JP2004515932A - 高レートのパケットデータ伝送において高速閉ループレートに適応するための方法および装置 - Google Patents
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Abstract
Description
発明の背景
I.発明の分野
本発明はデータ通信に関する。とくに、本発明は、高レートのパケットデータ伝送において高速閉ループレートに適応するための新規で向上した方法および装置に関する。
【0002】
II.関連技術の記述
モバイルコンピューティングおよびデータアクセスは、次第に増加しているユーザに着実に利用可能になってきている。現在、連続データ接続および情報へのフルアクセスを行なう新しいデータサービスおよび技術の開発および導入が行われている。今日、ユーザは種々の電子デバイスを使用して、他の電子デバイスまたはデータネットワーク上に記憶されている音声またはデータ情報を検索することができる。これらの電子デバイスには、ワイヤを介してデータ資源に接続できるものや、ワイヤレス方式でデータ資源に接続できるものがある。ここで使用されているように、アクセス端末は、ユーザにデータの接続性を与えるデバイスである。アクセス端末は、デスクトップコンピュータ、ラップトップコンピュータ、またはパーソナルディジタルアシスタント(personal digital assistant, PDA)のような計算機に接続されているか、またはこのようなデバイスに物理的に組込まれていてもよい。アクセスポイントは、パケット交換データネットワークとアクセス端末との間にデータの接続性を与える装置である。
【0003】
無線接続を行なうのに使用可能なアクセス端末には、例えば、移動電話があり、移動電話は種々のアプリケーションを支援できる通信システムの一部である。1つの通信システムは、符号分割多重アクセス(code division multiple access, CDMA)システムであり、CDMAシステムは“TIA/EIA/IS−95 Mobile Station Base Station Compatibility Standard for Dual−Mode Wideband Spread Spectrum Cellular System”(ここではIS−95標準規格と呼ばれている)にしたがう。CDMAシステムは、ユーザ間の音声およびデータ通信を地上リンクによって可能にしている。多重アクセス通信システムにおけるCDMA技術の使用は、米国特許第4,901,307号(“SPREAD SPECTRUM MULTIPLE ACCESS COMMUNICATION SYSTEM USING SATELLITE OR TERRESTRIAL REPEATERS”)、および米国特許第5,103,459号(“SYSTEM AND METHOD FOR GENERATING WAVEFORMS IN A CDMA CELLULAR TELEPHONE SYSTEM”)に開示されており、両文献は本発明の譲受人に譲渡され、ここでは参考文献として取り上げている。本発明は、他のタイプの通信システムに同様に応用できることが分かるであろう。本発明は、TDMAおよびFDMAのような他の周知の伝送変調方式、並びに他の拡散スペクトルシステムを使用するシステムに採用される。
【0004】
無線データの応用に対する需要が増加しているので、非常に効果的な無線データ通信システムに対する必要性が益々大きくなってきている。IS−95の標準規格では、順方向および逆方向リンク上でトラヒックデータおよび音声データを送ることができる。一定の大きさのコードチャンネルフレームにおいてトラヒックデータを送る方法は、米国特許第5,504,773号(“METHOD AND APPARATUS FOR THE FORMATTING OF DATA FOR TRANSMISION”)に詳しく記載されており、これは本発明の譲受人に譲渡され、ここでは参考文献として取り上げる。IS−95の標準規格にしたがうと、トラヒックデータまたは音声データは、20ミリ秒の幅で、14.4キロビット秒のデータレートをもつコードチャンネルフレームへ分割される。
【0005】
音声サービスとデータサービスとの間の重要な相違は、音声サービスには厳密な一定の遅延要件が課されていることである。通常は、言語フレームの全体的な一方向の遅延は100ミリ秒未満でなければならない。対照的に、データの遅延は可変のパラメータであり、データ通信システムの効率を最適化するのに使用される。とくに、より効率的な誤り訂正コード化技術では、音声サービスで許容できる遅延よりも相当に大きい遅延が要求される。データの効率的なコード化方式の例は、1996年11月6日に出願された米国特許出願第08/743,688号(“SOFT DECISION OUTPUT DECODER FOR DECODING CONVOLUTIONALLY ENCODED CODEWORDS”)に開示されており、これは本発明の譲受人に譲渡され、ここでは参考文献として取り上げている。
【0006】
音声サービスとデータサービスとの間の別の重要な相違は、音声サービスには、全ユーザのための一定で共通のサービス程度(grade of service, GOS)が必要であることである。通常は、音声サービスを提供するディジタルシステムでは、GOSによって全ユーザのための一定の等しい伝送レートと言語フレームの誤り率の最大許容値とに変換される。対照的に、データサービスでは、GOSはユーザごとに異なり、データ通信システムの全効率を向上するために最適化されたパラメータである。データ通信システムのGOSは、通常は、所定量のデータ(以下では、データパケットと呼ぶ)と転送するときに発生する全遅延として定義される。
【0007】
音声サービスとデータサービスとの間のさらに別の重要な相違は、音声サービスには高信頼性の通信リンクが必要であることであり、このような高信頼性の通信リンクは、例えばCDMA通信システムではソフトハンドオフによって与えられる。ソフトハンドオフでは、信頼性を増すために、2以上の基地局から重複して送る。しかしながら、データ通信では、誤って受信したデータパケットを再伝送できるので、この追加の信頼性は必要ない。データサービスでは、ソフトハンドオフを支援するのに使用される伝送電力は、追加のデータを送るためにより効率的に使用される。
【0008】
データパケットを転送するのに必要な伝送遅延と通信システムの平均スループットとは、データ通信システムの品質と効率とを測定するパラメータである。伝送遅延が与える影響は、データ通信と音声通信とでは異なるが、伝送遅延は、データ通信システムの品質を測定する重要な測度である。平均スループットレートは、通信システムのデータ伝送能力の効率の測度である。
【0009】
セルラシステムでは、所与のユーザの信号対干渉および雑音比(signal−to−interference−and−noise ratio, SINR)が、有効範囲内のユーザの位置の関数であることはよく知られている。所与のレベルのサービスを維持するために、時分割多重アクセス(time division multiple access, TDMA)のシステムおよび周波数分割多重アクセス(frequency division multiple access, FDMA)のシステムは周波数再使用技術を使用しており、すなわち各基地局において全周波数チャンネルまたは全時間スロット、あるいはこの両者が使用されているわけではない。CDMAシステムでは、システムの全セルにおいて同じ周波数割当てを再使用して、全効率を向上している。所与のユーザの移動局においてSINRを測定し、基地局からユーザの移動局へのこの特定のリンクにおいて支援できる情報レートを判断する。特定の変調および誤り修正方法を使用して送るとき、所与のレベルの性能は対応するレベルのSINRで実現される。六角形のセルのレイアウトをもち、かつ各セル内で共通の周波数を使用している理想的なセルラシステムでは、理想的なセル内で実現されるSINRの配分を計算することができる。
【0010】
高レートでデータを送ることができるシステム、すなわち以下で高データレート(High Data Rate, HDR)システムと呼ばれるシステムでは、開ループレート適応アルゴリズムを使用して、順方向リンクのデータレートを調節する。HDRシステムの例は、米国特許出願第08/963,386号(“METHOD AND APPARATUS FOR HIGH RATE PACKET DATA TRANSMISSION”)において開示されており、これは本発明の譲受人に譲渡され、ここでは参考文献として取り上げている。開ループレート適応アルゴリズムでは、無線環境において通常みられる可変のチャンネル状態にしたがってデータレートを調節する。一般的に、アクセス端末は、順方向リンク上でパイロット信号を送っている間に、受信データのSINRを測定する。アクセス端末は、測定したSINR情報を使用して、次のデータパケット期間における将来の平均SINRを予測する。予測方法の例は、現在審査中の米国特許出願第09/394,980号(“SYSTEM AND METHOD FOR ACCURATELY PREDICTING SIGNAL TO INTERFERENCE AND NOISE RATIO TO IMPROVE COMMUNICATIONS SYSTEM PERFORMANCE”)に記載されており、これは本発明の譲受人に譲渡され、ここでは参考文献として取り上げている。予測のSINRによって、順方向リンク上で支援できる所与の成功率の最大データレートを判断する。したがって、開ループレート適応アルゴリズムは、アクセス端末がアクセスポイントに、予測のSINRによって判断したデータレートで次のパケットを送ることを要求する機構である。開ループレート適応方法は、モバイル環境のような不利な無線チャンネルの条件下でさえも、高スループットのパケットデータシステムを提供するのに非常に効果的であることが分かった。
【0011】
しかしながら、開ループレート適応方法を使用する際の欠点は、アクセスポイントへのレート要求のフィードバックを送ることに関係する暗黙のフィードバックの遅延があることである。この暗黙の遅延の問題は、チャンネル状態の変化が速いときに、アクセス端末が要求データレートを毎秒数回更新しなければならないために悪化する。通常のHDRシステムでは、アクセス端末は、毎秒約600回更新を行なう。
【0012】
純粋な開ループレート適応方法を実行しない理由は他にもある。例えば、開ループレート適応方法は、SINRの推定の精度に相当に依存しているからである。したがって、SINRの測定値が不完全であるので、アクセス端末が基礎となるチャンネル統計を精密に特徴付けることが妨げられる。チャンネル統計を不正確にする1つの要因は、上述のフィードバックの遅延である。アクセス端末は、フィードバックの遅延のために、過去と現在の雑音のある(noisy)SINRの推定を使用して、近い将来の支援できるデータレートを予測しなければならない。チャンネル統計を不正確にする別の要因は、受信したデータパケットの予測できないバースト性である。パケットデータセルラシステムでは、アクセス端末における干渉レベルがこのようなバーストによって突然に変化する。純粋な開ループレート適応方式では、干渉レベルが予測できないことを適切に説明できない。
【0013】
純粋な開ループレート適応方法を実行しない別の理由は、誤りの影響を最小化できないからである。例えば、推定のSINRの予測誤りが大きいときは、若干のモバイル環境の場合のように、アクセス端末は控えめなデータレート要求を送って、パケットの低い誤り率を保証する。パケットの誤り率が低いために、全体的な伝送遅延は小さくなる。しかしながら、アクセス端末は、(データレート要求が控えめでなければ)恐らくはより高いデータレートのパケットを受信するのに成功したであろう。開ループレート適応方法には、推定のチャンネル統計に基づくデータレート要求を、データパケットの伝送中の実際のチャンネル統計に基づくデータレートに更新する機構はない。したがって、開ループレート適応方法では、推定のSINRの予測誤り率が大きいときは、最大スループットレートを得られない。
【0014】
開ループレート適応方法が誤りの影響を最小化できない別の例は、アクセス端末が受信したパケットを不正確にデコードしたときである。無線リンクプロトコル(Radio Link Protocol, RLP)において、アクセス端末は、パケットを不正確にデコードしたときに再伝送を要求するが、再伝送の要求は、受信したシーケンス番号のスペースにギャップを検出した後でのみ生成される。したがって、RLPプロトコルでは、パケットが不正確にデコードされた後で、次の受信パケットの処理を要求する。この手続きでは、全体的な伝送遅延を増加する。データパケット内に含まれているコード符号の一部または全てを迅速に再伝送し、アクセス端末が遅延させ過ぎることなくパケットを正確にデコードできる機構が必要である。
【0015】
したがって現在は、既に記載したように、伝送遅延を最小化し、かつスループットレートを最大化するために、開ループレート適応方法を変更することが必要である。
【0016】
要約
本発明は、開ループレート適応アルゴリズムを変更して、ハイブリッドの開ループ/閉ループのレート適応方式を生成するための新規で向上した方法および装置に関する。アクセスポイントは、データパケットのスロットにおいて時間のインターリーブされた構造を適切に生成して、インターリーブされた構造内に挿入されているギャップと関係する期間中に、アクセス端末が表示メッセージ(indicator message)をアクセスポイントへ送ることができるようにしている。
【0017】
本発明の1つの態様では、インターリーブされたギャップと関係する期間は、アクセス端末がスロット内に保持されているデータをデコードし、かつデコードされたデータに基づいて表示メッセージを送るのに十分な継続期間である。本発明の代わりの態様では、表示メッセージは推定の信号対干渉および雑音のレベルに基づいている。
【0018】
本発明の別の態様では、表示メッセージは1ビット長であり、アクセスポイントでは、ビットが到達するタイミングにしたがって、これを解釈する。
【0019】
本発明の特徴、目的、および長所は、同じ参照符号が全体的に対応して識別している図面に関連付けて採用したときに、次に記載する詳細な記述からより明らかになるであろう。
【0020】
好ましい実施形態の詳細な説明
データ通信システムの例示的な実施形態では、順方向リンクのデータ伝送は、1つのアクセスポイントから1以上のアクセス端末へアクセス端末によって要求されるデータレートで行われる。逆方向リンクのデータ通信は、1つのアクセス端末から1以上のアクセスポイントへ行うことができる。データはデータパケットへ分割され、各データパケットは時間スロット上で送られる。アクセスポイントは、各時間スロットにおいてアクセスポイントと通信しているアクセス端末へデータを送ることができる。
【0021】
最初に、アクセス端末は所定のアクセス手続きを使用してアクセスポイントとの通信を設定する。この接続状態では、アクセス端末はアクセスポイントからデータメッセージと制御メッセージとを受信し、データメッセージと制御メッセージとをアクセスポイントへ送ることができる。次にアクセス端末は、順方向リンクを監視して、アクセス端末のアクティブな組の中のアクセスポイントから送る。アクティブな組には、アクセス端末と通信しているアクセスポイントのリストが含まれている。とくに、アクセス端末は、アクティブな組の中のアクセスポイントからの順方向リンクのパイロットの信号対干渉および雑音比(SINR)を、アクセス端末において受信したときに測定する。受信したパイロット信号が、所定の追加(add)の閾値より高いか、または所定の低下(drop)の閾値よりも低いときは、アクセス端末はアクセスポイントへこれを報告する。次に、アクセスポイントからの次のメッセージをアクセス端末へ送って、アクティブな組との間でアクセスポイントへ追加するか、または削除する。
【0022】
データが送られないときは、アクセス端末はアイドル状態に戻って、データレート情報をアクセスポイントへ送るのを中断する。アクセス端末は、アイドル状態のときは、ページングメッセージについてアクティブな組の中のアクセスポイントからの制御チャンネルを定期的に監視する。
【0023】
アクセス端末へデータが送られるときは、データは中央制御装置によってアクティブな組の全アクセスポイントへ送られ、各アクセスポイントに順番に記憶される。次にページングメッセージはアクセスポイントによって各制御チャンネル上をアクセス端末へ送られる。幾つかのアクセスポイントにおいて、アクセスポイントは全てのこのようなページングメッセージを同時に送り、アクセス端末がアクセスポイント間をスイッチングしているときでさえも受信を保証する。アクセス端末は、制御チャンネル上の信号を復調してデコードし、ページングメッセージを受信する。
【0024】
ページングメッセージをデコードするとき、および各タイムスロットにおいて、データ伝送が完了するまで、アクセス端末は、アクティブな組の中のアクセスポイントからの順方向リンク信号のSINRを、アクセス端末において受信したときに測定する。順方向リンク信号のSINRは、各パイロット信号を測定することによって求めることができる。次にアクセス端末は、1組のパラメータに基づいて最良のアクセスポイントを選択する。パラメータの組には、現在と前のSINRの測定値、およびビット誤り率またはパケット誤り率を含むことができる。例えば、最良のアクセスポイントは、最大のSINRの測定値に基づいて選択することができる。次にアクセス端末は最良のアクセスポイントを識別して、データレート制御チャンネル(以下では、DRC(Data Rate Control)チャンネルと呼ぶ)上のデータレート制御メッセージ(以下では、DRCメッセージと呼ぶ)を選択されたアクセスポイントへ送る。DRCメッセージには、要求されたデータレート、またはその代わりに順方向リンクのチャンネル品質(例えば、SINRの測定値自体、ビット誤り率、またはパケット誤り率)を含むことができる。例示的な実施形態では、アクセス端末は、アクセスポイントをユニークに識別するウオルシュコードを使用することによって、DRCメッセージを特定のアクセスポイントへ送ることができる。DRCメッセージの符号は、ユニークなウオルシュコードと排他的論理和(XOR)をとられる。アクティブな組内の各アクセスポイントはアクセス端末によってユニークなウオルシュコードによって識別されるので、選択されたアクセスポイントのみが、正しいウオルシュコードを使用して、アクセス端末が実行したのと同一のXOR演算を実行し、DRCメッセージを正しくデコードすることができる。アクセスポイントは、各アクセス端末からレート制御情報を使用して、順方向リンクのデータを可能な限り高いレートで効率的に送る。
【0025】
アクセスポイントは、各時間スロットにおいて、ページされたアクセス端末を選択することができる。次にアクセスポイントは、選択したアクセス端末へデータを送るデータレートを、アクセス端末から受信したDRCメッセージの最近の値に基づいて判断する。さらに加えて、アクセスポイントは、識別用のプリアンブルをアクセス端末へ方向付けられたデータパケットへ添付することによって、特定のアクセス端末への伝送をユニークに識別する。例示的な実施形態では、プリアンブルは、アクセス端末を独特に識別するウオルシュコードを使用して分布される。
【0026】
例示的な実施形態では、データ伝送システムの順方向リンクの容量は、アクセス端末のデータレート要求によって判断される。順方向リンクの容量の追加の利得は、指向性アンテナまたは適応空間フィルタ、あるいはこの両者を使用することによって実現することができる。指向性の伝送を行なうための例示的な方法および装置は、1995年12月20日に出願された現在審査中の米国特許出願第08/575,049号(“METHOD AND APPARATUS FOR DETERMINING THE TRANSMISSION DATA RATE IN A MULTI−USER COMMUNICATION SYSTEM”)、および1997年9月8日に出願された米国特許出願第08/925,521号(“METHOD AND APPARATUS FOR PROVIDING ORTHOGONAL SPOT BEAMS, SECTORS, AND PICOCELLS”)に記載されており、両文献は本発明の譲受人に譲渡され、ここでは参考文献として取り上げている。
【0027】
高速閉ループ( Fast Closed−Loop, FCL )レート制御適応
HDRシステムにおいて、開ループレート適応方式では、高速フィードバックチャンネルを使用して、アクセス端末からアクセスポイントへDRCメッセージを送ることができ、一方でアクセスポイントは順方向のデータリンク上でデータパケットをアクセス端末へ同時に送る。したがって、アクセス端末はアクセスポイントへ命令して、受信側のアクセス端末における実際のSINRの条件にしたがって現在の伝送を終了するか、または拡張することができる。例示的な実施形態では、高速フィードバックチャンネルを使用して、別途記載するように特別の情報を送る。
【0028】
HDRシステムにおける順方向リンクのデータレートは、38.4キロビット秒から2.456メガビット秒まで変化する。各パケットデータ伝送の継続期間を、多数のスロットおよび他の変調パラメータについて表1に示した。この実施形態では、1スロットは1.666.ミリ秒の継続期間、すなわち1.2288Mcpsのチップレートで送られる2048のチップに対応する。
【0029】
【表1】
【0030】
例示的な実施形態では、マルチスロットパケットの構造は、所定のギャップスロットではなく、所定のデータスロット内にデータを保持するように変更される。例示的な実施形態にしたがってマルチスロットパケットが構成されるときは、マルチスロットパケットを受信しているアクセス端末は、他の目的のために所定のギャップスロットの継続期間を利用することができる。例えば、アクセス端末はデータスロット間の時間を使用して、これまで累積したソフトコード符号でパケットを正しくデコードできるかどうかを判断することができる。アクセス端末では、データスロットが正しくデコードされたかどうかを判断する種々の方法を使用することができ、これらの方法には、限定はしないが、データと関係するCRCビットを検査するか、またはパイロットおよびトラヒック符号の受信したSINRに基づいて予測SINRを推定することが含まれる。
【0031】
図1は、マルチスロットパケットにおいて1スロットのギャップをインターレースした構造の例示的な図であり、所定のデータスロットおよび所定のギャップスロットは交互にインターレースされている。以下ではこの実施形態を1スロットのギャップパターンと呼ぶことにする。マルチスロットパケット100は、交互のスロット内にデータを含み、アクセスポイントからアクセス端末へ送られる。例えば、アクセス端末が表1のデータレート2にしたがって送っているときは、マルチスロットパケット内には8つのデータがあり、データはスロット1、3、5、7、9、11、13、15内に保持されている。スロット2、4、6、8、10、12、14、16は、マルチスロットパケットの部分を送るのに使用されない。空のスロットと関係する時間期間内では、アクセス端末からのDRCメッセージをアクセスポイントへ送ることができる。この例では、8つのスロットパケットの例の伝送に関係するギャップスロットの間に、アクセスポイントが、別のデータパケットを、同じか、または異なるアクセス端末へ送ることができるのは明らかである。
この実施形態では、DRCメッセージに加えて、アクセス端末の受信状態を示す表示メッセージをアクセス端末からアクセスポイントへ送ることができ、このような表示メッセージには、限定はしないが、停止(STOP)表示メッセージまたは拡張(EXTEND、EXT)表示メッセージを含むことができる。この実施形態についてここに記載した表示メッセージの使用は、次に記載する別の実施形態に応用できることに注意すべきである。
【0032】
HDRシステムでは、307.2キロビット秒以下のデータレートでパケットで送られるコード符号は、614.4キロビット秒でパケットにおいて送られるコード符号の反復(repeat)である。一般的に、所与のスロットで送られるコード符号のほとんどは、パケットの第1のスロットにおいて送られるコード符号をずらして反復したものである。データレートがより遅いときは、パケットの所与の誤り率は低く、SINRがより低くなることが必要となる。したがって、アクセス端末が、チャンネル状態が好ましくないと判断すると、アクセス端末はDRCメッセージを送って、614.4キロビット秒未満のデータレートを要求する。アクセスポイントは、図1に記載した構造にしたがってマルチスロットパケットを送る。しかしながら、実際のチャンネル状態が向上して、アクセス端末に必要な反復コード符号が、開ループレート適応アルゴリズムによって最初に指定されていたよりも、より少なくなるとき、図1に記載した構造では、アクセス端末は、逆方向リンクのフィードバックチャンネル上で停止表示メッセージのような表示メッセージを送ることができる。
【0033】
図2は、停止表示メッセージの使用を示す図である。アクセスポイントは、図1のインターリーブされた構造にしたがってデータパケット200を送る。スロットn+2およびn+4は、データを保持しているスロットである。DRCメッセージ210は、スロット期間n−1の間に受信され、スロットn、n+2、n+4、およびn+6内のデータは、要求データレートにしたがって送られるようにスケジュールされる。アクセス端末は、スロットn、n+2、およびn+4内のコード符号の反復を受信すると、n+6によって保持されている反復を受信しなくても、完全なデータを十分に判断できるので、アクセス端末は停止表示メッセージ220を送る。したがって、アクセス端末は、新しいデータを受信できるようになっている。停止表示メッセージ220は、スロットn+5の間にアクセスポイントによって受信される。停止表示メッセージ220を受信すると、アクセスポイントは、残りの割り当てられたデータスロットn+6内のデータパケットの反復を送るのを止めて、スロットn+6内の新しいデータパケットを送り始める。未使用の割り当てられたスロットには、任意のアクセス端末に方向付けられた別のパケットの伝送を再び割り振ることができる。このやり方では、閉ループレート適応は、最初のDRCメッセージにおいて推定のチャンネル状態に基づいて指定されたデータレートよりも高いデータレートを実際のチャンネル状態が許可するときに、資源を最適化するように行なわれる。上述の例では、停止表示を送ることによって、最初の要求データレートよりも4/3倍高い有効データレートが実現される。
【0034】
この実施形態の別の態様では、実際のチャンネル状態が推定のチャンネル状態よりも悪くなるたびに、表示メッセージをアクセス端末からアクセスポイントへ送って、コード符号のより多くの反復を可能にすることができる。表示メッセージは、拡張表示メッセージと呼ばれることがある。また拡張表示メッセージは、1つのスロットパケットがアクセス端末によって不正確にデコードされたときに使用される。この場合は、アクセス端末は拡張表示メッセージを送って、指定されたスロット内に保持されているデータの再伝送を要求する。図1の構造では、アクセスポイントは、拡張表示メッセージをデコードした後に、ちょうどその次のスロット(ここでは拡張データスロットと呼ばれる)上のデータを再び送ることができる。図3は、拡張表示メッセージをこのように使用したことを示している。データパケット300は、図1の構造にしたがって構成されており、交互のスロットはギャップスロットを示している。アクセスポイントによって受信されるDRCメッセージ310は、データスロットnにおいて送られるデータに好ましいレートを与える。データは、スロットn+2においても要求データレートにしたがって送られる。しかしながら、アクセスポイントによって受信される拡張表示メッセージ320は、スロットn+2内に保持されているデータをデコードするときの誤りのために、データスロットn+4においてデータの反復を命令する。
【0035】
この実施形態の別の態様では、推定のSINRにおいて、パケットの成功率が下がった、例えばパケットの成功率が80ないし90%になったことが示されるとき、単一スロットのパケットが要求される。アクセス端末は、受信した単一スロットのパケットに基づいて拡張表示メッセージをアクセスポイントへ送り、第1の単一スロットのパケットが正しくデコードされなかったときは、パケットの再伝送を要求することができる。この実施形態の態様の長所は、データのスループットレートが向上したことであり、これは高データレートの最初の伝送によって実現される。この実施形態にしたがって、実際のチャンネル状態にしたがって高データレートの伝送を調節することができる。図3は、本発明のこの態様を示している。DRCのメッセージ310が307.2キロビット秒のデータ要求を送るとき、データはスロットnおよびn+2において要求レートで送られる。しかしながら、アクセス端末がチャンネル状態の向上を検出するときは、アクセス端末は、DRCメッセージ330を送って、1.2メガビット秒のデータ要求を伝えることができる。次にアクセスポイントはスロットn+5内の単一のスロットパケットを1.2メガビット秒で送る。アクセス端末は、ギャップスロットn+6と関係する時間中に、チャンネル状態の悪化を検出し、スロットn+5内のデータの再伝送を必要とする。拡張メッセージ340が送られ、アクセスポイントはスロットn+5からのデータをスロットn+7において再び送る。
【0036】
1つの例示的な実施形態では、アクセス端末は、パケットごとに拡張表示メッセージをNEXT(i)まで(なお、i=1,2,...,11であり、表1に示したデータレートの1つに対応する)送ることができる。
【0037】
閉ループレート適応のための上述の手続きは、データパケットが1または2つのスロットを含むときの伝送の例である。拡張データスロットは、前に送られたコード符号の反復であるコード符号を保持し、したがって拡張データスロット内のコード符号は、信頼性を向上するために、デコーディングステップに先立って、前に受信したコード符号と効果的にソフト結合(soft−combine)されることに注意すべきである。拡張データスロット内で送られるこのコード符号の識別は、実行の細部であり、本発明の技術的範囲に影響を与えない。
【0038】
上述の高速閉ループレート適応方法は、開ループレート適応方式によって使用されるのと同じ高速フィードバックチャンネルに依存して実行できるが、本発明の技術的範囲を変更せずに、閉ループレート適応方法を実行するのに他の別のチャンネルを使用できることに注意すべきである。
【0039】
構成の別の態様は、表示メッセージの形成である。システム内に2つのみの表示メッセージ、すなわち停止表示メッセージおよび拡張表示メッセージが示されている実施形態では、システムは、表示メッセージを伝えるのに1ビットのみを必要とする。DRCメッセージは、レート選択およびアクセスポイント識別のために多数のビットを保持しているが、システムが使用の際にそのビットのコンテキストを区別するときは、停止表示メッセージまたは拡張表示メッセージを表示することが必要である。例えば、表示ビットはFCLビットとして示すことができる。アクセスポイントがアクセス端末からのFCLビットの存在をスロットnにおいて検出するとき、このアクセス端末へ方向付けられたマルチスロットパケットのデータスロットが、スロットn+1において送られるようにスケジュールされている場合は、アクセスポイントはFCLビットを停止表示メッセージとして解釈する。しかしながら、このアクセス端末へスケジュールされたパケットが、要求データレートにしたがって、ちょうどスロットn+1において終了するときは、アクセスポイントはFCLビットを拡張表示メッセージとして解釈する。その代わりに、前の拡張表示メッセージが、特定のパケットのスロットを、ちょうどスロットn−1において再伝送するように伝え、NEXTよりも少ない拡張表示メッセージがこのパケットについて処理されたときは、アクセスポイントはFCLビットを同様に拡張表示メッセージとして解釈することができる。これらの情況のいずれも適用できないときは、このビットはフォールスアラームとして捨てられる。
【0040】
別の実施形態では、表示メッセージは、逆のDRCのコードワードの1つを使用することによって、開ループのDRCメッセージにおいて逆の同じフィードバックチャンネル上を送られる。しかしながら、この実施形態では、アクセス端末は、一度に1つのみのメッセージを送ることができるので、DRCメッセージと、停止表示メッセージのような表示メッセージとを同時に送ることはできない。したがって、アクセス端末は、停止表示が送られた後に解放される第1のスロットの間は、別のパケットを供給されるのを妨げられることになる。しかしながら、他のアクセス端末は、第1のスロットの解放中に供給される。アクセスポイントが多くのアクセス端末へ供給するときは、所与のアクセス端末のパケットが連続的にスケジュールされる確率が低減するので、この実施形態の効果は最大化される。
【0041】
別の実施形態では、逆方向リンクに特別のウオルシュ関数を使用して生成できる別々の割り当てられたチャンネル上で表示メッセージを送ることができる。このアプローチは、アクセス端末がFCLチャンネルの信頼性を所望のレベルまで制御できるといった特別の長所をもつ。上述の実施形態では、所与の時間に1つのアクセス端末のみが伝送を認められる。したがって、逆方向リンクの容量に影響を与えることなく、表示メッセージを送るために割り当てられた電力を増加することが実行可能である。
【0042】
既に記載したように、アクセスポイントは、ギャップスロット中に他のアクセス端末へデータを送ることによって効率を最大化することができる。
【0043】
図4は、マルチスロットパケットにおける例示的なインターレース形構造の図であり、所定のデータスロットおよび所定のギャップスロットは一様なNスロットのパターンでインターレースされている。この実施形態は、以下では一様なNスロットのギャップパターンと呼ばれる。マルチスロットパケット400は、各N番目のスロット内にデータを含み、アクセスポイントからアクセス端末へ送られる。N−1スロットはギャップスロットであり、アクセス端末はギャップスロットと関係する遅延を使用して、前のデータスロットにおいて受信したデータのデコーディングを試みる。この技術においてよく知られているように、データビットのブロックはコード化して送られ、データを受信すると、送られたデータ内の誤りの存在を判断することができる。このようなコード化技術の1つの例は、巡回冗長検査(cyclic redundancy check, CRC)の符号の生成である。この実施形態の1つの態様では、アクセス端末は、ギャップを一様に挿入することによって生じる遅延を使用して、CRCビットをデコードし、かつデータスロットをデコードするのに成功したかどうかを判断することができる。アクセス端末は、SINRの推定値に基づいて表示メッセージを送るのではなく、データスロットをデコードするのに実際に成功したか、または失敗したかに基づいて、表示メッセージを送ることができる。データをデコードするのに必要な時間は通常は、パケット内に含まれている情報ビット数に比例することに注意すべきである。したがって、表1に示されているように、データレートがより高速になると、パケットをデコーディングするのにより長い時間が必要となる。Nの最適値を判断する場合は、インターレースしている期間を選択するときに、最悪の場合の遅延を考慮しなければならない。
【0044】
この実施形態の別の態様では、アクセス端末はギャップを一様に挿入することによって生じる遅延を使用して、データスロットの受信中の推定のSINRを判断して、DRCメッセージを効果的に送ることができる。
【0045】
さらに加えて、マルチスロットパケット内に特別の遅延スロットを挿入すると、アクセス端末は追加のメッセージをアクセス端末へ送ることができる。
【0046】
1スロットのギャップパターンの実施形態において表示メッセージを送るのと類似したやり方で、一様なNスロットのギャップパターンにおいて停止表示メッセージおよび拡張表示メッセージを使用することができる。さらに加えて、システムがビットのコンテキストを使用時に区別するときは、1ビットのみを使用して表示メッセージの形成を実現することができる。例えば、表示ビットはFCLビットとして示すことができる。アクセスポイントがアクセス端末からFCLビットの存在をスロットnにおいて検出するときは、このアクセス端末へ方向付けられたマルチスロットのパケットのデータスロットがスロットn+1において送ることをスケジュールされている場合に、アクセスポイントはFCLビットを停止表示メッセージとして解釈する。しかしながらこのアクセス端末へスケジュールされたパケットが、要求データレートにしたがって、ちょうどスロットn−p+1において終了するときは(なお、pはデータスロットをアクセス端末に割り当てられた期間である)、アクセスポイントはFCLビットを拡張表示メッセージとして解釈する。その代わりに、前の拡張表示メッセージが、ちょうどスロットn−p+1において指定されたパケットのスロットを再伝送することを伝え、NEXTよりも少ない拡張表示メッセージがこのパケットについて処理されているときは、アクセスポイントはFCLビットを同様に拡張表示メッセージとして解釈することができる。これらの情況の何れも適用可能でないときは、ビットをフォールスアラームとして捨てることができる。
【0047】
図5が、マルチスロットパケットのための別の例示的なインターレース形構造の図であり、なお、所定のデータスロットおよび所定のギャップスロットは一様でないスロットパターンでインターレースされている。以下では、本発明のこの実施形態は一様でないNスロットのギャップパターンと呼ばれる。マルチスロットパケット500は、データスロット間でインターレースされている遅延がデータレートの関数であるように構成されている。レートiのパケットのデータスロット間に必要なギャップスロット数、すなわちN(i)は、全てのアクセス端末とアクセスポイントとによって定められ、知られている。この実施形態では、各データレートのパケットの待ち時間を最小化できるが、パケットを送ることをスケジュールするときに、アクセスポイントが満たさなければならない一定数の制約がある。1つのこのような制約は、データスロットが重複するのを避けることである。
【0048】
一様でないスロットパターンの例として、図5のDRCメッセージを使用して、データを交互に送ることができる。この例では、DRCメッセージ510は、スロットn−2、n+2、およびn+6において送られるデータを204.8キロビット秒で送ることを要求している。DRCメッセージ520は、データをスロットn+1、n+3において921.6キロビット秒で送ることを要求している。DRCメッセージ530は、データをスロットn+8において1.2メガビット秒で送ることを要求している。個々のDRCメッセージは定期的に送られるが、定期的な伝送を組合せて、不定期で、一様でないパターンが生成される。DRCメッセージ520によって開始されるデータパターンについて制約があることに注意すべきである。対のデータスロット間に1スロットのギャップをもつパターンにおいて、この2つのスロットのデータパケットは、nではなく、n+1またはn−1において伝送を開始するようにスケジュールされている。パターンがnから始まるときは、現在のスロットn+3のデータはスロットn+2において送られ、DRCメッセージ510でスケジュールされたデータスロットパターンと重複する。
【0049】
1スロットのギャップパターンの実施形態において表示メッセージの伝送に類似したやり方で、一様でないNスロットのギャップパターンにおいて、停止表示メッセージおよび拡張表示メッセージを使用できる。さらに加えて、システムがビットのコンテキストを使用の際に区別するときは、1ビットのみを使用して表示メッセージを形成することができる。例えば、表示ビットはFCLビットとして示すことができる。アクセスポイントがアクセス端末からFCLビットの存在をスロットnにおいて検出するときは、このアクセス端末へ方向付けられたマルチスロットパケットのデータスロットがスロットn+1において送ることをスケジュールされている場合に、アクセスポイントはFCLビットを停止表示メッセージとして解釈する。しかしながら、アクセス端末へスケジュールされているパケットが、要求データレートにしたがって、ちょうどn−N(i)において終了するとき(なお、N(i)はデータスロット間に必要なギャップスロットの数であり、iはデータレートの指数を示す)、アクセスポイントはFCLビットを拡張表示メッセージとして解釈する。その代わりに、前の拡張表示メッセージが、ちょうどスロットn−N(i)において指定されたパケットのスロットを再伝送することを伝え、NESTより少ない拡張表示メッセージがこのパケットについて処理されているときは、これらのアクセスポイントはFCLビットを同様に拡張表示メッセージとして解釈することができる。これらの情況の何れも適用できないときは、ビットをフォールスアラームとして捨てることができる。
【0050】
一様でないギャップパターン上で一様なギャップパターンを使用するとき、および一様なギャップ上で一様でないギャップパターンを使用するときに、種々の長所が実現される。一様なスロットのギャップパターンを使用しているシステムは、全てのスロットについて交互の周期的なパターンによって最大のスロット効率を実現できる。例えば、一様なパターンでは、1つのアクセス端末はスロットn、n+4、n+8、...を割り当てられ、第2のアクセス端末はスロットn+1、n+5、n+9、....を割り当てられ、第3のアクセス端末はスロットn+2、n+6、n+10、...を割り当てられ、第4のアクセス端末はスロットn+3、n+7、n+11、...を割り当てられる。このやり方では、ネットワークの効率を向上するために、全てのスロットが十分に使用される。しかしながら、一定の環境では、一様でないスロットのギャップパターンを構成することがより望ましい。例えば、高速のデータ伝送中に、1スロットのみのデータが大量のコード符号と共に送られる。このような場合は、アクセス端末は、受信したコード符号をデコードするのに比較的に長い継続期間を必要とする。したがって、一様なスロットパターンの構成では、大量のギャップスロットのために対応する長い期間が必要であり、ゆえに効率が悪くなる。この環境のもとでは、一様でないギャップスロットのパターンは望ましくない。
【0051】
図6は、HDRシステムにおいてFCLレートの制御を行なうための装置のブロック図である。アクセス端末701は、SINRの推定素子722においてアクセスポイント700からの順方向リンクの受信信号の長さに基づいてSINRの推定および予測を行なう。SINRの推定素子722からの結果は開ループレート制御素子723へ送られ、開ループレート制御素子723では、SINRの推定素子722からの結果にしたがってデータレートを選択するために、開ループレート制御アルゴリズムを実行する。開ループレート制御素子723はDRCメッセージを生成し、DRCメッセージは逆方向リンク713上でアクセスポイント700へ送られる。DRCメッセージがDRCデコーダ713においてデコードされ、その結果がスケジューラ712へ送られると、アクセスポイント700は、DRCメッセージのデコーディング後で、スロットにおいて指定された要求レートでデータ伝送をスケジュールすることができる。上述の素子は、上述の開ループレート適応アルゴリズムを実行していることに注意すべきである。スケジューラ712は、FCLレート制御プロセスを実行して、上述のようなインターレースされたパケットを生成し、閉ループレート制御素子725は、アクセス端末701が選択的にFCLのレートを適応できるようにする。
【0052】
図6では、1スロットのギャップパターンがスケジューラ712によって2つのアクセス端末を同時に供給するように構成されている。したがって、アクセスポイント700は2つの独立のバッファ、すなわち伝送バッファA710および伝送バッファB711を保持して、新しいスロットの反復またはスロットの拡張を生成するのに必要なコード符号を保持する。ここに記載した実施形態にしたがってより多くの伝送バッファを使用できることに注意すべきである。
【0053】
アクセスポイント700はデータパケットをアクセス端末701へ送る。データパケットを受信しているとき、アクセス端末701はSINR推定素子722からの結果を閉ループレート制御素子725へ供給するか、または、その代わりに、アクセス端末701はデコーダ720からの結果を閉ループレート制御素子725へ供給する。バッファ721を挿入して、デコーダ720から、上位層プロトコルへデコードされた情報を順番に送るのを助けてもよいが、これについては本明細書には記載されていない。閉ループレート制御素子725は、デコーダ720またはSINRの推定素子722からの結果を使用して、表示メッセージを生成するかどうかを判断することができる。表示メッセージは、逆方向リンク上でアクセスポイント700へ送られ、FCL表示デコーダ714は表示メッセージをデコードし、デコードしたメッセージをスケジューラ712へ供給する。アクセスポイント700におけるスケジューラ712、DRCデコーダ713、およびFCL指示デコーダ714は別々の構成要素として構成されるか、または単一のプロセッサまたはメモリを使用して構成される。同様に、アクセス端末701内のデコーダ720、バッファ721、SINR推定素子722、開ループレート制御素子723、および閉ループ制御素子725は、別々の素子として構成されるか、または単一のプロセッサ上でメモリと接続してもよい。
【0054】
外部ループレート制御素子724を挿入して、長期間の誤り統計(long term error statistics)を計算することができる。このような統計の計算結果を使用して、開ループレート制御素子723と閉ループレート制御素子725との両者を調節することができる。
【0055】
ここに記載したように、FCLレート適応方法では、停止表示メッセージまたは拡張表示メッセージのような表示メッセージをアクセスポイントへ送ることを決定する。この方法では高速修正機構を用意して、開ループレート制御方式の不正確さを補償する。パケットをデコードするのに十分な情報があるときは、マルチスロットパケットの伝送を停止することができる。その代わりに、デコーディングの成功が保証されないときは、実行中のマルチスロットパケットの1スロットを反復することができる。
【0056】
高レートのパケットのデコーディングに失敗したとき、FCLレート適応方法では、拡張したデータスロットを送ることができるので、開ループレート制御方式を1スロットのパケットをより高いレートで要求することに積極的(aggressive)にすることによって、FCLレート適応方法はスループットレートも向上する。FCLレート適応方法が、開ループレート制御アルゴリズムによって予測よりも早くマルチスロットのパケットを停止する時もスループットを向上する。
【0057】
例えば、開ループレート制御方式では、1つのスロットパケットを使用して高レートを選択し、パケット誤り率(packet error rate, PER)が第1のスロットの終わりでは約15%で、かつ拡張したスロットの終わりではほぼ1%であるように、開ループレート制御方式を設計することができる。拡張スロットは、時間ダイバーシティ利得(time diversity gain)およびパンクチャリング損失低減(puncturing loss reduction)に加えて、平均SINRの少なくとも3デシベルを追加することになる。マルチスロットパケットは、開ループレート制御アルゴリズムでは、パケットの正常の終わりにおいて1%のPERを目標とすることができる。したがって、スロット数を低減すると、パケットの成功率は高くなり、これは予測レートよりも高いレートに相当する。さらに加えて、拡張スロットは、必要であれば、成功のデコーディングに特別なマージンを与えて、遅延の再伝送の要件を低減する。最適効率のSINR値は、ネットワークにおいて実行される種々の変調技術にしたがって変化するので、種々のSINR値を閾値にできることは、ここに記載した実施形態の技術的範囲を制限することを意図していないことに注意すべきである。
【0058】
さらに加えて、SINRの計算に基づいて停止、拡張、またはFCL以外の表示を生成するかどうかの決定が、あまり積極的(aggressive)でないか、さもなければパケット誤り率は、パケットを正しくデコードしたと閉ループレート制御アルゴリズムが誤って断定する確率によって決められる。
【0059】
上述の好ましい実施形態は、当業者が本発明を生成または使用できるようにするために与えられている。これらの実施形態に対する種々の変更は当業者には容易に明らかであり、ここに定義した全体的な原理は、発明の能力(inventive faculty)を使用することなく、他の実施形態に適用することができる。したがって、本発明は、ここに示した実施形態に制限されることを意図されていないが、ここに開示した原理および新規性に一致する最も幅広い範囲にしたがう。
【図面の簡単な説明】
【図1】
マルチスロットパケットにおいて1スロットのギャップがインターレースされている構造の例示的な図。
【図2】
マルチスロットパケットにおいて一様なNスロットのギャップがインターレースされている構造の例示的な図。
【図3】
マルチスロットパケットにおいて一様でないNスロットのギャップがインターレースされている構造の例示的な図。
【図4】
マルチスロットパケットにおける例示的な停止(STOP)制御表示の図。
【図5】
マルチスロットパケットにおける例示的な拡張(EXTEND)制御表示の図。
【図6】
本発明の例示的な実施形態のブロック図。
Claims (23)
- 通信ネットワークのデータスループットレートを高める方法であって、
アクセスポイントにおいて複数のデータスロットおよび複数のギャップスロットを生成し、複数のデータスロットが複数のギャップスロットにインターリーブされて、複数のパケットを形成しているステップと、
複数のパケットをアクセス端末へ送るステップと、
アクセス端末において複数のパケットを検出して、アクセス端末が少なくとも1つの表示メッセージをアクセスポイントへ送って、受信状態を示すステップとを含む方法。 - 複数のデータスロットが、交互のパターンで複数のギャップスロットにインターリーブされている請求項1記載の方法。
- 複数のデータスロットが、各N番目のスロットがギャップスロットになるように、複数のギャップスロットにインターリーブされている請求項1記載の方法。
- 複数のデータスロットが、非周期的な構造にしたがって複数のギャップスロットにインターリーブされている請求項1記載の方法。
- アクセスポイントからアクセス端末へ送るためのデータスループットレートを高める方法であって、
アクセス端末へ送る複数のデータパケットをアクセスポイントにおいて生成し、複数のデータパケットの各々が少なくとも1つのスロットを含んでおり、アクセスポイントが複数の各データパケットの中の各スロットをデータスロットまたはギャップスロットとして示すステップと、
最初のデータレートで複数のデータパケットをアクセス端末へ送るステップと、
アクセス端末において1組の推定チャンネルパラメータを判断するステップと、
推定チャンネルパラメータの組に基づいてデータ要求メッセージをアクセスポイントへ送り、データ要求メッセージにしたがって、複数のデータパケットをアクセス端末へ送るステップが実行されるステップと、
アクセス端末において実際のチャンネルパラメータの組を判断するステップと、
実際のチャンネルパラメータの組が所定の品質量をパスするとき、少なくとも1つのギャップスロットと関係する時間期間中に、アクセスポイントへ表示メッセージを送るステップと、
アクセスポイントにおいて受信した表示メッセージにしたがって、アクセス端末へ送るための次のデータパケットを変更するステップとを含む方法。 - 実際のチャンネルパラメータの組が、推定チャンネルパラメータの組と関係するノイズレベルよりも低いノイズレベルを示すとき、表示メッセージが停止表示メッセージである請求項5記載の方法。
- 実際のチャンネルパラメータの組が、推定チャンネルパラメータの組と関係するノイズレベルよりも高いノイズレベルを示すとき、表示メッセージが拡張表示メッセージである請求項5記載の方法。
- 表示メッセージがスロットn中に受信したビットを含んでいて、アクセスポイントが交互のパターンにしたがって複数のデータパケット内の各スロットを指示し、アクセス端末へ送る次のデータパケットを変更するステップが、
複数のデータパケットの1つの反復がスロットn+1へ既にスケジュールされているときに、ビットが伝送終了の要求であることを決定するステップと、
既に送られたパケットがスロットn−1において伝送を終了したときは、ビットが再伝送要求であることを決定するステップと、
前の表示ビットによって、スロットn−1において既に送られたパケットの再伝送が行なわれ、かつ所定数よりも少ない再伝送が複数のデータパケットについて既に処理されているとき、ビットが再伝送の要求であることを決定するステップと、
条件が満たされていないときは、ビットがフォールスアラームであることを決定するステップとを含む請求項5記載の方法。 - 表示メッセージがスロットn中に受信したビットを含んでいて、アクセスポイントが、期間pにしたがって複数のデータパケット内の各スロットを指定し、アクセス端末へ送るための次のデータパケットを変更するステップが、
複数のデータパケットの1つの反復がスロットn+1へ既にスケジュールされているとき、ビットが伝送終了の要求であることを決定するステップと、
既に送られたパケットがスロットn−p+1において伝送を終了したときに、ビットが再伝送の要求であることを決定するステップと、
前の表示ビットによって、スロットn−p+1において既に送られたパケットの再伝送が行なわれ、かつ所定数よりも少ない再伝送が複数のデータパケットへ既に処理されているとき、ビットが再伝送の要求であることを決定するステップと、
条件が満たされていないときは、ビットがフォールスアラームであることを決定するステップとを含む請求項5記載の方法。 - 表示メッセージが、スロットn中に受信したビットを含み、アクセス端末へ送るための次のデータパケットを変更するステップが、
複数のデータパケットの1つの反復がスロットn+1へ既にスケジュールされているとき、ビットが伝送終了の要求であることを決定するステップと、
データスロット間のギャップスロット数をN(i)、データレート指数をiで示すと、既に送られたパケットがスロットn−N(i)において伝送を終了したときは、ビットが再伝送の要求であることを決定するステップと、
種々の表示ビットによって、スロットn−N(i)において既に送られたパケットの再伝送が行なわれ、かつ所定数よりも少ない再伝送が複数のデータパケットにおいて既に処理されているときに、ビットが再伝送の要求であることを決定するステップと、
条件が満たされていないときは、ビットがフォールスアラームであることを決定するステップとを含む請求項5記載の方法。 - 実際のチャンネルパラメータの組には、信号対干渉および雑音比が含まれている請求項5記載の方法。
- 実際のチャンネルパラメータの組を判断するステップが、アクセス端末において複数のデータパケットをデコードして、パケットの誤り事象を判断するステップを含み、パケットの誤り事象が良好なデータパケットの受信か、または不良のデータパケットの受信かを示す請求項5記載の方法。
- アクセス端末において複数のデータパケットをデコードするステップが、
複数の巡回冗長検査(cyclic redundancy check, CRC)のビットをデコードするステップと、
デコードされた複数の巡回冗長検査のビットを、推定チャンネルパラメータの組から計算される推定品質測度と比較するステップとを含む請求項12記載の方法。 - アクセスポイントへ表示メッセージを送るステップが、
コード符号を処理して、伝送誤り率の値を判断するステップと、
伝送誤り率の値が所定量よりも大きいときは、拡張表示メッセージを送るステップとを含む請求項5記載の方法。 - 表示メッセージには、スロットn中に受信したビットが含まれていて、アクセスポイントが複数のデータパケット内の各スロットを交互のパターンにしたがって指定し、アクセス端末へ送る次のデータパケットを変更するステップが、
複数のデータパケットの1つの反復がスロットn−1へ既にスケジュールされているとき、ビットが伝送終了の要求であることを決定するステップと、
既に送られたパケットがスロットn−1において伝送を終了したとき、ビットが再伝送の要求であることを決定するステップと、
前の表示ビットによって、スロットn−1において既に送られたパケットの再伝送が行なわれ、かつ所定数よりもより少ない再伝送が複数のデータパケットについて既に処理されているとき、ビットが再伝送の要求であることを決定するステップと、
状態が満たされていないとき、ビットがフォールスアラームであることを決定するステップとを含む請求項12記載の方法。 - 表示メッセージにはスロットn中に受信したビットが含まれていて、アクセスポイントが期間pにしたがって複数のデータパケット内の各スロットを指定し、アクセス端末へ送るための次のデータパケットを変更するステップが、
複数のデータパケットの1つの反復がスロットn+1へ既にスケジュールされているとき、ビットが伝送終了の要求であることを決定するステップと、
既に送られたパケットがスロットn−p+1において伝送を終了したときは、ビットが再伝送の要求であることを決定するステップと、
前の表示ビットによって、スロットn−p+1において既に送られたパケットの再伝送が行なわれ、かつ所定数よりも少ない再伝送が複数のデータパケットについて既に処理されているときは、ビットが再伝送の要求であることを決定するステップと、
条件が満たされていないときは、ビットがフォールスアラームであることを決定するステップとを含む請求項12記載の方法。 - 表示メッセージには、スロットn中に受信したビットが含まれていて、アクセス端末へ送る次のデータパケットを変更するステップが、
複数のデータパケットの1つの反復がスロットn+1へ既にスケジュールされているとき、ビットが伝送終了の要求であることを決定するステップと、
データスロット間のギャップスロット数をN(i)、データレート指数をiで示すと、既に送られたパケットがスロットn−N(i)において伝送を終了したときは、ビットが再伝送の要求であることを決定するステップと、
種々の表示ビットによって、スロットn−N(i)において既に送られたパケットの再伝送が行なわれ、かつ所定数よりも少ない再伝送が複数のデータパケットについて既に処理されているときは、ビットが再伝送の要求であることを決定するステップと、
条件が満たされていないときは、ビットがフォールスアラームであることを決定するステップとを含む請求項12記載の方法。 - アクセスポイントからアクセス端末への伝送のデータスループットレートを高めるためのシステムであって、複数のインターリーブされたデータスロットおよびギャップスロットを生成して、アクセス端末へ送るように構成されている、アクセスポイントにおけるプロセッサを含むシステム。
- アクセス端末におけるプロセッサであって、複数のインターリーブされたデータスロットおよびギャップスロットをデコードし、アクセスポイントからアクセス端末への伝送に関係する品質値を判断し、品質値にしたがって送るためのデータレート要求メッセージを生成し、品質値にしたがって表示メッセージを生成し、表示メッセージが少なくとも1つのギャップスロットと関係する時間期間中に生成されて、アクセスポイントへ送られるように構成されているプロセッサをさらに含む請求項18記載のシステム。
- 品質値が、チャンネルのノイズおよび干渉値によって判断される請求項19記載の装置。
- 品質値が、デコードされた複数のデータスロットに基づいてパケットの誤り値によって判断される請求項19記載の装置。
- 開ループレート制御プロセスを調節するための装置であって、
順方向リンクチャンネル上を送られるデータを記憶する少なくとも1つのバッファへ接続されていて、複数のインターリーブされたデータスロットおよびギャップスロットをスケジュールするための、アクセスポイントにおけるスケジューラと、
スケジューラへ接続されていて、逆方向リンクチャンネル上で受信された複数のデータ要求メッセージをデコードし、かつデータレート要求情報をスケジューラへ入力するためのデータレート要求メッセージデコーダと、
スケジューラへ接続されていて、逆方向リンク上で受信される複数の表示メッセージをデコードし、かつデコードされた表示メッセージをスケジューラへ入力するための表示メッセージデコーダとを含む装置。 - 開ループレート制御プロセスを調節するための装置であって、
順方向リンクチャンネルと関係する品質値を判断するための、アクセス端末における推定素子と、
複数のデータレート要求メッセージを生成するための推定素子に接続されていて、推定素子から受信した品質値を使用して、複数のデータレート要求メッセージのコンテンツを判断する開ループレート制御素子と、
推定素子とデコーダとに接続されていて、推定素子からの品質値か、またはデコーダからの誤り値の何れかに基づいて複数の表示メッセージを生成するための閉ループレート制御素子であって、デコーダが順方向リンク上で受信した複数のインターリーブされたデータスロットおよびギャップスロットをデコードするように構成されている閉ループレート制御素子と、
デコーダと推定素子とに接続されていて、閾値の組にしたがって閉ループレート制御素子をイネーブルするための制御装置とを含む装置。
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