JP2004505244A - テスト装置 - Google Patents
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Abstract
付着される流体の中の検体濃度をテストするためのテスト装置であって、この装置は、少なくとも1つのスタック中に配列された複数枚のテスト部材(8)と、1枚のテスト部材上の電極トラックに噛み合うための電極(26)とを含む。プッシャ(16)は、1枚のテスト部材が前記電極に噛み合う事ができるようにスタックから1枚のテスト部材を押す。作動部材(6)は、プッシャ(16)に動作可能なように接続され、ユーザによって操作された時、プッシャ(16)を移動させる。特定のあるいは個々のテスト部材のスタックは、湿気を通さないシール(20)によって最初に密閉されたマガジン(10)に入れられる。手段(22、24)は、マガジン(10)から最初のテスト部材(8)が用いられるときにシール(20)を破り、テスト部材(8)がプッシャ(16)によってマガジン(10)から押されることを可能とするために提供される。
【選択図】図6
【選択図】図6
Description
【0001】
(発明の背景)
(発明の技術分野)
本発明は、流体サンプル中の検体濃度を測定するためのテスト装置に関し、特に体液中の血糖あるいは他の検体を分析するためのテスト装置に関する。
【0002】
(従来技術の説明)
糖尿病患者は、血糖のレベルを決定するために定期的にそれらの血液のサンプルをテストする必要がある。そのようなテストの結果は、その時に糖尿病を治療するために必要とされる薬剤のレベルを決定するために使用することができる。1つの既知のタイプのシステムでは、使い捨て可能なセンサーが血液をテストするために使用される。そのセンサーは、典型的には電気信号を作るために血糖に反応する試薬物質が供給されるテストストリップの形態をとる。テストストリップ上の導電性トラックは、結果を表示する1つのメーターへ電気的信号を中継する。血液のサンプルがテストストリップに付着され、測定がなされた後、そのテストストリップは捨てられる。メーターにテストストリップの導電性トラックをつなぐために、テストの開始に先立って、テストストリップをセンサーホルダーに挿入する必要がある。センサーホルダーは、テストストリップの導電性トラックとの電気的な接触をもたらす、対応する電極を有している。カートリッジディスク上に複数のテストストリップが供給されるテスト装置が知られている。各ストリップはそれ自身のセンサースロットに収容されており、また、要求された時そのスロットからテストストリップを放出し、かつセンサーホルダーに自動的にそのテストストリップを配置するための手段が提供される。テストストリップ・ディスペンサを備えたテスト装置の例は、米国特許第5,660,791号、ヨーロッパ特許出願第0 732 590号、及びヨーロッパ特許出願第0 738 666号に記述されている。
【0003】
テストストリップの問題は、限られた保管寿命しか有していないことである。また、テストストリップを空気に晒すことは保管寿命をさらに短くする。空気に解放されたテストストリップは、概して約2〜3か月の保管寿命を持つ。しかし、空気から密閉されたテストストリップは、約6〜12か月の保管寿命を持つ。
【0004】
円筒状ハウジング中に使い捨て可能なテスト要素のスタックを提供することが、WO94/105582号に提案されており、そのスタックは液耐シールを形成するテスト・ステーションの方へ押し進められる。 DE196 39 2262 A1には、テストストリップを収容した複数のチャンバーを有するカートリッジをもつテスト装置の提供が提案されている。各チャンバーは、内部のストリップの保管寿命を保持するために個々に密閉されている。必要なときに、ユーザは各チャンバーのシールを取り除き、また、タイミング回路はユーザによって或いはカートリッジがその装置へ押し込まれたときに起動される。セットされた期間が経過した後、アラームあるいは他の表示が、ストリップを使用するための期間が経過したことをユーザに指摘する。
改善されたテスト装置を提供することが、本発明の目的である。
【0005】
(発明の要約)
本発明の1つの側面によれば、付着される流体中の検体の濃度をテストするためのテスト装置が提供される。この装置は、
a)少なくとも1つのスタック中に配置される複数のテスト部材であって、該テスト部材のそれぞれが、付着される流体中の検体の濃度に反応して電気信号を作るための試薬手段を有し、該テスト部材のそれぞれが、前記電気信号を伝送するための複数の導電性トラックを有している、前記テスト部材と、
b)噛み合い位置でテスト部材上の電極トラックと噛み合うために配置された電極を内部に有するハウジングと、
c)前記電極に接続され前記ハウジング内に少なくとも部分的に配置されたメーターであって、出力信号を作るための電子工学的手段を有し、この出力信号は前記テスト部材が前記電極と噛み合ったときにそのテスト部材からの電気信号に依って生じる、前記メーターと、
d)1つのテスト部材を前記スタックから前記噛み合い位置へ押すために適合したプッシャであって、この噛み合い位置で前記テスト部材は前記電極と噛み合い、前記テスト部材は流体が付着されるために前記噛み合い位置に接近する、前記プッシャと、
e)前記プッシャに動作可能に接続された作動部材であって、前記プッシャを動かすためにユーザに操作可能とされている、前記作動部材と、
f)湿気を通さないシールによって最初に密閉されたマガジンに入れられたテスト部材の特定の或いは個々のスタックと、
g)前記マガジンから最初のテスト部材が使用されるときに、前記シールを破り、前記テスト部材が前記プッシャによって前記マガジンから押されるのを可能にする手段と、からなる。
【0006】
装置は使い捨てでもよく、また全てのテスト部材において前もって装着されていてもよい。最終組立ての時点において、テスト部材、メーター・キャリブレーション定数、保管寿命情報、及び測定のユニットは、適切な方法、例えば双方向RS232バスでメーター内へダウンロードすることもできる。
このことは、装置内で用いられるテスト部材の特定のバッチに、各メーターが独自にマッチすることもできるという長所を有する。メーターと関連するテスト部材は、単一ユニットとして高品質で制御することができ、従来のメーターにおけるように、ユーザがキャリブレーションデータを入力する必要性を取り除くことにより、この機能でのユーザによるエラーを排除することができる。
【0007】
ソフトウェアは、全体的に保管寿命の過ぎた部品で装置が使用されるのを防止することができ、また、開封されたマガジンからのテスト部材が、その特定の保管寿命を過ぎて使用されることを防止するためにプログラムすることもできる。
【0008】
最初のテスト部材が用いられる時にのみ、マガジン上のシールが自動的に破られるので、各スタックの保管寿命は最大限にされ、またユーザは、装置を操作すること以外の処理を行うことは要求されない。
【0009】
テスト部材は、典型的には細長いテストストリップであり、また本発明は、そのようなテストストリップを参照して記載される。しかしながら、テスト部材を任意の希望の形態及び外形にすることができることは理解されるであろう。
【0010】
好ましい実施形態では、複数のマガジンが移動可能なカートリッジに備えられる。使用のためにマガジン内のテストストリップが必要になるまで、各マガジンは密閉され、カートリッジは、使用のための位置へマガジンを持ってくるように移動し、そしてシールが破られる。このプロセスは好ましくは自動化され、ユーザ入力を必要としない。それぞれ所望の数のテストストリップを含んだ、任意の数のマガジンが用いられる。装置が、廃棄されるまでに100回の読み取りのために使用できるように、例えば、各マガジンに20のテストストリップを設け、このマガジンを5つ設けることもできる。
【0011】
例えば作動部材は、直接あるいは間接的に、プッシャに機械的にリンクさせることもでき、あるいは作動部材は、例えばプッシャを駆動する電機モーターを作動させることにより、電気的にリンクさせることもできる。好ましい実施形態では、作動部材は、ユーザによって押されるプランジャを含む。プランジャは別の部材、特にカム面を有するスライド部材を介して、プッシャに作用することもできる。他の多くの適切な装置を用いることができることが認識される。
【0012】
シールは、テストストリップが押し出されることを可能とするために、マガジンが通り過ぎるそばの刃によって該シールの一方の側で破られる。プッシャが最初にシールを切断すると共に上端のテストストリップを前記噛み合い位置へ押し出すために、シールはプッシャの先端の1つあるいはそれ以上の切断面によって上面に沿って、該シールの他方の側で破られてもよい。
しかしながら、プッシャはまた、別個の刃を必要とすることなく、テストストリップにシールを通過させることが可能である。このことを容易にするために、テストストリップが通過するシールの範囲は、弱く壊れやすいラインを備えることもできる。
【0013】
好ましい実施形態において、各テストストリップは、試薬手段を含み流体が付着されるワーキングエリアと、このワーキングエリアに隣接する非ワーキングエリアとを有するベース部材からなり、非ワーキングエリアの少なくとも一部分のテスト部材の全厚が、ワーキングエリアのテスト部材の全厚と少なくとも同じであることを特徴とする。
【0014】
非ワーキングエリアを、少なくともワーキングエリアと同じ厚さにすることにより、スタック中のワーキングエリアの擦り減りあるいは磨耗を軽減することができる。更に、もし圧縮荷重がそのテスト部材のスタックにかかるならば、圧縮荷重をより広いエリアに広げることもでき、その結果ワーキングエリアへの圧縮ダメージの可能性を軽減することもできる。
【0015】
好ましい実施形態において、非ワーキングエリアの少なくとも一部分の全厚は、ワーキングエリアの全厚より大きい。このことは、擦り減りあるいは磨耗によるスタック内のワーキングエリアへのダメージの可能性を更に減少する。厚さの違いは、好ましくは1乃至20μmであり、特に5μm乃至10μmが好ましい。
【0016】
ワーキングエリアを築くために、典型的には適用段階中のキュアリングあるいは乾燥段階を経た、例えばスクリーン印刷によって、複数の層が連続的に基礎層に適用される。印刷される層は、典型的に電極パターン、試薬層、及びメッシュ層(付着される流体を広げるため)を含む。これら層の適用の結果、従来の電気化学のテストストリップのワーキングエリアは、典型的には、非ワーキングエリアよりも約100μm厚く、電極トラック及び典型的には誘電層を含む。100本のテストストリップのスタックは、従ってワーキングエリアにおいて非ワーキングエリアよりも約10mm厚い。
本発明に沿ったテストストリップにおいては、非ワーキングエリアの少なくとも一部分は、任意の適した手段により、より厚く作ることができる。適切な手段には、例えば浮き彫りインクの印刷、パッド或いはテープの適用、基礎層或いは中間層のエンボス加工、或いはワーキングエリアからのメッシュ層の延長が含まれる。
【0017】
本発明の更なる目的及び利点は、以下の記載により明らかとなる。
【0018】
(詳細な記載)
本発明は更に、添付の図面の例にを通して記載される。
図1に示されるテスト装置は、この例ではLCDを備えたメーターである可視ディスプレイ4を収容するハウジング2からなる。プランジャ6は使用のために、キャッチを操作する解放ボタンをユーザが押すことにより解放される。図1aは、ユーザが解放ボタンを右の人差し指で押し下げた後の装置を示す。
血糖濃度の読み取りを行うために、ユーザは、プランジャ6を中間の位置まで部分的に押し込み、血液のサンプルを受け取るためにテストストリップが現れるようにする(図1b)。血液がテストストリップに付着されれば、読み取り値がディスプレイ4に示される(図1c)。
プランジャ6がキャッチに再び噛み合うように、プランジャ6はユーザによって完全に押し込まれ、テストストリップは排出される。装置は次に別の読み取りを行うために準備される。図1dは、テストストリップが排出された後であってユーザがプランジャ6を解放するために再び解放ボタンを押した後の装置を示す。
このプロセスに含まれるいくつものメカニズムが、以下に記載される。
【0019】
図2に示されるように、テストストリップ8のスタックがマガジン10内に取り付けられ、このテストストリップ8は順に、カートリッジ12内の空隙74に取り付けられる。
この例において、5個の空隙74があり、各空隙は、この例ではらせん状のバネであるバネ手段14を収容している。
各空隙は、プッシャ16によって押されるテストストリップ8が通り抜ける開口部18を有する。バネは、一番上のストリップがプッシャ16に噛み合うように、テストストリップ8のスタックを上方へ押し上げる。
ホイルシール20は、マガジン10を収容する空隙74を密閉する。ホイルシール20にスリットを入れることが、図3を参照して以下に記載され、この図はプッシャ16の前進移動をも示している。
【0020】
カートリッジ12の前進は、このカートリッジ12が、テスト装置のハウジング2に備え付けられた刃22を通って動くするようにする。刃22は、テストストリップ8が押されることにより、ホイルシール22の一端にスリットを作る。プッシャ16は、図3の(1)から(5)に示されるように、空隙74の一端から他端へ動かされる。
プッシャ16が移動するにつれて、プッシャ16の先端の切断面24はホイルシール20を切断し、最上層のテストストリップ8を、開口部18を通じてテスト読み取りが行なわれるテストポジション(4)(図1bに示される図に対応する)に押し出す。プランジャ6を完全に押し込むことで、プッシャ16は更に開口部18の方へ移動し、テストストリップ8を排出する。
以下の図で、明確にするためにシール20は省略される。
【0021】
図4を参照するとメカニズムは、図4aの位置からのプッシャ16の移動が、最初にテストストリップ8をハウジングから押し出し、次にプッシャ16のヘッド28の上から、メーターの電極26がテストストリップ8の電極トラックに噛み合うように該電極26を圧迫するように示される(図4b)。読み取りがなされた後、プッシャ16(図4c)のさらなる前進は、電極26を越えるところにヘッド28を持って行き、電極26をテストストリップ8から離し、プッシャ16にテストストリップを排出させる。
【0022】
プッシャ16を前進させるメカニズムは図5で例示される。図5で示される組立部品は、プランジャ6に動作可能に接続されるスライダー32を含む。スライダー32は、溝プレート34を受容するシャシートップ36にスライド可能なように搭載される。溝プレート34は、スライダー32のバネ式つめ部材52を受容する溝を有し、その機能は後ほど記載される。さらにスライダー32には、ラチェットホイール40と噛み合うラチェット・ドライバー44がまた提供され、その動作は後ほど記載される。ラチェット・ドライバー・ガイド38はハウジングベース42に配設される。背面のハウジング部材46(及び正面ハウジング部材64−図6)は、カートリッジ・トラックを有し、カートリッジ12は、このカートリッジ・トラックに沿って移動することができる。図5aで示されるスタート位置において、ユーザは矢印30で示される解放ボタン(図示されず)を押す。これにより、スライダー32上のキャッチ58(図6)が解放される。バネ60(図6)は、プランジャ6及びスライダー32を図5bの大きな矢印の方向に押す。スライダー32は、プッシャ16が内部に受容されるホッケースティック形の溝31を有する。スライダー32が移動するにつれて、この溝は、プッシャ16を図5bで示される小さな矢印50の方向に移動させる。移動が終わる6mm手前で、プッシャ16はカートリッジ12から移動させられる。移動の最後の6mmで、ラチェット・ドライバー44は、1つの位置でラチェットホイールをインデックスし、最初のマガジン10上のホイル20が一端で破れるように、カートリッジ12を前進させる。その後ユーザは、中間位置(図5c)へスライダー32を押し、これを行うことによって、プッシャ16は逆行し、その切断面が上記に記述されるようにホイルを切断し、最上部のテストストリップをハウジング2から押し出す。スライダー32は、バネ式つめ部材52の噛み合いによって、溝プレート34の溝の中間位置に保持される。つめ部材52及び溝プレート34は、1つのテスト・サイクルの間に溝のまわりで循環するつめ部材52で、ボールペンが前進及び後退するようなメカニズムで作動する。読み取りがなされた後、プランジャ6はユーザによって完全に押し込まれ(図5d)、図5aで示される位置へスライダーを戻し、プッシャはテスト・ストリップ8を排出する。次のテスト読み取りが要求されるまで、スライダー32は適所に保持される。図6は、カートリッジ駆動バネ68を有するシャシー・カートリッジ端部70を含んだ構成要素のいくつかを、より明白に示す。プッシャ「パーキング・スロット」プラグ56は背面のハウジング部材46に取り付けられ、ここにおいてプッシャ16は、カートリッジの移動を許容するために、カートリッジ12から離して保たれる。随意的なセンサー排出スロット・プラグ66は、正面のハウジング部材64に提供される。PCB54はメーター電子工学を提供する。テスト装置が最初に使用されるとき、及びマガジンが最初に開かれるとき、PCB上のマイクロプロセッサはタイマー計算を開始特定し、これにより、マガジンがその推奨期限を超過するとき或いは結果的に全てのマガジンがその保管寿命を超過したときをディスプレイ4は表示する。
【0023】
図7は、展開図として、半断面のカートリッジでのカートリッジ前進メカニズムを示す。カートリッジ12は、矢印72の方向にバネ68によって押し出される。カートリッジ12の下に、複数のカートリッジ・ロケーションペグ76が設けられ、これらはマガジンの幅(つまりマガジン10の中心線間の距離)の分、間隔を置かれる。カートリッジ12の正面リップ上に、各空隙74のためのペグ76、及び付加的誘導ペグがある。ラチェットホイール40は、カートリッジ・ロケーションペグ76がカートリッジ12の前進に従って通過するために、キー溝78をその上に有する。ラチェットホイールは、爪62と連動して、図7に示される右回りの方向にラチェットホイール40を駆動するラチェット・ドライバー44によって駆動される。ラチェット・ドライバー44は、両方向(80)に往復運動するが、矢印82によって示された方向にのみ跳ねる。カートリッジ最終停止部材84は、ハウジングベース42の端部に近接して設けられる。
【0024】
カートリッジ12の各前進の後、マガジン中のテストストリップが使い果たされるまでカートリッジは静止したままである。このポイントにおいて、カートリッジ12はマガジンの幅の分前進する。カートリッジ12の前進を制御するためのメカニズムは、図8及び図9を参照して記載される。図8aで示される位置からスタートする時、ラチェット・メカニズムは、使用の準備ができた待機位置にある。作動中のマガジン12の中心線86は、ラチェットホイール40のキー溝にある。ユーザは解放ボタンを押し、ラチェット・ドライバー44は跳ね方向(矢印で示される‐図8b)に移動する。ラチェット・ドライバー44はラチェットホイールと噛み合い(図8c)、ラチェットホイールを回転させるか或いは1つの場所(矢印で示される‐図8d)にインデックスする。図8dから図8hは、カートリッジの前進の一連を示す。図8eに示される位置から図8fに示される位置へラチェットホイール40が前進するにつれて、カートリッジ12の一番前にある2つのロケーションペグ76は、キー溝78を通って前進するために解放される。図8fで最も左にあるロケーションペグ76は、、キー溝を出る間に、キー溝78の勾配表面に対して作用する。これにより、第2のロケーションペグ76がラチェットホイールの中心に移動される間に、1つの場所の分だけラチェットホイール40が回転する(図8g)。ポイント88でラチェットホイール40の回転は、接近するロケーションペグに対してしっかりした停止壁を提供する。図8hに示される位置では、カートリッジは1つのマガジン幅の分前進し、作動中の新しいマガジンの後ろにあるマガジンのロケーションペグ76はラチェットホイール停止壁にぶつかって静止し、使用の準備のできた次のマガジンを位置合わせする。
【0025】
製造中にカートリッジ12がハウジングに搭載される場合、前方のロケーションペグ76はキー溝78に位置し、ラチェットホイール40は、ラチェットホイールが最初にインデックスされ、一番前にあるマガジン10が上記されるように前進させられ、シールが刃22によって切断されるように位置付けられる。
【0026】
1つのマガジンに20のテストストリップがあり、ラチェットホイールには20の歯があるので、ラチェットホイールは完全な(360°の)回転の間にカートリッジを一回だけ前進させるように構成される。図8i及び図9aは、位置10(180°回転)のラチェットホイールで、どのようにしてカートリッジ12が早まった前進を防止するのかを示す。カートリッジ・ロケーションペグ76は、不正な位置及び誤った位置合わせでラチェット・キー溝78に入ることが防止される。カートリッジ・ベース90及びロケーションペグ76は、明瞭さのために、図9a及び図9bにおいてラチェットホイールから分離して示される。位置11(図8j及び9b)のラチェットホイールで、ロケーションペグ76はまた、ラチェット・キー溝78と誤って位置合わせされ、カートリッジは前進しない。
【0027】
代替となる実施形態が図10に関して示される。ここでは、マガジンは解放可能なように共に接続され、この例では蟻継ジョイント(図10b)で接続される。使用されたマガジン10は、ハウジングの開口部から突き出し、ユーザによって除去することができる。図10aは、使用されたマガジンが、その隣からスライドする前(上図)、及び後(下図)の平面図を示す。この実施形態でハウジングは、使用されたマガジンを収容する必要はないので、より小さくすることができる。
【0028】
図11で示されるテストストリップ8は、平面的なベース部材92を含み、この例では、ポリマー(ブチレン・テレフタレート)(PBT)(Valox(登録商標)GEプラスチック社のFR−1)である。ストリップは、30mm x5.5mm で0.5mmの厚さである。ワーキングエリア94は従来の構造であり、複数の電極、電極と緊密に接触する試薬層、及びワーキングエリア上で受け取られる流体滴を広げるためのメッシュ層からなる。テストストリップの非ワーキングエリア98における例えば炭素で出来た電極トラック102は、既知の方法でワーキングエリア94の電極に接続される。さらに既知の方法で、誘電層96は、電極トラック102の一部分上に横たわるようにワーキングエリア94の周りに印刷され、メーター上の対応電極26との接続のためにトラックの端部を露出させる。層は、スクリーン印刷によって、インクとしてベース部材に適用される。各インク層の厚さは約10乃至20μmであり、メッシュは厚さ約59乃至67μmである。ワーキングエリア94は、誘電層96に達する非ワーキングエリア98よりも全厚が約100μm厚い。
【0029】
非ワーキングエリア部分の厚みを増加させるために、高浮彫りインク100が4本のストリップ状に印刷された。高浮彫りインクは、高浮彫りインク100が適用される非ワーキングエリアの全厚が、ワーキングエリア94のテストストリップの全厚よりもわずかに大きくなるような乾燥状態での厚さを有する。したがって、このようなテストストリップ8のスタックが形成され、また圧縮荷重がバネ14によってスタックにかかる場合、ワーキングエリア94は全圧縮荷重を負担しないであろう。テストエリアの擦り減りは、ワーキングエリアが非ワーキングエリアより分厚い従来のテストストリップと比較して軽減される。
【0030】
この実施形態は、ストリップ状に印刷された高浮彫りインクの使用を参照して記載されたが、この実施形態に制限されないことが理解されるであろう。インクは、連続的なブロックとして印刷することもできるし、所望であるならば、完全にワーキングエリアを囲むこともできる。高浮彫りインクの代替として、あるいはこれに加えて、非ワーキングエリアの厚みを増加させるために、例えばパッド或いはテープの適用、ベース層或いは中間層のエンボス加工、またはワーキングエリアから非ワーキングエリアへのメッシュ層の延長といった他の手段を提供することもできる。
【0031】
本発明は血糖濃度をテストするためのテスト装置を参照して記載されたが、本発明がこの適用に制限されないことが理解されるべきである。本発明は、テストストリップにおける適切な試薬の使用によって、流体中のいかなる検体の測定に使用されてもよい。このような試薬は当業者にとってはよく知られている。
【図面の簡単な説明】
【図1】
本発明によるテスト装置を操作する際のユーザの行動を示す。
【図2】
図1の装置の使用のためのカートリッジの組立て部品を示す。
【図3】
マガジン上のシールを開いた際のプッシャの作用を示す。
【図4】
テストストリップにおけるプッシャの作用を示す。
【図5】
プッシャを操作するためのメカニズムを示す。
【図6】
図1の装置の部品の分解図である。
【図7】
カートリッジが前進するメカニズムを示す分解概略図である。
【図8】
カートリッジの前進の段階を示す。
【図9】
違った段階でのカートリッジの前進メカニズムの部品を通した断面図を示す。
【図10】
マガジンが解放可能なように共に接続される、代わりの実施形態を示す。
【図11】
本発明の好ましい実施形態におけるテストストリップの平面図である。
(発明の背景)
(発明の技術分野)
本発明は、流体サンプル中の検体濃度を測定するためのテスト装置に関し、特に体液中の血糖あるいは他の検体を分析するためのテスト装置に関する。
【0002】
(従来技術の説明)
糖尿病患者は、血糖のレベルを決定するために定期的にそれらの血液のサンプルをテストする必要がある。そのようなテストの結果は、その時に糖尿病を治療するために必要とされる薬剤のレベルを決定するために使用することができる。1つの既知のタイプのシステムでは、使い捨て可能なセンサーが血液をテストするために使用される。そのセンサーは、典型的には電気信号を作るために血糖に反応する試薬物質が供給されるテストストリップの形態をとる。テストストリップ上の導電性トラックは、結果を表示する1つのメーターへ電気的信号を中継する。血液のサンプルがテストストリップに付着され、測定がなされた後、そのテストストリップは捨てられる。メーターにテストストリップの導電性トラックをつなぐために、テストの開始に先立って、テストストリップをセンサーホルダーに挿入する必要がある。センサーホルダーは、テストストリップの導電性トラックとの電気的な接触をもたらす、対応する電極を有している。カートリッジディスク上に複数のテストストリップが供給されるテスト装置が知られている。各ストリップはそれ自身のセンサースロットに収容されており、また、要求された時そのスロットからテストストリップを放出し、かつセンサーホルダーに自動的にそのテストストリップを配置するための手段が提供される。テストストリップ・ディスペンサを備えたテスト装置の例は、米国特許第5,660,791号、ヨーロッパ特許出願第0 732 590号、及びヨーロッパ特許出願第0 738 666号に記述されている。
【0003】
テストストリップの問題は、限られた保管寿命しか有していないことである。また、テストストリップを空気に晒すことは保管寿命をさらに短くする。空気に解放されたテストストリップは、概して約2〜3か月の保管寿命を持つ。しかし、空気から密閉されたテストストリップは、約6〜12か月の保管寿命を持つ。
【0004】
円筒状ハウジング中に使い捨て可能なテスト要素のスタックを提供することが、WO94/105582号に提案されており、そのスタックは液耐シールを形成するテスト・ステーションの方へ押し進められる。 DE196 39 2262 A1には、テストストリップを収容した複数のチャンバーを有するカートリッジをもつテスト装置の提供が提案されている。各チャンバーは、内部のストリップの保管寿命を保持するために個々に密閉されている。必要なときに、ユーザは各チャンバーのシールを取り除き、また、タイミング回路はユーザによって或いはカートリッジがその装置へ押し込まれたときに起動される。セットされた期間が経過した後、アラームあるいは他の表示が、ストリップを使用するための期間が経過したことをユーザに指摘する。
改善されたテスト装置を提供することが、本発明の目的である。
【0005】
(発明の要約)
本発明の1つの側面によれば、付着される流体中の検体の濃度をテストするためのテスト装置が提供される。この装置は、
a)少なくとも1つのスタック中に配置される複数のテスト部材であって、該テスト部材のそれぞれが、付着される流体中の検体の濃度に反応して電気信号を作るための試薬手段を有し、該テスト部材のそれぞれが、前記電気信号を伝送するための複数の導電性トラックを有している、前記テスト部材と、
b)噛み合い位置でテスト部材上の電極トラックと噛み合うために配置された電極を内部に有するハウジングと、
c)前記電極に接続され前記ハウジング内に少なくとも部分的に配置されたメーターであって、出力信号を作るための電子工学的手段を有し、この出力信号は前記テスト部材が前記電極と噛み合ったときにそのテスト部材からの電気信号に依って生じる、前記メーターと、
d)1つのテスト部材を前記スタックから前記噛み合い位置へ押すために適合したプッシャであって、この噛み合い位置で前記テスト部材は前記電極と噛み合い、前記テスト部材は流体が付着されるために前記噛み合い位置に接近する、前記プッシャと、
e)前記プッシャに動作可能に接続された作動部材であって、前記プッシャを動かすためにユーザに操作可能とされている、前記作動部材と、
f)湿気を通さないシールによって最初に密閉されたマガジンに入れられたテスト部材の特定の或いは個々のスタックと、
g)前記マガジンから最初のテスト部材が使用されるときに、前記シールを破り、前記テスト部材が前記プッシャによって前記マガジンから押されるのを可能にする手段と、からなる。
【0006】
装置は使い捨てでもよく、また全てのテスト部材において前もって装着されていてもよい。最終組立ての時点において、テスト部材、メーター・キャリブレーション定数、保管寿命情報、及び測定のユニットは、適切な方法、例えば双方向RS232バスでメーター内へダウンロードすることもできる。
このことは、装置内で用いられるテスト部材の特定のバッチに、各メーターが独自にマッチすることもできるという長所を有する。メーターと関連するテスト部材は、単一ユニットとして高品質で制御することができ、従来のメーターにおけるように、ユーザがキャリブレーションデータを入力する必要性を取り除くことにより、この機能でのユーザによるエラーを排除することができる。
【0007】
ソフトウェアは、全体的に保管寿命の過ぎた部品で装置が使用されるのを防止することができ、また、開封されたマガジンからのテスト部材が、その特定の保管寿命を過ぎて使用されることを防止するためにプログラムすることもできる。
【0008】
最初のテスト部材が用いられる時にのみ、マガジン上のシールが自動的に破られるので、各スタックの保管寿命は最大限にされ、またユーザは、装置を操作すること以外の処理を行うことは要求されない。
【0009】
テスト部材は、典型的には細長いテストストリップであり、また本発明は、そのようなテストストリップを参照して記載される。しかしながら、テスト部材を任意の希望の形態及び外形にすることができることは理解されるであろう。
【0010】
好ましい実施形態では、複数のマガジンが移動可能なカートリッジに備えられる。使用のためにマガジン内のテストストリップが必要になるまで、各マガジンは密閉され、カートリッジは、使用のための位置へマガジンを持ってくるように移動し、そしてシールが破られる。このプロセスは好ましくは自動化され、ユーザ入力を必要としない。それぞれ所望の数のテストストリップを含んだ、任意の数のマガジンが用いられる。装置が、廃棄されるまでに100回の読み取りのために使用できるように、例えば、各マガジンに20のテストストリップを設け、このマガジンを5つ設けることもできる。
【0011】
例えば作動部材は、直接あるいは間接的に、プッシャに機械的にリンクさせることもでき、あるいは作動部材は、例えばプッシャを駆動する電機モーターを作動させることにより、電気的にリンクさせることもできる。好ましい実施形態では、作動部材は、ユーザによって押されるプランジャを含む。プランジャは別の部材、特にカム面を有するスライド部材を介して、プッシャに作用することもできる。他の多くの適切な装置を用いることができることが認識される。
【0012】
シールは、テストストリップが押し出されることを可能とするために、マガジンが通り過ぎるそばの刃によって該シールの一方の側で破られる。プッシャが最初にシールを切断すると共に上端のテストストリップを前記噛み合い位置へ押し出すために、シールはプッシャの先端の1つあるいはそれ以上の切断面によって上面に沿って、該シールの他方の側で破られてもよい。
しかしながら、プッシャはまた、別個の刃を必要とすることなく、テストストリップにシールを通過させることが可能である。このことを容易にするために、テストストリップが通過するシールの範囲は、弱く壊れやすいラインを備えることもできる。
【0013】
好ましい実施形態において、各テストストリップは、試薬手段を含み流体が付着されるワーキングエリアと、このワーキングエリアに隣接する非ワーキングエリアとを有するベース部材からなり、非ワーキングエリアの少なくとも一部分のテスト部材の全厚が、ワーキングエリアのテスト部材の全厚と少なくとも同じであることを特徴とする。
【0014】
非ワーキングエリアを、少なくともワーキングエリアと同じ厚さにすることにより、スタック中のワーキングエリアの擦り減りあるいは磨耗を軽減することができる。更に、もし圧縮荷重がそのテスト部材のスタックにかかるならば、圧縮荷重をより広いエリアに広げることもでき、その結果ワーキングエリアへの圧縮ダメージの可能性を軽減することもできる。
【0015】
好ましい実施形態において、非ワーキングエリアの少なくとも一部分の全厚は、ワーキングエリアの全厚より大きい。このことは、擦り減りあるいは磨耗によるスタック内のワーキングエリアへのダメージの可能性を更に減少する。厚さの違いは、好ましくは1乃至20μmであり、特に5μm乃至10μmが好ましい。
【0016】
ワーキングエリアを築くために、典型的には適用段階中のキュアリングあるいは乾燥段階を経た、例えばスクリーン印刷によって、複数の層が連続的に基礎層に適用される。印刷される層は、典型的に電極パターン、試薬層、及びメッシュ層(付着される流体を広げるため)を含む。これら層の適用の結果、従来の電気化学のテストストリップのワーキングエリアは、典型的には、非ワーキングエリアよりも約100μm厚く、電極トラック及び典型的には誘電層を含む。100本のテストストリップのスタックは、従ってワーキングエリアにおいて非ワーキングエリアよりも約10mm厚い。
本発明に沿ったテストストリップにおいては、非ワーキングエリアの少なくとも一部分は、任意の適した手段により、より厚く作ることができる。適切な手段には、例えば浮き彫りインクの印刷、パッド或いはテープの適用、基礎層或いは中間層のエンボス加工、或いはワーキングエリアからのメッシュ層の延長が含まれる。
【0017】
本発明の更なる目的及び利点は、以下の記載により明らかとなる。
【0018】
(詳細な記載)
本発明は更に、添付の図面の例にを通して記載される。
図1に示されるテスト装置は、この例ではLCDを備えたメーターである可視ディスプレイ4を収容するハウジング2からなる。プランジャ6は使用のために、キャッチを操作する解放ボタンをユーザが押すことにより解放される。図1aは、ユーザが解放ボタンを右の人差し指で押し下げた後の装置を示す。
血糖濃度の読み取りを行うために、ユーザは、プランジャ6を中間の位置まで部分的に押し込み、血液のサンプルを受け取るためにテストストリップが現れるようにする(図1b)。血液がテストストリップに付着されれば、読み取り値がディスプレイ4に示される(図1c)。
プランジャ6がキャッチに再び噛み合うように、プランジャ6はユーザによって完全に押し込まれ、テストストリップは排出される。装置は次に別の読み取りを行うために準備される。図1dは、テストストリップが排出された後であってユーザがプランジャ6を解放するために再び解放ボタンを押した後の装置を示す。
このプロセスに含まれるいくつものメカニズムが、以下に記載される。
【0019】
図2に示されるように、テストストリップ8のスタックがマガジン10内に取り付けられ、このテストストリップ8は順に、カートリッジ12内の空隙74に取り付けられる。
この例において、5個の空隙74があり、各空隙は、この例ではらせん状のバネであるバネ手段14を収容している。
各空隙は、プッシャ16によって押されるテストストリップ8が通り抜ける開口部18を有する。バネは、一番上のストリップがプッシャ16に噛み合うように、テストストリップ8のスタックを上方へ押し上げる。
ホイルシール20は、マガジン10を収容する空隙74を密閉する。ホイルシール20にスリットを入れることが、図3を参照して以下に記載され、この図はプッシャ16の前進移動をも示している。
【0020】
カートリッジ12の前進は、このカートリッジ12が、テスト装置のハウジング2に備え付けられた刃22を通って動くするようにする。刃22は、テストストリップ8が押されることにより、ホイルシール22の一端にスリットを作る。プッシャ16は、図3の(1)から(5)に示されるように、空隙74の一端から他端へ動かされる。
プッシャ16が移動するにつれて、プッシャ16の先端の切断面24はホイルシール20を切断し、最上層のテストストリップ8を、開口部18を通じてテスト読み取りが行なわれるテストポジション(4)(図1bに示される図に対応する)に押し出す。プランジャ6を完全に押し込むことで、プッシャ16は更に開口部18の方へ移動し、テストストリップ8を排出する。
以下の図で、明確にするためにシール20は省略される。
【0021】
図4を参照するとメカニズムは、図4aの位置からのプッシャ16の移動が、最初にテストストリップ8をハウジングから押し出し、次にプッシャ16のヘッド28の上から、メーターの電極26がテストストリップ8の電極トラックに噛み合うように該電極26を圧迫するように示される(図4b)。読み取りがなされた後、プッシャ16(図4c)のさらなる前進は、電極26を越えるところにヘッド28を持って行き、電極26をテストストリップ8から離し、プッシャ16にテストストリップを排出させる。
【0022】
プッシャ16を前進させるメカニズムは図5で例示される。図5で示される組立部品は、プランジャ6に動作可能に接続されるスライダー32を含む。スライダー32は、溝プレート34を受容するシャシートップ36にスライド可能なように搭載される。溝プレート34は、スライダー32のバネ式つめ部材52を受容する溝を有し、その機能は後ほど記載される。さらにスライダー32には、ラチェットホイール40と噛み合うラチェット・ドライバー44がまた提供され、その動作は後ほど記載される。ラチェット・ドライバー・ガイド38はハウジングベース42に配設される。背面のハウジング部材46(及び正面ハウジング部材64−図6)は、カートリッジ・トラックを有し、カートリッジ12は、このカートリッジ・トラックに沿って移動することができる。図5aで示されるスタート位置において、ユーザは矢印30で示される解放ボタン(図示されず)を押す。これにより、スライダー32上のキャッチ58(図6)が解放される。バネ60(図6)は、プランジャ6及びスライダー32を図5bの大きな矢印の方向に押す。スライダー32は、プッシャ16が内部に受容されるホッケースティック形の溝31を有する。スライダー32が移動するにつれて、この溝は、プッシャ16を図5bで示される小さな矢印50の方向に移動させる。移動が終わる6mm手前で、プッシャ16はカートリッジ12から移動させられる。移動の最後の6mmで、ラチェット・ドライバー44は、1つの位置でラチェットホイールをインデックスし、最初のマガジン10上のホイル20が一端で破れるように、カートリッジ12を前進させる。その後ユーザは、中間位置(図5c)へスライダー32を押し、これを行うことによって、プッシャ16は逆行し、その切断面が上記に記述されるようにホイルを切断し、最上部のテストストリップをハウジング2から押し出す。スライダー32は、バネ式つめ部材52の噛み合いによって、溝プレート34の溝の中間位置に保持される。つめ部材52及び溝プレート34は、1つのテスト・サイクルの間に溝のまわりで循環するつめ部材52で、ボールペンが前進及び後退するようなメカニズムで作動する。読み取りがなされた後、プランジャ6はユーザによって完全に押し込まれ(図5d)、図5aで示される位置へスライダーを戻し、プッシャはテスト・ストリップ8を排出する。次のテスト読み取りが要求されるまで、スライダー32は適所に保持される。図6は、カートリッジ駆動バネ68を有するシャシー・カートリッジ端部70を含んだ構成要素のいくつかを、より明白に示す。プッシャ「パーキング・スロット」プラグ56は背面のハウジング部材46に取り付けられ、ここにおいてプッシャ16は、カートリッジの移動を許容するために、カートリッジ12から離して保たれる。随意的なセンサー排出スロット・プラグ66は、正面のハウジング部材64に提供される。PCB54はメーター電子工学を提供する。テスト装置が最初に使用されるとき、及びマガジンが最初に開かれるとき、PCB上のマイクロプロセッサはタイマー計算を開始特定し、これにより、マガジンがその推奨期限を超過するとき或いは結果的に全てのマガジンがその保管寿命を超過したときをディスプレイ4は表示する。
【0023】
図7は、展開図として、半断面のカートリッジでのカートリッジ前進メカニズムを示す。カートリッジ12は、矢印72の方向にバネ68によって押し出される。カートリッジ12の下に、複数のカートリッジ・ロケーションペグ76が設けられ、これらはマガジンの幅(つまりマガジン10の中心線間の距離)の分、間隔を置かれる。カートリッジ12の正面リップ上に、各空隙74のためのペグ76、及び付加的誘導ペグがある。ラチェットホイール40は、カートリッジ・ロケーションペグ76がカートリッジ12の前進に従って通過するために、キー溝78をその上に有する。ラチェットホイールは、爪62と連動して、図7に示される右回りの方向にラチェットホイール40を駆動するラチェット・ドライバー44によって駆動される。ラチェット・ドライバー44は、両方向(80)に往復運動するが、矢印82によって示された方向にのみ跳ねる。カートリッジ最終停止部材84は、ハウジングベース42の端部に近接して設けられる。
【0024】
カートリッジ12の各前進の後、マガジン中のテストストリップが使い果たされるまでカートリッジは静止したままである。このポイントにおいて、カートリッジ12はマガジンの幅の分前進する。カートリッジ12の前進を制御するためのメカニズムは、図8及び図9を参照して記載される。図8aで示される位置からスタートする時、ラチェット・メカニズムは、使用の準備ができた待機位置にある。作動中のマガジン12の中心線86は、ラチェットホイール40のキー溝にある。ユーザは解放ボタンを押し、ラチェット・ドライバー44は跳ね方向(矢印で示される‐図8b)に移動する。ラチェット・ドライバー44はラチェットホイールと噛み合い(図8c)、ラチェットホイールを回転させるか或いは1つの場所(矢印で示される‐図8d)にインデックスする。図8dから図8hは、カートリッジの前進の一連を示す。図8eに示される位置から図8fに示される位置へラチェットホイール40が前進するにつれて、カートリッジ12の一番前にある2つのロケーションペグ76は、キー溝78を通って前進するために解放される。図8fで最も左にあるロケーションペグ76は、、キー溝を出る間に、キー溝78の勾配表面に対して作用する。これにより、第2のロケーションペグ76がラチェットホイールの中心に移動される間に、1つの場所の分だけラチェットホイール40が回転する(図8g)。ポイント88でラチェットホイール40の回転は、接近するロケーションペグに対してしっかりした停止壁を提供する。図8hに示される位置では、カートリッジは1つのマガジン幅の分前進し、作動中の新しいマガジンの後ろにあるマガジンのロケーションペグ76はラチェットホイール停止壁にぶつかって静止し、使用の準備のできた次のマガジンを位置合わせする。
【0025】
製造中にカートリッジ12がハウジングに搭載される場合、前方のロケーションペグ76はキー溝78に位置し、ラチェットホイール40は、ラチェットホイールが最初にインデックスされ、一番前にあるマガジン10が上記されるように前進させられ、シールが刃22によって切断されるように位置付けられる。
【0026】
1つのマガジンに20のテストストリップがあり、ラチェットホイールには20の歯があるので、ラチェットホイールは完全な(360°の)回転の間にカートリッジを一回だけ前進させるように構成される。図8i及び図9aは、位置10(180°回転)のラチェットホイールで、どのようにしてカートリッジ12が早まった前進を防止するのかを示す。カートリッジ・ロケーションペグ76は、不正な位置及び誤った位置合わせでラチェット・キー溝78に入ることが防止される。カートリッジ・ベース90及びロケーションペグ76は、明瞭さのために、図9a及び図9bにおいてラチェットホイールから分離して示される。位置11(図8j及び9b)のラチェットホイールで、ロケーションペグ76はまた、ラチェット・キー溝78と誤って位置合わせされ、カートリッジは前進しない。
【0027】
代替となる実施形態が図10に関して示される。ここでは、マガジンは解放可能なように共に接続され、この例では蟻継ジョイント(図10b)で接続される。使用されたマガジン10は、ハウジングの開口部から突き出し、ユーザによって除去することができる。図10aは、使用されたマガジンが、その隣からスライドする前(上図)、及び後(下図)の平面図を示す。この実施形態でハウジングは、使用されたマガジンを収容する必要はないので、より小さくすることができる。
【0028】
図11で示されるテストストリップ8は、平面的なベース部材92を含み、この例では、ポリマー(ブチレン・テレフタレート)(PBT)(Valox(登録商標)GEプラスチック社のFR−1)である。ストリップは、30mm x5.5mm で0.5mmの厚さである。ワーキングエリア94は従来の構造であり、複数の電極、電極と緊密に接触する試薬層、及びワーキングエリア上で受け取られる流体滴を広げるためのメッシュ層からなる。テストストリップの非ワーキングエリア98における例えば炭素で出来た電極トラック102は、既知の方法でワーキングエリア94の電極に接続される。さらに既知の方法で、誘電層96は、電極トラック102の一部分上に横たわるようにワーキングエリア94の周りに印刷され、メーター上の対応電極26との接続のためにトラックの端部を露出させる。層は、スクリーン印刷によって、インクとしてベース部材に適用される。各インク層の厚さは約10乃至20μmであり、メッシュは厚さ約59乃至67μmである。ワーキングエリア94は、誘電層96に達する非ワーキングエリア98よりも全厚が約100μm厚い。
【0029】
非ワーキングエリア部分の厚みを増加させるために、高浮彫りインク100が4本のストリップ状に印刷された。高浮彫りインクは、高浮彫りインク100が適用される非ワーキングエリアの全厚が、ワーキングエリア94のテストストリップの全厚よりもわずかに大きくなるような乾燥状態での厚さを有する。したがって、このようなテストストリップ8のスタックが形成され、また圧縮荷重がバネ14によってスタックにかかる場合、ワーキングエリア94は全圧縮荷重を負担しないであろう。テストエリアの擦り減りは、ワーキングエリアが非ワーキングエリアより分厚い従来のテストストリップと比較して軽減される。
【0030】
この実施形態は、ストリップ状に印刷された高浮彫りインクの使用を参照して記載されたが、この実施形態に制限されないことが理解されるであろう。インクは、連続的なブロックとして印刷することもできるし、所望であるならば、完全にワーキングエリアを囲むこともできる。高浮彫りインクの代替として、あるいはこれに加えて、非ワーキングエリアの厚みを増加させるために、例えばパッド或いはテープの適用、ベース層或いは中間層のエンボス加工、またはワーキングエリアから非ワーキングエリアへのメッシュ層の延長といった他の手段を提供することもできる。
【0031】
本発明は血糖濃度をテストするためのテスト装置を参照して記載されたが、本発明がこの適用に制限されないことが理解されるべきである。本発明は、テストストリップにおける適切な試薬の使用によって、流体中のいかなる検体の測定に使用されてもよい。このような試薬は当業者にとってはよく知られている。
【図面の簡単な説明】
【図1】
本発明によるテスト装置を操作する際のユーザの行動を示す。
【図2】
図1の装置の使用のためのカートリッジの組立て部品を示す。
【図3】
マガジン上のシールを開いた際のプッシャの作用を示す。
【図4】
テストストリップにおけるプッシャの作用を示す。
【図5】
プッシャを操作するためのメカニズムを示す。
【図6】
図1の装置の部品の分解図である。
【図7】
カートリッジが前進するメカニズムを示す分解概略図である。
【図8】
カートリッジの前進の段階を示す。
【図9】
違った段階でのカートリッジの前進メカニズムの部品を通した断面図を示す。
【図10】
マガジンが解放可能なように共に接続される、代わりの実施形態を示す。
【図11】
本発明の好ましい実施形態におけるテストストリップの平面図である。
Claims (19)
- 付着される流体中の検体濃度をテストするためのテスト装置であって、
a)少なくとも1つのスタック中に配置される複数のテスト部材であって、該テスト部材のそれぞれが、付着される流体中の検体濃度に反応して電気信号を作るための試薬手段を有し、該テスト部材のそれぞれが、前記電気信号を伝送するための複数の電極トラックを有している、前記テスト部材と、
b)噛み合い位置でテスト部材上の電極トラックと噛み合うために配置された電極を内部に有するハウジングと、
c)前記電極に接続され前記ハウジング内に少なくとも部分的に配置されたメーターであって、出力信号を作るための電子工学的手段を有し、この出力信号は前記テスト部材が前記電極と噛み合ったときにそのテスト部材からの電気信号に依って生じる、前記メーターと、
d)1つのテスト部材を前記スタックから前記噛み合い位置へ押すために適合したプッシャであって、この噛み合い位置で前記テスト部材は前記電極と噛み合い、前記テスト部材は流体が付着されるために前記噛み合い位置に接近する、前記プッシャと、
e)前記プッシャに動作可能に接続された作動部材であって、前記プッシャを動かすためにユーザに操作可能とされている、前記作動部材と、
f)湿気を通さないシールによって最初に密閉されたマガジンに入れられたテスト部材の特定の或いは個々のスタックと、
g)前記マガジンから最初のテスト部材が使用されるときに、前記シールを破り、前記テスト部材が前記プッシャによって前記マガジンから押されるのを可能にする手段と、
からなるテスト装置。 - 前記テスト部材が複数のスタック中に配置され、各スタックが、湿気を通さないシールによって最初に密閉されたマガジンに入れられており、このマガジンは、前記プッシャが前記シールを破って前記テスト部材を押すことができる位置に、前記テスト部材が順に到達できるように動くことができることを特徴とする、請求項1に記載の装置。
- テスト部材が前記噛み合い位置にある時、前記作動部材の操作が前記プッシャを前記電極に噛み合わせ、該電極を前記テスト部材上の電極トラックに接触させることを特徴とする請求項1又は請求項2の装置。
- 前記作動部材の更なる動作により、前記プッシャが1つのテスト部材を前記噛み合い位置から押し出し、前記ハウジングから該テスト部材を排出させることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の装置。
- 前記プッシャに押された時に前記テスト部材が通過できるスリットを形成するために、シールを切断するための刃手段が前記ハウジング内に設けられることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の装置。
- 前記刃が固定され、マガジンが移動する時にスリットが切り込まれるように、該マガジンが移動可能なことを特徴とする請求項5の装置。
- 前記プッシャが、ホイル状の前記シールを切断するための少なくとも1つの切断面を持つことを特徴とする請求項1の装置。
- 前記ホイルシールは、テスト部材が通過する位置に弱く壊れやすいラインを有し、テストストリップが前記プッシャによって前記弱いラインに対して押し進められた時に、前記ホイルが破れ、前記テスト部材の通過を可能とすることを特徴とする請求項7の装置。
- 前記カートリッジは、キー溝を内部に有するラチェットホイールの方にバネ手段によって押し進められ、前記カートリッジは、前記キー溝内に位置取りするための間隔を置いた複数のロケーションペグと、前記ラチェットホイールが定められた方向にある時に、そのロケーションペグの進入のみを可能とするラチェットホイールを備えていることを特徴とする請求項2の装置。
- 前記作動部材の動作が、前記ラチェットホイールをインデックスすることを特徴とする請求項9の装置。
- 前記プッシャを運ぶカム面を提供する斜めのスロットを内部に有するスライド部材を更に含み、該スライド部材の第1方向への移動が前記プッシャの第2方向への移動を生じさせる請求項1乃至10のいずれかに記載の装置。
- 前記シールの方へ前記テスト部材のスタックを付勢するバネ手段を更に含む請求項1乃至11のいずれかに記載の装置。
- 前記テスト部材が前記噛み合い位置にある時に前記プッシャを解放可能に留める手段を更に含む請求項1乃至12のいずれかに記載の装置。
- 予め設定された時刻に或いはマガジンが最初に開かれた時にタイマーを開始するためのプロセッサ及び手段を更に含み、前記プロセッサは、作動中のマガジンがその保管寿命を超過している場合、若しくは未開封のマガジンがその保管寿命を超過している場合に、視覚可能な警告或いはメッセージを提供するようにプログラムされている請求項1乃至13のいずれかに記載の装置。
- テストされる検体が糖であり、付着される流体が血液であることを特徴とする請求項1乃至14のいずれかに記載のテスト装置。
- 前記マガジンが解放可能に共に接続され、前記ハウジングが、作動中のマガジンが突き出る開口部を有することを特徴とする請求項2記載の装置。
- 特定の或いは個々のスタック中の各テスト部材が、流体が付着され、試薬手段を含むワーキングエリアと、ワーキングエリアに近接する非ワーキングエリアとを有するベース部材からなり、前記非ワーキングエリアの少なくとも一部分のテスト部材の全厚が、前記ワーキングエリアのテスト部材の全厚と少なくとも同じであることを特徴とする請求項1乃至16のいずれかに記載のテスト装置。
- 前記非ワーキングエリアの少なくとも一部分のテスト部材の全厚が、前記ワーキングエリアのテスト部材の全厚よりも大きいことを特徴とする請求項17記載のテスト装置。
- 付着される流体中の検体濃度をテストするためのテスト装置であって、図面を参照して或いは図面に示されるように実質的にここに記載されるテスト装置。
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