JP2004520996A - 車両にアクセサリーを取り付けるための組立体 - Google Patents
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Abstract
車両にアクセサリーを取り付けるための組立体(10)は、中心フレーム部材(12)と、1対の車両取り付けブラケット(30)と、第1アクセサリー受け器(40)と、中心フレーム部材(12)と第1アクセサリー受け器(40)とに固定された第1アクセサリー受け器取り付けブラケット(42)を含む。第1アクセサリー受け器取り付けブラケットは、単一のプレート又は1対の互いに協同するプレートの形とする。
Description
【技術分野】
【0001】
本発明は、一般に、受け器組立体に関し、特に、例えばバイクラック、スキーラック、積み荷キャリア、方向づけ自在ライト、旗ホルダー、ブラシバー等のいろいろなアクセサリーを受容して保持するための2つ以上のアクセサリー受け器を備えた受け器組立体に関する。
【背景技術】
【0002】
トレーラ等の牽引を可能にするために車両(牽引車両)に取り付ける牽引ヒッチ(引っ掛け留め具)を設けることは、古くから知られている。最近では、この種のヒッチは、トレーラへの連結を可能にするヒッチボール又は他の手段を担持したヒッチバー又は牽引バーを受容するための後方に開放した開口又はキャビティを有する受け器ボックスを有するものとして設計されている。そのような構造のヒッチの例としては、米国インディアナ州エルクハートのリース・プロダクツ・インコーポレイテッド社製のインスタヒッチIIとカスタムヒッチ受け器35365がある。この種のヒッチ受け器は、例えばリース社の米国特許第3,768,837号にも開示されている。
【0003】
ヒッチ受け器の融通性を高めるための近年の研究により、トレーラヒッチ受け器組立体の受け器ボックス内にアクセサリー取り付けバーによって取り付けられるいろいろなアクセサリー(例えば、開放型又は密閉型物品キャリア、バイクラック、スキーラック、テーブル、ウインチ又はその他の機器)が開発されている。そのようなアクセサリーは、その便利さと、ユーザーの特定の用途や利便に適合することから、非常に人気を得ている。
【特許文献1】米国特許第3,768,837号
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、そのようなアクセサリーの取り付けを可能にする、又は、そのようなアクセサリーを受容するための装置に関し、具体的には、1つ又は複数のアクセサリー受け器を備えた組立体を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、牽引車両の後にトレーラを牽引するための改良された受け器組立体を提供する。この受け器組立体は、中心(主要)フレーム部材と、該中心フレーム部材に担持されたヒッチ受け器ボックスを含む。ヒッチ受け器ボックスは、トレーラを牽引するためのヒッチバー又は牽引バーを受容するようになされている。
【0006】
この受け器組立体は、又、該受け器組立体を牽引車両に固定するのを可能にする、中心フレーム部材に担持された車両取り付けブラケットを含む。更に、受け器組立体は、第1アクセサリー受け器と、中心フレーム部材と該第1アクセサリー受け器とに固定された第1アクセサリー受け器取り付けブラケットを含む。
【発明を実施するための最良の形態】
【0007】
本発明の第1実施形態においては、前記第1アクセサリー受け器取り付けブラケットは、第1アクセサリー受け器を受容するための第1スロットと、中心フレーム部材を受容するための第2スロットを有する取り付けプレートとする。第1スロットは、長方形とし、第2スロットは、半円形とする。第1スロットは、第1対称軸を有し、第2スロットは、第2対称軸を有し、それらの対称軸に沿う線AとBとが、約20゜ないし約60゜、より一般的には約45゜ないし約50゜の夾角を画定するように構成する。
【0008】
本発明の第2実施形態においては、前記第1アクセサリー受け器取り付けブラケットは、1対の互いに協同する取り付けプレートとする。該1対の互いに協同する取り付けプレートの各々は、第1アクセサリー受け器を受容しそれに係合するための孔を有する。更に、前記中心フレーム部材が外側寸法Dを有する場合、その外側寸法Dに対応する距離Dだけ1対の協同する取り付けプレートを互いに離隔させ、それによって該1対の協同する取り付けプレートが中心フレーム部材上の2つの対向する点に係合するように構成する。
【0009】
更に別の実施形態では、前記第1アクセサリー受け器取り付けブラケットは、1対の互いに協同する取り付けプレートとし、該1対の協同する取り付けプレートの各々は、前記中心フレーム部材を受容しそれに係合するための第1スロットを有し、各第1スロットを半円形とする。更に、前記第1アクセサリー受け器が外側寸法D1を有する場合、その外側寸法D1に対応する距離D1だけ1対の協同する取り付けプレートを互いに離隔させ、それによって該1対の協同する取り付けプレートが第1アクセサリー受け器上の2つの対向する点に係合するように構成する。
【0010】
本発明の別の側面によれば、受け器組立体に多重アクセサリー受け器を設ける。即ち、受け器組立体は、第2アクセサリー受け器と、第2アクセサリー受け器取り付けブラケットを含む。第2アクセサリー受け器取り付けブラケットは、前記中心フレーム部材と第2アクセサリー受け器とに固定される。
【0011】
1実施形態では、前記第2アクセサリー受け器取り付けブラケットは、該第2アクセサリー受け器を受容するための第2スロットと、前記中心フレーム部材を受容するための第2スロットを有する取り付けプレートとする。第1スロットは、長方形とし、第2スロットは、半円形とする。第1スロットは、第1対称軸Aを有し、第2スロットは、第2対称軸Bを有し、それらの対称軸AとBとが、約20゜ないし約60゜、より一般的には約45゜ないし約50゜の夾角を画定するように構成する。
【0012】
別の実施形態では、前記第2アクセサリー受け器取り付けブラケットは、1対の互いに協同する取り付けプレートとする。該1対の互いに協同する取り付けプレートの各々は、第2アクセサリー受け器を受容しそれに係合するための孔を有する。更に、前記中心フレーム部材が外側寸法Dを有する場合、その外側寸法Dに対応する距離Dだけ該1対の協同する取り付けプレートを互いに離隔させ、それによって該1対の協同する取り付けプレートが前記中心フレーム部材上の2つの対向する点に係合するように構成する。
【0013】
更に別の実施形態では、前記第2アクセサリー受け器取り付けブラケットは、1対の互いに協同する取り付けプレートとし、該1対の協同する取り付けプレートの各々は、前記中心フレーム部材を受容しそれに係合するための第1スロットを有し、各第1スロットを半円形とする。前記第2アクセサリー受け器が外側寸法D1を有する場合、その外側寸法D1に対応する距離D1だけ1対の協同する取り付けプレートを互いに離隔させ、それによって該1対の協同する取り付けプレートが第2アクセサリー受け器上の2つの対向する点に係合するように構成する。
【0014】
本発明のその他の目的、特徴及び利点は、以下の好ましい実施形態の説明及び添付図から当業者には明らかになろう。本発明は、ここに例示した実施形態以外の他のいろいろな実施形態を可能にするものであり、その幾つかの細部構造は、本発明から逸脱することなく、いろいろな面で改変することができる。
【実施例1】
【0015】
以下に、添付図を参照して本発明の実施形態を詳しく説明する。図1を参照すると、中心フレーム部材又はクロス部材12を備えた受け器組立体10が示されている。中心フレーム部材12は、互いに外方反対方向に突出するように、中心に配置されたヒッチ受け器ボックス18の両側壁16に溶接された1対の筒状スチールセクション14から形成することが好ましい。筒状スチールセクション14は、図に示されるように円形断面を有するように形成してもよく、あるいは、方形、楕円形、六角形又は八角形、又はトレーラヒッチ組立体として機能するのに必要な強度を与える他の任意の適当な断面形状とすることができる。
【0016】
ヒッチ受け器ボックス(単に「受け器ボックス」とも称する)18は、ヒッチバー受容キャビティ22に通じる開口を画定する強化リップ20を有する。受け器ボックス18の対向する両側壁16には、ヒッチバーを斯界において周知の態様で連結ピンとクリップ(図示せず)によって受け器ボックス18に連結、固定するための整列した孔24が穿設されている。受け器ボックス18と筒状スチールセクション14の結合を強化するために、受け器ボックス18と筒状スチールセクション14にチェーンプレート26が溶接されている。斯界において周知のように、チェーンプレート26は、2つの孔28を有しており、トレーラの安全チェーンをこれらの孔28に係合させることによってチェーンプレート26に連結することができる。
【0017】
各筒状スチールセクション14の外端に隣接して車両取り付けブラケット30が取り付けられている。詳述すれば、ブラケット30は、対応する筒状セクション14に溶接されている。各取り付けブラケット30は、孔38を有する取り付けフランジ34を備えており、受け器組立体10を牽引車両に取り付けるために、それらの孔38と、牽引車両のフレームにドリルで穿設された対応する孔にナット・ボルト締着具(図示せず)が通される。
【0018】
図1に示されるように、受け器組立体10は、その中心フレーム部材12の各筒状セクション14に1つずつ担持された1対のアクセサリー受け器40を含む。各アクセサリー受け器40は、アクセサリー受け器取り付けブラケット42に溶接されたスチール管から成り、ブラケット42がそれぞれ対応する筒状セクション14に溶接され、、それによって受け器ボックス18と各取り付けブラケット30との間に1つのアクセサリー受け器40が配置される。
【0019】
図に示されるように、各アクセサリー受け器40は、図示の車体ガード又はブラシバー50のような選択された特定のアクセサリーを、例えばヒッチバーを受け器ボックス18内に固定するのに用いられるような周知のタイプの連結ピンとピンクリップによって連結、固定するために、円形ポート又は開口44と、受け器40の側壁に穿設された1つの整列した孔46を有する。アクセサリー受け器40は、図には円形断面を有するものとして示されているが、方形、三角形、又は所要の強度と機能を与える他の適当な断面形状とすることができる。
【0020】
使用において、牽引車両のオペレータ(運転手又は作業者)が各アクセサリー受け器40にアクセスし易いように、各アクセサリー受け器40の向きは、中心フレーム部材12と、受け器ボックス18と、受け器組立体10を装着した牽引車両に対して向きを定められている。詳述すれば、ヒッチ受け器ボックス18は、実質的に水平な平面内に延在し、各アクセサリー受け器40は、受け器ボックス18とフレーム部材12の平面から約10゜ないし約30゜、より一般的には約20゜の夾角で上向きに突出する平面内に延在する長手軸線を有する。
【0021】
次に、アクセサリー受け器40の構造上の構成がレクレーション用品及び、又は日用品アクセサリーを取り付けるのを容易にする態様を詳述する。受け器組立体10を牽引車両に取り付けると、中心フレーム部材12のセクション14は、車両のバンパーの真下に位置される。受け器ボックス18とアクセサリー受け器40は、いずれも、バンパーの後縁にまで、あるいはバンパーの後縁を超えて突出するようにセクション14から突出する。更に、アクセサリー受け器40は、受け器ボックス18、中心フレーム部材12及び水平に対して約10゜ないし約30゜(例えば、約20゜)の角度で上向きに突出する。従って、両方のアクセサリー受け器40の円形ポート又は開口44が容易に視ることができ、アクセスすることができる。
【0022】
このため、使用者がアクセサリー受け器40のポート又は開口44を車体ガード又はブラシバー50の取り付け端52に係合させるのが比較的容易である。その際、アクセサリー受け器40の下側リップは、挿入されるアクセサリー50の重量を支える働きをし、それによって、取り付け操作を一層容易にする。更に、アクセサリーポート又は開口44とそれに受容されるアクセサリーの取り付け端52が断面円形であることが、連結を更に容易にする。即ち、取り付け端52と受け器40のポート又は開口44は、共に、断面円形であるため、連続した、途切れのない嵌合側壁を呈する。従って、取り付け端52をポート又は開口44に嵌合させるために両者の形状が合致するように取り付け端52がを周方向に割り出す(回す)必要がなく、単に開口に長手方向に整合させるだけでよい。更に、取り付け端52は、ポート又は開口44に嵌合させる際、ほとんどどの方向にも僅かに撓ませることができるので、嵌合操作を一層容易にすることができる。
【0023】
取り付け端52は、ポート又は開口44に正しく整合させたならば、受け器40内へ容易に滑り込ませることができる。取り付け端52を受け器40内に完全に座着させると、取り付け端52の横孔(図示せず)が、受け器40の孔46に整列する。次いで、これらの孔に連結ピン(図示せず)を挿入し、ピンクリップ(図示せず)を用いて連結ピンを所定位置に固定する。この受け器40の両側の孔46を通しての2点結合により、車体ガード又はブラシバー50と車両との連結の安定性を劇的に高める。もちろん、車体ガード又はブラシバー50は、ピンクリップと連結ピンを抜き取り、取り付け端52を受け器40から引き抜くことによって容易に取り外すことができる。
【0024】
次に、図2a、2bを参照して説明すると、アクセサリー受け器取り付けブラケット42は、アクセサリー受け器40を受容するための第1スロット60と、中心フレーム部材12の筒状セクション14を受容するための第2スロット62を有する取り付けプレートから成る。受け器40が断面円形である場合は、第1スロット60の形状を長方形とし、中心フレーム部材12の筒状セクション14が断面円形である場合は、第2スロット62の形状を半円形とする。受け器40と中心フレーム部材12の筒状セクション14の形状がどのようなものであれ、スロット60及び62の形状は、受け器及び筒状セクションの形状に対応する形状とする。取り付けブラケット42と、受け器40及び筒状セクション14との結合は、それぞれ溶接ビードWによって行われる。
【0025】
受け器40を中心フレーム部材12から所望の上向き角度で突出させるために、スロット60及び62は、図2bに示される特定の向きとなるように形成する。図に示されるように、第1スロット60は、第1対称軸を有し、第2スロット62は、第2対称軸を有する。これらの2つの対称軸に沿って延長する線AとBが、それらの間に約20゜ないし約60゜、より一般的には約45゜ないし約50゜の夾角Gを画定する。
【実施例2】
【0026】
図3a、3bは、図1、2a、2bに示された取り付けブラケット42に代わる変型実施形態の取り付けブラケット42'を示す。この変型取り付けブラケット42'は、1対の互いに協同する取り付けプレート70から成る。各取り付けプレート70は、アクセサリー受け器40を受容しそれに係合するための孔72を有する。
【0027】
図3a、3bに示されるように、中心フレーム部材12の筒状セクション14は、外側寸法(外寸、この場合は外径)Dを有する。1対の協同する取り付けプレート70は、筒状セクション14の外側寸法Dに相当する距離Dだけ互いに離隔させる。かくして、1対の協同する取り付けプレート70は、中心フレーム部材12の筒状セクション14の両側の互いに対向する点74に係合する。プレート70がアクセサリー受け器40と筒状セクション14と同様にスチールで形成されている場合は、これらの部品を結合するために溶接ビードWを用いることができる。
【実施例3】
【0028】
図4a、4bは、更に別の変型実施形態の取り付けブラケット42"を示す。この変型取り付けブラケット42"は、1対の互いに協同する取り付けプレート80から成り、各取り付けプレート80は、中心フレーム部材12の筒状セクション14を受容しそれに係合するための第1スロット82を有する。筒状セクション14が断面円形である場合は、スロット82の形状を半円形又は円形とする。もちろん、筒状セクション14の外輪郭の形状がどのような形状(例えば、方形、長方形、六角形、楕円形等)であれ、スロット82の形状は、筒状セクションの外輪郭の少くとも一部分に合致するように付形する。
【0029】
図示の実施形態では、アクセサリー受け器40は、外側寸法(外寸、この場合は外径)D1を有する。1対の協同する取り付けプレート80は、アクセサリー受け器40の外側寸法D1に相当する距離D1だけ互いに離隔させる。かくして、1対の協同する取り付けプレート80は、アクセサリー受け器40の両側の互いに対向する点84に係合する。プレート80がスチールで形成されている場合は、アクセサリー受け器40と取り付けブラケット42"と中心フレーム部材12の筒状セクション14とを確実に結合するために溶接ビードWを用いることができる。
【0030】
上述した本発明の3つの実施形態は、例示の目的で示され、説明されたものであり、本発明をここに開示された形態に厳密に限定することを企図するものではない。上述した教示から容易に想到しうるいろいろな改変が可能である。
【産業上の利用可能性】
【0031】
例えば、ヒッチ受け器ボックスを省除した実施形態も可能である。そのような実施形態は、図5に示されるように、所望ならば、一体の中心フレーム部材又はクロス部材90を有するものとすることができる。そのような実施形態の受け器組立体10は、トレーラを牽引するのに利用することはできないが、いろいろなアクセサリーを便利な能率的な態様で搬送し、利用することを可能にする。又、そのような実施形態の受け器組立体10は、トレーラを牽引するのには適さないが、所望のアクセサリーを収容し、搬送することができる比較的小型で低馬力の車両に用いるのに適する。
【0032】
図6に示される更に別の実施形態によれば、アクセサリー受け器取り付けブラケット42"'は、中心フレーム部材12の外周壁に係合するためのスロット62だけを有している。この実施形態では、アクセサリー受け器40の壁にブラケット42"'の本体を受容するための1対のスロット63が設けられる。部品42"'と40がスチール製である場合は、両者の結合は溶接によって完成することができる。
【0033】
以上、本発明の原理及びその実用への応用を説明するために幾つかの実施形態を選択して説明したが、本発明は、ここに例示した実施形態の構造及び形状に限定されるものではなく、いろいろな実施形態が可能であり、いろいろな変更及び改変を加えることができることを理解されたい。
【図面の簡単な説明】
【0034】
【図1】図1は、アクセサリーを保持する本発明の受け器組立体の第1実施形態の透視図である。
【図2】図2aは、図1に示された第1実施形態のアクセサリー受け器取り付けブラケットの詳細透視図である。
図2bは、図1に示された第1実施形態のアクセサリー受け器取り付けブラケットの詳細側面図である。
【図3】図3aは、アクセサリー受け器取り付けブラケットの変型実施形態の詳細透視図である。
図3bは、アクセサリー受け器取り付けブラケットの変型実施形態の詳細側面図である。
【図4】図4aは、アクセサリー受け器取り付けブラケットの別の変型実施形態の詳細透視図である。
図4bは、アクセサリー受け器取り付けブラケットの別の変型実施形態の詳細背面図である。
【図5】図5は、アクセサリー取り付け受け器を備えているが、受け器ボックスを備えていない変型実施形態の透視図である。
【図6】図6は、アクセサリー受け器取り付けブラケットが中心フレーム部材に係合するためのスロットを有し、ポートの壁が取り付けブラケットの本体に係合するためのスロットを有する更に別の変型実施形態を示す一部分解図による透視図である。
【符号の説明】
【0035】
10 受け器組立体
12 中心フレーム部材、クロス部材
14 筒状スチールセクション、筒状セクション
16 側壁
18 受け器ボックス
20 強化リップ
22 ヒッチバー受容キャビティ
24 孔
26 チェーンプレート
28 孔
30 車両取り付けブラケット
34 フランジ
38 孔
40 アクセサリー受け器
42,42",42"' アクセサリー受け器取り付けブラケット
44 開口
46 孔
50 アクセサリー、車体ガード、ブラシバー
52 取り付け端
60 第1スロット
62 第2スロット
63 スロット
70 取り付けプレート
72 孔
74 点
80 取り付けプレート
82 スロット
92 中心フレーム部材、クロス部材
A 第1対称軸
B 第2対称軸
D 外側寸法
D 距離
D1 外側寸法
D1 距離
G 夾角
W 溶接ビード
【0001】
本発明は、一般に、受け器組立体に関し、特に、例えばバイクラック、スキーラック、積み荷キャリア、方向づけ自在ライト、旗ホルダー、ブラシバー等のいろいろなアクセサリーを受容して保持するための2つ以上のアクセサリー受け器を備えた受け器組立体に関する。
【背景技術】
【0002】
トレーラ等の牽引を可能にするために車両(牽引車両)に取り付ける牽引ヒッチ(引っ掛け留め具)を設けることは、古くから知られている。最近では、この種のヒッチは、トレーラへの連結を可能にするヒッチボール又は他の手段を担持したヒッチバー又は牽引バーを受容するための後方に開放した開口又はキャビティを有する受け器ボックスを有するものとして設計されている。そのような構造のヒッチの例としては、米国インディアナ州エルクハートのリース・プロダクツ・インコーポレイテッド社製のインスタヒッチIIとカスタムヒッチ受け器35365がある。この種のヒッチ受け器は、例えばリース社の米国特許第3,768,837号にも開示されている。
【0003】
ヒッチ受け器の融通性を高めるための近年の研究により、トレーラヒッチ受け器組立体の受け器ボックス内にアクセサリー取り付けバーによって取り付けられるいろいろなアクセサリー(例えば、開放型又は密閉型物品キャリア、バイクラック、スキーラック、テーブル、ウインチ又はその他の機器)が開発されている。そのようなアクセサリーは、その便利さと、ユーザーの特定の用途や利便に適合することから、非常に人気を得ている。
【特許文献1】米国特許第3,768,837号
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、そのようなアクセサリーの取り付けを可能にする、又は、そのようなアクセサリーを受容するための装置に関し、具体的には、1つ又は複数のアクセサリー受け器を備えた組立体を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、牽引車両の後にトレーラを牽引するための改良された受け器組立体を提供する。この受け器組立体は、中心(主要)フレーム部材と、該中心フレーム部材に担持されたヒッチ受け器ボックスを含む。ヒッチ受け器ボックスは、トレーラを牽引するためのヒッチバー又は牽引バーを受容するようになされている。
【0006】
この受け器組立体は、又、該受け器組立体を牽引車両に固定するのを可能にする、中心フレーム部材に担持された車両取り付けブラケットを含む。更に、受け器組立体は、第1アクセサリー受け器と、中心フレーム部材と該第1アクセサリー受け器とに固定された第1アクセサリー受け器取り付けブラケットを含む。
【発明を実施するための最良の形態】
【0007】
本発明の第1実施形態においては、前記第1アクセサリー受け器取り付けブラケットは、第1アクセサリー受け器を受容するための第1スロットと、中心フレーム部材を受容するための第2スロットを有する取り付けプレートとする。第1スロットは、長方形とし、第2スロットは、半円形とする。第1スロットは、第1対称軸を有し、第2スロットは、第2対称軸を有し、それらの対称軸に沿う線AとBとが、約20゜ないし約60゜、より一般的には約45゜ないし約50゜の夾角を画定するように構成する。
【0008】
本発明の第2実施形態においては、前記第1アクセサリー受け器取り付けブラケットは、1対の互いに協同する取り付けプレートとする。該1対の互いに協同する取り付けプレートの各々は、第1アクセサリー受け器を受容しそれに係合するための孔を有する。更に、前記中心フレーム部材が外側寸法Dを有する場合、その外側寸法Dに対応する距離Dだけ1対の協同する取り付けプレートを互いに離隔させ、それによって該1対の協同する取り付けプレートが中心フレーム部材上の2つの対向する点に係合するように構成する。
【0009】
更に別の実施形態では、前記第1アクセサリー受け器取り付けブラケットは、1対の互いに協同する取り付けプレートとし、該1対の協同する取り付けプレートの各々は、前記中心フレーム部材を受容しそれに係合するための第1スロットを有し、各第1スロットを半円形とする。更に、前記第1アクセサリー受け器が外側寸法D1を有する場合、その外側寸法D1に対応する距離D1だけ1対の協同する取り付けプレートを互いに離隔させ、それによって該1対の協同する取り付けプレートが第1アクセサリー受け器上の2つの対向する点に係合するように構成する。
【0010】
本発明の別の側面によれば、受け器組立体に多重アクセサリー受け器を設ける。即ち、受け器組立体は、第2アクセサリー受け器と、第2アクセサリー受け器取り付けブラケットを含む。第2アクセサリー受け器取り付けブラケットは、前記中心フレーム部材と第2アクセサリー受け器とに固定される。
【0011】
1実施形態では、前記第2アクセサリー受け器取り付けブラケットは、該第2アクセサリー受け器を受容するための第2スロットと、前記中心フレーム部材を受容するための第2スロットを有する取り付けプレートとする。第1スロットは、長方形とし、第2スロットは、半円形とする。第1スロットは、第1対称軸Aを有し、第2スロットは、第2対称軸Bを有し、それらの対称軸AとBとが、約20゜ないし約60゜、より一般的には約45゜ないし約50゜の夾角を画定するように構成する。
【0012】
別の実施形態では、前記第2アクセサリー受け器取り付けブラケットは、1対の互いに協同する取り付けプレートとする。該1対の互いに協同する取り付けプレートの各々は、第2アクセサリー受け器を受容しそれに係合するための孔を有する。更に、前記中心フレーム部材が外側寸法Dを有する場合、その外側寸法Dに対応する距離Dだけ該1対の協同する取り付けプレートを互いに離隔させ、それによって該1対の協同する取り付けプレートが前記中心フレーム部材上の2つの対向する点に係合するように構成する。
【0013】
更に別の実施形態では、前記第2アクセサリー受け器取り付けブラケットは、1対の互いに協同する取り付けプレートとし、該1対の協同する取り付けプレートの各々は、前記中心フレーム部材を受容しそれに係合するための第1スロットを有し、各第1スロットを半円形とする。前記第2アクセサリー受け器が外側寸法D1を有する場合、その外側寸法D1に対応する距離D1だけ1対の協同する取り付けプレートを互いに離隔させ、それによって該1対の協同する取り付けプレートが第2アクセサリー受け器上の2つの対向する点に係合するように構成する。
【0014】
本発明のその他の目的、特徴及び利点は、以下の好ましい実施形態の説明及び添付図から当業者には明らかになろう。本発明は、ここに例示した実施形態以外の他のいろいろな実施形態を可能にするものであり、その幾つかの細部構造は、本発明から逸脱することなく、いろいろな面で改変することができる。
【実施例1】
【0015】
以下に、添付図を参照して本発明の実施形態を詳しく説明する。図1を参照すると、中心フレーム部材又はクロス部材12を備えた受け器組立体10が示されている。中心フレーム部材12は、互いに外方反対方向に突出するように、中心に配置されたヒッチ受け器ボックス18の両側壁16に溶接された1対の筒状スチールセクション14から形成することが好ましい。筒状スチールセクション14は、図に示されるように円形断面を有するように形成してもよく、あるいは、方形、楕円形、六角形又は八角形、又はトレーラヒッチ組立体として機能するのに必要な強度を与える他の任意の適当な断面形状とすることができる。
【0016】
ヒッチ受け器ボックス(単に「受け器ボックス」とも称する)18は、ヒッチバー受容キャビティ22に通じる開口を画定する強化リップ20を有する。受け器ボックス18の対向する両側壁16には、ヒッチバーを斯界において周知の態様で連結ピンとクリップ(図示せず)によって受け器ボックス18に連結、固定するための整列した孔24が穿設されている。受け器ボックス18と筒状スチールセクション14の結合を強化するために、受け器ボックス18と筒状スチールセクション14にチェーンプレート26が溶接されている。斯界において周知のように、チェーンプレート26は、2つの孔28を有しており、トレーラの安全チェーンをこれらの孔28に係合させることによってチェーンプレート26に連結することができる。
【0017】
各筒状スチールセクション14の外端に隣接して車両取り付けブラケット30が取り付けられている。詳述すれば、ブラケット30は、対応する筒状セクション14に溶接されている。各取り付けブラケット30は、孔38を有する取り付けフランジ34を備えており、受け器組立体10を牽引車両に取り付けるために、それらの孔38と、牽引車両のフレームにドリルで穿設された対応する孔にナット・ボルト締着具(図示せず)が通される。
【0018】
図1に示されるように、受け器組立体10は、その中心フレーム部材12の各筒状セクション14に1つずつ担持された1対のアクセサリー受け器40を含む。各アクセサリー受け器40は、アクセサリー受け器取り付けブラケット42に溶接されたスチール管から成り、ブラケット42がそれぞれ対応する筒状セクション14に溶接され、、それによって受け器ボックス18と各取り付けブラケット30との間に1つのアクセサリー受け器40が配置される。
【0019】
図に示されるように、各アクセサリー受け器40は、図示の車体ガード又はブラシバー50のような選択された特定のアクセサリーを、例えばヒッチバーを受け器ボックス18内に固定するのに用いられるような周知のタイプの連結ピンとピンクリップによって連結、固定するために、円形ポート又は開口44と、受け器40の側壁に穿設された1つの整列した孔46を有する。アクセサリー受け器40は、図には円形断面を有するものとして示されているが、方形、三角形、又は所要の強度と機能を与える他の適当な断面形状とすることができる。
【0020】
使用において、牽引車両のオペレータ(運転手又は作業者)が各アクセサリー受け器40にアクセスし易いように、各アクセサリー受け器40の向きは、中心フレーム部材12と、受け器ボックス18と、受け器組立体10を装着した牽引車両に対して向きを定められている。詳述すれば、ヒッチ受け器ボックス18は、実質的に水平な平面内に延在し、各アクセサリー受け器40は、受け器ボックス18とフレーム部材12の平面から約10゜ないし約30゜、より一般的には約20゜の夾角で上向きに突出する平面内に延在する長手軸線を有する。
【0021】
次に、アクセサリー受け器40の構造上の構成がレクレーション用品及び、又は日用品アクセサリーを取り付けるのを容易にする態様を詳述する。受け器組立体10を牽引車両に取り付けると、中心フレーム部材12のセクション14は、車両のバンパーの真下に位置される。受け器ボックス18とアクセサリー受け器40は、いずれも、バンパーの後縁にまで、あるいはバンパーの後縁を超えて突出するようにセクション14から突出する。更に、アクセサリー受け器40は、受け器ボックス18、中心フレーム部材12及び水平に対して約10゜ないし約30゜(例えば、約20゜)の角度で上向きに突出する。従って、両方のアクセサリー受け器40の円形ポート又は開口44が容易に視ることができ、アクセスすることができる。
【0022】
このため、使用者がアクセサリー受け器40のポート又は開口44を車体ガード又はブラシバー50の取り付け端52に係合させるのが比較的容易である。その際、アクセサリー受け器40の下側リップは、挿入されるアクセサリー50の重量を支える働きをし、それによって、取り付け操作を一層容易にする。更に、アクセサリーポート又は開口44とそれに受容されるアクセサリーの取り付け端52が断面円形であることが、連結を更に容易にする。即ち、取り付け端52と受け器40のポート又は開口44は、共に、断面円形であるため、連続した、途切れのない嵌合側壁を呈する。従って、取り付け端52をポート又は開口44に嵌合させるために両者の形状が合致するように取り付け端52がを周方向に割り出す(回す)必要がなく、単に開口に長手方向に整合させるだけでよい。更に、取り付け端52は、ポート又は開口44に嵌合させる際、ほとんどどの方向にも僅かに撓ませることができるので、嵌合操作を一層容易にすることができる。
【0023】
取り付け端52は、ポート又は開口44に正しく整合させたならば、受け器40内へ容易に滑り込ませることができる。取り付け端52を受け器40内に完全に座着させると、取り付け端52の横孔(図示せず)が、受け器40の孔46に整列する。次いで、これらの孔に連結ピン(図示せず)を挿入し、ピンクリップ(図示せず)を用いて連結ピンを所定位置に固定する。この受け器40の両側の孔46を通しての2点結合により、車体ガード又はブラシバー50と車両との連結の安定性を劇的に高める。もちろん、車体ガード又はブラシバー50は、ピンクリップと連結ピンを抜き取り、取り付け端52を受け器40から引き抜くことによって容易に取り外すことができる。
【0024】
次に、図2a、2bを参照して説明すると、アクセサリー受け器取り付けブラケット42は、アクセサリー受け器40を受容するための第1スロット60と、中心フレーム部材12の筒状セクション14を受容するための第2スロット62を有する取り付けプレートから成る。受け器40が断面円形である場合は、第1スロット60の形状を長方形とし、中心フレーム部材12の筒状セクション14が断面円形である場合は、第2スロット62の形状を半円形とする。受け器40と中心フレーム部材12の筒状セクション14の形状がどのようなものであれ、スロット60及び62の形状は、受け器及び筒状セクションの形状に対応する形状とする。取り付けブラケット42と、受け器40及び筒状セクション14との結合は、それぞれ溶接ビードWによって行われる。
【0025】
受け器40を中心フレーム部材12から所望の上向き角度で突出させるために、スロット60及び62は、図2bに示される特定の向きとなるように形成する。図に示されるように、第1スロット60は、第1対称軸を有し、第2スロット62は、第2対称軸を有する。これらの2つの対称軸に沿って延長する線AとBが、それらの間に約20゜ないし約60゜、より一般的には約45゜ないし約50゜の夾角Gを画定する。
【実施例2】
【0026】
図3a、3bは、図1、2a、2bに示された取り付けブラケット42に代わる変型実施形態の取り付けブラケット42'を示す。この変型取り付けブラケット42'は、1対の互いに協同する取り付けプレート70から成る。各取り付けプレート70は、アクセサリー受け器40を受容しそれに係合するための孔72を有する。
【0027】
図3a、3bに示されるように、中心フレーム部材12の筒状セクション14は、外側寸法(外寸、この場合は外径)Dを有する。1対の協同する取り付けプレート70は、筒状セクション14の外側寸法Dに相当する距離Dだけ互いに離隔させる。かくして、1対の協同する取り付けプレート70は、中心フレーム部材12の筒状セクション14の両側の互いに対向する点74に係合する。プレート70がアクセサリー受け器40と筒状セクション14と同様にスチールで形成されている場合は、これらの部品を結合するために溶接ビードWを用いることができる。
【実施例3】
【0028】
図4a、4bは、更に別の変型実施形態の取り付けブラケット42"を示す。この変型取り付けブラケット42"は、1対の互いに協同する取り付けプレート80から成り、各取り付けプレート80は、中心フレーム部材12の筒状セクション14を受容しそれに係合するための第1スロット82を有する。筒状セクション14が断面円形である場合は、スロット82の形状を半円形又は円形とする。もちろん、筒状セクション14の外輪郭の形状がどのような形状(例えば、方形、長方形、六角形、楕円形等)であれ、スロット82の形状は、筒状セクションの外輪郭の少くとも一部分に合致するように付形する。
【0029】
図示の実施形態では、アクセサリー受け器40は、外側寸法(外寸、この場合は外径)D1を有する。1対の協同する取り付けプレート80は、アクセサリー受け器40の外側寸法D1に相当する距離D1だけ互いに離隔させる。かくして、1対の協同する取り付けプレート80は、アクセサリー受け器40の両側の互いに対向する点84に係合する。プレート80がスチールで形成されている場合は、アクセサリー受け器40と取り付けブラケット42"と中心フレーム部材12の筒状セクション14とを確実に結合するために溶接ビードWを用いることができる。
【0030】
上述した本発明の3つの実施形態は、例示の目的で示され、説明されたものであり、本発明をここに開示された形態に厳密に限定することを企図するものではない。上述した教示から容易に想到しうるいろいろな改変が可能である。
【産業上の利用可能性】
【0031】
例えば、ヒッチ受け器ボックスを省除した実施形態も可能である。そのような実施形態は、図5に示されるように、所望ならば、一体の中心フレーム部材又はクロス部材90を有するものとすることができる。そのような実施形態の受け器組立体10は、トレーラを牽引するのに利用することはできないが、いろいろなアクセサリーを便利な能率的な態様で搬送し、利用することを可能にする。又、そのような実施形態の受け器組立体10は、トレーラを牽引するのには適さないが、所望のアクセサリーを収容し、搬送することができる比較的小型で低馬力の車両に用いるのに適する。
【0032】
図6に示される更に別の実施形態によれば、アクセサリー受け器取り付けブラケット42"'は、中心フレーム部材12の外周壁に係合するためのスロット62だけを有している。この実施形態では、アクセサリー受け器40の壁にブラケット42"'の本体を受容するための1対のスロット63が設けられる。部品42"'と40がスチール製である場合は、両者の結合は溶接によって完成することができる。
【0033】
以上、本発明の原理及びその実用への応用を説明するために幾つかの実施形態を選択して説明したが、本発明は、ここに例示した実施形態の構造及び形状に限定されるものではなく、いろいろな実施形態が可能であり、いろいろな変更及び改変を加えることができることを理解されたい。
【図面の簡単な説明】
【0034】
【図1】図1は、アクセサリーを保持する本発明の受け器組立体の第1実施形態の透視図である。
【図2】図2aは、図1に示された第1実施形態のアクセサリー受け器取り付けブラケットの詳細透視図である。
図2bは、図1に示された第1実施形態のアクセサリー受け器取り付けブラケットの詳細側面図である。
【図3】図3aは、アクセサリー受け器取り付けブラケットの変型実施形態の詳細透視図である。
図3bは、アクセサリー受け器取り付けブラケットの変型実施形態の詳細側面図である。
【図4】図4aは、アクセサリー受け器取り付けブラケットの別の変型実施形態の詳細透視図である。
図4bは、アクセサリー受け器取り付けブラケットの別の変型実施形態の詳細背面図である。
【図5】図5は、アクセサリー取り付け受け器を備えているが、受け器ボックスを備えていない変型実施形態の透視図である。
【図6】図6は、アクセサリー受け器取り付けブラケットが中心フレーム部材に係合するためのスロットを有し、ポートの壁が取り付けブラケットの本体に係合するためのスロットを有する更に別の変型実施形態を示す一部分解図による透視図である。
【符号の説明】
【0035】
10 受け器組立体
12 中心フレーム部材、クロス部材
14 筒状スチールセクション、筒状セクション
16 側壁
18 受け器ボックス
20 強化リップ
22 ヒッチバー受容キャビティ
24 孔
26 チェーンプレート
28 孔
30 車両取り付けブラケット
34 フランジ
38 孔
40 アクセサリー受け器
42,42",42"' アクセサリー受け器取り付けブラケット
44 開口
46 孔
50 アクセサリー、車体ガード、ブラシバー
52 取り付け端
60 第1スロット
62 第2スロット
63 スロット
70 取り付けプレート
72 孔
74 点
80 取り付けプレート
82 スロット
92 中心フレーム部材、クロス部材
A 第1対称軸
B 第2対称軸
D 外側寸法
D 距離
D1 外側寸法
D1 距離
G 夾角
W 溶接ビード
Claims (25)
- 車両にアクセサリーを取り付けるための組立体であって、
中心フレーム部材と、
該中心フレーム部材に担持された1対の車両取り付けブラケットと、
第1アクセサリー受け器と、
前記1対の車両取り付けブラケットの間で前記中心フレーム部材と前記第1アクセサリー受け器とに固定された第1アクセサリー受け器取り付けブラケットと、
から成ることを特徴とする組立体。 - 前記第1アクセサリー受け器取り付けブラケットは、前記第1アクセサリー受け器を受容するための第1スロットと、前記中心フレーム部材を受容するための第2スロットを有する取り付けプレートであることを特徴とする請求項1に記載の組立体。
- 前記第1スロットは、長方形であり、前記第2スロットは、半円形であることを特徴とする請求項2に記載の組立体。
- 前記第1スロットは、第1対称軸を有し、前記第2スロットは、第2対称軸を有し、それらの対称軸に沿う線AとBとが、約20゜ないし約60゜の夾角を画定することを特徴とする請求項3に記載の組立体。
- 前記第1スロットは、第1対称軸を有し、前記第2スロットは、第2対称軸を有し、それらの対称軸に沿う線AとBとが、約45゜ないし約50゜の夾角を画定することを特徴とする請求項3に記載の組立体。
- 前記第1アクセサリー受け器取り付けブラケットは、1対の互いに協同する取り付けプレートであり、該1対の互いに協同する取り付けプレートの各々は、前記第1アクセサリー受け器を受容しそれに係合するための孔を有することを特徴とする請求項1に記載の組立体。
- 前記中心フレーム部材は、外側寸法Dを有し、前記1対の協同する取り付けプレートは、該中心フレーム部材上の2つの対向する点に係合するように該外側寸法Dに対応する距離Dだけを互いに離隔されていることを特徴とする請求項6に記載の組立体。
- 前記第1アクセサリー受け器取り付けブラケットは、1対の互いに協同する取り付けプレートであり、該1対の互いに協同する取り付けプレートの各々は、前記中心フレーム部材を受容しそれに係合するための第1スロットを有することを特徴とする請求項1に記載の組立体。
- 前記各第1スロットは半円形であることを特徴とする請求項8に記載の組立体。
- 前記第1アクセサリー受け器は、外側寸法D1を有し、前記1対の協同する取り付けプレートは、該第1アクセサリー受け器上の2つの対向する点に係合するように該外側寸法D1に対応する距離D1だけを互いに離隔されていることを特徴とする請求項8に記載の組立体。
- 第2アクセサリー受け器と、前記1対の車両取り付けブラケットの間で前記中心フレーム部材と該第2アクセサリー受け器とに固定された第2アクセサリー受け器取り付けブラケットを含むことを特徴とする請求項1に記載の組立体。
- 前記第2アクセサリー受け器取り付けブラケットは、該第2アクセサリー受け器を受容するための第2スロットと、前記中心フレーム部材を受容するための第2スロットを有する取り付けプレートであることを特徴とする請求項11に記載の組立体。
- 前記第2アクセサリー受け器取り付けブラケットの前記第1スロットは、長方形であり、第2スロットは、半円形であることを特徴とする請求項12に記載の組立体。
- 前記第2アクセサリー受け器取り付けブラケットの前記第1スロットは、第1対称軸を有し、第2スロットは、第2対称軸を有し、それらの対称軸に沿う線AとBとが、約20゜ないし約60゜の夾角を画定することを特徴とする請求項13に記載の組立体。
- 前記第2アクセサリー受け器取り付けブラケットの前記第1スロットは、第1対称軸を有し、第2スロットは、第2対称軸を有し、それらの対称軸に沿う線AとBとが、約45゜ないし約50゜の夾角を画定することを特徴とする請求項13に記載の組立体。
- 前記第2アクセサリー受け器取り付けブラケットは、1対の互いに協同する取り付けプレートであり、該1対の互いに協同する取り付けプレートの各々は、前記第2アクセサリー受け器を受容しそれに係合するための孔を有することを特徴とする請求項11に記載の組立体。
- 前記中心フレーム部材は、外側寸法Dを有し、前記第2アクセサリー受け器取り付けブラケットの前記1対の協同する取り付けプレートは、該中心フレーム部材上の2つの対向する点に係合するように該外側寸法Dに対応する距離Dだけを互いに離隔されていることを特徴とする請求項16に記載の組立体。
- 前記第2アクセサリー受け器取り付けブラケットは、1対の互いに協同する取り付けプレートであり、該1対の互いに協同する取り付けプレートの各々は、前記中心フレーム部材を受容しそれに係合するための第1スロットを有することを特徴とする請求項11に記載の組立体。
- 前記第2アクセサリー受け器取り付けブラケットの前記各第1スロットは半円形であることを特徴とする請求項18に記載の組立体。
- 前記第2アクセサリー受け器は、外側寸法D1を有し、前記第2アクセサリー受け器取り付けブラケットの前記1対の協同する取り付けプレートは、該第2アクセサリー受け器上の2つの対向する点に係合するように該外側寸法D1に対応する距離D1だけを互いに離隔されていることを特徴とする請求項18に記載の組立体。
- 前記第1受け器は、前記第1アクセサリー受け器取り付けブラケットに係合するための第1スロットを有し、該第1アクセサリー受け器取り付けブラケットは、前記中心フレーム部材に係合するための第2スロットを有することを特徴とする請求項1に記載の組立体。
- 前記第1受け器の前記第1スロットは、長方形であり、第2スロットは、半円形であることを特徴とする請求項21に記載の組立体。
- 前記第1受け器の前記第1スロットは、第1対称軸を有し、第2スロットは、第2対称軸を有し、それらの対称軸に沿う線AとBとが、約20゜ないし約60゜の夾角を画定することを特徴とする請求項22に記載の組立体。
- 前記第1受け器の前記第1スロットは、第1対称軸を有し、第2スロットは、第2対称軸を有し、それらの対称軸に沿う線AとBとが、約45゜ないし約50゜の夾角を画定することを特徴とする請求項22に記載の組立体。
- 前記中心フレーム部材に担持されたヒッチ受け器ボックスを含むことを特徴とする請求項1に記載の組立体。
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