JP2004522021A - ダウンストローク型ディスペンサ - Google Patents
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Abstract
トイレボウルクリーナのようなクリーニング化学薬品を分配するためにディスペンサが設けられる。それは、浮動するシャトルを中に包含する投与チャンバを有し、浮動シャトルは、投与チャンバの下部開口をシールすると共に浮上して、次のサイクル中に確定量の化学薬品が放出準備される。また、フロート制御される外部バルブピンが、投与チャンバの下部開口を選択的に開閉するために、ディスペンサ下端に設けられる。タンク内の水位は、バルブピンの動きを制御し、クリーナ化学薬品の分配は、浮動シャトルの動きを制御する。グロメットは、バルブピン及び浮動シャトルの双方のためにバルブシートを提供する。
Description
【技術分野】
【0001】
本発明は、液体位置が上下動するような液体(特には、水)の中で使用されるディスペンサに関する。それは、其のような液体をクリーニング及び/又はフレッシュニングするためのディスペンサに特に適しているか、又は、処理済みの水を保持するトイレボウル等の下流側の容器に特に適している。
【0002】
〔関連する出願のクロスリファレンス〕
これは、2001年5月11日に提出した米国仮出願に基づく優先権を主張する一部継続出願である。
【0003】
〔連邦政府が後援する研究/開発に関する記載〕
適用なし
【背景技術】
【0004】
水タンク内に1以上の化学薬品を自動分配するために、様々のディスペンサが存在する。
【0005】
以下の特許文献の開示内容及び本願明細書で言及される他の刊行物の総ては、完全に本願明細書に記載されている如く参考のために組込まれる。
【特許文献1】米国特許第5,924,142号明細書
【特許文献2】米国特許第5,903,930号明細書
【特許文献3】米国特許第5,839,128号明細書
【特許文献4】米国特許第5,718,261号明細書
【特許文献5】米国特許第D376,840号明細書
【特許文献6】米国特許第5,551,095号明細書
【特許文献7】米国特許第5,488,742号明細書
【特許文献8】米国特許第D365,138号明細書
【特許文献9】米国特許第5,152,015号明細書
【特許文献10】米国特許第5,090,443号明細書
【特許文献11】米国特許第5,038,417号明細書
【特許文献12】米国特許第4,915,260号明細書
【特許文献13】米国特許第4,696,414号明細書
【特許文献14】米国特許第4,663,786号明細書
【特許文献15】米国特許第4,660,231号明細書
【特許文献16】米国特許第4,534,071号明細書
【特許文献17】米国特許第4,429,809号明細書
【特許文献18】米国特許第4,346,483号明細書
【特許文献19】米国特許第4,285,074号明細書
【特許文献20】米国特許第4,189,793号明細書
【特許文献21】米国特許第4,101,043号明細書
【特許文献22】米国特許第3,874,007号明細書
【特許文献23】米国特許第3,778,850号明細書
【特許文献24】米国特許第3,698,021号明細書
【特許文献25】米国特許第2,587,388号明細書
【特許文献26】米国特許第1,602,554号明細書
【特許文献27】英国特許出願第2,167,041号明細書
【特許文献28】欧州特許出願第1,026,331号明細書
【特許文献29】国際公開番号第WO99/08076号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、上記従来の自動ディスペンサは一般的に不都合を有する。例えば、或るものは、分配しようとする製品が統制のとれない形で或るときディスペンサから漏出する傾向を有し、製品の過剰投与(無駄)を引き起こす。或るものは、水位(レベル)が変化するときに分配される所定量の製品に対して適切な制御を行うことができない。更に、他のものは、クリーニング及び/又はフレッシュニング薬剤を放出する能力を提供せず、従って、洗浄後には、それが(大部分の活性材料が水洗水と共に排出されるのを阻止するために)極めて濃縮した状態でトイレボウル内に維持される。
【0007】
更に、其のようなディスペンサの或るもの(良好な性能を提供する)は、製造するのに著しく費用がかかり、従って、家庭のトイレボウルのクリーニングのような幾つかの用途において実用的でない。
【0008】
多くの自動化されたディスペンサシステムは、水位の変化に応じた分配制御に役立つようにタンク内の水位に従動する特定タイプのフロートを使用しているが、其のようなフロートシステムでも、上記不安材料の総てを完全に解決してはいない。従って、改善されたディスペンサが希求されている。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明は、1つの側面では、液位が上下動し得るタンクに使用するディスペンサを提供する。本ディスペンサは、容器と、容器に取付けるためのアダプタと、浮動するシャトルを内部に有する、アダプタ内の投与チャンバであって、該シャトルが、1つのモードでは投与チャンバの下部開口を実質的にシールでき、シールモードでは離間するように上方に選択的に浮動できる、投与チャンバと、投与チャンバの下部開口を選択的に開閉するための投与チャンバ外部に位置決めされる浮動し得るバルブヘッドと、を含む。
【0010】
好適な形態において、容器は、分配可能な製品を含み、投与チャンバ内の製品レベル位置は、投与チャンバ内の浮動シャトルの動きを制御し得る。また、浮動シャトルのためのバルブシートを構成するために投与チャンバの下部開口の近傍に位置決めされる投与チャンバと一体でないグロメットを設けることができる。グロメットは、浮動し得るバルブヘッドのためのバルブシートを提供できる(例えば、浮動バルブヘッドがその上端部で半球状を有する場合、グロメット上の浮動バルブヘッド用のバルブシートは実質上半球の外観を有することができる)。特に望ましい形態において、グロメットは、第1材料から構成される上部層と、第1材料とは異なる第2材料から構成される下部層と、から形成される。浮動シャトルのためのバルブシートは、第1材料から構成され、浮動バルブヘッドのためのバルブシートは、第2材料から構成される。これにより、下部層を耐悪化性の材料で形成できながら、上部層のためのバルブシートの柔らかさ(softness)を最適化できる。別の形態においては、エアポケットによって囲まれる、容器内への空気口を設けることができる。これにより、製品分配時におけるゴボゴボ音を回避できる。
【0011】
浮動バルブヘッドは、リザーバによって囲むことができる。洗浄サイクル中に、リザーバ内に水が集まり、望ましくない蓄積や目詰まりを避けるためにバルブヘッドから製品を洗い流す。
【0012】
容器は交換式のボトルにすることができる。其のような容器缶の開口は、装着後において、容器がディスペンサに関係するときに穿孔されるシール残余物を含む。このタイプの交換式ボトルの使用時に、アダプタは、好ましくは、シールを穿孔した投与チャンバ上方の穿孔要素を有す。これにより、消費者は、望ましくない形式でクリーナ製品の液飛びやばらまきを伴わずに、詰め替えボトルの装着が可能となる。別の形態においては、容器は、詰め替えポートを具備し、実質上、剛性プラスチックから形成可能である。
【0013】
或いは、容器は可撓性ポーチにすることができる。其の場合、容器が空のときの通気に関する或る種の不安を回避できる。
【0014】
製品は、液体又は流動性ゲルにすることができるが、シャトルは、製品の比重よりも低い比重を有しなければならない。この点に関して、シャトルが製品の比重よりも低い比重を有すると、(トイレタンクが再充填される洗浄サイクルの終了時点で)バルブヘッドがディスペンサを再度シールした後には、大きな比重の製品は、シャトル下の投与チャンバの中に流れ落ちることができ、シャトルを浮上させる。次の洗浄サイクルで分配されるように準備されるべき確定した量の製品を形成できる。
【0015】
タンク内の液体レベル(液位)は、バルブシートに対する浮動バルブヘッドの位置を制御する。これにより、投与チャンバ内の製品レベルを変化させることができ、浮動シャトルの動きがもたらされる。
【0016】
別の形態において、本発明は、水収容タンク及びボウルを有するトイレのクリーニング方法を提供する。タンク内には、ディスペンサが挿入され、該ディスペンサは、分配できる製品を含む容器と、容器に取付けるためのアダプタと、浮動するシャトルを内部に有する、アダプタ内の投与チャンバであって、該シャトルが、1つのモードでは投与チャンバの下部開口を実質的にシールでき、シールモードでは離間するように上方に選択的に浮動できる、投与チャンバと、投与チャンバの下部開口を選択的に開閉するための投与チャンバ外部に位置決めされる浮動し得るバルブヘッドと、を含む。ディスペンサは、タンクの水位が浮動バルブヘッドの動きを制御し且つ投与チャンバ内の製品レベルが投与チャンバ内の浮動シャトルの動きを制御するように配置及び構成される。そして、トイレは洗浄される。
【0017】
トイレボウルクリーナに関して、トイレタンク水に使用するのに最近推奨されるような公知の高濃度の流動性トイレボウルクリーニング材料のいずれもが使用可能であるし、或いは、他のものは界面活性剤、染料、芳香剤及び/又は他のクリーニング薬剤(酸、キレート試薬等)を用いて発展可能である。
【0018】
スイミングプールに関して、公知の流動性のプールクリーニング及び/又はウォータートリートメント化学薬品が使用可能である。
【0019】
ディスペンサがタンクに装着され、タンク内の水位が所定満タンレベルにある場合に、浮動バルブヘッドは、投与チャンバの下部開口をシールする位置まで水によって上昇せしめられるように設計される。これにより、浮動シャトルがシール位置から離れるように上昇しても、投与チャンバ内の製品レベルは上昇できる。タンク内の水が下降するか又は空になるとき(典型的には、トイレが洗浄されるとき)、バルブヘッドは、投与チャンバの下部開口をシールする状態から遠ざかるように下降し、これにより投与チャンバ内の所定投与量の製品がディスペンサから放出可能となる。水位が急激に降下するときに製品が洗浄サイクルの所定段階中に分配されるということは、洗浄サイクルの後半部でボウルに製品が分配されるということを確実化するのに役立つ。従って、クリーナの大半は、廃棄物と共に下水道に急激に流されることはない。これにより、ボウル水の中や排水の間のボウル側部に沿うクリーナの集積が増える。また、本装置は比較的安価に製造できる。更に、消費者が液飛びや無駄を伴うことなく迅速に詰め替えを行えるように設計される。本発明のこれらや他の特徴及び利点の更なる細目的な理解は、(本発明の好適な実施態様が図示及び記載されている)図面及び添付説明の参照によって可能になる。
【発明の効果】
【0020】
本発明によれば、従来の不都合を回避できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0021】
図1及び2を参照すると、本発明のインタンク型アダプタ100は、水中に長期に浸すのに耐えることができ、ポリプロピレン及び/又はアクリルのようなそれが分配する製品の腐食効果に耐えることができる耐久性材料から形成される。好適実施形態に係るクリーニング及び/又はフレッシュニング薬剤は、好ましくは流体であり、更に好ましくは液体又はゲルであり、また、好ましくは100センチポアズ未満、更に好ましくは30センチポアズ未満、それよりも好ましくは10センチポアズ未満の粘性を有する。粘性は、0センチポアズより大きい。
【0022】
アダプタ主要部110は、剛性ボトルや可撓性ポーチや中に分配可能製品を有する他の容器に対するディスペンサの装着を可能にする。また、アダプタ主要部110は、スナップ嵌合やネジ式スクリューオン機構や他の緊密シール取り付け方法を用いるディスペンサ及びボトルの間の水密シールを提供する。
【0023】
好ましくは、アダプタ110は、アダプタ110がボトルに装着されてひっくり返されると製品(例えば、便器用洗剤)で満たされるステージングチャンバ120を有する。ステージングチャンバは、下側境界を提供する狭窄な首部130を有する。
【0024】
また、首部130は、投与チャンバ140の上側境界を提供する。投与チャンバ内では、所定量の製品がトイレタンクのような水本体の中に放出される用意ができている。首部130は、投与チャンバ140の中にある浮動シャトル145よりも狭くなっている。浮動シャトル145は、投与チャンバ140から出ること及びステージングチャンバ120に入ることが制限される。
【0025】
投与チャンバ140の下端には、出口穴150が形成され、両側は、投与チャンバ140内でシャトル145が自由に上下動できるように、浮動シャトル145よりも僅かに大きな寸法で離隔されている。
【0026】
浮動シャトル145は、分配されるべき製品よりも低い比重(specific gravity)を有する材料から形成される。シャトル145は、製品がシャトル下側を通るときに、バルブ出口150が閉じている場合は、投与チャンバ140内で製品上を浮遊する。前記製品比重は、浮動シャトルの所定比重よりも好ましくは約25%(更に好ましくは約15%)高い値よりは小さく、また、浮動シャトルの所定比重よりも好ましくは約1%(更に好ましくは5%)高い値よりは大きい。例えば、シャトルは、比重が約0.9のポリプロピレン製中空シャトルにすることができ、分配されるべき製品は、約1の比重を有する液体にすることができる。
【0027】
バルブ出口穴150は、フロート154に取り付けられる可動な外側バルブヘッド152によって主として制御される。バルブヘッド152は、タンク内に存在する水量に応じてバルブ出口穴150を開閉する。これにより、アダプタから水本体に放出されるべき製品の投与が可能になる。バルブ出口穴150は、ポリプロピレン又はアクリルから形成されるシール面を任意に有することができ、更に好ましくは、シリコンラバーから成るソフトシールを有することができる。好適実施態様における外側バルブヘッド152はシャトル145と接触しないということに留意すべきである。
【0028】
好適なディスペンサは、量的範囲が約1〜約10ミリリットルである投与定量の製品を分配するように設計されている。投与量は、投与チャンバ140の長さ及び直径に基づいて変化する投与チャンバ140の容量によって決まる。
【0029】
また、このアダプタ100は、アダプタ100内に入ってクリーニング液の容器又はボトルの中まで続くエアインレット122を含む。エアインレット122は、タンク水がアダプタ100内に入るのを阻止するために、エアポケット124で囲まれる。タンク内に分配される所定量のクリーニング薬剤を交換するために(従って、製品分配時にゴボゴボいう音を回避するために)、エアインレット122は、空気がボトル内に流入するのを許容する。
【0030】
或いは、アダプタにエアインレットが用いられない場合、タンク内の水位(水レベル)の上に常にあるような容器上部の通気開口によってディスペンサを通気するようにしてもよい。好ましくは、ディスペンサは、通気開口が用いられる場合、使用のためにディスペンサに容器が装着される前に、取外し自在の接着シールやネジ留め式キャップや他のシール手段を用いてシールされる。本発明に従って容器を通気する様々の代替的方法が図4A〜4C、5C〜5D、6B、8F、9C、10B、11E(これらの後者の実施態様については詳細に後述する)に示される。
【0031】
また、アダプタ100は、バルブヘッド152の周りに集まり易いクリーニング薬剤残留物を洗い流すために、タンク水を貯蔵及び放出するためのフロート154上のリザーバ156を含んでもよい。この水洗用(flush)リザーバ156は、好ましくは開いた環状のチャンバである。チャンバは、環状リブ(図示せず)を用いて細分化してもよい。
【0032】
このディスペンサの作用は次の通りである。製品の容器が開かれて、例えば図1のシール方法によってディスペンサが容器に取り付けられる。図12A〜12Jに示すように、容器は、容器の開口上に破壊式のシールを含むことができる。シールは、金属箔やプラスチックや他の材料で形成できる。シールは、ボトルキャップが取り外されてボトルが逆さにされた後でも、シールは所定位置に維持される。
【0033】
従って、ボトルは、中に包含される製品の漏れを伴うことなくディスペンサに装着するために上下逆になるように回すことができる。アダプタは、上に向いた鋭利なシール破壊用の突起を具備するので、一度容器がアダプタに装着されると、シールは破壊される。シールが破壊した後では、容器からアダプタに液体が自由に流れる。
【0034】
次いで、アダプタが所定位置にある容器は、例えば、バルブ出口穴150が下に向くように方向付けされるディスペンサ付きトイレタンクに装着される。ディスペンサがタンク壁に取り付けられる場合、殆どのディスペンサは、通常のタンクが満タンの水位にあるときに水没せしめられる。
【0035】
次いで、容器からステージングチャンバ120への重力の作用によって製品が首部130を介して投与チャンバ140内に流れ落ちる。投与チャンバ140が製品で満たされ始めて、側部に沿ってシャトルを通り過ぎるように流れ落ち始めるとき、シャトル145は、シャトル145よりも狭い製品チャンバの首部130で形成される投与チャンバ140の上部に達するまで、製品上を浮動(フロート)し始める。
【0036】
フロート154に取り付けられるバルブヘッド152は、トイレタンクが満たされるとき、最も高い位置にある。従って、バルブ出口穴150に完全に係合して、それをシールして、シャトル下の投与チャンバ140内の製品がトイレタンク内に分配されるのを阻止する。必要に応じて、シャトル145の上部は、対応するシール座が部分130に形成されたシール形状にすることができる。しかしながら、シャトル145が面130に対してシールすることは必要ではない。
【0037】
ディスペンサが水洗用リザーバ156を具備する場合、タンク内の水位がリザーバ156の上縁部よりも高いので、トイレタンクの水が高いとき、ディスペンサは水で満たされる。エアインレット122が用いられる場合、(アダプタ100が初めに取り付けられて逆さにされるときにエアインレットに入り込む)任意の製品は、エアインレット122から(ドレン)排出され、取り囲むエアポケット124は、捕捉された空気で満たされる。
【0038】
トイレが洗い流されるとき、タンク内の水位は、いつものように減少する。水位が降下すると、バルブヘッド152に取り付けられたフロート154は下降し始めて、バルブ出口穴150を開かせる。シャトル145下の投与チャンバ140内に保持される製品は、バルブ出口穴150を介して、そしてバルブヘッド152周りの開口158を介して急速に流出する。そうしたように、水洗用リザーバ156内に包含される水はドレン排出されて、バルブヘッド152から残存する任意の製品を洗い落とす。
【0039】
製品が投与チャンバから排出されるので、シャトル145は、重力を介して投与チャンバ140の底部に落下できる。この位置において、それはバルブ出口穴150を完全に密閉シールするように作用する。これが欠ける場合、洗浄サイクルの間に過剰なクリーナが分配されるかもしれない。
【0040】
シャトル145は、バルブ出口穴150をシールするようにタンク内の水位が上昇してバルブヘッド152が上昇するまで、投与チャンバ140の底部に保持される。これにより、投与チャンバ140内でシャトル145を僅かに上昇させるために、シャトル145下のバルブ出口穴150内で十分な圧力を形成することが許される。次に、製品は、シャトルの側部を通り過ぎて再度流れ出ることができ、また、投与チャンバ140内でそれを迅速に上昇させることができる。
【0041】
製品投与が解除されると、容器から製品チャンバ内に追加製品が動くときに容器から出て行く製品の容量を置き換えるように、エアインレット122から容器の中に空気が移動する。エアインレットが設けられない場合、製品が水本体内に開放された後で、水本体が上昇してバルブ出口穴150をシールするようにバルブヘッド152を押圧する前に、空気がディスペンサを通して容器に入ることができる。また、他の追加の実施態様に従い、容器の(水本体の最高レベルよりも上である)上部の開口を通して通気することができる。
【0042】
フロートチャンバ154が上昇するので、バルブヘッド152がバルブ出口穴50に押し入れられて、投与チャンバ140を再度シールする、ということが留意されるべきである。また、水位が上昇するので、任意の水洗用リザーバ156は、水で再度満たされる。水位が上昇し続けると、任意のエアインレットの周りの任意のエアポケットの中に空気が捕捉される。
【0043】
重要なことには、タンク内の水位が降下するので、製品のみを分配することによって、ボウル内の水本体中に残る製品の量が最大化される。この作用によって良好なクリーニング効果が得られる。また、本発明に係るディスペンサによれば、二重制御システムの使用により、ディスペンサからの漏れや浪費が低減される。バルブヘッド152は、主たる制御を提供する。しかしながら、シャトル145は、洗浄サイクル中に分配される所定の割切れる数のクリーナよりも多くなる可能性を低下させる。
【0044】
さて、次の実施態様を参照すると、図1及び2のディスペンサの基本原理は、別の様々な構造に組み込むことができる、ということが理解されよう。図3A〜3Fに示すように、上部口部にネジ留めされる出荷用キャップ201を有するプラスチック容器200を提供することができる。フロートバルブ204は、出荷のためにシュリンクラップ203でそれに取付けることができる。シュリンクラップを取り外すことによって、キャップ201及びフロート204を容器200から分離することが可能になり、キャップ201は始末することができる。フロート204は、バルブ制御を提供するためにボトル200の中に挿入することができ、ボトルは、逆さにすることができ、また、回転フック205に引っ掛けることができる。好適な形態において、フックは、トイレタンク壁208の厚さにおける任意の差異に合わせて調整されるタング207を有する。図4A〜4Bは、図3Aの実施態様パーツが本処理中に何の様に内部接続されるかを示している。
【0045】
図5A〜5Eは、多くの別の特徴を開示している。例えば、フック210は、よりコンパクトな収納のためにボトル211の上部凹所の中に回転して収まることができる。ゴボゴボ音を最少化するためにフロート213の上方にベントチューブ212を設けることができる。
【0046】
図6A〜6Cは、フロートコントロール(図示せず)が取り付け可能である下部アウトレット234を有する別のボトル225を開示している。この実施態様について異なることは、キャップ230及びカバー233を介してアクセス可能である上部詰め替え穴231が設けられることである。これにより、単一ボトルを何度でも使用することができる。また、下倒式のハンガーフック232が設けられる。
【0047】
図7A〜7Eは、クリーナが予め封入され得る折り畳み式のポーチ249を示している。それはフック250のバルブ突起256上に嵌合される下部開口255を有する。ポーチがうなだれないようにするためにポーチを引っ掛けることができるプロング(つの状部)258が設けられる。また、フロート257も設けられる。この実施態様は、出荷のために例えばクラムシェル248にコンパクトに包装され得るようにされるので好適である。
【0048】
図8A〜8C(270)及び図8D〜8F(280)の実施態様は、回転式フックを提供するための別の機構を示すための一般的な目的を有する。後者の態様は、別の収納技術を示している。
【0049】
図9A〜9Eの実施態様は、引きちぎりバンド301を有するボトル300を示すための目的を有する。ボトル下端部は、カバータブ302を有する。カバータブ302は、305で持ち上げられるとき、延長部304を有する詰め替えボトル303がボトル300を詰め替えることができるようにする。
【0050】
図10A〜10Cの実施態様は、ネジ留め式キャップ322付きの詰め替え用開口321を有するボトル320を示すための目的を有する。
【0051】
図11A〜11Fの実施態様は、引裂きバンド341付きボトル340をしめすための目的を有する。詰め替え用キャップ344及び格納式フック343に注目されたい。
【0052】
図12A〜12Dの実施態様400は、フロート402及び浮動シャトル403の特定構造を示すための目的を有する。
【0053】
図12E〜12Hの実施態様420は、特定のフック組立体を示すための目的を有する。
【0054】
図12I〜12Kの実施態様430は、別のフック組立体432を示すための目的を有する。
【0055】
図13A〜13Dの実施態様440は、其のような装置の外観のための追加装飾を示すための目的を有する。図13E〜13Gに示すように、詰め替え用ボトルは、特に流線形の外観を有することができる。
【0056】
図13H〜13Jの実施態様470は、このタイプの製品のための別の外的な装飾外観を示している。
【0057】
図13K〜13Mの実施態様480は、このタイプの製品のための更に別の外的な装飾外観を示している。
【0058】
容器が詰め替え型の場合、好ましくは容器はタンク内の水の可能な最高水位よりも上にある開口を具備し、これにより、容器及び取付け済みディスペンサをタンクから取り外すことなく詰め替えを行うことが可能である。
【0059】
容器が使い捨て型の場合、容器のアウトレット上方に破壊式シールを補助的に含むことができる。シールによって使用者は容器アウトレットから保護キャップを取り外すことができ、また、収容されている液体をこぼすことなくアダプタへの装着のために逆さにすることができる。この態様において、ディスペンサは、ディスペンサへの容器の装着時に破壊式シールを穿孔し得る部分を有しており、収容されている液体を容器から出すことができる。破壊式シールは、プラスチックや箔(例えば、アルミ箔)や他の適当な材料から形成できる。シールを穿孔するディスペンサの部分は、鋭利な尖った端部を有することができる。
【0060】
さて、2つの好適な実施態様の一方に転じると、図14は、ホルスタ10とスタンド11と取り外し式ボトル12を示している。好ましくはボトルは、握り領域を提供するための切除部13とマウス14を有する。選んだ化学的クリーナで満たすことができるボトル内部の普通のキャビティ15が設けられる。
【0061】
出荷のために穿孔可能なアルミ箔シール16は、ボトルのマウスに接着され、キャップ17は、普通のネジを介してボトルを解除自在に閉塞する。ホルスタ10は、トイレタンク壁やその他(図示せず)に取付けるためのフック20を具備する。
【0062】
また、中心軸ボア24及び上側の尖頭部の側部開口23を有する穿孔部材22を有するアダプタ(全体的に21)も設けられる。カラー25は、ホルスタ10の下端部にスナップ嵌合するように設計される。
【0063】
シャトル26は、中心軸ボア24に挿入される。次いで、第1フロート部28は、穿孔部材の中心セクションの周りに位置決めされる。キャップ30は、第1フロート部を捕捉するあえに穿孔部材の底部にスナップ嵌合する。次いで、第2フロート部29は、第1フロート部にスナップ嵌合する。第2フロート部29は、バルブヘッド31並びにその上の通路32(キャップ30の出口開口33をヘッドがシールしていないときに延出できる)を有する、ということに特に留意すべきである。
【0064】
製品は、図14に示す形式で購入される。消費者は、保護スタンド11をボキッと折り、そのホルスタからボトル12を一時的に取り外し、キャップ17のネジを緩め、ホルスタのボトルを徐々に差し替えて、タンク壁に組立体を引っ掛ける。
【0065】
次いで、消費者は、ボトルを下方に押圧して、穿孔ポスト22でシール16を穿孔せしめて、クリーニング製品が側部開口23に、そしてボア24に下降流出するのを可能にする。クリーナ液体の比重がシャトル26のそれよりも大きいので、シャトルは、側部開口23を実質的に閉じるまで、ボア24内で上側を浮遊する。しかしながら、この時点では、クリーナは、ヘッド31が出口開口33を閉じているので、ディスペンサから出ることができない。これに関して、フロート組立体28及び29は水によって跳ね上げられて、要素31及び33の間の確実なシールを形成する。図16を概略参照のこと。
【0066】
洗浄サイクルが開始されるとき、フロート組立体は、フロート部28のエッジ50がキャップ30の上部に対して当接するまで水と共に降下する。この時点では、ヘッド31は、もはや出口開口33をシールしない。次いで、クリーナは、ボア24からリザーバ51内にドレン排出される。通路32への出口(アウトレット)を通り過ぎてタンク水内に至る。
【0067】
しかしながら、これが偶発事態であるようにシャトル26は、ボア24の底部まで降下し、これによりシャトルの尖頭部は、その上端部から出口開口33を隔離シールする。ここでタンク内の空気は、ボトル内部の通気のために、フロート部28及びホルスタ10の間のギャップを介してボトルにアクセス可能である。従って、如何に迅速にタンクが詰め替えられようとも、単一計量済みの割切れる数のクリーナ(a single measured aliquot of cleaner)のみが、各水洗作業の下降ストロークの間に分配される。図17を参照のこと。
【0068】
タンク詰め替え時にヘッド31は、底部から出口33をシールすると共に、シャトルを僅かに突き上げる。これによりシャトル上方にある製品がシャトルを通り過ぎて下側に継続的に流出することが可能である。次いで、シャトルは次のサイクルのためにオリジナルのポジションまで浮遊上昇する。
【0069】
恐らく最も好適な本発明の態様は図18〜20に示されている。上端に一体の固定フック501を有し、下端に出口管路502を有するホルスタ500が設けられる。内部構造の大半(例えば、浮動シャフト505)は、他の実施態様と大部分が同じである。しかしながら、この実施態様は、特定目的のために幾つかの変更を有する。例えば、上端においてシャトル505用バルブシートを提供し、下端においてピン用バルブシートを提供するグロメット506が具備されるように設計される。
【0070】
下部バルブシート508は円錐状に描かれているが、それに代えて半球状にすることができ、浮動バルブのバルブピンは対応するように半球状にすることができる。浮動シャトルのバルブヘッド509は、円錐台として描かれており、上部グロメット面には、対応する形状のシートを有する。しかしながら、それ代えてヘッド509は端部が僅かにテーパが付けられた略シリンダ形状にすることができる。
【0071】
必要に応じて、上部グロメット面は、下部グロメット面よりもソフトな材料で形成することができる。これにより、グロメット底部の露出面がトイレタンク環境による悪化に耐え得るようにしつつ、ヘッド509付きシールを最適なものにすることができる。
【0072】
上述した実施態様は、本発明の実施態様の代表であって、図示する目的のためだけに提供されている。それらは、本発明の範囲を制限するように意図されたものではない。構成要素や材料や構成や各種部品をつなぐ手段が図示及び説明されているが、それらは制限ではない。本発明の範囲内で変更や変形が考慮され、添付される請求項の範囲のみによって制限されることが意図されている。
【産業上の利用可能性】
【0073】
本発明は、上下動する水位を有する水本体の中に所定化学薬物を分配するためのディスペンサを提供する。
【図面の簡単な説明】
【0074】
【図1】タンクが満タンのときに其のように見えるように図示される本発明に係るインタンク型ディスペンサの内部作動要素の図解的な断面図である。
【図2】図1に似た図であるが、タンクが空のときに装置が其のように見えるような図である。
【図3A】小売りのために供給されるような本発明に従ったディスペンサ(の逆さ状態)を示す図である。
【図3B】図3Aのディスペンサを示す図であるが、シュリンクラップ覆いが取り外され、出荷キャップが捨てられようとしている、図である。
【図3C】図3Bのディスペンサを示す図であるが、使用のために逆さにされ、アダプタが完全に差し込まれ、取付けフックが取付け位置にある、図である。
【図3D】図3Bに似た図であるが、其のようなディスペンサが何のように詰め替えられ得るのかを示す図である。
【図3E】トイレタンク壁に取付けられるディスペンサを示す図3Cの上部の図解的断面図である。
【図3F】図3Eに似た図であるが、取付け装置が出荷位置にあるように描かれている、図である。
【図4A】図3Aの出荷構成に組み立てされたときにディスペンサ部品が何のように見えるかを示す図解図である。
【図4B】ディスペンサ部品が何のように図3B構成に位置決めされるかを示す断面図である。
【図4C】図3B構成の後における組み立ての次段階を示す断面図である。
【図5A】取付け装置が2つの選択的な位置に示されている、ディスペンサシステムの使用時における容器の側面立面図である。
【図5B】(取付け装置が収納位置にある)上面図である。
【図5C】アダプタが取付け済みであるが、図5A装置の鉛直断面図である。
【図5D】分配用通気路がある図5Cのアダプタの拡大図である。
【図5E】図5Dに似た図であるが、通気路を有しないアダプタの図である。
【図6A】収納のために容器凹所に挿入されるように軸方向に位置決めされ得る取付けフックを有するディスペンサを示す図である。
【図6B】図6Aに似た図であるが、容器が取り外し自在タイプから成り、出口が中心である必要のないことを示している図である。
【図6C】図6Bに似た図であるが、図6Bの容器が必要に応じて詰め替えられ得ることを示している図である。
【図7A】可撓性ポーチを容器にすることができ、其の場合に、収容のために何のように構成されるかや使用のために何のように組み立てられるかを示す図である。
【図7B】可撓性ポーチを容器にすることができ、其の場合に、収容のために何のように構成されるかや使用のために何のように組み立てられるかを示す図である。
【図7C】可撓性ポーチを容器にすることができ、其の場合に、収容のために何のように構成されるかや使用のために何のように組み立てられるかを示す図である。
【図7D】可撓性ポーチを容器にすることができ、其の場合に、収容のために何のように構成されるかや使用のために何のように組み立てられるかを示す図である。
【図7E】可撓性ポーチを容器にすることができ、其の場合に、収容のために何のように構成されるかや使用のために何のように組み立てられるかを示す図である。
【図8A】容器、ディスペンサ、及びハンガーのための様々な可能な代替的な外観設計を示す図である。
【図8B】容器、ディスペンサ、及びハンガーのための様々な可能な代替的な外観設計を示す図である。
【図8C】容器、ディスペンサ、及びハンガーのための様々な可能な代替的な外観設計を示す図である。
【図8D】容器、ディスペンサ、及びハンガーのための様々な可能な代替的な外観設計を示す図である。
【図8E】容器、ディスペンサ、及びハンガーのための様々な可能な代替的な外観設計を示す図である。
【図8F】容器、ディスペンサ、及びハンガーのための様々な可能な代替的な外観設計を示す図である。
【図9A】引裂きバンド覆い付きの保護キャップを有するディスペンサを示し、引っ掛け組立体及び詰め替え用ポート開口を示している図である。
【図9B】引裂きバンド覆い付きの保護キャップを有するディスペンサを示し、引っ掛け組立体及び詰め替え用ポート開口を示している図である。
【図9C】引裂きバンド覆い付きの保護キャップを有するディスペンサを示し、引っ掛け組立体及び詰め替え用ポート開口を示している図である。
【図9D】引裂きバンド覆い付きの保護キャップを有するディスペンサを示し、引っ掛け組立体及び詰め替え用ポート開口を示している図である。
【図9E】引裂きバンド覆い付きの保護キャップを有するディスペンサを示し、引っ掛け組立体及び詰め替え用ポート開口を示している図である。
【図10A】取り外し型の薄膜及びネジキャップで覆われる詰め替えポートを有するディスペンサを示す図である。
【図10B】取り外し型の薄膜及びネジキャップで覆われる詰め替えポートを有するディスペンサを示す図である。
【図10C】取り外し型の薄膜及びネジキャップで覆われる詰め替えポートを有するディスペンサを示す図である。
【図11A】消費者によって取り外される引裂きバンドを用いて容器底部が固定されている、組込み済みの分配装置及びハンガー付きの容器を示す図である。
【図11B】消費者によって取り外される引裂きバンドを用いて容器底部が固定されている、組込み済みの分配装置及びハンガー付きの容器を示す図である。
【図11C】消費者によって取り外される引裂きバンドを用いて容器底部が固定されている、組込み済みの分配装置及びハンガー付きの容器を示す図である。
【図11D】消費者によって取り外される引裂きバンドを用いて容器底部が固定されている、組込み済みの分配装置及びハンガー付きの容器を示す図である。
【図11E】消費者によって取り外される引裂きバンドを用いて容器底部が固定されている、組込み済みの分配装置及びハンガー付きの容器を示す図である。
【図11F】消費者によって取り外される引裂きバンドを用いて容器底部が固定されている、組込み済みの分配装置及びハンガー付きの容器を示す図である。
【図12A】ディスペンサが穿孔装置を含み、容器がそれらの開口を覆う穿孔可能な薄膜を有する、組込み済みの分配装置及びハンガー付きの容器の断面図である。
【図12B】ディスペンサが穿孔装置を含み、容器がそれらの開口を覆う穿孔可能な薄膜を有する、組込み済みの分配装置及びハンガー付きの容器の断面図である。
【図12C】ディスペンサが穿孔装置を含み、容器がそれらの開口を覆う穿孔可能な薄膜を有する、組込み済みの分配装置及びハンガー付きの容器の断面図である。
【図12D】ディスペンサが穿孔装置を含み、容器がそれらの開口を覆う穿孔可能な薄膜を有する、組込み済みの分配装置及びハンガー付きの容器の断面図である。
【図12E】ディスペンサが穿孔装置を含み、容器がそれらの開口を覆う穿孔可能な薄膜を有する、組込み済みの分配装置及びハンガー付きの容器の断面図である。
【図12F】ディスペンサが穿孔装置を含み、容器がそれらの開口を覆う穿孔可能な薄膜を有する、組込み済みの分配装置及びハンガー付きの容器の断面図である。
【図12G】ディスペンサが穿孔装置を含み、容器がそれらの開口を覆う穿孔可能な薄膜を有する、組込み済みの分配装置及びハンガー付きの容器の断面図である。
【図12H】ディスペンサが穿孔装置を含み、容器がそれらの開口を覆う穿孔可能な薄膜を有する、組込み済みの分配装置及びハンガー付きの容器の断面図である。
【図12I】ディスペンサが穿孔装置を含み、容器がそれらの開口を覆う穿孔可能な薄膜を有する、組込み済みの分配装置及びハンガー付きの容器の断面図である。
【図12J】ディスペンサが穿孔装置を含み、容器がそれらの開口を覆う穿孔可能な薄膜を有する、組込み済みの分配装置及びハンガー付きの容器の断面図である。
【図12K】ディスペンサが穿孔装置を含み、容器がそれらの開口を覆う穿孔可能な薄膜を有する、組込み済みの分配装置及びハンガー付きの容器の断面図である。
【図13A】キャップに組込み済みの分配装置とハンガーとを備えた容器を示す図である。
【図13B】キャップに組込み済みの分配装置とハンガーとを備えた容器を示す図である。
【図13C】キャップに組込み済みの分配装置とハンガーとを備えた容器を示す図である。
【図13D】キャップに組込み済みの分配装置とハンガーとを備えた容器を示す図である。
【図13E】キャップに組込み済みの分配装置とハンガーとを備えた容器を示す図である。
【図13F】キャップに組込み済みの分配装置とハンガーとを備えた容器を示す図である。
【図13G】キャップに組込み済みの分配装置とハンガーとを備えた容器を示す図である。
【図13H】キャップに組込み済みの分配装置とハンガーとを備えた容器を示す図である。
【図13I】キャップに組込み済みの分配装置とハンガーとを備えた容器を示す図である。
【図13J】キャップに組込み済みの分配装置とハンガーとを備えた容器を示す図である。
【図13K】キャップに組込み済みの分配装置とハンガーとを備えた容器を示す図である。
【図13L】キャップに組込み済みの分配装置とハンガーとを備えた容器を示す図である。
【図13M】キャップに組込み済みの分配装置とハンガーとを備えた容器を示す図である。
【図14】出荷中又は収容中における使用前にトイレタンクの外側にあると思われる構成の、本発明の最も好適なディスペンサの斜視図である。
【図15】図14装置の、部分的に断面した前面立面図である。
【図16】図15に若干似た図であるが、下部スタンドが取り外され、ボトルキャップが取り外され、ボトルがボトルシールを穿孔するために押し下げられ(この構成では装置が満タンのトイレタンク内にあると仮定される)、図である。
【図17】図16に似た図であるが、トイレタンク水が満タンレベルにないときの構成を示している、図である。
【図18】詰め替えボトルが取り外されているディスペンサの別の実施態様の前方左上方からの斜視図である。
【図19】図18のディスペンサ前面立面図である。
【図20】図19の20−20線に沿う断面図である。
【0001】
本発明は、液体位置が上下動するような液体(特には、水)の中で使用されるディスペンサに関する。それは、其のような液体をクリーニング及び/又はフレッシュニングするためのディスペンサに特に適しているか、又は、処理済みの水を保持するトイレボウル等の下流側の容器に特に適している。
【0002】
〔関連する出願のクロスリファレンス〕
これは、2001年5月11日に提出した米国仮出願に基づく優先権を主張する一部継続出願である。
【0003】
〔連邦政府が後援する研究/開発に関する記載〕
適用なし
【背景技術】
【0004】
水タンク内に1以上の化学薬品を自動分配するために、様々のディスペンサが存在する。
【0005】
以下の特許文献の開示内容及び本願明細書で言及される他の刊行物の総ては、完全に本願明細書に記載されている如く参考のために組込まれる。
【特許文献1】米国特許第5,924,142号明細書
【特許文献2】米国特許第5,903,930号明細書
【特許文献3】米国特許第5,839,128号明細書
【特許文献4】米国特許第5,718,261号明細書
【特許文献5】米国特許第D376,840号明細書
【特許文献6】米国特許第5,551,095号明細書
【特許文献7】米国特許第5,488,742号明細書
【特許文献8】米国特許第D365,138号明細書
【特許文献9】米国特許第5,152,015号明細書
【特許文献10】米国特許第5,090,443号明細書
【特許文献11】米国特許第5,038,417号明細書
【特許文献12】米国特許第4,915,260号明細書
【特許文献13】米国特許第4,696,414号明細書
【特許文献14】米国特許第4,663,786号明細書
【特許文献15】米国特許第4,660,231号明細書
【特許文献16】米国特許第4,534,071号明細書
【特許文献17】米国特許第4,429,809号明細書
【特許文献18】米国特許第4,346,483号明細書
【特許文献19】米国特許第4,285,074号明細書
【特許文献20】米国特許第4,189,793号明細書
【特許文献21】米国特許第4,101,043号明細書
【特許文献22】米国特許第3,874,007号明細書
【特許文献23】米国特許第3,778,850号明細書
【特許文献24】米国特許第3,698,021号明細書
【特許文献25】米国特許第2,587,388号明細書
【特許文献26】米国特許第1,602,554号明細書
【特許文献27】英国特許出願第2,167,041号明細書
【特許文献28】欧州特許出願第1,026,331号明細書
【特許文献29】国際公開番号第WO99/08076号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、上記従来の自動ディスペンサは一般的に不都合を有する。例えば、或るものは、分配しようとする製品が統制のとれない形で或るときディスペンサから漏出する傾向を有し、製品の過剰投与(無駄)を引き起こす。或るものは、水位(レベル)が変化するときに分配される所定量の製品に対して適切な制御を行うことができない。更に、他のものは、クリーニング及び/又はフレッシュニング薬剤を放出する能力を提供せず、従って、洗浄後には、それが(大部分の活性材料が水洗水と共に排出されるのを阻止するために)極めて濃縮した状態でトイレボウル内に維持される。
【0007】
更に、其のようなディスペンサの或るもの(良好な性能を提供する)は、製造するのに著しく費用がかかり、従って、家庭のトイレボウルのクリーニングのような幾つかの用途において実用的でない。
【0008】
多くの自動化されたディスペンサシステムは、水位の変化に応じた分配制御に役立つようにタンク内の水位に従動する特定タイプのフロートを使用しているが、其のようなフロートシステムでも、上記不安材料の総てを完全に解決してはいない。従って、改善されたディスペンサが希求されている。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明は、1つの側面では、液位が上下動し得るタンクに使用するディスペンサを提供する。本ディスペンサは、容器と、容器に取付けるためのアダプタと、浮動するシャトルを内部に有する、アダプタ内の投与チャンバであって、該シャトルが、1つのモードでは投与チャンバの下部開口を実質的にシールでき、シールモードでは離間するように上方に選択的に浮動できる、投与チャンバと、投与チャンバの下部開口を選択的に開閉するための投与チャンバ外部に位置決めされる浮動し得るバルブヘッドと、を含む。
【0010】
好適な形態において、容器は、分配可能な製品を含み、投与チャンバ内の製品レベル位置は、投与チャンバ内の浮動シャトルの動きを制御し得る。また、浮動シャトルのためのバルブシートを構成するために投与チャンバの下部開口の近傍に位置決めされる投与チャンバと一体でないグロメットを設けることができる。グロメットは、浮動し得るバルブヘッドのためのバルブシートを提供できる(例えば、浮動バルブヘッドがその上端部で半球状を有する場合、グロメット上の浮動バルブヘッド用のバルブシートは実質上半球の外観を有することができる)。特に望ましい形態において、グロメットは、第1材料から構成される上部層と、第1材料とは異なる第2材料から構成される下部層と、から形成される。浮動シャトルのためのバルブシートは、第1材料から構成され、浮動バルブヘッドのためのバルブシートは、第2材料から構成される。これにより、下部層を耐悪化性の材料で形成できながら、上部層のためのバルブシートの柔らかさ(softness)を最適化できる。別の形態においては、エアポケットによって囲まれる、容器内への空気口を設けることができる。これにより、製品分配時におけるゴボゴボ音を回避できる。
【0011】
浮動バルブヘッドは、リザーバによって囲むことができる。洗浄サイクル中に、リザーバ内に水が集まり、望ましくない蓄積や目詰まりを避けるためにバルブヘッドから製品を洗い流す。
【0012】
容器は交換式のボトルにすることができる。其のような容器缶の開口は、装着後において、容器がディスペンサに関係するときに穿孔されるシール残余物を含む。このタイプの交換式ボトルの使用時に、アダプタは、好ましくは、シールを穿孔した投与チャンバ上方の穿孔要素を有す。これにより、消費者は、望ましくない形式でクリーナ製品の液飛びやばらまきを伴わずに、詰め替えボトルの装着が可能となる。別の形態においては、容器は、詰め替えポートを具備し、実質上、剛性プラスチックから形成可能である。
【0013】
或いは、容器は可撓性ポーチにすることができる。其の場合、容器が空のときの通気に関する或る種の不安を回避できる。
【0014】
製品は、液体又は流動性ゲルにすることができるが、シャトルは、製品の比重よりも低い比重を有しなければならない。この点に関して、シャトルが製品の比重よりも低い比重を有すると、(トイレタンクが再充填される洗浄サイクルの終了時点で)バルブヘッドがディスペンサを再度シールした後には、大きな比重の製品は、シャトル下の投与チャンバの中に流れ落ちることができ、シャトルを浮上させる。次の洗浄サイクルで分配されるように準備されるべき確定した量の製品を形成できる。
【0015】
タンク内の液体レベル(液位)は、バルブシートに対する浮動バルブヘッドの位置を制御する。これにより、投与チャンバ内の製品レベルを変化させることができ、浮動シャトルの動きがもたらされる。
【0016】
別の形態において、本発明は、水収容タンク及びボウルを有するトイレのクリーニング方法を提供する。タンク内には、ディスペンサが挿入され、該ディスペンサは、分配できる製品を含む容器と、容器に取付けるためのアダプタと、浮動するシャトルを内部に有する、アダプタ内の投与チャンバであって、該シャトルが、1つのモードでは投与チャンバの下部開口を実質的にシールでき、シールモードでは離間するように上方に選択的に浮動できる、投与チャンバと、投与チャンバの下部開口を選択的に開閉するための投与チャンバ外部に位置決めされる浮動し得るバルブヘッドと、を含む。ディスペンサは、タンクの水位が浮動バルブヘッドの動きを制御し且つ投与チャンバ内の製品レベルが投与チャンバ内の浮動シャトルの動きを制御するように配置及び構成される。そして、トイレは洗浄される。
【0017】
トイレボウルクリーナに関して、トイレタンク水に使用するのに最近推奨されるような公知の高濃度の流動性トイレボウルクリーニング材料のいずれもが使用可能であるし、或いは、他のものは界面活性剤、染料、芳香剤及び/又は他のクリーニング薬剤(酸、キレート試薬等)を用いて発展可能である。
【0018】
スイミングプールに関して、公知の流動性のプールクリーニング及び/又はウォータートリートメント化学薬品が使用可能である。
【0019】
ディスペンサがタンクに装着され、タンク内の水位が所定満タンレベルにある場合に、浮動バルブヘッドは、投与チャンバの下部開口をシールする位置まで水によって上昇せしめられるように設計される。これにより、浮動シャトルがシール位置から離れるように上昇しても、投与チャンバ内の製品レベルは上昇できる。タンク内の水が下降するか又は空になるとき(典型的には、トイレが洗浄されるとき)、バルブヘッドは、投与チャンバの下部開口をシールする状態から遠ざかるように下降し、これにより投与チャンバ内の所定投与量の製品がディスペンサから放出可能となる。水位が急激に降下するときに製品が洗浄サイクルの所定段階中に分配されるということは、洗浄サイクルの後半部でボウルに製品が分配されるということを確実化するのに役立つ。従って、クリーナの大半は、廃棄物と共に下水道に急激に流されることはない。これにより、ボウル水の中や排水の間のボウル側部に沿うクリーナの集積が増える。また、本装置は比較的安価に製造できる。更に、消費者が液飛びや無駄を伴うことなく迅速に詰め替えを行えるように設計される。本発明のこれらや他の特徴及び利点の更なる細目的な理解は、(本発明の好適な実施態様が図示及び記載されている)図面及び添付説明の参照によって可能になる。
【発明の効果】
【0020】
本発明によれば、従来の不都合を回避できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0021】
図1及び2を参照すると、本発明のインタンク型アダプタ100は、水中に長期に浸すのに耐えることができ、ポリプロピレン及び/又はアクリルのようなそれが分配する製品の腐食効果に耐えることができる耐久性材料から形成される。好適実施形態に係るクリーニング及び/又はフレッシュニング薬剤は、好ましくは流体であり、更に好ましくは液体又はゲルであり、また、好ましくは100センチポアズ未満、更に好ましくは30センチポアズ未満、それよりも好ましくは10センチポアズ未満の粘性を有する。粘性は、0センチポアズより大きい。
【0022】
アダプタ主要部110は、剛性ボトルや可撓性ポーチや中に分配可能製品を有する他の容器に対するディスペンサの装着を可能にする。また、アダプタ主要部110は、スナップ嵌合やネジ式スクリューオン機構や他の緊密シール取り付け方法を用いるディスペンサ及びボトルの間の水密シールを提供する。
【0023】
好ましくは、アダプタ110は、アダプタ110がボトルに装着されてひっくり返されると製品(例えば、便器用洗剤)で満たされるステージングチャンバ120を有する。ステージングチャンバは、下側境界を提供する狭窄な首部130を有する。
【0024】
また、首部130は、投与チャンバ140の上側境界を提供する。投与チャンバ内では、所定量の製品がトイレタンクのような水本体の中に放出される用意ができている。首部130は、投与チャンバ140の中にある浮動シャトル145よりも狭くなっている。浮動シャトル145は、投与チャンバ140から出ること及びステージングチャンバ120に入ることが制限される。
【0025】
投与チャンバ140の下端には、出口穴150が形成され、両側は、投与チャンバ140内でシャトル145が自由に上下動できるように、浮動シャトル145よりも僅かに大きな寸法で離隔されている。
【0026】
浮動シャトル145は、分配されるべき製品よりも低い比重(specific gravity)を有する材料から形成される。シャトル145は、製品がシャトル下側を通るときに、バルブ出口150が閉じている場合は、投与チャンバ140内で製品上を浮遊する。前記製品比重は、浮動シャトルの所定比重よりも好ましくは約25%(更に好ましくは約15%)高い値よりは小さく、また、浮動シャトルの所定比重よりも好ましくは約1%(更に好ましくは5%)高い値よりは大きい。例えば、シャトルは、比重が約0.9のポリプロピレン製中空シャトルにすることができ、分配されるべき製品は、約1の比重を有する液体にすることができる。
【0027】
バルブ出口穴150は、フロート154に取り付けられる可動な外側バルブヘッド152によって主として制御される。バルブヘッド152は、タンク内に存在する水量に応じてバルブ出口穴150を開閉する。これにより、アダプタから水本体に放出されるべき製品の投与が可能になる。バルブ出口穴150は、ポリプロピレン又はアクリルから形成されるシール面を任意に有することができ、更に好ましくは、シリコンラバーから成るソフトシールを有することができる。好適実施態様における外側バルブヘッド152はシャトル145と接触しないということに留意すべきである。
【0028】
好適なディスペンサは、量的範囲が約1〜約10ミリリットルである投与定量の製品を分配するように設計されている。投与量は、投与チャンバ140の長さ及び直径に基づいて変化する投与チャンバ140の容量によって決まる。
【0029】
また、このアダプタ100は、アダプタ100内に入ってクリーニング液の容器又はボトルの中まで続くエアインレット122を含む。エアインレット122は、タンク水がアダプタ100内に入るのを阻止するために、エアポケット124で囲まれる。タンク内に分配される所定量のクリーニング薬剤を交換するために(従って、製品分配時にゴボゴボいう音を回避するために)、エアインレット122は、空気がボトル内に流入するのを許容する。
【0030】
或いは、アダプタにエアインレットが用いられない場合、タンク内の水位(水レベル)の上に常にあるような容器上部の通気開口によってディスペンサを通気するようにしてもよい。好ましくは、ディスペンサは、通気開口が用いられる場合、使用のためにディスペンサに容器が装着される前に、取外し自在の接着シールやネジ留め式キャップや他のシール手段を用いてシールされる。本発明に従って容器を通気する様々の代替的方法が図4A〜4C、5C〜5D、6B、8F、9C、10B、11E(これらの後者の実施態様については詳細に後述する)に示される。
【0031】
また、アダプタ100は、バルブヘッド152の周りに集まり易いクリーニング薬剤残留物を洗い流すために、タンク水を貯蔵及び放出するためのフロート154上のリザーバ156を含んでもよい。この水洗用(flush)リザーバ156は、好ましくは開いた環状のチャンバである。チャンバは、環状リブ(図示せず)を用いて細分化してもよい。
【0032】
このディスペンサの作用は次の通りである。製品の容器が開かれて、例えば図1のシール方法によってディスペンサが容器に取り付けられる。図12A〜12Jに示すように、容器は、容器の開口上に破壊式のシールを含むことができる。シールは、金属箔やプラスチックや他の材料で形成できる。シールは、ボトルキャップが取り外されてボトルが逆さにされた後でも、シールは所定位置に維持される。
【0033】
従って、ボトルは、中に包含される製品の漏れを伴うことなくディスペンサに装着するために上下逆になるように回すことができる。アダプタは、上に向いた鋭利なシール破壊用の突起を具備するので、一度容器がアダプタに装着されると、シールは破壊される。シールが破壊した後では、容器からアダプタに液体が自由に流れる。
【0034】
次いで、アダプタが所定位置にある容器は、例えば、バルブ出口穴150が下に向くように方向付けされるディスペンサ付きトイレタンクに装着される。ディスペンサがタンク壁に取り付けられる場合、殆どのディスペンサは、通常のタンクが満タンの水位にあるときに水没せしめられる。
【0035】
次いで、容器からステージングチャンバ120への重力の作用によって製品が首部130を介して投与チャンバ140内に流れ落ちる。投与チャンバ140が製品で満たされ始めて、側部に沿ってシャトルを通り過ぎるように流れ落ち始めるとき、シャトル145は、シャトル145よりも狭い製品チャンバの首部130で形成される投与チャンバ140の上部に達するまで、製品上を浮動(フロート)し始める。
【0036】
フロート154に取り付けられるバルブヘッド152は、トイレタンクが満たされるとき、最も高い位置にある。従って、バルブ出口穴150に完全に係合して、それをシールして、シャトル下の投与チャンバ140内の製品がトイレタンク内に分配されるのを阻止する。必要に応じて、シャトル145の上部は、対応するシール座が部分130に形成されたシール形状にすることができる。しかしながら、シャトル145が面130に対してシールすることは必要ではない。
【0037】
ディスペンサが水洗用リザーバ156を具備する場合、タンク内の水位がリザーバ156の上縁部よりも高いので、トイレタンクの水が高いとき、ディスペンサは水で満たされる。エアインレット122が用いられる場合、(アダプタ100が初めに取り付けられて逆さにされるときにエアインレットに入り込む)任意の製品は、エアインレット122から(ドレン)排出され、取り囲むエアポケット124は、捕捉された空気で満たされる。
【0038】
トイレが洗い流されるとき、タンク内の水位は、いつものように減少する。水位が降下すると、バルブヘッド152に取り付けられたフロート154は下降し始めて、バルブ出口穴150を開かせる。シャトル145下の投与チャンバ140内に保持される製品は、バルブ出口穴150を介して、そしてバルブヘッド152周りの開口158を介して急速に流出する。そうしたように、水洗用リザーバ156内に包含される水はドレン排出されて、バルブヘッド152から残存する任意の製品を洗い落とす。
【0039】
製品が投与チャンバから排出されるので、シャトル145は、重力を介して投与チャンバ140の底部に落下できる。この位置において、それはバルブ出口穴150を完全に密閉シールするように作用する。これが欠ける場合、洗浄サイクルの間に過剰なクリーナが分配されるかもしれない。
【0040】
シャトル145は、バルブ出口穴150をシールするようにタンク内の水位が上昇してバルブヘッド152が上昇するまで、投与チャンバ140の底部に保持される。これにより、投与チャンバ140内でシャトル145を僅かに上昇させるために、シャトル145下のバルブ出口穴150内で十分な圧力を形成することが許される。次に、製品は、シャトルの側部を通り過ぎて再度流れ出ることができ、また、投与チャンバ140内でそれを迅速に上昇させることができる。
【0041】
製品投与が解除されると、容器から製品チャンバ内に追加製品が動くときに容器から出て行く製品の容量を置き換えるように、エアインレット122から容器の中に空気が移動する。エアインレットが設けられない場合、製品が水本体内に開放された後で、水本体が上昇してバルブ出口穴150をシールするようにバルブヘッド152を押圧する前に、空気がディスペンサを通して容器に入ることができる。また、他の追加の実施態様に従い、容器の(水本体の最高レベルよりも上である)上部の開口を通して通気することができる。
【0042】
フロートチャンバ154が上昇するので、バルブヘッド152がバルブ出口穴50に押し入れられて、投与チャンバ140を再度シールする、ということが留意されるべきである。また、水位が上昇するので、任意の水洗用リザーバ156は、水で再度満たされる。水位が上昇し続けると、任意のエアインレットの周りの任意のエアポケットの中に空気が捕捉される。
【0043】
重要なことには、タンク内の水位が降下するので、製品のみを分配することによって、ボウル内の水本体中に残る製品の量が最大化される。この作用によって良好なクリーニング効果が得られる。また、本発明に係るディスペンサによれば、二重制御システムの使用により、ディスペンサからの漏れや浪費が低減される。バルブヘッド152は、主たる制御を提供する。しかしながら、シャトル145は、洗浄サイクル中に分配される所定の割切れる数のクリーナよりも多くなる可能性を低下させる。
【0044】
さて、次の実施態様を参照すると、図1及び2のディスペンサの基本原理は、別の様々な構造に組み込むことができる、ということが理解されよう。図3A〜3Fに示すように、上部口部にネジ留めされる出荷用キャップ201を有するプラスチック容器200を提供することができる。フロートバルブ204は、出荷のためにシュリンクラップ203でそれに取付けることができる。シュリンクラップを取り外すことによって、キャップ201及びフロート204を容器200から分離することが可能になり、キャップ201は始末することができる。フロート204は、バルブ制御を提供するためにボトル200の中に挿入することができ、ボトルは、逆さにすることができ、また、回転フック205に引っ掛けることができる。好適な形態において、フックは、トイレタンク壁208の厚さにおける任意の差異に合わせて調整されるタング207を有する。図4A〜4Bは、図3Aの実施態様パーツが本処理中に何の様に内部接続されるかを示している。
【0045】
図5A〜5Eは、多くの別の特徴を開示している。例えば、フック210は、よりコンパクトな収納のためにボトル211の上部凹所の中に回転して収まることができる。ゴボゴボ音を最少化するためにフロート213の上方にベントチューブ212を設けることができる。
【0046】
図6A〜6Cは、フロートコントロール(図示せず)が取り付け可能である下部アウトレット234を有する別のボトル225を開示している。この実施態様について異なることは、キャップ230及びカバー233を介してアクセス可能である上部詰め替え穴231が設けられることである。これにより、単一ボトルを何度でも使用することができる。また、下倒式のハンガーフック232が設けられる。
【0047】
図7A〜7Eは、クリーナが予め封入され得る折り畳み式のポーチ249を示している。それはフック250のバルブ突起256上に嵌合される下部開口255を有する。ポーチがうなだれないようにするためにポーチを引っ掛けることができるプロング(つの状部)258が設けられる。また、フロート257も設けられる。この実施態様は、出荷のために例えばクラムシェル248にコンパクトに包装され得るようにされるので好適である。
【0048】
図8A〜8C(270)及び図8D〜8F(280)の実施態様は、回転式フックを提供するための別の機構を示すための一般的な目的を有する。後者の態様は、別の収納技術を示している。
【0049】
図9A〜9Eの実施態様は、引きちぎりバンド301を有するボトル300を示すための目的を有する。ボトル下端部は、カバータブ302を有する。カバータブ302は、305で持ち上げられるとき、延長部304を有する詰め替えボトル303がボトル300を詰め替えることができるようにする。
【0050】
図10A〜10Cの実施態様は、ネジ留め式キャップ322付きの詰め替え用開口321を有するボトル320を示すための目的を有する。
【0051】
図11A〜11Fの実施態様は、引裂きバンド341付きボトル340をしめすための目的を有する。詰め替え用キャップ344及び格納式フック343に注目されたい。
【0052】
図12A〜12Dの実施態様400は、フロート402及び浮動シャトル403の特定構造を示すための目的を有する。
【0053】
図12E〜12Hの実施態様420は、特定のフック組立体を示すための目的を有する。
【0054】
図12I〜12Kの実施態様430は、別のフック組立体432を示すための目的を有する。
【0055】
図13A〜13Dの実施態様440は、其のような装置の外観のための追加装飾を示すための目的を有する。図13E〜13Gに示すように、詰め替え用ボトルは、特に流線形の外観を有することができる。
【0056】
図13H〜13Jの実施態様470は、このタイプの製品のための別の外的な装飾外観を示している。
【0057】
図13K〜13Mの実施態様480は、このタイプの製品のための更に別の外的な装飾外観を示している。
【0058】
容器が詰め替え型の場合、好ましくは容器はタンク内の水の可能な最高水位よりも上にある開口を具備し、これにより、容器及び取付け済みディスペンサをタンクから取り外すことなく詰め替えを行うことが可能である。
【0059】
容器が使い捨て型の場合、容器のアウトレット上方に破壊式シールを補助的に含むことができる。シールによって使用者は容器アウトレットから保護キャップを取り外すことができ、また、収容されている液体をこぼすことなくアダプタへの装着のために逆さにすることができる。この態様において、ディスペンサは、ディスペンサへの容器の装着時に破壊式シールを穿孔し得る部分を有しており、収容されている液体を容器から出すことができる。破壊式シールは、プラスチックや箔(例えば、アルミ箔)や他の適当な材料から形成できる。シールを穿孔するディスペンサの部分は、鋭利な尖った端部を有することができる。
【0060】
さて、2つの好適な実施態様の一方に転じると、図14は、ホルスタ10とスタンド11と取り外し式ボトル12を示している。好ましくはボトルは、握り領域を提供するための切除部13とマウス14を有する。選んだ化学的クリーナで満たすことができるボトル内部の普通のキャビティ15が設けられる。
【0061】
出荷のために穿孔可能なアルミ箔シール16は、ボトルのマウスに接着され、キャップ17は、普通のネジを介してボトルを解除自在に閉塞する。ホルスタ10は、トイレタンク壁やその他(図示せず)に取付けるためのフック20を具備する。
【0062】
また、中心軸ボア24及び上側の尖頭部の側部開口23を有する穿孔部材22を有するアダプタ(全体的に21)も設けられる。カラー25は、ホルスタ10の下端部にスナップ嵌合するように設計される。
【0063】
シャトル26は、中心軸ボア24に挿入される。次いで、第1フロート部28は、穿孔部材の中心セクションの周りに位置決めされる。キャップ30は、第1フロート部を捕捉するあえに穿孔部材の底部にスナップ嵌合する。次いで、第2フロート部29は、第1フロート部にスナップ嵌合する。第2フロート部29は、バルブヘッド31並びにその上の通路32(キャップ30の出口開口33をヘッドがシールしていないときに延出できる)を有する、ということに特に留意すべきである。
【0064】
製品は、図14に示す形式で購入される。消費者は、保護スタンド11をボキッと折り、そのホルスタからボトル12を一時的に取り外し、キャップ17のネジを緩め、ホルスタのボトルを徐々に差し替えて、タンク壁に組立体を引っ掛ける。
【0065】
次いで、消費者は、ボトルを下方に押圧して、穿孔ポスト22でシール16を穿孔せしめて、クリーニング製品が側部開口23に、そしてボア24に下降流出するのを可能にする。クリーナ液体の比重がシャトル26のそれよりも大きいので、シャトルは、側部開口23を実質的に閉じるまで、ボア24内で上側を浮遊する。しかしながら、この時点では、クリーナは、ヘッド31が出口開口33を閉じているので、ディスペンサから出ることができない。これに関して、フロート組立体28及び29は水によって跳ね上げられて、要素31及び33の間の確実なシールを形成する。図16を概略参照のこと。
【0066】
洗浄サイクルが開始されるとき、フロート組立体は、フロート部28のエッジ50がキャップ30の上部に対して当接するまで水と共に降下する。この時点では、ヘッド31は、もはや出口開口33をシールしない。次いで、クリーナは、ボア24からリザーバ51内にドレン排出される。通路32への出口(アウトレット)を通り過ぎてタンク水内に至る。
【0067】
しかしながら、これが偶発事態であるようにシャトル26は、ボア24の底部まで降下し、これによりシャトルの尖頭部は、その上端部から出口開口33を隔離シールする。ここでタンク内の空気は、ボトル内部の通気のために、フロート部28及びホルスタ10の間のギャップを介してボトルにアクセス可能である。従って、如何に迅速にタンクが詰め替えられようとも、単一計量済みの割切れる数のクリーナ(a single measured aliquot of cleaner)のみが、各水洗作業の下降ストロークの間に分配される。図17を参照のこと。
【0068】
タンク詰め替え時にヘッド31は、底部から出口33をシールすると共に、シャトルを僅かに突き上げる。これによりシャトル上方にある製品がシャトルを通り過ぎて下側に継続的に流出することが可能である。次いで、シャトルは次のサイクルのためにオリジナルのポジションまで浮遊上昇する。
【0069】
恐らく最も好適な本発明の態様は図18〜20に示されている。上端に一体の固定フック501を有し、下端に出口管路502を有するホルスタ500が設けられる。内部構造の大半(例えば、浮動シャフト505)は、他の実施態様と大部分が同じである。しかしながら、この実施態様は、特定目的のために幾つかの変更を有する。例えば、上端においてシャトル505用バルブシートを提供し、下端においてピン用バルブシートを提供するグロメット506が具備されるように設計される。
【0070】
下部バルブシート508は円錐状に描かれているが、それに代えて半球状にすることができ、浮動バルブのバルブピンは対応するように半球状にすることができる。浮動シャトルのバルブヘッド509は、円錐台として描かれており、上部グロメット面には、対応する形状のシートを有する。しかしながら、それ代えてヘッド509は端部が僅かにテーパが付けられた略シリンダ形状にすることができる。
【0071】
必要に応じて、上部グロメット面は、下部グロメット面よりもソフトな材料で形成することができる。これにより、グロメット底部の露出面がトイレタンク環境による悪化に耐え得るようにしつつ、ヘッド509付きシールを最適なものにすることができる。
【0072】
上述した実施態様は、本発明の実施態様の代表であって、図示する目的のためだけに提供されている。それらは、本発明の範囲を制限するように意図されたものではない。構成要素や材料や構成や各種部品をつなぐ手段が図示及び説明されているが、それらは制限ではない。本発明の範囲内で変更や変形が考慮され、添付される請求項の範囲のみによって制限されることが意図されている。
【産業上の利用可能性】
【0073】
本発明は、上下動する水位を有する水本体の中に所定化学薬物を分配するためのディスペンサを提供する。
【図面の簡単な説明】
【0074】
【図1】タンクが満タンのときに其のように見えるように図示される本発明に係るインタンク型ディスペンサの内部作動要素の図解的な断面図である。
【図2】図1に似た図であるが、タンクが空のときに装置が其のように見えるような図である。
【図3A】小売りのために供給されるような本発明に従ったディスペンサ(の逆さ状態)を示す図である。
【図3B】図3Aのディスペンサを示す図であるが、シュリンクラップ覆いが取り外され、出荷キャップが捨てられようとしている、図である。
【図3C】図3Bのディスペンサを示す図であるが、使用のために逆さにされ、アダプタが完全に差し込まれ、取付けフックが取付け位置にある、図である。
【図3D】図3Bに似た図であるが、其のようなディスペンサが何のように詰め替えられ得るのかを示す図である。
【図3E】トイレタンク壁に取付けられるディスペンサを示す図3Cの上部の図解的断面図である。
【図3F】図3Eに似た図であるが、取付け装置が出荷位置にあるように描かれている、図である。
【図4A】図3Aの出荷構成に組み立てされたときにディスペンサ部品が何のように見えるかを示す図解図である。
【図4B】ディスペンサ部品が何のように図3B構成に位置決めされるかを示す断面図である。
【図4C】図3B構成の後における組み立ての次段階を示す断面図である。
【図5A】取付け装置が2つの選択的な位置に示されている、ディスペンサシステムの使用時における容器の側面立面図である。
【図5B】(取付け装置が収納位置にある)上面図である。
【図5C】アダプタが取付け済みであるが、図5A装置の鉛直断面図である。
【図5D】分配用通気路がある図5Cのアダプタの拡大図である。
【図5E】図5Dに似た図であるが、通気路を有しないアダプタの図である。
【図6A】収納のために容器凹所に挿入されるように軸方向に位置決めされ得る取付けフックを有するディスペンサを示す図である。
【図6B】図6Aに似た図であるが、容器が取り外し自在タイプから成り、出口が中心である必要のないことを示している図である。
【図6C】図6Bに似た図であるが、図6Bの容器が必要に応じて詰め替えられ得ることを示している図である。
【図7A】可撓性ポーチを容器にすることができ、其の場合に、収容のために何のように構成されるかや使用のために何のように組み立てられるかを示す図である。
【図7B】可撓性ポーチを容器にすることができ、其の場合に、収容のために何のように構成されるかや使用のために何のように組み立てられるかを示す図である。
【図7C】可撓性ポーチを容器にすることができ、其の場合に、収容のために何のように構成されるかや使用のために何のように組み立てられるかを示す図である。
【図7D】可撓性ポーチを容器にすることができ、其の場合に、収容のために何のように構成されるかや使用のために何のように組み立てられるかを示す図である。
【図7E】可撓性ポーチを容器にすることができ、其の場合に、収容のために何のように構成されるかや使用のために何のように組み立てられるかを示す図である。
【図8A】容器、ディスペンサ、及びハンガーのための様々な可能な代替的な外観設計を示す図である。
【図8B】容器、ディスペンサ、及びハンガーのための様々な可能な代替的な外観設計を示す図である。
【図8C】容器、ディスペンサ、及びハンガーのための様々な可能な代替的な外観設計を示す図である。
【図8D】容器、ディスペンサ、及びハンガーのための様々な可能な代替的な外観設計を示す図である。
【図8E】容器、ディスペンサ、及びハンガーのための様々な可能な代替的な外観設計を示す図である。
【図8F】容器、ディスペンサ、及びハンガーのための様々な可能な代替的な外観設計を示す図である。
【図9A】引裂きバンド覆い付きの保護キャップを有するディスペンサを示し、引っ掛け組立体及び詰め替え用ポート開口を示している図である。
【図9B】引裂きバンド覆い付きの保護キャップを有するディスペンサを示し、引っ掛け組立体及び詰め替え用ポート開口を示している図である。
【図9C】引裂きバンド覆い付きの保護キャップを有するディスペンサを示し、引っ掛け組立体及び詰め替え用ポート開口を示している図である。
【図9D】引裂きバンド覆い付きの保護キャップを有するディスペンサを示し、引っ掛け組立体及び詰め替え用ポート開口を示している図である。
【図9E】引裂きバンド覆い付きの保護キャップを有するディスペンサを示し、引っ掛け組立体及び詰め替え用ポート開口を示している図である。
【図10A】取り外し型の薄膜及びネジキャップで覆われる詰め替えポートを有するディスペンサを示す図である。
【図10B】取り外し型の薄膜及びネジキャップで覆われる詰め替えポートを有するディスペンサを示す図である。
【図10C】取り外し型の薄膜及びネジキャップで覆われる詰め替えポートを有するディスペンサを示す図である。
【図11A】消費者によって取り外される引裂きバンドを用いて容器底部が固定されている、組込み済みの分配装置及びハンガー付きの容器を示す図である。
【図11B】消費者によって取り外される引裂きバンドを用いて容器底部が固定されている、組込み済みの分配装置及びハンガー付きの容器を示す図である。
【図11C】消費者によって取り外される引裂きバンドを用いて容器底部が固定されている、組込み済みの分配装置及びハンガー付きの容器を示す図である。
【図11D】消費者によって取り外される引裂きバンドを用いて容器底部が固定されている、組込み済みの分配装置及びハンガー付きの容器を示す図である。
【図11E】消費者によって取り外される引裂きバンドを用いて容器底部が固定されている、組込み済みの分配装置及びハンガー付きの容器を示す図である。
【図11F】消費者によって取り外される引裂きバンドを用いて容器底部が固定されている、組込み済みの分配装置及びハンガー付きの容器を示す図である。
【図12A】ディスペンサが穿孔装置を含み、容器がそれらの開口を覆う穿孔可能な薄膜を有する、組込み済みの分配装置及びハンガー付きの容器の断面図である。
【図12B】ディスペンサが穿孔装置を含み、容器がそれらの開口を覆う穿孔可能な薄膜を有する、組込み済みの分配装置及びハンガー付きの容器の断面図である。
【図12C】ディスペンサが穿孔装置を含み、容器がそれらの開口を覆う穿孔可能な薄膜を有する、組込み済みの分配装置及びハンガー付きの容器の断面図である。
【図12D】ディスペンサが穿孔装置を含み、容器がそれらの開口を覆う穿孔可能な薄膜を有する、組込み済みの分配装置及びハンガー付きの容器の断面図である。
【図12E】ディスペンサが穿孔装置を含み、容器がそれらの開口を覆う穿孔可能な薄膜を有する、組込み済みの分配装置及びハンガー付きの容器の断面図である。
【図12F】ディスペンサが穿孔装置を含み、容器がそれらの開口を覆う穿孔可能な薄膜を有する、組込み済みの分配装置及びハンガー付きの容器の断面図である。
【図12G】ディスペンサが穿孔装置を含み、容器がそれらの開口を覆う穿孔可能な薄膜を有する、組込み済みの分配装置及びハンガー付きの容器の断面図である。
【図12H】ディスペンサが穿孔装置を含み、容器がそれらの開口を覆う穿孔可能な薄膜を有する、組込み済みの分配装置及びハンガー付きの容器の断面図である。
【図12I】ディスペンサが穿孔装置を含み、容器がそれらの開口を覆う穿孔可能な薄膜を有する、組込み済みの分配装置及びハンガー付きの容器の断面図である。
【図12J】ディスペンサが穿孔装置を含み、容器がそれらの開口を覆う穿孔可能な薄膜を有する、組込み済みの分配装置及びハンガー付きの容器の断面図である。
【図12K】ディスペンサが穿孔装置を含み、容器がそれらの開口を覆う穿孔可能な薄膜を有する、組込み済みの分配装置及びハンガー付きの容器の断面図である。
【図13A】キャップに組込み済みの分配装置とハンガーとを備えた容器を示す図である。
【図13B】キャップに組込み済みの分配装置とハンガーとを備えた容器を示す図である。
【図13C】キャップに組込み済みの分配装置とハンガーとを備えた容器を示す図である。
【図13D】キャップに組込み済みの分配装置とハンガーとを備えた容器を示す図である。
【図13E】キャップに組込み済みの分配装置とハンガーとを備えた容器を示す図である。
【図13F】キャップに組込み済みの分配装置とハンガーとを備えた容器を示す図である。
【図13G】キャップに組込み済みの分配装置とハンガーとを備えた容器を示す図である。
【図13H】キャップに組込み済みの分配装置とハンガーとを備えた容器を示す図である。
【図13I】キャップに組込み済みの分配装置とハンガーとを備えた容器を示す図である。
【図13J】キャップに組込み済みの分配装置とハンガーとを備えた容器を示す図である。
【図13K】キャップに組込み済みの分配装置とハンガーとを備えた容器を示す図である。
【図13L】キャップに組込み済みの分配装置とハンガーとを備えた容器を示す図である。
【図13M】キャップに組込み済みの分配装置とハンガーとを備えた容器を示す図である。
【図14】出荷中又は収容中における使用前にトイレタンクの外側にあると思われる構成の、本発明の最も好適なディスペンサの斜視図である。
【図15】図14装置の、部分的に断面した前面立面図である。
【図16】図15に若干似た図であるが、下部スタンドが取り外され、ボトルキャップが取り外され、ボトルがボトルシールを穿孔するために押し下げられ(この構成では装置が満タンのトイレタンク内にあると仮定される)、図である。
【図17】図16に似た図であるが、トイレタンク水が満タンレベルにないときの構成を示している、図である。
【図18】詰め替えボトルが取り外されているディスペンサの別の実施態様の前方左上方からの斜視図である。
【図19】図18のディスペンサ前面立面図である。
【図20】図19の20−20線に沿う断面図である。
Claims (21)
- 液位が上下動し得るタンクに使用するディスペンサにおいて、
容器と、
容器に取付けるためのアダプタと、
浮動するシャトルを内部に有する、アダプタ内の投与チャンバであって、該シャトルが、1つのモードでは投与チャンバの下部開口を実質的にシールでき、シールモードでは離間するように上方に選択的に浮動できる、投与チャンバと、
投与チャンバの下部開口を選択的に開閉するための投与チャンバ外部に位置決めされる浮動し得るバルブヘッドと、
を含むディスペンサ。 - 容器は、分配可能な製品を含み、投与チャンバ内の製品レベル位置は、投与チャンバ内の浮動シャトルの動きを制御し得る、請求項1記載のディスペンサ。
- 浮動シャトルのためのバルブシートを構成するために投与チャンバの下部開口の近傍に位置決めされる投与チャンバと一体でないグロメットを更に有する、請求項1記載のディスペンサ。
- グロメットは、浮動するバルブヘッドのためのバルブシートを提供する、請求項3記載のディスペンサ。
- 浮動バルブヘッドのためのバルブシートは、実質上、半球状の外観を有する、請求項4記載のディスペンサ。
- グロメットは、第1材料から構成される上部層と、第1材料とは異なる第2材料から構成される下部層と、から形成され、浮動シャトルのためのバルブシートは、第1材料から構成され、浮動バルブヘッドのためのバルブシートは、第2材料から構成される、請求項3記載のディスペンサ。
- 容器内への空気口を更に含む、請求項1記載のディスペンサ。
- 空気口はエアポケットによって囲まれる、請求項7記載のディスペンサ。
- 浮動バルブヘッドはリザーバによって囲まれる、請求項7記載のディスペンサ。
- 容器の開口は容器がディスペンサに関係するときに穿孔されるシール残余物を含み、アダプタは、シールを穿孔した投与チャンバ上方の穿孔要素を有する、請求項7記載のディスペンサ。
- 容器は、実質上、剛性プラスチック容器である、請求項10記載のディスペンサ。
- 容器は詰め替えポートを含む、請求項7記載のディスペンサ。
- 容器は可撓性ポーチである、請求項7記載のディスペンサ。
- 製品は、流動性ゲル又は液体から成るグループから選択したクリーニング薬剤を含む、請求項2記載のディスペンサ。
- 浮動シャトルは、製品の比重よりも低い比重を有する、請求項2記載のディスペンサ。
- ディスペンサがタンクに装着され、タンク内の液位が所定の満タンレベルであるとき、浮動バルブヘッドは、投与チャンバの下部開口をシールする位置まで液体により駆動され得る、請求項1記載のディスペンサ。
- ディスペンサがタンクに装着され、タンク内の液体が空であるとき、バルブヘッドは、投与チャンバ内の製品投与分がディスペンサから分配され得るようにするために、投与チャンバの下部開口をシールする位置から遠ざかるように下降し得る、請求項16記載のディスペンサ。
- 液位が上下動し得るタンクに使用するディスペンサにおいて、
クリーニング液体を含む容器と、
容器に取付けるためのアダプタと、
浮動するシャトルを内部に有するアダプタ内の投与チャンバであって、該シャトルが、1つのモードでは投与チャンバの下部開口を実質的にシールでき、シールモードでは離間するように上方に選択的に浮動できる、投与チャンバと、
投与チャンバの下部開口を選択的に開閉するための投与チャンバ外部に位置決めされる浮動し得るバルブヘッドと、
を含むディスペンサ。 - 水収容タンク及びボウルを有するトイレのクリーニング方法において、
(a)ディスペンサが、分配できる製品を含む容器と、容器に取付けるためのアダプタと、浮動するシャトルを内部に有する、アダプタ内の投与チャンバであって、該シャトルが、1つのモードでは投与チャンバの下部開口を実質的にシールでき、シールモードでは離間するように上方に選択的に浮動できる、投与チャンバと、投与チャンバの下部開口を選択的に開閉するための投与チャンバ外部に位置決めされる浮動し得るバルブヘッドと、を含み、ディスペンサが、タンクの水位が浮動バルブヘッドの動きを制御し且つ投与チャンバ内の製品レベルが投与チャンバ内の浮動シャトルの動きを制御するように配置及び構成される、該ディスペンサをタンクに挿入するステップと、
(b)トイレを洗浄するステップと、
を含む方法。 - 浮動シャトルのためのバルブシートを構成するために投与チャンバの下部開口の近傍に位置決めされる投与チャンバと一体でないグロメットを更に有する、請求項19記載の方法。
- タンク内の水位が所定レベルよりも下である間はディスペンサが製品を分配する、請求項19記載の方法。
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