JP2004526944A - 延伸されたマイクロチャンネルアレイ装置とそれを使用する分析方法 - Google Patents
延伸されたマイクロチャンネルアレイ装置とそれを使用する分析方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004526944A JP2004526944A JP2002549935A JP2002549935A JP2004526944A JP 2004526944 A JP2004526944 A JP 2004526944A JP 2002549935 A JP2002549935 A JP 2002549935A JP 2002549935 A JP2002549935 A JP 2002549935A JP 2004526944 A JP2004526944 A JP 2004526944A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stretched
- channel
- substrate
- end cap
- length
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01L—CHEMICAL OR PHYSICAL LABORATORY APPARATUS FOR GENERAL USE
- B01L3/00—Containers or dishes for laboratory use, e.g. laboratory glassware; Droppers
- B01L3/50—Containers for the purpose of retaining a material to be analysed, e.g. test tubes
- B01L3/502—Containers for the purpose of retaining a material to be analysed, e.g. test tubes with fluid transport, e.g. in multi-compartment structures
- B01L3/5027—Containers for the purpose of retaining a material to be analysed, e.g. test tubes with fluid transport, e.g. in multi-compartment structures by integrated microfluidic structures, i.e. dimensions of channels and chambers are such that surface tension forces are important, e.g. lab-on-a-chip
- B01L3/502715—Containers for the purpose of retaining a material to be analysed, e.g. test tubes with fluid transport, e.g. in multi-compartment structures by integrated microfluidic structures, i.e. dimensions of channels and chambers are such that surface tension forces are important, e.g. lab-on-a-chip characterised by interfacing components, e.g. fluidic, electrical, optical or mechanical interfaces
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01L—CHEMICAL OR PHYSICAL LABORATORY APPARATUS FOR GENERAL USE
- B01L3/00—Containers or dishes for laboratory use, e.g. laboratory glassware; Droppers
- B01L3/50—Containers for the purpose of retaining a material to be analysed, e.g. test tubes
- B01L3/502—Containers for the purpose of retaining a material to be analysed, e.g. test tubes with fluid transport, e.g. in multi-compartment structures
- B01L3/5027—Containers for the purpose of retaining a material to be analysed, e.g. test tubes with fluid transport, e.g. in multi-compartment structures by integrated microfluidic structures, i.e. dimensions of channels and chambers are such that surface tension forces are important, e.g. lab-on-a-chip
- B01L3/502707—Containers for the purpose of retaining a material to be analysed, e.g. test tubes with fluid transport, e.g. in multi-compartment structures by integrated microfluidic structures, i.e. dimensions of channels and chambers are such that surface tension forces are important, e.g. lab-on-a-chip characterised by the manufacture of the container or its components
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B81—MICROSTRUCTURAL TECHNOLOGY
- B81B—MICROSTRUCTURAL DEVICES OR SYSTEMS, e.g. MICROMECHANICAL DEVICES
- B81B1/00—Devices without movable or flexible elements, e.g. microcapillary devices
- B81B1/002—Holes characterised by their shape, in either longitudinal or sectional plane
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01L—CHEMICAL OR PHYSICAL LABORATORY APPARATUS FOR GENERAL USE
- B01L2200/00—Solutions for specific problems relating to chemical or physical laboratory apparatus
- B01L2200/12—Specific details about manufacturing devices
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01L—CHEMICAL OR PHYSICAL LABORATORY APPARATUS FOR GENERAL USE
- B01L2300/00—Additional constructional details
- B01L2300/06—Auxiliary integrated devices, integrated components
- B01L2300/0627—Sensor or part of a sensor is integrated
- B01L2300/0654—Lenses; Optical fibres
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B81—MICROSTRUCTURAL TECHNOLOGY
- B81B—MICROSTRUCTURAL DEVICES OR SYSTEMS, e.g. MICROMECHANICAL DEVICES
- B81B2201/00—Specific applications of microelectromechanical systems
- B81B2201/05—Microfluidics
- B81B2201/058—Microfluidics not provided for in B81B2201/051 - B81B2201/054
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N27/00—Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means
- G01N27/26—Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means by investigating electrochemical variables; by using electrolysis or electrophoresis
- G01N27/416—Systems
- G01N27/447—Systems using electrophoresis
- G01N27/44704—Details; Accessories
- G01N27/44717—Arrangements for investigating the separated zones, e.g. localising zones
- G01N27/44721—Arrangements for investigating the separated zones, e.g. localising zones by optical means
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Dispersion Chemistry (AREA)
- Analytical Chemistry (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Hematology (AREA)
- Clinical Laboratory Science (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Hardware Design (AREA)
- Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
- Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)
- Mechanical Coupling Of Light Guides (AREA)
- Optical Measuring Cells (AREA)
- Investigating, Analyzing Materials By Fluorescence Or Luminescence (AREA)
- Micromachines (AREA)
- Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
- Measuring Or Testing Involving Enzymes Or Micro-Organisms (AREA)
Abstract
Description
【0001】
本発明は一般的にマイクロチャンネル配列構造体に関する。より具体的には本発明は、マイクロチャンネル配列をつくるために、バルクプレフォームを延伸して作られる装置と、そのような構造体を使用する分析方法に関する。
【0002】
(発明の背景)
迅速で、正確で低廉な分析技術に対する需要が増えるに従って、より小さな分析装置の開発機運が高まっている。そのような小さな装置は単一の実験室で同時に何百、何千の実験を行うことを可能にし、これまでは不可能又は非現実的な結果の達成が可能になる。例えば、コンビナトリアル化学者は現在、通常の1つの従来の合成を行うのに必要な時間と材料の一部を使用して、同時に何千もの合成を行うことができる。医薬品研究者、DNA分析者及び他の生物学者及び化学者はラボ・オン・ア・チップ・テクノロジー(チップ上の実験室の技術)の革命から恩恵を受けている。
【0003】
これを可能にするために、ラボ・オン・ア・チップ装置は一般的に平坦な基板上に作られたミクロな流動体系からなる。基板は一般に所望の用途に従って選択され、酸、塩基、塩、過激な温度、温度変化及び/又は使用する電磁場に抵抗性であるように選ばれ得る。さらに基板は実施される実験の一部として使用されるいかなる化学品にも比較的無反応でなければならない。そのような基板の例にはガラス、溶融シリカ、石英の結晶、シリコン、ダイアモンド及び各種の高分子が含まれる。基板は用途に応じて不透明又は透明である。例えばプロセスをモニターするために光学的検出を使用する場合は、信号の伝達を可能にするために透明な基板が望ましい。
【0004】
多くの場合、ラボ・オン・ア・チップは基本的に基板の表面又は内部の複数のチャンネルからなる。通常のチャンネルは深さが約10μm、幅が約60μmである。
【0005】
従来、ラボ・オン・ア・チップ装置はマイクロプロセッサ及び他の小規模の電子デバイスを作るのに使用される技術に類似した技術を使用して作られている。例えば写真平板、化学的エッチング、プラズマ蒸着、イオンビーム蒸着、スパッタリング、化学蒸着及び半導体産業で一般的に使用されている他の技術を使用するのが普通である。このような技術はコストが高くなりがちで、資本集約的である。1つの写真平板システムのコストは、関連したクリーンルーム、振動分離構造及び類似構造物を含めないで2000万ドルにもなる。
【0006】
更に写真平板は高いアスペクト比又は真っ直ぐな壁を有するチャンネルを首尾よく作ることができず、本来生産速度が低く、一般に硼化珪素又はプラスティックのような低品質の材料を使用する。
【0007】
上に記載した製造方法の代わりに、レーザドリリング,マイクロミリング及び類似の技術又は射出成型、マイクロキャスティング又は他のキャスティング技術のようなマイクロマシニング技術を使用できる。これらの技術は一般に遅く、現在の技術の限界にある、極端に高精度の機械操作を含んでいる。
【0008】
光ファイバーの製造では、純粋なシリカ管は、化学蒸着として周知の方法によって内部表面に蒸着され、ドープされたシリカ層を有する。この管は加熱されて、堅いロッドへと潰される。ロッドは加熱され、延伸され、長さを大幅に増加し、断面積を減らし、柔軟な光ファイバーが作られる。
【0009】
ある用途では、ガラスロッドは、例えばピペットとして使うために延伸するに先立って、その中に孔が形成される。延伸されたファイバーは引き伸ばされた孔で形成された管を有する。その管はファイバーの長さに沿って延在する。
【0010】
(発明の概要)
本発明は、その中にチャンネルを有するプレフォーム体を形成し、プレフォーム体を延伸してその断面を減らし、プレフォーム体の長さを増加して伸ばされたアレイを形成し、伸ばされたアレイを所望の長さに切断することによって、マイクロチャンネルアレイ装置を提供することにより上に特定したニーズを取り扱う。
【0011】
本発明の他の態様は、複数の試料成分を、長さを有し、その中に少なくとも2つの延伸されたチャンネルを有する、延伸された基板に導入することによって分析する方法を含む。延伸されたチャンネルは長さに平行な方向に延び、基板は延伸されたチャンネルと協調関係に配置された入口と出口を含む。
【0012】
本発明の他の態様は、複数の試料成分を分析するための装置であって、長さのある基板を含み、該基板がその中に形成された少なくとも2つの延伸されたチャンネルを有する、上記装置を含む。延伸されたチャンネルは長さに平行な方向に延びている。装置は少なくとも1つのエンドキャップチャンネルを有する少なくとも1つエンドキャップ基板を有し、少なくとも1つのエンドキャップチャンネルが選ばれた延伸されたチャンネルの1つ、複数の延伸されたチャンネル及び/又は他のエンドキャップチャンネルと液体で連絡している。
【0013】
本装置はラボ・オン・ア・チップ装置に採用され得る。
【0014】
本発明の他の態様は、その中に少なくとも1つのチャンネルと少なくとも1つの光学導波路プレフォームを有し、プレフォーム体の長さに沿って延びるプレフォーム体を提供し、実質的に少なくとも1つのチャンネルの断面の幾何学的形状を維持しながら少なくとも1つのチャンネルの長さが伸ばされるように、及び少なくとも1つの光学導波路プレフォームの断面の幾何学的形状を維持しながら少なくとも1つの光学導波路プレフォームの長さが伸ばされるように、プレフォーム体を延伸し、その長さを伸ばし、及び延伸されたプレフォーム体を所望の長さに切断することを含む方法によって製造される延伸された基板を含む。
本明細書中に組み入れ、その一部を構成する添付図面は本発明の態様を示し、明細書の記載とともに、本発明の目的、利点及び原理を説明する。
【0015】
(好ましい態様の説明)
以下の記載において、制限する目的ではなく、説明する目的で、本発明の完全な理解を提供するために、特定の構成要素、技術等の特定の詳細を示す。しかし、本発明はこれらの特定の詳細から離れて他の態様で実施できる。いくつかの例では、本発明の記載が不明瞭にならないように、周知の装置の不必要な詳細な記載を省略する場合がある。
【0016】
本明細書中では次の定義を用いる。
延伸されたマイクロチャンネルアレイ装置:延伸されたチャンネル、エンドキャップ、光学導波路、光ファイバー、レンズ、リフレクター及び入口のいずれかからなる完全な構造体。
延伸プロセス:ブロック又はロッドの形態の基板が延伸され、通常加熱下で、それを長さに沿って伸ばし、断面積を所望のサイズに減らすプロセス。
プレフォーム体:延伸プロセスによって、その断面積が減らされる前の機械化されたチャンネル、又はその他の方法で形成されたチャンネルを有する最初の基板。
チャンネル:延伸する前の基板中のチャンネル。
延伸された基板:プレフォーム体から延伸された材料の物体。
延伸されたチャンネル:延伸された基板内のチャンネル。
エンドキャップ基板:延伸されたマイクロチャンネルアレイ装置の機能を増強するために、延伸された基板又は他のエンドキャップのいずれかに取り付けられた材料の物体。エンドキャップ基板は入口、混合室、液体導管及び分析技術に使用される他の構造を含む。
エンドキャップチャンネル:エンドキャップ基板内のチャンネル。
ポート、出口及び入口:チャンネル基板又はエンドキャップ基板内に機械加工された、又は他の方法で形成されたチャンネル以外の追加の開口。これらのポートは延伸されたチャンネル及びエンドキャップチャンネルを延伸された基板及びエンドキャップ基板の外のインターフェースと液体で連絡する。ポートは一般にチャンネル自身から1度から90度の間の角度でチャンネルに連結する。
液体連絡:導管が十分に連結され、そこを通って液体が流れることができる状態。
導管:延伸されたチャンネル、エンドキャップチャンネル又は入口のいずれでもよい。
断面の幾何学的形状:上から軸方向に見た、プレフォーム体、延伸された基板、又はエンドキャップ基板の形状。尺度が異なる同じ形状の類似の幾何学的形状を含む。
光学導波路プレフォーム:延伸プロセスによってその断面積が減らされる前のバルクフォームにおける初期光学導波路。これは上に記載したプレフォーム体に埋め込まれ、チャンネルと同時に延伸される。
延伸された光学導波路:延伸プロセスを受けた後の光学導波路。
リフレクター:基板内で光が反射して基板又はチャンネルに戻るように設計された、延伸された基板、又はエンドキャップ基板の外部表面上又はチャンネルの内部表面上の形状。リフレクターは通常銀を含む反射コーティングでコーティングされるが、銀に限定されない。
外部壁:延伸された基板、又はエンドキャップ基板の外部表面。
内部壁:それぞれ、延伸されたチャンネル又はエンドキャップチャンネルの境界を画定する末端を形成する延伸された基板又はエンドキャップ基板のいずれかの内部表面。
チャンネルスペーシング:延伸された基板又はエンドキャップ基板のいずれかの中のチャンネル間の距離。
回転配置:長さの軸上で回転した時の他のチャンネルに関してのチャンネルの配置。これは延伸されたチャンネル又はエンドキャップチャンネルのいずれかに適用できる。
角度配置:長さに対して半径方向に回転したときの他のチャンネルに関してのチャンネルの配置。これは延伸されたチャンネル又はエンドキャップチャンネルのいずれかに適用できる。
配置溝:延伸されたチャンネルに対して電極、光ファイバー、レンズ、検出器、伝送装置、ワイアー又は他のミクロな電子機械的デバイスの機械的な配置を可能にする延伸された基板又はエンドキャップ基板の表面の溝又は突起。
光アイソレーター:選ばれた延伸されたチャンネル又は延伸された基板又はエンドキャップ基板の他の領域が、他のチャンネル、領域又は外部領域から光学的に遮蔽されるように、光の所望の波長を濾過する材料の領域。
光ファイバー:延伸されたマイクロチャンネルアレイ装置に挿入又は取り付けられた別に延伸された光ファイバー。
検出:延伸されたチャンネル又はエンドキャップチャンネル中のこれらチャンネルの1つの中の特定の場所での分析検体量の定量。
【0017】
図1を参照して、本発明の延伸された基板10を示す。延伸された一連のチャンネルが、延伸された基板10の面14にわたって配列される。この例では延伸された基板10は、長さが約10cm、高さが約1000μm、幅が約1500μmである。各延伸されたチャンネル12は幅が約50μm、高さが150μmである。
【0018】
一般的に断面積が0.0001mm2から1mm2、好ましくは0.0025mm2から0.25mm2、最も好ましくは0.005mm2から0.025mm2のチャンネルのアレイを作ることが好ましい。
【0019】
このアレイを形成するために、類似の比率を有するが、より大きなサイズのプレフォーム体を作る。プレフォーム体は延伸されたチャンネルに対応したチャンネルを含んでいる。プレフォーム体は炉中で加熱延伸され、長さに沿ってそれを伸ばし、その幾何学的形状を維持したまま、断面積を所望のサイズに減らす。即ち、最終の延伸された基板の断面は最初のプレフォーム体の断面に類似し、本質的にサイズだけが異なる。延伸速度を制御して、得られる断面積を先細のような構造の形成が可能なように制御できる。厚さのモニターを提供するのが好ましい。厚さのモニターは延伸プロセスに制御信号を供給し、一定又は適切に変化した断面が製造できる。
【0020】
延伸されたアレイはコーティングを必要としないが、光ファイバーに行われるように、延伸されたアレイ上に保護のコーティングを施すことができる。使用目的に応じて、各種のコーティングが使用できる。コーティング用の材料は例えばポリイミド、アクリレート、フッ素化アクリレート、シリコン、金属又は光学的被覆(cladding)から選択できる。複数のコーティング又は単一コーティングの多層コーティングを使用するのが望ましい。必要ならば、コーティングを硬化オーブン中で硬化することができる。延伸された基板よりも低い反射係数のコーティングが選ばれた場合は、延伸された基板は、光導波路として働くことができる。延伸された配列が柔軟な場合は、巻き取りドラムに巻き取ることができる。
【0021】
延伸された基板がそこから形成されるプレフォーム体は、例えばガラス、熱可塑性重合体及びセラミックを含む多様な材料から作られ得る。多くの場合、溶融シリカ又は石英が好ましい材料である。これらの材料は高強度、UV波長を含む良好な光透過性、高い均質性及び低い蛍光性を提供する。加えて、そのような材料は、一般に延伸された光学構成要素の製造に用いられているので、加熱時及び延伸時の挙動は合理的に理解できる。
【0022】
替わりの延伸された基板10’を図2に示す。図2の延伸された基板10’は図1の延伸されたチャンネル12に類似した寸法の延伸されたチャンネル12’の環状アレイを有する。さらに中央通し孔16が提供されている。中央通し孔16は機械連結器を収納し、光信号を孔に投射し、孔から光信号を送信し、又は延伸された基板の1つの末端から他の末端への物質の通過を可能にするために使用される。
【0023】
図3aに延伸されたチャンネルの幾つかの可能な形状を説明する延伸された基板20を示す。丸いチャンネル22、矩形のチャンネル24、三角のチャンネル26及び卵形のチャンネル28を示す。図3bは先細部分32を有する延伸されたチャンネル30を有する延伸された基板20’の例を示す。先細部分は、延伸された基板の製造中の延伸速度、延伸張力、延伸温度及び延伸圧力等の各種の延伸パラメーターを変化させて形成される。延伸されたチャンネルの断面を変えながら、所望の外部断面を製造するために、延伸プロセス後に延伸された基板を機械仕上げする必要がある場合がある。図4a-jは同様に延伸されたチャンネルと延伸された基板の断面を例示的に示す。示した延伸された基板は図1に示したように、同一の断面の延伸されたチャンネルを採用してもよく、図3に示したように、各種の断面を採用してもよい。
【0024】
内部及び外部の壁はレンズとして作用するために採用できる。つまり、延伸されたチャンネル又は延伸された基板の断面の形状は、少なくとも1つの壁がレンズを形成するように選ばれる。例えば、図4fは1つの側で凸面レンズを、他の側で凹面レンズを有するチャンネルを示す。これは光学的検出器が採用される場合に特に有用である。壁の湾曲は壁を通過する光の適切な焦点又は非焦点を提供するために選択される。反対に真っ直ぐな壁は、あったとしても、レンズ効果は僅かである。延伸されたチャンネルの形は、同様に例えば試料の容積を最大にするために、又は延伸されたチャンネルを通って液体が流れる速度を変えるために選択できる。同様に、内部又は外部壁の一部はリフレクターとして作用する。壁の反射率を増すために、特別な形状を選んでも良い。然し、屈折係数の変化によって生じた反射率を上回る壁の反射率の増加のためには、壁は銀を含む反射コーティングでコーティングされているのが好ましいが、これに限定されない。
【0025】
図5a−eは延伸された基板とともに使用される一連のエンドキャップ基板を示す。エンドキャップ基板は、延伸されたチャンネルとの液体の連絡を提供するために設計された入口であるエンドキャップチャンネルを組み込むことができる。エンドキャップ基板はバルブ、スィッチ、入口、混合室又はラボ・オン・ア・チップ装置になるミクロな構造を含んでも良い。更にエンドキャップ基板は末端の構造であってもよく、あるいは図7から10、図17及び18の制限的でない例に示したように、延伸されたミクロチャンネルアレイ装置と分析装置の間のインターフェースとして用いても良い。
【0026】
図5aは、単純に8個の真っ直ぐな丸いエンドキャップチャンネル52を含むエンドキャップ基板50を示す。この型のエンドキャップは延伸された基板そのものと同じ方法で製造し、所望の長さに切断できる。図5bは3つのエンドキャップチャンネル56を有するエンドキャップ基板54を示す。各チャンネル56は更にサイドポート58を含む。エンドキャップ基板54及びチャンネル56は延伸プロセスによって作れるが、サイドポート58は、例えば延伸の方向と直角であるので、追加の機械加工工程を要する。同様に、図5cは3つのエンドキャップチャンネル62とサイドポート又はエンドキャップ基板60中に機械加工されたチャンネル64を有するエンドキャップ基板60を示す。図5bに示した、サイドポート58と異なり、図5cのチャンネル64はエンドキャップ基板60の表面に存在し、従って各チャンネル64は半円形の樋を形成する。図5dは3つのエンドキャップチャンネル72を有するエンドキャップ基板70を示す。各チャンネル72は1つの末端74の直径が他の末端76の直径よりも大きいように先細にされている。先細のポート72を作るために、種々の延伸速度、機械的加工、レーザー機械加工又は化学エッチングを用いてポートを形成してもよい。図示した先細のポートを有するが均一な外部断面を有するエンドキャップ基板70を作るために、外部を機械加工することができる。図5eは毛細管、ピペット、又は容器として使える大容量先細78を有する類似のエンドキャップを示す。図5eのエンドキャップは、例えば先細で接合された2つの一定の断面として形成できる。
【0027】
図6a及び6bは、完全なマイクロチャンネルアレイ装置を作るために延伸された基板とともに、エンドキャップ基板が如何に使用されるかを示す。図6aで、この場合、延伸された基板80は、矩形の断面の幾何学形状を有する、3つの延伸されたチャンネル82を含む。チャンネル82の1つの断面83を例示的に示す。各延伸されたチャンネル82の末端で、機械加工された横のチャンネル84が提供されている。特別な用途では、各横のチャンネルの1つの末端86は廃物ポートとして使用でき、他方他の末端88は分析ポートとして働く。エンドキャップ基板90は、延伸された基板80の延伸されたチャンネル82の中央部分に配列されている3つのチャンネル92を含む。エンドキャップ基板90の3つのチャンネル92は緩衝ポートとして作用し、緩衝ポート88、廃物ポート86及び延伸された基板80の延伸されたチャンネル83と液体連絡している。エンドキャップ基板90及び延伸された基板80は融合及び接着結合を含む任意の適切な方法で連結されている。エンドキャップ基板90及び延伸された基板80は光ファイバーと類似の材料と構造であるので、本発明において、この分野で使用される接合技術を採用できる。
【0028】
図6bに示すように、延伸されたチャンネル経路長に柔軟性を与えるために、エンドキャップ基板とエンドキャップチャンネルを用いても良い。幾つかの延伸されたチャンネル98を有する延伸された基板96は、例えば約20cmの長さである。例えば毛細管電気泳動法のようないくつかの用途では、100cmの長さの毛細管の使用が望ましい場合がある。隣接した延伸されたチャンネル98に沿って流れを再度方向付ける各末端上で、エンドキャップ基板100を使用することで、5つの20cmの延伸されたチャンネルによって所望の100cmの長さを提供できる。更に、同一の延伸された基板96を使用して、異なったエンドキャップ基板100を提供することによって、例えば2つの40cmの延伸されたチャンネル又は1つの40cmと1つの60cmの延伸されたチャンネルを作ってもよい。
【0029】
図7は第二のエンドキャップと延伸された基板の組み合わせである。延伸された基板100は中心軸の周りに半径方向に配列した4つの延伸されたチャンネル102を組み込んでいる。各延伸されたチャンネル102は、延伸された基板100の末端106に機械加工又は他の方法で形成された関連導管104を有する。1つのチャンネルの断面105を説明のために示す。エンドキャップ基板110は、上の記載で考察したように、延伸されたエンドキャップ中に機械加工された又は形成された3つのエンドキャップチャンネル112の4つの群を有する。1つの用途では、エンドキャップチャンネル112は、物質がチャンネル102の中へ移動できるように、ポートの働きをする。
【0030】
図8と図9は、図7の延伸されたマイクロチャンネルアレイ装置の2つの異なった部分的側面図を示す。図8で、延伸された基板100は、延伸されたチャンネルの1つ102と導管の1つ104と共に示されている。1つの末端に、3つのエンドキャップチャンネル112a−cと共にエンドキャップ基板100がある。第一のチャンネル112aは例えば緩衝ポートであり、第二のチャンネル112bは分析ポートであり、第三のチャンネル112cは廃物ポートである。他の末端上には、各延伸されたチャンネル102に対応して第二のエンドキャップ基板116に、通し孔118が提供されている。図9に示した他の配置では、延伸された基板100’は導管104’の1つの部分しか含まない。他の部分106は替わってエンドキャップ基板110’中に形成される。これは導管がエンドキャップ基板又は延伸された基板のいずれかの中に機械加工又は他の方法で形成できることを示すものである。
【0031】
図10に示すように、基礎部品から、より複雑な延伸されたマイクロチャンネルアレイ装置を組み立てることができる。図10の記載では、構成成分は実際のチャンネル、ポート、スロット及び類似物のようなサブシステムを参照せずに記載されている。隣接の構成要素は適宜、融合又は接着で取り付けられている。
【0032】
エンドキャップ基板140は分析装置部分に対してインターフェースとして働き、ポート及びバルブ又はバルブ領域を含む。次に延伸された基板144があり、混合室として働く、延伸されたチャンネルを含む。混合室はさらにバルブを含む他のエンドキャップユニット148に通じる。バルブ部分148は、液体が毛細管電気泳動(CE)部分152に入るときに液体を制御する。毛細管電気泳動部分は、CEプロセスに毛細管として働く延伸されたチャンネルを含む。CEプロセスの結果は検出部分156で読み取られるが、検出部分は分析装置と光学的に接合するエンドキャップ基板であることが好ましい。最後に、他のエンドキャップ基板160はアウトプット及び/又は廃物出口構造を含み、再び分析装置と接合する。図10から明らかなように、エンドキャップ基板と延伸された基板の種々の組み合わせで、多様な構造体が同様な方法で形成される。
【0033】
光ファイバーは種々の方法で延伸されたマイクロチャンネルアレイ装置に統合できる。図11に示すように、中央延伸チャンネル172を有する延伸されたマイクロチャンネルアレイ装置170は、チャンネル172内で光ファイバー174を受容するのに適している。光ファイバー174の周りには、4つの延伸されたチャンネル176が配列され、夫々が光学的に光ファイバー178と連結している。光ファイバー178は1つ以上の検出器(示していない)に取り付けられている。検出器は光ダイオード、シンチレータ、熱検出器、光電子検出器、焦電検出器、光増幅器、ホソホスクリーン、光伝導性検出器等の適切な任意の光検出器であってよい。示されているように、光ファイバー174は半径方向の放出先端182を含む。先端182から放出されたフォトン184はチャンネル176を通過する。1つの用途では、チャンネルが蛍光物質を含む場合は、検出ファイバー178は蛍光を検出器に運ぶ。別の用途では、チャンネルは先端182からフォトンをブロックする物質について試験される。検出ファイバー178からの信号がある場合は、物質はない。当業者にはこの装置のその他の用途は明らかであろう。
【0034】
図11の装置の製造において、延伸されたマイクロチャンネルアレイ装置170が上に記載した方法によって先ず製造される。中央チャンネル172は装置170に統合して形成されてもよく、又は後で装置170へと機械加工されてもよい。検出光ファイバー178は後で追加され、適宜、融合接合、機械的カプリング又は接着剤で連結される。
【0035】
図11の配置と類似した配置を図12に示す。この装置では、装置190はその表面に幾つかの延伸されたあるいは機械加工されたチャンネル192を有する。中央チャンネル194は再び放出先端198を有する源の光ファイバー196への通路を提供する。光ファイバー196の周りに、4つの延伸されたチャンネル199が配列し、それぞれが光ファイバー200と光学的に連結している。幾つかの検出器光ファイバー200がチャンネル192内に配列し、装置からの信号を検出器(記載していない)に送る。表面のチャンネルはファイバー200の装置190への機械的整列及び連結機構として働く。
【0036】
図13a−cは図11のフォトン184がどのように再度方向付けられるかの3つの例を示す。図13aで、光ファイバー301上の角度のある末端300は、フォトン302をファイバー軸にある角度で方向づける(通常90度)サイドファイアー装置として働く。光ファイバー又は装置303は相互に回転でき、それによって分析のために、延伸されたチャンネル304を個別に選択する。
【0037】
図13bは図13aに類似した他の装置を示すが、この場合に限って、リフレクター305が、光ファイバー301とは別に、光を再度方向づけるために提供されている。リフレクターは光ファイバー306と装置307に関して回転可能である。回転によって分析される延伸されたチャンネル308の選択が可能になる。
【0038】
図13cは図13aに類似した他の装置を示すが、この装置は光を再度方向づけるための構造として、中央孔に挿入された散乱媒体309を有する。光は光ファイバー301を介して装置に運ばれ、フォトンのビームは散乱媒体309に向けられ、散乱媒体309はフォトンを延伸されたチャンネル312に向け散乱する。散乱媒体309は全方向に散乱するように描かれているが、1つの方向に選択的に散乱するように配置することは可能で、リフレクターと同様、特定のアウトプットチャンネルを選択するために回転可能である。同様にリフレクターと散乱媒体は、例えば回折光学要素のような、光を再度方向づけるための任意の構造体に置き換えることができる。
【0039】
図14では、延伸された基板202を、延伸されたチャンネルと共に、延伸された基板に埋め込まれた、延伸された光学導波路206の横側に示す。この延伸された基板202は、最初にプレフォーム体(記載していない)を創ることによって形成できる。プレフォーム体は、チャンネル204と類似の物質でできた埋め込まれた光学導波路との両方を含む。光学導波路は周囲のプレフォーム体よりも屈折率が小さなロッド、又はロッドの外部領域よりも小さな反射率の中央領域を含むロッドのいずれかによって形成される。反射係数の差は、光の導波のために、全内部反射の条件を達成するために必要である。プレフォーム体を延伸することによって、埋め込まれた光学導波路が延ばされ、延伸された光学導波路206を形成し、チャンネルが延ばされ、延伸されたチャンネル204を形成する。
【0040】
図15aは検出器装置として使用できるエンドキャップ基板210の側面図である。光ファイバー212と214の一対がエンドキャップ基板210内に配置され、45度の角度になるように機械加工されている末端表面216を有する。光211は最初にファイバー212に入り、表面216で反射し、エンドキャップチャンネル218の窓の部分を通して方向づけられている。エンドキャップチャンネルから出る光又は放出される光は、末端表面216で反射され、ファイバー214に方向づけられ、ファイバー214から分析装置(記載していない)に出る。エンドキャップチャンネル218は、検体を光ファイバー212と214の間の窓を通して運び、そこで光学的に分析される。図15aは図13a−c及び図15bに示したように使用してもよく、15aの装置は延伸された基板219に取り付けられている。延伸された基板は、延伸されたチャンネルを含み、そこで検体は、例えばCEプロセスを受け、ついで装置217に移動し、そこでCEプロセスで行われるように、光学的分析を受ける。
【0041】
図16は2つの延伸されたチャンネル222を有する延伸された基板220を示す。延伸された基板220の1つの末端に、エンドキャップ基板230が取り付けられている。エンドキャップは2つのチャンネル222の延長、中央孔232を含み、延伸された基板220に融合で、又は他の方法で接着できる。2つの検出器ファイバー234はエンドキャップ230の両側から光の信号を受容するために、エンドキャップ230のいずれかの側の上に配置される。エミッタ先端238を有する源のファイバー236は、中央孔232を通って、エンドキャップ230の中に光信号をインプットするために使用される。チャンネル222は、示されているように、最初にアレイ220に平行な方向に沿って配置される。しかし、エンドキャップ230中のチャンネル222の部分は最初の方向と直角の方向に延びている。これらの部分は、例えばチャンネルの全長を増加するために、又はエミッタ先端238から放出された光が検出器ファイバー234によって受容される前に通過しなければならない光学経路長を増加するために役立つ。これは検出されている検体が、低反応性、低密度、低濃度、低吸収性又は他の要因で、光の信号と弱くしか相互作用できない場合に有用である。
【0042】
図17で、毛細管電気クロマトグラフィー用のマイクロチャンネルアレイ装置240は4つのエンドキャップ基板250,260,265,275及び延伸された基板270からできている。第一のエンドキャップ基板265は分析装置に装置を接合する図5a−eに示したのと類似した注入器キャップである。第二のエンドキャップ基板260はフィルターセクションエンドキャップで、同様に3つのエンドキャップチャンネル262を含み、延伸によって作れる。更にフィルター材料がエンドキャップチャンネル262内に配置される。第三のエンドキャップ基板250は検出器部分である。検出器部分250は3つのエンドキャップチャンネル252を含み、上に記載したように延伸によって作られるのが好ましい。第四のエンドキャップ基板275は分析装置に装置を接合する図5a−eに示したのと類似した出口インターフェースである。マイクロチャンネルアレイ270は、1つの末端上でフィルターポート262と一列に並んだ3つの延伸されたチャンネル272を有し、他の末端で検出器ポート252と一列に並び、それによってチャンネルが液体で連結している。延伸されたチャンネル272は、分析中検体が通過する電気クロマトグラフィーカラムを形成する。図17に示すように、延伸されたチャンネルは当業者に周知のクロマトグラフィーの媒体で充填されている。示されているように、チャンネル272は、検出器部分250に導く先細の末端274を有することができる。これらの先細の末端は製造中プレフォーム体の延伸速度を変化することによって、又は既に記載したマイクロ機械加工技術によって形成できる。先細の末端274は、延伸された基板中の先に挙げたクロマトグラフィーの媒体を保持するのに役立つ。先細の末端274は同じ目的に役立つように、第三のエンドキャップ250に置いてもよい。
【0043】
図18はラボ・オン・ア・チップの用途に使用できる完成したマイクロ毛細管アレイ装置300を示す。装置300は挿入エンドキャップ基板310、延伸された基板320及び出口エンドキャップ基板330を含む。挿入エンドキャップ基板310は検体及びバッファーを分配し、検体用の貯蔵器302、バッファー308及び検体廃物306を含み、検体を延伸されたチャンネル314の中に分配するためのバルブを含む装置に対するインターフェースとして役立つ。入口の電極303は入口への玄関に位置し、入口のポート305は外側に開いている。この例では、延伸された基板320は2つの機能を果たす。即ち、分離と検出である。出口のエンドキャップ基板330は、分析装置とのインターフェースにバッファーと検体を送る働きをする。
【0044】
図18に示した装置300を使用する、検体を分析するプロセスの例は、次のように記載できる。バッファーと検体は、例えば、この産業では通常使用されるように96ウェル又は384ウェルのプレート液体ディスペンサー316を介して、挿入エンドキャップ基板の貯蔵器302と308の中へ分配される。96ウェルのプレート液体ディスペンシング技術は、本明細書中で考察される電場を適用するために必要な入口電極303を組み込むために改変できる。先ず、すべての装置の導管が装置300を横切る圧力差を介してバッファーで満たされる。ついで、注入の準備のために、検体が挿入エンドキャップ基板310の検体貯蔵器302の中に分配される。検体の貯蔵器と検体の廃物貯蔵器の間の電場によって、バルブ領域312の中に検体の一部が吸い込まれる。これが分離経路314の中への検体の注入を提供する。ついで、バッファー貯蔵器308とバッファー廃物貯蔵器352の間に電場をかけ、これによって、延伸されたチャンネル314中の検体の電気泳動的分離が始まる。検体が延伸されたチャンネル314を下に移動するに従って、それは検出器部分322を通過し、分光光度技術による定量が可能になる。延伸された基板検出部分322と分光光度装置332の間のインターフェースは、この例では、励起光ファイバー338(光源336からの光を延伸されたチャンネル314に導く)と放出光ファイバー340(延伸されたチャンネルからの光のアウトプットを検出器に導く)によって完成される。分析された材料とバッファーは、ついで分析装置350と接している出口のエンドキャップ基板330の中に前進する。このインターフェースはバッファー廃物貯蔵器352、出口電極354、最初の充填、又はそれに続くすべての導管の洗浄の手段としての差圧装置356(例えば真空)及び出口のエンドキャップ基板330の中への密封された連結を提供する機構358を含む。このインターフェースの構成要素は出口のエンドキャップ基板330自体の中に統合してもよい。
【0045】
図19aと図19bはそれぞれ本発明の延伸されたアレイ装置の部分断面を示す。図19aはアレイ中に形成された、複数の延伸されたチャンネル402と対応した、複数のレンズ404を含む延伸されたアレイ400を示す。レンズ404は例えば、延伸されたチャンネルを照らすために、送る光の焦点を延伸されたチャンネルの中に結ぶために、蛍光を誘導するために、又は当業者に周知の他の目的のために使用できる。延伸されたアレイ400は、プレフォームを最終的なアレイの形に延伸することによって、以前に考察したアレイとして形成される。
【0046】
図19bは延伸されたアレイ400と類似の延伸されたアレイ410を示す。レンズを含ませるよりもむしろ、反射表面412を含む湾曲部分が、延伸された配列410中に形成される。湾曲した、反射部分412は、例えば光の焦点をチャンネルの中に結ぶために用いることができる。湾曲部分は半円として示してあるが、光を焦点上により良く集めるには、同様に双曲線であってもよい。さらに改良するために、レンズが上部(例えば)表面上に、リフレクターが下部表面に形成されるように、2つのコンセプトを一緒に使用してもよい。このようにして、光を非常に効率良く使用できる。
【0047】
本発明を現時点で最も実際的で好ましい態様と考えられることに関連して記載したが、本発明は開示した態様に限定されず、逆に請求項の精神と範囲内に含まれる各種の修飾及び等価な配置を網羅することを理解すべきである。
【図面の簡単な説明】
【0048】
【図1】本発明の延伸された基板の例を示す。
【図2】本発明の他の延伸された基板の例を示す。
【図3a】本発明の延伸された各種のチャンネルの形状を組み入れた延伸された基板の例を示す。
【図3b】本発明の先細のチャンネルを有するマイクロチャンネルアレイの例を示す。
【図4】a−jは本発明の延伸された複数のチャンネルの断面の例を示す。
【図5】a−eは本発明の各種のエンドキャップ基板とエンドキャップチャンネルの形状の例を示す。
【図6】a及びbは本発明の延伸されたマイクロチャンネルアレイ装置の例を示す。
【図7】本発明の延伸されたマイクロチャンネル配列装置の例を示す。
【図8】延伸されたマイクロチャンネルアレイ装置と図7のエンドキャップの部分側面図である。
【図9】図7の延伸されたマイクロチャンネルアレイ装置の別の部分側面図である。
【図10】本発明のラボ・オン・ア・チップ中の延伸された多部分マイクロチャンネルアレイ装置の例を示す。
【図11】本発明の統合された光ファイバーを有する延伸されたマイクロチャンネルアレイ装置の他の部分側面図を示す。
【図12】本発明の統合された光ファイバーを有する他の延伸されたマイクロチャンネルアレイ装置の例を示す。
【図13】a−cは光をファイバーの軸から、マイクロチャンネルアレイ装置の中へ又は外に再度方向付ける手段の例を示す。
【図14】本発明の統合された、延伸された光学導波路を有する延伸されたマイクロチャンネルアレイ構造の例を示す。
【図15】a−bは本発明の統合された光ファイバーを有する延伸されたマイクロチャンネルアレイ装置の側面図の例を示す。
【図16】本発明の診断装置を形成する延伸されたマイクロチャンネルアレイの例を示す。
【図17】本発明の毛細管電気クロマトグラフィー装置の例を示す。
【図18】本発明のマイクロ毛細管アレイ装置の模式図である。
【図19】a及びbは本発明の延伸された配列装置の断面図の模式図である。
Claims (37)
- 複数の試料成分を分析するための装置であって、
長さのある延伸された基板を含み、該延伸された基板が、その中に形成された少なくとも2つの延伸されたチャンネルを有し、
該延伸されたチャンネルが、長さに平行な方向に延び、入口と出口が延伸されたチャンネルと協調関係にあるように配置された、
上記装置。 - 長さのある延伸された基板に複数の試料成分を導入することによって分析する方法であって、
該延伸された基板が、その中に形成された少なくとも2つの延伸されたチャンネルを有し、
該延伸されたチャンネルが、長さに平行な方向に延び、該基板が延伸されたチャンネルと協調関係にあるように配置された入口と出口を含む、
上記方法。 - 複数の試料成分を分析するための装置であって、
長さのある延伸された基板を含み、該延伸基板が、その中に形成された少なくとも2つの延伸されたチャンネルを有し、
該延伸されたチャンネルが長さに平行な方向に延び、及び
少なくとも1つのエンドキャップ基板が、少なくとも1つのエンドキャップチャンネルを有し、少なくとも1つの該エンドキャップチャンネルが、延伸されたチャンネルの選択された1つ、複数の延伸されたチャンネル、他のエンドキャップチャンネル及びそれらの組み合わせを含む群から選択される少なくとも1つのチャンネルと液体で連絡している、
上記装置。 - 少なくとも1つの延伸されたチャンネルが、0.0001mm2から1mm2の範囲、好ましくは0.0025mm2から0.25mm2、最も好ましくは0.005mm2から0.0075mm2の範囲の断面積を有する請求項1又は請求項3の装置。
- 少なくとも1つの延伸されたチャンネルが、1mmから1kmの範囲、好ましくは3mmから1000mm、最も好ましくは10mmから250mmの範囲の長さを有する請求項1又は請求項3の装置。
- 請求項1又は請求項3の装置を使用するマイクロ電気機械システム。
- 請求項1又は請求項3の装置を使用するラボ・オン・ア・チップシステム。
- 請求項1又は請求項3の装置であって、該延伸された基板が、各チャンネルの断面積が長さに沿って変わるように延伸速度、延伸張力、延伸温度及び延伸圧力の1つ以上が変化する延伸方法を使用して、形成される上記装置。
- 請求項1又は請求項3の装置であって、該延伸されたチャンネルが、延伸されたチャンネルとの液体連絡を提供する複数のポートをさらに含む上記装置。
- 請求項1又は請求項3の装置であって、該延伸されたチャンネルと協調関係にある該基板内に配置された、機械化加工された構造をさらに含む上記装置。
- 請求項1又は請求項3の装置であって、該延伸された基板がその中に形成され、長さに平行な方向に延びている光学導波路をさらに含む上記装置。
- 請求項1又は請求項3の装置であって、該延伸された基板が長さに平行な方向に延びている電気伝導体をさらに含む上記装置。
- 請求項1又は請求項3の装置であって、該延伸された基板が長さに平行な方向に延びている少なくとも1つの光学的アイソレータをさらに含む上記装置。
- 請求項1の装置であって、少なくとも2つの延伸されたチャンネルの第一のチャンネルが、少なくとも2つの延伸されたチャンネルの第二のチャンネルの断面の幾何学的形状と異なる断面の幾何学的形状を有する、上記装置。
- 請求項1の装置であって、該延伸された基板が、ガラス、セラミック及び熱可塑性重合体を含む群から選択される材料を含む上記装置。
- 請求項1の装置であって、該延伸された基板が、溶融シリカ、溶融石英及びPMMAを含む群から選択される材料を含む上記装置。
- 請求項1の装置であって、さらに該延伸された基板上に、ポリイミド、アクリレート、フッ素化アクリレート、シリコーン、金属及び光学的被覆を含む群から選択される材料を含む外部コーティングをさらに含む上記装置。
- 請求項1の装置であって、該延伸された基板上に、磁性、放射線不透過性、光学的濾過性、伝導性、絶縁性である群から選ばれた材料を含む外部コーティングをさらに含む上記装置。
- 請求項1の装置であって、該延伸されたチャンネル上に、疎水性結合相、親水性結合相、ポリアクリルアミド、銀、ハロゲン化銀、金及びポリテトラフルオロエチレンを含む群から選択される材料を含む内部コーティングをさらに含む上記装置。
- 請求項1の装置であって、少なくとも2つの延伸されたチャンネルの選択された少なくとも1つが、少なくともレンズを含む壁の一部を有する上記装置。
- 請求項1の装置であって、少なくとも2つの延伸されたチャンネルの選択された少なくとも1つが、少なくともリフレクターを含む壁の一部を有する上記装置。
- 請求項1の装置であって、該延伸された基板がその長さの下方の外部表面上に少なくとも1つの配列溝を有する上記装置。
- 請求項1の装置であって、該延伸されたチャンネルの1つに接合した光ファイバーを更に含む上記装置。
- 請求項23の装置であって、該光ファイバーと接合した延伸されたチャンネルに光を再度方向付けるための構造を更に含む上記装置。
- 請求項24の装置であって、光を再度方向付けるための構造が延伸されたチャンネルの中に接した光ファイバー末端上に位置した反射表面を含む上記装置。
- 請求項20の装置であって、基板の長さに沿って少なくとも2つの延伸されたチャンネルがその間の実質的に一定の空間、実質的に一定の相対的回転配置及び実質的に一定の相対的角度配置を有する上記装置。
- 請求項26の装置であって、2つの延伸されたチャンネルがレンズを含む壁の部分を有し、基板の長さに沿って2つのレンズがその間に実質的に一定の空間、実質的に一定の相対的回転配置及び実質的に一定の相対的角度配置を有する上記装置。
- 請求項3の装置であって、該エンドキャップ基板が延伸された基板であって、該エンドキャップチャンネルが延伸されたエンドキャップチャンネルである上記装置。
- 請求項28の装置であって、各チャンネルの断面積がその長さに沿って変わるように、該延伸されたエンドキャップチャンネルが、延伸速度、延伸張力、延伸温度及び延伸圧力の1つ以上が変化する延伸方法を使用して、形成される上記装置。
- 請求項3の装置であって、該エンドキャップ基板が少なくとも1つのエンドキャップチャンネルの断面の幾何学的形状と異なる断面の幾何学的形状を有するエンドキャップチャンネルをさらに含む上記装置。
- 請求項3の装置であって、該エンドキャップ基板がガラス、セラミック及び熱可塑性重合体を含む群から選択される材料を含む装置。
- 請求項3の装置であって、該エンドキャップ基板が溶融シリカ、溶融石英及びPMMAを含む群から選択される材料を含む装置。
- 請求項3の装置であって、少なくとも1つのエンドキャップチャンネルがレンズを含む壁の一部を有する上記装置。
- 請求項3の装置であって、少なくとも1つのエンドキャップチャンネルがリフレクターを含む壁の一部を有する上記装置。
- 請求項3の装置であって、該延伸されたエンドキャップがその外部表面に少なくとも1つの配置溝を有する上記装置。
- 請求項3の装置であって、該基板の長さに沿って他のエンドキャップチャンネルと少なくとも1つの該エンドキャップチャンネルがその間に実質的に一定の空間、実質的に一定の回転配置及び実質的に一定の相対的角度配置を有する上記装置。
- その中に少なくとも1つのチャンネルと、少なくとも1つの光学導波路プレフォームを有するプレフォーム体を提供し、該プレフォーム体の長さに沿って延伸し;
少なくとも1つのチャンネルの断面の幾何学的形状を実質的に維持したままで、少なくとも1つのチャンネルの長さが延び、及び少なくとも1つの光学導波路プレフォームの断面の幾何学的形状を実質的に維持したままで、少なくとも1つの光学導波路プレフォームの長さが延びるようにプレフォーム体を延伸しその長さを伸ばし;及び
該延伸されたプレフォーム体を所望の長さに切断すること
を含む方法によって製造される延伸された基板。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US25488100P | 2000-12-13 | 2000-12-13 | |
US09/771,569 US20020072111A1 (en) | 2000-12-13 | 2001-01-30 | Drawn microchannel array devices and method of analysis using same |
PCT/US2001/047947 WO2002048677A2 (en) | 2000-12-13 | 2001-12-13 | Drawn microchannel array devices and method of analysis using same |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004526944A true JP2004526944A (ja) | 2004-09-02 |
JP4494715B2 JP4494715B2 (ja) | 2010-06-30 |
Family
ID=26944295
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002549935A Expired - Fee Related JP4494715B2 (ja) | 2000-12-13 | 2001-12-13 | 延伸されたマイクロチャンネルアレイ装置とそれを使用する分析方法 |
Country Status (8)
Country | Link |
---|---|
US (2) | US20020072111A1 (ja) |
EP (1) | EP1344039B1 (ja) |
JP (1) | JP4494715B2 (ja) |
AT (1) | ATE323279T1 (ja) |
AU (1) | AU2002235186A1 (ja) |
DE (1) | DE60118781T2 (ja) |
DK (1) | DK1344039T3 (ja) |
WO (1) | WO2002048677A2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006300741A (ja) * | 2005-04-21 | 2006-11-02 | Rohm Co Ltd | 光学測定用マイクロ流路及びマイクロ流体チップ |
JP2008051608A (ja) * | 2006-08-23 | 2008-03-06 | Horiba Ltd | 濃度測定用光学セル |
JP2011041904A (ja) * | 2009-08-21 | 2011-03-03 | Fuji Xerox Co Ltd | 分級装置及び分級方法 |
Families Citing this family (20)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1257355A2 (en) | 2000-02-22 | 2002-11-20 | Genospectra, Inc. | Microarray fabrication techniques and apparatus |
CN1404415A (zh) | 2000-02-22 | 2003-03-19 | 基因谱公司 | 微阵列制造技术及设备 |
US6520777B2 (en) * | 2001-01-26 | 2003-02-18 | Chromux Technologies, Inc. | Micro-machined silicon on-off fiber optic switching system |
EP2002240A1 (en) * | 2006-03-07 | 2008-12-17 | Nanyang Technological University | Microfluidic immunoassay device |
EP1942341A1 (en) * | 2007-01-05 | 2008-07-09 | Danmarks Tekniske Universitet | A device and a system for analysis of a fluid sample |
KR100912540B1 (ko) | 2007-12-14 | 2009-08-18 | 한국전자통신연구원 | 세척 효과를 개선하기 위한 미세 채널을 형성하는 칩 |
US8611716B2 (en) * | 2009-09-30 | 2013-12-17 | Corning Incorporated | Channeled substrates for integrated optical devices employing optical fibers |
EP2525891B1 (en) | 2010-01-22 | 2020-10-07 | Donaldson Company, Inc. | Pulse jet air cleaner systems; evacution valve arrangements; air cleaner components; and, methods |
US8620122B2 (en) * | 2010-09-10 | 2013-12-31 | Avago Technologies General Ip (Singapore) Pte. Ltd. | Low-profile optical communications module having two generally flat optical connector modules that slidingly engage one another |
WO2012094315A1 (en) * | 2011-01-03 | 2012-07-12 | Dow Global Technologies Llc | Microcapillary films and foams containing functional filler materials |
CN104303056B (zh) | 2012-03-08 | 2018-04-06 | 昌和生物医学科技(扬州)有限公司 | 用于改进疾病检测的微器件 |
BR112015015800A2 (pt) | 2013-01-14 | 2017-07-11 | Cummins Filtration Ip Inc | filtro limpável e métodos para limpar elemento de filtro e filtro instalado em sistema |
US10399887B2 (en) | 2014-03-06 | 2019-09-03 | Brown University | Method and apparatus for creating coherent bundle of scintillating fibers |
US9611168B2 (en) * | 2014-03-06 | 2017-04-04 | Brown University | Method and apparatus for creating coherent bundle of scintillating fibers |
US10358376B2 (en) | 2014-03-06 | 2019-07-23 | Brown University | Method and apparatus for creating coherent bundle of scintillating fibers |
US10221498B2 (en) | 2015-08-11 | 2019-03-05 | Lawrence Livermore National Security, Llc | Method of manufacturing a micro heatsink by an additive process |
US10726973B2 (en) * | 2015-09-28 | 2020-07-28 | Dow Global Technologies Llp | Peelable cable jacket having designed microstructures and methods for making peelable cable jackets having designed microstructures |
US10359572B2 (en) * | 2016-10-31 | 2019-07-23 | Electronics And Telecommunications Research Institute | Device and method for detecting optical signal |
CN108006862B (zh) * | 2017-11-14 | 2019-11-12 | 南京师范大学 | 用于机房散热的伸缩式可变微槽道换热器 |
CN111229341B (zh) * | 2020-01-17 | 2022-02-11 | 上海新微技术研发中心有限公司 | 光栅波导多微流道芯片的制造方法 |
Family Cites Families (22)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3607185A (en) * | 1968-10-07 | 1971-09-21 | Corning Glass Works | Method for forming multibore tubing |
GB8527189D0 (en) * | 1985-11-05 | 1985-12-11 | Plessey Co Plc | Manufacturing microscopic components |
US4848869A (en) * | 1988-08-08 | 1989-07-18 | Corning Incorporated | Method of coating and optical fiber comprising polyimide-silicone block copolymer coating |
US5173097A (en) * | 1989-05-17 | 1992-12-22 | National Research Development Corporation | Process for the manufacture of objects with small complex cross-sections |
US5176881A (en) | 1989-08-11 | 1993-01-05 | The University Of Tennessee Research Corporation | Fiber optic-based regenerable biosensor |
US5080706A (en) * | 1990-10-01 | 1992-01-14 | The United States Of America As Represented By The Department Of Energy | Method for fabrication of cylindrical microlenses of selected shape |
US5184192A (en) | 1991-07-17 | 1993-02-02 | Millipore Corporation | Photometric apparatus with a flow cell coated with an amorphous fluoropolymer |
JP2832117B2 (ja) | 1991-11-29 | 1998-12-02 | キヤノン株式会社 | サンプル測定デバイス及びサンプル測定システム |
JPH0610900A (ja) | 1992-04-27 | 1994-01-21 | Canon Inc | 液体移動方法及び移動装置ならびにこれを利用した測定装置 |
FR2692052A1 (fr) * | 1992-06-09 | 1993-12-10 | Alcatel Cable | Procédé de fabrication d'une multiferrule pour fibres optiques. |
US5639423A (en) * | 1992-08-31 | 1997-06-17 | The Regents Of The University Of Calfornia | Microfabricated reactor |
US5429734A (en) * | 1993-10-12 | 1995-07-04 | Massachusetts Institute Of Technology | Monolithic capillary electrophoretic device |
EP1157743B1 (en) * | 1993-10-28 | 2009-03-11 | Houston Advanced Research Center | Microfabricated, flowthrough porous apparatus for discrete detection of binding reactions |
US5585069A (en) * | 1994-11-10 | 1996-12-17 | David Sarnoff Research Center, Inc. | Partitioned microelectronic and fluidic device array for clinical diagnostics and chemical synthesis |
US5856174A (en) * | 1995-06-29 | 1999-01-05 | Affymetrix, Inc. | Integrated nucleic acid diagnostic device |
US5802236A (en) * | 1997-02-14 | 1998-09-01 | Lucent Technologies Inc. | Article comprising a micro-structured optical fiber, and method of making such fiber |
US5699157A (en) * | 1996-07-16 | 1997-12-16 | Caliper Technologies Corp. | Fourier detection of species migrating in a microchannel |
US5904824A (en) | 1997-03-07 | 1999-05-18 | Beckman Instruments, Inc. | Microfluidic electrophoresis device |
US5867327A (en) * | 1997-04-23 | 1999-02-02 | Blue Sky Research | Process for manufacturing cylindrical microlenses |
US6066020A (en) * | 1997-08-08 | 2000-05-23 | Itt Manufacturing Enterprises, Inc. | Microchannel plates (MCPS) having micron and submicron apertures |
EP0955084B1 (en) | 1998-04-27 | 2006-07-26 | Corning Incorporated | Method of depositing an array of biological samples using a redrawn capillary reservoir |
JP2000304686A (ja) | 1999-04-22 | 2000-11-02 | Hitachi Ltd | 光学測定装置 |
-
2001
- 2001-01-30 US US09/771,569 patent/US20020072111A1/en not_active Abandoned
- 2001-12-13 DE DE60118781T patent/DE60118781T2/de not_active Expired - Lifetime
- 2001-12-13 AU AU2002235186A patent/AU2002235186A1/en not_active Abandoned
- 2001-12-13 WO PCT/US2001/047947 patent/WO2002048677A2/en active IP Right Grant
- 2001-12-13 AT AT01985542T patent/ATE323279T1/de not_active IP Right Cessation
- 2001-12-13 EP EP01985542A patent/EP1344039B1/en not_active Expired - Lifetime
- 2001-12-13 DK DK01985542T patent/DK1344039T3/da active
- 2001-12-13 JP JP2002549935A patent/JP4494715B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
2005
- 2005-08-08 US US11/198,172 patent/US8216980B2/en not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006300741A (ja) * | 2005-04-21 | 2006-11-02 | Rohm Co Ltd | 光学測定用マイクロ流路及びマイクロ流体チップ |
JP2008051608A (ja) * | 2006-08-23 | 2008-03-06 | Horiba Ltd | 濃度測定用光学セル |
JP2011041904A (ja) * | 2009-08-21 | 2011-03-03 | Fuji Xerox Co Ltd | 分級装置及び分級方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP1344039A2 (en) | 2003-09-17 |
JP4494715B2 (ja) | 2010-06-30 |
EP1344039B1 (en) | 2006-04-12 |
US20020072111A1 (en) | 2002-06-13 |
DE60118781T2 (de) | 2007-04-26 |
DE60118781D1 (de) | 2006-05-24 |
US8216980B2 (en) | 2012-07-10 |
WO2002048677A3 (en) | 2002-09-19 |
ATE323279T1 (de) | 2006-04-15 |
AU2002235186A1 (en) | 2002-06-24 |
DK1344039T3 (da) | 2006-08-21 |
WO2002048677A2 (en) | 2002-06-20 |
US20050287047A1 (en) | 2005-12-29 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8216980B2 (en) | Method of making a micro-channel array device | |
US7050660B2 (en) | Microfluidic detection device having reduced dispersion and method for making same | |
Camou et al. | PDMS 2D optical lens integrated with microfluidic channels: principle and characterization | |
US5599503A (en) | Detector cell | |
US9752978B2 (en) | Micromachined flow cell with freestanding fluidic tube | |
US6100541A (en) | Microfluidic devices and systems incorporating integrated optical elements | |
US5790727A (en) | Laser illumination of multiple capillaries that form a waveguide | |
US7933012B2 (en) | Microfluidic chip apparatuses, systems and methods having fluidic and fiber optic interconnections | |
US7670559B2 (en) | Microfluidic systems with enhanced detection systems | |
US6795192B2 (en) | SPR sensor and SPR sensor array | |
US6974673B2 (en) | Coupled capillary fiber based waveguide biosensor | |
US6941041B2 (en) | Gradient index rod lens unit and microchemical system having the same | |
JPH09170981A (ja) | 少量のサンプル体積のための光測定式フロー装置 | |
US6930778B2 (en) | Microchemical system | |
JP2010521679A (ja) | 流体貯留機構と流体選択機構が一体になったバイオセンサーカートリッジ及びバイオセンサー搭載システム | |
US7092099B2 (en) | Microchemical system and photothermal conversion spectroscopic analysis method implemented by the system | |
US20140099703A1 (en) | Capillary Waveguide Cuvette | |
JP2006125920A (ja) | 光ファイバ型センサヘッド及びそれを用いた測定装置 | |
RU2229699C2 (ru) | Аналитический капиллярный микрочип | |
CN116067917A (zh) | 具有原位温度监测的渐变螺旋多芯光纤分布式spr传感芯片 | |
Llobera | Lonnie J. Lucas 2 and Jeong-Yeol Yoon 2 Contact Information | |
JP2003270179A (ja) | マイクロ化学システム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040729 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070727 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20071026 |
|
A602 | Written permission of extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 Effective date: 20071102 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20071127 |
|
A602 | Written permission of extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 Effective date: 20071204 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20071115 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20071227 |
|
A602 | Written permission of extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 Effective date: 20080109 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080125 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080722 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20081021 |
|
A602 | Written permission of extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 Effective date: 20081028 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20081121 |
|
A602 | Written permission of extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 Effective date: 20081201 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20081215 |
|
A602 | Written permission of extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 Effective date: 20081222 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090213 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20090122 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20090513 |
|
A602 | Written permission of extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 Effective date: 20090520 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20090615 |
|
A602 | Written permission of extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 Effective date: 20090622 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20090713 |
|
A602 | Written permission of extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 Effective date: 20090721 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090813 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20100309 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20100408 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Ref document number: 4494715 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130416 Year of fee payment: 3 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |