JP2004524784A5 - - Google Patents

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通信ネットワークにおける及びそれに関係する改良
本発明は、通信ネットワークにおける及びそれに関係する改良、特に、データ通信ネットワーク全域で通信する方法、及びデータ通信ネットワークにおけるネットワーク要素に関するものである。
例えば、SONET/SDH/WDMネットワークのような現在の光ネットワークでは、装置の構成及び監視のために集中制御装置が用いられるのが普通である。集中的に管理されたコネクション型ネットワークは、データ伝送回線の供給が遅延することに関する問題の影響を受けるのが普通である。このような遅延を軽減するため、例えば、GMPLSプロトコル(汎用マルチプロトコルラベル交換)を用いることによって、光ネットワークの分散制御を実行する提案がなされている。GMPLS環境下で動作するネットワークにおいて、GMPLSプロトコルは、ネットワーク自身によって処理された新たな回線、及び要求された回線をセットアップするネットワークのための接続要求を効果的に行うようにする。これは、接続をセットアップする個別集中管理に対立するものである。
また、集中的に管理された環境で動作し、かつ、分散経路選択プロトコルをサポートするネットワークの中にOSI経路選択プロトコルをサポートする、既存光ネットワークを変換するための提案がなされている。例えば、SONETネットワークに関する既存の埋め込み型データ通信チャンネル(DCC)上でIPプロトコルを走らすことによって、IPベースの経路選択プロトコルをサポートするSONETネットワークを提供する提案がされている。このようなプロトコルは、Open Networks Engineering IncのJeff Learmanによって、1999年10月10日に発表された“SIF Contribution NSIF-AR-9910-111 Alternatives for IP on SONET DCC”という表題のネットワーク・サービスインテグレーションフォーラム(NSIF)文書で概説されている。
簡単な説明をすると、既存ネットワークにおける集中制御というのは、データ信号の(“ペイロード”領域に対立するような)“オーバヘッド”領域に含まれる埋め込み通信チャネル(データ通信チャネルまたはDCC)を使用するのが一般的である。例えば、SONET/SDHネットワークでは、フレームのある部分及びDCCが予備の波長で伝送されるWDMネットワークに、前記オーバヘッド領域が存在する。埋め込み型チャネル(DCC)は、ゲートウェイ・ネットワーク要素に関連するネットワーク機器ノードにアクセスするデータ通信ネットワーク(DCN)を、標準データ通信技術インタフェース(例えば、イーサネット(登録商標)インタフェース)によって形成する。
前記NSIFプロトコルには、幾つかの不都合がある。既存のSONETネットワークにおけるDCCは、同じ接続形態を有した顧客データの流れを必ずしも有していない。このため、既存のDCCネットワーク上でIP経路選択プロトコル信号が伝送される場合、顧客データの伝送に影響を及ぼす障害の存在は、IP経路選択プロトコル信号の伝送に影響を及ぼさず、しかもそれゆえにその障害の検出が遅延することもない。また、経路決定に関係しないネットワーク要素上を通過するIP情報も必要とされない。このようなネットワーク要素によって、既存のDCCはIP情報を不必要に通過/処理させる原因になっている。
(発明の開示)
それゆえ、本発明の目的は、前述した先行技術の1またはそれ以上の不都合を少なくし、且つ集中管理されたネットワークが分散管理されたプロトコルをサポートすることができるようなネットワークでのデータ通信ネットワーク及び通信方法を提供することである。
本発明の第1の形態によれば、第1のデータ通信ネットワークの少なくとも部分を形成する複数の相互接続ネットワーク要素を含むデータ通信ネットワークであって、前記第1のデータ通信ネットワークは、前記第1のネットワークの制御に関係する制御情報を前記第1のネットワーク上で通信するために前記第1のネットワークの集中管理及び集中管理制御チャネル用の集中管理システムを含み、前記第1のデータ通信ネットワークの集中管理制御チャネルは、前記集中管理システムに延長し、前記複数の相互接続ネットワーク要素は、第2のデータ通信ネットワークの少なくとも部分を形成し、前記第2のデータ通信ネットワークは、前記第2のネットワークの制御に関係する制御情報を前記第2のデータ通信ネットワーク上で通信するために分散管理システム及び分散管理制御チャネルを含み、前記第2のデータ通信ネットワークの分散管理制御チャネルは、前記集中管理システムに延長されず、且つ前記データ通信ネットワークは、(i)前記第1のネットワーク手段とその制御チャネルによる集中管理プロトコル、及び(ii)前記第2のネットワーク手段とその制御チャネルによる分散制御プロトコルの両方に対応することが可能であり、前記データ通信ネットワークは、前記集中管理プロトコル及び前記分散制御プロトコル間に、データリンク層インタフェースを備えた通信用インタフェースをさらに含むことを特徴とするデータ通信ネットワークを提供する。
このように、本発明は、集中管理プロトコルと分散管理プロトコルの両方がサポートされ、かつ、分散して管理されたネットワーク(第2のネットワーク)における制御チャネルの接続形態が、データトラフィックの接続形態(トポロジー)に一致するネットワークを提供することを可能にしている。それにより、前記ネットワークにおける回線遮断の検出を効果的に行うことができる。前記ネットワークは、一つは集中管理でもう一つは分散管理の2つの擬似並行データ通信ネットワーク(DCN)、少なくとも幾つかの同じ物理媒体(例えば、前記ネットワーク要素及びネットワーク要素間のファイバー接続)を分け合う2つのDCNを含むことができるように構成される。前述したNSIF提案と同様、本発明は、ネットワークの集中管理ができるようにするが、NSIF提案とは異なり本発明は、集中管理システムにおける独立したネットワーク上で、分散した管理及び関連したプロトコルを使用することを非常に容易にしている。
さらに、本発明は、分散管理プロトコルをサポートするネットワークの導入のみならず、マイグレーションが既存の集中管理ネットワークから分散管理ネットワークへ徐々に行われるようにするための集中管理をサポートすることができるようにする。
前記ネットワークの制御チャネルにおける少なくとも1つの接続形態が、(例えば、データリンク層で)手作業で都合よく構成可能になっている。例えば、前記第1のネットワークにおける集中管理制御チャネルの接続形態は、集中管理システムから手作業で都合よく構成可能になっている。前記第2のネットワークにおける分散管理制御チャネルの接続形態は、例えば、外部機器手段により手作業で都合よく構成可能になっている。前記第2のネットワークにおける分散管理制御チャネルの接続形態に関する手作業の構成は、例えば、ローカルの委託機器を使用することによって新たなネットワーク要素を委託するときに実行される。例えば、ローカルの委託機器は、コマンド行インタフェース(CLI)を介したクラフト(技能)端末機器またはダム(単能)端末機器に存在している。このような外部委託機器によって実行された委託は、第1のネットワークにおける集中管理システムにより実行可能な委託機能と類似するものとしてみなされる。第2のネットワークにおける分散管理制御チャネルの接続形態は、前記第1のネットワークにおいて集中管理された制御チャネル上で、集中管理システムから関連するネットワーク要素(前記第1と第2のネットワークの両方に共通)へ送信された命令手段によって、二者択一的または補助的に手作業で構成される。
各ネットワークの制御チャネルは、例えば、データの伝送に関連した経路選択情報の伝送を容易にし、かつ、例えば、情報を供給する回線の伝送を容易にしている。
もちろん、各ネットワークは、多くの異なるプロトコル、または一定のプロトコル或いは適当なプロトコルの異なる状況をサポートする。
複数のネットワーク要素は、好ましくは少なくとも1つの多重装置を構成する。複数のネットワーク要素は、好ましくは少なくとも1つのゲートウェイ・ネットワーク要素を構成する。
好ましくは、前記第1のネットワークは、第1のネットワークの集中管理に影響を及ぼす集中管理システムを含んでいる。この場合、前記第1及び第2のネットワークにおける制御チャネルの接続形態は、集中管理システムの領域において都合良く異なっている。例えば、前記第2のネットワークにおいて分散管理された制御チャネルが、前記集中管理システムに延長しないのに対し、前記第1のネットワークは適切に取決められて(アレンジ)されているので、第1のネットワークにおいて集中管理された制御チャネルが、前記集中管理システムに延長する。前記第2のネットワークは適切に取決められて(アレンジ)されているので、前記第2のネットワークにおいて分散管理された制御チャネルが、集中管理システムとのインタフェースで有効にブロックされる。イーサネット(登録商標)インタフェース手段により、前記集中管理システムは、第1のネットワークのネットワーク要素に接続される。
前記ネットワークは、第2のネットワークの1ネットワーク要素から導かれる接合点(コネクション)を含み、その接合点は第2のネットワークにデータ機器を結合するのに適している。この場合、第1及び第2のネットワークにおける制御チャネルの接続形態が、データ機器に対する接合範囲に関して都合良く異なっている。例えば、第1のネットワークにおける集中管理制御チャネルが接合点を延長しないのに対し、第2のネットワークが適切に取決められているので、第2のネットワークにおける分散管理制御チャネルは接合点を延長する。ネットワーク外で集中管理されたネットワークに関する情報を制御することを許可していないのは、例えば、データ機器へのインタフェースに関連する制御チャネルをさえぎることによって、第1のネットワークの動作の妨害及び/又は誤動作させる第三者の可能性に関連した安全面での危険性を少なくするからである。例えば、データ通信ネットワークが私的に所有され、そしてネットワークを使用する目的のために前記データ通信ネットワークに接続されたデータ機器が第三者(顧客)によって所有されるかもしれない。
好都合にも、第2のネットワークの1ネットワーク要素から導かれる接合点(コネクション)によって、前記ネットワークは、第2のネットワークに接続されたデータ機器を含んでいる。このようなデータ機器が、存在するネットワークとは異なる領域に存在することが可能であることに注意すべきである。
前記データ機器は、ネットワーク交換器、ネットワークルータ、またはネットワーク機器の他の部品である。もちろん、データ通信ネットワークは、第1の及び第2のネットワークのいずれかの同一の管理下にない他のデータ機器に接続されている。このようなデータ機器は、異なるネットワークの部分を形成する。データ通信ネットワークは、別のデータ通信ネットワークに接続されることができる。第1のネットワーク及び少なくとも1つの他のネットワークを管理するために単一の集中管理システムを提供することができる。このような単一の集中管理システムは、例えば、SONET/SDH環のような5つまたはそれ以上のネットワークを管理する。
本発明は、第1のネットワークが、例えば、photonic/WDM(光周波数多重技術)、SONET(同期式光ネットワーク)、またはSDH(同期式ディジタルハイアラキ)ネットワーク要素のような、光学的なネットワーク要素を含む特有のアプリケーションを有している。
前記第1のネットワークは、変換されたレガシーネットワークである。変換されたレガシーネットワークという用語は、本来、現代技術には充分に整合せずに技術の使用が導入された任意のネットワークを含むものとして定義され、そして必要であれば本発明に関して使用するため、後に変換される。例えば、レガシーネットワークは、本発明のある好ましい状況によって要求されたMPLSプロトコルと整合することができない。1990年代半ばまたはそれ以前に導入されたネットワークのほとんどは、例えば、レガシーネットワークであるとみなすことができる。
第1のネットワークにおけるネットワーク要素は、好ましくは例えば、OSI経路選択プロトコルのようなOSIプロトコルを処理することが可能である。好ましくは、前記第1のネットワークにおけるネットワーク要素は、OSI(開放型システム間相互接続)プロトコルに完全に適合して処理することが可能である。
第2のネットワークにおけるネットワーク要素は、好ましくは、例えば、経路選択プロトコルのようなIPプロトコルを処理することが可能である。好ましくは、前記第2のネットワークにおけるネットワーク要素は、IP(IP=インターネットプロトコル)プロトコルに完全に適合して処理することが可能である。第2のネットワークにおけるネットワーク要素は、好ましくは、例えば、(GMPLSのような)汎用の(または総称の)MPLS型のようなMPLS(multi-protocol label switching)に関連したプロトコルを処理することが可能である。好ましくは、第2のネットワークにおけるネットワーク要素は、IPエンコードしたデータのパケットをカプセル化したMPLS型のデータ伝送を処理することが可能である。
本発明のデータ通信ネットワークは、OSIプロトコル手段とMPLSプロトコル手段の両方によってデータ伝送を好都合に処理することが可能である。
複数のネットワーク要素のそれぞれは、受信された信号が第1のネットワークでの使用に適したプロトコルに従って処理されるかどうか、または受信された信号が第2のネットワークでの使用に適したプロトコルに従って処理されるかどうかに関する指示を、前記ネットワーク要素で受信した信号より抽出することができるように構成されていることが好ましい。例えば、前記ネットワークは適切に取決められて(アレンジ)されているので、一定のプロトコル手段によって伝送されたデータがそのプロトコルの下で伝送されるという指示を含んでいる。その指示は、(例えば、プロトコルがOSIプロトコルかまたはIPプロトコルであるかといった)プロトコルの型を示している。プロトコルまたはプロトコル型は、好ましくは、プロトコル識別フィールド手段によって、または(データリンクの)アドレス指定情報の使用によって指示される。
第1及び第2のネットワークにおける制御チャネルは、埋め込み型制御チャネルに存在していることが好ましい。その制御チャネルは、伝送されたデータのオーバヘッド部分(つまり、“顧客データ”を含むペイロード領域の外部)に埋め込まれている。
前述したように、第1のネットワークが集中管理システムを含む場合、分散管理制御チャネルが、集中管理システムに延長していくことが妨げられている。他の制御チャネルの接続形態に従って、第1及び第2のネットワークにおける制御チャネルの接続形態を妨げたり認めたりしないことが有益な状況が他にもある。
例えば、前記第1のネットワークは、例えば、信号再生器のような、経路選択の決定に影響を与えない1またはそれ以上のネットワーク要素を含んでいる。それゆえ、第2のネットワークにおける分散管理制御チャネルが、非経路選択のネットワーク要素によってアクセス可能にされることは必要でない。
この場合、前記ネットワークが適切に取決められて(アレンジ)されているので、第1のネットワークにおける集中管理制御チャネルが、このような(非経路選択の)ネットワーク要素に効果的に延長するものの、第2のネットワークにおける分散管理制御チャネルが拡張しないことが好ましい。さらに、これは、第1及び第2の制御ネットワークの接続形態が好都合にも異なるという筋書きを表している。第2のネットワークにおける分散管理制御チャネルが、前記インタフェースで非経路選択のネットワーク要素を効率的に有効にブロックされるように前記ネットワークを取決めすることができる。
第1及び第2のネットワークの接続形態が異なることに関して都合が良い筋書きの別の例は、(データのより効果的な伝送のため、あるいはネットワーク回線が遮断のされる事象においてそのネットワーク性能を改善する目的のために、)第2のネットワークが、ネットワーク要素間の特別なリンクで密にメッシュ化状態にされた場合である。このようなメッシュ状態は、(第1のネットワークにおいて)集中管理されたネットワークの制御チャネルを過負荷にし、それゆえ、集中管理されたネットワークに関係する制御情報をこのようなリンク上に送信することを避けるのが好ましい。
前記ネットワークは、ネットワーク要素リンクに関し、第1及び第2のネットワークに共通したリンクを含んでいるのが好ましい。そのリンクは適切に取決められて(アレンジ)されているので、第1のネットワークにおける集中管理制御チャネルが、前記リンクに延長しないのに対して、第2のネットワークにおける分散管理制御チャネルは、前記リンクに延長する。リンクまたはメッシュ状態に形成されたリンク上で動作しないようにするため、第1のネットワークにおける集中管理制御チャネルを有効にブロックすることができる。
前記ネットワークは、任意のインタフェースで一定のプロトコルが使用不能またはブロックされる構成になっているのが好ましい。
前記ネットワークの動作は、1つが(例えば、OSIのような)集中管理通信のためのスタックで、他が(例えば、TCP/IPのような)分散管理通信のためのスタックのような、2つの通信スタックによって表されているのが好ましい。組み合わされた2つのスタックの方法は、詳しくは以下に示す本発明の実施形態に記載されている。
データ通信ネットワークにわたる通信方法であって、前記ネットワークは、第1のデータ通信ネットワークの少なくとも部分を形成する複数の相互接続されたネットワーク要素、及び第2のデータ通信ネットワークの少なくとも部分を形成する複数の相互接続されたネットワーク要素を含み、前記方法は、前記第1のネットワークにおける集中管理制御チャネル上の制御情報を伝送する手段によって、前記第1のネットワークを集中して管理するステップと、ここで前記第1のネットワークは集中管理システムを含み、且つ前記集中管理制御チャネル上の制御情報を伝送するステップが前記集中管理システムによって実行され、前記第2のネットワークの分散管理制御チャネル上の制御情報を伝送する手段によって、前記第2のネットワークを分散して管理するステップと、ここで前記第1のネットワークにおける集中管理制御チャネルの接続形態(トポロジー)が、前記第2のネットワークにおける分散管理制御チャネルの接続形態と異なり、集中管理プロトコル手段によって前記第1のネットワーク上にデータを伝送し、かつ分散制御プロトコル手段によって前記第2のネットワーク上にデータを伝送するステップとを含み、前記集中管理プロトコル及び前記分散制御プロトコルが、データリンク層インタフェースを介して通信することを特徴とする通信方法が提供される。
前記第1のネットワークは集中管理システムを含んでいるのが好ましく、かつ、集中管理制御チャネルで制御情報を伝送するステップが、集中管理システムによって実行されるのが好ましい。
前記方法は、第1及び第2のネットワークにおける制御チャネル上で伝送された制御情報が、他の第1及び第2のネットワークの領域に延長しないようにするステップを含んでいるのが好ましい。例えば、その領域は、第1のネットワーク要素の1ネットワーク要素に集中管理システムを接続するリンクから構成されている。例えば、前記方法は、第2のネットワークにおける分散管理制御チャネル上で伝送された制御情報が、集中管理システムに延長しないようにするステップを含んでいる。したがって、分散管理制御チャネルの接続形態というのは、第2のネットワークの制御チャネルが集中管理システムに延長しないものであるのに対し、集中管理制御チャネルの接続形態というのは、第1のネットワークの制御チャネルが集中管理システムに延長するものである。
本発明に係る方法の他の態様は、前述した本発明の第1の態様に関する様々な例に類似した方法とは異なる、第1及び第2のネットワークの制御チャネルに関する各接続形態に関係している。好ましい例は、第1のネットワークとデータ機器(例えば、ネットワークユーザのネットワーク装置)との間のインタフェースで、(集中管理された)第1のネットワークにおける制御チャネルをブロックすること、第1の(集中管理された)ネットワークにおける制御チャネルが、ネットワーク要素のメッシュ化のために与えられたリンクを通過しないようにすること、及び非経路選択/非交換ネットワーク装置(例えば、信号再生器)によるインタフェースで、第2の(分散管理された)ネットワークにおける制御チャネルを効果的にブロックすることを含んでいる。例えば、データ機器は第2のネットワークに接続され、そして前記方法は、第1のネットワークにおける集中管理制御チャネル上に伝送された制御情報が、前記データ機器に延長しないようにするステップを含んでいる。
もちろん、本発明の本態様による方法は、本発明の第1の態様に関する前述したようなデータ通信ネットワーク上で、或いはそのデータ通信ネットワークに関して実行される。
その方法は、OSIプロトコル手段及び経路選択プロトコルを含む一組のOSIプロトコル手段によって、データが第1のネットワーク全域に伝送されることが好ましい。
その方法は、IPプロトコル手段、及び経路選択プロトコルを含む一組のIPプロトコル手段によって、データが第2のネットワーク全域に伝送されることが好ましい。前記データは、例えば、GMPLSのようなMPLSプロトコル手段によって、データが第2のネットワーク全域に伝送されることが好ましい。
前記方法は、複数のネットワーク要素の1ネットワーク要素により、受信された信号が第1のネットワークでの使用に適したプロトコルに従って処理されるか、或いは受信された信号が第2のネットワークでの使用に適したプロトコルに従って処理されるかどうかの指示を、前記ネットワーク要素で受信した信号から抽出するステップを含んでいるのが好ましい。その方法は、データが処理される下でのプロトコル型の指示(例えば、そのプロトコルが、IPプロトコルまたはOSIプロトコルであることを示す)が、前記データ信号に含まれるステップを含んでいるのが好ましい。例えば、前記指示は、プロトコル識別フィールド手段、または(データリンクの)アドレス指示情報の使用によるものである。
第1及び第2のネットワークにおける制御チャネルは、埋め込み型データ通信チャネル(DCC)であるのが好ましい。
また、本発明は、第1の態様のデータ通信ネットワーク上にデータを通信する方法を提供する。例えば、その方法は、集中管理プロトコルに従って、または分散管理プロトコルに従って、ネットワーク全域にデータを伝送するステップを含んでいる。
その方法は、集中管理プロトコルに従ってデータを伝送するステップ及び分散管理プロトコルに従ってデータを伝送するステップとを含んでいるのが好ましい。
さらに、本発明の第3の態様によれば、第1及び第2のデータ通信ネットワークを形成し且つ部分であるネットワーク要素であって、前記ネットワーク要素は、前記第1のネットワークの他のネットワーク要素、及び前記第2のネットワークの他のネットワーク要素に接続する接続手段を含み、前記第1のデータ通信ネットワークは、前記第1のネットワークの制御に関係する制御情報を前記第1のネットワーク上で通信するために前記第1のネットワークの集中管理及び集中管理制御チャネル用の集中管理システムを含み、前記第2のデータ通信ネットワークは、前記第2のネットワークの制御に関係する制御情報を前記第2のデータ通信ネットワーク上で通信するために分散管理システム及び分散管理制御チャネルを含み、前記ネットワーク要素は、前記集中管理プロトコルに従って通信を制御する第1のプロトコルスタック及び前記分散制御プロトコルに従って通信を制御する第2のプロトコルスタック、そして前記インタフェースがデータリンク層インタフェースを含み、これにより前記ネットワーク要素が、(i)前記第1のネットワーク手段及びその制御チャネルによって操作可能な集中管理プロトコル、及び(ii)前記第2のネットワーク手段及びその制御チャネルによって操作可能な分散制御プロトコルの両方に対応することが可能な前記第1及び第2のプロトコルスタック間の通信インタフェースをさらに含むことを特徴とするネットワーク要素を提供する。そのネットワーク要素は、それまではレガシーネットワーク要素であった。適切なハードウェア・アップグレード手段またはソフトウェア・アップグレード手段によって、このようなネットワーク要素が構成(または変換)される。したがって、本発明の一つに対する既存ネットワーク要素の変換は、適切にアップグレードされたソフトウェアでネットワーク要素をプログラミングするステップを含んでいる。さらに、本発明は、本発明の第3の側面に従って、レガシーネットワーク要素をあるネットワーク要素に変換するのに適したコンピュータソフトウェア製品を提供する。このようなコンピュータソフトウェアに要求されることは、本技術分野における当業者にとって明らかであり、詳細を述べるまでもない。もちろん、その変換は、提供するソフトウェアに加えて或いは替わりに、特別のハードウェア手段によって行われる。
前記方法の実施は、データ通信ネットワークの制御チャネルで2つの異なるプロトコルの動作を並行して行うことを容易にする任意の適切な手段を利用している。集中制御のため、IPベースのプロトコルをサポートするため、このような手段が、SONET/SDHネットワークを集中的に管理できることに関して提案されている。2つのプロトコルを並行して動作させるのに適した方法を提供する例が、前記引用したNSIF文書(“SIF Contribution NSIF-AR-9910-111 Alternatives for IP on SONET DCC”)に記載され、HDLC(ハイレベルデータリンク制御手順)フレーミングで、PPP(ポイントツーポイントプロトコル)を使用することが効果的に提案されている。この例の方法は、個別のデータリンクアドレスが各プロトコルに用いられるアドレス指定型の技術である。本方法に関し、各プロトコル(OSI/IP)の接続形態における個別の制御ができるようにするため、各第2層(ISOによって定められたOSIの第7層モデルにおけるデータリンク層)プロトコル(例えば、PPP−ポイントツーポイントプロトコルプロトコル、及びLAPD−Dチャネル用リンク・アクセス手順プロトコル)状態における個別の制御を提供することが好ましい。例えば、この制御は、各DCN(OSI/IP)の接続形態を制御するネットワーク要素の認定時間に用いられ、そして、ネットワークが展開するときに引き続き用いられる。しかしながら、その方法を実行するために他の手段が用いられることも理解されよう。
本発明の実施形態は、一例として添付の略図に関して記載される。
図1は、相互接続された複数のネットワーク機器2(明瞭にするために図1には4つの2a〜2dだけが示されている)を含むデータ通信ネットワークを示している。各ネットワーク機器2は、MPLSの埋め込み型SONET/SDH多重装置であり、ネットワーク機器2は全体としてSDH環9を形成する。
第1のネットワーク部分としてみなされるSDH環9は、イーサネット(登録商標)インタフェースを経由してSDH環に接続された、集中管理端末1によるOSIプロトコル手段によって集中的に管理される。データ信号の‘オーバヘッド’領域に含まれた埋め込み型通信チャネル(DCC)のネットワーク5手段による集中管理端末1によって、前記第1のネットワークの制御が影響される。ネットワーク機器2がSONET/SDHネットワーク要素(NE)であるとして説明される実施形態では、データフレームの関連した部分のオーバヘッド領域に前記DCCが含まれる(このNEがWDMのNEであった場合、DCCは‘予備の’波長上で伝送される)。第1のネットワークの埋め込みチャネル5、5aのネットワークは、イーサネット(登録商標)インタフェース手段(または、他の適切な標準データ通信技術インタフェース)によって、ネットワーク機器2の任意の1つにアクセス可能な第1のデータ通信ネットワーク(DCN)を形成する。それゆえ、任意のネットワーク機器2a、2b、2c、2dは、ゲートウェイ・ネットワーク要素としてみなされる。
各ネットワーク機器2には、MPLSの使用可能なデータ機器3a〜3d(例えば、ネットワークルータまたはネットワークスイッチ)が接続される。ネットワーク機器2及びデータ機器3は、IP及びMPLS(特に、GMPLS)プロトコル手段によって分散管理される。ネットワーク機器2及びデータ機器3は、第2のネットワークの部分を形成するものとしてみなされることがある。GMPLSのような分散管理プロトコルの使用は、ネットワークに行き渡らせた新たな回線のため、及び要求された回線をセットアップするネットワーク自身のために、接続要求をすることができる。第2のネットワークにおける分散管理は、データ信号の‘オーバヘッド’領域に再度含まれる埋め込み型通信チャネル6、6a〜6d(DCC)のネットワーク手段によって影響される。第2のネットワークにおける埋め込み型チャネル(DCC)6、6a、6b、6c、6dのネットワークは、第2のデータ通信ネットワーク(DCN)を形成する。
第1のDCNにおけるDCC5の接続形態は、第2のDCNにおけるDCC6の接続形態と異なる。図2〜図5に関して詳しくは後述するが、様々な理由によって、DCN5、6のそれぞれの接続形態が異なる図1で説明されたネットワークには、幾つかの部分が存在する。
また、SDH環9は、スイッチまたはルータの形成において(明らかな目的のために図1に示される唯一つの)管理されていないデータ機器4と接続する。未管理データ機器4は、OSIプロトコル手段によってセットアップする接続したSDHネットワークに、外部の顧客装置を接続することを容易にする。図1において、SDH環9のネットワーク機器2cから未管理データ機器4までの接続7は、DCNネットワーク5,6のいずれかの一部分ではない。
図1に示すようなネットワークは、第1のDCN5手段によるOSIプロトコルと、第2のDCN6手段によるGMPLSプロトコルとの両方を処理することができる。分散して制御されたDCN6は、データトラフィックの接続形態に厳密に従っている(つまり、制御情報が、管理されているデータとして同一の回線上を通過する)。その結果、トラフィックの正確な制御を容易にしている。例えば、このような配置は、データが分散管理された信号に影響を与えるだろう(例えば、断線のような)回線障害で、ネットワーク障害の効果的な検出ができるようにする。その結果、障害のすばやい検出を容易にしている。
プロトコルが一致する2つのDCNは、同一の物理媒体上で効果的に伝送されることができる。図6は、このことがどのようにして実現されるかを示している。2つの通信スタック17、18を構成する組み合わされた二重のスタック配列が供給される。1つのスタック18は、集中管理通信(OSIプロトコル)のために供給され、他のスタック17は、分散管理通信(TCP/IPプロトコル)のために供給される。
DCCインタフェースで2つの異なるプロトコルを処理することは、(前述した)“NSIF-AR-9910-111−Alternatives for IP on SONET DCC”文書で示された提案を用いることによって実現される。特に、その実施形態は、“PPP with HDLC framing”という表題のNSIF文書の中で提案された方法を用いている。要約すると、使用されたフレーム構造は、順に、(1)フラグシーケンス(バイナリ配列01111110);(2)RFC1662で定義されたような基本フレームに従った(“すべての端末がアドレス指定されている”)バイナリ配列11111111を含むが、本発明のこの実施形態ではプロトコルの型(つまり、IPかOSIかどうか)を識別するのに用いられるアドレスフィールド;(3)(例えば、バイナリ配列00000011を含む)制御フィールド;(4)下記(5)の情報フィールドに従うプロトコルフィールドであって、そのプロトコルフィールドは1または2バイト長であり、その値はパケットの情報フィールドにカプセル化されたデータグラムを識別する;(5)プロトコルフィールドに特定されたプロトコルのためのデータグラムを含み、かつ1500バイト長に達している(または、特定の状況にかなり依存する)情報フィールド;(6)必要に応じて、パディングフィールド;(7)(初期設定では2バイト長、または特定の状況に依存して可変長が可能な)フレームチェックシーケンス(FCS)フィールドであって、FCSフィールドの値は、FCSフィールドそのものではないが、アドレス、制御、プロトコル、情報、及びパディングフィールドのすべてのビットで計算される、である。
フレームの終わりは、フレームチェックシーケンスフィールドの後すぐにあらわれる近接したフラグシーケンスによって定義される。(もちろん、プロトコルフィールドもまた、パケットがOSIパケットまたはIPパケットとして扱われるかどうかを指示するものである。)さらに詳細には、読者は、1994年7月のThe Network Working Group of the Internet Engineering Task Force (IETF)のW. Simpsonによる“RFC 1661:point-to-point protocol(PPP)”、及び1994年7月の“Point-to-Point Protocol Working GroupのW. Simpsonによる“RFC 1662:PPP in HDLC-like Framing”と称された文書に注意が向けられる。直前に述べた3つの文書のそれぞれは、引用によってここで組み込まれる。
用いられた方法は、第2層(データリンク層)におけるアドレス位置指定技術の形式に関するものである。そこでは、プロトコルタイプを区別するのに(DCCのようなポイントツーポイントリンク上で冗長な)第2層のアドレス位置指定を用いる。このように、集中制御のために用いられるOSIプロトコルに基づくものと、(GMPLSプロトコル経由の)分散制御のために用いられるIPプロトコルに基づくものとの2つの擬似並行DCNが提供される。
図6に示すように、分散制御のための通信プロトコルスタック17と、集中管理のための通信プロトコルスタック18とは、イーサネット(登録商標)インタフェース17a、18a手段によってアクセス可能な物理層で、擬似並行DCN(19a)上を動作する。データリンク層で、PPP及びLAPDプロトコル19bは、HDLCフレーミングを組み込むPPPプロトコル手段によって共存する。また、データリンク層上で、分散制御プロトコル17は、イーサネット(登録商標)データリンク制御プロトコル17bを含み、かつ、集中管理制御プロトコル18は、LLC1プロトコル18bを含む。データリンク層よりも高いレベルの層で、集中管理及び分散管理されたプロトコル17、18が分岐する。
分散管理プロトコル17に関して、IPプロトコル17cがネットワーク層で用いられ、TCPプロトコル17d及び/またはUDPプロトコル17eがトランスポート層で用いられ、そして(不図示の)より高いレベルの層が存在する。集中管理プロトコル18に関して、CLNPプロトコル18cがネットワーク層で用いられ、TP4プロトコル18dがトランスポート層で用いられ、そして他の適切なプロトコルがさらに高いレベルの層18e(例えば、セッション層)で用いられる。
本技術分野の標準であるように、一定のスタックの中で互いに隣接するプロトコルの相互作用を可能にするものとしてみなされる方法において、データ/信号が、操作されかつ処理される。図6は、(集中的に管理されるものと、分散して管理されるものの)2タイプのプロトコルの相互作用を理解することを手助けする単なる概略図であることを理解されたい。
各第2層(データリンク層)プロトコル(PPP/LAPD)状態に関する制御を分離させることは、各DCN6、7の接続形態における制御と、それらの関連したプロトコル(OSI/IP)とを分離できるようにする。
ネットワーク要素2は、第2層のアドレス位置指定によってデータが伝送される下でのプロトコルタイプを規定する。事実上、2つの論理データリンクが存在し、1つはPPPプロトコルを使用するIPのためのもので、もう一つはLAPDプロトコルを使用するOSIのためのものである。このように、各ネットワーク要素2は、ネットワーク要素で受信されるデータ/信号に関して用いられる関連プロトコルをすばやく規定することができる。
図1は、1つのSDH環9のみを示している。2つのSDH環9a、9bが示されている図2で概略的に図示したように、実際、多くのSDH環が単一の集中管理システムによって管理される。第1のSDH環9aのネットワーク機器2cは、接続10によって第2のSDH環9bのネットワーク機器2fと接続される。また、第1のSDH環9aを管理する集中管理システム1は、第2のSDH環9bを管理する(集中管理システム1と、第2のSDH環9bのネットワーク機器2eとの間の接続を参照)。集中管理システム1と、SDH環9a,9bとの間に、イーサネット(登録商標)インタフェース11がある。集中制御信号は、DCCリンク12を介しDCNで送信される(図1のDCCリンク5aを参照)。前述したように、集中管理に関するDCNの接続形態は、分散管理に関するDCNの接続形態と異なっている。例えば、図2において、リンク12上では集中管理プロトコルが用いられるだけであって、イーサネット(登録商標)インタフェース11は、分散制御のDCNの部分を形成していない。これは、分散制御プロトコルがイーサネット(登録商標)インタフェース11に延長することを積極的にブロックすることによってもたらされる。
この方法で分散管理プロトコルをブロックすることは、リンク12が分散管理プロトコルによる有効なトラフィックパスとして扱われることを阻止する。(それが生じる場合には、ネットワークの集中管理に関する制御パスを供給する能力が反対に生じるように、集中制御のDCNをロードすることができる。同じ原理が図1に図示されている。そこでは、第2のネットワークのDCC6がそうでないのに対して、第1のネットワークのDCC5が集中管理端末1に延長している(DCNの分岐5aを参照)。
図3は、2つのDCNの接続形態が異なる別の例を図示している。図3は、図1に示すSDH環9における2つのSDHネットワーク機器2b,2c間の(結合点14として概略的に図示された)接続をより詳細に示している。それらのネットワーク機器は、複数のSDH信号再生器13a,13b,13c(図3に図示された3つ)を介して接続される。DCCm(DCC多重装置)チャネル16が、多重装置2b,2cによってのみ伝送されるのに対し、DCCr(DCC再生器)チャネル15は、各SDH再生器13で伝送される。
再生器13がいかなるスイッチング機能も実行しないとき、それらは分散管理プロトコルによってバイパスされる。こうして、集中管理プロトコル及び分散管理プロトコルの両方がDCCm16にあらわれるのに対して、集中管理プロトコルだけがDCCr15にあらわれる。このように、再生器のオーバヘッドが、(例えば、再生器のオーバヘッド領域に含まれるエラー訂正情報によって、光信号から電気信号まで、かつ光信号に戻るといったデータを正確に変換するための再生器を許可するように)再生器によって検索されかつ処理されるのに対して、IP情報は再生器によって生成されない(かつ、ペイロード情報として効果的に扱われる)。
図4は、図1におけるネットワークの部分を示している。SDH環9のSDH多重装置2cと、MPLS可能なルータ3cとの間のインタフェースは、SDHトラフィックインタフェースとしてみなされる。第三者(つまり、顧客)によって所有された装置は、第三者がいわゆる‘ダイヤルアップ’サービスにアクセスできるようにするため、分散管理プロトコルに関与することが必要である。顧客の装置を介してネットワークの誤用の危険性を導き得る集中管理プロトコルを顧客に対してさらさないようにするため、集中管理DCCは、顧客の装置とのインタフェース以外に延長することを防止する。しかしながら、分散管理DCC6cは、インタフェース全域で通過することが認められる。
2つのDCNの接続形態間で相違を有することが望ましい図1のネットワークにおいて、図5はさらに別の態様を図示している。図5は、図1のSDH環9のメッシュ状態を示している。(説明を明白にするため、図5では単純なメッシュ状態17のみを示しているが、)ネットワーク機器2の間に多くの特別の結合点17を加えることによって、SDH環9は密にメッシュ状態にされる。分散管理プロトコルがそのリンク上を行き来できるのに対して、集中管理プロトコルは、重複するリンク17上を行き来することができない(つまり、関連するDCCがブロックされる)。
集中管理DCCがメッシュ状態のリンク17からブロックされない場合、集中管理DCNのために用いられるプロトコルに関する経路選択情報は、DCNを反対にロードする状態を形成する。集中制御DCNをブロックすることによる重複した不必要なリンクの“枝刈り”が、集中制御DCN上のロードを少なくする。
前述した本実施形態は、特に、GMPLSプロトコルをサポートするレガシーの光ネットワークをアップグレードする応用例を有している。その実施形態は、既存のDCN接続形態がトラフィックパスに厳密に従わない状況におけるGMPLSプロトコルの展開を容易にするのみならず、同じネットワーク上でGMPLSプロトコル及びOSIプロトコルが並行に用いられることができる。その結果、レガシーのSDH/SONET/WDMネットワークにおけるGMPLSプロトコルの段階的な展開を容易にする。
例えば、SDHネットワークが、ある環の形成において必要とされないなど、様々な修正が前述した実施形態に施され得ることを理解されたい。
読者の便宜を図るため、添付図面に図示された、本発明の前述した実施形態で用いられる頭文字の用語解説は以下のとおりである。
CLNP ネクションレス型ネットワーク・プロトコル
DCC データ通信チャンネル
DCN データ通信ネットワーク
DLC 伝送制御
GMPLS 汎用複数プロトコル・ラベル・スイッチング
HDLC ハイレベルデータリンク制御手順
IP インターネットプロトコル
LAPD Dチャネル用リンク・アクセス手順
LLC1 論理リンク制御1
NE ネットワーク要素
NSIF ネットワーク及びサービス統合フォーラム
OSI 開放型システム間相互接続
PPP ポイントツーポイントプロトコル
SDH 同期式ディジタルハイアラキ
SONET 同期式光ネットワーク
TCP 伝送制御プロトコル
TP4 トランスポート/プロトコル・クラス4
UDP ユーザ・データグラム・プロトコル
WDM 光周波数多重技術
本発明の実施形態に従ったデータ通信ネットワークを示す図である。 図1に示すようなネットワークを含むデータ通信ネットワークを示す図である。 図1のデータ通信ネットワークの一部を示す図である。 図1のデータ通信ネットワークにおける別の一部を示す図である。 図1のデータ通信ネットワークにおける別の側面を示す図である。 図1のネットワークの動作を示す二重通信スタックモデルを示す図である。

Claims (33)

  1. 第1のデータ通信ネットワーク(5)の少なくとも部分を形成する複数の相互接続ネットワーク要素(2)を含むデータ通信ネットワークであって、
    前記第1のデータ通信ネットワークは、前記第1のネットワークの制御に関係する制御情報を前記第1のネットワーク上で通信するために前記第1のネットワークの集中管理及び集中管理制御チャネル(5,5a)用の集中管理システム(1)を含み、前記第1のデータ通信ネットワークの集中管理制御チャネルは、前記集中管理システム(1)に延長し、
    前記複数の相互接続ネットワーク要素は、第2のデータ通信ネットワーク(6)の少なくとも部分を形成し、
    前記第2のデータ通信ネットワークは、前記第2のネットワークの制御に関係する制御情報を前記第2のデータ通信ネットワーク上で通信するために分散管理システム及び分散管理制御チャネル(6,6a−6d)を含み、前記第2のデータ通信ネットワークの分散管理制御チャネルは、前記集中管理システム(1)に延長されず、且つ前記データ通信ネットワークは、(i)前記第1のネットワーク手段とその制御チャネルによる集中管理プロトコル、及び(ii)前記第2のネットワーク手段とその制御チャネルによる分散制御プロトコルの両方に対応することが可能であり、
    前記データ通信ネットワークは、前記集中管理プロトコル(18)及び前記分散制御プロトコル(17)間に、データリンク層インタフェースを備えた通信用インタフェース(19)をさらに含むことを特徴とするデータ通信ネットワーク。
  2. 前記データリンク層インタフェースは、ポイント・ツー・ポイントプロトコル、及びDチャネル用リンク・アクセス手順プロトコル(LAPD)を備えたことを特徴とする請求項1に記載のデータ通信ネットワーク。
  3. 前記2つのネットワーク要素間に、前記集中管理プロトコル及び前記分散制御プロトコルの両方をサポートすることができる相互接続を備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載のデータ通信ネットワーク。
  4. 前記相互接続は、前記第1のネットワークの集中管理制御チャネルの1つ、及び前記第2のネットワークの分散管理制御チャネルの1つを装着することができることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載のデータ通信ネットワーク。
  5. 前記ネットワークは、前記第2のネットワークにおける1つのネットワーク要素から導かれる接合点(コネクション)を含み、前記接合点は前記第2のネットワークにデータ機器を接続するのに適していることを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載のデータ通信ネットワーク。
  6. 前記第2のネットワークの分散管理制御チャネルは、前記第2のネットワークの1つのネットワーク要素に前記接合点を延長するが、前記第1のネットワークの集中管理制御チャネルは、前記接合点を延長しないことを特徴とする請求項5に記載のデータ通信ネットワーク。
  7. 前記ネットワークは、前記第2のネットワークにおける1つのネットワーク要素に前記接合点を介して接続されたデータ機器をさらに含むことを特徴とする請求項5または6に記載のデータ通信ネットワーク。
  8. 前記データ機器は、ネットワークスイッチであることを特徴とする請求項5〜7の何れか1項に記載のデータ通信ネットワーク。
  9. 前記データ機器は、ネットワークルータであることを特徴とする請求項5〜7の何れか1項に記載のデータ通信ネットワーク。
  10. 前記第1のネットワークにおけるネットワーク要素は、OSIプロトコルを処理できることを特徴とする請求項1〜9の何れか1項に記載のデータ通信ネットワーク。
  11. 前記第2のネットワークにおけるネットワーク要素は、IPプロトコルを処理できることを特徴とする請求項1〜10の何れか1項に記載のデータ通信ネットワーク。
  12. 前記第2のネットワークにおけるネットワーク要素は、MPLSに関連するプロトコルを処理できることを特徴とする請求項1〜11の何れか1項に記載のデータ通信ネットワーク。
  13. 前記複数のネットワーク要素のそれぞれは、受信された信号が前記第1のネットワークでの使用に適したプロトコルに従って処理されるかどうか、または前記受信された信号が前記第2のネットワークでの使用に適したプロトコルに従って処理されるかどうかに関する指示を、前記ネットワーク要素で受信した信号より抽出することができるように構成されていることを特徴とする請求項1〜12の何れか1項に記載のデータ通信ネットワーク。
  14. 前記ネットワークが適切に取決められて(アレンジ)されているので、所定のプロトコル手段によって伝送されたデータは、当該データがそのプロトコルの下で伝送されるという指示を含んでいることを特徴とする請求項10、11及び13の何れか1項に記載のデータ通信ネットワーク。
  15. 前記指示が、プロトコル識別フィールドの中に含まれていることを特徴とする請求項14に記載のデータ通信ネットワーク。
  16. 前記指示が、データリンクアドレス指定情報から規定されることを特徴とする請求項14に記載のデータ通信ネットワーク。
  17. 前記第1及び第2のネットワークにおける制御チャネルは、埋め込み型制御チャネルであることを特徴とする請求項1〜16の何れか1項に記載のデータ通信ネットワーク。
  18. 前記第1のネットワークが非経路選択のネットワーク要素を含み、前記第1のネットワークにおける集中管理制御チャネルが、前記非経路選択のネットワーク要素に延長し、かつ、前記第2のネットワークにおける分散管理制御チャネルが、前記非経路選択のネットワーク要素によってアクセス可能でないことを特徴とする請求項1〜17の何れか1項に記載のデータ通信ネットワーク。
  19. 前記ネットワークは、前記第1及び第2のネットワークに共通したネットワーク要素間にリンクを備え、前記リンクは適切に取決められて(アレンジ)されているので、前記第1のネットワークにおける集中管理制御チャネルが前記リンクに延長しないのに対して、前記第2のネットワークにおける分散管理制御チャネルは前記リンクに延長することを特徴とする請求項1〜18の何れか1項に記載のデータ通信ネットワーク。
  20. データ通信ネットワークにわたる通信方法であって、前記ネットワークは、第1のデータ通信ネットワーク(5,5a)の少なくとも部分を形成する複数の相互接続されたネットワーク要素(2a−2d)、及び第2のデータ通信ネットワーク(6,6a−6d)の少なくとも部分を形成する複数の相互接続されたネットワーク要素を含み、前記方法は、
    前記第1のネットワークにおける集中管理制御チャネル上の制御情報を伝送する手段によって、前記第1のネットワークを集中して管理するステップと、ここで前記第1のネットワークは集中管理システムを含み、且つ前記集中管理制御チャネル上の制御情報を伝送するステップが前記集中管理システムによって実行され、
    前記第2のネットワークの分散管理制御チャネル上の制御情報を伝送する手段によって、前記第2のネットワークを分散して管理するステップと、ここで前記第1のネットワークにおける集中管理制御チャネルの接続形態(トポロジー)が、前記第2のネットワークにおける分散管理制御チャネルの接続形態と異なり、
    集中管理プロトコル手段(18)によって前記第1のネットワーク上にデータを伝送し、かつ分散制御プロトコル手段(17)によって前記第2のネットワーク上にデータを伝送するステップとを含み、前記集中管理プロトコル及び前記分散制御プロトコルが、データリンク層インタフェース(19b)を介して通信することを特徴とする通信方法。
  21. 前記データリンク層インタフェースを介した通信は、ポイント・ツー・ポイントプロトコル、及びDチャネル用リンク・アクセス手順(LAPD)プロトコルを用いることを特徴とする請求項20に記載の通信方法。
  22. 前記2つのネットワーク要素間の相互接続を供給し、且つ当該相互接続上で集中管理プロトコル及び分散制御プロトコルの両方をサポートするステップを含む請求項20又は21に記載の通信方法。
  23. 請求項22の相互接続において、前記第1のネットワークにおける集中管理制御チャネルの1つと、前記第2のネットワークにおける分散管理制御チャネルの1つとを組み合わせるステップを含むことを特徴とする請求項20〜22の何れか1項に記載の通信方法。
  24. 前記第2のネットワークの分散管理制御チャネル上に伝送された制御情報が、前記集中管理システムに延長しないようにするステップを含むことを特徴とする請求項20〜23の何れか1項に記載の通信方法。
  25. データ機器が前記第2のネットワークに接続し、かつ、前記第1のネットワークの集中管理制御チャネル上で伝送された制御情報が、前記データ機器に延長しないようにするステップを含むことを特徴とする請求項20〜24の何れか1項に記載の通信方法。
  26. OSIプロトコル手段によって、データが前記第1のネットワーク上に伝送されることを特徴とする請求項20〜25の何れか1項に記載の通信方法。
  27. IPプロトコル手段によって、データが前記第2のネットワーク上に伝送されることを特徴とする請求項20〜26の何れか1項に記載の通信方法。
  28. MPLSプロトコル手段によって、データが前記第2のネットワーク上に伝送されることを特徴とする請求項20〜26の何れか1項に記載の通信方法。
  29. 前記複数のネットワーク要素の1ネットワーク要素は、前記受信された信号が前記第1のネットワークでの使用に適したプロトコルに従って処理されるかどうか、または前記受信された信号が前記第2のネットワークでの使用に適したプロトコルに従って処理されるかどうかに関する指示を、前記ネットワーク要素で受信した信号より抽出するステップを含むことを特徴とする請求項20〜28の何れか1項に記載の通信方法。
  30. データが処理されるプロトコルの型に関する指示が、前記データ信号に含まれるステップを含むことを特徴とする請求項26、27、及び29記載の通信方法。
  31. 第1及び第2のデータ通信ネットワーク(5,5a,6,6a−6d)を形成し且つ部分であるネットワーク要素(2a−2d)であって、
    前記ネットワーク要素は、前記第1のネットワークの他のネットワーク要素、及び前記第2のネットワークの他のネットワーク要素に接続する接続手段を含み、
    前記第1のデータ通信ネットワークは、前記第1のネットワークの制御に関係する制御情報を前記第1のネットワーク上で通信するために前記第1のネットワークの集中管理及び集中管理制御チャネル用の集中管理システム(1)を含み、
    前記第2のデータ通信ネットワークは、前記第2のネットワークの制御に関係する制御情報を前記第2のデータ通信ネットワーク上で通信するために分散管理システム及び分散管理制御チャネルを含み、
    前記ネットワーク要素は、前記集中管理プロトコルに従って通信を制御する第1のプロトコルスタック(18a−18e)及び前記分散制御プロトコルに従って通信を制御する第2のプロトコルスタック(17a−17e)、そして前記インタフェースがデータリンク層インタフェースを含み、これにより前記ネットワーク要素が、(i)前記第1のネットワーク手段及びその制御チャネルによって操作可能な集中管理プロトコル、及び(ii)前記第2のネットワーク手段及びその制御チャネルによって操作可能な分散制御プロトコルの両方に対応することが可能な前記第1及び第2のプロトコルスタック間の通信インタフェース(19)をさらに含むことを特徴とするネットワーク要素。
  32. 請求項1〜30の何れか1項に記載の発明に関する使用手段を欠いたネットワーク要素を、請求項31に記載の発明によるネットワーク要素に変換するコンピュータソフトウェア製品。
  33. 前記ソフトウェア製品が、集中管理されたネットワークをサポートする手段を含むネットワーク装置に、分散管理されたネットワークをサポートする手段を追加するために取決められて(アレンジ)されていることを特徴とする請求項32に記載のコンピュータソフトウェア製品。
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