JP2004537055A - 多次元空間上での情報選択方法及び装置 - Google Patents

多次元空間上での情報選択方法及び装置 Download PDF

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Abstract

【課題】多次元空間上での情報選択方法及び装置を提供する。
【解決手段】この方法は、情報を選択しようとする使用者の動きをセンシングする段階及びセンシングされた動きが情報の選択を意図する有効な動きであるか否かを判断し、動きが有効な動きでないと判断されれば、センシングする段階に進む段階を備えることを特徴とする。したがって、所定臨界値を何れか一つの値に設定する難しさを克服でき、いかなる小さな動きも重力及びオフセットの影響を受けずに正確に検出でき、空間的または平面的な使用者の動きが情報を選択するための有効な動きであるか及びその有効な動きが少なくとも2つ以上の動き部のうち何れの動き部の動きであるか否かを正確に判別できるので、情報の高い認識率及び高い信頼性を達成でき、また使用者が情報をさらに容易に選択できる。

Description

【技術分野】
【0001】
本発明は情報を選択するための空間的または平面的な動きをセンシングする装置に係り、特に、センシングされた動きが有効な動きであるか否かを識別できる多次元空間上での情報選択方法及び装置に関する。
【背景技術】
【0002】
情報を指示/入力させるための使用者の空間的または平面的な動きをセンシングする装置として、例えば個人用コンピュータ(PC:Personal Computer)や個人用デジタルアシスタント(PDA:Personal Digital Assitant)または携帯電話のような手で握る程のサイズの空間型入力装置、無線携帯用ポインティング装置、無線携帯用キーボード、手動作及びジェスチャー認識装置、仮想音楽演奏装置、コンピュータゲーム機、仮想環境運動及び訓練装置、仮想現実データ手袋、機械的衝撃と振動追跡及びモニター装置、またはロボット動き情報獲得装置がある。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
前述した装置で使用者の動きによる情報が有効な情報であるか否かを識別するために、従来には機械的なスイッチや圧力センサーを使用した。すなわち、従来の方法は平面上で任意のスイッチまたはセンサーが押されたり接触すれば、オン/オフ信号を発生させ、発生したオン/オフ信号によって有効な情報を識別する。このように、従来には使用者による動きが情報の選択を意図した有効な動きであるか否かを平面的な接触を通じて識別でき、情報を選択するための空間的な動きが有効な動きであるか否かを識別できない問題点がある。
【0004】
本発明が解決しようとする技術的課題は、情報を選択するための多次元空間上での使用者の動きから使用者が選択した情報を正確に認識できる多次元空間上での情報選択方法を提供することである。
本発明が解決しようとする他の技術的課題は、前記多次元空間上での情報選択方法を行う多次元空間上での情報選択装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
前記課題を達成するための本発明による多次元空間上での情報選択方法は、情報を選択しようとする使用者の動きをセンシングする(a)段階及びセンシングされた前記動きが前記情報の選択を意図する有効な動きであるか否かを判断し、前記動きが前記有効な動きでないと判断されれば、前記(a)段階に進む(b)段階で構成されることが望ましい。
前記他の課題を達成するための本発明による多次元空間上での情報選択装置は、情報を選択しようとする使用者によって動く少なくとも一つの動き部と、前記動き部の動きをセンシングし、センシングされた結果を出力する少なくとも一つのセンシング部及び前記センシングされた結果から前記動き部の動きが前記情報の選択を意図する有効な動きであるか否かを検査し、検査された結果を有効信号として出力する少なくとも一つの有効信号検出部とよりなることが望ましい。
【発明の効果】
【0006】
本発明による多次元空間上での情報選択方法及び装置は、動き部40を遅くまたは早く動かして情報を選択する時、センシングされた結果のサイズ変化が大きいかまたは小さいので、相異なる遮断周波数を有する第1及び第2フィルター140及び142を利用してフィルタリングされた結果間の差をサイズ変化のある部分として検出するために所定臨界値を何れか一つの値に設定する難しさを克服でき、動き部40のいかなる小さな動きもセンシング部42として慣性センサーを使用した時に引き起こされる重力及びオフセットの影響を受けないつつ正確に検出でき、空間的または平面的な使用者の動きが情報を選択するための有効な動きであるか、及びその有効な動きが少なくとも2つ以上の動き部40のうち何れの動き部40の動きであるかを正確に判別できるので、情報の高い認識率及び高い信頼性を達成でき、また使用者が情報をさらに容易に選択できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0007】
以下、本発明による多次元空間上での情報選択方法及びその方法を行う本発明による多次元空間上での情報選択装置の構成及び動作を添付した図面を参照して次のように説明する。
図1は、本発明による多次元空間上での情報選択方法を説明するためのフローチャートであって、使用者の動きが有効な動きか否かによって有効な情報を識別する段階(第10〜第18段階)よりなる。
【0008】
図2は、図1に示された方法を行う本発明による多次元空間上での情報選択装置のブロック図であって、動き部40、センシング部42、正規化部44、アナログ/デジタル変換部(ADC:Analog to Digital Converter)46、有効信号検出部48、動き量検出部50、第1比較部52及び有効情報決定部54で構成される。
【0009】
図2に示された少なくとも一つの動き部40は、使用者によって動く部分であって、使用者は情報を選択しようとする時、すなわち情報を指示するか、または情報の入力を決定しようとする時に動き部40を空間的または平面的に動かす。一般的に、使用者は指示された情報の入力を決定しようとする時にクリック動作を行い、このようなクリック動作を感知するために、例えば動き部40はクリックされる指各々に付着されうる。
【0010】
本発明の一実施例によれば、動き部40は使用者の身体の所定部位、例えば手、指、足、頭、腕または/及び脚に付着されうる。この時、動き部40は、身体の所定部位である手に直接装着される手袋状の部材(図示せず)になっても、使用者の身体の所定部位に直接装着されず使用者によって操作されうる操作部材(図示せず)になってもよい。例えば、操作部材40は、人形芝居で使われる操り人形状を有しうる。
【0011】
本発明による情報選択方法を行うために、まず、少なくとも一つのセンシング部42は、情報を選択しようとする使用者によって動いた動き部40の動きをセンシングし、センシングされた結果を出力する(第10段階)。この時、センシング部42は、動き部40の動きを視覚的にセンシングできる。このために、センシング部42は、モニター(図示せず)を通じて動き部40の動きを視覚的に観察し、観察された結果を動き部40の動きとして出力する。また、センシング部42は、動き部40の動き程度を加速度の変化量、角速度の変化量、抵抗の変化量、キャパシタンスの変化量、磁場の変化量、磁場の方向またはパルス数の変化量を通じて感知してもよい。このために、センサー部42は、加速度や角速度の変化量をセンシングするMEMS(Micro Electro Mechanic System)慣性センサー、抵抗の変化量をセンシングする可変抵抗センサー、キャパシタンスの変化量をセンシングする可変キャパシタセンサー、磁場の変化量または磁場の方向をセンシングするマグネチックセンサーまたはパルス数の変化量をセンシングする回転エンコーダ状のセンサーに具現されうる。ここで、マグネチックセンサーはジャイアントマグネトレジスティブ(GMR:Giant Magneto Resistive)センサーに具現されうる。このようなセンサーそれぞれの構成及び動作の実例が“身体の関節角度を利用した情報入力装置及び方法”という題目の国内出願番号2001−41560に開示されている。
【0012】
図2に示された情報選択装置は、少なくとも一つのセンシング部42でセンシングされた動きが複数である場合、正規化部44を設けても、センシング部42でセンシングされた動きが通常一つである場合に正規化部44を設けなくてもよい。ここで、正規化部44は、センシング部42でセンシングされた結果を正規化し、正規化された結果をADC46及び動き量検出部50に出力する。
【0013】
もし、正規化部44が設けられなければ、第10段階後に、センシングされた動き量が所定量を超えるか否かを判断する(第12段階)。もし、センシングされた動き量が所定量を超えると判断されれば、本発明による情報選択方法を終了する。しかし、センシングされた動き量が所定量を超えないと判断されれば、第14段階に進む。第12段階を行うために、図2に示された情報選択装置は動き量検出部50及び第1比較部52をさらに設けうる。ここで、正規化部44が設けられなければ、動き量検出部50はセンシング部42でセンシングされた結果から動き量を検出し、検出された動き量を第1比較部52に出力する。しかし、正規化部44が設けるならば、動き量検出部50は、正規化部44から入力した正規化された結果から動き量を検出する。この時、第1比較部52は、動き量検出部50から入力した動き量を外部から入力した所定量と比較し、比較された結果を有効信号検出部48に出力する。例えば、動き部40が指各々に付着され、使用者は指を動かして、すなわち指を曲げるか、またはクリックして情報を選択すると仮定する。この時、使用者が手を前、後、左、右、上方または下方に大きく動かす時、これに同伴して動く指の動きは使用者が情報を選択するための意図的な動きに該当しない。したがって、このような意図的でない動きをセンシングした結果は、本発明による情報選択方法で使われてはならない。このために、第12段階が行われる。したがって、有効信号検出部48は、第1比較部52から入力した比較された結果を通じて、動き量が所定量を超えると判断されれば、有効信号を発生させない。本発明によれば、第12段階は選択的に設けられうる。したがって、動き量検出部50及び第1比較部52も選択的に設けられうる。
【0014】
もし、動き量が所定量を超えないと判断されれば、正規化部44が設けられていない場合、ADC46はセンシング部42から入力したアナログ形態のセンシングされた結果を第1比較部52から入力した比較された結果に応答してデジタル形態に変換し、変換された結果を有効信号検出部48に出力する(第14段階)。しかし、正規化部44が設けられる場合、ADC46は正規化部44で正規化されたアナログ形態の結果をデジタル形態に変換し、変換された結果を有効信号検出部48に出力する。本発明の一実施例によれば、ADC46は第1比較部52から入力した比較された結果を通じてセンシングされた動き量が所定量を超えないと認識される時だけ、アナログ形態のセンシングされた結果をデジタル形態に変換する。しかし、本発明の他の実施例によれば、図2に示されたものと異なって、ADC46は第1比較部52で比較された結果に関係なくアナログ形態のセンシングされた結果をデジタル形態に変換しうる。この場合、ADC46から出力される変換された結果が有効信号を発生させるのに利用されるか否かは、第1比較部52で比較された結果を入力する有効信号検出部48で決定される。
【0015】
また、本発明によれば、第14段階とADC46とは選択的に設けられうる。すなわち、センシング部42でセンシングされた結果がアナログ形態であり、有効信号検出部48がデジタル形態に有効信号を検出する場合、ADC46は設けられるが、センシング部42でセンシングされた結果がデジタル形態である場合、ADC46は設けられない。
本発明によれば、図1に示されたものと異なって、第14段階は第10段階と第12段階間に設けられてもよい。例えば、第10段階後に、アナログ形態のセンシングされた結果をデジタル形態に変換し、第12段階に進む。このために、図2に示されたものと異なって、ADC46はセンシング部42と正規化部44間に設けられて、前述したように第1比較部52で比較された結果に応答して、または第1比較部52で比較された結果に関係なく、アナログ形態のセンシングされた結果をデジタル形態に変換する。この時、正規化部44は、ADC46で変換されたデジタル形態の信号を正規化し、正規化された結果を有効信号検出部48及び動き量検出部50に出力する。
【0016】
第14段階後に、使用者が動き部40を動く時、センサー部42でセンシングされた動きが情報の選択を意図する有効な動きであるか否かを判断する(第16段階)。このために、有効信号検出部48は第1比較部52で比較された結果を通じてセンシングされた動き量が所定量を超えないと認識されれば、使用者による動き部40の動きが有効な動きであるか否かをADC46及び正規化部44が設けられない場合にセンシング部42でセンシングされた結果を通じて判断するか、ADC46が図2に示されたように設けられる場合にADC46で変換された結果を通じて判断するか、またはADC46が図2に示されたものと異なって、センシング部42と正規化部44間に設けられる場合に正規化部44が存在すれば、正規化部44で正規化された結果を通じて判断するか、または正規化部44が存在しなければ、ADC46で変換された結果を通じて判断する。
【0017】
もし、有効信号検出部48は、動き部40の動きが情報の選択を意図する有効な動きではないと判断されれば、新しい動きをセンシングできるようにセンシング部42を制御する。しかし、有効信号検出部48は、動き部40の動きが有効な動きであると判断されれば、動き部40の動きが有効な動きであることを表す有効信号を発生させて有効情報決定部54に出力する。
【0018】
本発明の理解を助けるために、正規化部44及びADC46が存在しないと仮定しつつ、図1に示された第16段階及び図2に示された有効信号検出部48の本発明による望ましい一実施例それぞれの構成及び動作を添付した図面を参照して次のように説明する。しかし、正規化部44及び/またはADC46が存在するとしても、このような説明は同様に適用される。但し、この場合、有効信号検出部48に入力される信号は、センシングされた結果ではなく、正規化された結果またはデジタル形態の信号となる。
【0019】
図3は、図1に示された第16段階に対する本発明による望ましい一実施例16Aを説明するためのフローチャートであって、センシングされた結果から検出した特徴量のサイズ及び検出された特徴量が持続される時間によってセンシングされた動きを有効な動きとして決定する段階(第70〜第76段階)よりなる。
図4は、図2に示された有効信号検出部48の本発明による望ましい一実施例48Aのブロック図であって、特徴量検出部90、正規化部92、第2比較部94、第1カウンター96、第3比較部98、有効信号発生部100及び第4比較部102で構成される。
【0020】
図4に示された特徴量検出部90は、入力端子IN2を通じて入力したセンシングされた結果のサイズ変化のある部分を特徴量として抽出し、抽出された特徴量を出力する(第70段階)。もし、動き部40の動きがない場合、センシングされた結果は直流成分だけ有するのでセンシングされた結果でサイズ変化のある部分は存在しなくなる。
ここで、図2に示されたセンシング部42でセンシングされた動きが通常一つである場合、正規化部92は設けられないこともある。しかし、センシング部42でセンシングされた動きが複数である場合、正規化部92は図2に示された正規化部44の代りに設けられる。すなわち、正規化部44及び92のうち何れか一つだけが選択的に設けられうる。正規化部92は、第70段階で特徴量検出部90から抽出されたサイズ変化のある部分を正規化し、正規化された結果を第2比較部94に出力する。図2に示された正規化部44及び図4に示された正規化部92の役割及び動作についてさらに細部的に説明すれば、次の通りである。
【0021】
正規化部44または92は、入力したデータを正規化する役割をし、入力したセンシングされた結果と加重値とを乗算し、乗算された結果を正規化された結果として出力する乗算器(図示せず)に具現されうる。例えば、親指、人指し指、中指、小指及び薬指各々に動き部40を設けると仮定する。この時、各指をクリックする時に発生する動き量はそれぞれ異なるので、センシングされた結果でサイズが変化した成分だけを特徴量として検出するために、センシングされた結果は正規化される。このために、親指指の動きをセンシングした結果に乗算される加重値は、親指以外の指、例えば小指の動きをセンシングした結果に乗算される加重値より大きく設定される。このように加重値は、動き部40の動ける程度によって異にあらかじめ実験的に決定されうる。例えば、親指、人指し指、中指、薬指及び小指をクリックする時に発生するセンシングされた結果をあらかじめ調べ、調査された結果を分析して加重値を指別に異に設定しうる。
【0022】
また、本発明によれば、加重値は、各指を曲げた角度によって異に設定されることもある。すなわち、加重値は、指の種類に関係なく各指を曲げた角度によって異に設定されうる。例えば、親指、人指し指、中指、薬指及び小指を曲げる時に発生しうる全ての角度を調べ、調査された結果を分析して加重値を角度別に異に設定しうる。
一方、図4に示された特徴量検出部90の本発明による実施例それぞれの構成及び動作を添付された図面を参照して説明すれば、次の通りである。
【0023】
図5は、図4に示された特徴量検出部90の本発明による一実施例90Aのブロック図であって、低域通過フィルター120、高域通過フィルター122及び信号抽出部124で構成される。
図6Aないし図6Cは、図5に示された特徴量検出部90Aの各部に入力/出力される信号の波形図であって、図6Aは低域通過フィルター120に入力される信号の波形図を示し、図6Bは低域通過フィルター120から出力される信号の波形図を示し、図6Cは高域通過フィルター122から出力される信号の波形図を各々示す。
【0024】
本発明の一実施例によれば、特徴量検出部90Aの帯域通過フィルター126は、入力端子IN3を通じて入力した図6Aに示されたセンシングされた結果を帯域通過フィルタリングし、帯域通過フィルタリングされた結果を特徴量として信号抽出部124に出力する。このために、図5に示されたように、帯域通過フィルター126は、低域通過フィルター120及び高域通過フィルター122に具現されうる。ここで、低域通過フィルター120は、入力端子IN3を通じて入力した図6Aに示されたセンシングされた結果を低域通過フィルタリングし、低域通過フィルタリングされた図6Bに示された結果を高域通過フィルター122に出力する。この時、高域通過フィルター122は、図6Bに示された低域通過フィルタリングされた結果を高域通過フィルタリングし、高域通過フィルタリングされた図6Cに示された結果をセンシングされた結果のサイズ変化のある部分として信号抽出部124に出力する。この時、信号抽出部124は、高域通過フィルター122から出力される図6Cに示されたサイズ変化のある部分の正または負の成分だけを特徴量として抽出し、抽出された特徴量を出力端子OUT6を通じて出力する。
【0025】
図7は、図4に示された特徴量検出部90の本発明による他の実施例90Bのブロック図であって、第1及び第2フィルター140及び142、差計算部144及び信号抽出部146で構成される。
本発明の他の実施例によれば、特徴量検出部90Bの第1フィルター140は、入力端子IN4を通じて入力したセンシングされた結果の第1周波数成分をフィルタリングし、フィルタリングされた結果を差計算部144に出力する。この時、第2フィルター142は、入力端子IN4を通じて入力したセンシングされた結果の第2周波数成分をフィルタリングし、フィルタリングされた結果を差計算部144に出力する。差計算部144は、第1フィルター140でフィルタリングされた結果と第2フィルター142でフィルタリングされた結果間の差を計算し、計算された差を信号抽出部146に出力する。
【0026】
本発明によれば、第1及び第2フィルター140及び142でフィルタリングされる第1及び第2周波数成分各々は、低域成分、高域成分または帯域成分にもなりうる。また、第1及び第2周波数成分は各々、低域成分及び高域成分になっても、低域成分及び帯域成分になっても、高域成分及び帯域成分になってもよい。本発明の理解を助けるために、第1及び第2周波数成分各々が低域成分であり、第1フィルター140の遮断周波数fc1が10Hzであり、第2フィルター142の遮断周波数fc2が4Hzであると仮定する時、図7に示された特徴量検出部90Bからセンシングされた結果のサイズ変化のある部分は、次のように発生する。
【0027】
図8Aないし図8Dは、図7に示された各部の波形図であって、図8Aは第1及び第2フィルター140及び142各々に入力されるセンシングされた結果の波形図を示し、図8Bは第1フィルター140で低域通過フィルタリングされた結果の波形図を示し、図8Cは第2フィルター142で低域通過フィルタリングされた結果の波形図を示し、図8Dは差計算部144から出力される差成分の波形図を各々示す。
【0028】
まず、10Hzの遮断周波数fc1を有する第1フィルター140は、入力端子IN4を通じて入力した図8Aに示されたセンシングされた結果の第1周波数成分を低域通過フィルタリングし、フィルタリングされた図8Bに示された結果を差計算部144に出力する。この時、4Hzの遮断周波数fc2を有する第2フィルター142は、入力端子IN4を通じて入力した図8Aに示されたセンシングされた結果の第2周波数成分を低域通過フィルタリングし、フィルタリングされた図8Cに示された結果を差計算部144に出力する。差計算部144は、第1フィルター140でフィルタリングされた図8Bに示された結果と第2フィルター142でフィルタリングされた図8Cに示された結果間の差を計算し、計算された図8Dに示された差をセンシングされた結果のサイズ変化のある部分として信号抽出部146に出力する。この時、信号抽出部146は、差計算部144から入力した差の正または負の成分だけを特徴量として抽出し、抽出された特徴量を出力端子OUT7を通じて出力する。
【0029】
例えば、手袋状の部材(図示せず)の親指部分に動き部40を付着し、手袋状の部材(図示せず)を手に装着した使用者は親指を左方向または右方向に動かして情報をクリックすると仮定する。この時、通常的に親指をクリックすれば、親指が左方向及び右方向に各々動くので、何れ一方向だけをクリックとして認知させる必要がある。そうでない場合、1回のクリックのために親指を動く時に2回のクリックが認知されうるためである。このために、図5及び図7に示された信号抽出部124及び146各々は、サイズ変化のある部分で負または正の成分だけを特徴量として抽出する役割をする。
【0030】
図9は、図5または図7に示された信号抽出部124または146の本発明による望ましい一実施例のブロック図であって、第1整流器160で構成される。
図9に示された第1整流器160は、高域通過フィルター122から入力端子IN5を通じて入力したサイズ変化のある部分または差計算部144から入力端子IN5を通じて入力した差を整流し、整流された結果を特徴量として出力端子OUT8を通じて出力する。したがって、高域通過フィルター122から出力されるセンシングされた結果のサイズ変化のある部分または差計算部144から出力される差の正の成分だけ特徴量として抽出されうる。
【0031】
図10は、図5または図7に示された信号抽出部124または146の本発明による望ましい他の実施例のブロック図であって、第1反転器180、第2整流器182及び第2反転器184で構成される。
図10に示された第1反転器180は、高域通過フィルター122から入力端子IN6を通じて入力したセンシングされた結果のサイズ変化のある部分または差計算部144から入力端子IN6を通じて入力した差を反転し、反転された結果を第2整流器182に出力する。この時、第2整流器182は、第1反転器180から入力した反転された結果を整流し、整流された結果を第2反転器184に出力する。第2反転器184は、第2整流器182で整流された結果を反転し、反転された結果を特徴量として出力端子OUT9を通じて出力する。したがって、高域通過フィルター122から入力したセンシングされた結果のサイズ変化のある部分または差計算部144から入力した差の負の成分だけ特徴量として抽出されうる。
【0032】
一方、図3に示された第70段階後に、特徴量が所定臨界値以上であるか否かを判断する(第72段階)。ここで、所定臨界値は、動き部40が動ける程度によってあらかじめ設定される。例えば、動き部40を使用者の各指に付着する場合、指をクリックする時に検出される特徴量の振幅を事前に獲得し、獲得した特徴量の振幅を分析した結果によって、すなわち指を動く程度によって所定臨界値を設定しうる。
【0033】
第72段階を行うために、第2比較部94は、特徴量検出部90から入力した特徴量と外部から入力した所定臨界値とを比較し、比較された結果を第1カウンター96に出力する一方、出力端子OUT2を通じてセンシング部42にも出力する。もし、特徴量が所定臨界値より小さいと判断されれば第10段階に進む。このために、センシング部42は、第2比較部94で比較された結果を通じて特徴量が所定臨界値より小さいと認識されれば、動き部40の新しい動きをセンシングする。
【0034】
図11は、図3に示された第74及び第76段階を説明するための第1及び第2所定期間T1及びT2を示す波形図であって、縦軸は時間を示し、横軸は振幅を各々示す。
図11を参照すれば、特徴量200が所定臨界値以上であると判断されれば、第1所定期間T1の間の特徴量200が所定臨界値以上に維持されるか否かを判断する(第74段階)。これを行うために、有効信号検出部48Aは、第1カウンター96及び第3比較部98をさらに設けうる。ここで、第1カウンター96は、第2比較部94から入力した比較された結果に応答してカウンティング動作を行い、カウンティングされた結果を第3比較部98に出力する。例えば、第1カウンター96は、第2比較部94で比較された結果を通じて特徴量が所定臨界値以上であると認識される時にカウンティング動作を行い、特徴量が所定臨界値以上でないと認識されればカウンティング動作を行わない。この時、第3比較部98は、第1カウンター96でカウンティングされた結果と外部から入力した第1所定期間T1とを比較し、比較された結果を有効信号発生部100に出力する一方、出力端子OUT3を通じてセンシング部42にも出力する。
【0035】
もし、第1所定期間T1の間の特徴量200が所定臨界値以上に維持されていないと判断されれば、第10段階に進む。このために、センシング部42は、第3比較部98で比較された結果を通じて第1所定期間T1の間の特徴量200が所定臨界値以上に維持されていないと判断されれば、動き部40の新しい動きをセンシングする。それは、使用者による動きが情報を選択するための意図的な動きであるためには特徴量が最小限第1所定期間T1の間の所定臨界値を維持しなければならず、そうでない場合、使用者による動きが意図的な有効な動きではないためである。
【0036】
しかし、第1所定期間T1の間の特徴量200が所定臨界値以上に維持されると判断されれば、動き部40のセンシングされた動きが有効な動きであると決定し、第18段階に進む(第76段階)。ここで、第1所定期間T1は、情報の選択を意図する使用者が動き部40を動かす時にかかる最小の期間に設定される。第76段階を行うために、有効信号発生部100は、第3比較部98から入力した比較された結果に応答して動き部40の動きが有効な動きであることを表す有効信号を発生させ、発生した有効信号を出力端子OUT4を通じて有効情報決定部54に出力する。この時、センシング部42は、第3比較部98で比較された結果を通じて第1所定期間T1の間の特徴量200が所定臨界値以上に維持されると判断されれば、動き部40の新しい動きをセンシングしないか、またはセンシングされた結果を出力しないこともある。
【0037】
前述した第74段階は、選択的に設けられることもある。したがって、図4に示された第1カウンター96及び第3比較部98も選択的に設けられることもある。この場合、有効信号発生部100は、第2比較部94から入力した比較された結果に応答して有効信号を発生させる。例えば、有効信号発生部100は、第2比較部94から入力した比較された結果を通じて特徴量200が所定臨界値以上であると認識されれば有効信号を発生させ、特徴量200が所定臨界値以上ではないと判断されれば有効信号を発生させない。
【0038】
一方、本発明によれば、第16段階で、センシングされた動きが有効な動きであるか否かを判断する時、図11に示された第2所定期間T2から第1所定期間T1を除外した期間の間のセンシングされた結果は利用されない。それは、使用者が情報を選択する時、所望しない混線や雑音が発生することもあるためである。例えば、使用者が指各々に動き部40を付着し、所望の情報を入力するために中指を動かしてクリックする時に薬指が共に動くこともあり、このような薬指の動きによって混線が発生しうる。このような混線を防止するために、有効信号検出部48Aは第4比較部102をさらに設けることもある。第4比較部102は、第1カウンター96でカウンティングされた結果と外部から入力した第2所定期間T2とを比較し、比較された結果を有効信号発生部100に出力する一方、出力端子OUT5を通じてセンサー部42にも出力する。この時、有効信号発生部100は、第4比較部102から入力した比較された結果に応答して有効信号を発生させる。例えば、有効信号発生部100は、第4比較部102で比較された結果を通じて第1所定期間T1が経過した後に第2所定期間T2がまだ経過されていないと認識されれば、第2比較部94から入力した比較された結果から特徴量200が所定臨界値以上であると認識されても新しい有効信号を発生させない。本発明によれば、センサー部42は、第4比較部102で比較された結果を通じて第2所定期間T2から第1所定期間T1を除外した期間であると認識されれば、動き部40の新しい動きをセンシングしないか、またはセンシングされた結果を出力しないこともある。これは、第2所定期間T2から第1所定期間T1を除外した区間でセンシング部42の不要なセンシング動作を防止するためである。本発明によれば、第2所定期間T2は、動き部40が情報を選択する時に不要に動ける期間に相応して設定される。または、第2所定期間T2は、動き部40の種類によって異に設定されることもある。例えば、動き部40が使用者の身体で指に付着され、親指を動かしてクリックすると仮定すれば、親指以外の他の指を動かしてクリックすると仮定する時よりも第2所定時間T2はさらに長く設定される。これは、他の指と異なって親指がクリックする時、親指は左方向及び右方向に2回動くので、2回の特徴量が検出されうるので、これを防止するためである。本発明によれば、図4に示された第4比較部102は、選択的に設けられうる。この場合、有効信号発生部100は、第2所定期間T2の経過に関係なく第3比較部98で比較された結果にだけ応答して有効信号を発生させる。
【0039】
一方、図2に示された有効情報決定部54は、入力端子IN1を通じて入力した情報を有効信号検出部48から入力した有効信号に応答して有効な情報として決定し、決定された有効な情報を出力端子OUT1を通じて出力する(第18段階)。例えば、有効信号を通じて動き部40の動きが有効な動きであると認識されれば、有効情報決定部54は、有効な動きによって選択された入力端子IN1を通じて入力した情報を有効な情報として決定し、決定された情報を出力端子OUT1を通じて出力する。しかし、有効信号を通じて動き部40の動きが有効な動きではないと認識されれば、有効情報決定部54は、動き部40の動きによって選択された入力端子IN1を通じて入力した情報を非有効な情報として決定する。
【0040】
図2に示された有効情報決定部54は、例えば、前述した国内出願番号2001−41560に開示された特許で言及された情報選択部として応用されることもある。このような例示的な応用で、有効情報決定部54は、第1または/及び第2変位と角度から情報画面の1次元的な位置を決定し、決定された1次元的な位置に存在する入力端子IN1を通じて入力した情報を有効信号検出部48から入力した有効信号に応答して使用者が選択した有効な情報として決定し、決定された有効な情報を出力端子OUT1を通じて出力する。
【0041】
さらに細部的に、有効情報決定部54は、前記開示された特許で情報認識部の役割を行う。すなわち、有効情報決定部54は、情報画面で使用者が指示した情報の1次元的な位置とマッピングされる情報を検索し、入力端子IN1を通じて入力される検索された情報を有効信号検出部48から入力した有効信号に応答して使用者が選択した有効な情報として認識し、認識した有効な情報を出力端子OUT1を通じて出力する。または、有効情報決定部54は、情報画面で使用者が指示した情報の水平方向の位置及び垂直方向の位置から決定した2次元的な位置の水平及び垂直座標値とマッチングされる情報を検索し、入力端子IN1を通じて入力された検索された情報を有効信号検出部48から入力した有効信号に応答して使用者が選択した有効な情報として認識し、認識された情報を出力端子OUT1を通じて出力することもある。
【0042】
一方、少なくとも2つ以上の有効な動きが検出されることもある。例えば、動き部40が指各々に設けられる時、中指を動かしてクリックすれば、薬指と小指とは中指の動きによって動かれうる。この場合、有効な動きではない薬指と小指との動きを有効でない動きとして見なさなければならない。もし、そうでない場合、中指の動きが有効な動きであるか否かを判別するが、薬指と小指の動きは混線に作用する恐れがある。
【0043】
以下、少なくとも2つ以上の有効な動きが発生した場合、本発明による情報選択方法及びその方法を行う本発明による情報選択装置の構成及び動作を添付された図面を参照して次のように説明する。
図12は、少なくとも2つ以上の有効な動きが発生した場合、本発明による情報選択方法の一実施例を説明するためのフローチャートであって、複数の有効な動きのうち何れか一つを利用して有効な情報を決定する段階(第220〜第226段階)よりなる。
【0044】
図13は、図12に示された方法を行う本発明による情報選択装置のブロック図であって、第1保存部240、第2カウンター242、第1特徴量選択部244及び有効情報決定部246で構成される。
まず、図1に示された第16段階で動き部40の動きが有効な動きであると判断されれば、有効な動きが少なくとも2つ以上存在するか否かを判断する(第220段階)。このために、第2カウンター242は、有効信号検出部48から入力端子IN8を通じて入力される有効信号の数をカウンティングし、カウンティングされた結果を第1特徴量選択部244及び有効情報決定部246に各々出力する。
【0045】
もし、有効な動きが少なくとも2つ以上存在すると判断されれば、有効な動きのうち最も大きい有効な動きを選択する(第224段階)。このために、まず第1保存部240は、有効な動きに当る特徴量を入力端子IN7を通じて特徴量検出部90から少なくとも一つ入力して保存し、第1特徴量選択部244は、第1保存部240に保存された特徴量のうち最も多い特徴量を第2カウンター242でカウンティングされた結果に応答して選択し、選択された特徴量を有効情報決定部246に出力する。例えば、第2カウンター242から入力したカウンティングされた結果を通じて、有効な動きが少なくとも2つ以上存在すると認識されれば、第1特徴量選択部244は第224段階を行う。
【0046】
ここで、第220及び第224段階は、図1に示された第16段階と第18段階間で行われ、図13に示された第1保存部240、第2カウンター242及び第1特徴量選択部244は、図2に示された有効信号検出部48と有効情報決定部54間に設けられうる。この場合、有効情報決定部246は、有効情報決定部54の役割を行う。
この時、第2カウンター242でカウンティングされた結果を通じて有効な動きが少なくとも2つ以上存在しないと判断されれば、有効情報決定部246は、一つの有効な動きによって選択された入力端子IN9を通じて入力した情報を有効な情報として決定し、決定された有効な情報を出力端子OUT10を通じて出力する(第222段階)。または、第224段階後、第2カウンター242でカウンティングされた結果を通じて有効な動きが少なくとも2つ以上存在すると認識されれば、有効情報決定部246は、有効な動きによって選択された入力端子IN9を通じて入力した情報のうち第1特徴量選択部244で選択された特徴量に当る有効な動きによって選択された情報を有効な情報として決定し、決定された有効な情報を出力端子OUT10を通じて出力する(第226段階)。
【0047】
図14は、少なくとも2つ以上の有効な動きが発生した場合、本発明による情報選択方法の他の実施例を説明するためのフローチャートであって、複数の有効な動きのうち何れか一つを利用して有効な情報を決定する段階(第260〜第266段階)よりなる。
図15は、図14に示された方法を行う本発明による情報選択装置のブロック図であって、第2保存部280、第3カウンター282、第1時間選択部284及び有効情報決定部286で構成される。
【0048】
まず、図1に示された第16段階で動き部40の動きが有効な動きであると判断されれば、有効な動きが少なくとも2つ以上存在するか否かを判断する(第260段階)。このために、第3カウンター282は、有効信号検出部48から入力端子IN11を通じて入力される有効信号の数をカウンティングし、カウンティングされた結果を第1時間選択部284及び有効情報決定部286に出力する。
【0049】
もし、有効な動きが少なくとも2つ以上存在すると判断されれば、有効な動きのうち最初に決定された有効な動きを選択し、第266段階に進む(第264段階)。
第264段階の理解を助けるために、動き部40が情報を選択しようとする使用者の指各々に付着され、使用者は指のうち何れか一本を動かして情報を選択すると仮定する。この時、意図的に動かされる指に近接する少なくとも一つの指は、意図された指の動きによって使用者の意志と関係なく後続して動かされうる。したがって、第264段階で、意図的に動かされる指の動きによる特徴量は、近接する指の動きによる特徴量より常に先に検出されるという事実を利用して、意図的に動かした指が何れの指に当るか否かを識別する。第264段階を行うために、まず第2保存部280は、少なくとも一つの有効な動きに当る特徴量が特徴量検出部90から入力端子IN10を通じて入力される時点(すなわち、時間)を保存し、第1時間選択部284は第2保存部280に保存された時間のうち最も速い時間を第3カウンター282でカウンティングされた結果に応答して選択し、選択された時間を有効情報決定部286に出力する。例えば、第3カウンター282から入力したカウンティングされた結果を通じて、有効な動きが少なくとも2つ以上存在すると認識されれば、第1時間選択部284は第264段階を行う。ここで、第260及び第264段階は、図1に示された第16段階と第18段階間で行われ、図15に示された第2保存部280、第3カウンター282及び第1時間選択部284は、図2に示された有効信号検出部48と有効情報決定部54間に設けられうる。この場合、有効情報決定部286は、有効情報決定部54の役割を行う。
【0050】
この時、第3カウンター282でカウンティングされた結果を通じて有効な動きが少なくとも2つ以上存在しないと判断されれば、有効情報決定部286は、一つの有効な動きによって選択された入力端子IN12を通じて入力した情報を有効な情報として決定し、決定された有効な情報を出力端子OUT11を通じて出力する(第262段階)。または、第264段階後に、第3カウンター282でカウンティングされた結果を通じて有効な動きが少なくとも2つ以上存在すると認識されれば、有効情報決定部286は、有効な動きによって選択された入力端子IN12を通じて入力した情報のうち第1時間選択部284で選択された時間に発生した特徴量に当る最初に決定された有効な動きによって選択された情報を有効な情報として決定し、決定された有効な情報を出力端子OUT11を通じて出力する(第266段階)。
【0051】
図16は、少なくとも2つ以上の有効な動きが発生した場合、本発明による情報選択方法のさらに他の実施例を説明するためのフローチャートであって、複数の有効な動きのうち何れか一つを利用して有効な情報を決定する段階(第300〜第310段階ら)よりなる。
図17は、図16に示された方法を行う本発明による情報選択装置のブロック図であって、第3及び第4保存部330及び332、第4カウンター334、第5比較部336、第2特徴量選択部338、第2時間選択部340及び有効情報決定部342で構成される。
【0052】
まず、図1に示された第16段階で動き部40の動きが有効な動きであると判断されれば、有効な動きが少なくとも2つ以上存在するか否かを判断する(第300段階)。このために、第4カウンター334は、有効信号検出部48から入力端子IN15を通じて入力される有効信号の数をカウンティングし、カウンティングされた結果を有効情報決定部342及び第5比較部336に出力する。
【0053】
もし、有効な動きが少なくとも2つ以上存在すると判断されれば、有効な動きが同時に決定されたか否かを判断する(第304段階)。このために、まず第4保存部332は、少なくとも一つの有効な動きに当る特徴量が特徴量検出部90から入力端子IN14を通じて入力される時間を保存し、第5比較部336は第4保存部332に保存された時間を比較し、比較された結果を第2特徴量選択部338、第2時間選択部340及び有効情報決定部342に各々出力する。本発明によれば、第5比較部336は、第4カウンター334でカウンティングされた結果に応答して比較動作を行うこともある。例えば、第4カウンター334でカウンティングされた結果を通じて有効な動きが2つ以上存在しないと認識されれば、第5比較部336は比較動作を行わない。
【0054】
もし、有効な動きが同時に決定されないと判断されれば、有効な動きのうち最初に決定された有効な動きを選択し、第310段階に進む(第306段階)。第306段階は、第264段階と同様に、最初に決定された有効な動きに当る特徴量は、特徴量検出部90から最初に発生するという事実を利用する。第306段階を行うために、第2時間選択部340は、第4保存部332に保存された時間のうち最も速い時間を第5比較部336で比較された結果に応答して選択し、選択された時間を有効情報決定部342に出力する。例えば、第5比較部336から入力した比較された結果を通じて、有効な動きが同時に決定されないと認識されれば、第2時間選択部340は第306段階を行う。
【0055】
しかし、有効な動きが同時に決定されたと判断されれば、有効な動きのうち最も大きい有効な動きを選択し、第310段階に進む(第308段階)。このために、まず第3保存部330は少なくとも一つの有効な動きに当る特徴量を入力端子IN13を通じて特徴量検出部90から入力して保存し、第2特徴量選択部338は、第3保存部330に保存された特徴量のうち最も多い特徴量を第5比較部336から入力した比較された結果に応答して選択し、選択された特徴量を有効情報決定部342に出力する。例えば、第5比較部336から入力した比較された結果を通じて、有効な動きが同時に決定されたと認識されれば、第2特徴量選択部338は、第308段階を行う。
【0056】
ここで、第300〜第308段階は、図1に示された第16段階と第18段階間で行われ、図17に示された第3及び第4保存部330及び332、第4カウンター334、第5比較部336、第2特徴量選択部338及び第2時間選択部340は、図2に示された有効信号検出部48と有効情報決定部54間に設けられうる。この場合、有効情報決定部342は、有効情報決定部54の役割を行う。
【0057】
この時、第4カウンター334でカウンティングされた結果を通じて有効な動きが少なくとも2つ以上存在しないと判断されれば、有効情報決定部342は、一つの有効な動きによって選択された入力端子IN16を通じて入力した情報を有効な情報として決定し、決定された有効な情報を出力端子OUT12を通じて出力する(第302段階)。または、第306または第308段階後に、第4カウンター334でカウンティングされた結果を通じて有効な動きが少なくとも2つ以上存在すると認識されれば、有効情報決定部342は、有効な動きによって選択された入力端子IN16を通じて入力した情報のうち第5比較部336から入力した比較された結果に応答して第2特徴量選択部338で選択された特徴量または第2時間選択部340で選択された時間に発生した特徴量に当る最初に決定された有効な動きによって選択された情報を有効な情報として決定し、決定された有効な情報を出力端子OUT12を通じて出力する(第310段階)。
【0058】
図18は、少なくとも2つ以上の有効な動きが発生した場合、本発明による情報選択方法のさらに他の実施例を説明するためのフローチャートであって、複数の有効な動きのうち何れか一つを利用して有効な情報を決定する段階(第300、第306〜第310及び第370段階)よりなる。
図19は、図18に示された方法を行う本発明による情報選択装置のブロック図であって、第3及び第4保存部330及び332、第4カウンター334、第6比較部360、第2特徴量選択部338、第2時間選択部340及び有効情報決定部342で構成される。
【0059】
まず、第304段階が第370段階に変更されたのを除外すれば、図18に示された情報選択方法は、図16に示された情報選択方法と同じである。また、第5比較部336が第6比較部360に変更されたのを除外すれば、図19に示された情報選択装置は、図17に示された情報選択装置と同じ構成を有して同じ動作を行う。したがって、図18及び図19で図16及び図17と重複される部分についての説明は省略し、変更された部分についてだけ次のように説明する。
【0060】
図16に示されたものと異なって、図18に示された本発明による情報選択方法は、有効な動きが少なくとも2つ以上存在すると判断されれば、有効な動きの動き量、すなわち、有効な動きのサイズが互いに同じであるか否かを判断する(第370段階)。もし、有効な動きの動き量が同じであると判断されれば、第306段階に進み、有効な動きの動き量が同じでないと判断されれば、第308段階に進む。このために、図19に示された第6比較部360は、第3保存部330から入力した特徴量のサイズを互いに比較し、比較された結果を第2特徴量選択部338、第2時間選択部340及び有効情報決定部342に各々出力する。したがって、第6比較部360で比較された結果を通じて有効な動きに当る特徴量が互いに同じであると判断されれば、すなわち、有効な動きのサイズが互いに同じであると判断されれば、第2時間選択部340は、第306段階を行う。しかし、第6比較部360で比較された結果を通じて有効な動きに当る特徴量が互いに同じでないと判断されれば、第2特徴量選択部338は、第308段階を行う。
【0061】
本発明によれば、図13、図15、図17または図19に示された有効情報決定部246,286または342は、第224、第264、第306または第308段階で選択された有効な動きが少なくとも一つの動き部40のうち何れの動き部の動きに当るかを認識することもある。このために、第1または第2特徴量選択部244または338は、選択された特徴量の代りに選択された特徴量に当る動きを起こした動き部40を識別しうる固有識別番号を有効情報決定部246または342に出力し、第1または第2時間選択部284または340は、選択された時間の代りに選択された時間に発生した特徴量に当る動きを起こした動き部40の固有識別番号を有効情報決定部286または342に出力する。したがって、有効情報決定部246は、第1特徴量選択部244から入力される固有識別番号を通じて何れの動き部40の動きが有効な動きとして選択されたかを認識しうる。このように、有効情報決定部286は、第1時間選択部284から入力される固有識別番号を通じて何れの動き部40の動きが有効な動きとして選択されたかを認識しうる。また、有効情報決定部342は、第2特徴量選択部338または第2時間選択部340から入力される固有識別番号を通じて何れの動き部40の動きが有効な動きとして選択されたかを認識しうる。
【0062】
一方、図2に示された本発明による情報選択装置は、有効信号検出部48から入力した有効信号のフォーマットを変換し、変換されたフォーマットを有する信号を無線信号に変換し、変換された無線信号を無線で有効情報決定部54に伝送する通信部(図示せず)を別途に設けることもある。
一方、前述したように動き部40は、使用者の身体の所定部位に付着され、所定部位が指である場合、センシング部42は指関節の動きをセンシングし、所定部位が手である場合、センシング部42は手首関節の動きをセンシングし、所定部位が首である場合、センシング部42は首関節の動きをセンシングする。また、本発明によれば、センシング部42が指の3番目関節の動きをセンシングする場合、本発明による情報選択方法及び装置は、人指し指、中指、薬指または小指のような指のクリック運動が有効であるかを認識するのに利用されうる。これは、一般的に知られたQWERYキーボードをクリックする時、指の3番目関節が動くためである。
【0063】
例えば、使用者が各指及び手に慣性センサーをセンシング部42として付着した手袋状の部材を動かして空間的に情報を入力させると仮定する。この時、本発明による情報選択方法は、指の関節角度によって指示される情報が有効な情報であるか否かを認識するのに使われ、指によって指示された情報の入力を決定する指のクリックのための動きが有効な動きであるか否かを認識するのに使われることもある。
【0064】
結局、前述した本発明による情報選択方法及び装置は、使用者が動き部40を空間的、または平面的に動かして情報を指示したり入力しようとする時、その動きをセンシングする装置で動き部40の動きが有効な動きであるか否かを認識しうる。
【産業上の利用可能性】
【0065】
本発明による多次元空間上での情報選択方法及び装置は、動き部40を遅くまたは早く動かして情報を選択する時、センシングされた結果のサイズ変化が大きいかまたは小さいので、相異なる遮断周波数を有する第1及び第2フィルター140及び142を利用してフィルタリングされた結果間の差をサイズ変化のある部分として検出するために所定臨界値を何れか一つの値に設定する難しさを克服でき、動き部40のいかなる小さな動きもセンシング部42として慣性センサーを使用した時に引き起こされる重力及びオフセットの影響を受けないつつ正確に検出でき、空間的または平面的な使用者の動きが情報を選択するための有効な動きであるか、及びその有効な動きが少なくとも2つ以上の動き部40のうち何れの動き部40の動きであるかを正確に判別できるので、情報の高い認識率及び高い信頼性を達成でき、また使用者が情報をさらに容易に選択できる。
【図面の簡単な説明】
【0066】
【図1】本発明による多次元空間上での情報選択方法を説明するためのフローチャートである。
【図2】図1に示された方法を行う本発明による多次元空間上での情報選択装置のブロック図である。
【図3】図1に示された第16段階に対する本発明による望ましい一実施例を説明するためのフローチャートである。
【図4】図2に示された有効信号検出部の本発明による望ましい一実施例のブロック図である。
【図5】図4に示された特徴量検出部の本発明による一実施例のブロック図である。
【図6A】図5に示された特徴量検出部の各部に入力/出力される信号の波形図である。
【図6B】図5に示された特徴量検出部の各部に入力/出力される信号の波形図である。
【図6C】図5に示された特徴量検出部の各部に入力/出力される信号の波形図である。
【図7】図4に示された特徴量検出部の本発明による他の実施例のブロック図である。
【図8A】図7に示された各部の波形図である。
【図8B】図7に示された各部の波形図である。
【図8C】図7に示された各部の波形図である。
【図8D】図7に示された各部の波形図である。
【図9】図5または図7に示された信号抽出部の本発明による望ましい一実施例のブロック図である。
【図10】図5または図7に示された信号抽出部の本発明による望ましい他の実施例のブロック図である。
【図11】図3に示された第74及び第76段階を説明するための第1及び第2所定期間を示す波形図である。
【図12】少なくとも2つ以上の有効な動きが発生した場合、本発明による情報選択方法の一実施例を説明するためのフローチャートである。
【図13】図12に示された方法を行う本発明による情報選択装置のブロック図である。
【図14】少なくとも2つ以上の有効な動きが発生した場合、本発明による情報選択方法の他の実施例を説明するためのフローチャートである。
【図15】図14に示された方法を行う本発明による情報選択装置のブロック図である。
【図16】少なくとも2つ以上の有効な動きが発生した場合、本発明による情報選択方法のさらに他の実施例を説明するためのフローチャートである。
【図17】図16に示された方法を行う本発明による情報選択装置のブロック図である。
【図18】少なくとも2つ以上の有効な動きが発生した場合、本発明による情報選択方法のさらに他の実施例を説明するためのフローチャートである。
【図19】図18に示された方法を行う本発明による情報選択装置のブロック図である。

Claims (78)

  1. (a)情報を選択しようとする使用者の動きをセンシングする段階と、
    (b)前記センシングされた動き量を利用して、センシングされた前記動きが前記情報の選択を意図する有効な動きであるか否かを判断し、前記動きが前記有効な動きでないと判断されれば、前記(a)段階に進む段階と、
    を備えることを特徴とする多次元空間上での情報選択方法。
  2. 前記情報選択方法は、
    (c)前記(a)段階後に、センシングされた前記動き量が所定量を超えるか否かを判断し、前記動き量が前記所定量を超えないと判断されれば、前記(b)段階に進む段階と、をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の多次元空間上での情報選択方法。
  3. 前記情報選択方法は、
    前記(a)段階後に、アナログ形態の前記センシングされた結果をデジタル形態に変換し、前記(b)段階に進む段階をさらに備え、
    前記(b)段階は、前記変換された結果から前記動きが前記有効な動きであるか否かを判断することを特徴とする請求項1に記載の多次元空間上での情報選択方法。
  4. 前記情報選択方法は、
    (d)前記(b)段階で前記動きが前記有効な動きであると判断されれば、前記有効な動きによって選択された情報を有効な情報として決定する段階をさらに備えることを特徴とする請求項2に記載の多次元空間上での情報選択方法。
  5. 前記(a)段階は、前記動きを視覚的にセンシングすることを特徴とする請求項1に記載の多次元空間上での情報選択方法。
  6. 前記動きは、空間的な動きに当ることを特徴とする請求項1に記載の多次元空間上での情報選択方法。
  7. 前記動きは、平面的な動きに当ることを特徴とする請求項1に記載の多次元空間上での情報選択方法。
  8. 前記情報の選択は、前記情報の指示に当ることを特徴とする請求項1に記載の多次元空間上での情報選択方法。
  9. 前記情報の選択は、前記情報の入力に当ることを特徴とする請求項1に記載の多次元空間上での情報選択方法。
  10. 前記(b)段階は、
    (b1)前記センシングされた結果のサイズ変化のある部分を特徴量として抽出する段階と、
    (b2)前記特徴量が所定臨界値以上であるか否かを判断し、前記特徴量が前記所定臨界値より小さいと判断されれば、前記(a)段階に進む段階と、
    (b3)前記特徴量が前記所定臨界値以上であると判断されれば、前記動きが前記有効な動きであると決定し、前記(d)段階に進む段階と、
    を備えることを特徴とする請求項4に記載の多次元空間上での情報選択方法。
  11. 前記(b1)段階は、
    前記センシングされた結果を帯域通過フィルタリングし、帯域通過フィルタリングされた結果を前記特徴量として決定する段階を備えることを特徴とする請求項10に記載の多次元空間上での情報選択方法。
  12. 前記(b1)段階は、
    (b11)前記センシングされた結果の第1周波数成分と第2周波数成分とをフィルタリングする段階と、
    (b12)フィルタリングされた前記第1周波数成分と前記第2周波数成分間の差を求め、前記差を前記特徴量として決定する段階と、
    を備えることを特徴とする請求項10に記載の多次元空間上での情報選択方法。
  13. 前記第1及び前記第2周波数成分各々は、低域成分に当ることを特徴とする請求項12に記載の多次元空間上での情報選択方法。
  14. 前記第1周波数成分は低域成分に当り、前記第2周波数成分は高域成分に当ることを特徴とする請求項12に記載の多次元空間上での情報選択方法。
  15. 前記第1周波数成分は低域成分に当り、前記第2周波数成分は帯域成分に当ることを特徴とする請求項12に記載の多次元空間上での情報選択方法。
  16. 前記第1周波数成分は高域成分に当り、前記第2周波数成分は帯域成分に当ることを特徴とする請求項12に記載の多次元空間上での情報選択方法。
  17. 前記第1及び前記第2周波数成分各々は、高域成分に当ることを特徴とする請求項12に記載の多次元空間上での情報選択方法。
  18. 前記第1及び前記第2周波数成分各々は、帯域成分に当ることを特徴とする請求項12に記載の多次元空間上での情報選択方法。
  19. 前記(b1)段階は、
    前記センシングされた結果の前記サイズ変化のある部分の正の成分だけを前記特徴量として抽出することを特徴とする請求項10に記載の多次元空間上での情報選択方法。
  20. 前記(b1)段階は、
    前記センシングされた結果の前記サイズ変化のある部分の負の成分だけを前記特徴量として抽出することを特徴とする請求項10に記載の多次元空間上での情報選択方法。
  21. 前記(b)段階は、
    (b4)前記特徴量が前記所定臨界値以上であると判断されれば、第1所定期間の間の前記特徴量が前記所定臨界値以上に維持されるか否かを判断し、前記第1所定期間の間の前記特徴量が前記所定臨界値以上に維持されないと判断されれば、前記(a)段階に進む段階をさらに備え、
    前記(b3)段階は、前記第1所定期間の間の前記特徴量が前記所定臨界値以上に維持されると判断されれば、前記動きが前記有効な動きであると決定することを特徴とする請求項10に記載の多次元空間上での情報選択方法。
  22. 前記(b)段階は、前記センシングされた動きが前記有効な動きであるか否かを判断する時、第2所定期間から前記第1所定期間を除外した期間の間の前記センシングされた結果は利用せず、前記第2所定期間は、前記第1所定期間より長いことを特徴とする請求項21に記載の多次元空間上での情報選択方法。
  23. 前記情報選択方法は、
    前記(a)段階後に、前記センシングされた結果を正規化し、前記(b)段階に進む段階をさらに備え、
    前記(b)段階は、前記動きが前記有効な動きであるか否かを前記正規化された結果から判断することを特徴とする請求項10に記載の多次元空間上での情報選択方法。
  24. 前記(b)段階は、
    前記(b1)段階から抽出された前記サイズ変化のある部分を正規化し、正規化された結果を前記特徴量として決定し、前記(b2)段階に進む段階をさらに備えることを特徴とする請求項10に記載の多次元空間上での情報選択方法。
  25. 加重値は、前記情報を選択する時に前記使用者が動ける程度に当り、前記正規化された結果は、前記センシングされた結果と前記加重値とを乗算した結果に当ることを特徴とする請求項23に記載の多次元空間上での情報選択方法。
  26. 加重値は、前記情報を選択する時に前記使用者が動ける程度に当り、前記正規化された結果は、前記サイズ変化のある部分と前記加重値とを乗算した結果に当ることを特徴とする請求項24に記載の多次元空間上での情報選択方法。
  27. 前記情報選択方法は、
    (e1)前記有効な動きが少なくとも2つ以上存在するか否かを判断する段階と、
    (e2)前記有効な動きが少なくとも2つ以上存在すると判断されれば、有効な動きのうち最も大きい有効な動きを選択し、前記(d)段階に進む段階と、をさらに備え、
    前記(d)段階は、前記(e1)段階で前記有効な動きが少なくとも2つ以上存在しないと判断されれば、一つの前記有効な動きによって選択された情報を前記有効な情報として決定するか、前記有効な動きによって選択された情報のうち前記(e2)段階で選択された前記有効な動きによって選択された情報を前記有効な情報として決定することを特徴とする請求項23に記載の多次元空間上での情報選択方法。
  28. 前記情報選択方法は、
    (f1)前記有効な動きが少なくとも2つ以上存在するか否かを判断する段階と、
    (f2)前記有効な動きが少なくとも2つ以上存在すると判断されれば、有効な動きのうち最初に決定された有効な動きを選択し、前記(d)段階に進む段階と、をさらに備え、
    前記(d)段階は、前記(f1)段階で前記有効な動きが少なくとも2つ以上存在しないと判断されれば、一つの前記有効な動きによって選択された情報を前記有効な情報として決定するか、前記有効な動きによって選択された情報のうち前記(f2)段階で選択された前記有効な動きによって選択された情報を前記有効な情報として決定することを特徴とする請求項23に記載の多次元空間上での情報選択方法。
  29. 前記情報選択方法は、
    (g1)前記有効な動きが少なくとも2つ以上存在するか否かを判断する段階と、
    (g2)前記有効な動きが少なくとも2つ以上存在すると判断されれば、有効な動きが同時に決定されたか否かを判断する段階と、
    (g3)前記有効な動きが同時に決定されたと判断されれば、前記有効な動きのうち最も大きい有効な動きを選択し、前記(d)段階に進む段階と、
    (g4)前記有効な動きが同時に決定されていないと判断されれば、前記有効な動きのうち最初に決定された有効な動きを選択し、前記(d)段階に進む段階と、をさらに備え、
    前記(d)段階は、前記(g1)段階で前記有効な動きが少なくとも2つ以上存在しないと判断されれば、一つの前記有効な動きによって選択された情報を前記有効な情報として決定するか、前記有効な動きによって選択された情報のうち前記(g3)または前記(g4)段階で選択された前記有効な動きによって選択された情報を前記有効な情報として決定することを特徴とする請求項23に記載の多次元空間上での情報選択方法。
  30. 前記情報選択方法は、
    (h1)前記有効な動きが少なくとも2つ以上存在するか否かを判断する段階と、
    (h2)前記有効な動きが少なくとも2つ以上存在すると判断されれば、有効な動きの動き量が相互同じであるか否かを判断する段階と、
    (h3)前記有効な動きの動き量が相互同じでないと判断されれば、前記有効な動きのうち最も大きい有効な動きを選択し、前記(d)段階に進む段階と、
    (h4)前記有効な動きが動き量が相互同じであると判断されれば、前記有効な動きのうち最初に決定された有効な動きを選択し、前記(d)段階に進む段階と、をさらに備え、
    前記(d)段階は、前記(h1)段階で前記有効な動きが少なくとも2つ以上存在しないと判断されれば、一つの前記有効な動きによって選択された情報を前記有効な情報として決定するか、前記有効な動きによって選択された情報のうち前記(h3)または前記(h4)段階で選択された前記有効な動きによって選択された情報を前記有効な情報として決定することを特徴とする請求項23に記載の多次元空間上での情報選択方法。
  31. 前記情報を選択する時、前記使用者は身体の所定部位を動くことを特徴とする請求項25に記載の多次元空間上での情報選択方法。
  32. 前記所定部位は、少なくとも一つの手に当ることを特徴とする請求項31に記載の多次元空間上での情報選択方法。
  33. 前記加重値は、指の種類によって異に設定されることを特徴とする請求項32に記載の多次元空間上での情報選択方法。
  34. 前記加重値は、指を曲げた角度によって異に設定されることを特徴とする請求項32に記載の多次元空間上での情報選択方法。
  35. 前記動きは、指の3番目関節に当ることを特徴とする請求項32に記載の多次元空間上での情報選択方法。
  36. 前記(c)段階は、
    前記(a)段階後に、センシングされた前記身体の上、下、前、後、左または右方向の前記動き量が前記所定量を超えるか否かを判断し、前記動き量が前記所定量を超えないと判断されれば、前記(b)段階に進むことを特徴とする請求項31に記載の多次元空間上での情報選択方法。
  37. 前記所定部位の動ける程度に相応して前記所定臨界値が決まることを特徴とする請求項31に記載の多次元空間上での情報選択方法。
  38. 前記情報を選択する時、前記使用者は身体の所定部位を動かし、前記所定部位の種類によって前記第2所定期間が決まることを特徴とする請求項22に記載の多次元空間上での情報選択方法。
  39. 情報を選択しようとする使用者によって動く少なくとも一つの動き部と、
    前記動き部の動きをセンシングし、センシングされた結果を出力する少なくとも一つのセンシング部と、
    前記センシングされた結果から前記動き部の動きが前記情報の選択を意図する有効な動きであるか否かを検査し、検査された結果を有効信号として出力する少なくとも一つの有効信号検出部と、を備えることを特徴とする多次元空間上での情報選択装置。
  40. 前記情報選択装置は、
    前記センシングされた結果から前記動き量を検出する動き量検出部と、
    前記動き量検出部から入力した前記動き量を所定量と比較し、比較された結果を出力する第1比較部と、をさらに備え、
    前記有効信号検出部は、前記第1比較部で比較された結果に応答して前記動きが前記有効な動きであるか否かを検査することを特徴とする請求項39に記載の多次元空間上での情報選択装置。
  41. 前記情報選択装置は、
    アナログ形態の前記センシングされた結果をデジタル形態に変換し、変換された結果を前記有効信号検出部に出力するアナログ/デジタル変換部をさらに備え、
    前記有効信号検出部は、前記変換された結果から前記動きが前記有効な動きであるか否かを検査することを特徴とする請求項40に記載の多次元空間上での情報選択装置。
  42. 前記アナログ/デジタル変換部は、前記アナログ形態の前記センシングされた結果を前記デジタル形態に前記第1比較部で比較された結果に応答して変換することを特徴とする請求項41に記載の多次元空間上での情報選択装置。
  43. 前記情報選択装置は、
    前記動きによって選択された情報を前記有効信号検出部から入力した前記有効信号に応答して有効な情報として決定する有効情報決定部をさらに備えることを特徴とする請求項39に記載の多次元空間上での情報選択装置。
  44. 前記センシング部は、前記動き部の前記動きを視覚的にセンシングすることを特徴とする請求項39に記載の多次元空間上での情報選択装置。
  45. 前記動き部は、空間的に前記使用者によって動くことを特徴とする請求項39に記載の多次元空間上での情報選択装置。
  46. 前記動き部は、平面的に前記使用者によって動くことを特徴とする請求項39に記載の多次元空間上での情報選択装置。
  47. 前記情報の選択は、前記情報の指示に当ることを特徴とする請求項39に記載の多次元空間上での情報選択装置。
  48. 前記情報の選択は、前記情報の入力に当ることを特徴とする請求項39に記載の多次元空間上での情報選択装置。
  49. 前記有効信号検出部は、
    前記センシング部から入力した前記センシングされた結果のサイズ変化のある部分を特徴量として抽出し、抽出された特徴量を出力する特徴量検出部と、
    前記特徴量検出部から入力した前記特徴量と所定臨界値とを比較し、比較された結果を出力する第2比較部と、
    前記第2比較部から入力した前記比較された結果に応答して前記有効信号を発生させる有効信号発生部と、を備え、
    前記センシング部は、前記第2比較部で比較された結果に応答して前記動きをセンシングすることを特徴とする請求項43に記載の多次元空間上での情報選択装置。
  50. 前記特徴量検出部は、
    前記センシングされた結果を帯域通過フィルタリングし、帯域通過フィルタリングされた結果を前記特徴量として出力する帯域通過フィルターを備えることを特徴とする請求項49に記載の多次元空間上での情報選択装置。
  51. 前記特徴量検出部は、
    前記センシングされた結果の第1周波数成分をフィルタリングし、フィルタリングされた結果を出力する第1フィルターと、
    前記センシングされた結果の第2周波数成分をフィルタリングし、フィルタリングされた結果を出力する第2フィルターと、
    前記第1フィルターでフィルタリングされた結果と前記第2フィルターでフィルタリングされた結果間の差を計算し、計算された前記差を前記特徴量として出力する差計算部と、を備えることを特徴とする請求項50に記載の多次元空間上での情報選択装置。
  52. 前記第1及び前記第2周波数成分各々は、低域成分に当ることを特徴とする請求項51に記載の多次元空間上での情報選択装置。
  53. 前記第1周波数成分は低域成分に当り、前記第2周波数成分は高域成分に当ることを特徴とする請求項51に記載の多次元空間上での情報選択装置。
  54. 前記第1周波数成分は低域成分に当り、前記第2周波数成分は帯域成分に当ることを特徴とする請求項51に記載の多次元空間上での情報選択装置。
  55. 前記第1周波数成分は高域成分に当り、前記第2周波数成分は帯域成分に当ることを特徴とする請求項51に記載の多次元空間上での情報選択装置。
  56. 前記第1及び前記第2周波数成分各々は、高域成分に当ることを特徴とする請求項51に記載の多次元空間上での情報選択装置。
  57. 前記第1及び前記第2周波数成分各々は、帯域成分に当ることを特徴とする請求項51に記載の多次元空間上での情報選択装置。
  58. 前記特徴量検出部は、
    前記差計算部から入力した前記差の正の成分だけを抽出し、抽出された前記正の成分を前記特徴量として出力する信号抽出部をさらに備えることを特徴とする請求項51に記載の多次元空間上での情報選択装置。
  59. 前記信号抽出部は、
    前記差計算部から入力した前記差を整流し、整流された結果を前記特徴量として出力する第1整流器を備えることを特徴とする請求項58に記載の多次元空間上での情報選択装置。
  60. 前記特徴量検出部は、
    前記差計算部から入力した前記差の負の成分だけを抽出し、抽出された前記負の成分を前記特徴量として出力する信号抽出部をさらに備えることを特徴とする請求項51に記載の多次元空間上での情報選択装置。
  61. 前記信号抽出部は、
    前記差計算部から入力した前記差を反転し、反転された結果を出力する第1反転器と、
    前記第1反転器から入力した前記反転された結果を整流し、整流された結果を出力する第2整流器と、
    前記第2整流器で整流された結果を反転し、反転された結果を前記特徴量として出力する第2反転器と、を備えることを特徴とする請求項60に記載の多次元空間上での情報選択装置。
  62. 前記有効信号検出部は、
    前記第2比較部から入力した前記比較された結果に応答してカウンティング動作を行う第1カウンターと、
    前記第1カウンターでカウンティングされた結果と第1所定期間とを比較し、比較された結果を出力する第3比較部と、をさらに備え、
    前記有効信号発生部は、前記第3比較部から入力した前記比較された結果に応答して前記有効信号を発生させ、前記センシング部は前記第3比較部で比較された結果に応答して前記動きをセンシングすることを特徴とする請求項49に記載の多次元空間上での情報選択装置。
  63. 前記有効信号検出部は、
    前記第1カウンターでカウンティングされた結果と第2所定期間とを比較し、比較された結果を出力する第4比較部をさらに備え、
    前記第2所定期間は、前記第1所定期間より長いことを特徴とする請求項62に記載の多次元空間上での情報選択装置。
  64. 前記有効信号発生部は、前記第4比較部から入力した前記比較された結果に応答して前記有効信号を発生させることを特徴とする請求項63に記載の多次元空間上での情報選択装置。
  65. 前記センシング部は、前記第4比較部で比較された結果に応答して前記動きをセンシングすることを特徴とする請求項63に記載の多次元空間上での情報選択装置。
  66. 前記情報選択装置は、
    前記センシング部で前記センシングされた結果を正規化し、正規化された結果を前記有効信号検出部に出力する正規化部をさらに備え、
    前記有効信号検出部は、前記正規化部から入力した前記正規化された結果から前記有効信号を発生させることを特徴とする請求項49に記載の多次元空間上での情報選択装置。
  67. 前記正規化部は、
    前記センシングされた結果と加重値とを乗算し、乗算された結果を前記正規化された結果として出力する乗算器を備え、
    前記加重値は、前記動き部を動ける程度によって設定されることを特徴とする請求項66に記載の多次元空間上での情報選択装置。
  68. 前記有効信号検出部は、
    前記特徴量検出部から抽出された前記サイズ変化のある部分を正規化し、正規化された結果を前記特徴量として前記第2比較部に出力する正規化部をさらに備えることを特徴とする請求項49に記載の多次元空間上での情報選択装置。
  69. 前記正規化部は、
    前記特徴量検出部から抽出された前記サイズ変化のある部分と加重値とを乗算し、乗算された結果を前記正規化された結果として前記第2比較部に出力する乗算器を備え、
    前記加重値は、前記動き部を動ける程度によって設定されることを特徴とする請求項68に記載の多次元空間上での情報選択装置。
  70. 前記情報選択装置は、
    少なくとも一つの前記有効な動きに当る特徴量を前記特徴量検出部から入力して保存する第1保存部と、
    前記有効信号検出部から発生した少なくとも一つの前記有効信号の数をカウンティングする第2カウンターと、
    前記第1保存部に保存された前記特徴量のうち最も大きい特徴量を前記第2カウンターでカウンティングされた結果に応答して選択し、選択された前記特徴量を出力する第1特徴量選択部と、をさらに備え、
    前記有効情報決定部は、前記第2カウンターでカウンティングされた結果に応答し、前記有効な動きによって選択された情報を前記有効な情報として決定するか、または前記有効な動きによって選択された情報のうち選択された前記特徴量に当る有効な動きによって選択された情報を前記有効な情報として決定することを特徴とする請求項66に記載の多次元空間上での情報選択装置。
  71. 前記情報選択装置は、
    少なくとも一つの前記有効な動きに当る前記特徴量が前記特徴量検出部から発生した時間を保存する第2保存部と、
    前記有効信号検出部から発生した少なくとも一つの前記有効信号の数をカウンティングする第3カウンターと、
    前記第2保存部に保存された前記時間のうち最も速い時間を前記第3カウンターでカウンティングされた結果に応答して選択し、選択された前記時間を出力する第1時間選択部と、をさらに備え、
    前記有効情報決定部は、前記第3カウンターでカウンティングされた結果に応答し、前記有効な動きによって選択された情報を前記有効な情報として決定するか、または前記有効な動きによって選択された情報のうち選択された前記時間に発生した前記特徴量に当る有効な動きによって選択された情報を前記有効な情報として決定することを特徴とする請求項66に記載の多次元空間上での情報選択装置。
  72. 前記情報選択装置は、
    少なくとも一つの前記有効な動きに当る特徴量を前記有効信号検出部から入力して保存する第3保存部と、
    少なくとも一つの前記有効な動きに当る特徴量が前記有効信号検出部から発生した時間を保存する第4保存部と、
    前記有効信号検出部から発生した少なくとも一つの前記有効信号の数をカウンティングする第4カウンターと、
    前記第4保存部に保存された時間を互いに比較し、比較された結果を出力する第5比較部と、
    前記第3保存部に保存された前記特徴量のうち最も大きい特徴量を前記第5比較部から入力した前記比較された結果に応答して選択し、選択された前記特徴量を出力する第2特徴量選択部と、
    前記第4保存部に保存された前記時間のうち最も速い時間を前記第5比較部で比較された結果に応答して選択し、選択された前記時間を出力する第2時間選択部と、をさらに備え、
    前記有効情報決定部は、前記第4カウンターでカウンティングされた結果に応答して前記有効な動きによって選択された情報を前記有効な情報として決定するか、または前記第5比較部で比較された結果に応答して前記有効な動きによって選択された情報のうち前記第2特徴量選択部で選択された特徴量または前記第2時間選択部で選択された前記時間に当る有効な動きによって選択された情報を前記有効な情報として決定することを特徴とする請求項66に記載の多次元空間上での情報選択装置。
  73. 前記情報選択装置は、
    少なくとも一つの前記有効な動きに当る特徴量を前記有効信号検出部から入力して保存する第3保存部と、
    少なくとも一つの前記有効な動きに当る特徴量が前記有効信号検出部から発生した時間を保存する第4保存部と、
    前記有効信号検出部から発生した少なくとも一つの前記有効信号の数をカウンティングする第4カウンターと、
    前記第3保存部に保存された特徴量を互いに比較し、比較された結果を出力する第5比較部と、
    前記第3保存部に保存された前記特徴量のうち最も多い特徴量を前記第5比較部から入力した前記比較された結果に応答して選択し、選択された前記特徴量を出力する第2特徴量選択部と、
    前記第4保存部に保存された前記時間のうち最も速い時間を前記第5比較部で比較された結果に応答して選択し、選択された前記時間を出力する第2時間選択部と、をさらに備え、
    前記有効情報決定部は、前記第4カウンターでカウンティングされた結果に応答して前記有効な動きによって選択された情報を前記有効な情報として決定するか、または前記第5比較部で比較された結果に応答して前記有効な動きによって選択された情報のうち前記第2特徴量選択部で選択された特徴量または前記第2時間選択部で選択された前記時間に当る有効な動きによって選択された情報を前記有効な情報として決定することを特徴とする請求項66に記載の多次元空間上での情報選択装置。
  74. 前記動き部は、前記使用者の身体の所定部位に付着され、前記使用者によって動くことを特徴とする請求項39に記載の多次元空間上での情報選択装置。
  75. 前記使用者は、前記動き部を動かして前記情報を指示することを特徴とする請求項39に記載の多次元空間上での情報選択装置。
  76. 前記使用者は、前記動き部を動かして前記情報の入力を決定することを特徴とする請求項39に記載の多次元空間上での情報選択装置。
  77. 前記所定部位は、少なくとも一つの手に当ることを特徴とする請求項74に記載の多次元空間上での情報選択装置。
  78. 前記動きは、指の3番目関節に当ることを特徴とする請求項77に記載の多次元空間上での情報選択装置。
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