JP2004515953A - ゲート電圧が保護された高精度の外部fetのためのドライバ - Google Patents

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Abstract

外部FET(12)の駆動用回路は、第1および第2操作電位(Vdd,Vss)が供給される差動増幅段(4,5,8)を備えている。出力負荷抵抗器(6)は、電流流路(3)に含まれている。この電流流路(3)を流れる電流は、増幅段(4,5,8)の2つの入力端子(9,10)の間の電圧により制御されており、基本的に、第1および第2操作電位(Vdd,Vss)の変化とは独立している。出力負荷抵抗器(6)は、外部FET(12)のゲートとソースとの間に接続されている。

Description

本発明は、外部FETを駆動するための回路に関するものである。より詳しくは、本発明は、線形調整器(linear regulator)または充電器を設計するための電力駆動回路(power driver circuits)における改良に関するものである。
【0001】
ツェナーダイオードを使用できない技術において生じる問題は、FET(電解効果トランジスタ)を駆動することである。FETは、例えば、線形調整器またはバッテリーまたは蓄電器において、広範囲の他の応用機器(application)と同じように、電流供給ユニットとして使用されている。
【0002】
このような実施では大抵の場合、FETのゲート電極を、ソース電極電位に関連する高電圧から保護する必要がある。ゲート電圧制限は、無線応用機器(すなわち、携帯電話またはコードレス電話)用の充電器のように低い閾値電圧を有するFETが使用される場合、必要不可欠である。
【0003】
電圧制限という観点以外に、FETにより出力される電流を、高精度で制御できることが望ましい。それゆえ、FET用の駆動電圧は、線形変化として頻繁に表される操作電圧の変化に対して、低い感度を示すことが必要である。
【0004】
さらに、非常に低い最小FET出力電流を使用する必要がある。
【0005】
通常、演算増幅器(オペアンプ)が、外部FETを駆動するために使用される。オペアンプの出力段(output stage)は、一般的にトランジスタ段である。これまで、電圧保護は、外部クランピングダイオードをオペアンプの出力部に付け加えること、または、集積ツェナーダイオードが備えられている出力段を有するオペアンプを使用することにより達成されている。しかし、これらの解決法は、その無効点(null point)(短絡回路入力条件における、電圧出力部)が制御しにくいということが原因で、精度が低いという問題がある。低い最小出力電流を有する調整器を設計するために、非常に小さな相互コンダクタンスを有する外部FET、および、非常に高い増幅を有する駆動アンプが必要とされる。対応する使用を合わせることは困難である。
【0006】
従って、本発明の目的は、線形変化に対して感度の低い、外部FETを駆動するための改良された回路を提供することである。特に、本発明の回路により、高い精度を有し、低い最小出力電流を有する線形調整器を実施できる。さらに、この回路は、外部FETのゲート―ソース電極において、効果的な電圧制限を規定する。
【0007】
本発明の目的は、請求項1の特徴に基づく外部FETを駆動するための回路により達成される。
【0008】
本発明の回路は、差動増幅段を備えている。本発明に基づく回路の出力部は、電流流路に含まれる負荷抵抗器を備えており、電流流路を流れる電流は、差動増幅段の2つの入力部端子の間の電圧により制御されており、第1および第2操作電位のどちらの変動からも基本的には独立している。負荷抵抗器は、外部FETのゲート電極とソース電極との間に接続されているので、線形変化は、外部FETのゲート電極およびソース電極にかかる電圧変動には繋がらない。
【0009】
好ましくは、負荷抵抗器の抵抗値は、差動増幅段の2つの入力端子に印加される電位が同じ値に設定されている場合、外部FETのゲートおよびソース電極にかかる、外部FETの閾値電圧に近い、または、基本的に等しい電圧を提供するように選択される。次に、回路の無効点は、外部FETの最適な低い電流操作条件に合うように設定される。これは、外部FETの非常に低いソース―ドレイン電流において、線形調整器の精度を上昇させる。
【0010】
本発明の具体的に有利な観点では、差動電圧段が、第1および第2電流流路を備えており、これら流路の双方に、共通の定電流源によって、バイアスがかけられている。これら第1および第2電流流路に、差動トランジスタの組が備えられており、その制御電極は、第1および第2入力端子にそれぞれ接続されている。また、差動電圧段は、差動増幅器段の第1または第2電流流路である負荷抵抗器を含む電流流路を備えている。この形態では、負荷抵抗器は、差動増幅段の流路のうち一方にだけ配置されている。従って、差動増幅段に同時に供給している共通の定電流源は、負荷抵抗器を流れる電流を提供する。差動増幅段の第1または第2電流流路の一方を流れる最大の電流は、共通の定電流源によって出力される電流により制限されているので、負荷抵抗器にかかる電圧の本来の制限は、達成されている。
【0011】
外部FETを駆動するための回路は、演算増幅器であり、差動増幅段および負荷抵抗器は、上記演算増幅器の出力段を構成していることが好ましい。
【0012】
本発明のさらに好ましい特徴および長所は、従属請求項に記載されている。
【0013】
本発明を、添付の図において説明する。
【0014】
図1は、本発明の好ましい形態に基づく回路の概略的な電気回路図である。図2は、オペアンプの無効点を説明するための簡易化されたブロック図である。図3は、図1に示す回路を含むオペアンプの出力電圧を、出力段および従来のオペアンプの出力電圧対その差動入力電圧としてそれぞれ表で表した図である。
図4は、ゼロとは異なる無効点を有するオペアンプに適用されている負のフィードバック制御ネットワークの概略的なブロック図である。
【0015】
図1に、外部FETを駆動するための回路の形態の構造図を示す。駆動回路1は、2つの電流流路2および3を備えている。電流流路2は、第1バイポーラnpnトランジスタ4を備え、第2電流流路3は、負荷抵抗器6と直列に接続されている第2npnトランジスタ5を備えている。第1および第2トランジスタ4,5のエミッタは、共通のノード7と接続されている。
【0016】
定電流源8は、2つの電流流路2および3へ電流Ibiasを供給するため、操作電位Vssと共通のノード7との間に接続されている。他方、第1トランジスタ4のコレクタおよび負荷抵抗器6の第1端子は、他の操作電位Vddに接続されている。第1抵抗端子とは反対側にある、負荷抵抗器6の第2端子は、第2トランジスタ5のコレクタに接続されている。
【0017】
定電流源8、トランジスタの組4および5、ならびに、負荷抵抗器6は、操作電圧Vdd―Vssにより駆動される集積回路(IC)で実施されていてもよい。
【0018】
駆動回路1の入力端子は、トランジスタ4および5のベースにそれぞれ接続されている線9および10により表されている。
【0019】
駆動回路1の出力端子は、参照番号11により表されている。出力端子11は、第2トランジスタ5のコレクタと負荷抵抗器6との間の点において、第2電流流路3に接続されている。
【0020】
駆動回路1により制御される外部FETは、参照番号12により表されている。図1に示す構造では、FET12が、PMOS FETである。FET12のソースは、Vddに接続されており、一方FET12のゲートは、出力端子11に接続されている。一点鎖線は、駆動回路1を備えるICの境界線を示している。
【0021】
駆動回路1およびFET12は、線形調整器を構成し、その出力部は、FET12のドレインにより表されている。この線形調整器は、例えば、バッテリー、または蓄電器でもよい。この場合、充電されるバッテリーまたは蓄電器は、FET12のドレイン電流Iloadにより充電される。
【0022】
以下に説明するように、駆動回路1は、オペアンプの出力段を構成していることが好ましい。これに対し、バッテリーまたは蓄電器における外部FETの制御のために使用される従来のオペアンプは、トランジスタ出力増幅段を、出力段として使用している。しかし、図1に基づく回路の出力段は、負荷抵抗器6の備えられている差動ペアである。この差動ペアは、低抵抗のポリシリコン抵抗器により実現されていることが好ましい。
【0023】
操作中、バンドギャップ電圧(図示せず)により制御されている定電流源8は、全電流Ibiasにより、2つのトランジスタ4,5にバイアスをかける。バンドギャップ電圧のように、電流Ibiasは、温度およびパラメータの変動とは独立している。
【0024】
まず、駆動回路1の電圧制限の観点を考慮すれば、負荷抵抗器6において生じる可能性のある最大電圧降下は、R*Ibiasである。ただしRは、負荷抵抗器6の抵抗である。それゆえ、線9および10における入力電圧とは関係なく、FET12のゲートとソースとの間の最大電圧は、この特定の値に制限されている。従って、FET12のソースに(例えば、Vddが突然上昇することにより)過電圧の生じる場合、FET12のゲートにおける電位が、自動的に引き上げられる。このことは、I*Ibiasが、十分に小さな値、例えば、1.5〜2.0Vを有しているという条件下で、FET12を破損から保護する。当然、このことは、Ibiasに関連してRを適切に選択することにより保証される。
【0025】
演算増幅器の従来のトランジスタ出力段階と比較した、駆動回路1の他の長所は、線形変化、すなわち、操作電位VddまたはVssの変化を感じにくいことである。VddまたはVssが変化するとき、入力増幅段の2つの分枝部2および3を流れる電流は、一定のままに保たれている。なぜなら、電流は、線9および10において差動増幅段にそれぞれ入力される電圧V1とV2との間の電流差ΔV=V1−V2にのみ応じているからである。このことは、線形変化を均衡するために入力電圧V1またはV2を変更する必要がなく、負荷抵抗器6にかかる電圧が、一定のまま保たれることを意味している。実際、線形変化によるシステムエラーは生じず、従って、外部PMOS FET12は常に適切にバイアスがかけられているように保持されている。
【0026】
さらに、駆動回路1は、非常に低いソース―ドレイン電流を生成するために調整器が必要とする高い精度を満たしている。
【0027】
説明のため、2つの入力端子9,10が、相互に接続されていると考える。この場合、駆動回路1は、アースと反対側の(relative to ground)11においてCD出力電圧Vnpを有している。Vnpは、無効点という表現によって表されている。ただし、ゼロと異なる無効点の存在は、駆動回路1の原理的な特徴であり、理想的なトランジスタ4および5にも存在する。理想的なトランジスタ4および5の場合、無効点は、Vnp=Vdd−R*Ibias/2となる。
【0028】
駆動回路1は、オペアンプの出力段を表していることが好ましい。以下では、オペアンプの差動入力電圧を、Vinopampとして表し、アースに関するオペアンプの出力電圧を、Voutopampとして表す。図2は、オペアンプの無効点を説明するための簡易化されたブロック図である。同じように、オペアンプの無効点Vnpは、オペアンプの差動入力端子が相互に接続されている(Vinopamp=0)場合、アースに関する出力電圧である。なぜなら、アースは、通常、操作電位により規定される(これは、非対称またはユニポーラ操作電圧のための場合でさえある)ので、無効点は、オペアンプのオフセットである。一般的に、オペアンプのオフセットは、入力差動電圧の全ての差動増幅を提供するため、通常はゼロに合わせられている。
【0029】
図4は、無効点出力電圧Vnpがゼロと等しくてもよい、負のフィードバック増幅器制御ネットワークの概略図式的なブロック図である。
【0030】
この回路は、減算器13の非反転入力部に印加されている電圧Vinにより入力される。オペアンプ17は、開回路のために、電圧上昇Aを備えている。フィードバックネットワーク16のフィードバック因数βが掛算されるオペアンプ17の出力は、減算器15の逆転入力部を介して、オペアンプ17へ負にフィードバックされる。
【0031】
オペアンプ17は、入力増幅段18および出力増幅段14により構成されている。A1は、入力増幅段18の増幅であり、A2は、出力増幅段14の増幅である。従って、
A=A1*A2である。
【0032】
出力増幅段14は、ゼロとは異なる無効点Vnpを備えていてもよい。このことは、出力増幅段14の出力部に位置しており、特定の無効点電圧Vnpをオペアンプの出力部に加える(このとき、入力増幅段18は、完全に差動である(fully differential)とする)加算器15により表されている。このように、図4に示すシステムは、変化無効点Vnpを有する、負のフィードバックオペアンプ増幅器である。
【0033】
まず、従来の場合、すなわち、Vnp=0を有するオペアンプ17が、負のフィードバックネットワークを有するこのような閉鎖ループシステムにおいて使用される場合を仮定する。次に、従来の基本制御理論に基づき、ネットワークVout(これは、オペアンプ17の出力電圧Voutopampと同じ出力電圧が、以下の式により規定される。
【0034】
Vout=A*Vin/(1+A*β)
従来の基本制御理論では、無効点が、常にゼロに設定されているとする。従って、ゼロとは異なるある一定の出力電圧を達成するためには、オペアンプの入力端子の間にある一定の電圧が必要である。この必要とされる電圧差は、出力電圧に対して、システムのエラー
Ess=Vinopamp/β
として反映される。
【0035】
次に、図1(FET12以外)に示すような駆動回路1に対応する出力増幅段14を有するオペアンプ17について考察する。言い換えれば、増幅A2と無効点Vnpを生成する加算器15とを有する出力増幅段14は、駆動回路1(FET12以外)のための等価回路である。同じく、入力増幅段18は、完全に差動である、即ち、Vnpが、オペアンプ17の無効点も表している。
【0036】
図3は、オペアンプ(フィードバックループ以外)の出力電圧Voutopamp対オペアンプの差動入力電圧Vinopampを表で表した図表である。曲線C1は、オペアンプ17の出力電圧Voutopampである。オペアンプ17には、その出力増幅段14として図1の回路が備えられている。言い換えれば、曲線C1は、回路1の端子11における電圧を表している。曲線C2は、模範的ゼロ無効点オペアンプ17の出力電圧Voutopampである。出力電圧Voutopampを、y軸に示し、差動入力電圧Vinopampを、x軸に示す。図3から分かるように、曲線C1は、ゼロのときのVnp差でy軸と交差している。一方、曲線C2は、ゼロ出力電圧のときにy軸と交差している。C1およびC2の傾きは、この例では、同じであるように選択されている各オペアンプの開回路電圧上昇Aによって規定される。
【0037】
図4に戻ると、図4において知られているような、負のフィードバックシステムの出力電圧は、
Vout=(Vnp+A*Vin)/(1+A*β)となる。
Aは大きい値のため、Vout≒Vin/βである。このことは、オペアンプをゼロ無効点電圧(Vnp=0)を有する増幅段17として使用する従来の場合と同じである。
【0038】
このシステムの出力部における正常偏差は、等式
Ess=(Vin−β*Vnp)/(β+β*A)
により規定される。
【0039】
上記等式に基づき、Vnp=Vin/βの場合、正常偏差Essは、開回路上昇Aとは関係なく、ゼロになる。他方、既述のように、Aは大きい値のため、Vin/β≒Voutである。従って、無効点を、望ましい出力電圧の近くに設定することにより、必要とされるVinopampは、非常に小さくなり、このとき、出力部におけるシステムのエラーは、従来の場合よりも小さくなる。
【0040】
オペアンプ17のための完全な差動入力増幅段18を使用して、オペアンプ17の無効点が、回路1の無効点、すなわち、Vnp=Vdd−R*(Ibias/2)により規定される。この無効点は、外部PMOS FET12の閾値電圧Vの近くに設定されている。このことは、Rおよび/またはIbiasのために適切な値を選択することにより達成できる。次に、PMOS FET12は、その閾値の近くまで駆動され、PMOS FET12の相互コンダクタンスは、精度が最も必要とされているPMOS FET12の低い出力電流のために、非常に低い。従って、低い負荷電流が必要な場合、外部PMOSのゲートにおける閾値電圧に近い電圧が供給され、このことは、出力電圧と外部無効点とが、望ましい値に近いことを意味している。
【0041】
負荷電流が上昇するのに伴い、PMOS FET12の相互コンダクタンスも上昇する。従って、オープンループ増幅(gain)が増加し、精度は、高い負荷電流でさえ、明細書(specification)の範囲にとどまっている。
【0042】
つまり、回路1により、外部PMOS FET12における最大ゲートソース電圧を制限でき、線形電圧変化に起因するシステムのオフセットエラーは生成されない。さらに、駆動回路1の無効点を望ましい値に設定することにより、特に、非常に低い負荷電流のときの精度が上昇する。
【図面の簡単な説明】
【図1】
図1は、本発明の好ましい形態に基づく回路の概略的な電気回路図である。
【図2】
図2は、オペアンプの無効点を説明するための簡易化されたブロック図である。
【図3】
図3は、図1に示す回路を含むオペアンプの出力電圧を、出力段および従来のオペアンプの出力電圧対その差動入力電圧としてそれぞれ表で表した図である。
【図4】
図4は、ゼロとは異なる無効点を有するオペアンプに適用されている負のフィードバック制御ネットワークの概略的ブロック図である。

Claims (12)

  1. 外部FETを駆動するための回路において、
    2つの入力端子(9,10)を有する差動増幅段(4,5,8)と、
    電流流路(3)に含まれる出力負荷抵抗器(6)とを備え、
    上記差動増幅段(4,5,8)に、第1および第2操作電位(Vss,Vdd)によって定義される操作電圧が供給されており、
    上記電流流路(3)を流れる電流は、差動増幅段(4,5,8)の2つの入力端子(9,10)の間の電圧(V1―V2)により制御されており、第1および第2操作電位(Vss、Vdd)のどちらの変動からも基本的に独立しており、
    出力負荷抵抗器(6)は、駆動される外部FET(12)のゲート電極とソース電極との間に接続されている回路。
  2. 上記出力負荷抵抗器(6)の抵抗値(R)は、差動増幅段(4,5,8)の2つの入力端子(9,10)に印加される電位(V1,V2)が同じ値に設定されている場合、FET(12)の閾値電圧に近い、または、基本的に等しい、FET(12)のゲート電極およびソース電極にかかる電圧を提供するために選択されることを特徴とする、請求項1に記載の回路。
  3. 上記差動増幅段(4,5,8)は、第1および第2電流流路(2,3)を備え、上記第1および第2電流流路(2,3)の双方に、共通の定電流源(8)によってバイアスがかけられており、
    上記第1および第2電流流路(2,3)には、差動トランジスタの組(4,5)が備えられており、上記差動トランジスタの組(4,5)の制御電極は、第1および第2入力端子(9,10)にそれぞれ接続されており、
    上記出力負荷抵抗器(6)を有する電流流路(3)は、差動増幅段(4,5,8)の第1または第2電流流路(2,3)のいずれかであることを特徴とする請求項1または2に記載の回路。
  4. 駆動される上記FET(12)は、PMOS FETであることを特徴とする、請求項1〜3のうち1項以上に記載の回路。
  5. 上記トランジスタの組のトランジスタ(4,5)は、バイポーラトランジスタであることを特徴とする、請求項3または4に記載の回路。
  6. 上記出力負荷抵抗器(6)の第1端子は、第1操作電位(Vdd)に接続されていることを特徴とする、請求項1〜5のうち1項以上に記載の回路。
  7. 上記出力負荷抵抗器(6)の第2端子は、出力負荷抵抗器(5)の電流流路(3)内に配置されているトランジスタ(5)のコレクタ電極に接続されていることを特徴とする、請求項3〜6のうち1項以上に記載の回路。
  8. 上記FET(12)のソース電極は、第1操作電位(Vdd)に接続されており、
    上記FETのゲート電極は、出力負荷抵抗器(5)の第2端子に接続されていることを特徴とする、請求項7に記載の回路。
  9. 上記2つのトランジスタ(4,5)のエミッタ電極は、上記定電流源(8)の第1共通端子に接続されており、
    上記定電流源(8)の第2端子は、第2操作電位(Vss)に接続されていることを特徴とする、請求項3〜8に記載の回路。
  10. 上記回路は、演算増幅器(OP AMP,17)であり、
    差動増幅段(4,5,8)と出力負荷抵抗器(6)とは、上記演算増幅器(OP AMP,17)の出力段を構成していることを特徴とする、請求項1〜9のうち1項以上に記載の回路。
  11. 上記演算増幅器(OP AMP,17)の出力部(11)は、フィードバック回路(16)を介して、演算増幅器(OP AMP,17)の入力部に接続されていることを特徴とする、請求項10に記載の回路。
  12. 請求項1〜11のうち1項以上に記載の回路を備えているバッテリーまたは蓄電器。
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