JP2004526153A - クロマトグラフィーデバイス - Google Patents
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Abstract
Description
(発明の分野)
本発明は、独立項の後半に記載の型の、クロマトグラフィーカラムおよびそのカラム用のネットに関連する。
【0002】
クロマトグラフィーカラムは、カラムの一方の端の中央入り口から流入する流体を放射状に分散(distribute)させるために、およびその後に当該カラムの反対の端の中央出口からアウトプットするため流体を容易に回収するために、使用する末端セルから媒体が流失するのを防止するネットをしばしば含む。これらのネットは、カラムの実質的な全内径を横切って広がる。従来技術では、当該ネットは、ポリマー物質で作成されており、ネジまたはボルトの手段によって中央入り口または中央出口に結合(必要ならば支持裏打ちプレート(supporting backing plate)により)されていた。当該ネジまたはボルトは、入り口または出口からは離れて面するネット側にヘッドでマウントされており、それらは、ネット中の適当なサイズのホールを通り、そして中央入り口または出口の壁中の軸方向にネジを切った穴に適当ににねじ込まれる。
【0003】
あるいは、ネットは、内部スレッド(thread)および端から少し離れてポートの外側に位置するストップフランジを提供する中央入り口または出口チューブラポート上に取り付けられることにより、結合され、ここで当該ネットは、ネットの厚さよりも薄く取り付けられる。次いで、当該ネットは、当該ネットの中央開口部中に広がるポートの端でフランジに対して取り付けられる。当該ネットは、ポートの内側のスレッドとかみ合うように適合させたスレッドを提供するチューブラ部分を有するネジを切った末端片、および末端片をポート中に締め付ける(screw up)ときに当該ポートのフランジに対しネットを押しつける一つの末端におけるフランジにより、固定される(hold in place)。
【0004】
これら取り付け法の問題は、ネットがクロマトグラフィーカラム中に取り付けられると、端片または取り付けボルトへの接触が制限されることである。当該ネットからチューブラ部分を引き離す必要があるとき、当該カラムの内側から端片または取り付けネジをねじってはずすことができるよう、当該カラムを取り除く必要がある。これは、時間を浪費するという不都合を有し、衛生上の理由から、カラムを取り外すことは望ましくない。あるいは、クロマトグラフィーカラムの外側の端からチューブラ部分を介して挿入され、次いで当該フランジをグリップするため側部に広がるか、または他の方法では、フランジおよび端片の回転を許容するため当該フランジに結合することとなる、特別なツールを提供する必要が、可能性としてある。これは、ツールを挿入操作するときにオペレーターにはそれを見ることが困難であり、ツールに端片をつかませるように試みる間に端片、ネットまたはポートを不注意で損傷させる可能性がある。
【0005】
更なる問題は、取り付けネジのヘッド、または端片がベッド媒体中に突き出し、当該ベッド媒体のパッキングを邪魔することである。
【0006】
更に、中央ポートとネットの間の望ましくない漏れを防止するため、当該ネットと中央ポートとの結合には、O−リングまたはガスケットのようなシーリング手段を通常供する。同様に、当該ネットの外周で、ネットとカラムまたはディストリビューターセルの壁との間での漏れを防止するため、O−リングまたはガスケットのようなシーリング手段を、ネットと壁および/またはディストリビューターセルとの間に供する。その配置の問題は、ネットが編み合わせたステンレススチールまたは焼結金属から作成されるならば、ネット表面が平坦でないため良好なシールを得ることは非常に困難であり、O−リングまたはガスケットはネットの表面中の不整を全て十分に満たすことができないことである。これは、ベッド粒子がO−リングまたはガスケットとネットとの間のギャップを通過できるため、カラム中に使用したベッド粒子が直径または長さ30マイクロメーター未満であるかどうか特に不確定である。これにより、これらギャップを介するベッド媒体の損失およびカラムパフォーマンスの損失が生ずる。
【0007】
本発明の要旨
本発明により、従来技術にある少なくとも幾つかの問題が、独立項の特徴的部分に存在する特徴を有する装置の手段により解決される。更なる利点が、従属項に記載の特徴により、得られる。本発明は、実施態様の実施例(これに制限されない)の詳細および以下の図面の意味により、以下に解説する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【図1a】図1a)は、従来技術のクロマトグラフィーカラムの断面図を図示する。
【図1b】図1b)は、図1a)の従来技術カラムでの中央ネットの取り付けの拡大図を図示する。
【図2a】図2a)は、本発明によりクロマトグラフィーカラムの実施態様による断面図を図示する。
【図2b】図2b)は、図2a)のカラムでの中央ネットの取り付けの第一の態様の拡大図を図示する。
【図2c】図2c)は、本発明により中央ネットの取り付けの第二の態様の拡大図を図示する。
【図3a】図3a)は、本発明によりクロマトグラフィーカラムの第二の実施態様の断面図を図示する。
【図3b】図3b)は、図3a)のカラムでの周辺ネットの取り付けの拡大図を図示する。
【図4】図4は、本発明の第三の実施態様を示す。
【0009】
本発明を解説する実施態様の詳細な説明
図1は、従来技術のクロマトグラフィーカラム1の実施態様を図示する。この例では、当該カラムの2つの端は実質的に同一であり、何れかの端は入り口端として使用され得、その一方、他の端は、出口端として使用される。利便性および記述の明確性を目的として、カラムの上端を入り口とし、その一方、下端を出口端と仮定する。カラム1は、上端6および下端6’のそれぞれに取り付けた末端プレート5、5’を有するシリンダー壁3を有し、テンショニングナット9で外から縦にスレッドするタイバー7により位置を固定する。壁3および末端プレート5、5’により閉ざされた(bound)スペースは、ベッド媒体を含むことを目的とする(示さず)。それぞれの末端プレート5、5’は、カラム1中に面する側でディストリビューターセル11、11’を保持する。それぞれのディストリビューターセル11、11’は、入り口端6でのカラム1の断面図の一面に移動相を一様に分布させるための、およびカラム1の断面からの出口端6’で移動相を一様に回収するための、移動相分布手段、例えば放射状に広がるリブ13、13’を有する。移動相は、ディストリビューターセル11上に開口している縦入り口ボア17に結合する移動相入り口15を介してカラム1に補充される。縦ボア17は、末端プレート5上の中央に取り付けたバルブブロック19の中に形成される。配置手段(distributing means)13’により回収される移動相は、移動相出口15’へと通ずる縦出口ボア17’によりカラム1から排出(feed)される。これらの縦ボア17’は、末端プレート5’に中央に取り付けられたバルブブロック19’中に形成されている。
【0010】
それぞれのバルブブロック19、19’は、カラム中にスラリーまたは洗浄液を注入するのに使用し得る縦に移動可能な中空ノズル23、23’を備える中央スルーホール21、21’を有する。当該スルーホール21、21’は、カラムの内部に広がっている。ノズル23は、バルブブロック19に取り付けられた結合ブロック25中に保持され、その一方、ノズル23’は、バルブブロック19’に取り付けられた結合ブロック25’中に同様に取り付けられる。中央のスルーホール21、21’は、結合ブロック25または25’中のそれぞれの廃棄スラリー出口ポート27、27’にそれぞれ連結する。
【0011】
カラムのそれぞれの端6、6’に、円型穿孔ベッド支持体31、31’により、それぞれのディストリビューターセル11、11’に対し保持される円型ネット29、29’が提供される。それぞれのネット29、29’およびベッド支持体は、中央スルーホール21、21’の最も細い直径よりも大きい直径Dminを有する中央ホール30、30’、30’’、30’’’を有する。ネット29、29’およびベッド支持体31、31’は、壁3と末端プレート5、5’との間の外周Pouter辺りにクランプする。O−リング33のようなシーリング手段は、ネット29、29’およびベッド支持体31、31’の側あたりの漏れを少なくするために提供される。ネット29、29’およびベッド支持体31、31’は、中央の、フランジ化チューブラスリーブ35、35’の型のネットを維持する手段によって、内周Pinnerにより、それぞれのディストリビューターセル11、11'に対しそれぞれ保持される。それぞれのスリーブは、中央スルーホール21、21’中の中央スレッド41、41’と協同する外側端39、39’に外部スレッド37、37’を有する。それぞれのスリーブ35、35’の内側端43、43’は、ネット29、29’およびベッド支持体31、31’中の中央ホール30−30’’’の直径よりも大きい外側直径Dmaxを有するフランジ45、45’を有し、これらのフランジは、それぞれのディストリビューターセル11、11'に対しネット29、29’を保持する。
【0012】
図1b)に示され得るように、O−リングまたはガスケット47、49、51のようなシーリング手段は、チューブラスリーブ35およびネット29、ベッド支持体31およびバルブブロック19の間での漏れを防止するため、提供される。
【0013】
図2a)および2b)は、本発明により取り付けたネットの実施態様を示し、ここで、図1a)および1b)について使用した引用番号と同じ番号を、図2a)および2b)で相当するコンポーネントに使用する。本発明により、ネットを固定するフランジ化チューブラスリーブを用いる代わりに、内周によりネットを保持するための手段には、ステップ化スリーブ135、135’を含む。本発明の好ましい実施態様では、それぞれのスリーブの内側端143、143’は、残りのスリーブ135、135’の外径Dmaxより小さく、ネット129、129’およびベッド支持体131、131’中の中央ホール130−130’’’の直径と実質的に同じである、直径Dshoulderを有するロケーティング・ショルダー157、157’が提供される。当該スリーブ135、135’は、ネット129、129’およびベッド支持体131、131’の物質に適合する物質から作製され、それらは、溶接により結合させる。これは、溶融した溶接物質は、スリーブ135、135’とネット129、129’との間の、ネット129、129’中のポアのような、任意のギャップ中へ流れ込むという利点を有し、それらが凝固するときこれらのギャップはシールされ、それにより、液体またはベッド媒体がスリーブ135、135’を通過して漏れることを防止する。これにより、信頼性を改善し、装置を容易に取り付けられるO−リングまたはガスケットの使用は避けられる。そのため、当該ネットを保持するための手段は、当該ネットの内周をシーリングするための手段としても機能する。バルブブロック119を容易に取り除くためには、ステップ化スリーブ135、135’はバルブブロック119、119’に直接ねじ込まれず、代わりに、バルブブロックにより固定されているがバルブブロックに関し自由に回転するチューブラスリーブ159、159’のような分れた保持手段中にねじ込まれることが好ましい。この場合、ステップ化スリーブ135、135’は、チューブラスリーブ159、159’または逆における内部スレッド化部分161、161’と協同する外部スレッド化部分137、137’を提供され得る。チューブラスリーブ159、159’は、末端プレート11を通して広がるスルーホール121、121’の直径よりも大きい外径Dtubmaxを有する。チューブラスリーブ159、159’は、末端プレート11を通して広がるスルーホール121、121’の直径よりも小さい内径Dtubminを有する。ステップ化スリーブ135、135’は、末端プレート5、5’を通して延びるスルーホール121、121の直径よりも小さく、チューブラスリーブ159、159’のネジ化部分と協同し得るネジ化部分を有する外径を有する。ステップ化スリーブ135、135’は、末端プレート5、5’中のスルーホール121、121’を通って外へ突き出る(project up)ことができ、それらにスレッド化するチューブラスリーブ159、159’を有する。それぞれのチューブラスリーブ159、159’は、チューブラスリーブ159、159’の下端が末端プレート5、5’に接触するまでそれぞれのステップ化スリーブ135、135’上のスレッドに沿って動くように、回転し得る。次いで、チューブラスリーブ159、159’は、カラム1の良好な操作を確実とするために必要な力で、ディストリビューターセル11、11'および末端プレート5、5’に対しネット129、129’を引くため、末端プレート5、5’に対し固定化され得る。当該ステップ化スリーブ135、135’は、チューブラスリーブ159、159’が壁3と末端プレート5、5’との間にクランプされている外周Pouterにより固定化されるとき、回転するのを防止し得る。
【0014】
チューブラスリーブは、好ましくは材料から作成されるか、またはカラム中に汚染物が入るのを避けるため摩損することなく任意の潤滑物質を使用することなくステップ化スリーブにスレッド化し得る物質から作製されるスレッドを有する。そのため、PEEK、Teflon(登録商標)などのようなポリマーから作製され得る。
【0015】
これらのチューブラスリーブ159、159’は、バルブブロック119、119’中の中央開口部121、121’に保持され、カラムを組み付けるとき、運転の間にゆるむのを防止するため、末端プレート11、11’と結合ブロック25、25’との間に縦方向にクランプし得る。
【0016】
もちろん、チューブラスリーブを使用することなく、バルブブロックに直接ステップ化スリーブを結合させることも可能である。
【0017】
図2c)は、内周と外周との中間距離にネット129を支持するためのネット支持手段163をまた有する、ネット135を保持するための手段の第二の実施態様を示す。当該ネット支持手段は、ネット129の中央からの距離Dextensionにまで広がり、そして溶接され、または幾つかの他の手段によりその周囲あたりのネットに結合する、ソーサー形(またはドーム形)フランジ163を含む。フランジ163はドーム形であるので、その周囲のネットと実質的に接触のみし、スペース169が、ネットに面するフランジ163側とネット129との間に生ずる(leave)。少なくとも1つのスルーホール167がフランジ163中に配置され、フランジの下、ネットを通して液体を通過させ得、それにより、ネットの使用できる領域を最大とする。
【0018】
図1と2との比較から、本発明よって、ネットを保持するための手段がブロックするカラムの表面積は、従来技術の方法で使用されるフランジがカバーする面積よりも相当に小さくなることが判る。これにより、良好なカラムパフォーマンスが得られる。更に、ネット支持体へのネットの結合がこの領域を自動的にシールし、それゆえ、この領域での漏れの危険性はなくなるため、本発明のネットとネット支持体との間にシールはない。
【0019】
図3a)および3b)は、各ネット229、229’の外周Pouterが外周271、271’でネットを保持する手段を有する、本発明の実施態様を示す。この実施態様では、ネット271、271’を保持するための手段は、ネットの外周Pouterに全体的に結合する物質のリング271、271’を含む。好ましくはそれぞれのリングは、結合するネットと同じ物質から作製され、当該結合は、溶接により、または1つの片中に形成されるリングおよびネットにより形成され、それによって、ネットとリングとの間の漏れの危険性は除かれる。好ましくは、リング271、271’は、ネットDnetouterの外径および壁Dwallinnerの内径と実質的に同じ内径Dringinnerを有し、それにより、ネットは、カラムの内径全体に渡って広がり、それにより、液体を分配または回収するために使用する面積は最大となる。壁3の端と、ディストリビューターセル211、211'中に形成される、適当な大きさであり位置付けられた輪状グローブ273、273’との間で、リング271、271’をクランプするか、または任意の他の適当な方法で結合させる。O−リングまたはガスケット275、275’、277、277’のような適当なシーリング手段を、リング271、271’の接触面とディストリビューターセル211、211'および当該リングと壁3の端との間に提供する。これらの表面が、容易に、実質的に滑らかに作製され得るので、当該ネットの外周での漏れは容易に避けられ得る。本発明は、非環状の断面、例えば四角または矩形断面を有するカラムにも適用され、それ故、用語「リング」は、ネットを保持するための環状手段に制限することを目的としないが、他の形、例えば四角、矩形などを有するネットを保持するための手段を含むこともまた目的とすることに注意すべきである。
【0020】
本発明によるリングの好ましい実施態様において、当該リングは、ネットの外径と実質的に同じ内径を有する一方、当該リングは、ネットの外径よりも小さい内径を有し、そして当該リングは、当該リングの環状内表面に結合する代わりに当該リングの上または下の表面に結合することが予想される。
【0021】
本発明の更なる実施態様では、図4に示されるように、ネットには、図2a)および2b)との関係で述べた型のネットを保持するための中央手段ならびに図3a)および3b)との関係で述べた型のネットを保持するための末端手段が提供される。
【0022】
本発明は、一緒に溶接したネットを保持するための金属ネットおよび金属手段を用い使用することに限らないが、一緒に溶接し得るネットを保持するためのプラスチックネットおよびプラスチック手段にまた提供し得る。本発明は、ネットおよびそれと共にネットを支持するための手段に結合するための溶接の使用により解説される一方、カラム中に不純物または望ましくない物質が入らないため溶接が好ましいけれども、はんだ付け、鑞付け、接着のような、ネットおよびネットを保持する手段に隣接する任意の他の本質的な漏れ防止手段(leak proof means)の使用もまた考えられる。ネットおよびネットを保持するための手段は、例えば、1つの片中に鋳造(cast)され、焼結(sinter)され、成形(mould)されることにより、全体的に形成され得ることもまた考えられる。
【0023】
加えて、ネットを保持するための手段が、全体的にネットに結合しないが、代わりに、ネットをまた支持するベッド支持体に全体的に結合することが考えられる。ベッド支持体およびネットの両方が、ネットを保持するための手段に全体的に結合することもまた考えられる。
【0024】
上記実施態様は、本発明の解説を目的としており、請求の範囲により請求される保護の範囲を制限することを目的とするものではない。
Claims (14)
- ネット(129,129',229,229')が、ネットを保持するための手段(135,135',271,271')に一体的に結合されていることを特徴とする、当該ネット(129,129’,229,229’)およびネットを保持する当該手段(135,135’,271,271’)を含むクロマトグラフィーカラム。
- 当該ネットが、ネットを保持する当該手段(135,135',271,271')に溶接していることを特徴とする、請求項1のクロマトグラフィーカラム。
- 当該カラムが、スルーホールを有する末端プレートを含むこと、そしてネットを保持する当該手段(135,135')が、ネットに一体的に結合可能な内側末端を有するスリーブ、当該末端プレート中の当該スルーホールを通過するように適合されているチューブラ部分、および末端プレートのネットに面する側に対して末端プレートの反対側に位置する保持手段と協同するように適合された外側末端を含むことを特徴とする、請求項1または2の何れかのクロマトグラフィーカラム。
- ネットを保持する当該手段(135,135')が、当該末端プレート中の当該スルーホールの直径よりも大きい外径を有するスリーブであることを特徴とする、請求項3のクロマトグラフィーカラム。
- ネットを保持する当該手段(271,271')が、ネット(229,229')の外周に結合するかまたはその近くにあるリング(271,271')を含むことを特徴とする、請求項1または2の何れかのクロマトグラフィーカラム。
- ベッド支持体(131,131',231,231')が、ネットを保持するための手段に一体的に結合されていることを特徴とする、ネット(129,129',229,229')、当該ベッド支持体(131,131’,231,231’)およびネットを保持する当該手段(135,135',271,271')を含むクロマトグラフィーカラム。
- 当該ベッド支持体(131,131',231,231')が、ネットを保持する当該手段に溶接されていることを特徴とする、請求項6のクロマトグラフィーカラム。
- 当該カラムが、スルーホールを有する末端プレートを含むこと、そしてネットを保持する当該手段が、ベッド支持体(131,131')に一体的に結合可能な一末端を有するスリーブ、当該末端プレート中の当該スルーホールを通過するように適合されているチューブラ部分、および末端プレートのベッド支持体(131,131')に面する側に対して末端プレートの反対側に位置する保持手段と協同するように適合された部分を含むことを特徴とする、請求項6または7の何れかのクロマトグラフィーカラム。
- 当該保持する手段が、当該末端プレート中の当該スルーホールの直径よりも大きい外径を有するスリーブであることを特徴とする、請求項8のクロマトグラフィーカラム。
- ネットを保持する当該手段が、ベッド支持体(231,231')の外周に結合するかまたはその近くにあるリング(271,271')を含むことを特徴とする、請求項6または7の何れかのクロマトグラフィーカラム。
- クロマトグラフィーカラム中のネットを保持するための手段に一体的に結合されていることを特徴とする、請求項1から10の何れかのクロマトグラフィーカラムにおける使用のためのネット。
- ネットの内周でネットに一体的に結合するように適合された表面を有するスリーブ(135)を含むことを特徴とする、クロマトグラフィーネットの内周への結合のためのネットを保持するための手段。
- ネットの内周からは少し離れてネットに結合するように適合されたフランジ(163)を更に含むことを特徴とする、請求項12のネットを保持するための手段。
- 当該フランジ(163)が、ドーム形であり、少なくとも1つのスルーホール(167)を提供することを特徴とする請求項12のネットを保持するための手段。
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