JP2004506154A - ゲルが充填された衝撃緩和装置及び該装置用組成物 - Google Patents
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Abstract
Description
【関連特許】
この出願は、2000年8月8日出願の米国仮特許出願第60/223633号の利益を主張する。
【0002】
【発明の分野】
この発明は、自動車の衝突、モーターボートの事故などで衝撃を受けた場合に、人間その他動物が受ける外傷を低減するための層状構造の装置を提供するものである。
【0003】
【背景】
車が衝突したとき、衝突による力は、車の中の部材を通じて、乗っている者に伝わる。一般的には、車内の人はそれら部材からの衝撃を受けるため、二次衝突と呼ばれる事故が起こる。例えば、自動車の衝突事故において、車内の人が脛骨を複雑骨折したとき、そのときに作用した力が6キロニュートンと測定された例もある。また、レース用ボートの中やログ・スキッター(log skitters)の座席の場合、ボートの構造体からその乗員の身体に打撃力(damaging forces)が伝わるであろう。本発明は、そのような衝撃に起因する外傷をなくすか又は軽減することを企図するものである。
【0004】
【要旨】
本発明は、衝撃エネルギーを分散させる作用を有する装置を提供するもので、衝撃エネルギーは、保護される対象(例えば車に乗っている者)に直接伝達されることはない。外傷低減効果(trauma−mitigating effects)すなわち衝撃緩和効果は、本発明の層状(扁平な層状)構造の装置によってもたらされる。なお、本明細書において、層状構造の装置を、単に「層状体(ラミネート)」と称する場合もある。本発明の装置は、様々な厚さに作ることはできるが、9cm以下が望ましい。装置の構成要素は、衝撃が発生したときに、対象を保護するのに累積効果(cumulative effects)がある。層状体は、下肢その他の身体部分に伝達される打撃力を最小にするためのものである。この発明に含まれる幾つかの実施例は、「二次衝突」によって、及び/又は、打撃力が車の構造部材を通じて伝達されることによって、車に乗っている者の手足及び身体表面が損傷しないように保護するように設計されている。本発明は、衝撃の発生源と保護対象との間、例えば車とそれに乗っている者との間に多層体を設けることにより、衝撃力及びそれに起因する損傷を低減するのに役立つ。
【0005】
車は、人を乗せて、ほぼ一様な速度で移動する。衝突が起こると、車は急に減速する。乗っている者は、車の初期速度と同じ一様なペースで移動し続ける。車が急に減速すると、人体の減速と車の減速との差による力が発生し、乗っている者はその力を受ける。この減速差によって発生する力は、乗っている者の身体部分に衝撃をもたらすが、本発明の装置はかかる衝撃を低減するもので、作用する力を低減し、起こり得る損傷を低減させるものである。
【0006】
車の内装部と乗っている者との空間又は距離は限られている。それ故、その間に介在させる層状体は、短い距離の中で相対速度を減速させねばならない。その距離と時間が短いほど、発生するエネルギーは大きくなる。層状体の第1の機能は、自ら変形して、発生したエネルギーを熱に変換することである。層状体の第2の機能は、力をできるだけ広い領域に分散させて、保護対象の身体に伝達される力を最小にすることである。これは、衝突により身体部分に作用する衝撃及びそれに伴う損傷を大幅に低減するものである。
【0007】
本発明の層状体は、前記の機能を効率的に果たすものである。力が作用したとき、層状体中の幾つかの層は圧縮し、変形する。他の層は、接触した時点で反応し、装置の全体に力を分散する。1つの層の内部では、粘性流動体中の要素が相互に作用を及ぼして力を分散させる。
【0008】
一実施例において、層状体は、足を置くフットウエル(footwell)又はトゥパン(toepan)の表面に配置され、一体になっている。層状体はまた、運転者及び前席同乗者の膝を保護する膝用ボルスター(knee bolster)に用いることもできる。
【0009】
その最も一般的な形態において、本発明の層状体は、突然の衝撃を受けた際に、所定通りに変形してつぶされることのできる、クラッシャブル(crushable)な密閉構造体を具えている。この密閉構造体は、高粘度の流動体組成物の中にクラッシャブルな基材(matrix)が入れられた流動体不浸透性(fluid−impervious)の可撓性密閉体(flexible enclosure)を含んでいる。
【0010】
クラッシャブルな基材は、複数の基材要素を含むことが望ましく、各基材要素は、層状体の主平面に対して略直交するように並べて配備されている。これらの基材要素は、例えば、円筒形、半球形、ピラミッド形、又はそれらの組合せであってよい。基材要素の一部又は全部は、頂面又は頂点で結合した一対の半球体又はピラミッド体から形成することもできる。また、所望により、基材要素の一部又は全部に、クラッシャブルな複数のアームを突設することもできる。また、所望により、半球形又はピラミッド形の要素を、円筒形要素と組み合わせて使用することもできる。
【0011】
クラッシャブルな密閉構造体は、所望により、複数の基材要素の上及び/又は下に薄い支持層を含むこともできる。その様な支持層として、例えば、アルミニウムや銅などの延性金属を波形又はその他の圧壊され得る形状としたものを挙げることができる。或いはまた、ポリマー材料を、波形、ハニカム等の形状で、ゴム又は固体の粘度を有するように成形することもできる。また、全体又は一部分を、セラミック又はセラミック合金から形成することもできる。
また、密閉されたクラッシャブル構造体の外側に、薄い支持層を挟むこともできる。
【0012】
流動体不浸透性の可撓性密閉体は、密閉されたクラッシャブル構造体を取り囲む。この密閉体は、予期される力に十分耐えて破裂することがないように、適当な強度を有するポリマーフィルム、又はゴム引された(rubberized)若しくはエラストマーの織布若しくは不織布から作ることができる。密閉体は、ゴム引して流動体に不浸透性であって、厚さ20ミルの平行なバリアから形成することが望ましい。これらのバリアは、1枚のシートを折り重ねて形成することもできる。バリアは、幾分薄めのフィルム(例えば、10〜15ミル)を用いて、周囲の一部又は全体に沿って接合することもできる。層状体の平面に沿って衝撃が拡がるのに適合させるために、密閉体の1又は2以上の縁部に、1又は2以上のアコーディオン型プリーツ(ガセット)を設けることが望ましい。
【0013】
高粘度の流動体組成物は、流動体不浸透性の可撓性密閉体の中に収容されている。前記組成物は、粘度が約300,000CPS〜約6百万CPSの粘性流動体(即ち、ゲルやブロックポリマーのような半固体)を含んでいる。本発明の装置に衝撃が加わったとき、クラッシャブルな基材は、粘性流動体と相互に作用を及ぼしてエネルギーを基材に移動させ、粘性流動体の中及び層状体の平面に沿って要素を移動させると共に、エネルギーを熱の形態で放散させる。
【0014】
高粘度の流動体は、直径約100〜400ミクロンの低密度ミクロ球状粒子を含むことが望ましい。そのようなミクロ球状粒子は、セラミック又はプラスチックであってよいが、それらの混合物でもよい。
なお、高粘度の流動体は、直径約0.5mm〜5mmのマクロ粒子、例えば、ポリスチレンのような発泡ポリマーを、又は該発泡ポリマーとミクロ球状粒子の組合せを含むことがより望ましい。粒子は様々なサイズのものを、高粘度の流動体の中に約20〜40体積%含むことが望ましい。本発明の装置に衝撃が加わったとき、クラッシャブルな基材は、粘性流動体の粒子化合物と相互作用してエネルギーを基材に移動させる。
【0015】
流動体不浸透性の可撓性密閉体は、所定の衝撃を受けてもその完全性を維持し得るように、適当な厚さと強度を有するポリマーフィルムを含んでいる。或いは、2層以上のファブリック又はエラストマーから作ることもできる。柔軟性と追加の弾性をもたらすために、層の1つは、ポリノルボルネン(polynorbornene)又はブチルゴムであってよい。密閉体の主要部分は、例えば、ポリマーフィルムと金属フィルムを同時押出し成形によって作ることもできる。
前述したように、車のフロア部などの金属又はクラッシャブルな延性金属の薄層へ接合するために、XU661126.02(ダウ・ケミカル・カンパニー,ミシガン州ミッドランド)などの金属接着フィルムを使用することができる。
【0016】
本発明の他の実施例において、密閉されたクラッシャブル構造体は、全体が網状の発泡フォームの層で覆われている。圧縮空気源が配備されており、衝撃(突然の減速又は加速)を感知すると、発泡層が加圧される。
【0017】
この明細書に示される一実施例において、本発明の層状体は、次に述べる層から構成される。最も上の層は、車のフロア部の敷物として配備されるカーペットである。その次の層は、網状の発泡フォームである。その次は、クラッシャブルな密封構造体であり、該構造体の表面は、流動体不浸透性の可撓性密閉体の表面を形成するフィルムである。可撓性密閉体の内側に薄い支持層があり、これは、衝撃時に壊れるように設計されたハニカム又は波形構造である。複数の要素から成る基材は、薄い支持層のすぐ外側にある。基材は、ミクロ球状体及びマクロ球状体を含む高粘度流動体組成物の中に入れられている。次に外側にあるのは、波形アルミニウムの薄い支持層である。次は、可撓性密閉体の底面であり、必要に応じて、車の構造体へ取り付ける接着フィルムが設けられる。
【0018】
【詳細な記述】
本発明を、添付の図面を参照して、より詳しく説明する。
図1は、本発明の層状の衝撃緩和装置(100)の一実施例を示している。これは、自動車のフットウエル又はトゥパン(110)に用いることができる。構造をわかりやすくするために、実際は接触している幾つかの層を少し分離して、分解図として示している。
【0019】
カーペット層(101)は、自動車の中で一般に使用されているフロアの敷物であり、織物又はパイルカーペットである。カーペット層は、機能的だけでなく、車の他の部分とカラーコーディネートされるように、装飾的でもある。車の中で保護されるべき者と直接接触するのがこの層である。
上クッション層(102)は、カーペット層(101)の下に設けることが望ましく、ブチルゴム、ポリノルボルネン、ポリ塩化ビニル、ポリウレタンなどの軟質弾性材料から作られる。
【0020】
発泡層(103)は、上クッション層の下に設けられることが望ましい。この発泡層は、ポリウレタンの他に、全体が網状で膨張可能な発泡フォームから作られ、空気注入管(130)が配備されている。外部の圧力空気が、この管を通じて発泡層に供給されると、発泡層は膨張して、追加の弾力性がもたらされる。衝撃を感知して、車のエアバッグが開いたときに、圧縮空気が、空気注入管(130)を通じて、発泡層(103)へ直接供給されるのが望ましい。本発明の一実施例では、発泡層(103)を、省くこともできる。
必要に応じて、下クッション層(122)を、発泡層(103)の真ぐ下に設けることもできる。
【0021】
密閉体の上層(104)は、発泡層(103)の下(下クッション層(122)が設けられている場合、下クッション層の下)に設けられる。上クッション層(102)と密閉体の上層(104)により、発泡層(103)の上下表面を密封してほぼ気密にし、空気注入管(130)を通じて膨張可能にすることが好ましい。或いはまた、発泡層(103)の表面を、薄いポリマーフィルム又はその他手段によって密封することもできる。
【0022】
流動体不浸透性の可撓性密閉体(120)は、クラッシャブルな密封構造体(150)を取り囲んでおり、ポリマーフィルムから作られるか、又は所定の力を受けたときに破壊せずに耐え得る強度を有するゴム引の又はエラストマーの織布又は不織布から作られる。密閉体は、厚さ20ミルで、ゴム引きされた流動体不浸透性の一対のバリア(104)(108)から形成されることが望ましい。バリア(104)(108)は、比較的薄いフィルム(116)によって接合されており、層状体の平面に沿って衝撃が拡がることができるように、ガセットを形成するアコーディオン型プリーツを有している。
【0023】
ハニカム構造金属の薄い支持層(105)は、クラッシャブルな構造体(150)の上部を構成している。これは、圧力を受けると壊れて、エネルギーを吸収するようになっている。他の実施例として、波形シート状のアルミニウム又はその他金属の層と置き換えることもできる。
【0024】
可撓性密閉体(120)の内部には、内容物として高粘度の流動体(160)が収容されている。この流動体は、粘度が約300,000CPS〜約6百万CPS(即ち、ゲルやブロックポリマーのような半固体)の粘性流動体を含んでいる。本発明の装置(100)に衝撃が加わったとき、クラッシャブルな基材(106)は、粘性流動体(160)と相互作用してエネルギーを基材又はその中に移動させて、粘性流動体の中及び層状体の平面に沿って要素を移動させると共に、エネルギーを熱の形態で放散させる。
【0025】
高粘度の流動体は、直径約100〜400ミクロンの低密度ミクロ球状粒子(161)を含むことが望ましい。そのようなミクロ球状粒子(161)として、セラミック若しくはプラスチック又はそれらの混合物を用いることができる。
なお、高粘度の流動体は、直径約0.5mm〜5mmのマクロ粒子(162)、例えば、ポリスチレンのような発泡ポリマーを含むことがより望ましい。粒子は様々なサイズのものを、高粘度流動体(160)の中に約20〜40体積%含むことが望ましい。
【0026】
クラッシャブル構造体(150)の中央部は、垂直方向に延びる複数の円筒形要素(166)で作られたクラッシャブル基材(106)である。図2は、クラッシャブルな基材(106)の平面図であって、円筒形要素(166)が格子状に配列されている。本発明では、クラッシャブル構造体の構成要素の配置は種々の形態が可能であり、重要な点は、高粘度流動体(160)の中に入れられていることである。必要に応じて、構成要素の一部又は全部に空気を入れることもできるし(図1及び図2参照)、高粘度流動体(160)を含むこともできる。
【0027】
クラッシャブル構造体(150)の下部は、ハニカム構造金属の薄い支持層(107)によって形成されている。他の実施例として、波形シート状のアルミニウム又はその他金属の層として形成することもできる。
ハニカム金属層(107)の下方には、前述の流動体不浸透性バリア(108)がある。これは、可撓性密閉体(120)の底部を構成する。
【0028】
可撓性密閉体(120)を車のトゥパン(110)又はその他の金属へ接合するのに、XU661126.02(ダウ・ケミカル・カンパニー,ミシガン州ミッドランド)などの金属接着フィルム(109)を使用することができる。このフィルムは、温度変動の大きく、接着の妨げとなる潤滑油が存在する環境の自動車内の金属面に対しても、層状構造体を取り付けることのできる高品質の接着テープである。必要に応じて、下側の流動体不浸透性バリア(108)を、そのようなフィルムで作ることもできる。
【0029】
図3は、本発明の衝撃緩和装置(300)の他の実施例を示している。カーペット(301)は、上クッション層(302)の上に載っている。一般的に、発泡層(303)には、上述した空気注入管(330)が配備されている。
発泡層(303)の下には、密閉体の上層(304)が配備され、流動体不浸透性の可撓性密閉体(320)の頂面を形成している。可撓性密閉体(320)は、クラッシャブル構造体(350)を囲む構成である。構造体(350)は、上波形層(305)、下波形層(307)及びクラッシャブルな基材(306)を含んでいる。
【0030】
クラッシャブルな基材(306)は、半球体部材(366)がそれぞれの頂面どうしで接触している。半球体部材(366)は、粘性流動体(360)中に容れられている。この実施例で示されるように、粘性流動体(360)は、半球体部材(366)の外側だけでなく、部材(366)の内部にも存在する。高粘度の流動体(360)は、大豆油、亜麻仁油、ひまわり油又は松油の粘性流動体(酸化防止剤その他の保存剤と共に)を含み、油/水のエマルジョンを含み、又は流動体中に分散するミクロ粒子(361)及びマクロ粒子(362)の他に、石油、シリコーン、ブロック重合体又はその他温和な粘性物質を含んでいる。
【0031】
波形金属層(307)は、クラッシャブル構造体(350)の下部を形成し、クラッシャブルな基材(306)と波形金属層(305)を含んでいる。
流動体不浸透性バリア(308)は、可撓性密閉体(320)の底面を形成し、バリア(304)とガセットの縁部(316)を含んでいる。
接着層(309)は、密閉体(320)をトゥパン(310)に接合する。
【0032】
図4は、本発明の衝撃緩和装置(400)の他の実施例を示している。クラッシャブルな構造体(450)は、基材(406)を構成する数多くのピラミッド型要素(466)の他に、一対のハニカム構造体(405)(407)を含んでいる。図示の如く、ピラミッド型要素は、それらの頂点(470)で連結され、それらの基部(472)は、ハニカム構造体(405)(407)に接触している。
この実施例のピラミッド型要素の内部は、空気が充満しており、外部は、高粘度の流動体(460)の中に浸される。
【0033】
図5は、他の実施例の基材を示している。この実施例において、クラッシャブル構造体(550)は、複数のピラミッド型基材要素(566)から構成される。この実施例は、クラッシャブル構造体(550)の中にハニカム形又は波形の層を含んでいない。使用に際して、ハニカム又は波形の層を全て省略することもできるし、或いは可撓性密閉体(520)の外側に配置することもできる。
【0034】
図6は、本発明の一実施例を示しており、この実施例において、クラッシャブル構造体(650)は、図4で示した基材要素(466)より小さいピラミッド型基材要素(666)を数多く含んでいる。基材要素(666)は、ピラミッド型要素の基部から延びるアーム(667)により、波形層(605)(607)へ取り付けられている。これら要素の各々は、クラッシャブル構造体(650)の一部として、高粘度の流動体(660)の中に浸されている。
【0035】
同じ様に、図7は、本発明の一実施例を示しており、この実施例において、クラッシャブル構造体(750)は、多数のピラミッド型基材要素(766)を含んでおり、該基材要素(766)は、ピラミッド型要素の基部から延びるアーム(767)により、波形層(705)(707)へ取り付けられている。これら要素の各々は、クラッシャブル構造体(750)の一部として、高粘度の流動体(760)の中に浸されている。
【0036】
当該分野の専門家であれば、前記実施例は、発明の要旨の項で一般化して記述した発明の例であることを認識するであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】円筒体を基材要素として用いた本発明の一実施例を模式的に示す分解断面図である。
【図2】図1の実施例の2−2線に沿う平面図である。
【図3】半球体要素を結合した基材要素を用いた本発明の他の実施例を模式的に示す分解断面図である。
【図4】ピラミッド型要素を結合した基材要素を用いた本発明の他の実施例を模式的に示す分解断面図である。
【図5】基材だけから構成される本発明の他の実施例を模式的に示す分解断面図である。
【図6】さらに他の実施例を模式的に示す断面図である。
【図7】さらに他の実施例を模式的に示す断面図である。
Claims (45)
- 流動体不浸透性バリアを有する密閉体と、
密閉体内に配置され、クラッシャブルな基材と
密閉体内に配置され、粘性を有する流動体と、を含んでいる衝撃緩和装置。 - 粘性流動体は、直径約0.5mm〜5.0mmのマクロ球状粒子を含んでいる請求項1の衝撃緩和装置。
- 流動体の粘度は、約300,000CPS〜6,000,000CPSである請求項2の衝撃緩和装置。
- 流動体の粘度は、約300,000CPS〜6,000,000CPSである請求項1の衝撃緩和装置。
- クラッシャブルな基材は、円筒体、半球体又はピラミッド体から成る群から選択される複数の基材要素を有する請求項1の衝撃緩和装置。
- クラッシャブルな基材は、密閉体に隣接して配備された支持層を含んでいる請求項5の衝撃緩和装置。
- 支持層は、クラッシャブルな形状に作られた金属である請求項6の衝撃緩和装置。
- クラッシャブルな形状は波形シートである請求項7の衝撃緩和装置。
- クラッシャブルな形状は、複数のハニカム形状である請求項7の衝撃緩和装置。
- 支持層は、延性金属、ポリマー材、セラミック又はセラミック合金から成る群から選択される材料から作られる請求項6の衝撃緩和装置。
- 密閉体は、ポリマーフィルム、全体が網状の発泡フォーム、ゴム引織布、ゴム引不織布、エラストマー織布又はエラストマー不織布から成る群から選択される可撓性材料から作られる請求項5の衝撃緩和装置。
- 可撓性材料は、密閉体の縁に沿って少なくとも1つのアコーディオンプリーツを有するように形成される請求項11の衝撃緩和装置。
- 可撓性材料は、各々が厚さ約20ミルの一対の平行なバリアから形成される請求項11の衝撃緩和装置。
- 密閉体は、圧縮空気供給源に連結された発泡層を含んでいる請求項1の衝撃緩和装置。
- クラッシャブルな基材は、頂部どうしで連結されて対をなす半球体を複数組含んでいる請求項1の衝撃緩和装置。
- 粘性流動体は、半球体の内側と外側に配備される請求項15の衝撃緩和装置。
- クラッシャブルな基材は、頂点で連結されて対をなすピラミッド体を複数組含んでいる請求項1の衝撃緩和装置。
- 粘性流動体は、各ピラミッド体の外側に配備されている請求項17の衝撃緩和装置。
- クラッシャブルな基材は支持層を含んでおり、各ピラミッド体は基部を有し、各基部は支持層に隣接している請求項18の衝撃緩和装置。
- クラッシャブルな基材は支持層を含んでおり、各ピラミッド体は基部からアームが延びており、アームは支持層に接触している請求項17の衝撃緩和装置。
- 密閉体は、ポリマーフィルム、全体が網状の発泡フォーム、ゴム引織布、ゴム引不織布、エラストマー織布又はエラストマー不織布から成る群から選択される可撓性材料から作られる請求項1の衝撃緩和装置。
- 可撓性材料は、密閉体の縁に沿って少なくとも1つのアコーディオンプリーツを有するように形成される請求項21の衝撃緩和装置。
- 可撓性材料は、各々が厚さ約20ミルの一対の平行なバリアから形成される請求項21の衝撃緩和装置。
- 密閉体は、圧縮空気供給源に連結された発泡層を含んでいる請求項1の衝撃緩和装置。
- 上クッション層と、上クッション層に隣接して配置された衝撃緩和装置とを具え、衝撃緩和装置は、流動体不浸透性バリアを有する密閉体と、密閉体内に配置されたクラッシャブルな基材と、密閉体内に配備された粘性流動体とを具えている車のフットウエル。
- 粘性流動体は、直径約0.5mm〜5.0mmのマクロ球状粒子を含んでいる請求項24の車のフットウエル。
- 流動体の粘度は、約300,000CPS〜6,000,000CPSである請求項26の車のフットウエル。
- 流動体の粘度は、約300,000CPS〜6,000,000CPSである請求項25の車のフットウエル。
- クラッシャブルな基材は、円筒体、半球体又はピラミッド体から成る群から選択される複数の基材要素を有する請求項25の車のフットウエル。
- クラッシャブルな基材は、密閉体に隣接して配備された支持層を含んでいる請求項29の車のフットウエル。
- 密閉体は、ポリマーフィルム、全体が網状の発泡フォーム、ゴム引織布、ゴム引不織布、エラストマー織布又はエラストマー不織布から成る群から選択される可撓性材料から作られる請求項25の車のフットウエル。
- 密閉体は、圧縮空気供給源に連結された発泡層を含んでいる請求項25の車のフットウエル。
- 上クッション層と、上クッション層に隣接して配置された衝撃緩和装置とを具え、衝撃緩和装置は、流動体不浸透性バリアを有する密閉体と、密閉体内に配置されクラッシャブルな基材と、密閉体内に配備された粘性流動体とを具えている膝用ボルスター。
- 粘性流動体は、直径約0.5mm〜5.0mmのマクロ球状粒子を含んでいる請求項33の膝用ボルスター。
- 流動体の粘度は、約300,000CPS〜6,000,000CPSである請求項34の膝用ボルスター。
- 流動体の粘度は、約300,000CPS〜6,000,000CPSである請求項33の膝用ボルスター。
- クラッシャブルな基材は、円筒体、半球体又はピラミッド体から成る群から選択される複数の基材要素を有する請求項33の膝用ボルスター。
- 全体の約60〜80重量%を占める粘性流動体と、粘性流動体の中に配備され、全体の約20〜40重量%を占める複数のマクロ粒子と、を含んでいる衝撃緩和組成物。
- 粘性流動体中に配備された複数のミクロ球状粒子をさらに含んでおり、マクロ球状粒子とミクロ球状粒子の合計量は、組成物全体の約20〜40重量%である請求項38の組成物。
- マクロ球状粒子は、発泡ポリマーから構成される請求項38の組成物。
- 発泡ポリマーは、ポリスチレンである請求項40の組成物。
- マクロ球状粒子の直径は、約0.5mm〜5mmである請求項38の組成物。
- ミクロ球状粒子の直径は、約100〜400ミクロンである請求項39の組成物。
- ミクロ球状粒子は、セラミックのミクロ球状体、プラスチックのミクロ球状体及びそれらの組合せから成る群から選択される請求項43の組成物。
- 粘性流動体の粘度は、約300,000CPS〜6百万CPSである請求項38の組成物。
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