JP2004506133A - 燃料噴射ポンプ - Google Patents
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Abstract
本発明は、内燃機関のための燃料噴射ポンプであって、ポンプケーシングを有しており、該ポンプケーシング内にフィード装置が設けられていて、該フィード装置の運転が制御装置によって制御され、該制御装置がポンプケーシングに組み付けられている形式のものに関する。制御装置ケーシングの十分な冷却を保証するために、ポンプケーシングの上側と制御装置ケーシングの下側との間に中空室が形成されていて、該中空室内に燃料流入部が開口していて、該燃料流入部から接続管路が前記フィード装置に向かって延びており、中空室内に少なくとも1つの変向通路を備えた充填部材が配置されていて、該変向通路を介して、圧送された燃料が燃料流入部から制御装置ケーシングの下側まで達している。
Description
【0001】
本発明は、内燃機関のための燃料噴射ポンプであって、ポンプケーシングを有しており、該ポンプケーシング内にフィード装置が設けられていて、該フィード装置の運転が制御装置によって制御され、該制御装置がポンプケーシングに組み付けられている形式のものに関する。
【0002】
このような形式の燃料噴射ポンプは、ドイツ連邦共和国特許公開第3403073号明細書により公知である。公知の噴射ポンプにおいては、圧送しようとする燃料が冷却のために制御装置ケーシングを通ってガイドされるようになっている。実際には、制御装置ケーシング内の電気構成部品による加熱が問題であることが判っている。
【0003】
本発明の課題は、制御装置ケーシング内部に収容された電子構成部品が燃料によって洗い流されることなしに、制御装置ケーシングを十分に冷却できるようにすることである。
【0004】
この課題は、内燃機関のための燃料噴射ポンプであって、ポンプケーシングを有しており、該ポンプケーシング内にフィード装置が設けられていて、該フィード装置の運転が制御装置によって制御され、該制御装置がポンプケーシングに組み付けられている形式のものにおいて、ポンプケーシングの上側と制御装置ケーシングの下側との間に中空室が形成されていて、該中空室内に燃料流入部が開口していて、該燃料流入部から接続管路が前記フィード装置に向かって延びており、中空室内に少なくとも1つの変向通路を備えた充填部材が配置されていて、該変向通路を介して、圧送された燃料が燃料流入部から制御装置ケーシングの下側まで達していることによって解決された。
【0005】
発明の利点
本発明の構成によって、制御装置の下側は運転中に連続的に燃料によって濡らされ、これによって著しく改善された冷却作用が得られる。
【0006】
本発明の特別な実施例は、充填部材にマスクが形成されており、該マスクが充填部材の組み込まれた状態でポンプケーシング内の燃料流入部を取り囲んでいることを特徴としている。このマスクは、燃料が燃料流入部から変向通路に達するように配慮する。このマスクによって、燃料が短絡流の形式で燃料流入部から接続管路に直接達することが阻止される。
【0007】
本発明のその他の特別な実施例は、変向通路が舌片から延びており、該舌片は、充填部材に形成されていて、充填部材の組み込まれた状態で、ポンプケーシング内の燃料流入部の領域に形成されたポケット内に受容されていることを特徴としている。これによって一方ではマスクの作用が改善される。また他方では、ポケット内に受容された舌片が、充填部材を組み込まれた状態で位置保持するために使用される。
【0008】
本発明のその他の特別な実施例は、制御装置ケーシングに向いた、充填部材の表面にチューリップ形流入口が形成されており、該チューリップ形流入口が充填部材の組み込まれた状態でポンプケーシング内の接続管路に接続されていることを特徴としている。チューリップ形流入口は、漏斗として作用し、燃料が上部で吸い込まれ、気泡の形成を阻止するように配慮する。さらにまた中空室内に存在する空気は、本発明による充填部材によって、最小の単位で吸い込まれた燃料内に分配される。
【0009】
本発明のさらに別の特別な実施例は、充填部材に設けられたすべての燃料通路が、わずかな流れ抵抗を有するように構成されていることを特徴としている。これによって、充填部材による圧力損失ができるだけ僅かに維持されることが保証される。
【0010】
本発明のさらに別の特別な実施例は、ポンプケーシング内の接続管路の流入部が漏斗状に構成されていることを特徴としている。これによって圧力損失は僅かに維持される。
【0011】
本発明のさらに別の特別な実施例は、2つの変向通路が、充填部材の互いに反対側に設けられていることを特徴としている。これによって、充填部材をポンプケーシングの互いに反対向きの2つの側で接続することができるという利点が提供される。
【0012】
本発明によるさらに別の特別な利点は、充填部材の組み込まれた状態で、充填部材のポンプケーシングに向いた表面に、下方に開放する多数の室が形成されていることを特徴としている。充填部材の下側を多数の室に仕切ったことによって、場合によっては中空室内に含有される空気体積の大きさが絶対的な値に減少される。
【0013】
本発明のその他の利点、特徴及び詳細は、本発明の1実施例が図面を用いて説明されている以下の記載のより明らかである。この場合、請求項及び実施例の説明に記載された特徴は、それぞれ単独でも、或いは任意の組み合わせでも本発明によって重要なものである。
【0014】
図面
図1は本発明による充填部材の斜視図、
図2は図1に示した充填部材を後ろから見た図、
図3は図1に示した充填部材を下から見た図である。
【0015】
図1に斜視図で示した充填部材は、中空室内に収容されており、この中空室は、ポンプケーシングの上側と本発明による噴射ポンプの制御ケーシングの下側との間に形成されている。中空室内には燃料流入部が開口しており、この燃料流入部を通して燃料が燃料タンクから中空室内に達する。燃料は中空室内のプレフィードポンプによって圧送されるか、又は噴射ポンプのフィードポンプだけによって吸い込まれる。中空室から接続管路が噴射ポンプのフィード装置に通じている。接続管路のための開口は、燃料流入口のための開口の上側の中空室内に配置されている。これによって、中空室は常に所定のレベルまで燃料で満たされる。運転中に、中空室内に所定量の空気も存在することは避けられない。下方に向かって、中空室は噴射ポンプのポンプケーシングによって制限されている。制御装置ケーシングは、運転中に加熱される電子構成部品を受容するために用いられる。
【0016】
図1に示した充填部材は、組み込まれた状態で、その上側1が制御装置ケーシングの下側に向けられるように、中空室内に受容されている。充填部材の上側1は、組み込まれた状態で一般的に水平に配置されている。充填部材の上側1から、8つの平らな側面2〜9がほぼ垂直な方向に延びている。充填部材の平らな側面9内に変向通路11が形成されている。充填部材の平らな側面5内には変向通路12が形成されている。変向通路11は、充填部材を位置決めするために用いられる舌片13から、充填部材の上側1まで延びている。変向通路12は、同様に舌片14から充填部材の上側1まで延びている。舌片13にはマスク15が形成されており、このマスク15は、組み付けられた状態で中空室内の燃料流入部の流入開口を取り囲んでいる。相応のマスクは舌片14に形成されている。変向通路11及び12によって、中空室内に侵入した燃料が充填部材の上側1までガイドされる。これによって、制御装置ケーシングの下側が燃料によって確実に濡らされるようになる。変向通路の配置は、燃料が、所定の流量下で、最大熱損失を有する電子部品が存在する、制御装置の各面を越えるように設計されている。修正によって導出される。
【0017】
充填部材の上側1の中央にチューリップ形流入口18が形成されている。このチューリップ形流入口18は、接続管19を介して燃料出口開口20に接続されている。燃料出口開口20は、充填部材の組み込まれた状態で噴射ポンプのフィード装置に通じる接続管路の流入部の領域に配置されている。燃料出口開口20は、充填部材の斜めに面取りされた面21にに配置されている。チューリップ形流入口の上側に位置する配置によって、上方で集められた空気は連続的に導出され、それによって、制御装置ケーシングの下側が燃料で濡らされることが保証される。さらに、チューリップ形流入口の漏斗状の構成によって、燃料nための小さい流れ抵抗が得られる。
【0018】
充填部材の下側から2つの固定ピン25,26が突き出しており、これらの固定ピンの端部にはスリットが形成されている。固定ピン25,26は、充填部材を組み付けられた状態で中空室内に固定するために用いられる。
【0019】
図3に示した下から見た図では、充填部材が多数の直方体状の室30,31に仕切られていることが示されており、これらの室30,31は下方に向かって開放されている。室30,31は、互いに垂直に配置された、垂直に延びる仕切壁によって形成されている。
【0020】
本発明による充填部材によって、ポンプケーシングと制御装置ケーシングとの間で燃料がさらにガイドされることが保証される。この場合、圧力低下は最小である。しかも、本発明に従って構成された充填部材によって、空気が連続的に中空室から吸い込まれることが保証される。
【0021】
充填部材の組み込まれた状態で、燃料流は燃料入口から中間室内に流れる。この中間室は、制御装置ケーシングの下側と充填部材の上側との間に形成されている。この中間室内で、燃料はその冷却作用を発揮する。中空室から燃料はチューリップ形流入口18及び接続管19を介して、噴射ポンプのフィード装置に通じる接続管路(図示せず)に達する。本発明の充填部材の構成、つまり燃料が最大の位置を越えてチューリップ形流入口によって吸い込まれるか、又は少なくともチューリップ形流入口を介して吸い込まれるか、又は少なくともチューリップ形流入口を介して流出するだけになっている本発明の充填部材の構成によって、中空室が少なくとも充填部材の上側1まで充填されることが保証される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による充填部材の斜視図である。
【図2】図1に示した充填部材を後ろから見た図である。
【図3】図1に示した充填部材を下から見た図である。
本発明は、内燃機関のための燃料噴射ポンプであって、ポンプケーシングを有しており、該ポンプケーシング内にフィード装置が設けられていて、該フィード装置の運転が制御装置によって制御され、該制御装置がポンプケーシングに組み付けられている形式のものに関する。
【0002】
このような形式の燃料噴射ポンプは、ドイツ連邦共和国特許公開第3403073号明細書により公知である。公知の噴射ポンプにおいては、圧送しようとする燃料が冷却のために制御装置ケーシングを通ってガイドされるようになっている。実際には、制御装置ケーシング内の電気構成部品による加熱が問題であることが判っている。
【0003】
本発明の課題は、制御装置ケーシング内部に収容された電子構成部品が燃料によって洗い流されることなしに、制御装置ケーシングを十分に冷却できるようにすることである。
【0004】
この課題は、内燃機関のための燃料噴射ポンプであって、ポンプケーシングを有しており、該ポンプケーシング内にフィード装置が設けられていて、該フィード装置の運転が制御装置によって制御され、該制御装置がポンプケーシングに組み付けられている形式のものにおいて、ポンプケーシングの上側と制御装置ケーシングの下側との間に中空室が形成されていて、該中空室内に燃料流入部が開口していて、該燃料流入部から接続管路が前記フィード装置に向かって延びており、中空室内に少なくとも1つの変向通路を備えた充填部材が配置されていて、該変向通路を介して、圧送された燃料が燃料流入部から制御装置ケーシングの下側まで達していることによって解決された。
【0005】
発明の利点
本発明の構成によって、制御装置の下側は運転中に連続的に燃料によって濡らされ、これによって著しく改善された冷却作用が得られる。
【0006】
本発明の特別な実施例は、充填部材にマスクが形成されており、該マスクが充填部材の組み込まれた状態でポンプケーシング内の燃料流入部を取り囲んでいることを特徴としている。このマスクは、燃料が燃料流入部から変向通路に達するように配慮する。このマスクによって、燃料が短絡流の形式で燃料流入部から接続管路に直接達することが阻止される。
【0007】
本発明のその他の特別な実施例は、変向通路が舌片から延びており、該舌片は、充填部材に形成されていて、充填部材の組み込まれた状態で、ポンプケーシング内の燃料流入部の領域に形成されたポケット内に受容されていることを特徴としている。これによって一方ではマスクの作用が改善される。また他方では、ポケット内に受容された舌片が、充填部材を組み込まれた状態で位置保持するために使用される。
【0008】
本発明のその他の特別な実施例は、制御装置ケーシングに向いた、充填部材の表面にチューリップ形流入口が形成されており、該チューリップ形流入口が充填部材の組み込まれた状態でポンプケーシング内の接続管路に接続されていることを特徴としている。チューリップ形流入口は、漏斗として作用し、燃料が上部で吸い込まれ、気泡の形成を阻止するように配慮する。さらにまた中空室内に存在する空気は、本発明による充填部材によって、最小の単位で吸い込まれた燃料内に分配される。
【0009】
本発明のさらに別の特別な実施例は、充填部材に設けられたすべての燃料通路が、わずかな流れ抵抗を有するように構成されていることを特徴としている。これによって、充填部材による圧力損失ができるだけ僅かに維持されることが保証される。
【0010】
本発明のさらに別の特別な実施例は、ポンプケーシング内の接続管路の流入部が漏斗状に構成されていることを特徴としている。これによって圧力損失は僅かに維持される。
【0011】
本発明のさらに別の特別な実施例は、2つの変向通路が、充填部材の互いに反対側に設けられていることを特徴としている。これによって、充填部材をポンプケーシングの互いに反対向きの2つの側で接続することができるという利点が提供される。
【0012】
本発明によるさらに別の特別な利点は、充填部材の組み込まれた状態で、充填部材のポンプケーシングに向いた表面に、下方に開放する多数の室が形成されていることを特徴としている。充填部材の下側を多数の室に仕切ったことによって、場合によっては中空室内に含有される空気体積の大きさが絶対的な値に減少される。
【0013】
本発明のその他の利点、特徴及び詳細は、本発明の1実施例が図面を用いて説明されている以下の記載のより明らかである。この場合、請求項及び実施例の説明に記載された特徴は、それぞれ単独でも、或いは任意の組み合わせでも本発明によって重要なものである。
【0014】
図面
図1は本発明による充填部材の斜視図、
図2は図1に示した充填部材を後ろから見た図、
図3は図1に示した充填部材を下から見た図である。
【0015】
図1に斜視図で示した充填部材は、中空室内に収容されており、この中空室は、ポンプケーシングの上側と本発明による噴射ポンプの制御ケーシングの下側との間に形成されている。中空室内には燃料流入部が開口しており、この燃料流入部を通して燃料が燃料タンクから中空室内に達する。燃料は中空室内のプレフィードポンプによって圧送されるか、又は噴射ポンプのフィードポンプだけによって吸い込まれる。中空室から接続管路が噴射ポンプのフィード装置に通じている。接続管路のための開口は、燃料流入口のための開口の上側の中空室内に配置されている。これによって、中空室は常に所定のレベルまで燃料で満たされる。運転中に、中空室内に所定量の空気も存在することは避けられない。下方に向かって、中空室は噴射ポンプのポンプケーシングによって制限されている。制御装置ケーシングは、運転中に加熱される電子構成部品を受容するために用いられる。
【0016】
図1に示した充填部材は、組み込まれた状態で、その上側1が制御装置ケーシングの下側に向けられるように、中空室内に受容されている。充填部材の上側1は、組み込まれた状態で一般的に水平に配置されている。充填部材の上側1から、8つの平らな側面2〜9がほぼ垂直な方向に延びている。充填部材の平らな側面9内に変向通路11が形成されている。充填部材の平らな側面5内には変向通路12が形成されている。変向通路11は、充填部材を位置決めするために用いられる舌片13から、充填部材の上側1まで延びている。変向通路12は、同様に舌片14から充填部材の上側1まで延びている。舌片13にはマスク15が形成されており、このマスク15は、組み付けられた状態で中空室内の燃料流入部の流入開口を取り囲んでいる。相応のマスクは舌片14に形成されている。変向通路11及び12によって、中空室内に侵入した燃料が充填部材の上側1までガイドされる。これによって、制御装置ケーシングの下側が燃料によって確実に濡らされるようになる。変向通路の配置は、燃料が、所定の流量下で、最大熱損失を有する電子部品が存在する、制御装置の各面を越えるように設計されている。修正によって導出される。
【0017】
充填部材の上側1の中央にチューリップ形流入口18が形成されている。このチューリップ形流入口18は、接続管19を介して燃料出口開口20に接続されている。燃料出口開口20は、充填部材の組み込まれた状態で噴射ポンプのフィード装置に通じる接続管路の流入部の領域に配置されている。燃料出口開口20は、充填部材の斜めに面取りされた面21にに配置されている。チューリップ形流入口の上側に位置する配置によって、上方で集められた空気は連続的に導出され、それによって、制御装置ケーシングの下側が燃料で濡らされることが保証される。さらに、チューリップ形流入口の漏斗状の構成によって、燃料nための小さい流れ抵抗が得られる。
【0018】
充填部材の下側から2つの固定ピン25,26が突き出しており、これらの固定ピンの端部にはスリットが形成されている。固定ピン25,26は、充填部材を組み付けられた状態で中空室内に固定するために用いられる。
【0019】
図3に示した下から見た図では、充填部材が多数の直方体状の室30,31に仕切られていることが示されており、これらの室30,31は下方に向かって開放されている。室30,31は、互いに垂直に配置された、垂直に延びる仕切壁によって形成されている。
【0020】
本発明による充填部材によって、ポンプケーシングと制御装置ケーシングとの間で燃料がさらにガイドされることが保証される。この場合、圧力低下は最小である。しかも、本発明に従って構成された充填部材によって、空気が連続的に中空室から吸い込まれることが保証される。
【0021】
充填部材の組み込まれた状態で、燃料流は燃料入口から中間室内に流れる。この中間室は、制御装置ケーシングの下側と充填部材の上側との間に形成されている。この中間室内で、燃料はその冷却作用を発揮する。中空室から燃料はチューリップ形流入口18及び接続管19を介して、噴射ポンプのフィード装置に通じる接続管路(図示せず)に達する。本発明の充填部材の構成、つまり燃料が最大の位置を越えてチューリップ形流入口によって吸い込まれるか、又は少なくともチューリップ形流入口を介して吸い込まれるか、又は少なくともチューリップ形流入口を介して流出するだけになっている本発明の充填部材の構成によって、中空室が少なくとも充填部材の上側1まで充填されることが保証される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による充填部材の斜視図である。
【図2】図1に示した充填部材を後ろから見た図である。
【図3】図1に示した充填部材を下から見た図である。
Claims (8)
- 内燃機関のための燃料噴射ポンプであって、ポンプケーシングを有しており、該ポンプケーシング内にフィード装置が設けられていて、該フィード装置の運転が制御装置によって制御され、該制御装置がポンプケーシングに組み付けられている形式のものにおいて、
ポンプケーシングの上側と制御装置ケーシングの下側との間に中空室が形成されていて、該中空室内に燃料流入部が開口していて、該燃料流入部から接続管路が前記フィード装置に向かって延びており、中空室内に少なくとも1つの変向通路(11)を備えた充填部材が配置されていて、該変向通路(11)を介して、圧送された燃料が燃料流入部から制御装置ケーシングの下側まで達していることを特徴とする、燃料噴射ポンプ。 - 充填部材にマスク(15)が形成されており、該マスク(15)が充填部材の組み込まれた状態でポンプケーシング内の燃料流入部を取り囲んでいる、請求項1記載の燃料噴射ポンプ。
- 変向通路(11)が舌片(13)から延びており、該舌片(13)は、充填部材に形成されていて、充填部材の組み込まれた状態で、ポンプケーシング内の燃料流入部の領域に形成されたポケット内に受容されている、請求項1又は2記載の燃料噴射ポンプ。
- 制御装置ケーシングに向いた、充填部材の表面にチューリップ形流入口(18)が形成されており、該チューリップ形流入口が充填部材の組み込まれた状態でポンプケーシング内の接続管路に接続されている、請求項1から3までのいずれか1項記載の燃料噴射ポンプ。
- 充填部材に設けられたすべての燃料通路(11,12,19)が、小さい流れ抵抗を有するように構成されている、請求項1から4までのいずれか1項記載の燃料噴射ポンプ。
- ポンプケーシング内の接続管路の流入部が漏斗状に構成されている、請求項1から5までのいずれか1項記載の燃料噴射ポンプ。
- 2つの変向通路(11,12)が、充填部材の互いに反対側に設けられている、請求項1から6までのいずれか1項記載の燃料噴射ポンプ。
- 充填部材の組み込まれた状態で、充填部材のポンプケーシングに向いた表面に、下方に開放する多数の室(30,31)が形成されている、請求項1から7までのいずれか1項記載の燃料噴射ポンプ。
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