JP2004535130A - 送信機と受信機とを対にする方法 - Google Patents

送信機と受信機とを対にする方法 Download PDF

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Abstract

送信機は、1台以上の受信機に向けて命令を送信するように構成されている。各受信機は、前記命令を受信し、それを送信した前記送信機を識別するように構成されている。更に、各受信機は、受信機に接続された操作ユニットを作動させることによって、例えば、設置者に宛てた、可視信号である信号を供給するように構成されている。送信機と受信機とを対にするための方法は、部分集合すなわち階層を各受信機へ割当てる(30)ことを含み、その後、受信機は、受信機の部分集合すなわち階層に応じて、例えば、階層修正命令に応答して信号を供給する(32)。対形成対象の受信機だけが信号を供給する(34)場合、設置者は、送信機から命令を送信する。信号を供給したばかりの受信機は、命令を受信し、それを送信した送信機と対にされる。この対形成は、受信機側の活動なしに、単に、送信機から送信された命令によって実行される。

Description

【技術分野】
【0001】
本発明は、送信機及び受信機の分野に関し、特に、家庭用自動化システムの送信機及び受信機に関する。
【背景技術】
【0002】
この種のシステムは、建物を閉鎖するか建物内部を日光から保護するため、又は照明や他の装置を制御するための電動式製品や自動化装置に用いられる。一般に、1つ以上の送信機が設けられるが、制御される各装置(回転シャッタ、ブラインド、照明ユニット等)は、受信機と連動する。無線送信機と受信機とは、同じ伝送周波数を用いる。これらの装置の場合、特に、建物を閉鎖するか建物内部を日光から保護するための電動式製品や自動化装置の場合、その対形成は、物流上の理由によって、製造中ではなく、製品を設置した後に現場で行なわざるを得ないことが多い。
【0003】
一般に、無線受信機は、特別な学習モードに設定されている場合、送信機を識別する少なくとも1つのアドレス、即ち、コード又は識別番号を学習し得る。このような機能は、米国−A−4750118(ハイトシェル(Heitschel)1985)に記載されている。受信機がアクセス可能な場合、受信機を学習モードに設定するために、例えば、特定のボタン又は通常他の用途に割当てられたボタン上で特別な手順を用いることは容易である。そして、所定の時間が経過する前、又は受信機を通常の操作モードに再設定する前に、対形成対象の送信機からメッセージが送信される。従って、学習モードにおいて、受信機は、受信した信号フレームに含まれるアドレスコードを記憶しなければならないことを理解する。こうして、この信号の送信に用いた送信機は、受信機によってメモリに識別番号として記憶される。このような方法は、「セントラリス・ウノ・RTS(Centralis Uno RTS)」という名称で販売されている製品に本出願者が用いている。
【0004】
特殊なプログラミング制御によって実行するのはなく、送信機自体から直接学習モードに設定する命令を送信できる機能が検討された。この場合、各送信機は、同じコードを含むが異なる識別番号を有し、この識別番号は、どのような受信機からも認識され、受信機をプログラミングモードにするためのものである。受信機が、学習モードコードの設定と送信機の識別番号とを受信することによって、その送信機と受信機とを対にすることが可能になる。従って、設置者は、例えば、送信機で、学習モードコードの設定及びその識別番号を送信するための特定のボタンを用いるだけで済み、学習モードに設定するために受信機を操作する必要はない。この解決策は、本出願者が「テリス(Telis)」の名称で販売されている製品に用いている。この解決策は、送信機の範囲内に複数の受信機が存在する場合、問題を引き起こす可能性がある。この場合、全受信機が、この内の1つのみを制御する送信機の識別番号を学習してしまう。
【0005】
最初に対を形成する場合、及び設備の集団に命令を送信する場合、又は故障のために送信機を入れ替える場合のために、この指定の問題を解決する解決策がいくつか提案されている。この2つの例が、仏国−A−2772171(Gauthier 1998)及び仏国−A−2792443(Symoen 1999)に記載されている。
【0006】
設備全体を最初の対形成が一旦完了すると、学習手法によって、その後、全受信機の1つだけを学習モードに設定し得るが、これは、その受信機が、同受信機を同様に制御可能な他の送信機の内の第2の送信機又は複数の送信機を識別することを学習するためであることを留意されたい。このような手法の例が、EP−A−0867848に記載されている。
【0007】
最後に、無線送受信機型の、ネットワーク型プロトコルに対応した専用回路の開発によって、設置者にプログラミングコンソールを提供する解決策が登場した。その結果、前述の各受信機は、送信機にもなり、従って、プログラミングコンソールは、送信機であるだけでなく受信機にもなる。学習のステップにおいて、受信機は、受信機固有の識別番号をコンソールに送信する。コンソールに搭載されたソフトウェアによって、自らを提示した受信機の順位付けが可能となる。次に、設置者は、対象である1台の受信機によってのみ認識される命令を継続的に送信することやその受信機との対形成に進むことが可能となる。こうして、この受信機は、前記命令に応答することによって物理的に識別され、その後、送信機がこの受信機を制御するように指定される。
【0008】
しかしながら、このシステムは、使用方法は容易であるが、特殊なプログラミングツールを必要とし、これは規模が小さい設備には負担の大きい制約である。
本発明より後に公開されたが優先権を主張するWO−A−0171865には、双方向リンクを介して遠隔制御装置と通信可能な様々な装置を備えたアセンブリが記載されている。各装置に対し、無線伝送プロトコルによって割当てられた固有の装置コードが付与される。固有番号の割当てについては、本明細書では詳細に説明しない。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
従って、送信機と受信機を対にする簡易かつ高速で信頼性の高い方法が必要である。この方法は、受信機が複数の受信機の1つである場合にも機能しなければならないが、この方法は、受信機に対する介入を必要としないことが理想的である。
【課題を解決するための手段】
【0010】
一実施形態においては、本発明は、送信機と少なくとも2台の受信機の内の1台とを対にする方法を提供する。送信機は命令を送信するように構成され、各受信機は、この命令を受信し、送信機を識別し、設置者へ向けた信号を供給するように構成されている。本方法は、
(a)受信機の集合の中から部分集合を定義するステップと、
(b)部分集合の各受信機によって信号を供給するステップと、
(c)対形成対象の受信機のみが信号を供給した場合は、送信機によって命令を送信し、信号を供給した受信機と命令を送信した送信機とを対にするステップと、そうでない場合は、新しい部分集合を定義するステップと、新しい部分集合を定義する該ステップの後にステップ(b)及び(c)の反復が続くこととを有する。
【0011】
有利な点として、新しい部分集合を定義するステップには、先行のものより濃度が小さい(即ち、構成要素がより少ない)新しい部分集合を定義することを含む。また、新しい部分集合を定義するステップは、
対形成対象の受信機が信号を供給した場合、先行する部分集合に含まれる新しい部分集合を定義することと、
対形成対象の受信機が信号を供給しなかった場合、先行する部分集合とは互いに素な(即ち、共通の要素を持たない)新しい部分集合を定義することとを含むことが可能である。
【0012】
一実施形態においては、受信機は、木構造の葉によって表される。従って、これらのステップが、木構造の二分法検索法に基づき実行されることは、有利な点である。
別の実施形態においては、本発明は、送信機と少なくとも2台の受信機の内の1台とを対にする方法を提供する。送信機は命令を送信するように構成され、各受信機は、この命令を受信し、送信機を識別し、設置者へ向けた信号を供給するように構成されている。本方法は、
(a)階層を各受信機に割当てるステップと、
(b)所定の階層の各受信機によって信号を供給するステップと、
(c)対形成対象の受信機が信号を供給した場合は、送信機によって命令を送信し、信号を供給した受信機と命令を送信した送信機とを対にするステップと、そうでない場合は、階層を変更するステップと、
(d)階層を変更するステップの後にステップ(b)及びステップ(c)の反復が続くこととを含む。
【0013】
有利な点として、割当てステップは、各受信機に対して他の受信機とは独立に順位番号を選択することを含む。一実施形態においては、選択は無作為である。
有利な点として、割当てステップは、各受信機に別個の番号を割当てることを含む。一実施形態においては、別個の番号は連続している。
【0014】
一実施形態においては、階層を変更するステップは、送信機によって階層変更命令を送信することを含む。
別の実施形態においては、送信機は、命令に含まれて送信される固有の識別番号を有し、対形成ステップは、命令に含まれる番号を受信機によって記憶することを含む。
【0015】
また、本発明は、送信機によって送信された命令を受信し、送信機を識別し、設置者へ向けた信号を供給するように構成された受信機を対にする方法に関する。本方法は、
(a)階層を割当てるステップと、
(b)この階層の関数として信号を供給するステップと、
(c)供給するステップの後に命令を受信すると、命令を送信した送信機と対にするステップとを含む。
【0016】
有利な点として、割当てステップは順位番号を選択することを含む。一実施形態においては、選択は無作為である。
有利な点として、受信機は、他の受信機と通信可能であり、割当てステップは、他の受信機と通信することと、他の送信機からの応答を受信する可能性があることを含む。
【0017】
通常、信号を供給するステップは、少なくとも1つの階層命令変更を受信することと、受信された階層変更命令の数の関数として信号を供給することとを含む。
一実施形態においては、送信機によって送信された命令は固有の識別番号を含み、対形成ステップは、命令に含まれる番号を記憶することを含む。
【0018】
また、本発明は、
送信機が送信した命令を受信し復号するための回路と、
設置者に向けた信号を供給するための手段と、
上記方法を実行するプログラムとを提供する受信機にも関する。
【0019】
有利な点として、受信機は記憶メモリを備える。
通常、回路は送信用にも構成されている。
【発明を実施するための最良の形態】
【0020】
本発明の他の特徴ならびに利点は、一例と挙げ、かつ図面を参照して記載された以下の説明を解釈することによって明らかになる。
最初に、図1及び図2を参照して本発明の実施形態例を説明するが、ここでは、受信機が互いに接続されていない。次に、他の例を説明するが、ここでは、受信機が互いに通信可能である。
【0021】
図1は、本発明の例示的な第1実施形態における設備を示す。この設備には、図中に文字「O」で示す複数の操作ユニット2,4,6及び8が含まれる。操作ユニットは、例えば、ブラインド又は回転シャッタの巻き上げや巻き下ろし、照明装置の起動、ドアの開閉、警報のスイッチのオン/オフ等が可能である。各操作ユニットは、図中に「R」で示す受信機10,12,14,又は16と接続されている。各受信機は、無線リンクによって送信機から送信された命令を受信できるアンテナを有する。1つ以上の受信機への送信機からの命令の無線送信自体は公知であるため、本明細書ではこれ以上詳細には述べない。また、図1は、送信機も示す。この送信機は、無線リンクによって、受信機10,12,14又は16への命令を送信するように構成されている。有利な点として、送信機は、命令と同時に送信され、受信機に命令の発信元を認識させ得る固有の識別番号を有する。
【0022】
送信機は、少なくとも2つの異なる命令を受信機に送信するように構成されている。最も単純なシステムは、少なくとも2つのボタンを提供し、ボタンを一回押すと命令を送信する。図1の例では、3つのボタン20,22及び24が設けられている。ボタン20は、プログラミング命令を送信し、ボタン22は、巻き上げたブラインドやシャッタを下ろす命令を操作ユニットにおいて送信し、ボタン24は、ブラインド又はシャッタを上げる命令を送信する。上述のように、図1に示す種類の設備で生じる問題は、送信機と受信機の対形成の問題である。言い換えれば、この問題は、送信機が送信した命令を受信機が実行できるように、受信機の1つと送信機とを対応付ける問題である。上述のように、その後第2の送信機と受信機とを対応付ける解決策は公知となっている。
【0023】
本発明は、この対応付けを「高速切換(butinage、英語ではzapping)」によって実行することを提案する。このために、受信機又は対応する操作ユニットは、ユーザの注意を引くために信号を連続して送信する。ユーザは、信号の関数として、送信機に命令を送信させて、送信機を受信機と対にし得る。
【0024】
受信機又は操作ユニットによって送信される信号は、ユーザが認識可能であればどのような信号でもよい。特許仏国−A−2728又は仏国−A−2728700に記載されているように、操作ユニットは、例えば、短い距離を様々な方向に交互に移動してもよい。また、キーの押下によって「高速切換」を行なう場合、対象の受信機にとっては、信号は、単に使用したタッチキーに対応する動作であり、そのキーが「下降」キーであれば、受信機は、このキーが押されている間は下降を続けてもよい。
【0025】
受信器又は対応する操作ユニットに音声源が備えられている場合、信号は音声信号であってよい。受信機又は対応する操作ユニットに光源が備えられている場合、信号は、例えばダイオードの点滅のような光信号でもよい。以降、信号が、操作ユニットによって駆動されるブラインド又はシャッタを選択可能な方向へ動かすための可視信号である場合を例として採り上げる。
【0026】
図2は、図1に示す種類の設備における対形成の方法を示すフローチャートである。第1ステップ30において、各々の受信機又は操作ユニットは、信号を送信するために、階層又は順位番号を決定する。図2のフローチャートにおいて、それぞれの受信機は、互いに独立にこの順位番号を決定する。このステップは、様々な方法で実行可能である。このステップは、まだ対になっていない受信機のみに関係する。
【0027】
このステップは、送信機が起動する時に開始されても自発的に開始されてもよい。前者の場合、送信機は、対形成開始信号を送信するために設置者によって起動される。この目的のために、特別なボタンを提供し得る。対形成開始命令を送信するために、送信機のボタンを連続して押すことは容易である。この解決策は、存在する機能の数と等しい数のボタンを送信機に設けなくても済むようにし、送信機を適切にプログラミングすることによって容易に実現可能である。他の可能な解決策が、例えば、操作ユニット及び受信機の電源への対策によって使用されてもよい。図1の例において、対形成の開始は、所定の順序に従って、キー22及び24を連続して押すことによって行われ得る。
【0028】
最も単純な例では、受信機又は操作ユニットは、リストから番号を無作為に選択する。例えば、M個の可能な番号から無作為に番号を選択し得る。Mの可能な値は10である。この値は、受信機又は操作ユニット数より大きいことが好ましく、これにより対形成の効率が確実に向上する。対形成処理の期間は、Mの値が大きくなるに伴い長くなる。このMの値は、効率と、対形成処理の期間との妥協点で選択される。10というMの値は、特に、ブラインド又は回転シャッタの設備の場合に適切である。
【0029】
この解決策は、最も単純であるが、2台の受信機又は操作ユニットが、同じ番号を選択することを必ずしも防止しない。このような衝突の可能性を低減するために、受信機又は操作ユニットの可能な選択肢を限定するか、選択肢を完全に限定することも可能である。1つの解決策は、計算のために受信機に固有の番号を用いることである。例えば、受信機は各々が偶数又は奇数である固有の番号を有し、リストから偶数又は奇数の数を選択しなければならないようにしてもよい。また、例えば、リスト中の階層の番号を法(modulo)とする受信機の固有の番号を計算する場合、順位番号を、受信機の固有の番号から計算可能することができる。完全に限定する後者の解決策は、それ自体、衝突の危険性を完全に排除するものではない。しかしながら、この解決策は、例えば、新しい設備の受信機の固有番号が連続番号である可能性のある場合、衝突の可能性を低減し得る。
【0030】
ステップ30の後、受信機又は操作ユニットには、無作為の部分的に限定する方法又は完全に限定する方法によって、全受信機に共通するリスト中の連続番号又は階層番号が割当てられる。
【0031】
以下の処理において、各受信機は、有効階層(le rang actif)を示す内部カウンタをメモリに有する。
初期化ステップ31において、有効階層が、リストの最初の番号になる。
【0032】
ステップ32において、有効階層と階層が等しい1台以上の受信機又は操作ユニットが信号を送信する。ステップ34において、設置者は、信号を送信した受信機又は操作ユニットが、その送信機と対にすべきものであるか否かを判断する。そうである場合、処理はステップ36へ進み、そうでない場合はステップ38へ進む。
【0033】
ステップ36において、設置者は、信号を送信した受信機又は操作ユニットが、その送信機と対にすべきものかどうかを既に判断している。設置者は、送信機を用いて対形成命令を送信する。図1の例においては、この命令は、プログラミングボタン20を押すことによって送信され得る。プログラムはステップ40へ進む。
【0034】
ステップ40において、受信機又は操作ユニットは、ステップ36において送信された対形成命令を受信する。ステップ32において、信号を送信した受信機又は操作ユニットは、次に、送信機との対形成を検討する。この受信機又は操作ユニットは、その命令中に含まれる、対形成命令を送信した送信機の番号を記憶する。こうして、当該送信機の対形成が完了する。このことは、勿論、同じ受信機と対にすべき他の送信機にも繰り返し得る。
【0035】
この対形成動作の後、処理はステップ42へ進み、ここで、リスト全体を走査したかを判定するために、有効階層がチェックされる。リスト全体を走査した場合、少なくとも対にすることができた送信機の組に対しては、処理が終了する。そうでない場合、処理は、ステップ38へ戻り、処理を繰り返す。
【0036】
ステップ38において、処理は次の階層へ移動する。上述のように、この移動は、例えば、時間遅延の後の自発的な移動であってよい。また、この移動は、送信機によって行なわれる移動であってもよい。後者の場合、次の有効階層への移動は、設置者が送信機の1つ以上のキーを押すことによって命令される。例えば、高速切換時には、通常は上昇及び下降命令に割当てられている機能キーに別の機能を付与して、キーの内の1つが有効階層から上の有効階層へ移動する機能を果たし、他のキーがある有効階層から下の有効階層へ移動する機能を果たし得る。これらの信号を受信すると、受信機は、常に、有効階層の共通値を決定する。
【0037】
また、上昇及び下降の遠隔操作キーを押して、押下した状態を保持することによって、所定の有効階層に対応する順位番号を有する受信機が、その受信機が受信する命令に通常応答するように決定してもよい。こうして、1つの階層から他の階層への移動が、同じキーを2回続けて押す間に起こり得る。階層のインクリメント又はデクリメントも提供し得る。
【0038】
最悪の場合は、全ての可能な階層を調べ終わるまで、図2のフローチャートに従うことを理解されたい。この場合は、対形成対象の各受信機が、必ず応答し、信号を送信している。
【0039】
2台の受信機又は操作ユニットが、同じ階層を有し、共に応答することがまだ起こり得る。この場合、設置者は、全ての処理を再開しなければならないが、処理対象となるのはまだ対になっていない受信機のみである。
【0040】
受信機は、受信機が信号の送信の後に、対形成命令が送信されていないことを識別するようにプログラムされ得る。その後、これらの受信機は、限定的な割当てかであるか、一部限定的な割当てであるかを問わず、順位番号の割当てを変更し得る。この割当てモードの変更は、後続する処理のステップ30において起動する。これによって、次の処理の間、同じ2台の受信機が再び共に応答することが防止される。
【0041】
実際には、設置者が、他の受信機を他の送信機と対にするために、図2の処理を開始して、第1の受信機と送信機とを対にしてから、処理を継続し得ることを理解されたい。また、設置者は、自分の送信機が1台しかない受信機に作用していることを確認するとすぐに、それが設置者の目前にあるものであるか否かはさほど大きな問題とせず、対形成を実行し得る。これによって、対形成の速度が大幅に上がる。事実、対形成対象の受信機の数は、可能な順位番号の各走査の間に減少する。これらの条件下で、全体の対形成は、依然として極めて速い。
【0042】
図2に記載の方法の場合、受信機によって行なわれる無作為の選択が、他の受信機によって行なわれる選択と同じでない確率は、((M−1)/M)(P−1))によって与えられる。
【0043】
P=3、M=5の場合、(4/5)2,つまり、或る受信機が任意の順位番号を選択する唯一の受信機である確率は、25分の16(64%)である。この値は、P=5、M=8の場合、(7/8)4(60%)となる。
【0044】
一巡の間に少なくとも1組の対形成が行われる場合、この確率は、ある一巡からから次の一巡までの間に著しく大きくなる。本明細書で用いる「一巡(tour)」との用語は、可能な全順位番号の走査を意味する。例えば、M=10で、Pが順に6、5、4、3の場合、確率は、それぞれ59%、65%、73%、80%となる。このことは、設置者が、所定の受信機を、使用中の送信機と対にしようとしている場合でも、提示された対形成方法の実際の実現可能性を示す。
【0045】
最後に、リストの階層の数に到達する前に、全受信機の対形成が完了した場合は、対形成モードを早く終了させてもよい。この早期の終了は、例えば、送信機からの特別な命令又は命令の組合せによって実行される。この命令の検出によって、図2のテスト42は完了する。
【0046】
図2の方法によって、受信機と送信機とを容易に対形成することができる。この方法は、複数の受信機から1台の受信機を対にするために用いられ得る。この方法は、受信機の数が限られている設備に最適である。しかしながら、この方法には、設置者が2台の受信機から同時に信号が送信されていることを認識できない場合に不具合となる。これは、特に、回転シャッタの設備において、シャッタが異なる部屋にある場合に発生する可能性がある。このような場合でも、下記に記載する方法は、確実に対形成を実施することができる。
【0047】
この第2の例の処理は、順位番号を決定するためのステップ30が図2の方法とは異なる。この第2の例では、受信機が互いに通信可能であり、このため順位番号が、2台の受信機に同じ順位番号を割当てることなく選択されると考えられる。
【0048】
この目的のために、受信機は、相互に通信可能であると仮定する。これは、受信機間の通信を可能にする送受信装置を各受信機に提供することによって保証される。この通信は、当業者には公知のように、ネットワーク構造において確立される。受信機は、直接的又は間接的に通信可能であるため、ネットワークの構造は重要ではない。従って、各受信機は、要求を送信し、それが唯一の受信機でない場合には他の受信機から応答を受信する。受信機が通信可能であれば、受信機の自動の順位付けには、幾つかの可能性がある。
【0049】
例えば、第1の実行モードの場合、初期化ステップで、受信機は、送信の前に別個に擬似乱数を取得する。受信機は、この擬似乱数に対応する遅延が経過した場合にのみ送信を行なう。その後、他の受信機に、他の受信機から受信し、1だけインクリメントした先行の順位番号に等しい、順位番号を知らせる。2つの送信が同時に起こる場合、競合が検出され、違反側は、順位番号を放棄して、別の乱数取得を再開する。
【0050】
第2の実行モードの場合、初期化ステップで、受信機は、「ネットワーク」において受信機の介入タイミングを決める番号を無作為に取得しない。その代わりに、受信機は、遅延を計算するために、各受信機が製造時に付番された受信機自体の連続番号を用いる。この方法は初期化ステップを長引かせるが、衝突管理を実行する必要がない。
【0051】
より一般的には、どのような技術を用いても、受信機を順位付けすることができる。
次に、本発明の範囲にある第1の方法又は第2の方法を適用することによって、1〜P(Pを受信機の数)の連続する整数によって受信機の順位付けができる。
【0052】
プログラミングシーケンスは、設置者にとって非常に単純になる。すなわち、設置者が自分の手に持っている受信機の遠隔操作キー(例えば、「下降」キー)を連続して押す度に、この例においては、一度に1台ずつ、かつ「ブランク」(非動作押下)無しで、その設備の中の割当てられていない受信機の内のいずれかが応答する。
【0053】
実際、設置者は、目の前にある受信機を応答させるために、移動することなく、最大P回キーを押すだけでよい。
図2を参照して示す説明は、全受信機を一次元的に走査するための方法の一例である。受信機は順位番号を割当てられ、この順位番号によって送信機を順位付けし得る。全受信機を走査し、信号をユーザに提供し、また、対形成対象の受信機がこの信号を提供したか否かユーザに提示させるための他の方法を用いることも可能である。
【0054】
このように、全受信機を、木の葉(les fuilles du’n arbre)で表すこともできる。対形成対象の受信機に対応する葉に到達するまで、木の端から端まで進むことによって受信機が選択される。送信機が、アルゴリズムで予期されるそれぞれの応答用のメッセージを提供できれば、木における移動にどのようなアルゴリズムを用いてもよい。このような表現の利点は、log(n)の計算量(nは、受信機の数)を要するアルゴリズムを用いることができることにある。
【0055】
一般に、全受信機をグラフ、即ち線で結んだ頂点の集合によって表現することができる。受信機の選択は、走査アルゴリズムを用いてグラフを走査する操作となる。このアルゴリズムは、送信機が予想される応答を提供できれば、どのようなアルゴリズムでもよい。
【0056】
より一般的には、常に、受信機からの信号によって問合せがユーザに伝えられ、かつ応答が送信機によって提供されるのであれば、全受信機の走査にどのようなアルゴリズムでも用いることができる。
【0057】
図2に示す例において、このグラフは純粋に線形であり、グラフをたどるアルゴリズムには、線形のグラフの走査が含まれる。以下に、別の実施形態を詳細に述べる。
グラフや木の生成は、環境の固有の特性又は生来の特性に基づいて自動的に行われても、自動的でなくてもよい。グラフは、動的でも静的でもよい。
【0058】
グラフは、自動的に生成され得る。例えば、スイッチが入ると、最初に送信する受信機がリストの先頭に来るという原理に基づいて、受信機が順位付けされる。このようにして、木の葉によって表すことのできる受信機のリストが得られる。また、グラフの生成は、自動でなくてもよい。例えば、受信機を設置し、このため受信機が設置者にとって一般にアクセス不能となるか、アクセスしにくくなる前に、設置者が後続の対形成操作を続けたい時に、各受信機に設けられたスイッチによって、受信機に番号を付与し、そのネットワークでの順位番号を割当てることができる。このような場合、設置者は、受信機を設置する前に、各受信機のスイッチを調節し得る。したがって、スイッチが手動である場合、受信機を主電源に接続したり電力を供給したりする必要すらない。次に、スイッチは、受信機を円滑に順位付けするために、又はより一般的にはグラフを生成するためだけに用いられる。この解決策は、次に対形成が実行されるためグラフの生成を簡略化するが、スイッチに基づかないため高い信頼性が維持される。もはや、複雑なスイッチ又は調整幅が広いスイッチを提供する必要はない。通常、スイッチは、平均的な設備に対して充分な数の階層を有すれば事足りる。例えば、100台の受信機に対して、2つの10位置回転盤を単に提供するだけでよい。
【0059】
順位付けに受信機の特性を用いる場合、グラフを、固有の特性又は取得した特性から生成してもよい。図2に示す例においては、上述のように、衝突を低減するために、受信機の固有の番号から順位番号を計算し得る。この解決策は、受信機の固有の特性又は本質的な特性の使用方法に依存する。環境の固有の特性を用いることも可能であり、例えば、照明センサの場合、照度測定値を受信機の順位付けに用いることができる。
【0060】
グラフは、動的でも静的でもよい。動的グラフの例では、各々の対形成操作に、対にしたばかりの受信機をグラフから除去する命令が含まれる。静的グラフの例では、受信機が対にされた時、グラフは修正されない。図2の例において、この第2の解決策では、第1の受信機が対にされるまで、受信機のリストを走査することになる。第2の受信機を対にする場合、対にしたばかりの受信機を含んだ受信機のリストが再び走査される。第2の解決策は、グラフを修正する必要がなく容易である。しかしながら、動的グラフは、特に、集合の最後の受信機について、対形成の時間を短縮する。
【0061】
動的グラフの別の例では、キーが押される度に新しいグラフが提供される。次に、このような発見的システムの例について、回転シャッタの受信機の例で示す。「ストップ」を初めて押す時、各モータは、上昇又は下降すべきかを決定する。設置者は、回転シャッタの内の1つの目前に居る。上昇又は下降キーを用いて、設置者は、そのシャッタが動くのを見る方向を指示する。反対方向に動こうとした製品は全て停止する。正しい方向に動こうとした製品は、全て、様々な方向に無作為に起動する。この処理は、シャッタが、動く唯一のものであるまで続く。こうして、対形成が可能になる。
【0062】
図3は、本発明による一実施形態のフローチャートを示す。ステップ60において、全受信機の中から部分集合が定義される。上述のように、確定的方法又は無作為な方法によって選択された受信機の半数を容易に検討することができる。
【0063】
ステップ62において、部分集合の受信機は、設置者が認識するように信号を提供する。
ステップ64において、信号を提供した受信機の中に対形成対象の受信機が在るか否かによって、設置者は、送信機を用いて信号を送信する。従って、設置者は、任意の期間、信号の提供を控え得る。この観点から、信号が無いことも、一種の信号であると見なすことができる。
【0064】
対形成対象の受信機が、信号を提供した唯一のものである場合、処理はステップ66へ進む。このステップにおいて、受信機は対にされ、対形成が完了する。勿論、必要ならば、他の受信機を対にするために処理を続けてもよい。送信機によって送信された対形成信号を受信したときに、ステップ64からステップ66への移動が起こり得る。対形成信号は、先行のステップで用いた信号と違うものでなくてもよいが、対形成信号として解釈し得る。このことがあり得るのは、例えば、反復する毎に部分集合の濃度が減る走査アルゴリズムにおいて、部分集合が1つ以下の受信機を含む時である。
【0065】
対形成対象の受信機が、信号を提供した唯一のものでない場合、処理はステップ64からステップ68へ進む。ステップ68において、新しい部分集合が定義される。この部分集合は、送信機が送信する応答の関数として定義し得る。次に、処理は、新しい部分集合と共にステップ62へ戻る。
【0066】
この方法の例は、葉が受信機である2元木の二分法検索である。第1の反復において、部分集合には、受信機の半数が含まれる。所定の反復において、対形成対象の受信機が例えば「上昇」の信号を送信した場合、設置者は、送信機を用いてその信号を送信する。そうでない場合、設置者は「下降」信号を送信する。こうして、次の部分集合は、「上昇」信号の場合、上記の半数からなる部分集合から形成され、また、「下降」信号の場合、残りの半数からなる部分集合から形成される。木の葉に到達すると、例えば、「上昇」及び「下降」キーを押すことによって、対形成信号が送信される。別法として、処理が、反復の数によって葉に到達したことを検出し得、上記のように「上昇」又は「下降」キーを押して対にされる。
【0067】
本例において、新しい部分集合を定義するステップには、濃度が先行のものより小さい新しい部分集合の定義が含まれる。このことは、図2の例に示すように、必須ではない。
二分法の過程のこの例において、新しい部分集合を定義するステップは、
対形成対象の受信機が信号を提供した場合、先行の部分集合に含まれる新しい部分集合を定義するステップと、
対形成対象の受信機が信号を提供しなかった場合、先行の部分集合とは互いに素な新しい部分集合を定義するステップとが含まれる。
【0068】
木、即ちグラフは、このようにして走査される。新しい部分集合の定義におけるこの制約は、他の走査アルゴリズムにも適用される。図4は、ハードウエアの観点から、受信機を内蔵した操作ユニット44のブロック図である。操作ユニットの駆動部46及びこの駆動部を制御する受信機48を示す。受信機48は、命令を受信し復号する回路50及び対応するメモリ54を含む論理処理ユニット52を備える。この論理処理ユニットは、例えば、マイクロプロセッサである。メモリは、上述のステップを実行するマイクロプロセッサ内で実行し得るプログラムを格納している。本例において、信号は、何らかの方法で駆動部を作動させることにより、操作ユニットによって提供される。また、メモリは、送信機の番号を記憶する機能を果たす。受信機が他の受信機と通信可能な場合は、回路50も他の受信機への送信が可能である。
【0069】
勿論、本発明は、上記の実施形態に限定されるものではない。従って、リスト中の番号の数は、例として挙げた数と異なってよい。受信機又は操作ユニットが信号を送信すべき順序がリストによって定義されることから、リストにおいて、どのような形態又はどのような順序も使用可能である。従って、信号を「最初に」送信する受信機は、リストにおいて最大の番号を有する受信機であり得る。順位番号の走査は、番号の昇順の方向又は降順の方向に変更し得ることに留意されたい。
【0070】
上述の例において、送信機及び受信機は、固有の周波数を用いる。送信機は、送信される命令と共に送信される固有の番号によって識別される。この方法は、各送信機が別個の周波数で送信を行なう場合、或いは周波数ホッピングもしくは異なる変調方法が用いられる場合、同様に効果的に適用される。実際、識別方法を問わず、受信機が送信機を識別することができるようになるため、この方法は適用される。
【0071】
用語「受信機」及び「操作ユニット」を用いたが、これらの用語は、特に、回転シャッタ操作ユニットの例に適用される。受信機と操作ユニットは、別個の要素であっても、単体のアセンブリを形成してもよい。
【0072】
これらの例において、受信機は、全て階層を割当てられる。また、受信機をサブグループに分割し、一度に1グループだけを処理することによって、異なる方法によって処理することができる。これによって、多数の受信機を備えた設備であっても、図2の方法を用いることができる。しかしながら、各サブグループ内では、これは、本発明の方法を適用することに相当し、サブグループの各受信機が階層を受信する。上述の例において、階層は、リスト中の番号によって表された絶対階層である。他の階層形式や他の順位付け法を用いることが可能である。例えば、受信機が通信可能である場合、順位付けは、信号が送信されるに伴い、累進的に実行されると予想し得る。設置者の認識のための信号をまだ提示していない各受信機は、短く無作為な期間を置いた後に、他の受信機に命令を送信して設置者へ信号を送信しようとしていることを示すことができる。この場合、第1の受信機が設置者へ信号を送信し、他の受信機は次の階層を待つ。
【図面の簡単な説明】
【0073】
【図1】本発明の第1実施形態による設備を示すブロック図。
【図2】本発明に基づく方法の第1実施形態を示すフローチャート図。
【図3】本発明に基づく方法の別の実施形態を示すフローチャート図。
【図4】本発明の一実施形態による受信機を示すブロック図。

Claims (21)

  1. 送信機と、少なくとも2台の受信機の内の1台とを対にする方法であって、前記送信機は命令を送信するように構成され、各受信機は、この命令を受信し、前記送信機を識別し、設置者へ向けた信号を供給するように構成されており、
    (a)前記受信機の前記集合の中から部分集合を定義するステップと、
    (b)前記部分集合の各受信機によって信号を供給する前記ステップ(32)と、
    (c)対形成対象の前記受信機のみが前記信号を供給した場合は、前記送信機によって命令を送信(36)し、前記信号を供給した前記受信機と前記命令を送信した前記送信機とを対にする(40)ステップと、そうでない場合は、新しい部分集合を定義するステップ(38)と、新しい部分集合を定義する該ステップの後にステップ(b)及び(c)の反復が続くことと、
    を有する方法。
  2. 新しい部分集合を定義する前記ステップは、先行のものより濃度が小さい新しい部分集合を定義することを含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 新しい部分集合を定義する前記ステップは、
    対形成対象の前記受信機が前記信号を供給した場合、先行する部分集合に含まれる新しい部分集合を定義することと、
    対形成対象の前記受信機が前記信号を供給しなかった場合、先行する部分集合とは互いに素な新しい部分集合を定義することと、
    を含むことを特徴とする請求項1又は2に記載の方法。
  4. 前記受信機は、木の葉によって表されることを特徴とする請求項1、2又は3に記載の方法。
  5. 前記ステップ(a)、ステップ(b)及びステップ(c)は、木の二分法検索法に基づき実行されることを特徴とする請求項4に記載の方法。
  6. 各受信機に階層を割当てるステップ(30)を更に含み、新しい部分集合の前記定義には、所定の階層の受信機の選択が含まれ、新しい部分集合を定義する前記ステップは、他の階層の受信機を選択することを含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  7. 前記割当てステップ(30)は、各受信機に対して他の受信機とは独立に順位番号を選択することを含むことを特徴とする請求項6に記載の方法。
  8. 前記選択は無作為であることを特徴とする請求項6に記載の方法。
  9. 前記受信機は通信可能であり、前記割当てステップ(30)は、各受信機に別個の番号を割当てることを含むことを特徴とする請求項6に記載の方法。
  10. 前記別個の番号は連続していることを特徴とする請求項9に記載の方法。
  11. 階層を変更する前記ステップ(38)は、前記送信機によって階層変更命令を送信することを含むことを特徴とする請求項6乃至10のいずれか1項に記載の方法。
  12. 前記送信機は、命令に含まれて送信される固有の識別番号を有し、
    前記対形成ステップ(40)は、前記命令に含まれる前記番号を前記受信機によって記憶することを含むことを特徴とする請求項6乃至11のいずれか1項に記載の方法。
  13. 送信機によって送信された命令を受信し、前記送信機を識別し、設置者へ向けた信号を供給するように構成された受信機を対にする方法であって、
    (a)階層を割当てるステップ(30)と、
    (b)この階層の関数として信号を供給する前記ステップ(32)と、
    (c)供給する前記ステップの後に命令を受信する(36)と、前記命令を送信した送信機と対にするステップ(40)とを含む方法。
  14. 前記割当てステップは順位番号を選択することを含むことを特徴とする請求項13に記載の方法。
  15. 前記選択は無作為であることを特徴とする請求項14に記載の方法。
  16. 前記受信機は他の受信機と通信可能であり、
    前記割当てステップ(30)は、他の受信機と通信することと、前記他の送信機からの応答を受信する可能性があることを含むことを特徴とする請求項13に記載の方法。
  17. 信号を供給する前記ステップ(32)は、少なくとも1つの階層命令変更を受信することと、
    受信された階層変更命令の数の関数として前記信号を供給することと、
    を含むことを特徴とする請求項13乃至16のいずれか1項に記載の方法。
  18. 送信機によって送信された前記命令は固有の識別番号を含み、
    前記対形成ステップ(40)は、前記命令に含まれる前記番号を記憶することを含むことを特徴とする請求項13乃至17のいずれか1項に記載の方法。
  19. 受信機であって、
    送信機が送信した命令を受信し復号するための回路(50)と、
    設置者に向けた信号を供給するための手段と、
    請求項13乃至18のいずれか1項に記載の方法を実行するプログラムと、
    を備えた受信機。
  20. 前記受信機は記憶メモリ(54)を備えることを特徴とする請求項19に記載の受信機。
  21. 前記回路(50)は送信用にも構成されていることを特徴とする請求項19又は20に記載の受信機。
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