JP2004512699A - 高品質の画像製造を可能にする感光装置の制御方法 - Google Patents

高品質の画像製造を可能にする感光装置の制御方法 Download PDF

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Abstract

変換要素(Dc,T)と結合した感光性半導体素子(Dp)を少なくとも1つ持つ感光点(P1〜P9)を含む、感光装置の制御プロセス。これは感光点を連続した撮像サイクルに置くより成る。初回の撮像サイクルと2回目の撮像サイクルの間に、2回目の撮像サイクルの開始時に終了する待機段階(PHM)を設けている。この待機段階(PHM)の間では、その長さを可能な限り短くした等間隔(dt)の数回分の間隔とし、各間隔の開始時に感光点を光学的閃光(FO)に露出させる。連続する光学的閃光の間に、感光性半導体素子に逆バイアスを掛ける。感光性半導体素子と転換要素の間の結合域は、各間隔(dt)の終了時と実質的に同一の電位(VA)を持つ。

Description

【0001】
本発明は、無定形シリコンなどの半導体物質を沈積させる技術によって作られた、少なくとも一つの感光点から成る感光装置の制御プロセスに関連している。この発明の目的は、任意の瞬間に画像を撮影することを可能にし、その画像を、特に残留磁気と安定性の点から、可能な限り高品質の感光装置によって製造することである。
【0002】
さらに詳しく述べると、しかしこれに限定しないが、この発明は核放射線画像の検知に使用される装置の制御に関連している。
【0003】
核放射線画像の検知にこれらの感光装置を使用するために、シンチレータを感光装置とX線放射装置の間に挿入し、X線の放射を感光装置が反応する波長帯の光学的放射に変換する。シンチレータとなる物質は通常、残留磁気が低いことで知られるヨウ化セシウムである。
【0004】
感光点は通常、転換機能をもつ転換要素と結合した感光性半導体素子を含んでいる。少なくとも感光性半導体素子は、アモルファス半導体物質から成っている。感光点は、横軸導線と縦軸導線の間に設置される。必要条件によれば、感光装置は基盤中か、或いは線形配列に配置された複数の感光点を含んでいる。
【0005】
無定形半導体物質は残留磁気を作り出す。これは、水晶性物質中よりはるかに多くのトラップを含むアモルファス構造と関連している。これらトラップは構造的な欠陥であり、バンドギャップ全域に広がっていて、画像を取る際に生まれる電荷を保持してしまう。その物質はある特定の放射に対応する画像を保存し、次の画像や、さらにはその後複数の画像を読む際に、前の画像に関連する電荷を復元する。これにより、画像の質が低下する。
【0006】
画像の質に影響する欠陥がもう1つある。このような感光装置に使用されている半導体の部品は、すべてが同一の形をしている訳ではなく、また感光装置には本質的に不均質性があり、それが範囲の欠損につながったり露出時間が一定しない原因になったりしている。
【0007】
最適な質を持つ有用な画像を獲得するため、「オフセット画像」と呼ばれ、黒画像としても知られる、通常操作サイクルの開始時に取られて保存されている画像を修正したものを使用する。このオフセット画像とは、強度ゼロのシグナルで感光装置が露出した際に得られた画像で、背景の画像に対応している。オフセット画像は感光点の部品の電気状態や、それら電気の性質によって変化する。
【0008】
有用な画像とは、X線の放射への照射に対応する有益なシグナルに、感光装置が露出した際に読み取られるものである。それはオフセット画像を包含している。
【0009】
修正は、有益な画像とオフセット画像間のサブトラクションを行うことである。この修正は、オフセット画像が撮影された瞬間と有益な画像が撮影された瞬間に差異が無い場合にしか信頼性がない。感光点が、オフセット画像を撮影した直前と、有益な画像を撮影した直前で同じ電気状態にあることが必要である。制御が働かない状態であると、半導体の部品は継続的に均衡状態を探し続けるが、これに1〜2時間掛かる場合がある。というのは、すべてのトラップを検知してそれらの電荷を消失させるまでには、数マイクロセカンドから数分、時には数時間掛かるためである。この時間が経過した後でも、それらの状態は依然として気温や微量の残余放射線に左右される。
【0010】
オフセット画像は通常、感光装置の操作サイクルの開始時に撮影され、有益な画像はレントゲン技師の裁量により必要に応じて不規則に撮影されるため、すべての半導体部品が、様々な間隔で隔たった2つの時点において、同一の状態にある理由はない。
【0011】
図1a及び1bは、本発明が適用された感光装置の、感光点の部品のトラップが満ちた状態を表しており、矢印は画像が描かれるサイクルを示している。「撮像サイクル」という語は、画像が描かれる段階から、フランス特許公開第2760585号で説明した解像段階までの、一連の流れを言う。画像が描かれる段階では、信号の明暗に関係なく、感光点は設定された信号に対して露出している。解像段階では、読み取られた電磁波が、対応する横軸導線に適用され、画像を撮影した際に蓄積された電荷の量を読み取る。消去及び再初期化段階では、感光点は通常光学的に消去され、新規画像を取り込み可能な状態に戻される。
【0012】
2つの連続した撮像サイクルの間、感光点は停止しているが、それらの電気状態は変化している。一番初めの撮像サイクルがオフセット画像その他を供給し、有益な画像はオフセット画像により修正されていると考えられる。
【0013】
ここで明らかなのは、図1aに示されるように、撮像サイクルが不定期に起こるとした場合、感光点の電気状態はサイクルの開始時とは違っているため、オフセット画像により修正処理した有益な画像は、信頼できるとは言い難いことである。
【0014】
一方、図1bに見られるように、撮像サイクルが規則的に起こる場合、例えば5秒ごとに起こる場合、各サイクルの開始時での感光点の電気状態は実質的に同じである。
【0015】
オフセット画像は変動しておらず、以前のサイクル中に取り込んだオフセット画像による、本サイクル中に取り込んだ有益な画像の修正には信頼性がある。この操作モードの大きな難点は、期待した結果を出すためには、様々なサイクルが定期的に続いて起こらねばならないため、多くの制限が生まれるということである。
【0016】
この使用法は非常に制限されており、必要に応じて画像を必要とするレントゲン技師の期待にはそぐわない。本発明はこの大きな難点を回避し、同時に最適な品質の画像を保証する。
【0017】
本発明では、転換要素に結合している感光性半導体素子を持つ、少なくとも1つの感光点から成る感光装置の制御プロセスは、感光点を連続した撮像サイクルに置くことと、初回の撮像サイクルと2回目の撮像サイクルの間に、2回目のサイクル開始時に終了する待機段階を設けることにより成る。この待機段階では、その長さを可能な限り短くした、等間隔の数回分の間隔とし、感光点は各間隔の開始時に光学的閃光に露出させ、続く光学的閃光の間に感光性半導体素子に逆バイアスをかける。このとき、感光性半導体素子と転換要素間の結合域では各間隔の終了時の電位を一定にする。
【0018】
一つの撮像サイクルでは、画像を描く段階と、それに続き、画像を描く段階で蓄積された電荷を解読する解読段階、そして消去及び再初期化段階が続く。消去及び再初期化段階では感光点は光学的消去流に露出し、これにより感光性半導体素子は前方へと処理され、感光性半導体素子には消去及び最初期化段階の終了時に逆バイアスがかけられる。
【0019】
このような装置の操作中には、画像を要求するのは操作者で、要求とそれに対応する撮像サイクルの始動までにはいくらかの遅延が生じる可能性がある。これは、撮像サイクルの開始が、操作者の要求が起こった間隔の終了時点と同時になるためである。
【0020】
予想される電気障害を克服するため、光学的閃光の周波数は本線の周波数、例えば50Hz或いは60Hzを用いるのが望ましい。
【0021】
制御回路を単純化するため、感光点は待機段階の間ずっとバイアスをかけた状態にしておくことが望ましい。
【0022】
同じ目的で、消去及び再初期化段階の間は、光学的消去フラックスへの露出が終了する前からその後連続して、感光点にバイアスパルスを印加するのが望ましい。
【0023】
消去及び再初期化段階においては、感光点を感光性消去フラックスへ露出する前に、少なくとも1度は光学的消去前フラックスに露出させることが可能であり、非常に低い残留磁気レベルが要求されれば、これにより感光性半導体素子が前方に処理されて消去処理が向上する。
【0024】
感光点の光学的消去前フラックスへの露出に続き、感光性半導体素子に逆バイアスが掛けられる。これは光学的消去フラックスへの露出前に行われる。
【0025】
感光点を待機期間の始めと初回の撮像サイクルの終了時で実質的に同じ状態に保つため、待機段階は初回の撮像サイクルが終了した後可能な限り早く開始する。
【0026】
解像段階では、バイアス波動と同じサインを持ち、またそれ以上の振幅を持つ解像波動を感光点に当てる。
【0027】
本発明はまた、制御プロセスを実行する感光装置に関係している。それは、少なくとも一つの感光点を有するが、その感光点は転換要素と結合した感光性半導体素子と、感光点を一連の周期的な光学的閃光に露出させる手段と、また二回目の撮像サイクルの開始時には感光点は受容可能な状態にするため、光学的閃光の終了時に感光性半導体素子に逆バイアスを掛ける手段を具備する。
【0028】
本発明のその他の特性や利点は、添付図表に言及しながら、非限定的な実施例をあげて以下詳細に記述する。
【0029】
図2は、本発明に基づく方法を適用することができる感光装置2の例を概念的に示すものである。図に示した装置は、P1からP9で示す、マトリックス状に配置された感光点を有する。各感光点は、背中合わせに直列接続されたフォトダイオードDpと切り替えダイオードDcを有する。前記マトリックスには、縦軸導線X1からX3と交差する横軸導線Y1からY3を有し、縦軸導線と横軸導線が交差する位置には、それぞれ感光点が接続されている。つまり、感光点P1からP9は、行L1からL3と列CL1からCL3に沿って設けられている。
【0030】
図2に示した例では、3つの行と3つの列によって9つの感光点が規定されているにすぎないが、このようなマトリックスは、数百万程度に及ぶポイントを含む遙かに大きなものである可能性がある。
【0031】
たとえば、2000行x2000列の感光点を有するマトリックス状の配列(40cmx40cmの面積)、1行x数列からなる線形検出配列、さらには1行1列の感光点からなるものが知られている。
【0032】
前記感光装置は、出力部SY1、SY2、SY3が、それぞれ横軸導線Y1、Y2、Y3に接続された行制御回路3を具備する。当該行制御回路は、横軸導線Y1からY3に順次アドレスすることを可能にするための、たとえば、クロック回路、スイッチ回路、シフトレジスタ等の種々のエレメント(図示しない)を具備する。各感光点P1からP9では、図に示した例のように、2つのダイオードDpとDcがカソードまたはアノードで相互に接続されている。フォトダイオードDpのカソードは縦軸導線X1からX3に接続され、切り替えダイオードDcのカソードは横軸導線Y1からY3に接続されている。
【0033】
縦軸導線X1からX3は、この例の場合には、積分回路5とマルチプレクサ回路6を具備する読みとり回路CLに接続されている。各縦軸導線は積分器として設けられたアンプG1からG3の負の側の入力部「−」に接続されている。積分キャパシタC1からC3は、それぞれのアンプの、負の側の入力部「−」と出力部S1からS3の間に接続されている。各アンプG1からG3の第2の入力部「+」は、上述の例の場合には、縦軸導線X1からX3のすべてに対して印加される電位である参照電位VRに接続されている。各アンプは、各積分キャパシタC1からC3と並列に搭載された、「リセットエレメント」と称する(たとえば、MOS型のトランジスタで構成された)切り替えエレメントI1を具備する。
【0034】
アンプの出力部S1からS3はマルチプレクサ6の入力部E1からE3に接続されている。この従来型の構成によって、「順次」次々に異なる行(L1からL3)に対して、マルチプレクサ6の出力部SMは、すべての感光点P1からP9の「A」点で累積された電荷に対応する信号を出力する。
【0035】
図2に示した例の場合に使用されるトランジスタが、ダイオードDcによって維持される切り替え機能を有することは既知であり、ダイオードと比較すれば、トランジスタは接続が複雑であるが、後に述べるように、「オン」状態の特性がすぐれている点は注意する必要がある。
【0036】
本発明に基づく、維持状態で分離された2つの映像化サイクルを有する制御方法を、それぞれの感光点が切り替え機能を有する切り替えダイオードDcを有する、図2に示した感光装置を例にとって説明する。図3は、本発明に基づく制御過程の種々の事象を表す時間ダイアグラムである。図3aは、画像処理PHIを示し、図3bはたとえば特に読みとりのためにY1である横軸導線に与えられる信号を示し、図3cは、たとえば感光点P1の取り消し信号を示し、図3dは、点P1におけるフォトダイオードと切り替えエレメントとの間の接合部である「A」点における電圧VAの変化を示し、図3eは、開状態においてアンプG1からG3が読んだ電荷を積分することができるように、リセットスイッチI1から13が閉じた状態(0)から開いた状態(1)に変化する時刻を特定することを可能にする。
【0037】
非限定的な例によれば、時刻t0において第1の画像化サイクルが開始され、当該第1の画像化サイクルは、まず感光点P1が読みとるべき信号を受ける撮像段階PHIを含み、次に、読みとり段階PHLが続く。この感光点P1の2つのダイオードDp、Dcは、逆向きにバイアスがかけられており、この状態ではそれぞれがキャパシタを構成する。一般には、2つのダイオードDp,Dcは、フォトダイオードDpによって表されるキャパシタが最大値を有する(たとえば、他の約50倍)ように設計されている点に注意を要する。輝度は、最大輝度と感光点が真っ暗であるゼロ輝度の間である。この状態は、オフセット映像を読みとる際に発生する状態である。
【0038】
光の照射によってA点の電位VAが変化し(この場合には増加)、この電位の変化は光の照射の影響の下でA点に累積された電荷として与えられる。電気BAは時刻t0ではVA1であるが時刻t1においてはVA2に変化し、映像化段階PHIの終了を規定する。
【0039】
時刻t2は読みとり段階PHLの開始である。この段階では、終了したばかりの映像化段階PHIを通じてA点に蓄積された電荷を読み出すことが可能である。感光点P1からP9は、行毎に、横軸導線Y1からY3に接続されたすべての感光点P1からP9が行毎に同時に読み出される。このために、行制御回路3は、所定の振幅VP2を有する「読み出しパルス」と称するパルスILを、それぞれのアドレスされた横軸導線Y1からY3に印加する。アドレスされていない横軸導線は、たとえば接地電位であって縦軸導線X1からX3に与えられている電位と同じであってもよい参照電位VRまたは休憩電位に維持される。行制御回路3に対して電圧VP2を供給する電源4は、横軸導線に印加される読み出しパルスILの振幅を規定する。
【0040】
単純化のために、時刻t1と時刻t2の間で、電位VAをわずかに上昇させる暗黒電流の影響を省略して示した。参照電位VRと振幅VP2に対して負の符号を有する読み出しパルスILの立ち上がり部のエッジは、切り替えダイオードDcが正方向に導電性を有するようにして、切り替えダイオードはフォトダイオードDpを構成するキャパシタを充電する。電圧VAは、読み出しパルスILが停止して横軸導線Y1の電位が参照電位VRに戻ったときに、電圧VA2から時刻t3におけるVA3に指数関数的に低下する。
【0041】
切り替えダイオードDcは逆バイアス状態になり、キャパシタを構成する。時刻t3において、容量分割によって電位VAはVA3からVA4に増加する。
【0042】
読み出し段階PHLを通じて、すべての横軸導線Y1からY3は、時刻t’1で読み出し段階が終了するまで次々に読み出しパルスILを印加されるが、図3bに示した時間ダイヤグラムは横軸導線Y1に印加された読み出しパルスのみを示している。
【0043】
次に、時刻t4で、前の画像の残像を消去して、前の画像が次の画像に影響することを防止することを目的とした、消去と再初期化段階PHERが開始される。
【0044】
この段階は、フォトダイオードDpの半導体材料に形成されたトラップを飽和させ、次に感光点P1からP9が新しい画像を受領することができるように、つまり、新たな画像作成のために電荷を蓄積できるようにバイアスをかける消去の段階が続く。
【0045】
前記消去は、「A」点で、フォトダイオードDpが正方向の導電性を有するようになるように十分な強度を有するフラックスFEに感光点を曝すことによって実行される。
【0046】
時刻t4以降は、電位VAは変化(増加)して、フォトダイオードDpの破断電圧に相当する消去フラックスの印加が終了する前に、電位VA5に到達する。フォトダイオードDpは正方向に導電性を有する。電位VAは、参照電位VRに関しては負である振幅VP1を有する、つまり読み出しパルスILと同じ方向の、バイアスパルスIPを縦軸導線に印加開始するt6まで電位VA5に維持される。行制御回路3に電位VP1を供給する電源13は、横軸導線に印加されるバイアスパルスIPの振幅を規定する。
【0047】
このバイアスパルスIPが感光点を再初期化する、つまり、フォトダイオードDpを逆バイアス状態に戻して、新しい映像を取得可能にする。フォトダイオードは再度電荷を発生させて蓄積することが可能になる。時刻t6以降、電位VAは減少して、時刻t7において電位VAはVP1から切り替えダイオードDcの破断電位を引いた電位VA1に等しくなる。感光点P1からP9は、次に再初期化されて、時刻t0である映像化サイクルの開始時点で得た画像のメモリを完全に喪失する。消去と再初期化段階PHERは時刻t0で映像化サイクルが開始すると同時に終了する。もし、時刻t7の直後に新しい映像化サイクルが開始せず、感光点P1が刺激を受けなければ、電位VAは電気的平衡状態になるまで減少し、そのためには数分から数時間を要し、次の画像取り込みは、時刻t7から第2の映像化サイクルの開始を示す時刻t’0に依存する。電気的な平衡状態へ向けての以降段階は、フォトダイオードDpの逆方向電流と、トラップのリラグゼーション電流と切り替えダイオードDcの正方向電流との間で開始される。映像化サイクルが規則的でなければ、状態は1aに示したものと同様である。
【0048】
本発明に基づく方法の特徴に従えば、維持段階PHMは時刻t7に続く時刻t8から開始する。当該段階は、第2の映像化サイクルの開始を示す時刻t’0で終了する。維持段階の継続時間は、最も短い継続時間を有する同じ時間的な長さを有するすべての時間間隔dtの合計に等しい。各時間間隔dtは感光点を光学的なフラッシュFOにさらして、dtの残りの時間フォトダイオードを逆バイアスに維持することによって開始する。換言すれば、感光点は、可能な限り短い周期dtで繰り返す光学的なフラッシュFOのバーストに曝される。
【0049】
従って、この維持段階PHMを通じて、感光点は実質的に一定の電気的な状態に維持される。
【0050】
感光点を光学的なフラッシュFOに曝すことは、電位VAを電位VA7に高めて、トラップを満たす効果を生じる。光学的フラッシュが終了してフォトダイオードが逆バイアスを受けると、トラップは空になり電位VAは電位VA8に低下する。電位VAは、光学的フラッシュFOの継続時間と時間間隔dtを調節することによって、時間間隔の終了時点では実質的に同じ電位VA8に維持される。新しい光学フラッシュを当てると、電位VAが再度VA7まで上昇する。電位VAは、維持段階PHMの間を通じて2つの限界値VA7とVA8の間で変化する。図3に示した例では、フォトダイオードDpの逆バイアスは、維持段階PHM全体を通じてバイアスパルスIPを維持することによって得られる。具体的にいえば、制御を単純化するために、消去と再初期化段階PHERのバイアスパルスIPは、維持段階の全体を通じて維持されることが望ましく、後に述べるように、消去と再初期化段階PHERが終了した後は、維持段階PHMを可能な限り開始する努力が払われる。
【0051】
画像要求が可能な限り同期的に行われるように、光学的なフラッシュの周期dtとしては可能な限り短く、たとえば、約60msが選択される。これは、たとえば、オペレータが時刻t9で画像を要求したときに、維持段階PHMの時間間隔dtを通じて、第2の映像化サイクルの開始は、画像要求が発せられた時間間隔が終了する時刻t’0まで遅延するからである。時刻t’0は光学的フラッシュの終了とバイアスパルスIPの終了を示す。換言すれば、映像化サイクルは時間間隔dtの終了と同期している。
【0052】
電源の周波数によって生起される電磁界から外欄を受けることを防止するために、時間間隔dtを電源周波数と同期させることもできる。たとえば、米国のように、電源周波数が50Hzであれば各時間間隔dtは20ミリ秒、メインの周波数が60Hzであれば16.66ミリ秒となる。
【0053】
図3に示した実施例の消去再初期化段階PHERの効率をさらに向上させるために、残余のレベルが非常に小さいものしか許容されていなければ、感光点を光学的な消去フラックスFEに曝す前に、フォトダイオードをバイアス制御せずに光学的なプリ消去フラックスFEPに曝すことも可能である。横軸導線Y1からY3は電位VRである。光学的なプリ消去フラックスの強度と継続時間は、フォトダイオードDpを正方向のモードに変化させることができるものである。プリ消去FEPの終了時点で、フォトダイオードは、横軸導線Y1からY3にバイアスパルスIP1を印加することで逆バイアスにされ、このバイアスパルスIP1は感光点に新しい光、すなわち、新しいプリ照射FEPまたは照射FE、を照射する前に終了する。
【0054】
映像化と読みとり段階は時刻t0またはt’0からt3までの間であり、図3において、消去と再初期化段階PHERを延長したものに類似している。維持段階PHMもまた前述のものに類似である。
【0055】
図4に示した例では、消去と再初期化段階PHERは、時刻t4で少なくとも1つの感光点が光学的なプリ消去フラックスFEPに時刻t5まで曝されることによって開始する。フォトダイオードDpは司法校に導通する状態になり、電位VAはフォトダイオードDpの破断電圧になるまで上昇して、光学的プリ消去フラックスFEPの照射の終了を示す時刻t5間で実質的に一定に維持される。時刻t6はフォトダイオードDpを逆バイアス状態にリセットして、感光点が次の画像要求に応えられる状態に維持する電位V1のバイアスパルスIP1の印加の開始を示す。電位VAは時刻t7で減少して、バイアスパルスIP1から切り替えダイオードDcの破断電圧を引いたレベルに達する。時刻t7の後では、実際の消去が可能になる。当該消去は、時刻t8で光学的消去フラックスFEに曝されることで開始する。処理の展開は、図3において時刻t以降に記載したものに対応するが、バイアスパルスIPが消去フラックスFEが終了していない時刻t9に開始する点が異なる。時刻t8と時刻t9の間において、電位VAは切り替えダイオードDpが正方向に導通するまで増大する。時刻t9と消去フラックスFEへの露出の終了に相当するt10の間では、電位VAはバイアスパルスIPのみを当てた場合に比較してゆっくりとした傾斜で減少する。時刻t10以降は、消去フラックスFEが終了しているので、傾斜は大きくなる。
【0056】
電位VAは、時刻t11で電位VP1から切り替えダイオードDcの破断電位を引いた値に達するまで減少する。消去と再初期化段階PHERの終了であるこの時刻t11以降、可能な限り速やかに、維持段階PHMが開始される。この維持段階PHMは時刻t12に開始する。時刻t1とt2の間、フォトダイオードの電気的な状態は変化し、電位VAはさらに低下する。電位VAが消去と再初期化段階PHERの終了時に到達した値になるべく近くなるように、t11と112の間の間隔は、たとえば500ミリ秒の用に最大限の時間をとる。500ミリ秒の値は限定的なものではない。維持段階は、図3において時刻tからt’0の間について記載したものと同じである。
【0057】
消去と再初期化段階の光学的なフラックスまたは複数の光学的なフラックスは、それ自体は従来技術に属する光源SLによって与えられる。光源としては、たとえば、光源板、LEDのアレイ、フォトルミニセントフィルム等を使用することができる。
【0058】
光源は、基板が光を透過するものであれば、感光点から離れた基板7に対して接地することができる。基板は、たとえばガラスや水晶から成るものであってもよい。図2では、光源SLは波線によって示し、基板7は図面と同じ平面に、紙面の裏側に位置すると仮定している。基板は、映像ポイントに対して露出することに問題がなければ、感光点の側に設けることもできることは当然である。
【0059】
光源SLは、従来同様に、行制御回路3の出力部SS1から与えられる信号によって制御することができる。
【0060】
光学的なフラッシュFOを供給することができる光源は、光学的な消去フラックスを与えるSLと同種のものであってもよい。図2に示すように、前記と同じ光源SLが光学的なフラッシュと消去フラックスを与えることもできるが、このことは不可欠ではなく光源は別々であってもよい。
【0061】
バイアスパルスIPの振幅VP1は、フランス特許公報第2760585号に記載されているように、読みとりパルスILの振幅VP2よりも小さい。バイアスパルスは行制御回路3を介してすべての横軸導線Y1からY3に、同時または個別に与えられる。
【0062】
図2に示したように、感光点P1からP9の切り替えエレメントDcとして切り替えダイオードを使用する代わりに、図5に示すように、ダイオードを同様に薄膜蒸着技術(TFT)によって製造したトランジスタTで置換することも可能である。
【0063】
図5では、各トランジスタTはソース電極SがフォトダイオードDpのカソード、つまりA点に接続されており、ゲート電極が感光点が属する横軸導線Y1からY3に接続され、ドレンDは感光点が属する縦軸導線X1からX3に接続されている。すべてのフォトダイオードDpのアノードは結合されて、−5ボルトから−10の範囲でフォトダイオードDpの逆バイアスを構成する負のバイアス電位VBIASを提供する特定の供給源5’に接続されている。
【0064】
行制御回路3は、出力部SY1からSY3を通じて、VOFFからVONに変化して同じ行に属するすべてのトランジスタTが同時に「オフ」状態から「オン」状態に変化させる電圧信号またはパルスを供給する。行制御回路3は電源4’から電位VONを、電源13’から電位VOFFの供給を受ける。電位VOFFは約−10ボルト、VONは約+15ボルトである。
【0065】
トランジスタTを「オン」状態にすると、トランジスタTのドレンDが接続された列の電位VCOLをトランジスタが接続されているフォトダイオードDpのカソードに与える。この電位VCOLは概ね0ボルトである。
【0066】
感光点の動作はすでに述べたダイオードの動作と同様である。
【0067】
しかし、フォトダイオードDpとトランジスタTの接合部の電位VAは2つのダイオードを有する感光点の電位とは逆の変化をする。図6dの時間のダイアグラムは、図3dと対称形である。図6aと6cは、図3aと3cと同じである。
【0068】
感光点の横軸導線に印加される信号を示す図6bに関しては、図3bに示した図に比較して、パルスの振幅と負号が異なるだけである。アドレスされていないときは、横軸導線は電位VOFFに維持され、読みとりのためにアドレスされたときは読みとりパルスILによって振幅VONに維持される。
【0069】
強調しなければならない図3に示した例とのその他の相違点は、バイアスパルスIPが好ましくは読みとりパルスILと同じ振幅であることである。切り替え機能を有するトランジスタの電気的な特性は同様なダイオードの特性よりも優れているので、フランス特許公報2760585号に記載されたドライブチャージを使用することは不要である。
【0070】
本発明の方法は、放射線に基づく画像検出の感光装置の制御に適用することができる。この種の装置は、通常はX線である入来する放射線をフォトダイオードDpが感度を有する波長帯域の可視光線の放射に変換するためのシンチレータを具備している。図2に示した装置では、シンチレータ9は破線の正方形で示した。シンチレータは、残留磁気が小さいことで知られているセシウムヨウ化物によって製造することができる。このシンチレータ9はマトリックス2に蒸着して、マトリックスとX線源との間に設置される。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1aと1bは、既知の方法で使用された感光点の成分トラップの状態を示す。
【図2】本発明の方法を適用することができる感光装置を示す。
【図3】図3aないし3eは、本発明の方法に基づいて制御される図2に示した感光装置の動作を示す手順ダイアグラムである。
【図4】図4aないし4dは、本発明に基づく方法の変形例に基づいて制御される図2に示した感光装置の動作を示す手順ダイアグラムである。
【図5】本発明に基づく手順を適用することができる感光装置の変形例である。
【図6】図6aないし6dは、本発明の方法に基づいて制御される図5に示した感光装置の動作を示す手順ダイアグラムである。

Claims (22)

  1. 切り替えエレメント(Dc、T)に接続されたフォトダイオード(Dp)を有する少なくとも1つの感光点(P1からP9)を具備する感光装置の制御方法であって、感光点は連続的な映像化サイクルを実施し、第1の映像化サイクルと第2の映像化サイクルの間に、第2の映像化サイクルの開始とともに終了する、可能な限り短い時間間隔(dt)複数個に相当する長さの維持段階(PHM)を設け、維持段階(PHM)間、各感光点を各時間間隔の開始と次の光学的フラッシュの間毎に光学的フラッシュ(FO)に曝し、フォトダイオードは逆バイアスであり、フォトダイオードと切り替えエレメントの接合部はそれぞれの時間間隔(dt)の終了時点では実質的に同じ電位(VA)であることを特徴とする制御方法。
  2. 1つの映像化サイクルは映像化段階(PHI)と、映像化段階を通じて接合領域に蓄積された電荷の量を読みとる段階(PHL)とを有し、読みとり段階のあとに、感光点を光学的な消去フラックス(FE)に曝して、正方向の電流を流すフォトダイオードが、その最終段階では逆バイアスになる消去と再初期化段階(PHER)が続くことを特徴とする請求項1に記載の制御方法。
  3. 映像化サイクルはオペレータによって要求され、オペレータの前記要求が行われた時間の終了と映像化サイクルの開始が同期することを特徴とする請求項2に記載の制御方法。
  4. 前記光学フラッシュの周波数は電源の周波数と同期していることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の制御方法。
  5. 維持段階(PHM)の継続時間にわたって感光点にバイアスパルス(IP)を印加することを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の制御方法。
  6. 消去と再初期化段階(PHER)を通じて、光学的な消去フラックス(FE)の終了前から継続的にバイアスパルス(IP)を感光点に印加することを特徴とする請求項2ないし5のいずれかに記載の制御方法。
  7. 消去と再初期化段階(PHER)のバイアスパルス(IP)は、維持段階(PHM)を通じて維持されることを特徴とする請求項6に記載の制御方法。
  8. 消去と再初期化段階(PHER)を通じて、感光点に光学消去フラックスを照射する前に、少なくとも1回感光点を光学的プリ消去フラックス(FEP)に曝してフォトダイオード(Dp)を正方向に導通させることを特徴とする請求項2ないし7のいずれかに記載の制御方法。
  9. 感光点を光学的プリ消去フラックス(FEP)に曝す過程に続いて、光学的消去フラックス(FE)に曝す前にフォトダイオードに逆バイアスを加えることを特徴とする請求項8に記載の制御方法。
  10. 感光点に対して、光学的なプリ消去フラックス(FEP)の終了時から光学的消去フラックス(FE)の照射が始まるまでの間、バイアスパルス(IP1)を印加することを特徴とする請求項9に記載の制御方法。
  11. 維持段階(PHM)を、第1の映像化サイクルが終了した後、可能な限り早く開始することを特徴とする請求項1ないし10のいずれかに記載の制御方法。
  12. 読みとり段階(PHL)を通じて、感光点に、バイアスパルス(IP)と同じ符号で振幅がバイアスパルス以上である読みとりパルス(IL)を印加することを特徴とする請求項2ないし11のいずれかに記載の制御方法。
  13. 前記切り替えエレメントはダイオード(Dc)であることを特徴とする請求項1ないし12のいずれかに記載の制御方法。
  14. 前記切り替えエレメントはトランジスタ(T)であることを特徴とする請求項1ないし12のいずれかに記載の制御方法。
  15. 前記感光点は光を透過する基板(7)の第1の面に設けられ、該透明な基板を通じて感光点に光学フラッシュを照射することを特徴とする請求項1ないし14のいずれかに記載の制御方法。
  16. 光学的フラッシュと光学的消去フラックスの光源として同一の光源(SL)を使用することを特徴とする請求項2ないし15のいずれかに記載の制御方法。
  17. 切り替えエレメントに接続されたフォトダイオード(Dp)を有する少なくとも1つの感光点(P1からP9)を具備し、感光点に一連の周期的な光学的フラッシュ(FO)を照射する手段(SL)と、第2の映像化サイクルの開始時点からフォトダイオードが光を受ける状態になっているように光学的フラッシュの終了時にフォトダイオードのバイアスを反転させる手段(3、13)とを有することを特徴とする、前記請求項1ないし16のいずれかの制御方法を実施する感光装置。
  18. フォトダイオードのバイアスを反転させる手段は、光学的フラッシュの照射を受ける間を通じて、感光点にバイアスパルスを印加することを特徴とする請求項17に記載の装置。
  19. 前記切り替えエレメントはダイオードであることを特徴とする請求項17または18に記載の装置。
  20. 前記切り替えエレメントはトランジスタであることを特徴とする請求項17または18に記載の装置。
  21. 前記感光点は光透過性の基板(7)の第1の表面に設けられ、光学的フラッシュ(FO)を照射するための光源(SL)が基板の第2の表面に設けられていることを特徴とする請求項17ないし20のいずれかに記載の装置。
  22. 撮像するためのX線を可視光に変換するシンチレータ(9)を具備し、前記フォトダイオードは可視光に対して反応することを特徴とする請求項17ないし21のいずれかに記載の装置。
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