JPH06241332A - サンプリングバルブ - Google Patents

サンプリングバルブ

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JPH06241332A
JPH06241332A JP4582693A JP4582693A JPH06241332A JP H06241332 A JPH06241332 A JP H06241332A JP 4582693 A JP4582693 A JP 4582693A JP 4582693 A JP4582693 A JP 4582693A JP H06241332 A JPH06241332 A JP H06241332A
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JP
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JP4582693A
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Masaru Furuya
大 古家
Takaaki Nagai
孝明 長井
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Sysmex Corp
Original Assignee
Sysmex Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 血液等の液体試料を定量採取するサンプリン
グバルブであって、3つ以上の状態に切り換えることに
より、2つの吸引口を選択して試料を吸引したり、又
は、ディスクリートテストに対応したりすることができ
るようにする。 【構成】 静止状態にある少なくとも1つの固定素子1
0と、この固定素子と面接触して移動する可動素子12
とからなり、上記各素子には少なくとも1つの通路が設
けられており、可動素子の移動により可動素子に設けら
れた定量用通路Piに試料を充満させる状態、及びこの
試料を外部に移送する状態を有するサンプリングバルブ
において、可動素子12は少なくとも3つの停止位置を
有する駆動源18に連結されており、駆動源18により
可動素子12が移動し可動素子は少なくとも1つの固定
素子10に対して少なくとも3つの状態をとることがで
きるように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、血液等の液体試料を定
量採取するサンプリングバルブ、詳しくは、3つ以上の
状態に切り換えることにより、2つの吸引口を選択して
試料を吸引したり、又は、ディスクリートテストに対応
したりすることができるサンプリングバルブに関する。
なお、ディスクリートテストとは、検体ごとに必要な試
料だけを選択的にサンプリングし、分析装置内に取り込
み分析することを言う。
【0002】
【従来の技術】血球計数装置等の分析装置においては、
液体試料のサンプリングは、サンプリングバルブを用い
試料を円柱状等の柱状に定量採取することが行われてい
る。
【0003】図13及び図14を参照しながら、従来の
一般的なサンプリングバルブの構成及び動作を簡単に説
明する。通常、サンプリングバルブは2つの固定素子1
0、14と、両固定素子10、14に挟まれた可動素子
12とからなる。図13及び図14は、サンプリングバ
ルブの2つの状態を示している。図13において、試料
は矢印Aの方向、すなわちピペット15、流入用通路Q
1、定量用通路P1、流出用通路R1と流れ、可動素子
12の定量用通路P1に充満される(これを第1の状態
という)。第1の状態から可動素子12が移動すること
により、図14の状態となり(これを第2の状態とい
う)、第1の状態で定量用通路P1に充満された試料
が、通路S12から通路S11へと矢印Bの方向に、一
定量の希釈用の液とともにサンプリングバルブ外に移送
され、一定倍率に希釈される。
【0004】米国特許第4,507,977号公報に
は、3つの素子を密着配置させ、両側の素子の一つに吸
引口を2か所設け、これらの素子を一定角度回転させる
ことにより、2つの吸引口を選択して試料の吸引を行う
ことが記載されている。また、特開平1−138421
号公報には、両側の素子の一つに吸引口を2か所設け、
真中の素子に一対の定量用通路を設け、この真中の素子
を回転させることにより、2つの吸引口及び定量用通路
を選択して試料吸引を行うことが記載されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】米国特許第4,50
7,977号公報記載のサンプリングバルブにおいて
は、2つの素子を互いに独立に移動させる必要があっ
た。そのため2つの駆動源を必要とし、機構上の組立が
複雑となり装置も大きくなっていた。また、2つの素子
を移動させるので、通路の位置合わせの調整が難しかっ
た。また、特開平1−138421号公報記載の試料定
量弁においては、移動させる素子は一つであるので駆動
源は一つでよいが、一対の定量用通路を設ける必要があ
るため、加工費用が高くついていた。
【0006】本発明は、簡単な構成で、一つの素子のみ
を移動させることにより、複数の吸引経路を選択して試
料の吸引を行ったり、ディスクリートテストを実現した
りすることができるサンプリングバルブを提供すること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明のサンプリングバルブは、従来2つの停止
位置しか持たなかった可動素子を3つ以上の位置で停止
させるように構成したものである。すなわち、本発明の
サンプリングバルブは、図面を参照して説明すれば、静
止状態にある少なくとも1つの固定素子10と、この固
定素子と面接触して移動する可動素子12とからなり、
上記各素子には少なくとも1つの通路が設けられてお
り、可動素子の移動により可動素子に設けられた定量用
通路Piに試料を充満させる状態、及びこの試料を外部
に移送する状態を有するサンプリングバルブにおいて、
可動素子12は少なくとも3つの停止位置を有する駆動
源18に連結されており、駆動源18により可動素子1
2が移動し可動素子は少なくとも1つの固定素子10に
対して少なくとも3つの状態をとることができるように
したことを特徴としている。なお、固定素子は1つの場
合及び2つの場合があり得る。
【0008】具体的には、図1〜図3に示すように、2
つの固定素子10,14を有し、一方の固定素子10
は、少なくとも2つの吸引用通路Q1,Q2及び少なく
とも1つの移送用通路Si1を備え、他方の固定素子1
4は、前記移送用通路Si1と対をなす少なくとも1つ
の移送用通路Si2を備え、少なくとも3つの状態のう
ち複数の状態は、吸引用通路Q1又はQ2と定量用通路
Piとを通じさせそれぞれ定量用通路Piに試料を充満
させる状態であり、少なくとも3つの状態のうちその他
の一つの状態は、移送用通路Si1,Si2と定量用通
路Piとを通じさせそれぞれ定量用通路Piに充満され
ている試料を外部に移送する状態であることを特徴とし
ている。
【0009】また、上記のサンプリングバルブにおい
て、一方の固定素子10は、第1の吸引用通路Q1、第
2の吸引用通路Q2及び1つの移送用通路Si1を備
え、他方の固定素子14は、前記移送用通路Si1と対
をなす1つの移送用通路Si2を備え、可動素子は3つ
の停止位置を有する駆動源18に連結されており、駆動
源18により可動素子12が移動し、可動素子は固定素
子10,14に対して第1の状態、第2の状態及び第3
の状態をとることができ、第1の状態は、第1の吸引用
通路Q1と定量用通路Piとを通じさせ定量用通路Pi
に試料を充満させる状態であり、第2の状態は、第2の
吸引用通路Q2と定量用通路Piとを通じさせ定量用通
路Piに試料を充満させる状態であり、第3の状態は、
移送用通路Si1,Si2と定量用通路Piとを通じさ
せ定量用通路Piに充満されている試料を外部に移送す
る状態であることを特徴としている。
【0010】この場合、第3の状態を、第1の状態と第
2の状態との中間に位置する状態とするのが好ましい。
また、第1の吸引用通路Q1及び第2の吸引用通路Q2
を、1つの固定素子10に設けるのが好ましい。また、
駆動源18は、ピストンロッド20が伸縮しこのピスト
ンロッドが第1の停止位置、第2の停止位置及び第3の
停止位置を有するものであり、可動素子12に設けられ
た連結部材16と駆動源のピストンロッド20とが連結
されているように構成するのが好ましい。
【0011】本発明の他のサンプリングバルブは、図7
〜図9に示すように、2つの固定素子10,14を有
し、一方の固定素子10は、吸引用通路Q及び少なくと
も2つの移送用通路Sj1,Tk1を備え、他方の固定
素子14は、前記移送用通路Sj1,Tk1とそれぞれ
対をなす少なくとも2つの移送用通路Sj2,Tk2と
備え、少なくとも3つの状態のうち一つの状態は、吸引
用通路Qと定量用通路Piとを通じさせ定量用通路Pi
に試料を充満させる状態であり、少なくとも3つの状態
のうちその他の複数の状態は、各移送用通路の対Sj
1,Sj2又はTk1,Tk2と定量用通路Piから選
ばれた一群の定量用通路Pj又はPkとを通じさせ一群
の定量用通路Pj又はPkに充満されている試料を移送
する状態であることを特徴としている。
【0012】図7〜図9に示すサンプリングバルブにお
いて、一方の固定素子10は、一つの吸引用通路Q、第
1の移送用通路Sj1及び第2の移送用通路Tk1を備
え、他方の固定素子14は、前記第1の移送用通路Sj
1と対をなす第1の移送用通路Sj2、及び前記第2の
移送用通路Tk1と対をなす第2の移送用通路Tk2を
備え、可動素子12は、3つの停止位置を有する駆動源
18に連結されており、駆動源18により可動素子12
が移動し、可動素子は固定素子10,14に対して第1
の状態、第2の状態及び第3の状態をとることができ、
第1状態は、吸引用通路Qと定量用通路Piとを通じさ
せ定量用通路Piに試料を充満させる状態であり、第2
の状態は、第1の移送用通路Sj1,Sj2と、上記定
量用通路Piから選ばれた第1の群の定量用通路Pjと
を通じさせ、これらの定量用通路Pjに充満されている
試料を外部に移送する状態であり、第3の状態は、第2
の移送用通路Tk1,Tk2と第2の群の定量用通路P
kとを通じさせ、これらの定量用通路Pkに充満されて
いる試料を外部に移送する状態であるように構成され
る。
【0013】この場合、第1の状態を、第2の状態と第
3の状態との中間に位置する状態とするのが好ましい。
また、駆動源18は、ピストンロッド20が伸縮しこの
ピストンロッドが第1の停止位置、第2の停止位置及び
第3の停止位置を有するものであり、可動素子12に設
けられた連結用部材16と駆動源のピストンロッド20
とが連結されているように構成するのが好ましい。
【0014】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の好適な実施例
を詳細に説明する。ただし、この実施例に記載されてい
る構成機器の形状、その相対配置などは、とくに特定的
な記載がない限りは、本発明の範囲をそれらのみに限定
する趣旨のものではなく、単なる説明例にすぎない。
【0015】実施例1 本実施例は、複数の吸引口を選択して試料を吸引するも
のである。図1〜図3は、本発明のサンプリングバルブ
の一実施例を示す分解斜視図である。なお、素子の数は
3つである。サンプリングバルブ11の主要素である3
つの素子10,12,14は円盤状をしている。各素子
10,12,14の中心には孔40,42,44が設け
られ、シャフト(図示せず)がこれらの孔を貫通してい
る。3つの素子10,12,14は互いに密着してい
る。素子10,14は常時静止状態にある固定素子であ
る。素子12は固定素子10,14に面接触しつつ一定
量移動することができる可動素子である。本実施例で
は、可動素子12は所定角度回転する。可動素子12
は、図4〜図6に示すように、駆動源18と連結され、
回転移動される。
【0016】従来のサンプリングバルブにおいては、可
動素子は2つの停止位置しか持たないのに対し、本発明
のサンプリングバルブ11では3以上の停止位置を持
つ。本実施例では可動素子12は3つの停止位置を持
ち、サンプリングバルブ11は3つの状態をとり得る。
図1は第1の状態、図2は第2の状態、図3は第3の状
態を示している。試料吸引は複数の状態(第1の状態及
び第2の状態)においてそれぞれ可能である。試料移送
は一つの状態(第3の状態)において可能である。すな
わち、第1の状態及び第2の状態は試料吸引状態であ
り、第3の状態は試料移送状態である。
【0017】各素子10,12,14には各種通路が設
けられている。可動素子12には、吸引された血液試料
を通路内に充満させて定量するための定量用通路Piが
設けられている。この通路Piは1以上、すなわちP
1,P2,…と設けることができるがここではこれらを
Piとして表している。一方の固定素子10には、外部
からサンプリングバルブ11内に血液試料を導入するた
めの2つの流入用通路Q1,Q2が設けられている(も
ちろん異なる素子に設けることも可能である)。他方の
固定素子14には、導入された血液試料を導出するため
の2つの流出用通路R1,R2が設けられている(通路
R1,R2を異なる素子に設ける場合もある)。固定素
子10,14には、定量用通路Pi内に充満された血液
試料を、それぞれ外部へ移送するため対をなす移送用通
路Si1,Si2が設けられている。
【0018】第1の状態(図1)において、定量用通路
Piは第1の流入用通路Q1及び第1の流出用通路R1
と通じ、定量用通路Piは第2の流入用通路Q2及び第
2の流出通路R2とは通じない。第2の状態(図2)に
おいて、定量用通路Piは第2の流入用通路Q2及び第
2の流出用通路R2と通じ、第1の流入用通路Q1及び
第1の流出通路R1とは通じない。第3の状態(図3)
において、定量用通路Piは移送用通路Si1,Si2
と通ずる。
【0019】流入用通路Q1,Q2にはそれぞれチュー
ブTQ1,TQ2を介してピペット15,注射針状の細
管22が接続される。流出用通路R1,R2にはそれぞ
れチューブTR1,TR2を介して三方切換弁V、試料
吸引手段Cが接続される。弁V、試料吸引手段Cの代わ
りに2つの試料吸引手段を各チューブTR1,TR2に
接続してもよいが、第1の状態と第2の状態は同時には
発生しないので一つの試料吸引手段と流路を切り換える
弁との組合せで対応可能である。移送用通路Si1に
は、図3に示すように、チューブTSi1を介して希釈
試料を受ける容器Biが接続され、移送用通路Si2に
はチューブTSi2を介して弁Vi、希釈液吐出手段C
iが接続される。
【0020】図4〜図6はサンプリングバルブ11の概
略正面図である。16は可動素子12側面に突出して設
けられたアーム状の連結部材である。このアーム状の連
結部材16に力を加えることにより、可動素子12を固
定素子10,14に対して回転させることができる。1
8は、3停止位置を有する駆動源である。ここではピス
トンロッド20を伸縮させ、このピストンロッド20を
異なる3位置で停止させることができるエアーシリンダ
としている。28,30,32,34はエアー等の駆動
流体の流入出ポートであり、駆動流体流入の組合せによ
り3位置の停止位置が決まる。ピストンロッド20とア
ーム状の連結部材16とはジョイント22を介して回転
自在に連結される。36は駆動源18を回転可能に支持
する支持軸である。なお、ここで用いたエアーシリン
ダ、ジョイントはそれぞれ(株)コガネイから入手可能
である。
【0021】図1に戻って、一方の検体容器24から血
液試料を吸引し定量する場合の動作を説明する。可動素
子12は第1の位置に停止し、サンプリングバルブ11
は第1の状態(図1,4)となる。この状態にて吸引手
段Cが吸引動作を行うことにより、開放検体容器(キャ
ップをはずした検体容器)24内の血液試料は、細管1
5、チューブTQ1、流入用通路Q1、定量用通路P
i、流出用通路R1、チューブTR1と吸引される(第
1の吸引経路)。次に、駆動源18が動作して可動素子
12は第3の位置に停止し、サンプリングバルブ11は
第3の状態(図3,6)となる。この状態にて吐出手段
Ciが吐出動作を行うことにより、希釈液がチューブT
Si2、移送用通路Si2、定量用通路Pi、移送用通
路Si1、チューブTSi1と流れ、定量用通路Piの
血液試料は希釈液とともに希釈試料容器Biに移送され
る。すなわち、容器Bi内に一定倍率に希釈された試料
が作製され、貯留される。
【0022】図2において、他方の検体容器26から血
液試料を吸引し定量する場合の動作を説明する。可動素
子12は第2の位置に停止し、サンプリングバルブ11
は第2の状態(図2,5)となる。また、弁Vも切り換
わり吸引手段Cが吸引動作を行うことにより、密閉検体
容器(キャップを装着した検体容器)26内の血液試料
は、細管22、チューブTQ2、流入用通路Q2、定量
用通路Pi、流出用通路R2、チューブTR2と吸引さ
れる(第2の吸引経路)。次に、駆動源18が動作して
可動素子12は第3の位置に停止し、サンプリングバル
ブ11は第3の状態(図3,6)となり、この状態にて
吐出手段Ciが吐出動作を行うことにより、希釈液がチ
ューブTSi2、移送用通路Si2、定量用通路Pi、
移送用通路Si1、チューブTSi1と流れ、定量用通
路Piの血液試料は希釈液とともに希釈試料容器Biに
移送される。すなわち、容器Bi内に一定倍率に希釈さ
れた試料が作製され、貯留される。なお、各チューブ及
び通路の洗浄は、再び元の状態(第1の状態又は第2の
状態)に戻って吸引経路に洗浄用の液を流すことにより
行えばよい。
【0023】以上、2つの固定素子10,14と、これ
らの固定素子の間に挟まれた可動素子12とからなる3
素子構成のサンプリングバルブについて説明した。上記
機能は2素子構成であっても実現可能である。以下、2
素子構成の場合を説明する。図7〜図9は、その模式的
な断面説明図である。図中の付与した番号は図1〜3と
同じである。図7は第1の状態(図1に対応)、図8は
第2の状態(図2に対応)、図9は第3の状態(図3に
対応)を示す。可動素子12には、溝状の定量用通路P
iが設けられている。通路Piはチューブによるループ
状の通路であってもよい。固定素子10には、第1の流
入用通路Q1、第2の流入用通路Q2、第1の流出用通
路R1、第2の流出用通路R2及び移送用通路Si1、
Si2が設けられている。動作は実施例1の場合と同様
である。
【0024】実施例1のサンプリングバルブは次のよう
な効果を有する。 (1) 1つのサンプリングバルブに複数の試料吸引口
を設けているので、異なる場所に配置された試料を選択
してサンプリングバルブに導入することができる。 (2) 駆動源は1つであるので、構成が簡単で、装置
も小型化できる。 (3) 通路数も必要最少限でよいので、加工費用は高
くならない。 (4) 移動するのは可動素子のみであるので、通路の
位置合わせ調整が行い易い。
【0025】実施例2 本実施例は、ディスクリートテスト対応型のサンプリン
グバルブに関するものである。なお、素子の数は3つで
ある。図10は第1の状態、図11は第2の状態、図1
2は第3の状態を示している。試料吸引は少なくとも1
つの状態(ここでは図12)において可能である。試料
移送はその他の複数の状態(ここでは図10,11)に
おいて可能である。可動素子12には、吸引された血液
試料を通路内に充満させて定量するための定量用通路P
iが設けられている。この通路Piは2つ以上設けられ
る。この例ではPiはP1,P2,P3の3つの総称で
ある。図10において、定量用通路Piから選ばれた一
群の定量用通路をPjとし、図11において、定量用通
路Piから選ばれた一群の定量用通路をPkとする。
【0026】一方の固定素子10には、外部からサンプ
リングバルブ11内に血液試料を導入するための1つの
流入用通路Qが設けられている。他方の固定素子14に
は、導入された血液試料を導出するための1つの流出用
通路Rが設けられている(通路Rを通路Qとは異なる素
子に設ける場合もある)。固定素子10,14には、定
量用通路Pj内に充満された血液試料をそれぞれ外部へ
移送するための対なる移送用通路(Sj1,Sj2),
(Tk1,Tk2)が設けられている。通路(Sj1,
Sj2)は第1の対をなす移送通路であり、(S11,
S12)、(S21,S22)、(S31,S32)の
3対の総称である。通路(Tk1,Tk2)は第2の対
をなす移送通路であり、(T11,T12)、(T2
1,T22)の2対の総称である。
【0027】第3の状態(図12)において、定量用通
路Piは流入用通路Q及び流出用通路Rと通じ、第1の
移送用通路Sj1,Sj2及び第2の移送用通路Tk
1,Tk2とは通じない。なお、固定素子10、14の
可動素子12に接する面には、それぞれ溝状の通路4
6、48が設けられている。これらの通路46、48は
可動素子12の定量用通路を連結させるための通路であ
る。
【0028】第1の状態(図10)において、定量用通
路Piから選ばれた一群の定量用通路Pj(Pi=Pj
はあり得る)は、第1の移送用通路Sj1,Sj2とそ
れぞれ通じ、定量用通路Pjは流入用通路Q、流出通路
R及び第2の移送用通路Tk1,Tk2とは通じない。
第2の状態(図11)において、定量用通路Piの他群
の定量用通路Pk(Pk=Piはあり得る)は、第2の
移送用通路Tk1,Tk2とそれぞれ通じ、定量用通路
Pkは流入用通路Q、流出通路R及び第1の移送用通路
Sj1,Sj2とは通じない。
【0029】流入用通路Qには、図12に示すように、
チューブTQを介してピペット15が接続される。24
は検体容器である。ピペットの代りに注射針状の細管2
2でもよい。流出用通路RにはチューブTRを介して弁
V、試料吸引手段Cが接続される。移送用通路Sj1に
は、図10に示すように、それぞれチューブTSj1を
介して希釈試料を受ける容器Bjが接続され、移送用通
路Sj2にはそれぞれチューブTSj2を介して弁V
j、希釈液吐出手段Cjが接続される。移送用通路Tk
1には、図11に示すように、それぞれチューブTTk
1を介して希釈試料を受ける容器Bkが接続され、移送
用通路Tk2にはそれぞれチューブTTk2を介して弁
Vk、希釈液吐出手段Ckが接続される。
【0030】弁Vj,Vkを削除して各チューブTSj
2,TTk2に試料吸引手段を接続してもよいが、第2
の状態と第3の状態は同時には発生しないので、必要最
少限の試料吸引手段とこれらの流路を切り換える弁との
組合せで対応可能である。可動素子12を移動させるこ
とについては、実施例1と同様である(図4,5,6参
照)。一群の定量用通路Pjにて血液試料を定量し、測
定用の希釈試料を作製する場合の動作を説明する。可動
素子12は第3の位置に停止しサンプリングバルブ11
は第3の状態(図12)となる。この状態にて吸引手段
Cが吸引動作を行うことにより、開放検体容器(キャッ
プをはずした検体容器)24内の血液試料は、細管1
5、チューブTQ、流入用通路Q、定量用通路Pi、流
出用通路R、チューブTRと吸引される。
【0031】次に、駆動源18が動作して可動素子12
は第1の位置に停止し、サンプリングバルブ11は第1
の状態(図10)となる。この状態にて吐出手段Cjが
吐出動作を行うことにより、希釈液がそれぞれチューブ
TSj2、移送用通路Sj2、定量用通路Pj、移送用
通路Sj1、チューブTSj1と流れ、一群の定量用通
路Pjの血液試料は希釈液とともに一群の容器Bjにそ
れぞれ移送される。すなわち、一群の容器Bj内に一定
倍率に希釈された試料が作製され、貯留される。
【0032】次に、定量用通路Piから選ばれた他群の
定量用通路Pk(Pk≠Pj)にて血液試料を定量し、
測定用の希釈試料を作製する場合の動作を説明する。こ
の場合、試料の吸引については上記と同じである。試料
が吸引された後、駆動源18が動作して可動素子12は
第3の位置に停止し、サンプリングバルブ11は第2の
状態(図11)となる。また、弁Vkも切り換わり、こ
の状態にて吐出手段Ckが吐出動作を行うことにより、
希釈液がそれぞれチューブTTk2、移送用通路Tk
2、定量用通路Pk、移送用通路Tk1、チューブTT
k1と流れ、他群の定量用通路Pkの血液試料は希釈液
とともに他群の容器Bkにそれぞれ移送される。すなわ
ち、他群の容器Bk内に一定倍率に希釈された試料が作
製され、貯留される。なお、各チューブ及び通路の洗浄
は、再び元の状態(第1の状態)に戻って吸引経路に洗
浄用の液を流すことにより行えばよい。以上の機能は、
1つの固定素子と1つの可動素子との2つの素子でも実
現可能である。
【0033】今まで、一群の定量用通路Pjで定量され
た血液試料を一群の容器Bjに移送し、他群の定量用通
路Pkで定量された血液試料を他群の容器Bkに移送す
る場合を紹介した。しかしながら、本発明が最も効果を
発揮するのは、一群の定量用通路Pjで定量される血液
試料と他群の定量用通路Pkで定量される血液試料とが
一部重複する場合に、前者の希釈試料と後者の希釈試料
とを重複することなく異なった容器に移送する場合であ
る。すなわち、図10における希釈試料容器をBj、図
11における希釈試料容器を全く別のBkとする場合で
ある。従来のサンプリングバルブでは、弁等の流路切換
手段が必要となる。しかし、実施例2では不要である。
これは試料の出口である移送用通路Sj1とTk1とを
分けて設けているからである。
【0034】実施例2のサンプリングバルブは次のよう
な効果を有する。 (1) 必要な試料だけを選択して希釈試料を作製する
ことができるので、ディスクリートテストの対応が可能
である。 (2) 駆動源は1つであり、構成が簡単で、装置も小
型化できる。 (3) 通路数も必要最少限でよいので、加工費用は高
くならない。 (4) 移動するのは可動素子のみであるので、通路の
位置合わせ調整が行い易い。
【0035】
【発明の効果】本発明のサンプリングバルブは上記のよ
うに構成されているので、つぎのような効果を奏する。 (1) 可動素子を移動させる駆動源は1つであるの
で、構成が簡単となり、装置を小型化することができ
る。 (2) 通路数を少なくすることができるので、加工費
用を低減することができる。 (3) 移動するのは1個の可動素子のみであるので、
通路の位置合わせ調整を容易に行うことができる。 (4) 実施例1のサンプリングバルブにおいては、1
つのサンプリングバルブに複数の試料吸引口を設けてい
るので、異なる場所に配置された試料を選択してサンプ
リングバルブに導入することができる。 (5) 実施例2のサンプリングバルブにおいては、必
要な試料だけを選択して希釈試料を作製することができ
るので、ディスクリートテストの対応が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のサンプリングバルブの一実施例(3素
子構成の場合)を示し、第1の状態(試料吸引状態)を
示す分解斜視図である。
【図2】本発明のサンプリングバルブの一実施例におけ
る第2の状態(試料吸引状態)を示す分解斜視図であ
る。
【図3】本発明のサンプリングバルブの一実施例におけ
る第3の状態(試料移送状態)を示す分解斜視図であ
る。
【図4】図1に示す第1の状態のサンプリングバルブの
概略正面図である。
【図5】図2に示す第2の状態のサンプリングバルブの
概略正面図である。
【図6】図3に示す第3の状態のサンプリングバルブの
概略正面図である。
【図7】本発明のサンプリングバルブのさらに他の実施
例(2素子構成の場合)を示し、第1の状態(試料吸引
状態)を示す断面説明図である。
【図8】本発明のサンプリングバルブのさらに他の実施
例における第2の状態(試料吸引状態)を示す断面説明
図である。
【図9】本発明のサンプリングバルブのさらに他の実施
例における第3の状態(試料移送状態)を示す断面説明
図である。
【図10】本発明のサンプリングバルブの他の実施例
(3素子構成の場合)を示し、第1の状態(試料移送状
態)を示す分解斜視図である。
【図11】本発明のサンプリングバルブの他の実施例に
おける第2の状態(試料移送状態)を示す分解斜視図で
ある。
【図12】本発明のサンプリングバルブの他の実施例に
おける第3の状態(試料吸引状態)を示す分解斜視図で
ある。
【図13】従来の一般的なサンプリングバルブを示し、
第1の状態(試料吸引状態)を示す断面図である。
【図14】従来の一般的なサンプリングバルブにおける
第2の状態(試料移送状態)を示す断面図である。
【符号の説明】
10 固定素子 12 可動素子 14 固定素子 16 アーム状の連結部材 18 駆動源 20 ピストンロッド 24 検体容器 26 検体容器 Pi 定量用通路 Q1 吸引用通路 Q2 吸引用通路 Si1 移送用通路 Si2 移送用通路 Sj1 移送用通路 Sj2 移送用通路 Tk1 移送用通路 Tk2 移送用通路 Q 吸引用通路 Pj 定量用通路 Pk 定量用通路

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 静止状態にある少なくとも1つの固定素
    子(10)と、この固定素子と面接触して移動する可動
    素子(12)とからなり、上記各素子には少なくとも1
    つの通路が設けられており、可動素子の移動により可動
    素子に設けられた定量用通路(Pi)に試料を充満させ
    る状態、及びこの試料を外部に移送する状態を有するサ
    ンプリングバルブにおいて、 可動素子(12)は少なくとも3つの停止位置を有する
    駆動源(18)に連結されており、 駆動源(18)により可動素子(12)が移動し可動素
    子は少なくとも1つの固定素子(10)に対して少なく
    とも3つの状態をとることができるようにしたことを特
    徴とするサンプリングバルブ。
  2. 【請求項2】 2つの固定素子(10),(14)を有
    し、一方の固定素子(10)は、少なくとも2つの吸引
    用通路(Q1),(Q2)及び少なくとも1つの移送用
    通路(Si1)を備え、 他方の固定素子(14)は、前記移送用通路(Si1)
    と対をなす少なくとも1つの移送用通路(Si2)を備
    え、 少なくとも3つの状態のうち複数の状態は、吸引用通路
    (Q1)又は(Q2)と定量用通路(Pi)とを通じさ
    せそれぞれ定量用通路(Pi)に試料を充満させる状態
    であり、 少なくとも3つの状態のうちその他の一つの状態は、移
    送用通路(Si1),(Si2)と定量用通路(Pi)
    とを通じさせそれぞれ定量用通路(Pi)に充満されて
    いる試料を外部に移送する状態であることを特徴とする
    請求項1記載のサンプリングバルブ。
  3. 【請求項3】 一方の固定素子(10)は、第1の吸引
    用通路(Q1)、第2の吸引用通路(Q2)及び1つの
    移送用通路(Si1)を備え、 他方の固定素子(14)は、前記移送用通路(Si1)
    と対をなす1つの移送用通路(Si2)を備え、 可動素子は3つの停止位置を有する駆動源(18)に連
    結されており、 駆動源(18)により可動素子(12)が移動し、可動
    素子は固定素子(10),(14)に対して第1の状
    態、第2の状態及び第3の状態をとることができ、 第1の状態は、第1の吸引用通路(Q1)と定量用通路
    (Pi)とを通じさせ定量用通路(Pi)に試料を充満
    させる状態であり、 第2の状態は、第2の吸引用通路(Q2)と定量用通路
    (Pi)とを通じさせ定量用通路(Pi)に試料を充満
    させる状態であり、 第3の状態は、移送用通路(Si1),(Si2)と定
    量用通路(Pi)とを通じさせ定量用通路(Pi)に充
    満されている試料を外部に移送する状態であることを特
    徴とする請求項2記載のサンプリングバルブ。
  4. 【請求項4】 第3の状態は、第1の状態と第2の状態
    との中間に位置する状態であることを特徴とする請求項
    3記載のサンプリングバルブ。
  5. 【請求項5】 第1の吸引用通路(Q1)及び第2の吸
    引用通路(Q2)は1つの固定素子(10)に設けられ
    ていることを特徴とする請求項4記載のサンプリングバ
    ルブ。
  6. 【請求項6】 駆動源(18)は、ピストンロッド(2
    0)が伸縮しこのピストンロッドが第1の停止位置、第
    2の停止位置及び第3の停止位置を有するものであり、 可動素子(12)に設けられた連結部材(16)と駆動
    源のピストンロッド(20)とが連結されていることを
    特徴とする請求項5記載のサンプリングバルブ。
  7. 【請求項7】 2つの固定素子(10),(14)を有
    し、一方の固定素子(10)は、吸引用通路(Q)及び
    少なくとも2つの移送用通路(Sj1),(Tk1)を
    備え、 他方の固定素子(14)は、前記移送用通路(Sj
    1),(Tk1)とそれぞれ対をなす少なくとも2つの
    移送用通路(Sj2),(Tk2)を備え、 少なくとも3つの状態のうち一つの状態は、吸引用通路
    (Q)と定量用通路(Pi)とを通じさせ定量用通路
    (Pi)に試料を充満させる状態であり、 少なくとも3つの状態のうちその他の複数の状態は、各
    移送用通路の対(Sj1),(Sj2)又は(Tk
    1),(Tk2)と定量用通路(Pi)から選ばれた一
    群の定量用通路(Pj)又は(Pk)とを通じさせ一群
    の定量用通路(Pj)又は(Pk)に充満されている試
    料を移送する状態であることを特徴とする請求項1記載
    のサンプリングバルブ。
  8. 【請求項8】 一方の固定素子(10)は、一つの吸引
    用通路Q、第1の移送用通路(Sj1)及び第2の移送
    用通路(Tk1)を備え、 他方の固定素子(14)は、前記第1の移送用通路(S
    j1)と対をなす第1の移送用通路(Sj2)、及び前
    記第2の移送用通路(Tk1)と対をなす第2の移送用
    通路(Tk2)を備え、 可動素子(12)は、3つの停止位置を有する駆動源
    (18)に連結されており、 駆動源(18)により可動素子(12)が移動し、可動
    素子は固定素子(10),(14)に対して第1の状
    態、第2の状態及び第3の状態をとることができ、 第1状態は、吸引用通路(Q)と定量用通路(Pi)と
    を通じさせ定量用通路(Pi)に試料を充満させる状態
    であり、 第2の状態は、第1の移送用通路(Sj1),(Sj
    2)と上記定量用通路(Pi)から選ばれた第1の群の
    定量用通路(Pj)とを通じさせ、これらの定量用通路
    (Pj)に充満されている試料を外部に移送する状態で
    あり、 第3の状態は、第2の移送用通路(Tk1),(Tk
    2)と第2の群の定量用通路(Pk)とを通じさせ、こ
    れらの定量用通路(Pk)に充満されている試料を外部
    に移送する状態であることを特徴とする請求項7記載の
    サンプリングバルブ。
  9. 【請求項9】 第1の状態は、第2の状態と第3の状態
    との中間に位置する状態であることを特徴とする請求項
    8記載のサンプリングバルブ。
  10. 【請求項10】 駆動源(18)は、ピストンロッド
    (20)が伸縮しこのピストンロッドが第1の停止位
    置、第2の停止位置及び第3の停止位置を有するもので
    あり、 可動素子(12)に設けられた連結用部材(16)と駆
    動源のピストンロッド(20)とが連結されていること
    を特徴とする請求項9記載のサンプリングバルブ。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000024313A1 (en) * 1998-10-26 2000-05-04 Noble House Group Pty Ltd Sampling in blood collection
WO2014033795A1 (ja) * 2012-09-03 2014-03-06 株式会社島津製作所 液体採取装置およびその方法
JP2016098968A (ja) * 2014-11-26 2016-05-30 株式会社不二工機 流路切換弁
CN110360340A (zh) * 2018-09-07 2019-10-22 上海北昂医药科技股份有限公司 电动分配定量装置

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