JP2004536011A - Nh3、h2o及びco2を含む気体混合物からアンモニウムカルバメート溶液を得る方法 - Google Patents
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Abstract
【選択図】図1
Description
【0001】
本発明は、NH3、H2O及びCO2を含む気体混合物からアンモニウムカルバメート溶液を得る方法に関する。
【背景技術】
【0002】
そのような方法は、メラミンの製造方法、例えばUllmannの “工業化学の百科事典”、第6版、2001年 Electronic Releaseの段落4.1.3の“メラミン及びグアナミン”に記載されたスタミカーボン法が使用されている。公知の方法において、気体混合物は、反応器から来るメラミン含有の流れが冷却される冷却領域から得られる。約0.7MPaの圧力を有する気体混合物は、次に吸収段階に付され、該段階において、アンモニウムカルバメート溶液の他に、気体状NH3の流れもまた得られる。アンモニウムカルバメート溶液は、本明細書において及びこれ以降、アンモニウムカルバメート以外に遊離のNH3及び/又はCO2及び/又はNH3及びCO2から誘導される他の化合物、例えば重炭酸アンモニウムをもまた含み得ると理解される。
【0003】
吸収段階から回収された気体状NH3の流れは、反応器における流動化気体としてメラミン製造工程のどこかで使用される。スタミカーボン法は熱交換をさらに含み、該熱交換において、気体混合物は、吸収段階に付される前に、部分的に凝縮される。
【0004】
多くの場合、気体混合物から得られたアンモニウムカルバメート溶液は尿素製造のための原料物質としての使用のためにさらに加工される。アンモニウムカルバメートを経るアンモニア及び二酸化炭素からの尿素の製造は、高められた圧力、通常12.5MPa〜25MPaの圧力において、以下の反応式に従って行われる。
【0005】
【化1】
【0006】
アンモニウムカルバメート溶液のさらなる加工は、特に該溶液からの一部のNH3の放出、それは次にメラミン製造工程の中で再利用される、及び溶液中の水の量の削減に関する。
【0007】
公知の方法例えばスタミボーン法の欠点は、前述されたさらなる加工が蒸気の形で多くのエネルギーを必要とすることである。さらなる段階は技術的に複雑であり、それは非常に高いコストにおいてのみ実現され得ることを意味する。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本発明の目的は、主に、上記の欠点を除くことである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
この目的は、40重量%より多いNH3,50重量%未満のCO2、及び40重量%未満のH2Oを含み、0.1〜4MPaの圧力を有する気体混合物が、吸収段階に先立つ圧縮段階、該段階は気体混合物の圧力を0.5MPa〜25MPaの圧力まで増加させることを含む、において圧縮されることにおいて達成される。好ましくは、気体混合物は、圧縮工程に入る前に、0.5〜2.5MPaの圧力を有する。気体混合物の圧力は、圧縮段階において、好ましくは少なくとも0.4MPa、より好ましくは少なくとも0.7MPa増加される。特にもし本発明の方法がメラミンの製造方法に取り込まれるならば、気体混合物は好ましくは1MPa〜5MPa、より好ましくは1.5MPa〜3MPaの圧力まで圧縮段階において増加される。あるいは、特にもし本発明の方法が尿素の製造方法に取り込まれるならば、気体混合物の圧力は好ましくは12.5MPa〜25MPaの圧力まで増加される。
【0010】
驚いたことに、本発明の方法において、遊離のアンモニア又はアンモニウムイオンとしてアンモニウムカルバメート溶液を経て吸収されるアンモニアの量は、公知の方法におけるより低く、その結果、さらなる加工は全く必要ないか又は少なくともより少なくてよい。この利点は、圧縮段階における電気又は蒸気の形におけるエネルギー消費を相殺する。
【0011】
本発明の更なる利点は、気体混合物から得られるアンモニウムカルバメート溶液が、より高い圧力において、固相−望ましくない―が形成されることなく、より低い百分率のH2Oを含み得ることである。従って本発明の方法はH2Oの百分率が非常に低いために公知の方法において固体の生成のために問題をおこすようなH2Oの百分率を有する気体混合物に適用され得る。気体混合物は好ましくは50重量%より多いNH3、10〜30重量%のCO2、及び35重量%未満のH2Oを含む。気体混合物から得られるアンモニウムカルバメート溶液は、溶液の圧力が3MPaより低いとき特に、固相の生成を防ぐため、好ましくは10重量%より多いH2Oを含む。
【0012】
さらに本発明のもう1つの利点は、圧縮段階における圧力がおよそ1.5MPa、好ましくは1.8MPaあるいはさらにより高く、例えば2MPa以上まで増加されるならば、吸収段階から得られた気体状のNH3の流れは全体的に又は部分的に簡単な方法において凝縮され得ることである、なぜなら上記圧力におけるNH3の凝縮温度は、工場における冷却水回路が通常操業される温度レベルより上まで上げられたからである。
【0013】
さらに本発明のもう1つの利点は、もしそれが、気体混合物がおよそ反応器の圧力において得られるところのメラミンの製造方法の一部であるならば、より高い圧力においてアンモニウムカルバメート溶液を得るために、反応器における圧力を増すことは必要ではないことである。その結果、例えば、現行の反応器は適応される必要がなく、新しい反応器はより簡単であることができ、その結果より安い設計であることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0014】
圧縮段階、その目的は気体混合物の圧力を増加させることである、は当業者に公知である任意の方法、例えばコンプレッサーにより行われ得る。凝縮により生成される任意のアンモニウムカルバメートの腐食性のため、気体混合物と接触にいたるコンプレッサーの成分の温度は非常に高く、その結果いかなる凝縮も起きないことが好ましい。これは例えばコンプレッサーを加熱すること、あるいはその圧力、及びその結果温度が上げられた気体混合物の一部をコンプレッサーの入口まで戻すことにより達成され得る。その上、存在する液体の滴はどれもみな補足するための分離装置をコンプレッサーの前に設置することが有利であり得る。複数のコンプレッサーを直列に配置することにより圧縮段階を行うことがさらに必要であるか又は望ましい可能性がある。
【0015】
吸収段階は、圧力が増加された気体混合物からなる本発明のこの方法において、流入する流れを液体NH3、及び場合により水又は例えばNH3の水性溶液により処理することを含む。これはアンモニウムカルバメート溶液の生成をもたらす。吸収段階は当業者に公知である種々の方法によって行われ得、例えば充填されたカラム又は板カラムにおいて行われ得る。吸収段階において、液体NH3は二酸化炭素及び水を気体混合物から吸収し、その結果アンモニウムカルバメート溶液が形成される。CO2は、その後アンモニウムカルバメート溶液中に例えば、カルベートイオンとして存在するだろう。液体NH3は、吸収段階から得られた気体状NH3流れの一部の凝縮により全体的又は部分的に得られ得る。H2Oの量は非常に低いので、望まれない固体の生成が起きるならば、水又は例えばNH3、アンモニウムカルバメート又は尿素の水性溶液をフィードすることが有利である。
【0016】
効率的な方法において吸収段階を行うことができるために、吸収段階に入いる流れが65〜140℃の露点を有するとき、有利である。より好ましくは、露点は80〜110℃の間である。
【0017】
好ましい実施態様において、気体混合物が気体/液体混合物に転化されるところの第1の部分凝縮段階もまた行われる。第1の部分凝縮段階は第1の圧縮段階の後に行われ得る。第1の部分凝縮段階は吸収段階に先立って行われるべきである。第1の部分凝縮段階は当業者に公知の方法、例えば、気体混合物を冷却し、その結果部分的に凝縮する熱交換によっておいて行われ得る。第1の部分凝縮段階の間、水性溶液中で例えばアンモニウムカルバメートの形成を経て、存在する気体状CO2の多くは、既に液相に入いる。従って吸収段階に入る気体状CO2の量は、第1の凝縮段階を含まない実施態様に比較されてより低いため、気体状NH3の流れが吸収段階からより効率的に得られ、そのことはより少ない液体NH3が必要とされること、及び/又はより高い処理量が可能であることを意味する。
【0018】
水の含有量を削減するための上記のさらなるアンモニウムカルバメート溶液の加工は技術的に複雑であり、多くの段階を含み、かつ従って高価である。この理由のため、上記の更なる加工の必要性を不要にできる方法を提供することは、本発明の更なる目的である。なぜなら濃縮されたアンモニウムカルバメート溶液は、水の含有量を削減するための更なる加工なしに尿素の製造において使用され得るNH3、H2O、及びCO2を含む気体混合物から得られるからである。この文脈において濃縮されたとは、水の質量流速が気体混合物に比べてかなり低くかったこと、即ち好ましくは水の質量流速が25重量%より多く削減されたことを意味する。この方法は
・ 気体混合物が気体/液体混合物に転化される第1の凝縮段階;
・ 該気体/液体混合物が、アンモニウムカルバメート再利用物溶液、及び60重量%より多いNH3、30重量%未満のCO2、及び10重量%未満のH2Oを含む濃縮された気体混合物に分離される第1の分離段階;
・ 吸収段階
を含み、
ただし、以下の2つの混合物:
・ 上記気体混合物
・ 上記濃縮された気体混合物
の少なくとも1つが圧縮段階において0.5MPa〜7.5MPaの圧力まで圧縮される。
【0019】
第1の部分凝縮段階においてNH3又はCO2より多くの水が凝縮される。凝縮すると、溶液中でアンモニウムカルバメートが形成される。次に吸収段階から得られる濃縮されたアンモニウムカルバメート溶液が尿素の製造において直接使用され得る程度まで、濃縮された気体混合物中の水の含有量が削減されることは、本発明に従う方法の利点である。本発明に従う方法の第1の分離段階から回収された液状の流れは、本明細書において及びこれ以降、アンモニウムカルバメート再利用物溶液と定義される。もし本方法がメラミンの製造法に使用されるならば、反応器から出て行く流れの冷却のための直接の冷却剤としてアンモニウムカルバメート再利用物溶液を使用することが有利である。冷却の間のアンモニウムカルバメートの存在は、化合物、例えばアンメリン及びアンメリドを生成するメラミンの望ましくない反応を防ぐことができるという利点を有する。
【0020】
第1の部分凝縮段階は、当業者に公知の方法、例えば気体混合物を冷却してその結果部分的に凝縮される熱交換により行われ得る。
【0021】
第1の分離段階の目的は、第1の凝縮段階後に存在する液体を気相から分離することである。第1の分離段階は当業者に公知な方法において行われ得る。例えば第1の分離段階と第1の部分凝縮段階とを、例えば液相が集められることができかつ分離されることができるように構築された熱交換器において一緒にすることが可能である。第1の分離段階を所謂ノックアウトドラム中で行うこともまた可能である。この容器は、第1の分離段階を行うために重力が利用される容器である:気体/液体混合物はノックアウトドラムに供給され、その後液体が壁に沿って流れ落ち、そこから除かれ、そして気体が頂部を経て容器の中央から除かれる。
【0022】
上に示されたように、気体混合物及び/又は濃縮された気体混合物は圧縮段階に付される。好ましい実施態様において、気体混合物は圧縮される。圧縮段階もまた気体混合物の温度の上昇に繋がる。これは第1の部分凝縮段階が高められた温度において行われ得、その結果より質の高い蒸気が、凝縮の間に放出された熱から発生し得るという利点を有する。より好ましくは濃縮された気体状混合物は次に第2の部分凝縮に第1の分離段階の後付され、該段階において第2の気体/液体混合物が吸収段階のためのフィードの流れとして形成される。第2の部分凝縮段階の間、既に存在するCO2の多くは、例えばアンモニウムカルバメートの生成を通して液相に入った。分離段階に入る気体状のCO2の量は、従って低く、その結果、気体状NH3の流れが吸収段階からより効率的に得られ、それはより少ない液状のNH3が必要とされ、及び/又はより高い処理量が可能であることを意味する。さらにより好ましくは、第2の分離段階はこの実施態様に追加され、第2の部分凝縮段階及び吸収段階の間において行われるその段階において、第1の濃縮されたアンモニウムカルバメート溶液が第2の気体/液体混合物から分離される。このことの利点は、より小さい流れが吸収段階へ行き、吸収段階への負荷を減らすことである。この実施態様のさらなる利点は、第1の濃縮されたアンモニウムカルバメート溶液の組成は、吸収段階から回収された濃縮されたアンモニウムカルバメート溶液の組成とは幾分異なり、その結果これらの2の溶液は異なる目的のために使用され得ることである。もし所望であれば、2の濃縮されたアンモニウムカルバメート溶液がさらなる加工のために一緒にされることもまたできる。
【0023】
本発明に従うもう1つの好ましい実施態様において、上述されたように、圧縮段階に付されるのは、従って第1の部分凝縮段階及び第1の分離段階に先立って付されるのは、気体混合物ではなく、第1の分離段階を出て行く濃縮された気体混合物である。結果として、圧縮段階に入る流れは気体混合物が既に圧縮段階に付されているときよりは小さく、アンモニウムカルバメート再利用物溶液は既に分離された。より好ましくは、濃縮された気体混合物は次に凝縮段階及び吸収段階の間に第2の部分凝縮段階に付され、吸収段階のためのフィードの流れとして第2の気体/液体混合物の生成をもたらす。上に述べられたように、第2の部分凝縮段階の結果として、存在するCO2の多くは例えばアンモニウムカルバメートの生成を通して既に液相に入いった。これは吸収段階に入る気体状CO2のより低い量をもたらし、その結果、気体状NH3の流れはより効率的な方法において吸収段階から得られ得、このことはより少ない液状NH3が必要とされ、及び/又はより高い処理量が可能であることを意味する。その上、この第2の部分凝縮段階において放出された熱は蒸気を供給するために使用され得る。さらにより好ましくは、第2の分離段階がこの実施態様に追加され、第2の部分凝縮段階及び吸収段階の間に行われ、該段階において第1の濃縮されたアンモニウムカルバメート溶液が第2の気体/液体混合物から分離される。この利点は、上に述べられたように、より小さな流れが吸収段階に行き、この段階への負荷を減らすことである。この実施態様のもう1つの利点は、第1の濃縮されたアンモニウムカルバメート溶液の組成が、凝縮段階から回収された濃縮されたアンモニウムカルバメート溶液の組成とは幾分異なり、その結果これらの2の溶液は異なる目的のために使用され得ることである。該2つのアンモニウムカルバメート溶液が更なる加工のために一緒にされることももちろん可能である。さらに、そして第1の部分凝縮段階に先立ち、気体混合物の圧力を0.3MPa〜7.5MPaまで予備圧縮段階において増加させることが有利であり得る。これは、もし本発明のこの方法が、反応がより低い圧力、例えば大気圧において運転されるメラミンの製造法の一部であるならば特にこれは有利である。
【0024】
それらの実施態様を濃縮されたアンモニウムカルバメート溶液が得られる本発明に従う方法に適用するとき、この溶液は一般的に25〜50重量%のNH3、25〜50重量%のCO2、及び1〜30重量%のH2Oを含む。該気体混合物から次に大量の水が除去され、このことは、前に述べたように、濃縮されたアンモニウムカルバメート溶液が尿素の製造のために使用されるならば特に有利である。その上、気体状のNH3は気体混合物から回収され、それは任意の望まれる用途に用いられることができる。気体状のNH3は、例えば本発明の方法がメラミンの製造のための方法において得られる気体混合物に適用されるならば、メラミン反応器にフィードされて、流動化気体として作用することができる。
【0025】
本発明の工業的用途は、前に示されたように、メラミンの製造方法への取り込みに限られない。特に、尿素の製造法への取り込みが予見される。例えば尿素製造法のための慣用の方法において、気体混合物が存在し、そこからアンモニウムカルバメート溶液が得られるべきである。従来の尿素工程とは、合成領域の排出液が、次の工程、例えば未反応のNH3及びCO2及び/又はアンモニウムカルバメートの分解物の分離を実行する前に圧力が下げられるところの工程であると理解される。
【0026】
本発明が尿素の製造法に適用されるならば、気体混合物は好ましくは尿素合成領域における圧力に又は少し上まで、すなわち12.5MPa〜25MPa、より好ましくは14MPa〜22MPaの圧力まで上げられる。この利点は、尿素合成領域へ戻る流れの水の含有量が減少され、その結果合成領域におけるより高い転化率をもたらし、その結果、未反応成分の回収が減少された技術的努力により達成され得ることである(すなわち、減少された熱又は蒸気消費、減少されたストリッピング剤消費)。
【0027】
本発明の方法は、図に基づいて説明される。
【0028】
図中の番号の最初の数は図の番号と同じである。もし異なる図の番号の最後の2つの数字が同じであれば、それらは同じ要素であることを示す。
【0029】
図1において、気体混合物、それは例えばメラミン製造の冷却領域から来る、は102のラインを通ってコンプレッサー104に供給される。圧力を増加された気体混合物は次にライン106を通って吸収器108にフィードされる。吸収器108はライン110を通ってNH3又は水又は例えばアンモニウムカルバメートの水性溶液をライン112を通ってもまた受ける。ライン110及び112は場合により統合されて、1つのラインを形成してもよい。ライン114を通ってアンモニウムカルバメート溶液は吸収器108を出、ライン116を通って気体状NH3の流れは出る。
【0030】
図2はコンデンサ218、ここで気体混合物は第1の部分凝縮段階に付される、を示す。冷却剤、例えば水がライン220を通って供給されライン222を通って除去される。気体/液体混合物は次にライン224を通って分離器226へ行く。分離器226から一方ではアンモニウムカルバメート再利用物溶液がライン228を通って得られるが、他方では濃縮された気体混合物が得られ、それはライン230を通って吸収器208へ行き、該吸収器はさらに図1下に記載されたように操業する。コンデンサ218及び分離器226は1つの装置に統合されることが可能である。図2において、コンプレッサー204のための2つの可能な位置が点線により示される:コンデンサ218の上流、その結果ライン202を通って供給された気体混合物は圧縮段階に付される、あるいは吸収器208の上流、その結果、分離機226から来る濃縮された気体混合物は圧縮段階に付される、のいずれかである。
【0031】
図3は、ライン302を通ってコンプレッサー304に入る気体混合物が圧縮段階に付され、その後その圧力が増加された気体混合物がライン328を通ってコンデンサ318に入り、そこで第1の部分凝縮が行われる。気体/液体混合物は次にライン324を通って分離器326へ行く。分離器326を出る濃縮された気体混合物はライン334を通って次のコンデンサ336にフィードされ、該コンデンサにおいて第2の部分凝縮段階が行われる。コンデンサ336は冷却剤、例えば、ライン338により供給されライン340を通って除去される水により冷却される。第2の気体/液体混合物は次にライン342を通って吸収器308にフィードされる。
【0032】
図4は、第2の気体/液体混合物を、コンデンサ436において行われる第2の部分凝縮段階の後、ライン444を通って分離器446、そこで第2の分離段階が行われる、へフィードすることにより図3の実施態様の上に構築される。第1の濃縮されたアンモニウムカルバメート溶液はライン448を通って分離器446を出、その後残った流れがライン450を通って吸収器408にフィードされる。
【0033】
図5に示された方法は、図2の方法の上に構築される;この場合、コンプレッサー504は(コンデンサ518における)第1の部分凝縮段階及び(分離器526における)第1の分離段階の下流に設置される。コンプレッサーはライン552を通って濃縮された気体混合物をフィードされる。コンプレッサー504からの圧縮された流れはライン554を通ってコンデンサ536にフィードされる;ここで第2の部分凝縮段階が行われる。第2の気体/液体混合物は次にライン542を通って吸収器508にフィードされる。
【0034】
図6は図5に示された設計が第2の分離器656、そこで第2の分離工程が行われる、を設置することにより、本発明に従ってさらにどのように拡張され得るかを示す。第2の分離器656はライン642を通って第2の気体/液体混合物をフィードされる。第2の気体/液体混合物は第1の濃縮されたアンモニウムカルバメート溶液、該溶液はライン658を通って除去される、及び強く濃縮された気体混合物、該混合物はライン660を通って吸収器608へフィードされる、に分離される。
【0035】
図7は予備圧縮段階がコンプレッサー762において行われる状況を示し、その後、予備圧縮された気体混合物はライン764を通ってコンデンサ718へフィードされ、そこで、第1の部分凝縮段階が行われる。次に圧縮段階自身は第1の部分凝縮段階及び第1の分離段階(分離器726において行われる)の後に続く。場合により、そして点線により示されたように、第2の部分凝縮はコンデンサ736においてもやはり行われることができ、そしてその後場合により第2の分離が分離器756において吸収段階の前に吸収器708において行われる。
【0036】
下に、本発明は以下の実施例に基づいて説明され、比較実験もまた与えられる。
【実施例】
【0037】
実施例1
実施例1において、図5に示された配置が使用される。様々な流れの組成は表1中で示される。
【表1】
【0038】
比較実験A
図8を参照されたい。比較実験Aにおいて、気体混合物がライン802を通ってコンデンサ818にフィードされ、そこで部分凝縮が行われる。コンデンサ818から来る気体/液体混合物はライン866を通って吸収器808にフィードされる。流れ802及び866は圧縮段階に付されない。吸収器808は液体NH3の流れをライン810から及び水性の流れをライン812からもまた受ける。アンモニウムカルバメート溶液及び気体状NH3の流れはそれぞれライン814及び816を通って吸収器808を出る。上記流れの組成は下の表2に与えられる。
【表2】
【0039】
実施例1及び比較実験Aから明らかであるように、比較実験における流れ802が幾分より低い初期のNH3濃度(流れ502に対して59重量%対63重量%)を有するという事実にもかかわらず、実施例1の濃縮されたアンモニウムカルバメート溶液514は、比較実験Aのアンモニウムカルバメート溶液814(約19t/h、又は53t/hの36重量%)より少ないNH3(約11t/h、又は28t/hの41重量%)を含む。その上、実施例1の濃縮されたアンモニウムカルバメート溶液514は、比較実験Aのアンモニウムカルバメート溶液814(45重量%、ほとんど24t/h)より低い重量百分率の水(20重量%、ほとんど6t/h)を含む。結果として、濃縮されたアンモニウムカルバメート溶液514は、その水の濃度を下げるためのさらなる加工なしに尿素の製造において使用され得るが、これはアンモニウムカルバメート溶液814の場合、効率的な方法において可能ではない。
【図面の簡単な説明】
【0040】
【図1】続いて吸収段階のある圧縮段階を有する実施態様を示す。
【図2】第1の部分凝縮段階及び分離段階を有する実施態様であり、圧縮段階は第1の部分凝縮段階の前かあるいは分離段階及び吸収段階の間のいずれかにおいて行われる。
【図3】圧縮段階以外に、第1の部分凝縮段階、分離段階及び吸収段階以外に、第2の部分凝縮段階もまた行われ、この段階は第1の分離段階及び吸収段階に間に行われる実施態様である。
【図4】図3と比較されて、第2の部分凝縮段階及び吸収段階の間に、第2の分離段階が追加された実施態様である。
【図5】図3と比較されて、圧縮段階が分離段階の後に行われる実施態様である。
【図6】図5に比較されて、第2の分離段階が追加されて、その段階は第2の部分凝縮段階及び吸収段階の間に行われる実施態様である。
【図7】気体混合物が予備圧縮段階に付され、続いて第1の部分凝縮段階、分離段階、圧縮段階及び吸収段階、又は図6におけるように直列の工程段階のいずれかが行われる、実施態様である。
【図8】先行技術の実施態様である。
Claims (13)
- 40重量%より多いNH3,50重量%未満のCO2,及び40重量%未満のH2Oを含み、0.1MPa〜4MPaの圧力を有する気体混合物からアンモニウムカルバメート溶液を得る方法において、気体混合物の圧力が0.5MPa〜25MPaの圧力まで増加される圧縮段階及び吸収段階を含む方法。
- 圧縮段階の後かつ吸収段階の前に、さらに第1の部分凝縮段階を含み、該段階において気体混合物は気体/液体混合物へと転化される、請求項1に記載の方法。
- 40重量%より多いNH3,50重量%未満のCO2,及び40重量%未満のH2Oを含み、0.1MPa〜4MPaの圧力を有する気体混合物から濃縮されたアンモニウムカルバメート溶液を得る方法において、該方法が、
・ 気体混合物が気体/液体混合物へと転化される第1の部分凝縮段階;
・ 該気体/液体混合物が、アンモニウムカルバメート再利用物物溶液と、60重量%より多いNH3、30重量%未満のCO2、及び10重量%未満のH2Oを含む濃縮された気体混合物とに分離される第1の分離段階;
・ 吸収段階
を含み、但し以下の2つの混合物
・ 上記気体混合物
・ 上記濃縮された気体混合物
の少なくとも1つが圧縮段階において0.5MPa〜25MPaの圧力まで圧縮される方法。 - 気体混合物が圧縮される、請求項3に記載の方法。
- 第1の分離段階後、濃縮された気体状混合物が第2の部分凝縮段階に付され、該段階において、吸収段階のためのフィード流れとして第2の気体/液体混合物が形成される、請求項4に記載の方法。
- 第2の部分凝縮段階と吸収段階との間に行われる第2の分離段階において、第2の気体/液体混合物から第1の濃縮されたアンモニウムカルバメート溶液が分離される、請求項5に記載の方法。
- 圧縮段階が第1の分離段階の後に行われる、請求項3に記載の方法。
- 濃縮された気体状混合物が、圧縮段階と吸収段階との間に行われる第2の部分凝縮段階に付され、該段階において吸収段階のためのフィード流れとして第2の気体/液体混合物が形成される、請求項7に記載の方法。
- 第2の部分凝縮段階と吸収段階との間に行われる第2の分離段階において、第2の気体/液体混合物から第1の濃縮されたアンモニウムカルバメート溶液が分離される、請求項8に記載の方法。
- 第1の部分凝縮段階の前に、予備圧縮工程において気体混合物の圧力が0.3MPa〜7.5MPaに増加される、請求項7〜9のいずれか1項に記載の方法。
- 濃縮されたアンモニウムカルバメート溶液が、25〜50重量%のNH3,25〜50重量%のCO2、及び1〜30重量%のH2Oを含む、請求項3〜10のいずれか1項に記載の方法。
- 該気体混合物がメラミンの生産工程において得られたものである、請求項1〜11のいずれか1項に記載の方法。
- 該気体混合物が尿素の生産工程において得られたものである、請求項1〜11のいずれか1項に記載の方法。
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