JP2004519030A - Tvショッピングを可能にするための改良された対話型システム - Google Patents
Tvショッピングを可能にするための改良された対話型システム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004519030A JP2004519030A JP2002562089A JP2002562089A JP2004519030A JP 2004519030 A JP2004519030 A JP 2004519030A JP 2002562089 A JP2002562089 A JP 2002562089A JP 2002562089 A JP2002562089 A JP 2002562089A JP 2004519030 A JP2004519030 A JP 2004519030A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- customer
- video
- advisor
- interactive
- interactive system
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N21/00—Selective content distribution, e.g. interactive television or video on demand [VOD]
- H04N21/20—Servers specifically adapted for the distribution of content, e.g. VOD servers; Operations thereof
- H04N21/23—Processing of content or additional data; Elementary server operations; Server middleware
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N21/00—Selective content distribution, e.g. interactive television or video on demand [VOD]
- H04N21/40—Client devices specifically adapted for the reception of or interaction with content, e.g. set-top-box [STB]; Operations thereof
- H04N21/41—Structure of client; Structure of client peripherals
- H04N21/422—Input-only peripherals, i.e. input devices connected to specially adapted client devices, e.g. global positioning system [GPS]
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06Q—INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- G06Q30/00—Commerce
- G06Q30/06—Buying, selling or leasing transactions
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N21/00—Selective content distribution, e.g. interactive television or video on demand [VOD]
- H04N21/20—Servers specifically adapted for the distribution of content, e.g. VOD servers; Operations thereof
- H04N21/21—Server components or server architectures
- H04N21/218—Source of audio or video content, e.g. local disk arrays
- H04N21/2187—Live feed
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N21/00—Selective content distribution, e.g. interactive television or video on demand [VOD]
- H04N21/40—Client devices specifically adapted for the reception of or interaction with content, e.g. set-top-box [STB]; Operations thereof
- H04N21/47—End-user applications
- H04N21/478—Supplemental services, e.g. displaying phone caller identification, shopping application
- H04N21/47815—Electronic shopping
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N21/00—Selective content distribution, e.g. interactive television or video on demand [VOD]
- H04N21/60—Network structure or processes for video distribution between server and client or between remote clients; Control signalling between clients, server and network components; Transmission of management data between server and client, e.g. sending from server to client commands for recording incoming content stream; Communication details between server and client
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N21/00—Selective content distribution, e.g. interactive television or video on demand [VOD]
- H04N21/80—Generation or processing of content or additional data by content creator independently of the distribution process; Content per se
- H04N21/85—Assembly of content; Generation of multimedia applications
- H04N21/858—Linking data to content, e.g. by linking an URL to a video object, by creating a hotspot
- H04N21/8586—Linking data to content, e.g. by linking an URL to a video object, by creating a hotspot by using a URL
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N7/00—Television systems
- H04N7/16—Analogue secrecy systems; Analogue subscription systems
- H04N7/173—Analogue secrecy systems; Analogue subscription systems with two-way working, e.g. subscriber sending a programme selection signal
- H04N7/17309—Transmission or handling of upstream communications
- H04N7/17318—Direct or substantially direct transmission and handling of requests
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Business, Economics & Management (AREA)
- Accounting & Taxation (AREA)
- Finance (AREA)
- Development Economics (AREA)
- Economics (AREA)
- Marketing (AREA)
- Strategic Management (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Business, Economics & Management (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Theoretical Computer Science (AREA)
- Databases & Information Systems (AREA)
- Telephonic Communication Services (AREA)
- Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
Abstract
顧客が遠隔の場所を離れることなく、遠隔の顧客によるセントラルプロバイダからのTVショッピングおよび同様の目的を可能にする改良された対話型システムである。このシステムは、共働する要素の複雑な対話型ネットワークを有し、映像および音声通信が顧客とセントラルプロバイダとの間で確立されることを可能にする2つのネットワーク分配手段を含み、さらに、セントラルプロバイダにおいては、映像ネットワーク交換局、アドバイザコンピュータ、およびプレゼンテーションコンピュータを含み、さらには、映像イネーブルネットワークのウェブサーバへの拡張部およびゲートウェイプロセッサ/コンピュータを含む。このシステムは、たとえば、プレゼンテーションを提供することにおいてのアドバイザの仕事を容易にする点において、異なる接続方法を提供する点において、ある特定の顧客に多数のアドバイザ/業者が接続されることを可能にする点において、多数のネットワークが各アドバイザ/業者に接続されることを可能にする点において、および突然のコール閉鎖に対応する点において、公知のシステムと比較すると、性能において大きな改良を提供する。このシステムは、その応用においてTVホームショッピングに限定されているわけではなく、たとえば、それは、顧客とアドバイザとの関係の管理が必要とされるさまざまな応用において有用性を見出す。
Description
【0001】
【発明の分野】
この発明は、TVショッピングおよび同様の目的のための改良された対話型システムに関し、より具体的には、これに限定されているわけではないが、改良されたTVショッピングシステムとして家庭で用いられるための改良された対話型システムに関する。
【0002】
【発明の背景】
今日、多くの組織は、販売および他の目的のために「コールセンター」を運営している。これらは、実在の、またはバーチャルな販売センターであり、そこへと顧客の電話コールがルーティングされる。有人または自動の「フロントオフィス」機能にアクセスした後、顧客は、顧客の問題にふさわしい、次に電話にでることのできるアドバイザに接続される。この取引の概念に効果的に追加されるものは、テレビまたはコンピュータディスプレイスクリーンを介して顧客に画像(「映像」)を提供する追加的な能力を有したコールセンターである。当業者が認識するように、「視覚的表示装置」または「映像表示装置」、つまり、VDUは、テレビとコンピュータディスプレイスクリーンとの両方に当てはまる。
【0003】
映像能力を備えたコールセンターは、「映像コールセンター」または単に「映像センター」と呼ばれる。映像センターは、ネットワークを介して顧客に接続されなければならず、これは、ケーブルおよび電波信号の両方を含み得、電話ネットワークと比較して向上した能力を有し、これは、「映像イネーブルネットワーク」と呼ばれ得る。
【0004】
顧客のVDUは、通例、ケーブルまたは電波信号からのデータをテレビジョン映像フォーマットに変換する「セットトップボックス」にリンクされたテレビジョン受信機を含み、または、ケーブルまたは電波信号からのデータをコンピュータフォーマットに変換する「モデム」を備えたコンピュータを含み得る。しかし、多くのVDUは「セットトップボックス」機能を内蔵し、多くのコンピュータはモデム機能を内蔵している。セットトップボックスにリンクされたリモートコントロールキーパッドユニットまたはコンピュータキーボードによって、顧客がネットワークにコマンドを伝達することが可能となる。顧客は、通例、VDUリモートコントローラ上のボタンを押すか、またはオンスクリーンメニュー上でマウスまたはカーソル制御を操作し、この動作によって、映像センターに「映像リンク要求」コマンドが送信されることによって、映像イネーブルネットワークとの接続を開始する。
【0005】
英国特許出願第9817829.6号(ニサバグループ社(Nisaba Group Ltd.))(たとえば、図1参照)は、複数の販売アドバイザの各々が彼らの顧客とその顧客の電話およびその顧客のVDUを介して通信することを可能にする、共働する映像イネーブルネットワークおよび電話ネットワークを備えた映像コールセンターシステムを記載している。このようなシステムでは、双方向の音声通信および一方向の映像リンク(「映像セッション」)が、顧客と映像センターのアドバイザとの間で確立され、このアドバイザは、顧客のアドバイザのライブ映像画像を含む映像および音声データを顧客に送信し得る。
【0006】
しかし、関連分野での公知のシステムは、さまざまな欠点の影響を受けやすい。
【0007】
第1に、公知のシステムでは、時として、顧客の電話コールをその顧客の映像セッションに関連付けることにおいて問題が生じる。アドバイザを顧客の映像ライン上に切替えることは、不確実なおそれがあり、エージェント間でのコール転送も問題点を示すおそれがある。顧客のセットトップボックスの識別は、必ずしも可能ではなく、いくつかのネットワークにおいては、顧客の電話番号とSTB番号を両立させることは困難である。
【0008】
第2に、公知のシステムは、たとえばオンスクリーンメニューを介して顧客が要求を送信することによって通信が開始され得るという事実に言及しているが、このようなシステムは、映像セッションを開始するための異なった詳細な方法を説明していない。
【0009】
第3に、公知の映像センターシステムでは、アドバイザは基本的に、顧客に対してライブマルチメディアプレゼンテーションを行なっているが、これは、パーソナルコンピュータ(PC)上で標準的なプレゼンテーションソフトウェアを用いる困難なプロセスである。
【0010】
公知のシステムはまた、たとえば、顧客が突然リンクを閉じたことによる、制御されない状態でのセッションの遮断を適切に取扱うための高度な備えをしていない。
【0011】
さらに、公知のシステムは、顧客が自身の電話番号をリモートコントローラ、コンピュータキーボード、または電話のキーパッドにタイプし、業者がその電話番号をかけ直す、かけ直し(phone−back)サービスに対する備えをしていない。
【0012】
この発明の目的は、上述の欠点のうちの少なくともいくつかを克服するか、または実質的に減じることである。
【0013】
【発明の目的および概要】
この発明の基本的な目的は、英国特許出願第9817829.6号(ニサバグループ社)のシステムおよび他の公知のシステムと比較して、実用的な能力において融通がきき、かつ大きく改良された、ホームショッピングおよび同様の目的のための対話型システムを提供することである。
【0014】
おおまかに見ると、この発明は、映像センターの映像ネットワーク交換局、アドバイザコンピュータ、およびプレゼンテーションコンピュータと、映像イネーブルネットワークのウェブサーバへの拡張部と、ゲートウェイプロセッサ/コンピュータとを含む共働する要素の複雑な対話型ネットワークを有する、改良された対話型システムを提供するという概念の中に存在する。この発明のシステムは、たとえば、プレゼンテーションを提供することにおいての販売アドバイザの仕事を容易にし、異なる接続方法を提供し、多数の業者が顧客に接続されることを可能し、多数のネットワークが各業者に接続されることを可能し、さらには突然のコールの停止に対応する点で、ホームショッピング用に用いられる場合に、公知のシステムと比較して大きな性能における改善点を提供する。
【0015】
この発明によると、セントラルプロバイダから遠隔の顧客へのTVショッピングを可能にするための対話型システムが提供され、上記システムは、
遠隔の顧客とセントラルプロバイダとの間で映像および音声通信が確立されることを可能にする2つのネットワーク分配手段を含み、
(a) 1つは、セントラルプロバイダとの顧客の電話通信がセントラルプロバイダの特定のアドバイザワークステーションへとルーティングされることを可能にし、上記セントラルプロバイダには、複数のこのようなワークステーションが存在し、
(b) 1つは、複数のアドバイザワークステーションからの出ていく音声および映像通信がそれぞれの顧客へとルーティングされることを可能にし、上記それぞれの顧客から、入ってくる電話通信が受信され、上記システムはさらに、
上記ワークステーションで働くアドバイザが、対話形式で顧客と通信することを可能にし、さらには顧客のVDU上で見られるべき上記アドバイザの画像を含む画像を顧客に提供することを可能にする手段と、
アドバイザおよび顧客が取引を行なうことを可能にする手段と、
ある特定の顧客の電話発信者のVDUの映像セッションデータがセントラルプロバイダに伝達されることを可能にする対話型入力システム手段を介して映像リンク要求信号を送信するための送信手段をさらに含む、上記顧客のうちのいずれか1人が映像接続を開始することを可能にする手段とを含む。
【0016】
便利なことには、この発明のシステムによって、ビデオオンデマンド(VOD)および他の対話型TVサービスのために設計された対話型ケーブルTV(CATV)ネットワーク上でホームショッピング機能が実現されることが可能となり、ネットワークローディングが増大され、その商業的な可能性が広がる。
【0017】
さらに、この発明の例示的な実施例に従うと、対話型システムの対話型入力システム手段は、オンスクリーンメニューシステム、コンピュータキーボード、および/またはリモートコントロールキーパッドとして実現され得る。
【0018】
有利なことには、対話型システムは、映像イネーブルネットワークを採用して音声および映像の両方をアドバイザから顧客へと送信し得る。映像イネーブルネットワークは、データを送信するために、確立された標準的なプロトコル(IP、ATM、DVB、MPEG、ADSL等)のいずれかを用い得る。
【0019】
従来、映像センター内の販売アドバイザには、パーソナルコンピュータ(PC)(アドバイザのPCまたはAPC)が与えられ、これは、顧客へのマルチメディアプレゼンテーションを生成する別のPC(プレゼンテーションPCまたはPPC)にネットワークによって接続され、映像センターは、映像イネーブルネットワークのセットトップボックスのために働くウェブサーバと通信するゲートウェイプロセッサ/コンピュータに接続される。この接続では、ゲートウェイプロセッサ/コンピュータ構成要素は、たとえば、どのオンスクリーンメニューアイコン/入力キーが顧客によって作動させられるべきか、さらには、映像コールセンターは、顧客からの特定の業者/アドバイザに対するどのセットトップボックス番号(STB♯)と通信すべきかを示すデータの類いを含むデータをアドバイザ/業者と顧客との間で伝達するように働く。したがって、STBと通信してSTB♯および業者/アドバイザ識別を得るためのこのような手段によって、ヘッドエンドおよび特定の業者/アドバイザの映像コールセンターまで正確にコールをルーティングすることができる。
【0020】
1つの実施例では、アドバイザを顧客の電話に、さらにはアドバイザを正しいプレゼンテーションPCに正しく接続することは、PPCが生成する可聴識別子または画面上の映像を、アドバイザまたはフロントオフィスアドバイザもしくはフロントオフィスのIVRシステムに対して、顧客が声に出して読み上げることによって、または、他の様態で取次ぐことによって、達成される。
【0021】
別の実施例では、アドバイザを顧客の電話に、さらにはアドバイザを正しいプレゼンテーションPCに正しく電話接続することは、自動的に確立され、PPCは、顧客が顧客の電話でダイヤルすることのできる電話番号および識別子を含む画像を送信し、電話番号は、顧客を映像センターに接続し、識別子は、顧客のコールを、正しいPPCに接続され得るアドバイザに送る。
【0022】
従来、アドバイザを顧客の電話に正しく電話接続することは、映像センターブランチ電話交換局(PABX)内のダイレクトダイヤルイン(DDI)機能を作動させる追加の数字とともに顧客が電話番号をダイヤルすることによって、達成された。なお、顧客に送信される画像は、有利なことには、アドバイザのライブ映像画像を含み得る。
【0023】
好ましくは、複数のアドバイザワークステーションからの音声および映像通信は、セットトップボックスまたはアドレス指定可能な同様のものによって、顧客のVDUへとルーティングされ得る。また、複数のアドバイザワークステーションからの音声および映像通信は、便利なことには、セットトップボックス、または、暗号化され、かつ特定のセットトップボックス上でのみの視聴を目的とした送信を暗号解除のみするようにされた同様のものによって、顧客のVDUへとルーティングされ得る。
【0024】
しかし、この発明のシステムでは、別個のAPCおよびPPCを用いることが好まれるが、代わりに、各アドバイザのために単一のAPCのみを用い、各APCは、内蔵されたPPC機能を有することも可能であることが注目される。
【0025】
別の実施例に従うと、アドバイザは、アドバイザ自身のAPCを用いて顧客に対するプレゼンテーションを制御することができ、プレゼンテーションは、実際には、最終的な形ではPPCによって出力され、これによって、(ライブのアドバイザ画像を含む)ライブマルチメディアプレゼンテーションを顧客に供給するという、ともすれば困難なプロセスが促進される。なぜならば、追加的な制御およびカーソル特徴が、アドバイザのディスプレイスクリーン上に現われ得るためであり、これらは、顧客のスクリーン上で邪魔になるものとして現われることはない。
【0026】
別の実施例では、有利なことには、いくつかのAPCおよびPPCは、2つの平行なローカルネットワークを介して接続され、(たとえば、以下の図2で示されるように)1つは、アドバイザライブ映像/音声のためのものであり、1つは、この発明のシステム内の映像センターにおいての制御データのためのものであり、アドバイザが自由に顧客に接続されることが可能となり、アドバイザ間でのシンプルな映像コール転送が可能となる。
【0027】
別の実施例では、APC上に制御ソフトウェアが、さらにはPPC上にソフトウェアが存在し、これらはともに、アドバイザによるデータ操作および顧客へ送信するためのデータの処理を可能にし、より具体的には、アドバイザが、ライブ画像および音声を含む画像を「ドラッグおよびドロップ」し、顧客のVDUに対してグラフィカルおよび英数字データを人間工学的に提示することが可能となる。
【0028】
この発明の別の実施例では、CATVネットワークのウェブサーバは、映像センターからCATVネットワークのヘッドエンドまでの、ATMスイッチを介した映像通信の送信を制御するゲートウェイプロセッサ/コンピュータと通信し、STB番号のようなセッションデータを適切な業者の映像センターに送信する。
【0029】
別の実施例では、映像センターネットワーク交換局が各ネットワークゲートウェイコンピュータに接続され、多数の業者に多数のネットワークを接続することが可能となり、異なる送信規格(IP、ATM、MPEG、ADSL等)を備えたネットワークが、ある特定の映像センターに接続され得る。
【0030】
別の実施例では、以下で説明されるような映像センターネットワーク交換局から来るデータは、映像センター交換局によって取扱われ、APCおよびPPCのローカルネットワークに渡され、この映像センター交換局はまた、任意で映像センター内のPABXと通信する。
【0031】
別の実施例では、有利なことには、規則的な通信の「ハートビート」が、ゲートウェイ処理手段(コンピュータ)と顧客のVDUセットトップボックスとの間で維持され、ネットワーク障害または顧客による突然のログオフ等の予期しないいずれかのセッション閉鎖を迅速かつ自動的に検出することが可能となる。
【0032】
別の実施例では、顧客のセットトップボックスまたは同様のものは、顧客が業者の映像センターに接続される前に業者のウェブページ等の最初の情報を与え得るCATVネットワーク上のウェブサーバと通信し、この迅速な通信によって、正確な接続が顧客に約束され、最初の情報が顧客に伝達され得る。
【0033】
別の実施例では、販売アドバイザとのライブ映像セッションが終了した後、映像広告が提供され得るか、代替的には、アンケートセッションが顧客に提供され得る。
【0034】
有利なことには、この発明のシステムは、電話かけ直し機能を含み得、顧客は、データを送信するための顧客の電話キーパッドを用いて電話番号を残すことができ、映像センターのアドバイザまたは他の人員が顧客に電話をかけ直すことが可能となる。また、この発明のシステムは、便利なことには、顧客の電話キーパッドおよび顧客に対するインストラクションの音声フィードバックを用いて、フロントオフィス機能の要素のうちのいくつかまたはすべてを自動化する装置を含み得、このような装置は、対話型音声応答(IVR)装置の1つのバージョンである。
【0035】
別の実施例では、映像接続を利用する人々のための電話コールのルーティングは、標準的なコールセンターの電話番号(たとえば、全国的なコンタクト番号)を利用する人々とは異なるトランクで構成され、これによって、便利なことには、映像接続を用いる顧客が、電話ネットワーク上のトラフィック輻輳のためにアドバイザへの音声リンクを確保できないままになるということが回避される。
【0036】
さらに、多数のセットトップボックス(または、同様のもの)は、アドバイザのPPCから映像を受信するようにされ得、多数のアドバイザのAPCは、1つのPPCに接続(patch)され得、「電話会議」モードが電話システムとともに起動され得、ビデオオークションおよび映像による教育のような状況に対応することができることが理解されるべきである。
【0037】
したがって、この発明のシステムは、遠隔の顧客とセントラルプロバイダの(アドバイザが配置された)アドバイザワークステーションとの間での対話型通信によって、大きく改良された、TVショッピングのための対話型プロセスを提供する。このシステムは、妥当なコストで実現され得、顧客とアドバイザ/業者との関係の管理が必要とされるさまざまな応用においての有用性を見出す。
【0038】
[発明の実施例の詳細な説明]
1.公知のシステム
図1は、英国特許出願第9817829.6号(ニサバグループ社)に開示されるようなTVショッピングのための公知の対話型システム1の実施例を示す概略的なブロック図である。図示されるように、顧客のサブシステム2は、電話サブシステム3および制御/スイッチングシステム6に接続される映像コールセンター4に、電話ネットワーク12およびCATVネットワーク5を介して接続される。
【0039】
システム1の動作において、(セットトップボックス(STB)9を有する)VDU8および電話7を用いる顧客10は、電話装置14を用いて販売アドバイザ29と交信し、電話コールは、PABX自動コール分配システム(ACD)16によってルーティングされた。アドバイザのライブ映像画像は、画像キャプチャ手段18によって提供され、映像ミキシング19および21を用いて、映像グラフィックスジェネレータ23、映像フォーマットコンバータ22、ビデオライブラリ20および24からのグラフィックスと組合され、さらなるビデオライブラリ25およびスイッチングユニット26が存在するCATVネットワークヘッドエンドに送信される。CATVヘッドエンドでは、26からの対話型TVショッピングビデオフィードは、正しいスクランブル解除アルゴリズムを備えたSTBのみがそれを解読し得るように、スクランブルをかけられる。次に、ブロードキャストフィード27が、スクランブルをかけられた対話型TVショッピングビデオフィードに加えられ、CATVネットワーク28内の各「サービングエリア」に送信される。各STB9は、最大数千のSTBを通例含むこともある1つのサービングエリア内にある。STB9は、そのSTBに向けられる対話型TVホームショッピング映像のみを解読するようにされる。
【0040】
2.この発明の対話型システム
図2は、この発明の対話型システムの種々の構成要素を概略的に示す。図示されるように、遠隔の顧客31、32、33、および34は、電話装置35、36、37、および38と、VDU39、40、41、および42とを介して、販売アドバイザ43、44、および45と交信する。販売アドバイザは、電話装置46、47、および48を用いて会話をし、カメラ49、50、および51を用いて自身の画像を顧客に送信する。アドバイザのパーソナルコンピュータ(APC)52、53、および54は、スイッチングネットワークを介して、プレゼンテーションパーソナルコンピュータ(PPC)55、56、および57にリンクされ、これらは、ATMスイッチ58を介して映像イネーブルネットワーク59に給電し、これは、次に、それぞれのVDUに給電する。電話ネットワーク30が、顧客の電話35から38を映像センターのPABX73に接続する。
【0041】
映像イネーブルネットワーク59は、VDUのオンスクリーンメニューシステムまたは同様のものと、業者のウェブページ63との間で、対話型データ交換を提供するように設計されたウェブサーバ62を有する。ウェブサーバは、セットトップボックス番号およびサービス要求データ等のデータを映像センターネットワーク交換局65を介して映像センター66、67、または68に送るゲートウェイコンピュータ64と通信するようにも設計される。映像センターは、有利なことには、1つよりも多くの業者を含み、(図示されるような)映像センター67は、業者IIのサービスと業者IIIのサービスとの両方を含む。
【0042】
映像イネーブルネットワーク59、60、または61のいずれも、それらのゲートウェイおよび映像センターネットワーク交換サブシステム69、70、および71を介して、映像センター66、67、または68のいずれかに接続されるように適合および構成される。
【0043】
各映像センターは、電話装置、PABX73、および映像センター交換局74を与えられた1人以上のフロントオフィスの人員72を含む。PABXは、コンピュータ化された電話インターフェイス(CTI)75を介して映像センター交換局とインターフェイスするように設計される。
【0044】
ブロードバンド、ブロードキャスト、および映像イネーブルネットワーク
電話ネットワークは、世界中の大部分の至るところに存在し、この発明のための便宜的なネットワークとなり得る。なぜならば、それは基本的に1対1の通信機能を提供するように設計されているためである。しかし、電話ネットワークは従来、この発明で必要とされるような販売取引および同様の活動が行なわれるのに十分なスピードで高品質の映像画像が用いられることを可能にするのに十分なデータ帯域幅を提供できない。しかしながら、この発明のシステムは、顧客に対する最後のローカルリンクにおいて電話配線を用いているにもかかわらず、ずっと高い帯域幅を提供できる、以下で説明されるADSLの概念を用いると、うまくいく。
【0045】
この発明の対話型システムは、適切な画像送信品質およびスピードにとって十分なレートでキャリーデータを搬送するいずれかのブロードバンドネットワーク、「映像イネーブル」ネットワークと呼ばれ得るものとともに作動するように設計される。しかしながら、大部分のユビキタス映像イネーブルネットワークは基本的に、1対多数の(「ブロードキャスト」)機能を提供するように設計されている。しかし、これらのネットワークの多くは、限りはあるが、いくつかの1対1の通信能力を有する。この限られた能力こそが、この発明のシステムが利用するものである。
【0046】
1対1の通信のためのブロードキャストネットワークの使用
図3を参照して、CATVシステム等の映像イネーブルネットワークシステムでは(同様の考察が、DVB−Tのような非ケーブルブロードキャストネットワークに当てはまる)、ビデオフィードが、ノード81から84を介して、ゾーンまたは「サービングエリア」内のすべての顧客に提供される。映像を顧客のサービングエリア内のチャネル上にスイッチすることと、制御/アドレス機能によって、その顧客のVDUのためのビデオフィードへのアクセスをリモートでイネーブルにすることと、その顧客のVDUのみがデータを解読し得るように、送信にスクランブルをかけることとのうちの1つまたはこれらの組合せによって、映像を顧客のVDU85、86、87のうちのある特定の1つに送信することができる。「セットトップボックス」(STB)は、通常は顧客側にあるネットワークの要素88、89および90に与えられる名前である。STBは、いくつかの制御/アドレススイッチング機能およびいくつかの解読機能を有する。STBは、命令をSTBに送信するリモートコントロールキーパッドユニット91を介して通例行なわれる顧客入力を可能にする機能も含む。
【0047】
これらの能力が利用できることによって、この発明のシステムを有利に適用できる。より具体的には、図示されるように、業者92は、顧客と映像通信する多数の販売アドバイザが存在する映像センター66内で活動する。各販売アドバイザは、コンピュータワークステーションが与えられ、顧客から受信した音声と、他のビデオコンテンツ97とともにCATVヘッドエンド94を介して、さらには映像スイッチングシステム96およびノード81から84を介してCATVネットワークの顧客側に送信されるアドバイザのライブ画像を含む映像および音声とによって、顧客が製品およびサービスを購入することを助け得る。ネットワークは通例、顧客側で直交振幅変調(QAM)無線周波数(RF)信号フォーマットを用いる。ヘッドエンドはまた、IPフォーマット映像および音声および制御データを用いて、インターネットプロトコル(IP)スイッチ95を介して、ノード81から84と、したがって、顧客32と通信するウェブサーバ62を含む。
【0048】
APCおよびPPC
図2に例示されるこの発明のシステムを参照して、プレゼンテーションPC(PPC)は、ATMスイッチを介して、映像イネーブルネットワークのヘッドエンドに、したがって、顧客に接続される。
【0049】
1つのAPCが1つのPPCに接続されることが可能である。しかし、この発明のシステムは、APCおよびPPCがインターチェンジスイッチシステムを介して接続される場合に高い能力を有する。
【0050】
この発明の好ましい実施例では、アドバイザPC(APC)は、制御データのためにはローカルエリアネットワークを介して、エージェントからの音声およびライブ映像のためにはスイッチネットワーク(映像「マトリックス」スイッチ)を介して、PPCに接続される。アドバイザによる使用とプレゼンテーションの生成とのために別個のPCを用いることの具体的な利点は、第1に、アドバイザは、どのPCCに顧客が接続されているかについて一旦知らされると、ローカルネットワークおよびマトリックススイッチを介してアドバイザのAPCをいずれかのPPCに接続できることであり、第2に、アドバイザのPCは、顧客に送られるようなプレゼンテーションだけでなく、さまざまな制御およびカーソル機能も表示できることであり、これらのさまざまな制御およびカーソル機能は、「オンザフライ」で顧客に対してマルチメディアプレゼンテーションを生成するという、これらなしでは困難であるプロセスを促進する。これらの追加的な制御およびカーソル機能は、PPCによって生成される顧客のスクリーンディスプレイ上での邪魔なものとして現われない。
【0051】
PPCおよびAPCのローカルネットワークは、映像センター交換局を介してネットワークゲートウェイに接続される。セットトップボックス番号およびサービスに対する要求のような、映像センターネットワーク交換局から来るデータ項目は、映像センター交換局によって取扱われ、APCおよびPPCのローカルネットワークに渡され、この映像センター交換局はまた、任意で、映像センター内のPABXと通信する。
【0052】
APCは、PPCの「ファーム」を制御し、PPCが存在するよりも、より多くの、またはより少ないAPCが存在し得る。PPCの働きをする好適な追加のソフトウェアおよびハードウェアがAPCに設けられるという条件においては、APCのみを用いる作動システムを編み出すこともできる。好ましい代替例は、機能を分けることであり、それらが別個のAPCおよびPPC上に置かれる。
【0053】
APC/PPCソフトウェア
APCおよびPPC上で作動するソフトウェアは、有利なことには、「レンダリングエンジン」として公知であるソフトウェアを含む。それは、顧客に対してライブ「オンザフライ」マルチメディアプレゼンテーションを生成するその役割の中で、いくつかの機能を実行することができる。つまり、それは、
− ライブ映像、記憶された映像(MPEG、ビットマップ、HTML、ショックウェーブ、音声および他のマルチメディアデータタイプ)を見せることができ、
− 無原則な、または予め計画されたプレイパターン、たとえば、繰返し、再生、指示された、および枝分かれしたプレイパターンを提供し、
− フレームのないウィンドウを用い、
− APCディスプレイ上で、PPC出力ディスプレイ上では見えない人間工学的な、マウス制御されるGUIを提供し、
− PPCセッションを別のAPCに連続的に転送することができ、
− 顧客が見ているものをそのままアドバイザに見せる「フィードバックスクリーン」をAPCディスプレイ上のウィンドウ内に任意で含み得る。
【0054】
通常の動作モード
顧客のセットトップボックスまたは同様のものは、識別子を有し、これによって、映像イネーブルネットワークオペレータがATMスイッチおよび映像イネーブルネットワークを介して映像センターのPPCからの映像リンク(「映像セッション」)をその顧客に接続することができる。このようにして確立された映像セッションは、この発明のシステムの管理のために用いられる独自の識別子コードを有する。しかし、一般に、この発明のシステムは、ある特定の顧客の電話コールがどの映像セッションまたはどのPPCに関連しているかを知らない。アドバイザは、セッションまたはセットトップボックス識別子、または映像イネーブルネットワーク接続の他のいずれかの詳細を知る必要はないが、アドバイザは、映像センターのどのPPCからの映像セッションを顧客が有しているかを知る必要がある。
【0055】
この発明のシステムの動作は、映像リンク要求を送信した後は、通常、以下のとおりである。顧客には、最初のVDUディスプレイ、「バナースクリーン」が送られ、この上で、彼らは、映像センターの電話番号をダイヤルするように依頼される。顧客が映像センターに電話をかけると、フロントオフィスの人員が応答する。バナースクリーンは、識別子コードも表示する。コードは、どのPPCに彼らのビデオフィードが接続されるかを示す。顧客は、フロントオフィスの人員にこのコードを伝える。次に、フロントオフィスは、彼らの電話コールをアドバイザに接続し得、アドバイザのAPCは、その顧客のビデオフィードを提供しているPPCに接続されている。
【0056】
「バナースクリーン」は、識別子の可聴バージョンを含む音声を含んでもよい。
【0057】
フロントオフィスを用いることによって、顧客に対して可能な限り迅速なサービスを提供しながら、アドバイザの貴重な時間を最大限に活用することができる。複雑でないニーズを持った顧客には、単純に、次に電話にでることのできるアドバイザが提供され、特別な要求を持っているか、またはある特定のアドバイザと話したい顧客は、それにふさわしいアドバイザの順番を待つことができる。
【0058】
IVR
フロントオフィスの機能は、有利なことには、電話のキーパッドによって作動させられ、さらには音声インストラクションおよび情報を顧客に送り返すシステム等の自動システムに、部分的または完全に取換えられてもよく、これらのシステムは、多くの場合、対話型音声応答システムまたはIVRとして公知である。代替的には、より高度な自動フロントオフィス機能は、「音声認識」を含むより複雑なシステムによって提供されてもよく、ここでは、顧客の口頭によるインストラクションがコンピュータデータフォーマットへとデコードされる。
【0059】
顧客のコールを販売アドバイザに適切かつ効率的に分配すること等の、フロントオフィスの他の機能も自動化され得る。この機能は、多くの場合、自動コール分配またはACD機能として説明される。
【0060】
電話のキーパッドを介して伝達されるセッション接続
代替的な自動接続方法では、顧客には、彼らの電話ダイヤルキーパッドにタイプすることのできる映像セッション識別子が与えられる。識別子は、映像センター内で用いられて、顧客のビデオフィードを提供しているPPCにアドバイザのAPCを、場合によっては自動的に、接続し得るアドバイザに電話コールが送られ得る。これは、映像センター交換局がコンピュータ化された電話技術インターフェイス(CTI)インターフェイスを介して映像センターPABXと共働する場合に、最も容易に達成され得る。各APCが1つのPPCにしか接続されていない場合、ダイレクトダイヤルインターフェイス(DDI)を持った標準的なPABXで十分であるだろう。所与のいずれかのAPCがいずれかのPPCに接続され得る、システムの好ましい実施例に従うと、どのPPCがどのAPCと接続されているかについての情報を一時的に記憶するために、ルックアップテーブルが必要とされる。顧客のPPC割当をアドバイザのPPC割当と関連付けるためのルックアップテーブル機能を含むように適用された、高度なDDI機能を持つPABXが、この目的のために用いられ得る。
【0061】
電話コールの第1の動作モード
代替的な接続プロトコルでは、映像センターのフロントオフィスの人員が最初に顧客に電話をかける。コールセンターの人員は、適切な取引サービスに対する映像リンク要求を送信するように顧客に依頼する。映像接続が達成されるときの、顧客のVDUスクリーン上のバナースクリーンディスプレイは、どのPPCに顧客のビデオフィードが接続されているかを示す識別子を含む。顧客は、このコードをフロントオフィスの人員に伝える。次に、フロントオフィスは、彼らの電話コールをアドバイザに接続し、このアドバイザのAPCは、顧客のビデオフィードを提供しているPPCに接続されている。上述のように、このプロトコルのいくつかの要素は、自動システムによって実行され得る。
【0062】
別の代替的な接続プロトコルでは、アドバイザは既に顧客と電話交信をしているが、映像接続は存在しない。アドバイザは、適切な取引サービスに対する映像リンク要求を送信するように顧客に依頼する。映像接続が達成されたときの、顧客のTVスクリーン上のディスプレイは、どのPPCに顧客のビデオフィードが接続されるかを示す識別子を含む。顧客は、このコードをアドバイザに伝える。次に、アドバイザは、顧客のビデオフィードを提供しているPPCにアドバイザのAPCを接続し得る。
【0063】
ある特定のアドバイザとの直接の会話
この発明のシステムは、顧客が会話することができるように、バナースクリーン上でシンプルな直通の回線番号を提供するように作動し得る。バナースクリーンは、ビデオフィードにアドバイザのPPCが接続される、そのアドバイザへの直通のダイヤル番号を表示するのみである。顧客は、この番号をダイヤルし、アドバイザと会話をするだけでよい。
【0064】
映像センターネットワーク交換局
映像センターネットワーク交換局は、好ましくは、業者の映像センターとゲートウェイコンピュータとの間の通信をルーティングするために用いられる。映像センターネットワーク交換局は、多数の業者の映像センターが映像イネーブルネットワークに接続されることを可能にする。各ネットワークゲートウェイには、映像センターネットワーク交換局が与えられ得、トータルで、この発明のシステムによって、多数の映像センターにおける多数の業者が多数の映像イネーブルネットワークに接続され得る。加えて、1つよりも多くの業者が、1つの映像センターを用い得る。
【0065】
映像センターネットワーク交換局は、好ましくは、ネットワークヘッドエンドにあるユニットと、映像センターエンドにあるユニットとに実際には分けられる。システム内で映像センターネットワーク交換局を用いると、顧客は、異なる業者が提供する異なる映像センターからのサービスを要求し得る。同様に、業者は、1つの映像センターを用いて異なる映像イネーブルネットワーク上の顧客に対してサービスを提供し得る。
【0066】
映像ネットワークオンスクリーンメニューウェブサーバ
CATV等の多くの映像イネーブルネットワークは、顧客のリモートコントロールキーパッドまたはコンピュータキーボードのコマンド下で顧客のセットトップボックスまたは同様のものと情報を交換できるウェブサーバも含む。この発明のシステムは、システムのゲートウェイコンピュータにアクセスし、さらには業者の映像センターへの接続から独立して業者からのデータにアクセスするためのソフトウェアおよびハードウェアをウェブサーバに提供することによって、このようなウェブサーバを拡張する。ウェブサーバの拡張によって、顧客が業者の映像センターに接続される前に、対話型ウェブページディスプレイが示され得、この迅速な通信により、正確な接続が顧客に約束され、また場合によっては、映像センターとコンタクトをとらなくても、顧客が彼らのニーズを満たせる場合もある。
【0067】
ポストライブセッション映像およびアンケート
ライブ対話型セッションを終えた顧客は、アドバイザの時間をとらずに、マーケティング目的にとって有用なデータを提供し、および/または、宣伝のための映像を見るようにされる。ウェブサーバを用いてこれを行なうことができ、これは、たとえば、映像広告またはアンケートを含む、業者からのウェブページを提供することによって行なわれる。
【0068】
ゲートウェイコンピュータ
この発明のゲートウェイコンピュータは、ATMスイッチに業者の映像センターからの特定の仮想回線を映像イネーブルシステムのヘッドエンドに接続するように命令し、正確なSTBコードを提供して適切な顧客がビデオフィードを受信することを確実にし、適切な業者の映像センターに対して、映像セッションがもうすぐ始まることを知らせる。
【0069】
ゲートウェイコンピュータおよび映像センターネットワーク交換局は、各ネットワークに必要とされ得る。
【0070】
ハートビート機能ゲートウェイ<‐>STB
ゲートウェイコンピュータは、好ましくは、「ハートビート」機能も提供する。ゲートウェイコンピュータおよびSTB交換局は、映像セッションが有効である間、規則正しく数秒ごとに合図する。顧客が顧客側で切断した場合、またはシステムが故障した場合、ハートビートプロセスは機能しなくなり、ゲートウェイコンピュータは、迅速にセッションを停止させ、確立された接続を切るようにプログラムされる。
【0071】
ADSL
この発明のシステムは、ビデオ画像データを含む高速データが音声とともに顧客に送信され得るADSL(非対称デジタル加入者線)等のデータ送信方法とともに用いられるように企図される。ADSLを用いると、この発明の2つの共働するネットワークは、顧客の構内に至るまで別々の状態にあるのではなく、(ストリートボックスまたはローカル交換局から顧客の構内に至るまでの)通信経路の最後の部分を共有するが、この発明の機能は同じである。
【0072】
図4は、ADSLを備えた、この発明のシステムの動作を例示する。図に示されるローカル電話交換局107の左側では、システムは、上述および図2に示されたものと同様である。しかし、電話ネットワーク30および映像イネーブルネットワーク59は、別々に顧客22に直接繋がるわけではなく、組合されてローカルADSLリンク101になる。顧客は、特別な電子部品‐ADSLリンクを構成するADSLモデム102とデジタル加入者線(DSL)アクセスマルチプレクサ105と電話線106とが備え付けられた従来の電話線によって、電話交換局にリンクされる。単一のDSLユニット105は、多数のモデム102、103、および104と通信する。このリンクによって、電話交換局から顧客までの、画像および音声データの両方を含む高帯域幅(通例、0.5から8Mビット/秒)のデータ送信と、顧客から交換局までの、音声データを含むより低い帯域幅のデータが可能となる。交換局から顧客までの帯域幅は、VDU40上での高品質の動くライブビデオ画像にとって十分である。ADSLリンクは、映像および音声データを多重化し、音声データは、モデム103によって分割されて電話装置36に送られる。DSLユニットは、顧客との通信を、電話交換局107を介しての双方向音声リンクと、ATMスイッチ108を介しての、顧客に向けた一方向(顧客への映像イネーブルネットワーク)リンクとに分割する。映像イネーブルネットワーク59は、多数のポータル109および110と通信し、これらは、1つ以上の映像センター66およびインターネット111等のサービスへのアクセスを提供する。
【0073】
かけ直し機能
忙しい時間帯、または映像センターに従業員がいない場合もある夜間には、かけ直し機能が有用である。これらは、顧客が顧客の電話番号を電話キーパッドにタイプする自動サービスであり、映像センターのPABX/ACD(自動コール分配)システム内の特別なソフトウェアが顧客の電話番号を記憶し、電話をかけることができるようになるとすぐに、アドバイザは、ACDまたは同様のものによって、その顧客に電話をするように要求される。
【0074】
代替的には、かけ直し機能は、STBリモートコントローラ、コンピュータキーボード、または同様のものによって提供される。サービスが込み合っている場合、「申し訳ありませんが、込み合っています」というメッセージが、現われ、顧客に顧客の電話番号を入力させ、自動システムが記憶し、後に、業者のアドバイザに、その電話番号の顧客に対して電話をかけ直させる。
【0075】
具体的な実施例を参照しながら、この発明を説明してきたが、この実施例は、単なる例示にすぎず、当業者が思い浮かべることのできる変形例および変更例は、添付の請求項およびそれと同様のものにおいて示されるようなこの発明の思想および範囲から逸脱することなく、作成され得ることが十分に理解されるべきである。たとえば、対話型ネットワークの一部で異なる特定の構成要素を用いるシステムは、この発明の概念からは逸脱せず、この発明のATM(非同期転送モード)スイッチを別のもの、たとえば、インターネットプロトコル(IP)ブロードバンドスイッチと取換えることもでき、CATVネットワークを別の映像イネーブルネットワークと取換えることもできることが理解されるべきである。同様に、用語PC(パーソナルコンピュータ)は、IBMのPC仕様に適合したコンピュータだけでなく、同様の能力を持つ他の仕様のコンピュータも指していると認識され得る。
【0076】
さらに、この発明のシステムの対話型ネットワークは、映像を顧客に送信するために、POTS、携帯電話ネットワーク、IP、ADSL、DVB、DVB−T、衛星およびISDNネットワークを含み得る。これらの中で、ADSLおよび携帯電話ネットワークが、特に重要であると考えられ得る。
【0077】
用語解説:
3G−第3世代、(WAPの後の)未来の移動通信を指し、場合によっては、ISeeTV機能が可能である。
【0078】
AA−自動アテンダントである。音声認識システムが存在し得る点で、IVRよりも高度である。
【0079】
APC−アドバイザパーソナルコンピュータである。
ADSL−非対称デジタル加入者線である。(ローカル電話交換局から顧客までの)「加入回線」電話線を用いる、顧客までの高帯域幅リンクと顧客からの低帯域幅リンクとを備えたネットワーク規格である。
【0080】
ATM−非同期転送モードである。たとえば、映像センターからヘッドエンドまでの、超高速リンク上でのデジタルデータブロックの送信のための規格である。
【0081】
CATV‐ケーブルTVである。CATVネットワークは、何百ものMHzで測定された帯域幅を有し、何百もの同時のライブ映像チャネルを搬送し得る。
【0082】
DDI−ダイレクトダイヤルインである。追加の数字を電話番号に加えてPABX上の拡張部に直接アクセスする。
【0083】
DVB−T:デジタルビデオ地上放送である。(放射電波を用いるデジタル衛星TVまたは放射電波を用いないケーブルTVとは対照的に)標準的なアンテナを介した放射搬送波デジタルTVである。それは、ISeeTVシステム内でのその用途において制限される。なぜならば、それは、1つの中継器上でTVセットを多く持ちすぎており(10−100,000)、たとえデータ圧縮を用いたとしてもチャネル数が少なすぎるからである。
【0084】
EPG−電子プログラムガイドである。テレビジョンリモートコントローラによって制御される、TV番組時間および内容を表示するためのTVスクリーン上のシステムである。EPGは、一般に、CATV社から顧客へとデータを提供する一方向のリンクであるが、PPV応用では、双方向のデータ通信が存在する。
【0085】
オンスクリーンメニュー(以下)は、この論理的な発展である。
GUI−グラフィカルユーザインターフェイスである。ディスプレイおよびカーソル(マウス)の動きおよびクリックによってコンピュータを制御する手段である。
【0086】
ヘッドエンド−技術的な「スタジオ」である。CATVコンテンツが顧客へのCATVネットワークに入れられる場所である。
【0087】
HTML−ハイパーテキストマークアップ言語である。ウェブページが用いる言語である。
【0088】
IP−インターネットプロトコルである。WWW通信のために用いられるデータ構造であり、データ、映像、および音声を含み得る。IP上でホームショッピングのための画像を依然として用いる業者が存在するが、通常の電話線は、ISeeTV動作のために十分な品質の動くライブ画像を提供するには不十分な、IPプロトコルを用いた帯域幅を有する。
【0089】
ADSL技術によって、IPプロトコルを用いる電話加入回線リンク上でライブ画像を送信することが可能となる。
【0090】
ISDN−統合サービスデジタル通信網である。POTSとは対照的に、(映像を含む)IPデータおよび映像のために電話線の能力を拡張させる(BTハイウェイと呼ばれる)高速電話線ベースのデータサービスである。それは、たとえば、企業間環境または企業内ヘルプラインにおいてISeeTVタイプのサービスを提供することができる。
【0091】
IVR−対話型音声応答システムであって、音声インストラクションにより、コンピュータが、電話のキーを用いて情報を送る顧客と通信することが可能となる。
【0092】
JPEG−ジョイントフォトグラフィックエクスパートグループ(Joint Photographic Expert Group)である。圧縮された静止画像データである。
【0093】
MPEG−モーションピクチャーズエクスパートグループ(Motion Pictures Expert Group)である。送信のためにデータおよびデータ構造を圧縮するための規格であり、画像、音声、およびデータを同時に送信することができる。
【0094】
NVOD−ニアビデオオンデマンドである。顧客は、顧客のCATV会社からの映画映像をリクエストするが、それはすぐには配信されず、顧客は待たなければならない。多くの場合、少数のコンテンツフィーチャ、たとえば、最近の主要なハリウッド映画の連続的なオーバーラップするブロードキャスト送信への、制御されたアクセスを提供することによって、達成される。
【0095】
オンスクリーンメニュー−より高度なEPGである。通例、CATVネットワークに接続されるウェブサーバからのずっと広い範囲のデータにアクセスすることができ、それを表示することができる。
【0096】
PABX−ブランチ交換局(サイト電話交換局)である。
PPV‐ペイパービューである。VOD参照。
【0097】
POTS−PSTNとしても公知である普通の従来の電話サービスである。
PPC−プレゼンテーションパーソナルコンピュータである。
【0098】
PSTN−わずか数キロヘルツの帯域幅を備えた公衆交換電話網である。POTS参照。圧縮ソフトウェアの改良によって、質の悪い画像が利用できるようになり得るが、それは現在、ライブ映像を提供できない。
【0099】
ショックウェーブ−ベクトルグラフィックスデータフォーマットである。最小の帯域幅で動画を可能にするために、効果的に、高く圧縮されたフォーマットを提供する。
【0100】
STB−セットトップボックスである。解読ソフトウェアおよびチャネル選択、場合によっては、EPGおよびCATVウェブサーバアクセスを提供するデバイスである。
【0101】
VOD−ビデオオンデマンドである。電話またはリモートコントロールキーパッドアクセスによって、顧客は、彼らに対して独自に提供される映像ストリームにアクセスすることができる。通常、ペイTVシステムである。アドレス指定可能なSTBおよび大きな帯域幅を必要とする。
【0102】
WAP−ワイヤレスアプリケーションプロトコルである。現世代携帯電話上にデータを置く手段である。現在、ISeeTVにとっては、十分ではない。
【0103】
UMTS−3G規格のうちの1つである。3G参照。
【図面の簡単な説明】
【図1】英国特許出願第9817829.6号(ニサバグループ社)の公知のシステムを例示する概略的なブロック図である。
【図2】対話型システムの構成要素を詳細に例示する、この発明を採用した対話型システムの概略的なブロック図である。
【図3】どのようにオンスクリーンメニューウェブサーバがCATVネットワークに接続するのかを例示する、この発明の対話型システムの別の概略的なブロック図である。
【図4】どのようにシステムがADSLおよび同様のネットワークを用いて機能させられるのかを例示する、この発明を採用する対話型システムの別の概略的なブロック図である。
【発明の分野】
この発明は、TVショッピングおよび同様の目的のための改良された対話型システムに関し、より具体的には、これに限定されているわけではないが、改良されたTVショッピングシステムとして家庭で用いられるための改良された対話型システムに関する。
【0002】
【発明の背景】
今日、多くの組織は、販売および他の目的のために「コールセンター」を運営している。これらは、実在の、またはバーチャルな販売センターであり、そこへと顧客の電話コールがルーティングされる。有人または自動の「フロントオフィス」機能にアクセスした後、顧客は、顧客の問題にふさわしい、次に電話にでることのできるアドバイザに接続される。この取引の概念に効果的に追加されるものは、テレビまたはコンピュータディスプレイスクリーンを介して顧客に画像(「映像」)を提供する追加的な能力を有したコールセンターである。当業者が認識するように、「視覚的表示装置」または「映像表示装置」、つまり、VDUは、テレビとコンピュータディスプレイスクリーンとの両方に当てはまる。
【0003】
映像能力を備えたコールセンターは、「映像コールセンター」または単に「映像センター」と呼ばれる。映像センターは、ネットワークを介して顧客に接続されなければならず、これは、ケーブルおよび電波信号の両方を含み得、電話ネットワークと比較して向上した能力を有し、これは、「映像イネーブルネットワーク」と呼ばれ得る。
【0004】
顧客のVDUは、通例、ケーブルまたは電波信号からのデータをテレビジョン映像フォーマットに変換する「セットトップボックス」にリンクされたテレビジョン受信機を含み、または、ケーブルまたは電波信号からのデータをコンピュータフォーマットに変換する「モデム」を備えたコンピュータを含み得る。しかし、多くのVDUは「セットトップボックス」機能を内蔵し、多くのコンピュータはモデム機能を内蔵している。セットトップボックスにリンクされたリモートコントロールキーパッドユニットまたはコンピュータキーボードによって、顧客がネットワークにコマンドを伝達することが可能となる。顧客は、通例、VDUリモートコントローラ上のボタンを押すか、またはオンスクリーンメニュー上でマウスまたはカーソル制御を操作し、この動作によって、映像センターに「映像リンク要求」コマンドが送信されることによって、映像イネーブルネットワークとの接続を開始する。
【0005】
英国特許出願第9817829.6号(ニサバグループ社(Nisaba Group Ltd.))(たとえば、図1参照)は、複数の販売アドバイザの各々が彼らの顧客とその顧客の電話およびその顧客のVDUを介して通信することを可能にする、共働する映像イネーブルネットワークおよび電話ネットワークを備えた映像コールセンターシステムを記載している。このようなシステムでは、双方向の音声通信および一方向の映像リンク(「映像セッション」)が、顧客と映像センターのアドバイザとの間で確立され、このアドバイザは、顧客のアドバイザのライブ映像画像を含む映像および音声データを顧客に送信し得る。
【0006】
しかし、関連分野での公知のシステムは、さまざまな欠点の影響を受けやすい。
【0007】
第1に、公知のシステムでは、時として、顧客の電話コールをその顧客の映像セッションに関連付けることにおいて問題が生じる。アドバイザを顧客の映像ライン上に切替えることは、不確実なおそれがあり、エージェント間でのコール転送も問題点を示すおそれがある。顧客のセットトップボックスの識別は、必ずしも可能ではなく、いくつかのネットワークにおいては、顧客の電話番号とSTB番号を両立させることは困難である。
【0008】
第2に、公知のシステムは、たとえばオンスクリーンメニューを介して顧客が要求を送信することによって通信が開始され得るという事実に言及しているが、このようなシステムは、映像セッションを開始するための異なった詳細な方法を説明していない。
【0009】
第3に、公知の映像センターシステムでは、アドバイザは基本的に、顧客に対してライブマルチメディアプレゼンテーションを行なっているが、これは、パーソナルコンピュータ(PC)上で標準的なプレゼンテーションソフトウェアを用いる困難なプロセスである。
【0010】
公知のシステムはまた、たとえば、顧客が突然リンクを閉じたことによる、制御されない状態でのセッションの遮断を適切に取扱うための高度な備えをしていない。
【0011】
さらに、公知のシステムは、顧客が自身の電話番号をリモートコントローラ、コンピュータキーボード、または電話のキーパッドにタイプし、業者がその電話番号をかけ直す、かけ直し(phone−back)サービスに対する備えをしていない。
【0012】
この発明の目的は、上述の欠点のうちの少なくともいくつかを克服するか、または実質的に減じることである。
【0013】
【発明の目的および概要】
この発明の基本的な目的は、英国特許出願第9817829.6号(ニサバグループ社)のシステムおよび他の公知のシステムと比較して、実用的な能力において融通がきき、かつ大きく改良された、ホームショッピングおよび同様の目的のための対話型システムを提供することである。
【0014】
おおまかに見ると、この発明は、映像センターの映像ネットワーク交換局、アドバイザコンピュータ、およびプレゼンテーションコンピュータと、映像イネーブルネットワークのウェブサーバへの拡張部と、ゲートウェイプロセッサ/コンピュータとを含む共働する要素の複雑な対話型ネットワークを有する、改良された対話型システムを提供するという概念の中に存在する。この発明のシステムは、たとえば、プレゼンテーションを提供することにおいての販売アドバイザの仕事を容易にし、異なる接続方法を提供し、多数の業者が顧客に接続されることを可能し、多数のネットワークが各業者に接続されることを可能し、さらには突然のコールの停止に対応する点で、ホームショッピング用に用いられる場合に、公知のシステムと比較して大きな性能における改善点を提供する。
【0015】
この発明によると、セントラルプロバイダから遠隔の顧客へのTVショッピングを可能にするための対話型システムが提供され、上記システムは、
遠隔の顧客とセントラルプロバイダとの間で映像および音声通信が確立されることを可能にする2つのネットワーク分配手段を含み、
(a) 1つは、セントラルプロバイダとの顧客の電話通信がセントラルプロバイダの特定のアドバイザワークステーションへとルーティングされることを可能にし、上記セントラルプロバイダには、複数のこのようなワークステーションが存在し、
(b) 1つは、複数のアドバイザワークステーションからの出ていく音声および映像通信がそれぞれの顧客へとルーティングされることを可能にし、上記それぞれの顧客から、入ってくる電話通信が受信され、上記システムはさらに、
上記ワークステーションで働くアドバイザが、対話形式で顧客と通信することを可能にし、さらには顧客のVDU上で見られるべき上記アドバイザの画像を含む画像を顧客に提供することを可能にする手段と、
アドバイザおよび顧客が取引を行なうことを可能にする手段と、
ある特定の顧客の電話発信者のVDUの映像セッションデータがセントラルプロバイダに伝達されることを可能にする対話型入力システム手段を介して映像リンク要求信号を送信するための送信手段をさらに含む、上記顧客のうちのいずれか1人が映像接続を開始することを可能にする手段とを含む。
【0016】
便利なことには、この発明のシステムによって、ビデオオンデマンド(VOD)および他の対話型TVサービスのために設計された対話型ケーブルTV(CATV)ネットワーク上でホームショッピング機能が実現されることが可能となり、ネットワークローディングが増大され、その商業的な可能性が広がる。
【0017】
さらに、この発明の例示的な実施例に従うと、対話型システムの対話型入力システム手段は、オンスクリーンメニューシステム、コンピュータキーボード、および/またはリモートコントロールキーパッドとして実現され得る。
【0018】
有利なことには、対話型システムは、映像イネーブルネットワークを採用して音声および映像の両方をアドバイザから顧客へと送信し得る。映像イネーブルネットワークは、データを送信するために、確立された標準的なプロトコル(IP、ATM、DVB、MPEG、ADSL等)のいずれかを用い得る。
【0019】
従来、映像センター内の販売アドバイザには、パーソナルコンピュータ(PC)(アドバイザのPCまたはAPC)が与えられ、これは、顧客へのマルチメディアプレゼンテーションを生成する別のPC(プレゼンテーションPCまたはPPC)にネットワークによって接続され、映像センターは、映像イネーブルネットワークのセットトップボックスのために働くウェブサーバと通信するゲートウェイプロセッサ/コンピュータに接続される。この接続では、ゲートウェイプロセッサ/コンピュータ構成要素は、たとえば、どのオンスクリーンメニューアイコン/入力キーが顧客によって作動させられるべきか、さらには、映像コールセンターは、顧客からの特定の業者/アドバイザに対するどのセットトップボックス番号(STB♯)と通信すべきかを示すデータの類いを含むデータをアドバイザ/業者と顧客との間で伝達するように働く。したがって、STBと通信してSTB♯および業者/アドバイザ識別を得るためのこのような手段によって、ヘッドエンドおよび特定の業者/アドバイザの映像コールセンターまで正確にコールをルーティングすることができる。
【0020】
1つの実施例では、アドバイザを顧客の電話に、さらにはアドバイザを正しいプレゼンテーションPCに正しく接続することは、PPCが生成する可聴識別子または画面上の映像を、アドバイザまたはフロントオフィスアドバイザもしくはフロントオフィスのIVRシステムに対して、顧客が声に出して読み上げることによって、または、他の様態で取次ぐことによって、達成される。
【0021】
別の実施例では、アドバイザを顧客の電話に、さらにはアドバイザを正しいプレゼンテーションPCに正しく電話接続することは、自動的に確立され、PPCは、顧客が顧客の電話でダイヤルすることのできる電話番号および識別子を含む画像を送信し、電話番号は、顧客を映像センターに接続し、識別子は、顧客のコールを、正しいPPCに接続され得るアドバイザに送る。
【0022】
従来、アドバイザを顧客の電話に正しく電話接続することは、映像センターブランチ電話交換局(PABX)内のダイレクトダイヤルイン(DDI)機能を作動させる追加の数字とともに顧客が電話番号をダイヤルすることによって、達成された。なお、顧客に送信される画像は、有利なことには、アドバイザのライブ映像画像を含み得る。
【0023】
好ましくは、複数のアドバイザワークステーションからの音声および映像通信は、セットトップボックスまたはアドレス指定可能な同様のものによって、顧客のVDUへとルーティングされ得る。また、複数のアドバイザワークステーションからの音声および映像通信は、便利なことには、セットトップボックス、または、暗号化され、かつ特定のセットトップボックス上でのみの視聴を目的とした送信を暗号解除のみするようにされた同様のものによって、顧客のVDUへとルーティングされ得る。
【0024】
しかし、この発明のシステムでは、別個のAPCおよびPPCを用いることが好まれるが、代わりに、各アドバイザのために単一のAPCのみを用い、各APCは、内蔵されたPPC機能を有することも可能であることが注目される。
【0025】
別の実施例に従うと、アドバイザは、アドバイザ自身のAPCを用いて顧客に対するプレゼンテーションを制御することができ、プレゼンテーションは、実際には、最終的な形ではPPCによって出力され、これによって、(ライブのアドバイザ画像を含む)ライブマルチメディアプレゼンテーションを顧客に供給するという、ともすれば困難なプロセスが促進される。なぜならば、追加的な制御およびカーソル特徴が、アドバイザのディスプレイスクリーン上に現われ得るためであり、これらは、顧客のスクリーン上で邪魔になるものとして現われることはない。
【0026】
別の実施例では、有利なことには、いくつかのAPCおよびPPCは、2つの平行なローカルネットワークを介して接続され、(たとえば、以下の図2で示されるように)1つは、アドバイザライブ映像/音声のためのものであり、1つは、この発明のシステム内の映像センターにおいての制御データのためのものであり、アドバイザが自由に顧客に接続されることが可能となり、アドバイザ間でのシンプルな映像コール転送が可能となる。
【0027】
別の実施例では、APC上に制御ソフトウェアが、さらにはPPC上にソフトウェアが存在し、これらはともに、アドバイザによるデータ操作および顧客へ送信するためのデータの処理を可能にし、より具体的には、アドバイザが、ライブ画像および音声を含む画像を「ドラッグおよびドロップ」し、顧客のVDUに対してグラフィカルおよび英数字データを人間工学的に提示することが可能となる。
【0028】
この発明の別の実施例では、CATVネットワークのウェブサーバは、映像センターからCATVネットワークのヘッドエンドまでの、ATMスイッチを介した映像通信の送信を制御するゲートウェイプロセッサ/コンピュータと通信し、STB番号のようなセッションデータを適切な業者の映像センターに送信する。
【0029】
別の実施例では、映像センターネットワーク交換局が各ネットワークゲートウェイコンピュータに接続され、多数の業者に多数のネットワークを接続することが可能となり、異なる送信規格(IP、ATM、MPEG、ADSL等)を備えたネットワークが、ある特定の映像センターに接続され得る。
【0030】
別の実施例では、以下で説明されるような映像センターネットワーク交換局から来るデータは、映像センター交換局によって取扱われ、APCおよびPPCのローカルネットワークに渡され、この映像センター交換局はまた、任意で映像センター内のPABXと通信する。
【0031】
別の実施例では、有利なことには、規則的な通信の「ハートビート」が、ゲートウェイ処理手段(コンピュータ)と顧客のVDUセットトップボックスとの間で維持され、ネットワーク障害または顧客による突然のログオフ等の予期しないいずれかのセッション閉鎖を迅速かつ自動的に検出することが可能となる。
【0032】
別の実施例では、顧客のセットトップボックスまたは同様のものは、顧客が業者の映像センターに接続される前に業者のウェブページ等の最初の情報を与え得るCATVネットワーク上のウェブサーバと通信し、この迅速な通信によって、正確な接続が顧客に約束され、最初の情報が顧客に伝達され得る。
【0033】
別の実施例では、販売アドバイザとのライブ映像セッションが終了した後、映像広告が提供され得るか、代替的には、アンケートセッションが顧客に提供され得る。
【0034】
有利なことには、この発明のシステムは、電話かけ直し機能を含み得、顧客は、データを送信するための顧客の電話キーパッドを用いて電話番号を残すことができ、映像センターのアドバイザまたは他の人員が顧客に電話をかけ直すことが可能となる。また、この発明のシステムは、便利なことには、顧客の電話キーパッドおよび顧客に対するインストラクションの音声フィードバックを用いて、フロントオフィス機能の要素のうちのいくつかまたはすべてを自動化する装置を含み得、このような装置は、対話型音声応答(IVR)装置の1つのバージョンである。
【0035】
別の実施例では、映像接続を利用する人々のための電話コールのルーティングは、標準的なコールセンターの電話番号(たとえば、全国的なコンタクト番号)を利用する人々とは異なるトランクで構成され、これによって、便利なことには、映像接続を用いる顧客が、電話ネットワーク上のトラフィック輻輳のためにアドバイザへの音声リンクを確保できないままになるということが回避される。
【0036】
さらに、多数のセットトップボックス(または、同様のもの)は、アドバイザのPPCから映像を受信するようにされ得、多数のアドバイザのAPCは、1つのPPCに接続(patch)され得、「電話会議」モードが電話システムとともに起動され得、ビデオオークションおよび映像による教育のような状況に対応することができることが理解されるべきである。
【0037】
したがって、この発明のシステムは、遠隔の顧客とセントラルプロバイダの(アドバイザが配置された)アドバイザワークステーションとの間での対話型通信によって、大きく改良された、TVショッピングのための対話型プロセスを提供する。このシステムは、妥当なコストで実現され得、顧客とアドバイザ/業者との関係の管理が必要とされるさまざまな応用においての有用性を見出す。
【0038】
[発明の実施例の詳細な説明]
1.公知のシステム
図1は、英国特許出願第9817829.6号(ニサバグループ社)に開示されるようなTVショッピングのための公知の対話型システム1の実施例を示す概略的なブロック図である。図示されるように、顧客のサブシステム2は、電話サブシステム3および制御/スイッチングシステム6に接続される映像コールセンター4に、電話ネットワーク12およびCATVネットワーク5を介して接続される。
【0039】
システム1の動作において、(セットトップボックス(STB)9を有する)VDU8および電話7を用いる顧客10は、電話装置14を用いて販売アドバイザ29と交信し、電話コールは、PABX自動コール分配システム(ACD)16によってルーティングされた。アドバイザのライブ映像画像は、画像キャプチャ手段18によって提供され、映像ミキシング19および21を用いて、映像グラフィックスジェネレータ23、映像フォーマットコンバータ22、ビデオライブラリ20および24からのグラフィックスと組合され、さらなるビデオライブラリ25およびスイッチングユニット26が存在するCATVネットワークヘッドエンドに送信される。CATVヘッドエンドでは、26からの対話型TVショッピングビデオフィードは、正しいスクランブル解除アルゴリズムを備えたSTBのみがそれを解読し得るように、スクランブルをかけられる。次に、ブロードキャストフィード27が、スクランブルをかけられた対話型TVショッピングビデオフィードに加えられ、CATVネットワーク28内の各「サービングエリア」に送信される。各STB9は、最大数千のSTBを通例含むこともある1つのサービングエリア内にある。STB9は、そのSTBに向けられる対話型TVホームショッピング映像のみを解読するようにされる。
【0040】
2.この発明の対話型システム
図2は、この発明の対話型システムの種々の構成要素を概略的に示す。図示されるように、遠隔の顧客31、32、33、および34は、電話装置35、36、37、および38と、VDU39、40、41、および42とを介して、販売アドバイザ43、44、および45と交信する。販売アドバイザは、電話装置46、47、および48を用いて会話をし、カメラ49、50、および51を用いて自身の画像を顧客に送信する。アドバイザのパーソナルコンピュータ(APC)52、53、および54は、スイッチングネットワークを介して、プレゼンテーションパーソナルコンピュータ(PPC)55、56、および57にリンクされ、これらは、ATMスイッチ58を介して映像イネーブルネットワーク59に給電し、これは、次に、それぞれのVDUに給電する。電話ネットワーク30が、顧客の電話35から38を映像センターのPABX73に接続する。
【0041】
映像イネーブルネットワーク59は、VDUのオンスクリーンメニューシステムまたは同様のものと、業者のウェブページ63との間で、対話型データ交換を提供するように設計されたウェブサーバ62を有する。ウェブサーバは、セットトップボックス番号およびサービス要求データ等のデータを映像センターネットワーク交換局65を介して映像センター66、67、または68に送るゲートウェイコンピュータ64と通信するようにも設計される。映像センターは、有利なことには、1つよりも多くの業者を含み、(図示されるような)映像センター67は、業者IIのサービスと業者IIIのサービスとの両方を含む。
【0042】
映像イネーブルネットワーク59、60、または61のいずれも、それらのゲートウェイおよび映像センターネットワーク交換サブシステム69、70、および71を介して、映像センター66、67、または68のいずれかに接続されるように適合および構成される。
【0043】
各映像センターは、電話装置、PABX73、および映像センター交換局74を与えられた1人以上のフロントオフィスの人員72を含む。PABXは、コンピュータ化された電話インターフェイス(CTI)75を介して映像センター交換局とインターフェイスするように設計される。
【0044】
ブロードバンド、ブロードキャスト、および映像イネーブルネットワーク
電話ネットワークは、世界中の大部分の至るところに存在し、この発明のための便宜的なネットワークとなり得る。なぜならば、それは基本的に1対1の通信機能を提供するように設計されているためである。しかし、電話ネットワークは従来、この発明で必要とされるような販売取引および同様の活動が行なわれるのに十分なスピードで高品質の映像画像が用いられることを可能にするのに十分なデータ帯域幅を提供できない。しかしながら、この発明のシステムは、顧客に対する最後のローカルリンクにおいて電話配線を用いているにもかかわらず、ずっと高い帯域幅を提供できる、以下で説明されるADSLの概念を用いると、うまくいく。
【0045】
この発明の対話型システムは、適切な画像送信品質およびスピードにとって十分なレートでキャリーデータを搬送するいずれかのブロードバンドネットワーク、「映像イネーブル」ネットワークと呼ばれ得るものとともに作動するように設計される。しかしながら、大部分のユビキタス映像イネーブルネットワークは基本的に、1対多数の(「ブロードキャスト」)機能を提供するように設計されている。しかし、これらのネットワークの多くは、限りはあるが、いくつかの1対1の通信能力を有する。この限られた能力こそが、この発明のシステムが利用するものである。
【0046】
1対1の通信のためのブロードキャストネットワークの使用
図3を参照して、CATVシステム等の映像イネーブルネットワークシステムでは(同様の考察が、DVB−Tのような非ケーブルブロードキャストネットワークに当てはまる)、ビデオフィードが、ノード81から84を介して、ゾーンまたは「サービングエリア」内のすべての顧客に提供される。映像を顧客のサービングエリア内のチャネル上にスイッチすることと、制御/アドレス機能によって、その顧客のVDUのためのビデオフィードへのアクセスをリモートでイネーブルにすることと、その顧客のVDUのみがデータを解読し得るように、送信にスクランブルをかけることとのうちの1つまたはこれらの組合せによって、映像を顧客のVDU85、86、87のうちのある特定の1つに送信することができる。「セットトップボックス」(STB)は、通常は顧客側にあるネットワークの要素88、89および90に与えられる名前である。STBは、いくつかの制御/アドレススイッチング機能およびいくつかの解読機能を有する。STBは、命令をSTBに送信するリモートコントロールキーパッドユニット91を介して通例行なわれる顧客入力を可能にする機能も含む。
【0047】
これらの能力が利用できることによって、この発明のシステムを有利に適用できる。より具体的には、図示されるように、業者92は、顧客と映像通信する多数の販売アドバイザが存在する映像センター66内で活動する。各販売アドバイザは、コンピュータワークステーションが与えられ、顧客から受信した音声と、他のビデオコンテンツ97とともにCATVヘッドエンド94を介して、さらには映像スイッチングシステム96およびノード81から84を介してCATVネットワークの顧客側に送信されるアドバイザのライブ画像を含む映像および音声とによって、顧客が製品およびサービスを購入することを助け得る。ネットワークは通例、顧客側で直交振幅変調(QAM)無線周波数(RF)信号フォーマットを用いる。ヘッドエンドはまた、IPフォーマット映像および音声および制御データを用いて、インターネットプロトコル(IP)スイッチ95を介して、ノード81から84と、したがって、顧客32と通信するウェブサーバ62を含む。
【0048】
APCおよびPPC
図2に例示されるこの発明のシステムを参照して、プレゼンテーションPC(PPC)は、ATMスイッチを介して、映像イネーブルネットワークのヘッドエンドに、したがって、顧客に接続される。
【0049】
1つのAPCが1つのPPCに接続されることが可能である。しかし、この発明のシステムは、APCおよびPPCがインターチェンジスイッチシステムを介して接続される場合に高い能力を有する。
【0050】
この発明の好ましい実施例では、アドバイザPC(APC)は、制御データのためにはローカルエリアネットワークを介して、エージェントからの音声およびライブ映像のためにはスイッチネットワーク(映像「マトリックス」スイッチ)を介して、PPCに接続される。アドバイザによる使用とプレゼンテーションの生成とのために別個のPCを用いることの具体的な利点は、第1に、アドバイザは、どのPCCに顧客が接続されているかについて一旦知らされると、ローカルネットワークおよびマトリックススイッチを介してアドバイザのAPCをいずれかのPPCに接続できることであり、第2に、アドバイザのPCは、顧客に送られるようなプレゼンテーションだけでなく、さまざまな制御およびカーソル機能も表示できることであり、これらのさまざまな制御およびカーソル機能は、「オンザフライ」で顧客に対してマルチメディアプレゼンテーションを生成するという、これらなしでは困難であるプロセスを促進する。これらの追加的な制御およびカーソル機能は、PPCによって生成される顧客のスクリーンディスプレイ上での邪魔なものとして現われない。
【0051】
PPCおよびAPCのローカルネットワークは、映像センター交換局を介してネットワークゲートウェイに接続される。セットトップボックス番号およびサービスに対する要求のような、映像センターネットワーク交換局から来るデータ項目は、映像センター交換局によって取扱われ、APCおよびPPCのローカルネットワークに渡され、この映像センター交換局はまた、任意で、映像センター内のPABXと通信する。
【0052】
APCは、PPCの「ファーム」を制御し、PPCが存在するよりも、より多くの、またはより少ないAPCが存在し得る。PPCの働きをする好適な追加のソフトウェアおよびハードウェアがAPCに設けられるという条件においては、APCのみを用いる作動システムを編み出すこともできる。好ましい代替例は、機能を分けることであり、それらが別個のAPCおよびPPC上に置かれる。
【0053】
APC/PPCソフトウェア
APCおよびPPC上で作動するソフトウェアは、有利なことには、「レンダリングエンジン」として公知であるソフトウェアを含む。それは、顧客に対してライブ「オンザフライ」マルチメディアプレゼンテーションを生成するその役割の中で、いくつかの機能を実行することができる。つまり、それは、
− ライブ映像、記憶された映像(MPEG、ビットマップ、HTML、ショックウェーブ、音声および他のマルチメディアデータタイプ)を見せることができ、
− 無原則な、または予め計画されたプレイパターン、たとえば、繰返し、再生、指示された、および枝分かれしたプレイパターンを提供し、
− フレームのないウィンドウを用い、
− APCディスプレイ上で、PPC出力ディスプレイ上では見えない人間工学的な、マウス制御されるGUIを提供し、
− PPCセッションを別のAPCに連続的に転送することができ、
− 顧客が見ているものをそのままアドバイザに見せる「フィードバックスクリーン」をAPCディスプレイ上のウィンドウ内に任意で含み得る。
【0054】
通常の動作モード
顧客のセットトップボックスまたは同様のものは、識別子を有し、これによって、映像イネーブルネットワークオペレータがATMスイッチおよび映像イネーブルネットワークを介して映像センターのPPCからの映像リンク(「映像セッション」)をその顧客に接続することができる。このようにして確立された映像セッションは、この発明のシステムの管理のために用いられる独自の識別子コードを有する。しかし、一般に、この発明のシステムは、ある特定の顧客の電話コールがどの映像セッションまたはどのPPCに関連しているかを知らない。アドバイザは、セッションまたはセットトップボックス識別子、または映像イネーブルネットワーク接続の他のいずれかの詳細を知る必要はないが、アドバイザは、映像センターのどのPPCからの映像セッションを顧客が有しているかを知る必要がある。
【0055】
この発明のシステムの動作は、映像リンク要求を送信した後は、通常、以下のとおりである。顧客には、最初のVDUディスプレイ、「バナースクリーン」が送られ、この上で、彼らは、映像センターの電話番号をダイヤルするように依頼される。顧客が映像センターに電話をかけると、フロントオフィスの人員が応答する。バナースクリーンは、識別子コードも表示する。コードは、どのPPCに彼らのビデオフィードが接続されるかを示す。顧客は、フロントオフィスの人員にこのコードを伝える。次に、フロントオフィスは、彼らの電話コールをアドバイザに接続し得、アドバイザのAPCは、その顧客のビデオフィードを提供しているPPCに接続されている。
【0056】
「バナースクリーン」は、識別子の可聴バージョンを含む音声を含んでもよい。
【0057】
フロントオフィスを用いることによって、顧客に対して可能な限り迅速なサービスを提供しながら、アドバイザの貴重な時間を最大限に活用することができる。複雑でないニーズを持った顧客には、単純に、次に電話にでることのできるアドバイザが提供され、特別な要求を持っているか、またはある特定のアドバイザと話したい顧客は、それにふさわしいアドバイザの順番を待つことができる。
【0058】
IVR
フロントオフィスの機能は、有利なことには、電話のキーパッドによって作動させられ、さらには音声インストラクションおよび情報を顧客に送り返すシステム等の自動システムに、部分的または完全に取換えられてもよく、これらのシステムは、多くの場合、対話型音声応答システムまたはIVRとして公知である。代替的には、より高度な自動フロントオフィス機能は、「音声認識」を含むより複雑なシステムによって提供されてもよく、ここでは、顧客の口頭によるインストラクションがコンピュータデータフォーマットへとデコードされる。
【0059】
顧客のコールを販売アドバイザに適切かつ効率的に分配すること等の、フロントオフィスの他の機能も自動化され得る。この機能は、多くの場合、自動コール分配またはACD機能として説明される。
【0060】
電話のキーパッドを介して伝達されるセッション接続
代替的な自動接続方法では、顧客には、彼らの電話ダイヤルキーパッドにタイプすることのできる映像セッション識別子が与えられる。識別子は、映像センター内で用いられて、顧客のビデオフィードを提供しているPPCにアドバイザのAPCを、場合によっては自動的に、接続し得るアドバイザに電話コールが送られ得る。これは、映像センター交換局がコンピュータ化された電話技術インターフェイス(CTI)インターフェイスを介して映像センターPABXと共働する場合に、最も容易に達成され得る。各APCが1つのPPCにしか接続されていない場合、ダイレクトダイヤルインターフェイス(DDI)を持った標準的なPABXで十分であるだろう。所与のいずれかのAPCがいずれかのPPCに接続され得る、システムの好ましい実施例に従うと、どのPPCがどのAPCと接続されているかについての情報を一時的に記憶するために、ルックアップテーブルが必要とされる。顧客のPPC割当をアドバイザのPPC割当と関連付けるためのルックアップテーブル機能を含むように適用された、高度なDDI機能を持つPABXが、この目的のために用いられ得る。
【0061】
電話コールの第1の動作モード
代替的な接続プロトコルでは、映像センターのフロントオフィスの人員が最初に顧客に電話をかける。コールセンターの人員は、適切な取引サービスに対する映像リンク要求を送信するように顧客に依頼する。映像接続が達成されるときの、顧客のVDUスクリーン上のバナースクリーンディスプレイは、どのPPCに顧客のビデオフィードが接続されているかを示す識別子を含む。顧客は、このコードをフロントオフィスの人員に伝える。次に、フロントオフィスは、彼らの電話コールをアドバイザに接続し、このアドバイザのAPCは、顧客のビデオフィードを提供しているPPCに接続されている。上述のように、このプロトコルのいくつかの要素は、自動システムによって実行され得る。
【0062】
別の代替的な接続プロトコルでは、アドバイザは既に顧客と電話交信をしているが、映像接続は存在しない。アドバイザは、適切な取引サービスに対する映像リンク要求を送信するように顧客に依頼する。映像接続が達成されたときの、顧客のTVスクリーン上のディスプレイは、どのPPCに顧客のビデオフィードが接続されるかを示す識別子を含む。顧客は、このコードをアドバイザに伝える。次に、アドバイザは、顧客のビデオフィードを提供しているPPCにアドバイザのAPCを接続し得る。
【0063】
ある特定のアドバイザとの直接の会話
この発明のシステムは、顧客が会話することができるように、バナースクリーン上でシンプルな直通の回線番号を提供するように作動し得る。バナースクリーンは、ビデオフィードにアドバイザのPPCが接続される、そのアドバイザへの直通のダイヤル番号を表示するのみである。顧客は、この番号をダイヤルし、アドバイザと会話をするだけでよい。
【0064】
映像センターネットワーク交換局
映像センターネットワーク交換局は、好ましくは、業者の映像センターとゲートウェイコンピュータとの間の通信をルーティングするために用いられる。映像センターネットワーク交換局は、多数の業者の映像センターが映像イネーブルネットワークに接続されることを可能にする。各ネットワークゲートウェイには、映像センターネットワーク交換局が与えられ得、トータルで、この発明のシステムによって、多数の映像センターにおける多数の業者が多数の映像イネーブルネットワークに接続され得る。加えて、1つよりも多くの業者が、1つの映像センターを用い得る。
【0065】
映像センターネットワーク交換局は、好ましくは、ネットワークヘッドエンドにあるユニットと、映像センターエンドにあるユニットとに実際には分けられる。システム内で映像センターネットワーク交換局を用いると、顧客は、異なる業者が提供する異なる映像センターからのサービスを要求し得る。同様に、業者は、1つの映像センターを用いて異なる映像イネーブルネットワーク上の顧客に対してサービスを提供し得る。
【0066】
映像ネットワークオンスクリーンメニューウェブサーバ
CATV等の多くの映像イネーブルネットワークは、顧客のリモートコントロールキーパッドまたはコンピュータキーボードのコマンド下で顧客のセットトップボックスまたは同様のものと情報を交換できるウェブサーバも含む。この発明のシステムは、システムのゲートウェイコンピュータにアクセスし、さらには業者の映像センターへの接続から独立して業者からのデータにアクセスするためのソフトウェアおよびハードウェアをウェブサーバに提供することによって、このようなウェブサーバを拡張する。ウェブサーバの拡張によって、顧客が業者の映像センターに接続される前に、対話型ウェブページディスプレイが示され得、この迅速な通信により、正確な接続が顧客に約束され、また場合によっては、映像センターとコンタクトをとらなくても、顧客が彼らのニーズを満たせる場合もある。
【0067】
ポストライブセッション映像およびアンケート
ライブ対話型セッションを終えた顧客は、アドバイザの時間をとらずに、マーケティング目的にとって有用なデータを提供し、および/または、宣伝のための映像を見るようにされる。ウェブサーバを用いてこれを行なうことができ、これは、たとえば、映像広告またはアンケートを含む、業者からのウェブページを提供することによって行なわれる。
【0068】
ゲートウェイコンピュータ
この発明のゲートウェイコンピュータは、ATMスイッチに業者の映像センターからの特定の仮想回線を映像イネーブルシステムのヘッドエンドに接続するように命令し、正確なSTBコードを提供して適切な顧客がビデオフィードを受信することを確実にし、適切な業者の映像センターに対して、映像セッションがもうすぐ始まることを知らせる。
【0069】
ゲートウェイコンピュータおよび映像センターネットワーク交換局は、各ネットワークに必要とされ得る。
【0070】
ハートビート機能ゲートウェイ<‐>STB
ゲートウェイコンピュータは、好ましくは、「ハートビート」機能も提供する。ゲートウェイコンピュータおよびSTB交換局は、映像セッションが有効である間、規則正しく数秒ごとに合図する。顧客が顧客側で切断した場合、またはシステムが故障した場合、ハートビートプロセスは機能しなくなり、ゲートウェイコンピュータは、迅速にセッションを停止させ、確立された接続を切るようにプログラムされる。
【0071】
ADSL
この発明のシステムは、ビデオ画像データを含む高速データが音声とともに顧客に送信され得るADSL(非対称デジタル加入者線)等のデータ送信方法とともに用いられるように企図される。ADSLを用いると、この発明の2つの共働するネットワークは、顧客の構内に至るまで別々の状態にあるのではなく、(ストリートボックスまたはローカル交換局から顧客の構内に至るまでの)通信経路の最後の部分を共有するが、この発明の機能は同じである。
【0072】
図4は、ADSLを備えた、この発明のシステムの動作を例示する。図に示されるローカル電話交換局107の左側では、システムは、上述および図2に示されたものと同様である。しかし、電話ネットワーク30および映像イネーブルネットワーク59は、別々に顧客22に直接繋がるわけではなく、組合されてローカルADSLリンク101になる。顧客は、特別な電子部品‐ADSLリンクを構成するADSLモデム102とデジタル加入者線(DSL)アクセスマルチプレクサ105と電話線106とが備え付けられた従来の電話線によって、電話交換局にリンクされる。単一のDSLユニット105は、多数のモデム102、103、および104と通信する。このリンクによって、電話交換局から顧客までの、画像および音声データの両方を含む高帯域幅(通例、0.5から8Mビット/秒)のデータ送信と、顧客から交換局までの、音声データを含むより低い帯域幅のデータが可能となる。交換局から顧客までの帯域幅は、VDU40上での高品質の動くライブビデオ画像にとって十分である。ADSLリンクは、映像および音声データを多重化し、音声データは、モデム103によって分割されて電話装置36に送られる。DSLユニットは、顧客との通信を、電話交換局107を介しての双方向音声リンクと、ATMスイッチ108を介しての、顧客に向けた一方向(顧客への映像イネーブルネットワーク)リンクとに分割する。映像イネーブルネットワーク59は、多数のポータル109および110と通信し、これらは、1つ以上の映像センター66およびインターネット111等のサービスへのアクセスを提供する。
【0073】
かけ直し機能
忙しい時間帯、または映像センターに従業員がいない場合もある夜間には、かけ直し機能が有用である。これらは、顧客が顧客の電話番号を電話キーパッドにタイプする自動サービスであり、映像センターのPABX/ACD(自動コール分配)システム内の特別なソフトウェアが顧客の電話番号を記憶し、電話をかけることができるようになるとすぐに、アドバイザは、ACDまたは同様のものによって、その顧客に電話をするように要求される。
【0074】
代替的には、かけ直し機能は、STBリモートコントローラ、コンピュータキーボード、または同様のものによって提供される。サービスが込み合っている場合、「申し訳ありませんが、込み合っています」というメッセージが、現われ、顧客に顧客の電話番号を入力させ、自動システムが記憶し、後に、業者のアドバイザに、その電話番号の顧客に対して電話をかけ直させる。
【0075】
具体的な実施例を参照しながら、この発明を説明してきたが、この実施例は、単なる例示にすぎず、当業者が思い浮かべることのできる変形例および変更例は、添付の請求項およびそれと同様のものにおいて示されるようなこの発明の思想および範囲から逸脱することなく、作成され得ることが十分に理解されるべきである。たとえば、対話型ネットワークの一部で異なる特定の構成要素を用いるシステムは、この発明の概念からは逸脱せず、この発明のATM(非同期転送モード)スイッチを別のもの、たとえば、インターネットプロトコル(IP)ブロードバンドスイッチと取換えることもでき、CATVネットワークを別の映像イネーブルネットワークと取換えることもできることが理解されるべきである。同様に、用語PC(パーソナルコンピュータ)は、IBMのPC仕様に適合したコンピュータだけでなく、同様の能力を持つ他の仕様のコンピュータも指していると認識され得る。
【0076】
さらに、この発明のシステムの対話型ネットワークは、映像を顧客に送信するために、POTS、携帯電話ネットワーク、IP、ADSL、DVB、DVB−T、衛星およびISDNネットワークを含み得る。これらの中で、ADSLおよび携帯電話ネットワークが、特に重要であると考えられ得る。
【0077】
用語解説:
3G−第3世代、(WAPの後の)未来の移動通信を指し、場合によっては、ISeeTV機能が可能である。
【0078】
AA−自動アテンダントである。音声認識システムが存在し得る点で、IVRよりも高度である。
【0079】
APC−アドバイザパーソナルコンピュータである。
ADSL−非対称デジタル加入者線である。(ローカル電話交換局から顧客までの)「加入回線」電話線を用いる、顧客までの高帯域幅リンクと顧客からの低帯域幅リンクとを備えたネットワーク規格である。
【0080】
ATM−非同期転送モードである。たとえば、映像センターからヘッドエンドまでの、超高速リンク上でのデジタルデータブロックの送信のための規格である。
【0081】
CATV‐ケーブルTVである。CATVネットワークは、何百ものMHzで測定された帯域幅を有し、何百もの同時のライブ映像チャネルを搬送し得る。
【0082】
DDI−ダイレクトダイヤルインである。追加の数字を電話番号に加えてPABX上の拡張部に直接アクセスする。
【0083】
DVB−T:デジタルビデオ地上放送である。(放射電波を用いるデジタル衛星TVまたは放射電波を用いないケーブルTVとは対照的に)標準的なアンテナを介した放射搬送波デジタルTVである。それは、ISeeTVシステム内でのその用途において制限される。なぜならば、それは、1つの中継器上でTVセットを多く持ちすぎており(10−100,000)、たとえデータ圧縮を用いたとしてもチャネル数が少なすぎるからである。
【0084】
EPG−電子プログラムガイドである。テレビジョンリモートコントローラによって制御される、TV番組時間および内容を表示するためのTVスクリーン上のシステムである。EPGは、一般に、CATV社から顧客へとデータを提供する一方向のリンクであるが、PPV応用では、双方向のデータ通信が存在する。
【0085】
オンスクリーンメニュー(以下)は、この論理的な発展である。
GUI−グラフィカルユーザインターフェイスである。ディスプレイおよびカーソル(マウス)の動きおよびクリックによってコンピュータを制御する手段である。
【0086】
ヘッドエンド−技術的な「スタジオ」である。CATVコンテンツが顧客へのCATVネットワークに入れられる場所である。
【0087】
HTML−ハイパーテキストマークアップ言語である。ウェブページが用いる言語である。
【0088】
IP−インターネットプロトコルである。WWW通信のために用いられるデータ構造であり、データ、映像、および音声を含み得る。IP上でホームショッピングのための画像を依然として用いる業者が存在するが、通常の電話線は、ISeeTV動作のために十分な品質の動くライブ画像を提供するには不十分な、IPプロトコルを用いた帯域幅を有する。
【0089】
ADSL技術によって、IPプロトコルを用いる電話加入回線リンク上でライブ画像を送信することが可能となる。
【0090】
ISDN−統合サービスデジタル通信網である。POTSとは対照的に、(映像を含む)IPデータおよび映像のために電話線の能力を拡張させる(BTハイウェイと呼ばれる)高速電話線ベースのデータサービスである。それは、たとえば、企業間環境または企業内ヘルプラインにおいてISeeTVタイプのサービスを提供することができる。
【0091】
IVR−対話型音声応答システムであって、音声インストラクションにより、コンピュータが、電話のキーを用いて情報を送る顧客と通信することが可能となる。
【0092】
JPEG−ジョイントフォトグラフィックエクスパートグループ(Joint Photographic Expert Group)である。圧縮された静止画像データである。
【0093】
MPEG−モーションピクチャーズエクスパートグループ(Motion Pictures Expert Group)である。送信のためにデータおよびデータ構造を圧縮するための規格であり、画像、音声、およびデータを同時に送信することができる。
【0094】
NVOD−ニアビデオオンデマンドである。顧客は、顧客のCATV会社からの映画映像をリクエストするが、それはすぐには配信されず、顧客は待たなければならない。多くの場合、少数のコンテンツフィーチャ、たとえば、最近の主要なハリウッド映画の連続的なオーバーラップするブロードキャスト送信への、制御されたアクセスを提供することによって、達成される。
【0095】
オンスクリーンメニュー−より高度なEPGである。通例、CATVネットワークに接続されるウェブサーバからのずっと広い範囲のデータにアクセスすることができ、それを表示することができる。
【0096】
PABX−ブランチ交換局(サイト電話交換局)である。
PPV‐ペイパービューである。VOD参照。
【0097】
POTS−PSTNとしても公知である普通の従来の電話サービスである。
PPC−プレゼンテーションパーソナルコンピュータである。
【0098】
PSTN−わずか数キロヘルツの帯域幅を備えた公衆交換電話網である。POTS参照。圧縮ソフトウェアの改良によって、質の悪い画像が利用できるようになり得るが、それは現在、ライブ映像を提供できない。
【0099】
ショックウェーブ−ベクトルグラフィックスデータフォーマットである。最小の帯域幅で動画を可能にするために、効果的に、高く圧縮されたフォーマットを提供する。
【0100】
STB−セットトップボックスである。解読ソフトウェアおよびチャネル選択、場合によっては、EPGおよびCATVウェブサーバアクセスを提供するデバイスである。
【0101】
VOD−ビデオオンデマンドである。電話またはリモートコントロールキーパッドアクセスによって、顧客は、彼らに対して独自に提供される映像ストリームにアクセスすることができる。通常、ペイTVシステムである。アドレス指定可能なSTBおよび大きな帯域幅を必要とする。
【0102】
WAP−ワイヤレスアプリケーションプロトコルである。現世代携帯電話上にデータを置く手段である。現在、ISeeTVにとっては、十分ではない。
【0103】
UMTS−3G規格のうちの1つである。3G参照。
【図面の簡単な説明】
【図1】英国特許出願第9817829.6号(ニサバグループ社)の公知のシステムを例示する概略的なブロック図である。
【図2】対話型システムの構成要素を詳細に例示する、この発明を採用した対話型システムの概略的なブロック図である。
【図3】どのようにオンスクリーンメニューウェブサーバがCATVネットワークに接続するのかを例示する、この発明の対話型システムの別の概略的なブロック図である。
【図4】どのようにシステムがADSLおよび同様のネットワークを用いて機能させられるのかを例示する、この発明を採用する対話型システムの別の概略的なブロック図である。
Claims (36)
- セントラルプロバイダから遠隔の顧客へのTVショッピングを可能にするための対話型システムであって、前記システムは、
前記遠隔の顧客と前記セントラルプロバイダとの間で映像および音声通信が確立されることを可能にする2つのネットワーク分配手段を含み、
(a) 1つは、前記セントラルプロバイダとの顧客の電話通信が前記セントラルプロバイダの特定のアドバイザワークステーションへとルーティングされることを可能にし、前記セントラルプロバイダには、複数のこのようなワークステーションが存在し、
(b) 1つは、複数のアドバイザワークステーションからの出ていく音声および映像通信がそれぞれの顧客へとルーティングされることを可能にし、前記それぞれの顧客から、入ってくる電話通信が受信され、前記システムはさらに、
前記ワークステーションで働くアドバイザが、対話形式で前記顧客と通信することを可能にし、さらには前記顧客のVDU上で見られるべき前記アドバイザの画像を含む画像を前記顧客に提供することを可能にする手段と、
前記アドバイザおよび前記顧客が取引を行なうことを可能にする手段と、
ある特定の顧客の電話発信者のVDUの映像セッションデータが前記セントラルプロバイダに伝達されることを可能にする対話型入力システム手段を介して映像リンク要求信号を送信するための送信手段をさらに含む、前記顧客のうちのいずれか1人が映像接続を開始することを可能にする手段とを含む、対話型システム。 - 前記対話型入力システム手段は、オンスクリーンメニューシステムを含む、請求項1に記載の対話型システム。
- 前記対話型入力システム手段は、コンピュータキーボードを含む、請求項1または2に記載の対話型システム。
- 前記対話型入力システム手段は、制御キーパッド手段、たとえば、リモートコントロールキーパッドを含む、請求項1または2または3に記載の対話型システム。
- 前記出ていく音声および映像通信が前記遠隔の顧客へとルーティングされることを可能にする映像イネーブルネットワーク手段をさらに含む、請求項1から4のいずれかに記載の対話型システム。
- 前記映像セッションデータは、前記顧客のうちのいずれか1人が予め定められたコードを前記セントラルプロバイダの前記アドバイザのうちの1人に提供することによって、前記セントラルプロバイダに伝達される、請求項1から5のいずれかに記載の対話型システム。
- 前記コードは、特定の顧客のVDUスクリーンによって生成され、および/または、音声信号として顧客に送られる、請求項6に記載の対話型システム。
- 前記コードに関連した通信は、前記特定の顧客と前記アドバイザのうちの前記1人との間の音声通信を含む、請求項7に記載の対話型システム。
- 前記映像セッションデータは、特定の顧客の電話発信者が予め定められたコードを電話入力手段、たとえば、電話キーパッドに提供することによって、前記セントラルプロバイダに伝達される、請求項1から8のいずれかに記載の対話型システム。
- 前記コードは、前記セントラルプロバイダの自動システム手段までの送信のために提供される、請求項9に記載の対話型システム。
- 前記画像は、前記セントラルプロバイダの前記アドバイザのライブ映像画像を含む、請求項1から10のいずれかに記載の対話型システム。
- 前記顧客のVDUには、それぞれの遠隔の顧客の場所でデコーダ手段が設けられる、請求項1から11のいずれかに記載の対話型システム。
- 前記デコーダ手段は、アドレス指定可能なセットトップボックスである、請求項12に記載の対話型システム。
- 前記デコーダ手段は、前記顧客のVDU上でのみの視聴が目的とされた暗号化されたデータ送信を選択的に暗号解除するように構成される、請求項12または13に記載の対話型システム。
- 映像/音声データプレゼンテーション手段およびそれに関連したデータ圧縮および/または暗号化手段を有する、前記セントラルプロバイダにおけるコンピュータネットワーク手段をさらに含む、請求項1から14のいずれかに記載の対話型システム。
- 前記コンピュータネットワーク手段は、前記セントラルプロバイダにおいて、多数のコンピュータの対話型ネットワーク、たとえば、多数のパーソナルコンピュータ(PC)の対話型ネットワークを含み、前記多数のコンピュータの対話型ネットワークは、(a)アドバイザのための、制御可能なコンピュータ手段、たとえば、アドバイザパーソナルコンピュータ(APC)と、(b)ローカルネットワーク上で映像/音声データプレゼンテーションを提供するプレゼンテーションコンピュータ手段、たとえば、プレゼンテーションPCと、(c)前記遠隔の顧客への送信のためにデータが圧縮されることを可能にする圧縮手段とを含む、請求項15に記載の対話型システム。
- 前記プレゼンテーションPCは、前記アドバイザパーソナルコンピュータ(APC)の動作に依存して動作可能である、請求項16に記載の対話型システム。
- 前記プレゼンテーションPCのうちのいずれか1つは、前記アドバイザパーソナルコンピュータ(APC)のうちのいずれか1つによって制御可能である、請求項16または17に記載の対話型システム。
- 前記アドバイザパーソナルコンピュータ(APC)は、前記特定のアドバイザワークステーションから前記ネットワーク内の前記プレゼンテーションPCへとライブ映像および音声フィード接続を提供するように適合および構成される、請求項16または17または18のいずれかに記載の対話型システム。
- 前記接続は、映像/音声スイッチネットワーク手段を介して確立され、前記アドバイザ間での映像セッションの転送が可能となる、請求項19に記載の対話型システム。
- 前記アドバイザPCおよび/またはプレゼンテーションPCには、前記遠隔の顧客への送信のためのデータの処理およびアドバイザによる操作を可能にする制御ソフトウェア手段が設けられる、請求項16から20のいずれかに記載の対話型システム。
- 顧客に示される画像表示がある特定のアドバイザに対して示されることを可能にする、ある特定のアドバイザパーソナルコンピュータ(APC)上のウィンドウに提供されるフィードバックスクリーン手段をさらに含む、請求項16から21のいずれかに記載の対話型システム。
- 前記セントラルプロバイダのローカルネットワークと前記顧客との間でデータを伝達するためのゲートウェイ処理手段をさらに含む、請求項1から22のいずれかに記載の対話型システム。
- 前記アドバイザと前記顧客との間で伝達される前記データは、使用されているときの前記対話型入力システム手段の動作ステータスを含む前記ネットワーク分配手段の動作ステータスを表す、請求項23に記載の対話型システム。
- 前記ゲートウェイ処理手段は、1つ以上の映像ネットワークが前記セントラルプロバイダの前記アドバイザワークステーションのうちの1つ以上に接続されることを可能にする映像ネットワーク交換手段に接続されるように構成される、請求項23または24に記載の対話型システム。
- 前記アドバイザワークステーションは、前記セントラルプロバイダの1つ以上のコールセンターサブシステム内のさまざまな場所に位置づけられる、請求項25に記載の対話型システム。
- システム内の接続障害が検出されることを可能にする前記顧客のVDUと前記ゲートウェイ処理手段との間の通信のハートビートを維持するための機能を提供する通信手段をさらに含む、請求項23から26のいずれかに記載の対話型システム。
- データが前記遠隔の顧客に提供されることを可能にする関連のサーバコンピュータ手段を備えた双方向通信手段をさらに含む、請求項1から27のいずれかに記載の対話型システム。
- 前記双方向通信の機能は、対話型入力システム手段によって、たとえば、VDUオンスクリーンメニューシステム手段を設けることによって、提供される、請求項28に記載の対話型システム。
- 前記データは、ウェブページフォーマットで前記顧客に提供される、請求項28または29に記載の対話型システム。
- 前記特定の顧客と前記アドバイザのうちの1人との間での対話型通信セッションの完了時、前記サーバコンピュータ手段による、前記顧客のうちのいずれか1人の対話型問合せを可能にする転送手段をさらに含む、請求項28から30のいずれかに記載の対話型システム。
- たとえば、前記顧客のうちのいずれか1人と前記アドバイザのうちの1人との間での対話型通信セッションの完了時に、映像イネーブルネットワーク手段を介して前記特定の顧客が顧客のVDU上で特定の映像表示を見ることを可能にする手段をさらに含む、請求項1から31のいずれかに記載の対話型システム。
- かけ直し機能を提供するための手段をさらに含み、前記顧客のうちのいずれか1人は、電話番号に関連した情報を前記セントラルプロバイダに提供することができ、前記アドバイザのうちのいずれか1人は、後に、特定の顧客に電話をかけ直すことができる、請求項1から32のいずれかに記載の対話型システム。
- 前記アドバイザと前記顧客との間での対話型通信を提供するための自動手段をさらに含む、請求項1から33のいずれかに記載の対話型システム。
- 前記自動手段は、音声の形で前記特定の顧客に送り返されるべき、ある特定の顧客による情報入力を可能にする、たとえば電話キーパッドへの前記顧客のうちのいずれか1人による情報の入力に依存して動作可能である、請求項34に記載の対話型システム。
- 添付の図の図2から図4を参照しながら実質的にここで説明されるような、対話型システム。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
GB0102366A GB2371707B (en) | 2001-01-30 | 2001-01-30 | Improved interactive system for enabling TV shopping |
PCT/GB2001/005448 WO2002062068A1 (en) | 2001-01-30 | 2001-12-10 | Improved interactive system for enabling tv shopping |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004519030A true JP2004519030A (ja) | 2004-06-24 |
Family
ID=9907799
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002562089A Pending JP2004519030A (ja) | 2001-01-30 | 2001-12-10 | Tvショッピングを可能にするための改良された対話型システム |
Country Status (12)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US20050034161A1 (ja) |
EP (1) | EP1356681A1 (ja) |
JP (1) | JP2004519030A (ja) |
KR (1) | KR20030071872A (ja) |
CN (1) | CN1516968A (ja) |
CA (1) | CA2436723A1 (ja) |
GB (1) | GB2371707B (ja) |
HK (1) | HK1049418B (ja) |
NO (1) | NO20033369L (ja) |
NZ (1) | NZ527783A (ja) |
WO (1) | WO2002062068A1 (ja) |
ZA (1) | ZA200305792B (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPWO2015045157A1 (ja) * | 2013-09-30 | 2017-03-09 | 株式会社東芝 | 電子機器、方法及びプログラム |
Families Citing this family (22)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20030154398A1 (en) * | 2002-02-08 | 2003-08-14 | Eaton Eric Thomas | System for providing continuity between session clients and method therefor |
KR100707250B1 (ko) * | 2004-09-10 | 2007-04-13 | (주) 아이티비엠지 | 채널 도메인의 활용 시스템 및 그 활용방법 |
US20070020603A1 (en) * | 2005-07-22 | 2007-01-25 | Rebecca Woulfe | Synchronous communications systems and methods for distance education |
US8605718B2 (en) * | 2005-08-30 | 2013-12-10 | Babitech Ltd. | Immediate communication system |
US8275828B1 (en) | 2005-10-31 | 2012-09-25 | At&T Intellectual Property Ii, L.P. | Method and apparatus for providing high security video session |
US7957326B1 (en) * | 2005-12-29 | 2011-06-07 | Nortel Networks Limited | Integrated home service network |
US8145544B2 (en) * | 2006-03-08 | 2012-03-27 | Guiherme N. Leal | Method and system for demand and supply map/shopping path model graphical platform and supplying offers based on purchase intentions |
KR101552186B1 (ko) * | 2007-03-19 | 2015-09-14 | 삼성전자주식회사 | 쇼핑 시스템 및 방법 |
CN101197953B (zh) * | 2007-12-05 | 2010-09-29 | 深圳创维-Rgb电子有限公司 | 一种家庭电子商务电视机 |
CN101296367B (zh) * | 2008-06-02 | 2010-06-16 | 中国联合网络通信集团有限公司 | 视音频互动方法和系统 |
CN101877777B (zh) * | 2009-04-30 | 2013-01-09 | 中国联合网络通信集团有限公司 | 交互式业务处理方法及系统和座席接口服务器 |
JP4891467B1 (ja) * | 2009-05-18 | 2012-03-07 | テレフオンアクチーボラゲット エル エム エリクソン(パブル) | セットトップボックスにおいてims機能を実現する方法 |
CN102542497A (zh) * | 2011-12-06 | 2012-07-04 | 上海交通大学 | 一种面向老年人群的电视网络购物系统与方法 |
DE102012110761B4 (de) | 2012-11-09 | 2017-09-21 | Vodafone Holding Gmbh | Telepräsenzsystem und Verfahren zur Koordination und/oder Abwicklung von Handlungen an einem entfernten Ort mittels eines Teleoperators |
WO2014089678A1 (en) * | 2012-12-14 | 2014-06-19 | Defoy Jonathan | System and method for queueing video calls |
KR101369114B1 (ko) | 2013-05-13 | 2014-03-06 | 주식회사 엘지유플러스 | 적응적 음성 암호화를 위한 장치, 방법, 및 기록 매체 |
CN105988578B (zh) | 2015-03-04 | 2019-06-21 | 华为技术有限公司 | 一种交互式视频显示的方法、设备及系统 |
US10592959B2 (en) | 2016-04-15 | 2020-03-17 | Walmart Apollo, Llc | Systems and methods for facilitating shopping in a physical retail facility |
WO2017181017A1 (en) | 2016-04-15 | 2017-10-19 | Wal-Mart Stores, Inc. | Partiality vector refinement systems and methods through sample probing |
GB2564610A (en) | 2016-04-15 | 2019-01-16 | Walmart Apollo Llc | Systems and methods for providing content-based product recommendations |
US10373464B2 (en) | 2016-07-07 | 2019-08-06 | Walmart Apollo, Llc | Apparatus and method for updating partiality vectors based on monitoring of person and his or her home |
KR102522675B1 (ko) * | 2020-11-10 | 2023-04-18 | 에스케이스토아 주식회사 | 미디어 제공 서버, 커머스 컨텐츠에 대한 주문 대기인원 발생시, 다른 주문 방법의 절차로 연결하는 컨텐츠를 제공하는 방법 및 컴퓨터 프로그램 |
Family Cites Families (19)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US29472A (en) * | 1860-08-07 | de forest | ||
US5119188A (en) * | 1988-10-25 | 1992-06-02 | Telaction Corporation | Digital audio-video presentation display system |
WO1994026056A1 (en) * | 1990-09-27 | 1994-11-10 | Radish Communications Systems, Inc. | Improved features for a telecommunications display system |
US5164982A (en) * | 1990-09-27 | 1992-11-17 | Radish Communications Systems, Inc. | Telecommunication display system |
US5526034A (en) * | 1990-09-28 | 1996-06-11 | Ictv, Inc. | Interactive home information system with signal assignment |
US6323894B1 (en) * | 1993-03-12 | 2001-11-27 | Telebuyer, Llc | Commercial product routing system with video vending capability |
CA2109011C (en) * | 1993-10-22 | 1999-09-07 | Michael D. Bell | Apparatus for television display of telephone audio and data dialog |
JPH08115367A (ja) * | 1994-10-14 | 1996-05-07 | Hitachi Ltd | クライアント−サーバ・サービス方法及びシステム |
CA2158294A1 (en) * | 1994-10-31 | 1996-05-01 | Michael A. Baechle | Broadband network telemarketing system having agent access and control |
CA2158293A1 (en) * | 1994-11-03 | 1996-05-04 | Thomas Calvin Cannon | Interactive television system |
EP0883962A4 (en) * | 1996-02-26 | 2000-06-28 | Guide E Inc | WIRELESS TELEPHONE LINK FOR INTERACTIVE TELEVISION SYSTEM |
EP0968608B1 (en) * | 1997-03-21 | 2002-09-25 | Canal+ Technologies | Receiver/decoder and method of reception |
JPH11275255A (ja) * | 1998-03-23 | 1999-10-08 | Victor Co Of Japan Ltd | テレビ通販発注装置 |
GB2341038B (en) * | 1998-08-14 | 2001-08-15 | Nisaba Group Ltd | Interactive system for enabling TV shopping |
US6597891B2 (en) * | 1999-04-05 | 2003-07-22 | International Business Machines Corporation | Combining online browsing and on-demand data broadcast for selecting and downloading digital content |
AU5926500A (en) * | 1999-07-20 | 2001-02-05 | United Video Properties, Inc. | Interactive television systems with data collection |
US20020138842A1 (en) * | 1999-12-17 | 2002-09-26 | Chong James I. | Interactive multimedia video distribution system |
AU2001231211A1 (en) * | 2000-02-01 | 2001-08-14 | Jeffrey S. Minushkin | System and method for an impulse transaction user device |
JP2001290990A (ja) * | 2000-04-07 | 2001-10-19 | Nec Corp | 匿名売買方法及び匿名売買システム並びにプログラムを記録した機械読み取り可能な記録媒体 |
-
2001
- 2001-01-30 GB GB0102366A patent/GB2371707B/en not_active Expired - Fee Related
- 2001-12-10 CA CA002436723A patent/CA2436723A1/en not_active Abandoned
- 2001-12-10 CN CNA018230725A patent/CN1516968A/zh active Pending
- 2001-12-10 US US10/470,071 patent/US20050034161A1/en not_active Abandoned
- 2001-12-10 WO PCT/GB2001/005448 patent/WO2002062068A1/en not_active Application Discontinuation
- 2001-12-10 KR KR10-2003-7010015A patent/KR20030071872A/ko not_active Application Discontinuation
- 2001-12-10 EP EP01273590A patent/EP1356681A1/en not_active Withdrawn
- 2001-12-10 NZ NZ527783A patent/NZ527783A/en unknown
- 2001-12-10 JP JP2002562089A patent/JP2004519030A/ja active Pending
-
2002
- 2002-12-23 HK HK02109308.6A patent/HK1049418B/zh not_active IP Right Cessation
-
2003
- 2003-07-28 NO NO20033369A patent/NO20033369L/no not_active Application Discontinuation
- 2003-07-28 ZA ZA200305792A patent/ZA200305792B/en unknown
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPWO2015045157A1 (ja) * | 2013-09-30 | 2017-03-09 | 株式会社東芝 | 電子機器、方法及びプログラム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
WO2002062068A1 (en) | 2002-08-08 |
NO20033369L (no) | 2003-09-30 |
GB2371707A (en) | 2002-07-31 |
ZA200305792B (en) | 2003-09-12 |
US20050034161A1 (en) | 2005-02-10 |
HK1049418B (zh) | 2005-04-01 |
NO20033369D0 (no) | 2003-07-28 |
GB2371707B (en) | 2004-06-30 |
KR20030071872A (ko) | 2003-09-06 |
EP1356681A1 (en) | 2003-10-29 |
CA2436723A1 (en) | 2002-08-08 |
CN1516968A (zh) | 2004-07-28 |
NZ527783A (en) | 2005-05-27 |
GB0102366D0 (en) | 2001-03-14 |
HK1049418A1 (en) | 2003-05-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2004519030A (ja) | Tvショッピングを可能にするための改良された対話型システム | |
JP4252727B2 (ja) | フレームサーバ付対話形ケーブルテレビシステム | |
US6253238B1 (en) | Interactive cable television system with frame grabber | |
US5613190A (en) | Customer premise wireless distribution of audio-video, control signals and voice | |
US5696815A (en) | Method and apparatus for delivering caller identification information and services | |
US5574778A (en) | Method and apparatus for providing video services | |
US5583927A (en) | Method and apparatus for integrating telephone and broadband networks | |
US5796424A (en) | System and method for providing videoconferencing services | |
US20070011717A1 (en) | Distribution of interactive information content within a plurality of disparate distribution networks | |
NL8801213A (nl) | Presentatie weergeefinrichting. | |
CA2273365A1 (en) | System manager with hypertext control interface for interactive cable television system | |
EP1119150A2 (en) | Interactive display system | |
AU2002218420B2 (en) | Improved interactive system for enabling TV shopping | |
US5778056A (en) | Broadband network and method for connecting information providers | |
AU772014B2 (en) | Interactive system for enabling TV shopping | |
US20100077060A1 (en) | Method and system for transmitting content | |
AU2002218420A1 (en) | Improved interactive system for enabling TV shopping | |
Rath et al. | Interactive digital video networks: Lessons from a commercial deployment | |
US8799976B1 (en) | Method and apparatus for providing a web session with a commercial advertiser | |
CA2256564C (en) | Method and apparatus for integrating telephone and broadband networks | |
CA2248252C (en) | Method and apparatus for delivering caller identification information and services | |
US8867525B1 (en) | Method and apparatus for providing a voice session with a commercial advertiser during a video session | |
Hong et al. | FMV-FM video broadcast system | |
KR20040031329A (ko) | 일반전화교환망을 이용한 리턴 채널 구현방법 | |
JP2000501578A (ja) | 接続情報プロバイダ用の広帯域網および方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20041108 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070612 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20071106 |