JP2004530435A - ペット・フード・キオスク - Google Patents

Abstract

ペット用の特別注文のフードを販売及び製造するために構成されたキオスクを開示する。キオスクは、顧客対応区域、生物学的試料分析取扱い区域、基本製品表示区域、製品添加物貯蔵区域、及び成分混合と顧客観察区域を包含する。

Description

【技術分野】
【０００１】
本発明は、一般にペット・フードを市販するための方法に関し、より具体的には、個々のペットの健康要件及び栄養要件への特別注文に合わせたペット・フードを製造するために構成された装置に関する。
【背景技術】
【０００２】
小売用ペット・フード製造業者は一般的に、大量でしかも限られた数の処方に従った調合でペット・フードを製造している。ほとんどの製造業者は、例えばいくつかの香味を付けてドック・フードを提供し、また、子犬用処方、成犬用処方、及び成長しきった又は元気のない犬のための処方でドッグ・フードを提供する。ある製造業者は、繁殖目的又はサイズ目的の処方を提供する。さらに、ある製造業者は、特定の食品アレルギー又は栄養分に反応する疾患を有する犬のためにさらに特殊化された処方を提供する。同様に小売用キャット・フードも一般的に、さまざまな香味を有する限定された種類の処方で、又はさまざまな発達段階のために提供されている。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【０００３】
しかしながら、上記のフード選択はすべて完全に事前製造された製品についてであり、このため、ペット・フードの選択範囲は、必ずしも個々のペットの非常に多様な好みと食餌療法要件に合うとは限らない。したがって、特定のペットに必要な食餌療法に合わせるために選択を行うことは、困難で最適状態には及ばないこともある。例えば、個々のペットは、現存の不健康又は疾患のせいで、又は特定の疾患に対する遺伝学的疾病素質のせいで、特定の食餌療法要件を有することがある。さらに、例えば小売店において一般的に入手可能な既存のペット・フードの選択肢が何通りもあるので、ペットの所有者にとって、自分のペットの栄養的必要性に最もぴったり合うフードを選択することが困難になる。さらに、いったんフードを選択すると、フードを正しく与える方法を知ることが困難になる可能性がある。
【課題を解決するための手段】
【０００４】
一態様では、あるペットのために特別注文のフードを販売及び製造するために構成されたキオスクが提供される。該キオスクは、顧客対応区域、生物学的試料分析取扱い区域、基本製品表示区域、製品添加物貯蔵区域、及び成分混合と顧客観察区域を包含する。
【０００５】
別の一態様では、消費者対話ステーション、分析ステーション、及び作業ステーションのうちの、少なくとも１つを含むキオスクを使用して、あるペットのための注文に応じて作られたフード製品を市販するための方法が提供される。該方法は、消費者対話ステーションにおいて質問表を提供してペットのプロファイルを描くこと、分析作業ステーションにおいてペットのために生物学的試料の分析を実施すること、質問の返答と生物学的試料に基づいて特別注文のペット・フード製品を決定すること、及び作業ステーションにおいて消費者のために特別注文の製品の見本を準備することを含む。
【実施例】
【０００６】
特別注文のペット製品を市販するための装置と方法との例示的な実施例を、以下に説明する。この装置と方法は、個々のペットの、特定の必要性に向けられた特別注文の製品の製造を容易にする。以下に使用されるごとく、ペット製品はペット・フードならびにペット・フード成分を含む。ペット製品はばらで製造される、すなわち事前に作られるフード成分を含むこともできるが、事前に作られる成分を特別注文の製品と組み合わせて、個々のペットの、特定の必要性に向けた注文に合わせた最終製品を製造する。したがって、特別注文の製品という語句は、事前に作られたフード成分、ならびに事前に作られたフード成分と特別注文で作られた製品とを含む製品を含む。さらに、方法はしばしば完全過程の意味で説明されるが、過程のいずれの部分も個別に、又は後に述べる過程の別のどの部分とも組み合わせて使用することができることを理解されたい。
【０００７】
図１は、本発明の一実施例によるキオスク１０の簡略化された線図である。図１に示す実施例では、キオスク１０は、顧客対応区域１２、生物学的試料分析取扱い区域１４、基本製品貯蔵区域１６、少なくとも１つの製品添加物貯蔵区域１８、及び成分混合と顧客観察区域２０を包含する。一実施例では、製品添加物貯蔵区域１８は、乾質物在庫貯蔵品と液質物在庫貯蔵品とを含む。この例示的な実施例では、上記の区域１２、１４、１６、１８、２０は３つのステーションすなわち、消費者対話ステーション２２、分析ステーション２４、及び作業ステーション２６の中に組み込まれている。さらなる例示的実施例では、消費者対話ステーション２２、分析ステーション２４、及び作業ステーション２６が、ワイヤ棚２８、ステンレス鋼支持物３０、プラスチック貯蔵容器（図示せず）、引出し（図示せず）、及び合板製又は鋼製の棚３２の少なくとも１つを使用して構成されている。棚３２とワイヤ棚２８の高さは、キオスクの従業者（図示せず）が自分にとって最も効率的な方法でキオスク１０を配置することができるように、調節可能である。ある実施例では、消費者対話ステーション２２は、注文に応じて作られたペット・フード製品を記載したパンフレットを含む。一代替実施例では、生物学的試料分析取扱い区域１４は生物学的試料処分区域（図示せず）を伴って構成されている。さらに別の実施例では、生物学的試料分析取扱い区域１４は、生物学的試料の分析のために使用されるコンピュータ（図示せず）、ならびに顕微鏡及び道具を含むがこれらに限られることはない他の器械を伴って構成される。
【０００８】
キオスク１０は一組の車輪４０を含み、可搬式として構成されている。図１には示されていないが、他の実施例では、キオスク１０は、例えばキオスク１０を商店街に置くときにセキュリティの目的で覆われてロックされるように構成されている。キオスク１０を覆うための一方法は、キオスク１０の上を滑って車輪４０の近くでキオスク１０にロックされる、例えばキャンバスで作られたあつらえのカバーを含む。さらにキオクス１０を、利用可能な空間に応じて拡張又は収縮できるように構成することができる。代替実施例では、作業ステーション２６は分析ステーション２４の機能性を含み、したがって２つのステーションと、製品添加物乾質貯蔵部と組み合わせた基本製品貯蔵部とを有するキオスクを提供する。拡張可能及び収縮可能であることは、さまざまな外形構成で、例えば店内の廊下のエンド・キャップにキオスクを置くこと、又は代りに商店街などに自立構造で立てることを可能にする。図１には示されていないが、各個別キオクスの位置（例えば獣医、商店街、ペット・フード店）に応じてキオスク１０を、画像付き側部パネル及びその他の広告物を含めて消費者の注意をキオスク１０にひきつけるように構成することができる。
【０００９】
一実施例では、消費者対話ステーション２２は、分析された１つ又は複数のペットのあつらえペット製品群を記憶するためのコンピュータ４２を含み、消費者はキオスク１０に戻って、ペット製品の追加供給物を完全な形で即座に購入することができ、又は代りに消費者は、別のどこかで購入することができる基本製品に添加するための乾質又は液質の製品添加物を購入する。
【００１０】
図２は、作業ステーション２６の一実施例の線図である。作業ステーション２６の構成要素は図１に示す作業ステーションの構成要素と同一であり、図２では、図１に示すものと同じ参照番号を使用して識別される。特に図２を参照すると、作業ステーション２６は、貯蔵用のワイヤ棚２８、作業表面として使用される鋼製の棚３２、及びキオスク従業者（図示せず）が使用する供給物を貯蔵するための引出し５２を含む。ワイヤ棚２８の上には、基本処方のフード（粗びき穀物）５４及びその他の乾質成分５６の袋が貯蔵されている。一実施例では、複数種類の基本処方のフード５４があり、以下の実施例でさらに説明するように、特定のペットのために特別注文のフードを開発する場合に使用される種類は、ペットの要求に基づく。棚２８の上には、さらに、顧客に添加物を供給するために使用される空のボトル５８、計量スプーン６０、及び特別注文のペット・フード購入物の一部として顧客に提供されるか又は個別に販売される計量カップが貯蔵される。
【００１１】
キオスクの従業者が、顧客に提示するためにボトル５８の中に入れたあるペット用の特別注文のフードを準備するときに、この従業者は、少なくとも、乾質添加物の複数の小包６４の１つ又はディスペンサ６６中に貯蔵された種々の液質添加物の１つを使用して、特定のペットのための特別注文の添加物を準備する。他の乾質成分５６はばらで貯蔵された基本処方フード５４、余分のボトル５８、小包６４、スプーン６０、及びカップ６２の少なくとも１つを含む。以下にさらに詳細に説明するように、キオスクの従業者は、ボトル５８の中に貯蔵されて顧客に提示しようとする小包６４及びディスペンサ６６内の液体の少なくとも１つを使用して、あつらえた添加物を準備する。ある実施例では、小包６４内の乾質成分とディスペンサ６６内の液質成分は、基本処方フード５４の１つに添加されるべき独特の特別注文の添加物を準備するための複数の異なる種類を含む。
【００１２】
図３は、（図１に示す）キオスク１０を利用して特別注文のペット・フード製品を手に入れる方法１００を示す。例示的な実施例では、特別注文のペット・フード製品の初めての買い手であるペットの所有者（消費者）が、商店街、店舗、獣医の事務所、ペット診療所、空港、及び屋外イベントを含むがこれらに限られることはない小売り場所に置かれたペット・フード製品キオスク１０又はブースに近づく（１０２）。他の実施例では、顧客の関心はダイレクト・メール、電子メール、パンフレット、及び電話のいずれかを通じて勧誘される。消費者は生物学的試料（すなわち、糞便試料）を供給し（１０４）、一般的にはキオスク１０の顧客対話ステーション２２（図１に示す）において質問表を完成する。質問表は、訪問に先立ってインターネット上でメールによって提供されるか、又はキオスク１０において個人的に取り上げられ返答される。質問表はペットのプロファイルを描いている。代替実施例では、顧客の関心は、ダイレクト・メールによるキャンペーンを使用してキオスク１０における分析用の生物学的試料を入れるために顧客に袋を供給することによって、勧誘される。
【００１３】
一実施例では、分析データは、現場にいる例えば（図１に示す）生物学的試料分析取扱い区域１４における獣医／専門家によって、生物学的試料から得られる。代替実施例では、試料は分析のために中央試験所へ送られる。分析は、いくつかの健康指標及び消化指標の試験に関して、生物学的試料について実施される。生物学的試料分析からのデータはペットのプロファイル情報と組み合わせられて（１０６）、システム例えばペット・フード製品特別注文作製モデルを含む（図１に示す）コンピュータ４２に入力される。あるいは、生物学的試料分析はペットの獣医によってキオスクの従業者に転送され、分析結果はペットのプロファイル表に組み込まれる。
【００１４】
システムは、少なくとも１つのアルゴリズムを利用してデータを処理し（１０８）ペットのプロファイル表を作成する。各プロファイル表は独特の識別コードを有し、特定のペットのために推奨される特定の注文に応じて作られたフード製品と給餌方法説明を含む。推奨されたフード製品は、一般的には基本製品表示区域１６（図１に示す）に貯蔵される予め製造された粗びき穀物と、特別注文の添加物とを含み、粗びき穀物は基本処方フード５４と呼ばれることもあり、注文に応じて作られた添加物は本明細書ではソースと呼ばれることもある。一実施例では、予め製造された粗びき穀物は、さまざまな予め製造された基本処方フード５４（図２に示す）から選択され、添加物は、現場で一般的には消費者の存在する前で一般的には混合観察区域２０（図１に示す）において作られる液体添加物である。システムはキオスクの従業者を、ペットのために最もよく適した予め製造された粗びき穀物に向け（１１０）、従業者に、個々のペットのプロファイルに基づいて創造されたあつらえの添加物処方を供給する（１１２）。あるいは、システムは、ある種の「警告」サインがプロファイルの中に存在する場合には、注文に応じて作られたフードを購入する前に獣医に会うようにペットに対する勧告を指示する。この警告は消費者に、定期的な獣医訪問の間に、ペットに関する追加の健康情報を提供する。
【００１５】
次にキオスクの従業者は推奨された粗びき穀物の袋を受け取り（１１４）、作業ステーション２６において添加物処方を使用してボトル５８（図２に示す）の中にフード添加物を準備するが（１１６）、これはあつらえの添加物処方を利用して、ソース、肉汁、調味添加物、濃縮物、粉、及びころもを含むが、これらに限定されることはない。例示的な実施例ではソースが作られる。さらに、特別注文の給餌方法説明と小包のラベルが印刷される（１１８）。消費者には、粗びき穀物などの乾質基本処方フード５４の袋、特別注文のソースのボトル５８、印刷された情報、乾質粗びき穀物のための（図２に示す）あつらえた計量カップ６２、フード・ボウルの中にソースを計量して入れるための（図２に示す）注文選択されたスプーン６０、及びあつらえたフードの購入に関連するその他のいずれかの付属品を入れた小包が提供される（１２０）。これに加えて、消費者は、自分のペットの今後の生物学的試料分析及び／又はプロファイル更新の推奨される頻度と条件に関する情報を受け取る。
【００１６】
別の実施例では、ペットのプロファイルはシステムによって利用され、キオスクの従業者を、ペットのために最もよく適した予め製造された粗びき穀物（基本処方フード５４）と、ペットのために最もよく適した予め製造されたソースとに向けさせる。キオスクの従業者は消費者に適切な予め製造された粗びき穀物と予め製造されたソースとを提供し、消費者はペットのために各々の適切な量を混合する。
【００１７】
再購入するためには、消費者はキオスク１０に戻り、先の訪問のときに作られた自分のペットの固有コードを提供してペットのプロファイルにアクセスする。消費者はプロファイル情報を更新／変更してもよく、及び／又は新しい生物学的試料を提供してもよく、これらのいずれも推奨されたフード、すなわち基本処方フード５４又は製品添加物、もしくはその両方に違いが生じる結果となる。あるいは、消費者はプロファイルをそのままにして、自分のペットの現行フード供給源を補充する。
【００１８】
上記の過程をさらに例によって例示する。
【００１９】
「例」
ペットの質問表を、小売店などの遠隔の製造位置において「ブルーノ」という名のペットに関して処理する。質問表はブルーノの所有者によって完成され、特に下記の情報がブルーノについて得られ、キオスク１０の従業者に提供される。

【００２０】
さらに、又は次の訪問時に、ブルーノの所有者はブルーノの代表的な糞便試料をキオスクの従業者に渡し、ここで給餌及び世話のプログラムが処理される。ブルーノの次の糞便試料分析が実施される。

【００２１】
上記の情報に基づいて、事前に作られた粗びき穀物（基本Ｂ２）が選ばれ、これが、中レベルの活動度と、よい体調得点と、望みの味嗜好とを有し、他に特殊な健康条件を持たない中サイズの成犬に適切である。選ばれた粗びき穀物に基づいて、事前に作られたソースが選ばれ（Ｓ４）、これが硬い糞便及び／又は力む排便を伴う犬に最適である。ソースは、１０オンス（２８４ｇ）のボトルに配分されるように、また５ポンド（２．２７ｋｇ）袋の乾質粗びき穀物の補足となるように処方される。ソースの組成は下記の通りである。

【００２２】
【表１】

【００２３】
次に、適切な一日の給餌量が、選ばれた栄養分プロファイルと「ソース」、犬の体重、体調、季節、及び食習慣に基づいて計算される。事前に作られた粗びき穀物及び事前に作られたソースの両方が、給餌説明書と上記報告書のコピーと共にペット所有者に与えられる。個々のペットのプロファイルと試料糞便テストとのコピーがブルーノの獣医に送られる。
【００２４】
ペット・フードとペット製品を特別注文に応じて作るための方法は、個々のペットの個別的に取り扱われる健康と栄養の要件、及び嗜好ならびにペット所有者に対処するための、ペット・フード製造業者のために一方法を提供する。例えば、特別注文のペット・フードとペット製品をあつらえて、ある特定の年時期における特定の年齢、性、及び体重の、さらに例えば食物アレルギーなどの特定の健康上の問題を有するペットのために、望みの栄養バランスを提供することができる。キオスク１０は、消費者を特別注文のペット・フードに導くために市場において消費者の注意を引くための手段と方法を提供し、さらにまた、質の高いペットとペット・フード製品を消費者に印象付ける。
【００２５】
本発明をさまざまな特定の実施例に関して説明したが、本発明が特許請求の範囲の精神と範囲の枠内で変更を伴って実施できることは、当業者には理解されよう。
【図面の簡単な説明】
【００２６】
【図１】特別注文のペット・フードを市販するための簡略化されたキオスクを示す図である。
【図２】ペット・フードを特別注文に応じて作るための作業ステーションの線図である。
【図３】特別注文のペット・フードの市販過程を示す流れ図である。

Claims (24)

1. ペット用の特別注文フードを販売及び製造するために構成されたキオスクであって
   顧客対応区域と、
   生物学的試料分析取扱い区域と、
   基本製品表示区域と、
   少なくとも１つの製品添加物貯蔵区域と、
   成分混合と顧客観察区域と
   を有するキオスク。
2. 請求項１に記載のキオスクにおいて、前記の生物学的試料分析取扱い区域が生物学的試料処分区域を伴って構成されているキオスク。
3. 請求項１に記載のキオスクにおいて、拡張又は収縮されるようにさらに構成されているキオスク。
4. 請求項１に記載のキオスクにおいて、可搬式としてさらに構成されているキオスク。
5. 請求項１に記載のキオスクにおいて、覆われてロックされるようにさらに構成されているキオスク。
6. 請求項１に記載のキオスクにおいて、基本製品貯蔵区域をさらに含むキオスク。
7. 請求項１に記載のキオスクにおいて、ワイヤ棚、ステンレス鋼支持物、プラスチック貯蔵容器、及び合板製及びステンレス鋼製の棚の少なくとも１つから構成されているキオスク。
8. 請求項１に記載のキオスクにおいて、前記少なくとも１つの製品添加物貯蔵区域が、乾質貯蔵品と液質貯蔵品の少なくとも１つを貯蔵しているキオスク。
9. 請求項１に記載のキオスクにおいて、３つのステーションからなる、すなわち、消費者対話ステーション、分析ステーション、及び作業ステーションの少なくとも１つを含むキオスク。
10. 請求項１に記載のキオスクにおいて、個々のペットのプロファイルに関して少なくとも１つのあつらえのペット・フードを記録保存するために構成されたコンピュータをさらに含むキオスク。
11. 請求項１に記載のキオスクにおいて、前記キオスク及び前記キオスクの機能性を広告するための画像付きパネルをさらに含むキオスク。
12. 消費者対話ステーション、分析ステーション、及び作業ステーションの少なくとも１つを含むキオスクを使用して、ペット用の特別注文フード製品を市販するための方法であって、
    消費者対話ステーションにおいてペットのプロファイルを描くために質問表を準備するステップと、
    分析ステーションにおいて生物学的試料の分析を実施するステップと、
    分析ステーションにおいて質問表の返答と生物学的試料に基づいた特別注文ペット・フード製品の処方を受け取るステップと、
    作業ステーションにおいて消費者のために特別注文製品の見本を準備するステップと
    を含む方法。
13. 分析ステーションにおいてペットのプロファイルとして質問表と生物学的試料の分析との結果を記録保存するステップをさらに含む、請求項１２に記載の方法。
14. 再来の消費者のために作業ステーションにおいて製品添加物の追加部分を準備するために、分析ステーションに記録保存されたペット・プロファイルを使用するステップをさらに含む、請求項１３に記載の方法。
15. 作業ステーションにおいて特別注文製品の見本を準備するステップが、基本処方に加えるべきあつらえの製品添加物を準備することをさらに含む、請求項１２に記載の方法。
16. 消費者対話ステーション、分析ステーション、及び作業ステーションの少なくとも１つに画像付きパネルを添付することをさらに含む、請求項１２に記載の方法。
17. 特別注文製品の見本を準備するステップが、乾質製品添加物及び液質添加物の少なくとも１つを基本処方に加えることを含む、請求項１２に記載の方法。
18. 特別注文ペット・フード製品処方を受け取るステップが、質問表の返答と生物学的試料の分析とをモデル化することをさらに含む、請求項１２に記載の方法。
19. ペットのために生物学的試料の分析を実施するステップが、分析ステーションにあるコンピュータを使用して分析を行うことを含む、請求項１２に記載の方法。
20. 顧客対応区域、生物学的試料分析取扱い区域、基本製品貯蔵区域、少なくとも１つの製品添加物貯蔵区域、及び成分混合と顧客用観察区域の少なくとも１つを有するキオスクを使用して、ペット用の特別注文フード製品を提供するための方法であって、
    顧客対応区域において生物学的試料とペット質問表情報の少なくとも１つを受け取るステップと、
    生物学的試料分析取扱い区域において試料と質問表とからデータを処理するステップと、
    処理されたデータに基づいて基本製品貯蔵区域から粗びき穀物を選択するステップと、
    処理されたデータに基づいて成分混合顧客観察区域において製品添加物貯蔵区域に保管された成分から特別注文添加物を混合するステップと、
    成分混合顧客観察区域において選択された粗びき穀物と特別注文添加物を顧客に提示するステップと
    を含む方法。
21. 試料と質問表からのデータを処理するステップが、給餌説明文と小包ラベルとを作ることをさらに含む、請求項２０に記載の方法。
22. 選択された粗びき穀物と特別注文添加物とを提示するステップが、給餌説明文と小包ラベルとを顧客に提供することをさらに含む、請求項２０に記載の方法。
23. 選択された粗びき穀物と特別注文添加物とを提示するステップが、粗びき穀物用の特別注文計量ひしゃくと特別注文添加物用のあつらえ選択されたスプーンとを顧客に与えることをさらに含む、請求項２０に記載の方法。
24. 選択された粗びき穀物と特別注文添加物とを提示するステップが、顧客に、そのペットのための今後の生物学的試料分析及びプロファイル更新の頻度と条件に関する勧告文を与えることをさらに含む、請求項２０に記載の方法。

Images