施例１と同様に検討を行った。発泡性は細かくきれいな泡を吐出し、３０分塗りっぱなしの状況でも全く刺激を感じなかった。又、温感のある抗炎症皮膚外用剤であり、温湿布効果が認められた。
イ
グリセリン６３．５重量部
ＰＯＥ（１０）フィトステロールエーテル４．８重量部
セタノール０．１重量部
水添ヤシ油１重量部
流動パラフィン２０重量部
トリメチルグリシン０．１重量部
タルク０．２重量部
中空アクリル樹脂０．２重量部
パルミチン酸セチル１重量部
ステアリン酸０．１重量部
インドメタシン２重量部
ロ
イソブタン１０．５重量部
プロパン１０．５重量部
【００１９】
【発明の効果】
本発明によれば、泡の持つ、密閉性、のびの経時変化の少なさ、有効成分の経皮吸収性の向上と言った、泡の持つ長所を生かして、塗りっぱなしの出来る皮膚外用剤の開発の為、塗りっぱなしの形態で、刺激発現が極めて低く、多価アルコールの含有量が多い系でも発泡しうるエアゾール皮膚外用剤を提供することができる。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an external preparation for skin, and more particularly to an external preparation for skin suitable for an aerosol dosage form cosmetic.
[0002]
[Prior art]
The characteristic of “foam” is that the formation of the foam significantly increases the surface area where the surface active component is oriented, unlike the normal liquid or solid state. As a result, the sealing performance is also significantly improved. In addition, since there is little change over time, it is possible to provide a massage fee that continues comfort. Because of these properties, when applied to a pack, the percutaneous absorption of the active ingredient can be improved due to the large contact area and sealing properties, and when applied to a cleaning agent, it can be soiled with a minimal amount of surfactant. Can be dropped. From this point of view, foamy cosmetics are used in pack cosmetics and cleaning materials, but the foam formation mechanism is such that the liquefied gas component is sufficiently finely pressurized in the emulsified composition. By emulsifying and dispersing, and evaporating and expanding together with ejection, foam is formed. For this reason, in the composition to be discharged, it is necessary to impart the characteristics of finely emulsifying and dispersing the liquefied gas component and the property of facilitating foam formation so that the vaporized and expanded gas component is not dissipated from the composition. Exist. Surfactant is mentioned as a component which bears many parts of this requirement. Examples of such surfactants include nonionic surfactants such as polyoxyethylene hydrogenated castor oil (see, for example, Patent Document 1 and Patent Document 2) and anionic surfactants such as fatty acid soap (for example, patents). Document 3 and Patent Document 4) are used. However, in the polyoxyethylene hydrogenated castor oil system, if the content of polyhydric alcohols increases, foamability may be significantly impaired, and in an anionic surfactant, in a usage form in which wiping or washing off is not performed There were drawbacks that were likely to cause irritation. Apply to develop skin preparations that can be applied by taking advantage of the advantages of foam, such as tightness, little change over time, and improved percutaneous absorption of active ingredients. There has been a demand for the development of aerosol skin preparations such as aerosol cosmetics that can be foamed even in a system with a low irritation expression and a high polyhydric alcohol content.
[0003]
On the other hand, as a surfactant in a form in which polyoxyethylene is added to triterpene, one obtained by adding polyoxyethylene to a sterol such as phytosterol is known, and such a surfactant is used in aerosol cosmetics. It is known to use it as an emulsifying and dispersing agent that does not form foam after ejection of a mist aerosol cosmetic. (For example, see Patent Document 5) However, in foam-forming aerosols, there is no example contained for the purpose of forming strong foams. Therefore, foam-form aerosol cosmetics, which are triterpene polyoxyethylene It can be said that the aerosol skin external preparation containing an adduct was not known at all.
[0004]
[Patent Document 1]
JP 2000-351725 A [Patent Document 2]
JP 2003-12559 A [Patent Document 3]
JP 2002-187827 A [Patent Document 4]
JP-A-9-165314
[Problems to be solved by the invention]
The present invention has been made under such circumstances, taking advantage of the advantages of foams, such as the sealing properties of foams, little change over time, and improved percutaneous absorption of active ingredients. In order to develop a skin external preparation that can be applied, it is necessary to provide an aerosol skin external preparation that can be foamed even in a system that has a very low irritation and a high polyhydric alcohol content. Let it be an issue.
[0006]
[Means for solving problems]
In view of such a situation, the present inventors applied the foam by taking advantage of the advantages of the foam, such as the sealing property of the foam, little change over time, and improvement of transdermal absorbability of the active ingredient. In order to develop a skin external preparation that can be applied to the skin, it is an earnest research effort to find a dosage form of an aerosol skin external preparation that can be foamed even in a system with a very low irritation expression and a high polyhydric alcohol content, in the form of being applied. As a result, there was no example of a foam-forming aerosol contained for the purpose of forming a strong foam. Therefore, it was a foam-type aerosol cosmetic, and an aerosol containing an adduct of triterpene polyoxyethylene The inventors have found that an external preparation for skin has such characteristics, and have completed the invention. That is, the present invention relates to the following technique.
(1) An aerosol skin external preparation characterized by containing an adduct of triterpene polyoxyethylene in a foam aerosol external preparation.
(2) The aerosol skin external preparation according to claim 1, wherein the triterpene is phytostanol.
(3) The aerosol skin external preparation according to (1) or (2), wherein the component for ejection is a mixture of propane and isobutane in a ratio of 3: 1 to 1: 3.
(4) Further, any one of (1) to (3), further comprising a saturated linear alcohol having 12 to 26 carbon atoms and / or a glyceryl ether of a saturated linear alcohol having 12 to 26 carbon atoms. The aerosol skin external preparation according to Item.
(5) Further, 50 to 94% by weight of one or more selected from polyethylene glycol and glycerin liquid at 1 atm 25 ° C., wherein any one of (1) to (4) The aerosol skin external preparation of 1 item | term.
(6) The aerosol skin external preparation according to any one of (1) to (5), which is a cosmetic.
(7) The external preparation for skin according to any one of (1) to (6), wherein the external preparation is used without being wiped off or washed off after application.
[0007]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
The external preparation for skin of the present invention is a foam-form (foam-forming) aerosol preparation, characterized by containing an adduct of triterpene polyoxyethylene. As a triterpene constituting the polyoxyethylene adduct of the triterpene, a terpenol skeleton such as a cholesterol skeleton, betulin, or asiaol, a phytosterol skeleton such as campesterol, sitosterol, stigmasterol, or stigmasterol, or a phytostanol skeleton is preferable. Among them, phytosterol or phytostanol skeleton is particularly preferable. The polyoxyethylene may be added to the triterpene in the presence of a catalyst under normal pressure or high pressure by applying ethylene oxide gas to the triterpene. In addition, such nonionic surfactants already exist in the market, and such commercial products can be purchased and used. As such commercially available products, for example, Nikkor BPS series (polyoxyethylene phytosterol ether) or Nikkor BPSH series (polyoxyethylene phytostanol ether) sold by Nikko Chemicals Corporation can be preferably exemplified. The preferable average addition amount of polyoxyethylene in the adduct of triterpene polyoxyethylene is 10-30. A particularly preferred example is Nikkor BPSH-15 (polyoxyethylene (25) phytostanol). Such a component has an effect of suppressing foaming in a mist aerosol cosmetic, but surprisingly, in a foam cosmetic, a system in which a large amount of foaming inhibiting components such as polyhydric alcohols are present. Even if it is large, the foaming property is maintained, and even if it is used without being applied, it has a characteristic of extremely low irritation. In the external preparation for skin of the present invention, such a polyoxyethylene adduct of terpene can contain only one species, or can contain two or more species in combination. The preferable content of the triterpene polyoxyethylene adduct in the external preparation for skin of the present invention is 0.1 to 10% by weight, more preferably 0.1% by weight, based on the total amount of external preparation for skin. 5 to 5% by weight. This is because there are cases where the foamability is impaired if the amount is too much or too little.
[0008]
Since the cosmetic of the present invention is a foamy external preparation for skin, it contains a vaporizing component in addition to the above components. Preferred examples of the vaporizing component include fluorinated hydrocarbons such as dimethyl ether and chlorofluorocarbon, and liquefied natural gas such as propane, normal butane, and isobutane. A mixture of propane and isobutane in a ratio of 3: 1 to 1: 3. However, since it is difficult to express the temporary irritation derived from a vaporization component, it is preferable. The preferred content of the vaporizing component is 2 to 15% by weight, more preferably 4 to 13% by weight. This is because if there are too few such gas components, the discharge and foaming characteristics may be impaired in a low temperature range of 10 ° C. or lower.
[0009]
The external preparation for skin of the present invention can contain, in addition to the above essential components, optional components that are usually used in external preparations for skin such as cosmetics. Such optional components include, for example, hydrocarbons such as squalane, liquid paraffin, light liquid isoparaffin, heavy liquid isoparaffin, microcrystalline wax, solid paraffin, dimethicone, femethicone, cyclomethicone, amodimethicone, polyether-modified silicone, etc. Silicones, jojoba oil, carnauba wax, owl, beeswax, geiwa, octyldodecyl oleate, isopropyl myristate, esters such as neopentyl glycol diisostearate, diisostearate malate, stearic acid, lauric acid, Fatty acids such as myristic acid, palmitic acid, isostearic acid, isopalmitic acid, behenic acid, oleic acid, behenyl alcohol, cetanol, oleyl alcohol, octadecyl alcohol High alcohols such as coal, castor oil, coconut oil, hydrogenated coconut oil, coconut oil, wheat germ oil, triglycerides such as isostearic acid triglyceride, isooctanoic acid triglyceride, olive oil, glycerin, polyethylene glycol, 1,3-butanediol , Diglycerin, dipropylene glycol, polyethylene glycol, 1,2-pentanediol, 1,2-hexylene glycol, isoprene glycol and other polyhydric alcohols, fatty acid polyglycerin esters, polyoxyethylene fatty acid esters, polyoxyethylene alkyl ethers (However, excluding triterpene polyoxyethylene adduct), sorbitan sesquioleate, sorbitan monooleate, sorbitan trioleate, sorbitan sesquistearate, sol Nonionic surfactants not classified as essential components such as tan monostearate, anionic surfactants such as sodium lauryl stearate, polyoxyethylene alkyl sulfate, sulfosuccinate ester salts, and cationic interfaces such as quaternary alkyl ammonium salts Activators, amphoteric surfactants such as alkylbetaines, organic powders such as crystalline cellulose, cross-linked methylpolysiloxane, polyethylene powder, acrylic resin powder, talc, mica, sericite, magnesium carbonate, calcium carbonate, Powders which may be surface-treated such as titanium dioxide, iron oxide, bitumen, ultramarine, titanium mica, titanium sericite, silica, acrylic acid / alkyl methacrylate copolymer and / or salt thereof, carboxyvinyl polymer and / or Its salts, xanthan gum and hydroxypro Thickeners such as pill cellulose, vitamins such as retinol, retinoic acid, tocopherol, riboflavin, pyridoxine, ascorbic acid, ascorbic acid phosphate ester, terpenes such as glycyrrhizinate, glycyrrhetin, ursolic acid, oleanolic acid, estradiol, Active ingredients such as ethynyl estradiol and steroids such as estriol, UV absorption such as phenoxyethanol, parabens, hibitengluconate, preservatives such as benzalkonium chloride, dimethylaminobenzoic acid esters, cinnamic acid esters, benzophenones An agent etc. can be illustrated preferably. Moreover, if it is a pharmaceutical, it can also contain active ingredients, such as an anti-inflammatory agent, an analgesic agent, an antifungal agent, a bactericidal agent, antibiotics, and a steroid agent. Of these, particularly preferred are saturated linear alcohols having 12 to 26 carbon atoms and / or glyceryl ethers of saturated linear alcohols having 12 to 26 carbon atoms. As the saturated linear alcohol having 12 to 26 carbon atoms, one or more kinds selected from cetanol, stearyl alcohol and behenyl alcohol can be preferably exemplified, and as the glyceryl ether of the saturated linear alcohol having 12 to 26 carbon atoms, A preferred example is batyl alcohol. Their preferable content is 0.05 to 2% by weight.
[0010]
Since the external preparation for skin of the present invention has a foaming property even in a system having a high content of polyhydric alcohol, application to a system containing a large amount of polyhydric alcohol is also preferable. In such a system, as the polyhydric alcohol, one or more selected from polyethylene glycol and glycerin that are liquid at 1 atm. 25 ° C. are used. Therefore, it can be used as a warm cosmetic. In such a case, examples of the polyethylene glycol which is liquid at 1 atm. 25 ° C. include those having an average molecular weight of 200 to 1000. In particular, those having an average molecular weight of around 400 are preferable because the amount of heat produced by solvation is large. As one or two or more combinations selected from polyethylene glycol and glycerin that are liquid at 1 atm and 25 ° C., it is particularly preferable to use glycerin alone. The content of one or more selected from such polyhydric alcohols is preferably 50 to 94% by weight, more preferably 55 to 80% by weight. Here, the external preparation for skin of the present invention is preferably a form that does not substantially contain water, in other words, a substantially non-aqueous preparation. The term “substantially” means that although the degree of carryover is recognized in the present invention, water is not actively added. This is because by taking such a substantially non-aqueous preparation form, it is possible to further improve the effect of suppressing the feeling of cooling and maintaining the feeling of warmth. The foamy skin external preparation of this invention can be manufactured by processing this essential component and an arbitrary component according to a conventional method. The foamy external preparation for skin of the present invention can be applied without particular limitation as long as it is applied for external use on the skin, such as an external preparation for skin, a cosmetic, and a disinfectant. Particularly preferred are cosmetics. Such cosmetics can be applied regardless of their types as long as they are in a range to which foamy cosmetics are usually applied. That is, when applied to a pack cosmetic, it is possible to provide a pack cosmetic that allows the user to enjoy the comfort during use without causing the user to feel the cooling sensation in the course of spreading and applying the cosmetic. Yes, if applied to cleansing cosmetics, it has the property of removing dirt smoothly with a small amount of surfactant, and if applied to massage cosmetics, it feels cold immediately when the cosmetics are applied. It is possible to embody a massage fee that can prevent the comfort from being disturbed, the coefficient of friction does not change during the massage, and as a result, those who receive the massage can feel the exceptional comfort. A particularly preferred application is a massage fee. In particular, as a characteristic of the external preparation for skin of the present invention, there is a usage form that can be applied, so that a cosmetic that is applied after massage and used as a protective cosmetic is particularly preferable.
[0011]
【Example】
Hereinafter, the present invention will be described in more detail with reference to examples, but it is needless to say that the present invention is not limited to such examples.
[0012]
<Example 1>
The cosmetic of the present invention was prepared according to the formulation shown below. That is, the component (a) was heated to 80 ° C., stirred, solubilized, stirred and cooled, then filled in an aerosol can together with the component (b), and sealed to obtain the foamy skin external preparation 1 (cosmetics) of the present invention. . Further, Comparative Example 1 in which POE (25) phytostanol ether was replaced with POE (60) hydrogenated castor oil and Comparative Example 2 in which stearic acid triethanolamine soap was replaced were also prepared. The presence or absence of irritation when applied to the skin and allowed to stand for 30 minutes was determined by a specialized panelist. The results are shown in Table 1. This shows that the skin external preparation of this invention has the outstanding foamability and safety | security. All of these felt a warm feeling during application.
Iglycerin 65.5 parts by weight POE (25) Phytostanol ether * 4.8 parts by weight Cetanol 0.1 parts by weight Hydrogenated coconut oil 1 part by weight Liquid paraffin 20 parts by weight Trimethylglycine 0.1 part by weight Talc 0.2 parts by weight Part hollow acrylic resin 0.2 part by weight cetyl palmitate 1 part by weight stearic acid 0.1 part by weight roisobutane 10.5 part by weight propane 10.5 part by weight * POE (25) is an average of 25 moles of polyoxyethylene added Represents that Uses Nikkor BPSH-25 sold by Nikko Chemical Co., Ltd.
[0013]
[Table 1]

[0014]
<Example 2>
Using the foam skin external preparation 1, 10 panelists randomly collected were used to investigate the suitability of “forms to be applied after applying and used as a skin protective agent”. The survey is based on a questionnaire: "Question 1: Was it possible to apply after applying the massage and use it as a skin protection?" And "Question 2: Apply after applying the massage and use as a skin protection." Do you think it is preferable as a form of use? " The results are shown in Table 2. Thus, the foamy skin external preparation 1 (cosmetic), which is the external preparation for skin of the present invention, can be applied after being massaged and used as a skin protectant, and such usage is preferred. It turned out that it was judged.
[0015]
[Table 2]

[0016]
<Example 3>
The skin external preparation 2 was prepared by replacing the POE (25) phytostanol ether of the skin external preparation 1 with POE (10) phytosterol ether ("Nikkor BPS-10"), and the same examination as in Example 1 was performed. . As for foaming, fine fine bubbles were discharged, and no irritation was felt even in the case of 30 minutes of application.
Iglycerin 65.5 parts by weight POE (10) phytosterol ether 4.8 parts by weight cetanol 0.1 part by weight hydrogenated coconut oil 1 part by weight liquid paraffin 20 parts by weight trimethylglycine 0.1 part by weight talc 0.2 part by weight hollow Acrylic resin 0.2 parts by weight Cetyl palmitate 1 part by weight Stearic acid 0.1 parts by weight Roisobutane 10.5 parts by weight Propane 10.5 parts by weight
<Example 4>
The skin external preparation 3 was prepared by substituting the POE (25) phytostanol ether of the skin external preparation 1 with POE (15) phytosterol ether ("Nikkor BPS-15"), and examined in the same manner as in Example 1. As for foaming, fine fine bubbles were discharged, and no irritation was felt even in the case of 30 minutes of application.
Iglycerin 65.5 parts by weight POE (15) Phytosterol ether 4.8 parts by weight Cetanol 0.1 parts by weight Hydrogenated coconut oil 1 part by weight Liquid paraffin 20 parts by weight Trimethylglycine 0.1 part by weight Talc 0.2 parts by weight hollow Acrylic resin 0.2 parts by weight Cetyl palmitate 1 part by weight Stearic acid 0.1 parts by weight Roisobutane 10.5 parts by weight Propane 10.5 parts by weight
<Example 5>
A skin external medicine (skin external preparation 4) containing a non-steroidal anti-inflammatory agent was prepared using the dosage form of the skin external preparation 1 and examined in the same manner as in Example 1. As for foaming, fine fine bubbles were discharged, and no irritation was felt even in the case of 30 minutes of application. Moreover, it is an anti-inflammatory skin external preparation with a warm feeling, and a warm compress effect was recognized.
Iglycerin 63.5 parts by weight POE (10) phytosterol ether 4.8 parts by weight cetanol 0.1 part by weight hydrogenated coconut oil 1 part by weight liquid paraffin 20 parts by weight Trimethylglycine 0.1 part by weight Talc 0.2 parts by weight hollow Acrylic resin 0.2 parts by weight Cetyl palmitate 1 part by weight Stearic acid 0.1 parts by weight Indomethacin 2 parts by weight Roisobutane 10.5 parts by weight Propane 10.5 parts by weight
【The invention's effect】
According to the present invention, an external preparation for skin that can be applied by taking advantage of the advantages of foam, such as the sealing properties of foams, little change over time, and improved percutaneous absorption of active ingredients. Therefore, it is possible to provide an aerosol skin external preparation that can be foamed even in a system in which the stimulus expression is extremely low and the content of polyhydric alcohol is large in the form of being applied.

Claims

An aerosol skin external preparation characterized by containing an adduct of triterpene polyoxyethylene in a foam-form aerosol skin external preparation.

The aerosol skin external preparation according to claim 1, wherein the triterpene is phytostanol.

The aerosol skin external preparation according to claim 1 or 2, wherein the component for ejection is a mixture of propane and isobutane in a ratio of 3: 1 to 1: 3.

The aerosol according to any one of claims 1 to 3, further comprising a saturated linear alcohol having 12 to 26 carbon atoms and / or a glyceryl ether of a saturated linear alcohol having 12 to 26 carbon atoms. Skin external preparation.

5. The composition according to claim 1, further comprising 50 to 94% by weight of one or more selected from polyethylene glycol and glycerin which are liquid at 1 atm and 25 ° C. 6. Aerosol skin preparation.

The aerosol skin external preparation according to any one of claims 1 to 5, which is a cosmetic.

The external preparation for skin according to any one of claims 1 to 6, wherein the external preparation is applied for use without being wiped off or washed off after application.