JP2004510198A - 像反転系、検眼鏡補助モジュール、手術用顕微鏡 - Google Patents

像反転系、検眼鏡補助モジュール、手術用顕微鏡 Download PDF

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Abstract

像反転系(500)は、同時に像反転と複数観察光路(503a,503b,504a及び504b)の光路交換を行う。像反転系(500)は、少なくとも1つのポロプリズム系を有しており、収束光路内に装置構成するように構成されている。像反転系(500)の構造高さが小さいので、検眼鏡内で使用される手術用顕微鏡用の補助モジュール内の像反転系として適している。

Description

【0001】
本発明は、像反転系であって、光束を、入射方向から該入射方向に対して横方向の第1の方向に偏向するための第1の鏡と、第1の鏡で偏向された光束を、第1の方向に対して横方向の第2の方向に偏向するための第2の鏡と、第2の鏡で偏向された光束を、第2の方向に対して横方向の第3の方向に偏向するための第3の鏡と、第3の鏡で偏向された光束を、第3の方向に対して横方向の所定方向に偏向するための第4の鏡とを有しており、第1、第2、第3及び第4の鏡は、各々相互に所定角度をなす面法線を有しており、少なくとも2つの鏡は、90°プリズムの表面によって形成されている像反転系に関する。その際、相互に所定角度をなす面法線とは、0°〜180°の所定角度をなす面法線のことである。つまり、これら各面法線は、相互に平行か又は逆平行である。本発明は、更に、そのような像反転系が設けられた手術用顕微鏡補助モジュール、及び、そのような補助モジュールが設けられた顕微鏡、例えば、手術用顕微鏡に関する。
【0002】
冒頭に記載した形式の像反転系は、ドイツ連邦共和国特許公開第3826069号公報から公知である。そこでは、像反転及び2つの観察光路の横方向での交換用のビノクラール手術用顕微鏡のために、8個の90°プリズムから構成されたプリズム系を設けることが提案されている。これら各90°プリズムでは、90°角度で対向するプリズム面は鏡面として作用する。各観察光路は、そのような90°プリズムを用いて顕微鏡レンズ系の光軸に対して垂直方向面で出射して、2回反射して像が反転された後、各々他方の観察光路に案内される。この像反転系は、顕微鏡内に顕微鏡筒と倍率転換器との間に設けられている。手術用顕微鏡の観察光路内に挿入したり、出したり切り換えることができる。
【0003】
”Neumann−Schroeder: Bauelemente der Optik, Hanser Verlag Muenchen, 1992”、176ページに、ポロプリズム及び短縮ポロプリズムの表面で複数回反射することによって像反転された光路を形成することができるやり方について記載されている。
【0004】
ドイツ連邦共和国特許公開第20021995号公報には、補助モジュール付の手術用顕微鏡が開示されており、この補助モジュールは、眼球後部に手術を行うために検眼鏡ルーペが取り付けられている。この補助モジュールは、プリズム構成に基づく系を像反転のために有している。
【0005】
この補助モジュールは、手術用顕微鏡主対物レンズの下側に設けられており、眼底を側方にいる観察者の方に表示することができる。
【0006】
ドイツ連邦共和国特許公開第4114646号公報からは、検眼鏡補助モジュール付の手術用顕微鏡が公知であり、この補助モジュールは、顕微鏡主対物レンズの下側の顕微鏡筒の延長部内に設けられている。この検眼鏡補助モジュールは、対物レンズ側に1つ又は複数の検眼鏡レンズを有しており、この検眼鏡レンズは、第1の中間像で、患者の目の眼底の、高さ及び横方向が反転された像を形成するために使われる。像を正立させて開口絞りを交換する光学系を介して、この第1の中間像面の画像が正立され、横方向が第2の中間像面に結像される。この第2の中間像面の画像は、顕微鏡の観察者が、顕微鏡主対物レンズ及び顕微鏡主対物レンズの方にシフト可能なレンズを通して視ることができる。補助モジュールを用いて、患者の目の関心部分をフォーカシングすることができる。
【0007】
そのような検眼鏡補助モジュールを手術用顕微鏡に用いると、オペレータのために比較的僅かな作業スペースしか利用することができなくなる。つまり、患者の目の眼底を結像するために、検眼鏡レンズ系は目の角膜の上側ギリギリの所に設ける必要があるからである。検眼鏡ルーペに応じて、目の眼底を見えるようにすることができて、オペレータのために比較的広いスペースが可能となるコンタクトレンズ(Kontaktglas)のためには、そのような検眼鏡補助モジュールは設けられていない。
【0008】
ドイツ連邦共和国特許公開第4114646号公報に記載されている検眼鏡補助モジュールは、手術アシスタントによって同じように手術領域を共同して一緒に観察するようにも構成されていない。手術領域を共同して観察することができるようにするためには、使われている手術用顕微鏡に光路の一部をシフトするユニット(Strahlauskoppeleinheiten)を顕微鏡筒の領域内に設けて、1つの観察光路を、主観察者及び副観察者用の各々2つの部分光路に分割する必要がある。このような構成により、主観察者と副観察者は基本的に同じ像を視ることができるようになるが、主観察者と副観察者が知覚する像の輝度は明らかに損失を生じる。
【0009】
目の手術のために、患者の目の眼底を結像するのに、検眼鏡ルーペ乃至コンタクトレンズを使うことができる別の手術用双眼顕微鏡が、ドイツ連邦共和国特許公開第29905969号公報に記載されている。この手術用顕微鏡は、光路内の顕微鏡主対物レンズの前で回動可能な付加レンズを有している。倍率転換器の上側に、顕微鏡筒内に像反転のためにシフトして光路内に挿入したり出したりする系が設けられており、この系により、オペレータのために、目の眼底を横方向及び瞳孔が正立した結像を形成することができるようになる。しかし、このような、像反転系の装置構成は、比較的高い顕微鏡構造となってしまう。従って、視る高さが相応に高くなってしまい、その際、オペレータは不利な作業姿勢しかとれなくなってしまう。更に、この構成方式では、観察者が視ることができる顕微鏡像は、顕微鏡主対物レンズの大きさによってではなく、像反転系のディメンションによって限定されてしまう。その結果、観察者はぼやけた顕微鏡像しか視ることができなくなってしまう。更に、顕微鏡が一方では患者の目の眼底を検査するために、検眼鏡ルーペ乃至コンタクトレンズと一緒に使われ、しかも、目の角膜を観察するために検眼鏡ルーペ乃至コンタクトレンズを光路から外す場合、顕微鏡のシャープさの調整を換えて作業する必要がある。一方では、これにより手術過程が妨げられ、他方では、これにより、光学系の焦点面も移動してしまう。結局、観察者にとって、不所望な倍率転換となってしまう。更に、この構成方式では、付加レンズ、検眼鏡ルーペ乃至コンタクトレンズの不所望な結像誤差を補正することはできない。
【0010】
ドイツ連邦共和国特許公開第3539009号公報からは、顕微鏡主対物レンズの前側に設けられた像反転系を有していて、検眼鏡レンズを有する、双眼手術用顕微鏡用の補助モジュールが公知である。この検眼鏡レンズを用いて、目の眼底が、補助モジュール内に設けられた中間像面内に結像される。この中間像面の画像は、フィールドレンズと像反転系を介して顕微鏡主対物レンズに投射される。更に、そのような顕微鏡構成では、オペレータにとって極めて僅かな作業スペースしかなく、患者の目の上に設けられるコンタクトレンズを使うことができない。更に、手術中、交互に患者の目の眼底又は網膜を観察する必要がある場合、補助モジュールを光路から外して、顕微鏡主対物レンズのフォーカシング調整を変更する必要がある。
【0011】
従って、本発明が基づく課題は、手術を行うために目の後部に設けられた、手術顕微鏡用の補助モジュールを使用することができ、並びに、補助モジュールを手術顕微鏡用及び顕微鏡用に構成して、オペレータ用の最大可能な作業スペースを確保しつつ、網膜及び眼底を各々側方から正立像で観察することができる、構造高さが小さな像反転系を提供することである。
【0012】
本発明によると、この課題は、冒頭に記載した形式の像反転系を、少なくとも1つの鏡は、ポロプリズムの表面であるようにすることにより解決される。そのような、本発明の像反転系では、鏡として作用するポロプリズムの表面は、それと同時に90°プリズムの表面である。このようにして、像反転系の構造形状をコンパクトにすることができる。
【0013】
本発明の実施例では、ポロプリズムは、短縮II型ポロプリズムとして構成されている。従って、II型ポロプリズム系は、光路交換に必要であるような、光路入射光束と出射光束とを所望のようにずらすのに卓越して適している光学系コンポーネントであることが分かる。それと同時に、II型ポロプリズム系を用いると、像反転される。II型ポロプリズム系は、比較的コンパクトに構成される。そのようなプリズム系を手術用顕微鏡用の構造群内に用いると、手術用顕微鏡の寸法を、最大可能作業スペース又は手術領域の各部によって不所望に覆い隠される点に関して最適化することができる。その際、像反転及び光路交換を光学コンポーネントを用いて達成することができ、それにより、光束の全光路を比較的短い光路長にすることができる。
【0014】
像反転系は、鏡の面法線に対して横方向の軸を中心にして回転可能な、即ち、鏡の面法線に対して平行でない軸に回転可能に固定された、少なくとも1つの鏡を有しているので、所定の収束光路で使用するのに適した、調整可能な像反転系を提供することができる。
【0015】
本発明の実施例では、像反転系は、少なくとも1つの鏡を有しており、この鏡は、鏡面に対して横方向にシフト可能である。その際、所定の鏡面に対して横方向とは、この鏡面に対して平行でない各方向のことである。このようにして、光路シフトを調整可能な像反転系を提供することができる。
【0016】
本発明の実施例では、像反転系は、少なくとも1つの鏡を有しており、この鏡は、90°プリズムの表面として構成されており、その際、90°プリズムは、このプリズムの表面に対してほぼ平行な軸を中心にして回転可能である。その際、面に対してほぼ平行な軸とは、この面に対して垂直方向でない各軸のことである。このようにして、像反転系を簡単に構成することができる。
【0017】
本発明の実施例では、像反転系は少なくとも2つの回転可能な鏡と、少なくとも2つのシフト可能な鏡を有している。このようにして、像反転系を透過する光束を結像系の光軸に関して配向することができる。
【0018】
本発明の実施例では、像反転系は、対称な装置構成となるように互いに相手の中に組み入れられた2つのポロプリズム系を有している。このようにして、系の構造高さを最小にすることができる。
【0019】
像反転系として1つ又は2つのII型ポロプリズムを有する手術用顕微鏡用の補助モジュールを、特にコンパクトに構成することができる。
【0020】
従って、本発明の像反転系を有する補助モジュールを用いて、横方向に正立の顕微鏡像での高い画質を達成することができる。手術用顕微鏡の光路内に、顕微鏡主対物レンズの前側に、正確に調整可能な像反転系を有する補助モジュールが設けられているので、観察者の目でのビノクラール誤差の限界値が超過しないようにすることができる。
【0021】
像反転系の対物レンズ側に設けられた補助モジュール内のフォーカス光学系を用いて、目の手術の際に、検眼鏡ルーペとコンタクトレンズとを選択的に使用することができる。補助モジュールのフォーカス光学系は調整可能に保持されているので、補助モジュール自体を患者の目の屈折を補償することができ、更に、種々異なる検眼鏡ルーペ乃至コンタクトレンズ及び顕微鏡主対物レンズに容易に適合させることができる。有利には、フォーカス光学系は、少なくとも1つの収束レンズを有している。このようにして、補助モジュールが接続された顕微鏡主対物レンズのフォーカス面を移動させることができる。フォーカス光学系は、補助モジュール内に少なくとも1つの分散レンズを有しているので、補正フォーカス光学系を提供することができる。更に、構造高さを小さくして、フォーカス光学系のシフト経路を小さくすることができる。更に、検眼鏡ルーペ又はコンタクトレンズに起因する結像誤差を補償することができる。有利には、補助モジュールで、収束レンズ又は分散レンズを、フォーカス光学系の光軸に沿って可動に保持することができる。この構成では、光学系のフォーカス面は、手術用顕微鏡及び補助モジュールから変えることができ、その際、手術用顕微鏡の調整を変える必要はない。像反転系及びフォーカス光学系が、補助モジュール内に光路内での切り換えのために構成されている場合、患者の目の角膜を観察したり、網膜を観察したり、快適に切り換えることができる。
【0022】
本発明の実施例では、補助モジュールは、患者の目の網膜の中間像を形成するための検眼鏡ルーペを有している。このようにして、特にコンパクトな補助モジュールを提供することができる。
【0023】
本発明の実施例では、補助モジュールで、フォーカス光学系と検眼鏡ルーペの各焦点距離が相互に調整される。
【0024】
従って、補助モジュールが挿入されている場合には、顕微鏡主対物レンズとフォーカス光学系の焦点面は、検眼鏡ルーペによって形成された中間画像の面の領域内に位置しており、それに対して、像反転系が切り換えられて挿入されていない場合には、手術用顕微鏡のフォーカスは、患者の角膜上に位置しているようになり、その際、このためにリフォーカシングする必要はない。このようにして、目の手術用のために、手術用顕微鏡補助モジュールを容易に調整することができ、目の角膜の観察と目の網膜の観察とを相互に切り換える必要がある。
【0025】
補助モジュール内で、少なくとも2つの観察光路の光路交換が行われるので、空間的な像の印象で、眼底の双眼正立結像が可能となる。
【0026】
少なくとも4つのビノクラール観察光路の光路交換及び像反転系を有する補助モジュールにより、手術領域を共同して観察することができるようになり、その際、こうすることにより、主観察像内の輝度が損失を生じるようなことはない。
【0027】
本発明の像反転系又は補助モジュールを装着した手術用顕微鏡は、手術を実施するために、目の後部に最適化される。
【0028】
以下、本発明について図示の有利な実施例を用いて詳細に説明する。
【0029】
その際、
図1は、像反転系の第1の実施例、
図2は、像反転系の第2の実施例、
図3は、像反転系の第3の実施例、
図4は、像反転系の第4の実施例、
図5aは、ビノクラール主観察光路及び随伴観察用の光路用の光路交換系及び像反転系の第1の実施例、
図5bは、前面から視た光路交換系及び像反転系の第1の実施例、
図6は、ビノクラール主観察光路及び随伴観察用の光路用の光路交換系及び像反転系の第2の実施例、
図7は、補助モジュール付手術用顕微鏡、
図8は、光路交換系及び像反転系が光路内で切り換えられる補助モジュール付の手術用顕微鏡主対物レンズを通る光路の一部分、
図9は、光路交換系及び像反転系が光路内で切り換えられる補助モジュール付の手術用顕微鏡主対物レンズを通る光路の一部分
である。
【0030】
図1の像反転系100は、2つの90°プリズム102及び103が対応して設けられた部分プリズム101から構成されている。ポロプリズムの特殊な場合として、部分プリズム101は、半分の短縮II型ポロプリズムとして構成されている。側面106を通って部分プリズム102に入る光路105の入射光束104は、90°角度で対向する鏡として作用する側面で反射されて、その入射方向から、入射方向に対して横方向である90°プリズム103の方に偏向される。そこで、鏡として作用する側面107で全反射して、光路が部分プリズム101に偏向される。部分プリズム101の、鏡として作用する側面108及び109での反射後、共同して観察するための光路が、部分プリズム101の底面を透過して横方向にずれる。
【0031】
光路105が偏向される部分プリズム101及び両90°プリズムの側面の面法線は、その際、相互に所定角度である。約120°の角度で、光路105が偏向される部分プリズム101の側面の各面法線が相互に形成される。光路105が偏向される両90°プリズム102及び103の各面法線は、同様に約120°の角度をなし、それに対して、側面107及び108の面法線は、90°の領域内の所定角度を形成する。
【0032】
像反転系100の側面での反射により、像反転系100を透過する、像110を結像する光路が、反転像111を形成する。
【0033】
双眼顕微鏡の観察光路内にこの像反転系を使用する際に、種々異なる像反転系に起因する、各観察光路間でのフォーカス及びパララックス差が生じるのを回避するために、一方では、種々の像反転系による結像時の焦点面の位置が、他方では、入射光路及び出射光路の配向、並びに、光軸112に対して相対的なずれが調整可能に保持される。このために、部分プリズム101及び両90°プリズム102及び103は、図示されていない保持フレーム内に調整装置を用いて固定されている。この調整装置により、一方では、部分プリズム101を鏡として作用する側面108に対して横方向の軸113の方向に、両方の向きにシフトして、この部分プリズム101と90°プリズム102及び103との間隔を調整することができる。他方では、保持フレーム内に、90°プリズム102が、調整のために、回転軸114を中心にして回転運動するように固定されており、この回転軸114は、90°の角度で対向しあった、鏡として作用する90°プリズム102の両側面に対して平行である。90°プリズム103は、90°プリズム103の、鏡として作用する側面107の面法線に対して横方向の回転軸114を中心にして回転することができる。
【0034】
図2には、4つの90°プリズム201,202,203及び204を有する像反転系200が示されている。90°プリズム201の側面207を透過する光路206の光束205は、90°の角度で対向する側面で反射され、光束205の入射方向に対して横方向の、90°プリズム202の方向に偏向される。そこでは、側面208で全反射して、光路が横方向に90°プリズム203に偏向される。90°プリズム203の側面209での反射後、光路は90°プリズム204に達して、それから、新たに反射した後、側面210で左右が逆になって90°プリズム204から出射する。図1の像反転系100に相応して、面法線は、90°プリズム201,202,203及び204の、光路206が偏向される面の面法線は、相互に所定角度である。
【0035】
像反転系200の側面での反射により、像反転系200を透過する、像211を結像する光路は、反転像212となる。
【0036】
双眼顕微鏡の観察光路内にこの像反射系を用いた場合に、種々異なる像反転系に起因して、複数の観察光路間でフォーカス及びパララックス差が生じるのを回避するために、一方では、種々異なる像反転系による結像の際に焦点面の位置、他方では、入射及び出射光路の配向、並びに、光軸213に対して相対的なずれを調整可能に保持される。このために、図示していない保持フレーム内に、90°プリズム201,202,203及び204が収容されている調整装置が設けられている。
【0037】
この保持フレーム内に、90°プリズム201及び204が動かないように支承されており、それに対して、90°プリズム202は、調整のために、回転軸214を中心にして回転することができる。この回転軸214は、鏡として作用する、両90°プリズム202及び203の両側面208及び209に対して平行である。更に、保持フレーム内で、この90°プリズム202及び203が共に、このプリズムの側面208及び209の面法線に対して横方向の傾斜軸215を中心にして調整することができ、付加的に、プリズム202及び203の側面208及び209に対して横方向の軸218に沿って共に両方の向きにシフトする。
【0038】
図3には、構造が、ほぼ図2の像反転系200に相応する像反転系300が示されている。この像反転系は、90°プリズム301,302,303及び304を有している。90°プリズム301の側面307を透過する光路306の光束305は、90°の角度で対向する側面で反射され、90°プリズム302に偏向される。そこで、側面308で全反射して、光路306が90°プリズム303に偏向される。この側面309での反射により、光路306は90°プリズム304に案内されて、それから、側面310で新たに反射した後、90°プリズム304から出射する。像反転系300の側面での反射により、像反転系200を透過した、像311を結像する光路は、横方向にずらさた反転像312を形成する。
【0039】
一方では、種々の系による結像時の焦点面の位置、並びに、他方では、像反転系300によって生じる光路ずれ、及び、入射及び出射光路の、光軸313に対する相対的な配向は、調整可能に保持される。このために、図示していない保持フレーム内に、90°プリズム301,302,303及び304が収容されている調整装置が設けられている。この保持フレーム内に、90°プリズム301及び302が動かないように支承されており、それに対して、90°プリズム302は、調整のために、鏡として作用する、90°プリズム302の側面に対して平行な回転軸314を中心にして回転し、90°プリズム303は、傾斜運動して、側面309の面法線315に対して横方向の回転軸316を中心にして調整することができる。更に、保持フレーム内には、90°プリズム302及び303が、図2の像反転系200に相応して、共に、90°プリズム302及び303の側面308及び309に対して横方向の軸317に沿って両方の向きにシフトする。
【0040】
図4には、図1の像反転系400が示されており、この像反転系400は、2つの同一部分プリズム401及び402から構成されており、このプリズムは、各々特別な場合として、1/2の短縮II型ポロプリズムの形式で構成されている。部分プリズム401及び402は、各々その大きな側面403及び404の面が相互に当接していて、相互に相応の側面407及び408の外側を向いた面法線405,406が相互に平行であるようにされている。
【0041】
部分プリズム401の側面407を透過する光路410の光束409は、鏡として作用する側面411で反射され、その入射方向から、当該入射方向に対して横方向に偏向され、その方向で、部分プリズム401の側面412に当たる。そこで、鏡として作用する側面412で全反射して、光路が部分プリズム402内に、その側面413の方向に偏向される。光路は、側面413で反射され、部分プリズム402の側面414に対して横方向に偏向される。更に、光路はここで反射され、部分プリズム402の底面を通って像反転系400から出射される。像反転系400の側面での反射により、像反転系400を透過した、像415を結像する光路は、左右が逆になって反転像416に結像される。
【0042】
像反転系400では、各面法線417,418は相互に約120°の角度である。面法線419及び420にも相応し、それに対して、面法線418及び419は、90°の領域内の角度で相互に配向されている。光路410が偏向される部分プリズム401及び402の側面の面法線は、相互に所定角度をなす。
【0043】
図5aには、ビノクラール主観察光路とビノクラール共同観察光路用の光路交換と像反転を同時に行う系が示されている。光路交換及び像反転系500は、図4の像反転系400に相応する第1の像反転系501から構成されており、像反転系502は、詳細に図示されていない保持フレームを有しており、この保持フレームは、図1の像反転系100に相応して構成されている。この第1の像反転系501及び第2の像反転系502は、対称的な装置構成になるように一緒に接合され、図5aには詳細に示されていない保持部内に取り付けられている。この保持部には、像反転系502の保持フレームが固定されている。この保持フレームは、90°プリズム502a及び502b並びに短縮ポロプリズムとして構成された部分プリズム502cを保持しており、その際、90°プリズム502aは、調整のために回転軸502dを中心にして回転し、90°プリズム502bは、調整のために回転軸502eを中心にして回転する。更に、保持フレーム内に、部分プリズム502cが軸502fに沿ってシフトするようにしてもよい。
【0044】
光束503a及び503bのビノクラール光路の場合、像反転系501は像反転系としても光路交換系としても作用する。それに対して、光束504a及び504bからなるビノクラール光路の光束504aの場合、像反転系501は、横方向にずれると同時に像反転しか行わない。対応して設けられているビノクラール光路の光束504bは、像反転系502を透過するので、光路交換及び像反転系500は、4つの光路から形成される。
【0045】
90°プリズム502a及び502b並びに像反転系502内の部分プリズムの調整手段により、光束504a及び504bの光路用のフォーカス及びパララックス差は、プリズムの相応の調整によって補償される。従って、光路交換及び像反転系500は、正確に、収束光路内の装置構成用に調整することができ、例えば、手術用顕微鏡の主対物レンズの前に設けられている。
【0046】
図5bには、光路交換及び像反転系500の正面図が示されている。観察光束503a及び503b並びに504a及び504bは、例えば、手術用顕微鏡主対物レンズの直径によって決められる非常に狭いスペースに保持されている。
【0047】
図6には、ビノクラール主観察光路とビノクラール共同観察光路の光路交換及び像反転を同時に行う系の別の実施例600が示されている。更に、光路交換及び像反転系600は、図4の像反転系400に相応する第1の像反転系601から構成されており、像反転系602は、図2の像反転系200に相応して、又は、図3の像反転系300に相応して構成されている詳細に図示されていない保持フレームを有している。この第1の像反転系601及び第2の像反転系602は、対称的な装置構成となるように一緒に接合されている。光路交換及び像反転系600は、更に、図6に詳細に示されていない保持部に取り付けられている。この保持部には、像反転系602の保持フレームが設けられている。この保持フレームは、90°プリズム602a,602b,602c及び602dを有しており、その際、90°プリズムの位置は、図2及び3を用いて説明した択一的な、運動軸用の構成に相応して調整可能である。
【0048】
像反転系601は、光束603a及び603bのビノクラール光路の場合、光路交換及び像反転系として作用する。それに対して、光束604a及び604bからなるビノクラール光路の光束604aの場合、光路の横方向ずれを生じると同時に像を反転する系としてのみ作用する。対応して設けられているビノクラール光路の光束604bは、像反転系502を通って案内されるので、光路交換と同時に像反転を行う系500は、4つの光路から形成される。
【0049】
4つの90°プリズム(像反転系602内の4つの90°プリズム602a,602b,602c及び602dが可能である)の調整手段により、光路の、光束604a及び604bからのフォーカス、及びパララックス差を、プリズムの相応の調整によって補償することができ、その結果、光路交換及び像反転系600を同様に正確に調整することができ、つまり、殊に、収束光路内に装置構成することができる。
【0050】
図7には、主観察者及び副観察者用のビノクラール観察光路702,703及び708を有する双眼顕微鏡式手術用顕微鏡として構成された顕微鏡700が示されている。顕微鏡700は、各々別個に左側観察光路及び右側観察光路702,703用のレンズ系が設けられた筒701を有している。左側の観察光路702及び右側の観察光路703は、共通の顕微鏡主対物レンズ704を透過する。図1に詳細に示されていない主観察者用に、顕微鏡700に接眼レンズユニット705が設けられている。この接眼レンズユニット705によって、手術領域が人間の眼720に見えるようになる。
【0051】
手術用顕微鏡700の筒701内に、顕微鏡主対物レンズ704の上側に、偏向鏡系706が設けられていて、共同観察者が、接眼レンズユニット707及びビノクラール観察光路708によって同様に手術領域を観察することができるようになる。ビノクラール観察光路708は、更に左側及び右側の観察光路を有しており、この光路は、左側及び右側観察光路702及び703に対して、顕微鏡主対物レンズ704によってずれて透過する。従って、手術領域の共同観察が、ビームスプリッタ技術を用いる場合に比較して輝度の損失なしに行うことができる。
【0052】
手術用顕微鏡700の筒701には、顕微鏡主対物レンズ704の下側に、横方向及び像正立で結像するために、目720の眼底721の補助モジュール750が設けられている。この補助モジュール750は、バヨネットロックを用いて筒701と迅速且つ容易に交換できるように結合されている。補助モジュール750は、像反転及び光路交換系751、フォーカス光学系752並びに検眼鏡ルーペ753を有している。補助モジュール750内の像反転及び光路交換系は、ビノクラール観察光路を同時に像反転及び光路交換するように構成されている。この系は、顕微鏡主対物レンズ側の補助モジュール750の領域内に設けられている。フォーカス光学系752は、像反転及び光路交換系751の下側に、補助モジュール750の、手術領域側の領域内に設けられている。この光学系は、収束レンズ752a及び分散レンズ752bを有している。フォーカス光学系752には、検眼鏡ルーペ753が対応して設けられている。
【0053】
人間の眼720の手術を行うために、顕微鏡700の顕微鏡主対物レンズ704が、人間の眼720の網膜722上にシャープに調整される。
【0054】
フォーカス光学系752は、観察光路702,703及び708を、検眼鏡ルーペ753が眼底721の横方向にずれた像を投影する中間像面754にフォーカシングする。この中間像面754の位置は、一方では、検眼鏡ルーペ753自体の屈折力によって決められ、他方では、目の距離、目の幾何状態自体及び眼のレンズの屈折力によっても決められる。フォーカス光学系752は、調整可能に構成されており、その際、収束レンズ752aは、フォーカス光学系722の光軸に沿ってシフト可能に支承されている。従って、補助モジュール750付の顕微鏡700の作動距離は、人間の眼120によって調整可能に保持することができ、非正視又は無水晶体症の患者の目に適合させることができる。
【0055】
フォーカス光学系を、分散光が種々異なるようにし、収束レンズが動かないように保持されるか、又は、両レンズがフォーカス光学系の光軸に沿ってシフトすることができるように構成してもよい。
【0056】
図8には、図7の顕微鏡700の筒の下側領域801の一部分が、副観察者用の観察光路804,805の経過特性と一緒に示されている。
【0057】
主対物レンズ802によって形成される、副観察者の観察瞳用のビノクラール観察光路804,805は、フォーカス光学系806を用いて、患者の目808の網膜807にフォーカシングされた顕微鏡主対物レンズ802で、検眼鏡ルーペ810の中間像809に調整される。検眼鏡ルーペ810は、眼底812の横方向にずれた像が中間像面811に投影される。
【0058】
像反転及び光路交換系813は、ビノクラール観察光路の各々に対して、眼底812の、横方向にずれた像を中間像面811内で反転させる。中間像面811から見て、像反転及び光路交換系813内で、フォーカス光学系806の光軸814の上側に形成される光路805aが、左右が逆になって、フォーカス光学系806の光軸814の下側に形成される光路805bに偏向される。フォーカス光学系806の光軸814の下側に形成される光路804aは、像反転及び光路交換系813によって、フォーカス光学系806の光軸814の上側の光路804bに変換される。相応して、像反転及び光路交換系813は、中間像面811から見て、図2に示されていない、フォーカス光学系の光軸814の左側のビノクラール光路を、この光軸の右側の光路に偏向する。フォーカス光学系の光軸814の右側の光路は、像反転及び光路交換系813によって、この光軸の左側の光路に偏向する。従って、観察光路の双眼特性により、主観察者にも副観察者にも、眼底812の横方向及び瞳の正立像が空間的な印象で形成される。
【0059】
補助モジュール803では、検眼鏡ルーペ810、フォーカス光学系806及び像反転及び光路交換系813は、詳細に図示していない機構を用いて、例えば、シフトして入ったり、又は、回転して入ったりする機構を用いて光路内に挿入したり出したりすることができるように保持される。
【0060】
図9には、図1の顕微鏡1の筒901の下側領域の一部分が、顕微鏡主対物レンズ902に接続された補助モジュール903と共に示されている。ここでは、像反転系913、フォーカス光学系及び検眼鏡ルーペ910は、光路からスイッチングされている。この場合、フォーカス面は、顕微鏡主対物レンズの観察光路に相応し、検査すべき患者の目908の角膜907のところに位置している。
【0061】
像反転及び光路交換系913の場合と同様に、補助モジュール903は、検眼鏡ルーペ910とフォーカス光学系906の、各々適切な回転又はシフト機構の光路内へのスイッチング、及び、光路内からのスイッチング用に有している。この実施例に対して択一的に、補助モジュールを全体として光路から取り外すための機構を設けてもよい。有利には、そのような機構に制御可能な駆動部を対応して設けてもよい。
【0062】
4つの観察光路で構成された光路反転及び像反転系を用いて、顕微鏡主対物レンズでの輝度損失なしに、0°の視角及び主観察者と同じ立体の角度で手術領域を完全に等価にビノクラール副観察することができるようになる。
【0063】
観察光路は、相互に依存せずに顕微鏡主対物レンズを透過するので、ビームスプリッタ技術を用いた場合に較べて主観察者及び副観察者に対して輝度損失なしに手術領域を副観察することができる。
【0064】
像反転及び光路交換系を、4つのビノクラール観察光路の像反転及び光路交換用に構成する代わりに、系を、3つの観察光路の像反転及び光路交換用にだけ構成してもよい。例えば、2つのビノクラール主観察光路及び副観察光路用の像反転及び光路交換部を設けてもよい。1つ又は2つの観察光路用に像反転部を1つだけ設けてもよい。この場合、しかし、観察者には、立体的な顕微鏡像は呈示されない。任意選択的に、そのような系を、像反転用にも主観察光路用にも、更に、3つの副観察光路用に構成してもよい。
【0065】
顕微鏡主対物レンズに取り付けるための、補助モジュールの図示されていない変形実施例は、患者の目の眼底を結像するために、外部検眼鏡ルーペ乃至コンタクトガラスと共に使用するように構成されている。従って、そのような補助モジュールは、検眼鏡ルーペなしに構成されている。しかし、補助モジュール内のフォーカス光学系により、検眼鏡ルーペ乃至コンタクトレンズを用いて形成された、患者の目の中間像にフォーカシングすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】
像反転系の第1の実施例
【図2】
像反転系の第2の実施例
【図3】
像反転系の第3の実施例
【図4】
像反転系の第4の実施例
【図5】
ビノクラール主観察光路及び随伴観察用の光路用の光路交換系及び像反転系の第1の実施例及び前面から視た光路交換系及び像反転系の第1の実施例
【図6】
ビノクラール主観察光路及び随伴観察用の光路用の光路交換系及び像反転系の第2の実施例
【図7】
補助モジュール付手術用顕微鏡
【図8】
光路交換系及び像反転系が光路内で切り換えられる補助モジュール付の手術用顕微鏡主対物レンズを通る光路の一部分
【図9】
光路交換系及び像反転系が光路内で切り換えられる補助モジュール付の手術用顕微鏡主対物レンズを通る光路の一部分

Claims (21)

  1. 像反転系(100,500,600)であって、
    −光束(104)を、入射方向から該入射方向に対して横方向の第1の方向に偏向するための第1の鏡と、
    −前記第1の鏡で偏向された光束を、前記第1の方向に対して横方向の第2の方向に偏向するための第2の鏡(107)と、
    −前記第2の鏡(107)で偏向された光束を、前記第2の方向に対して横方向の第3の方向に偏向するための第3の鏡(108)と、
    −前記第3の鏡(108)で偏向された光束を、前記第3の方向に対して横方向の所定方向に偏向するための第4の鏡(109)とを有しており、
    −前記第1、第2、第3及び第4の鏡は、各々相互に所定角度をなす面法線を有しており、
    −少なくとも2つの鏡(107)は、90°プリズム(102,103)の表面によって形成されている
    像反転系において、
    −少なくとも1つの鏡(109)は、ポロプリズム(101)の表面である
    ことを特徴とする像反転系。
  2. ポロプリズムは、短縮II型ポロプリズム(101)として構成されている請求項1記載の像反転系。
  3. 例えば、請求項1又は2記載の像反転系(100,200,300)において、
    −光束を、入射方向から該入射方向に対して横方向の第1の方向に偏向するための第1の鏡と、
    −前記第1の鏡で偏向された光束を、前記第1の方向に対して横方向の第2の方向に偏向するための第2の鏡(107,208,308)と、
    −前記第2の鏡(107,208,308)で偏向された光束を、前記第2の方向に対して横方向の第3の方向に偏向するための第3の鏡(108,209,309)と、
    −前記第3の鏡(108,209,309)で偏向された光束を、前記第3の方向に対して横方向の所定方向に偏向するための第4の鏡(109,210,310)とを有しており、
    −第1、第2、第3及び第4の鏡(107,208,308,108,209,309,109,210,310)は、各々相互に所定角度をなす面法線(116,216,217,315)を有しており、
    −少なくとも2つの鏡(107,208,308,108,209,309,109,210,310)は、90°プリズム(102,103,201,202,203,204,301,302,303,304)の表面によって形成されている
    像反転系において、
    −少なくとも1つの鏡(107,208,209)は、鏡の面法線(116,216,315)に対して横方向の軸(115,214,314)を中心にして回転可能である
    ことを特徴とする像反転系。
  4. 少なくとも1つの鏡(108,208,209,308,309)が、鏡面に対して横方向(113,218,314)にシフト可能である請求項1から3迄の何れか1記載の像反転系。
  5. 少なくとも1つの鏡(107,208,308,309)が、90°プリズム(102,103,202,302,303)の側面として構成されており、前記90°プリズム(102,103,202,302,303)は、当該プリズムの前記側面に対してほぼ平行な軸(114,115,214,215,314,316)を中心にして回転可能である請求項3又は4記載の像反転系。
  6. 少なくとも2つの鏡(107,208,209,308,309)が回転可能であり、少なくとも2つの鏡(108,109,208,209,308,309)がシフト可能に支承されている請求項3から5迄の何れか1記載の像反転系。
  7. 像反転系(500,600)が対称的に互いに相手の中に組み入れられた2つのポロプリズム系(501,502,601,602)を有している請求項7記載の像反転系。
  8. 例えば、手術用顕微鏡(704)用の、顕微鏡の主対物レンズに取り付けるための像反転系(751)付の補助モジュール(750)において、
    像反転系が請求項1から7迄の何れか1により構成されている
    ことを特徴とする補助モジュール(750)。
  9. 例えば、手術用顕微鏡(704)用の、顕微鏡の主対物レンズに取り付けるための像反転系(751)付の補助モジュール(750)において、
    像反転系は、II型ポロプリズムを有している
    ことを特徴とする補助モジュール(750)。
  10. 例えば、手術用顕微鏡(704)用の、顕微鏡の主対物レンズに取り付けるための像反転系(751)付の補助モジュール(750)において、
    像反転系は、2つのII型ポロプリズムを有している
    ことを特徴とする補助モジュール(750)。
  11. 顕微鏡の主対物レンズ(704)に取り付けるための、請求項8,9又は10記載の補助モジュール(750)であって、
    −前記顕微鏡の主対物レンズ(704)の焦点距離を変えるための調整可能なフォーカス光学系(752)と、
    −前記フォーカス光学系(752)に対応して設けられた像反転系(751)とを有しており、
    −前記補助モジュール(750)を顕微鏡の主対物レンズ(704)に取り付けるために、前記像反転系(751)は、前記補助モジュール(750)の、前記顕微鏡主対物レンズ(704)側の面に設けられている
    補助モジュール(750)において、
    −像反転系(751)は、少なくとも2つのビノクラール観察光路(702,703,708)の光路交換用の系として構成されている
    ことを特徴とする補助モジュール(750)。
  12. 像反転系(751)は、少なくとも4つのビノクラール観察光路(702,703,708)の光路交換用の系として構成されている請求項11記載の補助モジュール(750)。
  13. フォーカス光学系(752)は、少なくとも1つの分散レンズ(752b)を有している請求項11又は12記載の補助モジュール(750)。
  14. フォーカス光学系(752)は、少なくとも1つの収束レンズ(752b)を有しており、該収束レンズ(752b)は、フォーカス光学系(752)の光学軸(814)に沿って可動である請求項11から13迄の何れか1記載の補助モジュール(750)。
  15. 分散レンズ(152b)は、フォーカス光学系(752)の光学軸(814)に沿って可動である請求項13記載の、又は、請求項14が請求項13に関係している場合に請求項14記載の補助モジュール(750)であって、分散レンズ(152b)は、フォーカス光学系(752)の光学軸(814)に沿って可動である補助モジュール(750)。
  16. 像反転系(751)は、光路内に挿入したり、出したり切り換え可能である請求項8から15迄の何れか1記載の補助モジュール(750)。
  17. 請求項11記載の、又は、請求項12から16が請求項11に関係している場合に請求項12から16迄の何れか1記載の補助モジュール(750)において、フォーカス光学系(752)は、光路内に挿入したり、出したり切り換えられるように構成されている補助モジュール(750)。
  18. 人間の眼(720)の中間画像を形成するために、補助モジュール(750)は、検眼鏡ルーペ(753)を有している請求項8から17迄の何れか1記載の補助モジュール(750)。
  19. フォーカス光学系(752)と検眼鏡ルーペ(753)の各焦点距離は相互に調整されている請求項18記載の補助モジュール(750)。
  20. 請求項1〜7の何れか1記載の像反転系を有する顕微鏡、例えば、手術用顕微鏡(700)。
  21. 請求項8〜19の何れか1記載の補助モジュール(750)を有する顕微鏡、例えば、手術用顕微鏡(700)。
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