JP2004506433A - 冷凍菓子製品とその製造方法 - Google Patents
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Abstract
複合冷凍菓子製品は、固形の脂肪をベースとした成分から形成され、対応する形状の緊密に嵌合した保護包装シート内に大部分が入れ子式に入れられたコーン、切頭コーン、あるいはカップ状外皮を含み、菓子製品と包装シートとは各々開放端と閉鎖端とを有し、外皮は包装シートの内面とアイス菓子の中身と概ね連続して接触するライニングを形成する。
Description
【0001】
(発明の分野)
本発明は冷凍菓子製品に関する。本発明はまた、そのような製品を製造する方法と装置にも関する。
【0002】
(発明の背景)
多くの菓子製品が知られている。相補的な組み合わせで種々の食材料から形成された複合製品に対する消費者の需要が増大している。望ましい一つの組み合わせはアイスクリームとチョコレートである。しかしながら、一貫した、そして費用効果的な仕方で関心をそそる新製品を製造するために色々な形状や寸法でこれらの材料を合体化し、かつ包装するには著しい製造および包装上の困難が内包されている。
【0003】
チョコレートをベースとした菓子製品を形成する一つの既知の方法は溶融したチョコレートを雌のモールド中へ注入あるいは噴射し、そして次いで残った材料がモールドの内面の周りで硬化し、それが自立したチョコレートの外皮として取り出しうるように余剰分のチョコレートを注出することを含む。この技術のひとつの欠点は、それが成分によって変動する可能性のある溶融チョコレートの粘度並びに温度および周囲の湿度によって極めて左右されることである。このことが、どの程度の材料がモールドに付着するのか、従って注出される余剰材料の量を正確に調整するのを困難にしている。その結果、製造工程においてチョコレートが消費される割合、並びに最終製品の肉厚と質量とを予測することが難しい。別の問題は、この方法では、溶融チョコレートがモールドの最下部分に向かって溜まろうとするため製品の肉厚を不均一することがよくあることである。
【0004】
これらの問題に対処する試みにおいて、チョコレートおよび類似の材料をベースとした菓子製品を二部分からなるモールドにおいて形成することも知られている。この場合、所望形状の概ねシールされた空洞を形成するために2個のモールド半体が相互に接合される。次いで、溶融チョコレートが加圧されて前記空洞中へ噴射され、冷却すると、モールドが開放されて仕上がった製品を解放する。
【0005】
この方法のその他の変形において、遠心力の作用によってモールドの内面の周りに比較的薄くチョコレートを分配するようにモールドが回転させられる。
【0006】
これらの方法のいずれも、ある局面においては効果的ではあるが、保護包み紙中へ直接成形する端が開放された菓子製品では、前記包み紙を損傷あるいは変色させることなく効果的に成形工程に組み込むことが困難であるため、それらの製品の製造には適していない。しかしながら、成形工程中へ包み紙を組み込むことは製造効率の観点から望ましいことである。また、それは包み紙で包む前に露出した製品が損傷したり、汚染するのを阻止する上で役立つ。
【0007】
本発明の目的は従来技術の欠点の少なくとも一つを克服あるいは改善すること、あるいは有用な代案を少なくとも提供することである。
【0008】
(発明の要約)
本発明は、第1の局面において、
− 固形の脂肪をベースとした成分から形成され、対応する形状の緊密に嵌合した保護包装シート内に大部分入れ子式に入れられたコーン(円錐体)、切頭コーン(円錐体)あるいはカップ状の外皮であって、該外皮と包装シートとは各々開放端と閉鎖端とを有し、前記外皮が前記包装シートの内面と概ね連続して接触したライニングを形成している外皮と、
− アイス菓子の中身とを含む複合冷凍菓子製品を提供する。
【0009】
本発明は、第2の局面において、保護包装シートにおける端部が開放した、コーン、切頭コーン、あるいはカップ状の菓子製品を製造する方法であって、
開放端と閉鎖端とを有する容器として前記保護包装シートを形成する段階と、
開放端を閉鎖端より上方に配置させて前記容器を支持する段階と、
前記の開放端を通して容器中へ所定量の可食性溶融菓子材料を導入し、それが閉鎖端に向かって固まりうるようにする段階と、
前記容器の内面の少なくとも一部の周りに溶融材料を移動させるようにするために前記容器の開放端中へ対応する形状の雄ダイを導入する段階と、
溶融材料が外皮の形態で部分的に固まるまで溶融材料を冷却する段階と、
保護包装シート内に納められた菓子製品を露出するようにダイを取り外す段階とを含む菓子製品を製造する方法を提供する。
【0010】
本発明は、第三の局面において、保護包装シート内における開放端を有する菓子製品を製造する装置であって、
開放端を閉鎖端より上方に位置させて容器として開放端と閉鎖端とを有する包装シートを支持する手段と、
閉鎖端に向かって固まるように前記開放端を通して所定量の溶融した可食材料を前記容器中へ導入する噴射手段と、
溶融した材料を前記容器の内面の少なくとも一部の周りに移動させるように前記容器の開放端に挿入するように取り外し可能とされた対応する形状の雄ダイと、
溶融した材料が外皮の形態で概ね固まるまで該材料を冷却する冷却手段とを含む菓子製造装置を提供する。
【0011】
本発明は、第4の局面において、包装シート内の外皮にアイス菓子を充填し、装飾用のトッピングを置き、蓋で包装を閉鎖することを含むアイス菓子製品の製造において、砂糖ウエハースの代わりに成形した外皮を包装シート内で使用することに関する。
【0012】
(発明の詳細説明)
本発明による方法は閉鎖端近傍での容器の外面の少なくとも一部が支持ダイの対応する内面と連続して面接触するように対応する雌支持ダイ内に該容器を入れ子式に位置させる別の段階を含むことが好ましい。
【0013】
雌ダイは外皮の概ね全体を支持するように構成することが好ましい。
【0014】
前記雄および雌ダイは溶融材料および包装シートにそれぞれ同時に接触するようにされることが好ましい。
【0015】
包装シート、ダイおよび外皮は各々概ね同じ形状である。
【0016】
それは、容器の頂点が閉鎖端を画成するコーンとしうる。
【0017】
代案として、それは切頭コーン、好ましくは基部が閉鎖端を画成している細長い切頭コーンとしうる。
【0018】
更に別の代案として、基部が閉鎖端を画成し、凸形、凹形、あるいは凸形/凹形の湾曲した側壁を備えた花カップあるいは花冠の形状を呈することが好ましいカップ状としうる。【0019】
中身は外皮の長さに亘り延在するようにし、包装シートの内面とその周囲が少なくとも部分的に接触するようにしてもよい。
【0020】
包装シートはその開放端において概ね円形の縁部で終わるようにすればよく、一方菓子のライニングは波形の縁部として終わり、従って花弁を備えた花カップあるいは花冠を表わすようにしうる。
【0021】
外皮を形成する固形成分は菓子用脂肪から構成される。本明細書においては、菓子用脂肪とはチョコレートコーティングおよび植物性脂肪あるいはその一部、出来れば添水素したもの、あるいはそのような植物性脂肪およびその一部の混合物からなる「複合」コーティングを含む菓子コーティングであると理解される。そのような固形成分は例えばチョコレートの場合は砂糖あるいは固形ミルクを含有しうる。チョコレートはブラックチョコレート、ミルクチョコレート、あるいはホワイトチョコレートでよい。
【0022】
外皮を形成する固形成分は等質のものでよく、あるいは、マーブル模様あるいは波模様を提供するように並置するか、あるいは一緒にして僅かに攪拌した例えばミルクチョコレートおよびホワイトチョコレートのように種々の風味および色をしたチョコレートから構成してもよい。固形成分は炭酸ガスを含有させてもよい。固形成分は更に、例えばゲル、マシュマロ、ファッジ、あるいは保存果物片、ナッツ、あぶり、膨らませ、あるいは焙焼したシリアルあるいはビスケット片のような砂糖菓子の含有物を含有しうる。
【0023】
菓子用脂肪は容器の内壁と接触している外皮の固形成分において連続した層すなわち相を構成する。
【0024】
包装シートと外皮とは各々、それぞれの頂点が閉鎖端を画成しているコーン、または切頭コーン、あるいは概ね平坦な底部を備えたカップの形状である。
【0025】
そのような包装シートは、形成され、容器の中に接着される、例えばアルミニュームで裏打ちした紙のようはラミネート材から作ればよい。
【0026】
切頭コーンあるいはカップの場合、底部は包装シートを折り曲げることによって閉鎖することができる。代替的に、底部に紙、段ボール、あるいはプラスチック製ディスクを位置させ、側壁に接着することも可能である。包装は紙、段ボール、あるいはプラスチックから作ることができる。
【0027】
本発明による装置は、閉鎖端近傍の容器の外面の少なくとも一部が支持ダイの対応する内面と概ね連続的に接触するように容器を入れ子式に支持する対応する雌支持ダイを更に含むことが好ましい。
【0028】
前記雌ダイは形成された外皮を概ね全体に亘って支持するような形状とされることが好ましい。
【0029】
本発明の好適実施例について添付図面を参照して例示のみとして以下説明する。
【0030】
(好適実施例の詳細説明)
最初に図1を参照する。本発明による方法を実行する場合、先ず保護包装シートが容器あるいはスリーブ1として積層シート材料から形成される。積層シートは金属フォイルの風味保持壁を備えたワックス塗布の紙から形成される。それはまた、装飾用のラベルを含む。その他の実施例において、包装シートは紙、ワックス塗布紙、フォイルあるいはプラスチックを個別に、あるいは組み合わせて、かつ積層体あるいはその他の形態や形状で含みうる。
【0031】
シート材料は巻き上げられ、閉鎖端2を画成するように底部に頂点を備え、開放頂端3を画成するように上方へ側部が広がっている倒立したコーン(円錐体)の形状となるように接着される。前記コーンの頂点は15度から約45度の間、好ましくは20度から約30度の間、理想的には約23度の内包角を形成している。
【0032】
容器の高さは、頂点から開放端まで測定すると、100ミリメートルから約250ミリメートルの間、より好ましくは150ミリメートルから約200ミリメートルの間、理想的には約170ミリメートルである。その他の実施例においては、前記容器は、例えば細長い切頭コーンのように全く異なる形状としてもよい。
【0033】
図2のaおよびbに示すように、容器は開放端3を閉鎖端2より上方に配置させて環状のホルダ5によって支持される。本実施例においては、ホルダは容器の開放端の外径よりも直径が小さい円形開口6を形成しており、そのためコーンをホルダ内にしっかりと着座させることができる。
【0034】
図2のcおよびdに示すように、次いで所定量の溶融チョコレート8は閉鎖端に向かって溜まるように開放端を通して噴射ノズル9によって容器中へ導入される。その他の実施例においては、溶融チョコレートは、温度の影響により、あるいは化学反応によって概ね固形状態に変化するいずれかの適当な液体あるいは粘性の可食性製品と部分的に取り替えてもよい。例としては、脂肪をベースとした製品、果物をベースとしたガム製品、ビスケット/クッキーの混合物、砂糖をベースとした製品および例えばゼリーのようなゼラチン製品を含む。
【0035】
別の実施例において、例えばナッツやミントチップのようなその他の相応の食品を、溶融した、すなわち粘性の製品が導入される間、前、あるいは後に含有物として容器中へ導入してもよい。
【0036】
図2のdからfまでに示すように、包装シートから形成された容器は次いで雌ダイにおいて入れ子式に支持される。雌ダイは、容器の外面の閉鎖端に向かう著しい部分が雌ダイの対応する内面と連続的に接触するようにされた対応する円錐形のくぼみ11を画成している。雌ダイは容器と同様に、開放頂部から底の頂点まで下方へ細くなっている。図3から最良に判るように、雌ダイは更に、さもなければ容器とダイとの間に捕捉される可能性のある空気を放出しうるようにする導管を頂点において含んでいる。図6に示すように、前記導管は空気が確実に放出されるようにするために真空源に接続することが好ましい。また、こうすることによって容器を雌ダイ内でしっかりと保持しやすくする。
【0037】
図2のfに示すように、雌ダイが下方から容器と係合すると、対応した形状の円錐形の雄ダイ12が同時に容器の開放端中へ上方から導入される。次いで、雄ダイは溶融チョコレート中へ漸次下方へ進められ、チョコレートを容器の内面の少なくとも下部分の周りに移動させる。溶融チョコレートはそれによって、図2のgで最良に示すように、容器の内面と雄ダイの外面との間で概ね均一な肉厚の層13を形成する。
【0038】
本実施例においては、雄および雌ダイは同時に係合する。しかしながら、他の形態においては、雄ダイは容器が雌ダイ内で支持された後までは導入しないようにしてもよい。更に別の形態においては、雌ダイは何ら使用されず、容器自体が雄ダイの使用時その形状を保持するに十分な整合性(integrity)と強度とを有するように構成される。更に別の変形においては、雌ダイはまた、ホルダの機能を果たすことが可能であり、あるいはその逆も可能である。
【0039】
高さと肉厚とは添加するチョコレートの量および容器中へ雄ダイを進入させる程度とを選択することによって正確に制御可能である。チョコレートの層13の高さは底部にある頂点から開放端まで測定して好ましくは50ミリメートルから約150ミリメートルの間であり、より好ましくは100ミリメートルから約120ミリメートルまでの間、理想的には約108ミリメートルである。
【0040】
雌ダイは移動させられたチョコレートのレベルが該ダイの開放端のレベルより上方には上がらないように構成されることが理想的である。同様に、移動させられたチョコレートが雄ダイの上側境界縁部より上方まで来ないような配置を形成することが理想的である。本実施例においては、コーンあるいは容器の頂点、および雄並びに雌ダイの頂点によって画成される角度は概ね同じであるが、代替実施例においては、これらの角度の間で変更してもよい。同様に、更に別の実施例においては、雌ダイと雄ダイとの間の空隙の寸法および形状は意図的に変更して肉厚が不均一な外皮を提供することも可能である。
【0041】
チョコレートは所定の厚さにおいて固化して外皮15となるように急速に冷却される。このことは、図2のgから判るように冷却流体、例えば塩水を導入しうるようにする内部流体通路あるいはリザーバ16を含む雄ダイを冷却することによって達成される。前記流体はチョコレートの融点以下の温度において導入され、ダイを冷却し、該ダイの方はチョコレートが固化し、その形状を保持するに十分チョコレートを冷却する。本実施例では冷却溶液を使用しているが、該冷却溶液は、例えば液状CO2あるいは液状N2のような冷却媒体あるいは冷却ガスあるいは冷却液と冷却ガスとの混合物に代替可能であることも認められる。更に、雌ダイも更に、あるいは代替的に、同様に冷却して同じ効果を得ることが可能であることも認識される。
【0042】
また、上述した方法の段階を繰り返すことにより追加の層の外皮を順次積み重ねうることも認められる。これらの後続の層は同じ材料、あるいは例えばカラメルのような異なる材料から形成してもよい。
【0043】
一旦チョコレートが固まって外皮を形成すると、雄および雌ダイは分離されて保護包装シート内に納められたチョコレートの外皮15を露出する(図2のhおよび図3を参照)。次いで、外皮および保護包装シートはアイスクリーム18で概ね充填され複合アイス菓子を形成する(図4参照)。この段階で、ナッツ、チョコレートチップおよび(または)風味トッピングをアイス菓子に付与してもよい。
【0044】
他の実施例において、アイスクリームは、好ましくは炭酸ガス入りで、アイスクリームのそれとよく似た食感の、例えばシャーベットあるいは氷菓のようないずれかのその他の適当な可食性充填材料に代えてもよい。
【0045】
中心を構成する冷凍成分は、その硬さと歯ごたえとに応じて、ノズルを介し圧力をかけて充填することができ、かつ例えば薔薇を擬した装飾を形成することも可能である。頂部の装飾的な外観を得るために回転させて充填を行うことも可能である。
【0046】
最後に、保護包装シート内でチョコレートアイスクリーム菓子を密封するために容器の開放端に取り外し可能な閉鎖体20が取り付けられる。別の実施例において、閉鎖体は、できれば透明で、包装シートの上縁上でクリップ止めしたドーム状の蓋でもよい。
【0047】
本発明の方法は、使用時、連続的に多数の作業を行うよう適合される。このことは本方法が製造ラインに適用されている図5に示されている。該製造ラインは割り出しされ、多数のステーションと、それぞれのホルダによって支持された容器を搬送する自動コンベヤとを含んでいる。このラインは、次のステーションまで進む前に各ステーションで停止する。先ず、容器は噴射ノズル9が溶融チョコレートを導入するステーションを通って運ばれる。次いで、ラインはチョコレートが冷却される前に雄および雌ダイが使用される別のステーションまで進行する。次いでラインは進行しアイスクリームを添加し、閉鎖体(図示せず)を取り付ける。他の実施例においては、補完的な可食性材料を添加させたり、あるいは外皮形成工程を繰り返すためにより多くのステーションを含めることができる。多数の製造ラインの端面が図6において概略的に示されている。図3および図6に示すように、雌ダイの底部における余剰のチョコレートは集められ、ダクト21によって再循環すればよい。
【0048】
図2、図3、図5および図6において概略的に示す本発明の方法を実行することにより、図7に示すようなカップ状の製品を得ることができる。この特定の実施例においては、外皮22は2種類の溶融チョコレート、すなわちホワイトチョコレートとミルクチョコレートとから作られており、これらは完全に混合されることなく容器中に充填されており、そのため花カップ状外皮22にマーブル状の効果を出している。前記外皮は、平坦な底部24から見た場合凹凸形状を有する彎曲した側壁23を有している。前記外皮の上縁部25は花冠を表わす波状の線を画成している。頂部において、菓子製造用のノズルによって付与された装飾トッピング26およびシロップ27は薔薇の花弁と芯とを擬している。最終製品は魅力的な装飾的外観を有する複合冷凍菓子製品である。
【0049】
最終的に得られるものは対応する形状の、緊密に嵌合した保護包装シート内に入れられ、かつそれによって保護されたアイス菓子を充填したチョコレートのコーン、切頭コーンあるいはカップと、適当な相補的であるトッピングとからなる複合菓子製品である。
【0050】
同時に、本発明による方法はチョコレートの外皮の肉厚を、従って使用されるチョコレートの量を正確、かつ一様に制御し、一方肉厚の偶発的な変動を阻止する。形成工程において包装シートを使用することによって、製造を円滑化し、隠れた製品の形状を強烈に示唆する美的に魅力的な形態の相補的包装を提供する。これらの全ての局面において、アイス菓子製品およびそれを製造する方法と装置とは従来技術に対して実用的に、かつ商業的に顕著な改良を提供する。
【0051】
本発明を特定の実施例を参照して説明してきたが、当該技術分野の当業者には本発明はその他の多様な形態でも実施可能であることが認められる。
【図面の簡単な説明】
【図1】
本発明による、対応する包装シート内の固形で可食性の外皮を含む菓子製品を示す斜視図である。
【図2】
aからhまでは本発明による方法と装置を示す概略的な順序を示す図面である。
【図3】
本発明の方法による、雌ダイ内の容器と固形の外皮とを示す拡大断面図である。
【図4】
本発明による、対応する円錐状の包装シートと頂部閉鎖体内の固形の可食性外皮とアイスクリームの中身とからなる複合菓子製品の第1の実施例の斜視図である。
【図5】
本発明による方法を連続した大量製造において実行する装置を示す線図的な側面図である。
【図6】
図5に示す製造装置の線図的な正面図である。
【図7】
包装シートは示していないが、外皮と装飾用トッピングとを備えたアイス菓子の中身とからなる花カップを表象する複合菓子製品の別の実施例の斜視図である。
(発明の分野)
本発明は冷凍菓子製品に関する。本発明はまた、そのような製品を製造する方法と装置にも関する。
【0002】
(発明の背景)
多くの菓子製品が知られている。相補的な組み合わせで種々の食材料から形成された複合製品に対する消費者の需要が増大している。望ましい一つの組み合わせはアイスクリームとチョコレートである。しかしながら、一貫した、そして費用効果的な仕方で関心をそそる新製品を製造するために色々な形状や寸法でこれらの材料を合体化し、かつ包装するには著しい製造および包装上の困難が内包されている。
【0003】
チョコレートをベースとした菓子製品を形成する一つの既知の方法は溶融したチョコレートを雌のモールド中へ注入あるいは噴射し、そして次いで残った材料がモールドの内面の周りで硬化し、それが自立したチョコレートの外皮として取り出しうるように余剰分のチョコレートを注出することを含む。この技術のひとつの欠点は、それが成分によって変動する可能性のある溶融チョコレートの粘度並びに温度および周囲の湿度によって極めて左右されることである。このことが、どの程度の材料がモールドに付着するのか、従って注出される余剰材料の量を正確に調整するのを困難にしている。その結果、製造工程においてチョコレートが消費される割合、並びに最終製品の肉厚と質量とを予測することが難しい。別の問題は、この方法では、溶融チョコレートがモールドの最下部分に向かって溜まろうとするため製品の肉厚を不均一することがよくあることである。
【0004】
これらの問題に対処する試みにおいて、チョコレートおよび類似の材料をベースとした菓子製品を二部分からなるモールドにおいて形成することも知られている。この場合、所望形状の概ねシールされた空洞を形成するために2個のモールド半体が相互に接合される。次いで、溶融チョコレートが加圧されて前記空洞中へ噴射され、冷却すると、モールドが開放されて仕上がった製品を解放する。
【0005】
この方法のその他の変形において、遠心力の作用によってモールドの内面の周りに比較的薄くチョコレートを分配するようにモールドが回転させられる。
【0006】
これらの方法のいずれも、ある局面においては効果的ではあるが、保護包み紙中へ直接成形する端が開放された菓子製品では、前記包み紙を損傷あるいは変色させることなく効果的に成形工程に組み込むことが困難であるため、それらの製品の製造には適していない。しかしながら、成形工程中へ包み紙を組み込むことは製造効率の観点から望ましいことである。また、それは包み紙で包む前に露出した製品が損傷したり、汚染するのを阻止する上で役立つ。
【0007】
本発明の目的は従来技術の欠点の少なくとも一つを克服あるいは改善すること、あるいは有用な代案を少なくとも提供することである。
【0008】
(発明の要約)
本発明は、第1の局面において、
− 固形の脂肪をベースとした成分から形成され、対応する形状の緊密に嵌合した保護包装シート内に大部分入れ子式に入れられたコーン(円錐体)、切頭コーン(円錐体)あるいはカップ状の外皮であって、該外皮と包装シートとは各々開放端と閉鎖端とを有し、前記外皮が前記包装シートの内面と概ね連続して接触したライニングを形成している外皮と、
− アイス菓子の中身とを含む複合冷凍菓子製品を提供する。
【0009】
本発明は、第2の局面において、保護包装シートにおける端部が開放した、コーン、切頭コーン、あるいはカップ状の菓子製品を製造する方法であって、
開放端と閉鎖端とを有する容器として前記保護包装シートを形成する段階と、
開放端を閉鎖端より上方に配置させて前記容器を支持する段階と、
前記の開放端を通して容器中へ所定量の可食性溶融菓子材料を導入し、それが閉鎖端に向かって固まりうるようにする段階と、
前記容器の内面の少なくとも一部の周りに溶融材料を移動させるようにするために前記容器の開放端中へ対応する形状の雄ダイを導入する段階と、
溶融材料が外皮の形態で部分的に固まるまで溶融材料を冷却する段階と、
保護包装シート内に納められた菓子製品を露出するようにダイを取り外す段階とを含む菓子製品を製造する方法を提供する。
【0010】
本発明は、第三の局面において、保護包装シート内における開放端を有する菓子製品を製造する装置であって、
開放端を閉鎖端より上方に位置させて容器として開放端と閉鎖端とを有する包装シートを支持する手段と、
閉鎖端に向かって固まるように前記開放端を通して所定量の溶融した可食材料を前記容器中へ導入する噴射手段と、
溶融した材料を前記容器の内面の少なくとも一部の周りに移動させるように前記容器の開放端に挿入するように取り外し可能とされた対応する形状の雄ダイと、
溶融した材料が外皮の形態で概ね固まるまで該材料を冷却する冷却手段とを含む菓子製造装置を提供する。
【0011】
本発明は、第4の局面において、包装シート内の外皮にアイス菓子を充填し、装飾用のトッピングを置き、蓋で包装を閉鎖することを含むアイス菓子製品の製造において、砂糖ウエハースの代わりに成形した外皮を包装シート内で使用することに関する。
【0012】
(発明の詳細説明)
本発明による方法は閉鎖端近傍での容器の外面の少なくとも一部が支持ダイの対応する内面と連続して面接触するように対応する雌支持ダイ内に該容器を入れ子式に位置させる別の段階を含むことが好ましい。
【0013】
雌ダイは外皮の概ね全体を支持するように構成することが好ましい。
【0014】
前記雄および雌ダイは溶融材料および包装シートにそれぞれ同時に接触するようにされることが好ましい。
【0015】
包装シート、ダイおよび外皮は各々概ね同じ形状である。
【0016】
それは、容器の頂点が閉鎖端を画成するコーンとしうる。
【0017】
代案として、それは切頭コーン、好ましくは基部が閉鎖端を画成している細長い切頭コーンとしうる。
【0018】
更に別の代案として、基部が閉鎖端を画成し、凸形、凹形、あるいは凸形/凹形の湾曲した側壁を備えた花カップあるいは花冠の形状を呈することが好ましいカップ状としうる。【0019】
中身は外皮の長さに亘り延在するようにし、包装シートの内面とその周囲が少なくとも部分的に接触するようにしてもよい。
【0020】
包装シートはその開放端において概ね円形の縁部で終わるようにすればよく、一方菓子のライニングは波形の縁部として終わり、従って花弁を備えた花カップあるいは花冠を表わすようにしうる。
【0021】
外皮を形成する固形成分は菓子用脂肪から構成される。本明細書においては、菓子用脂肪とはチョコレートコーティングおよび植物性脂肪あるいはその一部、出来れば添水素したもの、あるいはそのような植物性脂肪およびその一部の混合物からなる「複合」コーティングを含む菓子コーティングであると理解される。そのような固形成分は例えばチョコレートの場合は砂糖あるいは固形ミルクを含有しうる。チョコレートはブラックチョコレート、ミルクチョコレート、あるいはホワイトチョコレートでよい。
【0022】
外皮を形成する固形成分は等質のものでよく、あるいは、マーブル模様あるいは波模様を提供するように並置するか、あるいは一緒にして僅かに攪拌した例えばミルクチョコレートおよびホワイトチョコレートのように種々の風味および色をしたチョコレートから構成してもよい。固形成分は炭酸ガスを含有させてもよい。固形成分は更に、例えばゲル、マシュマロ、ファッジ、あるいは保存果物片、ナッツ、あぶり、膨らませ、あるいは焙焼したシリアルあるいはビスケット片のような砂糖菓子の含有物を含有しうる。
【0023】
菓子用脂肪は容器の内壁と接触している外皮の固形成分において連続した層すなわち相を構成する。
【0024】
包装シートと外皮とは各々、それぞれの頂点が閉鎖端を画成しているコーン、または切頭コーン、あるいは概ね平坦な底部を備えたカップの形状である。
【0025】
そのような包装シートは、形成され、容器の中に接着される、例えばアルミニュームで裏打ちした紙のようはラミネート材から作ればよい。
【0026】
切頭コーンあるいはカップの場合、底部は包装シートを折り曲げることによって閉鎖することができる。代替的に、底部に紙、段ボール、あるいはプラスチック製ディスクを位置させ、側壁に接着することも可能である。包装は紙、段ボール、あるいはプラスチックから作ることができる。
【0027】
本発明による装置は、閉鎖端近傍の容器の外面の少なくとも一部が支持ダイの対応する内面と概ね連続的に接触するように容器を入れ子式に支持する対応する雌支持ダイを更に含むことが好ましい。
【0028】
前記雌ダイは形成された外皮を概ね全体に亘って支持するような形状とされることが好ましい。
【0029】
本発明の好適実施例について添付図面を参照して例示のみとして以下説明する。
【0030】
(好適実施例の詳細説明)
最初に図1を参照する。本発明による方法を実行する場合、先ず保護包装シートが容器あるいはスリーブ1として積層シート材料から形成される。積層シートは金属フォイルの風味保持壁を備えたワックス塗布の紙から形成される。それはまた、装飾用のラベルを含む。その他の実施例において、包装シートは紙、ワックス塗布紙、フォイルあるいはプラスチックを個別に、あるいは組み合わせて、かつ積層体あるいはその他の形態や形状で含みうる。
【0031】
シート材料は巻き上げられ、閉鎖端2を画成するように底部に頂点を備え、開放頂端3を画成するように上方へ側部が広がっている倒立したコーン(円錐体)の形状となるように接着される。前記コーンの頂点は15度から約45度の間、好ましくは20度から約30度の間、理想的には約23度の内包角を形成している。
【0032】
容器の高さは、頂点から開放端まで測定すると、100ミリメートルから約250ミリメートルの間、より好ましくは150ミリメートルから約200ミリメートルの間、理想的には約170ミリメートルである。その他の実施例においては、前記容器は、例えば細長い切頭コーンのように全く異なる形状としてもよい。
【0033】
図2のaおよびbに示すように、容器は開放端3を閉鎖端2より上方に配置させて環状のホルダ5によって支持される。本実施例においては、ホルダは容器の開放端の外径よりも直径が小さい円形開口6を形成しており、そのためコーンをホルダ内にしっかりと着座させることができる。
【0034】
図2のcおよびdに示すように、次いで所定量の溶融チョコレート8は閉鎖端に向かって溜まるように開放端を通して噴射ノズル9によって容器中へ導入される。その他の実施例においては、溶融チョコレートは、温度の影響により、あるいは化学反応によって概ね固形状態に変化するいずれかの適当な液体あるいは粘性の可食性製品と部分的に取り替えてもよい。例としては、脂肪をベースとした製品、果物をベースとしたガム製品、ビスケット/クッキーの混合物、砂糖をベースとした製品および例えばゼリーのようなゼラチン製品を含む。
【0035】
別の実施例において、例えばナッツやミントチップのようなその他の相応の食品を、溶融した、すなわち粘性の製品が導入される間、前、あるいは後に含有物として容器中へ導入してもよい。
【0036】
図2のdからfまでに示すように、包装シートから形成された容器は次いで雌ダイにおいて入れ子式に支持される。雌ダイは、容器の外面の閉鎖端に向かう著しい部分が雌ダイの対応する内面と連続的に接触するようにされた対応する円錐形のくぼみ11を画成している。雌ダイは容器と同様に、開放頂部から底の頂点まで下方へ細くなっている。図3から最良に判るように、雌ダイは更に、さもなければ容器とダイとの間に捕捉される可能性のある空気を放出しうるようにする導管を頂点において含んでいる。図6に示すように、前記導管は空気が確実に放出されるようにするために真空源に接続することが好ましい。また、こうすることによって容器を雌ダイ内でしっかりと保持しやすくする。
【0037】
図2のfに示すように、雌ダイが下方から容器と係合すると、対応した形状の円錐形の雄ダイ12が同時に容器の開放端中へ上方から導入される。次いで、雄ダイは溶融チョコレート中へ漸次下方へ進められ、チョコレートを容器の内面の少なくとも下部分の周りに移動させる。溶融チョコレートはそれによって、図2のgで最良に示すように、容器の内面と雄ダイの外面との間で概ね均一な肉厚の層13を形成する。
【0038】
本実施例においては、雄および雌ダイは同時に係合する。しかしながら、他の形態においては、雄ダイは容器が雌ダイ内で支持された後までは導入しないようにしてもよい。更に別の形態においては、雌ダイは何ら使用されず、容器自体が雄ダイの使用時その形状を保持するに十分な整合性(integrity)と強度とを有するように構成される。更に別の変形においては、雌ダイはまた、ホルダの機能を果たすことが可能であり、あるいはその逆も可能である。
【0039】
高さと肉厚とは添加するチョコレートの量および容器中へ雄ダイを進入させる程度とを選択することによって正確に制御可能である。チョコレートの層13の高さは底部にある頂点から開放端まで測定して好ましくは50ミリメートルから約150ミリメートルの間であり、より好ましくは100ミリメートルから約120ミリメートルまでの間、理想的には約108ミリメートルである。
【0040】
雌ダイは移動させられたチョコレートのレベルが該ダイの開放端のレベルより上方には上がらないように構成されることが理想的である。同様に、移動させられたチョコレートが雄ダイの上側境界縁部より上方まで来ないような配置を形成することが理想的である。本実施例においては、コーンあるいは容器の頂点、および雄並びに雌ダイの頂点によって画成される角度は概ね同じであるが、代替実施例においては、これらの角度の間で変更してもよい。同様に、更に別の実施例においては、雌ダイと雄ダイとの間の空隙の寸法および形状は意図的に変更して肉厚が不均一な外皮を提供することも可能である。
【0041】
チョコレートは所定の厚さにおいて固化して外皮15となるように急速に冷却される。このことは、図2のgから判るように冷却流体、例えば塩水を導入しうるようにする内部流体通路あるいはリザーバ16を含む雄ダイを冷却することによって達成される。前記流体はチョコレートの融点以下の温度において導入され、ダイを冷却し、該ダイの方はチョコレートが固化し、その形状を保持するに十分チョコレートを冷却する。本実施例では冷却溶液を使用しているが、該冷却溶液は、例えば液状CO2あるいは液状N2のような冷却媒体あるいは冷却ガスあるいは冷却液と冷却ガスとの混合物に代替可能であることも認められる。更に、雌ダイも更に、あるいは代替的に、同様に冷却して同じ効果を得ることが可能であることも認識される。
【0042】
また、上述した方法の段階を繰り返すことにより追加の層の外皮を順次積み重ねうることも認められる。これらの後続の層は同じ材料、あるいは例えばカラメルのような異なる材料から形成してもよい。
【0043】
一旦チョコレートが固まって外皮を形成すると、雄および雌ダイは分離されて保護包装シート内に納められたチョコレートの外皮15を露出する(図2のhおよび図3を参照)。次いで、外皮および保護包装シートはアイスクリーム18で概ね充填され複合アイス菓子を形成する(図4参照)。この段階で、ナッツ、チョコレートチップおよび(または)風味トッピングをアイス菓子に付与してもよい。
【0044】
他の実施例において、アイスクリームは、好ましくは炭酸ガス入りで、アイスクリームのそれとよく似た食感の、例えばシャーベットあるいは氷菓のようないずれかのその他の適当な可食性充填材料に代えてもよい。
【0045】
中心を構成する冷凍成分は、その硬さと歯ごたえとに応じて、ノズルを介し圧力をかけて充填することができ、かつ例えば薔薇を擬した装飾を形成することも可能である。頂部の装飾的な外観を得るために回転させて充填を行うことも可能である。
【0046】
最後に、保護包装シート内でチョコレートアイスクリーム菓子を密封するために容器の開放端に取り外し可能な閉鎖体20が取り付けられる。別の実施例において、閉鎖体は、できれば透明で、包装シートの上縁上でクリップ止めしたドーム状の蓋でもよい。
【0047】
本発明の方法は、使用時、連続的に多数の作業を行うよう適合される。このことは本方法が製造ラインに適用されている図5に示されている。該製造ラインは割り出しされ、多数のステーションと、それぞれのホルダによって支持された容器を搬送する自動コンベヤとを含んでいる。このラインは、次のステーションまで進む前に各ステーションで停止する。先ず、容器は噴射ノズル9が溶融チョコレートを導入するステーションを通って運ばれる。次いで、ラインはチョコレートが冷却される前に雄および雌ダイが使用される別のステーションまで進行する。次いでラインは進行しアイスクリームを添加し、閉鎖体(図示せず)を取り付ける。他の実施例においては、補完的な可食性材料を添加させたり、あるいは外皮形成工程を繰り返すためにより多くのステーションを含めることができる。多数の製造ラインの端面が図6において概略的に示されている。図3および図6に示すように、雌ダイの底部における余剰のチョコレートは集められ、ダクト21によって再循環すればよい。
【0048】
図2、図3、図5および図6において概略的に示す本発明の方法を実行することにより、図7に示すようなカップ状の製品を得ることができる。この特定の実施例においては、外皮22は2種類の溶融チョコレート、すなわちホワイトチョコレートとミルクチョコレートとから作られており、これらは完全に混合されることなく容器中に充填されており、そのため花カップ状外皮22にマーブル状の効果を出している。前記外皮は、平坦な底部24から見た場合凹凸形状を有する彎曲した側壁23を有している。前記外皮の上縁部25は花冠を表わす波状の線を画成している。頂部において、菓子製造用のノズルによって付与された装飾トッピング26およびシロップ27は薔薇の花弁と芯とを擬している。最終製品は魅力的な装飾的外観を有する複合冷凍菓子製品である。
【0049】
最終的に得られるものは対応する形状の、緊密に嵌合した保護包装シート内に入れられ、かつそれによって保護されたアイス菓子を充填したチョコレートのコーン、切頭コーンあるいはカップと、適当な相補的であるトッピングとからなる複合菓子製品である。
【0050】
同時に、本発明による方法はチョコレートの外皮の肉厚を、従って使用されるチョコレートの量を正確、かつ一様に制御し、一方肉厚の偶発的な変動を阻止する。形成工程において包装シートを使用することによって、製造を円滑化し、隠れた製品の形状を強烈に示唆する美的に魅力的な形態の相補的包装を提供する。これらの全ての局面において、アイス菓子製品およびそれを製造する方法と装置とは従来技術に対して実用的に、かつ商業的に顕著な改良を提供する。
【0051】
本発明を特定の実施例を参照して説明してきたが、当該技術分野の当業者には本発明はその他の多様な形態でも実施可能であることが認められる。
【図面の簡単な説明】
【図1】
本発明による、対応する包装シート内の固形で可食性の外皮を含む菓子製品を示す斜視図である。
【図2】
aからhまでは本発明による方法と装置を示す概略的な順序を示す図面である。
【図3】
本発明の方法による、雌ダイ内の容器と固形の外皮とを示す拡大断面図である。
【図4】
本発明による、対応する円錐状の包装シートと頂部閉鎖体内の固形の可食性外皮とアイスクリームの中身とからなる複合菓子製品の第1の実施例の斜視図である。
【図5】
本発明による方法を連続した大量製造において実行する装置を示す線図的な側面図である。
【図6】
図5に示す製造装置の線図的な正面図である。
【図7】
包装シートは示していないが、外皮と装飾用トッピングとを備えたアイス菓子の中身とからなる花カップを表象する複合菓子製品の別の実施例の斜視図である。
Claims (15)
- − 固形の脂肪をベースとした成分から形成され、対応する形状の緊密に嵌合した保護包装シート内に実質的に入れ子式に入れられた円錐体、切頭円錐体あるいはカップ状の外皮であって、該外皮と包装シートとは各々開放端と閉鎖端とを有し、該外皮は包装シートの内面と概ね隣接して接触したライニングを形成している外皮と、
− アイス菓子の中身とを含むことを特徴とする複合冷凍菓子製品。 - 前記の中身が前記外皮の長さに亘って延在し、少なくともその周囲の一部が前記包装シートの内面と接触していることを特徴とする請求項1に記載の複合冷凍菓子製品。
- 円錐体の形状であることを特徴とする請求項1に記載の複合冷凍菓子製品。
- 基部が閉鎖端を画成し、彎曲した側壁が凸形、凹形、あるいは凹凸形である、花カップあるいは花冠の形状を表わすカップの形状であることを特徴とする請求項1に記載の複合冷凍菓子製品。
- 前記包装シートがその開放端において概ね円形の縁部で終わり、前記菓子ライニングが波形の縁部で終わっていることを特徴とする請求項1に記載の複合冷凍菓子製品。
- 装飾トッピングを含み、前記包装シートが蓋によって閉鎖されていることを特徴とする請求項1から5までのいずれか1項に記載の複合冷凍菓子製品。
- 菓子の形状に対応した保護包装シート内の菓子用脂肪を含み端が開放した円錐体、切頭円錐体あるいはカップ状の菓子製品を製造する方法において、
開放端と閉鎖端とを有する容器として前記保護包装シートを形成する段階と、
開放端を閉鎖端より上方に配置させて前記容器を支持する段階と、
開放端を通して前記容器中へ所定量の可食性の溶融菓子材料を導入し、それを閉鎖端に向かって固まりうるようにする段階と、
前記容器の内面の少なくとも一部の周りに溶融した材料を移動させるように前記容器の開放端中へ対応した形状の雄ダイを導入する段階と、
溶融した材料を外皮の形態で概ね固まるまで冷却する段階と、
前記保護包装シート内に入れられた菓子製品を露出するようにダイを取り外す段階とを含むことを特徴とする菓子製品を製造する方法。 - 少なくとも前記容器の外面の前記閉鎖端に隣接した部分が支持ダイの対応する内面と隣接して面接触するように前記容器を対応する雌支持ダイ内に入れ子式に入れる更に別の段階を含むことを特徴とする請求項7に記載の方法。
- 前記雌ダイが前記外皮を概ね全体に亘って支持するような形状とされていることを特徴とする請求項7に記載の方法。
- 前記雄および雌ダイが同時に溶融した材料と包装シートとにそれぞれ接触するようにされることを特徴とする請求項7に記載の方法。
- 保護包装シート内の端が開放した菓子製品を製造する装置において、
開放端を閉鎖端より上方に位置させて開放端と閉鎖端とを有する包装シートを容器として支持する支持手段と、
所定量の溶融した可食性脂肪ベースの材料をそれが閉鎖端に向かって固まるように前記容器中へ導入するための噴射手段と、
前記容器の内面の少なくとも一部の周りに溶融した材料を移動させるように前記容器の開放端へ取り外し可能に挿入するようにされた対応する形状の雄ダイと、
溶融した材料をそれが外皮の形態で概ね固まるまで冷却する冷却手段とを含むことを特徴とする菓子製品を製造する装置。 - 少なくとも閉鎖端に隣接した前記容器の外面の部分が支持ダイの対応する内面と概ね隣接して接触するように前記容器を入れ子式に支持する相補的な雌支持ダイを更に含むことを特徴とする請求項11に記載の装置。
- 前記雌ダイが形成された外皮を概ね全体に亘って支持するような形状とされていることを特徴とする請求項12に記載の装置。
- 請求項1に記載の複合冷凍菓子製品を製造する方法であって、アイス菓子製品の製造において砂糖ウエハースの代わりに包装シート内の成形した外皮を使用することを含み、かつ包装シート内の外皮にアイス菓子を充填することを含むことを特徴とする複合冷凍菓子製品を製造する方法。
- 装飾トッピングを設け、包装シートを蓋で閉鎖することを更に含むことを特徴とする請求項14に記載の方法。
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