JP2004524225A - 小出し弁アセンブリ用連結および閉鎖装置 - Google Patents
小出し弁アセンブリ用連結および閉鎖装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004524225A JP2004524225A JP2002551465A JP2002551465A JP2004524225A JP 2004524225 A JP2004524225 A JP 2004524225A JP 2002551465 A JP2002551465 A JP 2002551465A JP 2002551465 A JP2002551465 A JP 2002551465A JP 2004524225 A JP2004524225 A JP 2004524225A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- closure
- valve
- coupler
- fluid
- obturator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L37/00—Couplings of the quick-acting type
- F16L37/24—Couplings of the quick-acting type in which the connection is made by inserting one member axially into the other and rotating it to a limited extent, e.g. with bayonet action
- F16L37/244—Couplings of the quick-acting type in which the connection is made by inserting one member axially into the other and rotating it to a limited extent, e.g. with bayonet action the coupling being co-axial with the pipe
- F16L37/252—Couplings of the quick-acting type in which the connection is made by inserting one member axially into the other and rotating it to a limited extent, e.g. with bayonet action the coupling being co-axial with the pipe the male part having lugs on its periphery penetrating in the corresponding slots provided in the female part
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B67—OPENING, CLOSING OR CLEANING BOTTLES, JARS OR SIMILAR CONTAINERS; LIQUID HANDLING
- B67D—DISPENSING, DELIVERING OR TRANSFERRING LIQUIDS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B67D3/00—Apparatus or devices for controlling flow of liquids under gravity from storage containers for dispensing purposes
- B67D3/04—Liquid-dispensing taps or cocks adapted to seal and open tapping holes of casks, e.g. for beer
- B67D3/045—Liquid-dispensing taps or cocks adapted to seal and open tapping holes of casks, e.g. for beer with a closing element having a linear movement, in a direction parallel to the seat
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B67—OPENING, CLOSING OR CLEANING BOTTLES, JARS OR SIMILAR CONTAINERS; LIQUID HANDLING
- B67D—DISPENSING, DELIVERING OR TRANSFERRING LIQUIDS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B67D3/00—Apparatus or devices for controlling flow of liquids under gravity from storage containers for dispensing purposes
- B67D3/04—Liquid-dispensing taps or cocks adapted to seal and open tapping holes of casks, e.g. for beer
- B67D3/047—Liquid-dispensing taps or cocks adapted to seal and open tapping holes of casks, e.g. for beer with a closing element having a rotational movement
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L37/00—Couplings of the quick-acting type
- F16L37/28—Couplings of the quick-acting type with fluid cut-off means
- F16L37/38—Couplings of the quick-acting type with fluid cut-off means with fluid cut-off means in only one of the two pipe-end fittings
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Devices For Dispensing Beverages (AREA)
- Quick-Acting Or Multi-Walled Pipe Joints (AREA)
- Loading And Unloading Of Fuel Tanks Or Ships (AREA)
- Lift Valve (AREA)
Abstract
流体源から流体を小出しおよび流体を搬送するための流体小出しアセンブリである。前記流体小出しアセンブリは、これのみで流体源から小出しにしてもよく、または、流体小出しシステムに接続されていてもよい。前記流体小出しアセンブリは、連結器に接続された閉鎖器を有する。前記閉鎖器は、これを通じて充填できる能力を含む。前記連結器は、流体小出し装置に連結される前の適正な方向および閉鎖位置を維持するためのロック機構を備えている。
【選択図】図1
【選択図】図1
Description
【技術分野】
【0001】
本発明は、連結器に接続されている閉鎖器に関する。より詳細には、本発明は、小出し弁アセンブリにおいて用いられる閉鎖器および連結器に関する。
【背景技術】
【0002】
本願は、米国企業であるコルダープロダクツカンパニーの名義で、米国以外のすべての国を指定国として、2001年12月18日にPCT国際特許出願されている。
【0003】
小出し弁は、例えば、ケチャップやマスタードのような調味料を小出しにする、または、牛乳等のような他の流体状の食品を小出しにするために、食品産業において広く用いられている。典型的には、従来の連結弁は、第一端と第二端とを含み、これらを通じて流路が形成されている。前記第一端は、流体小出しシステムに接続されており、前記第二端は、流体の小出しに用いられる。連結弁のつまみまたはレバーを制御することにより、連結弁を、流体が流れる開放構成と流体の流れを妨げる閉鎖構成との間で動かすことができる。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、前記従来の連結弁は、異なる材料を用いて別々に作製された数多くの部品を含むことがあるため、コスト削減が困難である。さらに、従来の連結弁の中には、弁が閉鎖位置にあるときに漏れの問題が生じるものもある。そのうえ、たいていの小出し弁は、小出し機能しか有さず、これを通じて充填できる能力がない。したがって、輸送中またはその他の不使用時のように、弁を閉鎖位置としたいときの漏れの問題を防ぐ小出しシステムおよび連結弁を提供する必要がある。これに加えて、流体源の充填にも用いることができる小出し弁を提供する必要がある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明にしたがって、小出し弁アセンブリ用閉鎖器および連結器を備えることにより、上記およびその他の問題が解決された。
【0006】
本発明の一実施形態において、閉鎖器は、閉鎖器本体と回転可能に接続されている閉鎖器弁を含む。前記閉鎖器本体は、前記閉鎖器弁の開口と対応する開口を有する。前記閉鎖器本体は、第一端および第二端を含む。前記第一端は、止め部を含む。前記第二端は、流体源を密封し、かつ、これと接続しているフランジとを有する取付具と、前記閉鎖器を連結器に固定し、かつ、前記閉鎖器が連結器から脱離するのを防ぐ連動装置を含む。前記閉鎖器弁は、第一端および第二端を含む。前記第一端は、つまみと、前記閉鎖器本体と前記閉鎖器弁との間の適正な回転を得るために前記閉鎖器本体の前記止め部と連通している止め部材とを含む。前記閉鎖器本体と前記閉鎖器弁とは、流体不浸透性のシールを形成するように接続されている。
【0007】
一実施形態において、前記閉鎖器が取付具となり、かつ、流体源と一体化していてもよく、閉鎖器弁を前記閉鎖器本体から除去することにより、前記閉鎖器本体を通じた流体源の充填が可能となり、かつ、前記流体源は一体構成されている。前記閉鎖器は、前記閉鎖器本体を通じた流体源の充填を可能とする径を含む。
【0008】
一実施形態において、前記閉鎖器だけで流体の小出しに用いることができる。
【0009】
一実施形態において、前記閉鎖器は、連結器のロック部材と噛み合うように受け領域(receiving area)を含むことにより、前記ロック部材をロック位置から解放し、かつ、前記連結器と前記閉鎖器とが接続されているときに前記連結器および閉鎖器を開放位置へと回転させる。
【0010】
本発明の別の実施形態において、連結器は、ハウジングと連結器弁とを含み、前記連結器弁は、前記ハウジングと回転可能に接続されている。前記ハウジングは、前記連結器弁の開口と対応する開口と、前記連結器を閉鎖器の連動装置に固定し、かつ、前記連結器と閉鎖器との脱離を防ぐ連動装置とを含む。前記連結器は、流体小出しシステムに取り付けられていてもよい。前記連結器弁は、第一端および第二端を含む。前記第一端は、前記ハウジングに対して前記連結器弁を回転させるつまみを有する。前記第二端は、前記連結器を連動装置を有する閉鎖器に取り付けるために、少なくとも1つのギャップを有する突出縁部を含む。前記ハウジングと前記連結器弁とは、流体不浸透性のシールを形成するように接続されている。
【0011】
一実施形態において、連結器は、連結器と閉鎖器とを取り囲む覆いを含む。別につまみを、前記つまみの内部空間を通じて前記連結器に取り付けてもよく、前記内部空間は、前記連結器弁から外向きに突出したつまみを収容する。前記つまみは、前記覆いと回転可能に接続されていてもよく、かつ、前記連結器を開放または閉鎖構成に作動させる際には、前記覆いおよび前記ハウジングに対して前記連結器弁を回転させてもよい。
【0012】
本発明の一実施形態において、ロック部材を、連結器のハウジング上に関連付けてもよい。前記ロック部材は、閉鎖器の受け領域と協働することにより、前記連結器が前記閉鎖器に取り付けられているときに前記連結器のロックを解除できるようにしてもよい。
【0013】
一実施形態において、連結器は、ハウジング上の少なくとも1つの止め部と連通している少なくとも1つの止め部材を連結器弁上に含み、これにより、前記ハウジングに対する前記連結器弁の適正な回転を得る。前記少なくとも1つの止め部材はまた、閉鎖器上の止め部とも連通しており、これにより、前記連結器弁と閉鎖器との適正な回転を得る。前記少なくとも1つの止め部材は、前記連結器と閉鎖器との接続を確保するために、閉鎖器と連動していてもよい連動装置を含む。
【0014】
本発明の別の実施形態において、小出し弁アセンブリは、閉鎖器と連結器とを含み、前記閉鎖器は流体源と接続しており、かつ、前記連結器は流体小出しシステムと接続している。前記閉鎖器は、閉鎖器本体と回転可能に、かつ、流体不浸透性のシールで取り付けられている閉鎖器弁を含む。前記閉鎖器本体は、前記閉鎖器弁の開口と対応する側面開口を有する。前記閉鎖器弁は、つまみを有する端部を含み、前記つまみは、前記閉鎖器本体に対して前記閉鎖器弁を回転させる。前記連結器は、ハウジングと連結器弁とを有し、前記連結器弁は、前記ハウジングと回転可能に、かつ、流体不浸透性のシールで取り付けられている。前記ハウジングは、前記連結器弁の開口と対応する開口を含む。前記連結器弁は、つまみを有する端部を含み、前記つまみは、前記ハウジングに対して前記連結器弁を回転させる。前記閉鎖器弁のつまみは、前記連結器弁のつまみの挿入空間と連動していてもよく、これにより、開放構成と閉鎖構成との間で前記アセンブリを作動させてもよい。前記閉鎖器および前記連結器はそれぞれ、連動装置を有する端部を含み、前記連動装置は、前記閉鎖器と前記連結器との脱離を防ぐ。
【0015】
本発明の一実施形態において、小出し弁アセンブリは、閉鎖器を含み、閉鎖器弁を前記閉鎖器本体から除去することにより、前記閉鎖器を通じた流体源の充填を可能としてもよい。前記閉鎖器は、前記流体源と直列方向に配置してもよく、かつ、前記閉鎖器本体を通じた流体源の充填を可能とする径を含んでいる。
【0016】
本発明の一実施形態において、流体小出しアセンブリは、閉鎖器と連結器とを含む。前記連結器は、前記連結器のハウジング上に関連付けられたロック部材を含んでいてもよく、前記ロック部材は、前記閉鎖器の受け領域と噛み合うか、または、協働する。前記ロック部材は、前記連結器のロックを解除してもよい突起を含み、これにより、前記連結器が前記閉鎖器に取り付けられているときに前記連結器の開放を可能とする。同様に、前記ロック部材は、前記連結器をロックしてもよく、これにより、前記連結器が閉鎖器に取り付けられていないときに前記連結器の開放を防ぐ。
【0017】
本発明の一実施形態において、流体小出しアセンブリは、連結器と閉鎖器とを実質的に取り囲む覆いを含んでいてもよい。前記閉鎖器は、閉鎖器本体と回転可能に、かつ、流体不浸透性のシールで接続されている閉鎖器弁を含む。前記連結器は、ハウジングと回転可能に、かつ、流体不浸透性のシールで接続されている連結器弁を含む。別につまみを前記連結器に流体不浸透性のシールで取り付けてもよい。前記つまみの内部空間は、前記連結器弁から外向きに突出した前記連結器弁のつまみを収容してもよい。前記閉鎖器は、前記連結器弁のつまみの内部空間に収容される閉鎖器つまみを含んでいてもよい。前記つまみは、前記覆いと回転可能に接続されていてもよく、かつ、前記アセンブリを開放または閉鎖構成に作動させる際、前記覆いと前記ハウジングとに対して前記連結器弁を回転させたり、前記閉鎖器本体に対して前記閉鎖器弁を回転させてもよい。前記ハウジング上に関連付けられたロック部材は、前記アセンブリの回転を防ぐ、または、可能とするために前記覆いの内表面に対して付勢されていてもよい。
【0018】
本発明の実施形態は、数多くの利点を提供する。例えば、前記閉鎖器および前記連結器の連動機構は、前記流体小出しアセンブリの確実な接続を可能とし、開放構成にあるときに閉鎖器と連結器との脱離を防ぐ。また、前記ロック部材機構は、前記連結器が前記閉鎖器に取り付けられているときの前記連結器の開放を可能とする。同様に、前記ロック部材は、前記連結器をロックし、これにより、前記連結器が閉鎖器と接続されていないときの前記連結器の開放を防ぐ。さらに、前記ロック部材は、未連結状態に連結器をロックし、かつ、前記連結部と前記閉鎖器との間で閉鎖位置に適切な配置方向が維持されるのを確保する。前記連結器を閉鎖位置にロックすることにより、空気が小出しシステムに導入されるのを防ぎ、かつ、流体が連結部へつながる経路から流れ出るのを防ぐ。前記流体小出しアセンブリは、真空とするために遮断し、これにより、流体または製品のあらゆる漏れまたは流出を防いでもよい。前記閉鎖器の直列配置方向、および、前記閉鎖器が前記流体源の一部であってもよいことにより、大量の流体供給源から携帯用流体源に取り付けられた前記閉鎖器を通じて前記携帯用流体源へ充填することができる。
【0019】
本発明の特徴は、食品の小出しおよび送り出し、例えば、ケチャップ、マスタード等の小出しのような用途のための改良された小出し弁を提供する。さらに、本発明およびその特徴は、使用および輸送前に現場での充填に便利に用いることができる弁を提供する。本発明の密封およびロック能力は、信頼性のある小出し弁を提供する。
【0020】
本発明のさらなる特徴および/または利点は、以下の説明において部分的に記載され、かつ、説明から部分的に自明となるか、または、本発明の実施により理解されることもあるだろう。上記の一般的説明と上記の詳細な説明とはいずれも例示的で説明的なものに過ぎず、本発明を制限するものではないことは理解されるべきである。
【発明を実施するための最良の形態】
【0021】
具体的な実施形態についての以下の説明において、その一部を形成する添付図面を参照し、その中で、本発明を実施することのできる具体的な実施形態を例として示す。本発明の範囲から逸脱することなく構造的な変更を行ってもよいため、他の実施形態を利用してよいことは理解されるべきである。
【0022】
本発明は、流体を小出しおよび流体源から流体小出しシステムへ流体を搬送するための流体小出しアセンブリを提供する。前記流体小出しアセンブリは、連結器に接続された閉鎖器を有する。
【0023】
図1は、本発明の一実施形態に係る流体小出しアセンブリ40を示す。前記流体小出しアセンブリ40は、閉鎖器50と、これに回転可能に接続された連結器80とを含む。前記閉鎖器50は、回転可能に接続され、かつ、流体不浸透性のシールを形成する閉鎖器本体54と閉鎖器弁52とを含む。前記閉鎖器本体54は、シール51を含み、これは成形シールであってもOリングシールであってもよい。前記連結器80は、回転可能に接続され、かつ、流体不浸透性のシールを形成するハウジング82と連結器弁84とを含む。前記閉鎖器50は、連動装置76を備えていてもよく、前記連結器80は、連動装置72を備えていてもよい。前記連動装置76、72は両者で前記閉鎖器50を前記連結器80に固定し、これにより、取り扱い中に起こるかもしれないように、接続されており、かつ、開放位置にあるときに流体小出しアセンブリ40の閉鎖器50と連結器80とが脱離するのを防ぐ。前記流体小出しアセンブリ40は、図2aでは閉鎖/未連結位置にあるものが、図2bでは開放/連結位置にあるものが示されている。
【0024】
図3では、前記閉鎖器50は、閉鎖器本体54に回転可能に接続された閉鎖器弁52を含む。前記閉鎖器本体は、第一端57と第二端59とを有する。前記閉鎖器弁もまた、第一端61と第二端63とを有する。前記閉鎖器本体54は、前記閉鎖器弁52の開口60に対応する側面開口70と、前記第二端59に流体源と接続するためのネック部73とを有する。閉鎖器本体54の前記第二端59において、前記ネック部73は、前記閉鎖器本体54を流体源と一体化した部分とするためのフランジであっても溶接フランジであってもよい。さらに、前記閉鎖器本体54は、流体源と直列方向に配置することにより、流体源を前記閉鎖器本体54を通じて充填できるようにしてもよい。閉鎖器本体54の外表面は、連結器80と接続するための、成形シールであってもOリングシールであってもよいシール51を含んでいてもよい。あるいは、連結器が連結器弁を有しており、これが、閉鎖器本体54の滑らかな外表面と協働して流体不浸透性のシールを形成する成形シールまたはOリングシールを有していてもよい。前記閉鎖器弁54はさらに、前記閉鎖器本体54に回転可能に収容される管状部56を有し、かつ、前記閉鎖器本体54の内表面に締り嵌めされている。前記閉鎖器本体54は、プラスチックのような軟質材料からなっていてもよい。好ましくは、前記プラスチックは、低密度ポリエチレンであってもよい。前記閉鎖器弁52は、硬質プラスチック材料からなり、前記硬質閉鎖器弁52と前記軟質閉鎖器本体54との間で適切なシールが形成されるようにしてもよい。前記閉鎖器弁52は、閉鎖器本体54の第一端57の止め部65と連通する止め部材64を第一端61に含み、これにより前記閉鎖器本体54と前記閉鎖器弁52との間の適正な回転が得られる。前記管状部56は、側面開口70に対応する側面開口60を有する。前記閉鎖器弁52を前記閉鎖器本体54に接続すると、閉鎖器弁52の第一端61の弁つまみ58を作動させ、開口60と開口70とが揃った開放構成と、前記管状部56の壁が閉鎖器本体54の開口70を遮っている状態で開口60と開口70とが揃っていない閉鎖構成との間で、閉鎖器本体54に対して閉鎖器弁52を回転させることができる。例えば、図4は、前記閉鎖構成にある閉鎖器50を示している。前記閉鎖器弁52を前記閉鎖器本体54内に固定するために、スナップ部62を前記閉鎖器弁52の第二端63に設けてもよい(図5参照)。
【0025】
図6および図7は、本発明の一実施形態に係る連結器80を示している。図7にあるように、前記連結器80は、連結器ハウジング82と連結器弁84とを含む。前記連結器弁84は、第一端81にスナップ部86と連結器弁つまみ91とを、第二端83に突出縁部92を有する。前記突出縁部92は、連動装置76を有する閉鎖器との接続を可能とするためのギャップ87を含む。前記ハウジング82は、閉鎖器との接続を可能とするための類似のギャップ87aを含む。前記連結器弁84の外表面は、前記連結器ハウジング82の内表面と接続するための、成形シールであってもOリング型シールであってもよいシール93を有する。前記連結器弁84は、前記ハウジング82と締り嵌めしていてもよい。前記連結器ハウジング82はさらに、流体システムと接続するための吐出口98を有する。前記吐出口98は、流体経路のような流体小出しシステムと接続するためのかえし85を有する延長管状部であってもよい。前記連結器弁84は、前記吐出口98の開口に対応する開口88を含む。前記つまみ91は、前記連結器弁84を作動させ、開放構成において前記開口88を前記吐出口98と揃えるように前記連結器弁84を回転させてもよい。閉鎖構成においては、前記連結器弁84の外表面が前記吐出口98を遮るように、前記つまみ91をひねって前記連結器弁84を回転させてもよい。前記アセンブリは、真空とするために遮断してもよい。
【0026】
前記閉鎖器50を前記連結器80に接続すると、図8〜図10に示されているように、前記閉鎖器弁つまみ58が前記連結器弁つまみ91の内部空間90と連動する。
【0027】
図11〜図18は、本発明の別の実施形態に係る流体小出しアセンブリ110を示す。前記流体小出しアセンブリ110は、図11に示すように、それぞれ連動機構157、127を有する閉鎖器120と連結器150とを含む。上述の実施形態とは異なり、前記流体小出しアセンブリ110は、図(図14および図18)に示すように、さらなる連動機構170、172を有する。前記連結器150の連結器連動装置172(図18参照)は、閉鎖器連動装置170(図13および図14参照)と連結し、その結果、前記連結器弁160を作動させることにより、前記流体小出しアセンブリ110を閉鎖位置(図12a)または開放位置(図12b)とすることができる。上記の連動機構170、172の以外は、図11〜図18に示されている類似の特徴は、すでに詳細に説明しているので、さらなる記載は省略する。
【0028】
図19は、閉鎖器250と連結器280とを含む流体小出しアセンブリ200の別の実施形態を示す。図20aおよび図20bはそれそれ、閉鎖構成および開放構成にある前記流体小出しアセンブリを示している。
【0029】
図21aおよび図21bは、閉鎖器本体254と閉鎖器弁252とを有する前記閉鎖器250を示す。前記閉鎖器本体254と前記閉鎖器弁252とで、成形シールであってもOリング型シールであってもよいシール251により締り嵌めを形成する。上記のように、前記閉鎖器本体254は、プラスチック材料のような軟質材料からなっていてもよい。好ましくは、前記プラスチック材料は、低密度ポリエチレンであってもよい。前記閉鎖器弁252は、硬質プラスチック材料からなり、前記硬質閉鎖器弁と前記軟質閉鎖器本体との間で適切なシールが形成されるようにしてもよい。しかしながら、これら材料は、単なる例示に過ぎず、他の材料を用いてもよい。前記閉鎖器弁252は、閉鎖器本体の開口(図示せず)に対応する開口253を含む。止め部材256は、止め部257と連通することにより、前記閉鎖器本体254と前記閉鎖器弁252との間の適正な回転が得られる。つまみ261は、前記閉鎖器弁252の第一端201に位置する。前記つまみ261は、前記閉鎖器弁252を作動させ、閉鎖器本体に対して閉鎖器弁252を回転させて開放構成または閉鎖構成とする。上記のように、前記アセンブリは、真空とするために遮断してもよい。
【0030】
受け領域210は、作動傾斜部であってもよく、前記閉鎖器本体254の第二端212に位置していてもよい。前記受け領域254は、連結器のロック部材と噛み合い、これにより、ロック部材を解放し、かつ、接続されている連結器と閉鎖器とを開放位置へと回転させることができる。前記閉鎖器本体の254の第二端212もまた、ネック部242を含み、これはフランジであっても溶接フランジであってもよい。前記第二端212もまた、連結器が取り付けられているときに適正な回転を促進するように止め230を含む。前記連動装置232は、開放構成にあるときの連結器と閉鎖器との脱離を防ぐ。
【0031】
図26に示すように、前記閉鎖器本体254と前記閉鎖器弁252とからなるアセンブリは、携帯用流体源600の一部として直列に取り付けることができ、前記閉鎖器弁252を前記閉鎖器本体254から強制的に除去することにより、前記携帯用流体源600の充填が可能となる。
【0032】
図21bにおいて、はぎ取り式シール220を閉鎖器本体に取り付け、使用前の閉鎖器を密封してもよい。図22aおよび図22bは、閉鎖構成と開放構成とにおける閉鎖器を示す。
【0033】
図23a〜図23fは、連結器ハウジング282と連結器弁284とを有する前記連結器280を示す。図23a〜図23cは、組み立てられた状態の前記連結器280を示す。前記連結器弁284は、前記ハウジング282と回転可能に接続され、Oリングとともに流体不浸透性のシールを形成し、このOリングは、前記ハウジングの内部表面上に位置していても(図23dに示す)、前記連結器弁284の外表面上に位置していても(図示せず)よい。図23fに最もよく示されているように、前記連結器弁284は、その外表面上に成形されたシール289を有していてもよい。前記連結器弁284は、開口298に対応する開口288を含む。覆い300は、前記ハウジング282と前記連結器弁284とを取り囲んでいる。つまみ400は、前記覆い300とともに流体不浸透性のシールを形成する。前記つまみ400は、前記ハウジング284に対して前記連結器弁284を回転させる手段を提供し、これにより、前記連結器280を開放構成および閉鎖構成に作動させる。前記開放構成において、前記開口298と開口288とが揃えられて流路を作り出しており、前記閉鎖構成において、前記開口298と開口288とが、前記連結器弁284と前記ハウジング282との表面によりそれぞれ遮られている。
【0034】
図23dおよび図23eは、前記連結器280のさらに詳細な図を示している。前記ハウジングは、第一端294と第二端295とを含む。前記第二端295は、前記連結器弁の止め281と連通する少なくとも1つの止め291を備えていてもよい。前記止め291、281により、前記ハウジング282と前記連結器弁284とが適正な方向に配置される。Oリングシールを前記ハウジングの内側表面に用いて、前記ハウジングと前記連結器弁との間の適正な流体不浸透性のシールを提供してもよい。しかしながら、これは、単なる例示に過ぎず、前記連結器弁284の外表面上にOリングシールを用いてもよい。成形シールのような他の種類のシールを用いてもよい。
【0035】
前記ハウジング282はまた、ロック部材500を保持するロック保持装置296を含む。前記ロック部材500は、前記連結器280が閉鎖器と接続されていないときに、前記連結器280の回転を防ぎ、閉鎖構成を外れてしまわないようにする。前記連結器280が前記閉鎖器250のような閉鎖器に取り付けられているとき、前記連結器280が開放されるように前記ロック部材500を解放してもよい。同様に、前記連結器280が前記閉鎖器250に取り付けられていないとき前記連結器280の開放を防ぐように、前記ロック部材500が前記連結器280をロックしていてもよい。とりわけ、前記ロック部材500は、前記ハウジング282に対して前記連結器弁284が開放位置へと回転するのを防ぐ。さらに、前記ロック部材500は、未連結状態280に連結器をロックし、かつ、前記連結器280と前記閉鎖器250との間で閉鎖位置に適切な配置方向が維持されるのを確保する。前記連結器280を閉鎖位置にロックすることにより、空気が小出しシステムに導入されるのを防ぎ、かつ、流体が連結部へつながる経路から流れ出るのを防ぐ。前記ロック部材500は、ピボットロックであってもよいが、これに限定されない。前記ロック部材500は、閉鎖器の(上記210のような)受け領域と接触していてもよい突起505を含む。連結状態では、前記突起505は、前記閉鎖器の受け領域と接触しており、ロック部材を解放し連結器弁の止めを遮らないようにする。上記のように、前記受け領域210は、作動傾斜部であってもよい。前記ロック部材500を、ロック部材をロック構成および解放構成に付勢するためのばね506で制御してもよい。前記ばね506は、ラッチばねであっても板ばねであってもよいが、これらに限定されない。前記開口298は、かえしが設けられていてもよい延長管状部297を含んでもよい。
【0036】
前記連結器弁284は、第一端285aと第二端285bとを含む。前記第二端285は、閉鎖器と接続されたときに流体不浸透性のシールを提供するためのOリングを含んでいてもよい。止め281は上に述べたが、閉鎖器の止めと連通することにより、前記連結器弁と前記閉鎖器本体との間の適正な回転を得てもよい。前記止めもまた、前記連結器280が(250のような)閉鎖器と接続するように連動部281aを含み、これにより、開放構成にあるときの連結器280と閉鎖器との脱離を防ぐ。
【0037】
前記第一端285aは、ロックスナップ289を有していてもよい少なくとも1つの突起286を含む。前記突起286は、前記つまみ400の内部空間402に挿入されていてもよい。前記ロックスナップ289は、前記つまみ400との接続を確保する。前記つまみ400を回転させることにより前記連結器弁284を回転させて、前記連結器を開放構成と閉鎖構成とに作動させてもよい。前記突起286は、内部空間を含んでいてもよく、閉鎖器のつまみを前記突起286の前記内部空間に挿入して、前記つまみ400を(261のような)閉鎖器つまみと連動させるようにしてもよい。前記つまみ400を回転させると、同時に前記つまみ400が、連結器と閉鎖器とを開放構成または閉鎖構成へと作動させてもよい。閉鎖位置に回転した前記つまみは、真空とするために流体小出しアセンブリを遮断してもよい。
【0038】
前記つまみ400は、前記連結器280と前記閉鎖器250とを取り囲む覆い300と接続されていてもよい。前記覆いは、前記ロック部材500の進入を可能とするための傾斜部303と、前記開口298を嵌め込むための溝305とを備えていてもよい。板ばねのような付勢部材506は、前記ロック部材500に対する付勢力を付与し、前記ロック部材500を通常のロック構成に付勢する。前記ロック部材500が前記閉鎖器250の受け領域210により解放されると、前記連結器280と前記閉鎖器250とを含む流体小出しアセンブリは、開放構成へと作動してもよい。
【0039】
図24は、前記ロック部材500が解放構成において付勢されており、かつ、前記つまみ400が回転され、前記ハウジングと前記閉鎖器本体とに対してそれぞれ前記連結器弁と閉鎖器弁との両方を開放構成へと作動させている状態の流体小出しアセンブリを示している。前記アセンブリは、開放構成で示されている。図25は、ロック位置に付勢されている前記ロック部材500を示している。
【0040】
図26に示すように、前記閉鎖器が直列方向に配置されている状態を例示する。この方向により、前記閉鎖器の閉鎖器弁を除去することができ、これにより、前記閉鎖器本体が前記流体源600の一部を形成している状態で前記閉鎖器本体を通じた流体源の充填が可能となる。前記閉鎖器弁は、大量の流体供給源から流体源を充填するのに適した径を備えていてもよい。
【0041】
上述したように、本発明は、数多くの利点を提供する。例えば、前記閉鎖器および前記連結器の連動機構は、前記流体小出しアセンブリの確実な接続を可能とし、開放構成にあるときの閉鎖器と連結器との脱離を防ぐ。また、前記ロック部材機構は、回転防止連動装置を提供し、これにより、閉鎖器と接続されていないときに、前記連結器が回転して閉鎖構成を外れてしまうのを防ぐ。さらに、前記連結器が前記閉鎖器に取り付けられているとき、前記連結器が開放されるように前記ロック部材を解放してもよい。また、前記ロック部材は、未連結状態に連結器をロックし、かつ、前記連結器と前記閉鎖器との間で閉鎖位置に適切な配置方向が維持されるのを確保する。前記連結器を閉鎖位置にロックすることにより、空気が小出しシステムに導入されるのを防ぎ、かつ、流体が連結部へつながる経路から流れ出るのを防ぐ。前記閉鎖器の直列配置方向、および、前記閉鎖器が前記流体源の一部であってもよいことにより、前記閉鎖器を通じて流体源を充填することができる。
【0042】
上に述べた本発明の好適な実施形態の説明は、例示および説明目的で提示されたものである。本発明を網羅したり、本発明を開示されている厳密な形に限定したりすることを意図するものではない。上記の教示を参考に、数多くの変更や変形が可能である。
【図面の簡単な説明】
【0043】
【図1】図1は、本発明の一実施形態に係る流体小出しアセンブリの等角図である。
【図2a】図2aは、本発明の一実施形態に係る閉鎖位置にある流体小出しアセンブリの等角図である。
【図2b】図2bは、本発明の一実施形態に係る開放位置にある流体小出しアセンブリの等角図である。
【図3】図3は、本発明の一実施形態に係る閉鎖器の構成要素を分解した相互関係で示す等角図である。
【図4】図4は、本発明の一実施形態に係る閉鎖位置にある閉鎖器の等角図である。
【図5】図5は、本発明の一実施形態に係る閉鎖器の背面等角図である。
【図6】図6は、本発明の一実施形態に係る閉鎖位置にある連結器の等角図である。
【図7】図7は、本発明の一実施形態に係る連結器の構成要素を分解した相互関係で示す等角図である。
【図8】図8は、本発明の一実施形態に係る流体小出しアセンブリの正面図である。
【図9】図9は、本発明の一実施形態に係る流体小出しアセンブリの図8の9−9線断面図である。
【図10】図10は、本発明の一実施形態に係る流体小出しアセンブリの図8の10−10線断面図である。
【図11】図11は、本発明の別の実施形態に係る流体小出しアセンブリの等角図である。
【図12a】図12aは、本発明の別の実施形態に係る閉鎖/未連結位置にある流体小出しアセンブリの等角図である。
【図12b】図12bは、本発明の別の実施形態に係る開放/連結位置にある流体小出しアセンブリの等角図である。
【図13】図13は、本発明の別の実施形態に係る閉鎖器の構成要素を分解した相互関係で示す等角図である。
【図14】図14は、本発明の別の実施形態に係る閉鎖位置にある閉鎖器の等角図である。
【図15】図15は、本発明の別の実施形態に係る閉鎖器の背面等角図である。
【図16】図16は、本発明の別の実施形態に係る連結器の構成要素を分解した相互関係で示す等角図である。
【図17】図17は、本発明の別の実施形態に係る閉鎖位置にある連結器の等角図である。
【図18】図18は、本発明の別の実施形態に係る連結器の背面図である。
【図19】図19は、本発明の原理に係る流体小出しアセンブリの別の実施形態の等角図である。
【図20a】図20aは、閉鎖/未連結構成にある図19の流体小出しアセンブリの等角図である。
【図20b】図20bは、開放/連結構成にある図19の流体小出しアセンブリの等角図である。
【図21a】図21aは、本発明の原理に係る閉鎖器の別の実施形態の等角図である。
【図21b】図21bは、本発明の原理に係る閉鎖器の別の実施形態の等角図である。
【図22a】図22aは、閉鎖構成にある閉鎖器の別の実施形態の等角図である。
【図22b】図22bは、開放構成にある図22aの閉鎖器の等角図である。
【図23a】図23aは、本発明の原理に係る連結器の別の実施形態の正面等角図である。
【図23b】図23bは、図23aの連結器の背面等角図である。
【図23c】図23cは、図23aの連結器の背面図である。
【図23d】図23dは、図23aの連結器の背面分解等角図である。
【図23e】図23eは、図23aの連結器の正面分解等角図である。
【図23f】図23fは、本発明の原理に係る連結器弁の一実施形態の背面斜視図である。
【図24】図24は、図19の流体小出しアセンブリの側断面図である。
【図25】図25は、図19の流体小出しアセンブリの部分断面図である。
【図26】図26は、本発明の原理に係る流体源に取り付けられた図21aの閉鎖器の等角図である。
【0001】
本発明は、連結器に接続されている閉鎖器に関する。より詳細には、本発明は、小出し弁アセンブリにおいて用いられる閉鎖器および連結器に関する。
【背景技術】
【0002】
本願は、米国企業であるコルダープロダクツカンパニーの名義で、米国以外のすべての国を指定国として、2001年12月18日にPCT国際特許出願されている。
【0003】
小出し弁は、例えば、ケチャップやマスタードのような調味料を小出しにする、または、牛乳等のような他の流体状の食品を小出しにするために、食品産業において広く用いられている。典型的には、従来の連結弁は、第一端と第二端とを含み、これらを通じて流路が形成されている。前記第一端は、流体小出しシステムに接続されており、前記第二端は、流体の小出しに用いられる。連結弁のつまみまたはレバーを制御することにより、連結弁を、流体が流れる開放構成と流体の流れを妨げる閉鎖構成との間で動かすことができる。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、前記従来の連結弁は、異なる材料を用いて別々に作製された数多くの部品を含むことがあるため、コスト削減が困難である。さらに、従来の連結弁の中には、弁が閉鎖位置にあるときに漏れの問題が生じるものもある。そのうえ、たいていの小出し弁は、小出し機能しか有さず、これを通じて充填できる能力がない。したがって、輸送中またはその他の不使用時のように、弁を閉鎖位置としたいときの漏れの問題を防ぐ小出しシステムおよび連結弁を提供する必要がある。これに加えて、流体源の充填にも用いることができる小出し弁を提供する必要がある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明にしたがって、小出し弁アセンブリ用閉鎖器および連結器を備えることにより、上記およびその他の問題が解決された。
【0006】
本発明の一実施形態において、閉鎖器は、閉鎖器本体と回転可能に接続されている閉鎖器弁を含む。前記閉鎖器本体は、前記閉鎖器弁の開口と対応する開口を有する。前記閉鎖器本体は、第一端および第二端を含む。前記第一端は、止め部を含む。前記第二端は、流体源を密封し、かつ、これと接続しているフランジとを有する取付具と、前記閉鎖器を連結器に固定し、かつ、前記閉鎖器が連結器から脱離するのを防ぐ連動装置を含む。前記閉鎖器弁は、第一端および第二端を含む。前記第一端は、つまみと、前記閉鎖器本体と前記閉鎖器弁との間の適正な回転を得るために前記閉鎖器本体の前記止め部と連通している止め部材とを含む。前記閉鎖器本体と前記閉鎖器弁とは、流体不浸透性のシールを形成するように接続されている。
【0007】
一実施形態において、前記閉鎖器が取付具となり、かつ、流体源と一体化していてもよく、閉鎖器弁を前記閉鎖器本体から除去することにより、前記閉鎖器本体を通じた流体源の充填が可能となり、かつ、前記流体源は一体構成されている。前記閉鎖器は、前記閉鎖器本体を通じた流体源の充填を可能とする径を含む。
【0008】
一実施形態において、前記閉鎖器だけで流体の小出しに用いることができる。
【0009】
一実施形態において、前記閉鎖器は、連結器のロック部材と噛み合うように受け領域(receiving area)を含むことにより、前記ロック部材をロック位置から解放し、かつ、前記連結器と前記閉鎖器とが接続されているときに前記連結器および閉鎖器を開放位置へと回転させる。
【0010】
本発明の別の実施形態において、連結器は、ハウジングと連結器弁とを含み、前記連結器弁は、前記ハウジングと回転可能に接続されている。前記ハウジングは、前記連結器弁の開口と対応する開口と、前記連結器を閉鎖器の連動装置に固定し、かつ、前記連結器と閉鎖器との脱離を防ぐ連動装置とを含む。前記連結器は、流体小出しシステムに取り付けられていてもよい。前記連結器弁は、第一端および第二端を含む。前記第一端は、前記ハウジングに対して前記連結器弁を回転させるつまみを有する。前記第二端は、前記連結器を連動装置を有する閉鎖器に取り付けるために、少なくとも1つのギャップを有する突出縁部を含む。前記ハウジングと前記連結器弁とは、流体不浸透性のシールを形成するように接続されている。
【0011】
一実施形態において、連結器は、連結器と閉鎖器とを取り囲む覆いを含む。別につまみを、前記つまみの内部空間を通じて前記連結器に取り付けてもよく、前記内部空間は、前記連結器弁から外向きに突出したつまみを収容する。前記つまみは、前記覆いと回転可能に接続されていてもよく、かつ、前記連結器を開放または閉鎖構成に作動させる際には、前記覆いおよび前記ハウジングに対して前記連結器弁を回転させてもよい。
【0012】
本発明の一実施形態において、ロック部材を、連結器のハウジング上に関連付けてもよい。前記ロック部材は、閉鎖器の受け領域と協働することにより、前記連結器が前記閉鎖器に取り付けられているときに前記連結器のロックを解除できるようにしてもよい。
【0013】
一実施形態において、連結器は、ハウジング上の少なくとも1つの止め部と連通している少なくとも1つの止め部材を連結器弁上に含み、これにより、前記ハウジングに対する前記連結器弁の適正な回転を得る。前記少なくとも1つの止め部材はまた、閉鎖器上の止め部とも連通しており、これにより、前記連結器弁と閉鎖器との適正な回転を得る。前記少なくとも1つの止め部材は、前記連結器と閉鎖器との接続を確保するために、閉鎖器と連動していてもよい連動装置を含む。
【0014】
本発明の別の実施形態において、小出し弁アセンブリは、閉鎖器と連結器とを含み、前記閉鎖器は流体源と接続しており、かつ、前記連結器は流体小出しシステムと接続している。前記閉鎖器は、閉鎖器本体と回転可能に、かつ、流体不浸透性のシールで取り付けられている閉鎖器弁を含む。前記閉鎖器本体は、前記閉鎖器弁の開口と対応する側面開口を有する。前記閉鎖器弁は、つまみを有する端部を含み、前記つまみは、前記閉鎖器本体に対して前記閉鎖器弁を回転させる。前記連結器は、ハウジングと連結器弁とを有し、前記連結器弁は、前記ハウジングと回転可能に、かつ、流体不浸透性のシールで取り付けられている。前記ハウジングは、前記連結器弁の開口と対応する開口を含む。前記連結器弁は、つまみを有する端部を含み、前記つまみは、前記ハウジングに対して前記連結器弁を回転させる。前記閉鎖器弁のつまみは、前記連結器弁のつまみの挿入空間と連動していてもよく、これにより、開放構成と閉鎖構成との間で前記アセンブリを作動させてもよい。前記閉鎖器および前記連結器はそれぞれ、連動装置を有する端部を含み、前記連動装置は、前記閉鎖器と前記連結器との脱離を防ぐ。
【0015】
本発明の一実施形態において、小出し弁アセンブリは、閉鎖器を含み、閉鎖器弁を前記閉鎖器本体から除去することにより、前記閉鎖器を通じた流体源の充填を可能としてもよい。前記閉鎖器は、前記流体源と直列方向に配置してもよく、かつ、前記閉鎖器本体を通じた流体源の充填を可能とする径を含んでいる。
【0016】
本発明の一実施形態において、流体小出しアセンブリは、閉鎖器と連結器とを含む。前記連結器は、前記連結器のハウジング上に関連付けられたロック部材を含んでいてもよく、前記ロック部材は、前記閉鎖器の受け領域と噛み合うか、または、協働する。前記ロック部材は、前記連結器のロックを解除してもよい突起を含み、これにより、前記連結器が前記閉鎖器に取り付けられているときに前記連結器の開放を可能とする。同様に、前記ロック部材は、前記連結器をロックしてもよく、これにより、前記連結器が閉鎖器に取り付けられていないときに前記連結器の開放を防ぐ。
【0017】
本発明の一実施形態において、流体小出しアセンブリは、連結器と閉鎖器とを実質的に取り囲む覆いを含んでいてもよい。前記閉鎖器は、閉鎖器本体と回転可能に、かつ、流体不浸透性のシールで接続されている閉鎖器弁を含む。前記連結器は、ハウジングと回転可能に、かつ、流体不浸透性のシールで接続されている連結器弁を含む。別につまみを前記連結器に流体不浸透性のシールで取り付けてもよい。前記つまみの内部空間は、前記連結器弁から外向きに突出した前記連結器弁のつまみを収容してもよい。前記閉鎖器は、前記連結器弁のつまみの内部空間に収容される閉鎖器つまみを含んでいてもよい。前記つまみは、前記覆いと回転可能に接続されていてもよく、かつ、前記アセンブリを開放または閉鎖構成に作動させる際、前記覆いと前記ハウジングとに対して前記連結器弁を回転させたり、前記閉鎖器本体に対して前記閉鎖器弁を回転させてもよい。前記ハウジング上に関連付けられたロック部材は、前記アセンブリの回転を防ぐ、または、可能とするために前記覆いの内表面に対して付勢されていてもよい。
【0018】
本発明の実施形態は、数多くの利点を提供する。例えば、前記閉鎖器および前記連結器の連動機構は、前記流体小出しアセンブリの確実な接続を可能とし、開放構成にあるときに閉鎖器と連結器との脱離を防ぐ。また、前記ロック部材機構は、前記連結器が前記閉鎖器に取り付けられているときの前記連結器の開放を可能とする。同様に、前記ロック部材は、前記連結器をロックし、これにより、前記連結器が閉鎖器と接続されていないときの前記連結器の開放を防ぐ。さらに、前記ロック部材は、未連結状態に連結器をロックし、かつ、前記連結部と前記閉鎖器との間で閉鎖位置に適切な配置方向が維持されるのを確保する。前記連結器を閉鎖位置にロックすることにより、空気が小出しシステムに導入されるのを防ぎ、かつ、流体が連結部へつながる経路から流れ出るのを防ぐ。前記流体小出しアセンブリは、真空とするために遮断し、これにより、流体または製品のあらゆる漏れまたは流出を防いでもよい。前記閉鎖器の直列配置方向、および、前記閉鎖器が前記流体源の一部であってもよいことにより、大量の流体供給源から携帯用流体源に取り付けられた前記閉鎖器を通じて前記携帯用流体源へ充填することができる。
【0019】
本発明の特徴は、食品の小出しおよび送り出し、例えば、ケチャップ、マスタード等の小出しのような用途のための改良された小出し弁を提供する。さらに、本発明およびその特徴は、使用および輸送前に現場での充填に便利に用いることができる弁を提供する。本発明の密封およびロック能力は、信頼性のある小出し弁を提供する。
【0020】
本発明のさらなる特徴および/または利点は、以下の説明において部分的に記載され、かつ、説明から部分的に自明となるか、または、本発明の実施により理解されることもあるだろう。上記の一般的説明と上記の詳細な説明とはいずれも例示的で説明的なものに過ぎず、本発明を制限するものではないことは理解されるべきである。
【発明を実施するための最良の形態】
【0021】
具体的な実施形態についての以下の説明において、その一部を形成する添付図面を参照し、その中で、本発明を実施することのできる具体的な実施形態を例として示す。本発明の範囲から逸脱することなく構造的な変更を行ってもよいため、他の実施形態を利用してよいことは理解されるべきである。
【0022】
本発明は、流体を小出しおよび流体源から流体小出しシステムへ流体を搬送するための流体小出しアセンブリを提供する。前記流体小出しアセンブリは、連結器に接続された閉鎖器を有する。
【0023】
図1は、本発明の一実施形態に係る流体小出しアセンブリ40を示す。前記流体小出しアセンブリ40は、閉鎖器50と、これに回転可能に接続された連結器80とを含む。前記閉鎖器50は、回転可能に接続され、かつ、流体不浸透性のシールを形成する閉鎖器本体54と閉鎖器弁52とを含む。前記閉鎖器本体54は、シール51を含み、これは成形シールであってもOリングシールであってもよい。前記連結器80は、回転可能に接続され、かつ、流体不浸透性のシールを形成するハウジング82と連結器弁84とを含む。前記閉鎖器50は、連動装置76を備えていてもよく、前記連結器80は、連動装置72を備えていてもよい。前記連動装置76、72は両者で前記閉鎖器50を前記連結器80に固定し、これにより、取り扱い中に起こるかもしれないように、接続されており、かつ、開放位置にあるときに流体小出しアセンブリ40の閉鎖器50と連結器80とが脱離するのを防ぐ。前記流体小出しアセンブリ40は、図2aでは閉鎖/未連結位置にあるものが、図2bでは開放/連結位置にあるものが示されている。
【0024】
図3では、前記閉鎖器50は、閉鎖器本体54に回転可能に接続された閉鎖器弁52を含む。前記閉鎖器本体は、第一端57と第二端59とを有する。前記閉鎖器弁もまた、第一端61と第二端63とを有する。前記閉鎖器本体54は、前記閉鎖器弁52の開口60に対応する側面開口70と、前記第二端59に流体源と接続するためのネック部73とを有する。閉鎖器本体54の前記第二端59において、前記ネック部73は、前記閉鎖器本体54を流体源と一体化した部分とするためのフランジであっても溶接フランジであってもよい。さらに、前記閉鎖器本体54は、流体源と直列方向に配置することにより、流体源を前記閉鎖器本体54を通じて充填できるようにしてもよい。閉鎖器本体54の外表面は、連結器80と接続するための、成形シールであってもOリングシールであってもよいシール51を含んでいてもよい。あるいは、連結器が連結器弁を有しており、これが、閉鎖器本体54の滑らかな外表面と協働して流体不浸透性のシールを形成する成形シールまたはOリングシールを有していてもよい。前記閉鎖器弁54はさらに、前記閉鎖器本体54に回転可能に収容される管状部56を有し、かつ、前記閉鎖器本体54の内表面に締り嵌めされている。前記閉鎖器本体54は、プラスチックのような軟質材料からなっていてもよい。好ましくは、前記プラスチックは、低密度ポリエチレンであってもよい。前記閉鎖器弁52は、硬質プラスチック材料からなり、前記硬質閉鎖器弁52と前記軟質閉鎖器本体54との間で適切なシールが形成されるようにしてもよい。前記閉鎖器弁52は、閉鎖器本体54の第一端57の止め部65と連通する止め部材64を第一端61に含み、これにより前記閉鎖器本体54と前記閉鎖器弁52との間の適正な回転が得られる。前記管状部56は、側面開口70に対応する側面開口60を有する。前記閉鎖器弁52を前記閉鎖器本体54に接続すると、閉鎖器弁52の第一端61の弁つまみ58を作動させ、開口60と開口70とが揃った開放構成と、前記管状部56の壁が閉鎖器本体54の開口70を遮っている状態で開口60と開口70とが揃っていない閉鎖構成との間で、閉鎖器本体54に対して閉鎖器弁52を回転させることができる。例えば、図4は、前記閉鎖構成にある閉鎖器50を示している。前記閉鎖器弁52を前記閉鎖器本体54内に固定するために、スナップ部62を前記閉鎖器弁52の第二端63に設けてもよい(図5参照)。
【0025】
図6および図7は、本発明の一実施形態に係る連結器80を示している。図7にあるように、前記連結器80は、連結器ハウジング82と連結器弁84とを含む。前記連結器弁84は、第一端81にスナップ部86と連結器弁つまみ91とを、第二端83に突出縁部92を有する。前記突出縁部92は、連動装置76を有する閉鎖器との接続を可能とするためのギャップ87を含む。前記ハウジング82は、閉鎖器との接続を可能とするための類似のギャップ87aを含む。前記連結器弁84の外表面は、前記連結器ハウジング82の内表面と接続するための、成形シールであってもOリング型シールであってもよいシール93を有する。前記連結器弁84は、前記ハウジング82と締り嵌めしていてもよい。前記連結器ハウジング82はさらに、流体システムと接続するための吐出口98を有する。前記吐出口98は、流体経路のような流体小出しシステムと接続するためのかえし85を有する延長管状部であってもよい。前記連結器弁84は、前記吐出口98の開口に対応する開口88を含む。前記つまみ91は、前記連結器弁84を作動させ、開放構成において前記開口88を前記吐出口98と揃えるように前記連結器弁84を回転させてもよい。閉鎖構成においては、前記連結器弁84の外表面が前記吐出口98を遮るように、前記つまみ91をひねって前記連結器弁84を回転させてもよい。前記アセンブリは、真空とするために遮断してもよい。
【0026】
前記閉鎖器50を前記連結器80に接続すると、図8〜図10に示されているように、前記閉鎖器弁つまみ58が前記連結器弁つまみ91の内部空間90と連動する。
【0027】
図11〜図18は、本発明の別の実施形態に係る流体小出しアセンブリ110を示す。前記流体小出しアセンブリ110は、図11に示すように、それぞれ連動機構157、127を有する閉鎖器120と連結器150とを含む。上述の実施形態とは異なり、前記流体小出しアセンブリ110は、図(図14および図18)に示すように、さらなる連動機構170、172を有する。前記連結器150の連結器連動装置172(図18参照)は、閉鎖器連動装置170(図13および図14参照)と連結し、その結果、前記連結器弁160を作動させることにより、前記流体小出しアセンブリ110を閉鎖位置(図12a)または開放位置(図12b)とすることができる。上記の連動機構170、172の以外は、図11〜図18に示されている類似の特徴は、すでに詳細に説明しているので、さらなる記載は省略する。
【0028】
図19は、閉鎖器250と連結器280とを含む流体小出しアセンブリ200の別の実施形態を示す。図20aおよび図20bはそれそれ、閉鎖構成および開放構成にある前記流体小出しアセンブリを示している。
【0029】
図21aおよび図21bは、閉鎖器本体254と閉鎖器弁252とを有する前記閉鎖器250を示す。前記閉鎖器本体254と前記閉鎖器弁252とで、成形シールであってもOリング型シールであってもよいシール251により締り嵌めを形成する。上記のように、前記閉鎖器本体254は、プラスチック材料のような軟質材料からなっていてもよい。好ましくは、前記プラスチック材料は、低密度ポリエチレンであってもよい。前記閉鎖器弁252は、硬質プラスチック材料からなり、前記硬質閉鎖器弁と前記軟質閉鎖器本体との間で適切なシールが形成されるようにしてもよい。しかしながら、これら材料は、単なる例示に過ぎず、他の材料を用いてもよい。前記閉鎖器弁252は、閉鎖器本体の開口(図示せず)に対応する開口253を含む。止め部材256は、止め部257と連通することにより、前記閉鎖器本体254と前記閉鎖器弁252との間の適正な回転が得られる。つまみ261は、前記閉鎖器弁252の第一端201に位置する。前記つまみ261は、前記閉鎖器弁252を作動させ、閉鎖器本体に対して閉鎖器弁252を回転させて開放構成または閉鎖構成とする。上記のように、前記アセンブリは、真空とするために遮断してもよい。
【0030】
受け領域210は、作動傾斜部であってもよく、前記閉鎖器本体254の第二端212に位置していてもよい。前記受け領域254は、連結器のロック部材と噛み合い、これにより、ロック部材を解放し、かつ、接続されている連結器と閉鎖器とを開放位置へと回転させることができる。前記閉鎖器本体の254の第二端212もまた、ネック部242を含み、これはフランジであっても溶接フランジであってもよい。前記第二端212もまた、連結器が取り付けられているときに適正な回転を促進するように止め230を含む。前記連動装置232は、開放構成にあるときの連結器と閉鎖器との脱離を防ぐ。
【0031】
図26に示すように、前記閉鎖器本体254と前記閉鎖器弁252とからなるアセンブリは、携帯用流体源600の一部として直列に取り付けることができ、前記閉鎖器弁252を前記閉鎖器本体254から強制的に除去することにより、前記携帯用流体源600の充填が可能となる。
【0032】
図21bにおいて、はぎ取り式シール220を閉鎖器本体に取り付け、使用前の閉鎖器を密封してもよい。図22aおよび図22bは、閉鎖構成と開放構成とにおける閉鎖器を示す。
【0033】
図23a〜図23fは、連結器ハウジング282と連結器弁284とを有する前記連結器280を示す。図23a〜図23cは、組み立てられた状態の前記連結器280を示す。前記連結器弁284は、前記ハウジング282と回転可能に接続され、Oリングとともに流体不浸透性のシールを形成し、このOリングは、前記ハウジングの内部表面上に位置していても(図23dに示す)、前記連結器弁284の外表面上に位置していても(図示せず)よい。図23fに最もよく示されているように、前記連結器弁284は、その外表面上に成形されたシール289を有していてもよい。前記連結器弁284は、開口298に対応する開口288を含む。覆い300は、前記ハウジング282と前記連結器弁284とを取り囲んでいる。つまみ400は、前記覆い300とともに流体不浸透性のシールを形成する。前記つまみ400は、前記ハウジング284に対して前記連結器弁284を回転させる手段を提供し、これにより、前記連結器280を開放構成および閉鎖構成に作動させる。前記開放構成において、前記開口298と開口288とが揃えられて流路を作り出しており、前記閉鎖構成において、前記開口298と開口288とが、前記連結器弁284と前記ハウジング282との表面によりそれぞれ遮られている。
【0034】
図23dおよび図23eは、前記連結器280のさらに詳細な図を示している。前記ハウジングは、第一端294と第二端295とを含む。前記第二端295は、前記連結器弁の止め281と連通する少なくとも1つの止め291を備えていてもよい。前記止め291、281により、前記ハウジング282と前記連結器弁284とが適正な方向に配置される。Oリングシールを前記ハウジングの内側表面に用いて、前記ハウジングと前記連結器弁との間の適正な流体不浸透性のシールを提供してもよい。しかしながら、これは、単なる例示に過ぎず、前記連結器弁284の外表面上にOリングシールを用いてもよい。成形シールのような他の種類のシールを用いてもよい。
【0035】
前記ハウジング282はまた、ロック部材500を保持するロック保持装置296を含む。前記ロック部材500は、前記連結器280が閉鎖器と接続されていないときに、前記連結器280の回転を防ぎ、閉鎖構成を外れてしまわないようにする。前記連結器280が前記閉鎖器250のような閉鎖器に取り付けられているとき、前記連結器280が開放されるように前記ロック部材500を解放してもよい。同様に、前記連結器280が前記閉鎖器250に取り付けられていないとき前記連結器280の開放を防ぐように、前記ロック部材500が前記連結器280をロックしていてもよい。とりわけ、前記ロック部材500は、前記ハウジング282に対して前記連結器弁284が開放位置へと回転するのを防ぐ。さらに、前記ロック部材500は、未連結状態280に連結器をロックし、かつ、前記連結器280と前記閉鎖器250との間で閉鎖位置に適切な配置方向が維持されるのを確保する。前記連結器280を閉鎖位置にロックすることにより、空気が小出しシステムに導入されるのを防ぎ、かつ、流体が連結部へつながる経路から流れ出るのを防ぐ。前記ロック部材500は、ピボットロックであってもよいが、これに限定されない。前記ロック部材500は、閉鎖器の(上記210のような)受け領域と接触していてもよい突起505を含む。連結状態では、前記突起505は、前記閉鎖器の受け領域と接触しており、ロック部材を解放し連結器弁の止めを遮らないようにする。上記のように、前記受け領域210は、作動傾斜部であってもよい。前記ロック部材500を、ロック部材をロック構成および解放構成に付勢するためのばね506で制御してもよい。前記ばね506は、ラッチばねであっても板ばねであってもよいが、これらに限定されない。前記開口298は、かえしが設けられていてもよい延長管状部297を含んでもよい。
【0036】
前記連結器弁284は、第一端285aと第二端285bとを含む。前記第二端285は、閉鎖器と接続されたときに流体不浸透性のシールを提供するためのOリングを含んでいてもよい。止め281は上に述べたが、閉鎖器の止めと連通することにより、前記連結器弁と前記閉鎖器本体との間の適正な回転を得てもよい。前記止めもまた、前記連結器280が(250のような)閉鎖器と接続するように連動部281aを含み、これにより、開放構成にあるときの連結器280と閉鎖器との脱離を防ぐ。
【0037】
前記第一端285aは、ロックスナップ289を有していてもよい少なくとも1つの突起286を含む。前記突起286は、前記つまみ400の内部空間402に挿入されていてもよい。前記ロックスナップ289は、前記つまみ400との接続を確保する。前記つまみ400を回転させることにより前記連結器弁284を回転させて、前記連結器を開放構成と閉鎖構成とに作動させてもよい。前記突起286は、内部空間を含んでいてもよく、閉鎖器のつまみを前記突起286の前記内部空間に挿入して、前記つまみ400を(261のような)閉鎖器つまみと連動させるようにしてもよい。前記つまみ400を回転させると、同時に前記つまみ400が、連結器と閉鎖器とを開放構成または閉鎖構成へと作動させてもよい。閉鎖位置に回転した前記つまみは、真空とするために流体小出しアセンブリを遮断してもよい。
【0038】
前記つまみ400は、前記連結器280と前記閉鎖器250とを取り囲む覆い300と接続されていてもよい。前記覆いは、前記ロック部材500の進入を可能とするための傾斜部303と、前記開口298を嵌め込むための溝305とを備えていてもよい。板ばねのような付勢部材506は、前記ロック部材500に対する付勢力を付与し、前記ロック部材500を通常のロック構成に付勢する。前記ロック部材500が前記閉鎖器250の受け領域210により解放されると、前記連結器280と前記閉鎖器250とを含む流体小出しアセンブリは、開放構成へと作動してもよい。
【0039】
図24は、前記ロック部材500が解放構成において付勢されており、かつ、前記つまみ400が回転され、前記ハウジングと前記閉鎖器本体とに対してそれぞれ前記連結器弁と閉鎖器弁との両方を開放構成へと作動させている状態の流体小出しアセンブリを示している。前記アセンブリは、開放構成で示されている。図25は、ロック位置に付勢されている前記ロック部材500を示している。
【0040】
図26に示すように、前記閉鎖器が直列方向に配置されている状態を例示する。この方向により、前記閉鎖器の閉鎖器弁を除去することができ、これにより、前記閉鎖器本体が前記流体源600の一部を形成している状態で前記閉鎖器本体を通じた流体源の充填が可能となる。前記閉鎖器弁は、大量の流体供給源から流体源を充填するのに適した径を備えていてもよい。
【0041】
上述したように、本発明は、数多くの利点を提供する。例えば、前記閉鎖器および前記連結器の連動機構は、前記流体小出しアセンブリの確実な接続を可能とし、開放構成にあるときの閉鎖器と連結器との脱離を防ぐ。また、前記ロック部材機構は、回転防止連動装置を提供し、これにより、閉鎖器と接続されていないときに、前記連結器が回転して閉鎖構成を外れてしまうのを防ぐ。さらに、前記連結器が前記閉鎖器に取り付けられているとき、前記連結器が開放されるように前記ロック部材を解放してもよい。また、前記ロック部材は、未連結状態に連結器をロックし、かつ、前記連結器と前記閉鎖器との間で閉鎖位置に適切な配置方向が維持されるのを確保する。前記連結器を閉鎖位置にロックすることにより、空気が小出しシステムに導入されるのを防ぎ、かつ、流体が連結部へつながる経路から流れ出るのを防ぐ。前記閉鎖器の直列配置方向、および、前記閉鎖器が前記流体源の一部であってもよいことにより、前記閉鎖器を通じて流体源を充填することができる。
【0042】
上に述べた本発明の好適な実施形態の説明は、例示および説明目的で提示されたものである。本発明を網羅したり、本発明を開示されている厳密な形に限定したりすることを意図するものではない。上記の教示を参考に、数多くの変更や変形が可能である。
【図面の簡単な説明】
【0043】
【図1】図1は、本発明の一実施形態に係る流体小出しアセンブリの等角図である。
【図2a】図2aは、本発明の一実施形態に係る閉鎖位置にある流体小出しアセンブリの等角図である。
【図2b】図2bは、本発明の一実施形態に係る開放位置にある流体小出しアセンブリの等角図である。
【図3】図3は、本発明の一実施形態に係る閉鎖器の構成要素を分解した相互関係で示す等角図である。
【図4】図4は、本発明の一実施形態に係る閉鎖位置にある閉鎖器の等角図である。
【図5】図5は、本発明の一実施形態に係る閉鎖器の背面等角図である。
【図6】図6は、本発明の一実施形態に係る閉鎖位置にある連結器の等角図である。
【図7】図7は、本発明の一実施形態に係る連結器の構成要素を分解した相互関係で示す等角図である。
【図8】図8は、本発明の一実施形態に係る流体小出しアセンブリの正面図である。
【図9】図9は、本発明の一実施形態に係る流体小出しアセンブリの図8の9−9線断面図である。
【図10】図10は、本発明の一実施形態に係る流体小出しアセンブリの図8の10−10線断面図である。
【図11】図11は、本発明の別の実施形態に係る流体小出しアセンブリの等角図である。
【図12a】図12aは、本発明の別の実施形態に係る閉鎖/未連結位置にある流体小出しアセンブリの等角図である。
【図12b】図12bは、本発明の別の実施形態に係る開放/連結位置にある流体小出しアセンブリの等角図である。
【図13】図13は、本発明の別の実施形態に係る閉鎖器の構成要素を分解した相互関係で示す等角図である。
【図14】図14は、本発明の別の実施形態に係る閉鎖位置にある閉鎖器の等角図である。
【図15】図15は、本発明の別の実施形態に係る閉鎖器の背面等角図である。
【図16】図16は、本発明の別の実施形態に係る連結器の構成要素を分解した相互関係で示す等角図である。
【図17】図17は、本発明の別の実施形態に係る閉鎖位置にある連結器の等角図である。
【図18】図18は、本発明の別の実施形態に係る連結器の背面図である。
【図19】図19は、本発明の原理に係る流体小出しアセンブリの別の実施形態の等角図である。
【図20a】図20aは、閉鎖/未連結構成にある図19の流体小出しアセンブリの等角図である。
【図20b】図20bは、開放/連結構成にある図19の流体小出しアセンブリの等角図である。
【図21a】図21aは、本発明の原理に係る閉鎖器の別の実施形態の等角図である。
【図21b】図21bは、本発明の原理に係る閉鎖器の別の実施形態の等角図である。
【図22a】図22aは、閉鎖構成にある閉鎖器の別の実施形態の等角図である。
【図22b】図22bは、開放構成にある図22aの閉鎖器の等角図である。
【図23a】図23aは、本発明の原理に係る連結器の別の実施形態の正面等角図である。
【図23b】図23bは、図23aの連結器の背面等角図である。
【図23c】図23cは、図23aの連結器の背面図である。
【図23d】図23dは、図23aの連結器の背面分解等角図である。
【図23e】図23eは、図23aの連結器の正面分解等角図である。
【図23f】図23fは、本発明の原理に係る連結器弁の一実施形態の背面斜視図である。
【図24】図24は、図19の流体小出しアセンブリの側断面図である。
【図25】図25は、図19の流体小出しアセンブリの部分断面図である。
【図26】図26は、本発明の原理に係る流体源に取り付けられた図21aの閉鎖器の等角図である。
Claims (29)
- 第一端および第二端と、側壁に開口とを含み、前記第二端が流体源と接続可能な取付具を含む閉鎖器本体と、
流体不浸透性のシールで前記閉鎖器本体と回転可能に接続されており、第一端および第二端と、側壁に開口とを含み、前記第一端がつまみを含む閉鎖器弁とを含む閉鎖装置であって、
前記閉鎖器本体および前記閉鎖器弁の前記開口同士が、開放位置において互いに対応しており、前記開口が閉鎖位置において前記側壁によりそれぞれ遮られており、前記つまみが前記閉鎖装置に対して前記開放位置と前記閉鎖位置とにおいて作動可能であり、かつ、
前記閉鎖器弁が、前記閉鎖器本体から除去可能であることにより、前記閉鎖器本体を通じて前記流体源が充填可能となっていることを特徴とする閉鎖装置。 - 前記閉鎖器本体と前記閉鎖器弁とが、直列方向に配置されていることにより、前記閉鎖器弁が前記閉鎖器本体から除去されたときに前記流体源の直列充填が可能となっている請求項1に記載の閉鎖装置。
- 前記取付具が、前記流体源と一体部分を形成するフランジであり、前記閉鎖装置が、前記流体源と一体構成となっており、かつ、前記閉鎖装置だけで前記流体源から小出しにする請求項1に記載の閉鎖装置。
- 前記取付具が、溶接フランジである請求項3に記載の閉鎖装置。
- 前記閉鎖器本体の前記第一端が部分を含み、かつ、前記閉鎖器弁が止め部を含み、前記閉鎖器本体と前記閉鎖器弁との間の適正な回転を得るために前記止め部材と前記止め部とが連通している請求項1に記載の閉鎖装置。
- 前記閉鎖器本体が、使用前に前記閉鎖器本体の前記開口を覆うはぎ取り式シールを含む請求項1に記載の閉鎖装置。
- 第一端および第二端と、側壁に開口とを含むハウジングと、
流体不浸透性のシールで前記ハウジングと回転可能に接続されており、第一端および第二端と、側壁に開口とを含む連結器弁と、
前記第一端が、連結装置に開放位置および閉鎖位置をとらせるように、前記ハウジングに対して前記連結器弁を回転させるためのつまみを含み、前記第二端が、小出し弁装置と作動自在に(operatively)接続可能であり、
前記開口同士が、前記開放位置において互いに対応しており、かつ、前記開口が、前記閉鎖位置において前記側壁により遮られており、
前記ハウジングに作動自在に接続されており、前記連結装置が未連結状態にあるときに前記閉鎖位置において前記連結装置を維持し、かつ、前記連結装置が前記小出し弁装置と連結されているときに解放可能であるロック部材とを含むことを特徴とする連結装置。 - 前記ハウジングの前記開口が、流体経路との接続に適している請求項7に記載の連結装置。
- 前記連結装置が前記未連結状態にあるときに、前記ロック部材が、通常の閉鎖位置に付勢されている請求項7に記載の連結装置。
- 前記ロック部材が、ばねにより付勢されている請求項9に記載の連結装置。
- 前記ロック部材が突起を含み、前記突起が、前記ロック部材を解放するように流体小出し装置と接触可能である請求項7に記載の連結装置。
- 前記ハウジングの前記第二端が止めを少なくとも1つ含み、かつ、前記連結器弁が止めを少なくとも1つ含み、前記ハウジングと前記連結器弁との間の適正な回転を得るために前記ハウジングおよび連結器弁の前記止め同士が連通している請求項7に記載の連結装置。
- 前記小出し弁装置が、流体源と接続可能な取付具を有する閉鎖器を含む請求項7に記載の連結装置。
- 閉鎖器本体と、流体不浸透性のシールで前記閉鎖器本体と回転可能に接続されている閉鎖器弁とを含み、前記閉鎖器本体が第一端および第二端と、側壁に開口とを有し、前記第二端が流体源と接続可能な取付具を有し、前記閉鎖器弁が第一端および第二端と、側壁に開口とを有し、かつ、前記閉鎖器弁が前記閉鎖器本体から除去可能であることにより、前記閉鎖器本体を通じて前記流体源を充填可能となっている閉鎖器と、
前記閉鎖器と回転可能に接続されており、第一端および第二端を有するハウジングと、流体不浸透性のシールで前記ハウジングと回転可能に接続されている連結器弁とを含み、前記ハウジングが、側壁に開口を含み、前記連結器弁が第一端および第二端と、側壁に開口とを有し、前記第一端がつまみを有する連結器とを含む流体小出し弁アセンブリであって、
前記連結器弁の前記第一端が、前記閉鎖器弁の前記第一端の連動装置と協働する連動装置を含み、前記連動装置同士が、前記連結器の前記つまみと作動自在に接続されていることにより、前記流体小出し弁アセンブリが、前記連結器および閉鎖器の前記開口同士が互いに対応している開放位置と、前記連結器および閉鎖器の開口が前記連結器および閉鎖器の前記各側壁により遮られている閉鎖位置とにおいて作動可能となっていることを特徴とする流体小出し弁アセンブリ。 - 前記閉鎖器本体と前記閉鎖器弁とが、直列方向に配置されていることにより、前記閉鎖器弁が前記閉鎖器本体から除去されたときに前記流体源の直列充填が可能となっている請求項14に記載の流体小出し弁アセンブリ。
- 前記取付具が、前記流体源と一体部分を形成するフランジである請求項14に記載の流体小出し弁アセンブリ。
- 前記取付具が、溶接フランジである請求項16に記載の流体小出し弁アセンブリ。
- 前記閉鎖器本体の前記第一端が部分を含み、かつ、前記閉鎖器弁が止め部を含み、前記閉鎖器本体と前記閉鎖器弁との間の適正な回転を得るために前記止め部材と前記止め部とが連通している請求項14に記載の流体小出し弁アセンブリ。
- 前記閉鎖器本体が、使用前に前記閉鎖器本体の前記開口を覆うはぎ取り式シールを含む請求項14に記載の流体小出し弁アセンブリ。
- 前記ハウジングが、前記ハウジングに作動自在に接続されているロック部材を含み、前記ロック部材が、前記連結器が未連結状態にあるときに閉鎖位置に前記連結器を維持し、かつ、前記連結器が前記閉鎖器と連結されているときに前記ロック部材が解放可能である請求項14に記載の流体小出し弁アセンブリ。
- 前記連結器と閉鎖器とが接続されているとき、前記ロック部材が、前記閉鎖器の受け領域(receiving area)と接触することにより解放される請求項20に記載の流体小出し弁アセンブリ。
- 前記受け領域が作動傾斜部(activating ramp)である請求項21に記載の流体小出し弁アセンブリ。
- 前記ロック部材が突起を含み、前記突起が、前記ロック部材を解放するように前記受け領域と接触可能である請求項21に記載の流体小出し弁アセンブリ。
- 前記連結器が前記未連結状態にあるときに、前記ロック部材が、付勢部材により通常の閉鎖位置に付勢されている請求項20に記載の流体小出し弁アセンブリ。
- 前記付勢部材がばねである請求項24に記載の流体小出し弁アセンブリ。
- 前記閉鎖器本体の前記第二端が連動装置を含み、かつ、前記ハウジングの前記第二端が連動装置を含み、前記連結器と前記閉鎖器との脱離を防ぐように前記連動装置同士が協働的に噛み合っている請求項14に記載の流体小出し弁アセンブリ。
- 前記連結器弁の前記第一端の前記連動装置が、前記つまみの内部空間であり、前記内部空間が、前記閉鎖器弁の前記第一端の前記連動装置と協働している請求項14に記載の流体小出し弁アセンブリ。
- 前記付勢部材が覆いに対して付勢されており、前記覆いが、前記付勢部材の付勢支持のための表面を含み、かつ、前記連結器および閉鎖器を実質的に覆っている請求項20に記載の流体小出し弁アセンブリ。
- 前記覆いが、前記覆いと作動自在に接続され、かつ、回転可能なつまみを含み、前記つまみが、前記連結器弁の前記つまみと前記連結器弁および閉鎖器弁の前記第一端の前記連動装置と作動自在に接続されており、その結果、前記覆いの前記つまみにより前記流体小出し弁アセンブリが前記開放位置と前記閉鎖位置とに作動可能となっている請求項28に記載の流体小出し弁アセンブリ。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US25640600P | 2000-12-18 | 2000-12-18 | |
US30509601P | 2001-07-13 | 2001-07-13 | |
PCT/US2001/049334 WO2002049956A2 (en) | 2000-12-18 | 2001-12-18 | Dispensing valve assembly for liquid |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004524225A true JP2004524225A (ja) | 2004-08-12 |
Family
ID=26945344
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002551465A Withdrawn JP2004524225A (ja) | 2000-12-18 | 2001-12-18 | 小出し弁アセンブリ用連結および閉鎖装置 |
Country Status (8)
Country | Link |
---|---|
US (2) | US6848602B2 (ja) |
EP (1) | EP1365988A2 (ja) |
JP (1) | JP2004524225A (ja) |
CN (1) | CN1209278C (ja) |
AU (1) | AU2002235230A1 (ja) |
BR (1) | BR0115698A (ja) |
IL (1) | IL155825A0 (ja) |
WO (1) | WO2002049956A2 (ja) |
Families Citing this family (47)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6848602B2 (en) * | 2000-12-18 | 2005-02-01 | Colder Products Company | Coupling and closure apparatus for dispensing valve assembly |
US20060231561A1 (en) * | 2001-10-09 | 2006-10-19 | Robert Choi | Personal hydration system with component connectivity |
US20040089301A1 (en) * | 2001-10-09 | 2004-05-13 | Robert Choi | Personal hydration system with component connectivity |
US6908015B2 (en) | 2001-10-09 | 2005-06-21 | Camelbak Products, Llc | Personal hydration system with component connectivity |
US7073688B2 (en) * | 2001-10-09 | 2006-07-11 | Camelbak Products, Llc | Personal hydration system with component connectivity |
US20050082828A1 (en) * | 2003-09-12 | 2005-04-21 | Wicks Jeffrey C. | Releasable connection assembly for joining tubing sections |
WO2005044468A1 (en) * | 2003-10-29 | 2005-05-19 | Akzo Nobel N.V. | Processes and apparatuses for dosing a medicament or other viscous substance |
JP4495170B2 (ja) * | 2004-01-09 | 2010-06-30 | ハンス・エーテイケル・アクチエンゲゼルシヤフト・マシイネン−ウント・アパラーテフアブリーク | 旋回可能なブロッキング部材をもつ圧力導管用の差込み式安全継手 |
AT500874B1 (de) * | 2004-03-05 | 2006-11-15 | Hagleitner Hans Georg | Ausgabeventil |
WO2006038156A1 (en) * | 2004-10-01 | 2006-04-13 | Illinois Tool Works Inc. | Tap |
ITTO20050035U1 (it) * | 2005-03-15 | 2006-09-16 | Ferrero Rubinetterie S R L | Collettore per fluidi |
US8011905B2 (en) * | 2005-11-17 | 2011-09-06 | Novartis Ag | Surgical cassette |
US7806139B2 (en) * | 2006-01-20 | 2010-10-05 | Value Plastics, Inc. | Fluid conduit coupling assembly having male and female couplers with integral valves |
US8281961B2 (en) | 2006-05-30 | 2012-10-09 | Advanced Scientifics, Inc. | Device and method for accessing fluid in container |
US7443296B2 (en) * | 2006-07-21 | 2008-10-28 | Alcon, Inc. | Smart connector system for surgical machine |
US7551077B2 (en) * | 2006-07-31 | 2009-06-23 | Alcon, Inc. | RFID ring illumination system for surgical machine |
USD654573S1 (en) | 2007-11-19 | 2012-02-21 | Value Plastics, Inc. | Female quick connect fitting |
US8235426B2 (en) | 2008-07-03 | 2012-08-07 | Nordson Corporation | Latch assembly for joining two conduits |
CN101746015B (zh) * | 2008-12-12 | 2013-11-06 | 鸿富锦精密工业(深圳)有限公司 | 料斗 |
US9371921B2 (en) * | 2009-06-23 | 2016-06-21 | Nordson Corporation | Multi-port valve |
USD783815S1 (en) | 2009-12-09 | 2017-04-11 | General Electric Company | Male dual lumen bayonet connector |
US9388929B2 (en) | 2009-12-09 | 2016-07-12 | Nordson Corporation | Male bayonet connector |
US10711930B2 (en) | 2009-12-09 | 2020-07-14 | Nordson Corporation | Releasable connection assembly |
WO2011079225A1 (en) * | 2009-12-23 | 2011-06-30 | Value Plastics, Inc. | Fluid connector latches with profile lead-ins |
CN102753876B (zh) | 2009-12-23 | 2015-07-22 | 诺信公司 | 具有一体式模制悬臂弹簧的按钮闩 |
US20130026185A1 (en) * | 2011-07-28 | 2013-01-31 | Horvath Ronald F | Beverage container |
USD698440S1 (en) | 2011-07-29 | 2014-01-28 | Nordson Corporation | Connector for fluid tubing |
USD699840S1 (en) | 2011-07-29 | 2014-02-18 | Nordson Corporation | Male body of connector for fluid tubing |
USD699841S1 (en) | 2011-07-29 | 2014-02-18 | Nordson Corporation | Female body of connector for fluid tubing |
US10870565B2 (en) | 2011-09-02 | 2020-12-22 | Bevolution Systems, Llc | Scalable modular system and method for storing, preserving, managing, and selectively dispensing beverages |
US20130056504A1 (en) | 2011-09-02 | 2013-03-07 | Ottocom, Llc | System and Method for Interfacing with, and Controlling, Beverage Dispensing Containers |
US9433725B2 (en) | 2011-12-23 | 2016-09-06 | Alcon Research, Ltd. | Combined coaxial and bimanual irrigation/aspiration apparatus |
USD709612S1 (en) | 2011-12-23 | 2014-07-22 | Nordson Corporation | Female dual lumen connector |
US8764068B2 (en) | 2012-05-10 | 2014-07-01 | Moen Incorporated | Quick connect coupling with retention feature |
AU2014275381B2 (en) | 2013-06-06 | 2018-08-09 | Alcon Inc. | Transformer irrigation/aspiration device |
EP2918543A3 (en) * | 2014-03-14 | 2016-01-20 | Alenur Exportación, S.L. | Closure assembly dosing-dispenser for liquid packaging containers |
US9752714B2 (en) | 2014-03-28 | 2017-09-05 | Eldon James Corp. | Releasable valved coupler |
US10112211B2 (en) * | 2014-12-03 | 2018-10-30 | Nirlat Ltd | Painting apparatus comprising an air bag |
US9578850B2 (en) * | 2015-02-06 | 2017-02-28 | Process4, Inc. | Scooping device |
EP3405714A4 (en) | 2016-01-19 | 2019-10-16 | WilMarc Holdings, LLC | CONNECTOR SYSTEM FOR THE SOLVENT CONNECTION OF FLUID LINES |
WO2017182972A1 (en) * | 2016-04-19 | 2017-10-26 | Flexidose | Dosing dispenser |
FR3050788B1 (fr) * | 2016-04-27 | 2018-11-23 | D-Innovation | Robinet de degustation |
USD838366S1 (en) | 2016-10-31 | 2019-01-15 | Nordson Corporation | Blood pressure connector |
US10350401B2 (en) | 2017-03-08 | 2019-07-16 | Wilmarc Holdings, Llc | Catch assembly for releasably connecting fluid conduits |
US11001420B2 (en) * | 2018-09-25 | 2021-05-11 | Gameel Gabriel | Smart liquid container |
US11661327B2 (en) | 2020-12-16 | 2023-05-30 | Fresh Blends Ltd. | Smart inventory management system for a dispensing and blend-in-cup beverage platform |
USD995208S1 (en) | 2021-05-13 | 2023-08-15 | Hydrapak Llc | Beverage container adapter |
Family Cites Families (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US1992319A (en) * | 1933-11-08 | 1935-02-26 | Maggenti Holding Corp | Dispensing tap valve |
WO1980002546A1 (en) * | 1979-05-11 | 1980-11-27 | M Quinsee | Improved dispensing valve |
GB2082152A (en) | 1980-06-24 | 1982-03-03 | A C I Operations | Tap assembly for a container |
US4516691A (en) | 1982-01-25 | 1985-05-14 | Trinity Foundation | Pierce turn tap |
US4493438A (en) * | 1982-07-09 | 1985-01-15 | Rutter Christopher C | Fluid dispenser |
ES2029711T3 (es) | 1988-03-05 | 1992-09-01 | Henkel Kommanditgesellschaft Auf Aktien | Recipiente de envase. |
NL8802942A (nl) * | 1988-11-29 | 1990-06-18 | Docor Bv | Kinderveilige sluiting voor een fles of dergelijke houder. |
US5111970A (en) * | 1991-03-12 | 1992-05-12 | Rapak, Inc. | Fluid dispenser having a removable sealing diaphragm |
US5303850A (en) * | 1992-07-23 | 1994-04-19 | Colgate-Palmolive Company | Dispensing cap |
DE19827015B4 (de) | 1998-06-17 | 2004-08-19 | Helmut Sichert | Zapfvorrichtung |
KR19990004287U (ko) * | 1998-10-31 | 1999-01-25 | 이성근 | 냉온수기용 안전 디펜서 |
US6848602B2 (en) * | 2000-12-18 | 2005-02-01 | Colder Products Company | Coupling and closure apparatus for dispensing valve assembly |
-
2001
- 2001-12-18 US US10/025,236 patent/US6848602B2/en not_active Expired - Fee Related
- 2001-12-18 CN CNB018207170A patent/CN1209278C/zh not_active Expired - Fee Related
- 2001-12-18 IL IL15582501A patent/IL155825A0/xx unknown
- 2001-12-18 BR BR0115698-5A patent/BR0115698A/pt not_active IP Right Cessation
- 2001-12-18 WO PCT/US2001/049334 patent/WO2002049956A2/en active Application Filing
- 2001-12-18 EP EP01985591A patent/EP1365988A2/en not_active Ceased
- 2001-12-18 JP JP2002551465A patent/JP2004524225A/ja not_active Withdrawn
- 2001-12-18 AU AU2002235230A patent/AU2002235230A1/en not_active Abandoned
-
2005
- 2005-01-31 US US11/048,017 patent/US20050127117A1/en not_active Abandoned
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US6848602B2 (en) | 2005-02-01 |
EP1365988A2 (en) | 2003-12-03 |
BR0115698A (pt) | 2004-02-10 |
WO2002049956A2 (en) | 2002-06-27 |
CN1481334A (zh) | 2004-03-10 |
WO2002049956A3 (en) | 2003-09-12 |
CN1209278C (zh) | 2005-07-06 |
AU2002235230A1 (en) | 2002-07-01 |
IL155825A0 (en) | 2003-12-23 |
US20050127117A1 (en) | 2005-06-16 |
US20020074533A1 (en) | 2002-06-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2004524225A (ja) | 小出し弁アセンブリ用連結および閉鎖装置 | |
US6626419B2 (en) | Fluid coupling valve assembly | |
AU689554B2 (en) | Back-flow preventing bag valve for bag-in-box container | |
US7621304B2 (en) | Closeable self-venting spout | |
US5884648A (en) | Coupling valve apparatus and method | |
US6942117B2 (en) | Closure door system for vehicle filler neck | |
US8561858B2 (en) | Auto-vented automatic stop flow pouring spout | |
US7255241B2 (en) | Beverage container with straw | |
US5709244A (en) | Collapsible container connector | |
CA2545907C (en) | Closeable self-venting spout | |
CA2520324A1 (en) | Double slider valve fitment | |
KR20020059632A (ko) | 중력 공급식 유체 분배 밸브 | |
EP1239199B1 (en) | Valve device | |
JP3513524B2 (ja) | 液体容器用閉鎖具 | |
US6807979B2 (en) | Device for coupling two storage and/or transport means with a cleaning device | |
JP4262833B2 (ja) | 保護ケース入り袋の弁装置 | |
WO2007065066A2 (en) | Methods of making foam nozzles for trigger dispensers | |
WO2007065065A2 (en) | Foam nozzles having a locked screen door and a trigger dispenser incorporating same | |
JP2007507676A5 (ja) | ||
JP2002005332A (ja) | 流体制御器 | |
JPS63115972A (ja) | 流体ディスペンサ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20041025 |
|
A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20050125 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20050125 |