JP2004538684A - 電子接続の整合をテストするためのデバイス - Google Patents

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Abstract

【課題】入力ビット列と出力ビット列との間の同期化問題を排除しながら、電子接続の整合をテストするためのデバイルを提供し、かつ、メモリの使用を回避すること。
【解決手段】電子接続(1)の整合をテストするためのデバイスにおいて、前記接続(1)の第1の先端(E)に入力ビット列を供給する第1の信号発生器(3)と、前記入力ビット列に応答して、前記接続(1)の第2の先端(S)から出力ビット列を受け取る誤り検出デバイス(6)とを有するデバイスであって、前記誤り検出デバイス(6)が、入力ビット列を再現することを意図されており、また、前記第2の先端(S)が前記出力列の1つのビットを供給したときの次ビットの値を予知するのに適している第2の信号発生器(10)と、前記予知されたビットの値と前記出力ビット列の前記次ビットの実際の値とを比較するための手段(13)を備えた、誤りの存在を指示する通知手段(14)とを、有することを特徴とするデバイス。
応用:特に集積回路のテスト用

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、2つのデバイス間、例えば、2つの集積回路間で、あるいは、同一集積回路の入力と出力間で、電子接続の整合を確かめることを意図したテストデバイスに関するものである。本発明は、それに限定されるわけではないが、とりわけ、回路を通して送られるデータが、それらの伝播の間に変化しないか否かを確かめるように、高速にデータをスイッチさせる集積回路をテストするのに適用可能である。関係する速度は、例えば、毎秒3.2ギガビットにも及ぶこともある。それは、また、メモリや、さらに一般に、入力信号が印加され、その入力信号に一致しなければならない出力信号が得られる任意のデバイスをテストするのに適用可能である。
【0002】
【従来の技術】
そのようなテストを成し遂げるためには、接続の一方の先端に入力ビット列を印加する信号発生器を持つことが必要である。出力ビット列が接続の他方の先端から取り出され、2つのビット列が比較され、そして、その2つのビット列が相異なる場合、誤りが識別される。比較が有効であるためには、比較される2つの列が、互いに完全に同期していなければならないことが必要である。接続の2つの先端間の入力ビット列の伝搬時間を知っている必要があり、また、必然的に、比較器の入力に入力ビット列を遅延させるためのデバイスを持っていることが必要である。この伝搬時間を正確に知ることは、特に高速伝播の場合には、非常に困難である。
【0003】
米国特許US−A−6,118,294に記載されているように、入力ビット列を格納できるメモリを備えることは可能であり、出力におけるテスト列と比較されるのは、この格納されたテスト列である。そのような回路は、前述の同期問題を単純化することを可能にする。しかしながら、そのような処理手順は、長いビット列で回路をテストしなければならない場合には、使用しなければならない記憶容量が非常に大きくならざるを得ないので、極めて困難を伴う。さらに、テストを開始することができる前に、メモリに格納するために、入力ビット列をあらかじめ知っておくことが必要であり、このことは、より良好なテスト品質を得ることができる偽似ランダム列の使用を排除してしまう。それでもなお、比較を実行することができるように、出力ビット列と格納されているビット列との間の同期は、その困難さが減少しているにしても、必要である。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は、入力ビット列と出力ビット列との間に何らの比較もないので、入力ビット列と出力ビット列との間の同期化問題を排除しながら、電子接続の整合をテストするためのデバイルを提供し、かつ、メモリの使用を回避するものである。
【0005】
この目的のために、本発明は、電子接続の整合をテストするためのデバイスにおいて、前記接続の第1の先端に入力ビット列を供給する第1の信号発生器と、前記入力ビット列に応答して、前記接続の第2の先端から出力ビット列を受け取る誤り検出デバイスとを有するデバイスであって、前記誤り検出デバイスが、
【0006】
前記第1のジェネレーターと同様の第2の信号発生器であって、入力ビット列を再現することを意図されており、また、前記第2の先端が前記出力列の1つのビットを供給したときの次ビットの値を予知するのに適している第2の信号発生器と、
【0007】
前記予知されたビットの値と前記出力ビット列の前記次ビットの実際の値とを比較するための手段を備えた、誤りの存在を指示する通知手段とを、有することを特徴とするデバイス、に関するものである。
【0008】
同一周波数のクロック信号が、前記第1の信号発生器と前記第2の信号発生器とを制御している。
【0009】
前記第1の信号発生器が、前記ビットの初期組み合わせをロードされる第1のシフトレジスタであって、入力において前記第1のシフトレジスタの最終段および最終段の前の段に接続され、出力において前記第1のシフトレジスタの初段に接続された第1の排他的論理和ゲートに連結されている第1のシフトレジスタを有していてもよい。
【0010】
初期ビットの組み合せは、不揮発性の、あるいは、プログラム可能な初期化手段によって供給されてもよい。
【0011】
前記第2の信号発生器が、第2のシフトレジスタであって、入力において前記第2のシフトレジスタの最終段および最終段の前の段に接続され、出力が前記予知された値を持つビットを供給する第2の排他的論理和ゲートに連結されている第2のシフトレジスタを有していてもよい。
【0012】
第1の構成において、前記第2の排他的論理和ゲートの前記出力が、前記第2のシフトレジスタの初段に接続され、前記第2のシフトレジスタが、前記第1のシフトレジスタと同じ初期ビット組み合わせをロードされてもよい。
【0013】
前記第2のシフトレジスタの作動の開始が、前記出力ビット列の開始と同期化されている。
【0014】
他の1つの構成において、前記第2のシフトレジスタの前記初段が、前記出力ビット列を受け取ってもよい。
【0015】
前記比較手段は、一方の入力が、前記第2の信号発生器に接続され、他方の入力が、前記出力ビット列を受け取る第3の排他的論理和ゲートを有していてもよい。
【0016】
前記誤りの存在を指示する前記通知手段は、さらに、前記第2の信号発生器が作動状態にないときに検出される誤りをマスクするように意図された、誤りを認定するためのデバイスを有していてもよい。
【0017】
前記認定デバイスは、一方の入力が、前記比較手段の出力に接続され、他方の入力が、前記第2の信号発生器の前記作動状態に協調する遅延を引き起こす遅延デバイスに接続されているANDゲートを有していてもよい。
【0018】
誤りが検出された後にも本テストを継続できるように、前記出力ビット列の誤りが前記第2のシフトレジスタの前記第2段に入力する前に、その誤りを訂正するように意図された誤り訂正デバイスを備えることが可能である。
【0019】
前記訂正デバイスが、一方の入力が、前記出力ビット列を受け取り、他方の入力が、前記誤りの存在を指示する前記通知手段の出力に接続され、出力が、前記第2のシフトレジスタの前記初段に接続されている第4の排他的論理和ゲートを有していてもよい。
【0020】
前記誤りの存在を指示する通知手段の前記出力に配置された、検出された誤りを計数するための手段を備えることに興味が持たれてもよい。
【0021】
あらかじめ定められた数の誤りが生じたとき、前記計数手段が、1つの信号を供給することができる。
【0022】
前記計数手段が、入力が、前記誤りの存在を指示する情報を受け取り、出力が、前記信号を供給するDフリップ・フロップの入力に接続されているプログラム可能なカウンタを有していてもよい。
【0023】
本テストデバイスの信頼性を上げるために、自己テストデバイスが備えられてもよい。
【0024】
同じ目的のために、前記出力ビット列を前記クロック信号に同期化させるための手段が備えられてもよい。
【0025】
前記出力ビット列を前記クロック信号に同期化させるための前記手段が、Dフリップ・フロップによって実現されていてもよい。
【0026】
前記同期を容易にするためにクロック信号を反転する手段が備えられてもよい。
【0027】
【発明の実施の形態】
本発明は、添付の図面を参照して、制限するものではない例として与えられる実施例の記述を読むことにより一層よく理解される。
【0028】
図1は、本発明に係るテストデバイスをダイアグラマティックに示している。
【0029】
テストされる電子接続が、参照数字1を印されており、また、その一方の先端が、データをスイッチするための集積回路2の入力Eに一致し、その他方の先端が、集積回路2の出力Sに一致すると想定されている。電子接続は、2つの集積回路を接続していてもよい。
【0030】
テストデバイスは、接続1の一方の先端Eに入力ビット列を供給するように意図されている第1の信号発生器3を有している。誤り検出デバイス6が、接続1の他方の先端Sに接続されている。発振器4が、第1の信号発生器3にクロック信号hを供給する。この発振器4の周波数は、参照数字5を印されている端子を介して電圧制御あるいは電流制御されている。発振器4は、同じクロック信号h、あるいは、同じ周波数を持つクロック信号を、誤り検出デバイス6に供給する。クロック信号hの位相は、第1の信号発生器3および誤り検出デバイス6のレベルでは重要ではない。大事なことは、それら(第1の信号発生器3および誤り検出デバイス6)が同じ周波数で制御されるということである。
【0031】
誤り検出デバイス6は、以下に詳細に記述されるが、接続1の一方の先端Eに印加された入力ビット列に応答してその他方の先端Sに現われる出力ビット列を受け取る。
【0032】
通常のテストデバイスと異なって、本発明に係る誤り検出デバイス6は、入力ビット列を受け取らない。
【0033】
図2は、第1の信号発生器3の1実施例を示している。それは、本実施例では7段である、第1のシフトレジスタR1を有している。段数は、3以上ではあろうが、制限されるものではない例として与えられている。第1のシフトレジスタR1は、クロック信号hによって制御されている。その第1のシフトレジスタR1は、第1の排他的論理和ゲート7と協同して作動する。それ(第1の排他的論理和ゲート7)は、その入力において、第1のシフトレジスタR1の最終段および最終段の前の段に接続されている。シフトレジスタの初段は、その入力に当たり、また、最終段は、その出力に当たる。第1の排他的論理和ゲート7の出力は、第1のシフトレジスタR1の初段に接続されている。
【0034】
第1の排他的論理和ゲート7は、したがって、第1のシフトレジスタR1の出力におけるビットと、次のビット、即ち、次のクロックパルスにおいて、第1のシフトレジスタR1から出力されるビットとを受け取る。
【0035】
第1のシフトレジスタR1の出力は、第1の信号発生器3の出力に一致するが、テストされる電子接続1の一方の先端Eに接続される。作動時には、第1の排他的論理和ゲート7に連結された第1のシフトレジスタR1が、入力ビット列を供給する。本実施例では、この列は、7ビットの偽似ランダム列である。そのようなビット列は、あらかじめ分かっている列よりも、電子接続1の先端Eと先端Sとの間の伝播のより品質の優れたテストを行なうことを可能にする。
【0036】
初期化手段8によって、7ビットの初期組み合わせを、第1のシフトレジスタR1にロードすることができる。初期組み合わせは、不揮発的にあるいは可調的にプログラムすることができる。
【0037】
第1のシフトレジスタR1の作動開始には、初期組み合わせのローディング時間が考慮に入れられ、そのため、遅延デバイス9が、テストを開始する瞬間と、ローディングが終了したときに一致して第1のシフトレジスタR1の作動を始める瞬間との間に、遅延Dを生じさせる。
【0038】
誤り検出デバイス6のいくつかの変形について、ここで、図3Aを参照して記述する。
【0039】
誤り検出デバイス6は、第1の信号発生器3と同様の第2の信号発生器10を有している。この第2の信号発生器は、入力ビット列を再現することを意図したものである。
【0040】
図3Aにおいて、第2の信号発生器10は、第2の排他的論理和ゲート11と協同して作動する第2のシフトレジスタR2を有している。第2のシフトレジスタR2は、発振器4からのクロック信号hによって制御されている。第2のシフトレジスタR2および第2の排他的論理和ゲート11の配置は、図2で示されているそれと同様である。第2の排他的論理和ゲート11は、その入力において、第2のシフトレジスタR2の最終段および最終段の前の段に接続されている。その入力は、第2のシフトレジスタR2の出力におけるビットと、次のビット即ち次のクロックパルスにおいて第2のシフトレジスタR2から出力されるビットとを受け取る。第2の排他的論理和ゲート7の出力は、第2のシフトレジスタR2の入力に接続されている。この実施例において、第2のシフトレジスタR2は、開始時に、第1のシフトレジスタR1と同じ初期組み合わせをロードされる。初期化手段12−1が、第2のシフトレジスタR2への当該初期組み合わせをロードすることを可能にし、また、同期化手段12−2(破線によって表わされている)が、出力ビット列の到達と同期して第2のシフトレジスタR2の作動を開始することを可能にする。
【0041】
第1の信号発生器3によって供給されたものと同じ偽似ランダムビット列が、第2のシフトレジスタR2の出力で得られる。
【0042】
第2の信号発生器10は、電子接続1の第2の先端Sが1つのビットを供給したときの次ビットの値を予知することができる。次ビットの予知は、第2の排他的論理和ゲート11の出力によって与えられる。
【0043】
誤り検出デバイス6は、さらに、予知されたビットの値と次ビットが実際に執っている値とを比較するための手段13を有する、誤りの存在を指摘する通知手段14を有している。それらの比較手段13は、一方の入力が、第2の信号発生器10の第2の排他的論理和ゲート11の出力に接続され、また、他方の出力が、テストされる電子接続1の第2の先端Sに接続されている第3の排他的論理和ゲート13を有していてもよい。
【0044】
比較される2つのビットが相異なる値を持つと、第3の排他的論理和ゲート13の出力が値1を持つビットを供給し、電子接続1のレベルで誤りが検出される。
【0045】
2つの信号発生器3、10は、同じクロック信号hを受け、また、それらは、他の接続を持っていない。そのようなテストデバイスは、信号発生器3、10を制御するクロック信号の同期化手段も、2つの信号発生器の作動を開始する瞬間の同期化手段も必要としない。
【0046】
第2のシフトレジスタR2の入力を、第2の排他的論理和ゲート11の出力に接続するのではなく、第2のシフトレジスタR2の入力を、テストされる電子接続1の第2の先端Sに接続することも可能である。この構成は、図3Bに示されているが、誤りがない場合には、接続1の第2の先端Sから取り出される出力ビット列が、第1の先端Eに印加される即ち第1の信号発生器3から来る入力ビット列と同一なので、図3Aの構成と等価である。
【0047】
初期化手段および同期化手段は、第2のシフトレジスタR2をロードしたり、開始したりするのに、最早必要ではない。第2のシフトレジスタR2の種々の段を順次ロードするのは、出力ビット列である。第2のシフトレジスタR2の完全なローディングを待つだけで、テスト結果は、有効なものとなる。
【0048】
誤りの存在を指示する通知手段14は、第2の信号発生器10が作動状態にないときに、即ち、少なくとも第2のシフトレジスタR2が完全にはロードされていないときに検出された誤りはマスクするように意図された、誤りを有効と認定するためのデバイス15を有することが好ましい。これが、図3Bに示されている。比較手段13の出力に連なるこの認定デバイス15は、ANDゲート15−2に連結された遅延デバイス15−1を有している。遅延デバイス15−1は、第2の信号発生器10の作動状態と協調しながら、テストを開始する瞬間から遅延Δ’を挿入する。この遅延Δ’は、最小でも、テストされている電子接続1中を入力ビット列が伝搬するのに予測される時間だけ増大された、第2のシフトレジスタR2のローディング時間に等しい。テストデバイスが正確に初期化されることが確保されるほど十分に長い遅延Δ’を選ぶことに関して注意を向けるのは興味あることである。例えば、第2のシフトレジスタR2が7段を持ち、したがって、完全にロードするために7個のクロックパルスを要する場合に、入力ビット列の予測される伝搬時間がおよそ1ないし2個のクロックパルスであれば、およそ16個のクロックパルスの遅延Δ’が選ばれてもよいが、約10個のクロックパルスでも十分であろう。
【0049】
遅延デバイス15−1の出力は、ANDゲート15−2の一方の入力に接続され、その入力は、時間が尽きるまでは値0を取り、その後は値1を取り続ける。時間Δ’が尽きてしまえば、認定デバイス15は、比較手段によって検出された誤りをマスクしない。ANDゲート15−2の他方の入力は、比較手段を構成する第3の排他的論理和ゲート13の出力に接続されている。ANDゲート15−2の出力は、誤りの存在を指示するための通知手段14の出力を構成している。当該出力が値1を執ったとき、誤りが存在する。
【0050】
最初の誤りが検出されてしまったときに、テストを継続することは可能である。この誤りは、第2のシフトレジスタR2中を伝搬することによって、第2の信号発生器10の作動を乱してはならない。この目的のために、誤り訂正デバイス17が備えられてもよく、それは、誤りが出力列のビットに検出されてしまったとき、このビットが第2のシフトレジスタR2にはいる前にビットの値を訂正する。図3Cは、この構成を示している。誤り訂正デバイス17は、第4の排他的論理和ゲートによって実現されている。その一方の入力が、誤りの存在を指示する通知手段14の出力に接続され、また、他方の入力が、出力ビット列を受け取り、一方、その出力が、第2のシフトレジスタR2の入力に接続されている。この第4の排他的論理和ゲートは、誤りが検出されたとき、その入力に到達した出力ビット列のビットの値を反転させる。
【0051】
図3Cでは、認定デバイス15が示されていないので、第4の排他的論理和ゲート17の入力の一方が、第3の排他的論理和ゲート13の出力に接続されている。このデバイスが存在すれば、図3Dのように、第4の排他的論理和ゲート17のその入力は、ANDゲート15−2の出力に接続される。
【0052】
特に、テストされる接続の質を評価するためには、この接続に悪影響を及ぼすエラー回数を数えることが必要であろう。例えば、与えられた期間のテスト中における接続の誤り率を知りたいと思うであろう。テスト遂行の間に現われるエラー回数を数えるだけで十分である。計数手段16が、図3Dに示されている。それらは、誤りの存在を指示するための通知手段14に接続されている。テストの間のエラー回数を知りたい場合、計数手段16は、テストの終わりに零にリセットされる通常のカウンタによって実現できる。
【0053】
あらかじめ定められたエラー回数に達したとき、それらの計数手段16が、ある1つの信号を供給することを構想することができる。あらかじめ定められたエラー回数に達したとき、SRフリップフロップ16−2をトリガするプログラム可能なカウンタ16−1が使用されてもよい。SRフリップフロップ16−2は、計数が始まる前に零にリセットされており、(トリガされたとき)予期された信号を供給する。プログラム可能なカウンタ16−1は、ビットの数に応じて、例えば、1, 2, 4あるいは8まで計数してもよい。
【0054】
テストデバイスの信頼度を高めるためには、出力ビット列が、クロック信号hと完全に同期する、即ち、同位相になるのが好適である。Dフリップフロップ18を、同期化手段として用いることができる。それは、クロック信号hを受け取る。その入力Dは、出力ビット列を受け、その出力Qは、同じビット列であるが、クロック信号hに同期したビット列を供給する。そのようなDフリップフロップ18は、クロックの立ち上がりエッジでトリガする。
【0055】
安全のために、出力列のビットが設定されている値を持ち、遷移中の値を持たないときに、出力ビット列の同期を達成することができるように、クロックパルスの方向の反転が実行可能な手段が備えられてもよい。クロック信号を反転するための手段が、参照数字19で印されている。全ての場合に、同じクロック信号が、第2のシフトレジスタR2とDフリップフロップ18とを制御している。2つの信号発生器に関しては、同じ周波数によって制御されているが、それらの位相差は、それほど重要ではない。
【0056】
最後に、誤り検出デバイス6の自己テストデバイス20が備えられてもよい。このデバイスを動作させることによって、誤り検出デバイス6の申し分のない作動が保証できる。この自己テストの遂行中、完全に分かっている1つ以上の較正された誤りを持つテスト列が生成される。この誤りを含んだテスト列が、第2のシフトレジスタR2、誤りの存在を指示する通知手段14、および、誤り訂正デバイス17のレベルで出力ビット列と置換される。計数手段16によって供給される信号は、導入された誤りの数と一致しなければならない。自己テストデバイス20が動作していないときには、それは、出力ビット列をマスクしない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るテストデバイスの1実施例である。
【図2】本発明に係るテストデバイスの第1の信号発生器の1実施例である。
【図3A】本発明に係るテストデバイスの誤り検出デバイスの一例である。
【図3B】本発明に係るテストデバイスの誤り検出デバイスの一例である。
【図3C】本発明に係るテストデバイスの誤り検出デバイスの一例である。
【図3D】本発明に係るテストデバイスの誤り検出デバイスの一例である。
【符号の説明】
1 接続
2 集積回路
3 第1の信号発生器
4 発振器
6 誤り検出デバイス
7 第1の排他的論理和ゲート
8 初期化手段
9 遅延デバイス
10 第2の信号発生器
11 第2の排他的論理和ゲート
13 比較手段
14 通知手段
15 認定デバイス
16 計数手段
17 誤り訂正デバイス
18 Dフリップフロップ

Claims (20)

  1. 電子接続の整合をテストするためのデバイスであって、前記接続の第1の先端に入力ビット列を供給する第1の信号発生器と、前記入力ビット列に応答して、前記接続の第2の先端から出力ビット列を受け取る誤り検出デバイスとを有するデバイスにおいて、前記誤り検出デバイスが、
    前記第1の発生器と同様の第2の信号発生器であって、前記入力ビット列を再現することを意図されており、また、前記第2の先端が前記出力列の1つのビットを供給したときの次ビットの値を予知するのに適している第2の信号発生器と、
    前記予知されたビットの値と前記出力ビット列の前記次ビットの実際の値とを比較するための手段を備えた、誤りの存在を指示する通知手段とを、有することを特徴とするデバイス。
  2. 同一周波数のクロック信号が、前記第1の信号発生器と前記第2の信号発生器とを制御することを特徴とする請求項1に記載のテストデバイス。
  3. 前記第1の信号発生器が、前記ビットの初期組み合わせをロードされる第1のシフトレジスタであって、入力において前記第1のシフトレジスタの最終段および最終段の前の段に接続され、出力において前記第1のシフトレジスタの初段に接続された第1の排他的論理和ゲートに連結されている第1のシフトレジスタを有することを特徴とする請求項1または2に記載のテストデバイス。
  4. 前記初期ビット組み合わせが、できる限りプログラム可能な初期化手段によって供給されることを特徴とする請求項3に記載のテストデバイス。
  5. 前記第2の信号発生器が、第2のシフトレジスタであって、入力において前記第2のシフトレジスタの最終段および最終段の前の段に接続され、出力が前記予知された値を持つビットを供給する第2の排他的論理和ゲートに連結されている第2のシフトレジスタを有していることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載のテストデバイス。
  6. 前記第2の排他的論理和ゲートの前記出力が、前記第2のシフトレジスタの初段に接続され、前記第2のシフトレジスタが、前記第1のシフトレジスタと同じ初期ビット組み合わせをロードされることを特徴とする、請求項3に付随して、請求項5に記載のテストデバイス。
  7. 前記第2のシフトレジスタの作動の開始が、前記出力ビット列の開始と同期化されていることを特徴とする請求項6に記載のテストデバイス。
  8. 前記第2のシフトレジスタの前記初段が、前記出力ビット列を受け取ることを特徴とする請求項5に記載のテストデバイス。
  9. 前記比較手段は、一方の入力が、前記第2の信号発生器に接続され、他方の入力が、前記出力ビット列を受け取る第3の排他的論理和ゲートを有することを特徴とする請求項1〜8の何れかに記載のテストデバイス。
  10. 前記誤りの存在を指示する前記通知手段は、さらに、前記第2の信号発生器が作動状態にないときに検出される誤りをマスクするように意図された、誤りを認定するためのデバイスを有することを特徴とする請求項9に記載のテストデバイス。
  11. 前記認定デバイスは、一方の入力が、前記比較手段の出力に接続され、他方の入力が、前記第2の信号発生器の前記作動状態に協調する遅延を引き起こす遅延デバイスに接続されているANDゲートを有することを特徴とする請求項10に記載のテストデバイス。
  12. 前記出力ビット列の誤りが前記第2のシフトレジスタの前記第2段に入力する前に、その誤りを訂正するように意図された誤り訂正デバイスを有していることを特徴とする請求項8〜11の何れかに記載のテストデバイス。
  13. 前記訂正デバイスは、一方の入力が、前記出力ビット列を受け取り、他方の入力が、前記誤りの存在を指示する前記通知手段の出力に接続され、出力が、前記第2のシフトレジスタの前記初段に接続されている第4の排他的論理和ゲートを有することを特徴とする請求項12に記載のテストデバイス。
  14. 前記誤りの存在を指示する通知手段の前記出力に配置された、検出された誤りを計数するための手段を有していることを特徴とする請求項1〜13の何れかに記載のテストデバイス。
  15. あらかじめ定められた数の誤りが生じたとき、前記計数手段が、1つの信号を供給することを特徴とする請求項14に記載のテストデバイス。
  16. 前記計数手段は、入力が、前記誤りの存在を指示する情報を受け取り、出力が、前記信号を供給するDフリップ・フロップの入力に接続されているプログラム可能なカウンタを有することを特徴とする請求項15に記載のテストデバイス。
  17. 自己テストデバイスを有することを特徴とする請求項1〜16の何れかに記載のテストデバイス。
  18. 前記出力ビット列を前記クロック信号に同期化させるための手段を有することを特徴とする請求項2〜17の何れかに記載のテストデバイス。
  19. 前記出力ビット列を前記クロック信号に同期化させるための前記手段が、Dフリップフロップによって実現されていることを特徴とする請求項18に記載のテストデバイス。
  20. 前記同期を容易にするためにクロック信号を反転する手段を有することを特徴とする請求項18または19に記載のテストデバイス。
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