JP2004519938A - ブームのないサウンド受信手段用のヒアリング/スピーキング構造 - Google Patents
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Abstract
ハウジング(2)、前記ハウジング(2)に収容されたサウンド再生手段(20)、及びブームなしに設計されたサウンド受信手段(19)を有するヒアリング/スピーキング構造(1)であって、サウンド受信手段(19)がサウンド再生手段(20)のようにハウジング(2)に収容され、第1のサウンド通路開口部(16)及び第2のサウンド通路開口部(25)がハウジング(2)に与えられ、サウンド受信手段(19)が主方向(28)及び消失方向(30)を持つ指向性を有し、消失方向(30)がサウンド受信手段(19)からサウンド再生手段(20)に向って延在する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ハウジングと、ハウジングに収容されたサウンド再生手段と、サウンド受信手段とを有し、人の頭に装着するように設計されたヒアリング/スピーキング構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
そのようなヒアリング/スピーキング構造は、例えば、形式名称HBH−10でエリクソンにより市場に出され、したがって既知である。既知のヒアリング/スピーキング構造においては、その自由端の領域にサウンド受信手段としてマイクロフォンを有し、その結果、ハウジングに収容され、サウンド再生手段として与えられ、マイクロフォンのノイズ源を構成するスピーカからマイクロフォンが比較的離れて配置される、いわゆるブーム(boom)が与えられ、マイクロフォンは、この既知のヒアリング/スピーキング構造が人の耳や良好なサウンドの受信のために適した何かに装着されたときに、人の口にできるだけ近く配置される。しかしながら、ブームの存在は、この既知のヒアリング/スピーキング構造において、ヒアリング/スピーキング構造が耳から比較的離れて位置する重心を有するため、いくつかの使用状況で、例えば人が歩く間にこの既知のヒアリング/スピーキング構造が使用されているときはいつでも、この既知のヒアリング/スピーキング構造が容易に耳からずれてしまい、さらには人の耳から外れてしまい、結果として人が歩いている間に衝撃力がヒアリング/スピーキング構造に作用するという問題となる。さらに、既知のヒアリング/スピーキング構造におけるマイクロフォンが、人の口や鼻に比較的近くに位置される結果、口や鼻により起こる空気流に対して比較的影響され易い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記に示した問題を回避すること及び改良されたヒアリング/スピーキング構造を創造することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために、発明性のある形態は、本発明に係るヒアリング/スピーキング構造が以下のように規定され得るような、本発明によるヒアリング/スピーキング構造において与えられる。
【0005】
ハウジングと、このハウジングに収容されたサウンド再生手段と、サウンド受信手段とを有し、人の頭に装着するように設計されたヒアリング/スピーキング構造であって、ヒアリング/スピーキング構造がサウンド受信手段用のブームなしで設計され、サウンド受信手段がサウンド再生手段のようにハウジングに収容され、ハウジングがサウンド受信手段と協働する目的で、少なくとも一つの第1のサウンド通路開口部と、この少なくとも一つの第1のサウンド通路開口部から離れたところに与えられた少なくとも一つの第2のサウンド通路開口部とを有し、サウンド受信手段が主方向及び消失方向を持つ指向性を有し、サウンド受信手段並びに少なくとも一つの第1のサウンド通路開口部及び少なくとも一つの第2のサウンド通路開口部が、サウンド受信手段の指向性の消失方向がサウンド再生手段に向って実質的に導かれるように、互いに相対的な位置をとる。
【0006】
本発明に係る形態は、本発明に係るヒアリング/スピーキング構造が特定のコンパクトなデザインになり得、サウンド受信手段用のブームなしのデザインが、本発明に係るヒアリング/スピーキングが人の頭に接続する領域にできるだけ近く位置させた重心を実現することを可能にさせる、構造的に簡単で適当な価格の方法で達成される。これは、事実上ヒアリング/スピーキング構造の使用のすべての状況において、すなわち上述したように歩いている間でさえも、本発明に係るヒアリング/スピーキング構造が常に人の頭、特に人の耳に許容できる程度に装着されることを保証する。本発明に係るヒアリング/スピーキングが人の口や鼻により生じる空気流に対して比較的無感応であるように、サウンド受信手段が人の口や鼻から取り去って比較的離して配置されるという利点がある。本発明のヒアリング/スピーキング構造においては、コンパクトな構造的デザインのためにサウンド受信手段の妨害物を構成するサウンド再生手段からのサウンド出力は、指向性を備えたサウンド受信手段がサウンド再生手段に関して消去方向に設置されるので、サウンド受信手段の領域においていかなる妨害効果もない。
【0007】
サウンド受信手段の指向性は、カーディオイド若しくはスーパーカーディオイド特性、又はハイパーカーディオイド特性により形成し得るか、又は双指向性(figure eight(8))により形成し得るように、ここでは説明され得る。
【0008】
本発明に係るヒアリング/スピーキング構造においては、請求項2に記載された形態がさらに与えられるとき、特に有利であることが分かる。そのようなデザインは、人の耳との効果的な協働に関して並びにできるだけ簡単でコンパクトな構造的なデザインにすることに関して特に有利である。
【0009】
上記及び本発明のさらなる態様は、以下に記述される実施の形態から明らかになり、この実施の形態を参照して説明される。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明は、図面において図示された実施の形態を参照して以下に記述されるであろうが、本発明はそれに限定されない。
【0011】
図1は、構造1として以下に示されるであろうヒアリング/スピーキング構造1を示す。この構造1は、人の頭に装着するように設計されている。構造1は、実質的に立方形状を持つハウジング2を有する。ハウジング2は、第1の立方形主壁3及び第2の立方形主壁4、同様に第1の短辺側壁5及び第2の短辺側壁6、並びに第1の長辺側壁7及び第2の長辺側壁(図1において見えない)を有する。ハウジング2は、第1の立方形主壁3の領域にタワー様ハウジング部8を備える。タワー様ハウジング部8には、固定部9が与えられている。固定部9は、タワー様ハウジング部8に関して回転され得るように保持された環状基部10を有する。弓形体11が基部10に連結され、それにより構造1が人の耳に固定され得る。第2の立方形主壁4の領域には、通路12が与えられ、構造1をON及びOFFに切り替えるために与えられたキー13がその通路を通して突出する。
【0012】
ハウジング2の内部において、構造1の部品を保持するように与えられ及び設計された実質的に板状保持デバイス14がある。構造1に供給電圧を与えることができるために、プラグ(図1において見えない)が第1の側壁5の通路開口部16を介して係合させ得るようにして、図示されたソケット15が保持デバイス14に連結されている。保持デバイス14には、さらに再充電可能なバッテリ17が連結されている。さらに、マイクロフォン19及びスピーカ20と協働するために与えられる電気回路18が保持デバイス14に接続されている。また、構造1上にサウンド受信手段として与えられるマイクロフォン19が保持デバイス14に接続されている。
【0013】
スピーカ20がタワー様ハウジング部8に収容され、これによりハウジング2に収容されたサウンド再生手段を形成し、ハウジング部8の端壁21に与えられた通路開口部22を通すことにより生成されたサウンドを発し、通路22を介して出力されたサウンドは、その上、出力サウンドが構造1を装着する人の耳翼に出力される前に、カバーキャップ23内に与えられた通路24をさらにまた通過する。
【0014】
図1から分かるように、構造1は、マイクロフォン19用のブームなしで設計されている。特に、マイクロフォン19は、スピーカ20のように、構造1におけるハウジング2に収容されている。
【0015】
マイクロフォン19と協働する目的で、ハウジング2は、既に上述された通路開口部16により形成され、プラグ(図示せず)を通過させるために役立つ、第1のサウンド通路開口部16を有する。さらに、ハウジング2は、第1のサウンド通路開口部16から離して与えられた第2のサウンド通路開口部25を有する。第2のサウンド通路開口部25は、この場合において、タワー様ハウジング部8を備えた第1の立方形主壁3の反対側に位置する第2の立方形主壁4に与えられる。
【0016】
図1のドット−ダッシュ矢印26により図示されたサウンドパスは、第1のサウンド通路開口部16とマイクロフォン19との間で構造1において与えられる。さらに、他のドット−ダッシュ矢印27により図1において示されるサウンドパスは、マイクロフォン19と第2のサウンド通路開口部25との間に与えられる。単一の第1のサウンド通路開口部16及び単一の第2のサウンド通路開口部25が与えられ得るだけでなく、複数の第1のサウンド通路開口部16及び複数の第2のサウンド通路開口部25が与えられ得ることがここで言及され得る。
【0017】
図1の構造において、マイクロフォン19は、例えばマイクロフォン19のデザインの好適な選択の結果、第1のサウンド通路開口部16の存在の結果、第2のサウンド通路開口部25の存在の結果でドット−ダッシュ線28により図1において図示されるような、指向性、特にスーパーカーディオイド特性を有する。スーパーカーディオイド特性28は、この場合において使用される主方向29及び消失方向30を有する。スーパーカーディオイド特性28は、また、この場合において使用されていない第2の消失方向を有する。あるいはまた、少なくとも一つの消失方向が使用される2つ以上の消失方向を持つ指向性を有するマイクロフォンを使用することもできることに言及され得る。
【0018】
図1の構成において、マイクロフォン19並びに第1のサウンド通路開口部16及び第2のサウンド通路開口部25は、マイクロフォン19並びに第1のサウンド通路開口部16及び第2のサウンド通路開口部25が、図1から分かるように、マイクロフォン19のスーパーカーディオイド特性28の消失方向30が実質的にスピーカ20に向けられるように、互いに関して相対的な位置を取るように与えられる。マイクロフォン19は、この場合において、ハウジング2のタワー様ハウジング部8と第1の側壁5との間に設置される領域に配置される。第1のサウンド通路開口部16は、第1の側壁5に与えられ、第2のサウンド通路開口部25は、第2の立方形主壁4に与えられる。
【0019】
特にコンパクトな構造的デザインは、上述した構成に基づいて構造1において達成される。すべての部品が構造1におけるハウジング2内に収容されているので、構造1が人の耳に接続された構造1の重心がタワー様ハウジング部8の実質的に隣に位置するように、ハウジングに収容された構造1の部品が配置され及び固定されるような簡単な態様でさらに達成される。このため、構造1での衝撃負荷の際に人の耳に不利な効果を有し得る、事実上不利なてこ比が存在せず、したがって、構造1が人の耳や頭に効果的に及び恒久的に接続することを常に保証する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明に係るヒアリング/スピーキング構造の断面を示す。
【発明の属する技術分野】
本発明は、ハウジングと、ハウジングに収容されたサウンド再生手段と、サウンド受信手段とを有し、人の頭に装着するように設計されたヒアリング/スピーキング構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
そのようなヒアリング/スピーキング構造は、例えば、形式名称HBH−10でエリクソンにより市場に出され、したがって既知である。既知のヒアリング/スピーキング構造においては、その自由端の領域にサウンド受信手段としてマイクロフォンを有し、その結果、ハウジングに収容され、サウンド再生手段として与えられ、マイクロフォンのノイズ源を構成するスピーカからマイクロフォンが比較的離れて配置される、いわゆるブーム(boom)が与えられ、マイクロフォンは、この既知のヒアリング/スピーキング構造が人の耳や良好なサウンドの受信のために適した何かに装着されたときに、人の口にできるだけ近く配置される。しかしながら、ブームの存在は、この既知のヒアリング/スピーキング構造において、ヒアリング/スピーキング構造が耳から比較的離れて位置する重心を有するため、いくつかの使用状況で、例えば人が歩く間にこの既知のヒアリング/スピーキング構造が使用されているときはいつでも、この既知のヒアリング/スピーキング構造が容易に耳からずれてしまい、さらには人の耳から外れてしまい、結果として人が歩いている間に衝撃力がヒアリング/スピーキング構造に作用するという問題となる。さらに、既知のヒアリング/スピーキング構造におけるマイクロフォンが、人の口や鼻に比較的近くに位置される結果、口や鼻により起こる空気流に対して比較的影響され易い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記に示した問題を回避すること及び改良されたヒアリング/スピーキング構造を創造することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために、発明性のある形態は、本発明に係るヒアリング/スピーキング構造が以下のように規定され得るような、本発明によるヒアリング/スピーキング構造において与えられる。
【0005】
ハウジングと、このハウジングに収容されたサウンド再生手段と、サウンド受信手段とを有し、人の頭に装着するように設計されたヒアリング/スピーキング構造であって、ヒアリング/スピーキング構造がサウンド受信手段用のブームなしで設計され、サウンド受信手段がサウンド再生手段のようにハウジングに収容され、ハウジングがサウンド受信手段と協働する目的で、少なくとも一つの第1のサウンド通路開口部と、この少なくとも一つの第1のサウンド通路開口部から離れたところに与えられた少なくとも一つの第2のサウンド通路開口部とを有し、サウンド受信手段が主方向及び消失方向を持つ指向性を有し、サウンド受信手段並びに少なくとも一つの第1のサウンド通路開口部及び少なくとも一つの第2のサウンド通路開口部が、サウンド受信手段の指向性の消失方向がサウンド再生手段に向って実質的に導かれるように、互いに相対的な位置をとる。
【0006】
本発明に係る形態は、本発明に係るヒアリング/スピーキング構造が特定のコンパクトなデザインになり得、サウンド受信手段用のブームなしのデザインが、本発明に係るヒアリング/スピーキングが人の頭に接続する領域にできるだけ近く位置させた重心を実現することを可能にさせる、構造的に簡単で適当な価格の方法で達成される。これは、事実上ヒアリング/スピーキング構造の使用のすべての状況において、すなわち上述したように歩いている間でさえも、本発明に係るヒアリング/スピーキング構造が常に人の頭、特に人の耳に許容できる程度に装着されることを保証する。本発明に係るヒアリング/スピーキングが人の口や鼻により生じる空気流に対して比較的無感応であるように、サウンド受信手段が人の口や鼻から取り去って比較的離して配置されるという利点がある。本発明のヒアリング/スピーキング構造においては、コンパクトな構造的デザインのためにサウンド受信手段の妨害物を構成するサウンド再生手段からのサウンド出力は、指向性を備えたサウンド受信手段がサウンド再生手段に関して消去方向に設置されるので、サウンド受信手段の領域においていかなる妨害効果もない。
【0007】
サウンド受信手段の指向性は、カーディオイド若しくはスーパーカーディオイド特性、又はハイパーカーディオイド特性により形成し得るか、又は双指向性(figure eight(8))により形成し得るように、ここでは説明され得る。
【0008】
本発明に係るヒアリング/スピーキング構造においては、請求項2に記載された形態がさらに与えられるとき、特に有利であることが分かる。そのようなデザインは、人の耳との効果的な協働に関して並びにできるだけ簡単でコンパクトな構造的なデザインにすることに関して特に有利である。
【0009】
上記及び本発明のさらなる態様は、以下に記述される実施の形態から明らかになり、この実施の形態を参照して説明される。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明は、図面において図示された実施の形態を参照して以下に記述されるであろうが、本発明はそれに限定されない。
【0011】
図1は、構造1として以下に示されるであろうヒアリング/スピーキング構造1を示す。この構造1は、人の頭に装着するように設計されている。構造1は、実質的に立方形状を持つハウジング2を有する。ハウジング2は、第1の立方形主壁3及び第2の立方形主壁4、同様に第1の短辺側壁5及び第2の短辺側壁6、並びに第1の長辺側壁7及び第2の長辺側壁(図1において見えない)を有する。ハウジング2は、第1の立方形主壁3の領域にタワー様ハウジング部8を備える。タワー様ハウジング部8には、固定部9が与えられている。固定部9は、タワー様ハウジング部8に関して回転され得るように保持された環状基部10を有する。弓形体11が基部10に連結され、それにより構造1が人の耳に固定され得る。第2の立方形主壁4の領域には、通路12が与えられ、構造1をON及びOFFに切り替えるために与えられたキー13がその通路を通して突出する。
【0012】
ハウジング2の内部において、構造1の部品を保持するように与えられ及び設計された実質的に板状保持デバイス14がある。構造1に供給電圧を与えることができるために、プラグ(図1において見えない)が第1の側壁5の通路開口部16を介して係合させ得るようにして、図示されたソケット15が保持デバイス14に連結されている。保持デバイス14には、さらに再充電可能なバッテリ17が連結されている。さらに、マイクロフォン19及びスピーカ20と協働するために与えられる電気回路18が保持デバイス14に接続されている。また、構造1上にサウンド受信手段として与えられるマイクロフォン19が保持デバイス14に接続されている。
【0013】
スピーカ20がタワー様ハウジング部8に収容され、これによりハウジング2に収容されたサウンド再生手段を形成し、ハウジング部8の端壁21に与えられた通路開口部22を通すことにより生成されたサウンドを発し、通路22を介して出力されたサウンドは、その上、出力サウンドが構造1を装着する人の耳翼に出力される前に、カバーキャップ23内に与えられた通路24をさらにまた通過する。
【0014】
図1から分かるように、構造1は、マイクロフォン19用のブームなしで設計されている。特に、マイクロフォン19は、スピーカ20のように、構造1におけるハウジング2に収容されている。
【0015】
マイクロフォン19と協働する目的で、ハウジング2は、既に上述された通路開口部16により形成され、プラグ(図示せず)を通過させるために役立つ、第1のサウンド通路開口部16を有する。さらに、ハウジング2は、第1のサウンド通路開口部16から離して与えられた第2のサウンド通路開口部25を有する。第2のサウンド通路開口部25は、この場合において、タワー様ハウジング部8を備えた第1の立方形主壁3の反対側に位置する第2の立方形主壁4に与えられる。
【0016】
図1のドット−ダッシュ矢印26により図示されたサウンドパスは、第1のサウンド通路開口部16とマイクロフォン19との間で構造1において与えられる。さらに、他のドット−ダッシュ矢印27により図1において示されるサウンドパスは、マイクロフォン19と第2のサウンド通路開口部25との間に与えられる。単一の第1のサウンド通路開口部16及び単一の第2のサウンド通路開口部25が与えられ得るだけでなく、複数の第1のサウンド通路開口部16及び複数の第2のサウンド通路開口部25が与えられ得ることがここで言及され得る。
【0017】
図1の構造において、マイクロフォン19は、例えばマイクロフォン19のデザインの好適な選択の結果、第1のサウンド通路開口部16の存在の結果、第2のサウンド通路開口部25の存在の結果でドット−ダッシュ線28により図1において図示されるような、指向性、特にスーパーカーディオイド特性を有する。スーパーカーディオイド特性28は、この場合において使用される主方向29及び消失方向30を有する。スーパーカーディオイド特性28は、また、この場合において使用されていない第2の消失方向を有する。あるいはまた、少なくとも一つの消失方向が使用される2つ以上の消失方向を持つ指向性を有するマイクロフォンを使用することもできることに言及され得る。
【0018】
図1の構成において、マイクロフォン19並びに第1のサウンド通路開口部16及び第2のサウンド通路開口部25は、マイクロフォン19並びに第1のサウンド通路開口部16及び第2のサウンド通路開口部25が、図1から分かるように、マイクロフォン19のスーパーカーディオイド特性28の消失方向30が実質的にスピーカ20に向けられるように、互いに関して相対的な位置を取るように与えられる。マイクロフォン19は、この場合において、ハウジング2のタワー様ハウジング部8と第1の側壁5との間に設置される領域に配置される。第1のサウンド通路開口部16は、第1の側壁5に与えられ、第2のサウンド通路開口部25は、第2の立方形主壁4に与えられる。
【0019】
特にコンパクトな構造的デザインは、上述した構成に基づいて構造1において達成される。すべての部品が構造1におけるハウジング2内に収容されているので、構造1が人の耳に接続された構造1の重心がタワー様ハウジング部8の実質的に隣に位置するように、ハウジングに収容された構造1の部品が配置され及び固定されるような簡単な態様でさらに達成される。このため、構造1での衝撃負荷の際に人の耳に不利な効果を有し得る、事実上不利なてこ比が存在せず、したがって、構造1が人の耳や頭に効果的に及び恒久的に接続することを常に保証する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明に係るヒアリング/スピーキング構造の断面を示す。
Claims (2)
- ハウジングと、前記ハウジングに収容されたサウンド再生手段と、サウンド受信手段とを有し、人の頭に装着するように設計されたヒアリング/スピーキング構造であって、前記ヒアリング/スピーキング構造は前記サウンド受信手段用のブームなしで設計され、前記サウンド受信手段が前記サウンド再生手段のように前記ハウジングに収容され、前記ハウジングが前記サウンド受信手段と協働する目的で、少なくとも一つの第1のサウンド通路開口部と、前記少なくとも一つの第1のサウンド通路開口部から離れたところに与えられた少なくとも一つの第2のサウンド通路開口部とを有し、前記サウンド受信手段が主方向及び消失方向を持つ指向性を有し、前記サウンド受信手段並びに前記少なくとも一つの第1のサウンド通路開口部及び前記少なくとも一つの第2のサウンド通路開口部が、前記サウンド受信手段の指向性の消失方向が前記サウンド再生手段に向って実質的に導かれるように、互いに相対的な位置をとる、ヒアリング/スピーキング構造。
- 請求項1記載のヒアリング/スピーキング構造であって、前記ハウジング2は、本質的に立方形状であり、第1の立方形主壁3の領域にタワー様ハウジング部8を備え、前記タワー様ハウジング部8において前記サウンド再生手段が収容されており、前記サウンド受信手段が前記ハウジングの前記タワー様ハウジング部8と第1の側壁との間に位置する領域に配置され、前記少なくとも一つの第1のサウンド通路開口部が前記ハウジングの前記第1の側壁に与えられ、前記少なくとも一つの第2のサウンド通路開口部がタワー様ハウジング部8を備えた前記第1の立方形主壁の反対側に位置する前記第2の立法形主壁に与えられる、ヒアリング/スピーキング構造。
Applications Claiming Priority (2)
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PCT/IB2002/000700 WO2002076145A1 (en) | 2001-03-21 | 2002-03-05 | Boomless hearing/speaking configuration for sound receiving means |
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