JP2004508119A - ピアス穴を開ける際の安全性を増大させるためのシステム、方法、および装置 - Google Patents
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Abstract
ピアス穴開けの安全性を増大させるためのシステム、方法、および装置が提供される。本発明は、耳のピアス穴開けシステムを含み、このシステムは、磁石(106)を有するピアス穴開けポスト(102)および位置合わせ標的(114)、ならびに装飾付イヤリング要素(104)を備え、この装飾付イヤリング要素(104)もまた、(反対の極性の)磁石(108)および位置合わせ標的を備える。位置合わせ標的と関連する、磁石(または強磁性材料)の自然な誘引は、耳のピアス穴開け手順の後のピアス穴開けポストの不注意なまたは故意の時期尚早の除去の危険性なしに、個人が装飾付イヤリング要素を容易に取外し交換することを可能にする。
Description
【0001】
(発明の背景)
本発明は、ピアス穴を開けるためのシステム、方法および装置に関する。より詳細には、本発明は、自分の耳または他の身体部分に穴を最近開けた人々に、所定の治癒レジメンに従った後、自分の耳からポストを取り外すそうとする動機付けを高めることに関する。本発明の原理はまた、穴を開けた耳の継続的な予防的健康維持にも適用され得る。
【0002】
ピアスイヤリングは、利用可能な最もポピュラーな型のイヤリングであるが、これらは、その耳(例えば、耳たぶ、耳介軟骨)に穴を開けることを必要とする。新しくピアス穴を開けるために推奨される事後手順が、所定の治癒レジメン(これは、代表的には、約1ヶ月を超え、そして3ヶ月ほどの長い期間であり得る)の間、挿入されたポストを耳に維持することであることは、周知である。さらに、この事後手順はまた、代表的に、少なくとも毎日のポストの回転を必要とし、その治癒される耳の部分がポストに接着しないようにする。耳にピアス穴を開けるために使用される装置(例えば、Mann、米国特許第4,030,507号(表題「Sterile Earlobe−piercing Assembly」に記載される装置)は、しばしば、新しいイヤリングの装飾部分(通常、小さいシンプルな球状の装飾)を利用する。
【0003】
しかし、個人が自分の耳にピアス穴を開ける理由の1つは、多くの装飾性の高い、様々なサイズのイヤリングを使用したいという願望であり、このことは、しばしば、ピアス穴を開けるプロセスの一部として挿入された「スターター」イヤリングを時期尚早に取り外す人々を生じる。例えば、感染のような健康上の問題は、例えば、質の低い金属から作製され得る、非滅菌イヤリングの時期尚早の使用から生じ得、このような質の低い金属は、その耳の治癒部分に対して、長期間のピアスイヤリングの使用者(代表的な「初めての」イヤリングは、しばしば、比較的純粋で、高品質の材料(例えば、金)から作製される)が経験するよりも重篤な影響を有し得る。不幸にも、このことは、感染および不快感を導き得、これらは、適宜処理されない場合、その個人にとっての健康上の問題、および宝石業界にとってのピアスイヤリングの顧客の損失の両方を生じ得る。
【0004】
同様の問題はまた、定期的にピアスイヤリングを付けない個人にも生じ得る。これらの状況下では、ピアス穴は、閉じ始め得るか、またはピアス穴は、そのピアス穴へのイヤリングポストの低頻度の挿入から、容易に感染されるようになり得る。
【0005】
他の個人は、これらの問題を解決することを試みている。例えば、Ferro、米国特許第3,504,507号は、イヤリングの装飾要素を取り替える方法を記載する。Ferroは、装飾要素を着脱するための機械的手段をその一端に有する、イヤリングポストを記載する。しかし、Ferroは、そのポストが、そのイヤリングのバッキングとして作用するディスクを、非装飾的目的で有することを必要とする。従って、ポスト自体は、耳にピアス穴が開けられた後に、その耳に挿入される。さらに、Ferroは、装飾要素を着脱するためのインターロック機構を利用する。これは、装飾要素を取り替える間に、ポストがそのピアス穴から不注意に取り外されることを生じ得る。たとえポストが取り外されないとしても、装飾要素の着脱に必要とされるこの操作は、その弱い、新しくピアス穴を開けたデリケートな組織の不注意の出血および裂傷を生じ得る。
【0006】
Hernandez、米国特許第4,783,974号は、再取り付け可能な分離(break−a−way)装飾およびネックレスを記載する。これらのデバイスは、ピアス穴を通り、そして耳たぶの後ろの従来のバッキングに取り付けられる一端を有する、ポストを備える。他端は、雄型コネクタまたは鉄性のコアを備え、これは、ネックレスまたは他の装飾要素に取り外し可能に取り付けられ得る。Hernandezは、ピアスイヤリングではない。さらに、Ferroと同様に、Hernandezは、ピアス穴を開ける手順の後にピアス穴に挿入されるポストを利用する。これは、新しくピアス穴を開けた耳に、不快感、痛みまたは感染の発生さえも生じ得る。さらに、Hernandezの機械的インターロックはまた、装飾の取り替え中に、または治癒プロセスが完了した長期間後でさえ、耳からポストが不注意に取り外されることを生じ得る。
【0007】
Erickson、米国特許第4,781,036号もまた、取り替え可能な装飾性のイヤリング要素を有する、ピアス穴を開けた耳のイヤリングを記載する。Ferroと同様に、Ericksonは、装飾要素をポストに取り付けるための機械的インターロックを記載する。さらに、Ericksonは、その取り付け機構がポストの両端でねじによって取り付けおよび取り外しされることを必要とし、これは、装飾要素の取り替え中にポストがピアス穴から不注意に取り外されることを生じる。
【0008】
Thomas、米国特許第5,411,516号は、耳にピアス穴を開けるデバイスおよび方法を記載し、これは、「従来のイヤリングのポストが、治癒プロセス中に、交換可能に、ピアス穴を開けた耳に挿入されそしてピアス穴を開けた耳から取り外されるのを可能にする」(要約を参照のこと)。FerroおよびHernandezとは異なり、Thomasは、治癒プロセス中にピアス穴に保持されるポストを利用する。しかし、このポストは、従来のピアス穴開け用のポストよりも実質的に大きい直径を有する、中空のチューブである。この中空のチューブは、2つの潜在的な問題を呈する。第1に、この大きいチューブは、必要以上に大きい直径の創傷を生じる。これは、所望されるよりも大きい穴を耳に生じ得る。第2に、そのチューブが、ピアス穴が開いた腔から十分に突き出ない限り、使用者は、治癒プロセスに必要とされる毎日の回転を行うことができない。一旦チューブが配置されると、ゴムプラグが、ピアス穴よりもさらに大きい、耳たぶに配置された腔に挿入される。次いで、従来のポストが、ゴムプラグに挿入され、ゴムプラグは、摩擦を介してその従来のポストを維持する。しかし、この方法もまた、過度に大きい力が引き抜き中に適用される場合、その中空のポストの不注意な取り外しをもたらす傾向があり得、そして治癒プロセス中のデリケートな組織の裂傷を生じ得る。さらに、体液および消毒液の存在は、ゴムプラグの摩擦による握りを低下させ、これは、さらなる問題を生じる。
【0009】
少なくとも上記の理由のために、使用者が、耳にピアス穴を開けた後の治癒期間中に、装飾イヤリング要素を容易に取り替えることを可能にする、耳にピアス穴を開ける方法および装置を提供することが、本発明の目的である。
【0010】
治癒期間の間にピアス穴に固定されたままで維持される、ピアス穴を開けるためのポストを利用する、耳にピアス穴を開ける方法および装置を提供することもまた、本発明の目的である。
【0011】
使用者が、最小限の力で装飾イヤリング要素の容易な取り外しおよび取り替えするのを可能にし、イヤリングポストがそのピアス穴に維持される、耳にピアス穴を開ける方法および装置を提供することが、本発明のなおさらなる目的である。
【0012】
使用者に、広範な種々の、より大きく、より微細な、非金属性の、または非対称的な装飾を治癒療法の間に身に付けさせることが、本発明のさらなる目的である。
【0013】
(発明の要旨)
本発明の上記の目的および他の目的は、穴開けポストが磁石および位置合わせ標的を備え、そして装飾イヤリングが穴開けポストの磁石に装着される強磁性物質を備える、本明細書中に記載されるシステム、方法および装置によって達成される。本発明のいくつかの実施形態において、逆の極性の磁石を有する装飾イヤリングが提供され、これにより、接合プロセスをさらに補助する。このシステムは、本発明の穴開けポストおよびファスナーバックを保持するプランジャーデバイスを備える。穴開けは、好ましくは、訓練を受けた個人が、穴を開けられる身体の一部を清掃し、そして所望の位置に穴開けデバイスを合わせた後に、プランジャーを押すことによって実施される。この穴開けポストは、身体の一部(例えば、耳)を通して挿入され、そしてファスナーバックは、このポストがその開けられた穴に保持されるように、自動的に係合される。当業者は、本発明が、便宜上、耳に穴をあけることに関して、特に記載されており、そして本発明の原理が、任意の身体に穴をあけることに等しく適用されることを理解する。
【0014】
一旦、この穴開け手順が完了すると、この個人は、穴開けポストの突出端部の位置合わせ標的を用いて、一般的な位置合わせで、選択された装飾要素を配置し得る。2個の磁石の天然の引力は、この位置合わせ標的と組み合わせて、ポストにおいて装飾要素のほぼ自動的な位置合わせを提供する。異なる装飾要素が所望される場合、この使用者は、現在の要素を簡単に取り外し得、そしてそれを異なる要素と置き換え得る。2個の磁石および位置合わせ標的の使用は、公知のシステムおよび方法と比較して、装飾要素を取り外すことの困難性を減少させる。例えば、本発明の使用者は、この装飾要素の一方にわずかな圧力を簡単に加え、装飾要素を取り外し得る。しかし、耳垂が天然の平坦なバッキングを提供するので、この装飾要素は、不注意の取り外しから保護される。
【0015】
本発明の使用は、使用者に複数の健康上の利益を提供する。この使用者は、穴を開けられた位置から穴開けポストが時期尚早に取り外されることなく、所定の治癒療法の間中、装飾要素の大きさおよび/または型を容易に変化させ得る。例えば、従来の穴開けシステムは、しばしば、単純な金のボールまたは類似の装飾に限定される。本発明は、使用者が、他では不可能である治癒プロセス(例えば、イヤリングをぶら下げた状態)の間に、穴開けポストが時期尚早に取り外されることなく、他の型のイヤリングを装着することを可能にする。さらに、この位置合わせ標的は、使用者にとって容易に操作される表面を提供し、治癒療法の間に、穴開けポストの規定の取り替えを実施する。これらの利点は、従来の大きさにされた穴開けポストの使用を介して得られ、使用者が、大き過ぎる穴開け穴を作製することを防止する。
【0016】
(図面の詳細な説明)
本発明のシステム、方法および装置は、耳または他の身体の一部に初めて穴開け、そして治療する際に使用した穴開けポストを時期尚早に取り外されることなく、装飾イヤリング要素を、容易にかつ安全に置き換える能力を個人に提供する。
【0017】
図1は、本発明の原理に従って構築された、ピアスイヤリング100の分解バージョンの例示的な分解図を示す。ピアスイヤリング100は、穴開けポスト102、装飾要素104、第1の磁石106、および第2の磁石108を備える。第2の磁石108が、図1に示されるが、当業者は、装飾要素104が強磁性物質(例えば、鋼)から作製された標的を備え得、この標的が、第2の磁石の代わりの要素に付着されることを理解する。しかし、この実施形態は、2個の磁石と同じ程度良好な磁気結合を提供し得なくてもよい。バッキング(図1に示されず)はまた、人体の一部110を通した挿入後に、定位置にイヤリングを保持するために、ピアスイヤリング100中に備えられ得る。例示の目的のために、身体の一部110は、耳垂であることが示されているが、当業者は、身体の一部110が、実際に、穴を開けられ得る任意の身体の一部であり得ることを理解する。この身体の一部としては、いずれかに限定するわけではないが、例えば、上部の耳介軟骨部分、臍領域(宝石類が、しばしば装着される)、および眉領域が挙げられる。希土類材料から形成される磁石を利用することが、好ましくあり得、この希土類材料は、それらの磁力のわりには、軽重量であるというようなさらなる利点を提供する。
【0018】
穴開けポスト102は、1つ以上のへこみ部分112を備え、このへこみ部分112は、これが適切な身体の一部に挿入された後に、この穴開けポストを定位置に保持するのを容易にするために使用され得る。このようなへこみ部分が使用される場合、治癒期間の終了前に穴開けポストが耳から不注意により取り外される機会をさらに減少させるために、へこみ部分112と係合するバッキングが使用される。当業者は、バッキングが、へこみ部112が存在するか否かに関係なく使用され得ることを理解する。さらに、このバッキングは、へこみ部分112と係合するデバイスであり得るか、またはこのバッキングは、穴開けポストの時期尚早の取り外しを防止するように作用する任意の他のデバイス(例えば、摩擦により定位置に保持され得るゴムの小さなブロック)、または取り外しのための機械的作用のいくつかの形態を必要とする、より複雑な止め金システム(この複雑な止め金システムは、弱い組織を出血および/または傷つけさせ得るので、治癒プロセスの間の使用のために好ましいバッキングではない)であり得る。
【0019】
ピアス穴開けポスト102は、装飾要素104に対するポスト整列標的として働くキャビティ114を備え、この装飾要素104自体は、接合整列標的として働き得る。キャビティ114の1つの利点は、1つ以上の側壁を有するレセプタクルとして形成されることであり、このことにより、使用者に、治癒期間の間にピアス穴開けポスト102の必要な取り替えを実施するための表面が提供される。第1の磁石106は、この磁石の幅がキャビティ114を満たさないように、このキャビティ114内に永久的に取り付けられる。キャビティ114の残りの空間は、第2の磁石108で満たされ、この第2の磁石は、装飾要素104がピアス穴開けポスト102に取り付けられる場合、装飾要素104に永久的に取り付けられる。第1の磁石106および第2の磁石108は、それらの極性によってこれらの磁石が互いに磁気的に引きつけられるように、互いに整列される。あるいは、第2の磁石108は、接合整列標的とみなされ得る。
【0020】
いずれの場合においても、この磁石の天然の引力により、使用者は、治癒期間の満了の前および後に、新しいピアスの装飾要素を容易に替え得る。例えば、装飾要素104の取り外しは、圧力が、第1の磁石106と第2の磁石108との間の天然の磁力に勝るように、要素104の表面に穏やかな圧力を付与することによって行われ得る。次いで、装飾要素104は、必要に応じて、この装飾要素を異なる装飾要素と取り替え得る使用者によって、容易に取り外され得る。
【0021】
図2は、本発明のピアスイヤリング100の完全に組み立てられたバージョンの長手軸方向の部分図を示す。この場合において、ピアス穴開けポスト102は、狭いキャビティ216が身体部分内に配置されるように、この身体部分210を通して挿入されている。本発明の1つの利点は、キャビティ216が標準的なピアスイヤリングのポストと同じサイズであり得ることである。図2にもまた示されるように、バッキング218の例示であり、これは図1には示されていない。上記のように、バッキング218は、身体部分210からピアス穴開けポスト102が時期尚早に外れるのを防止するのを助ける任意の形態であり得る。この例において、バッキング218は、ピアス穴開けポスト102よりもわずかに小さいサイズの穴を有するプラスチックディスクの形態をとる。バッキング218の穴は、この穴が凹み部112と係合するまで、ピアス穴開けポスト102の点を横切ってスライドする。
【0022】
図2はまた、ピアス穴開けポスト102が、装飾要素104のポスト整列標的として働くカップ部分220をどのように備えるかをよりよく示す。第1の磁石106は、カップ部分220内にあり、装飾要素がピアス穴開けポスト102に取り付けられる場合、第2の磁石108と磁気的に係合する。第2の磁石108は、装飾要素104に永久的に取り付けられ、その結果、この第2の磁石108はこの装飾要素104から伸び、このことにより、この第2の磁石108は、カップ部分220の範囲内でフィットし得る。第1の磁石106と第2の磁石108との間の天然の磁力は、装飾要素が装着されている間、この装飾要素104を適所に保つ。第1の磁石および第2の磁石は、円柱部分またはディスク型部分であることが示されているが、当業者は、これらの磁石が代わりの他の形状(例えば、任意の多面形)であり得ることを理解する。例えば、磁石は、四角形であり得る。さらに、両方の磁石が、異なる形状ではなく、同じ形状であることが望まれ得る。例えば、磁石106および108は、四角形、六角形または任意の他の形状であり得る。さらに、磁石106および108が同じ形状であることが有利であり得るが、当業者は、本発明の原理が異なる形状の磁石を使用して実施され得ることを理解する。
【0023】
図3は、キーイングが使用されている本発明のさらなる実施形態の一例を示す。キーイングは、装着者が新しくピアスを取り替える日常的なレジメンを実施する間、装飾要素を適所に保つのを助けるため、このキーイングは特に所望され得る。キーイングがない場合、この装飾要素は滑るかまたは離れ落ち、それによって、このイヤリングの装着者は指定された取り替えを行うことが強力に阻止される。さらに、このキーイングはまた、接合標的と装飾要素とを整列するのを助ける。しかし、キーイングの使用は、装飾要素がなお容易に取り外されるように、行われることが理解されるべきである。例えば、本発明によると、キーイングは、三角形の雄型キーイング、およびわずかに大きなサイズの類似の形状の三角形の雌型キーイングを製造するのと同程度の単純さであり得る。従って、キー溝にキーイングを一致させることは、2つの部品を一緒にさせる磁力を越えるさらなる力をほとんどかまたは全く加えないはずである(すなわち、この2つの部品は、例えば、摩擦のような力によって適所に保持されるべきではなく、その代わりに磁力によって実質的に保持される)。このような相互連結は、使用者に不快感または痛みを生じるか、さらに装飾物の取り替えの間に、柔らかい組織の出血または裂けを生じ得る。
【0024】
本発明のこの実施形態のキーイングの特徴は、それぞれ、第1の磁石306および第2の磁石308に関して示される。この例において、第1の磁石306は、雄型キーイング326を備え、そして第2の磁石308は、雌型キーイング(またはキー溝)328を備える。当業者は、雄型キーイングおよび雌型キーイングが第1の磁石306と第2の磁石308との間に挟まれ得、その結果、第1の磁石306は、雌型キーイングを含み、そして第2の磁石308は、雄型キーイングを含むことを理解する。任意の形状を有し得る磁石自体のように、キーイング自体もまた任意の形状であり得る。
【0025】
図4は、本発明の原理に従って構築される穴あけシステム400の例示である。穴あけシステム400は、従来の穴あけ器具402(例えば、米国特許第4,030,507号、同第5,004,470号、同第5,004,471号および同第5,007,918号(これらの全ては、Invernes Corporationに譲渡され、そしてこれらの全ては本明細書中で参考として援用される)に記載される器具)を含む。システム400は、器具402よび穴あけキット408を備える。器具402は、プランジャー404(これは穴あけを実際に行う熟練した専門家により押される)、およびプッシュロッド406(これは、穴を開けられる身体部分の一部を通してピアス穴開けポストを物理的に押して、穴開けを行う)を備える。
【0026】
本発明によると、穴開けキット408は、少なくとも1つのピアス穴開けポスト102を備え、このポスト102は、その中のキャビティ114内に取り付けられた第1の磁石106を備える。穴開けキット408はまた、バッキング218を備え、その結果、穴を開けられた身体の部分の操作は、穴開けの直後に最小に保たれる。一旦、器具400が、耳または他の身体部分にピアス穴開けポスト102を挿入するために使用されると、使用者は、多数の交換可能な装飾要素から選択し得る。装飾要素の取り外しおよび交換には、この要素の一方の面にかかるわずかな圧力が、それぞれ、第1の磁石106と第2の磁石との間の磁力を崩すためのみに必要である。
【0027】
従って、当業者は、本発明が、限定ではなく例示の目的のために示される、記載される実施形態以外によって実際され得ることを理解し、そして本発明が、上記の特許請求の範囲によってのみ限定されることを理解する。
【0028】
本発明の上記および他の目的および利点は、以下の詳細な説明を考慮し、添付の図面と組み合わせて明らかとなり、ここで、同様の参照番号は、全体にわたって、同様の部分を指す。
【図面の簡単な説明】
【図1】
図1は、本発明の原理に従う、ピアスイヤリングデバイスの分解斜視図である。
【図2】
図2は、耳を通す挿入後の、図1のピアスイヤリングの構築されたバージョンの長手軸方向の断面図である。
【図3】
図3は、本発明の実施形態の図であり、ここで、図1のピアスイヤリングは、キーイングを備える。
【図4】
図4は、本発明の原理に従う、穴開けを実施するためのシステムの図である。
(発明の背景)
本発明は、ピアス穴を開けるためのシステム、方法および装置に関する。より詳細には、本発明は、自分の耳または他の身体部分に穴を最近開けた人々に、所定の治癒レジメンに従った後、自分の耳からポストを取り外すそうとする動機付けを高めることに関する。本発明の原理はまた、穴を開けた耳の継続的な予防的健康維持にも適用され得る。
【0002】
ピアスイヤリングは、利用可能な最もポピュラーな型のイヤリングであるが、これらは、その耳(例えば、耳たぶ、耳介軟骨)に穴を開けることを必要とする。新しくピアス穴を開けるために推奨される事後手順が、所定の治癒レジメン(これは、代表的には、約1ヶ月を超え、そして3ヶ月ほどの長い期間であり得る)の間、挿入されたポストを耳に維持することであることは、周知である。さらに、この事後手順はまた、代表的に、少なくとも毎日のポストの回転を必要とし、その治癒される耳の部分がポストに接着しないようにする。耳にピアス穴を開けるために使用される装置(例えば、Mann、米国特許第4,030,507号(表題「Sterile Earlobe−piercing Assembly」に記載される装置)は、しばしば、新しいイヤリングの装飾部分(通常、小さいシンプルな球状の装飾)を利用する。
【0003】
しかし、個人が自分の耳にピアス穴を開ける理由の1つは、多くの装飾性の高い、様々なサイズのイヤリングを使用したいという願望であり、このことは、しばしば、ピアス穴を開けるプロセスの一部として挿入された「スターター」イヤリングを時期尚早に取り外す人々を生じる。例えば、感染のような健康上の問題は、例えば、質の低い金属から作製され得る、非滅菌イヤリングの時期尚早の使用から生じ得、このような質の低い金属は、その耳の治癒部分に対して、長期間のピアスイヤリングの使用者(代表的な「初めての」イヤリングは、しばしば、比較的純粋で、高品質の材料(例えば、金)から作製される)が経験するよりも重篤な影響を有し得る。不幸にも、このことは、感染および不快感を導き得、これらは、適宜処理されない場合、その個人にとっての健康上の問題、および宝石業界にとってのピアスイヤリングの顧客の損失の両方を生じ得る。
【0004】
同様の問題はまた、定期的にピアスイヤリングを付けない個人にも生じ得る。これらの状況下では、ピアス穴は、閉じ始め得るか、またはピアス穴は、そのピアス穴へのイヤリングポストの低頻度の挿入から、容易に感染されるようになり得る。
【0005】
他の個人は、これらの問題を解決することを試みている。例えば、Ferro、米国特許第3,504,507号は、イヤリングの装飾要素を取り替える方法を記載する。Ferroは、装飾要素を着脱するための機械的手段をその一端に有する、イヤリングポストを記載する。しかし、Ferroは、そのポストが、そのイヤリングのバッキングとして作用するディスクを、非装飾的目的で有することを必要とする。従って、ポスト自体は、耳にピアス穴が開けられた後に、その耳に挿入される。さらに、Ferroは、装飾要素を着脱するためのインターロック機構を利用する。これは、装飾要素を取り替える間に、ポストがそのピアス穴から不注意に取り外されることを生じ得る。たとえポストが取り外されないとしても、装飾要素の着脱に必要とされるこの操作は、その弱い、新しくピアス穴を開けたデリケートな組織の不注意の出血および裂傷を生じ得る。
【0006】
Hernandez、米国特許第4,783,974号は、再取り付け可能な分離(break−a−way)装飾およびネックレスを記載する。これらのデバイスは、ピアス穴を通り、そして耳たぶの後ろの従来のバッキングに取り付けられる一端を有する、ポストを備える。他端は、雄型コネクタまたは鉄性のコアを備え、これは、ネックレスまたは他の装飾要素に取り外し可能に取り付けられ得る。Hernandezは、ピアスイヤリングではない。さらに、Ferroと同様に、Hernandezは、ピアス穴を開ける手順の後にピアス穴に挿入されるポストを利用する。これは、新しくピアス穴を開けた耳に、不快感、痛みまたは感染の発生さえも生じ得る。さらに、Hernandezの機械的インターロックはまた、装飾の取り替え中に、または治癒プロセスが完了した長期間後でさえ、耳からポストが不注意に取り外されることを生じ得る。
【0007】
Erickson、米国特許第4,781,036号もまた、取り替え可能な装飾性のイヤリング要素を有する、ピアス穴を開けた耳のイヤリングを記載する。Ferroと同様に、Ericksonは、装飾要素をポストに取り付けるための機械的インターロックを記載する。さらに、Ericksonは、その取り付け機構がポストの両端でねじによって取り付けおよび取り外しされることを必要とし、これは、装飾要素の取り替え中にポストがピアス穴から不注意に取り外されることを生じる。
【0008】
Thomas、米国特許第5,411,516号は、耳にピアス穴を開けるデバイスおよび方法を記載し、これは、「従来のイヤリングのポストが、治癒プロセス中に、交換可能に、ピアス穴を開けた耳に挿入されそしてピアス穴を開けた耳から取り外されるのを可能にする」(要約を参照のこと)。FerroおよびHernandezとは異なり、Thomasは、治癒プロセス中にピアス穴に保持されるポストを利用する。しかし、このポストは、従来のピアス穴開け用のポストよりも実質的に大きい直径を有する、中空のチューブである。この中空のチューブは、2つの潜在的な問題を呈する。第1に、この大きいチューブは、必要以上に大きい直径の創傷を生じる。これは、所望されるよりも大きい穴を耳に生じ得る。第2に、そのチューブが、ピアス穴が開いた腔から十分に突き出ない限り、使用者は、治癒プロセスに必要とされる毎日の回転を行うことができない。一旦チューブが配置されると、ゴムプラグが、ピアス穴よりもさらに大きい、耳たぶに配置された腔に挿入される。次いで、従来のポストが、ゴムプラグに挿入され、ゴムプラグは、摩擦を介してその従来のポストを維持する。しかし、この方法もまた、過度に大きい力が引き抜き中に適用される場合、その中空のポストの不注意な取り外しをもたらす傾向があり得、そして治癒プロセス中のデリケートな組織の裂傷を生じ得る。さらに、体液および消毒液の存在は、ゴムプラグの摩擦による握りを低下させ、これは、さらなる問題を生じる。
【0009】
少なくとも上記の理由のために、使用者が、耳にピアス穴を開けた後の治癒期間中に、装飾イヤリング要素を容易に取り替えることを可能にする、耳にピアス穴を開ける方法および装置を提供することが、本発明の目的である。
【0010】
治癒期間の間にピアス穴に固定されたままで維持される、ピアス穴を開けるためのポストを利用する、耳にピアス穴を開ける方法および装置を提供することもまた、本発明の目的である。
【0011】
使用者が、最小限の力で装飾イヤリング要素の容易な取り外しおよび取り替えするのを可能にし、イヤリングポストがそのピアス穴に維持される、耳にピアス穴を開ける方法および装置を提供することが、本発明のなおさらなる目的である。
【0012】
使用者に、広範な種々の、より大きく、より微細な、非金属性の、または非対称的な装飾を治癒療法の間に身に付けさせることが、本発明のさらなる目的である。
【0013】
(発明の要旨)
本発明の上記の目的および他の目的は、穴開けポストが磁石および位置合わせ標的を備え、そして装飾イヤリングが穴開けポストの磁石に装着される強磁性物質を備える、本明細書中に記載されるシステム、方法および装置によって達成される。本発明のいくつかの実施形態において、逆の極性の磁石を有する装飾イヤリングが提供され、これにより、接合プロセスをさらに補助する。このシステムは、本発明の穴開けポストおよびファスナーバックを保持するプランジャーデバイスを備える。穴開けは、好ましくは、訓練を受けた個人が、穴を開けられる身体の一部を清掃し、そして所望の位置に穴開けデバイスを合わせた後に、プランジャーを押すことによって実施される。この穴開けポストは、身体の一部(例えば、耳)を通して挿入され、そしてファスナーバックは、このポストがその開けられた穴に保持されるように、自動的に係合される。当業者は、本発明が、便宜上、耳に穴をあけることに関して、特に記載されており、そして本発明の原理が、任意の身体に穴をあけることに等しく適用されることを理解する。
【0014】
一旦、この穴開け手順が完了すると、この個人は、穴開けポストの突出端部の位置合わせ標的を用いて、一般的な位置合わせで、選択された装飾要素を配置し得る。2個の磁石の天然の引力は、この位置合わせ標的と組み合わせて、ポストにおいて装飾要素のほぼ自動的な位置合わせを提供する。異なる装飾要素が所望される場合、この使用者は、現在の要素を簡単に取り外し得、そしてそれを異なる要素と置き換え得る。2個の磁石および位置合わせ標的の使用は、公知のシステムおよび方法と比較して、装飾要素を取り外すことの困難性を減少させる。例えば、本発明の使用者は、この装飾要素の一方にわずかな圧力を簡単に加え、装飾要素を取り外し得る。しかし、耳垂が天然の平坦なバッキングを提供するので、この装飾要素は、不注意の取り外しから保護される。
【0015】
本発明の使用は、使用者に複数の健康上の利益を提供する。この使用者は、穴を開けられた位置から穴開けポストが時期尚早に取り外されることなく、所定の治癒療法の間中、装飾要素の大きさおよび/または型を容易に変化させ得る。例えば、従来の穴開けシステムは、しばしば、単純な金のボールまたは類似の装飾に限定される。本発明は、使用者が、他では不可能である治癒プロセス(例えば、イヤリングをぶら下げた状態)の間に、穴開けポストが時期尚早に取り外されることなく、他の型のイヤリングを装着することを可能にする。さらに、この位置合わせ標的は、使用者にとって容易に操作される表面を提供し、治癒療法の間に、穴開けポストの規定の取り替えを実施する。これらの利点は、従来の大きさにされた穴開けポストの使用を介して得られ、使用者が、大き過ぎる穴開け穴を作製することを防止する。
【0016】
(図面の詳細な説明)
本発明のシステム、方法および装置は、耳または他の身体の一部に初めて穴開け、そして治療する際に使用した穴開けポストを時期尚早に取り外されることなく、装飾イヤリング要素を、容易にかつ安全に置き換える能力を個人に提供する。
【0017】
図1は、本発明の原理に従って構築された、ピアスイヤリング100の分解バージョンの例示的な分解図を示す。ピアスイヤリング100は、穴開けポスト102、装飾要素104、第1の磁石106、および第2の磁石108を備える。第2の磁石108が、図1に示されるが、当業者は、装飾要素104が強磁性物質(例えば、鋼)から作製された標的を備え得、この標的が、第2の磁石の代わりの要素に付着されることを理解する。しかし、この実施形態は、2個の磁石と同じ程度良好な磁気結合を提供し得なくてもよい。バッキング(図1に示されず)はまた、人体の一部110を通した挿入後に、定位置にイヤリングを保持するために、ピアスイヤリング100中に備えられ得る。例示の目的のために、身体の一部110は、耳垂であることが示されているが、当業者は、身体の一部110が、実際に、穴を開けられ得る任意の身体の一部であり得ることを理解する。この身体の一部としては、いずれかに限定するわけではないが、例えば、上部の耳介軟骨部分、臍領域(宝石類が、しばしば装着される)、および眉領域が挙げられる。希土類材料から形成される磁石を利用することが、好ましくあり得、この希土類材料は、それらの磁力のわりには、軽重量であるというようなさらなる利点を提供する。
【0018】
穴開けポスト102は、1つ以上のへこみ部分112を備え、このへこみ部分112は、これが適切な身体の一部に挿入された後に、この穴開けポストを定位置に保持するのを容易にするために使用され得る。このようなへこみ部分が使用される場合、治癒期間の終了前に穴開けポストが耳から不注意により取り外される機会をさらに減少させるために、へこみ部分112と係合するバッキングが使用される。当業者は、バッキングが、へこみ部112が存在するか否かに関係なく使用され得ることを理解する。さらに、このバッキングは、へこみ部分112と係合するデバイスであり得るか、またはこのバッキングは、穴開けポストの時期尚早の取り外しを防止するように作用する任意の他のデバイス(例えば、摩擦により定位置に保持され得るゴムの小さなブロック)、または取り外しのための機械的作用のいくつかの形態を必要とする、より複雑な止め金システム(この複雑な止め金システムは、弱い組織を出血および/または傷つけさせ得るので、治癒プロセスの間の使用のために好ましいバッキングではない)であり得る。
【0019】
ピアス穴開けポスト102は、装飾要素104に対するポスト整列標的として働くキャビティ114を備え、この装飾要素104自体は、接合整列標的として働き得る。キャビティ114の1つの利点は、1つ以上の側壁を有するレセプタクルとして形成されることであり、このことにより、使用者に、治癒期間の間にピアス穴開けポスト102の必要な取り替えを実施するための表面が提供される。第1の磁石106は、この磁石の幅がキャビティ114を満たさないように、このキャビティ114内に永久的に取り付けられる。キャビティ114の残りの空間は、第2の磁石108で満たされ、この第2の磁石は、装飾要素104がピアス穴開けポスト102に取り付けられる場合、装飾要素104に永久的に取り付けられる。第1の磁石106および第2の磁石108は、それらの極性によってこれらの磁石が互いに磁気的に引きつけられるように、互いに整列される。あるいは、第2の磁石108は、接合整列標的とみなされ得る。
【0020】
いずれの場合においても、この磁石の天然の引力により、使用者は、治癒期間の満了の前および後に、新しいピアスの装飾要素を容易に替え得る。例えば、装飾要素104の取り外しは、圧力が、第1の磁石106と第2の磁石108との間の天然の磁力に勝るように、要素104の表面に穏やかな圧力を付与することによって行われ得る。次いで、装飾要素104は、必要に応じて、この装飾要素を異なる装飾要素と取り替え得る使用者によって、容易に取り外され得る。
【0021】
図2は、本発明のピアスイヤリング100の完全に組み立てられたバージョンの長手軸方向の部分図を示す。この場合において、ピアス穴開けポスト102は、狭いキャビティ216が身体部分内に配置されるように、この身体部分210を通して挿入されている。本発明の1つの利点は、キャビティ216が標準的なピアスイヤリングのポストと同じサイズであり得ることである。図2にもまた示されるように、バッキング218の例示であり、これは図1には示されていない。上記のように、バッキング218は、身体部分210からピアス穴開けポスト102が時期尚早に外れるのを防止するのを助ける任意の形態であり得る。この例において、バッキング218は、ピアス穴開けポスト102よりもわずかに小さいサイズの穴を有するプラスチックディスクの形態をとる。バッキング218の穴は、この穴が凹み部112と係合するまで、ピアス穴開けポスト102の点を横切ってスライドする。
【0022】
図2はまた、ピアス穴開けポスト102が、装飾要素104のポスト整列標的として働くカップ部分220をどのように備えるかをよりよく示す。第1の磁石106は、カップ部分220内にあり、装飾要素がピアス穴開けポスト102に取り付けられる場合、第2の磁石108と磁気的に係合する。第2の磁石108は、装飾要素104に永久的に取り付けられ、その結果、この第2の磁石108はこの装飾要素104から伸び、このことにより、この第2の磁石108は、カップ部分220の範囲内でフィットし得る。第1の磁石106と第2の磁石108との間の天然の磁力は、装飾要素が装着されている間、この装飾要素104を適所に保つ。第1の磁石および第2の磁石は、円柱部分またはディスク型部分であることが示されているが、当業者は、これらの磁石が代わりの他の形状(例えば、任意の多面形)であり得ることを理解する。例えば、磁石は、四角形であり得る。さらに、両方の磁石が、異なる形状ではなく、同じ形状であることが望まれ得る。例えば、磁石106および108は、四角形、六角形または任意の他の形状であり得る。さらに、磁石106および108が同じ形状であることが有利であり得るが、当業者は、本発明の原理が異なる形状の磁石を使用して実施され得ることを理解する。
【0023】
図3は、キーイングが使用されている本発明のさらなる実施形態の一例を示す。キーイングは、装着者が新しくピアスを取り替える日常的なレジメンを実施する間、装飾要素を適所に保つのを助けるため、このキーイングは特に所望され得る。キーイングがない場合、この装飾要素は滑るかまたは離れ落ち、それによって、このイヤリングの装着者は指定された取り替えを行うことが強力に阻止される。さらに、このキーイングはまた、接合標的と装飾要素とを整列するのを助ける。しかし、キーイングの使用は、装飾要素がなお容易に取り外されるように、行われることが理解されるべきである。例えば、本発明によると、キーイングは、三角形の雄型キーイング、およびわずかに大きなサイズの類似の形状の三角形の雌型キーイングを製造するのと同程度の単純さであり得る。従って、キー溝にキーイングを一致させることは、2つの部品を一緒にさせる磁力を越えるさらなる力をほとんどかまたは全く加えないはずである(すなわち、この2つの部品は、例えば、摩擦のような力によって適所に保持されるべきではなく、その代わりに磁力によって実質的に保持される)。このような相互連結は、使用者に不快感または痛みを生じるか、さらに装飾物の取り替えの間に、柔らかい組織の出血または裂けを生じ得る。
【0024】
本発明のこの実施形態のキーイングの特徴は、それぞれ、第1の磁石306および第2の磁石308に関して示される。この例において、第1の磁石306は、雄型キーイング326を備え、そして第2の磁石308は、雌型キーイング(またはキー溝)328を備える。当業者は、雄型キーイングおよび雌型キーイングが第1の磁石306と第2の磁石308との間に挟まれ得、その結果、第1の磁石306は、雌型キーイングを含み、そして第2の磁石308は、雄型キーイングを含むことを理解する。任意の形状を有し得る磁石自体のように、キーイング自体もまた任意の形状であり得る。
【0025】
図4は、本発明の原理に従って構築される穴あけシステム400の例示である。穴あけシステム400は、従来の穴あけ器具402(例えば、米国特許第4,030,507号、同第5,004,470号、同第5,004,471号および同第5,007,918号(これらの全ては、Invernes Corporationに譲渡され、そしてこれらの全ては本明細書中で参考として援用される)に記載される器具)を含む。システム400は、器具402よび穴あけキット408を備える。器具402は、プランジャー404(これは穴あけを実際に行う熟練した専門家により押される)、およびプッシュロッド406(これは、穴を開けられる身体部分の一部を通してピアス穴開けポストを物理的に押して、穴開けを行う)を備える。
【0026】
本発明によると、穴開けキット408は、少なくとも1つのピアス穴開けポスト102を備え、このポスト102は、その中のキャビティ114内に取り付けられた第1の磁石106を備える。穴開けキット408はまた、バッキング218を備え、その結果、穴を開けられた身体の部分の操作は、穴開けの直後に最小に保たれる。一旦、器具400が、耳または他の身体部分にピアス穴開けポスト102を挿入するために使用されると、使用者は、多数の交換可能な装飾要素から選択し得る。装飾要素の取り外しおよび交換には、この要素の一方の面にかかるわずかな圧力が、それぞれ、第1の磁石106と第2の磁石との間の磁力を崩すためのみに必要である。
【0027】
従って、当業者は、本発明が、限定ではなく例示の目的のために示される、記載される実施形態以外によって実際され得ることを理解し、そして本発明が、上記の特許請求の範囲によってのみ限定されることを理解する。
【0028】
本発明の上記および他の目的および利点は、以下の詳細な説明を考慮し、添付の図面と組み合わせて明らかとなり、ここで、同様の参照番号は、全体にわたって、同様の部分を指す。
【図面の簡単な説明】
【図1】
図1は、本発明の原理に従う、ピアスイヤリングデバイスの分解斜視図である。
【図2】
図2は、耳を通す挿入後の、図1のピアスイヤリングの構築されたバージョンの長手軸方向の断面図である。
【図3】
図3は、本発明の実施形態の図であり、ここで、図1のピアスイヤリングは、キーイングを備える。
【図4】
図4は、本発明の原理に従う、穴開けを実施するためのシステムの図である。
Claims (63)
- ピアスイヤリングであって、以下:
近位端に先端部、ならびに遠位端にポスト位置合わせ標的および第1の磁石を有する、ピアス穴開けポスト;ならびに
接合位置合わせ標的および強磁性材料の構成要素を有する装飾付イヤリング要素であって、該第1の磁石および該強磁性材料は、お互いに磁気によって誘引されるように構成され、該要素は、該ポストの該遠位端に取り外し可能に装着され、その結果、該ポスト位置合わせ標的および該接合位置合わせ標的が、お互いにほぼ整列される、装飾付イヤリング要素、
を備える、ピアスイヤリング。 - 前記強磁性材料の構成要素が、第2の磁石である、請求項1のピアスイヤリング。
- 前記強磁性材料が、ステンレス鋼である、請求項1のピアスイヤリング。
- 前記ポスト位置合わせ標的および前記接合位置合わせ標的の各々が、一致するキーイングの半分を備え、その結果、該位置合わせ標的は、お互いに接合する場合に、該キーイングの半分がインターロックされる、請求項1に記載のピアスイヤリング。
- 前記ポスト位置合わせ標的が、雄型キーイングを備え、そして前記接合位置合わせ標的が、雌型キーイングを備える、請求項4に記載のピアスイヤリング。
- 前記ポスト位置合わせ標的が、雌型キーイングを備え、そして前記接合位置合わせ標的が、雄型キーイングを備える、請求項4に記載のピアスイヤリング。
- 請求項1に記載のピアスイヤリングであって、さらに以下: 前記ピアス穴開けポストが耳の一部分を通して挿入された後に、該ピアス穴開けポストに取り外し可能に装着される、イヤリングバッキング、
を備える、ピアスイヤリング。 - 前記ピアス穴開けポストが、前記近位端の近位に環状のへこみを有し、前記イヤリングバッキングを該へこみに接続して、該バッキングを該ポストに対して取り外し可能に装着する、請求項7に記載のピアスイヤリング。
- 前記ポスト位置合わせ標的および前記接合標的の一つが、閉鎖された端を有する、実質的に管状の部材であり、該管状の部材および他の標的が、実質的に類似した形状を有する、請求項1に記載のピアスイヤリング。
- 前記形状が環状である、請求項9に記載のピアスイヤリング。
- 前記形状が多面形である、請求項9に記載のピアスイヤリング。
- 前記多面形である形状が四角形である、請求項11に記載のピアスイヤリング。
- 前記第1の磁石および前記第2の磁石が、実質的に類似した形状を有する、請求項2に記載のピアスイヤリング。
- 前記形状が環状である、請求項13に記載のピアスイヤリング。
- 前記形状が多面形である、請求項13に記載のピアスイヤリング。
- 前記多面形である形状が四角形である、請求項15に記載のピアスイヤリング。
- 前記ポスト位置合わせ標的が、前記ポストの遠位端に持続的に固定された、実質的にカップ型の標的である、請求項1に記載のピアスイヤリング。
- 前記第1の磁石が、前記カップ型の標的の内側に固定して取り付けられる、請求項17に記載のピアスイヤリング。
- 前記接合標的が、前記カップ型標的の内部に適合するサイズのディスク型の標的である、請求項18に記載のピアスイヤリング。
- 前記強磁性材料の構成要素が、第2の磁石である、請求17に記載のピアスイヤリング。
- 前記第2の磁石が、ディスク型であり、かつ前記接合標的に類似するサイズであるか、または該接合標的よりも小さいサイズであり、該接合標的に固定して取り付けられる、請求項20に記載のピアスイヤリング。
- 前記ポスト位置合わせ標的が、前記ポストの遠位端に持続的に固定された、実質的にディスク型の標的である、請求項1に記載のピアスイヤリング。
- 前記第1の磁石が、ディスク型であり、かつ前記ポスト位置合わせ標的に類似するサイズであるか、または該ポスト位置合わせ標的よりも小さいサイズであり、該ポスト位置合わせ標的に固定して取り付けられる、請求項22に記載のピアスイヤリング。
- 前記接合標的が、装飾物に持続的に固定された、実質的にカップ型の標的である、請求項23に記載のピアスイヤリング。
- 前記強磁性材料の構成要素が第2の磁石である、請求22に記載のピアスイヤリング。
- 前記第2の磁石が、前記カップ型標的の内側に固定して取り付けられる、請求項25に記載のピアスイヤリング。
- 前記第2の磁石が、前記接合位置合わせ標的である、請求項2に記載のピアスイヤリング。
- 個人が、最近ピアス穴を開けた耳からイヤリングのピアス穴開けポストを時期尚早に取り外さないという可能性を増大させる方法であって、該方法は、以下:
耳ピアス穴開けアセンブリを、耳ピアス穴開け装置の内部に配置する工程であって、該アセンブリは、ピアス穴開けポストおよびイヤリングバッキングを備え、該ピアス穴開けポストは、近位端に先端部を有し、そして遠位端にポスト位置合わせ標的および第1の磁石を有する、工程;
該耳ピアス穴開け装置を、ピアス穴開けが所望される耳の部分と整列させる工程;
該ピアス穴開けポストを、該耳の部分を通して該バッキングへと推進させ、その結果、該ポストの遠位端は該耳の部分の一方の側にあり、そして該バッキングは、該耳の部分の他方の側の該ポストに取り外し可能に装着される、工程;ならびに
前記ポスト位置合わせ標的に、装飾付イヤリング要素を選択的に連結させる工程であって、該要素は、接合位置合わせ標的および強磁性材料の構成要素を有し、該第1の磁石および該強磁性材料は、お互いに磁気によって誘引されるように構成され、該要素は、該ポスト位置決標的および該接合位置合わせ標的がお互いに整列されるように、該ポストの遠位端に取り外し可能に連結される、工程、
を包含する、方法。 - 前記強磁性の構成要素が、第2の磁石である、請求項28に記載の方法。
- 前記強磁性材料が、ステンレス鋼である、請求28に記載の方法。
- 前記ピアス穴開けポストが、近位端の近位に環状のへこみを有し、そして前記推進工程が、以下:
該ピアス穴開けポストの先端部を、前記イヤリングバッキングを通して挿入し、その結果、該イヤリングバッキングが、該へこみに連結され、そして該へこみ上に保持される、工程、
を包含する、請求項28に記載の方法。 - 前記ポスト位置合わせ標的が、前記ポストの遠位端に持続的に固定された、実質的にカップ型の標的である、請求項28に記載の方法。
- 前記第1の磁石が,前記カップ型標的の内側に固定して取り付けられる、請求項32に記載の方法。
- 前記接合標的が、前記カップ型標的の内部に適合するサイズのディスク型標的である、請求項33に記載の方法。
- 前記強磁性材料の構成要素が、第2の磁石である、請求34に記載の方法。
- 請求項35に記載の方法であって、前記第2の磁石が、ディスク型であり、かつ前記接合標的と類似するサイズであるか、または該接合標的よりもより小さいサイズであり、該接合標的に固定して取り付けられており、前記選択的連結工程が、以下:
前記ポスト位置合わせ標的を該接合標的と整列させる工程であって、前記第1の磁石と該第2の磁石は、お互いに誘引されて、前記装飾要素を該ピアス穴開けポストに取り外し可能に接続する、工程、
を包含する、方法。 - 耳の一部分をピアス穴開けするためのシステムであって、以下:
、該耳をピアス穴開けするために必要な力を提供するプランジャーを備える耳ピアス穴開け装置;
イヤリングのピアス穴開けポストおよびイヤリングのバッキングを受容する、カートリッジアセンブリであって、該ピアス穴開けポストは、近位端に先端部を有し、そして遠位端にポスト位置合わせ標的および第1の磁石を有し、該カートリッジが、ピアス穴開けされる該耳の部分と整列されたときに、該ポストが該耳の一方の側にあり、そして該プランジャーが、該耳の部分を通して該バッキングへと該ポストを突き刺すまで、該バッキングが該耳の他方の側にあるように構成される、カートリッジアセンブリ;および
1つ以上の装飾付イヤリング要素であって、該要素の各々は、接合位置合わせ標的および強磁性材料の構成要素を有し、該第1の磁石および該強磁性材料の構成要素は、お互いに磁気により誘引されるように構成され、該要素は、該ポスト位置合わせ標的および該接合位置合わせ標的が、お互いに整列するように、該ポストの遠位端に取り外し可能に装着される、装飾付イヤリング要素、
を備える、システム。 - 前記強磁性材料の構成要素が、第2の磁石である、請求項37に記載のシステム。
- 前記強磁性材料が、ステンレス鋼である、請求項37に記載のシステム。
- 前記ピアス穴開けポストが、前記近位端の近位に環状のへこみを有し、該イヤリングバッキングを該へこみに接続して、該バッキングを該ポストに取り外し可能に装着する、請求項37に記載のシステム。
- 前記ポスト位置合わせ標的が、前記ポストの遠位端に持続的に固定された、実質的にカップ型の標的である、請求項37に記載のシステム。
- 前記第1の磁石が、前記カップ型の標的の内側に固定して取り付けられる、請求項41に記載のシステム。
- 前記接合標的が、前記カップ型標的の内部に適合するサイズのディスク型の標的である、請求項42に記載のシステム。
- 前記強磁性材料の構成要素が、第2の磁石である、請求項43に記載のシステム。
- 前記第2の磁石が、ディスク型であり、かつ前記接合標的に類似するサイズであるか、または該接合標的よりもより小さいサイズであり、該接合標的に固定して取り付けられる、請求項44に記載のシステム。
- 前記第2の磁石が、前記接合位置合わせ標的である、請求項45に記載のシステム。
- 装飾付イヤリング要素であって、該装飾付イヤリング要素は、イヤリングポスト、ならびにキーイングおよび第1の磁石を有するイヤリングポスト位置合わせ標的を備える、ピヤス穴開けイヤリングポストに取り外し可能に取り付けられ得、該装飾付イヤリング要素は、以下を包含する:
接合位置合わせ標的および強磁性材料の構成要素を有する装飾付イヤリング要素であって、該第1の磁石および該強磁性材料は、お互いに磁気により誘引されるように構成され、該要素は、該ポスト位置合わせ標的および該接合位置合わせ標的が、お互いにほぼ整列するように、該ポストの遠位端に取り外し可能に装着され、該接合位置合わせ標的はキー溝を備え、該キー溝は該キーイングと取り外し可能に接合し、該キーイングおよび該キー溝は、実質的に磁力のみによって共に合わされる、装飾付イヤリング要素。 - 前記強磁性材料が、第2の磁石である、請求項47に記載の装飾付イヤリング要素。
- 前記第2の磁石が、前記キー溝を備えるように形成される、請求項48に記載の装飾付イヤリング要素。
- 前記強磁性材料が、ステンレス鋼である、請求項47に記載の装飾付イヤリング要素。
- 前記強磁性材料が、前記キー溝を備えるように形成される、請求項50に記載の装飾付イヤリング要素。
- 前記ポスト位置合わせ標的が、前記ポストの遠位端に持続的に固定された実質的にカップ型の標的であり、前記第1の磁石は、該カップ型の標的の内側に固定して取り付けられ、そして前記接合位置合わせ標的は、以下:
該カップ型標的の内部に適合するサイズのディスク型標的、
を備える、請求項47に記載の装飾付イヤリング要素。 - 前記ポスト位置合わせ標的が、前記ポストの遠位端に持続的に固定された実質的に多面形である容器であり、前記第1の磁石は、該容器の内側に固定して取り付けられ、そして前記接合位置合わせ標的は、以下:
該容器の内部に適合するサイズの多面形である標的であって、該標的は、該容器と同じ数の側面を有し、その結果、該標的の側面は、該容器の中に配置されたときに、該容器と整列される、多面形である標的、
を備える、請求項47に記載の装飾付イヤリング要素。 - 前記多面形である容器および該多面形である標的が、三角形である、請求項53に記載の装飾付イヤリング要素。
- 前記接合位置合わせ標的および前記強磁性材料の構成要素が、前記ポスト位置合わせ標的と接合する、単一のユニットを備える、請求項47に記載の装飾付イヤリング要素。
- 装飾付イヤリング要素であって、該要素は、イヤリングポスト、ならびにキーイングおよび強磁性材料の構成要素を有するイヤリングポスト位置合わせ標的を備える、ピアス穴開けイヤリングポストに取り外し可能に取り付けられ得、該装飾付イヤリング要素は、以下を包含する:
接合位置合わせ標的および第1の磁石を有する装飾付イヤリング要素であって、該第1の磁石および該強磁性材料は、お互いに磁気により装着されるように構成され、該要素は、該ポスト位置合わせ標的および該接合位置合わせ標的が、お互いにほぼ整列するように、該ポストの遠位端に取り外し可能に装着され、該接合位置合わせ標的はキー溝を備え、該キー溝はキーイングと取り外し可能に接合し、該キーイングおよびキー溝は、実質的に磁力のみによって共に合わされる、装飾付イヤリング要素。 - 前記強磁性材料が、第2の磁石である、請求56に記載の装飾付イヤリング要素。
- 前記第2の磁石が、前記キーイングを備えるように形成される、請求項57に記載の装飾付イヤリング要素。
- 前記強磁性材料が、ステンレス鋼である、請求56に記載の装飾付イヤリング要素。
- 前記強磁性材料が、前記キーイングを備えるように形成される、請求項59に記載の装飾付イヤリング要素。
- 請求項56に記載の装飾付イヤリング要素であって、ここで、前記ポスト位置合わせ標的が、前記ポストの遠位端に持続的に固定された、実質的にカップ型の標的であり、前記第2の磁石が、該カップ型標的の内側に固定して取り付けられ、そして前記接合位置合わせ標的が、以下:
該カップ型標的の内部に適合するサイズのディスク型標的、
を備える、装飾付イヤリング要素。 - 請求項56に記載の装飾付イヤリング要素であって、前記ポスト位置合わせ標的が、前記ポストの遠位端に持続的に固定された、実質的に多面形である容器であり、前記第2の磁石は、該容器の内側に固定して取り付けられ、そして前記接合位置合わせ標的は、以下:
該容器の内部に適合するサイズの多面形である標的であって、該標的は、該容器と同じ数の側面を有し、その結果、該標的の側面は、該容器の中に配置されたときに該容器と整列される、多面形である標的、
を備える、装飾付イヤリング要素。 - 前記多面形である容器および前記多面形である標的が、三角形である、請求項62に記載の装飾付イヤリング要素。
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