JP2005000919A - 自動洗濯機の回転槽を洗浄する方法、装置及び洗浄作業自動車 - Google Patents

自動洗濯機の回転槽を洗浄する方法、装置及び洗浄作業自動車 Download PDF

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尚弘 谷口
Hideyuki Anraku
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Abstract

【課題】
自動洗濯機の回転槽の洗浄を短時間で効率よく行うことができる回転槽用洗浄装置を提供する。
【解決手段】
回転槽用洗浄装置は、飛散防止容器(1)と、回転槽を回転可能に保持する保持装置(2)と、保持装置(2)の回転槽保持部を回転させる駆動装置(3)と、回転槽に洗浄液を噴射し洗浄する噴射ノズル(4)と、噴射ノズル(4)を移動させるノズル移動装置(5)と、洗浄液を噴射ノズル(4)へ送る洗浄液供給装置とを備えている。噴射ノズル(4)は、保持された回転槽の底部側へ移動したとき、底部へ向けて噴射方向を変えることができる。ノズル移動装置(5)は、移動する噴射ノズル(4)を案内する案内部材(50)と、案内部材(50)に沿うよう設けてあるボールネジ(51)を有している。噴射ノズル(4)はボールネジ(51)のナット部材側に固定してあり、ネジ軸部材に沿って往復移動できる。ネジ軸部材はカバー部材(55,55a)で常時被覆できるよう構成されている。
【選択図】 図2

Description

本発明は自動洗濯機の回転槽を洗浄する方法、装置及び洗浄作業自動車に関するものである。更に詳しくは、自動洗濯機に備えてある回転槽の表面(主に外周面側)に付着した汚れや黴等の洗浄を自動化して短時間で効率よくできるようにし、並行して洗濯機本体の洗浄を行うことができるようにして効率化を図ったものに関する。
自動洗濯機の回転槽は、洗濯をする槽と脱水をする槽を兼ねており、使用時には外周面側も濡れる構造となっている。また、回転槽を収容するための外箱(キャビネット)の内壁と回転槽の周壁の間には空間部が設けられているが、特に脱水時に水漏れがないように、ほぼ密閉構造となっており、通気性がよくない。
このため、外箱の内壁面と回転槽の周壁面には汚れが付着するばかりでなく黴が発生しやすいが、この部分はほとんど洗浄することもないので、数ヶ月程度使用しただけでもおびただしい汚れや黴が付着していることがある。更に、この黴は洗濯しているときに衣類やタオル等に付着すると、使用する人の健康を害するおそれもある。
近年、このような洗濯機内の黴が健康を害する危険性について関心が高まってきており、自動洗濯機の回転槽を取り外して、洗濯機内の洗浄を行うサービス業も出現している。
上記従来の洗濯機内の洗浄を行うサービスは、洗濯機の分解から回転槽を含む内部の洗浄、組み立てまでを、すべて手作業で行っていた。この作業において、特に回転槽は表面の凹凸が多く汚れや黴の付着がひどいので、その洗浄作業には大変な時間がかかっていた。このため、洗濯機の分解から回転槽を含む内部の洗浄、組み立てまでには相当の時間を要し作業の効率が極めて悪いので、限られた時間内で多数洗浄処理することができなかった。
(本発明の目的)
本発明は、自動洗濯機に備えてある回転槽の表面(主に外周面側)に付着した汚れや黴等の洗浄を自動化して短時間で効率よくできるようにし、並行して洗濯機本体の洗浄を行うことができるようにして効率化を図った、自動洗濯機の回転槽を洗浄する方法、装置及び洗浄作業自動車を提供することを目的とするものである。
上記目的を達成するために講じた本発明の手段は次のとおりである。
第1の発明にあっては、
自動洗濯機から取り外した回転槽を保持して回転させ、回転槽の表面に洗浄液を噴射して洗浄することを特徴とする、
自動洗濯機の回転槽の洗浄方法である。
第2の発明にあっては、
自動洗濯機から取り外した回転槽を飛散防止手段の内部で保持し、回転槽の中心軸線を回転中心として回転させ、回転槽の表面に、移動する噴射ノズルから洗浄液を噴射して洗浄することを特徴とする、
自動洗濯機の回転槽の洗浄方法である。
第3の発明にあっては、
外部へ洗浄液が飛散しないようにする飛散防止手段と、
飛散防止手段の内部に設けられ、回転槽を保持し回転させる保持回転手段と、
回転する回転槽に洗浄液を噴射し洗浄する洗浄手段と、
を備えていることを特徴とする、
自動洗濯機の回転槽用洗浄装置である。
第4の発明にあっては、
外部に洗浄液が飛散しないようにする開閉可能な飛散防止容器と、
飛散防止容器内に設けられ、回転槽を回転可能に保持する保持装置と、
保持装置の回転槽保持部を回転させる駆動装置と、
回転する回転槽に洗浄液を噴射し洗浄する噴射ノズルと、
噴射ノズルを移動させるノズル移動装置と、
洗浄液を噴射ノズルへ送る洗浄液供給装置と、
を備えていることを特徴とする、
自動洗濯機の回転槽用洗浄装置である。
第5の発明にあっては、
噴射ノズルは、噴射口と保持された回転槽との距離を調整できるよう進退可能に構成されていることを特徴とする、
第4の発明に係る自動洗濯機の回転槽用洗浄装置である。
第6の発明にあっては、
噴射ノズルは、保持された回転槽の底部側へ移動したとき、底部へ向けて噴射方向を変えるよう構成されていることを特徴とする、
第4または第5の発明に係る自動洗濯機の回転槽用洗浄装置である。
第7の発明にあっては、
保持装置は、回転軸に設けられ回転槽の開口部側を固定するチャック部と、回転槽の底部に設けてある中心孔を軸支する心部を有していることを特徴とする、
第4、第5または第6の発明に係る自動洗濯機の回転槽用洗浄装置である。
第8の発明にあっては、
ノズル移動装置は、移動する噴射ノズルを案内する案内部材と、案内部材に沿うよう設けてあるボールネジを有しており、噴射ノズルはボールネジのナット部材側に固定してあり、案内部材及びボールネジのネジ軸部材に沿って往復移動できるよう構成されていることを特徴とする、
第4、第5、第6または第7の発明に係る自動洗濯機の回転槽用洗浄装置である。
第9の発明にあっては、
ボールネジのネジ軸部材は、ナット部材の移動に関わらず、カバー部材で常時被覆できるよう構成されていることを特徴とする、
第8の発明に係る自動洗濯機の回転槽用洗浄装置である。
第10の発明にあっては、
飛散防止容器に内部を見るための窓部が設けてあることを特徴とする、
第4、第5、第6、第7または第8の発明に係る自動洗濯機の回転槽用洗浄装置である。
第11の発明にあっては、
自動車に、第3、第4、第5、第6、第7、第8、第9または第10の発明に係る自動洗濯機の回転槽用洗浄装置を備えていることを特徴とする、
洗浄作業自動車である。
第12の発明にあっては、
自動洗濯機の回転槽用洗浄装置に使用する洗浄装置であって、
噴射ノズルとノズル移動装置を備えており、
ノズル移動装置は、移動する噴射ノズルを案内する案内部材と、案内部材に沿うよう設けてあるボールネジを有しており、噴射ノズルはボールネジのナット部材側に固定してあり、案内部材及びボールネジのネジ軸部材に沿って往復移動できるよう構成されていることを特徴とする、
自動洗濯機の回転槽用洗浄装置に使用する洗浄装置である。
第13の発明にあっては、
噴射ノズルは、保持された回転槽の底部側へ移動したとき、底部へ向けて噴射方向を変えるよう構成されていることを特徴とする、
第12の発明に係る自動洗濯機の回転槽用洗浄装置に使用する洗浄装置である。
飛散防止手段は、洗浄の際に洗浄液が周囲に飛散しなければ、その構造は特に限定されない。例えば、飛散防止容器のように容器状でもよいし、テント状のもの、カーテン状のもの等でもよい。
洗浄液供給装置から送られる洗浄液は、単なる水でもよいし、洗剤や殺菌剤を含む溶液でもよい。また、最初は洗剤溶液(または水)で洗浄し、その後で殺菌溶液で殺菌する等の洗浄方法も採用できるように、洗剤溶液(または水)と殺菌溶液を切り替えることができるようにしてもよい。
噴射ノズルを進退可能にする構造は特に限定するものではない。例えば、噴射ノズルを部材で挟持し、挟持を緩めて動かし、締め付けて固定する構造、または、噴射ノズルにネジ部を設け、ネジ部に螺合したナットの位置が変わらないように設けて、ナットを回すことにより噴射ノズルを進退させる構造等であるが、他の公知構造を採用することもできる。
噴射ノズルを回転槽の底部へ向けて噴射方向を変える構造は特に限定するものでない。例えば、噴射方向を変えることができるよう噴射ノズルを回動可能に設けておき、かつ常態においては回転槽の側部へ向くようにしておき、噴射ノズルが回転槽の底部側へきたときに停止部材等に当たって首を振るようにした構造、または、噴射ノズルの位置を目で確認しながら手動操作で噴射方向を変えるようにした構造、更には、移動中において常時首を振って噴射方向を変えるようにした構造等である。
チャック部は、複数の爪部が連動し一度に調整できる連動式であってもよいし、それぞれ単独で調整する単動式であってもよい。
心部は、回転槽の槽底部に設けてある中心孔に挿入して回転可能に軸支する構造であるが、この構造に限定はしない。
心部とチャック部の間隔は、大きさの異なる回転槽に対応できるように調整できるのが望ましいが、限定はしない。
ボールネジのネジ軸部材を被覆するカバー部材は、ナット部材の移動に関わらず常時被覆できるものであれば、その素材や構造は限定しない。例えば、ゴムでチューブ状や蛇腹状に形成され、伸縮可能な構造のもの等である。
本明細書にいう「ボールネジ」の用語は、本来の「ネジ軸とナットがねじ状の空間を転がるようにした球を介して結合されたもの」の意味の他、単に長ボルト状の回転可能なネジ軸部材とナット部材で構成されたものを含む概念で使用している。
(作用)
本発明に係る自動洗濯機の回転槽用洗浄装置は次のように作用する。
自動洗濯機から取り外した回転槽を飛散防止容器(飛散防止手段)内に設けてある保持装置(保持回転手段)の回転槽保持部によって保持する。
駆動装置(保持回転手段)により回転槽保持部を回転させる。
洗浄液供給装置により洗浄液を噴射ノズル(洗浄手段)へ送り、ノズル移動装置(洗浄手段)によって噴射ノズルを移動させながら、回転している回転槽の表面(例えば外周面)に洗浄液を噴射する。
これにより、回転槽の表面に付着している汚れや黴が洗浄液の圧力で取り除かれ、回転槽は洗浄される。
噴射ノズルは、噴射口と回転槽との距離を調整できるよう進退可能に構成されているものは、その距離を、洗浄する回転槽の直径に合わせて、噴射口から噴射される洗浄液の圧力が最も効果的に作用する距離に設定できる。
噴射ノズルは、回転槽の底部側へ移動したとき、底部へ向けて噴射方向を変えるよう構成されているものは、側部とはほぼ直角を成し、側部と同じ噴射方向では洗浄が困難な底部を効果的に洗浄することが可能になる。
保持装置は、回転軸に設けられ回転槽の開口部側を固定するチャック部と、回転槽の槽底部に設けてある中心孔を軸支する心部を有しているものは、回転槽の中心軸線を回転中心として回転させることができるよう保持することができる。
ノズル移動装置は、移動する噴射ノズルを案内する案内部材と、案内部材に沿うよう設けてあるボールネジを有しており、噴射ノズルはボールネジのナット部材側に固定してあり、案内部材に沿って往復移動できるよう構成されているものは、噴射ノズルを案内部材とボールネジの雄ネジ部の二点で支えることができるので、方向が定まりズレが生じにくい。
また、噴射ノズルを往復させて繰り返し洗浄できるので、回転槽をより確実に洗浄することが可能になる。
ボールネジのネジ軸部材は、ナット部材の移動に関わらず、カバー部材で常時被覆できるよう構成されているものは、回転槽を洗浄するときに飛散する汚れや黴がナット部材とネジ軸部材の間に噛み込むことがなく、安定した運転が可能になる。
飛散防止容器に内部を見るための窓部が設けてあるものは、洗浄中の回転槽や噴射ノズルの状態を窓部から確認できる。
本発明に係る洗浄作業自動車によれば、回転槽用洗浄装置を容易に移動させることができるので、例えば洗浄作業自動車で一般の家庭に出向いて、庭や駐車場等で洗浄作業を行うことが可能になり、サービスの展開がしやすくなる。
本発明は上記構成を備え、次の効果を有する。
(a)本発明に係る回転槽用洗浄装置によれば、回転槽の表面に付着している汚れや黴を洗浄液の圧力で取り除くことができ、洗浄を自動化して短時間で効率よく行うことができる。また、回転槽の洗浄と並行して作業者が洗濯機本体の洗浄を行うことができるので、自動洗濯機の洗浄作業の効率化を図ることができる。
(b)噴射ノズルは、噴射口と回転槽との距離を調整できるよう進退可能に構成されているものは、その距離を、洗浄する回転槽の直径に合わせて、噴射口から噴射される洗浄液の圧力が最も効果的に作用する距離に設定できる。
(c)噴射ノズルは、回転槽の底部側へ移動したとき、底部へ向けて噴射方向を変えるよう構成されているものは、側部とはほぼ直角を成し、側部と同じ噴射方向では洗浄が困難な底部を効果的に洗浄することが可能になる。
(d)保持装置は、回転軸に設けられ回転槽の開口部側を固定するチャック部と、回転槽の槽底部に設けてある中心孔を軸支する心部を有しているものは、回転槽の中心軸線を回転中心として回転させることができるよう保持することができる。
(e)ノズル移動装置は、移動する噴射ノズルを案内する案内部材と、案内部材に沿うよう設けてあるボールネジを有しており、噴射ノズルはボールネジのナット部材側に固定してあり、案内部材に沿って往復移動できるよう構成されているものは、噴射ノズルを案内部材とボールネジの雄ネジ部の二点で支えることができるので、方向が定まりズレが生じにくい。
また、噴射ノズルを往復させて繰り返し洗浄できるので、回転槽をより確実に洗浄することが可能になる。
(f)ボールネジのネジ軸部材は、ナット部材の移動に関わらず、カバー部材で常時被覆できるよう構成されているものは、回転槽を洗浄するときに飛散する汚れや黴がナット部材とネジ軸部材の間に噛み込むことがなく、安定した運転が可能になる。
(g)飛散防止容器に内部を見るための窓部が設けてあるものは、洗浄中の回転槽や噴射ノズルの状態を窓部から確認できる。
(h)本発明に係る洗浄作業自動車によれば、回転槽用洗浄装置を容易に移動させることができるので、例えば洗浄作業自動車で一般の家庭に出向いて、庭や駐車場等で洗浄作業を行うことが可能になり、サービスの展開がしやすくなる。
本発明を図面に示した実施の形態に基づき更に詳細に説明する。
図1は本発明に係る回転槽用洗浄装置の概略説明図、
図2は回転槽用洗浄装置の洗浄機の構造を示し、蓋体を開けた状態の斜視説明図、
図3はチャック部の構造を示す斜視説明図、
図4は心部の構造を示す斜視説明図、
図5は移動装置と噴射ノズルの構造を示す斜視説明図、
図6は移動装置の一端部の構造と噴射ノズルの動きを示す説明図で、(a)は正面視説明図、(b)は平面視説明図である。なお、図6では一端側のみ表し、反対側の図示は省略している。
本実施の形態に示す回転槽用洗浄装置Aは、図1に示すように、洗浄機Wと、洗浄機Wに洗浄水を送る洗浄液供給装置6と、噴射ガン7及び発電機8により構成されている。
回転槽用洗浄装置Aは、後の作用の説明で詳述するが、自動洗濯機から取り外した回転槽(ドラムともいう)9を飛散防止容器1内で回転させながら、表面に洗浄水を噴射して、その水圧で汚れや黴を除去し洗浄するものである。なお、噴射ガン7を備えない構造とすることもできる。
上記各部について詳細に説明する。
(洗浄機W)
図2を参照する。
洗浄機Wは、外部に洗浄液が飛散しないようにする開閉可能な飛散防止容器1と、飛散防止容器1内に設けられ回転槽を回転可能に保持する保持装置2と、保持装置2の回転槽保持部を回転させる駆動装置3と、回転する回転槽に洗浄液を噴射し洗浄する噴射ノズル4と、噴射ノズル4を移動させるノズル移動装置5とを備えている。
なお、後述するように、本実施の形態では保持装置2とノズル移動装置5は別体に構成されて、別々に飛散防止容器1に固定されているが、製造を容易にするために、例えば同じフレームに一体に作り付け、飛散防止容器1に一度に固定する構成とすることもできる。
(飛散防止容器1)
飛散防止容器1は、表面を塗装したFRP(fiber(glass) reinforced plastic :繊維強化プラスチック)製である。なお、飛散防止容器の材料としては、洗浄液を遮ることができるものであれば特に限定するものではなく、金属、合成樹脂、布、木あるいはこれらの複合材等を採用することもできる。
飛散防止容器1は、容器本体10と蓋体11を有している。容器本体10は、四面の側板12、13、14、15と、ほぼ長方形の底板16で構成されている。容器本体10は上部が開口しており、側板12、13、14、15は底板16側へ向けやや窄まるよう形成されている。各側板12、13、14、15の上縁部で構成される開口部100縁部には、全周にわたりゴム製のパッキン17が取り付けてある。
なお、容器本体10の底部(図2において左側)には排水口103が設けられている。排水口103には排水管104が接続されている。
容器本体10の側板14の上縁部には、開口部100を開閉するための蓋体11がヒンジ101によって回動可能に取り付けてある。蓋体11は、片側に設けてある折り畳み式のステー102によって、図2に示す開き角度で停止させることができるようにしてある。
蓋体11は上方へ向けやや窄まるように形成されている。また、蓋体11の下縁部には、全周にわたりゴム製のパッキン18が取り付けてある。飛散防止容器1は、蓋体11を閉じてパッキン17、18が密着することによって、洗浄水が外部へ飛散することを防止できる。
なお、符号19は内部を見るために透明なプラスチック板を嵌め込んで設けた窓部である。窓部19は、横長の長方形状に形成されており、内部において保持される回転槽9を全長にわたり見ることができるようにしてある。
(保持装置2)
保持装置2は、容器本体10の内部に設けてある。保持装置2は長方形状に枠組みされた台フレーム20を有している。台フレーム20の一端側(図2において左側)には、所要間隔で二箇所に軸受部材21、21aが立設してある。また、台フレーム20の他端側には、一箇所に軸受部材21bが立設してある。軸受部材21、21a、21bは下部側が横へ拡がり、両側には補強部が直角に設けられた構造である。
軸受部材21、21aの上部には、回転軸22が水平に軸支してある。内側の軸受部材21aには貫通した軸受孔(図示省略)に孔を合わせるようにして軸受管210(図7に図示)が水平に固着してある。また、外側の軸受管21には貫通した軸受孔(図示省略)が設けてあり、回転軸22はこの軸受孔と軸受管210(軸受孔含む)を貫通して軸支されている。なお、軸受管210には、ボールベアリング(図示省略)が内蔵されており、回転軸22の回転を円滑にし耐久性を確保している。
回転軸22の内側端部(軸受部材21aの更に内側)には、ディスク23が中心部に回転軸22を貫通させて固着してある。
また、回転軸22のうち軸受部材21、21aの間には、プーリー24が回転軸22を貫通させて固着してある。
(駆動装置3)
プーリー24は、駆動装置3を構成するモータ30により駆動される。モータ30は上記した発電機8を電源として運転される。モータ30は防水ケース31に収容されており、防水ケース31は容器本体10の側板15の上部に固定してある。プーリー24と、モータ30の回転軸に固着してあるプーリー32間にはベルト33が回し掛けてあり、プーリー24及びディスク23はモータ30の駆動により回転する。
なお、モータ30は、後で詳述するように、併せてノズル移動装置5のボールネジ51を構成するネジ軸部材510を回転させる。
ディスク23には、軸周方向へ等間隔でそれぞれ直角を成して四箇所に案内溝230が設けてある。各案内溝230はディスク23を表裏に貫通して直径線方向へ設けてあり、ディスク23の半径よりやや短く設定されている。各案内溝230には、案内溝230に沿って移動調整可能に調整体231が設けてある。調整体231は、ディスク23の外面側にある締付具232を緩めることにより移動でき、締め付けることによってディスク23に固定できる。
図3を主に参照する。
調整体231の外端側には、内方へ向け(側板13側へ向け)突出して係止爪部25が設けてある。係止爪部25は、金属製の芯材250と、その外周部に巻着してある緩衝体251により構成されている。また、各案内溝230の両側には、四箇所の調整体231の位置を合わせる目安となる目盛233が設けてある。更には、各案内溝230の間の四箇所には、ゴム製シートで形成された扇形の緩衝体234が接着剤で張設されている。
なお、上記ディスク23、各案内溝230、各調整体231、各係止爪部25を含みチャック部Dが構成されている。
図4を主に参照する。
軸受部材21bの上部には、貫通した軸受孔(図示省略)に孔を合わせるようにして軸受管211が水平に固着してある。軸受管211には、調整軸ボルト26が回転可能に挿通してある。なお、軸受管211には、ボールベアリング(図示省略)が内蔵されており、調整軸ボルト26の回転を円滑にし耐久性を確保している。
調整軸ボルト26の先端側(図4で左側)には、円板状の嵌合体260が固着してある。嵌合体260は、回転槽9の槽底部に設けてある中心孔90(図7に図示)に嵌め入れて固定するものである。調整軸ボルト26のうち、嵌合体260と軸受部材21bの間には、調整軸ボルト26の位置決め用のナット261が螺合してある。また、調整軸ボルト26の外端側には、外側から順に位置決め用のナット262、同じく蝶ナット263が螺合してある。
調整軸ボルト26の進退位置すなわち嵌合体260の進退位置は、調整軸ボルト26を適当な位置にスライドさせ、その位置でナット261を軸受部材21b側に移動するように回してほぼ当接させ、更に蝶ナット263とナット262を軸受管211側に移動するように回してほぼ当接させて決められる。
なお、上記調整軸ボルト26、嵌合体260を含み心部Eが構成されている。
(ノズル移動装置5)
図2、図5、図6を主に参照する。
ノズル移動装置5は、保持された回転槽9の表面(外周面)に沿って軸心方向に噴射ノズル4を移動させるものである。ノズル移動装置5は、棒状(ロッド状)の案内部材50と、ボールネジ51と、案内部材50に沿って移動し、噴射ノズル4を取り付ける移動体52を備えている。
案内部材50とボールネジ51は、容器本体10の背面側の側板14両側に固定してある支持具53間に架設されている。案内部材50とボールネジ51は上下に位置するよう設けられ、一方側(図2において右側)の支持具53の案内部材50とボールネジ51の間には、左方へ向け水平に板状のストッパー59が設けてある。
ストッパー59の先端部は正面側へ折れ曲がって形成してある。ストッパー59は、後述するように移動してきた噴射ノズル4に当たって噴射ノズル4を回動させ、噴射方向を回転槽9の底部方向へ変えるものである。
案内部材50は、金属製のロッドで形成されており、各支持具53の下部に設けてある受孔530に両端側をスライド可能に挿通してある。
案内部材50は、付勢体(例えばコイルバネ:図示省略)によって所定の位置(図6(a)に示す位置)に収まるようにしてある。案内部材50は、この付勢体の付勢力に抗して一定の範囲内で両方向にスライド可能であり、外力が解除されれば元の位置に収まるようになっている。
案内部材50の両端部には、リミットスイッチ54のレバー540を通す挿通口500が設けてある。リミットスイッチ54は、案内部材50が収まった所定の位置(外力が実質的に作用しない状態で停止する位置)でスイッチが切れるように位置設定(支持具53の外側において)がされており、側板14に固定されている。なお、リミットスイッチ54は図では示していないが他方の支持具53の外側にも同様に設けてある。
また、案内部材50の両側(各支持具53より内側)には、移動体52を接触によって感知する感知具501が固着してある。
ボールネジ51は、回転するネジ軸部材510と、ネジ軸部材510に沿って移動するナット部材511により構成されている。
ネジ軸部材510は、各支持具53の上部間に軸受512によって回転可能に軸支されている。また、ネジ軸部材510は上記案内部材50と平行に設けてある。
ネジ軸部材510の一端部(図2において左側)には、プーリー57が固着してある。プーリー57と、上記モータ30の回転軸に固着してあるプーリー32間にはベルト58が回し掛けてあり、ボールネジ51のネジ軸部材510はモータ30の駆動により回転する。
ナット部材511は、移動体52の上部側に内蔵してある。移動体52は、ナット部材511にネジ軸部材510を螺合させ、下部に貫通して設けられた挿通孔520に案内部材50を挿通して取り付けてある。
また、ネジ軸部材510には、移動体52の両側にカバー部材55、55aが被せてある。カバー部材55、55aは、ゴム製の蛇腹状であり、伸縮自在である。カバー部材55、55aは、それぞれ両端部を移動体52と支持具53に固定してある。これにより、移動体52が移動してもカバー部材55、55aは伸縮して常時ネジ軸部材510を全長にわたり被覆している。
移動体52の上部には、正面側へ向けて下り傾斜した取付面521が設けてある。取付面521には、噴射ノズル4を保持するためのホルダ56が取付面521に沿って回動可能に取り付けてある。すなわち、下部の座板560を軸ピン561で取り付けて回動可能としている。
なお、ホルダ56は図5に示すようにネジ軸部材510と直角となる方向から矢印a方向に一定範囲で回動可能であり、付勢体(図示省略)によって矢印a方向と逆方向に付勢されている。これにより、噴射ノズル4は、常態ではネジ軸部材510と直角となる方向で停止している。
ホルダ56は、座板560の上部に設けてある外枠板562を有している。外枠板562は、噴射ノズル4の首部40を通す部分であり、四角筒の上部の中央部分を全長にわたり切り欠いた形状を有している。この切り欠き部分は両縁部が係止部562aとなっており、噴射ノズル4の首部40を入れ込むことができる幅に形成してある。
外枠板562の内部の上部側には、上板563と押圧部材564を上下に重ねて収容してある。上板563は内部側から両係止部562aに当たるようにしてあり、中央部に貫通して螺合してある押しネジ565によって押圧部材564を下方へ押し下げ、首部40を挟持して噴射ノズル4を固定できるようになっている。首部40の後部には、送水管42が接続してある。
送水管42は、容器本体10の側板13の下部に設けてある切替バルブ66に内部側から接続されている。なお、切替バルブ66には、後で説明するポンプ61から延長された送水管62が外部側から接続されている。送水管42はゴム製で、洗浄水の高圧に十分に耐える強度と、噴射ノズル4の移動を邪魔しない柔軟性を有している
噴射ノズル4は上記したように首部40を固定してホルダ56に取り付けられる。なお、首部40はやや長く形成してあり、押しネジ565を回して挟持を緩めることによって首部40をスライドさせることができる。これにより、噴射ノズル4の噴射口41と保持される回転槽9の表面との距離を調整でき、洗浄する回転槽9の直径に合わせて、噴射口41から噴射される洗浄液の圧力が最も効果的に作用する距離に設定できる。
また、本実施の形態では、噴射ノズル4が移動する構造としたが、噴射ノズル4と保持された回転槽9が回転槽9の表面を洗浄できるように、互いに相対的に移動できる構造であれば、上記構造に限定されない。例えば、回転槽9を保持する保持装置2がレール等に沿って往復移動する構造等が採用できる。
(洗浄液供給装置6)
洗浄機Wとともに回転槽用洗浄装置Aを構成する洗浄液供給装置6は、洗浄水を溜めるタンク60を有している。タンク60にはポンプ61を備えており、ポンプ61から延出された送水管62は、上記したように容器本体10に設けてある切替バルブ66につながれている。ポンプ61は、発電機8を電源として運転される。
切替バルブ66は、切替操作により、噴射ノズル4につながる送水管42と噴射ガン7につながる送水管65への送水(給水)を切り替えることができる。
各送水管62、65はゴム製で、洗浄水の高圧に十分に耐える強度と柔軟性を有している。
なお、飛散防止容器1の容器本体10の正面側の上部角部(図2において右側)には、モータ30の作動時間を設定するタイマーT1と、ポンプ61の作動時間を設定するタイマーT2を備えている。
(作 用)
図7は保持装置で回転槽を保持した状態を示す平面視説明図、
図8は本発明に係る洗浄作業自動車の斜視説明図である。
図1ないし図8を参照して、本発明に係る回転槽用洗浄装置とそれを搭載した洗浄作業自動車の作用を説明する。
洗浄作業自動車Cは、ワンボックス形の自動車C1の後部荷室に、洗浄機Wと、洗浄機Wに洗浄水を送る洗浄液供給装置6と、噴射ガン7及び発電機8からなる回転槽用洗浄装置Aを搭載している。
本発明に係る洗浄作業自動車Cと、搭載されている回転槽用洗浄装置Aは次のように作用する。
洗浄作業自動車Cを依頼者の住宅の近くに駐車する。依頼者が所有している自動洗濯機の回転槽9を取り外す。自動洗濯機の外箱の内壁面は、作業者が手作業で洗浄する。
回転槽9を持ち出し、洗浄作業自動車Cまで運ぶ。洗浄機Wの飛散防止容器1の蓋体11を開けてステー102で固定する。そして、容器本体10の内部に設けてある保持装置2で回転槽9を回転できるよう保持する。回転槽9の上部側(開口側)はチャック部Dで保持し、底部側は心部Eで保持する。
詳しくは、回転槽9の上部側は、開口内縁部91に各係止爪部25を内側から押し当てて心出しをし、各係止爪部25を締付具232で固定して取り付ける。
また、回転槽9の底部側は、調整軸ボルト26を進退調整して嵌合体260を中心孔90に嵌め入れて位置を決め、これにより支持する。調整軸ボルト26の位置は、ナット261を軸受部材21b側に移動するように回してほぼ当接させ、更に蝶ナット263とナット262を軸受管211側に移動するように回しほぼ当接させて実質的に固定される。なお、調整軸ボルト26自体は回転可能である。
回転槽9を回転可能に保持したら、ホルダ56によって噴射ノズル4を進退調整し、噴射口41と回転槽9の外周面92との距離を洗浄液の圧力が最も効果的に作用する距離(例えば3cm)に設定し、蓋体11を閉じる。
次に、発電機8を駆動し、モータ30とポンプ61に電気を供給できるようにする。そして、切替バルブ66を送水管42側に切り替え、タイマーT1、T2を所定の時間(例えば5分間)にセットする。通常は、モータ30の作動時間を設定するタイマーT1と、ポンプ61の作動時間を設定するタイマーT2は同じ時間にセットするが、これに限定はしない。これにより、モータ30とポンプ61が作動する。
ポンプ61が作動すると、切替バルブ66を送水管42側へ切り替えた場合では、噴射ノズル4へ高圧の洗浄水が送られる。なお、切替バルブ66を送水管65側へ切り替えれば、例えば屋外において、回転槽9を始めとする各種物品の噴射ガン7による高圧洗浄が可能である。噴射ガン7は、このように必要に応じて使用することができる。
モータ30が作動すると、保持装置2のディスク23が回転し、ノズル移動装置5のボールネジ51のネジ軸部材510が回転する。
ディスク23が回転することにより回転槽9は横になった状態で周方向に回転する。
また、ネジ軸部材510が回転することにより、噴射ノズル4を取り付けた移動体52が、例えば図6(a)において矢印b方向へ移動を始める。噴射ノズル4は移動しながら噴射口41から回転槽9の外周面92に高圧の洗浄水を噴射して、汚れや黴を除去して洗浄する。
このとき、汚れや黴は洗浄水とともに飛散防止容器1内部において周囲に飛散するが、ネジ軸部材510は伸縮するカバー部材55、55aによって被覆されているので、ネジ軸部材510とナット部材511の間に噛み込むことはなく、ボールネジ51は安定して作動する。
移動体52が上記方向に移動して案内部材50の感知具501に触れると、案内部材50は矢印c方向へ移動する。これにより、リミットスイッチ54のレバー540が動いてスイッチが入り、モータ30の回転軸が上記と逆方向へ回転する。また、移動体52が感知具501に触れるのとほぼ同時に、噴射ノズル4の先部側がストッパー59の先端に触れる。
噴射ノズル4は、移動体52が逆方向に移動を始めるまで、更に矢印b方向へ移動し、これによって噴射ノズル4はストッパー59に押されて図6(b)に示す矢印d方向へ回動する。これにより、洗浄水の噴射方向が回転槽9の底面93へ向くように変わり、外周面92に続いて底面93を洗浄することができる。
リミットスイッチ54が入ることにより、上記したようにモータ30の回転軸が逆転し、噴射ノズル4が移動体52と共に上記と逆方向(矢印bと逆方向)に移動し、回転槽9も逆方向に回転する。また、噴射ノズル4が移動してストッパー59による押圧が解除されると、噴射ノズル4は回動して噴射方向は元に戻る。
そして、噴射ノズル4は回転槽9の外周面92を洗浄しながら移動する。そして、上記と反対側の感知具501(図2に図示)に移動体52が当たると、反対側のリミットスイッチが入り、モータ30の回転軸はまた逆転する。
このようにして、繰り返し往復移動する噴射ノズル4によって回転槽9の外周面92と底面93を自動的に洗浄することができる。
なお、回転槽9の洗浄の程度や可動部の動きの確認は、飛散防止容器1の蓋体11に設けられた窓部19から行うことができる。
回転槽用洗浄装置Aによって回転槽9を自動的に洗浄している間、作業者は自動洗濯機本体側の洗浄を行う。このように、回転槽9の洗浄と自動洗濯機本体側の洗浄を並行して行うことができるので、自動洗濯機の洗浄作業の効率化を図ることができる。
タイマーT1、T2が切れると、モータ30とポンプ61は停止する。これにより、回転槽9の回転と洗浄水の噴射も停止する。その後、蓋体11を開け、保持装置2による回転槽9の保持を解除し、自動洗濯機の外箱に組み入れ、作業が完了する。
なお、容器本体10の底部に溜まった汚れや黴を含む洗浄水(汚水)は、作業終了後に排水管104から回収し処理する。また、作業する場所の近くに排水溝等がある場合は、洗浄作業をしながら順次排水溝へ排出して処理するようにしてもよい。
なお、本明細書で使用している用語と表現は、あくまで説明上のものであって限定的なものではなく、上記用語、表現と等価の用語、表現を除外するものではない。また、本発明は図示されている実施の形態に限定されるものではなく、技術思想の範囲内において種々の変形が可能である。
本発明に係る回転槽用洗浄装置の概略説明図。 回転槽用洗浄装置の洗浄機の構造を示し、蓋体を開けた状態の斜視説明図。 チャック部の構造を示す斜視説明図。 心部の構造を示す斜視説明図。 移動装置と噴射ノズルの構造を示す斜視説明図。 移動装置の一端部の構造と噴射ノズルの動きを示す説明図で、(a)は正面視説明図、(b)は平面視説明図。 保持装置で回転槽を保持した状態を示す平面視説明図。 本発明に係る洗浄作業自動車の斜視説明図。
符号の説明
A 回転槽用洗浄装置
W 洗浄機
1 飛散防止容器
10 容器本体
11 蓋体
12、13、14、15 側板
16 底板
100 開口部
17 パッキン
101 ヒンジ
102 ステー
103 排水口
104 排水管
18 パッキン
19 窓部
T1、T2 タイマー
2 保持装置
D チャック部
E 心部
20 台フレーム
21、21a、21b 軸受部材
210 軸受管
211 軸受管
22 回転軸
23 ディスク
230 案内溝
231 調整体
232 締付具
233 目盛
234 緩衝体
24 プーリー
25 係止爪部
250 芯材
251 緩衝体
26 調整軸ボルト
260 嵌合体
261 ナット
262 ナット
263 蝶ナット
3 駆動装置
30 モータ
31 防水ケース
32 プーリー
33 ベルト
4 噴射ノズル
40 首部
41 噴射口
42 送水管
5 ノズル移動装置
50 案内部材
500 挿通口
501 感知具
51 ボールネジ
510 ネジ軸部材
511 ナット部材
512 軸受
52 移動体
520 挿通孔
521 取付面
53 支持具
530 受孔
54 リミットスイッチ
540 レバー
55、55a カバー部材
56 ホルダ
560 座板
561 軸ピン
562 外枠板
562a 係止部
563 上板
564 押圧部材
565 押しネジ
57 プーリー
58 ベルト
59 ストッパー
6 洗浄液供給装置
60 タンク
61 ポンプ
62 送水管
65 送水管
66 切替バルブ
7 噴射ガン
8 発電機
9 回転槽
90 中心孔
91 開口内縁部
92 外周面
93 底面
C 洗浄作業自動車
C1 自動車

Claims (13)

  1. 自動洗濯機から取り外した回転槽(9)を保持して回転させ、
    回転槽(9)の表面(92,93)に洗浄液を噴射して洗浄することを特徴とする、
    自動洗濯機の回転槽の洗浄方法。
  2. 自動洗濯機から取り外した回転槽(9)を飛散防止手段(1)の内部で保持し、回転槽(9)の中心軸線を回転中心として回転させ、回転槽(9)の表面(92,93)に、移動する噴射ノズル(4)から洗浄液を噴射して洗浄することを特徴とする、
    自動洗濯機の回転槽の洗浄方法。
  3. 外部へ洗浄液が飛散しないようにする飛散防止手段(1)と、 飛散防止手段(1)の内部に設けられ、回転槽(9)を保持し回転させる保持回転手段(2,3)と、
    回転する回転槽(9)に洗浄液を噴射し洗浄する洗浄手段(4,5)と、
    を備えていることを特徴とする、
    自動洗濯機の回転槽用洗浄装置。
  4. 外部に洗浄液が飛散しないようにする開閉可能な飛散防止容器(1)と、
    飛散防止容器(1)内に設けられ、回転槽(9)を回転可能に保持する保持装置(2)と、
    保持装置(2)の回転槽保持部(23,25)を回転させる駆動装置(3)と、
    回転する回転槽(9)に洗浄液を噴射し洗浄する噴射ノズル(4)と、
    噴射ノズル(4)を移動させるノズル移動装置(5)と、
    洗浄液を噴射ノズル(4)へ送る洗浄液供給装置(6)と、
    を備えていることを特徴とする、
    自動洗濯機の回転槽用洗浄装置。
  5. 噴射ノズル(4)は、噴射口(41)と保持された回転槽(9)との距離を調整できるよう進退可能に構成されていることを特徴とする、
    請求項4記載の自動洗濯機の回転槽用洗浄装置。
  6. 噴射ノズル(4)は、保持された回転槽(9)の底部側へ移動したとき、底部へ向けて噴射方向を変えるよう構成されていることを特徴とする、
    請求項4または5記載の自動洗濯機の回転槽用洗浄装置。
  7. 保持装置(2)は、回転軸(22)に設けられ回転槽(9)の開口部側を固定するチャック部(23,230,231,25)と、回転槽(9)の底部に設けてある中心孔(90)を軸支する心部(26,260)を有していることを特徴とする、
    請求項4、5または6記載の自動洗濯機の回転槽用洗浄装置。
  8. ノズル移動装置(5)は、移動する噴射ノズル(4)を案内する案内部材(50)と、案内部材(50)に沿うよう設けてあるボールネジ(51)を有しており、噴射ノズル(4)はボールネジ(51)のナット部材(511)側に固定してあり、案内部材(50)及びボールネジ(51)のネジ軸部材(510)に沿って往復移動できるよう構成されていることを特徴とする、
    請求項4、5、6または7記載の自動洗濯機の回転槽用洗浄装置。
  9. ボールネジ(51)のネジ軸部材(510)は、ナット部材(511)の移動に関わらず、カバー部材(55,55a)で常時被覆できるよう構成されていることを特徴とする、
    請求項8記載の自動洗濯機の回転槽用洗浄装置。
  10. 飛散防止容器(1)に内部を見るための窓部(19)が設けてあることを特徴とする、
    請求項4、5、6、7または8記載の自動洗濯機の回転槽用洗浄装置。
  11. 自動車(C1)に、請求項3、4、5、6、7、8、9または10記載の自動洗濯機の回転槽用洗浄装置(A)を備えていることを特徴とする、
    洗浄作業自動車。
  12. 自動洗濯機の回転槽用洗浄装置に使用する洗浄装置であって、
    噴射ノズル(4)とノズル移動装置(5)を備えており、
    ノズル移動装置(5)は、移動する噴射ノズル(4)を案内する案内部材(50)と、案内部材(50)に沿うよう設けてあるボールネジ(51)を有しており、噴射ノズル(4)はボールネジ(51)のナット部材(511)側に固定してあり、案内部材(50)及びボールネジ(51)のネジ軸部材(510)に沿って往復移動できるよう構成されていることを特徴とする、
    自動洗濯機の回転槽用洗浄装置に使用する洗浄装置。
  13. 噴射ノズル(4)は、保持された回転槽(9)の底部側へ移動したとき、底部(93)へ向けて噴射方向を変えるよう構成されていることを特徴とする、
    請求項12記載の自動洗濯機の回転槽用洗浄装置に使用する洗浄装置。
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