JP2005001252A - 記録システム - Google Patents

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Tsunesuke Yamamoto
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Abstract

【課題】ファイル内のページのコンテンツに応じて別の給紙部から最適な被記録媒体を選択的に給紙するようにした。
ページ内が画像中心であれば光沢紙を、テキストなら普通紙を給紙して画像品位とコストの両立をはかる。また、設定を簡略化する。
【解決手段】例えば、サムネイル表示された各ページの内容を見ながら、ページごとに記録紙を選択し、それに応じたビンから記録紙が給紙され、最適な印字モードで記録を行う。
また、画像情報とテキスト情報を区別し、自動的に別の記録紙に印字を行う。
また、サイズ検知、メディア検知と組合せる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はホストコンピュータで作成した文字や画像ドキュメントを出力する記録システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来からホストコンピュータで文字や画像ドキュメントを作成し、プリンタで出力する記録システムが一般に普及している。
【0003】
また、インクジェットプリンタに代表される、カラーで写真調の記録が可能な小型のプリンタも市場に登場しており、容易に写真画質を得られるようになってきている。
【0004】
インク受容層を設けた被記録媒体の改善も進んでおり、普通紙に記録するよりあざやかで発色性よく記録可能で、また用紙の質感もよいことが特徴となっている。これらの被記録媒体の登場で、要求する画像レベルに応じて適切な媒体を選ぶことが可能となり、ユーザの自由度がますますひろがってきている。
【0005】
プリンタも媒体の多様化に対応して、オートシートフィーダとカセット、オートシートフィーダと手差し口など複数の給紙部を設けるものが多くなってきている(例えば、特許文献1参照)。
【0006】
【特許文献1】
特開平10−202969号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来例では以下のような欠点があった。
【0008】
第1に、近年のホストの高速化や記憶デバイスの大容量化に伴い、作成するドキュメントはテキストや画像だけの場合はむしろまれになってきており、1つのファイル内に両者が混在している場合のほうが多い。
【0009】
ところが、従来の記録システムではファイルごとに被記録媒体やサイズを指定し、それによってどの給紙部から給紙して記録するか決定してしまうので、ファイル内のページを全部記録しようとすると、すべて同じ被記録媒体に記録してしまう。従って、画像しか存在しないページでも普通紙に記録されたり、反対にテキストページも価格の高い画像用の被記録媒体に記録されたりして、画像に応じた最適な媒体選択が不可能であるという欠点があった。
【0010】
第2に、1つのファイル内の希望のページだけ記録するよう指定し、被記録媒体を選択して記録する操作を繰り返せばページごとに被記録媒体を変更して記録することは可能であるが、複数回の記録指示動作が必要となり、操作が煩雑なうえ、時間を浪費してしまう欠点があった。
【0011】
第3に、被記録媒体の指定も初心者にとってはとまどう作業であり、操作の面で困難であるという欠点があった。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記問題点を解決するために第1の発明においては、被記録媒体を複数枚収納可能な複数の被記録媒体収納部と、これら各被記録媒体収納部内の被記録媒体を給送する給送手段と、給送手段により給送された被記録媒体上に記録を行う記録手段と、記録に使用する被記録媒体の収納された収納部をホスト上でページごとに指定可能なプリンタドライバと、前記プリンタドライバの指定に基づき、複数の被記録媒体収納部から選択的に被記録媒体を給送するよう制御する制御手段を有することにより、ページごとに被記録媒体収納部の選択をして記録することができる。
【0013】
第2の発明においては、被記録媒体を複数枚収納可能な複数の被記録媒体収納部と、これら各被記録媒体収納部内の被記録媒体を給送する給送手段と、給送手段により給送された被記録媒体上に記録を行う記録手段と、あらかじめ被記録媒体収納部に収納されている被記録媒体の種類及びサイズを指定でき、ホスト上で被記録媒体の種類及びサイズをページごとに指定可能なプリンタドライバと、前記プリンタドライバの指定に基づき、複数の被記録媒体収納部から選択的に被記録媒体を給送するよう制御する制御手段を有することにより、ページごとに被記録媒体の種類及びサイズの選択をして記録することができる。
【0014】
第3の発明においては、前記プリンタドライバが被記録媒体の種類及びサイズの指定に応じて最適な印字モードを自動設定することによりつねに最適な記録モードで記録できる。
【0015】
第4の発明においては、前記記録手段が、インクジェットヘッドからインクを被記録媒体上に吐出して記録を行うインクジェット記録装置であり、前記プリンタドライバによる被記録媒体の種類及びサイズの指定に応じた最適なインク吐出量や吐出回数を自動設定することにより、つねに最適な記録モードで記録できる。
【0016】
第5の発明においては、被記録媒体を複数枚収納可能な複数の被記録媒体収納部と、これら各被記録媒体収納部内の被記録媒体を給送する給送手段と、給送手段により給送された被記録媒体上に記録を行う記録手段と、前記複数の被記録媒体収納部に収納されている被記録媒体の種類あるいはサイズを検知する手段と、ホスト上で被記録媒体の種類及びサイズをページごとに指定可能なプリンタドライバと、前記プリンタドライバの指定と前記検知手段の検知結果に基づき、複数の被記録媒体収納部から選択的に被記録媒体を給送するよう制御する制御手段を有することにより、あらかじめ被記録媒体収納部に収納されている被記録媒体の種類及びサイズを指定することなしに、ページごとに被記録媒体の種類及びサイズの選択をして確実に記録することができる。
【0017】
第6の発明においては、記録に使用する被記録媒体の収納された収納部または被記録媒体の種類及びサイズをページごとに指定する際、ページごとの内容を画面に一覧表示させてページ内容を見ながら指定可能としたことにより、記録内容による被記録媒体の選択を容易にして、ページごとに被記録媒体の種類及びサイズの選択をして記録することができる。
【0018】
第7の発明においては、被記録媒体を複数枚収納可能な複数の被記録媒体収納部と、これら各被記録媒体収納部内の被記録媒体を給送する給送手段と、給送手段により給送された被記録媒体上に記録を行う記録手段と、あらかじめ記録内容に応じた被記録媒体種を指定できるプリンタドライバと、前記プリンタドライバの指定に基づき、複数の被記録媒体収納部から記録内容に応じて被記録媒体をページごとに自動選択して給送するよう制御する制御手段を有することにより、記録内容に応じて自動的に被記録媒体を選択して給紙、記録することができる。
【0019】
第8の発明においては、前記プリンタドライバがテキスト記録及び画像記録それぞれに応じた被記録媒体を指定可能であるようにしたことにより、記録内容がテキストか画像かによって被記録媒体を自動選択して記録することができる。
【0020】
第9の発明においては、1ページ内のテキスト部分と画像部分の比率に応じて、被記録媒体を自動選択して給送するよう制御する制御手段を有することにより、テキスト部分と画像部分の比率に応じて自動的に被記録媒体を選択して給紙、記録することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】
(第1の実施例)
図1は本発明の記録システムの一部を為す第一の実施例の記録装置を表す図である。図において、1はシートフィーダユニットであり、内部に不図示の被記録媒体を収納する。このシートフィーダユニットは厚みにして10mm分の媒体を収納可能である。2は上段カセット部、3は下段カセット部であり、それぞれ内部に厚み25mm分の被記録媒体を収納する。シートフィーダユニット1の内部にはピックアップローラ4が設けられ、被記録媒体を給送する役割をする。給送部の詳細については後述する。
【0022】
5は不図示のバネにより、ペーパーフィードローラ11表面に圧接されるピンチローラである。給送された被記録媒体はペーパーフィードローラ11とピンチローラ5に狭持されて記録部に送られる。6はインクジェットヘッドであり、媒体に対しインクを吐出して記録を行う。吐出ノズルは1/600インチピッチで300個存在する。インクジェットヘッド6にはブラック、イエロー、マゼンダ、シアン各色のタンクが装着され、ブラックのみ大容量になっている。7はキャリッジであり、キャリッジ7に固定されたキャリッジベルト8がキャリッジモータ9、アイドルプーリ10間に掛け回されている。キャリッジ7はインクジェットヘッド6を搭載して、これらの駆動機構により、不図示のガイドに沿って左右にスキャンできる。12はペーパーフィードローラ11より下流に位置する排紙ローラであり、拍車ユニット13内の拍車15が不図示のバネにより排紙ローラ12に押しつけられる。記録済の被記録媒体は排紙ローラ12と拍車ユニット13により排紙受けユニット14に向かって送られる。排紙受けユニット14は1秒間ユニット上に記録済被記録媒体を保持した後、被記録媒体を排紙トレイ15に落下させる。このため、媒体上の未乾燥インクがこすれて画像品位が落ちる不具合がなくなる。16はペーパーフィードモータであり、伝達ギア17を介してペーパーフィードローラ11と排紙ローラ12を駆動する。17はパージユニットであり、インクジェットヘッド6の吐出を良好な状態に保つためのインク吸引ポンプなどを有すが、詳細については省略する。ポンプの駆動用にはパージモータ18が使用される。19は拭きユニットであり、パージユニット17と同じくインクジェットヘッド6の吐出を良好にするため、ヘッドのオリフィス面を拭く為のユニットである。キャリッジ7走査範囲はトップカバー20にて囲われ、タンク交換時やジャム処理時のみ図1のように開けられる。
【0023】
次に図2、図3を用いて給紙部周辺について説明する。図2、図3は給紙部の断面を表す図であり、図2はシートフィーダユニット1から給紙した場合を、図3は上段カセット部2または下段カセット部3から給紙した場合を示す。
【0024】
図2において、ピックアップローラ4の回転により、被記録媒体21がピックされ不図示の分離土手部で1枚だけ分離される。ピックアップローラ4はパージモータ18から駆動伝達される。媒体先端の通過によって媒体パスに設けられたセンサフラグ23が回転し、透過型フォトセンサであるペーパーエンドセンサ22の光軸を遮蔽することにより、媒体の通過が検知される。上述した拍車ユニット13内には拍車24と拍車クリーナ25が設けられる。クリーナは拍車表面を清掃し、インクが紙面に移らないようにする。ペーパーエンドセンサ22オンのタイミングから所定の距離だけ媒体は送られ、記録開始位置に到る。
【0025】
カセット給紙においても、類似の部品構成となる。図3において、26はピックアップローラであり、このローラで送られた媒体は不図示の分離部で1枚だけ分離され、給送ローラ27とコロ28の圧接部に送られる。ピックアップローラ26は不図示の給紙モータから駆動伝達される。給送ローラ27は上述のパージモータ18から駆動伝達されており、被記録媒体をペーパーフィードローラ11まで搬送する。ピックアップローラ26は半月形状をしており、1回転で図3の位置にもどり、媒体と非接触状態となって、その後は給送ローラ27でのみ送られる。
【0026】
次に、上述した装置の制御系の構成について説明する。
【0027】
図4は当制御系の構成例を示すブロック図である。同図において、コントローラ200はマイクロコンピュータ形態のMPU、プログラムや所要のテーブルその他の固定データを格納したROM、各種データ(記録信号やヘッドに供給されるプリントデータ等)の一時保存領域や作業用領域を形成するためのRAM等を有する。ホスト201は、プリンタに対する画像データの供給源である。画像データ、その他のコマンド、ステータス信号等は、インターフェース(I/F)202を介してコントローラ200と送受信される。ホスト201には前記した記録装置と各種アプリケーションプログラム間でのデータのやりとりを仲介するプリンタドライバソフトウェアがインストールされる。
【0028】
本実施例のプリンタドライバのユーザ入力画面ではあらかじめシートフィーダユニット1、上段カセット部2、下段カセット部3に入っている被記録媒体の種類とサイズを入力しておく。さらに、例えば、ワープロソフトなどで、テキストと画像のページが混在したファイルを一括してプリントアウトするとき、3種の被記録媒体の中のどれかの媒体をページごとに指定できる。本例ではシートフィーダユニット1に光沢紙、上段カセット部2にインクジェット用トラペン、下段カセット部3に普通紙を入れているので、この中から選択することになる。他の用紙選択は各給紙部の媒体指定を変更しない限りできなくなっている。ユーザは各ページ内の画像の内容や目的によって、最適な被記録媒体を指定できる。テキスト主体のページには普通紙を割り当て、写真画像の場合は光沢紙を割り当てるなどの指定が可能となる。また、同じページをトラペンと普通紙の両方に記録するように指定することも可能である。この際、各ページがサムネイル表示され、ページ内容を確認しながら媒体指定できる構成にすれば、より望ましい。記録装置は指定されたとおりに各給紙部から媒体を給紙して記録を行う。なお、被記録媒体の指定とともにインク吐出量や吐出回数も自動的に調整され、媒体に応じて最も品位良く記録できるようにしている。
【0029】
203は操作者による指示入力を受けるスイッチ群であり、電源スイッチ、ホスト201との間のオンライン/オフラインを設定するためのスイッチ等を有するものとすることができる。
【0030】
204はプリンタの状態等を検出するためのセンサ群であり、上述のペーパーエンドセンサ22等を含む。
【0031】
ヘッドドライバ205は、プリントデータ等に応じてインクジェットヘッド23の吐出エネルギー発生素子を駆動するドライバであり、駆動タイミングを制御するタイミング設定部等を有する。
【0032】
206はカセット部のピックアップローラ26を回転させるための不図示の給紙モータ207を駆動するドライバ、208はペーパーフィードローラ11を回転させるペーパーフィードモータ16を駆動するドライバ、210はキャリッジ7をスキャンさせるためのキャリッジモータ9を駆動するドライバ、212はパージモータ18を駆動するドライバである。
【0033】
次に記録動作について、図5のフローチャートを用いて説明する。
【0034】
STEP1で、記録装置の電源をONにする。STEP2で記録したいファイルをオープンし、印刷設定画面で各ページごとに被記録媒体を選択する。なお、すべて同じ媒体でよければ一括指定可能であるし、複数ページを一度に同じ媒体設定にすることもできる。STEP3で記録命令を送る。STEP4で1ページ目に指定した媒体の存在する媒体収納部から被記録媒体が給紙され、ペーパーフィードモータも駆動される。STEP5で、ペーパーエンドセンサがONなら、所定量搬送して記録開始位置で停止する(STEP6)。OFFなら紙ジャムエラーと判断し、エラー表示を行う。ここでキャリッジ7をスキャンしつつインクジェットヘッド6よりインクを吐出して1行分記録を行う(STEP7)。これで、1ページ分の記録が終了なら(STEP8)、排紙し(STEP10)、終了でないなら、1行分の紙送りを行って(STEP9)、同様に記録を繰り返す。排紙終了後、2ページ目を記録するなら、STEP4より繰り返し(STEP11)、記録終了なら、キャリッジ7がパージユニット17上の位置に戻って記録動作終了となる(STEP12)。
【0035】
(他の実施例)
(第2の実施例)
実施例1では、ページごとの記録すべき内容に応じて、被記録媒体をユーザが選択して記録を行った。本実施例では、記録信号の内容によって自動的に被記録媒体をシステムで判断して選択する。一般に文字情報は文字コードとしてアプリケーションからプリンタドライバに送られ、画像データは画素の集合データとして送られるので両者を区別可能である。このように文字と画像情報が判別可能なことを利用し、例えば、画像の記録データが送られた場合には、光沢紙を自動的に給紙して記録し、テキストデータの場合は普通紙を給紙して記録するような制御手段を有するシステム構成とする。
【0036】
本実施例ではユーザが内容を判断して被記録媒体を指示しなくても品位の高い記録物が得られるという利点がある。
【0037】
さらに、画像とテキストの混在するページであっても、あらかじめそれらのデータの比率に応じてどの被記録媒体を選択するのかを決め、初期前提しておくことにより、ユーザが望む画像品位レベルで記録を行える。
【0038】
(第3の実施例)
実施例1では各被記録媒体収納部に入っている被記録媒体をユーザがあらかじめ初期設定する必要があったが、本実施例はこの手間をなくすものである。
【0039】
すなわち、収納部には給紙時の斜行を防止するため被記録媒体の側面及び後端に突き当てるスライド式あるいははめ込み式のガイドが設けられるのが一般的である。これらガイドの位置を検知する光学センサを設けておけば、各収納部にどんなサイズの媒体が入っているかがわかる。
【0040】
この検知データと、ユーザが指定したページごとの媒体情報から、適切な媒体を給紙して記録できる。また、各収納部の媒体を入れ替えた場合なども、初期設定を自動的に変更するので、設定変更し忘れによる記録の失敗をなくすことができる。
【0041】
さらに、被記録媒体の裏面に媒体種を記録するバーコード等のマーキングを設けておき、収納部内に設けた読み取り手段でそのマーキングを読み取って、媒体の種類を判別することにより、媒体のサイズと種類を両方判別でき、完全に初期設定が不必要になる。
【0042】
【発明の効果】
以上説明した様に、第1の発明においては、被記録媒体を複数枚収納可能な複数の被記録媒体収納部と、これら各被記録媒体収納部内の被記録媒体を給送する給送手段と、給送手段により給送された被記録媒体上に記録を行う記録手段と、記録に使用する被記録媒体の収納された収納部をホスト上でページごとに指定可能なプリンタドライバと、前記プリンタドライバの指定に基づき、複数の被記録媒体収納部から選択的に被記録媒体を給送するよう制御する制御手段を設けることにより、ページごとに被記録媒体収納部を選択して記録することが可能である。例えば、テキスト記録はコストの安い普通紙に、写真画像は発色性に優れて見栄えのいいコート紙に記録したり、サイズの異なる被記録媒体を交互に記録したりできる。
【0043】
すなわち、記録内容に応じて被記録媒体を選択する自由度の高い記録システムを実現できる。
【0044】
第2の発明においては、被記録媒体を複数枚収納可能な複数の被記録媒体収納部と、これら各被記録媒体収納部内の被記録媒体を給送する給送手段と、給送手段により給送された被記録媒体上に記録を行う記録手段と、あらかじめ被記録媒体収納部に収納されている被記録媒体の種類及びサイズを指定でき、ホスト上で被記録媒体の種類及びサイズをページごとに指定可能なプリンタドライバと、前記プリンタドライバの指定に基づき、複数の被記録媒体収納部から選択的に被記録媒体を給送するよう制御する制御手段を設けることにより、複数の被記録媒体収納部のそれぞれに入れた被記録媒体の種類とサイズを登録し、ページごとにこれらの被記録媒体を選択して記録することができる被記録媒体を選択する自由度の高い記録システムを実現できる。
【0045】
第3の発明においては、前記プリンタドライバが被記録媒体の種類及びサイズの指定に応じて最適な印字モードを自動設定することにより、ページごとにどのような被記録媒体を選択しても、最適化された記録を行え、被記録媒体を選択する自由度が高くかつ容易に高い画質を得られる記録システムを実現できる。
【0046】
第4の発明においては、記録手段はインクジェットヘッドからインクを被記録媒体上に吐出して記録を行うインクジェット記録装置であり、前記プリンタドライバによる被記録媒体の種類及びサイズの指定に応じた最適なインク吐出量や吐出回数を自動設定することにより、ページごとにどのような被記録媒体を選択しても、最適化された吐出量や吐出回数で記録し、被記録媒体を選択する自由度が高くかつ容易に高い画質を得られる記録システムを実現できる。
【0047】
第5の発明においては、被記録媒体を複数枚収納可能な複数の被記録媒体収納部と、これら各被記録媒体収納部内の被記録媒体を給送する給送手段と、給送手段により給送された被記録媒体上に記録を行う記録手段と、前記複数の被記録媒体収納部に収納されている被記録媒体の種類あるいはサイズを検知する手段と、ホスト上で被記録媒体の種類及びサイズをページごとに指定可能なプリンタドライバと、前記プリンタドライバの指定と前記検知手段の検知結果に基づき、複数の被記録媒体収納部から選択的に被記録媒体を給送するよう制御する制御手段を設けることにより、被記録媒体の種類とサイズを登録する必要がなく被記録媒体種を自動認識し、ページごとにこれらの被記録媒体を選択をして記録することができる被記録媒体選択の自由度の高い記録システムを実現できる。
【0048】
第6の発明においては、記録に使用する被記録媒体の収納された収納部または被記録媒体の種類及びサイズをページごとに指定する際、ページごとの内容を画面に一覧表示させてページ内容を見ながら指定可能としたことにより、ユーザは画面を見てページ内容を確認しながら被記録媒体を選択できる。従って、被記録媒体選択の自由度の高さと操作性を両立した記録システムを実現できる。
【0049】
第7の発明においては、被記録媒体を複数枚収納可能な複数の被記録媒体収納部と、これら各被記録媒体収納部内の被記録媒体を給送する給送手段と、給送手段により給送された被記録媒体上に記録を行う記録手段と、あらかじめ記録内容に応じた被記録媒体種を指定できるプリンタドライバと、前記プリンタドライバの指定に基づき、複数の被記録媒体収納部から記録内容に応じて被記録媒体をページごとに自動選択して給送するよう制御する制御手段を有することにより、ページ内の記録内容が例えばテキストか画像かを判断し、それぞれに適した被記録媒体を自動的に給紙して記録することができる。
【0050】
すなわち、被記録媒体選択の作業も必要なく、かつ記録内容に応じた最適の用紙に自動的に記録して出力する操作性に優れた記録システムを実現できる。
【0051】
第8の発明においては、前記プリンタドライバがテキスト記録及び画像記録それぞれに応じた被記録媒体を指定可能であるので、テキスト記録はランニングコストの安い普通紙で、画像は画質を優先してコート紙に記録する等の自動給送・記録ができ、コストパフォーマンスに優れた記録システムを実現できる。
【0052】
第9の発明においては、1ページ内のテキスト部分と画像部分の比率に応じて、被記録媒体を自動選択して給送するので、画像部分が比較的少なく小さい画像しか含まれない場合には普通紙や低コストのコート紙、大きな画像が含まれ画質を重視する必要があると判断された場合は、発色性が良く写真調の記録が可能で厚手のヘビーコート紙やフィルムを選択して自動給紙・記録するので、コストパフォーマンスに優れた記録システムを実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例の記録装置を表す斜視図
【図2】第1の実施例の給紙部周辺断面図(シートフィーダ給紙)
【図3】第1の実施例の給紙部周辺断面図(カセット給紙)
【図4】第1の実施例の制御系の構成例を示すブロック図
【図5】第1の実施例の動作を示すフローチャート
【符号の説明】
1 シートフィーダユニット
2 上段カセット
3 下段カセット
6 インクジェットヘッド
11 ペーパーフィードローラ

Claims (9)

  1. 被記録媒体を複数枚収納可能な複数の被記録媒体収納部と、これら各被記録媒体収納部内の被記録媒体を給送する給送手段と、給送手段により給送された被記録媒体上に記録を行う記録手段と、記録に使用する被記録媒体の収納された収納部をホスト上でページごとに指定可能なプリンタドライバと、前記プリンタドライバの指定に基づき、複数の被記録媒体収納部から選択的に被記録媒体を給送するよう制御する制御手段を有することを特徴とする記録システム。
  2. 被記録媒体を複数枚収納可能な複数の被記録媒体収納部と、これら各被記録媒体収納部内の被記録媒体を給送する給送手段と、給送手段により給送された被記録媒体上に記録を行う記録手段と、あらかじめ被記録媒体収納部に収納されている被記録媒体の種類及びサイズを指定でき、ホスト上で被記録媒体の種類及びサイズをページごとに指定可能なプリンタドライバと、前記プリンタドライバの指定に基づき、複数の被記録媒体収納部から選択的に被記録媒体を給送するよう制御する制御手段を有することを特徴とする記録システム。
  3. 前記プリンタドライバは被記録媒体の種類及びサイズの指定に応じて最適な印字モードを自動設定する請求項2の記録システム。
  4. 前記記録手段はインクジェットヘッドからインクを被記録媒体上に吐出して記録を行うインクジェット記録装置であり、前記プリンタドライバによる被記録媒体の種類及びサイズの指定に応じた最適なインク吐出量や吐出回数を自動設定する請求項3の記録システム。
  5. 被記録媒体を複数枚収納可能な複数の被記録媒体収納部と、これら各被記録媒体収納部内の被記録媒体を給送する給送手段と、給送手段により給送された被記録媒体上に記録を行う記録手段と、前記複数の被記録媒体収納部に収納されている被記録媒体の種類あるいはサイズを検知する手段と、ホスト上で被記録媒体の種類及びサイズをページごとに指定可能なプリンタドライバと、前記プリンタドライバの指定と前記検知手段の検知結果に基づき、複数の被記録媒体収納部から選択的に被記録媒体を給送するよう制御する制御手段を有することを特徴とする記録システム。
  6. 記録に使用する被記録媒体の収納された収納部または被記録媒体の種類及びサイズをページごとに指定する際、ページごとの内容を画面に一覧表示させてページ内容を見ながら指定可能としたことを特徴とする請求項1〜5の記録システム。
  7. 被記録媒体を複数枚収納可能な複数の被記録媒体収納部と、これら各被記録媒体収納部内の被記録媒体を給送する給送手段と、給送手段により給送された被記録媒体上に記録を行う記録手段と、あらかじめ記録内容に応じた被記録媒体種を指定できるプリンタドライバと、前記プリンタドライバの指定に基づき、複数の被記録媒体収納部から記録内容に応じて被記録媒体をページごとに自動選択して給送するよう制御する制御手段を有することを特徴とする記録システム。
  8. 前記プリンタドライバはテキスト記録及び画像記録それぞれに応じた被記録媒体を指定可能である請求項7の記録システム。
  9. 1ページ内のテキスト部分と画像部分の比率に応じて、被記録媒体を自動選択して給送する請求項7の記録システム。
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