JP2004524736A - 新しいgsm周波数帯域用チャネルを動的にマッピングする方法 - Google Patents
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Abstract
セルラー電話システムのあるセルのためにチャネル番号を物理的周波数に動的にマッピングする装置および方法であって、チャネル番号によって物理的周波数を表すセルラー電話システムに用いられ、チャネル番号を物理的周波数に固定マッピングする装置および方法。該方法は、動的マッピングを指示する情報要素を提供する工程を含み、既存のチャネル番号付けスペースと矛盾しない方法で実行され、それにより既存の信号通信メッセージを変化させないように実行される。該方法は、また、動的マッピング内の変化を提供し:チャネル番号の二つの非重畳セットが、少なくとも一部が同じ周波数ブロックに両者ともマップされる、二重マッピングが放送され、セル内で移動体電話操作が二重マッピングをデコードするのに充分な長さとなると想定される所定時間期間で放送が続行される。
Description
【技術分野】
【0001】
本発明はセルラー通信、より詳しくは移動体通信のためのグローバル・システム(GSM)下での通信に使用するための、チャネル番号の物理的周波数割り当て(マッピング)に関する。
【背景技術】
【0002】
種々の帯域がセルラー通信のための移動体通信用グローバル・システム(GSM)規格によって提供されており、GSM900帯域(さらに、E−GSM帯域と呼ばれる拡張帯域を含む)が、鉄道セルラー通信に対してR−GSMが、また一般のセルラー用にDCS1800帯域、PSC1900帯域、GSM450、GSM480、GSM850および新規に加えられたGSM700帯域が提供されている。各帯域は二つの副帯域、すなわち、アップリンク副帯域とダウンリンク副帯域に分割されている。アップリンク副帯域は移動体通信(基地局に対する)用であり、一方、ダウンリンク副帯域は移動電話と通信する基地局用である。各副帯域は200kHzの周波数スロットに分割され、この種の各周波数スロットはARFCN(絶対的無線周波数チャネル番号)によって指示される。各ARFCNは8台の移動体までによって共用され、それぞれ時分割マルチプレックス・モードで使用される。すなわち、各移動体には周波数スロットと時間スロットが、時分割マルチ・アクセス(TDMA)のフレーム内で割り当てられる。連続する時間スロット(8個の時間スロット毎に特定時間スロットで始まる、たとえば8個の時間スロット毎に第3番目の時間スロット毎に)と周波数スロット(ARFCNによって特定付けられる)の組み合わせが、物理的チャネルと呼ばれるものを示している。
【0003】
図1に示すGSM帯域と、それに対応するチャネル番号(すなわち、ARFCN)から物理的周波数への割り当ては以下の通りである:
Fup(n)=890.2MHz+0.2*(n−1)MHz(1≦n≦124)、および
Fdown(n)=935.2MHz+0.2*(n−1)MHz(1≦n≦124)である。
拡張帯域はつぎのようになる:
Fup(n)=880.2MHz+0.2*(n−1)MHz(1≦n≦50)、および
Fdown(n)=925.2MHz+0.2*(n−1)MHz(1≦n≦50)。
これらのマッピング、すなわち、GSM帯域と拡張帯域の両方において、数値nはARFCNである。説明したように、物理的チャネルはARFCNによって与えられたキャリア周波数からなり、各時間スロットが4.615/8msの持続時間を有しているその周波数の各8番目の時間スロットは、しばしばバーストを意味し、TDMAフレーム内に8個の時間スロットがあり、したがって持続時間は4.615msである。
【0004】
GSM通信によって現在使用可能なARFCNの総数は1024である。GSM700(すなわち、3GPP規格のリリース4)を除いて、262ARFCN値の総計は使用されない。(GSM900は124+50のARFCNを使用し;R−GSMは20のARFCNを使用し;DCS1800は374を使用し(PCS1900がDCS1800の数のサブセットを使用);GSM400が35+35の数を使用し、またGSM850が124を使用する。総計は762ARFCN値に達する。)しかし、未割り当てのARFCNのただ二つの分離した大きいブロック、341−511および886−954が存在し、48MHz(総計240のARFCN値)の総帯域が使用可能である。15MHzまたは74のキャリア(キャリア当たり200kHz)(また動作帯域に対する200kHzのガード帯域とともに)をGSM700に割り当てることは、将来の周波数帯域のためのARFCNのきわめて限定された数しか残さず、2.5GHzIMT(国際移動通信)2000拡張帯域として計画されたようないずれの新しい帯域割り当てを供給するのにも充分でない。
【0005】
ARFCNは現在10ビットに規定されている。数種の信号通信メッセージにARFCNが含まれる。ARFCNの範囲を拡張する明白な別の方法は、10ビットを超えたものを使用することである。しかし、このような変更はARFCNを含むすべてのメッセージも変えることになり、またARFCNを含まないが、これに関連する多数の他のメッセージも変えることになる。
【0006】
したがって、何が必要かといえば、既存の信号通信メッセージをほとんど変更することなく維持しながら、既存の固定ARFCNマッピングと比較して相当広いスペクトル割り当ての実行を可能にする新規で動的なARFCN割り当て操作である。理想的には、10−ビットARFCNに関連する情報要素に対する変更がまったくないことである。
【発明の開示】
【0007】
したがって、本発明はセルラー電話システムのあるセルのためにチャネル番号を物理的周波数に動的マッピングする装置および対応する方法であって、チャネル番号によって物理的周波数を表わすセルラー電話システムに用いられ、チャネル番号を物理的周波数に固定的にマッピングする方法において、セルラー電話システムが複数の公衆陸上移動体ネットワークからなり、各ネットワークがセルラー電話システムの異なるセルのセットの範囲を提供し、動的マッピングは特定公衆陸上移動体ネットワークによって使用され、またすべてのセルに対しセルラー通信が特定公衆陸上移動体ネットワークによって提供され、この方法は、一連の物理的周波数を選択する工程と、選択された物理的周波数に1つずつ対応するのに充分な数の一連のチャネル番号をチャネル番号から選択する工程と、選択された物理的周波数を選択された一連のチャネル番号へ動的にマッピングすることを決定する工程と、公衆陸上移動体ネットワークのセル内の移動体電話に動的マッピングを指示する情報要素を提供する工程であって、この情報要素が動的マッピングの最初と最後のチャネル数と動的マッピングの最初と最後の物理的周波数を決定するのに充分な情報を含んでいる工程とを含んでおり、動的マッピングを指示する情報要素を提供する工程が、既存のチャネル番号付けスペースと矛盾しない方法で、かつ既存の信号通信メッセージを変更させないように実行される。
【0008】
本発明のさらなる態様において、チャネル番号はたかだか10ビットで指示された数を使用して表わされる。
【0009】
本発明の別のさらなる態様においては、セルラー電話システムは未使用チャネル番号と未使用の物理的周波数を有している。本発明の態様にかかわるある適用例において、一連の物理的周波数を選択する工程で、物理的周波数は、公衆陸上移動体ネットワークによって使用されていないが、公衆陸上移動体ネットワークによって使用することが可能である物理的周波数から選択される。これらの適用例のあるものにおいて、チャネル番号を選択する工程において、チャネル番号は公衆陸上移動体ネットワークによって使用されていないが、公衆陸上移動体ネットワークによって使用することが可能であるチャネル番号から選択され、このような適用例において、動的マッピングは公衆陸上移動体ネットワークによって実際に使用される周波数のみのためのチャネル番号を提供する公衆陸上移動体ネットワークに特有のものになることがある。
【0010】
本発明の別のさらなる態様において、情報要素は、マップされるべき第1チャネル番号を指示する第1の値と、第1の値によって指示されたチャネル番号に加えてマップされるチャネル番号の数を指示する範囲値と、第1チャネル番号がマップされる物理的周波数を指示する第1周波数値とを有している。
【0011】
本発明の別のさらなる態様においては、公衆陸上移動体ネットワークによって使用される動的マッピングにおける変化に対処するために、二重マッピングが公衆陸上移動体ネットワークによって放送され、チャネル番号の2つの非重畳セットが両方とも、少なくともその一部が同じ周波数ブロックにマップされ、公衆陸上移動体ネットワークのセル内で移動体電話操作が二重マッピングをデコードするのに充分な長さとなると想定される所定の期間にわたって放送が続行される。本発明のさらなる態様において、二重マッピングを放送する代わりに、公衆陸上移動体ネットワークが、2点間送信を介して二重マッピングを公衆陸上移動体ネットワークを使用する各移動体電話に送信する。
【0012】
したがって、本発明によれば、すべての既存の信号通信メッセージを無変更のままにすることができる。信号通信への変更は二つの新しいシステム情報メッセージを提供することだけに制限され、その一つは放送用であり、もう一つは専用モード用である。付加するに、一つのGPRSパケット・システム情報メッセージは関連する情報を含むように拡張され、またGSMハンドオーバー命令は動的マッピング情報を含むように拡張される。
【0013】
本発明の前述の、また他の目的、特徴および利点は添付の図面に関連して提示した、以下の詳細な説明を考察することで明白となろう。
【発明を実施するための最良の形態】
【0014】
本発明はセルラー電話システムのセルのために、固定ARFCNマッピングに加えてチャネル番号の物理的周波数への(動的)マッピングを提供する方法である。本発明はセル内の移動局にマッピングする通信手段だけでなくマッピングの内容を提供する。本発明は10−ビットARFCN番号付けスペースを維持し、既存の信号送信メッセージをできる限り未修正のまま維持する方法でこのようなマッピングを提供する。
【0015】
好ましい実施例において、本発明はARFCN値を物理的周波数に動的にマップするように使用される新しい情報要素を提供する。新しい情報要素は新しいSI/PSI(システム情報/パケット・システム情報)メッセージ内にあり得る放送であり、これによって3GPP TS 45.005における現在の固定マッピング(これよりも早くリリースされたGSM05.05と類似の)の代わりに、ARFCNの物理的周波数へのPLMN(公衆陸上移動体ネットワーク)の特定マッピングを提供する。ここで、現在の固定マッピングではキャリア周波数の指示が固定されており、すなわち、ARFCNと物理的キャリア周波数間の1対1の固定マッピングとなる。(PLMNはセルラー電話システムのサブネットワークであり、とくにUMTS(ユニバーサル移動電話通信システム)のサブネットワークである。PLMNはそれ自体または他のサブネットワークと一緒に作動し、また特有の識別子によって他のPLMNから区別される。一般的に、一つのPLMNは単一オペレータによって作動され、またISDN、PSTNおよびインターネットのような他のタイプのネットワークだけでなく他のPLMNにも接続される。)ARFCNのマッピングが現在3GPP TS 45.005(またはGSM05.05)に規定されている一方で、本発明における動的マッピングは、特定範囲のARFCNが、実際的に制限のない物理的周波数の範囲を指示するために使用されるのを許容している。このような柔軟性は、ARFCNがPLMNのオペレータによって実際に使用されている周波数のためにのみマップされるという意味においてARFCNの有効な使用となる。たとえ単一オペレータ(または単独PLMN)が全帯域を使用しなくとも、たとえばDCS1800において、512から885までのARFCN値が固定的マッピング方式によってすべて使用される古い(固定マッピング)方法は、同様にしてあまり有効ではない。(一人のオペレータは20MHzの帯域幅を有しており、したがってわずか100のARFCNで充分であるが、古いやり方では374のARFCN値を使用して周波数の全75MHzをマップする。)
したがって、PLMNを特定するようにマッピングを提供することによって、本発明はARFCNを効果的に使用する。なぜなら、ARFCNはPLMNによって使用されるこれらの周波数のためのPLMNに対してのみマップされ、規格によって支持されたすべての周波数のためにはマップされない。ARFCNの動的マッピングの提供において、本発明は現在の信号通信能力を拡張して新しい周波数割り当てを可能にする。すなわち、新しいスペクトルの使用を提供しながら、10−ビットのARFCN番号スペースを維持するとともに、これによって、できる限り既存信号通信メッセージを変更することなく維持する。10−ビットでARFCN番号スペースを維持することによって、本発明は(10ビットが使用されるか、10ビットを超えるものがARFCNに使用されるかによって決まる)異なるメッセージのために異なるデコーディング・ルールを使用する必要性を回避する。さらに、その増大した長さに起因するあるメッセージの分割の必要性を回避する(より短い一体化メッセージと比較した分割メッセージの故障率の回避できない増大のために、ハンドオーバーの故障率が高くなる);さらにあるメッセージ(とくに放送メッセージ)を2重にする必要性を回避する。レガシイ(従来の)移動端末が長いARFCNを有するメッセージを理解できない(レガシイ移動端末は、動的にマップされているがその周波数帯域の使用が意図されていない10ビットのARFCNを正確に無視する)からである。
【0016】
代表的な実施例において、新しい情報要素はつぎの三つのパラメータ(各々分離した周波数ブロックに対して反復される)からなる:
−ARFCN_FIRST。動的にマップされるべき第1ARFCN値(10ビット)を指示するように使用される;
−ARFCN_RANGE。ARFCN_FIRSTに続いて、動的に割り当てられたARFCN値の数(5から8ビットの範囲)を指示する;
−ARF_FIRST。ARFCN_FIRSTに対応する絶対無線周波数、すなわち、第1動的割り当てARFCNに対応する物理的周波数(14ビットまたはそれ以下になる)を指示する。
このような実施例において、ARF_FIRSTのための一つの可能なコーディングは、3.2768GHz以下の全周波数を支持する(使用可能とする)UMTS地上無線アクセス・ネットワーク(UTRAN)によって使用されるコーディングとなる。したがって、本発明は支持周波数範囲を少なくともUTRAN信号通信と同じ範囲に拡張する。(UTRAN(WCDMA)のための3GPP TSは14−ビットUARFCNに対する分解能(精度)を有しており;UARFCNに対するUTRAN分解能(精度)はTS 3GPP 25.101に見ることができる。)
【0017】
未割り当てのARFCN値と、連続ブロックのサイズとはできるだけ大きく維持するのが有利であり、このような方式(すなわち、動的マッピング方式)は、GSM700で既に提案されており、未割り当てARFCN値と、連続ブロックのサイズとをできるだけ大きく維持する方式はすべてのリリース4移動体に対して必須の特徴となる。
【0018】
図2は本発明に基づく、公衆陸上移動体ネットワークのための動的マッピングを提供する方法のフローチャートである。
【0019】
(動的マッピングに関する移動局への情報を提供するためのオプション)
移動局(MS)によって使用されるチャネル番号の動的マッピングを提供するためには、マッピングに関する情報をMSに提供して、MSによる最初のアクセスを許容し、MSのネットワークへのその後の登録を許容するようにしなければならない。MSへの動的マッピングを提供する一つの方法は、既存のシステム情報(SI)メッセージの中で、新しいシステム情報メッセージの中で、または新しいSIメッセージと既存のSIメッセージの組み合わせの中でのいずれかで、新しい情報要素を放送することであり、ここで既存のメッセージ内容は動的マッピングに関する情報を含むよう拡張される。好ましい実施例において、MSが作動していない(専用接続を使用していない)とき動的マッピング情報はBCCH(放送制御チャネル)を介して提供され、またMSが接続モードにあるとき(MSがBCCH情報を読み取ることができないが、SACCH情報を読み取ることができるときには、SACCHが常に利用可能である)とき、SACCH(低速付属制御チャネル)を介してMSに提供される。付加的に、GPRSに属する移動体(専用接続モードにない)に対して、PBCCHがセル内に存在すれば、情報がPBCCH(パケット放送制御チャネル)を介して提供され、もしなければ、GPRSに属する移動体はBCCHを読み取る。好ましい実施例において、BCCHとSACCHの両方に対して新しいSIメッセージが規定され、一方でGPRSに対しては情報が既存のPSIメッセージ(PBCCHを使用するセルに対して)の一部として付加される。
【0020】
セルがBCCHキャリア上に非ホッピングSDCCH(スタンドアロン専用制御チャネル)を使用しており、また動的マッピングに関するすべての必要とする情報がSACCHを介して移動局に提供されていれば、放送情報は必要ではない。マッピング情報が放送によって部分的にしか提供されない場合、専用接続モード(のMS)にマッピング情報を送るための手段も必要である。専用接続モードのサポートが他の状況においても好ましい。しかし、前述の場合に関連した制限のために、動的マッピングを放送するオプションが好ましい。
【0021】
他のシステムからGSMへのハンドオーバーというサービス(他のシステムとは他のシステムがGSMとの相互作用を支持するいずれの他のシステムをも意味し、実際にはUTRANまたはWCDMAを意味するが、CDMA2000を初めとして他の将来のシステムも含まれる)を提供するために、動的マッピングが対応するハンドオーバー命令に付加されなければならない。これはハンドオーバーされるべきMSが、ハンドオーバー命令を受信する前に(適切なGSMシステムからの)有効なマッピング情報を読み取る機会がないという可能性があるからである。
【0022】
マッピングは特定のPLMNによって使用される全周波数割り当てを扱うことが望ましいが、すべての可能な周波数帯域中の全周波数に及ぶ必要はない。特定のPLMNによって使用される全周波数割り当てに及ぶマッピングは、新しい帯域が数人のオペレータ(たとえば、6人のオペレータ間で目下ドイツでIMT2000周波数帯域を共通利用している)で分担されると仮定すると、幾百MHzまでの新しい周波数帯域に及ぶ240ARFCN値を利用可能である。
【0023】
(マッピング情報の有効性)
好ましい実施例を含むある実施例において、稼働中のネットワーク(稼働中のネットワークとは実行中の通話を伴う作動中のネットワークである)内の動的マッピングが、特定された既存の周波数帯域内かあるいは新しい周波数帯域(後者の場合には動的マッピングの変更が常に必要ではなく、現在のマッピングの継続が通常充分である)内のいずれかで変化があるときに、変更される。MSは、マッピング変化の時点でアイドルモードであるか、または専用接続モードであってよい。動的マッピングがすべての適切な信号通信メッセージに付加されなければ、ネットワークが動的マッピングを修正する時点で動的マッピングのための正確な情報をMSが使用することを保証する必要がある。しかし、動的マッピングがまれにしか変わらないと予想されるので、各MSにはスイッチオンのとき(BCCHからの動的マッピングを読み取ることによるか、またはネットワーク登録中に提供されるマッピングによるか)に得られた動的マッピングを使用させることが好ましく、信号通信メッセージのサイズを大きくせずにハンドオーバーの命令のような重要なメッセージが提供される。
【0024】
(目下割り当てられているARFCNに対する動的マッピング)
二つの異なるタイプのARFCN値がある。すなわち、プレ・リリース4規格で使用される、すなわち、リリース4以前に規定された周波数帯域に対するものと、動的ARFCNマッピングに対して何の制限もなしに使用することができるタイプの、リリース4以前には使用されていないものである。ここで、第1タイプのARFCN値がいかにして動的マッピングのために使用することができるかということに関しては、ある限定がある。
【0025】
未割り当てARFCN値が動的マッピングのための最高の柔軟性を許容する。しかし、ある場合においては、たとえばオペレータがR−GSM周波数帯域を使用していないときには、既存のARFCN値の再マッピングを許容することが役に立つ。もし、このようなオペレータがGSM700を使用していれば、オペレータはR−GSM ARFCN値を再マップでき、したがってGSM700システムによって使用できるようになる。(GSMに対して、目下割り当てられたARFCN値を再マッピングする必要はまったくない。必要性は、新しい帯域がGSMのために特定付けられ、もはや「未割り当て」ARFCN値がないときにのみ生じる。)R−GSM ARFCN値が再マップされると、リリース4規格のMSと、他の未割り当て値が使用されるときとのあいだに差異はない。R−GSM帯域を支持するプレ・リリース4MSに対して、プレ・リリース4MSがR−GSM周波数をモニターするが、適切なNCC許容(ネットワーク・カラー・コード許容)設定に基づいたこれらの測定値を放棄するという小さな欠点が、既存のARFCN値を再マッピングするときにある。移動体はある不必要な隣のセルのRXLEVの測定(隣のセルに対する受信された信号レベル測定値)を実行しなければならず、またこれらの移動体はこれらを識別するためにこれらのセルと同期しようと試みる。しかし、MSがBSIC(基地局識別コード)をデコードしたときに、隣のセルがサービングPLMNに属していないことが認識される。これは再度、サービングセルがMSへのNCC割り当て情報を提供し、またBSICの一部が許容されたNCC値と一致すべきであるという事実に基づいている。ここでNCC許容情報が設定され、セル域内の全R−GSMネットワークが許容されていないNCC値を使用し、これによってMSが単にこれらのキャリア上の測定値を無視するとともに、誤り測定報告に基づくまちがったセルに対するハンドオーバー命令のような誤まった操作の可能性はない。(プレ・リリース4MSによって支持されたこれらの帯域のためのRXLEVの有効数はなおもGSM700を支持するリリース4MSのためのサンプル数に等しいことに注意しなければならない)。プレ・リリース4MSが直面する小さい欠点は、動的にマップされた隣のセルを、プレ・リリース4移動体によって無視されたSI2Xメッセージに加えることによって解決できる。しかし、全移動体に対して共通である既存のSI2メッセージを使用する可能性は好ましいオプションであると考えられる。(共通のSI5メッセージも利点がある。S15メッセージは、隣のセル情報を提供する放送モードSI2メッセージ(SI2,SI2bis,SI2ter,SI2quater)に対応する専用モードメッセージである。)
【0026】
現在固定されたARFCNの動的マッピングも、目下支持されていない周波数帯域間でのマルチバンド操作を支持することを可能にする。たとえば、850MHz帯域で作動するMSはARFCN値512−810と想定して、DCS1800周波数の代わりにPCS1900周波数にアドレスする(ネットワークに帯域表示装置のビットを設定させ、これによって850の移動体が1900周波数として共通1800/1900ARFCNをデコードする)。GSM850とDCS1800を使用する国は、850MHz帯域に動的チャネル番号を使用して、1800MHz帯域を指示することができる。つぎに、リリース4の移動体または後者のMSが、これら二つの帯域間で二重帯域操作を指示できる。
【0027】
現在固定ARFCNの有する問題は、DCS1800とPCS1900周波数帯域が重なり合うARFCNを使用するように決定されていることである。すなわち、PCS1900ARFCNのすべてがDCS1800に対して使用され、これによってDCS1800とPSC1900の両方の同時使用は(本発明なしでは)不可能である。その結果、ARFCNは対応するキャリア周波数を単独では識別できず、MSは、ARFCNを正確に解釈するために、他の情報を使用しなけばならない。今までのところ、このようなオーバーラッピングは問題になっていない。これはMSが1900周波数帯域、および他の周波数帯域を同時に使用することはなく、さらにこれまでこのような使用が必要でなかったからである。現在の三重帯域電話は900、1800および1900帯域を同時に使用せず、この種の電話は、それが使用される国に依存して、1900のみの使用または900/1800の使用に戻っている。1800/1900の同時使用の問題は、動的ARFCNマッピングによって解決できる。動的ARFCNマッピングはマルチバンド操作の他のタイプをも解決するのに使用できる。
【0028】
(契約者識別モジュール(SIM))
通常、MSは、つぎのスイッチオンで最終登録PLMNに迅速な登録を許容するためにSIM(契約者識別モジュール)内でのスイッチオフで最新の有効BCCH割り当てを記憶する(特定セルの隣のセル周波数のリストが、スイッチオフされたエリアに近接してスイッチオンされたときにMSファインド・サービスを助けるために、通常、SIM内に記憶される)。これはSIMが14ビットARFCNの記憶を支持するか、または適用可能な10ビットARFCN値に関連するマッピング情報を含むことを許容するように修正されなければ、可能ではない。本発明によれば、最新BAのSIMへの記憶は、固定マッピングを有していないこれらのARFCNのために、すなわち動的に割り当てられたARFCNのために設けられていない。今日すべての他の周波数で実行されているように、MSは動的にマップされたARFCNを含んでいるBAを任意に記憶できる。情報がMSで内部的に利用可能である、すなわちMS内に記憶されていると仮定すると、通常、初期アクセス中の付加的な遅延を回避することができる。
【0029】
(動的チャネルマッピングの代表的な適用例)
マルチバンド操作のための限定されていない支持が、動的番号付けのための別の潜在的適用例として識別された。一例として、GSM700を支持する(使用中の)MSは、番号がGSM700帯域に送信されれば、DCS1800とPCS1900両方に共通のARFCNがPCS1900周波数として認識されなければならないとみなす。たとえば、本発明における動的ARFCNマッピングは、GSM700およびDCS1800および(または)PCS1900周波数帯域を使用するネットワーク上でリリース−4規格の端末のためのすべてのマルチバンド操作を可能にする。
【0030】
(特別な考察)
本発明を特別な考察が適した状況に関して以下に説明する。
【0031】
(UTRANまたは他の非GSMシステムとの相互作用)
MSはGSM適用域に入る前に非GSMシステムを介してサービスを得ることができる。本発明によれば、非GSM(基地局)からGSMへのハンドオーバーを支援させるために、動的マッピングに関する情報が、サービング基地局、すなわち非GSM基地局によってMSに提供される、非GSMからGSMへのハンドオーバーメッセージに含まれるのが好ましい(ハンドオーバーメッセージの主要部がターゲットシステム基地局、すなわちGSM基地局によって構築される)。
【0032】
(サービス中の動的マッピングへの変更)
ネットワークによるサービスが中断されないような方法で使用中に動的マッピング中の変化を支援する必要もある。新しい周波数割り当てを追加することは簡単であるが、すでに使用されている周波数帯域のマッピングを変更する必要がある。一例として、同じARFCNのために異なるマッピングを使用して二つの非共同ネットワーク(動的マッピングに関する)のオペレータを合同するものがある。このような状況において、二つのネットワーク間のハンドオーバーを支援するために、動的マッピングが(一つまたは他のネットワークのために)変更されなければならず、または両方の動的マッピングが、変更後にマッピングが共用できるように変更しなければならない。また、変更が進行中のコールを妨害せずに行われなければならない。一般的に、既存の動的マッピングを変更する必要性が生じるのは非常に稀であり、たぶん1年に1回である。たとえそうであっても、新しいマッピングが作動し、すべての移動体によってデコードされるまで、サービスが一時的に利用不能になることは許されない。
【0033】
動的マッピング中の変更を処理するための一つの解決策は、予備的な構成中の変更に対応するためにUTRANに使用される方法と同じ方法を使用することである。UTRANは同様の問題を有している。すなわち、ここで使用される予備的な構成のデータは放送されなければならず、そのデータは変更される必要がある。UTRANは、いわゆる変更マークを使用して予備構成データ中の変更を調整するが、その方法は現在の状況には適してない。変更マーク方法で、A/Bインジケータが二つの異なる動的マッピング中に使用され、AおよびBが同時に放送され、またA/BインジケータがARFCNと関連するすべての関連するメッセージに付加される。A/Bインジケータ方法の欠点は、たとえ単一のビットのみがA/Bインジケータとして使用されるとしても、相当数の異なる信号通信メッセージを付加しなければならないことである。
【0034】
変更マーク方法の代わりに、本発明は動的マッピングが一方向のみ、すなわちARFCNから物理的周波数にマッピングすることだけが必要であることを考慮しており、したがって簡単な放送を基準とする解決策を使用する。本発明において、二重マッピングが相当長い時間にわたって、マッピングが変更されるべき周波数ブロック中で放送される。(動的マッピングは普通いくつかの異なるマッピングからなり、それはすなわち、ダイナミックマッピングの使用を許可されたオペレータにおけるチャネル番号の異なるブロックを異なる周波数ブロックにマッピングするための異なるマッピングである。)
【0035】
たとえば、PLMNのオペレータが動的マッピングの適用されている四つの別々の周波数ブロックを使用している場合、限定された期間のあいだ2重のマッピング(パラメータセットで提供される)が、マッピングの変更されるべき周波数ブロックに対して付加されるならば、オペレータは動的マッピング中の変化を処理することができる。新しいパラメータ・セットが変更後に有効であり、また、変更前に有効であったパラメータセットは変更の過渡期中にわたって維持される。このような二重マッピングは、動的マッピングのARFCNのパラメータセットの前後が完全に分離(非オーバーラップ)しておれば可能であり、前後のパラメータ・セット(二重マッピングによって提供された)が異なるARFCN範囲を使用するが、両者は少なくとも部分的に同じ物理的周波数帯域を分担する。変更が生じたときを指示する信号は不要であり、これはいくつかの異なるセル内で同一の特定の時間に変更を実行することが困難であるため重要なことでる。
【0036】
本発明によれば、ネットワークは最長コールの予想長さに等しい期間にわたって二重マッピングを放送する。放送は1時間から数週間のあいだの任意の期間にわたって実行することができる。本発明は放送期間の後に、全移動体がアイドルモードに入り、また新しい放送システム情報がデコードされることを想定している。一度全移動体が二重マッピングをデコードすると、ネットワークが新しいマッピングのみの送信を開始できる(すなわち、ネットワークはシステム情報メッセージから古い周波数割り当てのためのマッピングを除去することができる。)。
【0037】
本発明の好ましい実施例による手順が、一つの特定シナリオに適用するように、以下の工程毎に説明される。
−ネットワークが四つの異なる周波数ブロック:DM1、DM2、DM3およびDM4でBCCH動的マッピングで最初に放送されると仮定する。
−DM1がxからx+5MHzの周波数範囲を扱い、またオペレータに割り当てられた周波数帯域がx−5MHzからx+2MHzまでの範囲に変更される(すなわち、周波数帯域は幅が拡張され、また同時に変更される)と仮定する。したがって、オペレータは新しい動的マッピングDM1、DM2、DM3、DM4およびDM5を放送し、ここで古い周波数割り当てがDM1によってマッピングされ、また新しい割り当てがDM5によってマップされる。本発明によれば、DM1とDM5で使用されたARFCNは非オーバーラッピングとなる。
−一度オペレータが、適切な時間期間中、たとえば24時間のようなあいだ、新しいシステム情報を放送すると、周波数割り当ての変更が実行される。周波数割り当ての変更(動的再マッピングとして)は固定番号付け割り当ての変更とちょうど似ており、任意のセルに対して変更がセル内のすべての作動中のネットワーク・リソース(すなわち、専用接続モード内の移動体によって使用されるすべての異なるタイプのチャネルだけでなく放送チャネルにも)に対して同時に行われることに注意しなければならず、隣りのセルSIメッセージ(隣りのセルのBCCH周波数、すなわち、MSが隣りのセルを識別するとき、およびセルの再選択のためにこれらがランク付けされるときに聞くべき周波数を規定するシステム情報メッセージ)の変更が含まれる。さらに、新しいセルがネットワークに付加されるか、または付加的なキャリアが動的マッピング内の変更と独立して既存のセルに割り当てられ、またこの逆になされる。セルが周波数ホッピングを使用し、また新しいキャリアがそのセルに付加されれば、専用モードにある全移動体(および通常は他の移動体も)新しいセットの周波数の使用を同時に開始するように命令されなければならない。
−周波数割り当ての変更が実行された後いつでも(または同時に)、オペレータはDM1を除外した、すなわち、DM5、DM2、DM3およびDM4のみを含む動的マッピングの送信を開始する。(実際において、周波数割り当ての変更はセル対セルを基準として実行され、一方で動的マッピングは全PLMN、すなわち、いくつかのセルに対して有効である。したがって、PLMN内の最終のセルが新しいリソースの使用を開始するまで二重のマッピングを通常支持する必要性がある。動的マッピングの変更は、たとえ周波数割り当て内に変更がなくても、前述したように二つの別々のネットワークが単一のネットワークに合併されるような場合に必要であることを考慮しなければならない)。
−周波数割り当てに変更はないが、動的マッピングの変更が他の理由で実行され、また新しいマッピングが古い周波数割り当てと新しい周波数割り当ての両方に有効であれば、二重マッピングが24時間中まず放送され、ついでオペレータが新しいマッピングDM5、DM2、DM3およびDM4のみの放送を開始する。
【0038】
二重マッピング放送手順は、マッピング情報の2点間送信(すなわち、接続モード)を提供することによって拡張される。二重マッピング放送手受信のこのようなバリエーションにおいて、二重マッピングは各作動移動体に送信される。
【0039】
ネットワークは、(専用モード中の全移動体のための2点間通信に使用される)SACCHチャネル上に新しいSIメッセージを含む、本発明に基づいたオプションを有している。新しいSIメッセージは、変更前の時間から、少なくとも変更が実際に実行される時間まで動的マッピングの変更が生じた時点で使用される。接続モード中の移動体は放送SIを受信することができないが、動的マッピング情報がSACCHチャネル上に送信されれば、その後は専用接続モードにある全移動体によって得ることができる。
【0040】
2点間放送は二重マッピングを放送するのに必要な時間が短く、また無制限な持続時間の回路切り替えコールを可能にする。したがって、もしもオペレータがある理由で1週間以上のあいだ二重マッピングを送信することを望まず、なおかつ4週間続行するコールを支持したければ、そこで2点間オプションが必要となる。オペレータは4週間のロングコールの開始後、動的マッピングを変更する必要があることが分かる。オペレータが二重マッピングの放送を開始し、二重マッピングが放送されるあいだはいつでもオペレータは新しいマッピングをSACCH上でポイントからポイントに送信でき、これによって4週間のロングコールを有するMSが動的マッピングの変更に関する情報を受信することができる。
【0041】
換言すれば、ネットワークが二重マッピングの放送を開始する(したがって動的ARFCNマッピングの変更)前に、ロングコールがMSによって始まれば、ロングコールのMS(専用モードの)がBCCHからの新しい情報をデコードできない(専用モードであるので、できない)が、新しい情報をSACCHを介して受信することができる。したがって、ネットワークは新しいARFCNマッピング情報を使用して開始できる。さらに、新しいマッピングに基づくARFCNが使用される新しい隣りのセルを記述する新しいSI5メッセージがある。ネットワークは、新しいマッピング情報を使用するハンドオーバーをも命令する。すべての場合において、コールはとぎれなく続けられ、動的マッピングが変更されたとしてもすべての適切なタスクが実行される。
【0042】
図3は公衆陸上移動体ネットワークが実際に作動しているあいだに実行される動的マッピングの変更を提供する、本発明に関する前述の態様のフローチャートである。
【0043】
(検討)
本発明の実行の詳細は過度な実験を必要とするとは考えられない。とくに、つぎの詳細と問題点は当業者による過度な実験なしに本発明の範囲内で種々の方法で決定することができると考えられる:
−動的マッピングパラメータARFCN_FIRST、ARF_FIRSTおよびARFCN_RANGEの詳細;
−数セットのマッピングパラメータ(既存のSI/PSIが充分の容量を有していないと想定)を実行することのできる新しいSIまたはPSIメッセージの完全な記述;
−新しいSIメッセージの指示は放送であり(すなわち、PLMNが動的マッピングを使用していることを指示する信号のある種類である);
−新しいSIメッセージのスケジュール(BCCHに対してどれくらいの頻度でまたどこに新しいSIメッセージを見つけられるべきか);
−動的ARFCNマッピングの定義(どの移動体が動的ARFCNマッピングを支持するべきかという要求、またこれに加えて、もし使用されれば動的マッピングは固定番号付けに先立って実行されるという要求)。
【0044】
放送される新しいSIメッセージの存在の指示に関して、動的マッピングがPLMNによって使用状態にあることがMSにわかれば、動的マッピング情報がPLMNによって放送されることをMSが知ることになり、また動的マッピング情報を選ぶ新しいSiメッセージをMSがデコードする。したがって、PLMNが動的マッピング情報を使用することを指示するある種の信号が必要である。このような信号が提供されなければ、MSが動的マッピングがPLMNによって使用されるかどうかを見つけるのにかなり長い時間を費やさなければならない。
【0045】
ここで図4を参照して、複数の移動局に結合された公衆陸上移動体ネットワークのいくつかの要素の組み合わせとして本発明の好ましい実施例に基づく装置を示す(もちろん図示されていない他の多数の要素も含まれている)。装置は動的マッピングを生成するのに必要な工程を実行する手段を含み、公衆陸上移動体ネットワークが動的マッピングを公衆陸上移動体ネットワークに結合された移動局に伝送し、また公衆陸上移動体ネットワークが動的マッピングの変更を移動局に通知する。
【0046】
[発明の範囲]
前述の構成は本発明の原理の適用を示したにすぎない。多数の修正例および変更構成も当業者によって、本発明の範囲から逸脱することなしに考案でき、また添付の請求の範囲はこのような修正例と構成を含むことを意図している。
【図面の簡単な説明】
【0047】
【図1】GSMにおけるチャネル番号の物理的チャネルへの固定マッピングの従来技術によるブロック図である。
【図2】本発明の方法のフローチャートである。
【図3】本発明のさらなる態様を示すフローチャートであって、公衆陸上移動体ネットワークの動作を妨害することなしに、公衆陸上移動体ネットワークによって使用される動的マッピングに変更を提供する方法を示す図である。
【図4】本発明の装置のブロック図である。
【0001】
本発明はセルラー通信、より詳しくは移動体通信のためのグローバル・システム(GSM)下での通信に使用するための、チャネル番号の物理的周波数割り当て(マッピング)に関する。
【背景技術】
【0002】
種々の帯域がセルラー通信のための移動体通信用グローバル・システム(GSM)規格によって提供されており、GSM900帯域(さらに、E−GSM帯域と呼ばれる拡張帯域を含む)が、鉄道セルラー通信に対してR−GSMが、また一般のセルラー用にDCS1800帯域、PSC1900帯域、GSM450、GSM480、GSM850および新規に加えられたGSM700帯域が提供されている。各帯域は二つの副帯域、すなわち、アップリンク副帯域とダウンリンク副帯域に分割されている。アップリンク副帯域は移動体通信(基地局に対する)用であり、一方、ダウンリンク副帯域は移動電話と通信する基地局用である。各副帯域は200kHzの周波数スロットに分割され、この種の各周波数スロットはARFCN(絶対的無線周波数チャネル番号)によって指示される。各ARFCNは8台の移動体までによって共用され、それぞれ時分割マルチプレックス・モードで使用される。すなわち、各移動体には周波数スロットと時間スロットが、時分割マルチ・アクセス(TDMA)のフレーム内で割り当てられる。連続する時間スロット(8個の時間スロット毎に特定時間スロットで始まる、たとえば8個の時間スロット毎に第3番目の時間スロット毎に)と周波数スロット(ARFCNによって特定付けられる)の組み合わせが、物理的チャネルと呼ばれるものを示している。
【0003】
図1に示すGSM帯域と、それに対応するチャネル番号(すなわち、ARFCN)から物理的周波数への割り当ては以下の通りである:
Fup(n)=890.2MHz+0.2*(n−1)MHz(1≦n≦124)、および
Fdown(n)=935.2MHz+0.2*(n−1)MHz(1≦n≦124)である。
拡張帯域はつぎのようになる:
Fup(n)=880.2MHz+0.2*(n−1)MHz(1≦n≦50)、および
Fdown(n)=925.2MHz+0.2*(n−1)MHz(1≦n≦50)。
これらのマッピング、すなわち、GSM帯域と拡張帯域の両方において、数値nはARFCNである。説明したように、物理的チャネルはARFCNによって与えられたキャリア周波数からなり、各時間スロットが4.615/8msの持続時間を有しているその周波数の各8番目の時間スロットは、しばしばバーストを意味し、TDMAフレーム内に8個の時間スロットがあり、したがって持続時間は4.615msである。
【0004】
GSM通信によって現在使用可能なARFCNの総数は1024である。GSM700(すなわち、3GPP規格のリリース4)を除いて、262ARFCN値の総計は使用されない。(GSM900は124+50のARFCNを使用し;R−GSMは20のARFCNを使用し;DCS1800は374を使用し(PCS1900がDCS1800の数のサブセットを使用);GSM400が35+35の数を使用し、またGSM850が124を使用する。総計は762ARFCN値に達する。)しかし、未割り当てのARFCNのただ二つの分離した大きいブロック、341−511および886−954が存在し、48MHz(総計240のARFCN値)の総帯域が使用可能である。15MHzまたは74のキャリア(キャリア当たり200kHz)(また動作帯域に対する200kHzのガード帯域とともに)をGSM700に割り当てることは、将来の周波数帯域のためのARFCNのきわめて限定された数しか残さず、2.5GHzIMT(国際移動通信)2000拡張帯域として計画されたようないずれの新しい帯域割り当てを供給するのにも充分でない。
【0005】
ARFCNは現在10ビットに規定されている。数種の信号通信メッセージにARFCNが含まれる。ARFCNの範囲を拡張する明白な別の方法は、10ビットを超えたものを使用することである。しかし、このような変更はARFCNを含むすべてのメッセージも変えることになり、またARFCNを含まないが、これに関連する多数の他のメッセージも変えることになる。
【0006】
したがって、何が必要かといえば、既存の信号通信メッセージをほとんど変更することなく維持しながら、既存の固定ARFCNマッピングと比較して相当広いスペクトル割り当ての実行を可能にする新規で動的なARFCN割り当て操作である。理想的には、10−ビットARFCNに関連する情報要素に対する変更がまったくないことである。
【発明の開示】
【0007】
したがって、本発明はセルラー電話システムのあるセルのためにチャネル番号を物理的周波数に動的マッピングする装置および対応する方法であって、チャネル番号によって物理的周波数を表わすセルラー電話システムに用いられ、チャネル番号を物理的周波数に固定的にマッピングする方法において、セルラー電話システムが複数の公衆陸上移動体ネットワークからなり、各ネットワークがセルラー電話システムの異なるセルのセットの範囲を提供し、動的マッピングは特定公衆陸上移動体ネットワークによって使用され、またすべてのセルに対しセルラー通信が特定公衆陸上移動体ネットワークによって提供され、この方法は、一連の物理的周波数を選択する工程と、選択された物理的周波数に1つずつ対応するのに充分な数の一連のチャネル番号をチャネル番号から選択する工程と、選択された物理的周波数を選択された一連のチャネル番号へ動的にマッピングすることを決定する工程と、公衆陸上移動体ネットワークのセル内の移動体電話に動的マッピングを指示する情報要素を提供する工程であって、この情報要素が動的マッピングの最初と最後のチャネル数と動的マッピングの最初と最後の物理的周波数を決定するのに充分な情報を含んでいる工程とを含んでおり、動的マッピングを指示する情報要素を提供する工程が、既存のチャネル番号付けスペースと矛盾しない方法で、かつ既存の信号通信メッセージを変更させないように実行される。
【0008】
本発明のさらなる態様において、チャネル番号はたかだか10ビットで指示された数を使用して表わされる。
【0009】
本発明の別のさらなる態様においては、セルラー電話システムは未使用チャネル番号と未使用の物理的周波数を有している。本発明の態様にかかわるある適用例において、一連の物理的周波数を選択する工程で、物理的周波数は、公衆陸上移動体ネットワークによって使用されていないが、公衆陸上移動体ネットワークによって使用することが可能である物理的周波数から選択される。これらの適用例のあるものにおいて、チャネル番号を選択する工程において、チャネル番号は公衆陸上移動体ネットワークによって使用されていないが、公衆陸上移動体ネットワークによって使用することが可能であるチャネル番号から選択され、このような適用例において、動的マッピングは公衆陸上移動体ネットワークによって実際に使用される周波数のみのためのチャネル番号を提供する公衆陸上移動体ネットワークに特有のものになることがある。
【0010】
本発明の別のさらなる態様において、情報要素は、マップされるべき第1チャネル番号を指示する第1の値と、第1の値によって指示されたチャネル番号に加えてマップされるチャネル番号の数を指示する範囲値と、第1チャネル番号がマップされる物理的周波数を指示する第1周波数値とを有している。
【0011】
本発明の別のさらなる態様においては、公衆陸上移動体ネットワークによって使用される動的マッピングにおける変化に対処するために、二重マッピングが公衆陸上移動体ネットワークによって放送され、チャネル番号の2つの非重畳セットが両方とも、少なくともその一部が同じ周波数ブロックにマップされ、公衆陸上移動体ネットワークのセル内で移動体電話操作が二重マッピングをデコードするのに充分な長さとなると想定される所定の期間にわたって放送が続行される。本発明のさらなる態様において、二重マッピングを放送する代わりに、公衆陸上移動体ネットワークが、2点間送信を介して二重マッピングを公衆陸上移動体ネットワークを使用する各移動体電話に送信する。
【0012】
したがって、本発明によれば、すべての既存の信号通信メッセージを無変更のままにすることができる。信号通信への変更は二つの新しいシステム情報メッセージを提供することだけに制限され、その一つは放送用であり、もう一つは専用モード用である。付加するに、一つのGPRSパケット・システム情報メッセージは関連する情報を含むように拡張され、またGSMハンドオーバー命令は動的マッピング情報を含むように拡張される。
【0013】
本発明の前述の、また他の目的、特徴および利点は添付の図面に関連して提示した、以下の詳細な説明を考察することで明白となろう。
【発明を実施するための最良の形態】
【0014】
本発明はセルラー電話システムのセルのために、固定ARFCNマッピングに加えてチャネル番号の物理的周波数への(動的)マッピングを提供する方法である。本発明はセル内の移動局にマッピングする通信手段だけでなくマッピングの内容を提供する。本発明は10−ビットARFCN番号付けスペースを維持し、既存の信号送信メッセージをできる限り未修正のまま維持する方法でこのようなマッピングを提供する。
【0015】
好ましい実施例において、本発明はARFCN値を物理的周波数に動的にマップするように使用される新しい情報要素を提供する。新しい情報要素は新しいSI/PSI(システム情報/パケット・システム情報)メッセージ内にあり得る放送であり、これによって3GPP TS 45.005における現在の固定マッピング(これよりも早くリリースされたGSM05.05と類似の)の代わりに、ARFCNの物理的周波数へのPLMN(公衆陸上移動体ネットワーク)の特定マッピングを提供する。ここで、現在の固定マッピングではキャリア周波数の指示が固定されており、すなわち、ARFCNと物理的キャリア周波数間の1対1の固定マッピングとなる。(PLMNはセルラー電話システムのサブネットワークであり、とくにUMTS(ユニバーサル移動電話通信システム)のサブネットワークである。PLMNはそれ自体または他のサブネットワークと一緒に作動し、また特有の識別子によって他のPLMNから区別される。一般的に、一つのPLMNは単一オペレータによって作動され、またISDN、PSTNおよびインターネットのような他のタイプのネットワークだけでなく他のPLMNにも接続される。)ARFCNのマッピングが現在3GPP TS 45.005(またはGSM05.05)に規定されている一方で、本発明における動的マッピングは、特定範囲のARFCNが、実際的に制限のない物理的周波数の範囲を指示するために使用されるのを許容している。このような柔軟性は、ARFCNがPLMNのオペレータによって実際に使用されている周波数のためにのみマップされるという意味においてARFCNの有効な使用となる。たとえ単一オペレータ(または単独PLMN)が全帯域を使用しなくとも、たとえばDCS1800において、512から885までのARFCN値が固定的マッピング方式によってすべて使用される古い(固定マッピング)方法は、同様にしてあまり有効ではない。(一人のオペレータは20MHzの帯域幅を有しており、したがってわずか100のARFCNで充分であるが、古いやり方では374のARFCN値を使用して周波数の全75MHzをマップする。)
したがって、PLMNを特定するようにマッピングを提供することによって、本発明はARFCNを効果的に使用する。なぜなら、ARFCNはPLMNによって使用されるこれらの周波数のためのPLMNに対してのみマップされ、規格によって支持されたすべての周波数のためにはマップされない。ARFCNの動的マッピングの提供において、本発明は現在の信号通信能力を拡張して新しい周波数割り当てを可能にする。すなわち、新しいスペクトルの使用を提供しながら、10−ビットのARFCN番号スペースを維持するとともに、これによって、できる限り既存信号通信メッセージを変更することなく維持する。10−ビットでARFCN番号スペースを維持することによって、本発明は(10ビットが使用されるか、10ビットを超えるものがARFCNに使用されるかによって決まる)異なるメッセージのために異なるデコーディング・ルールを使用する必要性を回避する。さらに、その増大した長さに起因するあるメッセージの分割の必要性を回避する(より短い一体化メッセージと比較した分割メッセージの故障率の回避できない増大のために、ハンドオーバーの故障率が高くなる);さらにあるメッセージ(とくに放送メッセージ)を2重にする必要性を回避する。レガシイ(従来の)移動端末が長いARFCNを有するメッセージを理解できない(レガシイ移動端末は、動的にマップされているがその周波数帯域の使用が意図されていない10ビットのARFCNを正確に無視する)からである。
【0016】
代表的な実施例において、新しい情報要素はつぎの三つのパラメータ(各々分離した周波数ブロックに対して反復される)からなる:
−ARFCN_FIRST。動的にマップされるべき第1ARFCN値(10ビット)を指示するように使用される;
−ARFCN_RANGE。ARFCN_FIRSTに続いて、動的に割り当てられたARFCN値の数(5から8ビットの範囲)を指示する;
−ARF_FIRST。ARFCN_FIRSTに対応する絶対無線周波数、すなわち、第1動的割り当てARFCNに対応する物理的周波数(14ビットまたはそれ以下になる)を指示する。
このような実施例において、ARF_FIRSTのための一つの可能なコーディングは、3.2768GHz以下の全周波数を支持する(使用可能とする)UMTS地上無線アクセス・ネットワーク(UTRAN)によって使用されるコーディングとなる。したがって、本発明は支持周波数範囲を少なくともUTRAN信号通信と同じ範囲に拡張する。(UTRAN(WCDMA)のための3GPP TSは14−ビットUARFCNに対する分解能(精度)を有しており;UARFCNに対するUTRAN分解能(精度)はTS 3GPP 25.101に見ることができる。)
【0017】
未割り当てのARFCN値と、連続ブロックのサイズとはできるだけ大きく維持するのが有利であり、このような方式(すなわち、動的マッピング方式)は、GSM700で既に提案されており、未割り当てARFCN値と、連続ブロックのサイズとをできるだけ大きく維持する方式はすべてのリリース4移動体に対して必須の特徴となる。
【0018】
図2は本発明に基づく、公衆陸上移動体ネットワークのための動的マッピングを提供する方法のフローチャートである。
【0019】
(動的マッピングに関する移動局への情報を提供するためのオプション)
移動局(MS)によって使用されるチャネル番号の動的マッピングを提供するためには、マッピングに関する情報をMSに提供して、MSによる最初のアクセスを許容し、MSのネットワークへのその後の登録を許容するようにしなければならない。MSへの動的マッピングを提供する一つの方法は、既存のシステム情報(SI)メッセージの中で、新しいシステム情報メッセージの中で、または新しいSIメッセージと既存のSIメッセージの組み合わせの中でのいずれかで、新しい情報要素を放送することであり、ここで既存のメッセージ内容は動的マッピングに関する情報を含むよう拡張される。好ましい実施例において、MSが作動していない(専用接続を使用していない)とき動的マッピング情報はBCCH(放送制御チャネル)を介して提供され、またMSが接続モードにあるとき(MSがBCCH情報を読み取ることができないが、SACCH情報を読み取ることができるときには、SACCHが常に利用可能である)とき、SACCH(低速付属制御チャネル)を介してMSに提供される。付加的に、GPRSに属する移動体(専用接続モードにない)に対して、PBCCHがセル内に存在すれば、情報がPBCCH(パケット放送制御チャネル)を介して提供され、もしなければ、GPRSに属する移動体はBCCHを読み取る。好ましい実施例において、BCCHとSACCHの両方に対して新しいSIメッセージが規定され、一方でGPRSに対しては情報が既存のPSIメッセージ(PBCCHを使用するセルに対して)の一部として付加される。
【0020】
セルがBCCHキャリア上に非ホッピングSDCCH(スタンドアロン専用制御チャネル)を使用しており、また動的マッピングに関するすべての必要とする情報がSACCHを介して移動局に提供されていれば、放送情報は必要ではない。マッピング情報が放送によって部分的にしか提供されない場合、専用接続モード(のMS)にマッピング情報を送るための手段も必要である。専用接続モードのサポートが他の状況においても好ましい。しかし、前述の場合に関連した制限のために、動的マッピングを放送するオプションが好ましい。
【0021】
他のシステムからGSMへのハンドオーバーというサービス(他のシステムとは他のシステムがGSMとの相互作用を支持するいずれの他のシステムをも意味し、実際にはUTRANまたはWCDMAを意味するが、CDMA2000を初めとして他の将来のシステムも含まれる)を提供するために、動的マッピングが対応するハンドオーバー命令に付加されなければならない。これはハンドオーバーされるべきMSが、ハンドオーバー命令を受信する前に(適切なGSMシステムからの)有効なマッピング情報を読み取る機会がないという可能性があるからである。
【0022】
マッピングは特定のPLMNによって使用される全周波数割り当てを扱うことが望ましいが、すべての可能な周波数帯域中の全周波数に及ぶ必要はない。特定のPLMNによって使用される全周波数割り当てに及ぶマッピングは、新しい帯域が数人のオペレータ(たとえば、6人のオペレータ間で目下ドイツでIMT2000周波数帯域を共通利用している)で分担されると仮定すると、幾百MHzまでの新しい周波数帯域に及ぶ240ARFCN値を利用可能である。
【0023】
(マッピング情報の有効性)
好ましい実施例を含むある実施例において、稼働中のネットワーク(稼働中のネットワークとは実行中の通話を伴う作動中のネットワークである)内の動的マッピングが、特定された既存の周波数帯域内かあるいは新しい周波数帯域(後者の場合には動的マッピングの変更が常に必要ではなく、現在のマッピングの継続が通常充分である)内のいずれかで変化があるときに、変更される。MSは、マッピング変化の時点でアイドルモードであるか、または専用接続モードであってよい。動的マッピングがすべての適切な信号通信メッセージに付加されなければ、ネットワークが動的マッピングを修正する時点で動的マッピングのための正確な情報をMSが使用することを保証する必要がある。しかし、動的マッピングがまれにしか変わらないと予想されるので、各MSにはスイッチオンのとき(BCCHからの動的マッピングを読み取ることによるか、またはネットワーク登録中に提供されるマッピングによるか)に得られた動的マッピングを使用させることが好ましく、信号通信メッセージのサイズを大きくせずにハンドオーバーの命令のような重要なメッセージが提供される。
【0024】
(目下割り当てられているARFCNに対する動的マッピング)
二つの異なるタイプのARFCN値がある。すなわち、プレ・リリース4規格で使用される、すなわち、リリース4以前に規定された周波数帯域に対するものと、動的ARFCNマッピングに対して何の制限もなしに使用することができるタイプの、リリース4以前には使用されていないものである。ここで、第1タイプのARFCN値がいかにして動的マッピングのために使用することができるかということに関しては、ある限定がある。
【0025】
未割り当てARFCN値が動的マッピングのための最高の柔軟性を許容する。しかし、ある場合においては、たとえばオペレータがR−GSM周波数帯域を使用していないときには、既存のARFCN値の再マッピングを許容することが役に立つ。もし、このようなオペレータがGSM700を使用していれば、オペレータはR−GSM ARFCN値を再マップでき、したがってGSM700システムによって使用できるようになる。(GSMに対して、目下割り当てられたARFCN値を再マッピングする必要はまったくない。必要性は、新しい帯域がGSMのために特定付けられ、もはや「未割り当て」ARFCN値がないときにのみ生じる。)R−GSM ARFCN値が再マップされると、リリース4規格のMSと、他の未割り当て値が使用されるときとのあいだに差異はない。R−GSM帯域を支持するプレ・リリース4MSに対して、プレ・リリース4MSがR−GSM周波数をモニターするが、適切なNCC許容(ネットワーク・カラー・コード許容)設定に基づいたこれらの測定値を放棄するという小さな欠点が、既存のARFCN値を再マッピングするときにある。移動体はある不必要な隣のセルのRXLEVの測定(隣のセルに対する受信された信号レベル測定値)を実行しなければならず、またこれらの移動体はこれらを識別するためにこれらのセルと同期しようと試みる。しかし、MSがBSIC(基地局識別コード)をデコードしたときに、隣のセルがサービングPLMNに属していないことが認識される。これは再度、サービングセルがMSへのNCC割り当て情報を提供し、またBSICの一部が許容されたNCC値と一致すべきであるという事実に基づいている。ここでNCC許容情報が設定され、セル域内の全R−GSMネットワークが許容されていないNCC値を使用し、これによってMSが単にこれらのキャリア上の測定値を無視するとともに、誤り測定報告に基づくまちがったセルに対するハンドオーバー命令のような誤まった操作の可能性はない。(プレ・リリース4MSによって支持されたこれらの帯域のためのRXLEVの有効数はなおもGSM700を支持するリリース4MSのためのサンプル数に等しいことに注意しなければならない)。プレ・リリース4MSが直面する小さい欠点は、動的にマップされた隣のセルを、プレ・リリース4移動体によって無視されたSI2Xメッセージに加えることによって解決できる。しかし、全移動体に対して共通である既存のSI2メッセージを使用する可能性は好ましいオプションであると考えられる。(共通のSI5メッセージも利点がある。S15メッセージは、隣のセル情報を提供する放送モードSI2メッセージ(SI2,SI2bis,SI2ter,SI2quater)に対応する専用モードメッセージである。)
【0026】
現在固定されたARFCNの動的マッピングも、目下支持されていない周波数帯域間でのマルチバンド操作を支持することを可能にする。たとえば、850MHz帯域で作動するMSはARFCN値512−810と想定して、DCS1800周波数の代わりにPCS1900周波数にアドレスする(ネットワークに帯域表示装置のビットを設定させ、これによって850の移動体が1900周波数として共通1800/1900ARFCNをデコードする)。GSM850とDCS1800を使用する国は、850MHz帯域に動的チャネル番号を使用して、1800MHz帯域を指示することができる。つぎに、リリース4の移動体または後者のMSが、これら二つの帯域間で二重帯域操作を指示できる。
【0027】
現在固定ARFCNの有する問題は、DCS1800とPCS1900周波数帯域が重なり合うARFCNを使用するように決定されていることである。すなわち、PCS1900ARFCNのすべてがDCS1800に対して使用され、これによってDCS1800とPSC1900の両方の同時使用は(本発明なしでは)不可能である。その結果、ARFCNは対応するキャリア周波数を単独では識別できず、MSは、ARFCNを正確に解釈するために、他の情報を使用しなけばならない。今までのところ、このようなオーバーラッピングは問題になっていない。これはMSが1900周波数帯域、および他の周波数帯域を同時に使用することはなく、さらにこれまでこのような使用が必要でなかったからである。現在の三重帯域電話は900、1800および1900帯域を同時に使用せず、この種の電話は、それが使用される国に依存して、1900のみの使用または900/1800の使用に戻っている。1800/1900の同時使用の問題は、動的ARFCNマッピングによって解決できる。動的ARFCNマッピングはマルチバンド操作の他のタイプをも解決するのに使用できる。
【0028】
(契約者識別モジュール(SIM))
通常、MSは、つぎのスイッチオンで最終登録PLMNに迅速な登録を許容するためにSIM(契約者識別モジュール)内でのスイッチオフで最新の有効BCCH割り当てを記憶する(特定セルの隣のセル周波数のリストが、スイッチオフされたエリアに近接してスイッチオンされたときにMSファインド・サービスを助けるために、通常、SIM内に記憶される)。これはSIMが14ビットARFCNの記憶を支持するか、または適用可能な10ビットARFCN値に関連するマッピング情報を含むことを許容するように修正されなければ、可能ではない。本発明によれば、最新BAのSIMへの記憶は、固定マッピングを有していないこれらのARFCNのために、すなわち動的に割り当てられたARFCNのために設けられていない。今日すべての他の周波数で実行されているように、MSは動的にマップされたARFCNを含んでいるBAを任意に記憶できる。情報がMSで内部的に利用可能である、すなわちMS内に記憶されていると仮定すると、通常、初期アクセス中の付加的な遅延を回避することができる。
【0029】
(動的チャネルマッピングの代表的な適用例)
マルチバンド操作のための限定されていない支持が、動的番号付けのための別の潜在的適用例として識別された。一例として、GSM700を支持する(使用中の)MSは、番号がGSM700帯域に送信されれば、DCS1800とPCS1900両方に共通のARFCNがPCS1900周波数として認識されなければならないとみなす。たとえば、本発明における動的ARFCNマッピングは、GSM700およびDCS1800および(または)PCS1900周波数帯域を使用するネットワーク上でリリース−4規格の端末のためのすべてのマルチバンド操作を可能にする。
【0030】
(特別な考察)
本発明を特別な考察が適した状況に関して以下に説明する。
【0031】
(UTRANまたは他の非GSMシステムとの相互作用)
MSはGSM適用域に入る前に非GSMシステムを介してサービスを得ることができる。本発明によれば、非GSM(基地局)からGSMへのハンドオーバーを支援させるために、動的マッピングに関する情報が、サービング基地局、すなわち非GSM基地局によってMSに提供される、非GSMからGSMへのハンドオーバーメッセージに含まれるのが好ましい(ハンドオーバーメッセージの主要部がターゲットシステム基地局、すなわちGSM基地局によって構築される)。
【0032】
(サービス中の動的マッピングへの変更)
ネットワークによるサービスが中断されないような方法で使用中に動的マッピング中の変化を支援する必要もある。新しい周波数割り当てを追加することは簡単であるが、すでに使用されている周波数帯域のマッピングを変更する必要がある。一例として、同じARFCNのために異なるマッピングを使用して二つの非共同ネットワーク(動的マッピングに関する)のオペレータを合同するものがある。このような状況において、二つのネットワーク間のハンドオーバーを支援するために、動的マッピングが(一つまたは他のネットワークのために)変更されなければならず、または両方の動的マッピングが、変更後にマッピングが共用できるように変更しなければならない。また、変更が進行中のコールを妨害せずに行われなければならない。一般的に、既存の動的マッピングを変更する必要性が生じるのは非常に稀であり、たぶん1年に1回である。たとえそうであっても、新しいマッピングが作動し、すべての移動体によってデコードされるまで、サービスが一時的に利用不能になることは許されない。
【0033】
動的マッピング中の変更を処理するための一つの解決策は、予備的な構成中の変更に対応するためにUTRANに使用される方法と同じ方法を使用することである。UTRANは同様の問題を有している。すなわち、ここで使用される予備的な構成のデータは放送されなければならず、そのデータは変更される必要がある。UTRANは、いわゆる変更マークを使用して予備構成データ中の変更を調整するが、その方法は現在の状況には適してない。変更マーク方法で、A/Bインジケータが二つの異なる動的マッピング中に使用され、AおよびBが同時に放送され、またA/BインジケータがARFCNと関連するすべての関連するメッセージに付加される。A/Bインジケータ方法の欠点は、たとえ単一のビットのみがA/Bインジケータとして使用されるとしても、相当数の異なる信号通信メッセージを付加しなければならないことである。
【0034】
変更マーク方法の代わりに、本発明は動的マッピングが一方向のみ、すなわちARFCNから物理的周波数にマッピングすることだけが必要であることを考慮しており、したがって簡単な放送を基準とする解決策を使用する。本発明において、二重マッピングが相当長い時間にわたって、マッピングが変更されるべき周波数ブロック中で放送される。(動的マッピングは普通いくつかの異なるマッピングからなり、それはすなわち、ダイナミックマッピングの使用を許可されたオペレータにおけるチャネル番号の異なるブロックを異なる周波数ブロックにマッピングするための異なるマッピングである。)
【0035】
たとえば、PLMNのオペレータが動的マッピングの適用されている四つの別々の周波数ブロックを使用している場合、限定された期間のあいだ2重のマッピング(パラメータセットで提供される)が、マッピングの変更されるべき周波数ブロックに対して付加されるならば、オペレータは動的マッピング中の変化を処理することができる。新しいパラメータ・セットが変更後に有効であり、また、変更前に有効であったパラメータセットは変更の過渡期中にわたって維持される。このような二重マッピングは、動的マッピングのARFCNのパラメータセットの前後が完全に分離(非オーバーラップ)しておれば可能であり、前後のパラメータ・セット(二重マッピングによって提供された)が異なるARFCN範囲を使用するが、両者は少なくとも部分的に同じ物理的周波数帯域を分担する。変更が生じたときを指示する信号は不要であり、これはいくつかの異なるセル内で同一の特定の時間に変更を実行することが困難であるため重要なことでる。
【0036】
本発明によれば、ネットワークは最長コールの予想長さに等しい期間にわたって二重マッピングを放送する。放送は1時間から数週間のあいだの任意の期間にわたって実行することができる。本発明は放送期間の後に、全移動体がアイドルモードに入り、また新しい放送システム情報がデコードされることを想定している。一度全移動体が二重マッピングをデコードすると、ネットワークが新しいマッピングのみの送信を開始できる(すなわち、ネットワークはシステム情報メッセージから古い周波数割り当てのためのマッピングを除去することができる。)。
【0037】
本発明の好ましい実施例による手順が、一つの特定シナリオに適用するように、以下の工程毎に説明される。
−ネットワークが四つの異なる周波数ブロック:DM1、DM2、DM3およびDM4でBCCH動的マッピングで最初に放送されると仮定する。
−DM1がxからx+5MHzの周波数範囲を扱い、またオペレータに割り当てられた周波数帯域がx−5MHzからx+2MHzまでの範囲に変更される(すなわち、周波数帯域は幅が拡張され、また同時に変更される)と仮定する。したがって、オペレータは新しい動的マッピングDM1、DM2、DM3、DM4およびDM5を放送し、ここで古い周波数割り当てがDM1によってマッピングされ、また新しい割り当てがDM5によってマップされる。本発明によれば、DM1とDM5で使用されたARFCNは非オーバーラッピングとなる。
−一度オペレータが、適切な時間期間中、たとえば24時間のようなあいだ、新しいシステム情報を放送すると、周波数割り当ての変更が実行される。周波数割り当ての変更(動的再マッピングとして)は固定番号付け割り当ての変更とちょうど似ており、任意のセルに対して変更がセル内のすべての作動中のネットワーク・リソース(すなわち、専用接続モード内の移動体によって使用されるすべての異なるタイプのチャネルだけでなく放送チャネルにも)に対して同時に行われることに注意しなければならず、隣りのセルSIメッセージ(隣りのセルのBCCH周波数、すなわち、MSが隣りのセルを識別するとき、およびセルの再選択のためにこれらがランク付けされるときに聞くべき周波数を規定するシステム情報メッセージ)の変更が含まれる。さらに、新しいセルがネットワークに付加されるか、または付加的なキャリアが動的マッピング内の変更と独立して既存のセルに割り当てられ、またこの逆になされる。セルが周波数ホッピングを使用し、また新しいキャリアがそのセルに付加されれば、専用モードにある全移動体(および通常は他の移動体も)新しいセットの周波数の使用を同時に開始するように命令されなければならない。
−周波数割り当ての変更が実行された後いつでも(または同時に)、オペレータはDM1を除外した、すなわち、DM5、DM2、DM3およびDM4のみを含む動的マッピングの送信を開始する。(実際において、周波数割り当ての変更はセル対セルを基準として実行され、一方で動的マッピングは全PLMN、すなわち、いくつかのセルに対して有効である。したがって、PLMN内の最終のセルが新しいリソースの使用を開始するまで二重のマッピングを通常支持する必要性がある。動的マッピングの変更は、たとえ周波数割り当て内に変更がなくても、前述したように二つの別々のネットワークが単一のネットワークに合併されるような場合に必要であることを考慮しなければならない)。
−周波数割り当てに変更はないが、動的マッピングの変更が他の理由で実行され、また新しいマッピングが古い周波数割り当てと新しい周波数割り当ての両方に有効であれば、二重マッピングが24時間中まず放送され、ついでオペレータが新しいマッピングDM5、DM2、DM3およびDM4のみの放送を開始する。
【0038】
二重マッピング放送手順は、マッピング情報の2点間送信(すなわち、接続モード)を提供することによって拡張される。二重マッピング放送手受信のこのようなバリエーションにおいて、二重マッピングは各作動移動体に送信される。
【0039】
ネットワークは、(専用モード中の全移動体のための2点間通信に使用される)SACCHチャネル上に新しいSIメッセージを含む、本発明に基づいたオプションを有している。新しいSIメッセージは、変更前の時間から、少なくとも変更が実際に実行される時間まで動的マッピングの変更が生じた時点で使用される。接続モード中の移動体は放送SIを受信することができないが、動的マッピング情報がSACCHチャネル上に送信されれば、その後は専用接続モードにある全移動体によって得ることができる。
【0040】
2点間放送は二重マッピングを放送するのに必要な時間が短く、また無制限な持続時間の回路切り替えコールを可能にする。したがって、もしもオペレータがある理由で1週間以上のあいだ二重マッピングを送信することを望まず、なおかつ4週間続行するコールを支持したければ、そこで2点間オプションが必要となる。オペレータは4週間のロングコールの開始後、動的マッピングを変更する必要があることが分かる。オペレータが二重マッピングの放送を開始し、二重マッピングが放送されるあいだはいつでもオペレータは新しいマッピングをSACCH上でポイントからポイントに送信でき、これによって4週間のロングコールを有するMSが動的マッピングの変更に関する情報を受信することができる。
【0041】
換言すれば、ネットワークが二重マッピングの放送を開始する(したがって動的ARFCNマッピングの変更)前に、ロングコールがMSによって始まれば、ロングコールのMS(専用モードの)がBCCHからの新しい情報をデコードできない(専用モードであるので、できない)が、新しい情報をSACCHを介して受信することができる。したがって、ネットワークは新しいARFCNマッピング情報を使用して開始できる。さらに、新しいマッピングに基づくARFCNが使用される新しい隣りのセルを記述する新しいSI5メッセージがある。ネットワークは、新しいマッピング情報を使用するハンドオーバーをも命令する。すべての場合において、コールはとぎれなく続けられ、動的マッピングが変更されたとしてもすべての適切なタスクが実行される。
【0042】
図3は公衆陸上移動体ネットワークが実際に作動しているあいだに実行される動的マッピングの変更を提供する、本発明に関する前述の態様のフローチャートである。
【0043】
(検討)
本発明の実行の詳細は過度な実験を必要とするとは考えられない。とくに、つぎの詳細と問題点は当業者による過度な実験なしに本発明の範囲内で種々の方法で決定することができると考えられる:
−動的マッピングパラメータARFCN_FIRST、ARF_FIRSTおよびARFCN_RANGEの詳細;
−数セットのマッピングパラメータ(既存のSI/PSIが充分の容量を有していないと想定)を実行することのできる新しいSIまたはPSIメッセージの完全な記述;
−新しいSIメッセージの指示は放送であり(すなわち、PLMNが動的マッピングを使用していることを指示する信号のある種類である);
−新しいSIメッセージのスケジュール(BCCHに対してどれくらいの頻度でまたどこに新しいSIメッセージを見つけられるべきか);
−動的ARFCNマッピングの定義(どの移動体が動的ARFCNマッピングを支持するべきかという要求、またこれに加えて、もし使用されれば動的マッピングは固定番号付けに先立って実行されるという要求)。
【0044】
放送される新しいSIメッセージの存在の指示に関して、動的マッピングがPLMNによって使用状態にあることがMSにわかれば、動的マッピング情報がPLMNによって放送されることをMSが知ることになり、また動的マッピング情報を選ぶ新しいSiメッセージをMSがデコードする。したがって、PLMNが動的マッピング情報を使用することを指示するある種の信号が必要である。このような信号が提供されなければ、MSが動的マッピングがPLMNによって使用されるかどうかを見つけるのにかなり長い時間を費やさなければならない。
【0045】
ここで図4を参照して、複数の移動局に結合された公衆陸上移動体ネットワークのいくつかの要素の組み合わせとして本発明の好ましい実施例に基づく装置を示す(もちろん図示されていない他の多数の要素も含まれている)。装置は動的マッピングを生成するのに必要な工程を実行する手段を含み、公衆陸上移動体ネットワークが動的マッピングを公衆陸上移動体ネットワークに結合された移動局に伝送し、また公衆陸上移動体ネットワークが動的マッピングの変更を移動局に通知する。
【0046】
[発明の範囲]
前述の構成は本発明の原理の適用を示したにすぎない。多数の修正例および変更構成も当業者によって、本発明の範囲から逸脱することなしに考案でき、また添付の請求の範囲はこのような修正例と構成を含むことを意図している。
【図面の簡単な説明】
【0047】
【図1】GSMにおけるチャネル番号の物理的チャネルへの固定マッピングの従来技術によるブロック図である。
【図2】本発明の方法のフローチャートである。
【図3】本発明のさらなる態様を示すフローチャートであって、公衆陸上移動体ネットワークの動作を妨害することなしに、公衆陸上移動体ネットワークによって使用される動的マッピングに変更を提供する方法を示す図である。
【図4】本発明の装置のブロック図である。
Claims (34)
- セルラー電話システムのあるセルのためにチャネル番号を物理的周波数に動的にマッピングする方法であって、チャネル番号によって物理的周波数を表すセルラー電話システムに用いられ、チャネル番号を物理的周波数に固定マッピングする方法において、前記セルラー電話システムが複数の公衆陸上移動体ネットワークからなり、各ネットワークがセルラー電話システムの異なるセルのセットの包括範囲を提供し、動的マッピングが特定公衆陸上移動体ネットワークによって使用され、またすべてのセルに対しセルラー通信が特定公衆陸上移動体ネットワークによって提供され、当該方法が、
a)一連の物理的周波数を選択する工程と、
b)選択された物理的周波数に1つずつ対応するのに充分な数の一連のチャネル番号のセットをチャネル番号から選択する工程と、
c)選択された物理的周波数を選択された一連のチャネル番号のセットへ動的マッピングすることを決定する工程と、
d)公衆陸上移動体ネットワークのセル内の移動体電話に動的マッピングを指示する情報要素を提供する工程であって、情報要素が、動的マッピングの最初と最後のチャネル番号と動的マッピングの最初と最後の物理的周波数とを決定するのに充分な情報を含んでいる工程とを含んでおり、
動的マッピングを指示する情報要素を提供する工程が、既存のチャネル番号付けスペースと矛盾しない方法で、かつ既存の信号通信メッセージを変化させないように実行される方法。 - 前記チャネル番号がたかだか10ビットで指示された数を使用して表わされる請求項1記載の方法。
- 前記セルラー電話システムが、未使用チャネル番号と未使用物理的周波数を有する請求項1記載の方法。
- 前記一連の物理的周波数を選択する工程において、物理的周波数が、公衆陸上移動体ネットワークによって使用されていないが、公衆陸上移動体ネットワークによって使用することが可能である物理的周波数から選択される請求項3記載の方法。
- 前記チャネル番号を選択する工程において、チャネル番号が公衆陸上移動体ネットワークによって使用されていないが、公衆陸上移動体ネットワークによって使用することが可能であるチャネル番号から選択される請求項4記載の方法。
- 前記動的マッピングが公衆陸上移動体ネットワークに特有であり、動的マッピングが公衆陸上移動体ネットワークによって実際に使用される周波数のみのためのチャネル番号を提供する請求項5記載の方法。
- 前記情報要素が、マップされるべき第1チャネル番号を指示する第1値と、第1値によって指示されたチャネル番号に加えて、マップされるチャネル番号の数を指示する範囲値と、第1チャネル番号がマップされる物理的周波数を指示する第1周波数値とを有する請求項1記載の方法。
- セルラー電話システムのあるセルのためにチャネル番号を物理的周波数に動的にマッピングする方法であって、チャネル番号によって物理的周波数を表すセルラー電話システムに用いられ、チャネル番号を物理的周波数に固定マッピングする方法において、前記セルラー電話システムが複数の公衆陸上移動体ネットワークからなり、各ネットワークがセルラー電話システムの異なるセルのセットの包括範囲を提供し、動的マッピングが特定公衆陸上移動体ネットワークによって使用され、またすべてのセルに対しセルラー通信が特定公衆陸上移動体ネットワークによって提供され、当該方法が、
a)一連の物理的周波数を選択する工程と、
b)選択された物理的周波数に1つずつ対応するのに充分な数の一連のチャネル番号をチャネル番号から選択する工程と、
c)選択された物理的周波数を選択された一連のチャネル番号のセットへ動的マッピングすることを決定する工程と、
d)公衆陸上移動体ネットワークのセル内の移動体電話に動的マッピングを指示する情報要素を提供する工程であって、情報要素が、動的マッピングの最初と最後のチャネル番号と動的マッピングの最初と最後の物理的周波数とを決定するのに充分な情報を含んでいる工程とを含んでおり、
動的マッピングを指示する情報要素を提供する工程が、既存のチャネル番号付けスペースと矛盾しない方法で、かつ既存の信号通信メッセージを変化させないように実行され、
公衆陸上移動体ネットワークによって使用される動的マッピングの変化を提供するように、二重マッピングが公衆陸上移動体ネットワークによって放送され、該チャネル番号の二つの非重畳セットがマップされ、公衆陸上移動体ネットワークのセル内で移動体電話操作が二重マッピングをデコードするのに充分な長さとなると想定される所定時間期間で放送が続行される方法。 - 前記チャネル番号がたかだか10ビットで指示された数を使用して表わされる請求項8記載の方法。
- 前記セルラー電話システムが、未使用チャネル番号と未使用物理的周波数を有する請求項8記載の方法。
- 前記一連の物理的周波数を選択する工程で、物理的周波数が公衆陸上移動体ネットワークによって使用されていないが、公衆陸上移動体ネットワークによって使用することが可能である物理的周波数から選択される請求項10記載の方法。
- 前記チャネル番号を選択する工程において、チャネル番号が公衆陸上移動体ネットワークによって使用されていないが、公衆陸上移動体ネットワークによって使用することが可能であるチャネル番号から選択される請求項11記載の方法。
- 前記動的マッピングが公衆陸上移動体ネットワークに特有であり、動的マッピングが公衆陸上移動体ネットワークによって実際に使用される周波数のみのためのチャネル番号を提供する請求項12記載の方法。
- 前記チャネル番号の非重畳セットの一方が動的マッピングの変化前の割当てを記述し、前記チャネル番号の非重畳セットの他方が動的マッピングの変化後の割当てを記述する請求項8記載の方法。
- 前記チャネル番号の非重畳セットが、少なくとも一部が同じ周波数ブロックに両者ともマップされる請求項8記載の方法。
- 前記情報要素が、マップされるべき第1チャネル番号を指示する第1値と、第1値によって指示されたチャネル番号に加えて、マップされるチャネル番号の数を指示する範囲値と、第1チャネル番号がマップされる物理的周波数を指示する第1周波数値とを有する請求項8記載の方法。
- 前記二重マッピングを放送する代わりに、公衆陸上移動体ネットワークが、二重マッピングを、2点間送信を介して当該公衆陸上移動体ネットワークを用いる移動体電話へ搬送する請求項8記載の方法。
- セルラー電話システムのあるセルのためにチャネル番号を物理的周波数に動的にマッピングする装置であって、チャネル番号によって物理的周波数を表すセルラー電話システムに用いられ、チャネル番号を物理的周波数に固定マッピングする装置において、前記セルラー電話システムが複数の公衆陸上移動体ネットワークからなり、各ネットワークがセルラー電話システムの異なるセルのセットの包括範囲を提供し、動的マッピングが特定公衆陸上移動体ネットワークによって使用され、またすべてのセルに対しセルラー通信が特定公衆陸上移動体ネットワークによって提供され、当該装置が、
a)一連の物理的周波数を選択する手段と、
b)選択された物理的周波数に1つずつ対応するのに充分な数の一連のチャネル番号のセットをチャネル番号から選択する手段と、
c)選択された物理的周波数を選択された一連のチャネル番号のセットへ動的マッピングすることを決定する手段と、
d)公衆陸上移動体ネットワークのセル内の移動体電話に動的マッピングを指示する情報要素を提供する手段であって、情報要素が、動的マッピングの最初と最後のチャネル番号と動的マッピングの最初と最後の物理的周波数とを決定するのに充分な情報を含んでいる手段とを含んでおり、
動的マッピングを指示する情報要素が、既存のチャネル番号付けスペースと矛盾しない方法で、かつ既存の信号通信メッセージを変化させないようにする方法で提供される装置。 - 前記チャネル番号がたかだか10ビットで指示された数を使用して表わされる請求項18記載の装置。
- 前記セルラー電話システムが、未使用チャネル番号と未使用物理的周波数を有する請求項18記載の装置。
- 前記選択された物理的周波数が公衆陸上移動体ネットワークによって使用されていないが、公衆陸上移動体ネットワークによって使用することが可能である物理的周波数から選択される請求項20記載の装置。
- 前記チャネル番号が公衆陸上移動体ネットワークによって使用されていないが、公衆陸上移動体ネットワークによって使用することが可能であるチャネル番号から選択される請求項21記載の装置。
- 前記動的マッピングが公衆陸上移動体ネットワークに特有であり、動的マッピングが公衆陸上移動体ネットワークによって実際に使用される周波数のみのためのチャネル番号を提供する請求項22記載の装置。
- 前記情報要素が、マップされるべき第1チャネル番号を指示する第1値と、第1値によって指示されたチャネル番号に加えて、マップされるチャネル番号の数を指示する範囲値と、第1チャネル番号がマップされる物理的周波数を指示する第1周波数値とを有する請求項18記載の装置。
- セルラー電話システムのあるセルのためにチャネル番号を物理的周波数に動的にマッピングする装置であって、チャネル番号によって物理的周波数を表すセルラー電話システムに用いられ、チャネル数を物理的周波数に固定マッピングする装置であって、前記セルラー電話システムが複数の公衆陸上移動体ネットワークからなり、各ネットワークがセルラー電話システムの異なるセルのセットの包括範囲を提供し、動的マッピングが特定公衆陸上移動体ネットワークによって使用され、またセルラー通信が特定公衆陸上移動体ネットワークによって提供され、当該装置が、
a)一連の物理的周波数を選択する手段と、
b)選択された物理的周波数に1つずつ対応するのに充分な数の一連のチャネル番号のセットをチャネル番号から選択する手段と、
c)選択された物理的周波数を選択された一連のチャネル番号のセットへ動的マッピングすることを決定する手段と、
d)公衆陸上移動体ネットワークに、当該公衆陸上移動体ネットワークのセル内の移動体電話に動的マッピングを指示する情報要素を提供させる手段であって、情報要素が動的マッピングの最初と最後のチャネル番号と動的マッピングの最初と最後の物理的周波数とを決定するのに充分な情報を含んでいる手段とを含んでおり、
動的マッピングを指示する情報要素が、既存のチャネル番号付けスペースと矛盾しない方法で、かつ既存の信号通信メッセージを変化させないようにする方法で提供され、
さらに、公衆陸上移動体ネットワークによって使用される動的マッピングの変化を提供するように、公衆陸上移動体ネットワークに二重マッピングを放送させ、該チャネル番号の二つの非重畳セットがマップされ、公衆陸上移動体ネットワークのセル内で移動体電話操作が二重マッピングをデコードするのに充分な長さとなると想定される所定時間期間で放送が続行される手段を含む装置。 - 前記チャネル番号がたかだか10ビットで指示された数を使用して表わされる請求項25記載の装置。
- 前記セルラー電話システムが、未使用チャネル番号と未使用物理的周波数を有する請求項25記載の装置。
- 前記選択された物理的周波数が、公衆陸上移動体ネットワークによって使用されていないが、公衆陸上移動体ネットワークによって使用することが可能である物理的周波数から選択される請求項27記載の装置。
- 前記選択されたチャネル番号が、公衆陸上移動体ネットワークによって使用されていないが、公衆陸上移動体ネットワークによって使用することが可能であるチャネル番号から選択される請求項28記載の装置。
- 前記動的マッピングが公衆陸上移動体ネットワークに特有であり、動的マッピングが公衆陸上移動体ネットワークによって実際に使用される周波数のみのためのチャネル番号を提供することになる請求項29記載の装置。
- 1つのチャネル番号の前記非重畳セットが動的マッピングの変化前の割当てを記述し、他のチャネル番号の前記非重畳セットが動的マッピングの変化後の割当てを記述する請求項25記載の装置。
- チャネル番号の前記非重畳セットが少なくとも一部が同じ周波数ブロックに両者ともマップされる請求項25記載の装置。
- 前記情報要素が、マップされるべき第1チャネル番号を指示する第1値と、第1値によって指示されたチャネル番号に加えて、マップされるチャネル番号の数を指示する範囲値と、第1チャネル番号がマップされる物理的周波数を指示する第1周波数値とを有する請求項25記載の装置。
- 前記二重マッピングを放送する代わりに、前記装置が、公衆陸上移動体ネットワークのために、二重マッピングを、2点間送信を介して当該公衆陸上移動体ネットワークを用いる移動体電話へ搬送する請求項25記載の装置。
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