JP2004512122A - 棚システム - Google Patents

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JP2004512122A
JP2004512122A JP2002538787A JP2002538787A JP2004512122A JP 2004512122 A JP2004512122 A JP 2004512122A JP 2002538787 A JP2002538787 A JP 2002538787A JP 2002538787 A JP2002538787 A JP 2002538787A JP 2004512122 A JP2004512122 A JP 2004512122A
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ショルツ・ゴットフリート
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イレガ・アクチェンゲゼルシャフト
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    • A47B96/00Details of cabinets, racks or shelf units not covered by a single one of groups A47B43/00 - A47B95/00; General details of furniture
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
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    • A47B96/1441Horizontal struts

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Abstract

【解決手段】品物を収納、および保管するための棚システムは、基本的に少なくとも1つの、矩形の断面を有する棚1から成り、この棚の角位置において、垂直方向の長手支柱2が設けられており、これら長手支柱の間に、少なくとも1つの載置板5が固定されている。この棚1が、それぞれの端面側で、離間された屋根トラバース材及び/または底部トラバース材及び/または中間トラバース材13を備えており、その際、この長手支柱2内に、懸架部材21およびトラバース材13の、フック状の成形体18を収容するための切欠き部6が設けられている。それぞれのトラバース材13は、予負荷され上方へ開放した収容ポケット部14を有し、且つ端部側で、それぞれ1つの下方へ整向された突起部17が形成されており、この突起部が、少なくとも2つの垂直方向に離間されたフック状の成形体18を有している。このトラバース材13の収容ポケット部14内へと、載置板5、または異なる構成の懸架部材21が組み込み可能であり、これら載置板または懸架部材が、この収容ポケット部14によって自己締付け状態で保持されている。場合によっては、これら前方の長手支柱2に、フック状の成形体18を備えられたドアフレーム33が差込み固定可能であり、このドアフレームが、有利には両開きのドア35のためのヒンジ34、36を有している。

Description

【0001】
本発明は、品物を収納、および保管する(Archivierung)ための、基本的に少なくとも1つの矩形の断面を有する棚、特に鋼製棚から構成されている、有利には金属から成る棚システムに関し、この棚システムは、
この棚の角位置において、垂直方向の長手支柱が設けられており、
これら長手支柱の間に、少なくとも1つの載置板が固定されており、
且つ、この棚が、それぞれの端面側で、離間された屋根トラバース材及び/または底部トラバース材及び/または中間トラバース材を備えており、その際、この長手支柱内に、懸架部材およびトラバース材の、フック状の成形体を収容するための切欠き部が設けられている。
【0002】
数多くの棚、もしくは棚システムが公知であり、長手支柱、側面梯子状体、即ちトラバース材、および載置板のようなこれら棚の個別部品は、異なる固定様式によって、互いに結合されている。このような棚は、通常は、多数の長手支柱を、棚角位置において有しており、これら棚角位置において、所定の垂直方向の間隔において、一つまたは多数の水平方向の載置板が固定されており、これら載置板の上に、品物、及び/またはばら積み品が収納される。
【0003】
更に、品物、及び/またはばら積み品を、整理された状態で棚内において収納するために、載置板を区分け仕切りに分割することは、たびたび必要である。この目的のために、格子、棒、分離板、等が、長手支柱および載置板と共に、接着され、溶接され、またはねじ止めされ、従って、これら分離部材が、この載置板に対して傾斜した状態で、または垂直に整向されている。この固定の様式は、しばしば、この棚が製造される材料に依存する。
【0004】
これらのような棚、もしくは棚システムにおいて、これら棚、もしくは棚システムが、結合様式に依存に依存して、例えば溶接または接着によって、もはや解体され得ず、または、使用者の諸要求に適合され得ないことは欠点である。このことによって、これら棚、もしくは棚システムは、確かに高い安定性を有するが、しかしながら、載置板の区分け仕切りの大きさの変化が、著しく制限されている。これら棚、もしくは棚システムは、同様に、これら棚、もしくは棚システムの、強固な結合によって必要とされるスペースに基づいても、ただ困難に移送可能なだけである。
【0005】
更に、棚のための多数の差込みシステムが公知であり、これら差込みシステムの場合、載置板、長手支柱、トラバース材、等々のような棚部材は、例えば、溝−ばね結合(Nut−Feder−Verbindungen)によって結合される。多くのシステムの場合、この載置板は、容易に、トラバース材のウェブまたはピン上に載置される。このことは、しかしながら、棚システムの高い不安定性を誘起する。品物を収納するために、それら棚、もしくは棚システムの載置板が多数の区分け仕切りに分割されるべきである、ねじ止めまたは特別の結合部材により結合されるこれら棚、もしくは棚システムは、ただ高い労力と経費でもって組み付け可能、または取り外し可能なだけであり、従って、これらのことに従事する人々は、組み立て上の問題もしくは解体上の問題を有している。その他になお、しばしば、仕切りを形成する分離部材を有する、これら載置板の結合のための複雑に形成された結合部材が必要であり、これら分離部材は、製造技術的に困難に製造されねばならない。
【0006】
ほぼほとんど差込みによって組み付け可能な棚、もしくは棚システムは、通常は、ただ交差した支柱によってだけ、対角線状に相対して位置している角位置の間で、この棚の背面側においてねじ止めされる。このことによって、この棚の長手方向安定性が与えられる。確実な側方安定性、即ち奥行方向安定性は、長手支柱内へと組み込み可能なトラバース材によって得られ、これらトラバース材が、これら長手支柱と共に側面梯子状体を形成する。この目的のために、屋根トラバース材、底部トラバース材、および必要とされる場合には、同様に中間トラバース材が、大抵の場合支柱形状の、異なる構造的な構成を有している。その際に、これらトラバース材を、長手支柱に対して安定させるために、いわゆるガセットプレートが配置される。例えば、この底部トラバース材の場合、特に、この棚の底部空隙が、考慮に入れられねばならない。場合によってはガセットプレートを有する、支柱としての屋根トラバース材の構成は、通常は、屋根載置板が荷重をかけられてはいけない結果となる。更に、これらトラバース材は、費用がかかって製造されねばならない。何故ならば、これら支柱が、ガセットプレートでもって結合されねばならないからである。
【0007】
従って、本発明の根底をなす課題は、品物を収納、および保管するための冒頭に記載した様式の、もっぱら構造部材の差込みだけで組み付けられ、且つ同時に、この棚システム内へと組み込み可能な部材の高い安定性および形態の多様性が得られる、棚システムを提案することである。
【0008】
この課題は本発明に従い、
− それぞれのトラバース材が、予負荷され上方へ開放した収容ポケット部を有し、且つ端部側で、それぞれ1つの下方へ整向された突起部が形成されており、この突起部が、少なくとも2つの垂直方向に離間されたフック状の成形体を有し、
− このトラバース材の収容ポケット部内へと、載置板、または異なる構成の懸架部材が組み込み可能であり、これら載置板または懸架部材が、この収容ポケット部によって自己締付け状態で保持されており、且つ、
− 場合によっては、棚のこれら前方の長手支柱に、フック状の成形体を備えられたドアフレームが差込み固定可能であり、このドアフレームが、有利には両開きのドアのためのヒンジを有している、
ことによって解決される。
【0009】
トラバース材の収容ポケット部の予負荷は、トラバース材の裁断材から、湾曲、もしくは端部折り曲げ(Abkantungen)によって、材料の諸特性 −この材料から、即ち大抵の場合は金属からこの裁断材が成る− と関連して生じる。従って、収容ポケット部内において、適当な相手方部材、例えば、載置板または懸架部材を収容するために、鋼板金に固有の応力は、十分であり、これら相手方部材が、予負荷によって、自己締付け状態で保持される。これらトラバース材の収容ポケット部は、上方に開放しており、従って、載置板、および他の懸架部材が、容易に上方からこれらトラバース材内へと差込まれる。これら予負荷された収容ポケット部は、その際、この棚における、これら部材のずり出して来ること、またはぐらぐらすることを防止する。
【0010】
本発明による解決策の特別な利点は、トラバース材が、端部側で、下方へ整向された突起部を有しており、これら突起部が、従って差込み部材の差込み方向に延在していることによって与えられる。これら突起部に設けられている少なくとも2つの垂直方向に離間されたフック状の成形体は、長手支柱における相応する切欠き部内に差込まれ、従って、これらトラバース材の突起部のフック状の成形体が、これら長手支柱における切欠き部を裏からグリップする。従って、合目的に、これらトラバース材は、収容ポケット部、端部側の突起部、およびフック状の成形体でもって、1つの部材から成るように形成されている。更に、これらトラバース材は、屋根トラバース材、底部トラバース材、および中間トラバース材として形成されている。
【0011】
1つの部材から成るような構成により、剛性のトラバース材が得られる。屋根トラバース材が、棚の上側の端部において、フック状の成形体でもって、この棚の長手支柱の所属する切欠き部内に差込まれた場合、基本的にU字形のトラバース材は、離間されたフック状の成形体によって、この棚を著しく安定させる。
この屋根トラバース材は、同じ構造の底部トラバース材として、この棚の下側の端部において差込まれ、その際、この底部トラバース材の端部側における突起部が、同時に、所定の底部空隙をもたらす。同じやり方で、一つまたは多数の互いに離間された中間トラバース材が、それによって載置板もしくは懸架部材を固定するために、これら棚の長手支柱の間に組み込まれる。多数のトラバース材の装着によって、この棚の高い側方安定性、即ち奥行方向安定性が得られる。更に、簡単な差込みシステムは、トラバース材における収容ポケット部の配置によって、この棚の容易な組み付け可能性、および取り扱い可能性を許容する。従って、これら懸架部材は、簡単な方法で、容易に交換される。
【0012】
所望される場合には、棚は、同様にドアによっても、閉鎖される。長手支柱は、しかしながら、ヒンジ、もしくはヒンジフレームとしての機能を持っていないので、この棚に固定されるべきドアフレームが必要であり、このドアフレームが、必要なヒンジ、もしくはヒンジフレームを有している。この目的のために、このドアフレームの背面側に、フック状の成形体が設けられており、これらフック状の成形体は、この棚の長手支柱内における、これらフック状の成形体に対して対応する切欠き部内に懸架される。このドアフレームは、簡単な中空形材フレームである。このフレームに、次いで、両開きのドアが懸架され、且つ、この棚は閉鎖される。
【0013】
本発明の更なる構成により、切欠き部は、長手支柱内において、垂直方向のスリットとして形成されており、これらスリットが、個別に、または対になって、互いに離間して、この長手支柱に形成されており、且つドアフレーム、または所定の懸架部材の補足的なフック状の成形体に係合する。その際、これらスリットは、積み木原理(Baukastenprinzip)により、懸架部材および載置板、並びにこれら載置板の交換でもっての、この棚の装着の高い形態の多様性、およびこの棚の簡単な移送を保証するために、有利には、ラスター状に、これら長手支柱において形成されている。
【0014】
トラバース材における収容ポケット部は、1つの収容ポケット部として、または、間隙によって、互いに分離されている多数の収容ポケット部として形成される。それ故に、それぞれに、棚の端面側に装着されたトラバース材の収容ポケット部内に、1つの部材から成る、または多部材より成る載置板が、差込み可能である。多部材より成る載置板は、例えば、多数の組立て底部体(Teilboeden)の接合によって形成される。このことは、特に、この載置板が、棚または棚システムの内部で、収納されるべき品物に依存して、異なる深さを有しているべき場合に、必要である、
【0015】
本発明による棚システムの更なる実施形態により、それぞれに、棚の端面側に装着されたトラバース材の収容ポケット部内に、懸架部材の差込み薄板が差込み可能である。有利には、これら差込み薄板は、均一の大きさを備えており、且つこれら懸架部材と結合されている。これら差込み薄板が、均一の大きさを有している場合、これら差込み薄板は、積み木原理により、多面的に組み込み可能であり、且つ、これらトラバース材の収容ポケット部内に差込まれる。これら差込み薄板は、その場合に、これら懸架部材と結合されており、これら懸架部材が、品物の収納の役目を果たす。このことによって、所定の様式の懸架部材は、他の様式の他の懸架部材と、容易な方法で交換される。
【0016】
棚、もしくは棚システムの装着の高い変形の可能性を、達成するために、懸架部材は、異なる様式の収納されるべき品物のための担持部材として形成されている。それ故に、この懸架部材は、例えば、フィルム記憶媒体用ロール、またはデータ記憶媒体用ロール、ハンギングフォルダー(Haengehefter)、書類整理保存ケース、ばら積み品容器、ばら積み品、車両用タイヤ、円筒状の巻紙、およびその他多数の物のための担持部材である。収納されるべき品物に、実際的に、何の制約も加えられていない。
【0017】
その他になお、懸架部材は、引き出し、伸長装置底部体、およびそのような物のためのテレスコープ式伸長装置として形成されている。これら引き出し内に、およびこれら伸長装置底部体上に、品物が収納され、これらの取り扱いは、懸架部材の引き出しを必要とする。例えば、テレスコープ式に伸縮自在の引き出し内に、索引カードが収納され、これら索引カードが、必要な場合に引っ張り出される。テレスコープ式に伸縮自在の引き出しは、特に、例えば、コンパクトディスクおよび他のデータ記憶媒体、書籍、定期刊行物、等の収容にも適している。
【0018】
棚システムの別の実施形態の場合、懸架部材は、剛性の担持部材として形成されている。剛性の担持部材は、例えば、ハンギングフォルダー保管戸棚のためのスライドレール担持体、格子体(Gitterroste)、しかもまた、ドアを懸架のための懸架薄板、単線軌道状および複線軌道状の吊り下げフォルダー保管戸棚レール(Pendelregistraturschiene)、ばら積み品収納槽、仕切り分割体、等々である。
【0019】
要するに、本発明により、ドアフレームは、一枚扉または多数枚扉のドアのためのヒンジを有している。
【0020】
上記の、および以下で更に説明されるべき特徴は、本発明の領域を離れることなく、それぞれに提示された組み合わせにおいてだけでなく、他の組み合わせにおいて、または単独の状態においても、使用可能である。
【0021】
次に、本発明の基礎となる思想を、以下の説明において、図に示されている実施例に基づいて、詳しく説明する。
【0022】
図1は、矩形の輪郭を有している、棚システムの棚1を示している。この棚1の角位置のそれぞれの角位置において、垂直方向の長手支柱2が設けられており、この長手支柱の下側の端部に、脚部3が設けられている。これら後方の両方の長手支柱2は、2つの交差した、対角線状に指向する支柱4によって、互いに結合されており、従ってこの棚1は、長手方向安定性を備えている。
【0023】
その他になお、それぞれの端面側の長手支柱対は、多数の垂直方向に互いに離間された載置板5によって結合されており、これら載置板の上に、図示されていない全ての様式の品物が収納される。上側の載置板5が屋根板を形成し、これに対して、下側の載置板5は、所定の底部空隙に維持のもとで、底板を形成している。
【0024】
図2から5までは、長手支柱2の、図1による領域IIの拡大された図を示している。この長手支柱は、図2によるこの長手支柱の前面側に、互いに離間された、スリット7として形成されている切欠き部6の対を有している。更に、互いに離間された穿孔8が設けられている。図4によるこの長手支柱2の背面側において、更に別の穿孔9が設けられており、この穿孔は、この長手支柱2の前面側における穿孔8に対して、一直線に並んでいる。これら穿孔8および9は、適宜の部材のねじ固定、及び/または壁に沿っての、この長手支柱2の固定のために設けられている。
【0025】
その他になお、長手支柱2は、この長手支柱の側面壁において、多数の互いに離間された空隙部10を有しており、これら空隙部が、基本的に、長手支柱2の重量を、材料低減によって減少させ、並びに更に説明されるべき部材を収容することのために設けられている。更に、図4および5から見て取れるように、この長手支柱2は、平帯状材料から圧延された中空形材として形成されており、従って、完成した長手支柱2は、この長手支柱の背面側において、間隙11を形成している。この長手支柱2は、従って、図5による断面において、基本的にT字形の形状を有している。
【0026】
棚1の端面側12の2つの隣接する長手支柱2の間に、トラバース材13が差し込まれ、これらのトラバース材の1つは、図6に図示されている。このトラバース材は、この端面側12の上の縁における屋根トラバース材として、下の領域における底部トラバース材として、および、屋根トラバース材と底部トラバース材との間の中間トラバース材として、この棚1の端面側12において、それぞれの端面側12に設けられた長手支柱2内へと差し込まれる。これらは、例えば載置板5の収容および保持のために使用される。
【0027】
このようなトラバース材13は、平らな金属裁断材から形成されている。湾曲、もしくは端部折り曲げによって、上に向かって開放している収容ポケット部14が成形される。必要な場合に、多部材より成る載置板5を棚1内へと組み込むことを可能にするために、中間の収容ポケット部14と外側の収容ポケット部14との間に、間隙15が設けられている。この載置板5の側縁部16は、その際に、この間隙15内へと係合する。
【0028】
外側の収容ポケット部14のわきでそれぞれの領域が、突起部17として形成されており、従って、トラバース材13は、基本的に、U字形である。それぞれの突起部17は、2つの互いに離間されたフック状の成形体18を備えている。図7は、図6によるトラバース材13の概略的な側面図を、拡大された図で示している。その際に、このフック状の成形体18の下方へ整向された形状が見て取れる。更に、これら収容ポケット部14が、背壁部19、および多数の端部折り曲げされた部分20によって、形成されることは、明瞭に示されている。
【0029】
トラバース材は、それぞれ1つの突起部17の、2つのフック状の成形体18が、一方の長手支柱2内に懸架されるように、棚1の一方の端面側12の隣接する長手支柱2内へと組み込まれ、その際、これらフック状の成形体18が、図6により破線で図示されている長手支柱2の隣接する空隙部10に係合する。このトラバース材の収容ポケット部14内へと、1つの載置板5、または同様に他の懸架部材21も組み込まれる。
【0030】
このような懸架部材21は、図8から10までに図示されている。この懸架部材21は、それ自体で公知の方法で、テレスコープ式に伸縮自在に形成されており、且つ、先ず第一に、差込み薄板22を備えている。この差込み薄板22は、第1のレール23と、強固に結合されている。この第1のレール23は、ボールベアリング24を介して、中間レール25と、長手方向に移動可能に結合されている。この中間レール25は、他方また、更に別のボールベアリング26を介して、外側レール27と長手方向に移動可能に結合されており、従ってこの懸架部材21は、必要のある場合に、テレスコープ式に伸縮自在である。
【0031】
外側レール27は、図8による2つの保持具28によって、伸長装置底部体29を担持し、この伸長装置底部体上に、図示されていない品物が載置されている。図9による懸架部材21の実施形態の場合、この外側レール27は、ロールフィルム31のための保持体30を担持している。図10による懸架部材21の場合、この外側レール27の保持具28の上に、引き出し32が載置されている。適宜の品物のための、他の担持部材および収納装置は、テレスコープ式に伸縮自在の懸架部材21において配置され得る。
【0032】
図11は、懸架部材21の拡大された概略的な側面図を、差込み薄板22を伴って示しており、この差込み薄板が、トラバース材13の収容ポケット部14内へと組み込まれている。
【0033】
図12および13は、長手支柱2の一部を示しており、この長手支柱に、ドアフレーム33が載置されている。図12において、ただ1つの長手支柱2だけが示されているにもかかわらず、このドアフレーム33は、もちろん、更に別の、閉鎖されるべき棚側面の、図示されていない長手支柱に延在している。図13から見て取れるように、このドアフレーム33は、このドアフレームの背面側において突出したフック状の成形体18を有しており、これらフック状の成形体が、スリット7として形成された、長手支柱2内における切欠き部6内へと係合し、且つ従って、これらスリット7を裏からグリップする。このドアフレームの自重は、このドアフレームを強固にこの長手支柱2内において保持する。
【0034】
ドアフレーム33は、両開きのドア35を収容するためのヒンジ部材34を有しており、この両開きのドアが、このヒンジ部材34に適合するヒンジ部材36を備えている。このドアフレーム33が、棚1の長手支柱2に、懸架されている場合、この両開きのドア35は、ヒンジ部材34と36の結合によって、ドアフレーム33と旋回可能に結合される。
【0035】
更に、例えば、棚1の前面側または背面側を、部分的に、または完全に上張りすることは、可能である。図14および15は、上張り薄板37の一部を示しており、この上張り薄板が、この上張り薄板の側面に、2つの互いに離間されたフック状の成形体18を有している。これらフック状の成形体は、先に説明されたドアフレーム33のような同じ方法で、長手支柱2の適当なスリット7内に懸架される。
【図面の簡単な説明】
【図1】
本発明による棚システムの基本形状における、棚1の透視図である。
【図2】
図1による、長手支柱のIIの部分の部分正面図である。
【図3】
図2による、長手支柱の側面図である。
【図4】
図2による、長手支柱の背面図である。
【図5】
図4による、長手支柱の線V−Vの断面図である。
【図6】
本発明による棚システムのためのトラバース材の正面図である。
【図7】
図6による、トラバース材の概略的な側面図である。
【図8】
本発明による棚システムのための、第1の実施形態における、たたまれた状態の、テレスコープ式に伸縮自在な懸架部材の正面図である。
【図9】
棚システムのための、第2の実施形態における、引き出された状態の、テレスコープ式に伸縮自在な懸架部材の正面図である。
【図10】
棚システムのための、トラバース材内へと差し込まれた、第3の実施形態における、たたまれた状態の、テレスコープ式に伸縮自在な懸架部材の正面図である。
【図11】
図10による、トラバース材13を伴った、テレスコープ式に伸縮自在な懸架部材の概略的な側面図である。
【図12】
棚の長手支柱に固定されている、ドアを有していないドアフレームの一部分の正面図である。
【図13】
図12による、ドアを伴った、長手支柱およびドアフレームの側面図である。
【図14】
棚システムの長手支柱に差し込むための、剛性の懸架部材の部分正面図である。
【図15】
図14による、剛性の懸架部材の側面図である。
【符号の説明】
1  棚
2  長手支柱
3  脚部
4  支柱
5  載置板
6  切欠き部
7  スリット
8  穿孔
9  穿孔
10 空隙部
11 間隙
12 端面側
13 トラバース材
14 収容ポケット部
15 間隙
16 側縁部
17 突起部
18 フック状の成形体
19 背壁部
20 端部折り曲げされた部分
21 懸架部材
22 差込み薄板
23 レール
24 ボールベアリング
25 中間レール
26 ボールベアリング
27 外側レール
28 保持具
29 伸長装置底部体
30 保持体
31 ロールフィルム
32 引き出し
33 ドアフレーム
34 ヒンジ部材
35 両開きのドア
36 ヒンジ部材
37 上張り薄板

Claims (11)

  1. 品物を収納、および保管するための、基本的に少なくとも1つの、矩形の断面を有する棚(1)から構成されている、棚システムであって、この棚システムが、
    この棚の角位置において、垂直方向の長手支柱(2)が設けられており、
    これら長手支柱の間に、少なくとも1つの載置板(5)が固定されており、
    且つ、この棚が、それぞれの端面側で、離間された屋根トラバース材及び/または底部トラバース材及び/または中間トラバース材(13)を備えており、その際、この長手支柱(2)内に、懸架部材(21)およびトラバース材(13)の、フック状の成形体(18)を収容するための切欠き部(6)が設けられている、様式の上記棚システムにおいて、
    − それぞれのトラバース材(13)が、予負荷され上方へ開放した収容ポケット部(14)を有し、且つ端部側で、それぞれ1つの下方へ整向された突起部(17)が形成されており、この突起部が、少なくとも2つの垂直方向に離間されたフック状の成形体(18)を有し、
    − このトラバース材(13)の収容ポケット部(14)内へと、載置板(5)、または異なる構成の懸架部材(21)が組み込み可能であり、これら載置板または懸架部材が、この収容ポケット部(14)によって自己締付け状態で保持されており、且つ、
    − 場合によっては、これら前方の長手支柱(2)に、フック状の成形体(18)を備えられたドアフレーム(33)が差込み固定可能であり、このドアフレームが、有利には両開きのドア(35)のためのヒンジ(34、36)を有している、
    ことを特徴とする棚システム。
  2. トラバース材(13)は、収容ポケット部(14)、端部側の突起部(17)、およびフック状の成形体(18)でもって、1つの部材から成るように形成されていることを特徴とする請求項1に記載の棚システム。
  3. トラバース材(13)は、屋根トラバース材、底部トラバース材、および中間トラバース材として形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の棚システム。
  4. 切欠き部(6)は、長手支柱(2)内において、垂直方向のスリット(7)として形成されており、これらスリットが、個別に、または対になって、互いに離間して、この長手支柱(2)に形成されており、且つドアフレーム(33)、または所定の懸架部材(21)の補足的なフック状の成形体(18)に係合するように構成されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか一つに記載の棚システム。
  5. それぞれに、棚(1)の端面側(12)に装着されたトラバース材(13)の収容ポケット部(14)内に、1つの部材から成る、または多部材より成る載置板(5)が、差込み可能であるように構成されていることを特徴とする請求項1から4のいずれか一つに記載の棚システム。
  6. それぞれに、棚(1)の端面側(12)に装着されたトラバース材(13)の収容ポケット部(14)内に、懸架部材(21)の差込み薄板(22)が差込み可能であるように構成されていることを特徴とする請求項1から4のいずれか一つに記載の棚システム。
  7. 差込み薄板(22)は、これらが均一の大きさを備えており、且つこれら懸架部材(21)と結合されていることを特徴とする請求項1から6のいずれか一つに記載の棚システム。
  8. 懸架部材(21)は、異なる様式の収納されるべき品物のための担持部材として形成されていることを特徴とする請求項1から7のいずれか一つに記載の棚システム。
  9. 懸架部材(21)は、引き出し(32)、伸長装置底部体(29)、およびそのような物のためのテレスコープ式伸長装置として形成されていることを特徴とする請求項1から8のいずれか一つに記載の棚システム。
  10. 懸架部材(21)は、剛性の担持部材として形成されていることを特徴とする請求項1から8のいずれか一つに記載の棚システム。
  11. ドアフレーム(33)は、一枚扉または多数枚扉のドア(35)のためのヒンジ(34)を有していることを特徴とする請求項1から10のいずれか一つに記載の棚システム。
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