JP2004514965A - 多バイトバーストメモリに対する有効バイトの決定方法 - Google Patents
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Abstract
Description
技術分野
本発明は、データプロセッサに関し、さらに詳しく述べるとバーストメモリアクセスをサポートするデータプロセッサに関する。
【0002】
背景
コンピュータシステムにおいて、中央処理装置(CPU)は、データ要素を集合的に記憶するメモリセル群の固有の位置を示すアドレスを指定することによってメモリをアクセスすることができる。上記CPUは、アドレスバスにアドレス指定しそして1又は2以上の制御信号を提供して、そのアドレスが有効であり、且つ、バスサイクルが始まったという信号を送ることによって、バスサイクルを開始することができる。その場合、読み取り/書き込み制御信号が、そのアクセスは読み取りアクセスなのか又は書き込みアクセスなのかを示す。その後、データ要素は、バスサイクルが読み取りサイクルであればデータバスから読み取られ、又はバスサイクルが書き込みサイクルであればデータバスに提供される。
【0003】
メモリに対する初期アクセスを実行する際には、いくつものオペレーションがなされる。これらのオペレーションは、初期アクセスを比較的遅くする場合がある。上記のように、特定の信号を設定して上記プロセスを始めることができる。次にそのアドレスを前記メモリに送る。これらステップを行った後、データ自体が転送される。このオペレーションのオーバーヘッドとレイテンシのため、メモリに対する初期アクセスは比較的長い時間がかかり、例えば多くの装置の場合4〜7のクロックサイクルを要する。
【0004】
メモリのレイテンシを減らすため、いくつかのメモリ装置は、各アクセス毎に、メモリから四つの64ビットワード(256ビットすなわち32バイト)からなるブロックを連続的に読み取る。この「バーストアクセスモード(burst access mode)」又は「バースティング(bursting)」の利点は、連続した三つのアクセスに対して初期アクセスのオーバーヘッドを繰り返すことを避けていることである。その連続したアクセスは、4〜7クロックサイクルの代わりに1〜3クロックサイクルまで短くすることができる。
【0005】
バースティングをサポートするメモリ装置は、バイトでアドレス指定できない。特定のバイトアドレスにおけるメモリ位置にアクセスする代わりに、上記メモリ装置は、データ要素の多バイトブロックを引き出すことができる。データのブロック内のデータ要素のいくつかは、前記要求に対して有効でないことがある。したがって、バーストアクセスがなされたワード内の有効なデータ要素を決定する方法を提供することは有効である。
【0006】
要約
一実施態様によれば、多バイトバーストメモリ装置のメモリコントローラは、クライアントがセットアップするパラメータに基づいて、メモリに対するアクセスを制御することができる。これらパラメータとしては、バイトのアドレス、及びクライアントがメモリに要求しているバイトの数を示すバイト数がある。これらの値及びバーストアクセスされたワード内のバイトの数を示す整数mは演算されて、バーストアクセスされたワード内の有効バイトを特定するのに使用できるワードをつくることができる。
【0007】
一実施態様によれば、前記メモリ制御器は、バーストアクセスされたワード内の有効バイトに対応する有効ビットを含むm−ビットのバイトイネーブルワード(m−bit, bytes−enable word)を生成することができる。バイトアドレスの一部を切り捨ててn−ビットワードをつくることができ、そしてイネーブル値(enable value)が、前記n−ビットワード、前記バイト数及び前記mの値から計算できる。シフト前バイトイネーブルワード(pre−shifted bytes enable word)を、前記のイネーブル値と前記mの値から生成することができる。バイトイネーブルワードは、前記シフト前バイトイネーブルワード内のビットを、前記nビットのワードの値だけシフトさせることによって生成することができる。
【0008】
1又は2以上の実施態様の詳細を、添付図面と下記説明で述べる。1又は2以上の実施態様の他の特徴、目的及び利点は、下記説明と図面から及び諸請求項から明らかになるであろう。
【0009】
詳細な説明
図1は多バイトバーストメモリ装置102を含むシステム100を例示している。メモリ制御器104は、読み取り/書き込みバス108上で、クライアント106によるメモリ装置102からの読み取りオペレーション及びメモリ装置102への書き込みオペレーションを制御することができる。
【0010】
各クライアント106は、アクセスを開始するときにパラメータをセットアップすることができる。メモリ制御器104は、これらのパラメータに基づいて、各クライアントの要求をいつ処理すべきかを決定することができる。これらパラメータは、バイト数及び開始バイトアドレス(starting byte address)を含んでいてもよい。バイト数とは、クライアント106がアクセスすることを望んでいるメモリ装置102内のバイトの数を意味する。開始バイトアドレスとは、アクセスが始まるメモリ内のバイトアドレスを意味する。メモリ装置102はバイトでアドレス指定することができないので、メモリ装置102へのアクセスは多バイトバーストで実行される。これらのバイトは、間にあるバイトをスキップすることなく、線形的に増大する順にアクセスすることができる。
【0011】
開始バイトアドレスは、最初、メモリ装置102の「細分性」のレベルすなわちメモリ装置102に対するバーストアクセスの精細さに一致するために必要なビットの数だけ切り捨てすることができる。その切り捨てられた開始バイトアドレスは、クライアント106が要求するデータ要素内の第一バイトを含む多バイトワードにアクセスするために使用できる「ワードアドレス」を形成することができる。その切り捨てられたビットは一時的に保存され、最初のアクセスからのどのバイトが有効であるかを決定するのに使用することができる。メモリ装置102からアクセスされる最初の多バイトバーストワードは、たった一つの又は2以上の有効バイト、さらに全ワードまで(の有効バイト)を含んでいてもよい。そのワードアドレスは、各アクセスが終わるごとに一つずつ増やすことができる。
【0012】
上記バイト数は、バイトアドレスと数学的に組み合わせて「イネーブル値」を計算することができる。そのイネーブル値は、アクセスされる有効バイトの数を表す。そのイネーブル値を使用して、各アクセスの後、バイト数を減少させ、アクセスされた最後のバイトアドレスを計算し、クライアントの要求を満たすためにアクセスすべき次のアドレスを計算し、そして拡張し次いで書き込みバイトもしくは読み取りバイトに対するバイトイネーブル(byte enable)及びパリティ検査イネーブルとして使用できるワードを形成することができる。
【0013】
図2Aと2Bに、多バイトバーストでアクセスされたワード中の有効バイトを決定するオペレーション200が記載されている。そのアクセスされたワードはmバイトである(但し、m=2nでnはある整数である。)。オペレーション200の説明の中で、整数mは「アクセスバイト値」も意味する。
【0014】
以下の説明は、オペレーション200の実行の一実施態様である。他の実施態様では、状態(state)をスキップしたり又は異なる順序で実行することができる。
【0015】
クライアント106は、状態202において、バイトアドレス及びバイト数のパラメータをメモリ制御器104に書き込むことができる。状態204において、そのバイト数は、バイトアドレスの切り捨てられた部分に加えられて結果を生成する。バイトアドレスの切り捨てられた部分はバイトアドレスのビット0〜xを含んでいる(但しxはアクセスバイト値の2を底とする対数値マイナス1に等しい)。その結果が、状態206において、前記アクセスバイト値以下であると決定されたならば、イネーブル値は、状態208において、バイト数に設定される。結果がそうでなければ、イネーブル値は、状態210において、アクセスバイト値マイナスバイトアドレスの値と決定できる。状態212において、新しいバイト数が、バイト数マイナスイネーブル値の値と決定できる。この新しいバイト数がゼロに等しい場合、状態216において、最後のパケット値が真値に設定される。この新しいバイト数がゼロ値でない場合、前記最後のパケット値は、状態218において偽値に設定される。前記最後のパケット値を使用して、クライアントが、メモリデバイス102に要求したすべてのバイトにアクセスしたかどうか又はその要求を満たすため別のバーストアクセスが必要なのかどうかを決定できる。
【0016】
図2Bに進んで、クライアントの要求を満たすために必要な次のアクセスに対するアドレス、すなわち「次のバイトアドレス」は、状態220において、バイトアドレスをイネーブル値に加えることによって決定することができる。状態222において、値jはアクセスバイト値マイナス1に設定される。そのj値は、m−ビットのシフト前バイトイネーブルワード(m−bit pre−shifted bytes enable word)が構築されるループオペレーションに対するカウンターとして使用される整数である。上記シフト前バイトイネーブルワードは、下記のバイトイネーブルワードのプリカーサーであり、バーストアクセスされたワード内の有効バイトを確認するために使用できる。
【0017】
上記イネーブル値が、状態224において、j以下であると決定されると、シフト前バイトのイネーブルワード内のビットが、状態226においてゼロに設定される。そのビットは、ポジションyにあり、そしてyはアクセスバイト値マイナスjマイナス1に等しい。そうでなければ、ビットyは、状態228において1に設定される。上記j値は、状態230において、1だけ減らされる。
【0018】
jが、状態232でゼロ以下であると判定されると、オペレーション200が状態224に戻って、m−ビットのシフト前バイトイネーブルドワードを構築し続ける。
【0019】
jが、状態232でゼロより大きくないと判定されると、オペレーション200はループを通って下がり、mビットバイトイネーブルドワードの値を決定する。バイトイネーブルワード内の各ビットは、バーストアクセスされたワード内のバイトに対応している。状態234において、前記バイトイネーブルドワードの値は、zビットだけシフトされたビットを有するシフト前バイトイネーブルドワードの値に設定される(zは状態204で特定したバイトアドレスワードの切り捨てられた部分の値である。)。
【0020】
また、オペレーション200は、下記実施例を参照することによって理解することができる。
【0021】
実施例1
この実施例では、バイトアドレスが8であり、バイト数が42であり、そしてアクセスバイト値が32であり、すなわちバーストアクセスされたワードは32バイトの幅である。バイトアドレスとバイト数の合計は状態204で計算される。log2(32)は5であるので、状態204で使用されるバイトアドレスの切り捨てられた部分は、バイトアドレスの五つの最小有効ビットを含んでいる。すなわち、
したがって、計算された結果は50である。この結果はアクセスバイト値32より大きいので、イネーブル値は、状態210において、24と決定される(アクセスバイト32マイナスバイトアドレス8)。
【0022】
次に、新しいバイト数が、状態214において、17(バイトカウント41マイナスイネーブル値24)に設定される。この値はゼロでないので、最後のパケット値は、状態218において、偽値に設定され、これが、最後のバーストアクセスすなわちクライアント106の要求を満たすアクセスでないことを示している。
【0023】
次のバイトアドレスは、状態220において、32(バイトアドレス8プラスイネーブル値24)に設定される。j値は、状態322において31に設定される。j、つまり31はイネーブル値24より大きいので、状態226へ分岐される。シフト前バイトイネーブルドワード内の第一ビットが、状態226で下記のように計算される。
バイト_イネーブルド_プレ_シフト[32−1−31]=
バイト_イネーブルド_プレ_シフト[0]=0
このように、m−ビットのシフト前バイトイネーブルワード内のビット[0]がゼロに設定される。jの値は状態230で減らされて、ループが状態232で続く。jの値[31]から[24]に対して状態226へ分岐され、シフト前バイトイネーブルドワード内のビット[0]−[7]をゼロに設定する。j=[23]の場合、そのイネーブル値がjより大きいので、状態228に分岐される。そのループが続き、シフト前バイトのイネーブルドワード内のビット[8]−[31]を1に設定する。この段階で、そのシフト前バイトのイネーブルドワードの値は[11111111111111111111111100000000]である。
【0024】
上記シフト前バイトイネーブルワードが構築されたとき、j値は状態230において負の値に設定されて、オペレーション200は前記ループを通って、状態234に下がる。前記バイトイネーブルドワードは、zビットだけシフトされた、シフト前バイトイネーブルドワードに設定される。なお、そのzは、前記バイトアドレスの切り捨てられた部分の値である。この実施例では次のとおりである。
バイト_アドレス[log2ab−1:0]=
バイト_アドレス[4:0] =
010002 =810
【0025】
したがってこれらの値は8ビットシフトされて以下のようになる。
プレ_シフト_バイト_イネーブルド=11111111111111111111111100000000
バイト_イネーブルド =00000000111111111111111111111111
【0026】
この実施例では、バーストアクセスドワード内のバイト[0]−[23]は有効バイトとして取り扱うことができ、そしてバイト[24]−[31]は無効バイトとして取り扱うことができる。クライアント106は、バーストアクセスされたワード内の有効バイトだけをアクセスすることができる。
【0027】
オペレーション200は、特定セットのアクセスパラメータに対してクライアント106が最初のアクセスと最後の(最終)アクセスを行うのに最も有用である。というのは間にあるアクセスはすべての有効バイトを含んでいるからである。また、このオペレーション200を使用すると、各記憶位置に、良好なデータとパリティを書き込むことによって、メモリ装置102を初期化する必要はない。なぜならば、メモリ制御器104は、クライアント106が要求したバイトのパリティしかチェックしないからである。
【0028】
メモリ制御器104は、クライアント106に次のバイトアドレスを提供できる。一実施態様では、クライアントは、このアドレスを記憶し、全く新しいオペレーションを、新しいアクセスパラメータで始め、その後、その保存されたアドレス情報を利用して別のオペレーションを開始する。クライアント106は、次に、その前の読み取りオペレーション又は書き込みオペレーションをそのオペレーションを終了したところにおいて正確に再開することができる。
【0029】
本発明のいくつもの実施態様を説明してきた。しかし、本発明の精神と範囲から逸脱することなく各種の変形を実施することができるものである。したがって、他の実施態様は本願の請求項の範囲内にある。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施態様の多バイトバーストメモリ装置を含むシステムのブロック図である。
【図2A】一実施態様の、多バイトバーストアクセスされたワード内の有効バイトを確立するオペレーションを記載するフローチャートを示す。
【図2B】一実施態様の、多バイトバーストアクセスされたワード内の有効バイトを確立するオペレーションを記載するフローチャートを示す。
Claims (26)
- バーストメモリからアクセスされたmバイトのワード内の有効バイトを決定する方法であって、
複数のアクセスパラメータを受信し、次いで
上記mバイトのワード内の少なくとも一つの有効バイトに対応する少なくとも一つの有効ビットを含むmビットイネーブルワードを、上記アクセスパラメータ及びmの値から生成する、ことを含む方法。 - クライアントに、メモリに対して要求させるステップをさらに含んでなり、前記アクセスパラメータに、
最初のアドレス、及び
メモリに対する前記クライアントの要求内のバイトの数を示すバイト数の値、が含まれている請求項1に記載の方法。 - mビットのイネーブルワードを生成するステップが、
前記最初のアドレスの一部を切り捨ててnビットのワードを生成し、
前記nビットのワード、前記バイト数の値及び前記mの値から、イネーブル値を生成し、
前記イネーブル値と前記mの値から、mビットのシフト前イネーブルワードを生成し、次いで
前記mビットのシフト前イネーブルワード内のビットを、前記nビットのワードの値だけシフトする、
ことを含む請求項2に記載の方法。 - 前記nの値が、前記mの値の2を底とする対数から1をマイナスした値に等しく、そして前記nビットのワードが、前記最初のアドレス内の最小有効ビット乃至n位のビットの複数のビットを含んでいる請求項3に記載の方法。
- 前記バイト数の値と前記イネーブル値に応答して、メモリに対するアクセスが、そのアクセスを起こしたクライアントの要求を満たしているかどうかを決定することをさらに含む請求項3に記載の方法。
- 前記最初のアドレス及び前記イネーブル値から、メモリに次のアクセスを行うための第二アドレスを生成することをさらに含む請求項3に記載の方法。
- 前記mの値が32である請求項1に記載の方法。
- クライアント装置からの複数のアクセスパラメータ及びメモリ装置からのバーストワード内のバイトの数を示すアクセスバイト値を受信するデータ入力、並びに
前記複数のアクセスパラメータ及び前記アクセスバイト値に応答して、上記バーストワード内の少なくとも一つの有効バイトを決定するイネーブル回路、
を含むメモリ制御器。 - 前記複数のアクセスパラメータが、
最初のアドレス、及び
メモリに対するクライアントの要求内のバイトの数を示すバイト数値、
を含む請求項8に記載のメモリ制御器。 - 前記バーストワード内の少なくとも一つの有効バイトに対応する少なくとも一つの有効ビットを含むイネーブルワードを生成するイネーブルワードジェネレータをさらに含む請求項9に記載のメモリ制御器。
- 前記バーストワードがmバイトのワードを含み、そして前記イネーブルワードがmビットのワードを含む請求項10に記載のメモリ制御器。
- 各々に関連付けられたアドレスを有する複数のメモリ要素を含むメモリ装置、
クライアント装置、
前記メモリ装置と前記クライアント装置の間でデータを送るバス、及び
前記バス上で、前記メモリ装置内のmバイトのバーストワードに対するクライアント装置によるアクセスを制御するメモリ制御器であって、前記クライアント装置から複数のアクセスパラメータを受信し、そして同複数のアクセスパラメータ及びmの値に応答して、前記mバイトのワード内の少なくとも一つの有効バイトを決定する作動を行うメモリ制御器、
を備えてなるシステム。 - 前記メモリ制御器が、前記バーストワード内の少なくとも一つの前記有効バイトに対応する少なくとも一つの有効ビットを含むイネーブルワードを生成するイネーブルワードジェネレータを備えている請求項12に記載のシステム。
- 前記メモリ制御器がメモリに対するクライアントの要求を受信する作動を行い、そして前記複数のパラメータが
最初のアドレス、及び
メモリに対する前記クライアントの要求内のバイトの数を示すバイト数の値、を含む請求項12に記載のシステム。 - 前記メモリ制御器が、前記複数のアクセスパラメータに対する次のアクセスを行うための第二アドレスを決定する作動を行う請求項14に記載のシステム。
- 前記クライアントが前記第二アドレスを記憶する作動を行う請求項15に記載のシステム。
- 前記メモリ装置がバーストメモリ装置である請求項12に記載のシステム。
- 前記メモリ制御器が、前記アクセスがクライアントの要求を満たすのに必要な最終アクセスであるかどうかを決定する作動を行う請求項12に記載のシステム。
- 前記バスが読み取りバス及び書き込みバスを含んでいる請求項12に記載のシステム。
- バーストメモリからアクセスされたmバイトのワード内の有効バイトを決定するための、機械可読媒体上にある命令を含む装置であって、その命令が、機械に、
複数のアクセスパラメータを受信させ、次いで
前記アクセスパラメータ及び前記mの値から、mビットのイネーブルワードを生成させ、そしてそのmビットのイネーブルワードが、前記mバイトのワード内の少なくとも一つの有効バイトに対応する少なくとも一つの有効ビットを含んでいる装置。 - 前記アクセスパラメータが、
最初のアドレス、及び
メモリに対するクライアントの要求内のバイトの数を示すバイト数値、
を含んでいる請求項20に記載の装置。 - 前記mビットのイネーブルワードを生成させる命令が、機械に、
前記最初のアドレスの一部分を切り捨ててnビットのワードを生成させ、
前記nビットのワード、前記バイト数値及び前記mの値からイネーブル値を生成させ、
前記イネーブル値及び前記mの値から、mビットのシフト前イネーブルワードを生成させ、次いで
前記mビットのシフト前イネーブルワード内のビットを、前記nビットのワードの値だけシフトさせる、
命令を含んでいる請求項21に記載の装置。 - 前記nの値が、前記mの値の2を底とする対数値から1をマイナスした値に等しく、そして前記nビットワードが、前記最初のアドレス内の最小有効ビット乃至n位置のビットの複数のビットを含む請求項22に記載の装置。
- 機械に、
メモリに対するアクセスが、前記のバイト数値とイネーブル値に応答して、クライアントの要求を満たすかどうかを決定させる、
命令をさらに含む請求項22に記載の装置。 - 機械に、
メモリに対して次のアクセスを行うための第二アクセスを、前記の最初のアドレスと前記イネーブル値から生成させる、命令をさらに含んでいる請求項22に記載の装置。 - 前記mの値が32である請求項20に記載の装置。
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