JP2004513709A - 放射線不透過性の外科器具 - Google Patents

放射線不透過性の外科器具 Download PDF

Info

Publication number
JP2004513709A
JP2004513709A JP2002542447A JP2002542447A JP2004513709A JP 2004513709 A JP2004513709 A JP 2004513709A JP 2002542447 A JP2002542447 A JP 2002542447A JP 2002542447 A JP2002542447 A JP 2002542447A JP 2004513709 A JP2004513709 A JP 2004513709A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
radiopaque
metal
article
radiopaque material
composition
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002542447A
Other languages
English (en)
Inventor
ウィーバー、ティモシー ジェイ.
ムラーツ、ディオン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
BOSTON SCIENTIFIC LIMITED
Original Assignee
BOSTON SCIENTIFIC LIMITED
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by BOSTON SCIENTIFIC LIMITED filed Critical BOSTON SCIENTIFIC LIMITED
Publication of JP2004513709A publication Critical patent/JP2004513709A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61LMETHODS OR APPARATUS FOR STERILISING MATERIALS OR OBJECTS IN GENERAL; DISINFECTION, STERILISATION OR DEODORISATION OF AIR; CHEMICAL ASPECTS OF BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES; MATERIALS FOR BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES
    • A61L29/00Materials for catheters, medical tubing, cannulae, or endoscopes or for coating catheters
    • A61L29/14Materials characterised by their function or physical properties, e.g. lubricating compositions
    • A61L29/18Materials at least partially X-ray or laser opaque
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61LMETHODS OR APPARATUS FOR STERILISING MATERIALS OR OBJECTS IN GENERAL; DISINFECTION, STERILISATION OR DEODORISATION OF AIR; CHEMICAL ASPECTS OF BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES; MATERIALS FOR BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES
    • A61L31/00Materials for other surgical articles, e.g. stents, stent-grafts, shunts, surgical drapes, guide wires, materials for adhesion prevention, occluding devices, surgical gloves, tissue fixation devices
    • A61L31/14Materials characterised by their function or physical properties, e.g. injectable or lubricating compositions, shape-memory materials, surface modified materials
    • A61L31/18Materials at least partially X-ray or laser opaque

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Surgery (AREA)
  • Vascular Medicine (AREA)
  • Materials For Medical Uses (AREA)
  • Powder Metallurgy (AREA)
  • Electrotherapy Devices (AREA)
  • Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)

Abstract

X線撮像可能な物品、例えば侵襲性が最小限の外科的処置に使用される外科器具または外科器具のための部品は、
(a)i)セラミック材料、治金材料、およびそれらの組み合わせのうちから選択され、かつ粒径が40μm以下である放射線透過性の微粒子材料と、
ii)セラミック材料、治金材料、およびそれらの組み合わせのうちから選択され、かつ粒径が40μm以下である放射線不透過性の微粒子材料と、
(iii)少なくとも一つの高分子バインダー材料と、を有する混合組成物を調製する工程と、
(b)混合組成物をプレフォームに射出成形する工程と、
(c)プレフォームからバインダー材料を任意に除去する工程と、
(d)プレフォームを焼成する工程と、からなるプロセスにて製造され得る。

Description

【0001】
(発明の背景)
本発明は、体内に挿入されて、X線撮像画像によって位置決めされる医療装置に関するものである。
【0002】
最近、様々なタイプの侵襲性が最小限である外科技術が開発されている。この外科技術においては、操作器具をカテーテルまたは同様の装置を用いて、操作器具を血管、消化管、泌尿器および泌尿器管、気管支管、および食道などの管路を含む身体の管路を通って、器具が操作されるかまたは供給される特定部位に搬送する。カテーテルは、バルーン血管形成術、ステント装置の搬送および留置、薬剤の送達、病巣の焼灼あるいは蒸発、一時配置ステント、誤配ステントまたは離脱ステントの除去等に使用されている。このような処置においては、多くはX線撮像法を使用して、身体の管路を縦走させながらカテーテルまたは操作器具を追跡し、および/または、器具の実際の使用または配置を監視する。
【0003】
X線に対して透過性であるかまたはごくわずかに不透過性である材料については、装置または器具の上に高い放射線不透過性を有するマーカーバンド、被膜、または薄膜を設けて、画像の確認が容易である必須のコントラストを得ることが通例となっていた。
【0004】
このような技術によって使用されるかまたは搬送される多くの器具または器具の一部は、金属あるいはセラミック材料から形成され得る。これらの器具は従来、複雑に機械加工された小部品であるか、または小部品から構成されていた。ステントは概して、機械加工された金属から形成されたこのような器具の一例である。
【0005】
金属部品およびセラミック部品を製造する周知の技術は、複合調製材料の射出成形および焼成を用いている。セラミック物品では「CIM」、金属物品では「MIM」と称されるこの技術は、樹脂性バインダー材料と、セラミック材料または金属材料の超微細粉末との混合物である調製材料を使用する。この調製材料を射出成形して所望の形状の物品を生成するが、この物品は通常、所望サイズよりもいく分か大きい。その後、一般的には、バインダーを抽出、加熱、またはその双方によって除去し、粉末材料の形状をなした構造を残留させる。この構造を焼成して最終物品を形成するが、この最終物品は再現可能な量だけ収縮している。
【0006】
セラミック材料および治金材料を組み合わせて、「サーメット」として知られる同様の製品を製造することもできる。
粉状金属の焼成プロセスによって形成された多孔体ステントは、米国特許第5,972,027号に開示されており、その全体は参照により本願に援用される。焼灼用カテーテルのための灌流チップが、米国特許第6,017,338号に説明されており、その全体は参照により本願に援用される。
【0007】
(発明の概要)
本発明は、CIMまたはMIMプロセスを使用して製造され得る物品に関し、好ましくは侵襲性が最小限である外科的処置に使用されるカテーテル、鉗子、ステント、灌流ヘッド、および電極等の外科器具構造体または該外科器具構造体の一部である物品に関する。本発明はまた、物品の形成に使用するセラミック材料または金属粉末材料が放射線透過性材料および放射線不透過性材料である、このような器具または該器具の部品を製造するためのCIMまたはMIMプロセスにも関する。
【0008】
本発明の第一の態様では、X線撮像可能な物品を製造する方法を提供し、該方法は、
(a)i)セラミック材料、治金材料、およびそれらの組み合わせのうちから選択され、かつ平均粒径が40μm以下である放射線透過性の微粒子材料と、
ii)セラミック材料、治金材料、およびそれらの組み合わせのうちから選択され、かつ平均粒径が40μm以下である放射線不透過性の微粒子材料と、
iii)少なくとも一つの高分子バインダー材料と、
からなる混合組成物を調製する工程と、
(b)混合組成物をプレフォームに射出成形する工程と、
(c)プレフォームからバインダー材料を任意に除去する工程と、
(d)プレフォームを焼成する工程と、からなる。
【0009】
物品、特に物品を備えた外科器具は、本願に説明するような放射線透過性の粉末および放射線不透過性の粉末の焼成混合物からなり、このような器具を備える医療装置は、本発明の他の態様である。
【0010】
本発明の更なる態様は、本願に説明する外科器具が、カテーテルによって体内の遠隔部位に搬送されて外科的処置を行うために使用される外科的方法であって、該方法において本発明の物品は、該物品が体内にある時間の少なくとも一部の間、X線透視法撮像によって観察される。
本発明の更なる態様は、以下の説明および請求項において詳細に説明する。
【0011】
(詳細な説明)
上記にて留意されるように、本発明は、カテーテル上で体内の遠隔部位に供給され、かつ遠隔部位にて操作されるように適合された外科器具または該外科器具の一部である物品の製造に実施されることが好ましい。
【0012】
本発明によれば、主題の物品は、少なくとも二つの無機セラミックス材料または治金材料の混合物から構成され、そのうちの一方は放射線透過性(即ち、X線透視法撮像で視認不可または極わずかに視認可能)で、他方は放射線不透過性(X線透視法撮像で容易に視認可能)である。
【0013】
成形可能な組成物の成分(i)を占める放射線透過性の無機質材料に適した微粒子材料は、
アルミナ、窒化アルミナ、シリカ、ケイ素、炭化ケイ素、窒化ケイ素、サイアロン、ジルコニア、窒化ジルコニウム、炭化ジルコニウム、ホウ化ジルコニウム、チタニア、窒化チタニウム、炭化チタニウム、チタン酸バリウム、ホウ酸チタニウム、窒化ホウ素、炭化ホウ素、酸化マグネシウム、酸化カルシウムなど、およびそれらの組み合わせであるセラミックス材料と、
ステンレス鋼、鉄、ニッケル、チタン、ニチノールなどの金属、および該金属の混合物または合金、ならびに還元条件下で焼成したときに金属に変換し得る金属酸化物が含まれる治金材料とを含む。
【0014】
このような無機質の放射線透過性セラッミックスおよび治金材料の組み合わせもまた、成分(i)として利用し得る。放射線透過性材料は、アルミナ、ジルコニア、および17−4PH、MP35N、316LVM、および304Vステンレス鋼が好ましい。
【0015】
成形可能な組成物の成分(ii)を占める、放射線不透過性の無機質材料に適した微粒子材料は、
炭化タングステン、ホウ化タングステンなどのセラミック材料と、白金、タンタル、イリジウム、タングステン、レニウム、金およびこれらの金属の合金などの治金材料とを含む。
【0016】
このような無機質の放射線不透過性セラミックスおよび治金材料の組み合わせもまた、成分(ii)として利用し得る。放射線不透過性材料は、白金、タングステン、レニウム、およびタンタルが好ましい。
【0017】
無機質の微粒子材料(i)および(ii)の形態(morphology)は重要ではないが、ほぼ球形であることが好ましい。微粒子材料の粒径は、双方とも、焼成物品を製造するのに適した範囲内にあり、平均粒径は約40μm(ミクロン)以下であることが好ましく、約0.5〜10μmであることがより好ましい。
【0018】
放射線透過性材料と放射線不透過性材料の比率は、所望の完成物品の構造的特徴および放射線不透過度に従って幅広い範囲で変動し得る。概して放射線不透過性材料(ii)の体積は、成分(i)および(ii)の総体積の少なくとも2%、かつ75%以下であろう。より一般的には、放射線透過性の成分の方が構造および/またはコスト要因において有利であるため、放射線不透過性の成分の体積は、双方の総体積の50%以下であり、35%未満であることが好ましい。一方、放射線不透過性の成分が少なすぎると、器具のX線透視法撮像における視認度が十分に上昇し得ない。結果として、これらの二つの成分の総体積を基準として、一般に放射線不透過性の成分は、少なくとも5%、多くの場合10%またはそれ以上を使用することが望ましい。
【0019】
また一般に、放射線透過性材料が焼成温度に達する前に放射線不透過性材料の流動化が起こらないように、放射線不透過性材料の融点は放射線透過性材料の融点よりも実質的に低くないこと好ましい。放射線不透過性材料の融点は、放射線透過性材料の融点とほぼ同じか、または放射線透過性材料の融点よりもむしろ高いことがさらに好ましい。
【0020】
組成物の第三の成分は、バインダー材料(iii)である。CIMまたはMIMプロセスのバインダー材料に適した任意の材料を使用することができる。典型的な材料には、ポリエチレンおよびプロピレン等のポリオレフィン;エチレンビニルアセテート共重合体などの共重合体;ポリメチルメタクリレート、ポリブチルメタクリレート等を含むポリアクリレート(ポリメタクリテート);ポリスチレンおよび他のスチレン類の樹脂;塩化ポリビニル;ポリアミド;ポリエステル;ポリエーテル;ポリアセタール;パラフィンを含む様々なタイプのワックス;および同様物が含まれる。典型的なバインダーは、参照により本願に援用される欧州特許公開第0444475号、欧州特許公開第0446708号、および欧州特許公開第0444475号に説明されている。
【0021】
バインダー剤は従来の量を使用し、一般に、射出成形可能な組成物の約2〜30重量%を使用する。バインダーは、組成物の約4〜15重量%を使用することがより好ましい。焼成時の収縮を最小限にするために、概してバインダーの量は少ない方が好ましい。しかしながら、非常に複雑な形状の場合、良好な再現性を得るため、および形状歪みを回避するために、注意深く収縮が制御される場合には、収縮率が高いことは、プレフォームを製造するためにより大型の鋳型の使用を可能とするのに有利である。
【0022】
上述の三つの成分に加えて、従来と同様に、当業者に周知の従来の様々な添加物を成形可能な組成物に添加することができる。このような添加物の例には、可塑化剤、潤滑剤、酸化防止剤、脱脂促進剤、および海面活性剤がある。
【0023】
無機質粉末(i)および(ii)、バインダー(iii)および他の任意の添加物からなる組成物を、バインダー融点よりも高い温度において、混練装置を用いて適切に混和し、混練された生成物を使用前にペレット状にする。これに代わって、他の任意の従来の混合技術を使用してもよく、および/または混和された混合物をペレット状にせずに使用することもできる。
【0024】
本発明のプロセスの第二段階では、上述のように製造された組成物を小型のプレフォームに射出成形する。鋳型の寸法は、後の焼成工程で生じる収縮量を考慮して決定される。典型的な成形条件において、組成物は、バインダー融点よりも高い温度、即ち一般に約130〜200℃で、約30,000〜200,000kPaの射出圧力にて鋳型に提供される。鋳型温度は組成物温度よりも低く、かつバインダーのガラス遷移温度よりも低く、概ね約5〜50℃が適切であろう。代わりに、組成物が射出された後に冷却されるときは、鋳型はより高い温度であってもよい。その後、鋳型から本工程で製造されるプレフォームを抜き取る。
【0025】
プレフォームを鋳型から抜き取った後、プレフォームに対してバインダーを除去する工程を実施してもよい。焼成部品を形成する場合には、バインダーは焼成中に蒸発/分解し得るため、必ずしも除去する必要はない。しかしながら、プレフォームを焼成する前にバインダーを除去すると、その結果寸法安定性が良好となる。周知のバインダー除去方法には、溶媒抽出、焼成温度より低い温度での熱分解/蒸発、および例えば高温で酸性ガスに露出してポリアセタール樹脂を分解する化学分解がある。これらの除去方法を組み合わせて使用してもよい。このようなバインダー除去に適切な条件は、当業者に周知である。
【0026】
次に、鋳型から直に抜き取ったプレフォーム、またはバインダー除去後のプレフォームを、成分(i)および(ii)の無機質粒子の焼成に適した条件下で加熱する。典型的な条件は、約400〜1700℃で約10〜30時間であろうが、物品によっては、より高い温度かつより長い時間あるいはより短い時間が適する場合もある。一般に焼成工程は、例えばアルゴンガスまたは他の不活性ガスなどの非酸化雰囲気中で、真空または減圧条件下で実施される。場合によっては、例えば治金材料が金属酸化物である場合、焼成中にこの酸化物を金属に還元するために水素が提供されよう。本発明に適合可能な還元プロセスは、参照により本願に援用される米国特許第6, 080, 808号に説明されている。
【0027】
場合によっては、焼成時間の一部においてC, OまたはNのうちの少なくとも一種を含む複数の気体を含む雰囲気を提供することによって、器具に表面硬さまたは他の所望の特徴を付与することができる。この気体は、空気、O、CO、CO、N、メタン、アセチレン、プロパン、およびそれらの混合物のうちから選択され得る。
【0028】
焼成後、形成された物品に、任意の必要な仕上げ工程を施し得る。例えば、潤滑性被膜を塗布してもよいし、仕上げ機にかけてもよく、および/またはショットブラスト、ホーニング、研磨、エッチング、湿式めっき、真空蒸着、イオンめっき、スパッタリング、化学的気相成長法(CVD)等の表面処理を実施してもよい。
【0029】
上述した粉末射出成形方法によって、単純で反復可能な高生産率プロセスにおいて、所定の放射線不透過性を備えた複雑な形状の一体形成が可能となる。
【0030】
本発明の器具は、バインダー剤の種類、バインダー剤の添加量、バインダー除去の条件、および焼成条件を調整することによって、様々な材料特性を制御もしくは設定することが可能である。このような材料特性の例としては、表面層の組成、気孔直径、気孔数がある。
【0031】
本発明は、周辺の血管および組織を隠蔽するX線人為構造物(X−ray artifact)を形成することなく、物品のX線撮像におけるコントラスト幅を調整して、物品の視認を容易にすることが可能である。これは、カテーテルによって行なわれる外科技術にとって特に重要である。即ち、物品を一度処置部位に供給すると、首尾よく処置を行うために周辺組織を視認化することが度々必要となるためである。さらに、処置の結果、体内に留置されるステント等の器具の場合、配置後にステントを通して組織の状態を監視して、血管の開放性を検証することが重要である。このため、器具は、周辺組織の視認を可能にするX線強度を使用したX線撮像中に、十分明るく見える必要があるが、器具を通しては見るには十分暗くなければならない。
【0032】
ここで図面を参照すると、図1は、上下顎生検鉗子装置の単一の顎部10を示す。前記上下顎生検鉗子装置は、カテーテル上に装着されて、遠隔位置から血管系を経由して疾患心臓または移植心臓へと移送され、その位置に配置されて組織標本を掴むように操作されるこの後、鉗子装置は体内から除去されて、検査のために組織サンプルが回収される。このような鉗子顎部(T−Rex(登録商標))は、従来、医療等級ステンレス鋼の素材片を機械加工することによって製造されていた。本発明に従って、医療等級ステンレス鋼の粉末と、白金またはタングステン等の放射線不透過性の粉末との混合物から鉗子顎部を製造すれば、鉗子顎部が機械加工されたステンレス鋼のみから形成される場合よりも、鉗子装置の配給および除去、ならびに心臓部位での鉗子装置の操作をより簡単に監視することができる。
【0033】
図2は、従来CIMプロセスを用いてアルミナから形成されているPMRカテーテルのセラミックチップ20の斜視図を示す。このチップは、心筋梗塞の治療に使用されるRF電極アレイの絶縁体および機械的止め具の役割をする。本発明に従って、これらを医療等級のアルミナ粉末およびタングステン粉末またはレニウム粉末の混合物から形成した場合には、放射線不透過性のマーカーバンド等を設ける必要なく、カテーテル供給および除去が容易に監視され得る。従って、製造プロセスが簡略化され、潜在的に結着の問題を有する構成要素は排除される。
【0034】
図3は、焼成したステンレス鋼粉末から形成された、米国特許第5,972,027号に説明されているタイプの多孔性薬剤送達ステント30を示す。本発明に従って、ステントが、医療等級のステンレス鋼粉末と、タンタル、白金またはタングステン等の放射線不透過性の金属粉末との混合物から形成された場合、焼成したステンレス鋼粉末のみから形成された場合よりも、ステント供給およびステントの血管開放性の維持機能をより容易に監視し得る。
【0035】
本発明は、現在その最も実用的で好ましいと考慮される実施態様に関連して記述してきたが、本発明は、開示した実施態様に限定されるものではなく、反対に、添付の請求項の趣旨および範囲内に含まれる、様々な変更および同等の構成を包含することを意図する。
【0036】
上述の実施例および開示は、説明を意図し網羅的なものではない。これらの実施例および記述は、当業者に多くの変更物および代替物を提示するであろう。これらの代替物および変更物は、添付の請求項の範囲内に含まれることを意図する。当業者は、ここで記述する特定の実施態様の他の同等物を認識し得るが、これらの同等物もまたここに添付する請求項によって包含されることを意図する。さらに、従属項に提示される特徴は、本発明の範囲内で互いに他の形式にて組み合わされ得、従って本発明は、従属請求項の特徴の、他の可能な任意の組み合わせを有する他の実施態様にも関することが認識されよう。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による生検鉗子の単一の顎部の斜視図。
【図2】本発明によるRF−PMRのためのセラミック先端部の正射影図。
【図3】本発明によるステントの破断斜視図。

Claims (25)

  1. X線撮像可能な物品を製造する方法であって、
    (a)i)セラミック材料、治金材料、およびそれらの組み合わせのうちから選択され、かつ平均粒径が40μm以下である放射線透過性の微粒子材料と、
    ii)セラミック材料、治金材料、およびそれらの組み合わせのうちから選択され、かつ平均粒径が40μm以下である放射線不透過性の微粒子材料と、
    (iii)少なくとも一つの高分子バインダー材料と、からなる混合組成物を調製する工程と、
    (b)前記混合組成物をプレフォームに射出成形する工程と、
    (c)前記プレフォームからバインダー材料を任意に除去する工程と、
    (d)前記プレフォームを焼成する工程と、からなる方法。
  2. 請求項1に記載の方法であって、前記物品は、外科器具であるかまたは外科器具の一部であり、該器具はカテーテル上に配置されてカテーテル上にて体内の遠隔部位に搬送されるように適合され、該部位において外科的処置を行うために操作される方法。
  3. 請求項1に記載の方法であって、前記放射線透過性材料は、アルミナ、窒化アルミニウム、シリカ、ケイ素、炭化ケイ素、窒化ケイ素、サイアロン、ジルコニア、窒化ジルコニウム、炭化ジルコニウム、ホウ化ジルコニウム、チタニア、窒化チタン、炭化チタン、チタン酸バリウム、ホウ化チタン、窒化ホウ素、炭化ホウ素、酸化マグネシウム、酸化カルシウム、ステンレス鋼、鉄、ニッケル、チタン、ニチノール、還元条件下で焼成されると金属に変換され得る金属酸化物、およびそれらの組み合わせのうちから選択される方法。
  4. 請求項1に記載の方法であって、前記放射線不透過性材料は、炭化タングステン、ホウ化タングステン、金属白金、金属タンタル、金属イリジウム、金属タングステン、金属レニウム、および金、該金属の合金、およびそれらの組み合わせのうちから選択される方法。
  5. 請求項1に記載の方法であって、前記放射線不透過性材料(ii)は、成分(i)および成分(ii)の総体積の少なくとも2体積%であり、かつ約75体積%以下を占める方法。
  6. 請求項1に記載の方法であって、前記放射線透過性材料は、アルミナ、ジルコニア、およびステンレス鋼のうちから選択され、前記放射線不透過性材料は、白金、タングステン、レニウム、およびタンタルのうちから選択され、前記放射線不透過性材料は、成分(i)および(ii)の総容積の約10〜50体積%を占める方法。
  7. 請求項1に記載の方法であって、前記バインダー成分(iii)は、ポリオレフィン;エチレンビニルアセテート共重合体等のオレフィン共重合体;ポリアクリレート、ポリメタクリレート;スチレン類樹脂;塩化ポリビニル;ポリアミド;ポリエステル;ポリエーテル;ポリアセタール;およびワックスのうちから選択される方法。
  8. 請求項1に記載の方法であって、前記バインダー成分(iii)は、前記混合組成物中、前記混合組成物の約2〜30重量%だけ使用される方法。
  9. 請求項1に記載の方法であって、前記バインダー除去工程c)が実行される方法。
  10. 少なくとも二つの無機質粉末材料の焼成混合物からなる物品であって、前記無機質粉末材料のうちの少なくとも一つは放射線透過性であり、前記無機質粉末材料のうちの少なくとも一つが放射線不透過性である、物品。
  11. 請求項10に記載の物品を備える医療装置。
  12. 請求項11に記載の医療装置であって、前記装置はカテーテルからなり、前記物品は、カテーテル上で体内の遠隔部位に搬送され得る外科器具である医療装置。
  13. 請求項12に記載の医療装置であって、前記放射線透過性材料は、アルミナ、窒化アルミニウム、シリカ、ケイ素、炭化ケイ素、窒化ケイ素、サイアロン、ジルコニア、窒化ジルコニウム、炭化ジルコニウム、ホウ化ジルコニウム、チタニア、窒化チタン、炭化チタン、チタン酸バリウム、ホウ化チタン、窒化ホウ素、炭化ホウ素、酸化マグネシウム、酸化カルシウム、ステンレス鋼、鉄、ニッケル、チタン、ニチノール、還元条件下で焼成したときに金属に変換し得る金属酸化物、およびそれらの混合物のうちから選択される医療装置。
  14. 請求項12に記載の医療装置であって、前記放射線不透過性材料は、炭化タングステン、ホウ化タングステン、金属白金、金属タンタル、金属イリジウム、金属タングステン、金属レニウム、および金、該金属の合金、およびそれらの組み合わせのうちから選択される医療装置。
  15. 請求項12に記載の医療装置であって、前記放射線不透過性材料は、前記放射線透過性材料および前記放射線不透過性材料の総体積の少なくとも2体積%であり、かつ約75体積%以下を占める医療装置。
  16. 請求項12に記載の医療装置であって、前記放射線透過性材料は、アルミナ、ジルコニア、およびステンレス鋼のうちから選択され、前記放射線不透過性材料は、白金、タングステン、レニウム、およびタンタルのうちから選択され、前記放射線不透過性材料は、前記放射線透過性材料および前記放射線不透過性材料の総体積の約10〜50体積%を占める医療装置。
  17. 医療装置構成体の放射線不透過性要素物品の調製に有用な組成物であって、該組成物は
    i)セラミック材料、治金材料、およびそれらの組み合わせのうちから選択され、かつ平均粒径が40μm以下である放射線透過性の微粒子材料と、
    ii)セラミック材料、治金材料、およびそれらの組み合わせのうちから選択され、かつ平均粒径が40μm以下である放射線不透過性の微粒子材料と、
    (iii)少なくとも一つの高分子バインダー材料と、の混合物からなる組成物。
  18. 請求項17に記載の組成物であって、
    前記放射線透過性材料は、アルミナ、窒化アルミニウム、シリカ、ケイ素、炭化ケイ素、窒化ケイ素、サイアロン、ジルコニア、窒化ジルコニウム、炭化ジルコニウム、ホウ化ジルコニウム、チタニア、窒化チタン、炭化チタン、チタン酸バリウム、ホウ化チタン、窒化ホウ素、炭化ホウ素、酸化マグネシウム、酸化カルシウム、ステンレス鋼、鉄、ニッケル、チタン、ニチノール、還元条件下で焼成したときに金属に変換され得る金属酸化物、およびそれらの組み合わせのうちから選択され、
    前記放射線不透過性材料は、炭化タングステン、ホウ化タングステン、金属白金、金属タンタル、金属イリジウム、金属タングステン、金属レニウム、および金、該金属の合金、およびそれらの組み合わせのうちから選択され、
    前記放射線不透過性材料は、前記放射線透過性材料および前記放射線不透過性材料の総体積の少なくとも2体積%であり、かつ約75体積%以下を占め、
    前記バインダー材料は、前記組成物中、前記組成物の約2〜30重量%だけ存在する組成物。
  19. 請求項17に記載の組成物であって、前記放射線透過性材料は、アルミナ、ジルコニア、およびステンレス鋼のうちから選択され、前記放射線不透過性材料は、白金、タングステン、レニウム、およびタンタルのうちから選択され、前記放射線不透過性材料は、前記放射線透過性材料および前記放射線不透過性材料の総体積の約10〜50体積%を占める組成物。
  20. 請求項17に記載の組成物であって、前記放射線透過性材料および前記放射線不透過性材料の平均粒径は、約0.5〜10μmである組成物。
  21. 請求項17に記載の組成物であって、前記放射線不透過性材料の融点は、前記放射線透過性材料の融点よりも高いかまたは同融点と等しい組成物。
  22. カテーテルによって外科器具を体内の遠隔部位へ搬送し、該器具を使用して前記部位において外科的処置を行い、かつ前記器具が体内にある時間の少なくとも一部の間にX線透視法撮像によって前記器具を観察する外科的方法であって、前記器具は、請求項10に記載の物品からなる方法。
  23. 請求項22に記載の外科的方法であって、前記放射線透過性の粉末材料および前記放射線不透過性の粉末材料は、周囲の組織の視認を可能にするX線強度を使用したX線撮像中に、前記物品を十分明るく見えるが、前記物品を通して見るには十分暗くなるようにする相対量にて存在する方法。
  24. 請求項2に記載の方法であって、前記放射線透過性の粉末材料および前記放射線不透過性の粉末材料は、周囲の組織の視認を可能にするX線強度を使用したX線撮像中に、前記物品を十分明るく見えるが、前記物品を通して見るには十分暗くなるようにする相対量にて存在する方法。
  25. 請求項12に記載の医療装置であって、前記放射線透過性の粉末材料および前記放射線不透過性の粉末材料は、周囲の組織の視認を可能にするX線強度を使用したX線撮像中に、前記物品を十分明るく見えるが、前記物品を通して見るには十分暗くなるようにする相対量にて存在する医療装置。
JP2002542447A 2000-11-15 2001-11-13 放射線不透過性の外科器具 Pending JP2004513709A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US09/713,064 US6641776B1 (en) 2000-11-15 2000-11-15 Method for preparing radiopaque surgical implement
PCT/US2001/047120 WO2002040077A2 (en) 2000-11-15 2001-11-13 Radiopaque surgical implement

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2004513709A true JP2004513709A (ja) 2004-05-13

Family

ID=24864603

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002542447A Pending JP2004513709A (ja) 2000-11-15 2001-11-13 放射線不透過性の外科器具

Country Status (7)

Country Link
US (2) US6641776B1 (ja)
EP (1) EP1341566B1 (ja)
JP (1) JP2004513709A (ja)
AU (2) AU2002232519B2 (ja)
CA (1) CA2427767A1 (ja)
DE (1) DE60108524T2 (ja)
WO (1) WO2002040077A2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007119616A1 (ja) * 2006-04-17 2007-10-25 Kabushiki Kaisha Shofu 顎歯模型用の歯牙およびその製造方法
JP2008534219A (ja) * 2005-04-04 2008-08-28 ボストン サイエンティフィック リミテッド 複合物を含む医療装置
JP2014519375A (ja) * 2011-05-09 2014-08-14 ネスルンド,インゲマール 位置決めマーカ

Families Citing this family (31)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6569194B1 (en) 2000-12-28 2003-05-27 Advanced Cardiovascular Systems, Inc. Thermoelastic and superelastic Ni-Ti-W alloy
US6926733B2 (en) * 2001-08-02 2005-08-09 Boston Scientific Scimed, Inc. Method for enhancing sheet or tubing metal stent radiopacity
US7065394B2 (en) * 2001-12-12 2006-06-20 Medtronic, Inc Guide catheter
US6725901B1 (en) * 2002-12-27 2004-04-27 Advanced Cardiovascular Systems, Inc. Methods of manufacture of fully consolidated or porous medical devices
US7399296B2 (en) * 2003-02-26 2008-07-15 Medtronic Vascular, Inc. Catheter having highly radiopaque embedded segment
DE10317241A1 (de) 2003-04-10 2004-10-28 Biotronik Meß- und Therapiegeräte GmbH & Co. Ingenieurbüro Berlin Stent
US20050055080A1 (en) * 2003-09-05 2005-03-10 Naim Istephanous Modulated stents and methods of making the stents
US20050064223A1 (en) 2003-09-22 2005-03-24 Bavaro Vincent Peter Polymeric marker with high radiopacity
US20050255317A1 (en) 2003-09-22 2005-11-17 Advanced Cardiovascular Systems, Inc. Polymeric marker with high radiopacity for use in medical devices
AU2006282828B2 (en) 2005-08-23 2013-01-31 Smith & Nephew, Inc Telemetric orthopaedic implant
EP1945171B1 (en) * 2005-11-03 2011-12-21 Zhilong Xu A medical device's manufacture and usage in alternative medicine for rehabilitation treatment of chronic diseases
US20070131317A1 (en) * 2005-12-12 2007-06-14 Accellent Nickel-titanium alloy with a non-alloyed dispersion and methods of making same
US20070154466A1 (en) * 2005-12-30 2007-07-05 Jan Weber Internal medical devices containing peroxide-converting catalysts
US20070178005A1 (en) * 2006-01-27 2007-08-02 Accellent, Inc. Metal injection molded article with a radiopaque dispersion and methods of making same
US9849216B2 (en) * 2006-03-03 2017-12-26 Smith & Nephew, Inc. Systems and methods for delivering a medicament
DE102006038238A1 (de) * 2006-08-07 2008-02-14 Biotronik Vi Patent Ag Röntgenmarker für medizinische Implantate aus einem biokorrodierbaren metallischen Werkstoff
EP2114480B1 (en) * 2006-12-28 2016-01-06 Boston Scientific Limited Medical devices and methods of making the same
US20080166526A1 (en) * 2007-01-08 2008-07-10 Monk Russell A Formed panel structure
AT504975B1 (de) * 2007-02-19 2013-12-15 Arc Austrian Res Centers Gmbh Gitterteil aus metall und verfahren zur herstellung eines gitterteiles
US20090054760A1 (en) * 2007-08-24 2009-02-26 Burke Harry B Catheter for Enhanced Image Location Detection
EP2149414A1 (en) 2008-07-30 2010-02-03 Nederlandse Centrale Organisatie Voor Toegepast Natuurwetenschappelijk Onderzoek TNO Method of manufacturing a porous magnesium, or magnesium alloy, biomedical implant or medical appliance.
CN102245115B (zh) 2008-10-15 2016-08-24 史密夫和内修有限公司 复合内部固定架
EP2373357B1 (en) * 2008-11-23 2015-12-23 Medtronic, Inc Medical devices with dual modality visible segments
EP2376137A2 (en) * 2008-11-23 2011-10-19 Medtronic, Inc. Medical devices with encapsulated visibility particles
US20100178194A1 (en) * 2009-01-12 2010-07-15 Accellent, Inc. Powder extrusion of shaped sections
AU2010217158B2 (en) * 2009-02-27 2015-09-24 Halifax Biomedical Inc. Device and method for bone imaging
CA2797936C (en) 2010-04-30 2016-06-28 Accellent, Inc. Pressure forming of metal and ceramic powders
US20120316430A1 (en) * 2011-06-10 2012-12-13 Cibor, Inc. Radiolucent surgical instruments
WO2015035282A1 (en) 2013-09-06 2015-03-12 Polyone Corporation Radiopaque, optically translucent thermoplastic compounds
US10231777B2 (en) 2014-08-26 2019-03-19 Covidien Lp Methods of manufacturing jaw members of an end-effector assembly for a surgical instrument
DE102016110294A1 (de) * 2016-06-03 2017-12-07 Olympus Winter & Ibe Gmbh Chirurgisches Maulinstrument

Family Cites Families (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
SE414399B (sv) 1976-03-16 1980-07-28 Hans Scheicher Keramiskt material for anvendning inom medicinen, i synnerhet for framstellning av implantat, fremst odontologiska implantat samt sett for framstellning av materialet
DE3806448A1 (de) 1988-02-29 1989-09-07 Espe Stiftung Verformbares material und daraus erhaeltliche formkoerper
US5062798A (en) 1988-04-27 1991-11-05 Ngk Spark Plug Co., Ltd. SiC based artificial dental implant
US5356436A (en) 1989-06-06 1994-10-18 Tdk Corporation Materials for living hard tissue replacements
US5149734A (en) 1989-10-20 1992-09-22 General Electric Company Highly filled thermoplastic polyester molding compositions
EP0444475B1 (de) 1990-02-21 1994-04-27 BASF Aktiengesellschaft Thermoplastische Massen für die Herstellung keramischer Formkörper
DE4007345A1 (de) 1990-03-08 1991-09-12 Basf Ag Thermoplastische massen fuer die herstellung metallischer formkoerper
US5088927A (en) 1990-06-18 1992-02-18 Lee Howard G Radio opaque plastics and process of making
US5503771A (en) * 1991-05-14 1996-04-02 Washington Technology Center Process for susupension of ceramic or metal particles using biologically produced polymers
WO1993019803A1 (en) 1992-03-31 1993-10-14 Boston Scientific Corporation Medical wire
CA2152594C (en) 1993-01-19 1998-12-01 David W. Mayer Clad composite stent
US5490962A (en) 1993-10-18 1996-02-13 Massachusetts Institute Of Technology Preparation of medical devices by solid free-form fabrication methods
US5462521A (en) 1993-12-21 1995-10-31 Angeion Corporation Fluid cooled and perfused tip for a catheter
US5733326A (en) 1996-05-28 1998-03-31 Cordis Corporation Composite material endoprosthesis
US6027528A (en) 1996-05-28 2000-02-22 Cordis Corporation Composite material endoprosthesis
US6087024A (en) 1996-12-17 2000-07-11 Whinnery; Leroy Louis Method for forming porous sintered bodies with controlled pore structure
DE19700277A1 (de) 1997-01-07 1998-07-09 Basf Ag Metalloxide enthaltende Spritzgießmassen zur Herstellung von Metallformkörpern
US5972027A (en) 1997-09-30 1999-10-26 Scimed Life Systems, Inc Porous stent drug delivery system
WO1999054075A1 (en) 1998-04-17 1999-10-28 The Penn State Research Foundation Powdered material rapid production tooling method and objects produced therefrom
US5989476A (en) * 1998-06-12 1999-11-23 3D Systems, Inc. Process of making a molded refractory article

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008534219A (ja) * 2005-04-04 2008-08-28 ボストン サイエンティフィック リミテッド 複合物を含む医療装置
WO2007119616A1 (ja) * 2006-04-17 2007-10-25 Kabushiki Kaisha Shofu 顎歯模型用の歯牙およびその製造方法
US8267695B2 (en) 2006-04-17 2012-09-18 Kabushiki Kaisha Shofu Tooth for dental arch model and method for producing the same
JP5216578B2 (ja) * 2006-04-17 2013-06-19 株式会社松風 顎歯模型用の歯牙およびその製造方法
JP2014519375A (ja) * 2011-05-09 2014-08-14 ネスルンド,インゲマール 位置決めマーカ
US9579160B2 (en) 2011-05-09 2017-02-28 Ingemar Näslund Positioning marker
JP2017185296A (ja) * 2011-05-09 2017-10-12 ネスルンド, インゲマールNaeslund, Ingemar 位置決めマーカ

Also Published As

Publication number Publication date
DE60108524T2 (de) 2005-06-23
AU3251902A (en) 2002-05-27
DE60108524D1 (de) 2005-02-24
EP1341566A2 (en) 2003-09-10
CA2427767A1 (en) 2003-05-23
EP1341566B1 (en) 2005-01-19
AU2002232519B2 (en) 2007-03-01
WO2002040077A2 (en) 2002-05-23
US6641776B1 (en) 2003-11-04
WO2002040077A3 (en) 2003-01-03
US20040092818A1 (en) 2004-05-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2004513709A (ja) 放射線不透過性の外科器具
AU2002232519A1 (en) Radiopaque surgical implement
EP1866006B1 (en) Medical devices including composites
US9034456B2 (en) Medical devices and methods of making the same
JP3408683B2 (ja) 歯科用器具
CN108526469B (zh) 金属粉末注射成形用复合物、成形体、烧结体及制造方法
DE60320430T2 (de) Medizinische vorrichtungen und herstellungsverfahren dafür
EP1813367A2 (en) Metal injection molded article with a radiopaque dispersion and methods of making same
US20070276488A1 (en) Medical implant or device
US20080038146A1 (en) Metal alloy for medical devices and implants
Lee et al. SEM/EDS evaluation of porcelain adherence to gold‐coated cast titanium
CN101588826A (zh) 腔支撑装置及其制造及使用方法
JP2008515563A (ja) 医療用装置及びその製造方法
JP2008515563A6 (ja) 医療用装置及びその製造方法
JP5476696B2 (ja) 生体用金属材料および医療機器
Wu et al. Surface characteristics, mechanical properties, and cytocompatibility of oxygen plasma‐implanted porous nickel titanium shape memory alloy
Thomas et al. Microstructure and random magnetic anisotropy in Fe–Ni based nanocrystalline thin films
JP2015165038A (ja) 手術用機器、粉末冶金用金属粉末、および手術用機器の製造方法
EP3277375B1 (en) Iron platinum particles for adherence of biologics on medical implants
US20110071428A1 (en) Biopsy device
US7972375B2 (en) Endoprostheses including metal matrix composite structures
Weil et al. Use of a naphthalene-based binder in injection molding net-shape titanium components of controlled porosity
Divya et al. Injection moulding of titanium metal and AW-PMMA composite powders
Anantharaman et al. Microstructure and random magnetic anisotropy in Fe–Ni based nanocrystalline thin films
JP4959587B2 (ja) 磁性体コア−セラミックシェルナノ結晶及びその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20041022

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080624

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20081118