JP2004524661A - 容量結合された蛍光ランプパッケージ - Google Patents
容量結合された蛍光ランプパッケージ Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004524661A JP2004524661A JP2002576491A JP2002576491A JP2004524661A JP 2004524661 A JP2004524661 A JP 2004524661A JP 2002576491 A JP2002576491 A JP 2002576491A JP 2002576491 A JP2002576491 A JP 2002576491A JP 2004524661 A JP2004524661 A JP 2004524661A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fluorescent lamp
- capacitively coupled
- coupled fluorescent
- inverter circuit
- package
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Abandoned
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J61/00—Gas-discharge or vapour-discharge lamps
- H01J61/02—Details
- H01J61/04—Electrodes; Screens; Shields
- H01J61/06—Main electrodes
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05B—ELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
- H05B41/00—Circuit arrangements or apparatus for igniting or operating discharge lamps
- H05B41/14—Circuit arrangements
- H05B41/26—Circuit arrangements in which the lamp is fed by power derived from dc by means of a converter, e.g. by high-voltage dc
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05B—ELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
- H05B41/00—Circuit arrangements or apparatus for igniting or operating discharge lamps
- H05B41/14—Circuit arrangements
- H05B41/26—Circuit arrangements in which the lamp is fed by power derived from dc by means of a converter, e.g. by high-voltage dc
- H05B41/28—Circuit arrangements in which the lamp is fed by power derived from dc by means of a converter, e.g. by high-voltage dc using static converters
- H05B41/282—Circuit arrangements in which the lamp is fed by power derived from dc by means of a converter, e.g. by high-voltage dc using static converters with semiconductor devices
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J61/00—Gas-discharge or vapour-discharge lamps
- H01J61/02—Details
- H01J61/04—Electrodes; Screens; Shields
- H01J61/06—Main electrodes
- H01J61/067—Main electrodes for low-pressure discharge lamps
- H01J61/0672—Main electrodes for low-pressure discharge lamps characterised by the construction of the electrode
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J61/00—Gas-discharge or vapour-discharge lamps
- H01J61/02—Details
- H01J61/56—One or more circuit elements structurally associated with the lamp
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J61/00—Gas-discharge or vapour-discharge lamps
- H01J61/70—Lamps with low-pressure unconstricted discharge having a cold pressure < 400 Torr
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J61/00—Gas-discharge or vapour-discharge lamps
- H01J61/70—Lamps with low-pressure unconstricted discharge having a cold pressure < 400 Torr
- H01J61/76—Lamps with low-pressure unconstricted discharge having a cold pressure < 400 Torr having a filling of permanent gas or gases only
- H01J61/78—Lamps with low-pressure unconstricted discharge having a cold pressure < 400 Torr having a filling of permanent gas or gases only with cold cathode; with cathode heated only by discharge, e.g. high-tension lamp for advertising
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02B—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
- Y02B20/00—Energy efficient lighting technologies, e.g. halogen lamps or gas discharge lamps
Landscapes
- Circuit Arrangements For Discharge Lamps (AREA)
- Liquid Crystal (AREA)
- Discharge-Lamp Control Circuits And Pulse- Feed Circuits (AREA)
Abstract
円筒状セラミック管を有する容量結合された蛍光ランプを具える、容量結合された蛍光ランプパッケージを提供するものである。この蛍光ランプパッケージは更に、容量結合された蛍光ランプを駆動する電子ドライバ又はインバータ回路と、電源電圧を受ける電源ノードとを有する。インバータ回路は、例えば、通常のCCFLに用いられている電流供給プッシュプル型、電圧供給プッシュプル型、アクティブクランプフライバック型及び電圧供給ハーフブリッジ型のインバータ回路のような通常のインバータ回路とする。蛍光ランプを適切に安定化させるために、インバータ回路に安定器回路を接続することができる。
Description
【技術分野】
【0001】
本発明は、広く、照明システムに関するものである。特に、本発明は、容量結合された蛍光ランプとインバータ回路とを有する、容量結合された蛍光ランプパッケージに関するものである。
【0002】
容量結合された蛍光ランプ(CCFL)は、液晶ディスプレイを背面から照らすのに、及びその他の分野に広く用いられている。CCFLランプを高動作(点灯)周波数で点灯させるために、種々の電子ドライバ又はインバータ回路、例えば電流供給プッシュプル型、電圧供給プッシュプル型、アクティブクランプフライバック型及び電圧供給ハーフブリッジ型のインバータ回路が設計されている。代表的な周波数範囲は20kHz〜100kHzである。このようにして、CCFLの放電容器、すなわち放電管内の放電空間に高周波電圧が与えられ、放電を形成している。
【0003】
CCFLの照度を高めるために、放電容器、すなわち放電管を充填する希ガスのガス圧力が高められている。希ガスのガス圧力を高めた後には、CCFLに印加される電圧やこの電圧の高周波数が増大されないと、放電に要する電流が充分とならない。従って、CCFLの照度、すなわちランプ出力を高めるためには、希ガスのガス圧力を高める必要があるばかりではなく、CCFLに与える電圧及び電流も高める必要がある。しかし、印加電圧が増大すると、放電容器の外側面上にクリーピング(沿面放電)が生じ、これがCCFLの絶縁破壊につながるおそれがある。
【0004】
通常のCCFLの上述した欠点を回避するために、(V字状を成す2つの比較的重いニッケルメッキ鉄の方形タブより成る)伝統的な陰極の代わりに、円筒状のセラミック管又は容量結合構造体を用いた、容量結合蛍光ランプが設計された。円筒状のセラミック管は代表的に、2.5mmの内径、3.5mmの外径及び10mmの長さを有する。ある誘電率及びある幾何学的形状寸法を有するこのようなセラミック管は事実上ランプの陽光柱とで直列キャパシタンスを形成する。このキャパシタンスは周波数に依存しない。材料を適切に選択し、構成することにより、このような直列キャパシタンスを電子ドライバのためになるように設計しうる。
【0005】
陰極を改善することにより、充填ガスの圧力やランプに印加される電圧を高める必要なく、ランプ電流が劇的に高まる。実際に、通常のCCFLと比べて同じランプ出力を得るには、容量結合された蛍光ランプに印加される電圧は通常のCCFLに印加される電圧よりも低い。
【0006】
更に、1つの効果として、等価ランプインピーダンスが著しく減少する。例えば、容量結合された蛍光ランプを好ましく設計すると、ランプ電圧は450Vで、ランプ電流は50kHzにおいて20mAである。従って、ランプインピーダンスは約22.5kΩであり、これに比べ通常のCCFLのランプインピーダンスは約115kΩである。従って、容量結合された蛍光ランプは、従来技術と関連する問題を回避し、通常のCCFLにない幾つかの利点を提供するものである。
【0007】
電気装置内に、特に背面から照らすのを必要とするLCDディスプレイを有する電気装置内に設置するように設計した、容量結合された蛍光ランプパッケージを得るには、容量結合された蛍光ランプを改善する必要がある。
【0008】
本発明によれば、従来技術に関連する問題を回避する、容量結合された蛍光ランプパッケージを提供する。
【0009】
本発明の容量結合された蛍光ランプパッケージは、円筒状セラミック管を有する容量結合された蛍光ランプを具えている。この蛍光ランプパッケージは更に、蛍光ランプを駆動する電子ドライバ又はインバータ回路と、電源電圧を受ける電源ノードとを有している。インバータ回路は、例えば、通常のCCFLに用いられている電流供給プッシュプル型、電圧供給プッシュプル型、アクティブクランプフライバック型及び電圧供給ハーフブリッジ型のインバータ回路のような通常のインバータ回路とする。
【0010】
本発明によれば、特に、容量結合された蛍光ランプと、このランプを駆動するインバータ回路と、電源電圧を受ける電源ノードとを有する、容量結合された蛍光ランプパッケージを提供する。ランプを適切に安定化させるために、インバータ回路には、集積回路により制御される安定器回路を接続することができる。
【0011】
本発明は更に、容量結合された蛍光ランプパッケージを製造する方法を提供する。この方法は、容量結合された蛍光ランプを設ける工程と、この蛍光ランプを駆動するインバータ回路を設ける工程と、このインバータ回路に電源電圧を印加する電源ノードを設ける工程とを有する。この方法は更に、蛍光ランプと、インバータ回路とを完全に収容し、電源ノードを部分的に収容する工程も有する。
【0012】
本発明の実施例を以下に図面を参照して説明する。
容量結合された本発明の蛍光ランプパッケージの好適実施例を図1及び2につき説明する。ここに開示した実施例は液晶ディスプレイ(LCD)を背面から照らすために設計したものであるが、他の分野にも用いることができる。
【0013】
図1には、容量結合された従来の蛍光ランプ100を示す。容量結合されたこの蛍光ランプ100は、放電容器、すなわち放電管102と、この放電容器102内の、通常の陰極の代りの円筒状セラミック管、すなわち容量結合構造体104とを有する。円筒状セラミック管104は代表的に、約2.5mmの内径、約3.5mmの外径及び約10mmの長さを有する。
【0014】
容量結合された蛍光ランプ100の円筒状セラミック管104は、放電容器、すなわち放電管106内の充填ガスの圧力や、ランプ100に印加される電圧を増大させる必要なく、ランプに与えられる電流を約100%だけ増大させる。
【0015】
容量結合された蛍光ランプ100の好ましい設計においては、ランプ電圧は約450Vである。更に、ランプ電流は、約50kHzの動作(点灯)周波数で約20mAである。従って、ランプインピーダンスは約22.5kΩであり、これに比べ通常のCCFLのランプインピーダンスは約115kΩである。
【0016】
図2には、本発明による容量結合された蛍光ランプパッケージのブロック線図を示す。この容量結合された蛍光ランプパッケージ200は、放電容器102と円筒状セラミック管104とを有する容量結合された蛍光ランプ100を具えている。この蛍光ランプパッケージ200は更に、蛍光ランプ100を駆動する電子ドライバ又はインバータ回路210と、電圧源、すなわち電源(図示せず)から電源電圧を受ける電源ノード220とを有している。電源電圧は約450Vである。インバータ回路210は、20kHz又は100kHzの駆動信号を容量結合された蛍光ランプ100に供給するようにするのが好ましい。
【0017】
インバータ回路210は、例えば、通常のCCFLに用いられている電流供給プッシュプル型、電圧供給プッシュプル型、アクティブクランプフライバック型及び電圧供給ハーフブリッジ型のインバータ回路のような通常のインバータ回路である。
【0018】
ランプパッケージ200内に入れる1つの好適なインバータ回路は、図3に示すような電圧供給ハーフブリッジ型のインバータ回路300である。このインバータ回路300は入力電圧Vinにより動作させられ、共振インダクタLr を有するLC共振タンク回路302を有する。共振キャパシタは、変圧器T1 の等価出力巻線間容量及び等価シールド(遮蔽体;SHIELD)寄生容量より成っている。容量結合された蛍光ランプ100をその等価回路RLp により示してある。ランプ100を安定化させるために安定器回路304が設けられている。この安定器回路304は、基準電圧Vref により動作させられる集積回路306により制御される。
【0019】
本発明による容量結合された蛍光ランプパッケージの他の実施例をブロック線図で図4に示す。容量結合された蛍光ランプパッケージ400は前述した蛍光ランプパッケージ200に類似している。従って、蛍光ランプパッケージ400は、放電容器102と円筒状セラミック管104とを有する容量結合された蛍光ランプ100を具えている。
【0020】
ランプパッケージ400は更に、蛍光ランプ100を駆動する電子ドライバ又はインバータ回路410と、電圧源、すなわち電源(図示せず)からの電源電圧を受ける電源ノード420とを具えている。蛍光ランプパッケージ400の電源電圧は約450Vである。インバータ回路410は20kHz又は100kHzの駆動信号を容量結合された蛍光ランプ100に供給するようにするのが好ましい。
【0021】
LCDを背面から照らすためには、ランプパッケージ200を、ラップトップ型コンピュータのような、LCDを有するシステム内に設置し、電源ノード220を、電源電圧を生じる電圧源、すなわち電源に接続する。次に、インバータ回路210を電源電圧により附勢する。これにより、インバータ回路210は、容量結合された蛍光ランプ100に駆動信号を供給し、この蛍光ランプ100がLCDを背面から照らすための照度を生じるようにする。
【0022】
本発明によれば、容量結合された蛍光ランプパッケージ200、400を製造する方法をも提供する。この方法は、容量結合された蛍光ランプ100を設ける工程と、この蛍光ランプ100を駆動する、インバータ回路210、410のようなインバータ回路を設ける工程と、このインバータ回路に電源電圧を印加する、電源ノード220、420のような電源ノードを設ける工程とを有する。
【0023】
本発明によれば、ランプ100と、インバータ回路とを完全に収容し、電源ノードを部分的に収容するハウジングをも提供する。更に、容量結合された蛍光ランプ100を安定化させる、安定器回路430のような安定器回路や、この安定器回路を制御する、集積回路440のような集積回路をも提供する。
【0024】
インバータ回路は、電流供給プッシュプル型、電圧供給プッシュプル型、アクティブクランプフライバック型及び電圧供給ハーフブリッジ型のインバータ回路より成る群から選択するのが好ましい。
【0025】
本発明は、上述した実施例に限定されず、種々に変更を加え得ること、当業者にとって明らかである。
【図面の簡単な説明】
【0026】
【図1】容量結合された従来の蛍光ランプを示す線図である。
【図2】本発明による容量結合された蛍光ランプパッケージを示すブロック線図である。
【図3】容量結合された蛍光ランプを駆動する電圧供給ハーフブリッジ型インバータ回路を示す回路線図である。
【図4】本発明による容量結合された蛍光ランプパッケージの他の実施例を示すブロック線図である。
【0001】
本発明は、広く、照明システムに関するものである。特に、本発明は、容量結合された蛍光ランプとインバータ回路とを有する、容量結合された蛍光ランプパッケージに関するものである。
【0002】
容量結合された蛍光ランプ(CCFL)は、液晶ディスプレイを背面から照らすのに、及びその他の分野に広く用いられている。CCFLランプを高動作(点灯)周波数で点灯させるために、種々の電子ドライバ又はインバータ回路、例えば電流供給プッシュプル型、電圧供給プッシュプル型、アクティブクランプフライバック型及び電圧供給ハーフブリッジ型のインバータ回路が設計されている。代表的な周波数範囲は20kHz〜100kHzである。このようにして、CCFLの放電容器、すなわち放電管内の放電空間に高周波電圧が与えられ、放電を形成している。
【0003】
CCFLの照度を高めるために、放電容器、すなわち放電管を充填する希ガスのガス圧力が高められている。希ガスのガス圧力を高めた後には、CCFLに印加される電圧やこの電圧の高周波数が増大されないと、放電に要する電流が充分とならない。従って、CCFLの照度、すなわちランプ出力を高めるためには、希ガスのガス圧力を高める必要があるばかりではなく、CCFLに与える電圧及び電流も高める必要がある。しかし、印加電圧が増大すると、放電容器の外側面上にクリーピング(沿面放電)が生じ、これがCCFLの絶縁破壊につながるおそれがある。
【0004】
通常のCCFLの上述した欠点を回避するために、(V字状を成す2つの比較的重いニッケルメッキ鉄の方形タブより成る)伝統的な陰極の代わりに、円筒状のセラミック管又は容量結合構造体を用いた、容量結合蛍光ランプが設計された。円筒状のセラミック管は代表的に、2.5mmの内径、3.5mmの外径及び10mmの長さを有する。ある誘電率及びある幾何学的形状寸法を有するこのようなセラミック管は事実上ランプの陽光柱とで直列キャパシタンスを形成する。このキャパシタンスは周波数に依存しない。材料を適切に選択し、構成することにより、このような直列キャパシタンスを電子ドライバのためになるように設計しうる。
【0005】
陰極を改善することにより、充填ガスの圧力やランプに印加される電圧を高める必要なく、ランプ電流が劇的に高まる。実際に、通常のCCFLと比べて同じランプ出力を得るには、容量結合された蛍光ランプに印加される電圧は通常のCCFLに印加される電圧よりも低い。
【0006】
更に、1つの効果として、等価ランプインピーダンスが著しく減少する。例えば、容量結合された蛍光ランプを好ましく設計すると、ランプ電圧は450Vで、ランプ電流は50kHzにおいて20mAである。従って、ランプインピーダンスは約22.5kΩであり、これに比べ通常のCCFLのランプインピーダンスは約115kΩである。従って、容量結合された蛍光ランプは、従来技術と関連する問題を回避し、通常のCCFLにない幾つかの利点を提供するものである。
【0007】
電気装置内に、特に背面から照らすのを必要とするLCDディスプレイを有する電気装置内に設置するように設計した、容量結合された蛍光ランプパッケージを得るには、容量結合された蛍光ランプを改善する必要がある。
【0008】
本発明によれば、従来技術に関連する問題を回避する、容量結合された蛍光ランプパッケージを提供する。
【0009】
本発明の容量結合された蛍光ランプパッケージは、円筒状セラミック管を有する容量結合された蛍光ランプを具えている。この蛍光ランプパッケージは更に、蛍光ランプを駆動する電子ドライバ又はインバータ回路と、電源電圧を受ける電源ノードとを有している。インバータ回路は、例えば、通常のCCFLに用いられている電流供給プッシュプル型、電圧供給プッシュプル型、アクティブクランプフライバック型及び電圧供給ハーフブリッジ型のインバータ回路のような通常のインバータ回路とする。
【0010】
本発明によれば、特に、容量結合された蛍光ランプと、このランプを駆動するインバータ回路と、電源電圧を受ける電源ノードとを有する、容量結合された蛍光ランプパッケージを提供する。ランプを適切に安定化させるために、インバータ回路には、集積回路により制御される安定器回路を接続することができる。
【0011】
本発明は更に、容量結合された蛍光ランプパッケージを製造する方法を提供する。この方法は、容量結合された蛍光ランプを設ける工程と、この蛍光ランプを駆動するインバータ回路を設ける工程と、このインバータ回路に電源電圧を印加する電源ノードを設ける工程とを有する。この方法は更に、蛍光ランプと、インバータ回路とを完全に収容し、電源ノードを部分的に収容する工程も有する。
【0012】
本発明の実施例を以下に図面を参照して説明する。
容量結合された本発明の蛍光ランプパッケージの好適実施例を図1及び2につき説明する。ここに開示した実施例は液晶ディスプレイ(LCD)を背面から照らすために設計したものであるが、他の分野にも用いることができる。
【0013】
図1には、容量結合された従来の蛍光ランプ100を示す。容量結合されたこの蛍光ランプ100は、放電容器、すなわち放電管102と、この放電容器102内の、通常の陰極の代りの円筒状セラミック管、すなわち容量結合構造体104とを有する。円筒状セラミック管104は代表的に、約2.5mmの内径、約3.5mmの外径及び約10mmの長さを有する。
【0014】
容量結合された蛍光ランプ100の円筒状セラミック管104は、放電容器、すなわち放電管106内の充填ガスの圧力や、ランプ100に印加される電圧を増大させる必要なく、ランプに与えられる電流を約100%だけ増大させる。
【0015】
容量結合された蛍光ランプ100の好ましい設計においては、ランプ電圧は約450Vである。更に、ランプ電流は、約50kHzの動作(点灯)周波数で約20mAである。従って、ランプインピーダンスは約22.5kΩであり、これに比べ通常のCCFLのランプインピーダンスは約115kΩである。
【0016】
図2には、本発明による容量結合された蛍光ランプパッケージのブロック線図を示す。この容量結合された蛍光ランプパッケージ200は、放電容器102と円筒状セラミック管104とを有する容量結合された蛍光ランプ100を具えている。この蛍光ランプパッケージ200は更に、蛍光ランプ100を駆動する電子ドライバ又はインバータ回路210と、電圧源、すなわち電源(図示せず)から電源電圧を受ける電源ノード220とを有している。電源電圧は約450Vである。インバータ回路210は、20kHz又は100kHzの駆動信号を容量結合された蛍光ランプ100に供給するようにするのが好ましい。
【0017】
インバータ回路210は、例えば、通常のCCFLに用いられている電流供給プッシュプル型、電圧供給プッシュプル型、アクティブクランプフライバック型及び電圧供給ハーフブリッジ型のインバータ回路のような通常のインバータ回路である。
【0018】
ランプパッケージ200内に入れる1つの好適なインバータ回路は、図3に示すような電圧供給ハーフブリッジ型のインバータ回路300である。このインバータ回路300は入力電圧Vinにより動作させられ、共振インダクタLr を有するLC共振タンク回路302を有する。共振キャパシタは、変圧器T1 の等価出力巻線間容量及び等価シールド(遮蔽体;SHIELD)寄生容量より成っている。容量結合された蛍光ランプ100をその等価回路RLp により示してある。ランプ100を安定化させるために安定器回路304が設けられている。この安定器回路304は、基準電圧Vref により動作させられる集積回路306により制御される。
【0019】
本発明による容量結合された蛍光ランプパッケージの他の実施例をブロック線図で図4に示す。容量結合された蛍光ランプパッケージ400は前述した蛍光ランプパッケージ200に類似している。従って、蛍光ランプパッケージ400は、放電容器102と円筒状セラミック管104とを有する容量結合された蛍光ランプ100を具えている。
【0020】
ランプパッケージ400は更に、蛍光ランプ100を駆動する電子ドライバ又はインバータ回路410と、電圧源、すなわち電源(図示せず)からの電源電圧を受ける電源ノード420とを具えている。蛍光ランプパッケージ400の電源電圧は約450Vである。インバータ回路410は20kHz又は100kHzの駆動信号を容量結合された蛍光ランプ100に供給するようにするのが好ましい。
【0021】
LCDを背面から照らすためには、ランプパッケージ200を、ラップトップ型コンピュータのような、LCDを有するシステム内に設置し、電源ノード220を、電源電圧を生じる電圧源、すなわち電源に接続する。次に、インバータ回路210を電源電圧により附勢する。これにより、インバータ回路210は、容量結合された蛍光ランプ100に駆動信号を供給し、この蛍光ランプ100がLCDを背面から照らすための照度を生じるようにする。
【0022】
本発明によれば、容量結合された蛍光ランプパッケージ200、400を製造する方法をも提供する。この方法は、容量結合された蛍光ランプ100を設ける工程と、この蛍光ランプ100を駆動する、インバータ回路210、410のようなインバータ回路を設ける工程と、このインバータ回路に電源電圧を印加する、電源ノード220、420のような電源ノードを設ける工程とを有する。
【0023】
本発明によれば、ランプ100と、インバータ回路とを完全に収容し、電源ノードを部分的に収容するハウジングをも提供する。更に、容量結合された蛍光ランプ100を安定化させる、安定器回路430のような安定器回路や、この安定器回路を制御する、集積回路440のような集積回路をも提供する。
【0024】
インバータ回路は、電流供給プッシュプル型、電圧供給プッシュプル型、アクティブクランプフライバック型及び電圧供給ハーフブリッジ型のインバータ回路より成る群から選択するのが好ましい。
【0025】
本発明は、上述した実施例に限定されず、種々に変更を加え得ること、当業者にとって明らかである。
【図面の簡単な説明】
【0026】
【図1】容量結合された従来の蛍光ランプを示す線図である。
【図2】本発明による容量結合された蛍光ランプパッケージを示すブロック線図である。
【図3】容量結合された蛍光ランプを駆動する電圧供給ハーフブリッジ型インバータ回路を示す回路線図である。
【図4】本発明による容量結合された蛍光ランプパッケージの他の実施例を示すブロック線図である。
Claims (11)
- 容量結合された蛍光ランプと、
この蛍光ランプを駆動するインバータ回路と、
電源電圧を受ける電源ノードと
を具える容量結合された蛍光ランプパッケージ。 - 請求項1に記載の容量結合された蛍光ランプパッケージにおいて、前記インバータ回路は、電流供給プッシュプル型、電圧供給プッシュプル型、アクティブクランプフライバック型及び電圧供給ハーフブリッジ型のインバータ回路より成る群から選択されている、容量結合された蛍光ランプパッケージ。
- 請求項1に記載の容量結合された蛍光ランプパッケージにおいて、前記容量結合された蛍光ランプは、放電容器と、この放電容器内の円筒状セラミック管とを有している、容量結合された蛍光ランプパッケージ。
- 請求項3に記載の容量結合された蛍光ランプパッケージにおいて、前記円筒状セラミック管の内径が約2.5mmで、外径が約3.5mmで、長さが約10mmである、容量結合された蛍光ランプパッケージ。
- 請求項1に記載の容量結合された蛍光ランプパッケージにおいて、前記インバータ回路は、前記容量結合された蛍光ランプに20kHz又は100kHzの駆動信号を供給するようになっている、容量結合された蛍光ランプパッケージ。
- 請求項1に記載の容量結合された蛍光ランプパッケージにおいて、電源電圧が約450Vである、容量結合された蛍光ランプパッケージ。
- 請求項1に記載の容量結合された蛍光ランプパッケージにおいて、容量結合された蛍光ランプのランプ電流が約20mAであり、その動作周波数が約50kHzである、容量結合された蛍光ランプパッケージ。
- 請求項1に記載の容量結合された蛍光ランプパッケージにおいて、容量結合された蛍光ランプのランプインピーダンスが約22.5kΩである、容量結合された蛍光ランプパッケージ。
- 請求項1に記載の容量結合された蛍光ランプパッケージにおいて、前記インバータ回路が、容量結合された蛍光ランプを安定化させる安定器回路の一部である、容量結合された蛍光ランプパッケージ。
- 請求項1に記載の容量結合された蛍光ランプパッケージにおいて、前記安定器回路を制御する集積回路を更に有している、容量結合された蛍光ランプパッケージ。
- 請求項3又は4に記載の蛍光ランプパッケージに用いるのに適した蛍光ランプ。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US09/814,603 US20020135316A1 (en) | 2001-03-22 | 2001-03-22 | Capacitively coupled fluorescent lamp package |
PCT/IB2002/000866 WO2002078404A2 (en) | 2001-03-22 | 2002-03-11 | Capacitively coupled fluorescent lamp package |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004524661A true JP2004524661A (ja) | 2004-08-12 |
JP2004524661A5 JP2004524661A5 (ja) | 2005-06-23 |
Family
ID=25215530
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002576491A Abandoned JP2004524661A (ja) | 2001-03-22 | 2002-03-11 | 容量結合された蛍光ランプパッケージ |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US20020135316A1 (ja) |
EP (1) | EP1374646A2 (ja) |
JP (1) | JP2004524661A (ja) |
KR (1) | KR20030007660A (ja) |
CN (1) | CN1459218A (ja) |
WO (1) | WO2002078404A2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20030094906A1 (en) * | 2001-03-22 | 2003-05-22 | Chin Chang | Capacitively coupled fluorescent lamp package |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR900008794B1 (ko) * | 1986-06-11 | 1990-11-29 | 티 디 케이 가부시끼가이샤 | 방전 램프장치 |
EP0593312B1 (en) * | 1992-10-16 | 1998-12-23 | Flowil International Lighting (Holding) B.V. | Fluorescent light source |
JP2733817B2 (ja) * | 1993-08-30 | 1998-03-30 | 昌和 牛嶋 | 放電管用インバーター回路 |
JP3296284B2 (ja) * | 1998-03-12 | 2002-06-24 | ウシオ電機株式会社 | 誘電体バリア放電ランプ光源装置およびその給電装置 |
TW423703U (en) * | 1998-05-08 | 2001-02-21 | Koninkl Philips Electronics Nv | Low-pressure mercury vapor discharge lamp |
US6114814A (en) * | 1998-12-11 | 2000-09-05 | Monolithic Power Systems, Inc. | Apparatus for controlling a discharge lamp in a backlighted display |
-
2001
- 2001-03-22 US US09/814,603 patent/US20020135316A1/en not_active Abandoned
-
2002
- 2002-03-11 CN CN02800761A patent/CN1459218A/zh active Pending
- 2002-03-11 WO PCT/IB2002/000866 patent/WO2002078404A2/en not_active Application Discontinuation
- 2002-03-11 EP EP02713096A patent/EP1374646A2/en not_active Withdrawn
- 2002-03-11 JP JP2002576491A patent/JP2004524661A/ja not_active Abandoned
- 2002-03-11 KR KR1020027015670A patent/KR20030007660A/ko not_active Application Discontinuation
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
WO2002078404A2 (en) | 2002-10-03 |
EP1374646A2 (en) | 2004-01-02 |
US20020135316A1 (en) | 2002-09-26 |
KR20030007660A (ko) | 2003-01-23 |
WO2002078404A3 (en) | 2002-12-05 |
CN1459218A (zh) | 2003-11-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6509696B2 (en) | Method and system for driving a capacitively coupled fluorescent lamp | |
JP3910210B2 (ja) | 誘電体バリア放電ランプ点灯装置 | |
KR100253127B1 (ko) | 방전관용 인버터회로 | |
US5952792A (en) | Compact electrodeless fluorescent A-line lamp | |
WO2005109967A1 (ja) | 冷陰極管点灯装置 | |
US6094015A (en) | Illumination unit and liquid crystal display device | |
KR100541299B1 (ko) | 조명 장치 | |
KR20040028612A (ko) | 유전체 배리어 방전 램프 점등 장치 | |
JP2003100482A (ja) | 誘電体バリア放電ランプ点灯装置 | |
JP2004524661A (ja) | 容量結合された蛍光ランプパッケージ | |
JP2004039264A (ja) | ランプ点灯システム | |
US20030094906A1 (en) | Capacitively coupled fluorescent lamp package | |
TW200427375A (en) | Lighting apparatus of discharging lamp and back illuminating apparatus using the same | |
JP2003173889A (ja) | 誘電体バリア放電ランプ駆動装置 | |
JP3988341B2 (ja) | 希ガス蛍光ランプ点灯装置 | |
JP4690296B2 (ja) | 放電灯点灯装置 | |
JP2000058279A (ja) | 冷陰極管点灯インバータ | |
KR20020030812A (ko) | 고압 나트륨 램프 동작을 위한 방법 및 회로 | |
JPS62168392A (ja) | 照明装置 | |
JP2007103038A (ja) | 放電灯駆動装置 | |
JPH10214695A (ja) | 低圧放電ランプ用点灯装置 | |
JP2002359092A (ja) | 放電ランプ点灯装置 | |
JPH1027694A (ja) | 放電灯点灯装置 | |
JP2007200680A (ja) | 放電ランプ点灯装置 | |
JP2001176690A (ja) | 低圧放電ランプの点灯回路装置および照明装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050309 |
|
A762 | Written abandonment of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A762 Effective date: 20060515 |