JP2004522159A - 渦周波数流量計 - Google Patents
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Abstract
本発明は、管路を通る液状又はガス状媒体の流量を検出する渦周波数流量計であって、管路内に保持されるせき止め体を持ち、このせき止め体が、流れに対して実質的に平行に向けられて両方の流れ方向に渦剥離縁によって区画される側面を持ち、側面の少なくとも1つに、剥離縁から周期的に剥離する渦を検出する少なくとも1つのセンサが設けられているものに関する。本発明の課題は、両方の流れ方向における側定運転のみならず簡単な手段で流れ方向の検出も可能にする渦周波数流量計を使用可能にするように、このような渦周波数流量計を更に発展させることである。この課題は、少なくとも1つのセンサ(16)が、流れ方向(20,21)を検出するため、流れ方向(20,21)に見て偏心して剥離縁(8,8.1;9,9.1)の間に設けられていることによって、解決される。
Description
【0001】
本発明は、管路(1)を通る液状又はガス状媒体の流量を検出する請求項の上位概念に記載の渦周波数流量計に関する。
【0002】
渦周波数流量計は、流体の流れ中に設けられる鈍いせき止め体における規則正しい渦剥離を利用している。その際せき止め体の流れが到来する面の互いに対向する側から交互に渦が剥離する、という減現象がある。それによりいわゆるカルマンの渦列が形成され、即ち渦が解消する前に、これらの渦が流れの中のせき止め体の後の全区間にわたってまだ残る。渦周波数流量計は、特定の輪郭のせき止め体に対して、流速の大きい範囲にわたって、渦剥離の周波数と流速との間に直線関係があり、換言すれば、この周波数の検出によって、流速従って管路を通る流体の流量を直接推論することができる、という知識を利用している。従ってせき止め体のほかに、渦剥離又はその結果生じる流体のパラメータ変化(例えば圧力、速度、温度)を検出するセンサ手段も、渦周波数流量計を持つ測定装置の構造に属している。
【0003】
まず文献に記載されかつ商業的に使用される渦周波数流量計では、せき止め体は流れ断面において直径上に延びる棒輪郭部から成っている。このような流れ到来体を持つ渦周波数流量体の例は、英国特許第1401272号明細書、米国の特許第4206642号及び第4285247号明細書、ドイツ連邦共和国の特許第3714344号及び第4102920号明細書、米国特許第3979954号明細書、欧州特許第0077764号明細書、米国の特許第4434668号、第4922759号、第5214965号及び第5321990号明細書、及び欧州特許第0666468号明細書に見出される。
【0004】
それから後になって、環状せき止め体を持つ渦周波数流量形も更に加わった。これらは、棒状せき止め体に比較して、流れ断面の同じ完全阻止(圧力損失)において、一層小さい輪郭幅を持っている。その結果同じ流れ到来速度で一層高い渦周波数が生じ、即ち測定分解度は棒状せき止め体と比較して一層よい。環状せき止め体を持つ渦周波数流量計の例は、英国特許第1502260号明細書、国際公開第88104410号明細書、ドイツ連邦共和国の特許第3220539号及び第2802009号明細書、米国の特許第5170671号及び第5289726号明細書、日本の特開昭56−22963号、昭59−198317号、平1−148912号、平1−148913号及び平1−148914号公報に見られる。環状せき止め体を持つ渦周波数流量計の組み換えは、実際には今まで行われなかった。
【0005】
ドイツ連邦共和国特許第2802009号明細書には、環状せき止め体を持つ渦周波数流量計が記載されている。1つの実施形態では、このせき止め体が長方形断面を持ち、即ちこれが流れに対して平行に向けられかつ両方の流れ方向において渦剥離縁により区画される側面を持ち、剥離縁の間におけるせき止め体の断面が、流れ方向及びこれに対して横向きに対称である。従ってこれは両方の方向における流れ測定に適している。放射状支柱は、せき止め体を管路内に同心的に保持する。せき止め体における渦剥離を検出するため、せき止め体自体又はその周囲例えば管壁に、圧力又は速度に感応する検出器が設けられている。この検出器の配置及び構成についての詳細な記載は、ドイツ連邦共和国特許第2802009号明細書からはわからない。
【0006】
英国特許第1401272号明細書は、同様に両方向における流量測定を可能にする渦周波数流量計を記載している。このせき止め体は、半径方向及び軸線方向の中心に貫通穴を持ち、この貫通穴がせき止め体の一方の側面から他方の側面へ延び、側面と同一面で終る膜により両端を閉鎖されている。貫通穴は油を満たされているので、膜は液圧的に互い結合されている。貫通穴には圧電センサが設けられて、渦剥離のため膜により、充填油を介して伝達される圧力パルスを検出する。
【0007】
本発明の課題は、両方の流れ方向における側定運転のみならず簡単な手段で流れ方向の検出も可能にする渦周波数流量計を使用可能にすることである。
【0008】
本発明によればこの課題は、請求項1の特徴による渦周波数流量計によって解決される。
【0009】
いずれにせよ存在する必要な少なくとも1つのセンサが、流れ方向を検出するため、流れ方向に見て偏心して剥離縁の間に設けられていることのみによって、両方の流れ方向に測定することができるだけでなく、流れ方向も検出することができる。この効果は、渦剥離の結果生じるパラメータ例えば圧力、温度及び速度の変化、剥離縁の間の中間位置に対する少なくとも1つのセンサの軸線方向ずれのため、両方の流れ方向において相違することから生じるので、この相違のため、流れ方向を知ることができる。渦周波数流量計の構造的構成に関する超過費用は、この解決策では必要でない。しかしこの利点は、現在測定される周波数及び振幅が、所定の条件下で求められる周波数−振幅対と比較され、この対の組合わせが特定の流れ方向に一義的に対応していることによって、データ処理費用の増大を伴う。
【0010】
本発明の別の構成において、少なくとも1つのセンサに、それに対して流れ方向にずれて同じ流線上にある第2のセンサが付属していることによって、信号処理費用を少なくすることができる。センサのこのような配置では、現在測定される振幅を直接互いに比較し、振幅の相違から流れ方向を得ることによって、記憶されている周波数−振幅対との比較なしに、流れ到来方向を求めることができる。場合によっては適当な状態において、流れ方向を求めるため、両方のセンサの信号のずれを利用することができる。
【0011】
流れ方向における2つのセンサのずれの代わりに、棒状せき止め体の高さにわたって又は少なくとも部分環状せき止め体の周囲に分布しかつ流れ方向に互いにずれた少なくとも2つのセンサが設けられているようにすることもできる。この配置により、流れ方向を知ることの利点に、流れ対称性を検出することができるという利点も加わる。センサの数の増大が非対称性検出の精度を高めることは明らかである。
【0012】
センサが、互いに逆の方向に、偏心して剥離縁の間に設けられており、即ちできるだけ大きい相互間隔をおいて設けられていると、有利である。なぜならば、その場合両方の流れ方向の信号の相違が最大だからである。
【0013】
これに関して、本発明の構成において、微小センサが使用されると、有利である。これらの微小センサは、その小さい寸法のため、剥離縁へ非常に密に近づけることができるので、一方では軸線方向にずれたセンサの最適な大きさの間隔が得られ、他方では強い信号が得られる。
【0014】
本発明の構成では、せき止め体の側面上で対向する測定個所において、これらの測定個所が貫通穴を介して互いに接続されていると、別の利点が生じる。それにより交互の圧力低下及び圧力上昇が加算されるので、このような接続なしの測定点の比較において、2倍の圧力振幅が生じ、その結果高い測定感度が得られる。従ってこの解決策は、特に差圧センサによって重要である。
【0015】
貫通穴が、外側及び内側の表面側面と実質的に同一の面で終わる膜により両端を閉鎖されていると、更に有利である。貫通穴の閉塞及び渦形成を妨げる貫通穴の横流れは、それにより回避される。
【0016】
実施例により本発明が以下に詳細に説明される。
【0017】
図1は管路1を示し、渦周波数流量計2がこの管路1に組込まれている。渦周波数流量計2は、外側の締付け環3と内側のせき止め環4とから成り、せき止め環4は、120°の角度間隔で設けられる(図1には示してない)支柱により、締付け環3に固定的に結合されている。このような支柱5は図12及び13に示され、ここでは2つ又は4つの支柱5がせき止め環4の保持のために設けられている。締付け環3は、図示してない2つのフランジの間に締付けられることにより、渦周波数流量計2の組込みのために用いられる。締付け環3の内径は管路1の内径R0に等しいので、その内壁6は締付け環3の内側により連続的に続けられ、ここには渦巻きは現れない。流れ到来面7(流れ方向は矢印20により示されている)は、液体技術的に続く流れに対して横向きの面として設計され、この面は鋭い剥離縁8及び9により区画されている。これらの剥離縁8,9の所で、同じ周波数で交互に環状渦10及び11が剥離し、環状渦10は剥離縁8の大きい直径に対応せしめられ、環状渦11は剥離縁9の小さい直径に対応せしめられる。せき止め環4は支柱を介して管路1内に同心的に保持されているので、完全に形成される管流れの場合、図1に記入された乱流速度12からわかるように、このせき止め環4は等速度線上にある。それにより渦剥離は非常に均等に行われるので、環状渦10又は11は、解消する前に、渦周波数流量計2の後にまだ比較的長くいわゆるカルマン渦列として残っている。
【0018】
実施例において選ばれた棒状及び環状のせき止め体4では、その断面13は長方形である。この様な断面13は、流れ方向20,21及びこれに対して横向きに、その両方の主軸19及び22に対して対称なので、流れ方向21(図1)とは逆の向きに渦周波数流量計2へ流れが到来する場合、同一の状態が現われ(その場合渦10,11は剥離縁8.1及び9.1から剥離する)、換言すれば、このような断面では、両方の流れ到来方向に対して特定の流れ到来速度が同じ周波数を生じる。両方向における容積流量測定が可能であるにもかかわらず、これにより信号処理費用は少ないままである。
【0019】
図14には、両方の流れ方向における測定を可能にするせき止め対の例えば別の断面13が示されている。以下の説明において、例示的に長方形断面(図14.2及び14.3)に固執されるが、これらの説明は他の断面にも当てはまる。
【0020】
せき止め環4へ組込まれるセンサは微小センサ16(図10及び11)である。センサは、図2〜8及び12及び13では、小さい円により記号的にのみ示されている。既に説明したように、剥離縁8,9及び8.1,9.1で剥離する渦は、局部的な速度変動及び圧力変動を生じる。従ってこれらの量又はこれらの量に関係するパラメータの検出を可能にするすべての原理が適している。適したセンサの例は従って差圧センサ、絶対圧力センサ、流れ全抵抗センサ、流れ摩擦センサ、熱損失センサ及び熱分布センサである。これらのセンサ形式は当業者に一般に公知なので、微小技術へのこれらの構造原理の転換も可能であり、従ってこれらの公知のセンサ形式は微小化可能である。従って微小センサ16は、図10及び11にはブラックボックスのように示されている。なぜならば、ここでは微小センサ16で実現される測定原理が問題であるが、その正確な構造は問題でないからである。
【0021】
選ばれた実施例では、差圧微小センサ16が使用されるが、本発明はそれに限定されない。差圧微小センサ16による測定の際、断面13の側面17,18にある2つの測定点16.1及び16.2が存在する。測定点16.1及び16.2は貫通穴23により互いに接続されている。測定点16.1及び16.2では、図10及び11に示すように、貫通穴23の出口が問題となる。貫通穴23を介して側面17,18上の圧力差が重畳される。交互の剥離のため、渦は一方の側17,18における圧力上昇に、他方の側18,17におけるほぼ同じ大きさの圧力低下を対立させるので、信号振幅が倍加され、即ち大きい信号増幅が行われ、それにより測定感度が著しく高められる。
【0022】
流れ方向を検出するセンサの本発明による配置が、図2〜8により以下に詳細に説明される。これらの図は、管路1へ組込まれかつ棒状せき止め体4を持つ渦周波数流量計2を示している。乱流流れ断面12が存在する。
【0023】
流量及び流れ方向を検出するため、原理的にには1つのセンサ16で充分である。この最も簡単な場合が図2に示されている。この図からわかるように、差圧微小センサ16は管軸線の高さに設けられ、流れ方向20とは逆の向きに、従って剥離縁8,9の方へずれている。この配置では、測定される圧力振幅は、同じ流速を前提として、方向20からの流れ到来の場合、方向21からの流れ到来の場合より大きい、この事態が図9の線図に示され、曲線Aは流れ方向20に対応し、曲線Bは流れ方向21に対応している。しかし1つの振幅値に、2つの周波数即ち2つの速度を、流れ方向20又は21において対応させることができるので、振幅だけでは流れ方向20,21を推論できるためには充分でない。これに、所定の条件で求められる周波数−振幅対の特性曲線図を更に加えねばならず、現在測定される値がこれらの周波数−振幅対と比較される。従ってずれた1つだけのセンサ16を持つ装置では、データ処理費用が増大する。
【0024】
この費用は図3による装置によって回避される。ここでは2つの差圧微小センサ16が設けられて、同じ高さ、この場合管軸線の高さに位置する。両方の差圧微小センサ16は、断面13の主軸19に対して剥離縁8,8.1又は9,9,1の方へ同じようにずれている(図11)。両方の流れ方向20,21とは逆向きへのセンサ16のこのずれは、方向識別の確実性を高め、特にデータ処理費用を減少する。なぜならば、図2の装置におけるように記憶されている特性曲線図に頼る必要なしに、信号振幅の比較を直接行うことができるからである。この装置に対する別の利点は、測定冗長度が増大することである。
【0025】
図2の装置に対する測定冗長度の増大は、図4のセンサ分布によっても得られる。ここでは2つの差圧微小センサ16が、同じ方向即ち剥離縁8,9の方へ同じ行程長だけずらされ、管軸線に対するセンサ16の間隔rMは同じである。流量及び流れ方向の検出のほかに、この装置により、適当なデータ処理費用がかけられる場合、流れ対称性を検出することができる。流れ方向20,21を知ることに関して、図2のセンサ配置におけるのと同じ欠点がある。しかしこの欠点は、図3の解決策と同様に、図5に示すように、センサ16を倍加することによって除くことができる。
【0026】
しかしこの欠点は、図6に示す簡単な解決策によっても回避可能である。ここでは管軸線から同じ間隔rMで設けられた2つの差圧微小センサ16が、互いに逆の方向にずれて設けられている。これらの微小センサは、対称な流れ到来で、管軸線に対する同じ間隔のため、同じ局部的流れ速度即ち周波数を検出するので、この配置は、流れ方向20,21の検出に関して、図3のセンサ配置に相当するが、この配置に対して、流れの対称性を検出できるという利点を与える。
【0027】
せき止め体4の高さにわたって分布されるセンサ16の数を増大することによって、非対称検出の精度が高められる。図7は、図6に示す配置に対して第3の中間の測定個所が加わったセンサ装置を示す。この中間位置に対して比較位置は存在しないので、この比較位置は剥離縁8,9と8.1,9.1との間の中間に設けられている。特定の主流れ方向20,21においてこの測定個所の信号振幅を最大にするため、一方又は他方の流れ方向20,21へこの中間測定個所をずらすことも同様に考えられる。
【0028】
図8には、対をなしてずらされる差圧微小センサ16を持つせき止め体4が示され、1つの対の差圧微小センサ16は、管軸線からそれぞれ同じ間隔rM1又はrM2をとっている。この配置は、図5による配置のように、流れ方向20,21の検出に関して冗長度を生じる。
【0029】
測定個所のずれの別の変形例として、すべての測定個所を管軸線より下で一方の方向へ、またすべての測定個所を管軸線より上で他の方向へずらすことも考えられる。
【0030】
図12及び13は、図6又は8によるものと対比可能なセンサ配置を持つ渦周波数流量計を示す。従って棒状せき止め体4について述べたことが同じように当てはまる。
【図面の簡単な説明】
【0031】
【図1】環状せき止め体及びその後に形成されるカルマン渦列を持ちかつ管路へ組込まれる渦周波数流量計の原理的断面図を示す。
【図2】棒状せき止め体及び特定のセンサ配置を持ちかつ管路へ組込まれる渦周波数流量計の原理的断面図を示す。
【図3】棒状せき止め体及び別のセンサ配置を持ちかつ管路へ組込まれる渦周波数流量計の原理的断面図を示す。
【図4】棒状せき止め体及び別のセンサ配置を持ちかつ管路へ組込まれる渦周波数流量計の原理的断面図を示す。
【図5】棒状せき止め体及び別のセンサ配置を持ちかつ管路へ組込まれる渦周波数流量計の原理的断面図を示す。
【図6】棒状せき止め体及び別のセンサ配置を持ちかつ管路へ組込まれる渦周波数流量計の原理的断面図を示す。
【図7】棒状せき止め体及び別のセンサ配置を持ちかつ管路へ組込まれる渦周波数流量計の原理的断面図を示す。
【図8】棒状せき止め体及び別のセンサ配置を持ちかつ管路へ組込まれる渦周波数流量計の原理的断面図を示す。
【図9】両方の流れ方向の信号差を示すための原理的圧力−時間線図を示す。
【図10】図2による断面A−Aを拡大尺度で示す。
【図11】図3による断面B−Bを拡大尺度で示す。
【図12】環状せき止め体及び特定のセンサ配置を持つ渦周波数流量計の斜視図を示す。
【図13】環状せき止め体及び別のセンサ配置を持つ渦周波数流量計の斜視図を示す。
【図14】せき止め体の種々の異なる断面を示す。
本発明は、管路(1)を通る液状又はガス状媒体の流量を検出する請求項の上位概念に記載の渦周波数流量計に関する。
【0002】
渦周波数流量計は、流体の流れ中に設けられる鈍いせき止め体における規則正しい渦剥離を利用している。その際せき止め体の流れが到来する面の互いに対向する側から交互に渦が剥離する、という減現象がある。それによりいわゆるカルマンの渦列が形成され、即ち渦が解消する前に、これらの渦が流れの中のせき止め体の後の全区間にわたってまだ残る。渦周波数流量計は、特定の輪郭のせき止め体に対して、流速の大きい範囲にわたって、渦剥離の周波数と流速との間に直線関係があり、換言すれば、この周波数の検出によって、流速従って管路を通る流体の流量を直接推論することができる、という知識を利用している。従ってせき止め体のほかに、渦剥離又はその結果生じる流体のパラメータ変化(例えば圧力、速度、温度)を検出するセンサ手段も、渦周波数流量計を持つ測定装置の構造に属している。
【0003】
まず文献に記載されかつ商業的に使用される渦周波数流量計では、せき止め体は流れ断面において直径上に延びる棒輪郭部から成っている。このような流れ到来体を持つ渦周波数流量体の例は、英国特許第1401272号明細書、米国の特許第4206642号及び第4285247号明細書、ドイツ連邦共和国の特許第3714344号及び第4102920号明細書、米国特許第3979954号明細書、欧州特許第0077764号明細書、米国の特許第4434668号、第4922759号、第5214965号及び第5321990号明細書、及び欧州特許第0666468号明細書に見出される。
【0004】
それから後になって、環状せき止め体を持つ渦周波数流量形も更に加わった。これらは、棒状せき止め体に比較して、流れ断面の同じ完全阻止(圧力損失)において、一層小さい輪郭幅を持っている。その結果同じ流れ到来速度で一層高い渦周波数が生じ、即ち測定分解度は棒状せき止め体と比較して一層よい。環状せき止め体を持つ渦周波数流量計の例は、英国特許第1502260号明細書、国際公開第88104410号明細書、ドイツ連邦共和国の特許第3220539号及び第2802009号明細書、米国の特許第5170671号及び第5289726号明細書、日本の特開昭56−22963号、昭59−198317号、平1−148912号、平1−148913号及び平1−148914号公報に見られる。環状せき止め体を持つ渦周波数流量計の組み換えは、実際には今まで行われなかった。
【0005】
ドイツ連邦共和国特許第2802009号明細書には、環状せき止め体を持つ渦周波数流量計が記載されている。1つの実施形態では、このせき止め体が長方形断面を持ち、即ちこれが流れに対して平行に向けられかつ両方の流れ方向において渦剥離縁により区画される側面を持ち、剥離縁の間におけるせき止め体の断面が、流れ方向及びこれに対して横向きに対称である。従ってこれは両方の方向における流れ測定に適している。放射状支柱は、せき止め体を管路内に同心的に保持する。せき止め体における渦剥離を検出するため、せき止め体自体又はその周囲例えば管壁に、圧力又は速度に感応する検出器が設けられている。この検出器の配置及び構成についての詳細な記載は、ドイツ連邦共和国特許第2802009号明細書からはわからない。
【0006】
英国特許第1401272号明細書は、同様に両方向における流量測定を可能にする渦周波数流量計を記載している。このせき止め体は、半径方向及び軸線方向の中心に貫通穴を持ち、この貫通穴がせき止め体の一方の側面から他方の側面へ延び、側面と同一面で終る膜により両端を閉鎖されている。貫通穴は油を満たされているので、膜は液圧的に互い結合されている。貫通穴には圧電センサが設けられて、渦剥離のため膜により、充填油を介して伝達される圧力パルスを検出する。
【0007】
本発明の課題は、両方の流れ方向における側定運転のみならず簡単な手段で流れ方向の検出も可能にする渦周波数流量計を使用可能にすることである。
【0008】
本発明によればこの課題は、請求項1の特徴による渦周波数流量計によって解決される。
【0009】
いずれにせよ存在する必要な少なくとも1つのセンサが、流れ方向を検出するため、流れ方向に見て偏心して剥離縁の間に設けられていることのみによって、両方の流れ方向に測定することができるだけでなく、流れ方向も検出することができる。この効果は、渦剥離の結果生じるパラメータ例えば圧力、温度及び速度の変化、剥離縁の間の中間位置に対する少なくとも1つのセンサの軸線方向ずれのため、両方の流れ方向において相違することから生じるので、この相違のため、流れ方向を知ることができる。渦周波数流量計の構造的構成に関する超過費用は、この解決策では必要でない。しかしこの利点は、現在測定される周波数及び振幅が、所定の条件下で求められる周波数−振幅対と比較され、この対の組合わせが特定の流れ方向に一義的に対応していることによって、データ処理費用の増大を伴う。
【0010】
本発明の別の構成において、少なくとも1つのセンサに、それに対して流れ方向にずれて同じ流線上にある第2のセンサが付属していることによって、信号処理費用を少なくすることができる。センサのこのような配置では、現在測定される振幅を直接互いに比較し、振幅の相違から流れ方向を得ることによって、記憶されている周波数−振幅対との比較なしに、流れ到来方向を求めることができる。場合によっては適当な状態において、流れ方向を求めるため、両方のセンサの信号のずれを利用することができる。
【0011】
流れ方向における2つのセンサのずれの代わりに、棒状せき止め体の高さにわたって又は少なくとも部分環状せき止め体の周囲に分布しかつ流れ方向に互いにずれた少なくとも2つのセンサが設けられているようにすることもできる。この配置により、流れ方向を知ることの利点に、流れ対称性を検出することができるという利点も加わる。センサの数の増大が非対称性検出の精度を高めることは明らかである。
【0012】
センサが、互いに逆の方向に、偏心して剥離縁の間に設けられており、即ちできるだけ大きい相互間隔をおいて設けられていると、有利である。なぜならば、その場合両方の流れ方向の信号の相違が最大だからである。
【0013】
これに関して、本発明の構成において、微小センサが使用されると、有利である。これらの微小センサは、その小さい寸法のため、剥離縁へ非常に密に近づけることができるので、一方では軸線方向にずれたセンサの最適な大きさの間隔が得られ、他方では強い信号が得られる。
【0014】
本発明の構成では、せき止め体の側面上で対向する測定個所において、これらの測定個所が貫通穴を介して互いに接続されていると、別の利点が生じる。それにより交互の圧力低下及び圧力上昇が加算されるので、このような接続なしの測定点の比較において、2倍の圧力振幅が生じ、その結果高い測定感度が得られる。従ってこの解決策は、特に差圧センサによって重要である。
【0015】
貫通穴が、外側及び内側の表面側面と実質的に同一の面で終わる膜により両端を閉鎖されていると、更に有利である。貫通穴の閉塞及び渦形成を妨げる貫通穴の横流れは、それにより回避される。
【0016】
実施例により本発明が以下に詳細に説明される。
【0017】
図1は管路1を示し、渦周波数流量計2がこの管路1に組込まれている。渦周波数流量計2は、外側の締付け環3と内側のせき止め環4とから成り、せき止め環4は、120°の角度間隔で設けられる(図1には示してない)支柱により、締付け環3に固定的に結合されている。このような支柱5は図12及び13に示され、ここでは2つ又は4つの支柱5がせき止め環4の保持のために設けられている。締付け環3は、図示してない2つのフランジの間に締付けられることにより、渦周波数流量計2の組込みのために用いられる。締付け環3の内径は管路1の内径R0に等しいので、その内壁6は締付け環3の内側により連続的に続けられ、ここには渦巻きは現れない。流れ到来面7(流れ方向は矢印20により示されている)は、液体技術的に続く流れに対して横向きの面として設計され、この面は鋭い剥離縁8及び9により区画されている。これらの剥離縁8,9の所で、同じ周波数で交互に環状渦10及び11が剥離し、環状渦10は剥離縁8の大きい直径に対応せしめられ、環状渦11は剥離縁9の小さい直径に対応せしめられる。せき止め環4は支柱を介して管路1内に同心的に保持されているので、完全に形成される管流れの場合、図1に記入された乱流速度12からわかるように、このせき止め環4は等速度線上にある。それにより渦剥離は非常に均等に行われるので、環状渦10又は11は、解消する前に、渦周波数流量計2の後にまだ比較的長くいわゆるカルマン渦列として残っている。
【0018】
実施例において選ばれた棒状及び環状のせき止め体4では、その断面13は長方形である。この様な断面13は、流れ方向20,21及びこれに対して横向きに、その両方の主軸19及び22に対して対称なので、流れ方向21(図1)とは逆の向きに渦周波数流量計2へ流れが到来する場合、同一の状態が現われ(その場合渦10,11は剥離縁8.1及び9.1から剥離する)、換言すれば、このような断面では、両方の流れ到来方向に対して特定の流れ到来速度が同じ周波数を生じる。両方向における容積流量測定が可能であるにもかかわらず、これにより信号処理費用は少ないままである。
【0019】
図14には、両方の流れ方向における測定を可能にするせき止め対の例えば別の断面13が示されている。以下の説明において、例示的に長方形断面(図14.2及び14.3)に固執されるが、これらの説明は他の断面にも当てはまる。
【0020】
せき止め環4へ組込まれるセンサは微小センサ16(図10及び11)である。センサは、図2〜8及び12及び13では、小さい円により記号的にのみ示されている。既に説明したように、剥離縁8,9及び8.1,9.1で剥離する渦は、局部的な速度変動及び圧力変動を生じる。従ってこれらの量又はこれらの量に関係するパラメータの検出を可能にするすべての原理が適している。適したセンサの例は従って差圧センサ、絶対圧力センサ、流れ全抵抗センサ、流れ摩擦センサ、熱損失センサ及び熱分布センサである。これらのセンサ形式は当業者に一般に公知なので、微小技術へのこれらの構造原理の転換も可能であり、従ってこれらの公知のセンサ形式は微小化可能である。従って微小センサ16は、図10及び11にはブラックボックスのように示されている。なぜならば、ここでは微小センサ16で実現される測定原理が問題であるが、その正確な構造は問題でないからである。
【0021】
選ばれた実施例では、差圧微小センサ16が使用されるが、本発明はそれに限定されない。差圧微小センサ16による測定の際、断面13の側面17,18にある2つの測定点16.1及び16.2が存在する。測定点16.1及び16.2は貫通穴23により互いに接続されている。測定点16.1及び16.2では、図10及び11に示すように、貫通穴23の出口が問題となる。貫通穴23を介して側面17,18上の圧力差が重畳される。交互の剥離のため、渦は一方の側17,18における圧力上昇に、他方の側18,17におけるほぼ同じ大きさの圧力低下を対立させるので、信号振幅が倍加され、即ち大きい信号増幅が行われ、それにより測定感度が著しく高められる。
【0022】
流れ方向を検出するセンサの本発明による配置が、図2〜8により以下に詳細に説明される。これらの図は、管路1へ組込まれかつ棒状せき止め体4を持つ渦周波数流量計2を示している。乱流流れ断面12が存在する。
【0023】
流量及び流れ方向を検出するため、原理的にには1つのセンサ16で充分である。この最も簡単な場合が図2に示されている。この図からわかるように、差圧微小センサ16は管軸線の高さに設けられ、流れ方向20とは逆の向きに、従って剥離縁8,9の方へずれている。この配置では、測定される圧力振幅は、同じ流速を前提として、方向20からの流れ到来の場合、方向21からの流れ到来の場合より大きい、この事態が図9の線図に示され、曲線Aは流れ方向20に対応し、曲線Bは流れ方向21に対応している。しかし1つの振幅値に、2つの周波数即ち2つの速度を、流れ方向20又は21において対応させることができるので、振幅だけでは流れ方向20,21を推論できるためには充分でない。これに、所定の条件で求められる周波数−振幅対の特性曲線図を更に加えねばならず、現在測定される値がこれらの周波数−振幅対と比較される。従ってずれた1つだけのセンサ16を持つ装置では、データ処理費用が増大する。
【0024】
この費用は図3による装置によって回避される。ここでは2つの差圧微小センサ16が設けられて、同じ高さ、この場合管軸線の高さに位置する。両方の差圧微小センサ16は、断面13の主軸19に対して剥離縁8,8.1又は9,9,1の方へ同じようにずれている(図11)。両方の流れ方向20,21とは逆向きへのセンサ16のこのずれは、方向識別の確実性を高め、特にデータ処理費用を減少する。なぜならば、図2の装置におけるように記憶されている特性曲線図に頼る必要なしに、信号振幅の比較を直接行うことができるからである。この装置に対する別の利点は、測定冗長度が増大することである。
【0025】
図2の装置に対する測定冗長度の増大は、図4のセンサ分布によっても得られる。ここでは2つの差圧微小センサ16が、同じ方向即ち剥離縁8,9の方へ同じ行程長だけずらされ、管軸線に対するセンサ16の間隔rMは同じである。流量及び流れ方向の検出のほかに、この装置により、適当なデータ処理費用がかけられる場合、流れ対称性を検出することができる。流れ方向20,21を知ることに関して、図2のセンサ配置におけるのと同じ欠点がある。しかしこの欠点は、図3の解決策と同様に、図5に示すように、センサ16を倍加することによって除くことができる。
【0026】
しかしこの欠点は、図6に示す簡単な解決策によっても回避可能である。ここでは管軸線から同じ間隔rMで設けられた2つの差圧微小センサ16が、互いに逆の方向にずれて設けられている。これらの微小センサは、対称な流れ到来で、管軸線に対する同じ間隔のため、同じ局部的流れ速度即ち周波数を検出するので、この配置は、流れ方向20,21の検出に関して、図3のセンサ配置に相当するが、この配置に対して、流れの対称性を検出できるという利点を与える。
【0027】
せき止め体4の高さにわたって分布されるセンサ16の数を増大することによって、非対称検出の精度が高められる。図7は、図6に示す配置に対して第3の中間の測定個所が加わったセンサ装置を示す。この中間位置に対して比較位置は存在しないので、この比較位置は剥離縁8,9と8.1,9.1との間の中間に設けられている。特定の主流れ方向20,21においてこの測定個所の信号振幅を最大にするため、一方又は他方の流れ方向20,21へこの中間測定個所をずらすことも同様に考えられる。
【0028】
図8には、対をなしてずらされる差圧微小センサ16を持つせき止め体4が示され、1つの対の差圧微小センサ16は、管軸線からそれぞれ同じ間隔rM1又はrM2をとっている。この配置は、図5による配置のように、流れ方向20,21の検出に関して冗長度を生じる。
【0029】
測定個所のずれの別の変形例として、すべての測定個所を管軸線より下で一方の方向へ、またすべての測定個所を管軸線より上で他の方向へずらすことも考えられる。
【0030】
図12及び13は、図6又は8によるものと対比可能なセンサ配置を持つ渦周波数流量計を示す。従って棒状せき止め体4について述べたことが同じように当てはまる。
【図面の簡単な説明】
【0031】
【図1】環状せき止め体及びその後に形成されるカルマン渦列を持ちかつ管路へ組込まれる渦周波数流量計の原理的断面図を示す。
【図2】棒状せき止め体及び特定のセンサ配置を持ちかつ管路へ組込まれる渦周波数流量計の原理的断面図を示す。
【図3】棒状せき止め体及び別のセンサ配置を持ちかつ管路へ組込まれる渦周波数流量計の原理的断面図を示す。
【図4】棒状せき止め体及び別のセンサ配置を持ちかつ管路へ組込まれる渦周波数流量計の原理的断面図を示す。
【図5】棒状せき止め体及び別のセンサ配置を持ちかつ管路へ組込まれる渦周波数流量計の原理的断面図を示す。
【図6】棒状せき止め体及び別のセンサ配置を持ちかつ管路へ組込まれる渦周波数流量計の原理的断面図を示す。
【図7】棒状せき止め体及び別のセンサ配置を持ちかつ管路へ組込まれる渦周波数流量計の原理的断面図を示す。
【図8】棒状せき止め体及び別のセンサ配置を持ちかつ管路へ組込まれる渦周波数流量計の原理的断面図を示す。
【図9】両方の流れ方向の信号差を示すための原理的圧力−時間線図を示す。
【図10】図2による断面A−Aを拡大尺度で示す。
【図11】図3による断面B−Bを拡大尺度で示す。
【図12】環状せき止め体及び特定のセンサ配置を持つ渦周波数流量計の斜視図を示す。
【図13】環状せき止め体及び別のセンサ配置を持つ渦周波数流量計の斜視図を示す。
【図14】せき止め体の種々の異なる断面を示す。
Claims (9)
- 管路(1)を通る液状又はガス状媒体の流量を検出する渦周波数流量計であって、管路(1)内に保持されるせき止め体(4)を持ち、このせき止め体(4)が、流れに対して実質的に平行に向けられて両方の流れ方向(20,21)に渦剥離縁(8,8.1;9,9.1)によって区画される側面(17,18)を持ち、剥離縁(8,8.1;9,9.1)の間におけるせき止め体(4)の断面が、流れ方向(20,21)及びこれに対して横向きに、実質的に対称であり、側面(17,18)の少なくとも1つに、剥離縁(8,8.1;9,9.1)から周期的に剥離する渦(10,11)を検出する少なくとも1つのセンサ(16)が設けられているものにおいて、少なくとも1つのセンサ(16)が、流れ方向(20,21)を検出するため、流れ方向(20,21)に見て偏心して剥離縁(8,8.1;9,9.1)の間に設けられていることを特徴とする、渦周波数流量計。
- せき止め体(4)が、棒状、環状または少なくとも部分環状であることを特徴とする、請求項1に記載の渦周波数流量計。
- 少なくとも1つのセンサ(16)に、それに対して流れ方向(20,21)にずれて同じ流線上にある第2のセンサ(16)が付属していることを特徴とする、請求項1又は2に記載の渦周波数流量計。
- 棒状せき止め体(4)の高さにわたって又は少なくとも部分環状せき止め体(4)の周囲に分布しかつ流れ方向(20,21)に互いにずれた少なくとも2つのセンサ(16)が設けられていることを特徴とする、請求項2又は3に記載の渦周波数流量計。
- センサ(16)が対をなしてずれており、1つの対のセンサ(16)と管軸線との間隔が同じであることを特徴とする、請求項4に記載の渦周波数流量計。
- センサ(16)が、互いに逆の方向に、偏心して剥離縁(8,8.1;9,9.1)の間に設けられていることを特徴とする、請求項3〜5の1つに記載の渦周波数流量計。
- せき止め体(4)の側面(17,18)上で対向する測定個所(16.1,16.2)において、これらの測定個所が貫通穴(23)を介して互いに接続されていることを特徴とする、請求項1〜6の1つに記載の渦周波数流量計。
- 貫通穴(22)が、側面(17,18)と実質的に同一の面で終わる膜により両端を閉鎖されていることを特徴とする、請求項7に記載の渦周波数流量計。
- センサ(16)が微小センサであることを特徴とする、請求項1〜8の1つに記載の渦周波数流量計。
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