JP2004519904A - 無線通信システム - Google Patents
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- H04L1/1809—Selective-repeat protocols
Abstract
Description
[技術分野]
本発明は、無線通信システムに関連し、更にそのようなシステムで使用する1次及び2次局、並びにそのようなシステムを動作させる方法に関連する。本発明は、ユニバーサル移動テレコミュニケーションシステム(UMTS:Universal Mobile Telecommunication System)を特に参照しながら説明されるが、このような手法は他の移動無線システムに使用する用途に等しく適用され得ることは、理解されるであろう。
【0002】
[背景技術]
移動通信の技術分野では、適度な速度で要求に応じて、移動局(MS:Mobile Station)に大きなデータブロックをダウンロードし得るシステムの要請が高まっている。そのようなデータは、例えば、インターネットからのウェブページであり、これは映像クリップやそれに類似するものを包含し得る。一般的には、特定のMSはそのようなデータを断続的に要求するのみであり、従って、そのために固定された専用の帯域はふさわしくない。UMTSにてこの要請を満足するために、高速ダウンリンクパケットアクセス(HSDPA:High−Speed Downlink Packet Access)法が開発され、これは移動局に対して4Mbpsまでのパケットデータ転送を支援する。
【0003】
パケットの最初の送信のために、それに加えて以後の送信及び再送信のために基地局(BS:Base Station)が設定する必要のある多くのパラメータが存在する。そのようなパラメータは、送信電力、変調及び符号化手法(MCS:Modulation and Coding Scheme)、拡散因子、(UMSTのような拡散スペクトルシステムにおける)多数のチャネル化符号、特定のパケットについての再送信の間の遅延(又は再送信に割り当てられた送信優先度)等を包含し得る。
【0004】
既存の無線通信システムでは、一般的に、MSは一度に1つの基地局と通信する。例えば、MSがそのBSから遠ざかるにつれて通信リンクの品質が劣化する場合に、又は様々なセルどうしの相対的なトラフィック負荷が調整を必要とする場合に、通話中のMSは他のBSに移行するための探索を行おうとする。あるBSから他のものへの移行プロセスは、ハンドオーバとして知られている。
【0005】
現在のUMTS規格に従って動作しているシステムでは、充分な品質の無線リンクが維持され得ることが予測される「アクティブセット(active set)」として知られるBSのリストを保持する。MSが専用チャネルモードにあり、アクティブセット内に複数のBSが存在する場合には、そのMSはアクティブセット内のBSと供に「ソフトハンドオーバ(soft handover)」の状態にある。このモードでは、アップリンク送信は、アクティブセット内の総てのBSによって受信され、アクティブセット内の総てのBSは、実質的に同一のダウンリンク情報をそのMSに送信する(典型的には、データ及びほとんどの制御情報は同一であろうが、電力制御命令は相違し得る。)。「ソフトハンドオーバ」法の欠点は、様々なBSからのダウンリンクで伝送される各電力制御命令は、アップリンク送信電力に関する矛盾する要請となるが、唯1組の電力制御命令がアップリンクにて送信されるので、アップリンク及びダウンリンク送信電力が各自の無線リンクに関して最適化され得ない、ということである。
【0006】
通常のソフトハンドオーバ手順は、連続的な接続が維持される必要のある音声リンクのようなリアルタイムサービスに特にふさわしい。しかしながら、パケットデータリンクに対しては、各データパケットをMSに送信する場合に、無線リンク及びトラフィック状態が動的に変化することを許容し、最適なBSを選択することが有利である。各パケットの送信に先立って最適なBSの選択が直ちに行われるならば、改善されたシステム処理能力又はスループットが得られ、劣化した状態で受信されるパケット数を最小化し、パケット当たりの全送信電力をも最小化するであろう。
【0007】
上述したような高速サイト選択法の問題点は、自動反復要求(ARQ:Automatic Repeat reQuest)の目的に反するやりとりを行う虞があることである。そのような相互作用の例は、データパケットが適切に受信を完了する前に、選択されたBSが変更されるような場合である。パケットデータシステムに関する更なる問題点は、パケット送信に関連する複数の別々のパラメータ群を信号送信する必要があることである。
【0008】
[発明の開示]
従って、本発明の目的は、改善された信号送信機構を提供することである。
【0009】
本発明の第1態様によれば、2次局及び1次局の間に通信チャネルを有する無線通信システムであって、前記2次局が、1次局からデータを受信する受信手段,前記データが適切に受信されたか否かを示すために信号を前記1次局に送信する承認手段,及びパケット送信に関する品質パラメータを決定し、前記品質パラメータの詳細を前記1次局に信号送信するパラメータ信号送信手段を有し、これにより以後のデータ送信に関する送信パラメータの選択を可能にし、前記承認手段及び前記パラメータ信号送信手段が複数の利用可能なコードワードから選択された単独のコードワードを送信することで、結合された信号送信が実行され、前記1次局が、前記単独のコードワードを受信し、前記コードワードを利用して、前記データが適切に受信されたか否か及び前記品質パラメータの値を判定する手段を有することを特徴とする無線通信システムが、提供される。
【0010】
承認及び品質パラメータ信号を単独のコードワードに結合することで、少ない信号群が使用されるので、動作効率を改善することが可能になる。
【0011】
単独のコードワードは、例えば、フレーム内の複数のタイムスロットの間に分割された複数の部分として送信され得る。利用可能なコードワードは、複数の品質パラメータ信号より成り、更には、例えば、承認信号、否定的な承認信号、又は否定的な承認信号及びアボート(abort)信号より成る。ここで、アボート信号は、そのパケットを送信する試みが中止されるべきことを示す。
【0012】
一実施例では、2次局が複数の1次局と通信リンクを有し、品質パラメータは、以後のデータ送信に好ましい1次局の部分集合を示すサイト選択信号である。本実施例における、単独のコードワードを使用する更なる利点は、利用可能な1次局数が何であれ、承認及びサイト選択信号の両者が、自動的に同一のエラーレートを有することである。
【0013】
他の実施例では、品質パラメータはチャネル品質メトリック(metric)であり、その1次局が、1つ又はそれ以上の変調及び符号化手法、及び/又は次のパケットの送信に使用されるべき電力レベルを決定することを可能にする。本実施例は、選択的にサイト選択の態様と結合させ得る。
【0014】
本発明の第2態様によれば、2次局及び1次局の間で通信チャネルを有する無線通信システムで使用される1次局であって、前記2次局にデータを送信し、複数の利用可能なコードワードから選択された単独のコードワードを前記2次局から受信し、前記コードワードを利用して前記データが適切に受信されたか否か及び品質パラメータの値を判定し、並びに前記品質パラメータの値に依存して、以後のデータ送信用の送信パラメータの値を判定する手段が設けられることを特徴とする1次局が提供される。
【0015】
本発明の第3態様によれば、2次局と1次局の間で通信チャネルを有する無線通信システムで使用される2次局であって、1次局からデータを受信する受信手段が設けられ、前記データが適切に受信されたか否かを示すために信号を前記1次局に送信する承認手段が設けられ、及びパケット送信に関する品質パラメータを決定し、前記品質パラメータの詳細を前記1次局に信号送信するパラメータ信号送信手段が設けられ、これにより以後のデータ送信に関する送信パラメータの選択を可能にし、前記承認手段及び前記パラメータ信号送信手段が複数の利用可能なコードワードから選択された単独のコードワードを送信することで、結合された信号送信が実行されることを特徴とする2次局が提供される。
【0016】
本発明の第4態様によれば、1次局からデータを受信する2次局と1次局との間に通信チャネルを有する無線通信システムを動作させる方法であって、前記データが適切に受信されたか否かを示すために承認信号を前記1次局に送信し、パケット送信に関する品質パラメータを決定し、前記品質パラメータの詳細を前記1次局に信号送信し、これにより以後のデータ送信に関する送信パラメータの選択を可能にし、この場合において、複数の利用可能なコードワードから選択された単独のコードワードを送信することで、結合された承認及び品質パラメータ信号送信が実行され、前記1次局が前記単独のコードワードを受信し、前記コードワードを利用して、前記データが適切に受信されたか否か及び前記品質パラメータの値を判定することを特徴とする方法が提供される。
【0017】
本発明は、従来には存在せず、承認情報及び品質パラメータに関する信号送信を組み合わせることによって、データ伝送システムの改善された動作が可能になる、との認識に準拠するものである。
【0018】
以下、添付図面を参照しながら、例として、本発明の実施例を説明する。
【0019】
[発明を実施するための最良の形態]
図中、同一の参照番号は、関連する特徴を示すために使用される。
【0020】
図1を参照するに、無線通信システムは、1次局(BS)100及び複数の2次局(MS)110を有する。BS100は、マイクロコントローラ(μC)102、アンテナ手段106に接続されたトランシーバ手段(Tx/Rx)104、送信される電力レベルを調整する電力制御手段(PC)107、及びPSTNその他の適切なネットワークに接続するための接続手段108を有する。各MS110は、マイクロコントローラ(μC)112、アンテナ手段116に接続された送受信手段(Tx/Rx)114、及び送信される電力レベルを調整する電力制御手段(PC)118を有する。BS100からMS110への通信は、ダウンリンクチャネル122で行われ、MS110からBS100への通信はアップリンクチャネル124にて行われる。
【0021】
ソフトハンドオーバプロセスを行っているMS110は、図2に示されており、このMS110は、3つの双方向通信チャネル226a,226b,226cを有し、各々が3つの各自のBS100a,100b,100cに対するアップリンク及びダウンリンクチャネルを有する。所与のタイムスロットにて、MS110は、ダウンリンクでBS100a,100b,100cの各々から実質的に同一のデータ受信し、アップリンクチャネルでBSの各々に同一データを送信する。従来のUMTSシステムでは、各MS110は、アクティブセット内の各BS100a,100b,100cにより個々に決定された電力制御命令を受信するが、1組のアップリンク電力制御命令を総てのBSに送信するのみである。
【0022】
我々の未公開の英国特許出願0103716.7(出願人整理番号PHGB010022)に開示されているように、そのようなシステムの修正された形態では、MS110が、BS100a,100b,100cの各々と供に並列的な電力制御ループを行う。この改善は、HSDPAに特に有益であり、そこでは、パケット毎に最良のBSの選択が可能になるので、各データパケットがBS100a,100b,100cの1つから送信される。
【0023】
UMTSに対するHSDPAシステムの提案される態様は、(標準的な10msUMTSフレームの小集合である持続期間と供に)修正されたフレーム構造を使用する。パケット持続時間はフレーム持続時間と同一である。図3は、フレームに包含される2つのデータフィールドであるサイト選択フィールド302(この例では、サイト選択は品質パラメータである)、及び承認(acknowledgement)フィールド304の各々についての可能なデータ値である。サイト選択フィールド302の内容は、N個の可能な値の1つをとることが可能であり、次のパケットの送信に、どのBS100a,100b,100cが使用されるべきかを基盤施設又はインフラストラクチャに示す。典型的には、BSの選択は、ダウンリンク共通パイロットチャネルの測定値に基づくであろう。あるシステムでは、ネットワークが他の事項を考慮し得るので、実際には、MS110による好ましいBS100a,100b,100cの指示が、選択されつつあるそのBSにならない場合がある。そのような事項又は要因には、BS100a,100b,100cの間の負荷のバランス、及びシステム全体のスループットの最適化等が包含され得る。承認フィールド304の内容は、2つの可能な値である承認(ACK)及び非承認(NACK)の1つをとることが可能であり、ACKは最も新しいパケットが適切に受信されたことを示し、NACKはそれが適切に受信されなかったことを示す。
【0024】
失敗したパケットが良好に再送信される前に、選択されたサイトが更新されないならば、システムの動作は非常に簡易である。総ての組み合わせは必要とされないので、別々のデータフィールドでACK/NACK及びサイト選択の両者を送信することは、非効率的である。特に、ARQサイクル中に、送信サイトの変更が禁止されるならば、NACKと同時にサイト選択情報が送信される必要はない。
【0025】
更なる問題は、2つのフィールド302,304が同一の電力レベルで送信される場合に、2つのメッセージに関する相対的なエラーレートは、アクティブセット中のBS数に依存して変化し得るということである。これは、2つのデータフィールドついて異なる電力を利用することで補償され得るが、それを行うことは困難であり、現在のところUMTS規格では許容されていない。
【0026】
1つの解決手段は、単に、目下使用されていないデータフィールドを送信しないことである。しかしながら、これは、検出信頼性の問題を引き起こし得る。いずれにせよ、これは、現在のところUMTS FDD(周波数分割多重化)端末に許容されていない。というのは、EMCの観点から、アップリンクでは一定の包絡線送信を維持することが一般に望ましいからである。
【0027】
本発明によるシステムでは、承認及びサイト選択情報の両者を搬送するために単独のデータフィールドが使用される。図4は、データ値の可能な組を有する結合されたフィールドの第1の例を示す。本実施例では、結合フィールド403におけるNACK以外のものの送信は、最後のパケットが適切に受信されたことを示す。アクティブセットにN個のBSが考慮されるならば、N+1個の異なるコードワードが必要とされる。
【0028】
UMTSにおける転送フォーマット結合指標(TFCI:TransportFormat Combination Indicator)に使用されるものと同様な符号化手法が使用され、そこでは可能なデータ値各々が規定された30ビットコードワードに対応付けられる(マッピングされる)。アクティブセット中に唯1つのBSが存在する場合にもこの手法は機能する、というのは、これは従来のACK/NACKと同等だからである。このような手法の更なる利点は、1つのコードワードが使用されるので、ACK/NACK及びサイト選択メッセージの間で相対的なエラーレートの均衡をとる必要がない、ということである。パケットが実際に送信されないならば、ACK又はNACKを送信する必要はないので、結合データフィールド402にて信号送信される情報がないことを示す付加的なコードワードを定めることも望ましい。
【0029】
様々な代替手法が可能である。例えば、図5は結合フィールド502の第2の例を示し、どのようなサイト選択指示の送信も黙示的なNACKとして機能する。
【0030】
本実施例では、通常のNACKは、現在のBS100についてのサイト選択メッセージを送信することで示され得る。他のBSについてのサイト選択メッセージは、ARQプロセスを終了させるABORTとして取り扱われる。これは、良好でないチャネル状態では、送信される多数のNACKを待機することなしに、新たなサイトが選択されることを意味する。本実施例の利点は、例えば、許容される最大の再送信数に関する制限を設け、ARQ手順が他の手法よりも早期に中止され得ることである。このような手法は、現在送信しているものに、異なるサイトの選択と同時にNACKを送信することが、ABORT(中止)を形成することを明確にしておくことで、図3の既存のサイト選択及び承認手法でも使用され得る。これは、既存の手法のいくつかの欠点を克服し得る。
【0031】
本手法は、データフィールド状況依存性(data fields context dependent)を意味する(即ち、以前に送信した値に対する依存性)。また、この状況は、他のチャネルで送信された情報も包含する。
【0032】
ABORTメッセージの具体的な意味は、特定の実施例に依存し得る。例えば、上述したように、現在のパケットの送信が放棄(abandon)されることを示し得る。また、パケットの更なる送信が中止されるべきことを示し得る。典型的には、ABORTは、現在のパケットの受信が不成功であったことを付加的に示す。ABORTを送信する1以上の基準があり得る。例えば、チャネル品質が劣化しすぎたこと、又は遅延に敏感な用途の場合には、あるタイムアウト期間を経過したことをMS110が判定した場合に、それが送信され得る。
【0033】
第2の例で生じる虞のある問題は、(サイト選択に関する)第2メッセージがACKの後に送信されなければならないので、ACKの送信及び新規サイトの選択の間にいくらかの遅延が生じることである。図6は、結合フィールドの第3の例602を示し、可能な信号の当初の組にABORTメッセージを付加することで、その問題が解決される。
【0034】
要するに、UMTSに関するHSDPAに基づく本願実施例では、(場合によっては、TFCIに使用されるように)符号化手法を定めることを必要とし、これは所望の信号を制御チャネル内の結合されたデータフィールド402,502,602に対応付けるために使用され得る。
【0035】
図7は、制御チャネル用の可能なアップリンクフレーム構造を示す。この例では、フレーム702は、2msの持続時間を有し、等しい持続時間の3つのスロットS0,S1,S2より成る。各スロットは4つのデータフィールドより成り、それらは:チャネル推定用の既知シンボルより成るパイロットフィールド(P)704;電力制御命令より成る電力制御フィールド(TPC)706;結合された承認及び選択フィールド(N/SS)708;及び転送フォーマット結合インジケータ(TFCI)フィールド710である。
【0036】
1つの電力制御命令がスロット毎に送信され得る。フレーム702における3つのスロットS0,S1,S2からのN/SS情報は、1つのコードワードを形成するように結合される。TFCI情報は(もし存在すれば)、アップリンクで送信される任意のデータのフォーマットを示すために、5フレームにわたって結合される(10ms)。アップリンクデータを送信する方法は、通常のUMTS専用チャネル(DCH)に関するHSDPAと同様であり得る。
【0037】
本発明の他の実施例は、サイト選択情報の代りに、リンク品質に関する品質パラメータの信号送信に関連する。本実施例では、MS110は、単独のBS100との通信リンクを有し(その場合には、何らのサイト選択情報も必要とされない。)、又は上記の実施例では複数のBS100との通信リンクを有する(その場合には、サイト選択情報が必要とされる。)。リンク品質情報は、次のパケットの送信のためにどの変調/符号化手法(MCS)及び/又は電力レベルが使用されるべきかを、BS100が決定することを可能にする。適切なリンク情報を導出する方法は、よく知られている。例えば、UMTS HSDPAの例では、品質情報は、ダウンリンク共通パイロットチャネル又は専用チャネルにおけるSIR(信号対干渉比)の測定値に準拠することが可能である。他の例としては、パケットがCRCエラーなしに受信された(即ち、データが既知である)ならば、その知識を利用して品質情報の精度を改善し得る。更なる例としては、MS110はそれが必要としたMCSを明示的に信号送信する。同様に、NACKが受信されたならば、これはチャネル品質に関することも示す。
【0038】
N個の値の1つをとり得るリンク品質フィールドで置換されたサイト選択フィールド302を利用して、図3のサイト選択情報に関して説明した手法と同様に、現在のところ提案されているように、承認及びリンク品質情報が別々に信号送信され得る。しかしながら、失敗したパケットが再送信される場合に、MCSが更新されないならば、システムの動作及び実現性は非常に簡潔になる。特定のパケット送信に応じた304における承認フィールドがACKであるならば、次のパケットに対するMCSを決定するためにリンク品質情報が使用される。これに対して、パケットが適切に受信されず、NACKが送信される場合は、当初の送信のときと同じMCSを利用してパケットが送信される。
【0039】
この提案される手法は、上述のサイト選択手法と同様の問題を引き起こし、組み合わせ総ては必要とされないので、ACK/NACK及び品質の両者を送信することは非効率的である。本質的には、ARQサイクル中にMCSの変更が禁止されるならば、品質情報はNACKと同時に送信される必要はない。更なる問題は、上記のサイト選択の例と同様に、承認及び品質フィールドが同一の電力レベルで送信されるならば、2つのメッセージに関する相対的なエラーレートは、可能性のある信号送信される品質レベルの数に依存する。これは、2つのデータフィールドに対して異なる電力を使用することで補償され得るが、現在のUMTS規格では許容されていない。
【0040】
本発明により形成されるシステム例では、承認及びリンク品質情報の両者を搬送するために単一のデータフィールドが使用される。結合されたフィールドの第1の例は、図4でサイト選択情報を示すデータ値を、特定のリンク品質情報を示すデータ値で置換したところの図4に示されるものに準拠する。本実施例では、結合データフィールド内のNACK以外のものの送信は、最後のデータパケットが適切に送信されたことを示す。N個の異なる品質レベルが信号送信されるならば、N+1個の異なるコードワードが必要とされる。この例の他の態様は、上述したものに等しい。結合フィールの第2の例は、ARQシーケンスを早期に終了させるために、可能な当初の信号群にABORTメッセージが付加されている図6に示されるものに準拠する。
【0041】
また、図7に示されるものに類似するアップリンクフレーム構造は、結合された承認及びサイト選択フィールド708を結合された承認及びリンク品質フィールドで置換することで、リンク品質の場合にも使用され得る。
【0042】
サイト選択及びリンク品質の例を組み合わせることが可能なことも理解されるであろう。図8は、結合されたサイト選択及びリンク品質フィールド802の例を示し、N個のサイト(S1乃至SN)及びM個のリンク品質値(Q1乃至QM)が信号送信され得る。図4に示される例のように、結合されたフィールド802にてNACK以外のものの送信は、最後のパケットが適切に受信されなかったことを示す。この例では、全部でN×M個のコードワードが必要とされ、典型例では、過剰に大きな組み合わせ数となることを回避するために、サイト及びリンク品質値のいくつかの組み合わせが禁止される必要があり得ることは、理解されるであろう。しかしながら、状況によっては、信号送信可能なサイト数と信号送信可能なリンク品質数との選択又はトレードオフ(trad off)を行う能力は、より多くの柔軟性を与えることを可能にする。これは、BS100が様々なMCS群をサポートする場合に特に顕著になる。
【0043】
有効なコードワード数及び可能なコードワード各々の意味は、無線チャネルが設定又は再構築される場合に定められる。各ワードの意味は状況に依存し、例えば、可能な品質パラメータ値の数は、アクティブセット内のBS数と供に変化し得る。更に、何らかの品質パラメータを信号送信することは黙示的な承認を示し、それ以外の信号送信は黙示的なNACKを示す。
【0044】
更に、可能な品質パラメータの内容及びサイズは、パケットが適切に受信したか否かに依存し得る。例えば、パケットが不適切に受信されたならば、信号送信される必要のある品質値の範囲は、パケットが適切に受信された場合よりも低い品質値に対応し得る。信号送信される品質値の数も、これら2つの場合に異ならせることが可能である。
【0045】
上記の説明は、送信パラメータに適切な設定を決定するBS100に関連していた。実際には、送信パラメータ値の設定は、固定インフラストラクチャの様々な部分の責務とすることが可能であり、例えば、MS110と直接的にインターフェースをとることの可能な固定インフラストラクチャの一部である「ノードB」にて、又は無線ネットワークコントローラ(RNC:Radio Network Controller)内の上位レベルにて行われ得る。従って、本明細書における「基地局(base station)」又は「1次局(primary station)」は、送信パラメータ値の決定及び設定を担うネットワーク固定インフラストラクチャの部分を包含するように理解すべきである。
【0046】
上記実施例はUMTS FDDシステムの観点から説明されてきたが、本発明は、そのようなシステムにおける使用に制限されず、例えば時分割多重化(TDD:Time Division Duplex)を含む広範なシステムに適用され得る。
【0047】
実際には、BS選択が再び実行される前に送信されるデータ量は、送信するBSを変更するシステムオーバーヘッドに依存して、1パケット以上であり得る。
【0048】
上述のサイト選択の例では、データチャネルは、あるBSから一度にMS110に送信される。しかしながら、状況によっては、データチャネルに関し、1つのBSより多くのものから同時に送信されることが有利であり得る。例えば、3つのBS100a,100b,100cが閉ループ電力制御下の状況にある場合に、2つのBSが等しく良好なリンク品質を与える場合に、データパケット又はパケットが、(ソフトハンドオーバ中の送信と同様に)それら2つの基地局から同時に送信され得る。この場合に、利用可能なサイト選択ワードの組は、複数のBSの選択を示したワードを包含し得る。
【0049】
上述した実施例の変形例では、1次及び2次局の間に1以上のデータリンクが存在し得る。例えば、本発明は、たとえそれらが同一の局の対の間であったとしても別々の電力制御を必要とするところの、異なる無線周波数の無線リンクに適用され得る。
【0050】
本願の開示内容により、当業者には他の変形例も明白であろう。そのような変形例は、無線通信システム及びその要素的部分を設計する、製造する及び使用する分野で既知の他の特徴、及びここに説明した特徴に代えて又はそれに加えて使用され得る他の特徴を包含し得る。
【0051】
本願の原文明細書及び請求の範囲における、要素に先行する“a”又は“an”は、その要素が複数存在することを排除するものではない。更に、“comprising”なる語は、列挙されたもの以外の要素又はステップが存在することを排除するものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】
図1は、無線通信システムの概略ブロック図である。
【図2】
図2は、ソフトハンドオーバのプロセスにおけるMSに関する無線通信システムの概略ブロック図である。
【図3】
図3は、既存のUMTSサイト選択及び承認フィールドを示す図である。
【図4】
図4は、サイト選択と承認フィールドを結合した第1の例を示す図である。
【図5】
図5は、サイト選択と承認フィールドを結合した第2の例を示す図である。
【図6】
図6は、サイト選択と承認フィールドを結合した第3の例を示す図である。
【図7】
図7は、フレーム及びスロット構造の例を示す図である。
【図8】
図8は、サイト選択、リンク品質及び承認フィールドを結合した例を示す図である。
Claims (17)
- 2次局及び1次局の間に通信チャネルを有する無線通信システムであって、前記2次局が、1次局からデータを受信する受信手段,前記データが適切に受信されたか否かを示すために信号を前記1次局に送信する承認手段,及びパケット送信に関する品質パラメータを決定し、前記品質パラメータの詳細を前記1次局に信号送信するパラメータ信号送信手段を有し、これにより以後のデータ送信に関する送信パラメータの選択を可能にし、前記承認手段及び前記パラメータ信号送信手段が複数の利用可能なコードワードから選択された単独のコードワードを送信することで、結合された信号送信が実行され、前記1次局が、前記単独のコードワードを受信し、前記コードワードを利用して、前記データが適切に受信されたか否か及び前記品質パラメータの値を判定する手段を有することを特徴とする無線通信システム。
- 2次局及び1次局の間に通信チャネルを有する無線通信システムで使用される1次局であって、前記2次局にデータを送信し、複数の利用可能なコードワードから選択された単独のコードワードを前記2次局から受信し、前記コードワードを利用して前記データが適切に受信されたか否か及び品質パラメータの値を判定し、並びに前記品質パラメータの値に依存して、以後のデータ送信用の送信パラメータの値を判定する手段が設けられることを特徴とする1次局。
- 複数の部分として前記単独のコードワードを受信し、前記受信したコードワードを判定するために前記部分の各々を結合する手段が設けられることを特徴とする請求項2記載の1次局。
- 前記システムが前記2次局と複数の1次局の間に通信チャネルを有し、前記2次局にデータを送信するために前記1次局が選択されたか否かを判定し及び前記1次局が選択された場合に前記2次局にデータを送信する手段が設けられ、前記品質パラメータが、以後のデータ伝送に好ましい1次局の部分集合を示すサイト選択信号であり、並びに前記1次局が更なるデータ伝送用に選択されたか否かを前記サイト選択信号から判定する手段が設けられることを特徴とする請求項2又は3記載の1次局。
- 前記品質パラメータが、データ伝送に使用される無線リンクの品質に関連し、並びにリンク品質パラメータに応答して、以後のデータ伝送に適切な変調及び符号化手法及び/又は送信電力を選択する手段が設けられることを特徴とする請求項2又は3記載の1次局。
- 2次局と1次局の間に通信チャネルを有する無線通信システムで使用される2次局であって、1次局からデータを受信する受信手段が設けられ、前記データが適切に受信されたか否かを示すために信号を前記1次局に送信する承認手段が設けられ、及びパケット送信に関する品質パラメータを決定し、前記品質パラメータの詳細を前記1次局に信号送信するパラメータ信号送信手段が設けられ、これにより以後のデータ送信に関する送信パラメータの選択を可能にし、前記承認手段及び前記パラメータ信号送信手段が複数の利用可能なコードワードから選択された単独のコードワードを送信することで、結合された信号送信が実行されることを特徴とする2次局。
- 前記単独のコードワードを複数の部分に分離し、複数の部分の各々を別々に送信する手段が設けられることを特徴とする請求項6記載の2次局。
- 前記利用可能なコードワードが、前記データが適切に受信されなかったことを示し、少なくとも1つの品質パラメータを示す否定的な承認信号より成ることを特徴とする請求項6又は7記載の2次局。
- 前記利用可能なコードワードが、前記データが適切に受信されたことを示し、少なくとも1つの品質パラメータを示す承認信号より成ることを特徴とする請求項6又は7記載の2次局。
- 前記利用可能なコードワードが、前記1次局がデータの再送信を試みるべきでないことを示し、少なくとも1つの品質パラメータを示す否定的な承認信号、中止信号より成ることを特徴とする請求項6又は7記載の2次局。
- 前記システムが前記2次局及び複数の1次局の間に通信チャネルを有し、前記複数の1次局から選択された1つ又はそれ以上の1次局からデータを受信するように前記受信手段を適合させ、前記品質パラメータが、以後のデータ伝送に好ましい1次局の部分集合を示すサイト選択信号であり、これにより以後のデータ送信用の1次局の選択を可能にすることを特徴とする請求項6乃至10の何れか1項に記載の2次局。
- 前記品質パラメータが、データ伝送に使用される無線リンクの品質に関連し、これにより、以後のデータ送信に適切な変調及び符号化手法並びに送信電力を、前記1次局が選択することを可能にすることを特徴とする請求項6乃至10の何れか1項に記載の2次局。
- 1次局からデータを受信する2次局と1次局との間に通信チャネルを有する無線通信システムを動作させる方法であって、前記データが適切に受信されたか否かを示すために承認信号を前記1次局に送信し、パケット送信に関する品質パラメータを決定し、前記品質パラメータの詳細を前記1次局に信号送信し、これにより以後のデータ送信に関する送信パラメータの選択を可能にし、この場合において、複数の利用可能なコードワードから選択された単独のコードワードを送信することで、結合された承認及び品質パラメータ信号送信が実行され、前記1次局が前記単独のコードワードを受信し、前記コードワードを利用して、前記データが適切に受信されたか否か及び前記品質パラメータの値を判定することを特徴とする方法。
- 前記2次局が、前記単独のコードワードを複数の部分に分離し、複数の部分の各々を別々に送信し、及び前記1次局が、前記複数の部分の各々を受信し、それらを結合して受信したコードワードを判定することを特徴とする請求項13記載の方法。
- 前記システムが前記2次局及び複数の1次局の間に通信チャネルを有し、当該方法が、前記2次局が複数の1次局から選択した1つ又はそれ以上の1次局からデータを受信し、以後のデータ伝送に最も適切な好ましい1次局の部分集合を決定し、前記品質パラメータが、前記好ましい1次局の部分集合を示すサイト選択信号であり、各1次局が、更なるデータ送信用に選択されたか否かをサイト選択信号から決定することを特徴とする請求項13又は14記載の方法。
- 前記コードワードが、好ましい1次局の部分集合中の単独のメンバを示すことを特徴とする請求項15記載の方法。
- 選択された1次局が、好ましい1次局の部分集合のメンバであることを特徴とする請求項15又は16記載の方法。
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