JP2004536299A - 二重パッド式シャーバルブアセンブリ - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
本発明は、液体の正確な体積を隔離し、続いて使用する装置あるいは測定器へ分配するためのシャーバルブアセンブリの改善に関するものである。本発明の装置は、血液学測定器やフローサイトメータ(flow cytometer)のような血液分析装置において、分析用血液の比較的少量(mlのオーダ)を隔離するためにとくに有用なものである。
【背景技術】
【0002】
血液学測定器及び螢光性フローサイトメータのような、自動血液分析装置において、分析用の血液サンプルを用意するために、正確に測定された、通常5−50mlの間の少量の、患者の血液と、希釈剤及び/又は試薬とを混合する必要がある。これを行なうために、血液のバイアルから吸引した少量の血液サンプルを隔離し、かつ種々の混合チャンバへ容易に分配することができるように、これらの隔離した体積を位置決めする必要がある。これらの機能を提供することのできる液体計量用シャーバルブは多数あって、以下の特許文献に開示された血液サンプル用シャーバルブアセンブリを参照のこと。Coulter等による特許文献1;Cabreraによる特許文献2及び3;Cabrera等による特許文献4及び5;Pellegrinoによる特許文献6;Promi等による特許文献7;Del Valle等による特許文献8及び9及びHollingerによる特許文献10である。
【0003】
特許文献1−10において開示されたすべてのシャーバルブアセンブリは、対面している平面を有する三つのディスク形状パッドを積み重ねたセットを備えている。各々がセラミック材料で作られたこれらのパッドは、共通軸に配置されていて、少なくともセットの中間パッドが共通軸周囲を回転可能に取りつけられている。中間パッドが円筒状の“埋め込み通路”を形成していて、その埋込み通路は、パッドの全体幅にわたって軸方向に、すなわち中間パッドが対面している平らで平行な面の間に延在している。従って、この埋込み通路の体積は、その直径と中間パッドの厚さとの積であらわされる。使用にあたって、この通路は、従来形血液学測定器における分析に必要とされる血液の必要な所定体積の少なくとも二つのうちの一方を隔離するために利用される。分析に必要な血液の幾分か量の多い第二所定体積は、埋込み通路に直列に流体接続された外部中空ループにより提供される。従って、両端のパッドの一方に形成されたパッドを介してバルブアセンブリに流入する血液サンプルは、埋込み通路と外部中空ループとを順次満たす。
【0004】
中段パッドが両端のパッドに対して、血液が流入し二つの所定体積を満たす“血液充填位置”から、二つの所定体積が分配される“血液分配位置”へ回転される場合、アセンブリに流入する血液流れは遮断され、かつ埋込み通路と外部中空ループとにそれぞれ充填された二つの所定体積の血液は、お互いに隔離され、バルブアセンブリ内の残りの血液からも同じく隔離される。血液分配位置へ向けての中段パッドの回転の継続は、埋込み通路及び外部中空ループを両端のパッドそれぞれに形成された他のポートに整列するべく作動する。従って隔離された血液体積を混合ステーションあるいは他の場所へ分配することが可能になっている。そのように整列される場合、最終的に隔離された血液試料と混合される、希釈剤あるいは試薬が、隔離状態からサンプルを駆動するために使用され、希釈剤あるいは試薬は、両端のパッドの一方におけるポートを介して圧力によりアセンブリに流入し、隔離されたサンプルに係合しそして両端のパッドの他方に形成されたポートを介してアセンブリからサンプルを流出させる。
【0005】
前述の説明から、前述の特許文献1−10に開示されたタイプのシャーバルブアセンブリは、埋込み通路に充填された血液を抜き取りあるいは分配するために、少なくとも三つのバルブパッドを必要としている。この要求は、当然のことであるが、バルブアセンブリに対する、コストと複雑さとを増大し、反対にその信頼性悪影響となっている。
【特許文献1】
米国特許第3567389号明細書
【特許文献2】
米国特許第4445391号明細書
【特許文献3】
米国特許第4507977号明細書
【特許文献4】
米国特許第4896546号明細書
【特許文献5】
米国特許第4702889号明細書
【特許文献6】
米国特許第4822569号明細書
【特許文献7】
米国特許第4957008号明細書
【特許文献8】
米国特許第5158751号明細書
【特許文献9】
米国特許第5255568号明細書
【特許文献10】
米国特許第5542305号明細書
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
発明の要約
本発明においては、対面する平らな面を有する二つのバルブパッドだけを具備するよりコンパクトなバルブ構造により、前述の従来形の三重パッド式バルブ構造の欠点を、効果的に取り除くことである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明において、一方のバルブパッドにおける表面が液体保持オープンチャンネルを形成していて、二つのバルブパッドとそれぞれの表面が、液体充填位置と液体分配位置との間で、お互いに対して滑動運動するとき、液体保持オープンチャンネルは他方のバルブパッドに形成された液体ポートに整列しかつ整列解除するように配置されている。このバルブパッドの構造配置は、バルブパッド間の前記相対運動の結果として、他方のバルブパッドに形成された液体ポートを介して供給された所定体積の液体を、液体保持オープンチャンネルに閉じ込め隔離し、続いて他方のバルブパッドの液体分配ポートへ分配することを可能にしている。好ましくは、他方のバルブパッドが所定体積の外部中空ループを支持していて、バルブパッドがそれぞれの液体充填位置にある場合、その外部中空ループは、液体保持オープンチャンネルと直列に連通している。バルブパッドが液体分配位置へ移動するとき、外部中空ループ及び液体保持オープンチャンネルは、お互いからかつ液体源から隔離されるけれど、対向側のバルブパッドに形成された液体分散ポートに整列している。同時に各々のバルブパッドに形成された液体充填ポートは、事前に液体をバルブアセンブリに充填したものであり、対向側のバルブパッドに形成された洗浄ポートに整列していて、従って液体充填ポートは液体分配時に洗浄することができる。
【0008】
これに限定するものではないが、本発明の実施態様において、一方のバルブパッドは固定され、他方のバルブパッドは直線滑動並進のために、一方のバルブパッドに沿って体積の小さなハウジングの中に支持されている。固定されたバルブパッドは複数の液体ポートを含んでいて、その液体ポートの二つは、可動バルブパッドの平らな表面に形成された前述の液体保持オープンチャンネルに整列するべく配置されている。好ましくは、液体ポートのこれらの二つは、前述の外部中空ループ区画へ接続されている。さらに固定されたバルブパッドは真空源へ接続された洗浄用溝を備えている。
【0009】
本発明の他の実施態様において、本発明におけるバルブアセンブリが特別なハウジングに含まれていて、そのハウジングは、バルブパッドの相対運動中にバルブパッド間で必要とされる相対関係を維持するようになっている。
【0010】
本発明及び利点は、好適な実施態様における、添付図面を参照した詳細な説明により理解されるであろう。なお添付図面において類似部品は同一符号で示めされている。
【発明を実施するための最良の形態】
【0011】
好適な実施態様の詳細説明
図1−3は、本発明における好適な実施態様にもとずいて作られた二重パッド式シャーバルブアセンブリVAの詳細図である。バルブアセンブリが第一バルブボデー10を含んでいて、その第一バルブボデー10は、セラミック材料、プラスチック、ステンレス鋼又は同様の材料で作られた、液体流れの制御に使用される“タイル”又は“パッド”として形成されており、ほぼ平らな第一内表面11(図1に示めす底面)と、第二外表面12(図1における最上面)とを有していて、その第一内表面10と第二外表面12とはパッドの材料厚さだけ離間している。好適な実施態様において、第一バルブパッド10の外表面12も図示するように好ましくはほぼ平ら(平面)であって、その形状は変わっていてもよい。バルブパッド10の外表面12をほぼ平らにすることは、バルブパッド10のバルブハウジング内への取り付け及び保持を容易なものにしている(図4を参照して後述する)。
【0012】
第一バルブパッド10は、パッドを直交して貫通している複数の液体通路13A,14A,15A,16A,17A及び18Aを含んでいる。好ましくは、そのような通路各々は、円形横断面であって、パッドの第一及び第二表面とほぼ直角交差する円筒状穴を形成するようになっている。これらの液体通路の四つ13A−16Aそれぞれが、ポート13B−16Bそれぞれへ流体接続されていて、そのようなポートは好ましくは第二表面12に対し直角に延伸している。他の二つの液体通路17A及び18Aは、これらの二つの通路へ相互接続されている外部中空ループ19へ流体接続している。好ましくはループ19は、通路17A及び18Aにより規定される体積と合わせて、バルブアセンブリにより隔離し分配する液体の二つの所定体積の一方を規定する、円形断面と長さとを有している。バルブパッド10の表面11が、好ましくは洗浄用溝54(図4参照)を備えていて、その洗浄用溝54は、液体通路55及び56を介して真空源(図示されていない)へ接続し、バルブパッドの係合面のどちらかにたまったいずれの残渣をも掃除するようになっている。
【0013】
第一バルブボデー10に直面しているのは第二バルブボデー(タイル/パッド)20である。第二バルブボデー20は、ほぼ平らな第一内表面21(図1に示めす最上面)と、第二外表面22(図1に示めす底面)とを有していて、その第一内表面21と第二外表面22とはバルブパッド20の材料の厚さだけ離間している。平らな内表面21がパッド10の平らな内表面11に係合していて、パッドがお互いに対して滑動するに従って、バルブアセンブリにおける異なる液体通路を開閉する“シアリング”作用をもたらすようになっている。第一バルブボデー10の場合と同じく、バルブパッド20の外表面22は、図示するようにほぼ平らかあるいは平面である。バルブパッド20の外表面22をほぼ平らに形成することは、図7−10に示めす、バルブハウジング内におけるばね付勢されたパッド10の保持を容易にしている。
【0014】
図1−3に示めすように、第二バルブパッド20が複数の液体通路22A,23A,24A及び25Aを形成している。バルブパッド10と同様に、これらの液体通路各々は、好ましくはパッドを貫通する円筒状穴の形状であって、対向している平らな表面とほぼ直角に交差している。通路22A−25Aそれぞれはポート22B−25Bそれぞれへ流体接続されていて、そのようなポートは、好ましくは外表面22から外向きに直角に延伸している。バルブパッド20の重要な要素は、平らな表面21に切削されるかあるいは他の方法で形成された、液体保持オープンチャンネル26を提供していることである。このチャンネルの寸法は、本発明のバルブアセンブリにより隔離され分配される、前述の液体の第二所定体積を規定するようになっている。
【0015】
図2及び図3は、それぞれ、バルブアセンブリが液体を充填した操作状態と分配している操作状態との場合のバルブパッド10及び20の相対位置を示めしている。前述の通路及びポートを開閉する目的で、バルブパッドの一方あるいは両方が平らな表面11及び12に平行なる直線方向にそれぞれ選択的に滑動するけれど、図示された実施態様においては、バルブパッド20だけが滑動し、バルブパッド10は静止している。さらに、従来技術を引用して前述したように、直線作動のシャーバルブが好適なものとされているが、本発明は回転作動のシャーバルブも同じく使用されていることが理解されるであろう。
【0016】
バルブが液体充填状態に操作される場合、バルブパッド10は、通路13A及び18Aがバルブパッド20の平らな表面21に形成された液体保持オープンチャンネル26に整列する位置にある。この位置において、バルブパッド10の通路17Aは、バルブパッド20の通路25A及びそれが接続するポート25Bに整列している。従ってバルブアセンブリに液体を充填するために、液体は、バルブパッド10のポート13Bあるいはバルブパッド20のポート25Bの中へポンプ駆動される。流入する血液は、バルブパッド10の通路13A、バルブパッド20のオープンチャンネル26、バルブパッド10の通路18A、外部ループ19、バルブパッド10の通路17A、バルブパッド20の通路25A及びバルブパッド20のポート25Bで形成される体積を順次充填してゆく。当然のことであるが、液体がポート25Bを介してバルブアセンブリに流入する場合、充填の順序は反対となる。液体をチャンネル26及びループ19の中に隔離するために、バルブパッド20が図3に示めす液体分配位置へ直線的に滑動される。そうすることにより、ポート13Bと通路13A(又はポート25Bと通路25Aと)とを介して流入する液体は、対向側の平らな表面11(又は21)により遮断され、バルブパッド20の液体保持チャンネル26は、バルブパッド10の通路14A及び15Aと通路が接続しているそれぞれのポート14B及び15Bとに整列する。同時に外部ループ19は、ループ19が流体接続している通路17A及び18Aを介して、バルブパッド20の通路24A及び23Aと通路が接続するポート24B及び23Bとに整列する。
【0017】
従って、チャンネル26に閉じ込められた隔離した体積を分配するために、排出流体例えば希釈剤あるいは非活性流体がポート14Bあるいは15Bのどちらか一方にポンプ駆動され、隔離された液体が他方のポートから排出される。同様に、ループ19と、ループ19が接続する通路17A及び18Aとに閉じ込められた液体を分配するために、排出液体(例えば希釈剤)がポート24Bあるいは25Bのどちらか一方に駆動され、隔離された液体が二つのポートのうちの他方から排出される。前述したように、シャーバルブアセンブリはバルブパッド間に直線運動をもたらすことにより操作されるけれど、本発明はそのような運動だけに限定されるものではないことが理解されるべきである。明らかなことであるが、バルブパッドの相対運動のいずれもが、同じ作用をもたらし、液体通路は、バルブパッドにおいて適切に位置決めされる。例示において、バルブパッド10の液体通路16A及び17Aは、バルブパッド10の直線運動方向に平行な直線通路に配置されていて;通路15A及び18Aの対と通路14A及び13Aの対とにおいても同じである。そのような通路の対間のスペースはすべての通路の対において同じである。同様に通路25A及び25Bはバルブパッド10の直線運動方向に整列している。
【0018】
図3において、前述の液体の隔離された所定体積が分配されるときに、液体充填操作時に充填された液体の入った通路25A及び25Bは、ポート16B及び通路16Aを介してポンプ駆動される希釈剤あるいは他の洗浄液体より、洗浄することができる。同様に、ポート13B及び通路13Aは、ポート22B及び通路22Aを介して、適切な洗浄液体をポンプ駆動することにより、洗浄できる。
【0019】
本発明は、液体保持チャンネルの数、サイズあるいは形状を限定するものではない。用途に応じて、一つ又は複数のそのようなチャンネルが、バルブパッドの一方あるいは両方に備えられ、かつ対向しているバルブパッドにおける関連する充填ポート及び分配ポートへ接続されるべく配置されている。図面及び関連する説明を簡単にするために、単一の液体チャンネルだけがバルブボデー20に備えられているように図示されている。
【0020】
図4−10において、前述の図3及び4における直接的に滑動する二重式バルブパッド機構のコンポーネントが共通ハウジングの中にコンパクトに支持されていて、可動なバルブパッド20における対向している端部に接続されたそれぞれのリニアアクチュエータ機構により、コンポーネント間で相対並進運動するようになっている。斜視図4及びその表側から見た斜視図5に示めすように、バルブハウジングが、ほぼ中空の剛体の長方形ブロック60を備えていて、その長方形ブロック60は、バルブキャビテー66を形成している、両者とも横断している対向した端壁面61,62と、前方壁面63、及び後方壁面64と、底壁面あるいはフロア65部分を有している。
【0021】
ボデーの後方壁面64は内側端面67を有していて、バルブパッド10がボデーのフロア部分65の内面に位置決めされる場合、その内側端面67は第一(固定された)バルブパッド10の第一側面に係合するようになっている。図6に示めすように、バルブパッド10の表面12から延伸している導管のループ42に対するクリンプあるいは損傷を回避するために、導管はバルブパッド10の表面12とほぼ平行に曲げられていてもよい。液体導管とバルブパッドの液体通路との間の取りつけ強度を強化するために、液体導管が接続される比較的浅いくぼみが、バルブパッド10の表面12とバルブパッド20の表面22とに形成されていてもよくて、液体導管をバルブパッドへ取りつける個所においてエポキシ等の強化接着剤の塗布が可能となっている。
【0022】
固定されたバルブパッド10の対向側の第二側面72が、ほぼL字形のカバー80の内側に突出しているリップ部分82により係合可能となっていて、そのリップ部分82は、ハウジングブロック60における、最上面64及び後方壁面69それぞれに取りつけ可能である。そのように取りつけられた場合、L字形カバー80の内側に突出しているリップ部分82は、バルブパッド10をハウジングブロック60の後方壁面64の内側端面67に対して保持する。
【0023】
ハウジングのバルブ内部キャビテー66の中へ開口している穴91を有している(ほぼ円筒状)のメサ(mesa)90が、ブロックの端壁面61の外表面から突出している。穴91は、図9における93に示めす第一リニアアクチュエータの駆動ロッド92を受け入れるサイズとなっている。限定されるものではないが、図9における第一リニアアクチュエータ93及び第二リニアアクチュエータ96は、空気式アクチュエータ、ソレノイド式アクチュエータ等の市場で容易に入手可能なコンポーネントで構成されていてもよい。図6の斜視図に示めすように、アクチュエータ駆動ロッド92は並進可能な第二バルブパッド20の端面97に係合するようになっている。
【0024】
図7において、サポートブロック60の対向端壁面62が、開口部(図示されていない)を有していて、その開口部は、ほぼT字形の端部フィッティング100の円筒状レグ部分101を受け入れるサイズとなっている。T字形フィッティング100のレグ部分101は、半円筒状の端部102を含んでいて、その端部102の上を第二バルブパッド20が並進して滑動するようになっている。端部フィッティング100も端壁面62の外表面に係合するサイズとなっているエンドプレート部分103を含んでいる。Tフィッティング100のほぼ円筒状のレグ部分101が軸方向穴を有していて、その軸方向穴は、図9に示めす外部第二アクチュエータ96の駆動ロッド95を受け入れるサイズとなっている。第二アクチュエータの駆動ロッド95は並進可能なバルブパッド20の第二端部98に係合するようになっている。
【0025】
エンドプレート部分103が端壁面62の外表面に係合する場合、半円筒状の端部102が固定されたバルブパッド10の端壁面73(図1に示めす)に係合するように、Tフィッティングのレグ部分101の長さは、規定されている。なおバルブパッド10は、前述したように、第一端壁面61の内部に対して配置されたものである。このようにバルブパッド10の対向端部73及び74は、第一端壁面61とTフィッティング100との間にはさまれている。
【0026】
前述したように、固定されたバルブパッド10の第一及び第二側面71及び72それぞれは、ブロックの後方壁面63の内側端面67と、L字形カバー80の内側リップ部分82との間にはさまれている。Tフィッティング100のエンドプレート部分103が、アクチュエータブラケット110によりブロックの端壁面62の外表面に対して取りつけられていて、そのアクチュエータブラケット110は、Tフィッティングのエンドプレート103における穴を貫通している適切なフィッティング(例えばねじ112)により、端壁面62に位置決めされ取りつけられている。
【0027】
図6及び7に示めすように、第二(可動な)バルブパッド20がバイアススプリング140によりサポートブロックの後方壁面64の内側突起部分131に対して付勢された、第一側面123を有している。バイアススプリング140は、L字形カバー80の内表面と可動なバルブパッド20の第二側面との間にはさまれている。同様に図8に示めすように、バルブパッドシール圧力スプリング150が、カバー80の内側リップ領域84及び85と、可動なバルブパッド20の表面22との間にはさまれていて、可動なバルブパッド20の表面21が、シール圧力スプリングにより固定されたバルブパッド10の対向表面11に対して付勢されている。スプリングにおける損耗を低減するために、テフロン等のような低摩擦材料の帯板が、可動なバルブパッド20の表面22に沿って備えられていて、可動なバルブパッドの直線並進運動の際に、スプリングが低摩擦材料の帯板に沿って滑動するようになっていてもよい。
【0028】
前述の実施態様において、図11に示めすように、可動なバルブパッド20の対向端部に係合するべく、それぞれのリニアアクチュエータが使用されているけれども、一方のリニアアクチュエータ(例えばアクチュエータ96)は、図10におけるコイルばねのようなリターンスプリングと取り替えてもよい。この例の実施態様において、リターンスプリング160が、並進可能なバルブパッド20をプリセットした第一液体流れ位置に付勢するために使用されていて、リニアアクチュエータ93は可動なバルブパッド20を第二液体流れ位置に移動するべく作用している。
【0029】
操作において、可動なバルブパッドを第一並進位置(図2参照)に位置決めするために(一つ以上の)アクチュエータの制御に応答して、前述したように、可動なバルブパッド20における液体保持チャンネル26は固定されたバルブパッド10における液体流れポートに整列した、液体充填通路の一部分となって、チャンネル26が充填液体で充填されることを可能にしている。その後、(一つ以上の)アクチュエータは、可動なバルブパッド20を第二並進位置(図3参照)直線移動するべく制御され、二つのバルブパッドの係合表面11及び21が、充填液体体積の液体保持セグメント26による保持に備える。
【0030】
第二並進位置において、可動なバルブパッド20の液体保持チャンネル51により閉じ込められ保持された所定体積の液体は、その液体通路の対を、固定されたバルブパッド10を貫通する移送通路へ接続することにより除去されてもよい。前述したように、閉じ込められた所定体積の液体は、保持チャンネル26の幾何学的形状により規定され、従って事前に知ることができるので、移送体積に対する閉じ込められた液体の比率は容易に決定することができる。
【0031】
前述の説明からわかるように、本発明は、物理的に比較的コンパクトな二重パッド式バルブ装置により、回転式パッドを含んだ従来形バルブ構造体の欠点を十分に克服するものであって、その二重パッド式バルブ装置において、バルブパッドに係合しているほぼ平らな表面の対の少なくとも一方が、隣接したパッドの液体ポートに整列するようになっている一つ以上の液体保持チャンネルを含んでいる。このオープンチャンネル構造体は、所定の液体体積を隔離し分配するために従来使用されてきた三つの独立したパッドを不要なものにし、その結果より信頼性が増し、かつ生産コストの低下をもたらしている。
【0032】
特定の好適な実施態様を参照して、本発明を説明してきたが、本発明の精神を逸脱することなく多くの変更及び修正が行なわれてもよいことは、理解されるべきであって、そのような変更及び修正は、特許請求の範囲に包含されることを意図しているものである。
【図面の簡単な説明】
【0033】
【図1】図1は、本発明の好適な実施態様にもとずいて形成されたバルブアセンブリの分解斜視図である。
【図2】図2は図1に示めす二つのバルブパッドの液体充填の場合の図である。
【図3】図3は図1に示めす二つのバルブパッドの液体分配の場合の図である。
【図4】図4は、本発明の二重パッド式液体バルブ前面の概略斜視図であって、サポートハウジングに設置された固定されたバルブパッドを示めしている。
【図5】図5は、本発明の二重パッド式液体バルブ背面の概略斜視図であって、サポートハウジングに設置された固定されたバルブパッドを示めしている。
【図6】図6は、図5における二重パッド式液体バルブの概略斜視図であって、可動式バルブパッドを設置したものを示めしている。
【図7】図7は、図6における二重パッド式液体バルブの概略斜視図であって、可動式バルブパッドに対してアラインメントと圧力スプリングとを設置したものを示めしている。
【図8】図8は、図6における二重パッド式液体バルブの概略斜視図であって、L字形カバーを示めしている。
【図9】図9は、本発明における二重パッド式液体バルブの概略斜視図であって、第一及び第二リニアアクチュエータを示めしている。
【図10】図10は本発明における二重パッド式液体バルブの別の実施態様を示めしていて、リニアアクチュエータの代わりに可動式パッドリターンスプリングを有している。
Claims (18)
- 液体シャーバルブアセンブリであって、前記液体シャーバルブアセンブリは、液体源から前記液体シャーバルブアセンブリに供給された多量の液体から少量の液体の第一所定体積を隔離するための、かつ前記液体の第一所定体積を分配するためのものであって:
前記液体シャーアセンブリが、第一バルブパッド及び第二バルブパッドを具備していて;
前記第一バルブパッドは、平らな第一表面を有していて、かつ前記平らな第一表面と交差する複数の液体第一通路を含んでおり;
前記第二バルブパッドは、平らな第二表面を有していて、かつ前記平らな第二表面と交差する複数の液体第二通路を含んでいて、前記第一バルブパッドの前記平らな第一表面及び前記第二バルブパッドの前記平らな第二表面は、お互いに滑動可能に係合していて、前記複数の液体第一通路の選択された一つが、前記複数の液体第二通路の選択された一つと液体流路として整列あるいは整列解除することを可能にしており、前記平らな第二表面が、前記第一所定体積に等しい体積の液体保持オープンチャンネルを形成されていて、前記液体保持オープンチャンネルは、(i)液体源により供給された液体を前記液体保持オープンチャンネルに充填することを可能にするために、前記平らな第一表面と第二表面との間での相対的滑動運動中における前記第一バルブパッドの液体通路の第一対と、かつ(ii)前記液体保持オープンチャンネルに充填された前記液体の第一所定体積をそこから分配することを可能にするために、前記平らな第一表面と第二表面との間での相対的滑動運動中における前記第一バルブパッドの液体通路の第二対とに選択的に整列されかつ接続されるように、前記平らな第二表面に位置決めされている、液体シャーバルブアセンブリ。 - 前記複数の第一通路における二つの通路へ流体接続された外部中空ループをさらに具備していて、前記二つの通路の一方は、前記液体保持オープンチャンネルを液体で充填する前記液体通路の第一対の一方と同一であって、従って前記外部中空ループは、前記液体保持オープンチャンネルと直列に液体で充填することができる、請求項1に記載の液体シャーバルブアセンブリ。
- 前記外部中空ループが所定体積を有していて、前記所定体積は、前記二つの通路の体積と加算される場合、前記液体シャーバルブアセンブリにより隔離され分配される液体の第二所定体積となっている請求項2に記載の液体シャーバルブアセンブリ。
- 前記外部中空ループが前記第一バルブパッドにより支持されている、請求項2に記載の液体シャーバルブアセンブリ。
- 前記一方のバルブパッドが固定され、それに対して滑動可能に、他方が取りつけられている、請求項1に記載の液体シャーバルブアセンブリ。
- 前記第一バルブパッドの前記平らな第一表面と、前記第二バルブパッドの前記平らな第二表面との間に相対的な滑動運動を提供する駆動機構をさらに具備している、請求項1に記載の液体シャーバルブアセンブリ。
- ハウジングと直線並進アクチュエータ装置とをさらに具備していて;前記ハウジングが内部キャビテーを有しており、前記内部キャビテーは、その固定位置に前記第一バルブパッドを支持するべく形成され、かつ前記第二バルブパッドを前記第一バルブパッドの前記平らな第一表面に対して直線的な滑動並進するために支持していて;前記直線並進アクチュエータ装置は、前記第二バルブパッドから離間した位置に提供され、かつ前記第一バルブパッドの前記第一表面に対する前記第二バルブパッドの直線並進作用をもたらすようになっている;請求項1に記載の液体シャーバルブアセンブリ。
- 前記第一バルブパッドが、前記ハウジングの第一部分と、前記直線並進アクチュエータ装置用のサポート要素とにより前記固定位置に保持されている、請求項7に記載の液体シャーバルブアセンブリ。
- 前記第一バルブパッドが、前記ハウジングの第二部分と、前記ハウジングに取りつけたカバーとにより前記固定位置に保持されている、請求項8に記載の液体シャーバルブアセンブリ。
- 前記第二バルブパッドが、前記第一バルブパッドの前記平らな第一表面に対して事前に整列された直線滑動並進するために、前記カバーと前記第二バルブパッドとの間にはさまれた機械式付勢構造体により、支持されている、請求項8に記載の液体チャーバルブアセンブリ。
- 前記直線並進アクチュエータ装置が、前記ハウジングの第一部分に隣接して支持されたリニアアクチュエータ装置と、前記ハウジングの前記第二部分に隣接して支持された直線並進装置とを含んでいて、前記直線並進アクチュエータ装置用のサポート要素が、前記第二バルブパッドの直線並進に適合するべく形成されている、請求項7に記載の液体シャーバルブアセンブリ。
- 前記第一バルブパッドの前記平らな第一表面が、前記第一バルブパッドを貫通する液体通路を介して真空源へ接続されるようになっている洗浄用溝を画成している、請求項1に記載の液体シャーバルブ装置。
- 血液分析装置において所定体積の全血を隔離し分配するためのシャーバルブアセンブリにおいて:
前記シャーアセンブリが、第一バルブパッド及び第二バルブパッドを具備していて;
前記第一バルブパッドは、平らな第一表面を有していて、かつ前記平らな第一表面を交差する複数の液体第一通路を含んでおり;
前記第二バルブパッドは、平らな第二表面を有していて、かつ前記平らな第二表面と交差する複数の液体第二通路を含んでいて、前記第二バルブパッドの前記平らな第二表面が、前記第一バルブパッドの前記平らな第一表面に滑動可能に係合し、かつ前記複数の液体第一通路の選択された一つを、前記複数の液体第二通路の選択された一つに液体流路として整列するようになっていて、前記第二バルブパッドのほぼ平らな第二表面が、前記第一バルブパッドの前記複数の液体第一通路へ接続するようになっている液体保持表面チャンネルを含んでおり、前記第一及び第二バルブパッドが、お互いに対して並進されるようになっていて、前記第二バルブパッドの前記液体保持表面チャンネルを前記バルブパッドの前記複数の液体第一通路の液体通路から隔離するようになっている、シャーバルブアセンブリ。 - 前記第一及び第二バルブパッドが、相対的に直線滑動運動をするために取りつけられている、請求項13に記載のシャーバルブアセンブリ。
- 前記一方のバルブパッドが固定位置に支持されていて、他方が前記一方のバルブパッドに対して直線滑動運動をするために取りつけられている、請求項13に記載のシャーバルブアセンブリ。
- 前記複数の第一通路における二つの通路へ流体接続された外部中空ループをさらに具備していて、前記二つの通路の一方は、前記液体保持オープンチャンネルを液体で充填する前記液体通路の第一対の一方と同一であって、従って前記外部中空ループは、前記液体保持オープンチャンネルと直列に液体で充填することができる、請求項13に記載の液体シャーバルブアセンブリ。
- 前記外部中空ループが所定体積を有していて、前記所定体積は、前記二つの通路の体積と加算される場合、前記液体シャーバルブアセンブリにより隔離され分配される液体の第二所定体積となっている請求項16に記載の液体シャーバルブアセンブリ。
- 前記外部中空ループが前記第一バルブパッドにより支持されている、請求項16に記載の液体シャーバルブアセンブリ。
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